○提出議案処理結果一覧表
議案番号 件         名 上程年月日 議決年月日 議決状況
議案第 4 号 平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)について 31・3・4 31・3・20 原案可決
議案第 5 号 平成31年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について 原案可決
議案第 6 号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例 原案可決


○組合に対する質問
発言番号 議席番号 氏   名 質   問   の   要   旨
渡 辺 昌 代 1 し尿処理施設の統合についての久喜宮代衛生組合の考え方
 について
  し尿処理施設の統廃合が進められている。久喜市では「久
 喜市し尿処理施設整備基本構想(案)」が策定され、パブリッ
 クコメントがされた。今後、基本計画が進められると考える
 が、これらについて久喜宮代衛生組合の考えを伺う。
 (1) 「し尿処理施設整備基本構想」では久喜宮代衛生組合職
  員がどれだけ会議に関わり意見を述べてきたか伺う。その
  際、最も気をつけてきた点はなにか。
 (2) 「し尿処理施設整備基本構想」では4つのケースが上げ
  られているが、これらについて衛生組合ではどのように考
  えているか伺う。
 (3) これまでし尿処理に関わってきた当事者として、今後、
  統合した場合の処理量、処理施設の規模、周辺地域の環境、
  処理方式、汚泥処理などの課題はどう考えているか。特に、
  最終処理水は河川に放流されることになるが、塩分につい
  ては統合すれば多くなるのではないか。放流水域の地域に
  影響は無いのか伺う。
2 プラスチックゴミ、ペットボトル資源について伺う
  これまでプラスチックごみ、ペットボトルについては、容
  器包装リサイクル法に基づくリサイクル、原材料として再利
  用する独自ルート、容器包装でないものについては委託で焼
  却処理と聞いてきたが、それらについて伺う。
 (1) それぞれ最終処理をしている企業がどこか伺う。
 (2) 昨年、中国政府によるプラスチックごみの輸入禁止政策
  により、7割以上を中国に送っていた日本は大きな影響を
  受けた。昨年の議会では、久喜宮代衛生組合の場合は、国
  内の企業への取引なので影響はないという答弁であった
  が、飽和状態のごみをどこの工場でも「引き取って欲しい」
  という希望が急増している現状であると聞く。今後の影響
  はないのか伺う。
 (3) 質の良いプラスチックごみ、ペットボトルごみを増やす
  ための対策についてどう考えているのか伺う。
 (4) 宮城県では事業を拡大、研究開発し、新たなリサイクル
  技術を開発し、より多くのプラスチックを受け入れる企業
  に補助金を出している。埼玉県では、そのような動き、新
  たな政策は無いのか伺う。
 (5) 久喜宮代衛生組合として、これまで取り組んできたリサ
  イクルだけではなく、リユース、リペアについての具体的
  施策は。今後をどう取り組むのか伺う。
猪 股 和 雄 1 昨年10月の衛生組合議会会議録がいまだに(2月17日
 現在)衛生組合ホームページに掲載されていない。
(質問の要旨)
 (1) 3月定例会(3月27日閉会)の会議録は7月6日にア
  ップされたが、10月定例会(10月23日閉会)が遅れ
  ているのはなぜか。
 (2) 業者への委託、録音物の提供、会議録としての整備、校
  正、納品等の経過を明らかにされたい。
 (3) 会議録は、遅くとも2~3か月以内にはアップするべき
  であると考えるが、できていない理由を説明されたい。こ
  れほどに遅いのは、事務手続きの問題か、契約の問題か、
  費用の問題か。
2 久喜市および宮代町のし尿処理施設整備計画の方向性を説
  明されたい。
 (1) 久喜市の「し尿処理施設基本構想(案)」によると、久喜
  市と宮代町のし尿を八甫センターで処理する方法が最も優
  れた整備方針とされた。
   これまでの説明でも、久喜市と宮代町のし尿処理を、菖
  蒲地区も含めて八甫清掃センターに統合する計画で、その
  ための施設整備は衛生組合で行っていくと理解している。
  八甫地区周辺住民への説明もその方針に基づいている。衛
  生組合として、この計画に基づいて推進していると理解し
  てよいか。
 (2) 八甫のし尿処理施設の延命改修、施設整備は、衛生組合
  で進めるということでよいか。
 (3) 久喜市との役割分担、施設整備計画とスケジュール、財
  政計画を明らかにされたい。
 (4) 地元説明会・協議の状況と今後の進め方を明らかにされ
  たい。
3 資源集団回収実証実験の10月以降の取り組み状況を明ら
  かにされたい。
 (1) ステーション方式の5地区、拠点方式の4地区について、
  それぞれの地域における住民の参加、地区別、品目ごとの
  回収実績、報償金の第3期申請額積算と交付額、登録業者
  の補助金の申請額と交付額の状況等を明らかにされたい。
  一覧表で示されたい。
 (2) これまでの実績と成果をどう評価しているか、問題点等
  があるか、今後の見通しをどうとらえているか、明らかに
  されたい。
 (3) 「衛生組合だより」2月号に、『資源集団回収を始めてみ
  ませんか』の記事が掲載されたが、問い合わせに対して、
  実証実験への参加を呼びかける考えはあるか。
4 久喜市で「災害廃棄物処理計画(案)」のパブコメを行って
  いる。復旧過程で廃棄物処理を行っていく衛生組合の処理施
  設の状況を明らかにされたい。
 (1) 衛生組合の3清掃センターの焼却炉、し尿処理施設は耐
  震化については「一般廃棄物処理施設の建築物等において
  は震度7相当に耐えうるものとして設計」されているが、
  「設備、機器の損壊防止策」の項で「震災時には配管等の
  損壊が懸念されることから、施設内機器の点検を行い、損
  壊対策を実施する」とされている。現状はどうなっている
  か。
 (2) 水害防止対策(浸水対策)では、特に利根川の水害時に、
  3センターとも浸水地域に入っているが、災害復旧時に支
  障となる怖れがあると考えられるが、状況把握と認識を明
  らかにされたい。
   (案)では「現在稼働している久喜宮代清掃センター、
  菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにおいて、浸水対
  策を講じるのは難しいが、今後整備する新たなごみ処理施
  設では、本市の洪水ハザードマップ等により被害の有無を
  想定して、重要機器が想定浸水レベル以下に配置する場合
  は浸水対策を行う」となっている。
5 生ごみ減容化・堆肥化事業を、3月末で廃止する理由の大
  義名分が立たない上、あまりに唐突であり、市民への説明責
  任も果たしていない。管理者の答弁を求める。
 (1) 減容化・堆肥化モデル地区の区長だけのアンケートで廃
  止の判断材料としたが、これまで永年協力していただいて
  きた住民の意見をていねいに聞き、理解を得る努力をすべ
  きであったと考えるが、見解を問う。
 (2) 区長のアンケート結果は、既定方針通り34年度まで継
  続するという回答が多かった。アンケートをとるというの
  は市民の意見を尊重するために行うものだが、それを無視
  して判断したことについて、見解を問う。
 (3) 10月の議会への説明の際に用いたアンケート結果の分
  析は、今年度でやめるべきと答えた区長の地区の住民がす
  べて生ごみ減容化・堆肥化に協力しないという、乱暴な結
  論を導き出したものであった。アンケート結果の恣意的な
  ねじ曲げは、衛生組合だけでなく、久喜市の行政による市
  民参加にも懸念を生むものである。このようなアンケート
  結果の勝手な解釈は間違っていたと認めるか。
 (4) 管理者は、「少しでも長く続けたいという思い」もあった
  が、「堆肥化設備の老朽化により、いつ大きな故障が発生し
  てもおかしくない」と説明しているが、「堆肥化設備の老朽
  化により」どのような「大きな事故が発生」することが想
  定されたか。
 (5) 「施設の更新工事には約1億円が見込まれている」と説
  明しているが、3年後の廃止までにそのような施設の更新
  工事が必要であるとした根拠、どのような機器の更新費用
  が必要で、1億円と見積もった根拠を説明されたい。

斉 藤 広 子 1 スプレー缶・カセットボンベ・ライター出し方
  2018年12月16日札幌市で起きた爆発事故で、現場
 の建物に入居する不動産仲介業の店舗の従業員が「消臭剤の
 スプレー缶100本以上を廃棄するために穴を開け、湯沸か
 し器をつけたら爆発が起きたとの事故がありました。
  以前もカセットボンベが爆発して清掃車両が燃える事故な
 ど、大事故に繋がる。注意喚起を徹底すべきと思い、以下質
 問する。
 (1) 久喜宮代衛生組合では、「穴はあけず中身を使いきる」と
  あるが、周知の仕方がわかりずらい、安全・安心の為にも
  っと解りやすい周知をすべきと思うが如何か。
 (2) 正しい知識を紹介するためにスプレー缶の場合、外部リ
  ンクとして「一般社団法人日本エアゾール協会ホームペー
  ジ」やカセットボンベの場合「一般社団法人日本ガス石油
  機器工業会ホームページ」を活用できないのか。
 (3) 大きな事故が起きた時、再発防止の為に、市民が関心を
  持った時を、みのがさずに注意喚起をすべきと思うが如何
  か。
2 食品ロス対策の現状と課題
 (1) 昨年12月に国立国会図書館の調査シリーズで【SDG
  Sの削減目標を踏まえ、2018(平成30)年6月に閣
  議決定された「第四次循環型社会形成推進基本計画」では、
  家庭から発生する食品ロスを2030(平成42)年度ま
  でに半減させる(2000年度比)とする数値目標が初め
  て設定された。家庭からの食品ロスは、2000(平成1
  2)年度から2015(平成27)年度までの期間で、4
  33万トンから289万トンまで減少している。目標を達
  成するには、さらに72万5000トンの削減が必要とな
  る。なお、事業者から発生する食品ロスについては、食品
  リサイクル法に基づく基本方針において、今後目標を設定
  することとされている。】とあるが、今後食品ロス問題は、
  久喜宮代衛生組合と久喜市、宮代町と目標達成にむけて取
  り組んでいかなくては、いけないが今後どの様に協力体制
  を組んで行くのか伺う。
 (2) 市民への食品ロスの運動として「30・10運動」とし
  て宴会の最初の30分、最後の10分皆で食べる時間を設
  けるなどの運動や「3きり運動(使いきり・食べきり・水
  きり)」の推進などポスターやのぼり、公共施設や飲食店に
  も協力を頂き取り組んで行くべきと思うが如何か。

丸 山 妙 子 1 ごみ集積所環境整備補助制度について
  ごみ集積所環境整備補助制度の導入の周知をはかってきた
  が、その効果について伺う。
 (1) 利用状況、新規の申請は増加しているか。
 (2) 申請者の項目に、「廃棄物減量推進員、区長、自治会長ま
  たはごみ集積所利用者の代表者」とある。補助のため、自
  治会費からの支出が必ず生ずるため、区長や班長などに相
  談してと、申請までに時間と手間がかかる。申請しやすい
  よう、簡略化できないか。
 (3) ごみ集積所に金属性のものが設置されている地域があ
  る。集積所の敷地が確保できる集積所は、衛生的であり導
  入したいとの要望がある。資料によると金額が高い。一部
  補助できないか。
2 ごみ集積所について
  今後のごみ集積所のあり方に関し、以下の点について伺う。
 (1) 住宅密集地では、ごみ集積所が狭い道路に隣接又は十字
  路などに設置され、交通の妨げになっている。カラスなど
  の散乱被害除けのネットや置石など道路の一部を占めてお
  り、危険でもある。この現状をどう考えて対処するのか。
 (2) ごみ集積所一か所当たりの軒数や今後の解決策について
  ア 高齢になり集積所まで遠い、県道など交通量が多く、
   ごみ出しの時間が朝のラッシュと重なりなかなか渡れな
   い、危ないとの声をよく聞く。
   ご近所数軒で自宅敷地の一角を集積所にしている集積所
   もあり、他からの不分別のごみの混入を防げるなど利点
   がある。集積所の敷地の確保が難しい中、「ご近所さん集
   積所」のメリットは大きいと考えるがいかがか。
10 大 橋 きよみ 1 布・衣類のごみの出し方について
  現在の布・衣類の出し方は、資源リサイクルの日(月2回)
 に、布・衣類を全部まとめてひもでしばり出すように書かれ
 ているが、一人暮らしの高齢者の方や、子育て中の方が、一
 枚ずつ畳んで柔らかい布をひもで結ぶのは大変だと聞く。
  雨天の場合は、次の回収日を利用するように書かれている
 が、カッコ書きで、雨の日に出す場合は濡れないように45
 ℓの透明袋に入れて出すよう書かれている。ならば、「できる
 だけひもでしばる。透明袋も可」とすべきと思うが如何か。
2 粗大ゴミについて
  久喜市では粗大ごみ1点につき粗大ごみ処理券1枚500
 円が必要である。
  粗大ごみを自分で搬入する際も、重量での支払いではなく
 粗大ごみ処理券(500円)が必要だが、近隣地域の現状を
 聞くと自分で搬入する際は、10キロ130円にしている地
 域もある。
  近隣地域との格差をなくすためにも、検討をして頂きたい
 と思うが如何か。