3Rってなに?

 3R(スリーアール)とは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字です。限りある資源を大切にし、ごみの環境への悪影響を減らすキーワードです。3Rは、取り組む順番も重要であり、リデュース、リユース、リサイクルの順に環境負荷が大きくなります。まずは「リデュース」から実践してみましょう!

 

(1) Reduce(リデュース)・・・なるべくごみをださない

 リデュースとは、「減らす、少なくする」という意味で、ごみになるものを減らすことを指します。普段の暮らしの中のちょっとした心がけが、リデュースにつながります。

<具体例>

・買い物はマイバッグを持参して、レジ袋を減らす

・お出かけにはマイボトルを持参し、使い捨て容器の購入を控える

・使い捨て商品の使用を控えたり、詰め替え用品を使う

・生ごみの水切り、生ごみ処理機による堆肥化を行う

・食べ物は残さず食べる、食べきれる分だけ買う、作る、など

シャンプーを使い捨ての容器と詰替えパックで比べると
shampoo

ごみの量は計算で5分の1になります。例えば、2カ月に1回詰め替えを行うと1年間で、50g-10g=40g×6ヵ月=240gの減量できます。
仮に管内の82,756全世帯※が取り組んだ場合、単純計算で年間約20tの減量につながります。

※令和3年4月1日現在 久喜市67,488世帯、宮代町15,268世帯で計算

 

(2) Reuse(リユース)・・・くりかえし使う

 リユースとは、「一度使ったものを繰り返し使う」という意味で、自分ではもう必要ないと思うものでも、必要としている人がいるかもしれません。また、別の使い道も考えてみましょう。

<具体例>

・壊れたものは修理して大切に使う(電化製品、自転車など)

・必要としている人に譲る、フリーマーケット(フリマアプリを含む)やリサイクルショップを利用する

・別の使い方を工夫する(着られなくなった服や布は雑巾に。マイバッグも作れます)

修理を依頼する
reuse1
不要になったものはフリーマーケットやリサイクルショップへ
reuse

 

(3) Recycle(リサイクル)・・・再び資源として利用する

 リサイクルとは、「再び資源として利用する」という意味で、正しく分別すれば、資源として再び有効利用されます。

<具体例>

・資源の分別をする

・地域の資源集団回収に協力する

・お店の店頭回収を利用する

・再生品(リサイクルマークの入った製品)を選ぶ・買う

資源集団回収では紙類、布・衣類等の回収をおこなっています

 

 

紙類
紙類
布・衣類
布・衣類

 

お店の店頭回収の一覧はこちら

 

3Rは持続可能な社会の実現のためにできる最も身近な取り組みの一つです。私たち一人ひとりが3Rを意識することで、家庭でもすぐ行動に移すことができます。