〇 招  集  告  示

久宮衛告示第7号

 平成31年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を次により招集する。

  平成31年2月22日

                       久喜宮代衛生組合管理者  梅  田  修  一

                   記

1 期  日  平成31年3月4日

2 場  所  久喜宮代衛生組合大会議室

                  〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   野  原  洋  子  君      6番   丸  山  妙  子  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   大  橋  き よ み  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   田  島  正  徳  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   角  野  由 紀 子  君

不応招議員(なし)

平成31年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第1日

平成31年3月4日(月曜日)
 議 事 日 程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 議事日程の報告
 4 会議録署名議員の指名
 5 会期の決定
 6 管理者提出議案の上程(議案第4号〜議案第6号)
 7 提案理由の説明
 8 組合に対する質問
 9 次会の日程報告
10 散  会

午前9時開会
 出席議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   野  原  洋  子  君      6番   丸  山  妙  子  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   大  橋  き よ み  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   田  島  正  徳  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   角  野  由 紀 子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  梅  田  修  一  君
   副管理者  新  井  康  之  君

   会  計  斎  藤  悟  留  君
   管 理 者

   参  与  川  上  和  宏  君
   参  与  南  沢  郁 一 郎  君
   参  与  野  川  和  男  君
   参  与  齋  藤  和  浩  君
   事務局長  保  坂  善  彦  君
   総務課長  井  上  正  己  君
   業務課長  藤  井     智  君
   施設課長  小  島  靖  之  君

   総 務 課  青  柳  浩  行  君
   主  幹

   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   補  佐

   菖蒲清掃  河  野  一  郎  君
   センター
   所  長

   八甫清掃  月  安  高  広  君
   センター
   所  長

   施 設 課  松  本     玲  君
   施設係長


 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  菊  地  俊  一
   書  記  松  本     学
   書  記  飯  山  保  孝




    ◎開会の宣告                           (午前 9時00分)
議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、これより平成31年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を開会いたします。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告
議長(角野由紀子君) それでは、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議事日程の報告
議長(角野由紀子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

                        ◇                      

    ◎会議録署名議員の指名
議長(角野由紀子君) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において
    1番  貴 志 信 智 議員
    2番  新 井   兼 議員
 を指名いたします。

                        ◇                      

    ◎会期の決定
議長(角野由紀子君) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  成田議会運営委員長。
                 〔議会運営委員長 成田ルミ子君登壇〕
議会運営委員長(成田ルミ子君) おはようございます。平成31年第2回定例会につきまして、さきの2月22日、金曜日、午前9時より当組合会議室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要につきましてご報告を申し上げます。
  本定例会に提出される議案は、管理者提出議案が3件でございます。また、一般質問では5人を予定しております。
  以上のことから、会期につきましては、本日3月4日から3月20日までの17日間ということで決定いたしました。
  次に、本定例会の議案質疑の締め切りにつきましては、3月11日、月曜日の正午までとすることで決定いたしました。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) お諮りいたします。
  今定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日3月4日から3月20日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。
  よって、会期は17日間と決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎管理者提出議案の上程
議長(角野由紀子君) 日程第6、議案第4号から議案第6号を一括上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(角野由紀子君) 日程第7、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 皆様、改めましておはようございます。本日、平成31年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集賜り、ご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
  さて、各議案の説明に先立ちまして、来年度における久喜宮代衛生組合の主な事業についてご説明申し上げます。まず1点目といたしましては、昨年10月から開始した資源集団回収の実証実験でございますが、平成31年度につきましては、実験に参加いただいております回収団体と回収業者の双方からご意見を伺い、本制度の成果を高めるべく、今後の取り組みに反映していきたいと考えております。あわせて、ごみの減量、資源化をより一層進めつつ、構成市町である久喜市、宮代町と連携して、業務を円滑に引き継ぐための体制を整えていきたいと考えています。
  そして、2点目として、施設の維持管理に係る事業です。特に住民の日々の生活に密接にかかわっている各清掃センターの施設に関しましては、久喜宮代清掃センターの2号炉が昭和55年竣工、八甫清掃センターが昭和63年、菖蒲清掃センターが平成元年竣工であり、いずれも建設後30年を超える施設となっています。新施設が完成されるまでの間は、住民生活に影響を与えることのないように適切に維持管理していく必要があります。そのために必要な予算を計上させていただいておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
  なお、新施設に係るごみ処理の広域化の関係でございますが、早急に方針を決定しなければなりませんが、地域住民の皆様はもとより、久喜市にとっても宮代町にとっても最善の方策となるよう決断したいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
  それでは、議案第4号から議案第6号までの提案のご説明を申し上げます。
  議案第4号 平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。別冊で調製してございますので、ごらんいただきたいと存じます。1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でございますが、歳入歳出予算の補正ということで、それぞれ4,410万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億1,352万7,000円に改めたいという内容でございます。
  次に、議案第5号 平成31年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についてご説明を申し上げます。別冊で調製してございますので、ごらんいただきたいと存じます。1ページでございます。歳入歳出予算、地方債及び一時借入金の3条から成っております。平成31年度は、歳入歳出予算の総額を36億7,454万4,000円と定めるものでございます。
  2ページをお開きいただきたいと存じます。それでは、歳入の主なものについてご説明を申し上げます。1款分担金及び負担金でございます。平成31年度負担金といたしまして、28億9,998万1,000円を計上してございます。内訳につきましては、久喜市負担金が24億2,074万7,000円、宮代町負担金が4億7,923万4,000円でございます。
  次に、2款使用料及び手数料でございます。2億5,794万9,000円を計上してございます。各清掃センターにおける事業系のごみ処理手数料、一般家庭から排出されます粗大ごみ処理手数料並びにし尿処理手数料等を見込んでございます。
  次に、7款組合債でございます。4ページに内訳がございますが、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器改修整備事業の2億1,400万円、粗大ごみ処理施設機器改修整備事業の1億800万円、合わせて3億2,200万円計上してございます。
  続きまして、歳出の主なものについてご説明を申し上げます。2款総務費では、久喜宮代清掃センター周辺地区との地域環境整備に関する協定書に基づき、周辺地区環境整備補助金を計上してございます。
  3款衛生費におきましては、3清掃センターのごみ収集及びごみ処理施設の運転管理業務に係る委託料を計上してございます。
  また、工事請負費では、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事、粗大ごみ処理施設機器修繕工事、菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器修繕工事や八甫清掃センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事等を計上してございます。
  次に、議案書の3ページをお開きください。議案第6号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例につきましては、長時間労働の是正のための措置として、職員の時間外勤務における上限時間等に関する事項を定めるため、この案を提出するものであります。
  以上が議案第4号から議案第6号までの3議案の提案説明でございます。
  なお、詳細につきましては事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
                 〔「議長、傍聴からの発言許可願います」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 休憩いたします。

    休憩 午前 9時09分

    再開 午前 9時13分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、議案第4号から議案第6号までの補足説明を求めます。
  事務局長、お願いいたします。
                 〔事務局長 保坂善彦君登壇〕
事務局長(保坂善彦君) 改めまして、おはようございます。それでは、議案の補足説明をさせていただきます。
  議案第4号 平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)についてでございます。補正の概要でございますが、本年度の予算執行の実績により、今後支出予定がないものにつきまして、不用額として減額補正をさせていただくものでございます。
  別冊の平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算書(第3号)の1ページをごらんいただきたいと存じます。第1条でございます。歳入歳出予算の総額からそれぞれ4,410万6,000円を減額し、歳入歳出予算総額をそれぞれ36億1,352万7,000円とするものでございます。
  2ページをお開きください。第1表、歳入歳出予算補正でございます。初めに、歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項負担金でございます。補正前の額29億2,833万1,000円から4,410万6,000円を減額し、28億8,422万5,000円とするものでございます。
  次に、歳出でございます。3款衛生費、1項清掃費でございます。予算執行見込みによりまして、4,410万6,000円を減額し、32億5,271万1,000円とするものでございます。
  次に、事項別明細書により説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお開きください。歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございます。予算執行見込みによりまして、不用額となります4,410万6,000円を減額するものでございます。内訳でございますが、久喜市からの負担金でございますが、組合共通経費分及び3清掃センター分の計3,779万5,000円、宮代町からの負担金でございますが、組合共通経費分及び久喜宮代清掃センター分の計631万1,000円をそれぞれ減額するものでございます。
  続きまして、8ページ、9ページをお開きください。歳出でございます。3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費でございます。123万2,000円を減額するものでございます。主な内容でございますが、事業番号(5)、企画政策・統計事業における郵送料や配送料などの役務費、また事業番号(6)から(8)、減量推進事業(久喜宮代・菖蒲・八甫)におきます需用費や資源回収実証実験に伴う回収ボックスの購入に係る備品購入費につきまして、不用額をそれぞれ減額するものでございます。
  次に、2目塵芥処理費でございますが、3,327万9,000円を減額するものでございます。主な内容でございますが、事業番号(1)から(3)、各清掃センター塵芥収集料金事業中、13節委託料の資源回収業務における契約差金分をそれぞれ減額するとともに、事業番号(4)から(6)、各清掃センターごみ処理施設管理運営事業中、13節委託料のごみ処理施設運転管理業務、久喜宮代清掃センター分として1,354万3,000円、八甫清掃センター分として1,404万円、さらにごみ処理施設各種検査業務など、契約差金分を不用額としてそれぞれ減額するものでございます。
  次に、3目し尿処理費でございますが、959万5,000円を減額するものでございます。主な内容でございますが、事業番号(3)、し尿処理施設管理運営事業(八甫)、13節委託料のし尿処理施設運転管理業務の契約差金分926万7,000円などを減額するものでございます。
  以上が議案第4号 平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)の補足説明でございます。
  次に、議案第5号 平成31年度久喜宮代衛生組合一般会計予算につきまして補足説明をさせていただきます。別冊の平成31年度久喜宮代衛生組合一般会計予算書をごらんいただきたいと存じます。1ページをお開きください。第1条でございます。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億7,454万4,000円と定めるものでございます。前年度当初予算と比較しますと、2,554万4,000円、0.7%の微増となってございます。
  それでは、事項別明細書によりまして説明をさせていただきます。8ページ、9ページをお開きください。歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございます。本年度予算28億9,998万1,000円、対前年度比は3,241万2,000円、1.1%の減でございます。構成市町からの負担金でございますが、説明欄のとおり、久喜市からの負担金は24億2,074万7,000円、宮代町からの負担金は4億7,923万4,000円でございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料でございますが、52万1,000円、対前年度比42万7,000円の増でございます。主な内容は、自動販売機設置に伴います財産の貸付収入並びに販売機の電気代や電柱の占用料でございます。
  次に、2項手数料、1目塵芥処理手数料でございますが、2億4,653万1,000円、対前年度比761万9,000円、3.2%の増でございます。各清掃センターとも家庭系ごみの搬入量は減少傾向にありますが、事業系ごみの搬入量は増加傾向にありますことから、その分を見込み、予算計上したものでございます。
  2目し尿処理手数料でございますが、1,073万2,000円、対前年度比69万9,000円、6.1%の減となってございます。管内におきます浄化槽や下水道の普及、また人口の減少などにより、総排出量は年々微減傾向にあることを反映し、予算を計上したものでございます。
  3目許可申請手数料でございます。16万5,000円を計上してございまして、対前年度比12万6,000円の増となっております。管内の一般廃棄物収集運搬に係る許可の更新申請を行う業者数を見込み、計上したものでございます。
  続きまして、3款財産収入、1項財産売払収入、1目物品売払収入でございますが、7,373万9,000円を計上してございます。アルミ缶、紙パック、新聞、雑誌、衣類など、資源回収物等市況単価の変動や売却処分量の推移をもとに積算したところ、対前年度比359万6,000円、4.6%の減となったところでございます。
  10ページ、11ページをお開きください。2項財産運用収入、1目利子及び配当金でございますが、財政調整基金利子の科目設定でございます。また、財産貸付収入40万円の減でございますが、久喜宮代清掃センターに設置してございます自動販売機に係る財産の貸付収入でございますことから、本予算からは、さきにご説明申し上げました8ページ、2款の使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料へ移しかえを行い、前年度同額40万円をそちらで計上してございます。
  次に、4款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金でございますが、6,300万円を計上してございまして、対前年度比1,100万円、21.2%の増となっております。財政調整基金でございますが、平成29年度決算の確定に伴い、実質収支の約2分の1の額を積み立てますことから、平成30年度末の現在高は平成29年度末に比べ約1,100万円多い6,450万円程度と見込まれます。このようなことから、構成市町の負担金の平準化を図るため、それぞれの基金から合計で6,300万円を取り崩し、繰り入れを行うものでございます。
  次に、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございますが、前年度と同額5,000万円を繰り入れるものでございます。
  12ページ、13ページをお開きください。6款諸収入、1項組合預金利子でございますが、科目設定といたしまして、前年度同額1,000円でございます。
  2項雑入でございます。787万円を計上しておりまして、対前年度比47万9,000円、6.5%の増となっております。主なものは、八甫清掃センターにおきますペットボトル有償入札拠出金681万8,000円を計上したところでございます。
  最後になります。7款組合債、1項組合債、1目衛生債でございます。久喜宮代清掃センターにおきますごみ焼却施設整備事業債として2億1,400万円、同じく粗大ごみ処理施設整備事業債として1億800万円、合計で3億2,200万円を計上しておりまして、対前年度比4,300万円、15.4%の増となっております。
  以上が歳入についてでございます。
  続きまして、歳出につきましてご説明を申し上げます。14ページ、15ページをお開きください。1款議会費でございます。組合議会の活動に要する経費として、議員報酬、議会開催に伴う費用、会議録の調製、調査研究のための視察などの経費として200万4,000円を計上しております。対前年度比34万2,000円、14.6%の減となっております。減額となりました理由でございますが、平成31年度の議員研修につきましては日帰りによる研修としていますことから、旅費及び使用料及び賃借料を減額したことによるものでございます。
  次に、2款総務費、1項総務管理費でございます。1目一般管理費でございますが、8,893万7,000円を計上してございまして、対前年度比405万2,000円、4.4%の減となっております。一般管理費では、総務課職員の人件費を初め、一般事務的経費、周辺地区環境整備補助金などを計上させていただいております。事業番号になりますが、(1)から(4)番、一般事務管理事業(共通・久喜宮代・菖蒲・八甫)、事業番号の(5)から(6)番、周辺地区環境整備事業(久喜宮代・八甫)の6事業でございます。
  減額となりました主な理由でございますが、20ページ、21ページをお開きください。事業番号(5)番、周辺地区環境整備事業(久喜宮代)、19節負担金、補助及び交付金の支出予算額が620万9,000円となり、前年度に比べ448万7,000円の減となったことによるものでございます。
  2目財産管理費でございます。各清掃センターの庁舎管理や庁用車などの財産全般に関する事業等でございまして、2,087万3,000円、対前年度比611万1,000円、41.4%の増となっております。事業番号(1)から(3)、資産管理事業(久喜宮代・菖蒲・八甫)、(4)から(6)、場内整備事業(久喜宮代・菖蒲・八甫)及び(7)、八甫コミュニティセンター管理事業の7事業を設けてございます。
  このうち、(1)、資産管理事業(久喜宮代)でございますが、1,094万6,000円、対前年度比337万1,000円の増でございます。増となりました理由は、15節工事請負費でございまして、庁舎2階のエアコン並びに男子トイレの改修工事費として359万3,000円を計上したことによるものでございます。
  22ページ、23ページをお開きください。(3)、資産管理事業(八甫)でございますが、515万4,000円、前年度比234万9,000円の増でございます。増となりました主な理由でございますが、11節需用費に車庫棟の雨漏り修繕等、総額で293万円を計上したことによるものでございます。
  次に、24、25ページをお開きください。3目公平委員会費でございます。公平委員3名分の報酬として、前年度と同額の2万6,000円を計上いたしました。
  次に、2項監査委員費、1目監査委員費でございます。監査委員2名分の報酬として、前年度と同額の19万2,000円を計上いたしました。
  次に、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費でございます。5億1,830万3,000円を計上してございまして、対前年度比431万7,000円、0.8%の微増となっております。清掃総務費でございますが、業務課、施設課職員の人件費を初め清掃行政に係る事務的経費を計上させていただいてございまして、事業番号(1)から(4)、清掃事務管理事業(共通・久喜宮代・菖蒲・八甫)、(5)、企画政策・統計事業、(6)から(8)、減量推進事業(久喜宮代・菖蒲・八甫)の8事業でございます。
  (1)、清掃事務管理事業(共通)でございますが、対前年度比539万9,000円、同じく(2)、(久喜宮代)でございますが、対前年度比465万7,000円、それぞれ減となっております。減となりました主な理由でございますが、19節負担金、補助及び交付金におきまして、平成31年度におきましては市町村総合事務組合特別負担金が発生してこないためでございます。
  一方、(3)、(4)、清掃事務管理事業(菖蒲・八甫)でございます。28ページでございます。前年度に比べ、菖蒲で594万7,000円、八甫で1,232万1,000円、それぞれ増となっております。増となりました主な理由でございますが、平成30年度予算におきまして、給料などの人件費並びに光熱水費に不足が生じましたことから、補正予算といたしまして、1号補正並びに2号補正を行いまして、増額補正のご議決を賜ったところでございます。このようなことから、職員の配置に伴います2節給与や3節職員手当など、また11節需用費、光熱水費につきまして、それぞれ実績に応じ精査し、予算を計上させていただいたところでございます。
  また、30ページ、(6)から32ページの(8)まで、減量推進事業でございますが、久喜宮代、菖蒲、八甫各清掃センターとも減額となってございます。減額となりました主な理由でございますが、過年度までは12節役務費で計上しておりました廃棄物減量等推進員の活動に対する保険につきまして、久喜市、宮代町それぞれが加入しております全国市長会及び全国町村会総合賠償補償保険制度にて対応することとしたこと、また資源の集団回収実証実験の開始に伴う備品購入費の減、さらには19節負担金、補助及び交付金でございますが、資源回収事業報奨金をそれぞれの地区の実績に基づき積算しましたところによるものでございます。
  次に、32ページ、33ページをお開きください。2目塵芥処理費25億2,370万6,000円を計上してございまして、対前年度比1,285万2,000円、0.5%の微増でございます。塵芥処理費では、資源及びごみ収集経費、施設の維持管理費、廃棄物の資源化や最終処分に係る経費などを計上させていただいており、久喜宮代、菖蒲、八甫各清掃センターにおきます、事業番号(1)から(3)の塵芥収集料金事業、事業番号(4)から(6)のごみ処理施設管理運営事業、事業番号(7)から(9)の塵芥処分事業の9事業でございます。
  それでは、34ページ、35ページをお開きください。(1)、塵芥収集料金事業(久喜宮代)3億9,725万5,000円、前年度比4,375万5,000円、9.9%の減となっております。減額となりました主な理由でございますが、13節委託料3億8,607万5,000円でございまして、前年度に比べ4,517万6,000円減となっております。減となりました主な理由でございますが、生ごみ堆肥化事業の終了を受け、平成30年度まで実施しておりました生ごみ収集業務委託約1,404万4,000円を廃止したこと、また資源(びん・缶・ペットボトル)選別業務を38ページの(4)、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)の13節委託料へ、また資源(びん・缶・ペットボトル)異物等処分業務委託を42ページの(7)、塵芥処分業務(久喜宮代)の13節委託料へ、業務の内容に適した事業へそれぞれ移しかえたことによるものでございます。
  次の(2)、塵芥収集料金事業(菖蒲)でございますが、1億1,422万円、前年度比673万円、5.6%の減となっております。
  36ページをお開きください。減額となりました主な理由でございますが、13節委託料1億1,283万2,000円でございまして、前年度に比べ679万6,000円の減となっております。主な内容でございますが、久喜宮代清掃センターと同様に、資源(びん・缶・ペットボトル)選別業務を40ページの(5)、ごみ処理施設管理運営事業(菖蒲)の13節委託料へ、また資源(びん・缶・ペットボトル)異物等処分業務委託を42ページの(8)、塵芥処分業務(菖蒲)の13節委託料へ、業務内容に適した事業へそれぞれ移しかえたことによるものでございます。
  36ページ、37ページをお開きください。(3)、塵芥収集料金事業(八甫)3億4,372万1,000円、前年度比974万9,000円、2.9%の増となっております。増となりました主な理由でございますが、13節委託料3億3,910万5,000円、前年度に比べ923万1,000円の増となってございます。理由といたしましては、委託に係る人件費や燃料費などの経費が高騰していること、また10月から予定されております消費税10%に対応したことによるもので、八甫清掃センターのみならず、さきにご説明申し上げました久喜宮代、菖蒲清掃センターとも同様な状況でございます。
  38ページ、39ページをお開きください。(4)、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)7億3,373万1,000円、前年度比5,627万8,000円、8.3%の増となっております。増額となりました主な理由でございますが、13節委託料でございますが、先ほどご説明申し上げたとおり、飲食料用びん・缶・ペットボトル選別業務委託5,095万8,000円、13節委託料説明の一番下に記載してございます、を先ほど説明申し上げました34ページの(1)から移しかえたことによるものでございます。
  生ごみ堆肥化処理業務委託でございますが、平成30年度をもって生ごみ収集業務は終了いたしますが、本年3月までに収集した生ごみを堆肥化するまでプラントを動かすための委託費として、前年度予算の6カ月分に相当する額、737万円を計上させていただいたところでございます。
  15節工事請負費でございますが、3億4,320万円、前年度比2,320万円の増でございます。久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設並びに粗大ごみ処理施設は老朽化が進んでおります。このようなことから、施設の修繕工事計画を策定し、計画に基づき定期修繕工事を実施することとしたためでございます。
  (5)、ごみ処理施設管理運営事業(菖蒲)2億3,165万9,000円、前年度比2,772万3,000円、13.6%の増となっております。増額となりました主な要因でございますが、40ページ、41ページをお開きください。さきにご説明申し上げました久喜宮代同様に、13節委託料でございますが、飲食料用びん・缶・ペットボトル選別業務委託899万3,000円、13節委託料説明の一番下に記載してございます、を移しかえたことによるものでございます。
  また、15節工事請負費でございますが、1億3,200万円、前年度比1,500万円の増でございます。老朽化が進む菖蒲清掃センターのごみ焼却施設につきましても、修繕計画に基づく定期修繕工事を実施し、今後とも適正な維持管理を行うこととしたためでございます。
  (6)、ごみ処理施設管理運営事業(八甫)4億2,600万1,000円、前年度比5,028万1,000円、10.6%の減となっております。減額となりました主な理由でございますが、13節委託料におきまして、循環型社会形成推進地域計画事後評価業務の終了に伴う減、また15節工事請負費でございますが、粗大ごみ処理施設機器の修繕工事計画に基づき、前年度比4,110万円の減の2,090万円を計上したことによるものでございます。
  42ページ、43ページをお開きください。(7)、塵芥処分事業(久喜宮代)1億5,488万6,000円、前年度比1,384万3,000円、9.8%の増でございます。増となりました主な理由でございますが、13節委託料におきまして、飲食料用びん・缶・ペットボトル残渣処分業務委託829万3,000円を、先ほど説明申し上げました34ページの(1)の塵芥収集料金事業(久喜宮代)から移しかえたことによるものでございます。また、久喜宮代清掃センターのプラスチック残渣処分業務委託でございますが、残渣を焼却後、埋め立て処分としておりましたが、31年度からは熱分解ガス化改質方式による完全資源化とし、処理することとしたところでございます。
  (8)、塵芥処分事業(菖蒲)3,902万4,000円、前年度比271万3,000円、7.5%の増でございます。増となりました主な理由でございますが、13節委託料におきまして、新たに飲食料用びん・缶・ペットボトル残渣処分業務委託172万8,000円を36ページの塵芥収集料金事業(菖蒲)から移しかえたこと、またばいじん路盤材原料化業務委託でございますが、ばいじんにつきましては埋め立て処分としておりましたが、平成31年度から路盤材として資源化することとしたところでございます。10月からの消費税増税分を加味しまして、170万円増となる959万2,000円と見積もったところでございます。
  (9)、塵芥処分事業(八甫)8,320万9,000円、前年度比331万2,000円、4.1%の増でございます。増となりました主な理由でございますが、13節委託料におきまして、人件費や燃料費など委託に係る経費が高騰していること、また本年10月に予定されている消費税10%によるものでございまして、八甫清掃センターのみならず、久喜宮代、菖蒲各清掃センターでの業務委託にも同様に影響してございます。
  続きまして、44ページ、45ページをお開きください。3目し尿処理費でございます。2億5,019万3,000円、対前年度比1,869万7,000円、7%の減でございます。し尿処理費でございますが、し尿の収集運搬及び料金業務、し尿処理施設全般に係る経費を計上させていただいておりまして、し尿収集料金事業(久喜宮代)、し尿処理施設管理運営事業(久喜宮代・八甫)の3事業でございます。
  (1)、し尿収集料金事業(久喜宮代)1,347万7,000円でございますが、主なものはし尿収集業務委託でございまして、下水道や浄化槽の普及、人口の減少などの影響を受け、年々排出が減少しておりますことから、前年度比211万3,000円減としたところでございます。
  (2)、し尿処理施設管理運営事業(久喜宮代)1億4,037万7,000円、対前年度比426万1,000円、3.1%の微増でございます。増となりました主な理由でございますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第5条の規定に基づいて行う廃棄物処理施設の維持管理上必要な定期的検査、おおむね3年に1回実施いたしますことから、13節委託料におきまして、し尿処理施設精密機能検査業務委託220万円を計上したことによるものでございます。
  (3)、し尿処理施設管理運営事業(八甫)9,633万9,000円、前年度比2,084万5,000円、17.8%の減でございます。13節委託料、し尿処理施設焼却灰路盤材原料化業務委託でございますが、し尿の焼却灰は現在埋め立て処分としていたところでございますが、本予算からは路盤材の原料として全量を資源化することといたしました。さらに、久喜宮代同様、し尿処理施設精密機能検査業務委託220万円を計上してございます。このような中、減額となりました理由でございますが、前年度はし尿処理施設を更新するための工事請負費1,520万円を計上し、施設の配管等を中心に改良工事を実施したところでございます。31年度につきましては、基幹改良工事の予定がなく、13節委託料におけるし尿処理施設運転管理業務委託に包括的に含まれております定期修繕工事で対応することとしたことによるものでございます。
  46ページ、47ページをお開きください。4款公債費、1項公債費、1目元金でございますが、2億4,952万円を計上してございまして、対前年度比2,557万8,000円、11.4%の増でございます。久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおける施設の建設や改修等に係る起債の元金償還分でございます。
  2目利子78万6,000円でございます。対前年度比22万3,000円、22.1%の減でございます。各清掃センターの改修に伴う起債の長期借り入れに伴う利子償還でございます。
  48ページ、49ページをお開きください。5款諸支出金、1項基金費、1目財政調整基金費でございます。財政調整基金に積み立てを行うための科目設定でございまして、前年度同額を計上させていただいております。
  6款予備費、1項予備費、1目予備費でございます。施設の老朽化などにより、今後突発的な修繕が必要となる事態も考えられますことから、前年度と同額の2,000万円を計上させていただいたところでございます。
  以上が議案第5号 平成31年度久喜宮代衛生組合一般会計予算につきましての補足説明でございます。
  続きまして、議案第6号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。議案書の3ページをお開きください。あわせまして、参考資料の条例の一部改正に伴う新旧対照表の1ページをごらんいただきたいと存じます。職員の時間外勤務の上限につきましては、これまで特段の定めがなかったところでございますが、長時間労働の是正のための措置として、国家公務員に準じ、職員の時間外勤務における上限時間等に関する事項を定めるため、本条例改正を行うものでございます。
  改正の内容でございますが、第8条第3項に、公務のため臨時または緊急の必要がある場合に命ずることができる正規の勤務時間以外の時間における勤務(時間外勤務)に関し、必要な事項を規則で定める旨を規定するものでございます。
  次に、附則でございます。この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
  なお、本条例に伴います久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する規則につきましても一部改正を予定しているところでございます。改正いたします主な内容でございますが、時間外勤務命令を行うことができる上限時間を、1カ月について45時間、かつ1年間について360時間とするものでございます。
  この例外として、業務量や業務の実施期間等をみずから決定することが困難である、他律的な業務の比重の高い部署に勤務する職員につきましては、1カ月について100時間未満かつ1年について720時間とするとともに、2カ月から6カ月の平均時間をそれぞれ80時間以下かつ1カ月について45時間を超えて時間外勤務を命ずる月の上限を1年のうち6カ月以下とするものでございます。また、大規模災害への対処など、重要かつ緊急に処理することを要する特例業務には上限時間の規定は適用しないこととすること、上限時間を超えた場合には、要因の整理、分析及び検証を行うこととするものでございます。
  以上が議案第6号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の補足説明でございます。
  以上3議案につきまして、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(角野由紀子君) 以上で補足説明を終わります。

                        ◇                      

    ◎組合に対する質問
議長(角野由紀子君) 日程第8、組合に対する質問をお受けいたします。
  通告順にお受けいたします。
                 〔「議長」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 休憩いたします。

    休憩 午前 9時51分

    再開 午前 9時51分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  初めに、渡辺議員、お願いいたします。
                 〔「一般質問に入っちゃうの」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 傍聴の方は静粛にお願いいたします。
                 〔「じゃ、発言を許可しないのね」「しないです」「あんたに
                   聞いてんじゃねえよ。議長に聞いているんだよ」「退場だ
                   よ」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 傍聴の方、静粛にお願いいたします。
                 〔「議長に聞いている」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 傍聴の方、静粛にお願いいたします。静粛にできないときは、退場をお願いいたします。静粛にお願いいたします。
                 〔「だから、許可しないのか、するのか、どっちだ」「そん
                   な制度ないよ」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 休憩いたします。

    休憩 午前 9時52分

    再開 午前 9時54分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  初めに、渡辺議員、お願いいたします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) では、議長の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
  2つ、質問をいたします。1つ目です。し尿処理施設の統合についての久喜宮代衛生組合の考え方についてお伺いをいたします。し尿処理施設の統廃合が進められております。久喜市では、久喜市し尿処理施設整備基本構想(案)が提案され、パブリックコメントがされました。今後、基本計画が進められると考えます。これらについて、久喜宮代衛生組合の考え方をお伺いいたします。
  (1)です。し尿処理施設整備基本構想では、久喜宮代衛生組合の職員がどれだけ会議にかかわり、意見を述べてきたのかお伺いします。その際、最も気をつけてきた点は何かお伺いをいたします。
  (2)です。し尿処理施設整備基本構想では、4つのケースが挙げられております。これらについて、衛生組合ではどのように考えているのかお伺いをいたします。
  (3)です。これまでし尿処理にかかわってきた当事者として、今後統合した場合の処理量、処理施設の規模、周辺地域の環境、処理方式、さらに汚泥の処理などの課題はどう考えているのか。特に、最終処理水は河川に放流されることになりますけれども、塩分については統合すれば多くなるのではないかと考えられるので、放流の水域の地域に影響はないのかお伺いをいたします。
  2番です。プラスチックごみ、ペットボトル資源についてお伺いをいたします。これまで、プラスチックごみ、ペットボトルについては、容器包装リサイクル法に基づくリサイクルと原材料として再利用する独自ルート、容器包装でないものについては委託で焼却処理と聞いてきましたが、それらについてお伺いをいたします。それぞれ、最終処理をしている企業がどこかお伺いをいたします。
  (2)です。中国政府によるプラスチックごみの輸入禁止政策によって、4割以上を中国に送っていた日本は大きな影響を受けております。昨年の議会では、久喜宮代衛生組合の場合は国内の企業への取引なので影響はないという答弁でありましたが、国内の企業も飽和状態というふうになって、もうごみが引き取れないという、どこの工場でも引き取ってほしいという希望が急増している、そういう状態であると聞いています。今後の影響はないのかお伺いをいたします。
  (3)です。質のよいプラスチックごみ、ペットボトルごみをふやすための対策についてどう考えているのかお伺いいたします。
  (4)です。宮城県では、事業を拡大、研究開発した新たなリサイクル技術を開発し、より多くのプラスチックを受け入れる企業に対して補助金を出しています。埼玉県では、そのような動き、新たな政策はないのかお伺いをいたします。
  (5)です。久喜宮代衛生組合として、これまで取り組んできたリサイクルだけではなく、リユース、リペアについての具体的施策、ごみ全体についてになってしまいますが、今後どう取り組むのかお伺いをいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 渡辺議員の質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 渡辺議員ご質問の大項目1についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。久喜市において策定を進めております久喜市し尿処理施設整備基本構想では、当組合で管理しております久喜宮代清掃センター並びに八甫清掃センターのし尿処理施設の現状を把握することが必要不可欠でございます。このようなことから、それぞれの施設の稼働状況の資料を提供するとともに、施設の運転状況など現状の説明を行ったところでございます。特に久喜宮代清掃センターし尿処理施設は、数次にわたる改造、増設により施設が点在していることに加え、躯体本体の老朽化が著しいことから、久喜市としてのし尿処理施設整備の方向性を示す本基本構想を早期にまとめることができるよう協力するとともに働きかけを行ってまいりました。
  基本構想(案)の策定に当たり、組合として最も気をつけてきた点でございますが、久喜地区並びに宮代地区のし尿処理は久喜宮代清掃センターし尿処理施設、鷲宮、栗橋地区は八甫清掃センターし尿処理施設、さらに菖蒲地区は北本地区衛生組合の管理するクリーンセンターあさひとなっておりますことから、施設の集約化によるし尿処理体制の構築が必要であると認識しております。
  次に、(2)でございます。本組合は、久喜市並びに宮代町のごみ、し尿といった一般廃棄物の共同処理を目的に設立された一部事務組合であることを鑑みますと、基本構想(案)で示されたケース1の新施設久喜市単独、ケース3の延命化久喜市単独につきましては、評価することが難しいケースであると考えております。また、ケース2、ケース4につきましては、いずれも宮代町との共同処理であることから、久喜市単独に比べ、経済性にすぐれ、単年度当たりの維持管理費も低額になるものと評価しております。
  ケース2でございますが、新施設を建設した場合、稼働期間を30年としておりますことから、継続的に安定した経営が可能と考えられますが、新たな建設用地を確保するといった課題がございます。ケース4の既存施設の延命化でございますが、既存施設の有効活用であることから、社会的要請事項であるライフサイクルコストの低減となるものと評価しているところでございます。なお、し尿処理施設整備事業は、地元住民の皆様の協力が不可欠でございますことから、ご理解を得ながら進めていくことが重要と考えております。
  次に、(3)でございます。八甫清掃センターに統合し、共同処理する場合の処理規模につきましては、1日当たり77キロリットル、処理方式につきましては、現状どおり標準脱窒素処理方式、汚泥処理につきましては、乾燥、焼却処理から久喜宮代清掃センターと同様の堆肥化処理となります。
  また、統合した場合の塩分による影響につきましては、法令では放流水における塩分に関する基準は定められておりませんが、本施設の処理方式は負荷変動に対して幅広く対応できる特徴を持つ処理方式であることから、放流水質につきましてはほぼ変わらないものと考えております。なお、統合する場合は、延命化工事の発注前に生活環境影響調査を実施し、周辺地域の環境への影響を確認したいと考えております。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 続きまして、渡辺議員のご質問のうち、大項目2についてご答弁申し上げます。
  まず、(1)でございます。本年度の容器包装リサイクル法に基づく引き渡し先といたしまして、ペットボトルは株式会社魚津清掃公社、プラスチック製容器包装は2つの手法、材料リサイクルとして株式会社中村環境、ケミカルリサイクルとして新日鐵住金株式会社にてそれぞれ処理をしております。なお、ケミカルリサイクルにつきましては、年度当初はオリックス資源循環株式会社に引き渡しておりましたが、容器包装リサイクル協会の指示により11月から変更しております。また、独自ルートの引き渡し先としてのペットボトルは久喜宮代資源リサイクル事業協同組合へ売却しております。なお、久喜宮代清掃センター管内で回収されたプラスチック類のうち容器包装でないものについては、株式会社ナリコーにおいて焼却処理を行っております。
  次に、(2)でございます。衛生組合が回収したプラスチック製容器包装及びペットボトルは、容リ法ルート、独自ルートともに国内の再生事業者にてリサイクルを実施しておりますことはさきの答弁のとおりでございますが、ご質問のような状況は、現在のところ、容器包装リサイクル協会、またいずれの事業者からも聞いておりません。今後につきましても、状況を随時把握して円滑な処理を確保してまいりたいと考えております。
  次に、(3)でございます。住民の皆様に対し、資源物を排出する際は汚れを落としていただけるよう、繰り返してお願いをしておりますこともあり、容リ法に基づく今年度の品質検査では、プラスチック製容器包装とペットボトルのいずれもAランクでございました。飲食料などの汚れが付着しているものは異物とみなされ、再生できないものとして処理されることから、今後も現在の高品質が継続できますよう、広く呼びかけてまいりたいと考えております。
  次に、(4)でございます。宮城県では、産業廃棄物の発生抑制、再使用、再資源化、再生資源の利活用を目的としたみやぎ産業廃棄物3R等推進設備整備事業費補助金を交付しているとのことでございます。埼玉県に対し、同様の制度の有無を確認しましたところ、現時点ではそのような制度はなく、今後も創設する予定はないとのことでございました。
  次に、(5)でございます。リユースにつきましては、例えば洗剤の詰めかえ商品の購入による容器の再利用など、またリペアといたしましては、電化製品の修理などの具体例を挙げて広報を行うことにより、使い捨て社会から持続可能な循環型社会への一層の啓発を図ってまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質問をさせていただきます。
  し尿処理のことですけれども、よりよいものに、経費も含め、していきたいということは、それにのっとって、基本構想について、案のほうに、資料提供や現状の説明等をされたということですので、それは当然のことと思いますけれども、4つの案が出された、その中で、実際にし尿の量は、先ほどの予算の説明の中でも減っていくという、そういう説明がありました。ただし、浄化槽の汚泥と農業集落排水の汚泥はし尿に比べて微増したり、減になったりという、平行線でいるのだけれども、全体に考えて、私が一番心配しているのは、人口が今のままだと全体的に減っていくのだろうなという考えがありますけれども、もしふえた場合、これはわからないので、人口がふえたときと人口が減ったときの、その両方をしっかりと考えていかなくてはならないのかなと思うのですが、もし減った場合であれば、今の八甫と、それからあさひと、それから今の久喜宮代とを一緒にしたときは、もし4番のケースでいくと、八甫のところで一緒にしても処理量としては大丈夫かもしれないのだけれども、もし人口がふえたときに、その処理量はどうなるのかなというところが構想の中にはちょっとうたわれていなかったのかなというふうに考えてしまうのですけれども、人口がどうなるかによって微妙に変わってくるところは、要するに、今の計画の中で収集できるという、そういうご判断でよろしいのでしょうか。そこがもう一回聞きたいところです。
  それから、先ほどの塩分についてですけれども、今、それぞれ違う場所で、最終的には、最終の処理水が出されてしまっている状態ですけれども、結局、1つにすると、それが1カ所になるわけですよね。今、負荷変動に対しては幅広く対応できるので、塩分量は変わらないということのお答えがありましたけれども、この幅広く対応できるというところをもうちょっと説明していただけますでしょうか。どういう状態で、1カ所になっても塩分量が多くなってしまって、1カ所だけ、ちょっと塩分量の多い水が出てしまうということになってしまうのではないかなという気がして質問させていただいたのですけれども、どういう技術でこれがなくなるのかというところをもう一度お願いしたいと思います。
  それから、地元の方たちには、やはりきちんとした説明をしない限り理解はし切れないというのが、4のケースでいくとそうなると思います。2のケースでいくと、新たな場所を見つけなければならない、新たな場所を見つけるというのは相当苦労をなさると思うのです。とすると、やはり、4のケースでいって、既存の施設を延命させる、そういうことが私もいいのかなというふうに考えてしまっておりますけれども、その中で、やはり住民の方に理解を得ていく、住民の方にきちんとした説明をしながら理解していただくという、本当に基本の基本だと思うのですけれども。その中で、今まで地元の方に対してどのように説明してくださったのか、どのようにこの構想についても説明しているのか、この辺のところについてお伺いをしたいので、よろしくお願いします。
  ペットボトルのことに対してです。心配していたことは今のところ起こっていないということですので、非常に安心をしているところです。ただ、いろいろなところ、いろいろな自治体が困っているというのは現状だと思うのです。その中で、飽和状態になってくれば、どこかは企業を探すという状態になりますので、もしかするともう少し出てくるのかもしれないけれども、とすると、質のよいものを、もうちょっと向上させていかないといけないのかなという。要するに、今の現状で受け取ってもらっているけれども、もっと質のいいものだと、良質なものだと、企業のほうや再生利用ができる方向へと、もう少しグレードがアップするという状態になると思いますので、私は、そのためにも、住民の方への説明と、それから教育、学校の子供たちに将来にわたってお願いをしていく、子供たちに対しての教育と、プラス企業にどのように努力させるのかというところです。企業のごみが一番、今問題になっているのかなと思いますが、住民の方はかなり努力してくださっていますけれども、企業に対してどのように久喜宮代衛生組合としては進めていくのかというところももう一度お願いしたいと思います。
  以上です。お願いします。
議長(角野由紀子君) 渡辺議員の再質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 渡辺議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず、1点目でございます。人口が増加した場合の対応でございますけれども、本計画につきましては、久喜市及び宮代町で策定いたしました生活排水処理基本計画に基づいた年度別の処理量に基づきまして計画が定められております。35年度の排水量に基づく計画でございますことから、増減による検討ということは組合としては行っておりません。
  続きまして、2点目でございます。塩分に関することでございますけれども、どういう技術でということでございますが、先ほどもご答弁申し上げましたが、放流水の塩分に関する基準はございません。しかしながら、塩分は生し尿に多く含まれておると言われておりますけれども、八甫清掃センターの当初の設計に比べて、現在、生し尿の割合がかなり減っておりまして、浄化槽の割合がふえております。このことから、統合したといたしましても、塩化物に関する負荷については、当初の八甫清掃センターの設計値に比べ、約2分の1になると試算したところでございます。このことから、塩分に関する影響はほぼ変わらないものと考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) ご質問のうち、地域の方への説明につきましてご答弁を申し上げます。
  地域の方への説明ですが、昨年の8月23日、こちらが第1回目の説明会でございまして、地域の保全協議会、協議会の皆様、役員の方約30名を対象に説明をさせていただいているところです。説明した内容といたしましては、基本構想、まだこの時点では案として取りまとまってございませんが、その検討の過程でございます。まず、し尿処理の現状と課題、先ほどの答弁にもありましたが、施設が一つは老朽化している点、それと3カ所、久喜宮代地区、それから八甫地区、菖蒲地区と、3カ所がそれぞれ別の方法、分散して処理をしている点、それぞれのセンターにおきまして搬入率が低下している点等々、現状の課題について説明をいたしまして、この課題を解決するすべとして、さまざまな観点から検証を行い、現在ある八甫清掃センター、こちらを延命化して活用させていただくことが最も効果的ではないかということのご提案をさせていただいたわけでございます。その後も、昨年10月と説明の場を開きまして、地域の方と意見交換を重ねているところでございますので、引き続きご理解を得られるよう努めてまいりたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 渡辺議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず、ペットボトルの関係でございますが、今よりも質の向上を図るにはというふうなご質問かと思います。ペットボトルに関しましては、容器包装リサイクル協会におきまして、先ほども申し上げましたとおり、品質基準につきましてはAランクをいただいております。今後もそれらが継続できますように、啓発のほうは力を入れて、緩めることなく進めていきたいと思います。
  それから、企業のプラスチックの関係でございますけれども、こちらにつきましては容器包装リサイクル法の対象にはなってございませんので、あくまでもリサイクル法につきましては家庭系のプラごみを対象としております。ただ、先ほども中国の関係でいただきましたけれども、中国が輸出をやめたというのは、事業系のプラスチックごみがかなり質が悪いということで、その辺が原因で引き取りをやめたというふうな話は聞いております。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 生活排水処理計画に基づいて、平成35年の実態の、基づいているので、人口のことについては、ふえるということに関しては考えていないということなのですが、人口が微増になっていったりとか、いろいろすれば変更ということもあり得る状態になるのかなとは思いますけれども、今のところはないということですので、私としては人口増になっていただきたいところがありますので、非常に微妙なところなのですが、このところは理解いたしました。
  それでは、もう一つなのですけれども、排水の処理、要するに塩分のことなのですけれども、基準がないところで、ただ、排水している量は今調べてはいらっしゃるのですよね、塩分の量というのは。そして、2分の1になると試算しているので、3つが統合しても大丈夫という、そういうふうにしたということで、そこの調査は定期的に行われているのか、もう一度確認させてください。よろしくお願いします。
  それからもう一つ、地元の方への説明を8月23日に行ったということなのですけれども、地元の方の中には、もう既にあそこの、八甫は全てなくなるというふうに考えていた方が随分いらっしゃると聞いたのです。統合するので、もうなくなると。その辺は、なくなるわけではないということについては、要するに、地域の方の組織がありますけれども、そちらの方には、ごみ処理の計画が出た段階でそういうお話についてはしていなかったのですか。勝手に住民の方たちが想像してしまったということで、そのことについては、そうではないのですよということはご説明はして、ずっと、こなかったのかというところの確認をしたいのと、今後なのですけれども、説明会をちゃんとしていかなければならないところですが、どういった計画で、し尿処理自体がこれからの基本計画に入りますので、それまでにはやっていかないと、基本計画自体ができないので、しっかりとしていかなくてはいけないと思うのですけれども、そのあたりについてはどうお考えなのかお伺いします。
  プラスチックごみについてですが、先ほども課長さんがお話しされたとおり、企業の方へのものが非常にひどいということはあるのですけれども、久喜市内の住民の方たち、そして宮代の住民の方たちは非常にしっかりと徹底しているということなのですが、やはり今後もあるので、教育のところもどうなのですかと言いましたけれども、そこがちょっとご返答がなかったので、それをもう一度お願いいたします。学習というところは非常に重要かなと思いますので、学習についてはどのように考えるか。
  それから、今、世の中、ペットボトルやプラスチックを使わないという、それを変えていくという方向性に少しずつ動き出していると思うのですけれども、これについての、要するに、プラスチックごみ、ペットボトルごみを使わないということについて住民にお願いをしていくという、そういうことはないのでしょうか。そういう方向で動き出すということはないのでしょうか。それについてお願いいたします。
  それから、全体的に良質のもの、それから最終処分も、先ほどの予算の中では随分、最終的に再利用をということで、それからそういう方向で31年度は動き出すということで、これは物すごく取り入れていっていただきたいなというところはあります。ただ、プラスチックごみやペットボトルに関しての、そういう中身については、宮城県ではかなり進めていますけれども、埼玉県ではないということでありましたけれども、やはりこれは、開発をしていただきたいところも含めて、再利用についての要求というか、要望というか、そういう形で出していくべきかなと思いますけれども、そういうお考えはないのかお伺いします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 渡辺議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 再々質問にご答弁申し上げます。
  1点目、塩分の量の調査のご質問でございますが、先ほどもご答弁いたしましたとおり、塩化物に関する基準がないことから、調査、測定はしておりません。
  また、先ほど塩分に関する負荷量が2分の1になるとご答弁いたしましたが、あくまでも施設を設計する際の負荷量でございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) 地域への説明についての部分、ご答弁を申し上げます。
  地域の方に八甫の清掃センターのごみ焼却施設が統合されるというお話の際に、し尿についてお話がなかったのかという点でございます。久喜市が新しいごみ処理施設を菖蒲地区に建設するという計画を皆様に公表したのは平成26年というふうに記憶しております。その際、宮代町との間に覚書を交わしており、その後、平成28年、協定を結ぶに至っております。この時点では、ごみ処理施設につきましては、新しくできるところに全て統合するということは明確に説明をさせていただいたところですが、し尿処理につきましては調整課題というふうになっておりましたことから、なくなるということについては説明はしてございません。
  なお、今後の説明等のやり方につきましてですが、当然、先ほどご質問にあったとおり、基幹改修を行うためには今後さまざまな調査等を行っていかなければなりません。しかしながら、その調査を行うに当たりましては、やはり、実行段階に移れる、つまり地元の方のご理解が得られなければむやみに調査はできないというふうに考えておりますので、引き続き、時間はかかるかもしれませんが、丁寧に説明を行ってまいりたいというふうに、久喜市とも調整を図っているところです。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 渡辺議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  まず、1点目の教育上からの啓発につきましてですけれども、こちらにつきましては、毎年、小学生を対象とした、4年生だったと思いますが、社会科見学を受け入れておりまして、その際に3Rの関係について説明をしておりますけれども、資源化についてもあわせて説明をしている状況でございます。それともう一つは、県の主催であります、夏休み中に親子を対象とした、やはり同じく3Rについての講座がございまして、その中でも資源化についての説明等を行っております。
  それから、2番目のペットボトルやプラを使わない方向での住民への説明はということでございますけれども、こちらにつきましては、もともと3Rの中でごみの発生抑制というのがございまして、以前からごみになるものは受け取らないような形で啓発はしておりますけれども、今後、こういった紙製のものが出てくる、ある程度出てきた段階でも、やはり同じように、なるべくペットボトルやプラを使わないで、排出量を少なくできるような形での説明や啓発を行っていきたいと思います。
  それから、3点目の埼玉県の産業廃棄物の関係ですけれども、これは産業廃棄物ですから、県のほうの管轄になりますので、確認したら、その辺の予定はないということなので、ご了承いただきたいと思います。
                 〔「要求はしない」と言う人あり〕
業務課長(藤井 智君) 要求といいますか、私どもで要求するような立場にございませんので。
議長(角野由紀子君) 以上で渡辺議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時29分

    再開 午前10時40分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  引き続き一般質問を続けます。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告に従いまして、質問をしてまいります。
  まず最初に、衛生組合の基本的な情報提供の仕方なのですよね、問題は。昨年10月の衛生組合議会の会議録がいまだに、2月17日現在と書いてありますが、きのうの段階で確認してもありませんでした。きょうも先ほど確認したのですが、まだ載っていませんでした。なぜこんなに遅いのだろうか。少なくとも、普通だったら、久喜市議会などは年4回ありますから、次の議会の前には必ず公表されるのです。それで、ホームページにも載ります。ここの場合には年2回ですから、もうちょっとのんびりしているのかもしれませんけれども、やっぱりもっと早く出すべきだろう。まず、市民の側からすれば、半年前にやった議会がまだ載らない、一体これはどうなっているのだろう、素朴な疑問が持たれます。それから、私たち議員のほうは、私たちは一生懸命、じかにその場にいて、自分で記録をしていますけれども、ちゃんと確認をしたいことがあるわけです。その場合に会議録が載らない、もちろん事務局に直接問い合わせればいいのですけれども、そうするまでもないだろうと思うのです。もっと早く、ちゃんとアップするべきだろうというふうに思います。まず、なぜこんなにおくれたのかということを説明してください。
  それから、(2)ですけれども、業者への委託、それから録音物の提供、会議録としての整備、校正、納品等の経過がどうなっているのか、日を追って明らかにしてください。もし委託していない、直接職員がやっているのだとしたら、今どういう段階、月日を追って、どのような段階で進んでいくのかということも説明してください。
  (3)です。会議録は、遅くとも二、三カ月以内にはアップをするべきであると私は考えます。できていない理由を説明してください。これほどに遅いのは、事務手続の問題か、契約の問題か、あるいは費用をけちっている問題なのか、お願いいたします。
  大きな2つ目ですが、前者からも同じ質問がありましたが、し尿処理施設整備計画についてです。久喜市で、久喜市のし尿処理施設整備基本構想(案)が公表されて、パブリックコメントが終了いたしました。これを久喜市で作成したということは、久喜市がし尿処理施設の整備をこれから進めていくのだというふうに考えられるのですが、しかし、一方では、この衛生組合がこれから改修等を行っていくという話も聞いている、一体どうなっているのだろうかということです。
  それが一番基本的なところなのですけれども、まず(1)です。久喜市のし尿処理施設整備基本構想(案)によりますと、久喜市と宮代町のし尿を八甫清掃センターで処理する、ここを延命化の工事をして処理をしていく方法が最もすぐれた整備方針、ケース4ということに結論づけられております。一方で、これまでの説明で、久喜市と宮代町のし尿処理を菖蒲地区も含めて八甫清掃センターに統合するという計画で、そのための施設整備は衛生組合で行っていくとこれまで説明を受けてきたと私は思って、そういうふうに理解してまいりました。八甫地区周辺住民への説明もその方針に基づいているのだろうと理解をしているのですけれども、まずこれは確認したい。衛生組合として、この計画に基づいて推進している、これから推進していくと理解していいのかどうか、お願いいたします。
  (2)ですけれども、八甫のし尿処理施設の延命改修、施設整備は衛生組合で進めるということでよいのかどうか、お願いいたします。
  (3)としまして、久喜市との役割分担、その場合、当然、衛生組合が解散した後は久喜市に移行していくわけだと思うのですけれども、それまでの間、久喜市との役割分担は一体どうなっていくのだろう、それから施設整備計画とそのスケジュール、財政計画についても明らかにしていただきたいと思うのです。衛生組合からこれまでそうした説明を受けたことはありませんので、ぜひお願いいたします。
  (4)ですけれども、地元説明会、協議の状況と今後の進め方、前者のと若干かぶるかと思いますけれども、今後の進め方について説明をしてください。
  大きな3番目です。資源集団回収実証実験が10月から始まりました。既に、年間4期に分けて集計をし、お金も払うことになっていますが、第3期分が終わったということになります。ステーション方式でやっているのが5地区、拠点方式で4地区、それぞれの地域における住民の参加、地区別、品目ごとの回収実績、それから報奨金の第3期の申請積算と交付額、登録業者の補助金の申請額と交付額の状況等を一覧表で明らかにしていただきたいということであります。
  (2)です。これまでの実績と成果を、これまでといいますと、第3期の実績と成果をどのように評価していますか、問題点等があればお示しください。そして、今後の見通しをどう捉えているか明らかにしてください。
  (3)です。「衛生組合だより」の2月号に「資源集団回収を始めてみませんか」という記事が掲載をされました。これに対して問い合わせがあったかとは思うのですけれども、そうした、もし問い合わせがあった場合には、実証実験への参加は呼びかけていくのでしょうか。それとも、これは、実証実験は今のやっている地区だけに限ってやっていくということなのかどうか、お願いをいたします。
  次に、大きな4番目です。久喜市で災害廃棄物処理計画(案)を作成して、そのパブリックコメントを、現在これは行っている最中です。その復旧過程で廃棄物処理を行っていくのは衛生組合ということになります。その処理施設の状況を明らかにしてください。
  (1)です。衛生組合の3清掃センターの焼却炉、それからし尿処理施設は、この処理計画(案)の中身に書いてあるのですけれども、耐震化については「一般廃棄物処理施設の建築物等においては震度7相当に耐えうるものとして設計」されているが、「設備、機器の損壊防止策」の項で「震災時には配管等の損壊が懸念されることから、施設内機器の点検を行い、損壊対策を実施する」というふうに、これは明記されております。現状、どうなっているのか説明をしてください。
  (2)ですけれども、「水害防止対策(浸水対策)」という項目があるのですけれども、特に利根川の水害時には3センターとも浸水地域に入っています。災害復旧時に支障になるおそれがあると考えられます。状況把握と認識を明らかにしてください。この案によりますと、「現在稼働している久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにおいて、浸水対策を講じるのは難しいが、今後整備する新たなごみ処理施設では、本市の洪水ハザードマップ等により被害の有無を想定して、重要機器が想定浸水レベル以下に配置する場合は浸水対策を行う」というふうになっています。現在の3センターは浸水地域です。しかも、これは衛生組合が存続する間に震災が起こる可能性、おそれというのは当然あるわけですから、何らかの対策、考えておかなければなりませんので、そうした前提でお伺いをいたします。
  大きな5番目です。生ごみ減容化・堆肥化事業を3月末で廃止することになりました。それはもう決定をしてしまって、一般にも広報してしまっているのですから、今からまた逆戻りしてやりますというふうにはならないと思いますけれども、しかし、その決定の経過というものが市民に理解されません。ちゃんと納得のいく論理で説明をすべきだと思うのです。まず、余りにも唐突でありましたし、それからアンケート等の解釈もかなり私は間違っていたのではないかと考えています。これについては、管理者の答弁を求めたいと思います。
  (1)です。減容化、堆肥化モデル地区の区長だけのアンケートで廃止の判断材料といたしました。これまで長年協力していただいていた住民の意見を丁寧に聞き、理解を深める努力をすべきであったと考えます。それが行われなかった。見解をお伺いいたします。
  (2)です。区長のアンケート結果では、既定方針どおり、34年度まで継続するという回答が多かったわけです。アンケートをとるというのは、市民の意見を尊重するために行うものです。ところが、そのアンケートの結果を無視して判断したことについてご見解をお伺いしたい。
  (3)です。10月の議会への説明の際に用いたアンケート結果の分析では、今年度でやめるべきと答えた区長の地区の住民が全て生ごみ減容化、堆肥化に協力しないという、そういう乱暴な結びつけをして結論を導き出したものでした。アンケート結果の恣意的なねじ曲げとしか言えません。これは、衛生組合だけでなく、久喜市の行政による市民参加にも懸念を生むものであります。このようなアンケート結果の勝手な解釈は間違っていたということを認めるべきです。最終的に、1月に公表した管理者の判断の結論では、このアンケート結果については一切触れていなかったのですけれども、少なくとも10月の解釈は間違っていたということを認めていただきたい。
  (4)として、管理者は、これは1月です、少しでも長く続けたいという思いもあったが、堆肥化設備の老朽化により、いつ大きな故障が発生してもおかしくないというふうに説明しました。堆肥化設備の老朽化により、どのような大きな事故が発生すると想定して、それを心配してやめることにしたのか、説明をしてください。
  (5)です。施設の更新工事には約1億円が見込まれているというふうに説明もされました。どっちみち、3年後までには減容化、堆肥化を廃止することになっていたのですけれども、その廃止までにどのような、そのような施設の更新工事が必要であるというふうにした根拠、どのような機器の更新工事が必要で1億円と見積もったのか、その根拠を説明してください。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  大項目1について、総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) 猪股議員ご質問の大項目1についてご答弁を申し上げます。
  まず、(1)でございますが、組合内において10月定例会の会議録の校正の作業がおくれておりまして、大変ご迷惑をおかけしております。3月中には組合ホームページに掲載できるようにしたいと考えているところでございます。
  次に、(2)でございますが、会議録を作成する業務につきましては、毎年、年度当初に年2回の定例会及び臨時会の会議録作成を対象として業者に委託を行っております。会議録作成業務の流れといたしましては、議会が終了した翌日に、まず業者宛てに録音のデータ等を送りまして、業者はそれらの資料をもとに会議録の案を作成します。その会議録案について、組合内で校正作業を行いまして、校正した会議録を再度業者に送りまして、業者はそれをもとに会議録を作成、印刷製本とホームページ用のデータの作成を行った上で組合に納品するという流れになります。
  次に、(3)についてでございますが、10月定例会の会議録がいまだ組合ホームページに掲載されてないのは、組合内での校正作業がおくれているのが一番の原因でございます。今後は、より効率的に校正作業を行いまして、議会終了後二、三カ月以内を目標といたしまして、組合ホームページに会議録を掲載し、住民の方にもお知らせしてまいりたいというふうに考えております。
  続きまして、猪股議員ご質問の大項目2についてご答弁を申し上げます。初めに、(1)、(2)、し尿処理施設整備の方向性についてご答弁申し上げます。現在、久喜市では、久喜地区、栗橋、鷲宮地区、菖蒲地区がそれぞれ異なる施設でし尿処理を行っていること、また各施設においては搬入率の低下や老朽化等の課題を抱えていることから、これらに対応するべく、し尿処理施設の整備の方向性について、久喜市し尿処理施設整備基本構想として策定を進めているところです。
  この基本構想の案では、今後のし尿処理施設のあり方について、新設と既存施設の延命化、久喜市単独と久喜市と宮代町との共同処理、それぞれ組み合わせた4つのケースを設定しまして、整備から維持管理に至るまで多面的に検証を行っています。この結果、ご質問にもございましたとおり、現在の八甫清掃センターのし尿処理施設を改修して延命化を図り、久喜市全域と宮代町のし尿処理を八甫清掃センターに統合する方法が最も効率的かつ効果的であると考え、示されているところでございます。なお、し尿処理施設整備事業は、地元住民の皆様のご協力が不可欠でございますことから、ご理解を得ながら進めていくことが重要と考えております。したがいまして、し尿処理施設整備基本構想に掲げる方針として、八甫清掃センターへのし尿処理の統合について地域住民の皆様にご理解をいただけた後には、当該施設の拡張及び延命化、すなわち基幹的設備改良工事は、当施設を管理する組合が引き継いで事業主体となり、推進していくことになります。
  続きまして、(3)、本事業における久喜市との役割分担、施設整備計画とスケジュール、財政計画について順次お答えいたします。組合では、し尿処理施設整備基本構想の策定過程から、八甫清掃センターし尿処理施設の稼働状況などについての現状の説明など、情報提供を初め連携協力してまいりました。この後、基本構想について地域住民の皆様方のご理解が得られた後は、組合におきまして長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生活環境影響調査の業務委託、こうした業務を行いまして、以降、業者選定を経まして基幹的設備改良工事を行う運びとなっております。この間ですが、おおよそ4年間の計画期間を見込んでいるところです。
  また、財政計画ですが、八甫清掃センターを改修いたしまして、久喜市、宮代町のし尿を統合する場合、この場合の総事業費ですが、概算で約4億2,000万円を見込んでおり、財源としては、国の循環型社会形成推進交付金のほか、地方債による借り入れを予定しております。こうした特定財源のほか、この地方債は交付税の措置がありますので、利払いですとか、こういった交付税措置を加味した実質の負担額というのは約2億6,000万円と推計されているところです。
  次に、(4)、地元説明会、協議の状況と今後の進め方ですが、昨年8月、八甫清掃センター周辺地区の鷲宮栗橋生活環境保全協議会の場をおかりしまして、久喜市及び宮代町のし尿処理の現状と課題といたしまして、施設の老朽化、3カ所分散、搬入率低下について説明をしまして、さまざまな観点から検証を行った結果、現在ある八甫清掃センターのし尿処理施設を拡張、延命化して集約することが最も効率的ではないかとの方針について説明を行っております。この結果、参加された皆様方からはさまざまにご意見やご質問をいただいていましたので、昨年10月26日、それから本年2月22日の2回にわたりまして、引き続き説明と意見交換を重ねているところでございます。引き続き、地域の皆様のご意見に耳を傾け、ご理解を得られるよう努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 大項目3、業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 続きまして、猪股議員のご質問のうち、大項目3についてご答弁申し上げます。
  まず、(1)でございます。資源集団回収実証実験の直近の実績につきましては、本日お配りした別紙資料のとおりでございます。
  次に、(2)でございます。これまでの実績と成果でございますが、平成30年10月からの第3・四半期の回収量は51.324トンでございました。世帯当たりに換算いたしますと、一月当たり6.9キログラムとなります。平成29年度の公共回収における世帯当たりの排出量は一月当たり5.1キログラムでございましたことから、モデル地区の皆様におかれましては、これまでの新聞販売店の回収や店頭回収による処理から集団回収へ排出先を変更いただくなど、実証実験に積極的にご参加いただいているものと考えております。加えて、回収業者が、今回の取り組みによる利益の確保が可能であり、継続的に取り組む価値があると認識いただけることが、資源物の公共回収から集団回収への完全移行を推進していく上で要点となろうと考えております。実証実験開始から半年を経過することとなります来年度の早々にモデル地区と回収業者の双方から聞き取りを行い、今後の実験のあり方を検証してまいりたいと考えております。
  次に、(3)でございます。お問い合わせに対しての実証実験への参加の呼びかけにつきましては、モデル地区の対象を区や自治会単位としておりますことから、考えておらないところでございます。
議長(角野由紀子君) 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 猪股議員ご質問の大項目4についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。ごみ焼却施設につきましては、菖蒲及び八甫清掃センターは建設時より、久喜宮代清掃センターは平成18、19年度の大規模改修工事により耐震化されております。また、し尿処理施設でございますが、八甫清掃センターにつきましては建設時より耐震化されておりますが、久喜宮代清掃センターにつきましては、高度処理棟及び膜処理棟は耐震化されておりますが、前処理棟につきましては耐震化されておらないところでございます。なお、「設備、機器の損壊防止策」でございますが、配管等はフレキシブル管や継ぎ手等、耐震用部品を使用するなどの対策をとっておりまして、これらにつきましては保守及び点検を実施しております。
  次に、(2)でございます。利根川の水害に伴う浸水でございますが、久喜市及び宮代町で策定いたしました防災ハザードマップによる想定される浸水の深さでございますが、久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターが1から2メートル未満、八甫清掃センターが2から5メートル未満とされております。この水害が発生した場合、久喜宮代及び菖蒲清掃センターでは、地上1階に電気設備がございますことから、浸水により各設備の作動が不能となることが想定されます。また、八甫清掃センターでは、ごみ焼却施設、し尿処理施設ともに地上2階に電気設備がございますが、最大規模の浸水があった場合、各設備の作動不能が懸念されます。さらに、ごみ焼却施設でございますが、地下室への浸水により不燃物搬出コンベヤーが作動不能となり、不燃物が詰まることで焼却処理ができなくなることが想定されます。また、し尿処理施設でございますが、地下室に設置されておりますポンプ及び曝気に必要なブロアなどの機器類が水没し、電気系統のショートにより作動不能となることから、処理そのものができなくなるものと想定されるところでございます。
議長(角野由紀子君) 管理者。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 猪股議員ご質問の大項目5についてご答弁させていただきます。
  初めに、(1)でございます。アンケートにつきましては、区長を通して生ごみ堆肥化推進地区の皆様のご意見を反映したものとして、区としてのご回答をいただいたものと考えています。
  次に、(2)でございます。アンケート結果では、生ごみ堆肥化推進地区のうち半数以上の地区から「平成34年度まで続けるべき」との回答を得たことにつきましては、非常に重く受けとめているところでございますが、施設の現状及び故障による更新に伴う費用などを総合的に勘案し、今年度をもって事業を終了すると判断したものであります。
  次に、(3)でございます。アンケート結果の分析では、生ごみ堆肥化推進地区46地区のうち、「平成34年度まで続けるべき」との回答が28地区の61.7%、「今年度でやめるべき」との回答が18地区、38.3%であったことから、対象地区の半数以上が事業を継続すべきとの回答を得ているとしております。また、「今年度でやめるべき」との回答もございましたことから、今後、協力世帯率が現在の約50%からさらに減少することが想定されるとしたものでございます。
  次に、(4)でございます。施設の主な機器といたしまして、堆肥移送用の各種コンベヤー、ふるい機、磁選機、自動袋詰め機及び破袋分別機などがございまして、定期的に消耗部品等の交換を行い、機能を維持してまいりましたが、消耗部品以外の主要部品において経年劣化による損傷やゆがみなどを起こしておりますことから、機器の更新時期となっています。主要部品に故障が発生した場合、機器が作動不能となるおそれがあり、復旧するには、汎用品以外の部品を多用しておりますことから、製作には長い期間と多額の費用を要するため、故障の都度、相当の期間、堆肥の製造を休止せざるを得ないことが想定されるものであります。
  次に、(5)でございます。前項でご答弁申し上げました理由により、円滑に生ごみ減容化、堆肥化処理を進めるためには設備機器の更新が必要であると考えたものでございます。また、更新費用につきましては、主要機器でございます、堆肥移送用の各種コンベヤー、ふるい機、磁選機、自動袋詰め機及び破袋分別機等の更新で、各メーカーからの見積もりにより約1億円と算出したものでございます。
  さきのご答弁のとおり、今年度をもって本事業の終了を判断したところでございます。住民の皆様からのご意見やご質問等がございました場合には真摯に対応してまいりたいと考えておりますことから、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最初から、1つ目から行きます。
  校正がおくれていると言われました。10月から、11、12、1、2、4カ月たってまだ校正の段階なのですか。ちょっと信じられない。ちょっと、そういうふうに言いわけされるのでしたら、業者には翌日にデータを渡している、それがいつこちらに返ってきたのか、1回目は返ってきたのか。それを返して、2回、3回ぐらいやるはずですよね。その後の経過、いつ、いつとはっきり言ってください。一体、今、何十回目なのですか。それから、1回の校正に1カ月もかかるものなのですか。それを何回繰り返しているのですか。ちょっと、これは言いわけとしてはおかし過ぎます。ちょっと、時期を追ってはっきり言ってくれませんか。
  それから、普通、業者に委託する場合には、納品期日をはっきりさせるものなのですよね。私たちのほうには、ホームページにはデータとして載るわけですけれども、組合事務局には本として納品されるのだと思うのです。そういう納品の契約期日はないのですか。でき上がったら出せばいいよと、そういう契約ですか。そんな契約はあり得ないでしょう。それをはっきりさせてください。
  それから、もし契約が、期日が決まっているのにおくれているのだとしたら、その業者に対して厳しく叱責しなければいけない、指導しなくてはいけない、そういう立場ですよね。それもしていないのでしょうか。私は、この質問を出したときには、もう、きょうあたり載るものかな、あるいは答弁で、あと1週間で載りますがというぐらい言われるのかなと思っていたのですけれども、3月中には掲載できる、そんなのんびりした話はないでしょう。衛生組合の契約のあり方自体の問題になってきてしまいます。細かく日を追って、それから契約の内容、今までの経過も詳しく説明してください。
  2つ目です。し尿処理整備計画ですけれども、これは現在は久喜市の整備計画を住民に説明している段階だと、それが理解が得られた段階で衛生組合が引き継いで、事業主体となって進めていくというふうな説明がありました。私は、現在、衛生組合の施設なのですから、衛生組合が衛生組合でいる間に、存続している間に新しい施設の稼働を始める、そういう日程なのだから、当然、衛生組合が今現在主体となって進めているのかな、あるいは久喜市から即、衛生組合に事業を移して、衛生組合の事業として説明に当たり、改修計画を立て、実施をしていくのかなというふうに理解していたのですけれども、そうではないのだという。ちょっと基本的なところをお伺いしたいのですけれども、今現在、衛生組合の施設であるのに、それを久喜市が改修するかのように地元には説明しているわけですね。久喜市の事業として改修を進めていくというふうに、形式上にはなってしまっているわけです。それ、おかしくありません。衛生組合の施設なのだから、衛生組合の事業なのだから、衛生組合が責任を持って進めていくべきではないのですか。それを1点、お願いします。
  なぜそういうことを言うかというと、住民から見れば、一体どっちが相手なのですかとなってしまうのです。主体が2つあるかのように見えてしまうというのは、結局、行政というのは、あってはいけないのだけれども、どちらも責任を持たない、あるいはどちらも押しつけ合いをしていくとか、そういうことになりかねない、そういう心配がある。はっきりと明確に、今現在の主体がどこなのかということを明確にするべきだと思いますけれども、それをお願いします。
  それから、先ほどの説明によりますと、理解を得た後に組合が引き継いで事業主体となっていくということですが、改めて、そうすると、衛生組合としてし尿処理施設の整備計画、基本構想あるいは基本計画といったものをつくっていくことになるのでしょうか。衛生組合はそれをつくらずに、久喜市がつくったものに乗っかって、長寿命化の総合計画作成ということは、そこからしか衛生組合としてはかかわらないということになるのでしょうか。事業主体がわからないということ、明確でないということから、一体、長寿命化の総合計画も、ではどこがつくったかわからなくなってしまう。その説明をお願いします。当然、その後の生活環境影響調査も衛生組合が行っていくことになりますよね。その点もはっきり言ってください。
  それから、施設稼働まで4年ということで言われています。この基本構想でもそう書かれているし、先ほどの説明でも4年間ということで言われました。この1年目というのは、一体いつが1年目なのですか。4年目というのは、一体何年度を想定しているのでしょうか。もちろん、これは住民の理解を得られるかどうかで変更はありますよ、ずれ込むことはあり得ますけれども、衛生組合として実際、事業主体となっていくのだから、一体いつを目標年度として考えているのかをはっきりさせていただきたい。
  それから、財政計画なのですけれども、国の循環型社会の交付分と地方債の借り入れとあるわけですけれども、全体として4億2,000万、その内訳として、想定で結構ですので、国交付分、地方債の借り入れ分をお願いします。それで、実質負担額が2億6,000万とおっしゃられた、その計算をお願いいたします。
  それから、地元説明会と協議なのですけれども、これまで、8月にやった後、10月26日と2月22日に行ったと言われました。この後の予定というのはできているのですか。もちろん、住民に対して丁寧に説明をし、理解を得ていくしかないわけですけれども、そのための方策、話し合いの仕方をどう考えていらっしゃるか。ちょっと、先ほど聞き漏らしました。管理者も出ているのでしたっけ。当然、管理者が本来だったらちゃんと出ていって説明しなくてはいけない、当然批判はあるわけだけれども、それに対しても、管理者が政治的な責任、最終責任者として理解を得るように努力しなくてはいけないのだけれども、その考えはいかがでしょうか。
  次に、資源集団回収実証実験ですけれども、これについては、10月から12月、第3期分の実績が一覧表でも出されましたし、今、1カ月、1世帯当たり6.9キログラム、前年度よりも実績としてふえているということで言われました。これは、このまま続いていけば、成果を上げたということになるわけです。1つ聞いておきたいのは、この数字に出てこない部分なのですけれども、住民の参加、協力度合い、もし参加世帯数とか協力世帯数とかいうのがわかればいいのですけれども、それがわかったら教えていただきたい。もしそれがないとしても、当然、団体のほうと状況を、実証実験の間なのだから、特に状況を丁寧に聞き取っていかなくてはいけませんよね。住民の参加の度合いはどうなのだろうか、お願いをいたします。
  それから、ステーションと拠点方式と2通り、今実施しているわけですけれども、事前に一番心配されたのは、例えばステーションで、自治会なら自治会以外の方はそこに出していいのだろうかというようなことが、心配の声が上がっています。出していいわけですけれども、そうした混乱というのはないのかどうか。
  それから、持ち去りです。せっかく住民の方々が、自治会内、町内会の収益になると思って出したものが、今、一般だと持ち去られることがたびたびあるわけですけれども、そうしたことはないのかどうか。そうしたことについても、住民の監視というものも、もし、逆に強まるのかなと期待はするのですけれども、持ち去りについての対策はどうなのか、お願いします。
  それから、拠点方式でやっているところが4地区か、あるわけですけれども、これは、1つは、素朴に、よくわからない、なぜステーションではなくて拠点ということにわざわざしたのか、よくわからないのですが、その説明をお願いします。特にこの地区について。
  それから、拠点ということで、これをむしろステーションでやったほうがいいのではないのかな、スムーズにいくのではないのかなと私なんかは素朴に思うのだけれども、そこら辺はどのような経過でこうなっているのか。
  それから、拠点方式をとることによっての逆に混乱というものはないのか。つまり、わからなくてステーションに出してしまうとかいうことはないのか、お願いをいたします。
  先ほど答弁で、大まかな、大きく見ての成果、実績をどう評価しているか言ってもらったのだけれども、そういう細かい、現場での混乱とか何かはないのか、あるいは役員の方からどんな意見が出ているかということをもしつかんでいたらお願いをしたいと思います。
  次に、4点目です。災害廃棄物ですけれども、今のご答弁でやっぱり大変不安になってまいりました。まず、ごみ処理施設のほうも、久喜宮代で1メートルから2メートル、八甫で2から5メートル、これはハザードマップを見ればわかるのですけれども、実際に水害が起こった場合には稼働不能となるということがもう明らかにわかっているわけです。し尿のほうも作動不能となるということが予想がついているわけです。それに対する対策というのは何か考えられているのか、あるいはこれから考えていくのかということをまずお願いしたい。少なくとも電気系統とか、し尿のほうは装置だから難しいのかと思うけれども、ごみのほうは、コンベヤーとかは、それから電気系統は水害に遭わない高さまで上げるとか、原発ではないけれども、そんな対策も必要なのかなと思うのですが、何かしら考えられているのかどうか、お願いをします。
  それから、震災の際、いろんな損壊が懸念をされることがあるわけです。それに対して、説明を受けて、いろんな損壊防止策をとっているということが細かく説明をされました。今は全部書き切れなかったし、一つ一つ専門的なことを聞いても、大変申しわけない、よくわからないのですけれども、耐震対策は、そうすると当面大丈夫だ、震度7に耐えられるということがそこにも書いてあるのだけれども、大丈夫だ、十分だということで理解していいのか、損壊が懸念されるということについても対策がとられているということで考えていいのかどうか、お願いをいたします。
  それから、最後の減容化、堆肥化についてです。管理者から説明いただきました。それで、まず、一番最後のほう、よくわからないのですけれども、減容化、堆肥化施設は特に大きな機械とか装置をつくっているわけではないのですよね。大きな広い倉庫、昔の倉庫の中に山と積んで、それを攪拌していくというのが主な作業であるわけです。もちろん、コンベヤーはついているし、その前段階の破袋装置もついているし、それから減容施設の下には空気を吹き込むパイプが通っているし、そういう、ある意味、極めて単純な施設でつくってあるわけです。そういうものは非常に壊れにくいから、今まで十数年、これまできたわけです。特に基本的な改修とかをしないでも済んできたわけです。それが、あと2年か3年ももたないという差し迫った状況にあったというふうに理解をしているのですか。管理者、そういうふうに報告を受けているのですか。私はそうではないと思うのですよね、実際には。それこそ、あと2年か3年ぐらい、今のままで、かきまぜるということが主の作業ですから、それは済んでいたのではないのかなと思うのですけれども、実際に担当している事務局の方も、あと2年、3年もあそこはもたない、全部、コンベヤーから破袋設備から入れかえなくてはならない、そんな状況にあったのですか、本当に。ちょっと説明してください。
  それから、業者の見積もりで1億円という、見積もりの出た1億円の根拠は出せます。見積書を出せます。もしあるのでしたら、あると説明してください。
  それから、私、今から方針転換しろとは言っていないのです。もう決断をした、これは行政の決断だし、管理者の決断だし、どっちみち3年後には廃止になるということはわかっていたものですから、理解はしようと思います。だけれども、説明が、曖昧な説明ではいけません。少なくとも、確かに協力率はだんだん、だんだん下がってはきていたのだけれども、それでも1万世帯の半分、50%が協力をずっとしてきてくれていた、その中で実際にやっていた人たちからも、何か、急にやめると言ってきたのですよ、何かあったのですかということで私も聞かれましたけれども、そういう不信感が出てくる、そういう不信感を出させてはいけないと思うのです。やっぱり、もっと丁寧に、アンケートをとったのだったら、そのアンケートに従って行動していく、アンケートのとり方が不備だと思ったら、ちゃんと、もうちょっと丁寧なアンケートをとる、それから住民に対して説明、言っていないでしょう。このやめるということについて、本当だったらちゃんと説明に回らなくてはいけないはずですよね。しかも、こんな、急にやめることになったのだから。そこら辺についてはどのように考えていますか。少なくとももうちょっと丁寧なやり方をするべきであったと考えておりますので、ご見解を聞いておきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) ご質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。
  初めに、会議録調製の件でございます。会議録につきましては、先ほど申し上げたとおり、年度当初に契約を結ばせていただいておりまして、各会の会議録につきましては、原稿受領後3カ月以内、失礼しました、こちらから送って3カ月以内ということで契約書にはうたってございます。
  なお、会議録調製の流れでございますが、昨年10月の定例会を例にとりますと、昨年10月の定例会は、30年10月5日が1日目、10月23日が2日目であったというふうになっております。いずれも、その翌日に原稿の音声データを業者のほうに送っておりまして、業者からそのデータを起こしたものについて受領を受けたのが、それぞれ、11月20日、2日目分が11月26日でございます。したがいまして、この時点から、11月26日から組合では校正作業を始めております。これまでの臨時会、定例会につきましては、おおむねここから1カ月強ぐらいで校正作業を終えていたところでございますが、今年度につきましては、昨年12月に職員の急な欠員がございまして、大変申しわけないのですが、校正作業がおくれているというのが現状でございます。鋭意努力してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願いをいたします。
  続きまして、し尿処理につきましての答弁です。まず1点目、大きくは久喜市と、それからこの組合との関係性のお話かというふうに思います。久喜市のし尿処理の基本構想、現在久喜市が策定を進めておりまして、先般パブリックコメントも行われているところでございますが、し尿に限らず、ごみ処理行政全般につきまして、久喜市では平成26年、大きな判断をされております。ごみを久喜宮代合わせて、一括して久喜市でごみ処理施設を建設して受け入れると、こうした大きな方針転換をされております。この際に、し尿についても当然検討の対象になっていたわけですが、この時点ではまだ調整段階ということになっておりました。このし尿処理基本構想策定に至りましたのは、先ほどの繰り返しになりますが、し尿処理をしている各施設の老朽化、それからし尿そのものの減少、いま一つ、一番大きいと思いますのが、3カ所分散しているという点かと思います。中でも菖蒲地区につきましては、この衛生組合の管理外ということもありまして、久喜市として、やはり大きな考えとして、し尿の構想をまとめる必要があったというふうに伺っております。そうしたことから、まずは全体的な構想のお話というのは久喜市においてこれまで進められてまいりました。その進める中で、やはり八甫清掃センターを活用するのが最も効率、効果的であるというような方向性に至りましたので、八甫清掃センターを中心に統合するということで、今、し尿処理の構想の案ができ上がっていたところです。つまり、八甫清掃センターを使うということになりますと、その施設は組合の管理下でございますので、工事のほうは、実際の実施のほうは組合が行うというのが当然の成り行きでありますので、組合がバトンタッチを受けて行うと、こういう手順になってございます。複雑でありますが、要約いたしますと今のような流れです。
  その後、財政計画といたしまして、4年間の期間のお話があったかと思います。4年間というのは、基本構想に掲げられました各種業務委託と、それから工事を実施する期間、あくまで期間としてあらわした4年間でございます。その1年目はいつかということでありますが、今、地域の方とお話し合いをしている、まさにその最中でございますので、今年度中にもしまとまるようなことがあれば、来年が1年目でしょうし、延びれば延びた後が1年目ということになりますので、現段階でちょっと明言はご容赦願いたいと思います。
  次に、財政計画の内側でございます。財政計画につきましては、久喜市のし尿処理施設整備基本構想にございます計画を引用させていただいておりますが、基本構想の中では負担分が久喜市のみで試算しておりますので、そこを計算し直しまして、久喜市、宮代町合わせた形での内訳をお話しいたします。まず、総事業費4億2,000万円は、これは変わりません。これをもし事業費で案分しますと、現在の久喜宮代衛生組合の割合で案分した場合ですが、久喜市分が3億3,000万、宮代町分が9,000万相当になると思われます。その財源といたしましては、交付金、いわゆる補助金が、久喜市分4,000万、宮代町分が1,100万円、地方債、借り入れですが、これが久喜市分が2億2,900万円、宮代町分が6,200万円、これらを差し引きまして、各年度で持ち出しする、いわゆる一般財源につきましては、久喜市が6,000万円、宮代町が1,600万円、4年間の合計で見込まれているところです。先ほど申し上げた地方債というのは借金ですから、当然、今後返済をしてまいります。その償還額が、利子を含めますと2億3,100万円、久喜市分です。宮代町分が6,200万円と試算されておりまして、ここに交付税措置としまして、久喜市、約8,400万、宮代町分が2,300万、マイナスという形で考えておりまして、差し引き、実質の負担が、久喜市1億4,700万、宮代町4,000万。これらを合わせますと、実質の負担額というのが、久喜市分が2億700万円、宮代町分が5,600万円、この合計が先ほど申し上げました実質の2億6,000万という積み上がりになります。これはあくまでケース4、八甫を延命化するケースの試算です。
  最後に、地域説明の状況についてお話をいたします。地域の説明会での方法、進め方なのですが、地元の保全協議会の場を活用させていただいているというふうに申し上げたのですが、この会議は現在、地域の方の要望もありまして、2部制をしいております。前段では、私ども、それから久喜市も含めてですけれども、伺いまして、方針ですとかいただいた意見に対する回答等をご説明申し上げまして、一旦その場を辞させていただきまして、第2部としまして、地元の方だけで話し合いを行っていただいています。忌憚のないところで、恐らく地元同士でさまざまに意見が出ているのだと思っております。それを再度いただきまして、次回の会議を設定ということで、どうしても会議と会議の間は時間がかかったりしていまして、今後いつというのは現段階では予定は立っておりませんが、少し丁寧にやらせてもらっております関係上、時間を要しておるところでございます。現在は、事務方、事務レベルの職員が対応して当たっております。先ほどご質問にありましたが、いずれその機会を捉えまして、やっぱり管理者からの説明というのも機会を設けていければというふうに思っております。
  以上、答弁になります。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 猪股議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず1点目の住民参加の協力度といいますか、はどうなのかということでございますけれども、さきに答弁いたしましたとおり、平成29年度の公共回収の月平均の実績と比較しますと、それよりも多少、実績、量が上がっておりますので、現時点ではある程度の方に積極的に協力いただいているのかというふうな判断をしております。
  それから、2点目の自治会以外の扱いにつきまして混乱はなかったのか、それと資源物の持ち去りについてということでございますけれども、今のところ9地区からは、その辺の関係につきましては、そういった苦情については聞いておらない状況でございます。
  それから、3点目の方式についてでございますが、ステーション方式のほうがよいのではないかということでございますけれども、一応、実証実験でございまして、理想としてはステーション方式ではあるかとは思いますけれども、データ等の必要から、ステーション回収と拠点回収、双方を実証実験として行っているような状況でございます。
  それから、4点目の公共でステーション回収から実際に実証実験で拠点になった場合の混乱といいますか、住民は間違ったりしないのかということでございますけれども、今のところそういった混乱はないようでございます。また、始める前に地区にチラシ等をつくって配っておりますので、十分、その辺は行き届いているのかなと思います。
  それから、5点目の細かい点での現場での混乱はなかったのかというご質問でございますけれども、今のところそういった声は直接は聞いてはおりません。ただ、先ほども申し上げましたとおり、新年度に入りましたら、以上のことを踏まえまして、早々に団体さんとは聞き取り調査を行っていきたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 猪股議員の再質問に対し、ご答弁申し上げます。
  まず1点目は、浸水に対する対策でございます。まず、電気設備が現在1階にございますけれども、それを2階に移動するには、新たに電気設備を設置するためのスペースが必要になるものです。また、移動やケーブルを引き直す際には施設を停止する必要がございます。このことから、その間におけるごみの処理及び工事に係る多額の工事費といった問題をクリアする必要がございます。このことより、数年での廃止が決まっておりますことから、費用対効果等の検討が必要であろうと考えております。
  続きまして、耐震対策でございます。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、久喜宮代清掃センターのし尿処理施設の前処理棟を除きまして耐震化はされておりますので、その旨ご答弁申し上げます。
  続きまして、生ごみの堆肥化でございます。1点目、設備の更新が必要だったのかということでございます。HDMの攪拌する設備につきましては特に問題はないですけれども、生ごみ堆肥を製造する機器のほうにふぐあいが生じております。今年度、No.3堆肥移送コンベヤーが故障いたしました。その際の業者からの見積もりが、更新費用でございまして、製作期間が4カ月かかるという見積もりが提出されたものでございます。その際に、各設備につきましても、各メーカーに見積もりを依頼したところ、15年経過していることから、更新工事が必要との回答を受けたものでございます。なお、先ほど申し上げましたNo.3移送コンベヤーにつきましては、応急修繕を実施し、現在は正常に稼働しております。
  2点目、見積もり1億円の内訳でございます。各メーカーからの見積もりでございます。堆肥移送用の各種コンベヤー、ふるい機、磁選機につきまして、合計で5,724万円、自動袋詰め機が2,160万円、破袋分別機が2,019万6,000円でございまして、合計で9,903万6,000円ということで、約1億円の見積もりとさせていただきました。
  続きまして、説明の見解でございます。地元の区長宛てに、平成31年1月23日付でお知らせ文書を郵送したところでございます。その際には、区長からの要請に基づき、回覧文書につきましても必要部数を郵送したものでございます。なお、郵送する際には、区長に電話にて内容をご説明し、お問い合わせ等がありましたらご連絡していただきたい旨のお話をしてございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再々質問をお受けいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) まず最初の会議録なのですけれども、校正に既に、11月末には校正作業を始めていて、普通は1カ月強で校正を終わるのだけれども、12月に職員の急な欠員があったのでおくれている。仕事というのは、1つ言っていなかった、業者からの納品期日というのは、その契約は、さっき、3カ月以内ということだけれども、こちらのほうでは、職員が急に欠員だったから、3カ月はもうしようがないと、守れなくてもいいのだ、そういうことで対応してしまうものなのですか。業者との関係で非常に私はおかしいなと思うのですけれども、そこら辺、ちょっと素朴な疑問です。答えてください。
  それから、職員の急な欠員、そういうときこそ、本来だったら、お金はかかるけれども、臨時職員を雇わなくてはいけないのではないですか。急な欠員が出た、そうしたら、常時職員を雇って対応させるのは本来おかしいのだけれども、急な対応のときにこそ職員は必要ですよ、臨時職員は必要ですよね。そのためにそういう制度があるわけですよね。そういう対応もしないで、ただおくらせているという、その判断をした理由を説明してください。
  それから2つ目、結局、それは、議会の会議録の作成、これは議会に対してだけではない、市民に対して責任があるわけですけれども、いかにこれが軽視されているかということですよ、議会と市民に対する情報提供が。後回しにしても構わないという、そういう位置づけになっているのですか。これは到底容認できません。事務局長、見解をお願いします。管理者も見解をお願いします。こんなこと、放置してはいけないです。
  次に、し尿処理施設についてです。まず、大体の経過はわかりました。それで、今、衛生組合と久喜市がどういう関係にあるかということも大体理解できてきたと思います。そうすると、今後、衛生組合が延命改修工事を行って、担当していくわけだけれども、そうすると、衛生組合で新たに基本構想とか基本計画というものは、久喜市とは別の行政組織ですから、つくっていく必要があるのでしょうか。型どおりに考えれば、つくらなければいけないのだと思っているのだけれども、それについて説明をしてください。それとも、久喜市のをそのまま適用するということで、改めてつくる必要はないのか、もしつくるのだとしたら、それにどのぐらいの期間がかかるのか、ただ名前だけ書きかえればいいのか、よくわかりません。お願いします。
  それから、4年間かかるということで、1年目というのは、理解が得られれば来年が1年目になるということでありました。ああ、そうなのだ、そうすると、住民が久喜市の基本構想であそこの場所を延命改修するということで理解してくれるのだとしたら、直ちに、1年目、長寿命化総合計画策定と生活環境影響調査に即かかれるということですか。そんなすぐにできるのかなと思うのだけれども、その翌年か翌々年ぐらいが1年目になるのかなと私は思っていたのだけれども、私の認識、甘過ぎますか。もうちょっと早くできますか。そこら辺の見通しをお願いします。
  それから、説明会につきましては、今後の予定は立っていないということですけれども、久喜市がごみ処理施設をつくるのはまだ大分先の話になってしまっているから、最悪、そこまで延ばしてもいいというような考えがあるのでしょうか。それとも、私は、し尿処理施設はし尿処理施設だから、来年とか再来年とかには着工して、そこから4年ぐらいの間には建設をする、そうすると最後はそろってくるのかな、そういう目標年度が立てられているのかなと思ったのですけれども、そういう目標はなしですか。住民の理解次第ということになってしまうのでしょうか。ちょっと、そういう行政の進め方というのも腑に落ちませんので、説明をしてください。
  それから、資源集団回収のほうなのですけれども、1つは、今回募集をしている集団回収については、モデル地区に入れることは考えていないということでさっき言われました。そうすると、これから新たにモデル地区の募集という形でもする考えはない、今現在やっている地区だけで進めていくということでいいのかどうか、お願いします。
  それからもう一つ、一番心配されていたのが、業者の収入が減るのではないのかということだったと思うのですけれども、そこら辺についてはどのように把握していますか。業者のほうから、これでは困るというような話は出て、苦情とかは出てきませんか、お願いします。今現在のことで結構です。
  それから次に、災害廃棄物の関係、計画の関係なのですけれども、大体理解いたしました。災害はいつ起こるかわからないのだけれども、当面はこのままやっていくしかないということになるのかなと思います。ただ、先ほどのし尿処理施設の延命改修との関係で1つお伺いしておきたいのだけれども、し尿処理施設の延命化工事の計画をつくっていくときには、浸水対策についてはきちっとしなくてはいけないのだと私は思うのです。そこら辺はどのようにリンク、関係をさせていきますか。つまり、長寿命化総合計画策定の中に、例えば電源設備は2階に上げるとかいうようなことも組み入れていく必要があるのだと思うのですけれども、浸水対策、防災対策の関係がどのように組み入れられていくか、お願いします。
  それから、最後の減容化、堆肥化については、もう決まった話ということで理解するしかないので、これ以上聞きませんけれども、コンベヤーから破袋設備から何から、全部見積もりを出させて、合計で9,903万円になったと。確かに、これから新たに10年、20年使っていく施設だったら、当然、それは改修しなくてはいけないけれども、最初から2年、3年で終わりになるということがわかっている施設に、普通、そんなにかけませんよね。さっき、コンベヤーについては応急修理で対応していると言われたけれども、応急修理で何とかあと二、三年、延ばさせていくのが当たり前のやり方だろうと私は思うのです。それを何か、一応、全部、全面的に新しいものに交換すると1億円かかるから、ではもうやめるしかない、直ちにやめるしかないというふうに判断した、これはこじつけだというふうに私は思います。住民の方からの話が私に来ているという話もしましたけれども、何で、一生懸命、みんなやっていて、協力していたのに、何でいきなりやめてしまうのですか、その方は言っていました。それから、衛生組合をつくった、自分たちがつくった堆肥をもらうのが楽しみだったのですよということも言われます。あと3年、残念だけれども、終わりになるとは思ったけれども、まさかもう、こんなすぐにねという、愚痴ともつかないものも聞かされました。やっぱり、そこら辺は住民の意識というものを大切にしていかないと、今後協力を得るときにも、不信感が先に立ってはいけないと私は思います。それだけ申し上げておきます。
議長(角野由紀子君) 再々質問に対する答弁を求めます。
  事務局長。
                 〔事務局長 保坂善彦君登壇〕
事務局長(保坂善彦君) 猪股議員の再々質問、議事録の関係でございます。
  今回議事録がおくれていることにつきましては、本来であれば申し開きできないところでございます。本当に、事務局といたしましても反省しているところでございます。
  なお、申し上げましたとおり、昨年の暮れですか、不幸なことが起きました。そういうときこそ、本来であれば私ども職員が、ピンチを何とか乗り越えるということで一致団結しなければいけないというふうなことは非常に感じたところでございます。今回のことは本当に申しわけなく思っておりまして、市民の方に対しても、決して市民の方々をないがしろにしたということではなくて、これを機に反省いたしまして、今後ともしっかりしていきたいと思っていますので、ご理解のほうを賜りたいと存じます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) 2点目のし尿処理につきましての答弁を申し上げます。
  まず1点、現在のし尿処理整備の基本構想は久喜市が策定しているわけですが、以降、組合になった場合、再度策定するのかというお話でありますが、し尿全体の基本構想につきましては、大きい考え方につきましては、今回策定された基本構想、これがもとになりますので、組合で改めて基本構想自体を策定することはございません。組合では、この構想にのっとった形で、施設の保全計画ですとか延命化、こういったものを組み入れた長寿命化の総合計画を策定いたしまして、引き続き事業に進んでいくことになります。
  続きましての、何年目というお話でございます。確かに1年目、もし3月に決まれば、来年が1年目とはなりますが、当然、実施するためには先ほどの計画の予算が必要でございます。その予算は、年度途中であれば予算の補正をさせていただくことになりますので、準備をさせていただいた上で、その直後の議会におきまして提案、ご議決をいただく必要がありますので、その間の期間は必要となってまいります。
  それと、今後の目標でございます。もちろん、何年かけてもいいということはございませんで、施設の老朽化ですとか、こういったさまざまな課題を解決するためには、少しでも早く実現したいというのは私どもとしてもやまやまでございます。極力早く地域の皆様にご理解をいただけるよう努力をしてまいりたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 猪股議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  1点目のモデル地区の追加募集の関係でございますが、こちらにつきましては、モデル事業の期間、3年半という期間もございますので、追加募集は今のところ考えておりません。
  それから、2点目の業者の収入が減ってしまうなどとの苦情についてでございますけれども、正直、1業者からはそのような、利益が計上できない旨の話は聞いております。今後、新年度におきまして、その詳しい状況については聞き取り調査を行っていきたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 猪股議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  八甫に統合が決まった場合の浸水対策というご質問であったかと思います。八甫清掃センターのし尿処理施設につきましては、現在2階に電気設備がございます。2階の床の高さは地上5.2メートルであることから、ハザードマップにございます2メートルから5メートル未満という水位でございましたら、最大規模の浸水がない限りは影響はないと考えておりますけれども、先ほどご答弁申し上げましたとおり、地下室に設置しておりますブロアや電気系統などの対応は、延命化工事では困難であろうと考えております。
  以上です。
                 〔「管理者、一番問題にしているのは会議録なのですけれど
                   もね、ひとこと言えませんか。私が一番問題に思ったの
                   は会議録なのですけれども、何でこんな、半年もおくれ
                   るのか、何で職員が対応できないのか、対応させるべき
                   でしょう」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 管理者。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) このたび、会議録の開示が遅くなってしまっているということに関しましては真摯に受けとめておりまして、大変申しわけなく思っております。今後、このようなことがないように、しっかりと組織を引き締めまして、しっかりとした情報開示に努めてまいりますので、ぜひともご理解をいただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前11時57分

    再開 午後 1時00分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、斉藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) 議席番号4番、斉藤です。通告に従い、質問させていただきます。
  大項目1番、スプレー缶、カセットボンベ、ライターの出し方。2018年12月16日に札幌市で起きた爆発事故で、現場の建物に入居する不動産仲介業者の店舗の従業員が、消臭剤のスプレー缶100本以上を廃棄するために穴をあけ、湯沸かし器をつけたら爆発が起きたとの事件がありました。以前も、カセットボンベが爆発して清掃車両が燃える事故など、大事故につながることがありました。注意喚起を徹底すべきと思い、以下質問させていただきます。
  (1)、久喜宮代衛生組合では、穴をあけずに中身を使い切るとあるが、周知の仕方がわかりづらいのではないでしょうか。安全安心のためにももっとわかりやすい周知をすべきと思うが、いかがか。
  (2)、正しい知識を紹介するために、スプレー缶の場合、外部のリンクとして、一般社団法人日本エアゾール協会ホームページや、カセットボンベの場合、一般社団法人日本ガス石油機器工業会のホームページを活用できないか伺います。
  (3)、大きな事故が起きたとき、再発防止のため、市民が関心を持ったときを見逃さずに注意喚起をすべきと思うが、いかがか。
  大項目2番、食品ロスの対策の現状と課題について質問させていただきます。(1)、昨年12月、国立国会図書館の調査シリーズ、SDGsの削減目標を踏まえ、2018年6月に閣議決定された第四次循環型社会形成推進基本計画では、家庭から発生する食品ロスを2030年度までに半減させるとする、2000年度比とする数値目標が始めて設定されました。家庭からの食品ロスは、2000年度から2015年度までの期間で433万トンから289万トンまで減少しています。目標を達成するには、さらに72万5,000トンの削減が必要となる。なお、事業者から発生する食品ロスについては、食品リサイクル法に基づく基本方針において今後目標を設定することとされているとあるが、今後、食品ロスの問題は、久喜宮代衛生組合と久喜市、宮代町と目標達成に向けて取り組んでいかなくてはいけないが、今後どのように協力体制を組んでいくのか伺います。
  (2)、市民への食品ロスの運動として、30・10運動として、宴会の最初の30分、最後の10分をみんなで食べる時間を設けるなどの運動や、3切り運動(使い切り、食べ切り、水切り)の推進など、ポスターやのぼり、公共施設や飲食店にも協力をいただき、取り組んでいくべきと思うが、いかがか。
議長(角野由紀子君) 斉藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 斉藤議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  初めに、大項目1でございます。まず、(1)です。衛生組合では、ごみの分別やその出し方につきまして、収集カレンダーやホームページ、分別アプリなどにおきまして周知、注意喚起を行っているところでございます。ご指摘のスプレー缶やカセットボンベ、ライター、また近年ではモバイルバッテリーなどは、発火や爆発など、その取り扱いによっては大変危険を伴う廃棄物となります。このようなことから、今後とも、写真やイラストを多用するなど、わかりやすさを念頭に、安全なごみ処理にご協力をいただけますよう、広くお知らせしてまいりたいと考えております。
  次に、(2)でございます。殺虫剤などのエアゾール缶を排出する際、衛生組合では、缶の穴あけによる火災や爆発、中身の噴出事故防止の観点から、穴はあけずに中身を使い切ることをお願いしております。ご質問にございます一般社団法人日本エアゾール協会のホームページを拝見いたしましたところ、中身の使い切りに加え、ガス抜きキャップの利用につきましても呼びかけをしており、火気のない、風通しのよい屋外で使用するなど、安全面に配慮した内容となっておりますことから、住民の皆様にご活用いただくことでさらなる火災発生の抑制につながるものと考えております。また、一般社団法人日本ガス石油機器工業会のホームページにおきましても、卓上こんろに使用するカセットボンベは、中身を最後まで使い切って捨てるよう呼びかけを行っております。このようなことから、住民の皆様への正しい取り扱いについての周知、また収集作業上のさらなる安全確保につながりますことから、両団体のホームページへの外部リンクを設けて活用させていただきたいと考えております。
  次に、(3)でございます。住民の皆様の関心が高い時期に適切な広報活動を行うことで、大きな効果を得られることが考えられます。わかりやすく具体的な内容を適切な時期に住民の皆様にお知らせしていくよう心がけてまいります。
  続きまして、大項目2でございます。まず、(1)でございます。食品ロスの約半数は家庭から発生されていると言われており、数値目標の達成には家庭内での取り組みが重要であると認識しております。衛生組合における今年度の取り組みといたしまして、広報紙2月号へ記事を掲載するとともに、久喜市食育セミナーへの参加やみやしろ大学での講義において食品ロスに触れるなど、住民の皆様に対する啓発活動を推進してまいりました。食品ロス対策は、廃棄物部局のみならず、商工部局、教育部局などが連携し、それぞれの視点から取り組みを行うことが重要であると考えております。今後といたしましても、市や町との共同歩調をもって食品ロスに取り組んでまいりたいと考えております。
  次に、(2)でございます。前段に答弁いたしました住民の皆様に対する取り組みに加え、事業者に対する取り組みといたしまして、「事業系ごみ減量化ハンドブック」を作成し、多量排出事業者を含む管内事業者に対し送付いたしましたが、食品リサイクルの項目の一つとして食品ロスを取り上げ、啓発を行ったところでございます。今後といたしましては、管内事業者に対し、国が取り組んでおります食品ロス削減国民運動や埼玉県が実施しております食べきりSaiTaMa大作戦に関する通知の送付等により、食品ロスへの理解を深めていただけるような取り組みを実施してまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  斉藤議員。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) 答弁ありがとうございました。
  最初、大項目1番から行きます。やっぱり、本当に、私たちの生活の中で、私もこの質問をするのにいろいろ考えてみましたら、本当に、美容のスプレー缶、また部屋の消臭剤、あとはさっきのカセットボンベとか、たくさん家の中にそういう危険なもの、最近では携帯用のバッテリーが燃えたとか、そういうこともあります。やっぱり、そういうことを考えたときに、この事件が起きたときに、すぐにやはり気をつけていかなくてはいけないなということを私自身は感じました。
  それで、最初の質問なのですけれども、答弁の中で、わかりやすいように写真等を載せていきながら対応していただけるということで、それはすごく効果的かなと思うのです。やっぱり、その怖さというものを目とか、視覚とかでわかっていくような形というのは大事になってくるかと思います。それで、(1)ではいいお返事をいただいたので、特に、一応、(1)に関しては質問はないので、ぜひそのことをしっかり工夫をしてやっていただきたいな、ただ、穴をあけずに中身を使い切ると書いてあるだけなのですね、今。だから、それだとちょっとやっぱりぴんとこない部分があるので、よろしくお願いします。
  それで、(2)なのですけれども、私もエアゾール協会とかってわかっているわけではなく、たまたま、ほかの衛生組合とかほかの市町村ではどういうことをやっているのかなと思ったときに、もう少しスプレー缶に関して、ホームページがやっぱり丁寧に書いてありまして、そこにこういうものがリンクされていました。それで、私もそこをたどっていったときに、ああ、こういうふうにやればいいのだということで、大変詳しく書いてあったので、では具体的には、これはいつごろまでに掲載をして、ホームページ、この部分、リニューアルさせていただけますか。
  まだ質問があるのだ。それで、次、(3)番です。見逃さずに、この時期を大事にしっかり取り組んでいただきたいと思っています。
  大項目2番に移ります。食品ロスの対策の部分なのですけれども、今久喜でやっていること、宮代町でやっていることがあったのですけれども、ちょっと、私が一番最後にお願いをした、これをやっぱり、市民の活動というか、運動にしていくためにはまだまだできていないかなと思っております。実際、行政で宴会をやったときにも、30・10運動がなくて、みんな、何か、お酌に動いてしまっているという、そういう部分がありますので、まず行政からそういう見本を示していかなくてはいけないと思うし、そういうのを、本当に、例えば飲食店とかに張りつけたりとか、ポスターを行政としてつくったりしているところもありますので、そういうことの取り組みを大きな運動として起こしていかないとやはりできないかなと、そういうふうに思っています。その点をお願いします。
  あともう一つは、先ほど宮代町、久喜市、またはこの衛生組合で連携をとりながら、教育部門とか商工の部門、環境の部門とかで取り組んでいくということなのですけれども、みんなが同じ目標に向かっていかなくてはいけないので、そういう連携の会議とか、どこまで目標をここにやっていこうという、そういう数値の目標とか、そういうものを統一していかなくてはいけないと思いますが、そういう具体的な連携についてお聞きします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 斉藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 斉藤議員の再質問にご答弁申し上げます。
  1点目の外部リンクにつきましてはいつごろ行いますかということでございますけれども、こちらにつきましては双方の団体から承認をいただく必要がございますけれども、衛生組合ホームページにつきましても、年度切りかえにより構成を変更する場合もございますので、これらを踏まえまして、新年度早々に対応できるように考えていきたいと思います。
  それから、食品ロスの関係、市、町あるいは関係部署との連携の関係でございますけれども、これはおっしゃるとおり、年度が明けましたら早々に協議する場を持ちまして、しっかりした、その辺の啓発の仕方ですとか数値目標についても話し合いを行っていきたいとは考えてございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  斉藤議員。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) ホームページも、リンクを張るだけではなく、本当にわかりやすいようにやっていっていただきたいな、生活の中で、こういう、私たちの変化の中で、そういう、スプレーに関することが、物が身近にあるということに対して、こういうふうに扱っていかなくてはいけないということをみんなで確認していけるような取り組みをお願いしたいと思います。
  それで、あと最後のところなのですけれども、これから早速、宮代と久喜市と連携をとりながら、足並みをそろえて食品ロスについて取り組んでいくという、そういう部分をお聞きしたのですけれども、できれば、今、せっかく、宮代の場合、久喜宮代衛生組合の場合は、事業系のごみを集めることによって、減量してくださいということで、そういう目標とかも立ててやっていますので、ぜひ事業者にも食品ロスの部分のやっぱり啓発活動というか、やったほうがいいかなと思って、例えばのぼりをつくるとかポスターをつくるとかというのは予算がかかることかなと思うのですが、今回の部分の予算の中にはそういう部分は計上されていなかったので、それはこれからどういう形で取り組んでいくのか、もう少しそこの部分を具体的に、事業者に対してもやっていくのかお聞きします。
議長(角野由紀子君) 斉藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 斉藤議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  食品ロスの関係でございますが、事業者への啓発を具体的にどのように行っていくかというご質問かと思いますけれども、まず、先ほども申し上げましたとおり、私どものほうでは、事業者向けのハンドブックにつきまして、食品ロス、食品リサイクルの項目を設けて、それを実際にお配りしてございます。また、それとのぼりとかポスターの関係でございますが、一応、ポスターにつきましては、県のほうから発行されましたポスターについて掲示をしていただくような形でお願いしていきたいとは思いますけれども、のぼり等につきましては、今後、市、町とも話し合いをしながら、その中で効果測定のできるような形での、何か先進的な方策を練って考えていきたいなと考えております。
議長(角野由紀子君) 以上で斉藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、丸山議員、お願いいたします。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。通告に従いまして、2点質問させていただきます。
  大項目1、ごみ集積所環境整備補助制度について。ごみ集積所環境整備補助制度の導入の周知を図ってきましたが、その効果について伺います。(1)、利用状況、新規の申請は増加しているか。
  (2)、申請者の項目に「廃棄物減量推進員、区長、自治会長またはごみ集積所利用者の代表者」とある。補助のため、自治会費からの支出が必ず生ずるため、区長や班長などに相談してと、申請までに時間と手間がかかる。申請しやすいよう簡略化できないか。
  (3)、ごみ集積所に金属製のものが設置されている地域がある。回収ボックス、ごみボックスと呼ぶかと思います、集積所の敷地が確保できる集積所は衛生的であり、導入したいとの要望がある。資料によると、金額が高い。一部補助できないか。
  大項目2、ごみの集積所について。今後のごみ集積所のあり方に関し、以下の点について伺います。(1)、住宅密集地では、ごみ集積所が狭い道路に隣接または十字路などに設置され、交通の妨げになっている。カラスなどの散乱被害よけのネットや置き石など道路の一部を占めており、危険である。この現状をどう考えて対処するのか。
  (2)、ごみ集積所1カ所当たりの軒数や今後の解決策について。高齢者になり、集積所まで遠い、県道など交通量が多く、ごみ出しの時間が朝のラッシュ時と重なり、なかなか道を渡れない、危ないとの声を聞きます。ご近所数軒で自宅敷地の一角を集積所にしている集積所もあり、ほかからの不分別のごみの混入を防げるなど利点がある。集積所の敷地の確保が難しい中、ご近所さん集積所のメリットは大きいと考えるが、いかがか。
議長(角野由紀子君) 丸山議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 丸山議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  初めに、大項目1でございます。まず、(1)でございます。ごみ集積所環境整備補助制度の今年度の実績でございますが、本年1月までの10カ月間において、申請数98件、215カ所の集積所に対して補助を行いました。29年度の同時期実績は、申請件数が92件でございましたことから6件の増、集積所数は128カ所でございましたことから87件の増となっております。なお、集積所215カ所のうち、新規集積所は205カ所、また以前交付実績のある集積所は10カ所となっております。
  次に、(2)でございます。平成27年4月の制度開始以来、28年には区長や自治会長による申請を可能に、また30年には再申請が可能となる期間を短縮するなど、住民の皆様に広くご利用いただけますよう、制度の見直しを重ねてまいりました。また、運用面におきましても、制度についてご相談いただく際には、補助対象の確認、補助履歴の確認、申請書類の記載方法や添付資料の作成方法などをご説明の上、円滑に手続をいただけますようご案内をしております。今後も、利用者の身に立ち、より使いやすい制度となりますよう研さんしてまいりたいと考えております。
  次に、(3)でございます。補助金につきましては、上限を3,000円とする購入費用の半額を支給させていただいております。この金額は、集積所の清潔の維持に係るカラスよけネット、ほうきやちり取りなどの消耗品に対する助成を想定して設定しておりますことから、補助金額の見直しにつきましては考えておらないところでございますが、今後とも利用者のニーズにつきまして把握に努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、大項目2でございます。まず、(1)でございます。集積所の新規設置につきましては、集合住宅や開発による造成の場合を除き、ご使用いただく皆様の間で設置場所を決めていただいた上で衛生組合に申請をいただき、要綱に沿ったものであることを確認の上、収集作業を実施しております。また、集積所の管理につきましても、ご使用いただく皆様にお願いしているところでございます。ご質問のような状況について、衛生組合に通報をいただいた場合、区長や推進員に対し、ごみ集積所として適切な管理を行い、交通の安全確保をいただけますよう指導するなどの対応を実施しているところでございます。
  次に、(2)でございます。ごみの集積所を設置する場合、その土地の所有者や近隣の方々の関係者の同意を事前にいただくようお願いしております。自宅敷地の一角を集積所にとのことでございますが、関係者の同意を得た上で、原則4世帯以上で収集作業に支障のない場所であることなど、要綱に沿ったものであれば現状においても集積所の設置を認めているところでございます。ごみ集積所の設置などにつきましては、管轄の清掃センターにて行っておりますので、ご相談いただければと考えております。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  丸山議員。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) ご答弁ありがとうございました。
  大項目の1に関しましては、件数がふえているということで、認知がちょっとされていると思うのですが、カレンダーのほうで、まだ、裏表紙の前のページ、31ページに載っているということを知らない方が非常に多い現状です。それと、今回、私、これを出させていただいたのは、実際、自分が住んでいるところで、以前から区長さんのほうにもお話はしてあるのですが、金額がまず少ないので、申請にまず行って、それから購入ということで、面倒ということで申請しない箇所が多い、あと理解されていない方が多いので、私費、自分でほうきとかが悪くなったら出してしまうというところがまだまだあるようです。それで、周知のほうを考えていただいているのですが、裏面の31ページに掲載していただいているのはありがたいのですが、例えば「衛生組合だより」の、区長さんが新規でなられた、4月になって、1回目、その後に改めて「衛生組合だより」のほうに、こんな補助を出していますので、自治会さんのほうで、こういうことをやっていますからみたいな周知をしていただけると、多分、ちょっと、区長さんもわかりますし、町民、市民の方もよくわかると思うので、そういうことができるのかお伺いいたします。
  あと、3番目に関してなのですが、ごみボックス、環境整備事業で設置されているところが非常にふえてきまして、皆さん、それをよく見ていらして、ああいうふうにしたら便利、あとは道路に面したところにあるところは不法に入れられたりとか、結局、道路のところに置いていますと悪くなっているということが、下が悪くなると、何か、傷んできて汚らしくなってくるとか、いろいろありまして、今、先ほどご答弁いただきましたように、3,000円の、1,500円の補助金という考え方だと思うのですが、こちらのほうも、ああいうものがあったら設置してほしいという声がちょっと聞こえてきているのです。これはふえる可能性もあるのですが、こういうもののほかの、今とは別の補助金制度というものをしていただけたらありがたいなと思うのですが、そこの点は、すぐには無理かもしれませんけれども、今後把握に努めるということなので、今後、ちょっとそういうことも考えてやっていただけるのかお聞きいたします。
  あと、大項目の2に関してなのですが、私も、4軒以上でできるということで、私ども、今、皆さん、昔からのところに新しい家がふえまして、30軒ぐらいで1カ所のところを使っているところが結構あるのです。そうすると、まず、こちらの、質問のほうに載せていただきましたけれども、場所もとる、そして、私もちょっと1回、怖い思いをしたのですが、収集、トラックに載せる時間が長引くために、それを待っている車が何台もつながる、そうすると、ごみ収集車は、1台だと思ってバックしてきて、2台目の車とぶつかりそうになるとか、危険性もありますので、収集所が小さくなることで、交通安全、交通事故防止にもなると思うのですが、その点はいかがでしょうか。
  あとは、衛生組合のほうでふれあい収集制度をしていただいているのですが、ご近所の方も、結構、距離、遠くまで行くので、支援1とか、だんだんぐあいが悪くなったときに、こういう制度がありますよとお知らせをするのですが、自分の力で行きたいけれども、遠過ぎる、あとは認知症とか、出したときに、自分が本当に、きょう、合ったものを出すのか心配、そしてご近所で出せば、朝の話もできる、コミュニケーションもとれる、何軒かでまとめれば汚れもしないし、いいのではないかということで、ご近所で4軒で集積所ができたところを見て、皆さんが、ああ、こういうふうにしたら地域のコミュニティーもとれるし、交通安全にもなるし、そういう狭い、今までの、既存の集積所の件数を減らすなりの何らかの措置はできないかということなので、地域がこれでは多いからふやしましょうということなのですが、細い住宅街の場合、細い道ですので、なかなかごみ出しの場所をふやせない環境から、もう一度お聞きします。何か、こういうのを、自分たちでできるよということなのですが、衛生組合側からとしても、交通安全とか、そういうことから考えて、こういう小さな、メリット、ご近所さん集積所とか、何か小さい集積所にすることによってメリットがあると思うのですが、そこのご答弁をお願いいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 丸山議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 丸山議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず1点目でございますが、補助制度の周知の関係でございますけれども、「衛生組合だより」のほうにも定期的に掲載をしておりますので、また今後も継続してまいりたいと思います。
  それから、2番目のごみボックスの関係で、3,000円では補助に足りないということでございますけれども、こちらにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、補助金の内容の趣旨が、あくまでも防鳥ネット、それと消耗品からスタートしていますので、今後、先ほども申し上げましたとおり、意見のほうは集約してまいりたいと思いますけれども、しばらく様子を見ていきたいなと思っております。
  それから、次の3点目の関係ですか、集積所の大きさの関係でございますか、4戸ぐらいでしたら、集積所も小さくて使いやすいということでございますけれども、こちらは地区からの集積所の変更について、世帯数がふえてしまったので減らしたいということでご相談をいただければ、随時その内容を精査しまして、対応のほうはしていきたいと思います。
  それと、ふれあい制度といいますか、その辺の関係は、先ほど申し上げました、ご近所集積所といいますか、小さくして距離を近くするというようなことと関連をしてございますようですので、集積所の大きさあるいは設置に関して、変更に関して、いつでもご相談いただければ、各清掃センターでも受け付けしておりますし、随時ご相談いただいて、よい方向に向けていきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  丸山議員。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) ありがとうございました。
  1点目の利用状況もふえていますし、これからも周知していただくということで、継続的にということで、今までも「衛生組合だより」にも載せていただいたということで、私ども見せていただくのですが、時期的にやっぱり、各地域、総会が終わった後とか、ちょっと見やすいように、今まで以上に、またちょっとわかりやすいように載せていただけると周知が図れるかなと思います。それで、自治会にしても、そういうのがきちっと浸透されれば自治会費の中に申請できるのですが、減量推進員さんとかがやろうとしても、町内会の中にその費用がないと、何件までいいのか、例えば全部、小さい自治体でしたら、みんな一斉に今年やって、3年目にまたとか、何か定期的にできるのだけれども、壊れたところではなかなかできないということなので、ぜひともわかりやすくやっていただけたらありがたいです。
  そして、3番のごみボックスの件に関しては、意見を集約していくということなのですが、今、沖の山地区など大変使われていますが、地元の方に聞くと、大変使いやすく、衛生的で非常にいいということで、見せていただいていたのですが、小さいボックスから大きいボックスまでいろいろあるのですが、私が聞いた方はとてもいいということですが、この集積ボックスの利点は、掃除もしやすいということを聞いているのですが、これが皆さん、結構、入れた理由は、やっぱりそういう、衛生的とか、そういうこと、丈夫とか、そういうメリットですか。それをちょっとお聞きします。
  質問2のほうに関しましては、4軒以上でできるということですので、今後、皆さん、ちょっと、多いところは区長さんを通してということが、皆さん、知らないのです。昔、20軒ぐらいでやっていて、家がどんどんできて、30軒、35軒になっても、ふやすということがなかなか、場所がないと諦めてしまっていますので、区長会とかごみ減量推進員さんとかでそういうことができるということを説明していただけるかお聞きいたします。そして、できるだけ収集が危険なくできるように望んでいますので、その点お聞きします。
  あとは、先ほど言いました、ご近所さん集積所はふれあい事業とともに関連できるということで、何か、これはとても、皆さんがそうなったらいいねと出始めているので、ちょっとこれもよく考えていただきたいのと、ぜひとも関連性を持ってやっていきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 丸山議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 丸山議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  1点目でございますが、ごみの回収ボックスのメリットということでよろしいのでしょうか。回収ボックスでしたら、ほかからの不法投棄とかは防げます。それと、防鳥ネットを設置しなくてもカラス等にはつつかれたりしないと思いますが、その辺がメリットですか。ほかにもあると思いますが、申しわけありません、そのぐらいしか、ちょっと今浮かばないですけれども。
  それと、2番目の説明の仕方といいますか、補助制度の利用の周知の方法ということでよろしいでしょうか。こちらにつきましては、今度、新年度早々にごみ減量推進員さんの意見交換会を予定しておりますので、各地区で予定しておりますので、その際にはぜひとも説明をして、周知を図っていきたいなと考えております。
議長(角野由紀子君) 以上で丸山議員の質問を打ち切ります。
  次に、大橋議員、お願いいたします。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) 議席番号10番、大橋きよみです。通告に従い、質問させていただきます。
  大項目1番、布、衣類のごみの出し方について伺います。現在の布、衣類の出し方は、資源リサイクルの日(月2回)に、布、衣類を全部まとめてひもで縛り、出すように書かれています。ひとり暮らしの高齢の方や子育て中の方が、1枚ずつ畳んで、やわらかい布をひもで結ぶのは大変だと聞きます。雨天の場合は次の回収日を利用するように書かれていますが、括弧書きで、雨の日に出す場合は、ぬれないように45リットルの透明袋に入れて出すよう書かれています。ならば、できるだけひもで縛る、透明袋も可とすべきと思うが、いかがでしょうか。
  大項目2、粗大ごみについて伺います。久喜市では、粗大ごみ1点につき、粗大ごみ処理券、1枚500円が必要です。粗大ごみを自分で搬入する際も、従量での支払いではなく、粗大ごみ処理券(500円)が必要ですが、近隣地域の現状を聞くと、自分で搬入する際は10キロ130円にしている地域もあります。近隣地域との格差をなくすためにも検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
  以上、よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 大橋議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 大橋議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  初めに、大項目1でございます。衛生組合が回収した布、衣類の売却の際に、ひもや透明袋は買い取り業者が廃棄物として有価で処理することになりますことから、必要以上のごみの発生を抑えることに努めております。また、透明袋により排出するとなった場合、袋を取り除く工程が必要となり、買い取り業者の経済的、作業的負担がふえることになり、ひいては売却価格への反映が考えられます。このようなことから、衛生組合といたしましては、現在の排出方法を継続してまいりたいと考えておるところでございます。
  続きまして、大項目2でございます。粗大ごみを清掃センターに搬入する場合の処理手数料につきまして、近隣自治体の状況を確認しましたところ、衛生組合と同様に1点当たりの定額制の場合もあれば、10キログラム当たりの従量制の場合もあるようでございます。例えば加須市は10キロ当たり130円としておりますが、衛生組合の処理手数料である1点当たり500円と比較いたしますと、従量が30キロまでの粗大ごみを処分する場合は衛生組合が高く、40キロ以上の場合は衛生組合が安いことになります。料金体系が異なりますことから、一概には申せませんが、衛生組合へ粗大ごみを自己搬入する際の手数料につきまして、近隣自治体との格差是正が必要な状況であるとは考えておらないところでございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) ご答弁ありがとうございました。
  大項目1のほうなのですけれども、ビニールごみで出している方も時々見かけますが、それがどうなっているのかなと思ったときに、回収してくれているようです。真面目な方は、近所の目があるので、ひもで縛って出していると思います。高齢者のひとり暮らしの方とかは、本当にひもで縛るという行為が大変だというふうに、私は市民の方からご相談を受けて今回質問させていただいているのですけれども、本当に、いかにごみを出すことに負担をかけないかというような、市民サービスの向上の観点から見ても大事と思いますので、今後、少し考慮していただければなと、少し大きな形で書いていただければなというふうに思います。
  大項目の2なのですけれども、近隣地域での、各地域の、地域にとりに行くときの手間賃の手数料として粗大ごみの処理券の500円という設定をしているのかなというふうに思っていましたけれども、できれば自分で搬入する際の差別化があれば、あっていいようにも思います。また、これもすぐにとは言いませんので、今後検討するときに、近隣地域の現状をちょっと聞きながら検討するように、これは要望します。
  大項目の1だけ、もう一度、申しわけないのですけれども、もう少し大きな形で書いていただければなというふうにも思うのですけれども、これは検討していただけないでしょうか。
議長(角野由紀子君) 大橋議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 大橋議員の再質問にご答弁申し上げます。
  資源ごみの出し方についての、もう少しわかりやすくということでよろしいでしょうか。
                 〔「そうですね。もう少し広い感じで、ひもでということで、
                   ちょっときっちりされている方だけではないので、済み
                   ません」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) そこでやりとりしないでください。
業務課長(藤井 智君) わかりました。済みません。
  出し方につきましても、収集カレンダーのほうに掲載はしているのですけれども、機会あるごとに「衛生組合だより」やホームページ等で、もう少しわかりやすく、工夫して掲載していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) ありがとうございました。
  いろいろな方がいらっしゃるのですけれども、しっかり、ちょっと声を聞きながら、また取り上げさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で大橋議員の質問を打ち切ります。
  以上で組合に対する質問を終了いたします。

                        ◇                      

    ◎次会の日程報告
議長(角野由紀子君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
  次会の日程を申し上げます。次会は、3月20日、水曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論・採決を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。
  また、成田議会運営委員長からも報告がございましたとおり、議案質疑書の締め切り日は、3月11日、月曜日、正午までとなっております。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容を理解しやすいように、具体的にわかりやすく記入くださるようお願いいたします。
  なお、議案質疑通告書につきましては、持参、ファクス送信、メール送信のいずれも可といたしますが、その際は必ず、送信後、着信確認の連絡をお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎散会の宣告
議長(角野由紀子君) 本日はこれにて散会いたします。
    散会 午後 1時45分