平成15年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第12日

 
平成15年3月28日(金曜日)
 議 事 日 程 (第2号)
 
 1 開  議
 2 提出議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長あいさつ
 5 管理者あいさつ
 6 閉  議
 7 閉  会

午前8時59分開議
 出席議員(20名)
     1番   福  垣  令  由  君      2番   新  井  勝  行  君
     3番   木  下     篤  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   角  野  由 紀 子  君      6番   松  村  茂  夫  君
     7番   神  田  政  夫  君      8番   木  村  晟  一  君
     9番   林     恭  護  君     10番   加  納  好  子  君
    11番   赤  塚  綾  夫  君     12番   小 河 原     都  君
    13番   岡  崎  克  巳  君     14番   角  田  礼  子  君
    15番   岸     輝  美  君     16番   原     進  一  君
    17番   野  口  秀  雄  君     18番   野  口  秀  夫  君
    19番   猪  股  和  雄  君     20番   榎  本  和  男  君
 
 欠席議員(なし)
 
 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君    副管理者   榊  原  一  雄  君
   収 入 役   樋  口  純  一  君    参  与   浅  子  秀  夫  君
   参  与   柴  崎  勝  巳  君    参  与   加  藤  尚  也  君
   参  与   篠  原  敏  雄  君    参  与   須  藤  三 千 夫  君
   参  与   中  村     修  君    事務局長   中  村  恭  三  君
   総務課長   岡  村  和  男  君    業務課長   諏  訪  信  雄  君
   総務課長                    業務課長
          石  井  信  幸  君           伊  東  雅  夫  君
   補  佐                    補  佐
   業務課長
          野  本  俊  男  君    施設係長   内  田  久  則  君
   補  佐
 
 本会議に出席した事務局職員
   係  長   金  井     誠       書  記   小  林  登 茂 子
   書  記   赤  羽  貴  裕                           

 
    ◎開議の宣告                          (午前 8時59分)
議長(榎本和男君) ただいまの出席議員は20名でございます。
 定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
 
                                           
 
    ◎提出議案に対する質疑
議長(榎本和男君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
 まず、議案第2号 平成15年度久喜宮代衛生組合一般会計予算に対する質疑をお受けいたします。
 なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
 まず、歳入からお受けいたします。
 最初に、猪股議員お願いいたします。
                 〔19番 猪股和雄君登壇〕
19番(猪股和雄君) おはようございます。
 一般会計予算につきまして、歳入について質問いたします。毎年聞いていることですけれども、最初に多量排出事業者、上位10社の13年度、14年度の実績とその増減についてお示しください。
 それから、10社以外で5トン以上ふえた事業所についてもお願いいたします。
 それから、各事業所からの減量計画書の提出、その集計と実績はどうなっているかということですね。全体と個々の事業所についてどのように分析しているかについてもお示しください。
 それから、15年度の、つまり各事業所から14年度計画書が出されて、実績がどうであって、それが15年度に向けては事業系ごみの減量見通しをどのように持っていらっしゃるか、お伺いをいたします。
 それから、具体的な数字の問題ですが、5ページ、6ページで、塵芥処理手数料が若干ですが現年度分が減額になってきています。この理由と積算についてお伺いいたします。
 それから、その下、粗大ごみ処理手数料、これが昨年度予算費で見ますと5割ほどの増額になっているのですけれども、その理由と積算についてお示しください。
 以上です。
議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所の上位10社の平成13年度と14年度の実績、それから増減ですけれども、平成14年度につきましては、今年2月までの実績で14年度の排出量を予測して、14年度として計算しております。最初に言いますのが13年度の実績、後からが14年度の実績を言わせていただきます。
 1番、スーパーマーケットなのですけれども、252トンから329トン、77トンの増となっております。2番、病院ですけれども、168トンから165トン、マイナス3トンとなっております。3番、学校ですけれども、130トンから138トン、8トンの増となっております。4番、民間の駅ですけれども、84トンから31トン、マイナス53トンとなっております。5番、スーパーマーケットですけれども、78トンから64トン、マイナス14トンとなっております。6番、同じくスーパーマーケットですけれども、76トンから78トン、2トンの増となっております。7番、老人福祉施設ですけれども、66トンから78トン、12トンの増となっております。8番、病院ですけれども、61トンから59トン、2トンの減となっております。それから、9番、スーパーマーケットですけれども、54トンから58トン、4トンの増となっております。10番、ディスカウントストアですけれども、47トンから136トン、89トンの増となっております。
 上位10事業者の合計でいいますと、平成13年度実績が1,016トン、14年度の予測の実績が1,136トン、プラス120トンの増となっております。
 それから、上位10事業所以外で5トン以上増加した事業者につきましては、3事業所であります。この3事業所すべて外食産業系のところでございます。
 それから、多量排出事業所49事業所のうち増加した事業所が25、減量した事業所が24事業所となっております。49事業所の前年の比較では、平成13年度が1,964トン、平成14年度の予測量が2,079トンとなりまして、115トンの増となっております。この中で増加量の多い2事業所で166トンの増となっております。
 それから、各事業所からの減量計画書と集計の実績、それから全体個々の事業所につきましての見通しにつきましては、平成14年度の多量排出事業所、これは減量計画書ですけれども、49事業所すべてから提出されております。平成14年度の排出予測量で比較しますと、計画書よりも減量した事業所が14事業所、計画が達成できなかった事業所が35事業所になっております。49事業所の計画量1,776トン、排出予測量が2,079トンとなりまして、計画量に対して排出予測量が303トン上回っております。減量計画書につきましては、おおむね前年の実績に対しまして平均約1割前後、中には半分とかいうそういう事業所もありますけれども、1割前後減量した計画書となって出てくることが多いのですけれども、この中で計画量を大幅に超えた事業所、それが4事業所あります。この4事業所で計画量を243トン超えております。このうち2事業所につきましては、1事業所が店舗の改装、そういうことをやっているので、むだが出ているということでございます。
 もう一つのふえた事業所が生鮮食品、これらを開始しましたところ、仕入れとかそういうものがなれなかったので、廃棄物が多量に出たということでございます。もう1事業所につきましては、9割以上の減量目標として出されまして、それが減量にはかなり減量はしたのですけれども、そこまで至らなかった理由です。もう一つの事業所につきましては、今年初めて多量排出事業所になりまして、計画そのものがうまく立てられなかったということでございます。
 次に、事業系ごみの減量の見通しといいますか、先ほど言いましたけれども、前年に対して1割強とか何かの減量の計画書で出ております。今年の実績を見ますと、実績量と前年の実績と減量の実績を見ますと、ほとんど多量に4事業所がかなりオーバーしましたけれども、その他の事業所につきましては、前年並みか幾らか微増という関係でございますので、平成15年度の見通しにつきましても、今結構市内に規模の大きな店舗等、そういうものが結構オープンしていますので、事業所全体で見ますと横ばいか幾らか微増、そういうものになると考えております。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 続きまして、歳入の6ページ、Bでございます。塵芥処理手数料減額の理由と積算、粗大ごみ処理手数料5割増しの理由と積算についてお答えいたします。
 塵芥処理手数料減額の理由として積算してございますが、現年度分の塵芥処理手数料のうち定額制、従量制、窓口に分けまして積算してございます。そのうち主に定額制事業所が減少したものでございます。その積算でございますが、定額制の方が500戸掛ける2,200円ですね。6期分ございまして、それに99%を掛けてございます。これは前年よりも50戸減少したことになります。従量制でございますが、300戸掛けます2万円掛ける6期掛ける99%です。窓口が80万円の6期分ということで積算してございます。
 続きまして、粗大ごみ処理手数料、5割増しの理由の積算でございますが、平成14年度の粗大ごみ処理券の販売状況を参考にしまして、平成15年度の粗大ごみ処理券の枚数を1万2,400枚と見込みまして、予算を計上させていただいたところでございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 猪股議員。
                 〔19番 猪股和雄君登壇〕
19番(猪股和雄君) 再質問いたします。
 最初に、10事業所を言っていただいたのですが、今までは個別の事業者の名前も言ってもらっていたのですが、それは情報公開条例の関係がありますから、逆に出せなく、個人情報の関係、情報公開の関係があって、逆に出せなくなったと理解はするのですけれども、ではむしろ今までは遠慮していたのですが、これを表にして配っていただけませんでしょうか。議長さん、お願いします。個別の事業者の名前を入れたものではちょっとまずいと思うのですけれども、今答弁されたことだったら、表にして配って問題ないと思うのですが、お計らいをお願いします。
 それから、特にスーパー、それからディスカウントで非常にオーバーしたところが一番大きなところでは二つあるということですね。こういうところについて、これは実績を言ってもらったわけですから、実際は14年度ふえてしまったということで、結果ですからやむを得ないといえばやむを得ないのですけれども、それに対する減量指導、特に第1位のスーパーあたりは、自分たちの事業内部で処理のルートを持っているわけですよね。そういうところへ回していただく量をふやすとか、そういう具体的な指導というのはどのように行われているのか、教えてもらいたいと思うのです。
 それから、14年と、そして15年度と減量計画書が出てくるわけですけれども、その際にはその減量計画書そのものに対するチェック、ここのところはもっと減らせるはずだ、これはこんなに多くなるのはおかしいというような、そういうチェックをもうしていくべき時期だろうと思うのですよ。初めのころはそこまではなかなかできない。減量計画書を出してもらうことの方が先決、そこで1割でも2割でも減らす数字が出てくれば、それで受けていたわけですけれども、もうその中身についてのチェックをしていくべきだと思うですけれども、その点についてはご見解いかがでしょうか、お願いをいたします。
 それと、これ素朴な疑問なのですが、確かに店舗の改装があった、その結果として減量計画が達成できなかった。ふえてしまった。店舗の改装があったということが理由ではないわけですよね、本当はね。店舗の改装をしたその中で減量計画を貫けなかったということ、その貫けなかった理由がなぜなのか、それから店舗の改装したそのごみを、廃棄物を一遍に衛生組合へ持ってきたという、そこのところが問題だと私は思うのです。それについてはどう考えますでしょうか、お願いします。
 それからもう一つは、塵芥処理手数料の方ですけれども、積算は言ってもらいました。これは有料で引き取っているそのごみ処理、これ全体としてはごみ量が排出量が減少してくるというふうに考えていいのかどうか。
 それから、逆に粗大ごみの方ですけれども、これは大幅にごみ量がふえてきている、その実績を踏まえて、15年度は5割増しで予算を組んだということになるのか。その数字が変動になった、そのことをどのように考えるのか、ごみ量の問題としてはどのように考えたらいいのか、お願いします。
議長(榎本和男君) 猪俣議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所、2事業所、大幅にごみがふえたわけなのでございますけれども、このごみのふえたことにつきましては、昨年データをとってみましたところ、ふえてきているということで、電話等いたしまして、その事情、そういうものを聞いております。その中でごみがふえているということでお伝えしたところ、店舗の改装、これはしょっちゅうあっち持っていたりこっち持っていいたりしているものですから、むだが大幅に出るということで、ごみがふえていますということを申し上げたのですけれども、今事業所につきましては、できるだけ有価物、そういうものとか資源類なるものは、それらについてはそのように処理しているということなのですけれども、どうしても通常と違った販売方法を行うものですから、ごみがふえているということで、電話でもそういうやりとりはしております。また、減量もお願いしております。
 もう1事業所につきましても、急激にごみがふえていたものですから、そのときにその理由等それらを聞いております。そのときに生鮮食品初めて始めたものですから、仕入れの方法とかどのぐらい仕入れてどのぐらい販売できるか、そういう目安立てたのですけれども、的が大幅にずれて余りにもむだが出過ぎたと、これは事業所についても死活問題なので、できるだけそれらの仕入れ、それらのものについても今後シビアにやりまして、ごみはできるだけ出さないようにすると、事業所の利益にもつながるものですから、今後一生懸命それらのデータをとって、ごみを出さない、減量といいますか、むだを省くということの回答を得ておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) ご質問にお答えいたします。
 まず、手数料の関係でございますが、手数料につきましては定額制とか従量制、窓口がございまして、特にこの中の定額制が減っている傾向でございまして、全体といたしましてはふえる傾向にあるかと思います。ふえる傾向ないしは横ばい状態かと思います。
 次に、粗大ごみの関係でございますが、これがふえるかどうかということになると思いますが、粗大ごみの実際の傾向としましては、13年度は1万2,000個余りございました。そして、現在14年度の実績といたしましては、やはり1万2,400個に達する予定でございます。こういう傾向からいたしますと、横ばいないし増加の傾向にあると考えております。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 猪俣議員。
                 〔19番 猪股和雄君登壇〕
19番(猪股和雄君) 一つご答弁いただかなかったかと思うのですが、減量計画書に対してのチェックをどのようにしていくのか。減量計画書を事業所が出してきた数字に対して、これは多過ぎるとか、もっと減らせとか、そういうような具体的なチェック、指導をどのようにしていくのか、お願いをいたします。
 それからもう一つは、多量排出事業所、大型店の進出というのは、これからだんだん出てきます。これらもあったし、これからもどんどんふえてきますよね。現にこの15年度末ぐらいには後半には久喜市の青葉の近く、青毛に非常な大型店が出店をするというような計画がありますし、そうしますと新たに進出をしてくる、そういう事業所に対しても厳しく減量の指導、これは当然事前の審査がありますから、協議がありますから、そこへどのように指導していくのか、どのように減量努力を求めていくのかということが大切になってきますよね。そういう新規に開店する事業所に対しては、どのように対応していくのか、お願いをいたします。
 以上です。
議長(榎本和男君) 猪俣議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所の減量計画書、それらの減量計画の内容についてチェックをして、減量の目標等そういうものを指導すべきではないかとのことなのですけれども、減量計画書が出された場合に、私ども内容をチェックしております。そのときに減量計画書ということですから、前にもちょっとお答えしたかと思うのですけれども、どの事業所も減量計画書ですから、今よりも少なく出さなくてはいけないのだろう、こういうことがありまして、少ないところで5%、それと前にもやはり申しましたけれども、意気込みといいますか、それらを感じて、今回でも9割のごみの減量を目標に出してきたところがあります。それにつきましても、そこの事業所につきましても、約5割ぐらい減量しております。ですから、その内容につきましていろいろ細かくチェック、指導ということもあるのでしょうけれども、事業所それぞれが少なからずその減量に努めているということで、事業所の計画そのものについてもある程度認めているものでございます。
 その中でも今年はこういうことをやりますよとか、ことを書いてありますので、それらを尊重して計画書を受け取っているわけでございます。今後新規店舗、それらが出店した場合に、衛生組合にも当然事前の申請とか何かあります。ただそのときにこの店舗がどのぐらいのごみを出すかというのはちょっと把握できないものですから、一応の分別の指導、そういうものを行っておりますけれども、ある程度の規模の大きい店舗であれば、当然ごみの量も多く出るとか、その辺の判断はできると思いますので、収集の方とも連携とりながら、事前にごみの分別、減量、それらを指導していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 以上で猪俣議員の質疑を打ち切ります。
 次に、岡崎議員、お願いいたします。
                 〔13番 岡崎克巳君登壇〕
13番(岡崎克巳君) 岡崎でございます。
 私、6ページについて質問させていただきますが、さきの質問者の中にもございましたが、粗大ごみ手数料の増の理由ということで、先ほど13年の実績に基づいてということでお話がございまして、実績、先ほど1万2,400枚ということでお話がございまして、これは了解をいたしまして、あと14年度当初の説明のときは、減少傾向にあるという判断で、14年度は400万の予算づけをされたと思うのですが、当初の説明との整合性というのを考え方をちょっとお伺いさせていただきたいと思います。
 それにあわせて実績、先ほどの1万2,400枚というのは、年間でのお話でございましたが、前年度と対比してどの月がちょっとふえたのかどうか、どの月が多かったのか、確認させていただきたいと思います。
 よろしくお願いします。
議長(榎本和男君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 歳入のページ6、粗大ごみ処理手数料、増の理由、実績と14年度当初の説明との整合性につきましてお答え申し上げます。
 初めに、ページ6の粗大ごみ処理手数料の増の理由、実績、14年度当初の整合性についてでございますが、14年度の粗大ごみ処理手数料の販売状況を参考にしまして、15年度の粗大ごみ処理手数料の枚数を1万2,400枚と見込みまして、予算計上をしたものでございます。14年度の粗大ごみ処理手数料は11月現在で8,500枚を販売しておりまして、月に1,000枚程度の販売を見込んでございます。
 また、14年度予算におきましては、減少見込みと考えてございましたが、実績を見ますと13年度は1万2,296枚販売されておりましたが、当初予算の見込みが予算を積算する時点では月に700枚程度と見込んでおりましたので、組合の窓口の方に販売枚数の売り上げがたくさんございまして、そこで大幅な格差となってしまったわけでございます。
 続きまして、物品販売代金積算根拠につきましてのご質問にお答えします。資源回収委託回収分といたしましては、これからご説明申し上げます。ガラス瓶、無色でございますが、425トン、単価1,000円でございます。
                 〔「もう一度」と言う人あり〕
業務課長補佐(野本俊男君) 425トン、単価1,000円でございます。42万5,000円。アルミ缶、200トン、7万円でございまして、1,400万円。布類でございますが、570トン、3,000円で171万円でございます。新聞でございますが、2,160トンで単価1,000円で……
                 〔「発音が悪いので聞こえないのですがね」
                   と言う人あり〕
業務課長補佐(野本俊男君) すみません。2,160トン、1,000円で216万円でございます。雑誌でございますが、3,100トン、これはゼロ円でございます。段ボールでございますが、1,450トンで単価1,000円で145万円でございます。
 続きまして、廃家電の売り上げでございますが、月当たり3万7,500円でございまして、12カ月で45万円でございます。固形化プラスチック売却代金ですが、これは2,100トン、単価が1,050円でございまして、220万5,000円でございます。あわせて2,240万円となります。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 以上で岡崎議員の質疑を打ち切ります。
 次に、林議員、お願いいたします。
9番(林 恭護君) 取り下げです。
議長(榎本和男君) 以上で林議員の質疑を打ち切ります。
 次に、加納議員、お願いいたします。
                 〔10番 加納好子君登壇〕
10番(加納好子君) 前段の議員の質問へのご答弁で大体わかりました。1点、それに関連して伺いたいと思います。
 新聞紙上でも手選別で解体するとリサイクルで有価物になる率が90%以上ということですが、こういった中で今後手選別による解体で有価物になるという見通しはいかがでしょうか。この1点を伺います。
議長(榎本和男君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 現在衛生組合におきましては、手選別につきましてはやってございません。
議長(榎本和男君) 再質問ありますか。
                 〔「ありません」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 以上で加納議員の質疑を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 加藤です。
 ダブっているところもあるのですけれども、まず先ほど前段者の質問の粗大ごみの件で、動向について私伺っているのですが、13年度、14年度の概数をお答えになりまして、横ばいないし増加傾向ということだったのですが、もう少し詳しくお話があればお聞きしますし、なければ結構でございます。
 それから、その次の物品売払収入はわかりました。
 8ページの繰越金なのですが、4,500万円、前年同額の計上でありますが、前年繰り越しの現段階での予測はどれぐらいになるのか、お願いしたいと思います。
 それから、雑入ですが、雇用保険料、13万円ですけれども、前年比で5万円増になっておりますので、この理由についてお願いをいたします。
 以上です。
議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 質問にお答えいたします。
 粗大ごみ処理手数料に関して処理量の動向につきましては、特にございません。
議長(榎本和男君) 総務課長。
                 〔総務課長 岡村和男君登壇〕
総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 繰越金の関係で現段階での繰越金の予測ということでございますけれども、14年度分、これまだ出納閉鎖終わっておりませんので、一概に申せませんけれども、現時点では昨年度、13年との繰越金約1億2,000万ございましたけれども、ほぼ同額か新設の関係の予算等ございますので、結果的にはそれを超えるような額になろうかと考えております。
 それから、雑入の雇用保険料の関係でございますけれども、これにつきましては再任用職員、これにつきましても臨時職員と同様に雇用保険制度が適用になりますことから、15年度予算につきましては、その分も含めて計上させていただいたということでご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再質問ありますか。
                 〔「いいです」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
 次に、木下議員、お願いいたします。
                 〔3番 木下 篤君登壇〕
3番(木下 篤君) 3番、木下です。
 塵芥手数料、その中の3節の死亡犬猫取り扱い手数料についてお伺いします。これが前年度も5万9,000円、今回もそうですが、何件ぐらいを予定しているか、1点お伺いします。
 それと、実はこれ相談を受けたことがあるのですが、自分の家で飼っていない猫が自分の家の庭に来て死んだ。その場合、市の環境課に連絡をしたら、自分で処理をしてほしいということだったそうです。衛生組合に頼んだ場合にその処理は具体的にしてもらえるかどうか。また、その場合の処理料はよその猫であっても請求をするのかどうか、お伺いします。
議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 木下議員さんのご質問にお答えいたします。
 塵芥手数料、死亡犬猫取り扱い手数料についてでございますが、行政区域内におきまして個人の土地や家で死亡した場合に、犬猫等の収集運搬処分に関する手数料でございまして、内訳といたしましては85件の金額の種類がございますので、平均700円になりまして、5万9,500円という予算化をさせていただいております。
 それと、自分の家の死亡した犬猫につきましてどのように処分するのか、そして手数料が有料なのかどうかというご質問でございますが、確かに自分の猫とかその他の動物ではなくても、家にいて亡くなる場合が実際にございます。そういう場合には衛生組合の方に持ってきていただくか、処理するわけでございますが、大変申しわけないのですけれども、有料でお願いをしているところでございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 木下議員。
                 〔3番 木下 篤君登壇〕
3番(木下 篤君) 再質問するのは、今のような答弁が先ほど言いました市の環境課でもありました。環境課では、道路や公園にあった場合は、それは自分のところで処理はすると。しかし、個人の家なんかにあった場合には、それぞれの家で処理をしてくれというだったのです。そういうことになると、道路や公園というのがもしかしたら心ない人がいたら、捨ててしまうのではないかというようなこともあり得るわけなのですね。だから、私はこういう点はいろいろともっと配慮して、金がかからないようにするべきではないかと思うのです。
 例えばこれを自分で、実を言うと、直接メモリアルのあそこの犬猫の焼却場に持っていったら3,000円かかったというのですよ。だから、そこまで自分が持っていって取られるというような、何らかの形で解決、ちゃんと責任を持ってやっている方法を考えてほしいということですが、いかがでしょうか。
議長(榎本和男君) 木下議員の再質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 それぞれ土地の管理者にお願いをしているところでございますので、これからも今までどおりやらせていただきたいと思っております。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質疑を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第2号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
 続きまして、議案第2号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
 最初に、猪俣議員、お願いいたします。
                 〔19番 猪股和雄君登壇〕
19番(猪股和雄君) 歳出について質問いたします。
 かなり細かくまいりますが、よろしくお願いします。
 まず、12ページです。廃棄物減量等推進員の選任状況を市、町ごとに定数というか、全部選任した場合の人数、現在選任している数、率をお願いをいたします。
 二つ目ですけれども、ダイオキシン類健康調査専門委員会とその謝礼がのっています。それから、新設炉機種選定委員会謝礼がのっています。これまで14年度の事業内容と15年度の開催予定をお願いをしたいと思うのです。この謝礼の金額をのせた、算定をした積算についてもお知らせください。
 三つ目ですけれども、堆肥化推進委員会の報告書が出されました。推進委員会の方からも市民、住民に知らせるよう言われておりますけれども、今後住民にどう知らせ、啓発に生かしていこうと考えているか、具体的な計画としてあると思うのですけれども、ここで明らかにしてください。報告書全文を載せるというのはかなり大変かなとは思いますけれども、どういう形で知らせていこうとしているかお願いします。
 4番目です、堆肥化推進委員会にかわる組織をつくるべきである、つくってほしいという意見も推進委員会最後に出されています。そのかわる組織をどうつくっていくのかということです。特に収集の強化、生ごみだけの収集ですね。その強化に向けて、また住民の協力、それから堆肥の利用を進めるために住民参加の組織が、ある意味ではこれまで以上に必要になってくるだろうと思うのです。どのように考えていらっしゃいますか、お伺いをいたします。
 18ページです。これも毎年聞いていることですが、各事業所に対して、条例に基づく注意、指導、勧告、受け取り拒否等々どのように行っているのか、行ってきたのか、その実績をお願いをいたします。
 それから、各事業所の管理責任者の選任、もう100%で間違いないだろうと思いますけれども、管理責任者は100%選任されているのか、確認をさせてください。
 それから、減量推進会議、各事業所の担当者が集まっていただいて、減量推進会議を開いてきたわけですが、14年度の開催状況と主に参加状況をお願いします。15年度の予定はどうなっているか明らかにしてください。
 それから、20ページです。委託料のところで一般廃棄物最終処分業務から鉄類、プラスチック、固形燃料化、資源リサイクル、資源プラスチック、燃やせるごみ、燃やせないごみ収集、廃乾電池処分、燃やせない選別業務、ここまで、各項目の委託料の積算根拠、それから増減の理由を明らかにしていただきたいと思います。
 この中でちょっと私はむしろ疑問に思ったのは、ほとんど委託料の金額が変わっていない。あるいは全く同額、14年度とですね。全く同額というものが幾つかあるわけですけれども、なぜ変わらないのか、全く同じ積算をしたということなのでしょうか。その理由について説明をしてください。
 それから、最終処分ですが、それぞれの最終処分場への排出量とその金額、それから全体としては減額になっていますけれども、14年度の実績と、それから15年度の見込みについて明らかにしてください。
 それから、プラスチックのRDF業務で量の見込みと引き取り状況について明らかにしてください。
 次が11番目、ペットボトルとプラスチック再商品化業務の予算が14年度はあって15年度削除されたと思うのですけれども、なぜでしょうか、お願いをいたします。
 それから、RDFとそれからプラスチック再商品化業務の割合、それぞれの量の見込みをどのように立てていらっしゃるのか、14年度の実績と15年度の見込みについてお願いをいたします。
 それから、次がアルミ類の処分業務、プラスチック容器選別業務、剪定枝資源化作業業務委託の数字、予算の積算ですね、お願いします。それぞれ増減の理由についても説明してください。
 それから、生ごみ堆肥化の施設が実際に稼働し、竣工式も行われましたけれども、これから堆肥を実際に利用していくまでの予定、スケジュールを示してください。ここに予算としては食害試験、それから実験農園での利用とか、堆肥分析業務委託などものっているわけですけれども、これらの予定も含めてお願いをいたします。
 それから、一般の方々が使えるようになるのはいつごろなのかということもお示しいただきたいと思います。
 それから、22ページでリサイクル品保管庫建設工事が載っています。これまで職員組合の方からも要求されたり、議会でもたびたび課題として取り上げられてきたものですが、この保管庫に保管をする品物の内容ですね、どのように考えていらっしゃるか。収集で集めてきたものの中から使えるものだけをそこに置こうということなのか、市民、住民の方々がこれは粗大ごみで捨てるのだけれども、壊されてしまうともったいないからということで別に持ち込まれたような場合、こちらで何とか保管して売却なりしてほしいということで持ち込んでくるようなもの、そのようなものについても認めていく考えがあるかどうかです。
 それから、この施設は、これは保管庫となっていますけれども、リサイクルセンターともある意味では通ずるものがあるわけですね。この場所を年に何回か定期的に頒布する、あるいは売却するというようなことが考えられないかどうか、お願いします。
 それから、生ごみの堆肥化で現在の体制で何世帯、何トンぐらいまで対応できるというふうに考えていらっしゃるか。8,000から9,000世帯が協力をしているわけですが、最大どのぐらいまで対応、それは今の処理施設の問題もありますし、収集体制の問題もありますけれども、考えをお伺いしたいと思います。
 それから、今現在モデル地区の中で参加率はむしろ低いわけですけれども、60%でしたか、それはモデル地区の80%とか90%となった場合に対応できるのかどうかということです。地域においては参加率を高めていこうとして一生懸命努力をしていく。そういう地域、そういう取り組みがこれから行われていくわけです。現に行っているわけですよね。それが参加率がどんどん高まっていく。そうした場合に受け入れがそのモデル地区全体についての受け入れがちゃんとできるのかどうか、その見通しをどのように立てていらっしゃるか、お願いします。
 以上です。
議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) では、私の方からは12ページの廃棄物の減量等推進、それから18ページの事業所に対する指導、勧告と、それから廃棄物の管理責任者の設置状況、それから20ページのペットボトル、それからプラスチックについてをお答えさせていただきます。
 まず、廃棄物等減量推進員の選任状況なのですけれども、平成14年度、久喜市が定数273名のところ231名、84.6%、宮代町が127名のところ119名、93.7%、合わせまして400名のところ350名、87.5%です。平成13年度に対しまして19名の増員となっております。
 それから、18ページ、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告等、それから事業所の管理責任者の関係ですけれども、事業所に対する注意、指導とのことですが、これ組合に搬入される事業所のごみにつきましては、搬入場所におきまして衛生組合の職員が確認、あるいは指導を行っております。その場所で職員が注意、それらをした場合に、改善されない場合、事務所の方に報告がなされ、注意、指導等行うのですけれども、今年2月までの状況につきましては、電話による責任者への注意が5件、文書による指導が1件、合計、合わせまして6件でございました。このうち多量排出事業所が2件、2事業所含まれております。この注意とか指導等の内容をちょっと確認いたしますと、年度の前半に集中といいますか、年度の前半に偏っております。事業所で人の異動とか、そういう関係でちょっと出てくるのではないかと思われます。なお、この注意、指導の後は、すべての事業所で改善はされております。
 それと、事業所の管理責任者の選任状況ですけれども、これは全事業所で選任されております。減量資源化会議の平成14年度の開催状況につきましては、平成14年11月26日に開催いたしました。49事業所中出席した事業所は15事業所で、出席率は31%でございました。今回の会議には出席率が悪いものですから、業務用の生ごみ処理機、これらの補助要綱の説明にあわせて出席率の向上、それらを図ったのですけれども、残念ながら昨年の出席率36%だったのですけれども、それを下回ってしまいました。減量資源化会議につきましては、業務用生ごみ処理機の要綱の説明、それと利用のお願い、それから衛生組合の事業系ごみの推移、それから各事業所の過去4年間、あなたのところは4年間のごみの推移こうなっていますよということの説明、それらをいたしております。欠席された事業所につきましては、それらのデータを事業所ごとにお送りしております。今回につきましては各4年ごとのデータに基づきまして、1社ごとに、1事業所ごとにコメントを入れさせていただきました。減量の計画どおり進んでいるとか、もう少し減量してくださいとか、そういうものを事業所ごとにコメントをして配布しております。
 平成15年度の減量資源化会議の予定につきましては、今のところまだ予定は立てておりません。ただ、昨年よりもまた今年が出席率が下がったということで、何か出席の向上、そういうものが何かないかということで、これからちょっと職員同士で打ち合わせしたり検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それと、ペットボトルとプラスチック、再商品化業務の予算が削除された、その理由なのですけれども、プラスチック類につきましては、平成12年度から指定法人に再資源化を委託しております。ご承知のとおり、再商品化の委託料は特定事業者分と市町村負担分があります。それぞれ割合に応じて費用を負担しているところでございますけれども、この平成12年度に初めて指定法人にプラスチック類を委託するときに、全量を委託するのではなくて、固形燃料化した残り、衛生組合はこの当時ですと約3割ぐらいの残りだったのですけれども、それを委託をするので市町村負担分、これらは必要なのかという問い合わせをいたしました。そのときの回答が市町村の負担分は小規模の事業所分の負担であるので、ペットボトルの再商品化と同様に市町村負担分はあるのですよということで負担をいたしました。平成14年度になりまして、平成14年度のやはりプラスチックの指定法人ルート、再商品化を申し込むときになりまして、再度問い合わせをいたしました。この組合の現状といたしまして、固形燃料をつくって、その固形燃料を売却している。ですから、この固形燃料は指定法人でいう再商品化になるのではないかということで質問いたしました。その衛生組合でやっている固形燃料の中には、市町村負担分の小規模事業所分も固形燃料化しているのだということで、指定法人の方に説明いたしましたところ、ですから特定事業者分だけを申し込んで、市町村負担分は固形燃料しているのですから、免除できるのではないかということで問い合わせしました。そのときになりまして、固形燃料、今衛生組合でやっている固形燃料は、指定法人ルートでいう再商品化にならない。しかし、そういう方法をとってプラスチックを処理しているのであれば、市町村負担分の負担はしなくてもいいですよという回答をいただいたところです。それが平成13年度の途中でありましたので、では平成13年度これからの市町村負担分を削除してくださいということでお願いしたのですけれども、契約をして、それでもうその年度が業務が進行しているので、年度途中の契約はできないということで、平成14年度から市町村負担分、それらを申し込まずに、特定事業者分だけを申し込んでやっているわけでございます。平成14年度も特定事業者分だけを申し込みましたので、市町村負担分、それらは払っておりません。15年度もそれらの関係で予算計上をしなかったものです。
 この再商品化につきましては、市町村負担分、これを負担していないのは、この衛生組合を含めて2団体だそうです。あと1団体は何か北海道の自治体だということですけれども、名前は教えていただけなかったのですけれども、全国で2団体だけだということでございます。
 それから、ペットボトルの再商品化につきましては、今年のペットボトルの市町村負担分が零%になりましたことから、予算計上、15年度は予算計上しておりません。
 それと、RDFとプラスチック再商品化の割合なのですけれども、平成14年度の実績といいますか、それらにつきましては、固形燃料が2,060トン、それから指定法人による再商品化が900トン、それから処分委託が40トン、合わせまして3,000トンと思われます。平成15年度の見込みにつきましては、固形燃料化が2,100トン、指定法人による再商品化が900トン、それらを見込んでおります。平成15年度の指定法人のプラスチック類の申し込み量、指定法人の申し込み量は990トン申し込んでありますけれども、見込みとしては900トンぐらいだろうと、そういうふうに思われます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、猪股議員さんのご質問のA、ダイオキシン類健康調査専門委員会及び新設炉機種選定委員会の積算、14年度の事業内容と15年度の予定とのご質問でございますけれども、まずダイオキシン類健康調査専門委員会につきましては、専門委員が9名で5回程度の委員会開催を考えております。金額につきましては、1人当たり2万円で90万円を計上させていただいてございます。
 また、14年度の事業内容につきましては、延べ3回の委員会を開催いたしまして、内容につきましては、第1回の委員会では役員の選出、健康調査の実施に至る経過説明、ダイオキシン類調査実施計画案の説明でございます。第2回につきましては、ダイオキシン類調査実施計画案及び調査対象、調査方法等について具体的に検討していただきました。第3回につきましては、健康調査の対象者の選考をお願いしたところでございます。以上が14年度の事業でございます。
 次に、15年度の事業計画でございますが、調査したデータにつきまして専門委員会でこれを評価検討いたします。その後、住民の皆様に公表するとともに地区説明会等を開催する予定でございます。なお、具体的な方法、時期につきましては、今後専門委員会で協議をしてまいりたいというふうに考えております。
 次に、新設炉機種選定委員会についてでございますが、都市計画の変更に係る周辺地区の同意を得るために、対象となる6地区の代表者の方々にお集まりいただきまして、新設炉機種選定委員会の設置を初めとする新設炉建設のための一連のスケジュールをご説明いたしましたが、その後におきまして久喜市と宮代町の合併枠が異なる事態に至ったことから、新設炉建設に係る事業につきましては、不透明な状況となっているのが現状でございます。このようなことから機種選定委員会等には着手することができず、平成14年度の執行は困難な状況に至っております。したがいまして、平成15年度におきましても、予算には計上していないところでございますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、Fの最終処分業務から燃やせないごみ選別業務までの各項目の委託料の積算根拠、増減の理由につきましてのご質問でございますが、私の方からは最終処分業務、鉄類処分業務、プラスチック、固形燃料化業務、廃棄乾電池等処分業務、燃やせないごみ選別業務について順次お答え申し上げます。
 まず、一般廃棄物最終処分業務でございますが、15年度単価、15年度予定数量、15年度予算額、14年度予算額、増減の順に申し上げます。
 焼却灰3万1,500円、2,700トン、8,505万円、増減ゼロです。汚泥4万8,825円、250立米、1,220万7,000円、ばいじん4万9,350円、230トン、1,135万円、1,008万円、127万円、不燃残渣3万4,500円、600トン、2,070万円、2,070万円、廃プラスチック1万8,375円、300立方、551万3,000円、918万8,000円、三角の367万5,000円、廃タイヤ焼却バッテリー一式で15年度予算額20万円、14年度予算額15万円、5万円、合計1億3,502万円、1億3,737万5,000円、三角の235万5,000円。減額の主な理由といたしましては、廃プラスチック類の処分業務が500立方から300立方に減ったことによるものでございます。
 続きまして、鉄類等処分業務について、先ほどの順番に申し上げます。まず、破砕鉄1万5,750円、680トン、1,071万円、852万6,000円、218万4,000円、未処理鉄3万1,500円、130トン、409万5,000円、396万9,000円、12万6,000円、スプレー缶5万2,500円、28トン、147万円、126万円、21万円、合計で15年度予算額1,627万5,000円、14年度1,375万5,000円、252万円の増でございます。増減の主な理由といたしましては、未処理鉄及び破砕鉄の搬出予定量は減となってございますが、処理単価が上がったことにより金額の増、スプレー缶につきましては、処理単価は下がっておりますが、搬出予定量が増加したことによる金額の増でございます。
 続きまして、プラスチック固形燃料業務でございます。15年度の単価が1,678万8,450円、15年度の予算額が2億146万2,000円、14年度も同額でございます。増減ゼロでございます。プラスチック固形燃料業務につきましては、業務内容が変更がないために、委託料の増減はございません。委託料の算出内訳につきましては、設備費、これは機械のリースになりますが、これが8,457万8,000円、運転管理費、これは5人分の人件費でございますが、4,320万円、維持管理費、機器の修繕等がありますが、3,540万円、消耗品、これはスチールバンド、燃料等でございますが、1,069万円、一般管理費1,800万円、消費税959万3,400円、合計で2億146万1,400円ということになります。
 続きまして、廃乾電池の処分業務でございます。先ほどと同じ順番で読み上げます。廃乾電池10万3,950円、35トン、363万9,000円、369万9,000円、ゼロ、蛍光管8万4,000円、250トン、168万円、207万9,000円、三角の39万9,000円、合計で15年度予算額531万9,000円、14年度571万8,000円、三角の39万9,000円でございます。減額の理由といたしましては、蛍光管の処理単価が減額となったことによるものでございます。
 続きまして、燃やせないごみ選別業務でございます。15年度単価7,280円、15年度予定数量1,632人、15年度予算額1,188万1,000円、14年度予算額1,104万4,000円、83万7,000円の増でございます。増額の理由といたしましては、年間の委託日数を月16日から17日に1日ふやしたことによるものでございます。
 続きまして、Gのそれぞれの最終処分場への排出量と金額、減額の理由、14年度の実績と15年度の見込みとのご質問でございますが、順次お答え申し上げます。
 最終処分地、品目、14年度搬出量、14年度委託料、15年度見込み、15年度予算額の順に申し上げます。まず、長野県にございますイー・ステージ株式会社でございます。焼却灰113.01トン、委託料355万9,815円、150トン、472万5,000円……
                 〔「何の数字だか教えてくれないと」と言う
                   人あり〕
業務課長(諏訪信雄君) 焼却灰の搬出量でございます。113.01トン、委託料15年度見込額、15年度予算額の順に申し上げます。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長(諏訪信雄君) ちょっとお待ちください。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(榎本和男君) では、休憩いたします。
 
    休憩 午前10時17分
 
    再開 午前10時33分
 
議長(榎本和男君) では、再開いたします。
 では引き続き、業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 大変失礼いたしました。先ほど表をお配りしましたので、こちらの方で読み上げさせていただきます。
 それでは、表の方をお配りいたしましたので、こちらの方はごらんいただきたいというふうに思います。
 それでは次に、Hの廃プラスチック関係のRDF固形燃料化業務に関する量の見込みと引き取り状況についてのご質問でございます。平成15年度におきましては、平成14年度と同様2,100トンを固形燃料化する予定でございます。また、現在の引き取り状況でございますが、2月末までの販売数量は1,860トンでございます。
 次に、Jのアルミ類処分、プラスチック容器選別業務、剪定枝資源化作業業務委託の積算増減の理由とのご質問でございますが、こちらにつきましてもきょうお配りいたしますので、そちらの方でご説明をしたいと思います。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方からは堆肥関係の質問に対してお答えさせていただきます。
 まず、12ページの堆肥化推進委員会の報告書を住民にどう知らせて啓発していくかという件でございますけれども、生ごみ堆肥化推進委員会については、2年間、25回にわたり慎重なる審議をいただき、3月15日、最終答申書を提出していただきました。委員会の生ごみ堆肥化までに至る審議経過を広く住民の皆様にご理解をいただき、自然循環型社会の次なる段階に向けて、住民の皆様のさらなる協力をいただくため、衛生組合だより臨時号でその概要を各世帯に配布し、周知を図る計画でございます。
 なお、組合のホームページがございます。これにおいても生ごみ堆肥化委員会の最終報告全文を掲載いたします。また、市町村の窓口にも最終報告書を置かせていただきまして、住民の皆様に全文を公開し、堆肥化推進の啓発を図る計画でございます。
 次に、12ページの堆肥化推進委員会にかわる組織をどうつくっていくかというご質問でございますが、今回の堆肥化推進委員会において台所資源、生ごみ堆肥化の基本的な報告については、具体的実証段階に入ったと考えております。しかし、生ごみ堆肥化の処理施設において、完熟した堆肥が製造できていないことから、堆肥利用者までの流通のルートが大きな課題となっております。今後報告書の趣旨を尊重した生ごみ回収率の向上や製造された堆肥の流通から利用、効果検証について、さらには収穫された野菜、青果物の評価まで長期的課題を考慮し、循環型社会を目指した新たな組織として発足を考えております。
 次に、製造された堆肥を一般の家庭や農家の方々に利用していただくためのスケジュールについてお答えいたします。1月20日実証試験が始まってから2カ月が経過しました。2次発酵槽に1次発酵堆肥が堆積している状況です。運転稼働時の生ごみ発酵を立ち上げるために、剪定枝の堆肥を多量に使用したことから、当初の完熟堆肥については、本来の生ごみの堆肥の性状と異なるため、稼働運転後の2巡目、約148日目の堆肥、6月初め完熟堆肥が本来の処理施設からの製造される堆肥と考えられることから、この時点での堆肥について植害試験や肥料分析を実施し、並行して堆肥名の公募において、名前を決定してから肥料取締法に基づいて届け出をします。この期間2カ月間と見込んでいることから、9月の初めには一般家庭や農家で堆肥利用が開始できる計画で進めていきたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 私の方からは、20ページ、資源リサイクル回収選別加工業務、資源プラスチック類回収業務、燃やせるごみ収集業務及び燃やせないごみ収集業務の関係、そして22ページ、L、Mについてお答えさせていただきます。
 資源リサイクル回収選別加工業務、資源プラスチック回収業務、燃やせるごみ収集及び燃やせないごみ収集業務の積算根拠についてお答え申し上げます。収集車1台、2人乗りで週5日勤務、月22日稼働計算をしておりまして、1台当たりの金額を積算しております。そして、これに次に各業務委託の種類ごとに計算いたしまして、まず資源リサイクル回収選別加工業務でございますが、週に4日回収しまして、2人乗りで13台の収集車で回収しております。燃やせるごみ収集業務につきましては、週4日収集、2人乗務で4台の収集車となっております。資源プラスチック回収業務委託につきましては、週4日回収をしまして、4台の収集車で実施しております。燃やせないごみ収集業務委託料につきましては、月に3日収集で2台の収集車で収集しております。その増減につきましては、いずれも前年と同額の理由としまして、各業務委託の内容に変更がございませんので、同額とさせていただいているわけでございます。
 続きまして、ページ22のLでございます。リサイクル品保管庫に保管する品物の内容、収集によるものだけか、持ち込みを認めてはどうか、年に何回か定期的に頒布、売却してはどうかについてお答え申し上げます。
 まず、リサイクル品保管庫に保管する品物の内容は、14年12月から実施しておりますリサイクル事業としてビデオデッキ、スピーカー、CDラジカセ、CDプレーヤー、カセットデッキ、ミシン、編み機、カーステレオ、電話機、子機つきでございます。自転車等のほかに家具製品などのリサイクル品を収集保管いたします。また、収集によるものだけではなく、直接搬入による持ち込みもリサイクルできるものにつきましては、リサイクルしていきたいと考えております。
 さらに、また年に何回、定期的に頒布、売却してはどうかのご質問でございますが、現在廃家電製品以外の家具類等リサイクルできるものを久喜市民まつりで無料配布しておりますので、今後はリサイクル保管庫での実施に向けまして検討していきたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 次に、Mでございますが、生ごみ収集業務は、現在の体制で何世帯、何トンくらいに対応できるか、参加率がモデル地区の80%から90%になった場合、対応できるのかの質問についてお答えします。
 生ごみの回収は現在直営2台、委託1台の計3台でやっておりまして、午前中に回収を終了しております。現在のモデル地区の生ごみ排出量は約60%でございますが、今後参加世帯が多くなってきた場合には、収集車はごみステーションを回る回数は変わりませんが、1カ所当たりの生ごみの量がふえてくるものと考えておりますが、この詳細につきましては1年間を通しまして回収業務を行ってみないと予測がつきませんので、特に排出量が多くなる夏場の生ごみの状況を確認した上で判断をしていきたいと考えております。したがいまして、モデル地区の参加率が大きくふえた時点で再度生ごみ回収状況等を検証いたしまして考えていきたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 猪股議員。
                 〔19番 猪股和雄君登壇〕
19番(猪股和雄君) 再質問いたします。
 ちょっと今最後の生ごみ収集、台所資源の回収についてなのですけれども、ちょっと質問の趣旨と違うと思うので、もう一回お聞きします。
 今は主に収集体制の問題として、これから夏場でごみ量がふえていった場合に対応できるのかどうか体制検討していく、確認した上で判断をしていくというご答弁されたのですけれども、堆肥化施設の方の受け入れですね。これが現在の8,000から9,000世帯の参加率、ところがモデル地区で60%の参加率しか今実際にないわけですよね。それが80%や90%になっていった場合に、単純に考えれば10%以上、20%近く台所資源の収集されてくる量がふえてくるわけですよ。そうした場合に堆肥化施設の方で受け入れができるのか、条例で4.8トンという枠がはめられているわけですよね。それでどうなのだろうかということでお聞きしたかったのですけれども、もう一回お願いをいたします。
 最初の方からもう一回質問しますが、まず多量排出事業所の管理責任者の選任状況について、それから減量会議への出席率が31%、減ってしまったということが言われました。これについて、これも去年もおととしも言ったとは思うのですけれども、事業所としては管理責任者を選任する、届け出ること自体は大変ある意味では言っては悪いけれど簡単なことですよ。名前だけ書けばいいわけですよ、店長さんのね。ところが、実際にその方がその事業所のごみにちゃんと全責任を負っている立場かどうかというのは確かめようがないわけですよね。実際会議を開いても参加率が3分の1以下しか出てこないということになってしまっているわけです。もちろん組合として一生懸命その参加率を上げていく、それから欠席の事業所に対しては、資料を送ったりコメントを一々書いたり、大変な苦労をされていることも理解します。私、一つここで思うのは、ごみ処分の衛生組合の条例の12条でこの管理責任者の選任が規定をされているわけですけれども、その管理責任者が、それから事業所のいろんな設備について書いてあるのがほとんどが努力義務ということで規定されてきたわけですね。これは当初の最初の条例の全面改正のときからすればしようがない事情があったと思うのですよ。最初からきつい義務として負わせる。あるいは罰則を負わせるというのはできなかったと思うのですよ。だから、努力義務になっているわけですけれども、そろそろこの条例の見直しも含めて、検討していく時期に来ているのではないかと、事業所のこれ以上の協力を得ていくためには、そういう時期に来ているのではないかというふうに思うのです。
 それで、特にこの管理責任者の方々の協力義務、努力義務ということからすれば、例えば組合の主催する会議への出席を義務づけていく。組合の事業への単なる努力ではなくて協力を義務として規定をしていく、そういう罰則まではまだいく段階だとは私も思いませんけれども、そういう義務づけていくという方向での見直しが必要ではないのかというふうに思います。その点いかがかお伺いします。
 それから、一つちょっと戻りますが、多量排出事業所で電話による注意が5件、文書による指導が1件、その中で多量排出事業所では2件、2事業所に対して指導したということでした。その指導内容についてご説明ください。そうですね。注意5点、文書指導1件も含めて、全体の指導内容どういうのがあるのか、お伺いをいたします。
 それから、ちょっとまた戻ります。申しわけありません。事業所の管理責任者の方々を集めての会議、説明会になるのかな、指導の場所ですね。去年は12月の押し迫ってから開いたようです。毎年毎年どうも年度末に近くなってから開いているように思うのですけれども、これは組合の事業との兼ね合い上、そうならざるを得ないという事情も重々理解した上であえて言うのですが、年度末というのはどの事業所だって忙しいところです。もっと開きやすいところ、集まりやすい時期を選んで、もっと年度前半ぐらいには開いていく、そのことがその年度内に何らかの効果を上げていくことになるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか、お伺いをいたします。
 それから、20ページの最終処分場への処分業務内訳、積算を言ってもらいましたけれども、例えば焼却灰、それから汚泥、それから不燃残渣、こういうものは14年度と15年度と全く同じ予算額になっているわけですけれども、これは14年度において実績として大体このとおりいってきたから、この14年度当初予算どおりに実績がなってきたから15年度もそれでいいということで算定をされているのか、ちょっと予算の立て方の考え方を聞いておきたいのですよ。実際に数字として14年度と同じ、変わらないというふうに見込んでいるのか、それとも予算上こういうふうに組んだけれども、若干の変動はあると、プラス・マイナスあるかもしれないという考え方なのか。全く同じ数字を組んだということがちょっとよくわかりませんので、もうちょっとご説明をお願いをいたします。
 それから、固形燃料化業務で15年度は2,100トンの固形燃料化を予定している。14年度は2月末で1,860トンということですけれども、これは何だろう、順調に全量引き取りができてきているのか、その固形燃料化の計画的な生産も含めて、固形燃料化したものは順調に順に全量引き取りができてきているということで考えてよろしいのかどうか。
 それから、14年度の最終的な量の見込みはどのくらいになりますか。2月末で1,860トンということですが、最終的にはどのぐらいになる予定ですか、お願いします。
 それから、堆肥化推進委員会の報告書を組合だよりの臨時号で配布していくということですが、何月何日号かお願いします。
 それから、推進委員会にかわる組織の立ち上げはいつごろ予定しているか、お願いします。
 それから、でき上がった堆肥の利用なのですけれども、9月初めごろには一般家庭や農家等で利用開始できるということで言われました。ちょっと私の勘違いでしょうか。今までの話からすると早過ぎるような気がするのですが、いきなり一般家庭等に配布して、この9月ごろには使ってもらえるのでしょうか。植害試験とか実験農園での利用とか、あともちろん分析業務等もありますけれども、そういうことを考えていくと、その後ということになるのではないのですか。その前後関係、時期的な問題についてもう一回説明をお願いをします。
 以上です。
議長(榎本和男君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所に対する指導等の内容につきましては、大体その指導内容、これにつきましてはほとんどが分別の指導です。ビニールの中に紙類が入っているとか、そういう関係で指導を行っております。その中で指導したときにある事業所では、衛生組合まで来て、実際に物を見て、これがこういうので悪いのですよという指導を1社行っております。この指導につきましては、事業所だけに指導するのでなくて、許可業者ですか、事業所から衛生組合に運んでくる業者、この業者についても一緒に指導というか、いたしております。
 それと、資源減量化会議の関係なのですけれども、この開催日につきましては、平成13年度確かに申されますとおり、年度末、13年度につきましては、2月26日、年度末に押し詰まって行いました。平成14年度におきましては、11月26日、早めたのですけれども、12月になりますと年末商戦ということで、この時期の設定につきましては、各事業所のごみの排出量、半年分ぐらいの推移を見て、それらの推移についてグラフ化して渡す関係がありますので、余り早くやってもそのデータがとれないということで、半年くらいたってからということで、平成14年度につきましては11月を選定したものです、このごろ。この多量排出事業所もいろんなその事業所がありまして、年度末とか年末、それぞれ事業所によって忙しい時期ですか、これが一定していないものですから、ちょっとその期間といいますか、開催日につきましてはちょっと難しいところがあるのですけれども、11月前後でしたらある程度のデータもとれて、先といいますか、その動向が見えるということで、その辺を目安に今後も開催したいというふうに考えております。
 この参加管理責任者の資源化会議等に出席率をよくするために条例の改正、そういうことをしてはどうかということなのですけれども、ごみのこの処理につきましては、事業所、それから衛生組合もそうですけれども、ごみを何とか減らしたいということでお願いしているわけでございます。その関係でこの管理責任者の方にも今後もこの衛生組合の減量会議とか分別とか減量、それらに協力をいただきたいということで、私どもも今後また出席率の向上とか、もうそういうものをちょっと図って、動向を見ながら今後のことをちょっと検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 猪股議員さんの質問に2点お答えいたします。
 まず、予算の見積もりの方法でございますが、予算の見積もりにつきましては、単価は同じか14年度の実績かということでご質問をいただきました。量につきましては、大体実績を参考といたしております。そして、単価につきましてはその年度当初に当たりまして、業者の方から見積もりを徴取しております。これによって単価を決めております。今年度、14年度にとった15年度の単価につきましては、おおむね全般的に処理単価が横ばい傾向という状況でございましたので、単価は同額というふうに積算をさせていただきました。
 次に、固形燃料の方でございますが、順調に全量搬出できているのかというご質問でございますが、現時点では順調に搬出がされております。具体的には今年夏場以降につきましてはほとんど在庫にないという状況でございます。今年度の見込みにつきましては、当初予定どおり2,100トンということで見込んでおります。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から組合だよりとそれから委員会をいつごろつくるのかということですけれども、衛生組合だより臨時号において、6月ごろ一応予定をしております。委員会についても具体的に堆肥ができ上がる時期が6月と考えておりますので、委員会の方も6月ごろを予定しております。
 あと一般の家庭に配れるのは9月では少し早いのではないかということですけれども、6月のでき上がった堆肥を分析とか植害試験に全部かけます。その結果が2カ月ぐらいかかりますので、約9月ごろから実験農園とか、一般の方に届出書をつけて配布できる予定でございます。
 あと現在の体制で何トンぐらい受け入れできるということですけれども、施設としては1日4.8トン、最大限に土曜も日曜も休まないで運転しますと、約34トンの受け入れが可能なのですね。1日休んだとして約30トンの生ごみが受け入れできます。1週間で30トンということです。
 そうしますと、現在9,400世帯ぐらいが対象になっていますので、実際に回収しなければわかりませんけれども、約70から80%の協力率は、受け入れは可能というふうに考えておりますので、ご理解願います。
議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 猪股議員。
                 〔19番 猪股和雄君登壇〕
19番(猪股和雄君) 事業所の、特に管理責任者の選任ですとか、計画書の作成、組合の事業への協力といったことについて、これは市民、住民の責務というところも同じなのですけれども、ほかの場面でも、例え瓶・缶など自動販売機のそばには回収箱を設置しなければならないとか、大体すべてが努力義務ということでこれまでやられてきています。努力義務だからなかなかきついことが言えない。お願いしますよというところでとまってしまうという現状があると思うのですね。これらについて、その廃棄物の処理に関する条例自体の事業者の責務、あるいは特に市民の責務、住民の責務、そういった場面を中心にしながら、見直しの時期にそろそろ近づいて来ているのではないかというふうに思います。というと、今度は合併の関係が絡んできてしまうのかもしれませんけれども、それはそれとしまして、ここまで住民、事業者の協力が進んできた、事務局の努力もあって進んできた、これをさらに一歩前進をさせていく、飛躍をさせていくためには、一歩進んで単なる努力義務ではなくて義務として負ってもらうという方向も必要なのではないかと思います。もちろん一律にとはいきません。ぜひそこら辺について、この条例の見直しを今後お願いをしたいということ、これは要望しておきます。
 以上です。
議長(榎本和男君) 以上で猪俣議員の質疑を打ち切ります。
 次に、角田議員、お願いいたします。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 質疑をいたします。
 22ページです。22ページの上から二つ目になります。生ごみ収集業務760万円、14年度が771万2,000円の予算計上されておりまして、7,000世帯の収集のためと説明がありました。15年度は1年間で8,600世帯の収集になると思いますけれども、この減になっておりますその内容の説明をお願いをいたします。
 それから、その下の使用料及び賃借料の中でコピー機の賃借料36万円計上されております。一般管理費ではなくて塵芥処理費でのコピー機賃借料でありますけれども、その内容についてお知らせください。
 それから、前者でも質問がありましたが、その下のリサイクル品保管庫建設工事の関係ですけれども、場所と面積など詳細についてお知らせください。
 それから、その下の備品購入費の塵芥収集車2,252万1,000円、内容についてお知らせください。
 それから、下の段の委託料のし尿処理施設槽内清掃業務、大幅増になっておりますが、その内容について教えてください。
 それから、30ページになります。地方債の調書ですけれども、ここで全体といたしまして償還ピークはいつごろになるのか。また、そのピークのときの額はどのくらいになるのかお伺いをいたします。
 また、特別地方債の前年度末現在高見込額が5億886万3,000円の積算についてお伺いをいたします。9月補正で2億2,390万円の市債を発行し、5億1,946万2,000円の現在高になると私の方では計算したのですけれども、それと違っておりますので、その辺のご説明をお願いをいたします。
議長(榎本和男君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 角田議員さんのご質問にお答えします。
 私の方からは22ページ、生ごみ収集業務の関係と、あとリサイクル品保管庫の関係と、塵芥収集車の関係につきましてお答え申し上げます。
 最初に、@の22ページ、生ごみ収集業務760万円、昨年771万2,000円の予算計上で、説明に10月から7,000世帯の収集のためとありました。15年1年間8,600世帯の収集になるはずだとのご質問にお答えします。14年度の当初予算では、収集区域と委託区域が判明しない時期でございまして、14年10月から委託金額として収集車1台、1日分で6カ月、771万2,000円を予算化したものでございます。
 また、15年度予算におきましては、14年10月のモデル収集によりまして委託区域とか車両数、時間などが判明いたしましたので、1台午前中で生ごみ収集が終わることになりましたので、半分の委託費で実施することが見込めることから、760万円を予算化したものでございます。
 次に、B、22ページ、リサイクル品保管庫、場所と面積などについてのお答えいたします。廃家電製品等のリサイクル事業を14年12月2日から15年3月31日まで試しの期間と位置づけまして、15年4月から本格実施となりましたが、回収したリサイクル品を保管する場所がなく雨ざらし状態のため、さびてリサイクル品としての価値がなくなります。そこで、リサイクル品を保管する倉庫として、場所は事務所から粗大ごみ処理施設に行く途中の橋を渡ったすぐ左手のところに建設を予定しております。また、面積でございますが、自転車、バイクなどの大きいものがあり、天候の悪いときなど収集車が建物内に入る大きさを予定しております。大きさとしましては4間の6間、約24坪程度を予定しております。
 次に、Cの塵芥収集車、2,252万1,000円の内容についてお答えいたします。収集車2,251万2,000円の内容でございますが、その内容はパッカー車1台とアームローブ車1台、合わせまして2台の購入となりまして、排ガス規制の一環としまして買いかえるものでございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 角田議員さんの質問にお答えいたします。
 最初に、22ページのコピー機の借り上げの関係でございますけれども、今年の4月から本格稼働に入る生ごみ堆肥化処理施設の視察、見学が殺到することが予想され、使用文書等を多量に使用する。また、モデル地区への通知や製造された堆肥配布に伴い、連絡文書が必要となることから、堆肥化処理施設専用のコピー機として、塵芥処理費で計上させていただきました。
 続きまして、し尿処理施設内槽内清掃業務についてのご質問でございます。平成14年度につきましては、し尿処理施設において突然の故障やトラブルが発生して処理が停止した場合に備えて、緊急的にし尿等を処分するために、槽内清掃業務委託費として207万9,000円、また汚泥処分委託料として195万3,000円を計上させていただいておりましたが、これらは一連の業務でありますので、平成15年度におきましては、槽内清掃業務委託費として一括して520万2,000円を計上いたしましたことから、増額となったものでございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 総務課長。
                 〔総務課長 岡村和男君登壇〕
総務課長(岡村和男君) それでは、私の方からは30ページの地方債についてのご質問にお答え申し上げます。
 まず、償還のピークでございますけれども、試算によりますと平成15年度と平成18年度に償還額のピークを迎えることになります。理由といたしましては、平成15年度については平成14年度借り入れ分の利子の償還が始まりまして、それから平成18年度につきましては、生ごみ堆肥化処理施設の元金の償還が開始されるということが理由でございます。
 それから、ピーク時の償還額についてでございますけれども、元利合計で平成15年度が9,511万8,000円、それから平成18年度が9,475万4,000円と見込んでおります。
 続きまして、30ページの特別地方債の前年度末現在高見込額の欄の記載額についてのご質問でございますけれども、こちらにつきましては昨年の9月補正におきまして、生ごみ堆肥化処理施設の起債充当率について変更をお願いいたしました。それで、変更後の限度額について2億2,390万円としたところでございます。この2億2,390万円は起債の限度額というものを定めたものでございまして、限度額満額を借り入れた場合には、確かに議員ご指摘のとおりとなりますけれども、実際の借入額につきましては、建設工事との契約額に基づきまして算出をしておりますことから、30ページに記載されている額となっているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再質問ありますか。
                 〔「いいです」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 以上で角田議員の質疑を打ち切ります。
 次に、岡崎議員、お願いいたします。
                 〔13番 岡崎克巳君登壇〕
13番(岡崎克巳君) 岡崎でございます。質問いたします。
 通告でありましたダイオキシン類の健康調査専門委員会の関係と新設炉の関係は了解いたしましたので、質問はいたしません。
 あと12ページ、印刷製本費増の理由についてお伺いします。
 あと委託料の中に14年度ホームページの作成がありましたが、更新はどうなさっているのでしょうか、お伺いいたします。
 あと退職手当組合負担金、これの負担率とピークをお知らせください。
 あと14ページですけれども、RDF全国自治体会議の負担がなくなりましたので、この理由をお願いいたします。
 あとインターネット接続料の増の理由もお願いいたします。
 それと、需用費の方の光熱水費と委託料の方の庁舎警備業務、この増の内容をお願いいたします。
 以上です。
議長(榎本和男君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 印刷製本費の増の理由についてお答えさせていただきます。
 現在組合だよりの発行につきましては、隔月で年6回、主に4ページの構成で発行しておりますけれども、最近組合だよりに載せる記事、それらのものが生ごみの堆肥化を初め多くなったものですから、ページ数をふやして積算してあります。それにあわせて年間臨時号を2回発行ということで、昨年よりも組合だより約100万円近く増額してあります。
 それと、今年度というか、平成15年度予定しております事業所向けの減量パンフレット、それの作成が約20万円ですか、それと今マイバック普及検討委員会でマイバックの普及について検討を行っておりますけれども、その報告書によりましては、それらのマイバックといいますか、レジ袋の削減、それらについて何かパンフレット的なものをつくって配布する必要も出てくるのではないかということで、やはりその30万円がパンフレット代金として計上してありますので、昨年よりも増額になっているということでございます。
 それと、ホームページの関係なのですけれども、ホームページ、今年の3月14日リニューアルしまして、開設したわけでございますけれども、このときに衛生組合の職員、約8名がホームページの更新とか維持管理、これらにつきましてホームページを委託しました業者から講習といいますか、研修を受けまして、平成15年度については内容の変更とか維持管理、職員でできるということで計上がしてございません。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 総務課長。
                 〔総務課長 岡村和男君登壇〕
総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 まず、退職手当組合負担金の関係でございますけれども、平成15年度の負担金率につきましては、1000分の135となっております。
 それから、今後の負担金率のピークにつきましては、退職手当組合の将来予測によりますと、平成20年度から平成28年度までの間がピークとなっておりまして、率といたしまして1000分の190という予測を立てております。
 続きまして、インターネット接続料の増額の理由でございますけれども、これにつきましてはサーバーの契約容量をこれまでの50メガバイトから100メガバイトに変更したためとなっております。変更の理由といたしましては、今年度衛生組合のホームページ、これにつきまして全面的なリニューアルを行いまして、今後内容の追加とか変更などを考えますと、サーバーについて容量余裕を持たせたいという考えに基づいて増額をさせていただきました。
 次に、光熱水費がふえた理由でございますけれども、これにつきましては生ごみの堆肥化処理施設の稼働によるものでございます。内容的には、電気料、水道料、ガス代、合わせまして約800万円ということで計上させていただいております。
 それから、庁舎警備業務委託、これがふえた理由でございますけれども、これにつきましても生ごみ堆肥化処理施設について、新たに機械警備を導入しましたことから増額となったものでございます。
 私の方からは以上でございます。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 岡崎議員さんのご質問にお答えいたします。
 14ページのRDF全国自治体会議の負担金のなくなった理由についてでございますが、この会議において検討されておりますRDF燃料につきましては、主にペレット状の固形燃料であり、当衛生組合で製造しているさいころ状の固形燃料については全く検討がされておりませんので、平成14年4月に退会をしたところでございます。これによりまして平成15年度につきましては、負担金を計上していないところでございます。よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 以上で岡崎議員の質疑を打ち切ります。
 次に、角野議員、お願いいたします。
                 〔5番 角野由紀子君登壇〕
5番(角野由紀子君) 5番の角野です。
 16ページ、給料のところなのですが、再任用職員の勤務内容についてお伺いいたします。
 続いて、18ページの臨時職員の人数、職務内容についてもお願いします。
 18ページの需用費の印刷製本費が増額されています。その理由をお伺いします。
 同じく18ページ、19節負担金補助の退職手当組合負担金、退職手当組合特別負担金の減額の内容についてお伺いします。
 同じく負担金補助及び交付金の電気式生ごみ処理機補助金、EM菌生ごみ処理容器補助金、業務用生ごみ処理機補助金のそれぞれ減の内容と、今まで補助を出した累計の件数をお伺いします。
 18ページ、11節需用費、消耗品費の大幅増の……18ページ、塵芥処理費の一番下ですね。消耗品費の大幅増の内容についてお伺いします。モデル地域の生分解性袋2,000万を計上したというふうに伺いましたが、それにしても多いので、内容をお願いします。
 あと20ページの一番上、燃料費の増の内容についてお伺いします。
 あと残り2点は、わかりましたので結構です。
議長(榎本和男君) 角野議員の質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 角野議員さんのご質問にお答えします。
 まず、16ページの現業職員、再任用職員の勤務内容についてのご質問にお答えします。15年度の短時間勤務再任用職員は2名でございます。勤務内容でございますが、毎年次年度の業務体制編成に当たりましては、自己申告書による職種希望をとりまして、その内容を参考にして収集業務、施設業務などの勤務体制を検討、編成しております。
 次に、ページ18、臨時職員の人数、勤務内容のご質問にお答えします。臨時職員は合計12名ございまして、OBの臨時職員が5名、一般の臨時職員が7名でございます。その職務内容でございますが、OBの臨時職員につきましては、経験豊富なことから収集の助手、施設での運転指導、搬入ごみ分別指導などをお願いしております。一般臨時職員につきましては、ごみ収集業務の助手としてお願いをしておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
 次に、ページ20、燃やせるごみ収集業務委託、燃やせないごみ収集業務委託の割合は変わっていないかのご質問にお答えします。燃やせるごみ収集業務委託の直営と委託の委託割合でございますが、委託率で12年度が51.19%、13年度、51.42%、14年度、51.43%見込みでございます。燃やせないごみ収集業務委託の直営と委託の割合は、委託率で12年度、29.11%、13年度、30.23%、14年度見込みで30%でございます。燃やせるごみ、燃やせないごみのいずれも大きな変化はないものと考えてございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から18ページの印刷製本の増額の理由でございますが、生ごみ推進化モデル地区へわかりやすい生ごみ分別パンフレットを作成して、さらなる生ごみの分別を周知するために増額となります。約1万世帯分のパンフレットの配布でございます。
 次に、燃料費の増の関係でございますけれども、生ごみ堆肥化処理施設の稼働に伴って、生ごみの水分を調整する脱水機を使用します。その脱水機から汚泥水を濃縮させ、発酵槽に戻す過程でボイラーを使用します。その関係で灯油、年間約220キロリッター分の予算を計上させていただきました。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 総務課長。
                 〔総務課長 岡村和男君登壇〕
総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 退職手当組合特別負担金の減額についてお答え申し上げます。この特別負担金は前年度の定年退職者分の負担金を翌年度に支払うということになっておりまして、平成15年度予算に計上しておりますのは、今年度定年退職する2名の特別負担金ということになっております。平成14年度予算にはただいま申し上げましたことから、平成13年度に退職をした5名分の特別負担金が計上になっておりましたことから、今回の計上より3名分、今回は3名分少なくなったと、5名が2名になったということで減額になっているということでご理解いただきたいと思います。
 私からは以上でございます。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) お答え申し上げます。
 18ページの消耗品費の大幅増の内容についてのご質問でございますが、最終処分場の受け入れ基準が強化されまして、一般廃棄物、焼却灰、ばいじん、不燃残渣に含まれる重金属の溶出を防ぐために、重金属を固定する固定剤を使用する必要がありますことから、新たにこの購入費2,200万円を計上したことによりまして、大幅増となったものでございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私の方からは、生ごみ処理機についてお答えさせていただきます。
 電気式生ごみ処理機とEM処理容器、これにつきましては補助基数が減少傾向にありますことから、電気式生ごみ処理機につきましては、200基から150基に、EM処理容器につきましては50基から30基にしたことによるものでございます。
 それと、業務用生ごみ処理機につきましては、平成14年度が補助開始年度ということで、5基分を計上させていただきまして、多量排出事業所の減量資源化会議、または生ごみが発生すると思われる事業所への概要書の郵送、それから組合だより等によりまして、事業所へのPRを行ったところでございますけれども、業務用生ごみ処理機の価格、これが高額であることから、事業所で予算がない。それから、本社との協議が必要だ。そういうことから平成14年度につきましては、補助申請がありませんでした。このときに業務用の生ごみ処理機のPRにあわせて、生ごみが出ると思われる148事業所からアンケート調査を行いまして、このアンケート調査の中で10事業所ほどが生ごみ処理機については検討を行っているというか、そういう関心があるという回答が寄せられております。その中で内容等ちょっと検討した結果、平成15年度につきましては、2基分を計上したものでございます。
 それと、平成14年度の家庭用生ごみ処理機の補助件数なのですけれども、今年というか、今年2月の数字でございますけれども、コンポスト容器が33基、補助金額で8万3,000円、EM処理容器が17基で1万8,300円、電気式生ごみ処理機が74基で192万2,800円、合わせまして124基で202万4,300円となっております。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再質問ございますか。再質問をお受けします。
 角野議員。
                 〔5番 角野由紀子君登壇〕
5番(角野由紀子君) 18ページの臨時職員なのですが、10名と伺ったのですけれども、去年は14名で、平成14年度は14名で、この予算よりも少ないのですけれども、もう少し詳しく勤務内容を伺えたらお願いします。
 それから、業務用生ごみ処理機補助金が、ということは平成14年度は実績がなくて、平成15年度2基分を計上したということで、もう一回確認します。
 あと電気式生ごみ処理機なのですけれども、13年度の決算でPRに努めていくという、努力していくというふうに伺ったのですけれども、実際は最初が200件、また170件、今年度が74件だと大分下がっていっていると思うのですけれども、これは実証プラントというのは8,400世帯なので、残っている方の方たちもいずれ何か、私なんか実証プラントが始まったので、コンポストやってみようかなという気になり始めたという、そういう効果もあるかと思うのですけれども、これと並行して電気式生ごみ処理機、またEM菌生ごみ処理機などPRして進めていくというのも必要ではないかと思いますので、その辺伺います。
 以上、お願いします。
議長(榎本和男君) 角野議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 業務用生ごみ処理機の補助の関係ですけれども、ご指摘のように平成14年度につきましては申請がなかった。15年度につきましては2基分を計上したということでございます。
 それと、電気式の生ごみ処理機の関係なのですけれども、私どもホームページ、それから組合だより、それから久喜市、宮代町で行われますイベント等において、電気式の生ごみ処理機、これらを展示したりなんかしまして、PRに努めているところなのですけれども、補助開始当初から見ますと、大分利用者は減ってきております。最近といいますか、平成14年度になりまして、生ごみ処理機の利用者に対しましては、補助の通知とあわせて上手な生ごみ処理機の使い方といいますか、そういうものを一緒に配布しまして、できるだけPRに努めているのですけれども、補助制度、最初の年はある程度の利用者はあるのですけれども、年々減ってくるという傾向が見られますけれども、今後もホームページとかイベントにおいても、引き続きPR、そういうものに努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) お答えいたします。
 現業職員、短時間勤務臨時職員でございますが、合計12名で、OB職員が5名、一般臨時職員が7名でございます。
 以上でございます。
 大変失礼いたしました。12名のほかに受付職員が2名ございまして、合わせて14名でございます。OB職員が5名、一般臨時職員7人、受付職員2名足しますと14名です。大変失礼いたしました。
議長(榎本和男君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
 次に、林議員、お願いいたします。
                 〔9番 林 恭護君登壇〕
9番(林 恭護君) 林でございます。
 12ページのこの報償費の中ですか、先ほど前段の質問者等お答えが出ましたが、堆肥化推進委員会の謝礼金で6月ごろより立ち上がらせる予定だということで、ちょっと明細がわからなかったのですが、ちょっと昨年の予算の半分なのですよね。6月からという若干時期がずれるというお考えもあるのでしょうが、その構成人員とか回数など、それから要綱の作成は改めてされるのかどうか、それをちょっと明細をお尋ねいたします。
 それから、同じく12ページ、いわゆる新炉建設に関係するので、12ページの先ほど前段の議員さんから出ました新炉機種選定委員会の謝礼が削除されている点、これは同じく18ページ等々に関係してくると思いますが、18ページでは、やはり多分委託料なり報償費なりに入るのでしょうが、新炉建設に向けまして、今年計上されると思っていたものが未計上であるというのは、これは類推でございますが、12ページのその新設炉機種選定委員会の謝礼の問題、あるいはこれは他のページにいきますが、環境影響調査業務ですとかごみ処理造成工事の実施設計ですとか地質調査ですとか、昨年一部計上されて、多分未執行なのだと思うのですが、本年度ですね。平成15年度にそれがその新炉に関する事業が全面的に予算計上されていないと。そのご説明として、前段の議員の質問に対しまして、いわゆる新炉建設について、周辺地区6カ所のうち合併問題絡みで不透明であると、そういう意味で着手を見込みが立たないので計上しなかったと、こういうご説明ですが、その辺の不透明な内容、具体的な事実をきちんとご報告をお願いしたいと思います。
 そして、もしこの事業をいわゆる計画どおり続行しようとするならば、先ほど私が指摘したような各科目、あるいはそれ以外にも必要な項目金額があろうかと思います。どの程度の予算が本来は平成15年度に計上すべきであったのかどうか、それをお尋ねします。
 もしこの年度中に、このご説明の理由では周辺住民の一部から不透明な返事が出ていると、これだけのご説明なので、もしこの不透明性が解決したとするならば、本年度中の着工等は可能なのかどうかということも含めてお尋ねいたします。
 次の問題は、14ページにいきます。14ページのこれ上段の方ですが、先ほどRDFの会計閉鎖はお答えがございました。同じく埼玉県のフロン回収処理推進協議会の会員も脱退されたのかどうか、これも会計が閉じられておりますので……。
 それから、その項のもう少し下に、北茨城市の環境保全協会負担金、これは去年から計上されているのですが、これはどういう性質のものなのか、再度ちょっと失念しておりますので、ご説明をいただきたいと思います。
 それから、前段議員のご質問とダブってしまっているのは省略をしてまいります。
 20ページの13節の委託料の中で、ダイオキシンの測定業務がございますよね。これが去年より若干減額をしております。このダイオキシン測定費がずっと漸減傾向にあると思いますが、単位当たりの単価を、去年、今年の状況をご説明いただきたいと思います。
 それから、堆肥の分析業務が新たに計上されてくるわけですが、どのような分析内容なのか、現在予定をしている第1段階のことになるでしょうが、中身をお願いします。
 それから、堆肥化処理施設の運転業務というのがございます。新しく出てまいりましたが、たしか2,562万8,000円、この堆肥化処理施設、現在竣工式を終えました堆肥化処理施設の今後の運転のこれは委託業務の委託内容ですとか、委託された業者の体制、それから本事務所との関係、組合との関係ですね。この辺のご説明をお願いしたいと思います。
 それから、22ページ、し尿処理施設、し尿処理費ですが、これ全体で537万3,000円、21ページの総額で減少しているわけですが、年々し尿処理費が減少しているという好ましい方向だと思いますが、今後の推移の見通しをお尋ねをいたします。
 以上です。
議長(榎本和男君) 林議員の質問に対する答弁を求めます。
 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から12ページの堆肥化推進委員謝礼の人数、回数、明細についてでございますけれども、生ごみ堆肥化の基本的な方向が実証段階に入ったことから、15年度新たな組織は委員数約35人程度、開催は6回として積算計上させていただきました。したがいまして、要綱については新たにつくるつもりでございます。
 次に、堆肥分析業務の明細でございますが、通常の堆肥分析としまして、堆肥の成分、それから有害成分を分析をいたします。それに加えて、油分、塩分、水素イオン濃度測定を生ごみ堆肥化処理施設から製造された堆肥について、月1回程度ですね。あと成分分析して堆肥の質を把握したいというふうに考えています。また、有機1・2号についても年1回程度を計画しております。
 次に、生ごみ堆肥化施設運転業務の内容でございますが、大地のめぐみ資源化センターとして維持管理運転業務を委託します。日勤体制で責任者1名、技術者2名、3名で行うものです。作業内容については、電気計装の管理、各機器の運転状況の監視、それから堆肥の製品の貯蔵、荷積み、あと事前事後の点検、それから施設全体の清掃等をお願いしてございます。運転業務を適正に遂行するために、資格者の選任を常駐させ、作業は労働安全衛生法にのっとった安全な作業を行うものとしています。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、林議員さんの新設炉の関係のご質問につきましてお答え申し上げます。
 最初に、新設炉機種選定委員会謝礼の計上が削除された理由について並びに13節委託料において、新設炉関連事業が全面ストップされているようだが、その経過及び理由の説明とのご質問でございます。
 さきの猪股議員さんにもお答え申し上げましたように、衛生組合では昨年11月に近隣の住民に対しまして、新設炉建設に伴いまして都市計画変更に係ります説明会を6地区に開催いたしましたが、久喜市と宮代町の合併の枠組みが異なる事態に至ったことから、新設炉の建設については不透明な状況となっているところであります。このようなことから平成15年度当初予算におきましては、新設炉に関する予算を計上していないところでございます。
 また、対象地区の反対の理由はということでございますが、主に久喜市と宮代町が合併をしないということであれば、新設炉につきましては協力できないというものでございました。
 また、この事業を続行しようとした場合、予算上はどのような項目と金額が必要であるのか、新設炉が可能と判断されたときの予算計上はどのように措置するのかとのご質問でございます。仮に新設炉の建設が可能となった場合ですが、生活環境影響調査委託費として8,242万5,000円、ごみ処理施設造成工事及び地質調査委託費が2,919万円、機種選定委員会謝礼28万8,000円、不動産鑑定業務委託101万1,000円、ごみ処理施設建設に伴う基本計画作成業務及び整備計画書作成業務2,000万円、用地取得費4億3,000万円、合わせて5億6,291万4,000円が必要になるものと考えております。なお、可能と判断されたときの、また透明性が確保できたときの予算計上はどのように措置をするのかというご質問でございますが、先ほどの予算が執行できる状況となった場合には、速やかに臨時議会をお願いいたしまして、補正予算を組み、対応してまいりたいと考えております。
 次に、14ページ、北茨城市環境保全協力金の内容についてのご質問でございますが、ご承知のように茨城県北茨城市におきましては、当衛生組合が委託をお願いしております。最終処分場の一つでございます。この協力負担金に関しては、北茨城市より要請がございまして、平成14年度から一般廃棄物を最終処分する際には、生活環境の整備及び公害防止対策費の一部として、環境保全協力金をお願いするというものでございます。負担金の内訳といたしましては、年間基本料と持ち込みする量による負担金から構成されておりまして、基本料として年額10万円、搬入量1トン当たりの負担金は500円となっております。参考までに金額につきましては、27万円でございます。
 次に、20ページ、ダイオキシン測定費減額理由についてとのご質問でございますが、平成14年度大気中のダイオキシン類の濃度測定に関しましては、平成13年度に埼玉県より7日間測定の実施が望ましいという内容の通知をいただいているところから、平成14年度において運転時、停止時の7日間測定が実施できるよう予算を計上させていただいたところです。しかしながら、当衛生組合におきましては、前年度からの測定のデータの比較もありますことから、15年度は1日間測定という形で計上をさせていただいたことが主な減額の理由でございます。予算額につきましては、平成14年度予算額590万2,000円、15年度予算額480万円、三角の110万2,000円でございます。
 次に、22ページ、し尿処理費の今後の推移の予想に関する質問でございますが、し尿処理費のうち大きな割合を占めております薬品類の購入と施設整備の工事の内容等の見直しを毎年実施いたしまして、費用の削減に努めてまいりました。今後の推移といたしましては、し尿等の投入量の減少に伴う運転コストの削減と施設整備の老朽化や新たな水質規制の適用に伴う維持管理コストの上昇が二つの要因としてあり、全体といたしましては横ばいで推移するものと予測できますが、今後とも経費の削減が可能となりますよう努力してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再質問ありますか。再質問をお受けいたします。
 林議員。
                 〔9番 林 恭護君登壇〕
9番(林 恭護君) 再質問させていただきます。
 まず最初に、新炉建設事業について、もし事情が好転するならば、5億円を超える予算措置についても議会に審議を途中でお願いすることもあろうかというお答えでございました。いろんな難しい経緯を抱えながら、一応のそういうお考えを持たれることについては敬意を表したいと思います。
 それぞれの立場で、私は私の立場としまして、この衛生組合がこの事業が健全に維持できて、そして住民の期待にこたえて、新しい行政の第一歩を打ち出すことを心から実は祈念をしております。いろいろなこれは政治情勢というものが困難であることは山ほど知っておりますし、過日の一般質問の中でもその困難さがどこに起因するかということも、議員のお考え、また管理者のお考えも十分拝聴いたしました。その上に立ちまして、その努力を私の立場においても遂行したいと思いますので、管理者の皆さん、また衛生組合の議員の皆さんにも、ぜひそれぞれの段階においては、真摯なご検討と前向きなご判断を心からお願いを申し上げておきたいと思います。この質問はその点で終わります。
 北茨城市の受け入れ条件は、了解いたしました。
 ダイオキシンの測定を私お聞きしたのは、単価も減少しているのではないかということで、測定単価を実はお聞きしたのですが、その辺がもし変化がございましたらお願いしたいと思います。
 堆肥分析業務は結構でございます。
 堆肥化処理施設の委託業務ですが、委託先を明確にお願いしたいと思います。現在施設を製造したのはNKKだと思いますが、NKKの本体ではないように聞いておりますので、委託先と、その方々の、こういう非常に特殊な事業でございますから、そのオペレーター等もどういう技術水準なのかということは、非常に今言い難いのですが、その委託業者のそういう面での実績といいますか、技能といいますか、そういう点がおわかりになりましたら、お願いをしたいと。
 これはNKKの我々の要望にこたえたNKKが設計から建設も行い、その堆肥化の業務の結果についても3年間保証するという形態でございますが、非常にこの特殊な業務でございますので、その業務遂行の中身がどういうふうに理解し得るか、結果責任ということなのですが、その結果に至るまでの中身についても、当衛生組合としてもその事情を知り得る立場といいますか、条件をつくっていく必要があるのではないだろうかということで、いま少しこの委託管理の内容をご説明をお願いしたいと思います。
 それから、このし尿処理費の問題は、実は今後の推移はとお聞きしているのは、し尿を出す原因が変わらなければ、このまま横ばいでいってしまうわけですが、やはりいろいろ農業排水用水の完備ですとか、あるいは集排のいろんな形も追求するとかありましょうが、し尿そのものの処理方向について、両市町の、もし見通しが現在において、さらにこれは例えば絶対量を減らしていけるということの見通しが立っているのか立っていないのか、この辺をお聞きしたわけですが、それがあればお答えをお願いしたいと思います。今の答えは、内部努力で要するに経費を節減していきたいという努力は十分買うわけですが、し尿全体の排出の傾向、推移について、おわかりでしたらご説明いただきたいと。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) ここで昼食休憩といたします。再開は1時です。
 
    休憩 午後 零時01分
 
    再開 午後 1時02分
 
議長(榎本和男君) 再開いたします。
 林議員の再質問に対する答弁を求めます。
 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥化処理施設の委託関連に関して、もう少し詳しくということですけれども、15年度については委託先としてNKKの関連会社である日本鋼管環境サービスというところに委託を予定しております。
                 〔「もう一度」と言う人あり〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 日本鋼管環境サービスというところを予定してございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、林議員さんの再質問の方にお答えさせていただきます。
 まず、ダイオキシンの単価でございますが、14年度大気中ダイオキシン18万円、1検体当たり、灰ダイオキシン、1検体当たり18万円、ET灰ダイオキシン、1検体当たり18万円、作業環境ダイオキシン、1検体18万円でございます。
 続きまして、15年度でございますけれども、先ほど言いました4検体につきましてはすべて17万円ということでございます。1万円の減額ということになります。
 次に、久喜市と宮代町の汚水の排水動向についてのご質問がございました。現在は議員さんがおっしゃいますように、し尿処理は減少傾向にございますけれども、先般埼玉県から各市町村において生活排水処理計画を策定するよう要請されているとのことでございます。この計画では、生活排水処理施設としてここの家庭から排出される汚水を処理する施設である公共下水道施設、農業集落排水処理施設、コミュニティープラント施設、そして合併浄化槽にかかわる排水などの計画を策定し、市あるいは町全体で生活排水処理率を算出するよう求められているとのところでございます。このようなことから、この計画策定の中で今後の久喜市、宮代町の汚水排水状況、汚水排水量などが明確化されていくものと考えられますので、組合といたしましてはこれらを参考としながら、し尿処理施設の管理運営に当たりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 再々質問ございますか。
                 〔「はい、結構です」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 以上で林議員の質疑を打ち切ります。
 次に、加納議員、お願いいたします。
                 〔10番 加納好子君登壇〕
10番(加納好子君) 10番、加納です。何点か質問させていただきます。
 12ページの8節報償費です。その中の廃棄物減量等推進員については、前段の議員さんから何点かご質問がありましたけれども、その部分でまだ明らかになっていない部分を質問させていただきます。
 選出状況はいいですから、報告書の提出状況とその内容、あと全体会をいつ開催されたか、開催回数、その様子もお聞かせください。
 それから、全体会のことですが、関連してですが、堆肥化モデル地域とそうでない地域の違い、ご意見とかそういったことですが、その違いが出ていましたらお聞かせいただきたいと思います。
 それから、堆肥化推進委員会についてですが、これも前段の議員さんからご質問がありました。6月ごろスタート予定とのことですが、構成メンバーは35人でした。それで、その構成メンバーですが、今度の委員会の中でその分野ですね。必要とされる分野、こういった役割等も前回と同じなのか、あるいはその35人というのは新しい分野の方も入るのか、ここのところを具体的にお聞かせいただきたいと思います。
 それから、3月15日、正副管理者に提出された堆肥化委員会の最終報告書への見解と評価をお願いいたします。
 それから、できた堆肥の利用についてご質問がありましたが、具体的な検討と、それから具体的な出口の調査について、現段階で把握できているところだけでもお聞かせいただきたいと思います。
 それから、ダイオキシン類健康調査、これについてはわかりましたので、結構です。
 それから、マイバック普及検討委員会ですが、この委員会は最初のころ委員の中からその謝金がこんなにもらわなくてもいいということで、謝金の変更があったと聞きましたが、その経緯はどうだったのでしょうか。これについてはどういう見解を持っているのでしょうか。これをお聞きしたいと思います。
 検討内容についても議案の説明のときなどにある程度聞きましたが、もう少し具体的なスケジュールに沿った検討内容をお聞かせいただきたいと思います。
 それから、このメンバーは商工会などからの委員、そして公募委員などが参加しておられましたが、それぞれの出席状況はどうでしたでしょうか。そして、それぞれの立場からの意見がかなり大切だと思うのですが、この立場での意見がどういうものがあったでしょうか。
 それから、モニター作業は実施されたのでしょうか、されなかったのでしょうか。
 それから、新設炉の機種選定委員会、この関連については前段の議員さんのご質問でわかりましたので、結構でございます。RDFについても結構です。
 14ページの13節負担金の中で、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会に関してですが、この中で太平洋セメントに対する協議会の検討、評価、当組合の太平洋セメントに対する評価、これについて伺いたいと思います。
 それから、18ページの19節補助金ですが、業務用生ごみ処理機の補助金については、ご説明が何回かありましたのでわかりましたが、全然実績がなかったのは、利用しにくいというのもあるのか、それから出席率の低さから具体的な要綱が伝わっていなかったのか。それとも、財源でネックになっているのか。あるいはできた堆肥の出口が問題で反応が鈍かったのか、そういったことも減量会議などの反応を含めて伺いたいと思います。今後これを使って普及していくということで、課題などがありましたら、これについてもお伺いします。
 それから、同じく18ページ、塵芥処理費の中の需用費、消耗品費ですが、前段の議員さんがお聞きしましたところ、明快な答弁がなかったと思うのですけれども、ごみ回収袋ですね。生ごみ回収袋について伺います。1世帯当たりの費用はお聞きしたのですが、単純に計算すると8,000円ぐらいになると思いますが、これでこのぐらいなのかどうかという確認と、それから60%の参加率ということだと、使っていないところでは、排出していないところではかなり余っていると思うのですが、こういったことの把握は今後どのようにしていくのでしょうか。1枚当たりの単価が高いということで、これについても伺いたいと思います。あと大きさとか耐久度とか値段とかの現段階の評価と今後の見通し、これについても伺いたいと思います。
 それから、委託料については資料をたくさんいただきましたので、結構です。
 それから、リサイクル品の保管庫、具体的内容はわかりました。あと場所、広さ、保管するものもわかりました。住民がかかわる部分があるのでしょうか。この整理とか、それからあるいは今後リサイクル品の提供場所などにこれがなるかどうかということですね。リサイクルということで前々から質問して要請もしておりますが、ただ保管して排出を待つだけのそのためだけの保管庫なのか。24坪というとそれぐらいの機能しかないのかと思いますが、念のためにそのほかの今後の展開について伺いたいと思います。
 それからもう一点、業務についてですが、収集業務についてですが、ふれあい収集業務について、14年度対応した世帯数をお示しください。久喜、宮代それぞれの数をお願いいたします。
 以上です。
議長(榎本和男君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) それでは、私の方から廃棄物減量推進員、それからマイバックの関係、それから業務用生ごみ処理機関係についてお答えさせていただきます。
 減量推進員さんの全体会議といいますか、報告書の提出状況なのですけれども、今年度3期までの提出状況ですけれども、久喜市が63.5%、宮代町が68.9%、合わせまして14年度の提出率が65.7%となっております。
 減量推進員さんとの意見交換会につきましては、2月18日に宮代町の図書館で、2月19日に久喜の総合文化会館で行っております。宮代町におきまして63名の方の出席をいただきました。久喜市におきまして100名の推進員さんの参加をいただいて、意見交換会を開催しております。この意見交換会に関しましては、両市町とも2名の推進員さんによる体験発表ですが、それから意見交換、それらを行いました。この意見交換の中での意見といたしましては、生ごみの堆肥化について、それから集積所へのポイ捨てについて、それからペットボトルのふた、それから衛生組合で行っております体験収集、それとカラスの対策、そのような内容の意見交換会を行っております。
 それと、減量推進員さんの堆肥化のモデル地区とそうでない地区との違いということですけれども、減量推進員さんの意見の内容の把握といたしましては、報告書の内容、それらを見て判断となりますけれども、生ごみの分別収集が開始されたのが今年の1月20日からでございます。この報告書の記載は第4期の報告となりますけれども、この第4期の報告は4月に入ってからの報告になりますので、まだ生ごみ収集が始まってからの意見といいますか、報告書提出されておりませんことから、その後提出された後で内容等の確認、そういうものをさせていただきたいと思います。なお、推進員さんのモデル地区とモデル地区でないところの報告書の提出状況につきましては、モデル地区の減量推進員さんの方が提出率は高いと、他に比べては高いようでございます。
 それから、マイバック普及検討委員会の関係でございますけれども、報償額の減、それにつきましては平成14年度6,000円の報償額で予算計上させていただきまして、マイバックの検討委員会を発足して行っておりましたけれども、報償額2回分をお支払いしたところ、検討委員の中でいろいろな意見が出まして、検討委員会はできるだけ回数を多くして検討したい。回数を多くしても行政には負担をかけたくない。そういうような理由から、委員会の中で2,000円にしたらどうかということで、委員会の中で2,000円に決まったものでございます。今年はそれに関連いたしまして、20名の委員になっていただいておりますので、2,000円で計上させていただいております。
 マイバック普及委員会の検討の内容といたしましては、発足当初に実態調査グループと普及促進グループに分かれまして、月1回を基本に検討を進めております。平成14年度は11回開催しております。この中で調査グループにつきましては、買い物の際のマイバックの使用調査や商店、商社に対してのレジ袋に関するアンケート調査と現状把握、これらを行っております。また、普及促進グループにつきましては、先進地の事例調査、それから管内のイベントなどにおいてマイバック普及のためのPR活動を行いながら実態調査グループの結果を踏まえまして、普及方法の検討を進めているところでございます。
 今後の予定といたしましては、5月ごろまでに報告書を取りまとめることを目標として、現在検討を進めているところでございます。この中で検討委員さんの出席状況ということでございますけれども、商工会の推薦による方が出席率が約82%、公募による方が約88%、平均85%の出席率となっております。この中で主な意見等ということでございますけれども、このマイバック普及検討委員会、集まった委員会の皆様、レジ袋をいかにして半減するか、減らすかということの検討でございますので、主な意見と言われましても、その中で何とか減らしていくことを考えようということで、大体意見としてはマイバックをいかにして減らすか、そのためには減らすどういうメリットがあるだろうかと、そういうところの検討を行っております。まだ内容につきましては、今委員さんの中でまとめておりますので、もう少し時間が必要かと考えております。
 それと、マイバックのモニター制度の実施につきましては、やはり検討委員の中で調査班とか何か調査した関係ですと、自治体がマイバックをつくりまして、それを配布して使ってもらっても余りよい事例がない。それと、レジ袋の削減というのは、行政が押しつけるのではなくて、消費者みずからが減らすために行動を起こすべきだと、そういう意見がありまして、モニターの実施は見送っております。
 それと、業務用生ごみ処理機の14年度の利用がされなかったということなのですけれども、そのPR、それらにつきましては減量推進会議、それから事業所、そういう方につきましては、郵送、出なくても郵送、そういうものにおいて概要とかお配りしまして、お知らせをしております。その中でもアンケート等をいただきまして、周知といいますか、PRを図ったつもりでおります。その中で使われなかった理由といたしましては、これはアンケートの中、それから減量推進会議の中でございますけれども、生ごみ処理機、機械の値段が高いものですから、長いといいますか、ある程度の計画を立てて、設置の計画を立てないとすぐにはできないということで、予算がないとか本社とその協議をして、そういうものを進めたいとか、そういう意見でございました。
 その中でアンケートの中でも平成15年度、2事業所ぐらいは使っていただけるのではないかということで、2事業所分の2基分ですが、それを計上したわけでございます。
 その中で減量推進会議の中でも課題とかそういうものをというのについては意見は出されておりません。今後その中で実際に申請とか何か出てきた時点で、申請者の方からも意見が出ると思うのですけれども、今のところそういう問題とか、そういうものはまだ把握しておりませんので、よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から堆肥化推進委員会の件ですけれども、15年度、堆肥化推進委員会については、最終報告書の課題解決を中心に委員さんを含めた委員で発足したいというふうに考えております。
 あと見解でございますが、報告書についてはさまざまな方面の委員さんに検討をいただき、収集、流通、プラント、それぞれの方については、今後の実証試験を実施していく過程の中で問題を解決していきたいというふうに考えております。
 次に、堆肥の利用についての検討課題でありますが、具体的に生ごみの堆肥化、製造されていないことから、また、堆肥の特性とか利用方法、販売ルートについてはまだ具体的にはできておりません。したがいまして、住民の皆様を始め関係機関の協力をいただきながら、具体的な利用ルートの確立を図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。
 次に、生ごみの回収袋、1世帯当たりの経費と大きさ、耐久度、値段と評価の件でございますが、まず経費でございますが、配布を含めて1世帯年間約2,000円の組合の負担となります。大きさについては、現在20リットルの袋で統一していますが、意見として単身家庭では大き過ぎて袋がもったいないとか、また大家族では小さ過ぎるというふうなご意見がございます。
 また、耐久性でありますが、回収の時点で漏水の漏れはほとんど見かけないようです。今後そのような点については、夏の期間を経まして、年間を使用していただきながら、モデル地区の方々の意見と回収職員の意見を聞きながら、さらにプラントでの袋の分解状況も考慮して、改善すべき点は改善していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
 14ページの19節負担金で、太平洋セメントに対する当組合の見解とのご質問でございますが、太平洋セメントには平成14年7月より焼却灰の処理について業務委託を締結いたしまして、今年度2月末現在において188.15トンの搬出を行ってございます。焼却灰がセメントの原料として有効活用できるということから、循環型社会の構築の一環として平成15年度につきましても、引き続きお願いをしてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) お答えします。
 22ページの15節、5番、リサイクル品保管庫建設工事にかかわりますAの住民がかかわる部分についてのご質問にお答えさせていただきます。
 現在廃家電製品以外の家具類などのリサイクルできるものを久喜市民まつりで無料配布しておりますので、今後はリサイクル保管庫での実施に向けて検討していきたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 続きまして、ふれあい収集についてお答え申し上げます。久喜地区が8世帯ございます。そのほかに現在調査中のものが1世帯ございます。宮代地区につきましては6世帯、合計いたしまして現在進行中のも合わせますと15世帯でございます。
議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加納議員。
                 〔10番 加納好子君登壇〕
10番(加納好子君) 順序が最初の質問どおりにいかないかもしれませんけれども、お許しください。
 リサイクル品保管庫についてですが、24坪というふうにお聞きしたのですが、これだけしか場所がとれなかったのか、あるいはこれで十分とお考えだったのか、お聞きしたいと思います。やはりただ次の排出を待つだけの保管ということでしたら十分かもしれませんが、今ご答弁にあったように、リサイクル品を両方のイベントに使うだけではなく、本当に必要とする住民に提供するという意味では、破砕処理をして、捨てられてしまうものを再利用できるということで、リサイクルプラザの機能もあわせ持って、今後機能しなければいけないということなので、この24坪ということについてもう少しお答えをお願いします。理想的には家具などの修理なども検討し、住民に知らせて、そして提供していくという必要性を込めて伺うものです。
 それから、生ごみ回収袋については、ちょっと計算、ただ単純に割ってしまっただけで高く見積もってしまったので、2,000円ということですね。それにしても今のご答弁の中では60%の参加率で各家庭には使われていないものもあるという、十分推測できます。これをただ配給してしまって、そのままにしておくのか、それとも減量等推進員、あるいは自治会等のそういった係の人がある程度家庭の中にどのぐらい残っているか、今後どれぐらい必要なのかは十分調査していく必要があると思われます。
 それから、実際に使ってみると、やはり大き過ぎるとか小さ過ぎるとかというような需要も出てくると思われますので、これは要望ですが、その実情に合った大きさということも検討していただきたいと思います。
 それから、ごみ減量等推進員の報告書ですが、やはりごみ問題というのは住民の中でどれぐらいの意識を持っているか、前向きの姿勢を持っているかということにかなりかかわりがあると思うのですね。報告書がモデル地区の提出状況の方がいいというようなご答弁ありましたが、やはり自分たちが積極的にこういったあるべき姿にかかわっていくのだという住民の意識というものは物すごく大事なものではないかと思うのです。今心配されることは、堆肥化について宮代では6カ所しか今回これに参加しなかったわけですが、啓発の意味で説明はしていっていただきたいと思います。これをするのはやっぱりごみ減量等推進員の集まるところとか、こういうものを大いに活用していただくしかないと思うのですね。そうでなければモデル地区は依然として自分たちは環境にいい、こういう循環型に参加しているのだという意識を持ってやっていけますが、そうでないところはそういうものを今やっているかどうかということも住民の意識の中ではあっという間に遠のいてしまうと思うのですね。ですから、今モデル事業を実施している間にも、住民のごみ処理に関する前向きの自負心とか、それからそういった積極的な姿勢とかを維持させていく必要があると思うのです。こういった現状の姿、それから今後の展望なども全体会の中では情報提供をしていっていただきたいと思いますが、これについてはいかがでしょうか。
 堆肥化についてここでは申し上げましたが、衛生組合で取り組んでいること、直面している問題についてもごみ減量等推進員の全体会で伝えることの大切さを感じておりますが、いかがでしょうか。
 それから、マイバック普及委員会ですが、私もその6,000円から2,000円でいいというふうに、委員の方で申し出があってそういうふうになったというのは聞きましたけれども、事務局側としてこれが今後こういう形で住民が多く参画したいということで、負担を少なくしたい。あるいはその住民が何回も回数を重ねるとか、それからたくさんの人がこれに出てくるとか、そういうことが出てくると思うのですが、こういった場合の対応も考えていかなければいけないと思うのですね。単純に6,000円から2,000円になった、はい、それで住民、委員から申し出があったのですから、それでやってくださいと言ってしまっていいのかどうかということも、今後においてのことなのですが、もう少し検討しておいていただきたいと思います。
 それから、商工会の方では82%、商工会などの委員、それから公募委員が88%の出席率だということでしたが、実は宮代の方では大型店がないのですね。商工会といっても小売店の方が出てくることが多かったようです。それに比べますと、久喜の方では大型店が多いのですね。そうすると、その出席率が意見というのは、大型店のこういったレジ袋のその担当の人が来るということがあるので、そこら辺の違いがこの内容の違いにもなってくると思うのです。大型店というのは、レジ袋を改善したりするのにその企業の宣伝とかイメージアップとか、そういうものを考えると、切りかえるのが簡単なのですが、宮代なんかで参加している小型店だと、個人店舗だと、ただ量販店で買ってきたのを自分のところで用意するという形になってしまうのですね。そうすると依然としてその透明袋だとかそういうものに取り組むということができない。マイバックももちろん必要ではありましょうが、透明の袋に切りかえるというその大切なんかも、ここで検討していただかなければならない問題だと思うのです。こういうところももう少しきめ細かく、大型店だからどういうことができるか、小型店でどういうことができるか、その目的意識とか目標とか、そういったものも違ってくるのではないかと思うのです。これについても十分に検討していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
 といいますのも、ごみピットを見てみますと、今少数家庭とか単身家庭が多くて、あの中で大きいごみ袋を使っているのは大変少なくなっています。それで、レジ袋で少したまったら出すと、毎回出して、自分の家からごみがだんだん少なく、できれば余り置いておきたくないというような傾向にあるわけです。のぞいてみると、白いごみ袋ですけれども、中身が見えないのが大分あります。透明の方がうんと少ないです。これの方こそ本当に問題だと思うのですね。レジ袋の減量ということよりも、ごみの分別精度を上げるという意味では、マイバックもしかりですが、透明袋の重要性とか、そういうものも考えていただかなければならないと思うのですが、これについては中でどのように検討されたのか、あるいはされなかったら今後どのようにしていくのかをお聞かせいただきたいと思います。
 それから、モニターを、結局モニター実施はしなかったということですが、作業とか活動をしながら新たな課題を見つけていくということをしなければならないと思うのですね。住民がかかわって生活者がかかわっている以上、それがここで検討するということだけで、あとアンケートをとったというだけで、その具体的な答申を出すということは、実情から少しそれてしまうのではないかと思うので、自治体がつくったマイバックだけを使用してどうこうということではなく、実作業を通して生活者、消費者からの利便性とか、そういったものも今後考えていただきたいと思います。残りは少ないと思うのですが、この間にそういった実作業の中から課題を見つけていけるかどうかについてもお伺いいたします。
 それから、あとふれあい収集ですが、約1年たったわけですが、久喜が8世帯で宮代6世帯、このぐらい少ないとは思わなかったのですが、もう少し周知が徹底されればこの制度、システムを利用する人がもっとたくさんいらっしゃるのではないかと思うのですが、実際に聞いてみても、ふれあい収集のことについては知らない人が多かったです。これはせっかく始まったシステムですから、8世帯、両方で15世帯ということではなく、もう少し本当に困っている人に手を差し伸べるという意味では、周知に力を入れてやっていただきたいと思います。これは要望です。
 以上です。
議長(榎本和男君) 加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 廃棄物等減量推進員、その中で生ごみの堆肥化、それらについてはもっと周知ですか、PR、そういうものを活動をしていったらということですけれども、廃棄物減量推進員さんの意見交換会、この中では生ごみの堆肥化について、業務課長の方で説明をして協力をお願いしております。
 その中でも生ごみの堆肥化、質問なんかに出ましたけれども、減量推進員さんの中では生ごみの堆肥化については、関係ない地区でも、その他の地区でもある程度の関心を持っているという感覚は、私どももちょっと得ているかなという感じでおります。
 それと、マイバックの普及検討委員会の中で6,000円から2,000円になったということですけれども、私ども6,000円の報償ということで予算計上してあることで、6,000円はそのまま続けたいということはお話ししました。その中で検討委員さんの方の中で、充実したその検討を長くしたいということで、それには行政に負担をかけたくない、検討委員さんの中で2,000円と決まってしまったものですから、もうそれでなければ、では私ども検討委員会をやめますということまでちょっと言われたものですから、私どももそのまま意見を尊重して2,000円ということになったわけでございます。決して行政の方ではなくて、本当に検討委員さんの中から、検討の中でそういうものが出てきまして、2,000円となったわけですので、ちょっとご理解をお願いしたいと思います。
 この検討委員会の中で、先ほども小売店とか大型店とかという委員会の中で出ましたけれども、久喜市、宮代町それぞれの商工会からの推薦の委員については、大型店の方は入っておりません。すべて小売店の方です。この中で先ほども言われましたけれども、その透明袋とか何かその関係につきましても、アンケート調査をとっております。どうして透明袋を使わないのですかとか、そういうこともアンケートをとって調べております。その中でもそういう中でいろいろ検討を進めまして、その小売店というか、小型店がマイバックの提供をやめたら大型店に流れてしまうのではないかとか、そういうアンケートの調査とか、中でも意見もやっております。その中でも差し支えないだろうとか影響があるだろうとか、いろんな検討はそこでしております。ですから、それはもう少し時間が必要かなと思います。
 それと、モニター作業の実施ということなのですけれども、これも最初に申し上げたのですけれども、委員会さんの委員の中で、行政が押しつけたってそんなに広まって深く浸透はしていかない。あくまでも消費者がみずから行動を起こして、レジ袋の削減に努めるべきだということで、別にそのマイバック、それを持つのがレジ袋の削減ではない。レジ袋だって何回も使えばマイバックになるのではないか、そういうような意見も出されまして、そのマイバックをつくるモニター、そういうものはやらなかったものでございます。
 私どもの方からはそれだけでございます。よろしくお願いします。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) リサイクル保管庫に関連いたしましてご答弁申し上げます。
 リサイクル保管庫をつくるに当たりましては、まず自転車とかそういう金属のものは雨にぬれたりしますと価値が下がってしまうということから、建設に向けて始まったものですから、その辺からお話ししたいと思います。
 それで、品物といたしましては廃家電製品を入れるもの、そしてまた持ち込みのリサイクル品、家具とかそういう大きなものもあるかと思います。そういう中でその保管庫をどのように利用できるか、ただ保管するだけではなくて、その中で修理をしたりできるかどうかも今後建設して、その中で具体的に検討していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 加納議員。
                 〔10番 加納好子君登壇〕
10番(加納好子君) マイバック普及委員会について再々質問をさせていただきます。
 アンケートやそれから委員のご意見で透明袋はどうして使わないのとか、そういったことを中で意見交換したり検討したというふうにご答弁だったと思うのですが、現にごみピットでは透明ではないのより透明の方がいいわけですよね、ごみの精度を上げるということ、分別の精度を上げるということで、それをその商工会とか業者の方で見ると、変えるということが面倒だったり踏み切れなかったりするのですが、消費者の方はそれほど大変ではないと思うのですね。それについて具体的に消費者がどうなのかということは、こういったことをモニターで実施すればいいのではないかと思うのです。私はモニターの実施ということは、マイバックをつくるモニターはやらなかったと言いましたけれども、マイバックをつくることではなくても、そのモニターというこの仕組みでいろんなことが実際に活動しながら調べられると思います。透明袋には圧倒的にまだ色がついている袋が多いのですね、透明袋よりも。しかし、ごみの収集にはいいということになれば、やっぱりもう少し透明袋のよさを訴えていかなければならないし、これを普及させていただかなければならない。どこにそれがネックがあるかというと、本当はそれほどないと思うのですね。私のところの近所のライフストアではほとんど、パーセンテージにしたら90%以上は透明袋だと思うのですけれども、特大と大と中、これは全部透明袋になっています。小さいのだけプライバシーの問題があるからということで透き通っていないのを用意していますけれども、それに消費者はこれについて何か苦情が出るかといったら、全然出なかったそうです。もう大分たっていますけれども、透明袋に、こういったことを実際に本当はどうなのかということをこのモニター活動の中で、もう結果というか、そういうものを出していっていただきたいと思います。それでなければ中で幾ら検討したとしても、実際の生活をしているわけですから、意味がないと思うのですね。普及委員会ということなので、検討よりも実際のモニター作業とか、それから活動を通してその次の課題を見つけるとか、課題がなかったとか、そういうものを探っていっていただきたいと思います。要望にします。
 それから、堆肥化のできた堆肥の利用について伺ったのですが、余り具体的な話、具体的にお聞きしたのですけれども、具体的な答弁はなかったのです。例えば具体的というのは、農業団体等はどういうふうに使っていく計画があるのか、今どういうふうにここを連携させようとしているのか、具体的にはこの検討がどのぐらいまで進んだのかということをお聞きしたいと思いましたのですけれども、そういったご答弁がなかったので、これをお願いします。
 あとはこういう具体的なところがないと、家庭菜園とかそういうのが出てきたとしても余り意味がないと思うのですね。もちろんその一般の人は家庭菜園とかプランターに使うというのでは欲しいかもしれませんけれども、衛生組合が取り組む堆肥化ですから、大口の一番循環どうやってさせるかという、その基本理念に沿ったところで、農業団体等の具体的な検討というのはお答えの中でもう少し明白に出てきてもいいのではないかと思いましたので、お願いします。
 ふれあい収集については……要望にしてしまったのでしょうか。
議長(榎本和男君) 要望ですね。
10番(加納好子君) そうですか。では、以上です。
議長(榎本和男君) 加納議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、加納議員さんの再々質問の方にお答え申し上げます。
 できた堆肥の利用ということで、組合の方ではいろいろな団体とお話をしまして、その使い道を模索しているところでございますが、先般県の農業改良普及センターと打ち合わせをいたしました。その中で県の農業改良普及センターの方では、やはり大口の利用ということが大前提だろうということを考えているようです。具体的には、161トンという堆肥が生産されますので、ホビー的な消費ではとても難しいというお話をいただいております。そのようなことから今後は例えば水田ですね。あるいは畑、そういったものの中で水田にはどの程度の量が入るのか、あるいは梨の場合には何トンぐらい入るのか、そういった施用マニュアルのようなものをつくりまして、農業団体の方にお示しをしたいというふうに考えております。
 また一方では、JA南彩の方でございますが、これがやはり流通の方をお願いするわけでございますので、大口の販売、そういったことについてご協力をいただきたいというふうに思っております。JA南彩では現在年間約50トンの堆肥を販売しているというふうに聞いておりますので、そういった形の中で組合の肥料を使っていただければ、今後普及啓発が進んでいくというふうに考えております。
 いろいろな方法がございますが、やはりその農業団体、あるいは生産組合の協力をいただきながら、今後進めていきたいというふうに考えておりますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。
議長(榎本和男君) 以上で加納議員の質疑を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 もう既に前段の方々で大分通告したことも聞けてまいりました。補足をしながら聞きたいと思います。
 まず、10ページですけれども、ここの一般管理の賃金です。事務の方の臨時職員の方だと思いますけれども、人数と仕事についてお願いをしたいと思います。
 堆肥化推進委員の謝礼についてはわかりました。
 12ページのダイオキシン類の健康調査の委員会のことですけれども、ご説明で公表とか住民の説明ということでお聞きをしておりますが、委員会内で専門委員会の中で検討をこういったこともするということだったのですけれども、大体いつごろになるのか、公表、住民説明、このあたりについてお願いしたいと思います。
 それから、マイバックの検討委員会ですけれども、これは5月ごろでしたか、報告書が、5月ごろまでに報告書をまとめるということでわかりました。
 同じく12ページの廃棄物減量等推進員の保険料の件ですけれども、20万円の計上ですけれども、前年比で7万5,000円減額となっておりますので、この点についてご説明をお願いします。
 それから、14ページのインターネット接続料ですけれども、前年比で6万3,000円プラスの14万3,000円ということですので、この増額についてもお願いしたいと思います。
 それから、16ページ、再任用職員2人の勤務形態についてですけれども、これは前段の方の質問で、本人の希望を伺った上で決めているというようなお話でしたけれども、私は手順ではなくて、現実に15年度この再任用のお二人がどういう勤務の形態をとられるのかということでお尋ねをいたします。
 それから、18ページの賃金の臨時職員で14人ということでした。それで、一般の方が7名、OBが5名ということなのですが、受付2名というのは搬入のはかりのところの受付の方のことでしょうか。その点をお願いします。
 業務用生ごみ処理機はわかりました。
 18ページの塵芥処理費の消耗品、これも前年比4,000万増ということで、前段の方が伺っておりました。県の施設、三ヶ山の方ですね。環境センターでしょうか。こちらに運び込むために重金属のキレート材を買うということで大幅増でありますけれども、このキレート材を入れて、溶出しないようにして、それでは県の施設の方に受け入れてもらえる量はどうなるのか、その点についてご説明をお願いしたいと思います。
 それから、20ページの家電リサイクル券について、これに関連して質問いたしますけれども、このごみ収集場所に廃家電が捨てられていた場合に、衛生組合の責任で処理をするということですけれども、この捨てられる場所は収集場所に限りませんで、いろいろなところに捨てられてしまうわけで、ごみ処理という点からいいますと、久喜市さん、それから宮代町、両方の市町がそういったところに責任はあるのでしょうけれども、ごみ処理全体から考えますと、この衛生組合も積極的に関与をしていくべきだろうと思うので、その管内全体で家電の不法投棄の現状はどうなっているのかどうか、おつかみでしたら教えていただきたいと思います。
 廃棄物最終処分の内訳はわかりました。
 それから、20ページのこれも前段の議員さんがお尋ねでしたけれども、プラスチック固形燃料化業務、それから資源リサイクル回収選別加工業務、資源プラスチック回収業務、燃やせるごみ収集業務、燃やせないごみ収集業務、この各委託料が前年と同額なわけです。ご説明ですと、業務委託の内容が変更していないということでございます。確かに契約がそうであればそうなのでしょうけれども、私が関連してお聞きをしたいのは、分別収集がどんどん、どんどん進んできて、どのごみも減ってきていると思うのですね。そのごみが減っているのですけれども、結局直営と委託、もうほぼ先ほど伺ったところによりますと、ほぼ半分半分ですので、直営については実際に収集体制を見直して、減らしておりますよね。しかし、委託についてのごみは減っているけれども、ずっと同じ契約内容でやっているので、減らないという、金額として減らないというのは私はおかしいと思うのですよね。その点についてご説明をいただきたいと思います。
 それから、同じ20ページの植害試験の内容ということでお聞きをしておりますが、これは先ほどの堆肥分析業務の中でもいろいろと試験をするそうで、害というよりも反対に有効の作用についても検討する、評価するということでしたので、これは結構であります。
 それから、同じ20ページの堆肥化施設運転業務についても、前段の議員さんから体制、それから作業等について伺っておりますが、責任者が1人、技術者が2人ということで、資格を有するということもお聞きをしましたけれども、この運転業務の委託が2,562万8,000円ですから、3人で単純に割っても平均1人850万円の委託料ということで、相当高い委託なのですよね。そこで、先ほど運転から施設全体の管理運営ということで、製品の貯蔵までされるということなのですけれども、あそこの堆肥化施設で毎日毎日この3人が勤務をして、これだけの仕事をするということになりますと、相当、言葉は悪いですけれども、仕事はそれほど毎日毎日としてはないのではないかというふうに想像するのですけれども、その点ご説明をお願いしたいと思います。
 それから、22ページに移りますが、これはごみの方とし尿の方の両方に精密機能検査というのがあります。法律で3年に1回の検査が義務づけられていることですから、そうなのですが、この検査内容について伺います。といいますのも、この法律に基づく検査ですから、もし不合格だとなった場合には、ここが処理がとまってしまうというようなことも考えられるわけで、そういった点から伺います。
 それから、生ごみ収集業務のことであります。これは先ほど1台でたしか4日でしたか、1週に、それで午前中に終わってしまうので、半日として契約して半分で済んだというようなことでありますけれども、この体制は結構ですから収集地区、世帯数についてお願いしたいのと、それから生分解性の袋を各戸に配りましたけれども、まだ間違ってスーパーのレジ袋で出してしまうような人もいるらしいのです。そういう方への対策はどういうふうにとられていくのか、お願いしたいと思います。
 リサイクル保管庫については結構です。
 それから、塵芥収集車、パッカーコンテナ台数を聞いておりますが、同じ22ページの塵芥収集車の購入のところで、この収集車とパッカーコンテナと買うわけですけれども、台数はわかりましたけれども、この安全性の検討についてはどのような庁内での検討がされてきたのか、その点について伺います。
 それから、同じ22ページのし尿収集の委託についてであります。このし尿収集の業務委託で、先ほどからのご説明でも下水道が完備してきたということもありまして、減っているらしいのですけれども、戸数としては減っているのではないかと思うわけですけれども、いかがでしょうか、その点。
 それから、私最後の質問に出しておりますが、予算全体を通じて新設炉関連の予算化ではないように思うということで出してありますけれども、これは前段の議員さんへのお答えで、合併絡みで不透明であるということで、それから周辺の地区も久喜と宮代が合併しなければ新設炉には同意できないというようなお考えで同意はされていないということで、ストップしているというようなのですけれども、このごみ処理基本計画では、この新設炉もそうなのですけれども、生ごみの堆肥化施設とか粗大ごみの処理施設も計画にのっておりまして、やはりこれも14年から15年にかけて用地確保ですとかアセスメント、住民同意とか、そういった新設炉と並行してそういう計画があるのですけれども、これらもこの予算を見ますと、どうやら予算化されていないように思いますけれども、やはりこれも合併絡みなのでしょうか。
 管理者、副管理者ともここの組合がやってきた先進的なごみ処理はこれからも続けていきたいということだし、副管理者、榊原町長は、ぜひ久喜市さんとこの衛生組合そのものを存続させていきたいというお考えなのですけれども、新設炉、あるいはこれから今申し上げましたような施設というもの、これから日本一のごみ行政を目指してこの行政を続けていくためには、私は衛生組合は存続させるべきだと思っています。この議会としてもほとんどの方もそういった願いであろうと思うのですけれども、それで榊原町長もおっしゃっていましたけれども、合併特例法の中で一部事務組合も存続可能であるということですし、実際に私ども2年ぐらい前でしたか、岩手県の盛岡へ行きまして、紫波地区の環境施設組合というものを見てきた経験がありますけれども、あそこの組合は、旧都南村が平成4年に盛岡へ合併したときに、それまで続けていた1村2町の施設組合というものをやっぱり存続させて、続けてきたというものがありますので、そういったことも考えますと、この組合は存続できると思うのですけれども、さっき言いましたこれからの課題を進めていくべきだと思いますけれども、その点ではどうお考えでしょうか。
 以上です。
議長(榎本和男君) ここで休憩いたします。再開は2時30分といたします。
 
    休憩 午後 2時10分
 
    再開 午後 2時30分
 
議長(榎本和男君) 再開いたします。
 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 岡村和男君登壇〕
総務課長(岡村和男君) それでは、お答え申し上げます。
 まず、10ページの一般管理費の臨時職員賃金についてでございますけれども、この賃金につきましては事務職の臨時職員分でございますが、人数につきましては前年度と同じく2名を予定しております。仕事の内容といたしましては、主に粗大ごみの予約、それから分別の問い合わせなどに対しましての電話の対応が中心となりますけれども、そのほかにも職員の補助的な事務の作業ということをお願いする考えでございます。
 それから、14ページのインターネット接続料増額の理由でございますが、こちらにつきましては岡崎議員さんのご質問にもお答えしましたように、ホームページのリニューアルに伴いまして、サーバーの契約容量を50メガバイトから100メガバイトに変更したということが理由でございます。6万3,000円の積算内訳でございますが、増量分、容量10メガバイトに対しまして1,000円のアップということで、50メガバイトのアップ分、月額5,000円になります。これに12カ月、さらに消費税を加えたものが6万3,000円ということでご理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上でございます。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 加藤議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず、再任用職員2人の勤務形態ということでございますが、これについてお答えいたします。週3日の勤務でお願いしております。
 次に、臨時職員のする仕事についてお答えいたします。先ほど角野議員さんのご質問でお答えいたしましたが、臨時職員の数ですが、臨時職員14名、OB5名、一般7名、受付、先ほど抜けてしまいましたが、2人でございます。仕事の内容でございますけれども、OBの臨時職員につきましては、経験豊富なことから収集の助手、施設で運転指導、搬入ごみの分別指導などをお願いしています。一般の臨時職員は収集業務の助手として考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。
 次に、ページ20の資源リサイクル回収選別加工業務、資源プラスチック回収業務、燃やせるごみ収集業務、燃やせないごみ収集業務の委託料が前年と同額の理由についてお答えいたします。収集車1台2人乗り、週5日勤務、月22日稼働の計算をいたしまして、1台当たりの金額を出しております。
 次に、業務委託の種類ごとに計算しますと、資源リサイクル回収選別加工業務でございますけれども、週4日回収、2人乗りで13台の収集で回収となっております。燃やせるごみ収集業務委託料は、週4日収集、2人乗務で4台の収集車で収集しております。資源プラスチック回収委託料は、週4日回収の4台の収集してございます。燃やせないごみ収集業務委託料は、月3日収集の2台の収集車で収集を行っております。前年度と同額の理由でございますが、業務委託の内容に変更がございませんので、同額とさせていただいております。
 次に、生ごみ収集業務委託の収集地区世帯数、生ごみをビニール袋で出す人の対策につきましてお答えいたします。収集地区でございますが、久喜地区が公団青葉、ライオンズ、本町三丁目一部、上早見一部、上町一部、久喜新一部、久喜本一部、中央、北二丁目一部、青葉五丁目、北青柳一部、所久喜一部、江面一部、上清久一部、下清久一部、県営青葉団地、東一部、青葉二丁目一部。宮代地区でございますが、宮代台、姫川町一、学園台、宿、本郷でございます。
 世帯数は久喜地区が6,952世帯、宮代地区が1,691世帯で、合わせまして8,643世帯、およそ8,600世帯ということでお願いしています。ご協力いただいている世帯は8,600世帯でございます。
 生ごみをビニール袋で出す人の対策でございますが、ご協力いただく区長さんや減量推進員さんにその都度出し方についてお願いをしていきたいと考えております。
 次に、ページ22の収集車購入台数、パッカーコンテナ台数、安全性の検討のご質問にお答えいたします。塵芥収集車2台、内訳でございますが、生ごみ収集できる、入れるものと、燃やせるごみを入れる2口の回転式の収集車でございます。これが1台。アームロール車1台となっております。アームロール車用のパッカー車コンテナ、これが2個ございます。また、安全性の問題でございますが、本年1月に収集車を借用し、生ごみ収集を実施しながら機能性や安全性などを確認してまいりました。また、アームロール車につきましては、更新ということで、これまで使用しておりましたので、これからも常に事故のないように安全に留意いたしてまいりたいと考えております。
 最後になりますが、し尿収集委託、収集戸数、減っているのではとのご質問でございますが、し尿収集委託は収集業務を1台行っております。また、収集戸数も減少傾向にございまして、委託分の減少した戸数分を加算いたしまして実施をしております。また、収集区域もだんだんと広範囲になってきてございます。くみ取り件数でございますが、久喜と宮代、直営、委託について申し上げます。12月3日現在でございますが、くみ取り世帯数、直営、久喜分が13世帯、宮代は893世帯、合わせまして906世帯、委託でございますが、久喜地区が771世帯、宮代がゼロでございます。合計771世帯。そのほか臨時が久喜地区で月30件ほどございます。宮代地区が月15件ほどございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
 最初に、12ページのダイオキシン類の関係でございますが、この住民説明会のご質問でございますけれども、現在委託業者から調査結果が提出をされたところでございます。今後平成15年度の委員会において、評価検討をしていただきまして、地域住民への説明と公表をしてまいりたいと考えております。具体的には、4月から5月ごろに委員会を、6月には公表をしたいというふうに考えております。
 続きまして、18ページの塵芥処理費の重金属固定剤の関係でございますが、県の施設には平成15年度500トンを予定しております。
 続きまして、20ページのプラスチック固形燃料化業務委託につきましてでございますが、業務委託の内容が昨年と同様でございまして、人件費等についても横ばい傾向ということがございますために、前年度と同額となってございます。
 続きまして、22ページの精密機能検査の検査の内容とのご質問でございますが、ごみにつきましては焼却炉及び粗大ごみ処理施設を対象とした検査の目的及び結果の概要、処理、処分の概要、施設の概要、運転管理実績、設備、装置の状況、各種試験結果、処理条件と処理効果、今後の方針というふうになってございます。
 また、し尿につきましては、し尿処理施設を対象とした検査の目的、施設の概要、維持管理実績、維持管理状況、処理機能状況、設備装置の状況、今後の整備方針となってございます。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から堆肥化処理施設の運転業務について、毎日運転が必要ないではないかという件ですけれども、生ごみの回収は月曜、火曜、木曜、金曜、4日間でございます。したがって、水曜日については収集はございません。しかし、運転の体制ですけれども、前処理と後選別ということで、運転に対しては前処理を2人で、後処理の方は選別として戻し堆肥、また袋詰め等を一緒に運転するものですから、最低限やっぱり3名が必要だというふうに考えていますので、よろしくお願いします。
議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私の方からは廃棄物減量等推進員さんの保険料の減額の理由と、家電4品目の不法投棄の現状をお答えさせていただきます。
 まず、12ページの廃棄物減量等推進員の保険料の減額につきましては、減量推進員さんの視察研修、2年に一度行っております。この昨年、平成14年度に減量推進員さんの視察研修を行いましたので、今年度平成15年度は計画がありませんことから、視察研修用の保険料を減額したために、減額となったものでございます。
 それと、家電4品目の不法投棄の現状なのですけれども、平成14年度、今年の2月末までの数字でございますけれども、久喜と宮代町別々にお答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 まず、不法投棄の状況なのですけれども、これは衛生組合分を含んだ全体の数量でございます。まず、久喜市の方から、エアコンが7台、テレビが16台、冷蔵庫が5台、洗濯機が5台、合わせまして33台、宮代町がエアコンが2台、テレビが11台、冷蔵庫が8台、洗濯機が3台、合わせまして24、久喜市、宮代町合わせまして57台となっております。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 加藤議員、再質問ありますか。
                 〔「合併に関してはないのですか」と言う人
                   あり〕
議長(榎本和男君) 初めに通告がなかったということで、通告外ということで答弁ありません。
                 〔「前段者に答えが出ているけれども、それ
                   に基づいて聞たわけなのです」と言う人
                   あり〕
議長(榎本和男君) 通告書と内容が違う。
                 〔「だから、前段者の答えからまた聞いたわ
                   けですよ」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 前段者は関係ない。
                 〔「関連質問ではないの」「関連はないだろ
                   う」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) では、再質問をお願いします。
 20ページ関連で各業務委託について伺ったのですけれども、私は体制を聞いた、体制はわかりましたけれども、先ほども言いましたけれども、分別によってどんどんと収集してくるごみそのものが減ってきたということで、実際には直営紹介しますと、前は8台、3人乗って、8台3人体制がごみが減ってきたということで、7台2人に減っているわけなのですよね。それなのに委託の方ではごみ量が減っているにもかかわらず同じ収集体制で契約をして、払っているのですけれども、それはおかしいのではないかと思いますけれども、その点いかがなものでしょうか。
 それから、精密機能検査についてですけれども、細かくこういう検査があるということで伺いましたけれども、その検査を受けて、何か指導とかそういうものはあるのでしょうか。その点伺います。
 それから、生ごみ収集でビニール袋で出す人への対策としては、区長さんや推進員さんにその都度お願いをして働きかけていくということなのですけれども、つい先日労働組合の方から手紙をいただきまして、生ごみ収集1カ月たっての計画の上に立ってということでありましたけれども、あそこにも最後の方に、組合からのこういうふうにやったらいいのではないかというような提案も載っておりました。これまでの燃えるごみ、それから燃えないごみの収集のときより、生ごみは置いてくれば腐ってしまいますので、それは破ってそれだけ持ってきて、袋に前のようなシールをはったらどうかとか、そういった提案もありました。そういうように前向きにやっていく必要があろうかと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
 それから、塵芥収集車、パッカーコンテナに関連して安全性をお伺いしました。1月に車を借りて試験をしたと、それからパッカーコンテナについては前と同じようなものだということでしたけれども、庁内にはそういう安全性について調整するような検討会とか、安全推進委員会みたいなものが置いてあろうかと思うのですけれども、そういったところは検討されなかったのかどうか、そのことをお願いいたします。
 それから、もう一度お伺いしますけれども、予算全体通じて新設炉関連の予算がされていないように見えますけれども、その理由については合併絡みということだったのですけれども、それ以上のお答えはないのでしょうか。その点再質問でお伺いします。
議長(榎本和男君) 加藤議員に再質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 加藤議員さんのご質問にお答えいたします。
 ごみそのものが減っているにもかかわらず、収集車両が台数が減らないというご質問でございますが、これにつきましてはまず1点としましては、各車の積載量というのがございまして、過積載にならないようにというのが1点でございます。また、全地域を回るものですから、ごみが1台分減らないと減車できないという事情がございます。また、そのほかにも15年度から新しく生ごみ収集というのが始まりまして、これも夏まで見てみないと収集量とかそのほかのことがわからないということで、大変不安がございますので、ぜひとも生ごみの堆肥化を成功させるためには、どうしてもその辺を見きわめたいということでございます。
 あと安全性につきましては、庁内に安全衛生委員会というのがございますが、これにおきましては先ほど申し上げましたが、検討してございません。これからも安全衛生委員会は機能しておりますので、衛生管理者あるいは安全管理者等もおりますので、安全には十分留意をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは精密機能検査についてお答えいたします。
 精密機能検査につきましては、検査結果が報告書として組合の方に提出されます。この時点で問題があれば指摘事項ということで提出があります。これを具体的に直していくというような方法で対応しております。よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 局長。
                 〔事務局長 中村恭三君登壇〕
事務局長(中村恭三君) 新炉関係の予算が計上していないのはいわゆる合併の関係かというふうなお話でございます。先ほど来答弁をさせていただいておりますけれども、まず現実的に合併協議会の枠が久喜市と宮代町では枠が同じ枠にならなかったというふうなことから、一番考えられるのがこの衛生組合の存続の関係だろうと私は思っております。そんなことから不透明であるというふうなことを申し上げてあるかと思います。
 そんなことから今のところは予算上は関連予算は計上させていただいておりません。ただ、先ほど来答弁申し上げておりますように、その不透明さ、あるいは存続がするというふうなことになれば、すぐにでも臨時会を開催させていただきまして、関連予算等は計上させていただいて、速やかに議決をいただければと、時間的には遅れるようにはなりますけれども、ごみ処理基本計画に沿った存続があれば事業が執行できるのではないかというふうに考えるわけでございます。
議長(榎本和男君) 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 失礼しました。ビニールの袋でございますけれども、これからも啓蒙啓発に努めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 3問目お願いします。
 収集の業務委託でごみが減っているのにどうしてかということでしたら、全地域を回るし、過積載をしてはいけないと、それからごみの減量が1台分減らないと減らせないということでしたけれども、これも先ほど堆肥化のことも絡めてお答えいただきましたけれども、実際にどのぐらいのごみが減っていて、どういう収集でやっているのかという、現実をよくチェックをして、これだけのごみが減っているのだったら減らせるのではないか、こういうふうな検討をぜひしていただきたいのですけれども、その点はいかがなものかどうか。
 それから、生ごみの収集に関して、ビニールで出す人の対策でありますけれども、啓発に努めていくということでしたけれども、実際にビニールの袋が発酵槽の中に入っては困るわけですよ。ですから、実際にそこのごみを持ってくる、積み込む段階で何らかの手を打たないとだめなものですから、先ほどの組合の提案というのがありますから、ぜひ参考にしたらいいと思うのですよね。
 それから、堆肥化推進委員会というものもまだ存在しているわけですから、そういったところで現実にこういうことがあるのだけれどもということで知恵をおかりしたらどうかと思います。そういった点でも、ただ啓発に努めていくだけではいけないと思うのですよね。その点もう一度お願いしたいと思います。
 それから、新設炉関連で合併絡みということで、存続がどうなるか、それが決まっていけば、少しは遅れているけれども、推進をしていきたいということなのですけれども、私は存続させるべきだと思いますし、先ほど1問目で申し上げたような、盛岡紫波地区の環境施設組合が現実に平成4年に一部の村が盛岡に合併したそのときも、それ以前から続けていた施設組合を続けたという前例もありますので、そういった点もよく考えていただきたいとお願いしたいと思います。
 以上です。
議長(榎本和男君) 加藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 野本業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) お答えいたします。
 ごみにつきましては、少しずつふえております。平成11年から申しますと総重量で3万4,396トン、12年度が3万5,688トン、13年度が3万5,908トンということで、ちょっとふえてございます。
 あと先ほど啓蒙啓発ということでしたが、具体的には説明会とか、あるいはチラシの配布とか、そういう具体的なことで努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
 次に、木下議員、お願いいたします。
                 〔3番 木下 篤君登壇〕
3番(木下 篤君) 3番、木下です。
 16ページの清掃総務費の給料についてお伺いいたします。平成15年度の予算では現業職員が31人となっております。平成13年度が36人、14年度が34人、そして毎年確実に現業職員を減らしてきました。管理者は日本一のごみ行政目指すと言いながら、その牽引力になっている、そして努力をしてきている現業職員を減らしていく理由をお伺いします。その方が減量化が進むと考えているのかどうかお伺いします。
 2点目の20ページの委託料、資源回収業務、プラスチック類、燃やせるごみ収集業務は前段者の答弁でわかりました。
 同じく20ページのクレーン及び飛灰搬出運転業務について、この業務は現在同じ金額ですから、4人でやっているのかどうか、これ確認いたします。
 それに関連いたしまして、これは昨年の10月の議会におきまして、私質問したのですが、もしこの金額を委託を1人当たりにすると、正確にやれば、この予算でやれば1人当たり875万です。そのときに職員は980万かかると言いました。現在の職員の平均年齢からいって、これはそういうふうになるかもわかりませんが、例えば20歳の若い人を採用した場合、1人幾らになるか、それをお伺いいたします。
 同じくその次のところで、生ごみの生分解性のごみ袋のことです。これについては現在生ごみが生分解性のごみ袋で回収しておりますが、家庭によっては出す生ごみの量がそれぞれ違います。最近は少人数の家庭も多い。そして、生ごみの出す量が少ないところも結構あるわけです。私が見たところも半分よりも3分の1ぐらい袋に入っているのが結構出されているというところもあるので、一回り小さい袋をつくってみたらどうかということです。それは実際にこれから生分解のごみ袋といっても、量を減らすことに役に立つのではないかということです。
 もう一つ、それとの関連で私いろいろな人から聞かれたのですが、どうも塩分のある生ごみは排出をしない方がいいということが頭に入っていて、例えば漬物なんか食べ残しがある。しかし、これは塩分が多い。だから、生ごみの方には入れない。そして、一般の焼却炉の方のごみに入れると、こういう人たちもいます。よく見ると、生野菜の残り物とか、そういうものの比率は高いのです。ですから、この点でもっと身近な生活に関連したものでも大いに出せるのだという、そういう説明のものもやっていいのではないかと、そうしない限り、せっかく生ごみを分別すると言いながら、非常に神経を使い過ぎて、余り生ごみの出し方が減っているのではないかというようなこともあるので、その点について当局はもっと配慮していく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 局長。
                 〔事務局長 中村恭三君登壇〕
事務局長(中村恭三君) 現業職員の採用についてのご質問にお答え申し上げます。
 この問題は、一般質問の中でもお答え申し上げましたように、まず業務体制の見直し、あるいは再任用制度の雇用、それから定年退職者等の採用によって、以上の3点を持ってすれば、当面の間住民サービスの低下は招かないで済むというふうなことで考えております。やはり一般質問でも申し上げましたけれども、仮に衛生組合が解散となった場合に、一部事務組合の職員について、現在の合併特例法では身分の保障についての規定がないというふうなことから、非常に不安定になっております。ただ、管理者の方では前にもご答弁申し上げていますように、その身分について誠心誠意対応していただくように話をしていくというふうなことを申し上げておるわけでございますので、今の時点ではすぐ採用というふうなことはちょっと考えておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、生ごみ収集の生分解の袋の件についてお答えします。
 大きさについて、先ほど申し上げたように、やっぱり大きい小さいというふうな意見がございます。したがいまして、1年間を通じて回収の状況を見ながら、袋については検討をしていきたいというふうに思っています。
 あと塩分が多いので漬物等を出さない家庭が多いというふうなことをお聞きしました。説明会の中でも分別の一覧表というのがあるのですけれども、その一覧表をお配りしまして、それを見て出すようにということで説明はしています。そういう中で15年度については、モデル地区に対しまして、分別がわかりやすいパンフレットを発行する予定でございますので、それを見て、さらに分別を徹底してもらうというふうに考えていますので、よろしくお願いします。
議長(榎本和男君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) クレーン関係の運転の関係で、職員1人当たりで875万、直営ですと980万と年齢が下がって20歳を採用したらどうかと、幾らになるかというご質問でございますが、その金額をお話しする前に、クレーン運転というのはやはりその経験が相当伴いまして、20歳の運転を想定したことはございませんでした。そういった関係からやはり現業の職員といわゆる安全運転ができる職員というコストを考えた場合には、この程度の差があるということでご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 木下議員。
                 〔3番 木下 篤君登壇〕
3番(木下 篤君) 再質問いたしますが、最初の現業職員を減らしていく問題については、今の業務体制が見直すという状況にあるということも含めて、当面はこの形で進めるということでございますが、私8年間、そのときにはそういう問題ではないのですよね。一貫して減らしてきたのです。私の前の人に聞いたら80何名かいたのです。これが現在31名ですよ。それは理由にはならないと思います。今になってこれがそういうふうな理由とするとすれば、若い人をこれから採用しないで、今の高齢者を次々と減らしていく。将来は確実にここの衛生組合の活動が今のような先進的な役割を果たすというふうにはなっていかないのではないかと、そのことから私はずっとその質問をやってきました。しかし、相変わらずそういう答弁です。
 それから、2点目の塩分のある生ごみの排出の問題ですが、これは本当に何とか生ごみの堆肥化成功させようという気持ちから、お煮つけを入れていいのだろうかと、あるいはたくあんなんかも残ったのはどうするのだ、ある人は2日間水の中につけて、塩分を減らして、それを生ごみの方に入れているという人もいるわけです。そういう面を含めて、もっと今の状況についてみんながわかりやすく、これは大丈夫だというようなものをやっていくべきではないかというふうに思います。
 それから、3番目の問題です。クレーンの問題は熟練者といいますが、今まで熟練者ではない人をずっとやってきたのですか、ここでは。全くこれまでやってきたことを若い人に教育するのは当然のことであるし、それをやっていかなければ今の仕事は本当にクレーンというのは特別ものというのではなくて、今までもやってきているわけですから、当然もっともっとそういう点で積極的にそれを進めるように、そのためには若い人を入れるべきではないかと思います。いかがですか。
議長(榎本和男君) 木下議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、木下議員さんのクレーンの再質問にお答え申し上げます。
 金額の比較ということでございますと、財政的には現在のコストで比較ということになりまして、その場合には約100万程度の差が出るということでお話を申し上げてまいりました。
 もう一点は、安全面といいましょうか、やはり20歳の方があそこに入ってすぐ運転できるかといいますと、資格の関係とか経験の関係、あるいは飛灰に対する認識度、そういったものを考慮いたしますと、なかなかそういった方を採用して運転するのは難しいという状況と認識をしております。ぜひともご理解をいただきたいというふうに思います。
 以上でございます。
議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 塩分の問題ですけれども、説明会等でとりあえず説明はしています。確かにわからない人がいるというのも認識しています。そういう中でモデル地区に対してわかりやすいパンフレットをつくるということでご理解をいただきたいと思いますので……。
議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質疑を打ち切ります。
 これをもちまして議案第2号の歳出に対する質疑を打ち切ります。
 次に、議案第3号については通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
 休憩いたします。3時半再開いたします。
 
    休憩 午後 3時15分
 
    再開 午後 3時30分
 
議長(榎本和男君) 再開いたします。
 
                                           
 
    ◎討論・採決
議長(榎本和男君) これより日程第3、討論・採決を行います。
 議案第2号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
 木下議員。
                 〔3番 木下 篤君登壇〕
3番(木下 篤君) 3番、木下篤です。
 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第2号 平成15年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について反対の立場から討論をいたします。
 平成15年度予算の大きな特徴として、資源循環型社会を目指し、全国で初めての生ごみだけによる堆肥化処理施設が稼働し、これまで処理施設がおおむね計画どおり運転されていることは評価するものです。しかし、今後プラントを運転する中でどんな問題点が出てくるか、またでき上がった堆肥の成分が製品として十分使えるものになるか、これからの課題も残っており、成功するための努力が求められています。
 合併問題と衛生組合の存続については、17日の一般質問で各議員からいろいろな角度から質問が出されました。それに対して組合からはそれぞれの法定合併協議会で十分協議をし、結論を出してもらいたいの見解だったと思います。この合併問題と衛生組合の存続については、一昨年1月視察に行った盛岡紫波地区環境施設組合が平成4年4月、都南村が盛岡市と合併するに際して、合併後も旧都南地区は紫波町、矢巾町とこれまでどおりの環境施設組合として運営することを確認し、現在も従前どおり運営しています。このことを見てもやろうとすればわが組合も存続できるはずです。
 久喜宮代衛生組合のこれまでのごみ分別による減量化、資源化は、組合と住民の努力によって全国的にもトップクラスであり、春日部の三枝市長も評価せざるを得ないところです。組合として二つの協議会に積極的に働きかけ、管理者、副管理者はその先頭に立って衛生組合の存続のため全力を尽くすべきです。
 塵芥ごみ手数料の粗大ごみについて、これまで当局は粗大ごみは有料化すればごみが減ると言ってきましたが、有料化して2年半を経過しましたが、減るのではなく横ばいか若干ふえてきており、予算案では平成15年度は14年度と比べ金額で約1.5倍となっています。これを見ても安易に有料化し、住民負担にすべきではありません。
 現業職員の補充の問題です。平成15年度予算では、現業職員が再任用職員を含め31人と前年度より2人減らしました。私が衛生組合議員となって8年の間に、約半分の削減です。私はこの間、職員の削減について当局がなぜ削減するのか、その理由について毎回質問してまいりました。しかし、当局の答弁は、人員管理については大変重要な問題である。新たに建設される施設の計画づくりとあわせて、総合的に検討していく必要がある。その際には直営と民間のあり方について整備していかなればならない。これが昨年10月議会での答弁でした。今回も全く同様の答弁です。しかし、検討しているかどうかにかかわらず、一番多いときに80名以上いた現業職員を31名に減らしているのは、当局が減らしてきたからであり、ごまかすべきではありません。これまで何度も指摘してきたように、衛生組合の先進的な事業の多くは、現業職員が久喜・宮代の住民と話し合い、協力し合ってつくり上げたものであり、民間委託をやってできたものではありません。もしこれ以上民間委託がふえ、現業職員の人数、業務量が逆転するならば、これまで築いてきた久喜宮代衛生組合の先進的なごみ行政が後退していくことは確実です。なぜ現業職員を減らすのか、将来どうしようと考えているかを明らかにしないで、減らしていくのは議会に対してだけでなく、久喜・宮代住民に対しても無責任な行政と言わざるを得ません。委託をふやすのではなく、正職員を補充すべきです。
 以上を指摘し、反対いたします。
議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
 角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 平成15年度一般会計予算に対し、賛成の討論をいたします。
 衛生組合議会議員としてごみ処理行政に約10年間携わってまいりましたが、当初の燃やすことから燃やさない、資源化へと大きく方向転換し、今では2種15分別、日本一のごみ処理行政を目指すと言えるところまで来ました。39.2%の資源化率も達成しています。これも職員の皆さんを初め住民の皆さん方の多大な理解と協力があったればこそと誇らしく思う次第です。
 そして今、合併問題が浮上し、宮代町は早々と春日部市との合併を打ち出しました。久喜宮代衛生組合管内の住民を初め関係者は、この衛生組合は一体どうなるのだろうと心穏やかならない日々を送る羽目となりました。しかし、副管理者は、新聞報道にもありましたし、町議会でも話されていると伺っておりますが、衛生組合だけは存続をしていきたいと言われております。先日の一般質問のご答弁にもそうありました。
 しかしながら、平成15年度予算を見てみますと、果たしてその副管理者の思いが本当なのだろうと思われる予算ではないでしょうか。この予算に副管理者はご自分の思いが入っているとお思いなのでしょうか。こんなに消極的な予算は初めてです。新規事業は一切なしです。車の購入にしましても、14年度はできるだけ起債を起こして購入し、その分ほかの事業に充てておりましたが、15年度はそのような配慮もありません。また、新設炉建設のための予算計上も一切ありません。質疑の中でも明らかになりましたが、宮代町周辺の方々が久喜と宮代町が合併しないのであれば、新設炉建設には反対ということで一切がストップしたということでございます。
 副管理者の言われている久喜と一緒に衛生組合をとの思いは、どんな行動になりましたでしょうか。副管理者は、久喜が考慮してくれれば衛生組合は現在のまま存続できると何度も言われております。これはどうなのでしょうか。他市への介入になりませんでしょうか。また、春日部を含む合併の関係もこれから立ち上がるところで、何にも話していない段階であるにもかかわらず、もう既存のことのようなお話の仕方でもあります。信用できますでしょうか。また、そのためにどんなご努力をされているのかも全く見えてまいりません。新設炉建設検討委員会のときと同じような感じがいたします。ご自分の町の住民の方が出て見える会合で一言も発しない。管理者がひどい口調で言われていても一言も発しない。そんなことがありましたが、それと同じ状況のような感じがしてなりません。衛生組合を存続させるには相当な決意がなくてはなりません。ただ、言葉だけでは無責任です。いろいろな障害を取り除く力、努力が必要であります。今それが全く見えてまいりません。この予算にも反映されておりません。副管理者の決意が本物であることがわかるような行動こそがそれが見えるように、また管理者とよく連携をとられるよう、日本一のごみ処理行政がいい形で存続できますよう要望し、賛成をいたします。
議長(榎本和男君) 次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第2号 平成15年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(榎本和男君) 挙手多数であります。
 よって、本案は原案のとおり認定することに決定されました。
 続きまして、議案第3号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第3号 埼玉県市町村職員退職手当組合の規約変更について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。
 
                                           
 
    ◎議長あいさつ
議長(榎本和男君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
 本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。
 
                                           
 
    ◎管理者あいさつ
議長(榎本和男君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
 管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案申し上げました議案第2号ないし第3号の2議案につきまして、慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
 質疑、質問の中で賜りました意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映をさせてまいりたいと考えております。
 なお、久喜市議会議員の皆様におかれましては、4月の統一地方選挙が間近に迫ってまいりました。今回ご勇退を予定をされておりまする議員の皆様には長い間当組合の発展にご尽力を賜り、まことにありがとうございました。また、選挙における議員各位のご健闘をお祈りを申し上げます。
 それでは、ご議決をいただきましたことを重ねて御礼申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。
議長(榎本和男君) ありがとうございました。
 ここで休憩いたします。
 
    休憩 午後 3時41分
 
    再開 午後 3時43分
 
議長(榎本和男君) 再開いたします。
 
                                           
 
    ◎閉会の宣告
議長(榎本和男君) これをもちまして、平成15年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時44分