平成29年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第15日

平成29年3月28日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑(議案第6号〜議案第16号)
 3 討論・採決
 4 議長挨拶
 5 管理者挨拶
 6 閉  議
 7 閉  会

午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   野  原  洋  子  君      6番   丸  山  妙  子  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   戸 ヶ 崎     博  君
    11番   伊  草  弘  之  君     12番   金  子  正  志  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   小 河 原     正  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  榎  本  和  男  君

   会  計  齋  藤  正  弘  君
   管 理 者

   参  与  飛       守  君
   参  与  南  沢  郁 一 郎  君
   参  与  小  林  広  昭  君
   参  与  新  井  康  之  君
   事務局長  白  子  直  巳  君
   総務課長  栗  原     聡  君
   業務課長  藤  井     智  君
   施設課長  内  田  久  則  君

   総務課長  青  柳  浩  行  君
   補  佐

   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   補  佐

   菖蒲清掃  加  藤  一  郎  君
   センター
   所  長

   八甫清掃  月  安  高  広  君
   センター
   所  長

   施設課長  小  島  靖  之  君
   補  佐

 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  菊  地  俊  一
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  籾  山  光  明


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(小河原 正君) ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(小河原 正君) 日程第2、議案第6号から議案第16号に対する質疑をお受けいたします。
  議案第6号 平成28年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第4号)についての質疑をお受けいたします。
  猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 第4号補正予算について質疑項目は2項目です。1項目め、ページ数を12ページ、13ページと書いてしまったのですが、10ページ、11ページの間違いですので、申しわけありません。よろしくお願いします。
 10、11ページの清掃事務管理事業(久喜宮代)分なのですけれども、光熱水費が1,000万円の減額になっています。当初予算が9,746万ですから、これの1割以上がここで減額になるわけです。それから、次の八甫の清掃事務管理事業、同じく光熱水費なのですが、当初予算が6,852万円に対して、今回4号で900万円の減額、3号でも200万円減額していますから、合わせると1,100万円の減額になっています。これは約6分の1の減額なのです。大変予算額に対して大きな金額を減額しているのですけれども、その理由を説明してください。27年度の決算、昨年やりましたけれども、その決算よりもさらに光熱水費が減額になっている。減額になること自体は悪いことではないと思いますけれども、その理由を説明してくだい。場合によっては、当初予算の見積もりが過大だったのか、あるいは節約の結果なのか、そのほかの理由なのかについてもお願いをいたします。
 それから、次が12ページ、13ページですが、ごみ処理施設管理運営事業(八甫)です。ここでは消耗品費なのですが、これも大変大きな減額です。金額自体は700万円なのですけれども、当初予算が約1,500万円でしたから、3号補正と合わせると2分の1に当たる750万円が減額になっています。これも予算に対して割合が大き過ぎるのかなというふうに思いますが、その理由について説明をしてください。
 以上です。
議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) おはようございます。猪股議員ご質疑の(1)、清掃事務管理事業の光熱水費の大幅減についてご答弁申し上げます。
 光熱水費は、電気料金、水道料金及びガス料金で構成されておりますが、光熱水費の中で電気料金が占める割合は97%を超え、光熱水費のほとんどを電気料金が占めていることから、光熱水費の減額は電気料金の減が主な理由でございます。その電気料金の減の主な理由につきましては、燃料調整費が下がっていることが一番の理由と考えております。平成27年の燃料調整費1キロワット時当たりの単価が平均でマイナス0.66円でございましたが、平成28年は平均でマイナス4.15円となっております。このことから、久喜宮代清掃センターでは、平成27年度の燃料調整費は合計でマイナス294万1,436円でしたが、平成28年度は2月までの状況でマイナス1,661万1,562円、菖蒲清掃センターでは、平成27年度の燃料調整費は合計でマイナス88万5,914円でしたが、平成28年度は2月までの状況でマイナス547万716円、八甫清掃センターでは、平成27年度の燃料調整費は、合計でマイナス196万4,228円でしたが、平成28年度は2月までの状況でマイナス1,156万9,915円となっています。
 電力の使用量につきましては、平成28年度の2月までの実績につきましては、27年度の2月までの実績と比較して、久喜宮代清掃センターでは約6%減少していますが、菖蒲清掃センターでは約7%、八甫清掃センターでは約0.8%増加している状況です。このことから、電力の使用量については、それほどの増減がないのにもかかわらず、電気料金を構成している燃料調整費が下がっていることが光熱水費の減額の大きな理由と考えています。平成28年度当初予算を編成する際には、前年度の電気料金の状況や、過去3年間の電力使用量の状況を勘案して、光熱水費の予算を作成していますが、今年度のこれほどの電気料金の減額の予測はできなかったということでございます。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 小島課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) おはようございます。猪股議員ご質疑の(2)についてご答弁申し上げます。
 ごみ焼却施設において、排ガス中の有害物質を除去するために使用しております消石灰及び活性炭につきまして、平成27年度までは3清掃センターで異なる薬品を使用しておりましたが、事務の効率を高めるとともに経費の削減を図るため、平成27年度より薬品の統一に向け調査研究を実施してまいりました。検討の結果、平成28年度より、品質に問題がなく、従来の薬品より安価であったことから、3センター統一薬品を採用したことに伴いまして、予算の削減を達成することができました。平成28年度当初予算では、従来より使用していた薬品をもとに予算計上していたため、750万円の減額補正となったものでございます。
議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を終わります。
  次に、議案第7号 平成29年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 歳入について、まずお伺いいたします。
  最初に、11ページです。塵芥処理手数料なのですが、現年度分、久喜宮代と菖蒲が微増になっていますが、八甫センターは前年同額になっています。このように見込んだ理由、当然手数料の支払い、事業者数の関係で増減があるのかもしれませんが、説明をお願いいたします。
 2つ目です。同じページで、し尿処理手数料ですが、これも久喜宮代が微増になっていて、両方とも微増ですね、これについても世帯数の増なのか、どういう理由か説明してください。
 次に、物品売払収入です。10、11ページから12、13ページにかけてですが、資源、金属です。3センターともに減額になってきております。これは売却単価の下落なのか、資源回収量の減少なのか、このように見込んだ理由を説明してください。
 それから、13ページで、小型家電リサイクルです。久喜宮代衛生組合では、ピックアップ方式で回収をしているわけですけれども、回収実績が極めて少ないと思われます。これについての評価をお伺いいたします。県内のほかの市、町などで公共施設にボックスを置いて回収をするという方式のところもあるわけですけれども、そうした方向に移行したほうが市民、町民の理解も、認識も上がりやすいのではないかというふうに考えているのですけれども、そうした協議をする考えはないのか、お伺いをいたします。
 それから、15ページです。再商品化合理化拠出金です。これは3センターそれぞれ増減があるわけですけれども、このように見込んだ理由を説明してください。
 以上です。
議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) おはようございます。猪股議員のご質疑について順次ご答弁申し上げます。
  初めに、(1)、塵芥処理手数料についてでございます。平成29年度現年度分の塵芥処理手数料につきましては、予算編成時点における実績と過年度の傾向を踏まえて算出しております。
 まず、久喜宮代清掃センターは1億1,011万4,000円、対前年度比較でプラス717万7,000円、7.0%の増となっております。内訳といたしましては、事業系1億648万7,000円、対前年度プラス723万4,000円、7.3%の増、家庭系362万7,000円、対前年度マイナス5万7,000円、1.5%の減でございます。特に事業系につきましては、4月から清掃センター管内に所在する工業団地内事業所から発生する一般廃棄物の受け入れを新たに実施いたしますことを考慮したものでございます。
 また、菖蒲清掃センターは4,195万2,000円、対前年度比較でプラス211万2,000円、5.3%の増となっております。内訳といたしましては、事業系4,056万円、対前年度プラス216万円、5.6%の増、家庭系139万2,000円、対前年度マイナス4万8,000円、3.3%の減でございます。特に事業系につきましては、27年10月から供用を開始した圏央道菖蒲パーキングエリアからの受入量が28年度予算編成時点での想定を上回る量でございましたことから、平成29年度予算に適切に反映いたしましたことによる増額となっているものでございます。
 また、八甫清掃センターは6,441万6,000円であり、前年度と同額でございます。内訳といたしましては、事業系6,381万6,000円、対前年度プラス2万4,000円の微増、家庭系60万円増の対前年度マイナス2万4,000円の微減でございます。近年の搬入実績を考慮し、算定をしたものでございます。
 続きまして、(2)、し尿処理手数料についてでございます。現年度分のし尿処理手数料といたしまして、久喜宮代清掃センターは827万9,000円、対前年度比較でプラス29万7,000円、3.7%の増となっております。し尿くみ取り人口は減少しておりますものの、し尿処理における人数制手数料を、この4月から1人当たり260円から380円と改定いたしますことを踏まえ、収入額の増を見込んでいるものでございます。
 また、八甫清掃センターは203万3,000円、対前年度比較でプラス5万7,000円、2.9%の増となっております。し尿くみ取り量は減少しておりますものの、市街化調整区域内の開発による世帯数の増加とともに、浄化槽汚泥の搬入量も増加傾向となっておりますことから、収入額の増を見込んでいるものでございます。
 続きまして、(3)、物品売払収入のうち、資源回収物売却についてでございます。清掃センター別のご説明といたしまして、久喜宮代清掃センター5,315万3,000円、対前年度比較マイナス993万8,000円、15.8%の減、菖蒲清掃センター663万8,000円、対前年度比較マイナス23万6,000円、3.4%の減、八甫清掃センター1,009万9,000円、対前年度比較マイナス361万6,000円、26.4%の減となっております。公共回収された資源の売却につきましては、3センター分の一括契約を締結しておりますことから、予算積算に係る単価も基本的に共通でございます。ペットボトルの単価を一部見直しました以外、前年度と同額となっております。したがいまして、売却見込み量の減少が大きく影響しているものでございます。
 特に紙類・布類の減少につきまして、本年1月末現在の前年同月時点での回収量の比較でございますが、久喜宮代清掃センター、マイナス18.2%、菖蒲清掃センター、マイナス6.4%、八甫清掃センター、マイナス12.1%といずれも減少しております。その要因といたしまして、紙類の流通量の減少が考えられます。一般社団法人日本新聞協会が公表しております平成28年度の新聞発行部数は、27年と比較してマイナス143万部、2.6%の減少であったとのことでございます。加えて、新聞販売店における古紙回収も活発となっております。今年度、管内の新聞販売店を対象に実施いたしました調査では、販売店の申告ではありますが、年間983トンの古紙が回収されているとのことでございます。前年度の調査では810トンでございましたことから、衛生組合が関与しない経路で処理される量も少しずつふえているのではと考えております。
 また、出版科学研究所の調査によりますと、平成28年度の書籍と雑誌をあわせた紙の出版物の推定販売金額は、前年比マイナス3.4%であったとのことでございます。通常の書籍販売の減少に加え、スマートフォンなどデジタルメディアの影響により、減少傾向が続いているものと考えられます。さらに、個別包装の廃止や簡易包装の取り組みにより、商品の包装紙や紙類の減少につながっているのではと考えております。
 加えて、久喜宮代センターにおきましては、昨年4月から、紙類・布類の回収回数を週1回から月2回に変更いたしました。回収回数を減らすことにより、公共回収以外の手段による処理、また紙類の発生抑制につながったことが考えられます。
 続きまして、(4)、小型家電リサイクルのうち、公共施設への小型家電の回収箱の設置についてでございます。回収箱の設置による小型家電の回収事業につきましては、回収箱の作成、設置場所の選定、管理方法や回収方法など、実施に向けてさまざまな課題が考えられます。衛生組合が実施している公共回収とは異なる新たな考え方に基づき実施する必要がございますことを踏まえ、久喜市、宮代町とその実施主体も含め、今後も協議、検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、(5)、再商品化合理化拠出金についてでございます。再商品化合理化拠出金は、容器包装リサイクル法に基づき、指定法人である日本容器包装リサイクル協会へ市町村が引き渡した容器包装対象物に対し、支出されるものでございます。この再商品化合理化拠出金の内訳として、再商品化費用の総額の低減に貢献した市町村に対する低減額貢献度配分と、容器包装対象物の品質が一定の条件を満たしている市町村に対する品質基準配分の2つに分かれます。これらの拠出金は、衛生組合へ一括して支給されますが、予算におきましては清掃センターごとに平成28年度の引き渡し予定量で案分した額を計上しております。
 平成29年度の再商品化合理化拠出金といたしまして、まずプラスチック製容器包装に係る低減額貢献度に基づく配分額は、衛生組合全体で444万7,000円でございます。プラスチック製容器包装は、制度上、製品の材料として再利用される材料リサイクルと専用施設でガス化や油化などの処理をされるケミカルリサイクルの2つの経路で処理されておりますが、そのうちの材料リサイクルを対象とした配分額でございます。これを清掃センターごとの28年度の引き渡し予定量で案分した額をそれぞれ予算計上しております。久喜宮代346トン、314万6,000円、菖蒲30トン、27万3,000円、八甫113トン、102万8,000円となっております。また、ペットボトルに係る低減額貢献度に基づく配分額は、衛生組合全体で4万4,000円、全額が八甫清掃センター分として引き渡す193トンに対するものでございます。
 続きまして、品質基準に基づく配分額といたしまして、衛生組合全体で5万8,000円、全額が先ほどと同じく八甫清掃センター分として引き渡すペットボトルに対するものでございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 猪股議員ご質疑の(3)と(4)について、順次ご答弁申し上げます。
 初めに、(3)でございます。物品売払収入におる金属類売却につきましては、各センターともに減額査定となってございます。売却数量といたしましては、平成28年度と同量でございますが、単価につきましては平成28年度の売却実績に合わせ、予算計上させていただいたところでございます。金属類の単価につきましては、下落傾向にありますことから、減額となったものでございます。
 次に、(4)でございます。小型家電リサイクルにつきましては、3センターの合計で、売却量が195トンから15トン増の210トンとなってございます。内訳を申し上げますと、久喜宮代清掃センターが160トン、菖蒲清掃センターが20トン、八甫清掃センターが30トンとなっております。平成28年度と比較いたしまして、全体で15トンの微増となってございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 小型家電リサイクルでお伺いいたしますが、つまり210トンというのは29年度の見込み量が210トンということですね、3センター合わせて。ちょっとそれを確認をお願いします。
 それから、箱の設置場所とか回収方法とかの検討が必要であって、今後協議をしていくということですが、それはピックアップ方式からボックス回収方式に変更することを衛生組合としても進めていく方向で、市、町の担当と検討協議をしていくというふうに理解してもよろしいですか。この新年度においてそういう協議をしていくということでしょうか。お願いをします。それだけお願いします。
議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  小型家電リサイクルの210トンについてでございますが、ご質疑のとおり、見込み数量でございます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 小型家電リサイクルの回収方法につきましてご答弁申し上げます。
 ボックスの設置につきまして、久喜市、宮代町と協議を行いたいとの答弁をさせていただきました。こちらのボックスでの回収につきましては、これまで実施しております、現在も実施しておりますピックアップ方式と並行しての実施が可能となりますことから、ピックアップ方式は今年度につきましても計画をさせていただく形になります。その上で新たな回収手段としてのボックスの設置につきまして協議を開始してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、新井議員、お願いします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。引き続き一般会計予算について質疑いたします。
 歳入の部分、ページでいきますと10ページから13ページ、3款財産収入の部分になります。各清掃センターの資源回収物売り払い、金属類売り払い、小型家電リサイクルが平成28年度当初予算比、減額査定となった積算根拠、今後の財源としての物品売払収入の展望について、衛生組合の見解をお伺いします。かぶるところはありますけれども、よろしくお願いいたします。
 次に、14ページから15ページ、6款諸収入の部分になります。(1)です。有料広告掲載料が平成28年度と同額査定となっていますが、平成28年度の実績や取り組みを踏まえ、達成可能な目標と判断したものなのか、お伺いいたします。
 (2)です。ペットボトル有償入札拠出金(八甫)が平成28年度当初予算比、減額査定となった積算根拠、今後の財源としての有償入札拠出金制度の展望について、衛生組合の見解をお伺いいたします。
 以上です。
議長(小河原 正君) 新井議員の質疑に対する答弁を求めます。
  鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 新井議員のご質疑について、順次ご答弁申し上げます。
  初めに、項目1、(1)、物品売払収入のうち、資源回収物売却についてでございます。清掃センター別のご説明といたしまして、久喜宮代清掃センター5,315万3,000円、対前年度比較マイナス993万8,000円、15.8%の減、菖蒲清掃センター663万8,000円、対前年度比較でマイナス23万6,000円、3.4%の減、八甫清掃センター1,009万9,000円、対前年度比較マイナス361万6,000円、26.4%の減となっております。公共回収された資源の売却につきましては、3センター分の一括契約を締結しておりますことから、予算積算に係る単価も基本的に共通でございます。ペットボトルの単価を一部見直しました以外、前年度と同額となっております。したがいまして、売却見込み量の減少が影響しているものでございます。特に、紙類・布類の減少が大きく、本年1月末現在と前年同月時点での回収量の比較でございますが、久喜宮代清掃センター、マイナス18.2%、菖蒲清掃センター、マイナス6.4%、八甫清掃センター、マイナス12.1%と3清掃センターのいずれも減少しております。
  今後の展望でございますが、売却単価と売却量、うち売却単価につきまして、その変動の予測は困難でございます。一方の売却量といたしまして、缶やペットボトルの量が大きく変動することはないと思われますが、紙類については流通量の減少に伴い、売却量も減少していくことが考えられます。したがいまして、売却収入につきましても減少していく傾向となるのではと考えております。
 続きまして、項目2、雑入についてでございます。初めに、(1)、有料広告掲載料についてでございます。衛生組合要綱に基づき、昨年6月期と12月期の計2回、有料広告を募集いたしましたところ、6月期に4社、12月期に3社の応募がございました。その結果、衛生組合だより、ホームページや封筒への広告掲載料といたしまして、6月期10万6,000円、12月期6万円、合計で16万6,000円の収入でございました。これが平成28年度実績でございます。一般廃棄物処理業許可業者や生ごみ処理機取扱店に対し、広告の掲載募集を重点的に周知いたしましたことが、広告の獲得につながったものと考えております。
 なお、予算編成時においては、12月期の広告獲得が不透明な状況でございますことから、28年度と同額計上とさせていただいたものでございます。
 次に、(2)、ペットボトル有償入札拠出金についてでございます。ペットボトル有償入札拠出金とは、容器包装リサイクル法に基づき、資源化を行う事業者が、指定法人である日本容器包装リサイクル協会が実施する入札に参加することで、有価で資源を買い取ることとなった場合に、相当額が協会を通じて衛生組合に支払われるものでございます。平成29年度のペットボトル有償入札拠出金につきましては、442万円を見込んでおります。28年度は504万4,000円でございますので、マイナス62万4,000円、12.4%の減となっております。その積算は、引き渡し見込み量に落札見込み単価を乗じて得たものでございますが、引き渡し見込み量が平成28年度180トン、29年度193トンと13トンの増加をしておりますものの、落札見込み単価が平成28年度、トン当たり2万8,025円、29年度、トン当たり2万2,903円と5,192円の減少が見込まれますことから、減額となっております。
 今後の展望でございますが、ペットボトルの落札単価は原油価格に影響されること、また協会が入札を行うことにより、衛生組合では落札単価の予測がつかないことから、財源という観点では不安定さが否めないものでございます。しかしながら、法律に基づいて安定した処理が確保されるという側面もございますことから、今後といたしましても、継続実施をしてまいりたいと考えております。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 新井議員ご質疑の(1)、物品売払収入のうち、金属類売却及び小型家電リサイクルについてご答弁申し上げます。
 金属類売却につきましては、各センターとも減額査定となってございます。売却数量といたしましては、平成28年度と同量でございますが、単価につきましては下落傾向となっておりますことから、平成28年度の売却実績に合わせ、予算を計上させていただいたところでございます。
 また、小型家電リサイクルにつきましては、平成28年度と比較いたしますと、売却量が15トンの増となってございます。単価につきましては、平成28年度の売却実績に合わせておりまして、結果といたしまして微増となったものでございます。
 今後の展望といたしましては、金属類、小型家電リサイクルともに、単価の大きな変動はないものと捉えておりますが、市場価格を注視してまいりたいと考えております。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 丁寧にありがとうございました。
  まず、1点目です。私も前者の方と同じように、小型家電リサイクルの部分に関しましては、やっぱり回収量をふやしていかなければいけないのだろうと思っています。先ほどいただいた答弁、前者の中でいただいた答弁だと、並行してボックスのほうも考えていきたいし、現状のピックアップ方式のほうもやっていきたいということでしたので、私も鋭意頑張っていただきたいなと思っています。
 1つご質問したいのは、現状、ピックアップ方式というのが、知っている方は知っているのでしょうけれども、知らない方というのもまだいると思うのです。その辺具体的な取り組みとして、今後どうしていくのかというのを教えていただきたいと思います。
 次に、もう一つは、有料広告掲載料の部分になりますけれども、28年度の実績というのは6月と12月の案内をして、かなりふえてきているなという印象を持っています。これを継続してやっていかなければいけないと思うのです。そのことにつきましては、今後どう取り組んでいるのか、あるいは広告を掲載してしまった人というのは継続性をもって考えていらっしゃるのかどうかというのもちょっと教えていただきたいなと思います。
 以上です。
議長(小河原 正君) 新井議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 新井議員の再質疑に対し、答弁いたします。
 広告収入の関係でございます。広告に出稿いただいた方が今後継続して出稿いただけるものなのかどうかという見通しにつきましてのご質問であったと思います。6月期につきましては、広報紙、ホームページ、それから封筒ということで、各3つの媒体につきましてそれぞれ広告を出稿していただきました。12月期につきましては、広報紙のみ出稿となっております。ホームページにつきましては、12月期につきましては出稿をいただけなかった状況でございます。こういったことから、今年度、29年度の状況につきましても、このような状況を踏まえながら、より継続的に私どものホームページ、それから各種媒体における広告効果につきまして、アピールを効果的に、広告獲得につながるような形でアピールをさせていただくことで今後の獲得につきましてもつなげてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 再質疑にご答弁申し上げます。
 ピックアップ方式の具体的な取り組みについてでございますが、ピックアップ方式につきましては、ホームページ、広報紙等でお知らせしてまいりたいと考えております。また、小型家電につきましては、燃やせないごみの中からピックアップ方式により回収するものでございますが、回収量も少ないことから、今後選別指導を強化いたしまして、小型家電の回収量を高めてまいりたいと考えております。
議長(小河原 正君) 以上で新井議員の質疑を打ち切ります。
  次に、渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第7号 平成29年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の歳入のところでお伺いをいたします。
 11ページ、組合負担金、それから塵芥処理手数料が増額となった理由をお伺いします。前者の方と重なりますけれども、申しわけありませんが、よろしくお願いします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員ご質疑の項目1のうち、組合負担金の増額の理由についてご答弁申し上げます。
 構成市町からの負担金は、平成29年度予算歳入の81%を占め、衛生組合を運営していく上で欠かすことのできない収入源でございます。歳出合計の前年度予算額との比較は、2億6,100万円の増額となっており、全体事業費の増額が組合負担金の増額につながっていると言えます。この全体事業費の増額の主な理由は、工事請負費の増額でございます。ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)の工事請負費、ごみ焼却施設機器修繕工事1億4,300万円、粗大ごみ処理施設機器修繕工事1億700万円、ごみ処理施設管理運営事業(八甫)の工事請負費、ごみ焼却施設機器修繕工事1億5,120万円、粗大ごみ処理施設機器修繕工事6,299万6,000円は、いずれも施設の老朽化に伴うもので、平成35年の新設炉稼働まで現在の施設を維持するためには欠かすことのできない修繕工事です。これらの工事は、前年度予算対比で1億3,918万6,000円の増額となっています。
 また、し尿処理施設管理運営事業(八甫)の工事請負費、し尿処理施設機器修繕工事1億1,800万円につきましては、前年度予算対比で9,500万円の増額となっています。これは、従来は運転管理業務の包括契約の一部として、軽微な修繕等で対応していたものが、施設の老朽化により包括契約では対応できない箇所の工事が必要となっていることから、機器修繕工事として計上しているもので、これら工事請負費の増額が組合負担金の増額の主な理由となっています。
 以上です。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員のご質疑のうち、塵芥処理手数料の増についてご答弁申し上げます。
 平成29年度現年度分の塵芥処理手数料につきましては、予算編成時点における実績と、過年度の傾向を踏まえて算出しておりますが、久喜宮代清掃センターは、プラス717万7,000円、7.0%の増となっております。4月から清掃センター管内に所在する工業団地内事業所から発生する一般廃棄物の受け入れを新たに実施いたしますことを考慮したものでございます。
 また、菖蒲清掃センターは、プラス211万2,000円、5.3%の増となっております。平成27年10月から供用を開始した圏央道菖蒲パーキングエリアからの受入量が、28年度予算編成時点における想定を上回る量でありましたことから、29年度予算に適切に反映したものでございます。
 また、八甫清掃センターですが、28年度予算計上額と同額となっております。直近の搬入実績を考慮し、算定したものでございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質疑をさせていただきます。
 まず、組合負担金なのですけれども、説明ありがとうございます。増額の理由は、さまざまな老朽化が進んでいるごみ処理施設、粗大ごみ施設、修繕を行わなければならない、維持には必要だということで、全体的には10%だと思うのです。10%増と聞いたのですけれども、増となっているということなのです。維持管理をしていかなければならないのは、必要なのはわかるのですけれども、この10%増というのは、昨年度に比べての10%増、今後はどうなるのかというところがあれなのですけれども、今回の、今年度に限っての10%なのか、それともやはり来年度も、その次に上回るものが出てくるのか。非常に負担金がふえるということは、それぞれの町、それから市のほうの負担がふえるということになるので、予想としてはどのように考えているのかをお伺いしたいのです。今回の歳出のほうを見ていきますと、やはりいろいろな大きな改修が、めじろ押しと言ったらあれなのですけれども、たくさん出ておりますけれども、その改修が見込みが何年で終わるのであれば、この組合負担金というのは、ここ29年度が高どまりという状態になるのかもしれないのですけれども、そうでもないのであれば予想として、その次はどうなるのかというところをお知らせいただきたいところです。
 それから、塵芥手数料のところなのですけれども、事業系のごみの、その分がふえたということで、久喜宮代のところが新しくなっている。これは事業系の、要するに大きな企業さんのほうは、今年度何社分がこの金額に相当するのかをお伺いします。
 それから、菖蒲のほうのパーキングエリアでは、事業系が5.3%の増ということなのですが、これもやはり見通しとしては28年度の見通しよりも上回ったということで、今年度この金額になったと思うのですが、今年度の金額を見て、その次もどうなるのかということなのですけれども、これはふえていくものというふうに見ているのでしょうか、そのあたりもお知らせください。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員の再質疑に関しましてご答弁申し上げます。
 工事費の増額、維持管理が今後必要になってくるということで、今後どのようになっていくかということでございますが、維持管理の工事といたしまして、平成29年度分が約6億、平成30年度につきましてがピークとなっておりまして、約7億の工事が必要になっておりまして、それからは必要最小限の維持管理工事を実施していくことで、年々減額となってくる見込みでございます。
 以上です。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員の再質疑にご答弁申し上げます。
 塵芥処理手数料増額分に係る今後の考え方というところでございます。久喜宮代につきましては、先ほどのご答弁の中で、この4月から新たに工業団地内の事業所の受け入れ分を考慮したものということで答弁をさせていただきました。こちらの積算でございますが、受け入れ実施の決定に先立ち、対象となります工業団地内の110事業所に昨年8月に実施いたしましたアンケート調査におきまして、衛生組合の搬入を希望すると回答いたしました28事業所、130.8トンの受け入れを想定しているところでございます。
 続きまして、菖蒲パーキングエリアのごみの見込みにつきましてでございます。平成28年度、11月からごみの搬入を開始いたしましたが、5カ月で25.04トンを受け入れました。28年度の予算積算に係る見込み量は72トンということで見込んでございました。そして、29年度につきましては、先月境古賀インターチェンジからつくば中央インターチェンジまで開通いたしましたことにより、圏央道の利便性が向上し、交通量の増加が考えられますことから、84トンの受け入れを見込んでいるところでございます。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 34年度までの組合の負担金なのですけれども、工事の計画されていると思います。30年度がピークということで7億円となるということでお答えをいただきました。ということは、30年度が一番高くて、それから徐々に少なくなっていくと思うのですけれども、今年かなり歳出のところで、先ほども言いましたように修繕工事、粗大ごみ施設、それからごみ処理施設等、本当にたくさんの工事が金額の張るものが多くなっております。ということは、今年度工事が始まって、業者にお願いするということで、入札差金等も出てくると思うのです。その工事をしながらやるときに。そういうものが浮かされている状態で29年、それからその次の年の30年度とあるのですけれども、そのあたりもやはり考慮した形での、30年度を過ぎたあたりからの減というところには、かなりはね返ってくるのかなというところが予想できるのですけれども、そのあたりは大きくは見込んでいるのでしょうか。
  それから、先ほどの事業所の関係なのですけれども、塵芥処理のことなのですけれども、久喜宮代の事業所、今お答えいただいた事業所は28ということでありましたけれども、この28の事業所というのは今後ふえるということは可能性としてはあるのでしょうか。28事業所では少ないかなという気がするのですけれども、工業団地、かなりありますので、菖蒲のほうにも事業所ありますので、こちらのほうがふえるということは、もう少しここは増が見込めるところなのかどうか、お願いいたします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員の再々質疑に関しましてご答弁申し上げます。
  工事費が平成30年度をピーク、その後につきましての入札差金等を見込んでいるかということでございますが、うちのほうで今後見込んでいる財政計画というか、工事請負費の計画につきましては、業者等と精査をして、平成30年度がピークで約7億円、31年度が約4億円、32年、33年、34年と、最終、34年につきましては2億ちょっとということで見込んでおりますが、そういったことで今後このくらいの工事が見込めるということでの金額ですので、特に入札差金というわけではございません。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターに係る今後の工業団地内の受け入れする事業所の数の見通しということでの内容であったと考えております。先ほどご答弁の中で、110事業所にアンケートを実施したと申し上げました。その内訳は、清久工業団地33事業所、久喜菖蒲工業団地のうち旧久喜市に所在する事業所77事業所の合わせて110事業所でございます。こういった中で、8月の時点で搬入を希望すると回答しました28事業所分につきまして予算計上を行いましたが、これは8月時点でのお話でございますので、そのときにまだ回答が未定と回答いたしました事業所が38事業所ございましたので、加えて66事業所、この66事業所が搬入を希望すると仮定する場合の搬入量は、およそ300トンになろうと想定しております。清掃センター施設における受け入れにつきましても、300トンの受け入れにつきまして量的な問題はないと考えております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  次に、貴志議員、お願いします。
                 〔1番 貴志信智君登壇〕
1番(貴志信智君) 1番、貴志信智です。質疑いたします。
 平成29年度久喜宮代衛生組合一般会計予算、歳入についてでございます。予算書11ページ、行政財産使用料について、久喜宮代衛生組合では自動販売機設置業者の公募入札が成立し、本予算に反映されております。ほかの自動販売機に関しても今年度中に設置業者の公募を検討し、自主財源の確保を目指すべきと考えるがいかがでしょうか。見解を伺います。
議長(小河原 正君) 貴志議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 貴志議員ご質疑の行政財産使用料についてご答弁申し上げます。
 現在久喜宮代清掃センターでは、自動販売機の設置について、使用許可申請に基づき使用を許可しており、3社、5台の自動販売機を設置の許可をしているところでございます。八甫清掃センターにつきましても同様に1団体、2台の自動販売機の設置の許可をしております。このような中、今年度、久喜宮代清掃センターでは、所有財産の有効活用を図り、衛生組合の自主財源の確保等を図るため、自動販売機設置事業者の募集を行いました。その結果、今までは行政財産使用許可により3社、5台の自動販売機設置の許可を与えていたため、自動販売機利用者のパイも限られている中では、1社当たりの収益も限られ、独占的利益を得ることができなかったものですが、今回1社に絞り込み、公有財産賃貸借契約に改めることで、設置台数は1台に減ったものの、年間賃貸借料40万7,656円の5年契約を締結したところでございます。
 このことにより、予算書13ページ、3款財産収入、2項財産運用収入、1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入の組合保有財産貸付収入として40万円を計上したところでございます。これは、平成18年の地方自治法改正により、その用途または目的を妨げない範囲で行政財産を貸し付けることができるという規定に基づき、行政財産の使用料に関する条例に基づき設定した使用料ではなく、競争原理を働かせ、設置事業者から提案していただいた金額で貸し付けることとしたものです。
 予算書11ページ、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料、1節行政財産使用料の自動販売機使用料(久喜宮代)20万5,000円につきましては、平成27年度実績として、主に自動販売機5台分の電気料金を計上したものでございます。自動販売機使用料(八甫)7万1,000円につきましては、平成27年度実績として、2台分の行政財産使用料と電気料金を計上したものですが、この2台分は「鷲宮手をつなぐ親の会」という福祉団体と契約を結んでおります。八甫清掃センターの自動販売機に係る使用許可につきましては、身体障害者福祉法第22条の規定の趣旨を踏まえ、申請者が障害者福祉団体であることから、当組合においては公募による募集は適当でないと判断をいたしました。菖蒲清掃センターにつきましては、現在自動販売機の設置はなく、特に設置の要望もないことから、公募は行わなかったというものです。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  貴志議員。
                 〔1番 貴志信智君登壇〕
1番(貴志信智君) わかりました。ありがとうございました。
 11ページの自動販売機使用料というところで20万5,000円が計上されています。いま一度確認なのですが、先ほどのご答弁だと3社5台だったものを1社1台に絞って、その1台が40万円だったと。そうすると、5台だったものが1台になったという理解をしたのですけれども、そうすると自動販売機使用料というのは何の分なのでしょうか。いま一度その点確認をお願いします。
 あと、八甫の自動販売機使用料の、こちら7万円、2台分に関しては福祉団体と。身体障害者福祉法でしたでしょうか、その根拠となる条文の、抜粋で構いませんので、どういった条文があって、これに関しては公募に踏み切れないのか、確認をさせてください。
議長(小河原 正君) 貴志議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 貴志議員の再質疑に関しましてご答弁申し上げます。
 まず、11ページ、行政財産使用料の久喜宮代の金額についてでございます。これは主に電気料金を計上したものです。管理費分として電気料金を計上したものです。
                 〔「これの台数」と言う人あり〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 台数は、昨年実績の5台分の電気料金ですので、実際は29年度は今回契約によって1台になりましたので、実際は1台分しか入ってこないということです。これは5台分の電気料金を見込んでおります。
  続きまして、身体障害者福祉法の抜粋でございますが、第22条の規定を適用させているということですが、この条文について読み上げますと、「国又は地方公共団体の設置した事務所その他の公共施設の管理者は、身体障害者からの申請があったときは、その公共施設内において、新聞、書籍、たばこ、事務用品、食料品その他の物品を販売するために、売店を設置することを許すように努めなければならない」、この条文に基づきまして八甫清掃センターにつきましては、公募の実施はしなかったということでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  貴志議員。
                 〔1番 貴志信智君登壇〕
1番(貴志信智君) わかりました。順次再々質疑を行います。
 平成29年度、既に1台になることが確定しているのに、今のご答弁だと5台分の電気料収入を見込んでの歳入が組まれているということなのですが、ここはちょっと理解できないのですが。1台というふうに絞られるのがわかっているのに、なぜ5台分を再び計上するのでしょうか。それが1点目です。
 次が身体障害者福祉法について、条文理解いたしました。地方公共団体の事務所とか、公共施設内に、今のだと恐らく食料品が当たるのでしょうか、売店等を設置しなければいけないということだったのですが、それは理解するところなのですが、一方で公共施設というのは当然市民の皆さんだったりとか、団体を含め皆さんの資産だと思うのです。その中でこれだけの財産収入が得られることがわかったというのは、これはまた一つ新たな視点だと思います。その中で、例えば、今までの団体は団体で維持をしながら、あるいはそこに新たな公募というところを取り入れるという、そういう考え方はないのでしょうか。
議長(小河原 正君) 貴志議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  栗原総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) それでは、お答え申し上げます。
 貴志議員からご指摘の行政財産の使用料につきましては、ご指摘のとおり来年度から1台になりますので、本来であれば1台という計上をすべきところだったというふうに認識しております。実際には1台でというコンペが終わった後、行政財産の賃貸借契約のもと、二重に入ってしまったということで理解いただければなと、このように思います。
 もう一つ、今回行ったことで、自動販売機の収入ですが、競争によって収入が入ってくることがわかりましたので、ただ福祉団体については、先ほど言いましたように、しなければいけないではなくて努めるようにということではあるのですけれども、福祉団体の活動の経緯などを見ますと、一生懸命やられておりますので、そういったところにというふうに考えています。ただ、福祉団体自体が自動販売機の会社と契約をしているのでしょうから、飲料メーカーとですね。福祉団体のほうに飲料メーカーと契約するときにはいろんな競争で福祉団体に入ってくるお金も多くなるよというようなことは、今回の経験から伝えて、収入自体が福祉団体のほうにもっと多く入るようなこともできるのではないかと。そうすると、組合の収入がふえるわけではないのですが、福祉団体のほうの収益という意味では有用かと思いますので、そういったお話も差し上げたいかなというふうに思っております。
議長(小河原 正君) 以上で貴志議員の質疑を打ち切ります。
  次に、丸山議員、お願いします。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。議案第7号 平成29年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の中で、歳入、15ページの雑入、駐車場協力金(八甫)の人数がご説明の中で多かった気がしますが、委託業者などの所属別の人数をお聞きいたします。
議長(小河原 正君) 丸山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 丸山議員のご質疑の雑入、駐車場協力金についてご答弁申し上げます。
 駐車場協力金の所属別の人数でございますが、八甫清掃センターにつきましては、一般職員3人分と委託業者17人分、計20人分につきまして、月1,000円、12カ月分の24万円を計上しております。
 ちなみに、久喜宮代清掃センターでは、一般職員15人分、再任用職員3人分、委託業者7人分、計25人分について、菖蒲清掃センターにつきましては、一般職員2人分、委託業者7人分の計9人分を計上しております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  丸山議員。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) ありがとうございました。八甫のこちらの17人というのは、八甫では委託業者が1社というか、障害者とかの雇用はないのでしょうか。済みません。駐車場を借りている方というのは、民間業者の委託業者が全員ということでしょうか。
議長(小河原 正君) 丸山議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 丸山議員の再質疑に対しましてご答弁申し上げます。
 八甫の委託業者で駐車場を借りている業者につきましては、焼却施設の委託業者とし尿処理施設の委託業者でございます。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) これをもちまして丸山議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第7号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時15分

    再開 午前10時25分

議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、議案第7号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、斉藤議員、お願いします。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) 議席番号4番、斉藤です。久喜宮代衛生組合一般会計予算、歳出について質問をさせていただきます。
  25ページ、資産管理事業、AED賃貸料についてです。
  (1)、AEDは、どこに保管をしてあるのか。
 (2)、衛生組合内で作業している方が使いやすいように屋外で設置することは検討されているのか。
 (3)、職員は、AEDの講習会を受けているのか。また、使えるようになっているのか伺います。
 2番、ページ29、清掃事務管理事業、分別アプリ保守事業についてお聞きいたします。
 (1)、分別アプリの登録数は。
 (2)、分別アプリは、大変有効なツールであるが、まだ知られていない。ぜひ活用されるためには、周知が必要と思うが、フェイスブックやツイッターなど行ってはいかがか。
 (3)、今、中高年の方もスマホを使っているので、イベントや高齢者大学などに出向いて行って、アプリの登録の仕方をご紹介してはいかがか。
 3番、33ページ、企画政策・統計事業、家庭用生ごみ処理容器。
 (1)、貸し出しは、各センターごとに何件、どのくらいの間貸し出しをするのか。
 (2)、貸し出しした方にはレポートなどを提出してもらうのか。
 (3)、選出の仕方はどのように行うのか。
 4番、43ページから45ページ、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代・菖蒲・八甫)。
 (1)、作業環境中ダイオキシン類測定調査業務、各センターの測定検査結果は、また基準値は。
 (2)、消防設備点検業務は、どのような事業内容で行っているのかお聞きいたします。
 以上です。
議長(小河原 正君) 斉藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 斉藤議員ご質疑のAED賃貸料についてご答弁申し上げます。
 初めに、(1)、AEDはどこに保管しているかということでございますが、久喜宮代清掃センターにつきましては、1階窓口の事務室内、菖蒲清掃センターにつきましては、事務室内の受付窓口の横、八甫清掃センターにつきましては、事務所入り口正面の自動販売機脇に、各施設1台ずつ、計3台設置をしているところでございます。
 次に、(2)についてでございますが、衛生組合としてAEDの設置及び運営の管理が求められることや、現設置箇所が多くの職員や外来者の目につきやすい場所にあること、また土曜、日曜などの勤務時間外につきましては、一般の方が立ち入る施設ではないことから、屋内に設置を行い、特に屋外への設置の検討は実施をしていないところでございます。
 次に、(3)についてでございますが、埼玉東部消防組合宮代消防署が実施している救命救急講習会に毎年衛生組合職員を4名から5名程度派遣し、現在までほとんどの職員が講習を受講済みであり、講習を修了した職員につきましては、AEDの操作を一通り行えると考えております。今後につきましても、引き続き多くの職員にAED講習を受講させ、また救命技能を忘れることなく、維持向上させるため、2年から3年間隔で定期的に講習を受講できるよう環境整備を行っていきたいと考えております。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 斉藤議員のご質疑のうち、項目2及び項目3について順次ご答弁申し上げます。
  初めに、項目2、分別アプリ保守業務についてでございます。初めに、(1)でございます。分別アプリの登録数でございますが、本年2月末現在のダウンロード実績は2,473件となっております。
 次に、(2)でございます。フェイスブックやツイッターの利点の一つに、迅速な情報提供が可能であるという点が挙げられます。久喜市や宮代町におきましても、フェイスブックやツイッターを活用した情報発信を行っているようでございますが、イベント情報や防災関係の連絡など、速報性が求められる事柄が記事として多く取り上げられているようでございます。一方、私どもの清掃行政は、日々安定的に実施されることが求められており、業務内容が刻々と変化する性質のものではございません。つきましては、フェイスブックやツイッターと、私どもの清掃行政との親和性は薄いと判断いたしまして、当組合における導入につきましては、現在見合わせているところでございます。
 次に、(3)でございます。総務省の「平成28年情報通信白書」によりますと、スマートフォンの普及率は60.2%、うち60歳以上の方々への普及率は35.0%とのことでございます。分別アプリは、スマートフォンをお持ちの方々を対象とするサービスでございますことを念頭に、分別アプリの広報につきましては、年齢層を絞らず、各種イベントなどのさまざまな場面におきまして、今後も広く実施をしてまいりたいと考えております。
 続きまして、項目3、家庭用生ごみ処理機貸し出し制度についてでございます。初めに、(1)でございます。家庭用電気式生ごみ処理機を4台購入し、住民の皆様から希望をいただき次第、久喜宮代清掃センターから管轄の清掃センターを通じて、生ごみ処理機を貸し出しさせていただく方法を考えております。また、貸し出し期間といたしましては、最長で4週間を予定しております。
 次に、(2)でございます。利用者に対し、レポートなどを提出いただくことは考えておりませんが、貸し出しの際に、アンケートへご協力いただくことを考えております。
 次に、(3)でございます。この制度を、電気式生ごみ処理機に興味をお持ちいただいた住民の皆様に広く利用していただきたいと考えております。つきましては、当組合で対象者を選出することなく、ご希望をいただいた順に処理機の貸し出しを実施する予定でございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 斉藤議員ご質疑の4について順次ご答弁申し上げます。
 初めに、(1)でございます。作業環境中ダイオキシン類測定調査業務につきましては、平成11年12月16日付の厚生省通知「ダイオキシン類による健康障害防止のための対策について」において、各清掃センターの廃棄物焼却炉における作業場で発生しているダイオキシン類を、6カ月以内に1回定期的に測定することにより、測定結果をもとに作業環境上の管理区域を評価し、ダイオキシン類の暴露防止のための作業管理区域における保護具を選定するものでございます。
 基準といたしますダイオキシン類濃度の管理濃度につきましては、大気1立方メートル当たり2.5ピコグラム―TEQとなっており、測定方法につきましては、労働者の行動範囲内で測定するA測定と、粉じんの発散源に近接する作業場所において、濃度が最も高くなる時間に測定するB測定がございます。
 3センターにおける直近の平均測定値につきましては、久喜宮代清掃センターがA測定0.24ピコグラム、B測定0.28ピコグラム、菖蒲清掃センターがA測定0.24ピコグラム、B測定0.71ピコグラム、八甫清掃センターのごみ焼却施設がA測定0.26ピコグラム、B測定0.30ピコグラム、し尿処理施設がA測定0.01ピコグラム、B測定0.02ピコグラムであり、いずれのB測定値も管理濃度未満であることから、作業環境評価といたしましては、第一管理区域となるものでございます。
 なお、第一管理区域で作業する際の保護具といたしましては、防じんマスクの着用が義務づけられております。
 次に、(2)でございます。消防設備点検業務につきましては、消防法第17条の3の3の規定に基づき、年2回実施する消防用設備の保守点検業務でございます。業務内容といたしましては、久喜宮代清掃センターが事務所の消火器、ごみ処理施設の自動火災報知機設備、誘導灯及び誘導標識、消火器、屋内消火栓設備、粗大ごみ処理施設の自動火災報知機設備、誘導灯及び誘導設備、消火器、生ごみ減容化施設の自動火災報知機設備、消火器、スプリンクラー、生ごみ堆肥化処理施設の自動火災報知機設備、誘導灯及び誘導標識、消火器、し尿処理施設の消火器の保守点検でございます。
 また、菖蒲清掃センターが、消火器、自動火災報知機設備、屋内消火栓設備、誘導灯及び誘導標識の保守点検でございます。
 なお、八甫清掃センターにつきましては、ごみ処理施設運転管理業務内で実施しておりますことから、消防設備点検業務としては予算計上しておらないものでございます。
 以上です。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  斉藤議員。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) 答弁ありがとうございました。
 最初に、AEDの賃貸料ですが、どこに置いてあるのかというのを今教えていただいたのです。それで、ちょっと1つ、たくさん人が来るところでもないし、頻繁に使うものでもないという、そういう何か答弁がありましたけれども、作業中の方が外でお仕事をされていますよね。それで、事務所内は時間が終わると鍵を締めてしまう。そうすると、AEDを取り出すとかということが、そういう時間の変化はないのか、お聞きいたします。
 あと2番です。分別アプリ保守業務でありますが、フェイスブックとかツイッターとか、緊急性というものが、ほかの市とか、そういう部分に関するのに対してはないということだったのですけれども、この間、八甫で火事がありましたよね。ああいうことなんかは緊急性かなと思うのです。ご近所の方たちに、やっぱり今こういうことがあってこうですという報告をすることとかもあります。あとは、例えば小学生の、ごみアプリとちょっと違うのですが、フェイスブックとツイッターのことでそういう話があったので、あわせてご質疑したいなと思っているのですが、小学生の子供たちが見学に来ている。そういうものを紹介をしている、そういうところもあります。ですから、緊急性がない、そういう部分でフェイスブック、ツイッターをやらないというのは違うかなと思います。
 何でここで出してきたかというと、分別アプリ保守業務の中で、このバーコードというのですか、それを登録すればこのアプリが登録できるのですけれども、そういう部分が、ホームページを開けばあるのですが、皆様に知っていただくためには、そういうところでご紹介をしていかないと、広報を出したときとか、年2回出したときに出しているとか、そういう部分だけではやはり普及というか、そういうものが遅くなるのかなという部分がありまして、そういう工夫をしていただきたいなと思っております。確かに資源ごみの、まだ1年たっても間違っている方がいらっしゃるとありますけれども、私も登録していて、毎朝メールが来て、きょうは何のごみだよということでお知らせが来て、大変年をとってくると、きょうはどうだったかななんてありますので、そういうことがとてもわかりやすいかなと思うので、逆に若い人よりも、年をとられた方に活用できるかなと。それで、昔は結構パソコンとか、そういうのは高齢者にとってはという形ですけれども、案外今、中高年の方たちがスマホを持って使いこなせているということがあるので、ぜひ、せっかくやった事業ですから、もっと多くの人に、2,473件とありましたけれども、もっと多くの人に、毎日使うごみの収集になりますので、活用いただければと思いますので、その点はいかがでしょうか。
 あと3番の家庭用ごみ処理機なのですけれども、ちょっと私が思っていたものとは違って、4週間だけ貸し出しする。その機能を見てもらうという、そういう部分になるということで、貸し出しの選出も誰とかということではなく、希望された方順番にという形なのですが、結構生ごみで、それがきれいになって渡せるのかあれなのですが、たくさんの方が使っていったときに、次々、次々回していくって、何となく嫌かなという、そういう部分があるので、私の考えとしては、ある程度の期間を1人の方が使っていただいて、それをきちんと広報とかにも、使った感想とか、そういうことを反映していくという、そういう部分なのかなと思うのですが、その点に関しても4台どうやって回していくという、そういう部分の中で、そういうことも何か検討されたのか伺いたいと思います。
 4番のダイオキシンについては、とても大事なことなので、詳しくご説明をいただきましたので結構です。
 以上です。
議長(小河原 正君) 斉藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 斉藤議員の再質疑に関しましてご答弁申し上げます。
  斉藤議員ご指摘のとおり、確かに時間外につきましては鍵をかけてしまいますので、屋外の方が使うことはできないというふうなことになります。しかしながら、時間外につきましては、外で作業をしている作業員もいないということと、また土日などの勤務時間外につきましては、運動広場などのように開放された場所ではなく、一般の方が立ち入る施設でもないということから、屋外設置の検討はしていないというところでございます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 斉藤議員の再質疑に関しましてご答弁申し上げます。
 まず、分別アプリの周知方法につきましてでございます。フェイスブックやツイッターにつきましてのご質問をいただいておりますが、県内にございます清掃行政に特化した一部事務組合組織におきましては、フェイスブックやツイッターの導入予定はいまだないようでございます。そういったこともありまして、先ほどのご答弁のとおり、清掃行政との親和性につきまして検討した結果、現在のところ導入を見合わせているところでございます。
 また、分別アプリの周知方法といたしまして、記者発表によりまして埼玉新聞、そしてインターネット、ヤフーニュースページにも掲載をいただいております。また、広報紙やホームページ、加えて久喜市、宮代町のホームページ、29年度のごみ収集カレンダーにも二重掲載いたしまして、利用の促進を図っているところでございます。加えまして、アプリの設定方法や機能等を掲載いたしましたチラシを作成いたしました。久喜市、宮代町の公共機関に配架を依頼するとともに、転入者に対しまして収集カレンダーとともにお渡しいただけますよう市町担当課にお願いをいたしましたところでございます。また、施設見学に訪れる小学生に対しましても、保護者の皆様に見ていただくようお伝えの上、配布をしてございます。
 議員ご指摘のとおり、高齢者へのそういった普及はというところでございますが、当初こちらのアプリにつきましては、導入を若年層ということで考えておりました。実際にはスマートフォンの普及状況も先ほどのご答弁のとおりです。ただ、一方で、高齢化の進捗、それに従いまして、それから高齢者におきましてもスマートフォンにつきましては、今後さらに普及はされていくものだと考えております。こういった方々にも気軽にお使いいただけますよう、さまざまな手段で今後も普及方法につきましては検討させていただきたいと考えております。
 続きまして、家庭用生ごみ処理機につきましてでございます。こちらの貸し出し制度の内容につきましてご質疑をいただいております。こちらの同様の取り組みをしている市町村といたしまして、埼玉県内ではございませんが、近隣では栃木県那須塩原市、茨城県古河市、神奈川県逗子市などで既に同様の取り組みを行っていると聞いております。実際に一定期間、希望する住民の方に貸し出していただきまして、その上で使い勝手等を判断していただきまして、購入に踏み切っていただくという私どもの同様の趣旨で、こちらの制度を実施をしているようでございます。また、生ごみにつきまして、処理をしていきたいと思われる方は、恐らく生ごみは汚いものという認識は余りお持ちではないのかなと思っております。生ごみからまた新たにごみの分別、それから何かしらこれを有効利用していきたいなと、そう考えて手を挙げていただけるものと考えております。もちろん返却の際は、これは当然ながらきちんと清掃した上で、次の方にお貸しいただくということで、少しでも生ごみ処理機の普及につながる、そういった制度をつくってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
                 〔「ないです」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 以上で斉藤議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 歳出でお伺いしていきます。
  まず最初、17ページですけれども、周辺地区環境整備事業、これが久喜宮代で1,592万円、八甫で180万円とあります。これの、特に久喜宮代のほうの地区別の内訳、それとそれぞれ対象事業計画を明らかにしてください。
 次は、26ページです。ふれあい収集についてお伺いします。ちょっとここで聞いていいかどうかよくわからないのですけれども、一応この清掃総務費というところでお聞きしたいと思います。ふれあい収集は、まず予算のどの項目にのっているのか説明をしてください。
 それから、地区別に3年間の増減推移と29年度の見込み件数について明らかにしてください。
 それから、区長さんとか民生委員さん、あるいは介護福祉課、社協、包括支援センターなどとの連携協力が必要なわけですけれども、これはどのように進めていますでしょうか、説明をしてください。
 それから、最近もちょっと話を聞きまして、いわゆるごみ屋敷になってしまっている家というか部屋なのですけれども、そこの片づけを行っています。いろんな人の協力で行っているのですが、そういう場合の清掃片づけの対応というのはどのようにするのでしょうか。引っ越しとは違うわけですけれども、特に無料で受け入れるとか、そういう対応について教えてください。これまでどのように行ってきたかということです。
 それから、33ページですが、減量審議会が今回報酬がのっていないのですけれども、これはもう開催する、審議する予定はないということで、今後も開かないということになるのでしょうか。ただ、28年度において、資源ごみ回収方法の民間化(実証実験)を行うということも答申をいただいたわけです。それに向けて29年度モデル地区の選定などの事業を行っていくわけです。そうした経過などについて、審議会、審議して答申を出してもらったその審議会に報告をして、その意見を聞きながら進めていく必要があるのではないかというふうに私は考えているのですが、もう答申してもらったら一切関係ない、行政のほうで後はやっていくということになってしまっていいのだろうかと。せっかく市民参加でやってきたのだから、今後もやるべきことではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 それから、同じく33ページですが、ごみ集積所環境整備補助金があります。27年度はたしか最初180万だったかな、予算を組んで大変ニーズ、使用が少なくて、28年度60万、29年度また60万ということになったわけですけれども、28年度の実績を明らかにしていただきたいのと、29年度の見通しを示してください。
 それから、次が各清掃センターごとにごみ、資源、それぞれの搬入量の増減見通し、どのように持っているか。これは総体的な搬入量及び減量の見通しということになるのですけれども、特に家庭系ごみについて減量見通しについて認識を示していただきたいと思います。
 次がごみ分別の方法について市民からよく聞かれるのです。特に複合したごみですとか、判断に迷うごみについてどうしたらいいのだろうかと聞かれることがあるのですが、例えばです。コーティング紙なのだと思うのだけれども、コーティングかどうか判別しがたいものもあります。それから、封筒、窓つき封筒があります。ビニールと紙がくっついているものがあります。小さな金属部品がついている靴、本当に燃やせるごみに入れてしまっていいのだろうか。納豆パックはプラスチックではなくて燃やせるごみに入れるというふうになっているのだけれども、ではそこに一緒に入っているからし袋もいいのだろうか、本当細かい話なのだけれども、市民の方が考え出すと大変迷うというのです。こうしたことについてどうしたら、簡単に判断できる基準というものはないのだろうかということなのです。例えば、分離ができないもの、あるいは迷ったら、わからなかったらとりあえず燃やすごみに入れてやむを得ないというような市民にわかりやすい判断基準を是非示して広報していただきたいと思うのですけれども、いかがなものでしょうか。
 それから、35ページですが、電気式生ごみ処理機、コンポスト、EM処理容器、それぞれの補助金予算の28年度実績と29年度の見込みについて示してください。
 次は、資源集団回収事業報償金です。3センターとも4年間減額が続いています。回収量の減あるいは団体数の減がまた新年度も続くというふうに考えているのか。あるいは住民の集団回収の取り組みが後退しているというふうに見られるのかどうか。その理由を説明してください。
 37ページです。3センターとも回収業務、収集業務、選別業務などの委託料のほとんどが少しずつ増額となっています。その理由と算定の考え方を説明してください。
 次は43ページになりますが、ここに幾つか新規と思われる項目がありますので、説明をしてください。1つがごみ処理施設管理運営業務(久喜宮代)で、ごみ処理施設精密機器機能検査業務、それから45ページで、菖蒲のごみ処理施設精密機器機能検査業務、八甫でもごみ処理施設精密機器機能検査業務、粗大ごみ処理施設精密機器機能検査業務というのもあります。去年の予算書にはなかったと思うのですけれども、説明をしてください。
 それから、次に16番目ですが、塵芥処分業務で3センターごとに焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分またはセメント固化などのリサイクル量と処分先の計画を出していただきたい。昨年度と処分方法、処分先を変える、または処分量が大きく異なるところがあれば説明をしていただきたいと思います。
 次が17番目、塵芥処分業務(久喜宮代)でごみ施設汚泥処分業務がないのはなぜかという質問通告を出したのですが、その後別項目に移したというようなお話を聞きました。これについて説明をしてください。
 それから、菖蒲で焼却灰最終処分業務が半減しています。路盤材原料化業務の増は、資源化に回したから減ったということなのか、半分確認ですけれども、お願いをします。
 それから、47ページ以降でし尿処理費です。し尿処理施設管理運営業務(久喜宮代)で施設運転管理委託料が大幅な増額になっています。この理由を説明してください。包括管理契約に移行したという説明が前回の本会議でありました。その理由と契約内容について、これまでとどう違うのか、経費の大幅増や費用対効果について、結果として経費が大幅増になっているわけですけれども、その理由、費用対効果について説明をしてください。
 最後ですが、機器の字が違っております。申しわけありません。し尿処理施設機器修繕工事1億1,800万円の内容を説明してください。今後の修繕費の見通しが毎年膨大なお金が出てくることになっていくのかなと推測をしているのですけれども、説明をしてください。
 以上です。
議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  栗原総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) それでは、猪股議員のご質疑、17ページの久喜宮代清掃センター周辺地区環境整備事業についてご答弁申し上げます。
  平成27年度に久喜宮代清掃センター周辺の3地区、下早見新田地区、太田袋地区、沖の山地区と衛生組合との間で、地域環境整備に関する協定を結びまして、平成29年度から33年度までの5年間の総額700万円を限度として、地域環境整備に関する補助金を交付することとなっておりますので、それに基づいて3地区からの申請に基づいて交付しようというものです。具体的な金額と内容を申し上げますと、下早見新田地区につきましては、集会所の建てかえに補助金700万円を充当、太田袋地区につきましては、集会所の改修、自転車置き場の設置、ごみ集積ボックスの設置に合わせて293万円ほど、そして沖の山地区につきましては、集会所の屋根に太陽光パネルの設置、それが432万円、ごみ集積ボックスの設置、そのほかに168万円で、合わせて600万円ほどとなっております。以上が3地区それぞれの金額と、その事業内容ということになります。
議長(小河原 正君) 月安八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 月安高広君登壇〕
八甫清掃センター所長(月安高広君) 猪股議員ご質疑の周辺地区環境整備事業(八甫)についてご答弁申し上げます。
 周辺地区環境整備事業(八甫)の180万円でございますが、内訳といたしましては、幸手関係地区住民環境衛生負担金としての80万円と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金の100万円でございます。まず、幸手関係地区住民環境衛生負担金につきましては、八甫清掃センターに隣接する幸手市の円藤内地区、松石地区、上千塚地区、下千塚地区との間で、昭和59年3月26日に締結した覚書に基づき、4地区それぞれに20万円ずつ80万円計上し、負担金として支払うものでございます。各地区のごみ集積所の修繕やクリーン作戦事業費などの生活環境整備費として活用されております。
 次に、鷲宮・栗橋生活生活保全協議会負担金につきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合当時、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で、平成12年12月15日に締結しました協議書に基づき、負担金として100万円を計上し、協議会の運営費や各地区のごみ集積所の修理や清掃活動に伴う消耗品費または不法投棄注意看板の設置に伴う費用等に充てられているものでございます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 猪股議員のご質疑のうち、(7)から(14)について順次ご答弁申し上げます。
 初めに、(7)、ふれあい収集についてでございます。ふれあい収集につきましては、通常のごみ収集業務の一環として実施しておりますことから、個別に予算を計上せず、それぞれの品目の収集業務委託料に含んでいるところでございます。
 続きまして、過去3年間の対象件数の推移でございます。平成26年度は140件、内訳といたしまして、久喜地区65件、菖蒲地区11件、栗橋地区13件、鷲宮地区7件、宮代町44件でございます。また、27年度は156件、久喜地区75件、菖蒲地区9件、栗橋地区10件、鷲宮地区15件、宮代町47件でございます。28年度は、2月末現在でございますが、179件、久喜地区86件、菖蒲地区10件、栗橋地区14件、鷲宮地区20件、宮代町49件でございます。
 続きまして、平成29年度の見込みでございますが、これまでの傾向から、久喜地区は10件増加して96件、菖蒲地区は変わらず10件、栗橋地区も変わらず14件、鷲宮地区は5件増加して25件、宮代町も3件増加して52件、合計で197件と見込んでございます。
 続きまして、各部署との連携でございますが、久喜市及び宮代町の高齢者や障害者の担当部署におきまして、ふれあい収集の申請窓口として対応いただけますよう依頼しております。また、区長、民生委員や社会福祉協議会などからお問い合わせや相談をお受けする場合もございます。実際にご相談を受けたふれあい収集の実施につながった例も多くございます。
 続きまして、いわゆるごみ屋敷についてでございます。衛生組合では、ごみ屋敷について、直接の対応は実施しておりませんが、久喜市や宮代町がごみ屋敷への対応を実施した際に発生するごみにつきましては、無料で受け入れを行うものでございます。
 続きまして、(8)、廃棄物減量等推進審議会についてでございます。本年4月から、久喜市及び宮代町において、それぞれ一般廃棄物処理基本計画が新たに発効されます。衛生組合は、今後市、町の基本計画のもとで清掃行政を執行し、最終的には久喜市、宮代町に清掃事業を移管していくこととなります。
 一方、廃棄物減量等推進審議会は、今後の清掃行政の方向性についてさまざまなお立場の方々にお集まりいただいて、ご検討いただく場でございます。その答申は、衛生組合のみならず、久喜市及び宮代町の今後の施策に直接影響していくものでございます。現在このような過渡的な状況でございますことからも、新たな審議会の開催につきましては、現在のところ考えておりません。
 今回、当組合の廃棄物減量等推進審議会におきましては、平成27年4月から2年間の任期の中、計9回にわたり、慎重にご審議を尽くしていただいた上で、資源集団回収事業に係るモデル事業の実施についての答申をいただくこととなったと理解しております。いただいた答申を重く受けとめ、私ども久喜宮代衛生組合は今後のモデル事業の実施及び検証につきまして、久喜市、宮代町と意見交換をしていきながら行ってまいりたいと考えております。
 続きまして、(9)、ごみ集積所環境整備補助金についてでございます。本年2月までの11カ月間の補助実績でございますが、申請数が100件、集積所数で申し上げますと213カ所でございます。地区別に申し上げますと、久喜地区、申請数48件、集積所数92カ所、宮代町16件、22カ所、菖蒲地区12件、27カ所、栗橋地区14件、57カ所、鷲宮地区10件、15カ所でございます。
 また、平成29年度の見通しでございますが、衛生組合管内の集積所が28年4月1日現在で6,373カ所であるのに対し、これまで補助した集積所数は、累計で387カ所、全体の6%程度にとどまっておりますことから、今後も需要はあるものと考え、28年度と同程度の補助申請を見込んでございます。つきましては、予算編成時期までの実績を考慮しまして、一月当たり5万円、年間60万円を計上したものでございます。
 続きまして、(10)、ごみ・資源の搬入量の見通しについてでございます。燃やせるごみ、燃やせないごみなどのごみと紙類、瓶・缶類など資源につきましての平成28年度の見込み量は、本年度1月末時点の実績と前年度同期の実績から増減率を求め、27年度実績に乗して算定いたしました。また、29年度の見込みにつきましては、28年度見込み量に先ほどの増減率を乗じて算出いたしました。
 まず、久喜宮代清掃センターにおきましては、28年度、ごみ2万19トン、対前年度プラス・マイナスゼロトン、増減なし、資源、8,622トン、対前年度マイナス1,474トン、14.6%の減と見込んでおりますことから、ごみ・資源の搬入量は、合計2万8,641トン、対前年度マイナス1,474トン、4.9%の減と見込んでおります。また、29年度は、28年度と同率で推移するものと見込み、ごみ2万19トン、対前年度増減なし、資源7,363トン、対前年度マイナス1,259トンと見込んでおりますことから、ごみ・資源の搬入量は、合計で2万7,382トン、対前年度マイナス1,259トン、4.4%の減と見込んでおります。特に、家庭から発生する資源を除いたごみの見込み量は、平成28年度1万5,294トン、29年度1万4,957トン、対前年度マイナス336トン、2.2%の減となっております。
 次に、菖蒲清掃センターにおきましては、平成28年度、ごみ6,124トン、対前年度プラス144トン、2.4%の増、資源891トン、対前年度マイナス31トン、3.4%の減と見込んでおりますことから、ごみ・資源の搬入量は、合計7,015トン、対前年度プラス113トン、1.6%の増と見込んでおります。また、29年度は、28年度と同率で推移するものと見込み、ごみ6,270トン、対前年度プラス147トン、資源860トン、対前年度マイナス30トンと見込んでおりますことから、ごみ・資源の搬入量は、合計7,130トン、対前年度プラス115トン、1.6%の増と見込んでおります。特に、家庭系から発生する資源を除いたごみの発生量の見込み量は、平成28年度3,862トン、29年度3,869トン、対前年度7トンの微増となっております。
 次に、八甫清掃センターにおきましては、平成28年度、ごみ1万6,000トンちょうど、対前年度プラス111トン、0.7%の増、資源2,475トン、対前年度マイナス230トン、8.5%の減と見込んでおりますことから、ごみ・資源の搬入量は、合計1万8,475トン、対前年度マイナス119トン、0.6%の減と見込んでおります。また、29年度は、28年度と同率で推移するものと見込み、ごみ1万6,112トン、対前年度プラス112トン、資源2,265トン、対前年度マイナス210トンと見込んでおりますことから、ごみ・資源の搬入量は、合計1万8,377トン、対前年度マイナス95トン、0.5%の減と見込んでおります。特に、家庭から発生する資源を除いたごみの見込み量は、平成28年度1万2,602トン、29年度1万2,627トン、対前年度プラス25トン、0.2%の増となっております。
 このように、平成29年度の家庭ごみの搬入量は、いずれも微減または横ばい傾向であると認識しております。
 続きまして、(11)、ごみ分別の方法と理由についてでございます。例示いただきましたものの分別方法でございますが、ビニールコーティングされた紙は、破ることができないほどの厚いコーティングでない限り、ざつがみとして回収しております。窓つき封筒は、窓のビニール部分を分別いただくことが必要となりますが、最近では窓の部分も紙として再利用できる封筒もあるようでございます。また、靴は、衛生面を考慮し、金属部分の有無を問わず、燃やせるごみ、納豆パックに入っているからし袋につきましても、パックと一緒に燃やせるごみとなっております。ごみの分別に迷われる場合は、衛生組合ホームページや分別アプリにおきまして、1,000を超える品目の分別方法をご案内しておりますので、多くの皆様にご活用いただけますよう、今後も広報に努めてまいりたいと考えております。
 また、分別の判断基準でございますが、ご指摘のとおり、資源物やごみの分別の際に、複数の素材を材料とするものなど、判断に難しい場合がございます。先ほどの納豆パックのように、発泡スチロール素材でありながら、汚れの状態により燃やせるごみとしているなど、素材と異なる分別をご案内している例もございます。ごみ行政は、生活に密着した業務でございますことから、ごみの分別方法、ひいては衛生組合の取り組みにつきまして、多くの皆様にご理解いただけますよう、わかりやすい形でお示ししていく必要があると考えております。住民の皆様のごみ分別についての意識の差が、そのままごみの状態にもあらわれてまいりますが、わかりやすさを優先し過ぎる余り、その意識の差が今以上に広がっていき、ごみの状態に関して、よくない方向に反映させることがありませんよう、気をつける必要がございます。
 これまで衛生組合は、多くの皆様のご協力をいただきながら、ごみの分別排出を進めてまいりました。しかしながら、高齢化の進捗に伴い、ごみの分別が難しくなってきたとの声も、最近特に多く寄せられるところでございます。今、この場で具体的な判断基準をお示しすることはできませんが、ごみの分別につきましての住民の皆様の声に耳を傾けながら、これからもよりよい姿を模索してまいりたいと考えております。
 続きまして、(12)、生ごみ処理容器補助金についてでございます。家庭用生ごみ処理機の補助制度における本年度2月までの11カ月間の補助実績でございますが、衛生組合全体でコンポスト16基、3万7,200円、EM処理容器10基、1万1,400円、電気式生ごみ処理機24基、61万7,800円、合計50基、66万6,400円でございました。
 センター別の内訳といたしまして、久喜宮代清掃センター、コンポスト9基、2万1,400円、EM処理機9基、1万200円、電気式生ごみ処理機14基、36万4,500円でございました。また、菖蒲清掃センター、コンポスト3基、7,100円、EM処理容器ゼロ基、電気式生ごみ処理機2基、3万7,300円でございました。また、八甫清掃センターは、コンポスト4基、8,700円、EM1基、1,200円、電気式8基、21万6,000円でございました。
 続きまして、平成29年度につきましては、ここ数年の傾向をもとに衛生組合全体で、コンポスト46基、11万5,000円、EM処理容器25基、3万8,000円、電気式生ごみ処理機49基、147万円、合計120基、162万3,000円と見込んでございます。
 センター別の内訳といたしまして、久喜宮代清掃センター、コンポスト20基、5万円、EM処理容器16基、2万4,000円、電気式生ごみ処理機25基、75万円でございます。また、菖蒲清掃センター、コンポスト10基、2万5,000円、EM2基、3,000円、電気式6基、18万円でございます。また、八甫清掃センター、コンポスト16基、4万円、EM7基、1万1,000円、電気式18基、54万円でございます。
 近年の補助実績は、下落傾向となっておりますことから、平成29年度は、新規事業といたしまして、電気式家庭用生ごみ処理機貸し出し制度を設け、住民の方々に実際に処理機を使用していただき、効果を実感していただくことにより、生ごみ処理機のさらなる普及を図ってまいりたいと考えております。
 続きまして、(13)、資源集団回収事業報償金についてでございます。過去4年間の予算計上額は、平成26年度、3センター合計1,794万6,000円、27年度1,661万8,000円、28年度1,553万8,000円、そして29年度1,390万9,000円と4年連続で減額となっております。その理由といたしまして、回収量の減少が挙げられます。集団回収量の実績といたしまして、平成27年度の管内計は1,954トンでございました。28年度1,842トンを見込んでおりますことから、マイナス112トン、5.7%の減少となるものでございます。
 登録団体数は、平成27年度86団体、28年度におきましても同数でございますことから、団体の活動の縮小、紙類・布類の回収量自体の減少が資源集団回収量に影響しているものと捉えております。団体の活動状況の縮小といたしましては、特にPTAや子供会などの団体の回収量が他の団体と比較して大きく下落している状況でございます。また、回収量の減少といたしまして、特に新聞については、平成27年度の管内計1,123トンに対し、28年度1,017トンと見込んでおりますことから、マイナス106トン、9.4%の減と大きく落ち込むものでございます。雑誌につきましても同様の傾向でございます。流通量の減少など、歳入における資源回収物売却収入につきましてのご質疑に対し、ご答弁いたしました内容が、ここでも当てはまるものと考えております。本年6月から新たに2年間の資源集団回収団体の登録期間が開始となりますことから、これを機会に登録団体の拡大に努めてまいりたいと考えております。
 続きまして、(14)、収集関連業務委託料についてでございます。ご指摘の業務委託の積算のうち、人件費が多くを占めております。その積算につきましては、国及び県が発表する直近の統計資料をもととして委託料を設計しているところでございます。本年2月に国土交通省から、本年3月からの労務単価が発表されましたが、6年連続で上昇傾向にあるようでございます。このような状況が予算計上額にも反映されているところでございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 猪股議員ご質疑の(15)から(19)について順次ご答弁申し上げます。
 初めに、(15)でございます。3センターのごみ処理施設、粗大ごみ処理施設の精密機能検査業務につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第5条に基づき、施設の機能を保全するため、定期的にその機能状況、耐用の度合い等について、精密な検査を実施するものでございまして、厚生省通知の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の運用に伴う留意事項について」により、3年に1回以上行うこととされておるものでございます。
 また、ごみ処理施設沈殿槽等清掃業務につきましては、平成28年度は塵芥処分事業(久喜宮代)において、ごみ処理施設汚泥処分業務として計上しておりましたか管理運営的な要素が高いことから、平成29年度からは、見直しをさせていただきまして、ごみ処理施設沈殿槽等清掃業務とし、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)で予算計上したものでございます。
 次に、(16)でございます。3センターごとの焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分量と処分先の一覧につきましては、お配りいたしました資料の1ページでございますので、ご確認いただきますようお願いいたします。なお、昨年度から処分方法、処分先ともに変更はございません。処分量につきましては、大きく変わってはございませんが、菖蒲清掃センターの焼却灰の最終処分量を50トン減といたしまして、資源化を図るため、路盤材原料化とするものでございます。
 次に、(17)でございます。久喜宮代清掃センターのごみ処理施設汚泥処分業務につきましては、先ほどのご質疑(15)でもご答弁申し上げましたとおり、平成28年度は塵芥処分事業として予算計上しておりましたが、管理運営的な要素が高いことから、平成29年度からはごみ処理施設沈殿槽等清掃業務とし、ごみ処理施設管理運営事業で予算計上したものでございます。
 また、菖蒲清掃センターの焼却灰最終処分業務が半減したこと及び路盤材原料化業務が増加したことにつきましては、ご質疑のとおり、資源化としたものでございます。
 次に、(18)でございます。初めに、包括委託契約とした理由でございますが、久喜宮代清掃センターのし尿処理施設は、現在組合の技能労務職員2名と、し尿処理施設運転管理業務委託の受託業者社員1名の計3名で運転管理を行っております。当該施設は、昭和48年度に供用を開始し、その後、昭和58年度に高度処理設備、平成10年度に主処理設備の更新を行い、運転を続けている状況でございます。最新の設備でも、既に18年が経過しておりますことから、老朽化に伴い通常の運転管理業務で対応しきれないふぐあい等が頻発していることや、今後組合の技能労務職員の減少等を考慮いたしまして、施設運転管理を委託するものです。
 また、これまでの組合の事務職員が、その都度個々に発注業務を行っておりました薬品や消耗品の購入、突発的な修繕及び定期的な修繕工事などを包括し、長期継続の委託を行うことによりまして、煩雑となっております業務を簡素化し、事務量を軽減するとともに、施設管理の一元化を図るため、包括での委託契約としたものでございます。
 次に、契約内容については、久喜宮代清掃センターのし尿処理施設運転管理業務ということで、地方自治法第234条の3に基づく長期継続契約によりまして、履行期間は平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間、施設に常駐する人数は3名を予定しております。委託します業務の概要は、し尿処理施設の各設備の運転操作、監視、作動状況及び運転機能の点検、各計測機器の作動状況の点検、各単体機器の日常点検、注油、軽微修理、設備及び機器の修繕工事、オーバーホール、運転管理にかかわる薬品、消耗品、工具、用具の購入でございます。
 次に、これまでとの違いにつきましては、現在組合職員2名と受託業者社員1名で行っている運転管理業務及び組合職員が個々に発注しております薬品や消耗品の購入、突発的な修繕及び定期修繕工事の業務を全て受託業者が行うこととなります。
 次に、経費の大幅増、費用対効果につきましては、平成28年度と平成29年度の当初予算額を比較いたしますと、増額となりましたのは、委託料のし尿処理施設運転管理業務でございまして、平成28年度939万6,000円に対し、1億1,236万4,000円でございまして、1億296万8,000円の増となっておりますが、包括委託に業務が含まれたことにより減額となった予算もございます。
 平成28年度と29年度予算を比較いたしますと、需用費におきましては、消耗品費が751万4,000円に対し、11万8,000円でございまして、739万6,000円の減、修繕料が708万8,000円に対し、160万8,000円でございまして、548万円の減となっております。また、工事請負費が7,146万7,000円に対し、予算計上なしでございまして、7,146万7,000円の減となりますことから、合計で8,434万3,000円の減となっております。増額分から減額分を差し引きましても、1,862万5,000円の増額となりますが、現在、運転管理を行っている組合職員2名の人件費が平成27年度実績でございますが、約1,869万円でございますことから、増額分とほぼ同額となっております。
 効果といたしましては、事務量の軽減、長期継続委託による経費の平準化及び安定したサービスの維持、専門の民間業者の知識や技術力を生かした効率的かつ効果的な維持管理及び緊急時における迅速な対応、一元的管理による日常の維持管理業務、計画の質の向上及びふぐあい発生リスクの軽減などが図れるものと考えております。
 次に、(19)でございます。し尿処理施設機器修繕工事の主な内容につきましては、オゾン発生装置更新、約6,900万円、凝集沈殿槽内部装置更新、約1,230万円、沈殿槽内部装置更新、約2,430万円、濃縮槽内部装置更新、約1,240万円でございます。今後の修繕の見通しにつきましては、主なものとして、高圧受電設備更新及び受入槽、生物処理槽等、各種槽内の防食塗装修繕を予定しております。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最初から順番に行きたいと思います。
 まず、17ページの周辺地区環境整備事業なのですけれども、この久喜宮代センターの周辺3地区については、きちっと対象事業を細かく言っていただきました。集会所の建てかえですとか、太陽光発電をつけるですとか、改修、それから集積ボックスの整備ですとか、きちっと予算に対してはっきりしているのですけれども、決算のときにも何回か聞いていますけれども、八甫の周辺地区環境整備事業は、最初から幸手4地区掛ける20万、八甫は100万ということで、もう大づかみで決まってしまっていて、対象事業、一応今説明の中で集積所の修繕ですとか、環境整備費とかという形で、あるいは集積所管理経費、看板の設置、具体的にこれにそれぞれ20万円かかるのだ、あるいは100万円かかるのだという、そういう明確な対象がないように思うのです。もちろん協定書を結んだことの経過があるのですけれども、本当にこういうお金を出す、あと何年もないのだけれども、こういうお金を出していくのであれば、対象事業を明確にさせるべきではないか。何に使ったかということです。以前だったら研修費に使っていた。研修費なら中身がどういうのだかわからない、そういう実態だったのですけれども、少なくとも対象事業、そして使途を明確にさせるべきだと思いますけれども、ご見解を聞いておきたいと思います。
 それから次に、26ページ、ふれあい収集、26ページで聞いたわけですけれども、いわゆるごみ屋敷あるいはごみの部屋を片づけるのは、そこで出たごみは無料で受け入れるということで、これは了解いたしました。ふれあい収集について、相談すれば、ふれあい収集の対象にしてもらえるというふうに理解しているのだけれども、市民の方は本当にどこに相談していいのだろうかと、やっぱり遠慮するのです。積極的にここに、ふれあい収集にお願いしたいのだけれどもと、私、相談を受けるとお話をするのだけれども、どうしても遠慮してしまう。もっと積極的に遠慮なく申し上げてくださいというような対応、姿勢が必要だと思うのです。その点についていかがでしょう。
 それから、ふれあい収集の受け付けについての広報は余り見かけないように思う。していたらごめんなさい。広報も積極的に行っていただきたいと思うのだけれども、いかがでしょうか。
 それから次に、減量審議会についてなのだけれども、33ページでお伺いいたしました。確かにもう市、町でそれぞれ、ごみ処理基本計画がそれぞれの市、町に移っていくし、それから審議会では恐らく最後の諮問があって答申があって、してもらった、それは理解できるのですけれども、これから新たな答申というのは恐らくないのだろうというふうに思うのですけれども、少なくとも去年出してもらった答申の行方を見守ってもらう、ちゃんとそれを経過を追ってもらうということは必要だと私は思うのです。これからモデル地区の選定をして、実証実験を行っていくわけだから、少なくともその経過については、きちっと最後までおつき合い願うということが審議会に責任を果たしてもらうことだと私は思うのだけれども、そういうことは必要ないですか、お伺いします。
 それから、ごみ集積所環境整備費補助金です。28年度は200カ所を見込んでいて、結果として213カ所あったということだから、オーバーしているわけだけれども、目標は達成したのだけれども、ある区長さんからお話を聞いて、うちの場合、自分のところの町内会費で網を買っているのだよと言うから、こういう制度もあるのですと。それは知っているのだけれども、面倒くさくてというのだよね。事前の相談が必要、それから写真を撮って申請書をつくって、チェックをしに来てもらわなくてはならないとか、非常に煩雑だという話をされたのです。そんなのだったら1万やそこらだったら、金がないことはないのだから、うちで出してしまっているのだよというふうに言うわけです。ちょっとそんな遠慮する必要はないのにと私は思うのだけれども、その煩雑さをもうちょっと改善できないのかと思うのです。つまり、地域では、ごみネットが壊れた、あるいはもう大変汚れている、ではもう実際地域の人が買いに行ってしまっているわけです。それで、買いに行って設置をしてしまっている。事前に相談したり、写真を撮ってとかしないで、もう買いに行っている。それに対して迅速な対応ができないのではないか。迅速に対応してもらえないのではないかというふうに思い込まれてしまっている。そこのところをもっと簡単に申請できるように、例えばこの補助制度のお知らせ、それからホームページのほうだと事前相談してくださいと書いてあって、ちょっとそこら辺がやりにくいのではないかと思っているのですが、もっと積極的にこれを活用してもらうような対応をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。
 それから次が、10番目は結構です。11番目も結構です。12番目も結構です。資源集団回収事業の助成金なのですけれども……ごめんなさい、1つ戻る。10番目のところで1つお伺いしておきます。ごみと資源の回収量の見込みなのですけれども、大体順調に減量が進んでいると思うのですが、菖蒲のほうが少しふえる傾向にあるように、先ほど言ってもらった数字から見受けられました。これは、別のところでパーキングエリアのごみだとか、あるいは工業団地の造成が進んで、そちらからのごみという話も別で聞いてはいるのだけれども、菖蒲でごみの量がふえているというのは、どのように理由を捉えていらっしゃるか、お願いをいたします。
 それから、生ごみ処理容器については結構です。13番目の資源集団回収事業補助金、集団回収の補助金ですけれども、35ページです。ずっと減額が続いていて、新年度が2年間の再登録の時期なので、積極的に働きかけていきたいという答弁だったかな。ある意味ではコミュニティーの活動力が低下してきているのかなというふうには考えられるのだけれども、もう一つには、これも別のところで答弁がありました新聞販売店の回収がかなり徹底している。それから、最近では町の中に資源を持っていくとポイントになる、そういうところも結構出てきている。そういう意味では、そこに市民が持っていけば、いずれにしろ資源化はされているのだから、それはそれで構わないのだろうと思っているのです。何も衛生組合に全部出してもらわなくてはいけないということはないと思っているのですけれども、今後資源回収を民間がしていくという方針も出ている。そこにどうつなげていくかということで、ちょっと考え方をお伺いしたのです。今年の登録について、今まで86団体ということでしたけれども、見込みとしては86団体、変わらずということなのか。ふやしていけるような感触はあるのか、ないのか。そういう相談を受けていると思うのだけれども、経過について認識をお伺いしておきたいと思います。
 それから、し尿処理の18番目です。包括管理契約に移行したということで、かなり細かく数字も説明をしてもらいました。前年度が930万円から、今度は新年度で1億1,200万円ということで、かなり大幅にふえる。これも人件費まで含めれば費用対効果は上がるのだという説明なのですけれども、どうなのですか、その人件費について浮いたから、その職員を首にするわけではないわけですよね。それで、本当にこれで包括管理契約のほうが有利になっていくと言えるのだろうか、ちょっとよくわからないのです。八甫のほうでは、包括管理契約に対応できない修繕工事ということで、1億1,800万円も入ってきたりするわけでしょう。そうすると、久喜宮代センターで包括管理契約に移行したのだけれども、今後これに対応できないものを修繕、突発的な修繕なんかもさらにプラスをされるということになるのではないのか。今まではそれは個別に職員が発注して、それぞれの対応をしてきていたのだけれども、さらに委託のお金がふえるのではないかというふうに心配をしているのですけれども、これは素人考えで大変申しわけないのだけれども、そういう心配は要りませんか。長期的に見て必ずこれは費用、経費の削減につながっていくというふうに認識していらっしゃるのでしょうか。これ以上そこでは聞きようがないのだけれども、ぜひ考え方をお伺いいたします。
 済みません。議長さん、お願いなのだけれども、先ほどごみ資源の回収量の28、29年度の推移について、数字をずっと言ってもらいました。それ後で結構ですので、表にして出していただければありがたいのですけれども、一応全部メモはしたつもりですけれども、ぜひ後ほどお願いいたします。
 以上です。
議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  藤井業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) それでは、猪股議員の再質疑につきまして、私のほうから2点ほどご答弁をさせていただきます。
 まず、八甫地区の負担金の関係でございますけれども、対象事業の明確化ということで、使途の明確化について改善を図ったほうがいいのではないかということでございますけれども、こちらにつきましても従来までは各自治会の決算報告書の写しを基準に進められまして、歳入項目の確認、それから歳出項目の確認をさせていただきましたが、今後はそれとは別に実績報告書に近いものを提出いただきまして、それぞれの負担金に見合った額の確定といいますか、確認をしていくように改善を図っていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。
 それから、2点目の審議会の開催の関係でございます。審議会につきましては、運営要綱で審議事項を定めてございます。例えば、新たなごみの分別の設定や一般廃棄物処理手数料の変更に関すること、あるいは新たに方向性を定める事項など、審議をいただく案件が生じた場合に、必要に応じて開催するものと認識しておりますので、今のところ開催については考えてございません。ただし、組合の事業に協力をいただいている代表者や各地区のごみ減量等推進員さんには段階的に報告はしてまいりたいと考えてございますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 猪股議員の再質疑につきまして答弁いたします。
 まず、(7)、ふれあい収集についてでございます。先ほどのご質疑の中で、相談窓口がよくわからないなどのお話を伺うと、そのようなお話でございました。私どもふれあい収集の窓口といたしましては、衛生組合、市、町のそれぞれの担当課ということで申請をお受けをさせていただくような形で仕組みを整えておるところでございます。こちらの広報等につきましては、定期的に衛生組合だより等でお知らせをさせていただいているところではございます。また、実際に相談をいただく方につきましては、社会福祉協議会などのそういった団体も、区長様、民生委員様もそうなのですが、実際にそちらの世帯にサービスをされていらっしゃるヘルパーさん、こういった方からのお問い合わせ等も少なからずいただいている状況でございます。実際に久喜地区、宮代町につきましては、平成14年からこの制度を実施しているわけでございますが、同程度の人口規模に比べても、特に宮代町につきましては、実績は年々数が多いわけでございます。そういった形でサービス等に入られていらっしゃるヘルパーさん等につきましても、この仕組みをよくご存じということで、お気軽に相談をいただく、そういった認識をお持ちでいただいていることも一つの理由かと思います。そういったことも踏まえまして、今後広報等を通じまして、より広く皆様方にお知らせをしてまいりたいと考えております。
 続きまして、(9)番、ごみ集積所環境整備補助金の関係でございます。先ほどのご質問の中で、申請の手続がちょっと面倒だという実際のご相談をいただいたというお話をいただきました。ご指摘のとおり、ホームページ等でもご案内しておりますが、こちらの手続につきましては、まず事前に相談をということでお願いをしておるわけでございます。と申しますのは、実際にご購入、それからご申請の段になりまして、例えば補助の申請の対象ではない、既に補助を実施しているという地区につきましては、そういった補助の対象とは一定期間なることはできない、また品物自体が補助の対象とはなかなか認めにくい、そういったものもあり得ることから、事前にご相談をという形でご案内をしているところでございます。
 また、写真の撮影につきましては、そちらはお願いをしているところなのですが、写真をご提出いただくかわりに、私どもで現地確認等はしておりません。それにかわっての写真のご提出という形になります。また、こちら購入、そして設置をしていただいた後といった形で写真等を撮影していただいた後のご申請というのももちろんこれはお受けをしているところでございます。議員ご指摘のとおり、こういった多くの方にお使いいただきたい制度につきましては、極力シンプルな形で用をなす、そういったことが求められる姿だと考えております。今後につきましても、さまざまな声をいただきながら追求してまいりたいと考えておりますので、ご理解ただけますようよろしくお願いいたします。
 続きまして、10番のごみの搬入量の見通しでございます。特に菖蒲地区におきまして、見込み量が増加するようだというご質疑でございます。ご指摘のとおり、菖蒲地区におきましては他のセンターと比較しまして増加の傾向にあると平成29年度見込んでございます。しかしながら、その内訳といたしましては、家庭系の総量につきましては、ほぼ減少もしくは横ばいという形で、ほぼ増減はないものと考えております。しかしながら、菖蒲地区におきましては、事業系の総量が他の地区に比べても伸びが多いものと考えておりますことから、そのような形での見込みをしているものでございます。
 続きまして、(13)番でございます。資源集団回収事業報償金についてでございます。先ほど86団体が活動しているということで答弁申し上げました。ちなみに、1団体当たりの回収量ですが、今年度まだ、最終期はこれから申請ですので、まだ見込みの段階ですが、今年度の見込みは1団体当たり21.4トン、27年度は同じ団体数ですが、22.7トン、これが実績でございます。実質といたしまして、1団体当たりマイナス1.3トン、5.7%の減と見ている状況でございます。このような形で、実際の品物の対象量と流通量の減もさることながら、活動自体が場合によっては縮小傾向にあることも考えられることでございます。ただ、今後のモデル地区等の私どもの動きと現状の資源集団回収事業の関係でございますが、実際に今現状で資源集団回収事業に取り組んでいらっしゃる団体のうち、これ全てが住民関係の、いわゆる地縁団体ということではなく、PTA、それからさまざまなスポーツ団体等での、そういった集まり、PTAなど、子供会など、さまざまな団体があるわけでございます。
 一方で、今回私どもでモデル事業として来年度以降、続けてまいります対象といたしましては、いわゆる地縁団体が対象となっておりますことから、また自治体の地縁団体の中で、ほとんどそういった私どもの活動、集団回収に取り組んでいらっしゃらない団体がほとんどだと思います。こういったことで報償金の支給のメリットがございますことから、そういった面を含めましての今後制度のご説明をさせていたただく形になってこようと考えております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 18番の包括契約についての再質疑にご答弁申し上げます。
 1点目が人件費についてでございます。現在し尿処理施設を担当しております技能労務職員2名につきましては、1名が粗大処理施設の担当、1名が収集業務担当となるものでございます。また、技能労務職員の退職予定につきましては、平成29年度に1名、平成31年度に1名、平成33年度に2名となっております。このことからも、一部直営から全面委託としたものでございます。
 続きまして、工事費についてご答弁申し上げます。こちらの工事費につきましては、過去3年間の実績から算定いたしました定期修繕工事を見込んでおります。突発的な修繕等につきましては、八甫清掃センターと同様に別途契約となるものでございます。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最後の18番目のことだけお伺いします。
 職員の担当をかえる、あるいは私がさっき首にするわけにはいかないと言ったからそういうふうに言われたのだと思うけれども、それから退職までだということです。もう一つは、この定期修繕工事を3年間の平均を見込んで立てているということですけれども、そこからすると8,434万だったかな、そういうお金になる。そこに入ってこないものは随時さらに上乗せしていく。先ほど説明の中でも突発的な修繕というのは言われていたと思うのだけれども、その線引きは一体どこになるのですか。日常的な運転管理だけだったらわかる。また、小さな修繕工事、大きい、小さい、どういうふうに判断するかよくわからないけれども、この包括契約に入らない大きな工事、その基準、境は一体どこにあるのですか。それを含めてもこの包括契約のほうが効果は上がる、財政効率はよいというふうに判断しているということで考えていい、そういうふうに考えるしかない、そういうことでしょうか。
議長(小河原 正君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  内田施設課長。
                 〔施設課長 内田久則君登壇〕
施設課長(内田久則君) それでは、猪股議員の再々質疑についてご答弁を申し上げます。
 包括契約でどこが線引きかということで、非常に難しいわけでございます。これにつきましては、先ほど補佐がご答弁申し上げましたように、過去3年間、昨年度までの予算には幾つか工事がのっておりました。その工事につきましては、全て今回包括の中に含めてございます。それ以外の工事が発生した場合は、突発的ということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。過去3年間の予算書にのっておりました工事について全て今回の包括の中にはその工事は含まれております。それ以外の工事が発生した場合は、突発的ということで別途契約をするということでございます。
                 〔「明確な基準は。基準を示してくれというふうに言ったん     
                  だけれども、その明確な基準があるのかどうか」と言う     
                 人あり〕
施設課長(内田久則君) その辺はやはり業者と、その突発的な工事が発生した場合、それをどちらが工事費用をもつかということは、その都度協議において決めていきたいというふうに考えてございます。
議長(小河原 正君) よろしいですか。
                 〔「よくないけれども、しようがないね」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 一応猪股議員の質疑を打ち切ります。
  先ほど申し出がありました(19)番についての資料は……
                 〔「後ほど事務局を通じて……」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 議長からお願いします。
                 〔「どうします、資料は後で」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) あるのですか。何か資料はあるそうです。
                 〔「いや、今回ではなくて後で……」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 後でね。
                 〔「はい、いいです」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 以上で午前中は終わります。

    休憩 午後 零時06分

    再開 午後 1時05分

議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、新井議員、お願いします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。引き続き一般会計予算の歳出について質疑を行いたいと思います。
  まず、3番項といたしまして、20ページから21ページ、2款総務費の部分についてお聞きしたいと思います。財務会計システム改修業務の内容についてお伺いいたします。
  次に、4番項です。28ページから29ページ、3款衛生費の部分になります。こちらは平成28年9月よりごみ分別アプリの運用及びシステム保守が開始されておりますけれども、費用対効果に見合う普及拡大に向けた平成29年度の衛生組合の取り組みをお伺いいたします。
  次に、5番項になります。32ページから33ページ、3款衛生費の部分なのですけれども、平成29年度新規事業となる家庭用生ごみ処理容器の貸し出しに関して、目的、スキーム、期待される効果について衛生組合の見解をお伺いいたします。前者とかぶるところもありますけれども、質疑の都合上、お聞きしたいと思います。
  以上です。
議長(小河原 正君) 新井議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 新井議員ご質疑の財務会計システム改修業務についてご答弁申し上げます。
 平成27年1月に、統一的な基準による地方公会計の整備促進についてとして、新公会計制度を導入するために、固定資産台帳及び貸借対照表等の整備を実施するよう、総務大臣から一部事務組合を含めた地方公共団体に対しまして方針が示されました。このことに伴い、平成28年度決算から、構成市町の久喜市及び宮代町に合わせ、貸借対照表を初めとする財務諸表等の作成を進めています。
  新公会計制度の運用に当たりましては、新たに財務会計システムの起票等の情報を自治法で定められ歳入科目から財務諸表等に反映させる情報に変換させる必要がありますことから、組合で現在使用しております財務会計システム改修業務を委託するものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 新井議員のご質疑のうち、項目4と項目5について順次ご答弁申し上げます。
 初めに、項目4についてでございます。分別アプリの普及拡大に向けた取り組みといたしまして、広報紙や衛生組合ホームページ、久喜市、宮代町のホームページ、ごみ収集カレンダーに記事を掲載いたしまして、事業の促進を図っているところでございます。加えて、アプリの設定方法や機能等を掲載したチラシを作成いたしました。イベント時の配布や久喜市、宮代町の公共施設に配架を依頼するとともに、転入者に対し、収集カレンダーとともにお渡しいただけますよう、市町担当課にお願いをいたしましたところでございます。また、施設見学に訪れる小学生に対しましても、保護者の皆様に見ていただくようお伝えの上、配布をしてございます。平成29年度につきましては、このような取り組みを継続して実施することで、ごみ分別アプリの普及拡大に向け、取り組んでまいりたいと考えております。
 続きまして、項目5、家庭用生ごみ処理機貸し出し制度についてでございます。この制度の目的は、住民の皆様が実際に生ごみ処理機を使用し、この効果を体験していただくことで、処理機の普及を促進し、もって生ごみの自家処理の推進、ごみ排出量の削減及びごみ減量意識の高揚を図ることでございます。
 スキーム、実施計画といたしましては、4台の家庭用電気式生ごみ処理機を住民の皆様からご希望いただき次第、管轄の清掃センターを通じて処理機を貸し出す方法を考えております。また、貸し出し期間といたしましては、最長で4週間を予定しております。そして、この制度を利用いただく方々に対してアンケートへご協力いただき、今後の制度運営に反映させていきたいと考えております。
 次に、この制度の実施により期待される効果でございます。コンポストやEM処理器は数千円で購入できますが、家庭用電気式生ごみ処理機は6万円前後で販売されております。衛生組合の補助制度を利用いただいたとしましても、自己負担額が高額となりますことから、生ごみの自家処理に興味はあるものの購入をためらう方がいらっしゃることが考えられます。今回の制度を通じて、気軽に生ごみ処理機に触れていただくことで、さらなる普及につなげてまいりたいと考えております。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) わかりました。ありがとうございました。
 まず、3番目のシステム改修に関しましてはわかりましたので、適宜進めていっていただけたらと思います。
 4番項と5番項について、それぞれ少し再質疑をしたいと思います。まず、4番項の分別アプリの件なのですけれども、先ほど来お話しいただいているとおり、これまでさまざまな普及に向けた取り組みをされているのを29年度も進めていくということになるかと思います。当然いろいろ周知を図る、チラシを配るとか、イベントでお伝えしていくというのも当然必要だと思うのですけれども、もう一つ観点として、使った人の口コミというか、こんなに便利なのだというのをぜひとも広く皆さんに伝えてほしいと思うのです。なかなか、こういうアプリがあります。使えばいいのですというだけではなくて、では具体的に利用しているご家庭の主婦の方が、こんなに便利だったとか、通知が来てごみの出し忘れがなくなったとか、何かそういう取材というのもちょっと大げさなのですけれども、そういう記事をぜひとも1回衛生組合だよりに載せたりとか、チラシにも載せていくということが私は必要だと思うのです。私もシステム開発を少しやっていたこともあって、ユーザーさんに使ってもらうのというのは、実際に利用されている方の声を見ると、ああ、こんなに何か便利に使えるのだというのが認識しやすいというのが多分あると思いますので、そこをどう考えていくかというのを教えてください。
 あと、ここでもう一つ聞きたいのは、口コミという観点なのですけれども、廃棄物減量等推進員さんには、特に登録とか使い方というのは普及は今はしていないのでしょうか。今後は何かしていく予定があるのでしょうか。これも実際そういうリーダー的な人がやっぱり使って、ほかの人に伝えていくという、口コミで伝えていくというのがやっぱり重要なのだと思うのですけれども、その観点からお聞きしたいと思います。
 もう一点、5番項になりますけれども、家庭用生ごみ処理機の貸し出しなのですけれども、スキーム等の仕組みはよくわかりました。1つ聞きたいのは、これは1世帯当たり貸し出しの頻度というのは決まっているのでしょうか。1年に1回とか、その後ずっと使えるのか、ちょっとその辺を聞きたいのと、あと実際に貸し出した後に問題が起きた場合、例えば紛失とか破損、こういったものはどう対応を考えているのか。あとは、実際使っていて事故が起きてしまったとき、免責事故というのですか、そういうところの考えというのはお持ちでしょうか、お聞きしたいと思います。
議長(小河原 正君) 新井議員の再質疑に対する答弁を求めます。
 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 新井議員の再質疑に対し、ご答弁申し上げます。
 項目4番、分別アプリについてでございます。1点目でございます。実際に分別アプリを使用いただいた方の口コミ等を広めていく考えはというご質疑でございます。おっしゃるとおり、実際に使っていただく方々のご意見は非常に貴重なものだと考えております。せんだっての答弁で申した数の2,473件のダウンロードがございます。それだけのユーザーがいらっしゃると思います。そういったお声を拾い上げながら、実際の使い勝手等、利用してからというよりも、そういった実際に使われた方からのお声のほうが響いてくるというのはかなりあることは考えられますので、そういった面につきましても今後衛生組合だより等で広報の対象としてまいりたいと考えております。
 続きまして、2点目でございます。廃棄物減量等推進員への周知につきましてのご質疑でございます。こちらも分別アプリの開始が昨年9月でございました。それ以降、推進員の皆様におかれましては、年2回の推進員だより、今年の2月、推進員さんを対象に発行した、そういった広報紙と申しましょうか、そういった発行物があるわけでございますが、その中で推進員さんへお話をさせていただきました。また、来年度につきましては、2年に1度の推進員さんの意見交換会が開催を予定しておりますことから、その場につきましても実際に伝い勝手等を含めましての、もしくは実際に推進員さんが当日いらっしゃいますので、それこそアプリのダウンロード方法から、そういったところまで具体的な話をさせてもらってもいいのかなと考えております。そういった形でさらなる普及を図ってまいりたいと考えております。
 続きまして、項目5番でございます。生ごみ処理機貸し出し制度に関するご質疑でございます。まず1点目でございます。1世帯当たりの貸し出し頻度はというご質疑でございます。貸し出しの期間といたしましては、最長で4週間程度と現在のところ考えております。その制度自体がまだ購入までに一歩足を踏み出せない方々を対象に、実際に購入に先立ち使っていただくことで、使い勝手等を実際に体験をしていただきたいという、こういった趣旨の制度でございますことから、なるべく多くの方々にお使いいただきたいと思っております。ということで、最大で4週間ということで、1世帯当たり、基本的には1回限りということで現在のところ考えております。
 質問お二つ目の紛失、それから破損、何らかの事故等に対応する考えはというご質問でございます。こちらにつきましては、制度の設計等も含めて、要綱等の設置もございますことから、そのあたりの制度設計、大枠では今お話をさせていただいたとおりなのですが、詳細につきましては今後詰めてまいりたいと考えております。その上で制度を開始してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
2番(新井 兼君) (再々質疑なし)
議長(小河原 正君) 以上で新井議員の質疑を打ち切ります。
 次に、渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。引き続きまして、平成29年度一般会計予算の歳出について質疑をさせていただきます。
 まず、2の23ページのところは、前者のところの質問でありましたお答えでわかりましたので、取り下げます。
  それから、3です。27ページに清掃事務管理事業(久喜宮代)が年々かなりの削減になっております。大きな理由は何かお伺いをいたします。また、54ページにありますその他の特別職が32人から12人へとマイナス20人になっていますけれども、この理由をお伺いいたします。
 4番です。29ページ、2、清掃事務管理事業(久喜宮代)の現業職員ですけれども、以前から比べると削減となったままになっております。平成29年度は12人のうち2人は再任用の職員となります。現場を職員が把握し、確認や市民との対話をする上でも現業職員をふやすべきではないかと思っておりますけれども、いかがか、お伺いいたします。また、特別勤務手当の削減は、全体でどのくらいの影響なのか、お伺いをいたします。
 5番に関しましても、前者の中で理解をいたしましたので、取り下げさせていただきます。
 6番です。33ページ、廃棄物減量等推進員の久喜宮代、菖蒲、八甫とそれぞれの内訳と、昨年との比較をお伺いいたします。
 7番です。35ページの資源集団回収業務報償金で前者の方の質問があったのですけれども、申しわけございませんが、ちょっと再質問したいところもありますので、これについてはお伺いいたします。それぞれの内訳と昨年度の比較をお伺いいたします。
 8番です。37ページから39、41ページにかけて、資源リサイクル回収業務がなくなり、新たに資源、紙類、布、それから衣類、それと別に瓶、缶、ペットボトル回収業務にかわっておりますが、どのような理由から別々になったのか。また、3センターごとに少しずつ違うようでありますけれども、この理由をお願いいたします。
 9番です。9番に関しましては、前者の方で2つの精密機器の検査業務はわかりました。ごみ処理の沈殿槽等の清掃業務、それから計量器定期点検整備事業、この2つを再質疑したい関係でお聞きしたいと思いますので、2つのお答えをお願いいたします。
 10番です。これは前者の方のことでわかりましたので、取り下げさせていただきます。
 11番です。46ページ、し尿処理費でお伺いいたします。し尿処理全体を包括的に委託するという説明がありました。先ほどの説明でもお話で何となくわかったような、わからないようなところもありますので、申しわけございませんが、委託することのメリットは何かも含めて、もう少しわかりやすく説明をしていただければと思います。よろしくお願いします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員ご質疑の項目3につきましてご答弁申し上げます。
  清掃事務管理事業(久喜宮代)の減額、約580万円の主な理由は、次の3点でございます。まず、光熱水費が約314万円の減額でございますが、電気料については年度により変動があり、特に平成28年度は前年度と比べて電気料金が下がっている状況です。このような平成28年度の電気料金の状況や過去3年間の電力使用量の状況を勘案した結果、減額となったものでございます。次に、特殊勤務手当が約157万円の減額で、これは条例改正によるものでございます。次に、給料が約143万円の減額で、これは再任用職員1名が平成28年度限りで任期満了となり、現業職員が1名減となることによるものでございます。
 続きまして、54ページ、その他の特別職でございますが、廃棄物減量等推進審議会委員の任期が本年3月31日をもちまして満了となりますことから、委員20人のマイナスとしているものでございます。
 次に、項目4の質疑でございます。現業職員につきましては、効率的な行政運営を進めるために策定している衛生組合の職員定数計画に基づき、今後も引き続き業務委託により対応し、現業職員の退職に伴う補充は行わない予定です。
 また、特殊勤務手当の削減による予算上の影響でございますが、まず特殊勤務手当全体の削減額は、予算書54ページ及び議案質疑参考資料2ページにございますように、163万9,000円の減額でございます。率にいたしますと、28年度当初予算に対し52.5%の減でございます。
 次に、削減対象となる人数は、現業職員が、現業従事手当等の廃止により12人全員、事務職員が年末年始手当の廃止により8人の合わせて20人でございます。
 以上です。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員のご質疑のうち、項目6から項目8について順次ご答弁申し上げます。
 項目6、廃棄物減量等推進員についてでございます。平成29年度予算の廃棄物減量等推進員の各清掃センターの内訳につきましては、久喜宮代清掃センター368名、前年度予算からプラス1名、菖蒲清掃センター77名で同数、八甫清掃センター243名、プラス6名となっております。
 増員の理由でございますが、平成28年4月から、新たに2年間の委嘱を行ったところでございますが、その際、これまで推進員が委嘱されていなかった地区から新たに委嘱されるなど、推進員数が見込みよりふえたことによるものでございます。
 続きまして、項目7、資源集団回収事業報償金についてでございます。各清掃センターにおける予算計上額でございますが、久喜宮代清掃センターにつきましては、平成29年度460万1,000円、28年度499万7,000円でございましたことから、マイナス39万6,000円、7.9%の減でございます。
 また、菖蒲清掃センターにつきましては、平成29年度108万円、28年度147万5,000円でございましたことから、マイナス39万5,000円、26.8%の減でございます。
 また、八甫清掃センターにつきましては、平成29年度822万8,000円、28年度906万6,000円でございましたことから、マイナス83万8,000円、9.2%の減でございます。
 続きまして、項目8、資源回収業務についてでございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、これまで紙類、布類の可燃系資源及び瓶、缶、ペットボトルの不燃系資源の回収につきまして、これまで1つの業務として委託を行ってまいりました。
 また、菖蒲清掃センターにおきましては、これまで燃やせるごみ、燃やせないごみ、可燃系資源の収集につきまして1つの業務としておりました。対象品目や処理経路が異なる品目をそれぞれ業務ごとに分割することで、業務内容の明確化を図ったものでございます。
 また、八甫清掃センターにおきまして、以前から収集品目ごとに業務委託を実施しておりましたことから、業務の統一化は図られたものでございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 渡辺議員ご質疑の項目9と11について順次ご答弁申し上げます。
 初めに、9のごみ処理施設沈殿槽等清掃業務でございます。ごみ処理施設沈殿槽等清掃業務につきましては、平成28年度は塵芥処分事業(久喜宮代)において、ごみ処理施設汚泥処分業務として計上しておりましたが、管理運営的な要素が高いことから、平成29年度からは見直しをさせていただきまして、ごみ処理施設沈殿槽等清掃業務とし、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)で予算計上したものでございます。
 次に、計量器定期点検整備事業につきましては、計量法第19条に基づき実施するものでございまして、計量法施行令第11条により、2年に1回定期検査を実施することとなっておるものでございます。なお、検査は、計量士の資格を持った者に委託し、実施するものでございます。
 次に、11でございます。初めに、包括委託により何がどう変わるのかにつきましてでございますが、現在組合職員2名と受託業者社員1名で行っております運転管理業務及び組合の事務職員がその都度個々に発注業務を行っております薬品や消耗品の購入、突発的な修繕及び定期的な修繕工事などの業務を包括して委託を行うことにより、全て受託業者が行うことになります。
 次に、メリットといたしましては、煩雑となっています業務を簡素化することによる事務量の軽減、長期継続委託による経費の平準化及び安定したサービスの維持、専門の民間業者の知識や技術力を生かした効率的かつ効果的な維持管理及び緊急時における迅速な対応、一元的管理による日常の維持管理業務、計画の質の向上及びふぐあい発生リスクの軽減などが図れるものと考えております。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
 渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質疑をさせていただきます。
 初めから行きます。3のところで3つの削減、要するに減になる理由というのはよくわかりました。それぞれ理由があって削減、電気のところが多いというのは前者の質問でもわかりましたので、そこはいいのですけれども、54ページのところの推進員の方が20人がマイナスになるというので、これは募集はしないのですか。このまま20人マイナスのままでよろしいのですか。ちょっとわからないのですけれども、お聞きします。ちょっとこれ特別職の32から12のマイナス20というところがちょっと説明がよくわからなかったので、もう一度お願いします。
 それから、現業職員のことなのですけれども、ふやしてはいかないということです。特殊勤務手当につきましても、現業の人12人、それから事務が8人と20人に影響が出るということで、まず職員の方の、要するに現場の職員は、私としてはふやすべきではないかという考えがあります。やはり現場とそれから市民の関係を市の職員が知るという意味では必要ではないかと思っておりますので、再任用職員の方がそこにつくということもいいと思うのですけれども、現業職員は減らしていくべきではないと考えておりますので、そのお考えがふやしてはいかないということなのですけれども、なぜふやしていかないのか、そのあたりをもう少し説明いただければと思います。
 それから、特殊勤務手当につきましては、その後に出てきます条例改正のところで出ていますので、詳しくはそちらでお聞きしたいと思いますので、今回は金額を聞きましたので、後でお聞きをいたします。
 6番です。廃棄物の減量等推進員の人たちがふえているということで、これはとてもありがたいことなのですけれども、新たにふえたところなのですけれども、そこのところは今までなかったところが新たにふえたというところで認識させていただいてよろしいのでしょうか。そこの場所というのは、まだ推進員がいらっしゃらない場所というのもあるのかどうか、そこも確認させてください。
 それから、資源の集団回収のところです。7番ですけれども、金額の内訳はわかりました。かなりマイナスになって、昨年から比べてこれだけマイナスになって、特に菖蒲が非常にマイナスになっているのですけれども、これは菖蒲には特定の原因みたいなものはあるのかどうか。それから、団体数としては、それぞれの団体数は維持しているのかどうかももう一度確認をさせてください。全体では86と聞いていますけれども、それはどうなのか。今後のこともあるので、資源回収をこれから集団は地縁団体に進めていくということなのですけれども、それとはまるで別の組織というか団体が行っていることなので、その兼ね合いも出てくると思うのです。それなので、こちらの団体が減ってしまうということがないようにしていただきたいという思いがあるので、その辺の取り組みをどうしていくのか。今年度ふやしていっていただきたい、そういう取り組みをしていただきたいと思うのですけれども、いかがか、お伺いします。
 それから、次の8番についての資源のリサイクル業務、内容を明確化したということで、本当にわかりやすくなったのかなというふうに、わかりやすくなったのかなと思います。同じような表記になりました久喜宮代と、それから菖蒲と、それから八甫とわかりやすくなってきたのですけれども、この中で回収業務があるのですけれども、選別業務がないところが八甫なのですけれども、八甫の選別業務というのは、これはやらないで済んでいるということで認識していいのかどうか、お願いをいたします。
 そして、9番のところでお伺いをしましたごみ処理施設の沈殿槽等清掃業務なのですけれども、これが久喜宮代と、それから菖蒲にはあるのですけれども、八甫には見当たらなかったのです。これは八甫の清掃業務というのは、どうやって行っているのか。今回の予算の中には見当たらなかったので、この清掃業務は毎年行っているものなのかなと思っていたのですけれども、八甫にないので、ご説明をお願いいたします。
 それから、計量機器の点検は2年に1回行うということなのですが、今年全部の清掃センターにあったので、今年行って来年は行わないという、そういう認識でよろしいのか、お願いします。
 それから、最後のし尿処理のところなのです。メリットのところと、書き切れなかったのですが、まず組合の職員と、それから専門業者の人と3名でやっていたものが今度包括のほうの委託ということになるということなのですが、その事務職員がやっていたいろいろな薬品の管理とか、それから発注業務もあるのでしょう。それから、突発的な修繕もあるのでしょう。そういうものが全て一切合財委託ということで、そちらの委託されたところが今まで久喜の職員、要するに組合の職員の人たちと一緒にやっていたものが全部そちらに委託して、その金額がここに出されていて、そのほかの部分で、前者のところでもちょっとわからなくなってしまったのですけれども、突発的な修繕というのは別だというお話があったので、そこがちょっとわからなくなってしまったので、突発的な修繕等はどうなるのかをもう一度お伺いしたいのです。
 それから、この技能労務職員というのは、要するに、今後一切この人たちの採用はないということで、こういう人たちが組合の職員としているということはなくなってしまうのですか。その辺もお伺いします。お願いします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  藤井業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 渡辺議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  54ページの廃棄物減量等推進審議会の予算の関係でございますけれども、今後審議会のほうに諮問する案件等の予定がございませんので、新たに設置することは考えてございません。よろしくお願いします。
議長(小河原 正君) 青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員の再質疑に対してご答弁申し上げます。
 現業職員は減らすべきではないかという観点からでございます。衛生組合の当時につきましては、他にかわる業者がいなかったため、直営で収集業務を行っておりましたが、今現在では専門の収集業者もかなりいるというところでございまして、現業職員につきましては、人件費が業務委託に係る金額と比較いたしますとどうしても高コストになってしまうということから、組合職員定数計画の方針のもと、今後も現業職員の採用を行う予定はないということでご理解をいただきたいと存じます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員の再質疑にご答弁申し上げます。
 1点目、項目6、廃棄物減量等推進員の関連でございます。まず、人数が増となっている理由でございます。栗橋地区におきまして、今まで選出をいただいておりませんでした地区から新たにご推薦をいただくことができましたことから、29年度予算につきましては、その分を増とさせていただいているところでございます。
 続きまして、廃棄物減量等推進員の選出の状況ということでございます。議員ご指摘のとおり、廃棄物減量等推進員を選出いただいていない地区もございます。久喜市、宮代町、全339地区のうち、選出が済んでいる地区は313地区、92.3%の状況でございます。一方、未選出の地区につきましては、339のうち26地区、7.7%ということになっております。
 続きまして、項目7、資源集団回収事業報償金の関連でございます。1点目でございます。菖蒲地区における予算額の減少に係るご質疑でございます。菖蒲地区につきましては、菖蒲地区内で活動をしている団体は全てPTAまたは子供会でございます。そういったこともありますことから、いわゆる少子化の影響も直接受けることになりますので、その分他の地区に比べて減少率が多いものと考えております。なお、団体数の増減はございません。
 続きまして、項目の7番で団体数の増となる今後の取り組みについてというお話でございます。こちらなのですが、前段者にも答弁させていただきましたとおり、こちらの回収団体の登録が今年の6月からまた新たに2カ年の期間が開始されますことから、広報紙等で積極的に広報、周知させていただきたいと考えているところでございます。
 続きまして、項目の8番でございます。業務委託につきましてでございます。ご指摘のとおり、資源物の選別業務につきましては、久喜宮代、そして菖蒲のみとなっております。八甫地区につきましては、こちらの事業名の中では直接こちらの業務というのは企画をしておりません。それは八甫清掃センターにおきまして、自前の選別の設備を持っておりますことから、一方久喜宮代、菖蒲につきましては、そういった業務を民間業者に業務委託をして処理をしておると、こういった形での処理方式の違いから、このような形での予算計上となってございます。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 再質疑の9と10についてご答弁申し上げます。
 八甫清掃センターの沈殿槽等清掃業務につきましては、契約当初より八甫の包括契約に含まれておるものでございます。また、計量器定期点検業務委託につきましては、2年に1度でございますので、来年度はございません。
 続きまして、10番の包括契約についてでございます。組合の事務職員がその都度個々に発注業務を行っております薬品や消耗品の購入、修繕及び定期的な修繕工事などは全て受託業者が行うこととなっております。定期修繕工事につきましては、過去3年間の実績を、見積もりを徴収する際に示しまして、それをもとに設定してございますことから、それに含んでおります機器修繕工事、前処理機修繕工事、脱臭設備修繕工事、オゾン発生装置修繕工事、遠心脱水機修繕工事、計測器修繕工事につきましては、全て定期修繕工事ということで包括契約に含まれているものと考えております。その範囲にない、または修繕ができない機器につきましては、別途契約となるものでございます。
 以上です。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
 渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 廃棄物減量等推進員の方、まだいないところの地区もあるということなのですけれども、これは宮代のほうとしては、全部地域にいてほしいという考えなのですよね。進めていくということで捉えていいのか、その確認させてください。それは取り組んでいくということでいいのかなと、その確認をさせてください。やっぱり推進員の方がいらっしゃったほうが、やはりごみの収集に関しての疑問等が、地域の方に聞くこともできるということがあるので、非常に推進員の方がいらっしゃるということはいいことだと思うのです。いないところはやはり進めていっていただきたいと思います。
 それで、この推進員の方たちというのは、年に何回か集まって、意見交換みたいなことを行っているのではないかなと思うのですけれども、それの計画、29年度はどうなっているのかをお願いいたします。
  それから、資源回収のほうは仕方がないかなというところもありますけれども、少子化として人数が減っていて、集めるほうの団体もちょっと小さくなってきているというのは非常に課題かなとすごく思っていますけれども、資源の集団回収というのは、やはり皆さんで資源をしっかりと分けていって、それを再利用するのだとか、そのごみを、特にPTAとか子供会とかやっていらっしゃいますけれども、子供たちにもよい影響になるのかなと思いますので、そのことに関しては今回2年の登録の時期ということで周知をしていくということがあるのですけれども、ぜひPTAとか子供会が多いのであれば、そちらの団体に個人的にご案内を差し上げるとかという、そういうやり方もあるのではないかなと思いますので、広報紙に載せるとか、それからホームページに載せるだけではなくて、そのPTAとか子供会のところにやるとか、それから今スポーツ少年団も盛んですので、スポーツ少年団のところにご案内を差し上げるとか、それから老人会でもやっているところはあると思いますけれども、そういうところにもやはりもう一度ご案内を上げるとか、そういう取り組みが必要ではないかなというふうに感じますので、その辺のお考えをお伺いいたします。
  9番のところで、ごみ処理の沈殿槽等の清掃業務、八甫になかったのは包括の業務に計上していたということなのですけれども、これはだんだんと予算書、決算書もそうなのですけれども、それぞれ別々だったものを統一しながら、うまくわかりやすくなってきていて、この業務はこちらに統一したほうがいいとか、こちらはこうやったほうがいいというふうに、要するに業務の種別ではないですけれども、分けるという、それでわかりやすくというふうにしていると思うのですけれども、これはほかのところと同じような形にしていく予定はないのですか。このまま包括の業務のほうの中に一緒にしてしまうという形でやっていくのでしょうか、その点をお願いいたします。
  最後のところです。包括のもので今説明を聞いて、何となくわかってきました。定期修繕というのは、ああ、そういう中身があるのだなというのはわかって、それで更新をするところで、要するに修繕で行わなければならないものは、要するに久喜宮代のほうの委託の費用ではないところから出すということになるのですか。そこをもう一度確認させてください。
  それで、包括にする段階でのデメリットみたいなのはないのですか。メリットは今いっぱい聞いたのですけれども、これによってデメリットになるようなところというのはないのでしょうか、お伺いします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
  項目6、廃棄物減量等推進員の関連でございます。まず、1点目でございます。衛生組合といたしましては、こちらの339の全地区に推進員の設置をお願いしておる状況でございます。そして、こちらの全地区を設置いただけるのが大変望ましいと考えておるところでございます。ただ、こちらの推薦の依頼につきましては、区長宛てに推薦の依頼をお願いさせていただいているところでございますが、何らかの理由で設置に至らないというのが今の現状になっていると考えております。今後につきましても、推進員の設置率が上がることを目標に取り組んでまいりたいと考えております。
  続きまして、2点目でございます。今年度の廃棄物減量等推進員関連の行事と申しましょうか、私どもとの設定をしている1つといたしまして、意見交換会を考えております。こちらにつきましては、夏前、6月前後をめどに開催を調整中でございます。
  続きまして、項目7番でございます。資源集団回収の関連でございます。PTA、子供会、スポーツ少年団、老人会などなど、さまざまな団体につきましてのそういった働きかけはという趣旨のご質疑であろうと考えております。こちらの集団回収事業につきましては、実施される団体におきましても、報償金という形では収入としてその団体にそれぞれ入るわけでございます。こういったことからも取り組んでいただくメリットというのは、団体につきましてはあるものと考えております。このメリットというのは、団体の種別問わず、こういったPTA、子供会を問わず、全ての団体につきましても同じことが言えてこようと思います。こういった面も含めまして、今後もこちらの制度につきましても周知を図っていきたいと考えております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 渡辺議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  ごみ処理施設沈殿槽等清掃業務の統一についてのご質疑でございます。ごみ処理施設沈殿槽等清掃業務につきましては、八甫清掃センターは包括契約に含まれているということでご答弁申し上げましたが、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センターの管理運営業務委託は、今年度をもちまして業務が履行期限となりますので、来年度結ぶ契約につきましては、検討してまいりたいと考えております。
  続きまして、10番の包括契約にない定期修繕工事以外の工事ということでございますけれども、工事請負費のほうで別途計上してまいりたいと考えております。また、包括契約をすることによるデメリットでございますが、八甫清掃センターの実績から見ましても、デメリットはないものと考えております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  次に、園部議員、お願いします。
                 〔8番 園部茂雄君登壇〕
8番(園部茂雄君) 8番、園部茂雄です。議案第7号 平成29年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、歳出について質疑いたします。
  1番のページ24から25、2款総務費、場内整備事業について、3センターそれぞれの予算が大幅削減されている理由を伺います。
 2番については、前段者までの答弁で理解いたしました。それで、この事業については、今後規約等を作成してからということなのですけれども、おおむねいつぐらいからスタートするのか、お伺いいたします。
 3番について、P44から45、3款衛生費、ごみ処理施設管理運営事業(八甫)工事請負費で、ごみ焼却施設機器修繕工事の概要についてお伺いいたします。
 以上、よろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 園部議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 園部議員ご質疑のうち、場内整備事業についてご答弁申し上げます。
 目、財産管理費につきましては、平成28年度予算から事業を資産管理事業及び場内整備事業に分割し、このうち場内整備事業につきましては、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターの担当事業としているものでございます。このうち庁舎等の修繕費につきましては、総務課による一括管理がより効率的であると判断し、庁用車の修繕費と同様、総務課担当事業である資産管理事業として予算を移し替えたことから、その分資産管理事業が増となり、場内整備事業分が減となっているということでございます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 園部議員のご質疑にご答弁申し上げます。
 生ごみ処理機の貸し出し制度でございます。こちらの開始の時期でございますが、制度の細部の設計や要綱の整備を行った後に、9月を目安に制度が開始できますよう準備を進めてまいりたいと考えております。なお、実施に際しましては、ホームページ、分別アプリ、そして9月に発行予定でございます広報紙に記事掲載をいたしまして、住民の皆様に広くお知らせをしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 小島施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 小島靖之君登壇〕
施設課長補佐(小島靖之君) 園部議員ご質疑の3についてご答弁申し上げます。
 八甫清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事の概要でございますが、平成29年度の主な修繕工事の内容につきましては、A・B系の焼却炉耐火物修繕工事、約3,600万円、B系集じん装置でありますバグフィルター修繕工事、約2,500万円、A・B系触媒脱硝塔修繕工事、約1,900万円、共通系の誘引送風機インバーター修繕工事、約1,600万円及び、その他工事、約5,520万円でございます。
 以上です。
議長(小河原 正君) 以上で園部議員の質疑を打ち切ります。
 次に、丸山議員、お願いします。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。歳出について質問させていただきます。
 23ページ、総務管理費、周辺地区環境整備事業補助金(久喜宮代)について、下早見、太田袋新田、沖の山地区と説明がありました。地域ごとの軒数は何軒でしょうか。
 次に、宮代台地区とは、合意に向けどのように考えておられますか。
 ページ23、総務管理費、周辺地区環境整備事業(八甫)について、幸手関係地区住民環境衛生負担金と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の詳しい説明をお願いします。こちら前段者からも出ていましたけれども、再質問に関係があるので、お願いいたします。
 37ページ、衛生費、塵芥収集料金事業のプラスチック収集業務について、資源となるものと焼却になるものとの割合をお聞きしたいです。お願いいたします。
議長(小河原 正君) 丸山議員の質疑に対する答弁を求めます。
  栗原総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) 丸山議員のご質疑、17ページの久喜宮代清掃センター周辺地区環境整備事業補助金についてご答弁申し上げます。
 最初に、アとして、地域ごとの軒数、世帯数ですが、下早見新田地区が328世帯、太田袋地区が260世帯、沖の山地区が86世帯となっております。
 続いて、イとして、宮代台地区との合意、どのように考えていますかというご質問をいただいておりますので、お答えを申し上げます。宮代台地区におきましては、つい先週になりますか、3月19日の自治会の総会において、かねてからほかの3地区と同様の内容でお示ししていた組合の協定内容、それについて協定を締結するという旨が自治会の総会で諮られまして、賛成多数で承認されたということをお伺いしてございます。宮代台自治会の新しい会長さんともお話をさせていただいたのですが、意向としましては、今後組合との間で具体的な話を進めたいということですので、協定締結後は他の3地区と同様に補助金の交付手続を進めたいというふうに考えているところでございます。
議長(小河原 正君) 月安八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 月安高広君登壇〕
八甫清掃センター所長(月安高広君) 丸山議員ご質疑の周辺地区環境整備事業(八甫)についてご答弁申し上げます。
 八甫清掃センターにつきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合当時、廃棄物の処理施設の受け入れについて理解を示された地域住民の精神的な負担を軽減するとともに、地域のコミュニティー活動を通じて、地域住民の環境意識の向上を図ることを目的として実施する事業に対して、予算の範囲内において負担金として支出しております。
 まず、幸手関係地区住民環境衛生負担金でございますが、八甫清掃センターと隣接する幸手市の円藤内地区、松石地区、上千塚地区、下千塚地区の4地区との間で昭和59年3月26日に締結した覚書に基づき、幸手関係地区住民環境衛生負担金として80万円を計上し、1地区20万円をそれぞれ4地区に支払うものでございます。各地区のごみ集積所の修繕やクリーン作戦事業費などの生活環境整備費として活用されております。
 また、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金につきましては、旧鷲宮町の八甫新田地区及び八甫本郷地区並びに旧栗橋町の新井地区及び狐塚地区から構成される鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で、平成12年12月15日に締結した協議書に基づき、負担金として100万円を計上し、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の運営費及び各地区の環境整備費として活用されております。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 丸山議員ご質疑のうち、項目4、プラスチック収集業務についてご答弁申し上げます。
 久喜宮代清掃センターでは、公共回収におけるプラスチックの分別といたしまして、プラスチック類全般を対象とする資源(プラスチック類)の回収を実施しております。回収されたプラスチック類は、管内の民間工場で選別された後、プラスチック製容器包装につきましては、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターと同様に、容器包装リサイクル法に基づく経路で資源化されております。一方、容器包装以外のプラスチック製品につきましては、千葉県内の民間工場で焼却処理をしております。平成29年度の久喜宮代清掃センターが公共回収をいたしますプラスチック類の処理方法、処理量及び割合といたしましては、容器包装リサイクル法に基づく資源化量は2,253トン、82%、民間施設での焼却量は480トン、18%を予定してございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
 丸山議員。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) ありがとうございました。では、順番に再質問させていただきます。
 3と4のちょっと関連がございますが、下早見、太田袋新田、沖の山地区と軒数は違うということでしたけれども、同じような補償をされて、先ほど説明がございましたように使っていくということでした。それで、宮代台は昨年説明会とかあって、結構長年のことで大変だったということがあったのですが、今回の3月19日の総会で決まったという、急にうまくいったような気がするのですけれども、何らかの皆さん住民の方の意見というか、スムーズに決まった経緯をちょっと教えていただけたらと思います。
 あと、3番なのですが、こちらは以前からということで、精神的な負担ということでされてきたということなのですが、ちょっと私知らないので教えていただきたいのですが、こちらは衛生組合関係の久喜のほうの地域ですね、例えば宮代台とか、環境のほうは今までそういう条例というものはなかったのでしょうか。
 あと、4番、プラスチック収集、前段の議員さんからも出ていたのですが、やはり町民の皆さんでどう区別していいかわからないということで、分別を見ればわかるのですが、年齢的なものもありますが、本当に確実に汚れたものは水で洗ったりして出さなければいけないものとかではなくても、ある程度汚れていたら燃えるごみと一緒に出すということはできないのでしょうか。炉のほうがプラスチックを燃やすとかなり高温になるということでできないというお話もあるとは思うのですけれども、できたら、もうわかりにくいもので、今いろいろなもの出ておりますけれども、ケーキの包んでいるものとか、洗って出さないと資源にならないようなものであったら、燃やすほうに入れられるということはできないかということです。
 あともう一つ、プラスチックの収集なのですが、先ほどのほかの関連ともなってくるのですが、圏央道で菖蒲のほうで事業ごみがたくさん出るということなのですが、29年度予算、圏央道を走ってみるとトイレ休憩のパーキングが1つで、鶴ヶ島ジャンクションから成田の東関東道ですか、入るまでに大きなパーキングって菖蒲のあそこしかないのです。あとは小さなトイレがちょっとあるところで、物を買ったりできなくて、全てのごみが菖蒲のパーキングにおろされて、それが菖蒲のセンターのほうに行くという形になると思うのです。ネットのニュースでも出ていましたけれども、なぜ圏央道にトイレとか物品のものが少ないかというと、東北道、常磐道、上越道があるために、その経由地になるために少ないと書いてあったのですけれども、実際利用してみると、少ないとどうしても1カ所にたまってしまうのです。そういうことを考えたときに、29年度の想像している金額で賄えるかなという心配がちょっとあるというのと、羽生とか蓮田のサービスエリアがございますよね。ああいうところのごみの量の燃やす量とかというのを参考にして予算立てをされているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
 以上です。お願いします。
議長(小河原 正君) 丸山議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  栗原総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) それでは、丸山議員の再質問、宮代台地区との合意の関係のお話をさせていただきます。
 衛生組合では、順番にといいますか、特にこの協定につきましては、平均すると月1回ぐらいは役員さんとお話をさせていただいて、その結果ということですので、突然何かが発生したというよりは、継続的なお話をさせていただいて、そういう結論に至ったというふうに考えております。
議長(小河原 正君) 月安八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 月安高広君登壇〕
八甫清掃センター所長(月安高広君) 丸山議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
 幸手地区のほうにつきましては、昭和59年3月からということと、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会のほうについては平成12年からということで、こちらのものにつきましては八甫清掃センターのみということで伺っております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 丸山議員の再質疑にご答弁申し上げます。
 1点目でございます。プラスチックの分別につきましての汚れの関係でのご質疑をいただいております。以前から私ども、分ければ資源ということで分別につきまして広く呼びかけてまいりました。これは、いずれの自治体についても同様の取り組みをしているはずでございます。汚れのとり切れないもの、そういったこともあろうと思います。ただ、汚れ自体につきましては、極力とっていただいて、資源化が図れるものにつきましてはという形でご協力をさせていただいた経緯もございます。前段の議員のご答弁にもございましたが、分別につきましては、よりわかりやすく住民にお知らせをできれば、それにこしたことはないと考えてはおりますが、どうしても現状そのまま出してしまえば、もしくは一手間かけていただくだけでも資源として活用できる、そういったものも数多くあろうと考えらますことから、当面そういった形での広報は続けてまいりたいと考えておるところでございます。
 あともう一点でございます。菖蒲パーキングエリア等の関係、その他パーキングエリア等のごみの量はかなりふえているけれども、処理に影響があるのか、そういった趣旨のご質問であったかと思っております。菖蒲パーキングエリアのごみの搬入につきましては、こちらにつきましても前段のご答弁させていただきましたとおり、28年度につきましては見込み量ということで72トン、29年度の見込みといたしましては84トンという形で受け入れのほうを見込みをさせていただいておるところでございます。こちらの量につきましては、当組合の施設におきましても問題がない処理できる量の範囲の中であろうと考えております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
 丸山議員。
                 〔6番 丸山妙子君登壇〕
6番(丸山妙子君) ありがとうございました。では、順を追って再々質疑をさせていただきます。
 宮代台地区にとっては、では月1回ということで、しこりが残らない合意ということで理解をさせていただいてよろしいのでしょうか。それで、あと幸手地区のほうに関しては、わかりました。
 それで、久喜宮代衛生組合に関しては、特に久喜地域のそばですね、下早見とか太田袋、沖の山は宮代地区に対しては今まではそういうものはなかったという、精神的負担とか、そういうものに対しての補償というものはなかったということでよろしいのでしょうか。
 それとあと、プラスチックのはわかりました。ただ、今私のほうも分別をやってみると、例えばマヨネーズなんかは、前は油分が多かったから、結構汚れとるにも楽だったのですけれども、今私もちょっと残るとお酢を入れたりして、またちょっとドレッシングにしてとるのですけれども、コレステロールゼロとかしているのでとりづらいのです。そういうお酢を入れたりして、私はそれをまたドレッシングにあえたりするのですけれども、とれないのと、あとチューブ容器というのですか、やわらかくて出し切れないので、半分に切ってとかはやるのですが、やはりそこまでやるのって、かなり時間がかかったりしますので、やっぱりそういうところは納豆とかと同じような、ちょっとごみを分別をする、一番初めの答弁にもありましたけれども、違う方向に一生懸命やっていってしまわないような、やっぱり利用者がちょっと面倒くさいなと思わないようなやり方で、ちょっと今やはり、いろんなものが出ているものが、油を抑えたものとかで出てくると、結局とりづらくなっているということをちょっと配慮しながらやっていただけるといいなと思いました。
 あとは、パーキング、非常に圏央道の利用者もふえていて、夕方とか渋滞にもなります。それで、トイレがあると思って、通っていてもなくて、菖蒲のところまで、私もたまに利用するのですが、結構混んでいて、これから、今は春休みですけれども、夏休み、5月の連休だとかなりだと思うのです。そうするとやっぱりお子さん連れていたりとか、やっぱり物を買ったところでごみって出しますよね。そうすると、かなりの量に入ってくるのではないかということと、ああいうところだと分別もなかなかうまくできていないと思うので、燃やす量はできているということ、量は大丈夫ということなのですけれども、かなりの量が予想されるなということで懸念はしております。
 1つは、先ほどの確認させていただいた部分だけ、しこりがなく合意できたのかとか、そういうことを再度お願いいたします。
議長(小河原 正君) 丸山議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  栗原総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) それでは、宮代台地区の合意の関係でございます。宮代台地区については、重要な案件については総会に示して、総会の議決というのを自治会の決定事項とするという決まりがあるようでございまして、それに従って自治会の役員さんのほうで今回提案をさせていただいて、ほぼ全員が賛成してということですので、そのような決定は重いものだなと思いますし、そういった決定で決まったことですので、組合としてもその決定のもとに当面進んでいきたいということですので、自治会側とすると、そういう形での決定ということは、自治会の総意ということになると思いますので、そういうふうに理解しています。
議長(小河原 正君) 白子事務局長。
                 〔事務局長 白子直巳君登壇〕
事務局長(白子直巳君) 久喜宮代清掃センター、旧の久喜宮代衛生組合地区におきます周辺との負担金等に基づいた、負担金みたいなものがあったかどうかというふうなご質問でございますけれども、この地区についてはあくまでなかったというふうに理解してございます。
議長(小河原 正君) 以上で丸山議員の質疑を打ち切ります。
  次に、成田議員、お願いします。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) 7番、成田です。質疑させていただきます。
 33ページ、3款衛生費、清掃総務費、報償費、マイバッグ作成講習会講師謝礼についてお伺いします。(1)です。平成29年度のマイバッグ作成講習会の開催日時、募集人数、募集状況をお伺いします。
 (2)、講習会講師に依頼し、昨年よりも回数をふやすことを考えることはできないかどうか、お伺いいたします。
 以上です。
議長(小河原 正君) 成田議員の質疑に対する答弁を求めます。
  鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 成田議員のご質疑についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。平成29年度のマイバッグ作成講習会は、4月22日の土曜日に開催を予定しております。募集人数は10名、募集状況といたしましては、12名の応募をいただいております。衛生組合で準備できるミシンの台数が限られておりますことから、一部の方々にミシンをご持参いただくことをご承諾いただいた上で、12名全員の方々に受講いただく予定となってございます。
  次に、(2)でございます。講師の依頼の際、助手の方を含め、複数名にご協力いただく必要がございますことから、講師の方に講習会をふやすご提案をこれまでしたことはございません。また、講習当日のマイバッグの材料といたしまして、衛生組合に燃やせないごみとして搬入された傘を再利用しておりますが、年々マイバッグの材料とならないビニール製の傘が増加し、材料の確保が困難となりつつある状況でございます。そして、講習会に参加いただく方の多くは、衛生組合だよりの募集記事をごらんいただいての応募でございます。広報紙は年に4回の発行でございます。講師の承諾、材料の確保、そして広報のタイミングを勘案して、講習会の開催時期を設定する必要がございますことから、講習会の回数をふやすことは困難であろうと考えております。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) まず、29年度の事業で募集をされて、12名、ミシンを持ち込んでまでやりたいというのは大変人気のある事業だと思います。4月22日の講習会で定員に達していますけれども、募集が2月1日から2月28日だと思うのですが、どの時点でいっぱいになったのかということがまず1点。どの時点というか、大体でも構わないのですけれども、どのような応募状況、殺到したとか、そういったことで構わないので、わかる範囲でお願いいたします。それが1点。
  あと、以前はこれ年に2回やっていたとお伺いしたのですが、1回にした理由を1点。
  あとは、ちょっとこれはマイバッグが人気があるということで、以前にもちょっとお話ししたのですけれども、コンテストも、こちらの久喜宮代衛生組合ではマイバッグのコンテストを6月1日から6月30日まで開催をされているのですが、今年も開催に合わせた講習会なのかということを質問させていただきたいのと、あと今回4月22日ですけれども、講師のご都合さえよければ5月にも開催すれば、広報の発行に合わせて、そんな無理なく募集ができるのではないかなとちょっと思ったのですが、その辺をお聞かせください。
  以上です。
議長(小河原 正君) 成田議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 成田議員のただいまの再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  まず、1点目でございます。どの時点で定員に達したのかというご質疑でございます。衛生組合だより2月号に募集記事を掲載いたしました。そのところ、住民の皆様に行き渡るタイミングでありますやはり2月1日前後から応募の方が日に3名、4名といただいた状況でございます。その後、早い段階で、定かではないのですが、やはり1週間前後ぐらいで、こちら定員に達したかと思います。その定員以上にお話しを受けて、その後に応募をいただいた方につきましては、そのようなミシンの持参等の調整をさせていただいた上で、12名の方の今回のご出席いただくという形で決定をさせていただいた経緯でございます。
  以前は2回の開催だったのではという、そういったご質疑でございます。どのくらいさかのぼれるかあれなのですけれども、以前確かに中級編ということで、そういった銘を打ちまして、バッグの講習会をした経緯はございます。と申しますのは、通常の今回の実施を予定しておりますが、マイバッグの作成講習会を初級編と位置づけまして、その受講者を対象に、今度は中級編という位置づけで、もうちょっと複雑な、難しいバッグをつくる。今の大きさのマイバッグですと、レジ袋のかわりにするにはちょっと小さ目の、ちょっとお財布と携帯、ハンカチなどを入れて町なかを歩けるぐらいの大きさになってしまうかと思うのですけれども、実際にレジ袋のかわりとして使えるような大きさのバッグをつくる中級編の講習会というのを作成をした経緯はございます。そちらの講習対象につきましては、初級編を受講された方を対象にという形で、以前実施をした経緯はございますので、そういった面では年2回の開催というのもあったのかなというところでございます。
  続きましてのコンテストの関係なのですけれども、こちらにつきましても、また来年度表彰の部門ということでコンテストにつきましても募集をさせていただきたいと思います。一昨年、昨年、そして今年で3回目になりますけれども、今回につきましてもぜひ多くの方にご応募いただきたいと考えております。
  また、こちらの講習会を受講された方々を対象にこういったコンテストのご案内もさせていただきたいと考えておりますので、多くの方に応募をいただきたいなと思っております。
  続きまして、最後でございます。5月のマイバッグの講習会の開催についてはいかがかというご質疑でございます。今回2月の時点の応募いただいた人数が12名ということでいただいております。こちらはもし募集の定員を大きく上回る数の方々から応募いただく状況ということであれば、やはり数回の開催に向けても講師の方々を含めて私どもでも検討を早々にしていかなくてはいけないなという印象はございましたが、そういった応募の状況等も含めて、現段階では4月22日の開催、こちらの1回ということで考えておりますので、ご了承いただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) わかりました。ミシン持ち込んでまでやりたい人がいるというのはすごいと思うのです。ですから、今お話があった、以前は中級編もやっていたというようなお話ありましたので、今度ぜひ講習会のときに提案とかされる機会があればいいのではないかなと思います。
 あと、講師のほうがもう少しやってくれるのではないかなという印象を、私お話しして受けたことがありまして、ぜひ傘、こちらに資源がなくても講師のほうで用意するルートももしかしたら持っている方もいると思いますので、ぜひその辺も含めて検討なさってはどうかなと思います。こういった衛生組合のほうで行う事業で人気事業になるのではないかなと思いますが。ほかの環境教育とか、そういった応募状況に比べて、呼ばなくても来てくれるような事業ではないでしょうか。その辺いかがですか。
議長(小河原 正君) 成田議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  鈴木業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 成田議員の再々質疑に関しましてご答弁申し上げます。
 議員ご指摘のとおり、こちらの事業におきましては、毎年開催をしているところでございますが、定員割れをすることなく、多くの方に手を挙げてご参加をいただいている状況が続いておるところでございます。先ほど中級編もというお話もございましたけれども、そういった面も含めて、また同様の取り組みというのを継続して行っている市町村も余り私も聞いたことございませんので、衛生組合の一つの大きな特色と申しましょうか、取り組みの一つということで、今後につきましてもそういった開催に向けては、よりよい形で皆様方の生活の中で組合事業も浸透していく一つの手段にもなろうと思います。今後も検討させていただきたいと思います。
議長(小河原 正君) 以上で成田議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第7号に対する質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時38分

    再開 午後 2時50分

議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、議案第8号 久喜宮代衛生組合職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例についての質疑をお受けいたします。
  まず、渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第8号 久喜宮代衛生組合職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例、1点だけお伺いいたします。
 第5条の「その刑の執行を猶予された者については、情状を考慮して特に必要があると認めるときは、その職を失わないものとすることができる」とありますけれども、衛生組合で認める者というのはどなたになるのか、どうやって誰が判断をするのか、お伺いをいたします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員ご質疑の久喜宮代衛生組合職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例についてご答弁申し上げます。
 失職の特例に関する規定を適用するに当たりましては、事務局長及び課長を委員とする久喜宮代衛生組合職員分限懲戒審査委員会において個別に審査を行った上で、最終的には任命権者である衛生組合管理者が判断をするということになります。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) ありがとうございます。事務局長と、それから課長、ほかの方たちが協議をなさって、その後、最終的には管理者が行うこととなるのだけれども、管理者と事務局長並びに課長とか、そのあたりの方たち、要するに管理職の方たちの相談というのは、いろいろな規約等に基づいて一度行って、それで結論がでれば、それでいくという形になるのでしょうか、お願いします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員の再質疑に関しましてご答弁申し上げます。
 どのように最終的に管理者が判断をするのかということでございますが、久喜宮代衛生組合分限懲戒審査委員会、先ほども申し上げましたが、この審査会において個別に審査を行うと。この審査に当たりましては、個別の審査ですので、執行猶予期間の長さですとか、被害の大きさ、事故後の措置はどうだったか、また示談の状況等の考慮をするほか、平素の勤務状況や過去の懲戒処分の状況などを総合的に考慮の上、審査会において検討した後に管理者が判断をするということでございます。
 以上です。
議長(小河原 正君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第8号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第9号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例、議案第10号 久喜宮代衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、質疑は通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。
  次に、議案第11号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての質疑をお受けいたします。
  渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第11号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、2点質疑をさせていただきます。
 3の扶養手当の改正で、それぞれの手当が減額となる職員数と影響をお伺いいたします。手当で増額となる職員数と影響額をお伺いいたします。
 2です。トータルとして、平成29年度では、どのような影響になるのか、お伺いをいたします。
 以上です。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員のご質疑の久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての扶養手当に関する質疑についてご答弁申し上げます。
 項目1についてでございますが、平成29年度に扶養手当が減額となる職員は、配偶者に対する扶養手当が13名、1人当たり月額3,000円の減額、配偶者のいない者の父母等に対して支給する扶養手当が2名、1人当たり月額2,000円の減額となり、合計で月額4万3,000円の減額となります。
 また、平成29年度に扶養手当が増額となる職員は、子に対する扶養手当で12名が増額となり、子1人当たり月額1,500円の増額、合計で月額2万8,500円の増額となります。
 続いて、項目2につきましては、条例を改正した場合の平成29年度における扶養手当の影響額は、トータルで月額1万4,500円の減額となります。また、平成28年度の扶養手当額との比較では、月額3万9,000円の減額となります。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
                 〔「ないです」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
 これをもちまして議案第11号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第12号 久喜宮代衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正する条例についての質疑をお受けいたします。
  初めに、新井議員、お願いします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。議案第12号 久喜宮代衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正する条例について質疑します。
 特殊勤務手当に係る労働組合との交渉の概要と、少し誤字がございました。「激減緩和」と書いてしまったのですけれども、「激変緩和」でお願いいたします。及び今般の激変緩和措置の考え方についてお伺いします。
 以上となります。
議長(小河原 正君) 新井議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 新井議員のご質疑についてご答弁申し上げます。
 まず、久喜宮代衛生組合における労働組合でございますが、平成25年3月末に執行委員長として届け出がありました再任用職員が任期満了となったことにより、加入者として衛生組合事務局で把握している職員が1名となり、労働組合の結成要件を満たさないことから、労働組合との交渉は行っておりません。職員に対しては、職員説明会を開催し、改正の趣旨や内容等について説明を行い、理解を求め、合意を得られたものでございます。
 続きまして、激変緩和措置の考え方でございますが、一般事務職員手当と現業職員手当の年末年始及び祝日勤務につきましては、支給日が限定されており、かつ業務内容が通常勤務と変わらない実態を踏まえ、平成29年度から支給を廃止する一方、一般事務職員手当と現業職員手当の通常勤務分と自動車運転手当及びその他の運転手当につきましては、これまで生活給の一部として支給されてきた経緯を踏まえまして、持ち家に対する住居手当の廃止と同様に、激変緩和措置といたしまして、平成29年度と30年度で段階的に廃止をするものでございます。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で新井議員の質疑を打ち切ります。
  次に、渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第12号 久喜宮代衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例の質疑をさせていただきます。
 1番です。今回の改正の内容で、なくなった手当は何か。金額も伺います。
 2です。今回の改正で新たに加わった手当はあるか。金額も伺います。
 3です。第1条2項の具体的説明を求めます。
 4です。今まで労働の条件として特殊勤務手当があったのではないでしょうか。なぜ今回このように大きく改正となったのかお伺いをします。影響を受ける方はそれぞれ何人いるのか。今後の給与にどれだけ影響が出るのか、お伺いをいたします。
 5です。第3条の2、特殊現場作業手当とは具体的にどのような作業なのか。1日300円とした理由は何か、お伺いします。
 6です。第4条の2、災害対策業務手当とは具体的にどのような作業なのか。1日600円とした理由は何か、お伺いをいたします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員のご質疑についてご答弁申し上げます。
  まず、質疑の1つ目と2つ目につきましては、議案質疑参考資料の2ページに一覧としてまとめてございます。平成29年度に廃止する手当は、一般事務職員手当と現業職員手当の年末年始及び祝日勤務分、平成30年度までで段階的に廃止する手当は、一般事務職員手当と現業職員手当の通常勤務分と自動車運転手当及びその他の運転手当、新たに設ける手当は、特殊現場作業手当と災害対策業務手当でございまして、金額につきましては、ごらんのとおりでございます。
  次に、3つ目の質疑でございます。本条文は、事務局長の補足説明でも触れさせていただきましたが、国の一般職の職員の給与に関する法律(給与法)の第13条にうたわれている内容でございまして、特殊勤務手当の支給内容が給与法を超える内容であってはならないという趣旨で設けたものでございます。
  次に、4つ目の質疑でございます。特殊勤務手当は、あくまでも給与法第13条の趣旨に基づき支給をすべき手当でございまして、労働の条件としての位置づけとは考えておらないというところでございます。特殊勤務手当の見直しの背景といたしましては、平成17年に総務省が示した「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」が挙げられます。この指針では、「特殊勤務手当等の諸手当の支給のあり方について総合的に点検し、制度の趣旨に合致しないものやその支出方法が不適切なものについては、早急に見直しを図ること」としています。また、平成26年には、会計検査院から、地方財政計画及び地方公務員の特殊勤務手当等の状況について、国会及び内閣に対して報告があり、これは、「地方公務員に係る特殊勤務手当等の支給などについては、地方自治の趣旨に基づき、各地方公共団体においてその住民の意思に基づいて決定されるべきである。これらの事項については、各地方公共団体において国における制度の見直しや時代の変化を踏まえて、必要性及び妥当性を継続的に点検し、住民の理解が得られるものとなるよう見直しを実施することが求められる」という内容のものでした。これらに基づき、各市町村は集中改革プランを策定し、手当の見直しを図ってきたところですが、衛生組合では改正がおくれていた状況にございました。
  しかしながら、全国的に特殊勤務手当の支給について法律違反であるとの指摘が相次いでいることなどを勘案いたしますと、特殊勤務手当の改正について、これ以上先延ばしすることは住民に対しても説明がつかないと判断をしたことから、今回の改正を行うものでございます。特殊勤務手当は、管理職を含めた組合職員全員が支給対象となりますことから、全職員が影響を受けるものでございますが、平成28年度に支給対象となった職員は、再任用職員を含めますと、事務職員14名、現業職員13名でございます。今後の給与につきましては、個々の職員により影響額が異なりますが、支給額の大きい現業職員に限りますと、29年度は特殊勤務手当の減額が1人当たり平均して年間15万円前後と想定されるものでございます。
  次に、5つ目の質疑でございますが、議案書12ページ、別表にございます施設の点検箇所もしくは緊急修繕を行う箇所の内部に職員が入って作業を行う場合を想定してございます。いずれも狭隘な中において、一定時間体が動かせない状況下あるいはマスクや防護服を着用し、高温や粉じん等の中における調査や作業を行うものとなっています。金額につきましては、県内市町村及び一部事務組合における類似の特殊勤務手当を参考に設定するものでございます。
  最後に、6つ目の質疑でございます。この内容は、災害発生時の施設見回り等を想定しており、久喜市で定める特殊勤務手当の内容及び金額に準じるものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) どうもありがとうございます。改正のほうの表のほうがわかりやすく書いて出していただいたものがありますので、非常によくわかりました。
 今回の第1条の2項、具体的説明というところで、国の一般職の13条2の給与法の中の13条でうたわれているものを適用したということで、労働のものではないということなのですけれども、今回の改正で非常に大きく給与が削減されるということで、激変緩和という措置をとったと思うのですけれども、最終的にはかなりの金額が減給となるということなのですが、この廃止というところは全国的に全て、ほとんどの、要するに近隣の自治体もこのような状態で廃止ということでなっているのかどうかというところをお伺いしたいところが1点です。
 それと、合法的にしなければならないということなのですが、非常にこの金額としては大きいので、影響が非常にあると思うのです。私としては残せる、要するに手当として残せるような、普通の給与としてを超えない、要するに不適切ではない範囲の中で残せるというようなものはなかったのか。それをお伺いしたいのですけれども。
 それから、今回の5番と6番のところの1日300円と600円としたというところが、周りの状況を調査して、配慮してということだと思うのですけれども、1日300円という金額が余りにも少ないので、妥当なのかな、どうなのかなというところがあるのですが、この辺は自治体として、決めるときにはこちらである程度の許容範囲があるのかどうか、そのあたりもお伺いをします。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  青柳総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 青柳浩行君登壇〕
総務課長補佐(青柳浩行君) 渡辺議員の再質疑に関しましてご答弁申し上げます。
  まず1点目、近隣の状況でございますが、祝日勤務手当及び年末年始手当につきましては、県内の市町村では全廃をしているところです。また、県内の一部事務組合においても、祝日手当が当組合を含めて2団体、年末年始手当については当組合を含めて3団体しか残っていない状況でございます。市町村は全廃をしたというところです。自動車運転手当につきましても、市町村については58団体がもう既に廃止をしておりまして、5団体のみが残っているという状況です。組合につきましては、20団体が廃止、残っているのは当組合だけ1団体のみという状況です。600円の清掃手当につきましては、市町村につきましては44団体が廃止、19団体が残っている状況ですが、そのうちの7団体につきましては、手当は条例上残っているけれども、支給はしていない、支給対象はないという状況です。以上が近隣の状況でございます。
  また、これらの手当について、残すことはできなかったのかということでございますが、これらの手当につきましては、著しく特殊な勤務であるというふうには認められない。今の時代背景からして、そういう手当には特殊勤務手当としての支給というのは該当しないということで、こちらについては廃止をさせていただきました。ただ、新規の条例といたしまして、2つの手当を今回提案させていただきまして、そちらについては特殊な勤務であるということから、新規に2つの手当を上程させていただいたところです。
 それで、その2つの手当についての金額でございますが、埼玉県ですとか茨城県、また東埼玉資源環境組合、越谷のほうの組合ですが、そういったところの支給金額を参考にして決めさせていただきまして、妥当な線になるのかなというふうに考えております。また、災害対策手当につきましては、久喜市の内容及び金額をそのまま採用しておりまして、そういう設定をさせていただいております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 最後のところなのですけれども、いろいろなところの団体、埼玉、茨城、越谷等を参考にさせてもらって、久喜市の内容として設定していったということなのですけれども、組合として裁量ができるのであれば、ほかのところもあるけれども、かなりの激変になりますので、要するに引かれるお金のほうが物すごく多いということも考えれば、やはりこの金額としてはもう少し上を設定することも可能であったのではないかなという気がしてしまうのですけれども、久喜市の一般職の職員とは、やはりこの業務というのは私は違うと思うのです。この業務というのは、やはり危険性を、ふだんでも伴うものもあるし、市民が出されたごみ等を回収するという業務であるとともに、それを燃やしていくという危険性も伴うという、そういう業務もあるので、そういうところはやはり少し考えるべきだったのではないかなと思うのですけれども、その辺は一切考えなかったのでしょうか。
議長(小河原 正君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  栗原総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) それでは、お答え申し上げます。
 先ほど渡辺議員さんからの質問にもございましたけれども、国の法律上、特殊勤務手当の定義といたしまして、著しく危険、不快、不健康あるいは困難な特殊な勤務で給与上の特別な考慮を必要とする、その特殊性を給与で考慮するのは適当でないと認められるものに、その特殊性に応じて支給されるということでございまして、近年特殊勤務手当が見直される中で、これは埼玉県とか久喜市、宮代町だけではなくて全国的に特殊勤務手当を拡大解釈して広げてきた傾向があるということで、先ほど申しました国あるいは会計検査院等の指摘があったというものでございまして、また一般的な国民感情としましても、給与に上乗せしてそれを出すということが果たして妥当な手当なのかという議論があった中での、こういった地方公共団体の見直しにつながっているというふうに認識しているところでございます。
 それで、先ほど申しました埼玉県内の事例を見ましても、衛生組合は幾つかある、例えば1つ、2つだけ残っている団体の中の1つになってしまっているという状況がございます。また、そのあたりについては、ほかの団体がやっているからうちがいいというような話でもなく、趣旨に沿って適切かどうかという判断もあろうかと思いますので、今回見直しをさせていただいたという経緯があることをご理解をいただければなというふうに思っております。
 あと、特殊勤務手当の新しく設定した300円についてですが、久喜市のほうでも災害手当600円と先ほど申し上げましたけれども、もう一つ、久喜市の特殊勤務手当で伝染病が発生したときに職員が従事する事案等がございまして、そちらのほうは金額的にはほぼ同等の額というふうになっておりますので、それに照らしても、額が極端に低いという額ではなくて、なっておりますということでご理解をいただければなというふうに、状況とすると、伝染病と、そういう狭隘な中での作業というのはどちらが大変なのかというのがあるかもしれませんけれども、それと比較しましても、それを超えて比較する理由というのもちょっと見当たらないかなということで、ご理解をいただければなというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
 次に、貴志議員、お願いします。
                 〔1番 貴志信智君登壇〕
1番(貴志信智君) 1番、貴志信智です。いただいた資料と前者の答弁で把握いたしましたので、質疑を取り下げます。
議長(小河原 正君) 以上で貴志議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第12号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第13号 久喜宮代衛生組合一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の廃止について、議案第14号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、議案第15号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、議案第16号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任についての質疑は通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(小河原 正君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第6号について、討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(小河原 正君) なし。手を挙げませんのでなしということで。
                 〔「討論休憩ないのか」「討論のための休憩はありませんか。     
                   お願いしたいんですけれども」と言う人あり〕          
議長(小河原 正君) 動議ですか。
                 〔「動議じゃない」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) では、どのぐらい休憩したらいいのですか。
                 〔「10分ぐらいお願いしたいんですけど」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) では、10分間休憩いたします。

    休憩 午後 3時23分

    再開 午後 3時34分

議長(小河原 正君) 再開いたします。
  日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第6号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 賛成討論なしと認めます。
 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第6号 平成28年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第4号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第7号について、討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第7号 平成29年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の討論をいたします。
 久喜宮代衛生組合は、現在ある3カ所の清掃センターを建設する計画から、久喜独自の一般廃棄物(ごみ)処理基本計画が策定をされております。今議会に久喜宮代衛生組合の一般廃棄物(ごみ)処理計画も廃止が議案に上程されております。大きく転換されるということであります。それに伴い、平成29年度の予算、今いろいろ伺ってきましたけれども、それぞれの清掃センターで行ってきたごみ処理の仕方や分別のやり方など、統一されるもの、さらに整理されるものなどが出てきていると思いました。資源の回収業務などがそうでありました。
 また、今回包括的に進めるし尿処理に関する委託が出されました。質疑の中ではデメリットはないということでありましたけれども、さまざまなものが衛生組合では委託となっております。業務の確認や安全、工事の請負の内容などの確認、さらには情報の共有など、これらはきちんと行っていかなければならないことだと考えます。組合の職員がまた今後減となるというわけですけれども、このように減にしていいのか、私は少し疑問に感じております。課題とされています資源集団回収の団体は同じですけれども、金額としては減、さらに廃棄物減量等推進員の確保などはこれからもきちんと取り組んでいってほしいと考えます。
 また、八甫清掃センターでの火災は、今後二度と起こらないための取り組み、防災訓練などはしっかりと課題を掲げて取り組んでほしいと思います。
 ごみ問題におきましては、市民全体を対象にした有料化というものが基本計画の中に打ち出されておりますけれども、地方自治法227条に反するものと思います。市民全体から排出されるごみを処理するのは市の責務であります。そして、今回は組合の責務と考えています。決して有料化を目指すべきではないと思います。また、現業職員のこれまで果たしてきた役割を重く受けとめ、市民との接点となる責任として市職員の削減をしてはならないと考えます。
 さらに、今回の特殊勤務手当の削減、大幅な改正となる削減となりました。今回のような改正は法的なものとはいえ、市職員には大きな影響が出ます。今回のことに関しては、私としてはもう少し配慮があってよかったのではないかと考えます。特定の市民の要求に基づいて、今回される行政サービスとは、このごみ処理行政は違います。久喜市全体の奉仕者としての職員の責務も考えるべきということを指摘しまして、反対討論とさせていただきます。
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) なしと認めます。
  次に、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) なしと認めます。
 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第7号 平成29年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第8号について、討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) なしと認めます。
 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) なしと認めます。
  討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第8号 久喜宮代衛生組合職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第9号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) なしと認めます。
 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) なしと認めます。
 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第9号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第10号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 反対討論なしと認めます。
 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第10号 久喜宮代衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第11号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第11号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に討論いたします。
 今回の改正は、久喜市職員の給与に関する条例と同様に国の人事院勧告による総合的な改正の一環であると思います。配偶者手当ですけれども、これまで1万3,000円だったものが平成29年度には1万円、平成30年度以降には6,500円に段階的に下がります。質疑の回答では影響が出てきている組合員は13名で、金額としては月2万8,500円の削減となることがわかりました。子供の手当のほうでは、6,500円だったものが平成29年度には8,000円、平成30年度以降には1万円に上がります。今回の質疑の中では、29年度の予算の中では組合の職員が12名、影響額としては月4万3,000円ということでありました。
 また、もう一点、配偶者がいない場合の父母等のところで影響が出るということがわかりまして、そこはこれまでの1万1,000円から、今度29年度は9,000円に、30年度以降は6,500円となります。これについては2名の方で月2,000円ということでありますが、今後30年度、31年度に及びましてはもう少し影響が出てくると思います。削減幅が大きく出ている方もあると思います。国の一億総活躍の実現には現状としてなっていない。今回の片方を引き上げて、片方が下がる、帳尻合わせをしての活躍はできるはずがないと考えます。全体の底上げこそ必要ではないでしょうか。久喜宮代衛生組合では、今回全体として削減される内容であることも含めて、反対といたします。
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしと認めます。
 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第11号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第12号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第12号 久喜宮代衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例の討論をさせていただきます。
 久喜宮代衛生組合の職員の特殊勤務手当に関する条例が全部改正されます。今回、国の一般職給与法の13条にのっとり、給与法を超えた部分については改正をということで13条の趣旨に基づき改正をするという説明がありました。質疑の中で全国的に廃止をしている、そういうことで久喜市もそれに準ずるという形でのお答えでありました。しかし、今回の改正、廃止では、一般職の方14名、現業職員の方13名、合計27名の方が影響が出ることがわかり、しかも1人当たり年間15万円前後の削減ということであります。この特殊勤務手当の導入の経緯から考えると、まずこの手当を適用してきたということも考えていくべきだと思っています。ただ、国のほうの改正というのですけれども、今この改正を進めるべき、このような給料の削減について改正していくべきときなのか、非常に考えるところがあります。新たなものについては、ほかの団体や久喜市の現状からすると妥当ということでありましたけれども、ごみ行政というのは、一般職とは違う、ふだんからの特殊性、そして衛生組合といったことを考えていけば、衛生組合としての裁量があるのであれば、少しでも上乗せをできたのではないかと考えます。現場で働く職員の給与にこんなに大きく影響を与える今回の改正については、賛成はできません。
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第12号 久喜宮代衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例の全部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第13号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) なしと認めます。
 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第13号 久喜宮代衛生組合一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の廃止について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第14号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第14号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は同意とすることに決定いたしました。
  次に、議案第15号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第15号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  次に、議案第16号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第16号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  以上をもちまして、提出議案の審議は全て終了いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
議長(小河原 正君) これをもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
議長(小河原 正君) それでは、管理者のご挨拶をお願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案申し上げました議案第5号ないし議案第16号までの12議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  今後とも、議員の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げまして、御礼の挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
議長(小河原 正君) ありがとうございました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 3時52分

    再開 午後 3時54分

議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(小河原 正君) これをもちまして、平成29年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時54分