〇 招  集  告  示 

久宮衛告示第9号

 平成26年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を次により招集する。

  平成26年9月24日

                       久喜宮代衛生組合管理者  田  中  暄  二

                   記

1 期  日  平成26年10月1日

2 場  所  久喜宮代衛生組合大会議室

                  〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   杉  野     修  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   斉  藤  広  子  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   戸 ヶ 崎     博  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   伊  草  弘  之  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   加  納  好  子  君

不応招議員(なし)

平成26年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第1日

平成26年10月1日(水曜日)
 議 事 日 程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 議事日程の報告
 4 会議録署名議員の指名
 5 会期の決定
 6 管理者提出議案の上程(議案第6号〜議案第7号)
 7 提案理由の説明
 8 組合に対する質問
 9 次会の日程報告
10 散  会

午前9時開会
 出席議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   杉  野     修  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   斉  藤  広  子  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   戸 ヶ 崎     博  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   伊  草  弘  之  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   加  納  好  子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  榎  本  和  男  君

   代  表  佐  藤     晟  君
   監査委員

   会  計  小  勝  邦  夫  君
   管 理 者

   参  与  飛       守  君
   参  与  小  山  和  彦  君
   参  与  中  島  千  春  君
   参  与  室  田  慶  一  君
   事務局長  若  山  忠  司  君
   総務課長  長  堀  康  雄  君

   業務課長  金  井     誠  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長

   業  務  藤  井     智  君
   3 課 長

   総務課長  内  田  久  則  君
   補  佐

   業務課長  月  安  高  広  君
   補  佐

   業 務 2  加  藤  一  郎  君
   課長補佐

   業 務 3  大  久 保  達  也  君
   課長補佐

 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  横  山  岳  彦



    ◎開会の宣告                           (午前 9時00分)
議長(加納好子君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、これより平成26年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を開会いたします。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告
議長(加納好子君) それでは、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議事日程の報告
議長(加納好子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

                        ◇                      

    ◎会議録署名議員の指名
議長(加納好子君) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において
    4番  山 下 秋 夫 議員
    5番  斉 藤 広 子 議員
 を指名いたします。

                        ◇                      

    ◎会期の決定
議長(加納好子君) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  園部議会運営委員長、お願いします。
                 〔議会運営委員長 園部茂雄君登壇〕
議会運営委員長(園部茂雄君) おはようございます。第3回定例会につきまして、9月24日水曜日午前9時より当衛生組合会議室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要につきましてご報告申し上げます。
  本定例会に提出される議案は、管理者提出議案が2件、また一般質問は7人を予定しております。次に、会期日程につきましては、本日、10月1日から10月15日までの15日間ということで決定いたしました。
  次に、本定例会の議案質疑の締め切りにつきましては、10月7日火曜日の午前9時までとすることで決定いたしました。
  以上でございます。
議長(加納好子君) お諮りいたします。
  今定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日10月1日から10月15日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議はありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたしました。
  なお、今定例会の議案質疑書の締め切り日につきましては、先ほど委員長から報告がありましたとおり、10月7日火曜日の午前9時までとすることに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎管理者提出議案の上程
議長(加納好子君) 日程第6、管理者提出議案の上程ですが、議案第6号から議案第7号までを一括上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(加納好子君) 日程第7、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 皆さん、おはようございます。本日、平成26年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集を賜り、ご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
  本定例会に提案いたしております議案の説明に先立ちまして、新しい焼却炉にかかわるご説明をさせていただきます。既にご案内のとおり、久喜市菖蒲地区において新しいごみ焼却施設の建設事業につきましては、久喜市、宮代町それぞれの議会にご説明させていただいたとおりでございますが、久喜宮代衛生組合としてのこれまでの経緯を含め、議員の皆様にご説明を申し上げます。
  このたびの新炉建設計画につきましては、菖蒲清掃センターの建てかえとその周辺に、仮称でございますけれども、埼玉県の5大偉人の一人と言われ、我が国初の林学博士の本多静六記念市民の森・緑の公園整備の要望書が、博士の生誕地である菖蒲三箇地区の皆様から久喜市長宛てに提出がされました。このことを受けまして、久喜市として現在稼働中の3つの炉で焼却しているごみを処理できる能力を備えた新しいごみ焼却施設を建設する案を要望者にお示しいたしましたところ、おおむねご了承いただいたことによるものでございます。このことは、これまで久喜市と宮代町が50年余にわたり共同で進めてまいりましたごみ処理行政の中で、焼却炉を移転するという歴史的な転換期であると考えています。
  振り返れば、久喜町と宮代町は、昭和36年に一部事務組合を設置し、当時迷惑施設であるとのお互いの共通認識から、両町の境界周辺にごみ焼却炉を設置したという経過がございます。昭和50年、55年に現在の炉が完成をし、ごみ処理を進める中でダイオキシン類が社会問題となり、改修工事を実施し、相当程度の改善をすることができました。さらに、老朽化に伴う新炉建設事業を進めるために、平成8年に新設炉建設検討委員会を設置いたしました。久喜市、宮代町の住民の皆様を構成員とする委員会でたび重なる議論をいただきましたけれども、建設候補地についてはどうしても意見がまとまらず、採決の結果、議決に至らずの答申をいただく結果となりました。
  当時、組合としては何とか新焼却炉を建設したいとの思いから検討、協議の結果、現在地に隣接する久喜市下早見地内に新炉を建設するという計画を立てさせていただいたわけでございます。この計画につきましては、下早見、太田袋地区の皆様には同意をいただきましたが、また宮代台自治会の皆様にいろいろなご議論をいただく中での結論として、平成13年8月にごみ処理に関する合意書を取り交わすという苦渋の決断をしていただき、同意していただいたということで、感謝にたえない次第でございます。諸般の事情から、このときのお約束を全て果たすことができておりませんけれども、その内容は今でも生きていると認識をいたしております。しかし、沖の山地区の皆様には、新炉建設の同意をいただくことができない状況が続いてしまいました。
  そのような中、平成の大合併という地方自治体の将来を大きく左右する問題が、久喜市、宮代町でも議論されることになりました。私は、従来から隣接自治体として長い友好関係にあった宮代町との合併を強く望みました。しかし、残念ながら、いろいろ紆余曲折はありましたけれども、宮代町は合併せず、単独での道を選択いたしました。このことは、私には非常に残念な結果でございました。しかし、焼却炉は年々老朽化が進んでいくわけでございますので、何とか新炉建設の同意をいただけるよう、沖の山地区の皆様と交渉を重ねてまいりましたが、周辺地区に新炉を建設することに対し強く反対との意向が申し入れ書等により示され、事実上の話し合い拒否という状況が続いております。こうした宮代町の一部の住民の皆様の現在地周辺地区に焼却炉を建設することへの反対が、新焼却炉建設に至る一つの要因になっております。
  さて、今後新焼却炉施設やそのほか付随施設や菖蒲地区に建設することが正式に決定した場合、一部事務組合としての久喜宮代衛生組合をどうしていくのかであります。新炉建設予定地が現在の菖蒲清掃センターを拡張する形での建設が予定をされているため、今までの両市町の境界地にある焼却炉とは違った住民感情が、久喜市側に予測されるところであります。したがいまして、新焼却炉が久喜市菖蒲地区に建設される予定であることを踏まえ、単に現在の一部事務組合の焼却炉が久喜市へ移転をし、建設されるということではなく、50年余の久喜宮代衛生組合の歴史と現在のさまざまな状況を考慮し、今後の組合のあり方、両市町のごみ処理行政を実施する体制がいかにあるべきかは、十分に久喜市、宮代町で熟慮を重ねて検討すべきと考えているところであります。すなわち、今までのような一部組合でいくのか、久喜市、宮代町がそれぞれ単独でごみ処理をするのか、あるいは業務委託という体制をとるのかなど、さまざまな形態が考えられます。時間も限られておりますことから、できるだけ早く結論を出してまいりたいと考えております。あわせて久喜宮代清掃センターの近隣住民の皆様には、ご理解がいただけるよう協議を継続してまいります。
  以上、久喜市菖蒲地区における新設炉建設計画に伴う説明とさせていただきます。
  それでは、本定例会に提案申し上げております議案の説明を申し上げます。本日、本定例会に提案いたします議案は2議案でございます。
  初めに、議案第6号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。地方自治法第233条第3項の規定により、平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付するということで調製いたしております。
  決算書の1ページでございます。まず、歳入でございます。予算現額37億4,600万円、調定額37億7,607万888円、収入済額37億7,541万2,998円、不納欠損額47万4,950円、収入未済額18万2,940円でございます。
  次に、歳出でございます。2ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額は歳入と同額の37億4,600万円でございます。支出済額が36億4,930万7,462円となっております。翌年度繰越額はございません。不用額が9,669万2,538円でございます。
  次に、議案第7号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)についてでございます。別冊で調製してございますので、補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でございます。歳入歳出予算の補正ということで、それぞれ1,225万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億3,044万6,000円に改めたいという内容でございます。
  以上が本定例会に上程いたします議案2件でございます。
  なお、詳細につきましては事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 次に、議案第6号から議案第7号までの補足説明を求めます。
  事務局長、お願いいたします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) おはようございます。それでは、補足説明をさせていただきます。
  議案第6号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。お手元の決算書に従いましてご説明を申し上げます。
  初めに、4ページをお開きいただきたいと存じます。財産に関する調書でございます。まず、土地につきましては、ごみ処理施設用地、し尿処理施設用地及びその他は、前年度との増減はございません。また、建物につきましても、本庁舎をはじめごみ処理施設、し尿処理施設、その他につきましての増減はございません。
  次に、5ページの物品の関係でございます。平成25年度中の車両の増減につきましては、塵芥収集車回転板式7台のうち1台を売却したため6台で、1台の減でございます。塵芥収集車圧縮板式につきましては、1台を売却したためにゼロになっています。全所有台数は35台で、前年度から2台の減でございます。以上でございます。
  続きまして、事項別明細書に従いご説明を申し上げます。歳入歳出決算書の8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。第1款の分担金及び負担金でございます。予算現額、調定額、収入済額、いずれも29億6,263万5,000円でございます。内訳といたしましては、組合規約第13条の規定に基づく負担金で、久喜宮代清掃センターの久喜市負担金が10億1,254万1,000円、宮代町負担金が4億9,613万4,000円でございます。また、菖蒲清掃センターの久喜市負担金が2億6,314万3,000円、八甫清掃センターの久喜市負担金が11億9,081万7,000円でございます。
  次に、第2款の使用料及び手数料でございますが、予算現額1億8,012万5,000円、調定額1億9,924万6,911円、収入済額1億9,858万9,021円でございます。総務使用料につきましては、各清掃センターの自動販売機に係る使用料及び電柱占有料でございます。
  次に、塵芥処理手数料についてでございます。不納欠損額が47万4,950円、収入未済額が現年度分と滞納繰り越し分を合わせまして18万2,940円でございます。
  不納欠損の内容でございますが、八甫清掃センターの塵芥処理手数料の47万100円につきましては、事業系廃棄物処理業者1社が破産したことにより、未収分を不納欠損処理したものでございます。また、久喜宮代清掃センター塵芥処理業務800円及び10ページ、11ページになりますが、し尿処理手数料4,050円につきましては、時効によるものでございます。
  次に、第3款の国庫支出金でございます。予算現額、調定額、収入済額、いずれも1億6,096万4,000円でございます。これは、八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業に係る循環型社会形成推進交付金でございます。
  次に、第4款の財産収入でございます。予算現額6,770万9,000円に対しまして、調定額、収入済額とも7,726万1,273円でございます。これは、備考欄にございますように、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおける資源回収に伴う有価物及びごみの処理過程から発生した有価物の売却代金でございます。内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の17ページから19ページにかけて記載してございます。
  次に、第5款の繰越金でございますが、予算現額が1億6,793万円に対しまして、調定額、収入済額ともに1億6,793万579円でございます。
  12ページ、13ページをお願いいたします。第6款諸収入でございます。予算現額が1,893万7,000円に対しまして、調定額、収入済額ともに2,033万3,125円でございます。
  2項雑入、1目雑入でございますが、収入済額2,025万5,707円でございます。主なものでは、再商品化合理化拠出金が3清掃センター合計で834万7,202円、ペットボトル有償入札拠出金が3清掃センター合計で995万9,622円でございます。
  次に、第7款組合債でございます。予算現額、調定額、収入済額ともに1億8,370万円でございます。
  14ページ、15ページをお開きいただきたいと思います。これは、焼却炉の改修及び改良に伴い起債します事業債でございまして、菖蒲清掃センターがごみ処理施設機器改修整備事業債6,000万円、八甫清掃センターがごみ処理施設機器改修整備事業債7,420万円及びごみ焼却施設基幹的設備改良事業債が4,950万円でございます。借り入れ先等につきましては、主要な施策の成果に関する調書の20ページに記載してございます。
  以上が歳入の概要でございます。
  続きまして、歳出でございます。決算書の16ページ、17ページをお開きいただきたいと存じます。まず、第1款の議会費でございます。予算現額229万9,000円に対しまして、支出済額が204万6,716円で、執行率が89.0%でございます。これは、議員報酬や視察研修、会議録の調製等の議会運営費でございます。その議会運営費につきましては、主要な施策の成果に関する調書の21ページに記載してございます。視察研修につきましては、平成25年7月22日、23日の両日、神奈川県藤沢市並びに大和市の戸別収集、東京都ふじみ衛生組合クリーンプラザふじみについて視察をいたしました。
  次に、第2款の総務費でございますが、予算現額2億8,203万2,000円に対しまして、支出済額は2億7,839万7,782円で、執行率が98.7%でございます。これは、衛生組合の総務に関する事業全般にわたる共通経費を執行したものでございます。
  まず、1目の一般管理費でございます。予算現額2億6,673万3,000円に対しまして、支出済額2億6,409万7,429円で、執行率が99.0%でございます。この内容でございますが、17ページから25ページの備考欄にございますように、職員の給与費等人件費を初めとして、衛生組合全般にわたる事務諸経費を執行しております。主な事業といたしましては、17ページの1節報酬では、廃棄物減量等推進審議会を6回開催いたしまして、委員報酬として55万2,000円を支出いたしました。
  次に、19ページの一番下の段になりますが、7節賃金では、久喜宮代清掃センターにおいては2名、21ページになりますが、菖蒲清掃センターの1名分の臨時職員の賃金で、合計で398万8,444円を支出してございます。
  21ページの8節報償費では、各地区においてごみ減量化に取り組んでいただいております廃棄物減量等推進員657人に対しまして、謝礼として785万2,000円を支出しております。
  次に、11節需用費でございますが、印刷製本費として3センター合計で364万1,855円を支出しております。この主なものが、久喜宮代衛生組合だより、340万110円の支出となっております。
  次に、12節役務費でございますが、通信運搬費として総額125万3,630円を支出しております。これは、廃棄物減量等推進員や審議会の委員等への郵便代が主なものでございます。
  次に、23ページの13節委託料でございます。例規集データベース維持管理業務といたしまして134万4,000円を、庁内LAN設定業務といたしまして206万8,500円を執行してございます。庁内LAN設定業務につきましては、平成25年度に職員用パソコンとサーバーを入れかえたことにより、LANと各機器を設定する作業の業務委託を行ったものでございます。
  次に、14節使用料及び賃借料でございます。財務会計システム電算機賃借料といたしまして76万3,035円を、コピー機の賃借料といたしまして3センター合計で99万9,799円を執行しております。
  24ページ、25ページをお願いいたします。19節負担金補助及び交付金でございます。市町村総合事務組合負担金としてプロパー職員の分を久喜宮代、八甫清掃センター合わせまして657万9,468円を、同特別負担金として472万5,570円を支出しております。なお、特別負担金につきましては、定年退職者がいた場合の負担金でございまして、定年退職者がいた年の翌年度に負担するものでございます。
  次に、2目の財産管理費でございます。予算現額1,514万9,000円に対しまして、支出済額1,415万354円で、執行率93.4%でございます。これは、衛生組合の財産管理の経費でございます。主な事業といたしましては、26ページ、27ページをお願いいたします。12節役務費でございます。電話料として3センター合計で142万3,455円を支出しております。
  次に、13節委託料でございますが、庁舎管理業務として久喜宮代清掃センターが252万円、菖蒲清掃センターが41万5,080円、次のページ、28ページ、29ページになりますが、同じく八甫清掃センターが57万8,655円を執行しております。
  次に、3目公平委員会費でございます。予算現額8万5,000円に対しまして、支出済額8万5,000円でございます。これは委員報酬でございます。
  次に、2項監査委員費でございます。予算現額6万5,000円に対しまして、支出済額6万4,999円でございます。委員報酬でございます。
  次に、第3款衛生費でございます。予算現額30億9,095万2,000円に対しまして、支出済額30億4,691万6,943円で、執行率は98.6%でございます。これは、現業部門における職員の人件費及び塵芥処理費、し尿処理費の関係経費を執行しております。
  まず、1目の清掃総務費でございます。予算現額3億6,756万2,000円に対しまして、支出済額3億5,565万4,007円で、執行率は96.8%でございます。主な事業といたしましては、久喜宮代清掃センターにおける現業職員の給料等の人件費の支出、30ページ、31ページをごらんいただきたいと思います。一番下の段になりますが、11節需用費におきましては、印刷製本費として3センター合計で578万4,737円を支出しております。また、光熱水費といたしまして、久喜宮代清掃センターが9,015万8,850円、次の32ページ、33ページをごらんいただきたいと思います。菖蒲清掃センターが2,884万440円、八甫清掃センターが6,976万5,707円を支出しております。なお、光熱水費の内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の24ページから27ページに記載してございます。
  次に、19節負担金補助及び交付金でございます。市町村総合事務組合負担金として1,172万4,552円を、同特別負担金として508万2,706円を支出しております。また、電気式生ごみ処理器、生ごみ処理容器、EM菌生ごみ処理容器の購入費補助金として、次のページにかけて記載してございますが、3センター合計で96万8,300円を支出しております。また、業務用生ごみ処理器の購入費補助金でございますが、本体及び設置費用を含めまして2分の1補助の限度額250万円を補助しているものでございまして、久喜宮代清掃センター管内で1件、八甫清掃センター管内で1件の合わせて2件で、総額415万4,000円を支出しております。また、紙、布の資源集団回収事業報償金につきましては、3清掃センター合計で1,571万1,031円を支出しております。
  34ページ、35ページをお開きいただきたいと存じます。2目塵芥処理費でございます。予算現額25億1,159万5,000円に対しまして、支出済額24億8,502万8,519円で、執行率は98.9%でございます。ここでは、資源物やごみ全般にわたる収集運搬費や処理施設関係の運営経費及び維持補修費のほか、最終処分に要しました経費などを支出しております。
  主な事業でございますが、36ページ、37ページをお開きいただきたいと存じます。13節委託料、備考欄の久喜宮代清掃センターにおきましては、中ほどやや上になりますが、プラスチック類容器選別業務及び残渣処分業務といたしまして1億977万8,205円、次の行にございますごみ処理施設(1・2号炉)運転管理業務1億962万円、6行下にございます燃やせるごみ収集業務1億1,302万5,150円、さらに2行下になりますが、資源リサイクル回収業務1億3,545万円、次の行にございます資源プラスチック類回収業務6,102万1,800円などを支出しております。
  38ページ、39ページをお開きいただきたいと存じます。菖蒲清掃センターにおきましては、備考欄の中ほどにございますごみ処理施設及び粗大ごみ処理施設運転管理業務といたしまして5,239万5,000円、次の行にございます塵芥収集及び資源回収業務7,519万500円などを支出しております。また、八甫清掃センターにおきましては、下から5行目にありますが、ばいじんセメント原料化業務4,819万6,288円、40ページ、41ページをお開きいただきたいと存じます。備考欄2行目にございますごみ処理施設運転管理業務1億9,596万7,800円、5行下になりますが、燃やせるごみ収集業務1億2,813万6,750円、さらに2行下にございます資源飲料用瓶、缶、ペットボトル回収業務4,827万9,000円、次の行にございます資源紙類、布、衣類回収業務5,748万7,500円などを支出しております。
  次に、15節工事請負費でございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、ごみ焼却施設機器修繕工事といたしまして9,510万9,000円、菖蒲清掃センターにおきましてはごみ処理施設機器修繕工事といたしまして6,825万円を支出しております。
  42ページ、43ページをお開きいただきたいと存じます。八甫清掃センターにおきましては、備考欄の2行目にございますごみ焼却施設機器修繕工事7,990万5,000円、次の行にございますごみ焼却施設基幹的設備改良工事5億2,242万1,200円などを支出しております。
  次に、3目のし尿処理費でございます。予算現額2億1,179万5,000円に対しまして、支出済額2億623万4,417円で、執行率は97.4%でございます。ここでは、し尿の収集運搬、処理施設関係の運営管理費、維持補修費のほか、最終処分に要する経費を支出しております。
  44ページ、45ページをお開きいただきたいと存じます。13節委託料でございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、備考欄の上から4行目にございますし尿及び浄化槽汚泥最終処分堆肥化業務として1,706万4,096円を支出しております。これは、長野県のクリーンユーキ株式会社に委託して汚泥を堆肥化しているものでございます。また、次の行にございますし尿収集業務1,540万5,357円、これはくみ取り作業に要する委託料でございます。また、八甫清掃センターでは、し尿処理施設運転管理業務といたしまして9,954万円を支出しております。
  次に、15節工事請負費でございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、し尿処理施設機器修繕工事として2,625万円を支出しております。
  次に、4款公債費でございます。予算現額3億2,194万8,000円に対しまして、支出済額3億2,194万6,021円で、執行率は四捨五入いたしまして100%でございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、生ごみ堆肥化処理施設建設事業、焼却炉排ガス高度処理設備2号炉ほか大規模改修工事事業等、それから菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにおきましてはごみ処理施設機器改修整備事業等の償還元金及び償還利子でございます。内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の49ページ、50ページに記載してございます。
  最後に、第5款予備費でございます。充当額はございません。
  以上が、議案第6号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定につきましての補足説明でございます。
  続きまして、議案第7号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。別冊の補正予算書をごらんいただきたいと存じます。
  1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でございます。歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,255万4,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ39億3,044万6,000円とするものでございます。
  第2条でございます。債務負担行為の補正でございまして、3ページから4ページにございます第2表、債務負担行為補正の追加でございます。新年度における契約事務の効率化のため設定させていただくものでございます。久喜宮代清掃センターにつきましては、表の下から8行目の資源リサイクル回収業務の限度額を1億4,298万6,000円と定めさせていただくもののほか、26件でございます。菖蒲清掃センターにつきましては、4ページの上から6行目にございます塵芥収集及び資源回収業務の限度額を7,810万円と定めさせていただくもののほか、14件でございます。八甫清掃センターにつきましては、表の中ほどやや下にございます燃やせるごみ収集業務の限度額を1億3,542万6,000円と定めさせていただくもののほか、16件でございます。
  次に、第3条でございます。地方債の補正でございます。5ページをお願いいたします。第3表、地方債補正の変更でございます。八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業の起債の限度額の変更で3億4,840万円を3億4,770万円に変更するものでございます。
  10ページ、11ページをお開きいただきたいと存じます。事項別明細書でございます。歳入でございます。まず、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございます。8,961万1,000円を減額いたします。これは、前年度決算により繰越金が確定し、財源が増加いたしましたことから、負担金の減額補正をするものでございます。構成市町及び清掃センター別の減額する負担金は、説明欄に記載してあるとおりでございます。
  次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目衛生費補助金でございます。これは、八甫清掃センターにおける循環型社会形成推進交付金が確定したことにより、165万円を増額するものでございます。
  次に、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。これは、平成25年度決算により繰越金が確定したことにより7,610万5,000円を増額するものでございます。
  次に、6款諸収入、2目雑入、1目雑入でございます。これは、八甫清掃センターにおける臨時職員の雇用に伴い、雇用保険料戻入金2,000円を増額するものでございます。
  12ページ、13ページをお開きいただきたいと存じます。7款組合債、1項組合債、1目衛生債でございます。八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業債で平成26年度の工事費の決定に伴い、事業債の変更で70万円の減額をするものでございます。
  続きまして、歳出でございます。14ページ、15ページをお開きいただきたいと思います。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございます。2節給料334万2,000円の減額、3節職員手当等57万7,000円の減額、4節共済費310万9,000円の減額につきましては、職員の人事異動によるものでございます。
  7節賃金59万4,000円の増額につきましては、八甫清掃センターの職員の退職に伴い、臨時職員を雇用するための増額補正でございます。
  16ページ、17ページをお開きいただきたいと存じます。13節委託料133万4,000円の増額につきましては、ホームページの機能充実を図るために業務委託をするものでございます。
  19節負担金補助及び交付金42万8,000円の減額につきましては、衛生組合プロパー職員の退職に伴う総合事務組合負担金の減額によるものでございます。
  次に、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費でございます。2節給料の179万2,000円の減額、3節職員手当等142万2,000円の減額、4節共済費191万5,000円の減額につきましては、正職員配置予定から再任用職員に変更になったことによるものでございます。
  18ページ、19ページをお開きいただきたいと存じます。2目塵芥処理費、15節工事請負費につきましては、国庫補助金の確定に伴う財源内訳の変更でございます。
  次に、4款公債費、1項公債費、2目利子でございます。23節償還金利子及び割引料の189万7,000円の減額につきましては、借り入れの金利が確定したための減額でございます。
  以上が、議案第7号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)の補足説明でございます。
  以上をもちまして、本定例会に提案いたします議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(加納好子君) 以上で補足説明を終わります。
  ここで、監査委員より平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の審査についての報告を求めます。
  佐藤代表監査委員、お願いいたします。
                 〔代表監査委員 佐藤 晟君登壇〕
代表監査委員(佐藤 晟君) おはようございます。ご指名いただきました代表監査委員の佐藤でございます。よろしくお願いします。
  平成26年8月4日、久喜宮代衛生組合の会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計決算にかかわる審査を執行いたしました。
  初めに、審査の対象といたしましては、先ほどから説明のありました平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算、平成25年度実質収支に関する調書及び平成25年度財産に関する調書でございます。
  次に、審査の方法といたしましては、平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類等に基づきまして、その計数の正否及び予算執行状況の適否について審査を執行いたしました。その結果、審査に付された久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類は、いずれも法令に準拠して調製されており、計数も、関係諸帳簿と照合した結果、正確であり、予算執行は適正にされているものと認めることをご報告いたします。
  詳細につきましては、お手元にお配りしました決算審査意見書のとおりでございますが、最後に12ページをお開けください。結びの言葉の最後の部分を読ませていただきます。最後に、組合を構成する久喜市及び宮代町では、急激な少子高齢化社会の進行や生活保護世帯の増加等、現在以上に厳しい財政状況が続くと見込まれます。市や町からの負担金のさらなる減額が避けられないと考えますけれども、組合がこれまで実施してきた適切な施設整備及び運営、安全で効率的なごみ処理行政は、今後も続けていく必要がございます。そのため、組合は最少の経費で最大の効果を上げるべく、組合体制の抜本的な改革も含め、前例にとらわれることなく、大胆な発想で施策を行っていただきたい。
  以上でございます。

                        ◇                      

    ◎組合に対する質問
議長(加納好子君) 日程第8、組合に対する質問をお受けいたします。
  通告順にお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 一般質問を通告順に行ってまいります。
  まず、1つ目です。先ほど管理者からも報告がありましたけれども、新焼却施設の建設にかかわる問題であります。新焼却炉統合の進め方と衛生組合の将来像の検討を今後どのように進めていくのか。現段階における、あくまでも現段階における執行部の考え方を明らかにしていただきたいと思います。
  (1)としまして、久喜市、宮代町の両議会に3焼却炉を1カ所に統合する方針が示されました。これまでのごみ処理基本計画の基本的な変更になるわけです。これまでも議会で、去る今年の3月の議会でも私質問いたしましたけれども、基本計画の見直しをせざるを得ない状況になってきているのではないかというふうに提示してまいりました。当局からも、周辺住民との話し合いに入れなかった場合には、ごみ処理基本計画自体の見直しを行っていくという答弁がなされてまいりました。成田市等、議会で視察しましたけれども、この視察研修自体が新方針を展望したものであったと受けとめているわけですけれども、この新方針について、衛生組合として、衛生組合事務局としてと言ってもいいですけれども、どのようにこれまで検討が行われてきたのか。これまでの説明されてきた経過からすると、久喜市の議会に対して久喜市の当局が説明をする。宮代町に対しても宮代町の当局から説明をするということで行われてきていて、衛生組合からの説明としては行われていません。きょうの管理者の報告が初めてなのです。これについて、衛生組合としての検討過程について明らかにしてください。
  (2)としまして、両市町の全員協議会に示されましたごみ処理施設整備の概要、素案が出されました。それから、地元説明会の説明で一部は示されている新焼却施設の規模及び設備の内容について説明していただきたいと思うのです。今まで行われてきた説明の内容が、衛生組合として検討してきた結果、そういう数字、内容が出てきたと考えていいのかどうかをまず確認したいのですけれども。
  それから、イとしましては、1日処理量150トンという数字が出ています。現在3施設合わせて250トン、実績250トンぐらいの能力を持っていて、実績としては1日100トン程度、100トンちょっとの焼却で済んでいるわけですけれども、今回示された案では1日処理量150トンとなっています。その根拠を説明してください。
  ウとしまして、また今後の減量推進によって、どれくらいの焼却能力が必要となると考えているかをお願いいたします。
  エとして、発電設備をつけるということも説明されているわけです。その他の余熱利用も当然これからつくる施設であれば考えられていくと思うのですけれども、こうしたあり方について、地元住民へ、これは菖蒲の地元住民ですけれども、どのように説明をしていくか、お願いいたします。
  (3)としまして、新焼却施設を平成35年度に稼働させるという考え方が示されています。それに向けては、今後どのようなスケジュールが想定されるかを説明していただきたい。従来ですと、従来のごみ処理基本計画では、平成31年度にこの久喜宮代センターの新しい焼却炉を稼働させるという計画でした。それに向けては26年、今年アセスメントを行うという計画。そこから年次計画が組まれていたわけですけれども、新焼却炉、統合した施設35年度とするためには、用地確保、それから地域計画や施設基本計画の策定、生活環境影響調査、環境アセスメントですね、実施がどのように行われていくのか。基本計画、都市計画決定、開発許可、建設工事の必要なスケジュールの概要を明らかにしてください。35年度稼働という、その目標年度からして、逆算していくとどうなっていくのか、お願いをいたします。
  4番目ですが、これまでのごみ処理基本計画では、焼却施設、生ごみ処理施設、リサイクルセンターともに2カ所を計画してまいりました。新構想では、いずれも1カ所を想定している、あるいは想定していくと考えてよいのかどうか。
  5番目としては、新基本計画の策定作業を今後どのように進めていくのかです。議会における意見をどう反映していくのか。減量等審議会にも説明しなければいけないと思いますけれども、そこでの説明と今後の諮問あるいは論議をどのように行っていくのか。衛生組合としての検討と計画策定の作業を今後どのように進めていくのか。まだ今の段階では、管理者から構想が示されただけでありまして、そのほかの正式な作業、計画、一切出されておりませんので、こうした作業をどのように進めていくのかを説明してください。
  6番目ですが、新焼却施設を35年稼働とした場合、今現在あるこの久喜宮代センターの焼却炉はどうなるかということです。それまでもつのかということです。再度の大規模改修が必要になるのか、当初の31年度に新焼却炉稼働ということであれば、あと5年ほどですから、このまま大規模改修はしないでいくのだという想定だったと思いますが、それが4年ないし5年延びるとなりますと、このまま大規模改修をしないで運転を続けられると想定しているのか、それとも何らかの改修が必要、延命措置が必要となってくると考えているのか、お願いをいたします。
  7番目です。新焼却施設の発電設備、リサイクル処理施設、リサイクルプラザ等を建設していくという構想なのですけれども、建設費用及び久喜宮代センターと八甫の廃炉費用等の試算をどのように考えているか。もし現在出せるのであれば、出していただきたいと思います。
  それから、既設の焼却施設等の廃炉、解体費用に対する補助金負担はどうなるのでしょうか。現在地での建てかえであれば補助金がつくとこれまで聞いてきたのですが、全く新しいところに建設するという場合に、廃炉解体費用は単独費用ということになるのでしょうか。その点をお願いいたします。
  8番目です。久喜宮代センター周辺住民への説明を今後どのように進めるのか。あるいは、これまで接触などしてきているのでしょうか、お願いいたします。
  9番目です。久喜宮代衛生組合を一部事務組合として存続するかどうかということについては、先ほど管理者から一部事務組合でいくのか、久喜市、宮代町それぞれ単独のごみ処理事業を行っていくのか、業務委託でいくのか、できるだけ早く結論を出していきたいという説明がありました。これについては、管理者のその説明からしますと、まだ全く検討していない、あるいは市、町の間では話し合いをしていないということになるのかと思いますが、今現在どのようになっているのか、説明をしていただきたいと思います。
  大きな2つ目です。指定袋を現在使っているわけですが、これをプラスチック等の資源リサイクルの袋として代用することを認めるべきだと思うのですけれども、いかがでしょう。
  (1)としまして、台所資源のモデル地区で、家庭に配布された生ごみ指定袋が余っているという現実があります。まず一つ、アとして、モデル地区内における家庭の参加率が実際には5割ぐらいなのですけれども、指定袋の配布量、枚数はどのように決めて配布をしているのか、お願いをいたします。
  イとしまして、家庭で余っていることを認識しているのかどうか。余った指定袋をどうしたらよいか、問い合わせが衛生組合事務局に対してどのぐらいあるのかをお願いいたします。
  ウとしまして、余った場合、プラスチックごみとして、台所資源用の指定袋自体をプラスチックごみとして出すように指導していくという話を聞いています。せっかく配った袋をごみとして出してくださいというのだとしたら、大変市民感覚としては納得いかない。変だなというふうに思います。いかがでしょうか。
  エとしまして、余った生ごみの指定袋をプラスチック等の資源リサイクルの回収に活用、転用することを認めるべきだと思うのです。住民の問い合わせに対して、現在だめだというふうに指導しているとお話を聞いているのですけれども、その理由は何でしょうか。生ごみの指定袋は透明ですから、中身は一目瞭然なわけです。混乱するおそれはないのだと。中に台所資源が入っているのか、それともプラスチックごみが入っているのか、混乱するおそれはないと思う。また、資源リサイクルのが、透明であればレジ袋でもいいということになっているのですから、透明な生ごみ指定袋を活用して何ら問題はないはずです。いかがでしょうか。不都合があると考えられるのだったら、その理由を説明してください。
  (2)としまして、これは台所資源とは別に、燃やせるごみや燃やせないごみの指定袋にプラスチック等の資源リサイクルを入れて出すこと、これも認めていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。資源リサイクルを入れて出しても、これも燃やせるごみが入っていないことは一目瞭然なわけですから、混乱するおそれはありません。また、先ほどと同じように、資源リサイクルは透明であればレジ袋でもいいのですから、透明な指定袋を利用して何ら不都合はないはずです。いかがでしょうか。
  大きな3つ目です。減量等審議会でごみ収集回数の統一の答申が出されました。統一ということは、端的に言えば資源ごみを現在週1回収集している地区、久喜宮代センター地区ですけれども、これを月2回とする。回数をプラスということになるわけですけれども、その実施方針の考え方をお伺いします。
  まず、(1)としまして、衛生組合の行政当局として今現在は答申があった段階ですね。今後行政当局として決定をいつ行い、住民の理解を得る取り組みをどのように行っていくのでしょうか。ホームページに収集回数統一の今後のスケジュールという資料が掲載をされていまして、これは減量等審議会に出された資料ですけれども、平成28年の4月から新たな収集体制、回数で実施をする。それで、27年度1年間かけて住民への周知というふうになっている。そういうふうに読み取れるわけですけれども、そのスケジュールを明らかにしてください。
  それから、住民に対して、この間の諮問や審議経過、答申が出されたことを明らかにしていくべきだと思うのです。今のところは、ホームページに載っているだけかなと思うのですが、住民に対して早く知らせていくということは必要だと思います。また、同時にパブリックコメントも実施すべきである。いかがでしょう。
  3つ目としまして、どうもこれまでの当局のやり方を見てくると、行政手続としての決定した後に住民に知らせればいいというふうに考えているのだと、そういうふうに私思っているのですけれども、これについてどのように考えていますか。
  大きな4番目です。減量等審議会及び組合議会の日程を住民にできるだけ早く情報提供すべきだと思うのです。(1)として、減量等審議会は、第8回、これは7月29日に開かれている。第9回は9月1日に開かれている。この開催について、住民への周知はいつ、どのように行ったのでしょうか。多分ホームページ上に掲載しただけだと私は思っているのですが、それぞれ開催何日前に掲載しましたか。住民はこれほとんど知らないのですね、関係する人以外。私も見て、直前に見て気がついて、残念ながら来られなかったりしたのです。1回は来たことがあるのですけれども。これもできるだけ早く日程を決定して、できれば衛生組合だよりにも、審議会が出しているわけですから、そこにも掲載するべきだと思うのです。なぜ掲載しないのでしょう。これをこういう言い方をしては大変申しわけないけれども、事実上、住民には審議会の開催することを知らせない。気づかれないうちに審議を進めていくことに結果的にはなる。それでよいと考えているでしょうか。
  3つ目としまして、今度議会についてです。これについては、9月15日現在ではホームページ上に次回議会の開催日程は、決定次第お知らせしますということで書かれていました。年間の予定が決まっているわけですから、住民には全て早目に知らせるべきだと、予定として知らせておけばいいと。ホームページには議会の年間予定、それから組合だよりにも年間予定と、それから審議会が出している組合だよりに、例えばこの9月に開かれるのであれば、7月ですか、早くに、次回は10月1日に開かれますよということをひとつ掲載していただきたいと思うので、通告をしたのですが、これはその後つい最近ですか、1週間、10日くらい前ですかね、この通告後にホームページには年間予定として掲載をされております。あとは組合だよりに今後早く出していただきたいということが質問として載っておりますけれども、ご答弁をお願いいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  若山事務局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) それでは、大項目1について順次ご答弁を申し上げます。
  初めに、(1)でございます。このたび久喜市、宮代町の議会に示されました3カ所の清掃センター焼却炉を1カ所に統合する方針につきましては、久喜宮代衛生組合では検討はしてございません。この方針につきましては、久喜市において検討され、お示しされた方針でございます。また、成田市等の視察につきましては、ガラスリソーシングやナリコーにおける委託状況を視察していただくことが主と考えておりまして、昨年調布市にございますクリーンセンターふじみのストーカ炉を視察していただきましたことから、近年稼働を開始したシャフト式ガス化溶融炉が成田市にございましたので、将来新設しなければならない焼却炉の視察をしていただいたというところでございます。
  次に、(2)のアでございます。先ほど申し上げましたとおり、久喜宮代衛生組合では検討したものではございません。
  イでございます。150トンにつきましては、久喜市において、平成25年3月に策定いたしました久喜宮代衛生組合の一般廃棄物ごみ処理基本計画に基づき、将来のごみ処理量を勘案して算出したものでございまして、計画にございます生ごみ減容化、堆肥化をせずに全量焼却した場合と、久喜菖蒲工業団地等の事業所の一般廃棄物を受け入れた場合を想定して、最大で必要な能力を算出したものと伺っております。
  ウでございます。当組合のごみ処理基本計画から算出した場合で申し上げますと、生ごみ減容化、堆肥化を進めた場合、日量112トンの焼却能力が必要になると考えております。
  エでございます。8月31日の菖蒲地区地元住民への説明会では、ごみ焼却により発生する熱エネルギーを回収し、発電設備により発電した電気を施設の稼働運転に利用するとともに、余った電気は売電するということや、ごみ焼却施設の余熱については市民の森・緑の公園の整備案にございます熱帯植物館のような施設を設置することになった場合、そこで利用できるのではないかといった説明がございました。
  次に、(3)でございます。久喜市から示された案によりますと、今後のスケジュールといたしましては、平成35年度を施設の稼働開始としておりまして、今後事業化されますと、埼玉県との協議を進め、平成27年度には廃棄物適正化システムごみ処理基本計画や施設の基本構想を検討いたします市民や有識者等を交えた検討会議を発足し、検討を進める予定になっております。その後、平成28年度では、国の交付金にかかわる循環型社会形成推進地域計画の策定、都市計画決定の手続を開始、平成29年度には生活環境影響調査を実施し、また関係用地の測量や用地の確保を進め、平成29年度以降にごみ処理施設の基本計画や事業可能性調査、事業所の選定などを進めまして、平成30年度以降には造成工事等を着手し、さらに平成32年度ごろには旧施設の解体、新施設の建設工事に着手する予定となっております。
  次に、(4)でございます。久喜市から示された整備の概要では、3カ所の清掃センターの統合施設でありますことから、ごみ焼却処理施設はもとより、リサイクルセンター、リサイクルプラザにおいても1カ所の想定になっております。しかし、この整備概要は、地元の住民の皆様に説明するために統合施設としてのあり方を一定程度示す必要があることから、現在想定される施設の概要を示したものでありまして、具体的な施設整備計画についてはさまざまな角度から検討する必要があるとのことでございます。
  次に、(5)でございます。現時点では、久喜市、宮代町において新たなごみ処理基本計画を策定することになるのか、久喜宮代衛生組合で現基本計画を変更することになるのかは決定しておりませんので、今後久喜市、宮代町のごみ処理の運営方法が決定され次第、進め方についても決定できるものと考えております。
  次に、(6)でございます。久喜宮代清掃センターの焼却施設につきましては、平成18年度、19年度に大規模改修工事を実施しておりますが、現在6年が経過したところでございます。一般的に大規模改修工事を実施してからの耐用年数は10年から15年と言われており、新しい焼却施設が平成35年度に稼働するとすれば、平成34年度末でちょうど15年になります。したがいまして、現在の炉の状況から、現時点では大規模改修工事は必要ないものと考えております。新たなごみ処理施設の稼働開始までは、日常の適正な運転管理と毎年の定期点検、修繕工事等を適切に実施することで、運転を続けられるものと考えております。
  次に、(7)でございます。新施設の試算でございますが、まず焼却炉でございます。プラントメーカーから徴収した最近建設されている一般的な焼却炉の建設費用の積算から処理能力1トン当たりの単価を割り出したところ、方式がストーカ炉では処理能力1トン当たり約6,250万円、また処理方式がガス化溶融炉では処理能力1トン当たり約7,400万円という単価になりましたことから、150トン炉を建設するとした場合は、ストーカ炉で約94億円、ガス化溶融炉では約111億円程度になるものと考えております。また、リサイクルセンターやリサイクルプラザなどの建設費用については、約23億円程度の費用が必要になるものと考えております。これらの金額は、あくまでも概算でございますので、今後さまざまな仕様の検討や実施方法の検討を進めることで、大きく変動するものと考えております。
  また、廃炉費用につきましては、概算ではございますが、久喜宮代、それから八甫清掃センターとも焼却施設の解体費用が約4億円、粗大ごみ処理施設の解体費用が約1億円程度になるものと試算しております。なお、これらの費用につきましては、起債による資金調達はできるものの、単独事業になるものと考えております。
  次に、(8)でございます。取り急ぎ、自治会役員や区長等には説明をさせていただきました。今後久喜市、宮代町の協議が整い、方針が決定いたしました段階で、周辺住民の皆様への説明会等を行ってまいりたいと考えております。
  次に、(9)でございます。久喜宮代衛生組合を存続するかどうかにつきましては、今後久喜市、宮代町で協議されるものと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 次に、問2について、業務課長、お願いします。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 続きまして、大項目2について順次ご答弁申し上げます。
  まず先に、(1)のアについてでございます。生ごみ専用袋の配布量の決め方についてでございますけれども、専用袋の配布量を決定するために、配布時期の毎年9月と3月の約3カ月前となります6月と12月ごろに、ご協力をいただいております各区長様に対しまして必要枚数を書面にて確認した後、指名競争入札により製造及び配布を行っているところでございます。
  続きまして、イでございますけれども、モデル地区からの排出数量により協力率を推測しておりますので、専用袋の使用状況もおおむね把握しているところでございます。また、余った専用袋の問い合わせにつきましては、数カ月に1回程度でございます。
  続きまして、ウについてでございます。余った専用袋につきましては、以前作製しておりました生分解性の袋とは異なりまして、使用期限がないことから、引き続き使用していただくか、ご近所の方で使用されていて不足している方に差し上げていただくよう説明しております。しかし、どうしても不要で困っているといった場合には、プラスチック類として出していただくように指導はしております。しかし、参加率から判断いたしますと、相当数の指定袋が余っていると思われますので、今後は区長を通じまして、配布枚数の検討あるいは余った袋の回収方法なども検討してまいりたいというふうに考えております。
  続きまして、エについてでございます。生ごみの専用袋については、生ごみ堆肥化推進地区の方々に生ごみだけを分別排出してもらう際に使用していただくために作製したもので、あらかじめ区長に配布希望枚数を確認した上で無料配布しているものでございます。このため、仮に資源リサイクル等の排出にも使用可能であるとしますと、生ごみの分別排出用の袋ということを意識せずに資源ごみ排出の際の袋として使用されてしまう可能性もあり、生ごみ堆肥化の趣旨が損なわれるおそれがあることから、生ごみ専用袋による生ごみの排出以外での使用については認めていないところでございます。
  続きまして、(2)の質問についてご答弁申し上げます。燃やせるごみ、燃やせないごみ以外のごみ出しにつきましては、使用していただく袋は透明袋または無色半透明袋でお願いをしているところでございます。これは、外見から袋の中身が確認できますことから分別意識の啓発につながること、未分別ごみが容易に判別できることが趣旨であります。指定袋の活用は、議員ご指摘のとおり、中身の確認には不都合はございません。しかしながら、指定袋は燃やせるごみ、燃やせないごみの排出時のみに使用していただくこととなっております。指定以外のごみ、例えばプラスチック類を燃やせるごみ指定袋に入れて出された場合、プラスチック類が混入している燃やせるごみと判断することとなります。ごみ出しに関しましては、どなたにもわかりやすいようなルールを設けて運用していくことが、混乱を招かないで、より多くの方々からご協力をいただけることにつながるものと考えております。つきましては、指定袋はそれぞれの指定のごみ出しに今後もご使用いただきたいと考えております。
  なお、プラスチック類のごみの出し方については、透明または無色半透明袋を使用し、燃やせるごみ指定袋や燃やせないごみ指定袋での使用は不可と衛生組合だよりの156号と157号で繰り返しお知らせをさせていただいているところでございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、問3について、総務課長、お願いします。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、猪股議員の大項目3の(1)についてご答弁申し上げます。
  まず、決定の時期及び実施までのスケジュールでございますが、家庭系廃棄物の収集回数のあり方については、9月1日に開催された第9回久喜宮代衛生組合廃棄物減量等推進審議会において、管理者に対し審議会から答申が出されたところでございます。今後の予定といたしましては、内部で協議を行い、年内をめどに方向性を正式に決定し、1月に開催を予定しております臨時議会後に、議員の皆様にご報告をさせていただく予定でございます。
  また、住民の方への周知についてでございますが、収集回数の見直しは住民の方にとって身近な問題であることを踏まえまして、周知期間を十分にとるべく、27年度において行い、28年4月から実施することを考えております。周知方法といたしましては、平成27年4月以降に衛生組合だよりやホームページを活用して周知を図るほか、要望に応じまして出前講座や各自治会への個別への周知、日ごろごみ分別収集等においてご尽力をいただいております廃棄物等減量推進員の皆様に対しまして、機会を捉えて説明会等を行ってまいりたいというふうに考えております。
  次に、(2)及び(3)につきましては関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。家庭系廃棄物の収集回数のあり方についての答申内容につきましては、衛生組合だより12月号でお知らせするとともに、当組合のホームページでは既に住民の皆様にお知らせしたところでございます。この答申を出すに当たり、廃棄物減量等推進審議会では、審議の参考とするため、地域住民の代表であり、管内のごみの排出に精通されておられる廃棄物減量等推進員の方を対象にアンケート調査を実施したところでございます。廃棄物減量等推進審議会では、そのアンケート結果を踏まえ、慎重審議を行い、答申に至ったという経緯がございます。
  ご提案のパブリックコメントの実施でございますが、当組合の構成市町である久喜市及び宮代町の実施状況といたしましては、市、町の基本的な事項を定める計画の策定や、市民に義務を課し、権利を制限する条例の制定、あるいは町の基本的な方向性を定める制度の制定など、市、町のまちづくりの基本となる案件について、住民に素案を示し、パブリックコメントを実施しているところでございます。当組合におきましても、ごみ処理の基本的事項を定めた一般廃棄物処理基本計画の策定の際には、パブリックコメントを実施させていただいたところでございます。これらのことを踏まえ、今回の廃棄物減量等推進審議会から答申のございました家庭系廃棄物の収集回数のあり方につきましては、計画の策定や条例の制定といった政策方針を大きく左右するものではないこと、先ほど申し上げました、繰り返しになりますが、廃棄物減量等審議会の審議の状況や廃棄物減量等推進員の皆様からのアンケートの結果を踏まえますと、十分に住民の方の意見は反映されているものと受けとめており、改めてパブリックコメントの実施は予定しておらないところでございます。しかし、住民の皆様への周知につきましては、不要な混乱があってはならないと考えておりますので、そのようなことがないよう、当組合の方向性が決定した後に、衛生組合だよりを初めとした各種の周知方法によりお知らせしてまいりたいと考えております。
  続きまして、大項目4について順次ご答弁申し上げます。まず、(1)、(2)についてでございます。第7回、第8回の審議会の開催予定のホームページの掲載時期についてでございますが、7月29日に開催された第7回につきましては、開催日41日前の6月18日に掲載し、9月1日に開催された第8回につきましては開催日11日前の8月21日に掲載したところでございます。審議会の次回開催予定につきましては、前回開催された審議会の会議録の掲載と同時に掲載しておりましたが、開催日につきましては前回審議会の中で日時を正式に決定しておりますことから、今後は決定後速やかに次回開催予定を掲載するよう改めたいと思います。
  また、審議会の年間開催スケジュールにつきましては、事務局の予定として作成しておりまして、第8回審議会の中で委員の皆様にお示しし、内容はホームページでも第8回審議会の資料1、今後のスケジュールとして掲載しておりました。しかし、ホームページ上で見るには確かに不親切な周知方法だったということで深く反省しまして、今回審議会トップページにも同じ内容を掲載させていただくとともに、審議会議事録、資料の欄でも開催予定日について記載をさせていただいたところでございます。
  また、衛生組合だよりへの掲載につきましては、衛生組合だよりは現在偶数月の1日に発行しておりますが、この原稿の締め切りにつきましては発行日の2カ月前の25日前後となっております。例えば10月1日に発行された衛生組合だよりの原稿締め切りは8月25日となっておりまして、次回開催日が正式決定されましたのは9月1日の審議会でございましたので、次回の開催予定日の掲載につきましては間に合わないものでございました。このように、衛生組合だよりにつきましては即効性という点ではどうしてもホームページより劣るため、審議会の正式な次回開催日程につきましてはホームページへの掲載で対応したいと考えております。なお、年間の審議会開催予定スケジュールにつきましては、今後衛生組合だよりにも掲載してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、(3)についてでございます。ホームページにつきましては、これまで議会開催のお知らせとして、開催にあわせて更新をしておりましたが、今議会以降、26年度開催分につきましては、日程調整が済んでございますことから、議会開催日程(平成26年度)としてホームページに開催予定スケジュールを掲載したところでございます。また、衛生組合だよりにつきましても、年間開催予定スケジュール及び議会開催直前号で開催予定につきまして今後掲載させていただきたいと考えております。なお、今後の年間開催予定スケジュールの掲載につきましては、日程が決まり次第掲載させていただきたいと存じます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時24分

    再開 午前10時35分

議長(加納好子君) 再開します。
  猪股議員の再質問をお受けします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 再質問いたします。
  最初の焼却施設の統合と、それから新焼却施設の建設についてなのですけれども、衛生組合としては検討していない。久喜市が検討したことであるということであると、これは久喜市に対して質問しなくてはいけない、質問するのが筋だということになるわけですけれども、そうすると先ほどご答弁いただいたのは、久喜市で検討した内容を衛生組合事務局で聞いたことを今言ってもらったということになるのでしょうか。ちょっとその辺一つ確認をお願いしたい。
  それから、ただいろんなこの前ごみ処理基本計画を衛生組合としてつくってきたわけですから、当然基礎的な数値だとか予算だとか、専門的なことは全てこちらにノウハウがあって、久喜市にはないとは言わないけれども、当然こちらのほうで全て検討しているのだと、基本的なものは検討しているのだと私は理解しているのだけれども、それでもう一つの質問は、ごみ処理基本計画は衛生組合でつくっていくわけですね。その計画は、先ほど29年度と言われたと思うのですけれども、27年度から基本計画や基本構想の検討会議を開いていって、地域計画、都市計画決定などを行って、アセスを行って、29年度に基本計画というふうに言われたと思うのだけれども、その年度については私もっと早いのかなというふうに考えていたのだけれども、つまりアセスとか地域計画とか都市計画決定の前に行うのが順番ではないのかと理解していたのだけれども、その前後関係をお願いしたい。基本計画がそんなに後になってよろしいのか。お願いいたします。
  それから、基本計画の策定については、先ほど検討会議と言われたけれども、その検討会議とは一体何を意味しているのかわからないのですよ。これまでは事務局で検討して、審議会等に諮問していく。キャッチボールをしながら練り上げていく。その中に議会のほうからも意見は申し上げていく。そうした中でつくられていくものだと理解しているのだけれども、検討会議というのは一体何を言っているのか、ご説明をお願いします。
  それから、150トンという規模についてです。これも久喜市のほうでつくった計画だとすれば、衛生組合として今持っている数値がないことになるのだけれども、先ほどの説明で久喜宮代衛生組合をこれまでどおり、つまり宮代町のごみも受け入れた場合、112トン必要だというふうに説明されたと思うのですが、ということは受け入れない場合ということも検討の中には含まれていたのだと。それは、どのように組合事務局としては考えているのか、お願いします。もし、だからつまりこれは最後の質問に係ってくるけれども、一部事務組合が存続するか否かによって規模がかなり違ってくるだろうというふうに思うのです。その点についてはいかがでしょうか。
  それから、あとここで聞けることを聞いておきたいことは、35年度に新施設の稼働、それまでに現在の久喜宮代センターの焼却炉が34年で15年目だから、何とかぎりぎり間に合うと、大規模改修が必要ないと言われた。ただ、こういう公共事業、公共施設の建設が予定どおりいくというのは必ずしも保障はないわけで、むしろそれが一番私心配なのです。1年でも延びた場合、あるいは1年、2年延びた場合にどうなっていくのか。このセンターの炉がパンクするようなことがあっては絶対いけないわけだけれども、行政としては安全を見込んで、安全側へ、安全側へということで対応を事前にとっておかざるを得ないと思うのだけれども、その場合には何らかの改修が必要になってくるのではないかということを本当に私心配なのだけれども、いかがでしょうか。お願いします。
  あとは、衛生組合として存続するのか、その方針については市、町で協議するということですから、それはここではもう聞きません。
  次に、2つ目の指定袋、台所資源の専用袋をほかのごみ出しに転用してはどうかということなのですけれども、結論としては台所資源以外の排出の使用は認めていないということが結論なのだけれども、その理由がいまいち私は納得いかないのです。もし転用した場合に問題が出てくるとしたら、生ごみの専用袋にほかのごみを入れて出してもいいのだということで理解されてしまって、そういう出し方がふえてくるということを心配されているようです。だけれども、実際にそういう心配があるかどうか。生ごみの専用袋は、本来は必要な枚数を配布しているはずなのです。ところが、それがずっと余ってきているというのが実態としてある。それは、恐らく推測だけれども、区長さんたちを通じて配布しているのだけれども、多目にもらって、足らなくなったら困るからということで、多目にもらっているという実態があるのだと理解している。そうした場合に、それを一切ほかには使ってはいけないのだ。それは、プラスチックごみとして出してくださいということになると、せっかくの袋、有用な資源である袋を、それ自体をごみにしてくださいというふうにお願いをすることになる。これは、やっぱり真面目な住民に対しては理解されませんよ。やっぱりこういう行政というのは、住民の理解を得るということが一番大切なのであって、そのためにはしっかり衛生組合として資源を大切にするのだということが伝わらなくてはいけない。もちろんそれをほかのごみをどんどん、どんどん出されて、ほかの袋を買うのを節約してというふうに使われたら困るのだけれども、そういうもしどんどん出してくることがあったら、それはきちっと指導していくことは必要だけれども、今現在問い合わせしてきている人たちはそういう悪意とか、うまく使ってやれとかではなくて、余っていてもったいないからこれで出したい、認めてくださいということなのです。そういうものについては例外的に認めてもいいのではないですか。それで大きな問題があるとは私思えないです。行政当局の心配し過ぎだろうと私は思っているのですが、いかがでしょうか。
  それから、燃やせるごみ、燃やせないごみの指定袋にそれ以外の例えば資源ごみを入れるということについても、どっちみち住民はほかのレジ袋で出す場合もあるけれども、買ったりもしているわけです。レジ袋で従来から出している人は、わざわざ買った袋に資源ごみを入れないでしょう。だけれども、レジ袋をできるだけ受け取らないようにして、スーパーなどでごみ袋を別に買っている。そういう方たちは燃やせるごみ、燃やせないごみの袋に入れてもいいではないかというふうに思うのは当然だと私思うのです。それが出された場合に、プラスチックごみがまじっている燃やせるごみだとか、そういうふうに見ればわかるではないですか。ちゃんと収集の方が気をつければいいわけで、混在していたら、それは持ってこないというのは当たり前のことです。今だって同じでしょう。資源ごみの日にもし燃やせるごみがまじっていたら置いてくるわけでしょう、基本的には。それは同じようにすればいいのであって、収集の方の、作業員の方の姿勢の問題です。それを行政の縦割り判断みたいに一切ほかのものは出してはいけないというふうに決めつける必要はないと思うのです。結論としては、燃やせるごみ、燃やせないごみの指定袋に資源ごみなどを入れて出しても全く問題は発生しないと私は思います。いかがでしょうか。
  3つ目、収集回数の統一についてです。審議会答申があった。今後年内には方向性を決めて、1月の臨時議会後に報告をする。ちょっと言っている意味がわからないのです。年内に方向性を決める。行政としての決定はいつやるのですか。それから、1月の臨時議会後に報告をするというのはどういう意味ですか。決定しましたということを議会に知らせるという意味ですか。この言っている言葉がわかりませんので、説明してください。
  それから、住民に対して決定を知らせるのは一体いつにしようと考えているのか。方向性決定後にお知らせしていくというふうに答えているのだけれども、そうすると、方向性がこういう方向性になりましたというふうに住民に知らせるのですか。決定しましたということを知らせるのではないですか。その住民への報告をする、お知らせをするのは一体いつなのか、どういうふうな形でお知らせをするのかもはっきり答えてください。
  それから、この前の審議会の審査決定過程で十分に住民の意見は反映されているということですけれども、多くの住民は知りませんよ。今現在はまだ答申があったというだけの段階ですね。それを行政として決定するまでの間に住民に対してこういう答申があった。組合として決定したいけれども、いかがかという、そのことを問うのがパブリックコメントです。これは実施をすべきだと思いますけれども、なぜやらないのか。お願いいたします。
  4つ目の質問は結構です。できるだけ早く今後衛生組合だよりにおいても審議会とか議会の日程についてわかった時点で、あるいは予定という段階でも結構なので、できるだけ早く出していただきたいということをお願いしておきます。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の再質問の答弁をお願いいたします。
  事務局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) それでは、猪股議員の再質問にご答弁を申し上げます。
  まず、方針につきまして、久喜市で決めたことを、衛生組合としては聞いたものをこのたびまとめさせていただいたということでございます。
  それから、計画につきましては、ごみ処理基本計画につきましては、衛生組合で作成することになるのか、または久喜市、宮代町それぞれで作成する、新しいものを作成することになるのかは、今後久喜市と宮代町の協議の結果によって決まってくるというふうに考えております。衛生組合の今現在あるごみ処理基本計画につきましては、新しい施設の運営を一部事務組合で行っていくということになれば、今現在ある計画の変更という形になってくるというふうに考えております。
  それから、基本計画の策定の時期につきましては、先ほどご答弁申し上げました平成27年度、これは久喜市のほうで作成したスケジュールに基づいてでございますけれども、27年度から検討委員会を設置するということで審議していくということで、この検討会議は何をするところかということにつながると思うのですが、基本計画や施設の基本構想を検討する会議になりますので、その中で27年度から検討のほうは始まっていくと。環境関係の調査等の前には基本計画のほうは策定されるというふうに伺っております。
  それから、150トンの規模については、これは先ほどご答弁申し上げたとおり、久喜市において最大限必要になることを見込んで規模を算出したものでございますので、久喜宮代衛生組合としまして申し上げました112トンという規模につきましては、今行っております生ごみの減容化、堆肥化ですね、これを全区域に広げた場合に必要になる規模ということでご理解いただきたいと思います。それから、宮代町が一部事務組合としてこれからも運営するような形ですね、新しい炉ができたときに運営する形のときに、宮代町のごみをどうするかということは、今は112トンも150トンも宮代町の今見込みといいますか、将来想定されるごみも含んでの規模ということでご理解いただきたいと思います。
  それから、34年、新炉が稼働する35年の前の年、34年度で今の炉が大規模改修から15年目を迎えると、15年経過するということで答弁申し上げましたが、安全を見込んでいくべきではないかというご質問でございますけれども、10年から15年というのもあくまでこれ目安でございまして、メーカーのほうに聞いたところでは、もたせろと言えば何年でももたせることはできるというふうな話でございまして、これは構造物ですから、そんな限りなくもつというものではございませんので、当然炉が何らかの形で使用できなくなったときのことは当然考えていかなければならないと。ごみ処理に支障を来さないような形の何らかの対策は当然考えていかなければならないというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  業務課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 猪股議員の再質問にご答弁申し上げます。
  指定袋の転用の関係でございますけれども、あくまで指定という形でお願いしてございますので、それを転用することはルールを破るという形になると思います。
  それから、生ごみの専用袋なのですけれども、配布枚数は1世帯当たり1年間で120枚配っております。というのは、1年間は52週ということで、それに週2回の収集日があるということで、実際は104枚あれば足りるわけですけれども、端数が出るという形で120枚を配っております。議員ご指摘のとおり、協力率は平成25年度でいいますと56.4%、これが協力率でございます。一番高いところですと80%、一番ご協力いただけないところで35%と、こういった数字が出ています。先ほどどうしても困った場合はプラスチックで出してくださいというお話をさせていただきましたけれども、今後それぞれの久喜で40区、それから宮代で6地区ですね、それぞれの協力率というのは全て出ておりますので、時間を見て区長さんと相談をし、そして回収できるものにつきましては一定の時期、例えば公民館とか集会所等を使いましてそちらのほうで回収し、それを翌年度の発注に反映させていきたいというふうに考えております。そういうことで、燃やせるごみ、燃やせないごみ、確かに透明だということはわかるのですけれども、あくまでも指定ということで、ルールを破るようなことは認めていきたくないと考えます。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、総務課長、お願いします。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、ただいまの猪股議員の再質問にお答え申し上げます。
  3点ほどご質問があったかと思いますが、1点目、2点目のスケジュール、それから方針等についてでございますが、誤解のあるような表現だったかもしれませんが、基本的には答申が9月1日にございまして、事実その後衛生組合のほうでどういう動きをしているのかと申し上げますと、具体的な内部協議というのはまだ行っておりません。したがいまして、これから課長級を含めまして、答申書に基づいた内容につきまして、答申書はもちろん尊重するわけでございますが、それを行いまして、最終的に衛生組合としてはどうしていくというものを決めた後、正副管理者にも正式にこれはご相談等をしなければなりませんので、そういうプロセスを経た後に1月の臨時議会、それを経るということは決定ということになるかと思いますが、それを今度は議員の皆様にも1月の臨時会後にご報告、こういう形でやらせていただきたいと思いますということでご報告をさせていただきたいと思います。その後に、直近でいけばホームページにはいつでもアップできますので、こういう形で平成28年4月からであれば、28年4月から行いたいと、行うということでお知らせをしたいというふうに考えております。また、直近の衛生組合だよりですと、偶数月でございますので、2月になりますと、2月だと間に合わないということもあるかと思います。議会に報告した後のだよりということになりますと、やはりそういう形になると思いますので、そうしますと直近が28年の4月ということになりますので、1年度間かけて周知等を行っていきたいというふうに考えております。
  なお、ちょっと話が前後になりますが、組合の中で協議するに当たりましては、やはり実施する段階において何か障害となりますか、そういうものがあるかどうかにつきましても併せて検討していくと。それから、周知方法につきましても考えているものはございますが、それで十分かどうかにつきましても併せてそれは再度考えていく必要があるのかなというふうに考えているところでございます。
  それから、3点目のご質問でございますが、パブリックコメントについてでございますが、これにつきましては先ほども答弁の中でもさせていただいたところでございますが、衛生組合として過去にパブリックコメントを行いましたのは、ごみ処理基本計画のときに行わせていただきまして、そのほかも合併に伴う協議事項で3年以内に統一するという件につきましてはパブリックコメント等も実施しておりません。また、どうしても衛生組合というのは、ご存じのとおり、久喜市と宮代町のほうから負担金をいただいて、付託を受けて行っている組合でございますので、市民参加についての基本的な手続であるとか考え方につきましては、衛生組合独自としては条例とか規則では定めておりませんが、どういう形でやるのかというふうに申し上げれば、やはり市、町のやり方に準じて行うというのが、これがやはり一つの考え方であると思います。そのため、久喜市におきましては久喜市民参加条例がございまして、宮代町につきましては市民参加の条例が同じようにございます。このような同様な場合にどのように行うのかということも市、町のほうに確認しておりますが、やはりパブリックコメントまではやらないというのが、これはご納得いただかないかもしれませんが、そういうことでやっておるものですから、衛生組合だけそれをやるのはどうかという部分もなくはございません。ですが、それに代わるものとして、先ほど申し上げましたとおり、約650名ほどいる減量推進員の皆様というのは、日ごろ現場でごみステーションのごみ出しの中でいろいろなトラブルがあるものをやはり目の当たりにしてご指導されたり、これだったら減量できるだろう、堆肥化できるだろう。そういうご意見はアンケートで踏まえておりますので、それを踏まえて審議会のほうでも検討しているということでございますので、そうしますと審議会とアンケートということで、2つのやはりある意味市民参加の手法というのは取り入れているのかなと思いまして、そういう点からしますと、ある程度市民の方のご意見は反映されているのではないかというふうに考えております。もちろんそれをやるに当たりまして、さらに市民の方からご意見がランダムに上がってきた場合には、個別に対応させていただきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最初の焼却炉の統合の件なのですけれども、私の答弁の受けとめ方が違って、誤解していたのかもしれません。27年度以降35年度までのスケジュールについては、これもあくまで久喜市でつくっているスケジュールを、考え方を説明しただけなのですか。わかりました。そうすると、それでその中で一つ、私自身がこれは受けとめ方が全く違ったのかなというふうに思ったのは、29年度に基本計画策定というふうに、私ここに書いてあったのだけれども、それは違いました。その年度のところだけ、基本計画の策定年度のところだけお願いします。
  それから、久喜市のスケジュール計画として先ほどの年次計画を言ってもらったのだとしたら、基本計画を策定するための検討会議あるいは検討委員会という言葉を使いましたが、これは久喜市がつくっているということですね。久喜市が設置をするということで理解していいのか。お願いします。
  それから、もし衛生組合、一部事務組合を存続する場合には、ここの衛生組合として基本計画をつくらなくてはいけないのだけれども、その兼ね合いはどうなってしまうのでしょうか。久喜市で一方ではつくる作業を27年度進めていって、この衛生組合としてはそれは久喜市に当面お任せをしておいて、組合存続が決まった段階でそれを衛生組合の基本計画に横滑りをさせるというようなイメージになるのでしょうか。それが一つ。そこが感じがよくわかりませんので、説明してください。
  それから、もう一つは、衛生組合、一部事務組合として存続するかどうかの検討がどうも先に行わなければいけないようですね。それが行われないと、衛生組合で一切計画づくりができないということなのでしょうか。そうすると、一部事務組合で存続するかどうかの、あるいは先ほど管理者の話だと、委託という方式もあるということでしたけれども、その方式についての決定が何よりも優先、最初になければ、一切の計画づくりが進まないように思えるのですよ。これは管理者、どのようにそこら辺は考えていらっしゃるのですか。それこそ35年度だから、大分これから数年後、大分先に延びたのだなということで少し安心する面もあったのだけれども、逆に相当急いで枠決めを決めていかないと、衛生組合での基本計画の策定作業自体ができない。場合によっては、久喜市で基本計画をつくるということになってしまうのだけれども、このことについて管理者のご見解をお願いいたします。
  それから、次に指定袋の転用の関係ですけれども、今ご説明いただいて、ルール、転用していけないというルールを破ることになる。ルールを破るのは認めたくないという、大変感情的なというか、感覚的なお話が説明されたのだけれども、市民から見てそれを何と受け取るかというと、お役所的だねと受け取るのです。問題が発生しなければ、差し支えないのだったら、ごみの混入とかがはっきりわかって、分別がきちっと守られるのだったら、転用してもいいではないですか。それを絶対認めない。決まっているから認めないというのは、お役所の言い分ですね。私は、それは柔軟に対応してもいいだろうと思うのですが、認めたくないですか。
  それから、3つ目です。収集回数の統一についてですが、わかりました。では、一応ここではパブリックコメントはこれ以上言いません。ただ、せめて推進員の方々にきちっと説明すべきだと思うのです。これは住民、市民に対するものと一緒に4月、組合だよりで言えば4月号、それ以降ということになります。私は、推進員の方々が集まる議会が年度内にあるのかどうかわからないけれども、できるだけ早く推進員の方々にはアンケートをとったりして意見を聞いているわけだから、こういうふうになりますよということの説明は早目にしたほうがいいと思うのです。推進員の方々からも4月以降、確か住民に対して説明していただけるような体制が必要だろうと思うのですが、それが1点。
  もう一つは、前提として1つ落としましたが、先ほどの答弁では年内に方向性を出すということだったけれども、どうもそれは年内に決定をするということの意味のようです。組合としてどうするかを決めた後で、正副管理者と協議して、議会へ1月以降に報告をする。組合として決めて、正副管理者と協議して、その決定は年内ということで理解してよろしいですか。その確認をお願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の再々質問に対する答弁をお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 猪股議員の再々質問に対して私からご答弁申し上げます。
  それぞれのご答弁の前に、一部事務組合に対する考え方、若干お時間をいただいてお話しさせていただきます。これは、しばらく前ですけれども、久喜市の議会で私申し上げたことがございます。私ども自治体は、効率よい事業運営を目的にさまざまな事業展開をしておりますけれども、特に広域的な協働による一部事務組合の組織を設置し、運営をしているわけでございます。例えばで申し上げますと、久喜市は5つ一部事務組合を持っております。こちらの衛生組合、宮代町との共同となります。そのほか4つございまして、私が管理者をしているのはうち3つであります。埼玉東部消防組合、これも宮代町も構成町になっておりますけれども、そのほか利根川栗橋流域水防事務組合、こういうのもございます。そのほか北本地区衛生組合、また広域利根斎場組合等々もございまして、5つのうち宮代町も参加して私どもと一緒にやっていただいているのが3つ、私が管理者を務めておりますのが3つ、副管理者でありますのが2つという状況にございます。
  そんな中で一部事務組合のいわゆる管理者、あるいは副管理者につきましては、それぞれ首長が協議をし、誰が管理者になるか、誰が副管理者になるかということを決定するわけでございます。そのときに当たって、一部事務組合の管理者、私と言ってもよいかと思いますけれども、私は宮代町の町民の方の直接選挙によって選ばれた管理者ではございません。私は、一つの自治体のさまざまな事業につきましては、全ての行政課題が、そこに暮らしている住民の直接選挙によって選任をされた者がその執行責任者たるべしということが大原則であるべきというふうに認識をいたしております。そういう意味では、久喜市が加盟しております5つの一部事務組合につきましても合理的な体制であるには、ある意味十分な組織とは言えない部分もあるというふうに思っています。ここのあたりが、管理者として、市長として、あるいはまた一つの市としていろいろ悩むところでもあるわけでございます。
  ご質問のその体制についてが急ぐのかというお話でございます。急ぎます。先ほどお話ししましたように、一部事務組合でいくのか、従来同様ですね。久喜宮代がそれぞれ単独で今後ごみ処理行政をするのか。あるいは、どちらかの自治体がどちらかの自治体に業務委託という体制をとるのか、大きく分けるとその3つだというふうに思っていますけれども、そのどちらをとるかによって大きく今後の中身が変わってまいります。したがって、先ほど事務局長から年度別等の久喜市の計画が示させていただきましたけれども、これも当然のことながら宮代町といろんな関係で協議をして実施できるものでございますので、冒頭お話しさせていただきましたように、今回この体制をどうするかということにつきましては、久喜市、宮代町ともに熟慮に熟慮を重ね、決定をしていくべきものというふうに思っております。それがいろんな事業の前提になってくるであろうというふうに思います。これからであります。宮代町さんと協議をまだまだきょうからスタートと言ってもいいかもしれません。議会議員の皆様方の長い歴史、伝統、あるいはまた周辺の特にこの衛生組合の周辺の方々のご協力、ご指導があって、今の久喜宮代衛生組合があるわけでございますけれども、そんな中で一大歴史的な転換期を迎えたというふうな認識でおります。
  以上です。
議長(加納好子君) 事務局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) それでは、私のほうから猪股議員の再々質問につきましてご答弁申し上げます。
  基本的にごみ処理基本計画につきましては、久喜市で策定する場合には、管理者が申し上げましたように、久喜市単独でやる。それから、宮代町が単独でやるというふうな体制に決まった場合になるというふうに考えております。ですから、組合で事業をこのまま続けていくという形になれば、現在ある基本計画を変更していくという形で、組合として新しい基本計画をつくるという形ではないというふうにご理解いただきたいと思います。
  先ほどのスケジュールにつきましては、久喜市が説明会等々必要ということで、(案)として示されたスケジュールでございます。組合で実施することになった場合には、またこのスケジュール等についても、さらにこのままでいいのかどうかというのも当然検討しなければならないわけでございますので、あくまでも久喜市で今現段階で想定されるスケジュールを策定したということでご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
                 〔「29年度の基本計画というのは」と言う人あり〕
事務局長(若山忠司君) 先ほど申し上げましたように、27年度に検討会議等が設置されるということで、そこから基本計画、それから施設の基本構想等が審議されていきますので、28年度にかけて計画は策定されるというふうなスケジュールにはなっております。
  以上です。
議長(加納好子君) 業務課長、お願いします。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 猪股議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  お役所的だねということでございますけれども、そう言われてもやむを得ない部分はございます。ただ、以前に猪股議員のほうからご質問がありました紙おむつの関係、紙おむつも当初は指定袋で出してくださいとお願いしておりましたけれども、こういったたくさんの住民のニーズもあることから、来年の4月からは透明または半透明の袋でもおむつは出せますよという柔軟な面もあるということでご理解いただきたいと思います。
議長(加納好子君) 続いて、総務課長、答弁お願いします。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、猪股議員の再々質問についてお答え申し上げます。
  先ほど2点ほどご質問があったかと思いますが、推進員の皆様へのご説明ということでございますが、実は推進委員の皆様は年に1度、意見交換会というものを行っております。ご存じかもしれませんが。それが、11月から12月にかけてございます。そうしますと、年内決定、先ほどの年内決定するのかという部分でございますが、年内に決定しなければ1月の議会の説明ができませんので、現在決定は何が何でもしなければならないと思っておりますが、ただその推進員さんの意見交換会のときにそれの話ができるかどうかという問題もございます。それともう一つ、仮にご説明ができたとしても、1月の議会で議員の皆様方に説明する前に、こういう方向で決定しましたということを説明するというのは、ちょっといかがなものかということもございますので、仮にやる場合にはそのような方法で考えているとか、そういうことになるかもしれませんが、その辺はちょっとどう説明していくかということになりますが、時間との勝負ということになるかと思います。仮に議会後で意見交換会がもう終わってしまって、次の意見交換会まで間があいてしまうということであれば、それは別に文書等を作成しまして、プロセスを踏まえながらご説明したいというようなことで考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質問を終わります。
  次は、私の通告順ですので、議長席を鈴木副議長と交代いたします。
  暫時休憩とします。

    休憩 午前11時17分
                 〔議長、副議長と交代〕
    再開 午前11時18分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。
  議長を交代いたしました。
  次に、加納議員、お願いいたします。
                 〔14番 加納好子君登壇〕
14番(加納好子君) 議席14番の加納です。質問の機会をいただき、ご配慮に感謝します。通告に従って質問します。よろしくお願いいたします。
  1として、新設炉場所決定までの時間、経緯についてお伺いいたします。今回発表された菖蒲清掃センター拡張新炉建設についてであります。菖蒲町三箇地区から最初は昨年12月ですが、12月、菖蒲環境センター焼却炉改修について、また菖蒲、八甫両清掃センター統合の場合は、当該地区を新炉の建設地にとの要望が出たのが初めでした。ごく短期間で、今回の3センターの焼却炉1カ所統合計画がまとまっていったとお聞きしています。当該地区から要望が出て、久喜宮代衛生組合の焼却炉1カ所構想に移行していくきっかけとなったもの、この転機ですね、ターニングポイントと言えるその時期はいつだったのでしょうか。
  次に、(2)、宮代町サイドへの説明についてです。久喜市菖蒲町三箇地区の新焼却炉周辺地域への説明、合意形成がほぼ完了しているのはわかりました。長い期間、現在地建設に対して要望に応えられないでいた宮代町の周辺住民も、これまで心を砕いてきた関係者も、いずれもほっとしています。久喜行政のご努力に敬意を表すところです。大前提が山を越えたということであります。これを受けてですが、宮代町の久喜宮代清掃センター周辺の住民に対する説明はいつ、どんな形で行われるのでしょうか。対応はどのようなものでしょうか。
  2として、新焼却炉について伺います。想定される機種を挙げてください。
  (2)、計画案では、新焼却炉の規模を75トン炉×2ということでした。その根拠をお示しください。前段者とかぶるところがたくさんあります。急浮上してきたこの問題については、問題点としては共通の認識があるからだと思います。
  (3)、焼却炉の中間処理施設は拡張を予定していますが、用地買収費用、また進路建設費の積算、推定で結構ですが、をお願いいたします。さらに、自治体財政のやりくり上、どうしても関心が高まる負担金ですが、この費用負担が構成自治体に影響をしてくるのはそれぞれいつのことでしょうか。
  (4)、完成時期、稼働時期を平成35年としていますが、稼働開始までのタイムスケジュールをお示しください。
  3、既存焼却炉への見解について伺います。(1)、新しい焼却炉完成まで3つのセンターの炉をどのように稼働させるのでしょうか。
  (2)、3施設の焼却炉はいずれも老朽化が進んでいます。保守、改修の年次計画などをお示しください。
  (3)、新焼却炉が竣工になった後になると思いますが、旧炉の解体の時期、その手法について伺います。現在国は老朽施設の解体、特にごみ処理施設の解体が進まないことに苦慮してですが、この解体に交付金を出しておりますが、これが適用されるのでしょうか。活用を想定していますか、お願いいたします。
  4、焼却炉1カ所構想での新焼却炉が、稼働に当たり課題となることをお聞きします。まず、(1)として、3カ所の清掃センターについてであります。@、3清掃センターの焼却炉は当分稼働させなければなりません。では、それ以外の処理施設をどのように今後配置させるのでしょうか。
  A、3センターで新たに担う分野、作業があるとしたら、どのように変わっていくのでしょうか。
  B、八甫、久喜宮代両清掃センターで新たにつくられる施設はどうでしょうか。なくなる施設はどうでしょうか、お願いします。
  C、久喜宮代清掃センター周辺地域と協議が開始されたと聞く還元施設については、今後どのように協議がなされていくのでしょうか。
  (2)、現在の職員体制はどう変わっていくのでしょうか。また、事務局としての機能は移設があるのでしょうか。その時期についても伺います。
  大きい5番です。ごみ処理基本計画への影響。タイムスケジュールが先ほど前段者の質問で示されましたが、ごみ処理基本計画の目指す姿は変わらないと思います。これは、久喜宮代で長年の蓄積、そして住民の提言によってつくり上げられてきたと思いますが、大きくは変わらないと思いますが、今示されている新体制で手段や方法、こういったものに影響が出ると思われますが、これについてはいかがでしょうか。
  6番、高齢化とごみ処理についてです。言葉どおり、10年後に新焼却炉が完成するとして、いわゆる2025年問題と符合してくる時期ではあります。超高齢化社会への配慮として、今から準備すべきものがあったらお示しください。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
  事務局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) それでは、加納議員のご質問に順次ご答弁を申し上げます。
  初めに、大項目1の(1)でございます。久喜市に確認した内容を申し上げます。平成26年3月28日に菖蒲地区三箇地域を中心とした区長8名並びに関係者14名の署名が添えられた要望書が久喜市長に提出されました。その要望書の中に、菖蒲清掃センターの建てかえ整備の内容がございました。その後、6月15日には三箇地域の区長や関係する用地の地権者を中心に三箇地区環境促進協議会が設立され、この協議会から関係区長や地権者、地元向野地区にお住まいの方など100名近くの方の署名が添えられた新たな要望書が7月2日に久喜市長に提出されました。その後、この協議会の役員会が7月6日に開催され、市と意見交換などを行った際に、協議会からこの要望に対し、市から何らかの考えを示してほしいとの意見があったそうです。そこで、市では、これまでの懸案であり、課題であった久喜宮代清掃センターの更新施設と現在稼働している3つの清掃センターの統合などをあわせて検討したとのことでございます。そして、7月20日開催の協議会役員会で、要望のあった菖蒲清掃センターの建てかえについて、3つの清掃センターを統合する形で市内全域のごみ処理を可能にする施設を建設する提案をさせていただいたところ、協議会役員の皆様から異存なく合意をいただいたとのことでございます。さらに、去る8月31日に菖蒲総合支所において、三箇地区要望事項に対する事業提案説明会を開催いたしまして、向野地区の皆様や関係する用地の地権者約50名のご参加をいただき、新たなごみ処理施設の概要等を説明したところでございます。当日は、ご出席いただきました皆様から事業内容への同意をいただくとともに、事業の推進について改めて要請をいただいたところでございます。
  次に、(2)でございます。取り急ぎ自治会役員や区長等には説明をさせていただいたところでございます。今後久喜市と宮代町の協議が整い、方針が決定いたしました段階で、周辺住民の皆様への説明会等を行ってまいりたいと考えています。
  続きまして、大項目2のご質問に対し、順次ご答弁を申し上げます。初めに、(1)でございます。導入する機種等につきましては、今後ごみ処理施設の基本計画を策定あるいは見直しの中で決定されていくものと考えております。
  次に、(2)でございます。さきのご質問者にもご答弁申し上げましたが、75トン炉2基につきましては、平成25年3月に策定いたしました久喜宮代衛生組合の一般廃棄物ごみ処理基本計画に基づき、将来のごみ量を勘案して、久喜市において算出したものでございまして、計画にございます生ごみを堆肥化、減容化せずに全量を焼却した場合と、久喜菖蒲工業団地の事業所等の一般廃棄物を受け入れた場合を想定して、最大で必要な能力を算出したものと伺っております。
  (3)でございます。拡張用地の買収費用は未定でございます。新施設の試算でございますが、まず焼却炉でございます。プラントメーカーから徴収した最近建設される一般的な焼却炉の建設費用の積算から、処理能力1トン当たりの単価を割出したところ、方式がストーカ炉では処理能力1トン当たり約6,250万円、また処理方式がガス化溶融炉では処理能力1トン当たり約7,400万円という単価になりましたことから、150トン炉を建設するとした場合は、ストーカ炉で約94億円、ガス化溶融炉では約111億円程度になるものと考えています。また、リサイクルセンターやリサイクルプラザなどの建設費用については、約23億円程度の建設費用が必要になるものと考えております。これらの金額はあくまでも概算でございますので、今後さまざまな仕様の検討や実施方法の検討を進めることで大きく変動するものと考えております。なお、負担金及び時期につきましては、未定でございます。
  次に、(4)でございます。さきのご質問者にもご答弁申し上げましたが、久喜市から示された案によりますと、今後のスケジュールといたしましては平成35年度を施設の稼働開始としておりまして、今後事業化されますと、埼玉県との協議を進め、平成27年度には廃棄物適正化システム、ごみ処理基本計画や施設の基本構想を検討いたします市民や有識者等を交えた検討会議を発足し、検討を進める予定になっております。その後、平成28年度では、国の交付金にかかわる循環型社会形成推進地域計画の策定、都市計画決定の手続を開始、平成29年度には生活環境影響調査を実施し、また関係用地の測量や用地の確保を進め、平成29年度以降にごみ処理施設の基本計画や事業可能性調査、事業者の選定などを進め、平成30年度以降には造成工事等に着手し、さらに平成32年度ごろには旧施設の解体、新施設の建設工事に着手する予定となっております。
  次に、大項目3のご質問にご答弁申し上げます。初めに、(1)でございます。新たなごみ処理施設の建設工事に着手及び完成するまでは、3つのセンターの炉は日常の適正な運転管理と毎年の定期点検、修繕工事等を適切に実施しながら、現状と同様な運転を続けることになるものと考えております。
  次に、(2)でございます。3清掃センターの焼却炉とも現在計画を立てて、毎年修繕工事等を実施しておりますが、新焼却炉の建設計画及びスケジュールが決定した段階で修繕工事計画を見直しいたしまして、それぞれの焼却炉を停止するまでの間は稼働、運転できるよう、毎年定期点検、修繕工事を実施してまいりたいと考えております。
  次に、(3)でございます。菖蒲清掃センターの場合のような旧施設を解体して同じ場所に新たな施設を建設するのであれば、旧施設の解体費用等が交付金の対象になるものでございます。久喜宮代、八甫清掃センターのように使用しなくなった施設の解体等に要する費用については、現在のところ起債による費用調達はできるものの、基本的に自治体の単独事業になるものと考えております。
  大項目4のご質問の(1)、@、A、Bについてご答弁申し上げます。現時点では、いずれも決定はしておりません。今後久喜市、宮代町の協議が行われた後に決定されるものと考えております。
  次に、Cでございます。協議を開始した地区はございますが、現時点では決定した事項はございません。今後関係する地区と協議を進めてまいりたいと考えております。
  次に、(2)でございます。現段階では何も決定してございません。今後久喜市と宮代町の協議によって決定されるものと考えております。
  次に、大項目5のご質問にご答弁申し上げます。ごみ処理基本計画が審議会での議論や住民の皆様のご意見を反映して作成されたわけでございますから、基本的には影響を受けることはないと考えております。リサイクルセンターの建設などハード面での整備が充実されることで、ごみ処理効率が改善し、リサイクル率の向上につなげるといったよい影響があるのではないかと考えております。
  次に、大項目6のご質問にご答弁申し上げます。現段階では、検討している内容はございませんが、新しい一般廃棄物ごみ処理基本計画の策定あるいは現ごみ処理基本計画の見直しを進める中で検討されるものと考えております。
  以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再質問をお受けいたします。
  加納議員。
                 〔14番 加納好子君登壇〕
14番(加納好子君) 再質問をさせていただきます。
  冒頭で管理者のご挨拶の中に、歴史的転換期だというような表現がありました。今回の問題については、管理者みずからおっしゃったように、50年の歴史を共有してきた宮代町が情報の外に置かれて、さあ、どうする、きょうからスタートだと言われたようなものです。これは、久喜市の検討であって、衛生組合での検討ではなかったということでありますが、しかし宮代町としては、ああ、そうですかと言える状況、心情にありません。これまでの経緯について説明がありましたけれども、もう一度申し上げます。
  今回については、(仮称)本多静六記念市民の森と菖蒲清掃センターの建てかえ整備の要望書が出された、3月28日に。次いで、6月15日には菖蒲清掃センターの建てかえをさらに促進するために、三箇地域環境促進協議会が設立され、さらに関係者100名の署名で本多静六記念公園と菖蒲清掃センターがセットで今後建設されるようにというような要望が出されました。この時点で、懸案であった久喜宮代清掃センターの更新施設問題と3つの清掃センターの統合が検討され始めるわけです。次いで、7月20日には本多静六記念公園の新センターの統合の事業案が当該地域に提案されました。そして、8月31日に三箇地区、要望事項に対する事業提案説明会ということで、ほぼ100%の合意形成がなされたということであります。この8月31日の翌日に正副管理者会議で初めて知らされたと聞いていますが、会議がなされ、久喜市議会には全協で9月2日にこの報告がなされた。宮代町においては、宮代町は全員協議会ではないです。単なる報告会という位置づけで、これまでのことが報告されました。
  一方、久喜宮代衛生組合議会は、7月16、17日と千葉県にてごみ処理施設を視察研修しています。特に成田、富里で構成されているいずみ清掃工場は、建設までの諸問題、長い硬直期間、そして再び動き出した新炉及び関連施設など、当組合がこれまで抱えてきた問題と酷似していたところが選ばれ、視察先として用意されました。さらに、同時進行として、長い間凍結状態にあった宮代台自治会と協議会を再開したのが6月30日であります。ここには管理者が出席しています。次いで、7月28日、宮代台自治会と当組合の間で平成13年に交わされた現在地に関する10項目の合意書の取り扱いについて話し合いがなされました。また、過去の負荷に対する具体的要望書が書面によって提出され、書面で返されています。先ほどの管理者の最初のご挨拶では、この現在地に関する宮代台との10項目の合意書は今も生きているというふうな表現をなされました。時系列で言うと、これら3通りの動きが同時進行的に動いていましたが、情報としては全く出てきませんでした。管理者が歴史的転換期とおっしゃるなら、なぜ一方の構成自治体である宮代町は何も知らされなかったのでしょうか。まず、これをお聞きします。それは、一部事務組合としてスタートした昭和36年から五十有余年の歴史、新炉建設、最終処分場をこの周辺に来るという計画が浮上した平成4年から数えて22年、お互いを尊重し、真摯に取り組んできた構成自治体として不誠実だったとの思いがありますが、これについてはいかがでしょうか。
  新設炉が現在地でなくなった宮代台との10カ条の合意書の取り扱いについてはどうなるのでしょうか、お願いします。
  また、これ以外にも周辺地域とは申し入れ書を受けたり、また要望書が提出されたりと、協議を続ける努力をしてきましたが、これらについて協議を続けていくのか、もし続けていくとしたらその根拠、続けていかないで凍結ということになったら、またその根拠もお示しください。
  大きい2番についてお伺いします。先日お示しの計画では、新炉の機能として、可能性として挙げられるものとして、サーマルリサイクル、マテリアルリサイクルを構想に乗せています。これは基本線だと思います。しかし、今示された35年稼働までのタイムスケジュールを見ます。いろいろなところでまだ決まっていないということでしたが、おのずとこれらはもう決まっていることは実は多いのではないでしょうか。まず、その35年を稼働とした場合、27年に廃棄物適正化システムに沿って基本構想などをやっていくと。これには、市民有識者会議の検討会議がまず先行するということですが、これらの先行がまずなぜ先行させなければならないのでしょうか。基本的にこの順序としては、かなり熟慮を要する必要があります。宮代町と久喜市が一部事務組合を今後も続けていくのか、あるいは単独の道を選ぶのか、業務委託を選んでいくのか、ここがまず決まらないということには、その市民有識者会議の検討会議で何を検討するのでしょうか。ここで規模だとか機種だとか、今後のごみ処理基本計画に盛り込むもの等をここで検討するということは、順序的に難しいのではないかというふうに思いますが、基本構想をここで両方の市民、有識者が出て検討していく。その検討の中で、宮代町はこれでは単独の道を選ぼうかと。宮代町は宮代町独自でこの検討内容に沿って宮代町独自の道を選ぶのか、一部事務組合を続けていけそうか、あるいは業務委託したほうがよさそうか、そういったことを検討していかなければならないということになりますが、この辺が物すごく不透明であります。また、検討会議の構成員ですが、この段階では検討会議の構成メンバーは久喜市、宮代町ともに同数、平等のメンバーが想定されるのでしょうか。この辺についてもお伺いします。
  それで、28年には循環型社会形成の交付金等のこともありまして、検討していく。29年度は生活環境、環境アセスをやっていく。それから、同時に29年にはごみ処理基本計画を作成していく。30年には工事着工。着工後は、着工の進捗ぐあいを見て、旧施設の解体などがこの時点で上がってくるということですが、これら全てのスケジュールは久喜市、宮代町が一緒にやっていく一部事務組合の構成団体ということでなければ、こういったもの全てが決まってこないというふうに思います。ここで、さあ、これからスタートだと投げ出された。そして、急ぐのですと。熟慮をお願いします。きょうがスタートですというふうに言われましたが、全くこれは機種とか規模とかなかなか決まらないことではないですか。焼却炉の機種については、菖蒲清掃センターの敷地の面積が決まっていますから、ここに適合する焼却施設が考えられます。そうすると、ガス化溶融炉にするか、ストーカ式にするかわかりませんけれども、ここでキルン式みたいな場所をとるというようなところは外れてくるし、シャフト式のガス化溶融炉のような場所を比較的とらない、しかもマテリアル、それから電力を生み出すというふうなものを選んでいくとしたら、シャフト式のガス化溶融炉などが絞られてくるのではないか。これらが一番可能性としては、敷地面積に対する機種の選定ということでは挙がってくると思うのですが、そのほかについては処理能力にしても全く決められない。そういうことになるのではないかと思いますが、この点について、こういった不透明の部分を残したまま、さあ、どうするということについて、一部事務組合の衛生組合事務局としてどういうふうに今後考えていくのか、お伺いいたします。
  それから、職員体制ともかかわってくるのですが、今後時代的にストーカ炉を残して、これにプラス溶融施設をつくるというのは考えにくいと思います。そうすると、面積をとらないシャフト式などが、ガス化溶融炉などが選ばれてくると思うのですが、長いこと焼却炉だけの運転に従事してきた自治体職員にも手に負えないということもあると思うのです。運転は、勢いメーカー側の技術者、作業員に任せるほかないのではないかというふうに思いますが、こういった場合の職員体制なども今後宮代町と久喜市が一部事務組合を構成しながらやっていくかどうかというところにもかかわってきます。これらについて、視察もしたのですから、敷地に対する許容できる機種、あるいはそれに対する現体制の自治体職員がこういった次世代焼却炉に関してノウハウを蓄積できるかということについてはある程度の答弁はできると思います。それについてお願いします。
  もう一つ、今回の質問では久喜宮代衛生組合議員として質問しておりますので、新機種についてこだわってもう少し質問してみたいと思います。いずみ清掃工場では、焼却灰を溶融してスラグにはしていました。これは、当組合でも可能性として求めていくという次世代炉の機能でありますが、いずみ清掃工場ではスラグに対する流れは、実は出口でとまっていたわけです。有用な排出先がなかったということだったのですが、これは全国でこういった状況は起きています。久喜宮代衛生組合では出口での心配はないのでしょうか、お伺いします。
  それから、答弁の中に175トン炉×2ということは、生ごみ類を全量投入した場合の処理量を想定しているということですが、次世代炉におきましては熱回収、これで全電力を生み出すわけですけれども、これには次世代炉として当然カロリーの高いプラスチックごみが必要だというのは条件ではないですか。このプラスチックごみを外して、これからの炉に対応していくのだ。これは無駄であり、無理があると思うのですが、これについてはどうでしょうか。こういった機種を選んでいくのに、何を最優先として考えるのか。コークスを使うシャフト式の溶融炉つきの焼却炉では、メタルを回収するのか、あるいはスラグの量を少なくするのか、最終処分量を少なくするのか、あるいは生み出す電力を最優先にするのかで、機種の選定は違ってくると思います。敷地を考えると、流動床炉とシャフト式のガス溶融炉というふうに絞られてくるかもしれませんが、そういった諸条件で何を優先して決めていくのかぐらいは衛生組合として想定をしていなければならないと思います。それについては、今のところの見解をお願いいたします。
  それから、宮代台との10カ条の要望書についてお伺いします。宮代台自治会との間で交わされた10項目の合意書の取り扱いについて、7月31日の第2回の協議会で、合意書に基づいて過去、将来の負荷について、この時点では将来もあるというふうに思っていましたからね。そうすると、過去、将来に対する負荷についてが議題に上がりました。この中でその後のことですが、その過去及び将来に対する負荷についての補償ということですが、過去及び将来の補償という中で将来がなくなったわけです。新設炉が現在地でなくなった。宮代台との10カ条の合意書の取り扱いについてはどうなるのでしょうか。この場合、久喜宮代清掃センター周辺の地域と新たな協定書が必要となってくるのでしょうか。生きているというふうに言いましたが、これを管理者は10カ条の合意書については切り離して考えてはいないと。10カ条が一体となったような合意書であるというふうに説明しておりますが、ではその中の将来がなくなった場合について、新たな協定書になるのかどうか、これについてお願いいたします。
  以上です、2問目は。
                 〔「議長、休憩がいいよ」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 休憩します。

    休憩 午後 零時04分

    再開 午後 1時00分

副議長(鈴木松蔵君) それでは、再開いたします。
  加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 加納議員から私に2点ご質問があったかと思います。
  まず、不誠実との関係でございます。このたびお示しを申し上げました久喜市の大変大ざっぱな、ラフな新炉建設の事業でございますけれども、100億円を超える大事業であります。1つの自治体としてもこれだけの規模の事業というのはそうあるものではございません。また、今回の新設炉の建設経過につきましては、冒頭お話ししましたように、本多静六市民の森公園の整備について、ただいまお話が進んでおりますように、新炉の周辺に公園約11ヘクタールとの一体的な整備を求める地元の皆様方の要望書があって、その提出があったことを受けての計画であります。今回菖蒲地区に移転建設を久喜市として進めるという計画をお示ししたわけでございますけれども、元来この焼却炉につきましては迷惑施設という、そのような過去のさまざまな経過がありました。したがいまして、このお話があってから、私といたしましては慎重に話を進めてきたつもりでございます。ややもしますと、これだけの大きな事業になりますと、総論賛成各論反対というようなこともまま見聞きしてきているところでございます。
  このような中、お話にもございましたけれども、8月31日に当該地区の皆様方に対して説明会を開催したわけでございますけれども、その中で三箇地区要望事項に対する事業提案説明会ということで久喜市主催でこの説明会を開催したわけでございます。この説明会は、地権者並びにその周辺の方々、関係者の方々に対して初めてであります。初めての説明会だったのです。そして、その後9月2日に久喜市議会の全協を開催していただいて同様の説明をしましたけれども、この計画を久喜の議員さんにお話しさせていただいたのも9月2日が初めてであります。その後、9月5日の宮代町議会への説明ということで承知をしております。したがって、これまでの経過の中で今お話ししましたように、計画を宮代町さん側に説明できるまだ状況ではなかったということをぜひご理解いただきたいと存じます。むしろ話が出てから半年という状況の中で、本当にいろんな方々のお世話になりながら、きょうこのような形で話ができるというふうに思っていることにつきまして大変ありがたく思っております。したがって、加納議員さんからご指摘がございました不誠実ということにつきましては、私は毛頭そのようには考えておりません。
  それから、2点目でありますけれども、宮代町さん側との協議あるいは周辺の宮代台初め主要な方々とのさまざまな協議につきましては、全てこれからということで考えておりまして、そういう認識をいたしております。
副議長(鈴木松蔵君) 続いて、事務局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 加納議員の再質問にご答弁を申し上げたいと思います。
  私のほうからは、スケジュールについてでございます。スケジュールにつきましては、久喜市のほうで地元説明会を開催するに当たりまして、こういう形で事業を進めていきたい。いけるでしょうということで、案ということで示したものでございますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。
  それから、機種についてでございますが、現在菖蒲清掃センターが建っている敷地を拡張して建設をするというような計画になっております。拡張面積については確定はしておりませんので、面積によって機種が決定されるということではなくて、逆に機種によって面積が決定されるというふうな構図で考えていただければと考えております。
  それから、いずみ清掃センターを視察して、これからというところでスラグの処理については現在のところ埋め立て処分をしているということで伺いました。この出口での心配はないのかということでございますけれども、確かに心配をしております。けさの読売新聞にも載っておりましたけれども、スラグ処理に困っている自治体というのは相当あるということでございます。全国でもガス化溶融炉をとめてしまっていると、1年足らずしか動かさずにとめてしまったというところもあるそうです。これは、スラグ処理に困っているだけではなくて、そのスラグをつくるために重油を使いますので、これの経費が相当な経費がかかってしまうということでとめてしまったというところがあるようでございます。また、焼却灰については、業者のほうで引き取ってくれているというような状況があるようでございますので、そんな状況でガス化溶融炉をつくってスラグができた。その出口ですね、それについては大変心配はしているというところでございます。
  それから、生ごみを燃やすということで、150トン炉という形で市のほうで設定して試算をしたといいますか、規模を案で出してはおりますけれども、プラスチックごみにつきましては当然これは燃やすような形になると思います。プラスチックごみを燃やすことで、先ほど申し上げました重油なりの使用を抑えるということになると思います。
  それから、宮代台との協議でございますけれども、これにつきましては宮代台自治会のほうからの要請によりまして開始したことでございまして、組合といたしましてはその要請に基づいて、今後も自治会と協議のほうは進めていきたいというようなことで考えております。そういうことで、10カ条については、管理者が申し上げましたように、基本的には尊重するような形は、当然尊重していくということで考えておりますけれども、あくまでも新炉をここに建設するという前提に結ばれた合意書でございますので、対外的に何か説明するためには、新たな協定書なりを結ぶ必要が出てくる可能性もあるかなというふうに考えております。
  以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質問をお受けいたします。
  加納議員。
                 〔14番 加納好子君登壇〕
14番(加納好子君) ありがとうございました。管理者からご答弁で不誠実ということに関してですが、不誠実という失礼な表現を申し上げました。大変失礼いたしました。
  ラフな計画であるということと、それから久喜市におかれましても100億円を超える大事業がこの短期間の間に進捗していったということだということですね。宮代町としましても、それを今回初めてこの議会で真っ正面から受けるという形で、住民はもとより、議会も簡単な説明をお聞きしただけで、うろたえているということが正直なところであります。どう考えていったらいいのだろうということも、まだそういう未消化な状態にもあります。管理者がおっしゃるように、総論賛成、各論になると反対という、そういう狭い裁量で今回の歴史の転換を思考しないよう、肝に銘じて熟慮を重ねていきたいとは思っております。
  スケジュールについてでありますが、唐突なので、少しかみ砕いて理解するのが不足しているとは思うのですが、つまりスケジュールに関しては、平成27年から35年の稼働までに至るスケジュールについては、これは久喜市さんの積み重ねてきた計画であるということでしょうか。それで、久喜宮代衛生組合としては全くこれから、それを受けてのことでということで、久喜市さんのスケジュールというふうに理解しました。それを理解した上でではありますが、事務局長の答弁にも久喜市に確認した内容によりますとという大前提が入っておりますので、久喜市の計画、スケジュールに沿って宮代町も対応していかなければならないということでありますが、今後、今投げかけられたこの大きな問題に宮代町がどう対応していくか、どう考えていくかですが、それに伴って申し上げたい、確認しておきたいのは、これまでの計画については久喜市さんが主となって進めてきたということは理解できました。
  今後ですが、一部事務組合を構成する宮代町として早急に我々は情報を整理して、我々のところのとるべき対応を考えていかなければならない。その媒体として、一部事務組合である久喜宮代衛生組合からの情報、これをもとにしなければならないわけですね、構成自治体として。今後一部事務組合として情報を整理して、そしてそれぞれの市町に伝えるのは当然の役割というふうに思いますが、これについては確認の意味でお伺いいたします。
  それから、大前提が久喜市の計画ということになりますと、なかなかこちらから今何かを申し上げるということは難しいのかもしれませんが、宮代町としては久喜市のそういった大きな事業に今後かかわっていくかどうかも含めて、その判断をしなければならない。それが冒頭に管理者がおっしゃったように急ぐのです。きょうからスタートしてください。これは改めて認識いたしました。きょうからスタートしなければならない。となりますと、久喜市さんが示すスケジュールが平成27年から始まるわけですが、これまでに宮代町はある程度の目指すべき方向、あるいは宮代町としてのごみ処理のあるべき姿を短期間で模索していかなければならないというのが投げかけられたわけです。久喜市の平成27年からのスケジュールの前にある程度の態度を決めるということになりますと、宮代町の今やることということは、久喜市にあわせて、平成27年のスケジュールにあわせてある程度のは出してください。いや、それ以降でもこちらはやっていきますから、そちらはそちらで必要なことを議論していってくださいということになるのか。そこら辺ははっきりとさせていかなければならない。刻まれているわけですから、退路が。そこら辺をもう少し答弁の中で明らかにしていただきたいというふうに思います。
  それから、具体的なところでありますが、多くのところが今後一緒にやっていくということが前提の質問ですが、現状では一部事務組合としてごみ処理計画に沿って一緒にやっているわけですが、そういったことでお答えをいただきました。スラグの出口についても重油をたくさん使うコークスの副資材として使う場合もありましょうが、とにかくそういったことで副資材として使わなければならないものが多くある。そうなると、やっぱりプラスチックの投入は不可欠とも言っていいのではないかと思います。それは、宮代町と久喜市がこれまで進めてきた分別ということに大きく処理が違ってくるということになります。これについては、今後具体的なところを検討していくことになると思いますが、こういったことに関しても情報を出していっていただかなければ、宮代町の検討課題の中にこういったものが反映されて、そして宮代町はどう進んでいくか、一緒にやれるかどうかということも含めて必要なことなので、これは今後も情報として出していただきたいと。逐一ですね、検討委員会に、検討の中。それから、ごみ処理基本計画にかかわるもの、これは一部事務組合として事務局が出していただかなければならない。これについては約束していただけるかどうか、お願いします。
  次に、宮代台との協議であります。これは、今後とも進めていくというご答弁をいただきました。その中で、やみくもに協議を継続していくということだとなかなか生み出すものが少ないと思うのです。それで、協議を進めていくのと一緒に10カ条の合意書の中にもあります過去の負荷に対する補償のこと、これについては一緒にやっていく、やっていかないとは別に、そういったこととは別に、これまでの問題の出口として、これはもうスタートさせなければいけないというふうに思います。その中で、今後新しい姿がどういうふうになっていくかということも伝わってくると思うのですが、過去の負荷については、もうこの周辺に最終処分場、それから新焼却炉をつくる計画が出てから22年、ずっとこれが懸案だったわけですね。それから時間が経過しています。今回のこともこの時間の経過の中で出てきた、ある意味では10年前や20年前ではこういった結論を出せなかった。時間が経過する中の果実であると思うのですが、それを踏まえますと、宮代台及び周辺との話し合いも進められなければならないと思います。新体制が稼働し始めた10年後、これでは遅過ぎます。10年という時間というものは、本当に遅過ぎると思います。これ以上待たせる理由もないと思います。ですから、過去の負荷に対する問題ということは、今後スタートさせなければいけないというふうに思っていますが、これについてはいかがでしょうか。お願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 加納議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 情報のお話になります。
  久喜市長として、菖蒲地区における新炉建設にかかわるさまざまな情報等々が出てくると思うのでございますけれども、当久喜宮代衛生組合に対しまして適宜適切に情報を提供させていただきます。
副議長(鈴木松蔵君) 続いて、事務局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 加納議員の再々質問にご答弁を申し上げます。
  スケジュールについてでございますが、久喜市で作成したスケジュールについては、地元の三箇地区から出てきた要望書を達成するために、こんな感じで進めていきたいということで示したものと聞いております。地元の方々にそのようなスケジュールが、地元の方々としてはどんな感じで進められるのかというのが一番気になるところでございますので、こういう形で進められるでしょうということで示したものですので、久喜市の計画とか、それから久喜市と宮代町でのスケジュールということで示したものではないということでご理解いただきたいと思います。
  それから、一緒にやっていくという前提でということでプラスチックの焼却ということで議論があったのですけれども、先ほど答弁申し上げましたように、生ごみを燃やす、それからプラスチックを燃やすとかと決めていることではまだないということでご理解いただきたいと思います。この辺も当然検討委員会なりで検討会議の中で決められていくものだというふうに理解しております。ですから、150トンという炉の規模については、あくまでも全てのものを燃やしたときに、これ以上大きくはなりませんということで地元の方には示すということで、当然燃やさないということのものが出てくれば、当然小さくなってくるということでご理解いただきたいというふうに思っております。
  それから、宮代台との協議につきましては、今後役員の方々と打ち合わせしながら日程を決めて進めていくわけでございますけれども、まさしく過去の負担についてというのが宮代台の皆さんの協議の中のメーンになるところということは私も重々承知しておりますので、その辺で協議のほうは当然進めていくと。その上で、また周辺、ほかの地域の皆様にもその辺の状況をお話ししながら、役員の方々と打ち合わせをしながら協議の再開を考えていきたいと思っております。
  以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で加納議員の質問を打ち切ります。
  議長を加納議長と交代いたします。
  休憩いたします。

    休憩 午後 1時23分
                 〔副議長、議長と交代〕
    再開 午後 1時24分

議長(加納好子君) 再開します。
  次に、園部議員、お願いいたします。
                 〔8番 園部茂雄君登壇〕
8番(園部茂雄君) 8番、園部です。通告順に質問させていただきます。
  直接搬入サービスの拡大について。直接搬入(自己搬入)といいますけれども、について、久喜宮代衛生組合の受け入れは、年末年始やゴールデンウイークを除き、火曜日から金曜日の祝日を除くで午前9時から11時30分と、午後は1時から4時までの直接搬入を可能としています。他の自治体では、市民サービスの向上として、職員の業務改善提案で、所沢市では第1土曜日の午前中を受け入れ可能としてサービス拡大を図ったところ、好評だったとの発表が、昨年の全国業務カイゼンマッチで発表されていました。今回の提案で一番身近な蓮田白岡環境センターでは、確認したところ、最初は土曜日の月1回の受け入れを行っていたが、自己搬入が予想以上を上回る件数があり、現在では毎週土曜日の午前中実施しているとのことです。平日等の持ち込みと同等の件数があるということで、市民サービスを行っている状況もあります。市役所の日曜開庁が市民に好評であり、清掃センターの休日の持ち込み収集を月一、二回程度受け入れ可能にすべきである。また、年末の直接搬入についても28日で終了するのではなく、できる限り年末の直接搬入を延長すべきであるがということで、以下の点についてお伺いします。
  (1)で、県内40市の休日直接搬入受け入れ状況と年末最終日の状況をお伺いいたします。
  (2)として、休日直接搬入、年末直接搬入の延長について見直しを図るべきだが、組合の見解をお伺いいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 園部議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) それでは、園部議員の質問にお答え申し上げます。
  まず初めに、(1)の県内各市の休日におけますごみ直接搬入の受け入れ状況でございますけれども、40市のうち土曜、日曜、祝日の休日に直接搬入の受け入れを行っている市は23でございます。内訳といたしまして、毎週土曜日の午前中の受け入れが11、月1回の土曜日の午前中の受け入れが1、月1回の日曜日の午前中の受け入れが1、月1回の日曜日の終日受け入れが1、祝祭日の午前中のみの受け入れが2、祝祭日の終日受け入れが6になっております。また、加須市におきましては、清掃センターにより受け入れ日が異なっておりまして、加須清掃センターは毎週土曜日の終日受け入れとなっていますけれども、大利根清掃センターでは毎週土曜日と日曜日の終日受け入れとのことでございました。
  次に、年末の最終受け入れ日でございますけれども、年末の直接受け入れを延長している市は26でございまして、内訳としては12月29日までが5、30日までが19、31日までが2でございました。
  続きまして、(2)につきましてご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターにおきましては、平成24年度までは祝日である12月23日またはその振替休日に一般家庭からのごみの直接搬入の受け入れを実施しておりましたけれども、清掃センター入り口の道路や春日部久喜線沖野山交差点にも交通渋滞が発生し、周辺住民の方々や道路利用者に多大なご迷惑をおかけした経緯がございます。また、平成25年10月からは一般家庭からのごみの直接搬入が従量制の有料になったことに伴い、2度の計量が必要になり、さらなる搬入車両による混雑が予想されましたことから、年末の直接受け入れの延長はしておりません。ただしかし、休日の受け入れにつきましては、県内の半数以上の市が土曜、日曜あるいは祝日のいずれかでの搬入受け入れを行っておりますことから、当組合におきましても検討してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
  園部議員。
                 〔8番 園部茂雄君登壇〕
8番(園部茂雄君) ありがとうございます。
  以前は12月の23日とか、年度末にそれだけやったということですから、年度末にやるからそれだけ渋滞するわけですよ、市民ニーズがあるわけですから。それが、毎月のようとか休日とかでやっていれば、均衡して集中することはないと思うのです。私も調べたところによると、大体の自治体が月曜日から金曜日までは一般の収集ごみの自己搬入を受け入れているのに対して、久喜宮代は火曜日から金曜日と。それで、平日をやっていないというか、平日しかやっていないということになると、見たところによると、一番今まで市民サービスが悪かったというか、そのような状況に受けられるのです。ですから、やはり白岡を聞くと、非常に土曜日月1回ではもう追いつかないということで、毎週土曜日午前中やっていると思うのですけれども、ぜひこれ今後検討していただくということですから、実際に検討した結果、どのくらいで実際休日の、せめて最初は月一でも結構ですし、それが実現できるかどうか、今後のスケジュールをお聞かせ願えますか。
議長(加納好子君) 答弁をお願いいたします。
  業務課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 今園部議員さんのほうから蓮田白岡の例がございました。
  私どものほうもちょっと調べましたけれども、蓮田白岡さんは粗大ごみというのが実は粗大ごみ処理券ではないのです。直接とりに行く場合、うちのほうは直接とりに行っても、持ってきていただいても、一律500円ですけれども、蓮田さんは500円から2,000円近くまでの品物によって違います。とりに行くと、業者さんがとりに行って、そこで現金のやりとりをします。結局現金でやりとりするということは、そこにお宅の誰かがいなければ現金のやりとりはできないのです。ですから、直接土曜日というものも利用して、一般家庭の方が蓮田白岡に持ち込む。そうすると、粗大ごみも目方なのです。ですから、持っていってしまったほうが安いのですよ、結局。そういうことで蓮田はやっているし、私も実際に行ったことありますけれども、40分待たされました。そういうことですけれども、前向きに検討するということでございますので、園部議員がおっしゃるとおり、とりあえず月1から、来年、ちょっと27年度になってしまうのですけれども、月1、日曜日のほうで検討させていただきたいと思います。また、それは来年の衛生組合の分別のカレンダーのところに反映させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(加納好子君) 以上で園部議員の質問を打ち切ります。
  続きまして、成田議員、お願いいたします。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) 7番、成田ルミ子でございます。通告に従いまして、3点ほど質問させていただきます。
  まず、1点目でございます。プラスチックの分別処理方法についての質問でございます。容器包装リサイクル法に基づきリサイクルを行っておりますが、リサイクルされないプラスチックにつきましては久喜宮代清掃センターでは成田市の民間業者に委託し、処分しているということを先日の7月の視察で見てきたところでございます。この委託分の処理につきまして、久喜市内の菖蒲清掃センター、そして八甫清掃センター、そちらのほうではそちらで出たプラスチックの分別後のごみにつきましては、安全に焼却処分されているということをお聞きしております。この久喜宮代清掃センター内での委託をしておりますプラスチックのごみにつきまして、ほかの2つのセンターで賄うことは可能かどうか、お伺いいたします。
  2点目でございます。台所資源についてでございます。台所資源の減量、台所堆肥化のモデル地区に私住んでおりますが、平成15年から10年以上にわたってのモデル事業でございます。今後の展開についてお伺いいたします。
  生ごみの分別によりまして、燃やせるごみの減量化にはつながります。理解、協力体制で臨んでまいりましたが、台所資源の分別、特に夏場の分別は大変なものでございます。分別に協力したところで、いただきました堆肥につきまして、私がいただいたのは少し前のことなので、印象が多少違うかもしれませんが、私がいただいた堆肥はちょっと使いにくいような印象がありました。それを喜んで畑に使っているという方もおりますので、一概には言えませんが、少々使いづらい堆肥の印象でございます。こういった取り組みというのはとてもすばらしく、やはり時間もかかるし、費用もかかるものであるということは私も認識はしておりますが、モデル事業、そのモデル地区が広がらない。そういったことを考えたときに、見直しが必要なのではないかということで見解を伺いたいと思います。
  さきの質問者からもありましたが、台所資源用の袋が配布されておりますが、使い切れないほど我が家にもあります。袋の需要に対しまして調査はしているでしょうか。この袋のほかに、やはり使い道はないということで、とてももったいないなと私は思っております。
  3点です。指定ごみ袋についてお伺いいたします。久喜宮代衛生組合では、さらなるごみの減量や収集の安全性の向上、効率化を促進し、管内の排出方法の統一を図るために、ご家庭から排出されるごみのうち燃やせるごみと燃やせないごみの排出につきましては、平成24年4月1日から組合管内全域で統一した指定のごみ袋を導入されていることは、皆様ご存じのことだと思います。まず、導入に伴い改善された点、そして現在に至るまでの新たな課題は何かありますか、それをお伺いいたします。
  2点目です。市民からいまだに、なぜ指定袋を買わなくてはならないかということを私聞かれることがたびたびあります。指定袋の利点等、もっと広報を続けていく必要を感じますが、いかがでしょうか。
  3点目です。道路愛護月間等、地域の草取りで袋を使用する際、45リットルでは少し小さいとかいうお話も伺います。大きいサイズの袋をつくる予定はありますか。そちらを伺いたいと思います。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 成田議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 成田議員のご質問につきまして順次ご答弁申し上げます。
  まず初めに、大項目1のプラスチックの分別処理方法についてでございますけれども、久喜宮代清掃センターにおける容器包装リサイクル法に基づくプラスチック以外の処理につきましては、焼却炉周辺の自治会からの申し入れ書に対し、久喜宮代清掃センターにての焼却処理はしないと、その旨回答してございます。これは、平成6年の時点でございます。しかし、平成22年4月からは、事業系のプラスチックについてのみ久喜宮代清掃センターへ直接搬入されます日量約2トンについて、平成21年9月に行いました焼却実験によりまして、運転管理及びダイオキシン類濃度に支障を来すことがなかったことから、地元自治会の了解を得まして、久喜宮代清掃センターにて焼却しているところでございます。このことから、久喜宮代清掃センター管内の住民の皆様が排出し、回収しておりますプラスチックにつきましては、選別された容器包装対象外のプラスチック類は、千葉県成田市の民間処理施設において焼却処理をしているところでございます。
  合併に伴いまして、市内の他の2カ所の清掃センターでの処理について検討を行いましたけれども、合併当時の取り決めによりまして、旧地区内のごみは旧地区内で処理することを衛生組合だより第128号臨時号で市民の皆様にはお知らせしたところでございます。既設の焼却炉があるにもかかわらず、他の地区のプラスチック類を菖蒲または八甫清掃センターで焼却処理することは、近隣住民の理解を得ることが難しいことから、引き続き合併前と同様の処理を行っているところでございます。
  続きまして、大項目2の台所資源についてご答弁申し上げます。まず初めに、(1)でございますけれども、生ごみ減容化及び堆肥化事業につきましては、燃やせるごみの減量化を目的に開始した事業であり、平成25年3月策定の一般廃棄物ごみ処理基本計画にも生ごみの減量化、資源化の推進を掲げていることから、現時点での見直しは考えていないところでございます。
  続きまして、(2)でございますけれども、猪股議員さんの答弁と重なってしまいますけれども、生ごみを分別して排出していただく際の生ごみの専用袋は年2回、各モデル地区の方々に区長を通じて配布をお願いしているところでございます。また、配布枚数につきましても、区長さんのほうに書面にて確認をしていただいて、指名競争入札により製造、そして配送ということになってございます。ご質問のとおり、袋が相当余っているというのは私どもも承知しておりますので、今後は区長さんを通じまして、配布枚数の検討あるいは余っているものの回収などにつきまして対応をしてまいりたいというふうに考えております。
  次に、最後に大項目3の指定ごみ袋についてでございます。初めに、(1)の導入に伴い改善された点と新たな課題についてでございます。改善されました点といたしましては、ごみの減量化が挙げられます。指定袋導入前後の久喜宮代清掃センターにおける集積所からのごみ収集量を比較しますと、まず燃やせるごみは指定袋導入前の平成23年度は1万5,106トン、住民1人当たりですと年間145キログラム、導入後2年目の平成25年度は1万4,266トン、住民1人当たり年間138キロでありました。また、燃やせないごみは、平成23年度は1,215トン、住民1人当たり年間11.7キログラム、平成25年度は890トン、住民1人当たり年間8.6キロであり、いずれも減少しております。また、指定袋導入前は1年に1回程度発生しておりました燃やせないごみによる収集作業中での車両火災につきまして、平成25年1月以降は火災が発生しておりませんことから、住民の皆様の分別意識の向上により、収集作業における安全性も高めることができたものと考えております。
  今後の課題といたしましては、来年4月から始まる紙おむつを指定袋以外の透明または無色半透明の袋でも排出可能とするなど、指定袋の使用についてのルールが常に住民の皆様のニーズに沿ったものになるよう、随時検討していくことが必要であろうと考えているところでございます。
  続きまして、(2)の指定袋の使用に係る広報の必要性につきましてのご質問でございます。先ほど答弁申し上げましたとおり、ごみ収集量が減少しておりますけれども、これは住民皆様のご協力によるものでありますことから、適正な指定袋の使用及びごみの分別排出や減量化につきまして、今後はホームページを中心に周知していく必要があると考えてございます。
  続きまして、(3)の大きなサイズの指定袋の導入についてでございますけれども、埼玉県内で指定袋を導入している市町村におきまして、家庭系ごみ指定袋の最大のサイズは当組合と同じく大人1人で運ぶことができる大きさの45リットルでありました。また、草などを45リットルの袋に入れた場合には、重量が10キロを超えることがあり、さらに大きな袋をご使用いただきますと、集積所への運搬や収集作業に支障を来すことも考えられます。このようなことから、45リットルよりも大きな指定袋の作成につきましては、現在のところ考えていないところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) ありがとうございました。
  まず、合併に伴い、市内ほかの2カ所の清掃センターでの処理をプラスチックの関係なのですが、検討したと今ご答弁されたのですが、衛生組合だよりの128号で周知されているというお話だったのですが、先日いただいた10月号が158号なので、ちょっと大分前の周知なのかなという印象があります。それで、今後新しい新炉が建設されるというお話も出ておりますが、まだまだ10年近く先のことですので、この間の10年も私とても大切な期間となると思います。事業系プラをこの久喜宮代清掃センターで日量2トンでしょうか、焼却されているということでございます。そういうことも考えまして、久喜宮代清掃センター管内のプラスチックのごみの委託をちょっと見直したほうがいいのではないかなと印象にあります。やはり大変お金もかかることですし、もし住民感情だけでほかの市内の2カ所の清掃センターでの処理が無理ということならば、委託先との兼ね合いとかがもしないのであれば、その住民感情の取り決めというのが、先ほど衛生組合だより128号ということですので、もうしばらく前のことになると思います。もう一度見直しをされたらどうかなという気がいたします。
  ここでちょっと一つ伺いたいのは、久喜宮代清掃センターで出るプラスチック、資源プラスチックごみですが、それを分別した後、委託先のナリコーに出していますが、そこに出しているプラスチックごみというのが回収された資源プラスチックごみの何%ぐらいに当たるのか、もしわかれば教えていただきたいと思います。それがまず1点です。
  あと、台所資源に関しましてですが、現時点での見直しは考えていないというご答弁をいただきました。やはりもう平成15年から考えますと大分たっているということです。モデル事業というのは10年来続くものでは、私はないのではないかと思います。皆さん、とても生ごみの減量化はいいことだというご判断のもと、皆さんが本当に協力しているのだと思います。今処理能力、堆肥のほうなのですが、やはり今のモデル地区で出る回収量、1日当たり4.2キロ相当がやはりちょうどいい量だということを資料でちょっと見ました。そうなると、世帯数に対する約半数が協力していますこの生ごみ減量化の台所資源の事業なのですが、それ以上ふえても困る。そんなような事業の体系になってきているのではないかなとちょっと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
  あとは、できた堆肥のことを先ほど申し上げたのですが、本当に私の印象で申しわけないのですが、やはりちょっとほかにお聞きした人には、堆肥の中から、いただいた堆肥からスイカが生えてきて、おいしいスイカができましたというお話も伺いました。つまり堆肥にはなり切っていないのかなというような私も印象を持ちました。堆肥の成分が安定していないのではないかという、やはりお話も聞きますし、堆肥に関しては申し込み状況、申し込みというか、欲しいという方がまだいまだにどのくらいいるのか、もしわかれば。本当にできたものがすぐはけてしまうような状態であるのか、その辺もお聞かせいただきたいと思います。
  あと、生ごみ専用袋のことでございますが、区長さんに確認をとり、数を確認しているというお話が先ほどからありましたが、やはり区長さんは把握し切れないのではないかとちょっと印象を持ちます。そうすると、やはり例年どおりということになるのが大方の区長さんの判断ではないかなと思います。私の家だけでも大分余っています。真面目に、真面目にちゃんと出している方、やはりどちらかというと私たち世代よりももっと高齢の方なのですね。そういった方が一生懸命出している姿を見ますと、私ももっと頑張らなくてはと思うのですが、やはり夏場はどうしても出しにくいし、そうすると袋が余ってしまう。それで、また秋になると新しい袋が来る。こういったことが10年来続いていましたので、私も衛生組合のほうに電話しまして、どうしたらいいですかということをもう何年も前にしたことがあります。そうすると、やはりプラスチックのごみの日に捨ててくださいというようなご回答で、本当にもったいないなと思いました。
  先ほどの質問で、ご答弁で、問い合わせについては数カ月に1回程度というお話でしたが、もう相当な年数やっていますので、相当数多分問い合わせがあって、皆さん、余ったら捨てていいのだということを知っている方も随分多いのではないかなと思います。やはり私もいただいたごみ袋を捨てるよりは、分別に対するルールなので、守らなくてはならないというようなお話もありましたが、だったらもうマジックでバツをつけて、プラスチックごみと書いて出すとか、わかるように、混乱しないように出すようなやり方で、ぜひその袋を私も有効的に使ったらどうかなという思いでおります。
  あとは、3点目ですが、除草作業のときに大きな袋があるとありがたいということをお話ししましたが、やはりもうそれ以上つくる予定はないというお話でした。おむつのほうが指定袋のルールをニーズに沿う形で、今後透明袋、半透明袋で受け入れるというようなお話を伺いました。地域の除草作業につきましても、やはりそういった指定袋でなくても入れやすい袋、そういったものを許可していただくというようなお考えはありますでしょうか。そちらについてお伺いいたします。以上でございます。
  ごめんなさい。もう一点です。やはり指定袋の使用に関する広報なのですけれども、とても誇りを持って指定袋を導入されたと思います。それがやはりお金が多少、買いに行かなくてはならないということで、何で買わなくはならないのだみたいなお話をされるのです。でも、主婦の目から見ますと、そんなにとても高い袋ではありませんし、広報の仕方によりましては喜んで協力できますという人も多分たくさんいると思います。何で買わなくてはいけないのだということは、本当にそういった話も出てこないようになる広報の仕方によってはなるのではないかと思いますので、ぜひその辺は大いに取り組んできたことをアピールしていただきたいなと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 成田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 成田議員の再質問にお答えいたします。
  ナリコーに持っていっておりますプラ、委託して焼却処理しているわけですけれども、平成20年、つまり合併前から成田市のナリコーさんのほうにお世話になっているというのが実態でございます。確かに今ナリコーのほうには1年間に480トンのプラのほうをお願いしているのですけれども、議員さんご指摘のとおり、八甫や菖蒲でしたらば1日2トンですので、焼却することは確かに可能ではございます。ただ、先ほど申し上げたとおり、やはり住民感情ということで、確かに一時的には平成22年ごろ、組合だよりの表紙のほうで、合併してもほかのところのごみは燃やしませんよということをお知らせしてございます。確かに古い材料かもしれませんけれども、古いからといって、それを反故にはできないわけでございますので、確かに金額的には大変大きな金額ではございますけれども、新しい焼却炉ができるまでの辛抱でございますので、その辺ご理解いただきたいと思います。
  それから、ナリコーに持っていっているプラスチックの量ですけれども、プラスチック類として回収した量の18.3%、これが量でいいますと480トンに当たるのですけれども、そういった形でございます。
  それから、生ごみの堆肥化、日量4トンが今の堆肥化施設の中では限界でございまして、正直言わせていただくと、50%でちょうどいい状況。ですから、100%協力されてしまうという言い方はおかしいのですけれども、100%協力していただいてしまいますと、今の施設では対応し切れないというようなことから、協力率を上げろと言われても、実は施設のほうでは対応できないということで、もっと頑張りたいのですけれども、今ぐらいのものが一番適量なのかなと思っています。
  それから、堆肥をもらっていったらスイカできたということで、堆肥になり切っていないのではないかということでございますけれども、そういったことは私ども直接はお話としては伺っておりません。何世帯が欲しいかという、ちょっと今ここにデータありませんので、ちょっとお時間いただきたいと思います。
  それから、猪股議員さんにもございましたけれども、生ごみの専用袋が余っているということで、捨てている人も多いのだろうということですけれども、配布の方法にもよると思うのですけれども、一々区長さんに確認したわけではないのですけれども、どういった配布をしているのか。例えばポスティングなのか、あるいは個別に自宅に持ってきていただいて……
                 〔「玄関のところへ置いてっちゃう」と言う人あり〕
業務課長(金井 誠君) そうですか。玄関のところ。そうですね。玄関のところへ置いていってしまうと、それはもう要りませんとか、そういう話ではなくなってしまいますからね。その辺、久喜で40地区、宮代で6地区と全部わかっておりますし、協力率も把握しておりますので、ちょっと時間をかけて、本当にどのぐらい必要なのか、あるいは必要ないのかということを確認させていただき、時間をいただきたいと思います。
  それから、45リッター以上の袋ということで、草とかそういったものを出せないか。あるいは、指定袋以外で出せないかというご質問でございますけれども、一般家庭として最大の袋というのは今言ったとおり45リットルです。事業系の袋は70リットルというのがあるのですけれども、それはプラを入れる。プラは軽いですから、そういったものに70リットルの袋を使っている自治体もございます。ただ、通常のいわゆる燃やせるごみにつきましては45リッターが最高でございます。それから、草の関係ですけれども、これは実際市のほうで多分配布したものを使って出していただいているということで、地元のご負担はないと思います。そういうことで、現在は考えておりませんけれども、またそういった要望がありますれば、検討していきたいということでございますので、ご理解のほどお願いいたします。
議長(加納好子君) 成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) ありがとうございました。
  ナリコーさんのほうでどのくらいプラスチックが行っているのかとパーセントを聞いたのは、実は視察で見に行った際に、あちらの焼却施設は成田空港のごみを全般に賄っているということで、飛行機の中の海外からもいらっしゃいますし、ちゃんと分別できているのか伺ったところ、実際のところ外国は分別して出すという文化ではなく、まざったごみの中から分別した人がまた分別する仕事として分別しているような仕事をしている人がいるので、あそこに関しては全部分別しないで焼却するというお話をちょっと伺ったのです。それが少し頭にあったものですから、やはり委託先に預けてしまうということは、久喜宮代清掃センター内での分別の仕方も少々甘くなるのではないかなと、そういった私危惧がありまして、質問しました。ただ、ナリコーさんに行っているのが18.3%だということで、ほかはちゃんと資源として使われているのだということを理解いたしました。ありがとうございました。
  あと、袋の件ですが、やはり先ほど答弁しながらお話もしましたが、ポストのほうにいつもこの時期になると入っています。季節の変わり目だと季節感をあらわすのですが、でもやはりもったいないなという気持ちが本当にあります。モデル地区の中にだけ配っていることですし、そしてモデル地区内で50%くらいの人しか協力していないということは、あとの50%の人は余らせているということで、かなりな量になると思います。ですので、やはり私も地域に限定しておりますし、久喜で40区、そして宮代で6地区ということを伺いました。やはり地区も限定されていますので、せっかく分別袋があって、回収する人がこれはそうだ、これは違うとその場で見きわめるというのは本当に大変な作業になるかもしれませんが、これはプラスチックのごみの袋として使えるのだみたいな、こちらでマークか何かをすれば回収していただけるような取り組みを考えていただければ、とてももったいないことをしないで済むなと思いました。お考えいただけたらと思います。
  あとは、堆肥事業につきましても、やはりこれ以上モデル地区がふえても困るような今状況みたいですし、また50%以上の方が協力しても困るような、今のところだと事業のようです。やはり今後の展開を少しもう一度考えていただきまして、研究して、何年もたっていますが、やはり研究には時間も、本当に費用も必要で、ここまで来て、もしこれが皆さんに喜んでいただけるような例えば肥料ができる。肥料が売れるような、そういったものができたとか、あとは本当に確実に生ごみが減るような、そういった例といいますか、そういった取り組みだということをもっとわかるようになって、そしてモデル地区が広げられるような感じになれば、また話は別なのですが、今の状況でしたら、私はもう一度考えたほうがいいのではないかなと思います。
  ごみ袋の指定袋の大きな袋に関しましても理解いたしました。ただ、一つちょっとお伺いしたいのが、米袋に、割と除草だと米袋を使って、木を伐採したのを米袋に入れて、それだと持っていかないのですけれども、それに袋をかぶせれば持っていくというような回収方法だと思います。個人では袋をもちろん使うのは、個人ではそういうことがあるのですが、幾ら行政からいただいた袋といいましても、やはり買うものですから、もしそういった地域での草取りとか大々的なイベントのときには、いろいろなニーズに合わせた対応も考えていただければありがたいと思います。
  以上でございます。ありがとうございました。
議長(加納好子君) 成田議員、要望でいいでしょうか。
7番(成田ルミ子君) はい。
議長(加納好子君) 以上で成田議員の質問を打ち切ります。
  次に、斉藤議員、お願いいたします。
                 〔5番 斉藤広子君登壇〕
5番(斉藤広子君) 議席番号5番、斉藤広子です。通告に従い、質問させていただきます。
  私の質問は1つで、久喜宮代清掃センターにも有料ごみ袋を販売したらどうかという質問です。私の市民相談の中で、市民の方が直接搬入されたときに、その方は有料ごみ袋に入れてこなければいけないということを知らず、昔から久喜ではそれをやっていましたので、知らないで持ってきたときに、有料ごみ袋に入れてくださいと、そういうふうに言われましたので、では入れましょうということで、ここまでの距離もございますので、ぜひ売っていただけたらというお返事に対して、久喜宮代清掃センターではそういうごみの袋をストックとか用意はしていないので、どこかで買ってからまた来てくださいという、そういうお返事をいただいたそうであります。
  そこで、本当にできれば住民サービスの向上というに関しては本当にささやかなでございますが、そういうご配慮があってもよろしいのではないかということで、今回質問させていただきます。久喜宮代清掃センターへの直接搬入のときにも有料ごみ袋に入れて出すが、袋を入れて搬入しなかった方のために、久喜宮代清掃センターでも有料袋を販売できるようにしておくべきと思うが、いかがか問うということで質問させていただきます。
  以上です。
議長(加納好子君) 斉藤議員の質問に対する答弁をお願いいたします。
  業務課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 斉藤議員のご質問にお答えいたします。
  現在久喜宮代清掃センターを含む3清掃センターへの家庭系ごみの直接搬入に対しましては、ご質問にもありましたけれども、指定袋でお願いしている状況でございます。指定袋の販売につきましては、条例で定めました粗大ごみ処理券と違いまして、価格が自由設定となっており、各販売店での価格も異なっておりますことから、久喜宮代清掃センター内での販売はちょっと難しいというふうに考えております。ただ、ご質問とお答えが一致しませんけれども、ご案内のとおり、来年27年10月から家庭系ごみの手数料が現行の10キロ100円から200円になりまして、現在の事業系と同一料金になりますことから、先の話ですけれども、来年の27年の10月からの家庭系ごみの直接搬入につきましては指定のごみ袋ではなく、事業系のごみと搬入と同様に透明または無色半透明での袋でしたらば受け入れていこうというふうに考えてございます。いましばらくお待ちいただきたいと思います。
議長(加納好子君) 斉藤議員の再質問をお受けします。
                 〔5番 斉藤広子君登壇〕
5番(斉藤広子君) 今お話を聞かせていただいて、10月からは大丈夫ということで、その点ではひとつ問題を解決させていただいたかと思うのですけれども、ただやはり条例というものは大事なものでございますが、先ほど言ったように、やはりお役所仕事ではなく、何かそういう条例を変えてでも考えというか、収入に入れるとか、何か考えて、やっぱり市民サービスを向上していくというのが大事ではないかと思いまして、これは意見とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(加納好子君) 以上で斉藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 4番の山下です。前段の議員さんから久喜市の処理場の建設計画については質問が何点かありましたけれども、私もちょっと書いた以上は質問させていただきます。
  1つ目ですが、久喜市より説明のあった処理場建設計画案についてです。1つとしまして、9月5日に宮代議会のほうに、議員のほうに町より説明がありました。新設炉に関してであります。これは、決定ではないがということで説明ですが、これは久喜市独自の計画なのでしょうか。また、この計画案は、久喜宮代衛生組合での協議事項ともなり得ますか。この場合、計画ですか、いつごろ具体的な計画がわかるのでしょうか。
  2つ目です。久喜宮代衛生組合の基本計画の中のリサイクル向上で、ごみ処理経費負担の削減をということでお伺いします。1つ目として、多くの自治体で財政削減が課題となっております。ごみ処理に久喜宮代衛生組合も25年度予算、年間約38億円となっています。どうしたらこの予算が削減できるのでしょうか。基本計画の中にもありますが、私はリサイクル率を高めるのが一つの最善の方法と考えます。一つの例としては、鹿児島県志布志市の取り組みを紹介します。志布志市では、人口3万3,520人です。人口10万人以下の市町村では、リサイクル率で全国第2位となっております。1位は隣町の大崎町だそうです。リサイクル率は、志布志市で24年度で74.9%、大崎町では79.2%です。この2つの自治体でごみ処理の一部事務組合を構成しています。そこでは、焼却炉を持たず、分別、資源化を徹底して、ごみは資源と位置づけ、家庭から出る不要物は徹底して分別、資源化を行い、資源化にできないものだけを埋め立て処分しています。その結果、ごみ処理にかける経費を1人、23年度ですが、全国平均1万6,103円の半分、8,071円にすることができたそうです。広域で焼却場を持つ計画もありましたが、建設費用で200億円、年間で維持経費だけでも10億円もかかり、とてものめる話ではなかったそうです。結果的には、焼却場の膨大なコストがかからず、経費が下がった分、ほかの予算に回せたそうです。また、埋め立て処分量も大幅に削減したそうです。久喜宮代衛生組合でも環境や財政面での考え、燃やさないごみ処理方法も検討したらいかがでしょうか。見解を伺いたいと思います。
  3つ目です。基本計画の中のごみ有料化の撤回をということです。1つ目は、ごみの削減は当然市民の義務と考えますが、ごみの処理にかかる費用負担の公平化の名目で検討されて、有料化に道筋を立てようとしていますが、税金を払っていることを考えると、2重に納税と考える市民もいます。どのように考えるか、お答えください。
  また、ごみの有料化計画は撤回すべきと考えておりますが、お答えください。
  2つ目です。住民のごみ問題に対する関心も高いと言われております。基本計画の中でも70%以上の住民がごみの減量は可能と考えているとされております。この有料化によって、ごみの量が減るのかどうか、お示しください。
  以上です。
議長(加納好子君) ここで休憩します。

    休憩 午後 2時14分

    再開 午後 2時25分

議長(加納好子君) 再開いたします。
  山下議員の質問に対する答弁を求めます。
  事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 山下議員のご質問のうち大項目1についてご答弁を申し上げます。
  当組合では、現在3カ所の清掃センターを運営管理しておりますが、平成25年3月に策定した一般廃棄物ごみ処理基本計画の中では、久喜宮代清掃センターの改築、菖蒲清掃センターと八甫清掃センターの統合の計画を掲げておりますが、現在のところ具体的に進展していない状況にございます。このような状況の中で、久喜市において菖蒲清掃センターの建てかえ整備と(仮称)本多静六市民の森・緑の公園整備の要望にあわせ、懸案となっております久喜宮代清掃センターの更新施設と、現在稼働しております3カ所の清掃センターの統合などを検討した結果、久喜市として新たなごみ処理施設の整備を計画したとのことでございます。したがいまして、現時点では久喜市と宮代町の協議が行われていない状況でございますので、久喜宮代衛生組合といたしましては今後両市町の協議内容を十分確認し、組合としてかかわる協議事項について協議をしてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、2について、総務課長、お願いします。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、山下議員の大項目2のご質問についてご答弁申し上げます。
  ご質問者からご紹介のありました鹿児島県志布志市のごみ処理に対する取り組みについてでございますが、一例を挙げさせていただきますと、志布志市では自分が出したごみに責任を持つという意味から、指定袋に必ず名前を書いてもらうというようなことを行っておりまして、さらに確実なごみ出しが行えるよう、市では衛生自治会といった組織を市町村合併にあわせて設立し、自分たちの地域は自分たちで守るという姿勢をベースに、衛生自治会会員である市民にごみステーションの管理運営を行っていただいているということでございます。また、混ぜたらごみ、分けたら資源を合い言葉に市民の意識向上を図り、行政と市民が協力してごみ処理に取り組むだけでなく、分別後の資源の売却益の一部を分別報償金として衛生自治会を通して市民に還元することで、27品目といった細かな分別にもかかわらず、徹底したごみの分別が図られているのではないかと考えております。その他にもここには例に挙げ切れないほどのいろいろな取り組みを市民参加で行っているようであり、当組合といたしましても参考となる点が多々あるというふうに受けとめております。
  今後当組合といたしましては、まずは24年度に定めましたごみ処理基本計画の減量化、資源化計画に定めてあります各種施策を着実に進めていくことが、ひいてはコスト削減にも結びついていくものと考えております。そのため、現在組織体制の見直しや進行管理体制などを整えるべく準備を進めているところでございます。さらには、市民と行政とが一体となってごみの減量化に向けた取り組みを行っていけるよう、一層の啓発活動に力を入れてまいりたいと存じます。
  続きまして、大項目3の@の質問についてご答弁申し上げます。ごみの有料化につきましては、平成17年5月26日に廃棄物処理法第5条の2第1項の規定に基づく廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本方針が改正されまして、市町村の役割として経済的インセンティブを活用した一般廃棄物の排出抑制や再生利用の推進、排出量に応じた負担の公平化及び住民の意識改革を図るため、一般廃棄物処理の有料化の推進を図るべきであるとの記載が追加され、国全体の施策の方針として一般廃棄物処理の有料化を推進すべきことが明確化されたものでございます。参考までに全国市町村の有料化実施状況を確認いたしましたところ、平成26年4月現在の有料化実施自治体数は1,741団体中1,086団体で、有料化実施率は62.4%でございました。
  次に、ごみの有料化について、2重に納税と考える市民もいるとのことでございますが、税収のみを財源として実施する一般廃棄物処理事業では、排出量の多い住民の方と少ない住民の方とではサービスに応じた費用負担に明確に差がつかないことや、住民登録地と実際の居住地が異なるなどの場合もございまして、排出者が納税していない市町の一般廃棄物処理のサービスを受けるという不公平も懸念されることから、ごみの有料化によって排出量に応じて手数料を徴収することは、より費用負担の公平性が確保できるものと考えてございます。これらのことから、ごみの有料化につきましては、国が積極的に推進していることや、既に全国で6割を超える市町村が実施していること、費用負担の公平性を確保できるといった点を踏まえまして、廃棄物減量等推進審議会において議論を重ねまして、平成24年度に策定しました一般廃棄物ごみ処理基本計画の中にごみの有料化の検討を位置づけたところでございます。
  当組合といたしましても、ごみの有料化はさらなるごみの減量化により、リサイクル率の向上を図った上で取り組むべき課題であると考えていますことから、当該計画にあるごみの有料化の検討につきましては、他の市町の事例や周辺地域の動向を踏まえまして、処理手数料の有料化について適否を含め調査検討するとしたものであり、現時点で有料化を実施するとしたものではございません。なお、ごみの有料化の検討の際には、戸別収集についても併せて検討してまいりたいと考えてございます。
  続きまして、Aの質問についてでございます。有料化によってごみの量が減るのかお示しくださいとのご質問でございますが、埼玉県清掃行政研究協議会では、平成17年にごみ減量化施策の一環として、家庭ごみ有料化に関する検討を行ってございます。その中で家庭ごみを有料化した場合のごみの減量効果について報告されており、埼玉県内の家庭ごみ有料化実施団体によるアンケート調査の結果によりますと、制度を実施している14団体のうちほとんどの自治体においてごみの減量化が図れた、住民意識が高まった、資源分別が徹底されたなどの効果があらわれたという結果になってございます。
  なお、平成25年度末では、合併に伴いまして、10自治体が有料化に取り組んでいるものでございます。また、他県において既にごみの有料化を導入している団体への調査結果におきましても、導入1年前のごみの排出量を基準とし、導入後でどのような変化があったかを調べた結果、おおむね2割以上の削減効果があり、その効果も継続しているとのことから、有料化によるごみの削減効果はある程度期待できるものというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) それでは、再質問させていただきます。
  まず最初に、処理場建設の問題であります。これは前段の人たちも一斉に質問していますので、私がわからないところだけ質問させていただきます。この計画は、久喜市主導で今行われているわけなのですけれども、もし宮代町で一部事務組合に残るとなった場合、宮代町と話し合いが継続されて行われると思うのですけれども、その中になった場合は、宮代町は最初からこの計画について中に入れるのかどうか。素案も含めて。その場合、宮代町としては公園も含む全体なのか、それとも処理場だけなのか、ちょっとその辺のところの、何かあれば、ちょっとお聞かせ願いたいと思っております。
  あと、この財政規模は100億円を超えるということで言われておりますけれども、その財政規模についてどのように今後宮代と考えていくのか、その辺のところもちょっとお聞かせ願えればありがたいと思います。
  それと、あとこの衛生組合の議会なのですけれども、この一部組合としてなった場合は、当然組合として一部組合の議会としても内容や規模なんかについても話し合いが行われると思うのですけれども、そのとき組合議会の役割としては、そういう細かなことまでも含めて議会の議題としてなり得るのかどうか、その辺のところを教えていただきたいと思います。
  それと、リサイクル率の向上でごみ処理の軽減ということです。私も確かに3万3,520人でこれだけの大幅な削減、1万6,103円が8,000円になったということでは大変このまちの努力というのですか、住民の努力、ここの衛生組合でもリサイクル率が40%近くになっている。このことをもうちょっと突き詰めていけば、あと10%このリサイクル率が向上すると、どのくらいの削減になるのか、その辺のところもちょっとできたら示してくださればありがたいなと思っております。
  それと、基本計画のごみの有料化です。現時点で有料化を進めるのではないのだということを言っておりますけれども、結局書いてあれば10年後、5年後か10年後になれば、それは機運が高まったから有料化にするのだということになると思うのです。その辺のところで、住民との基本的なそういう話し合いというのは持てるのかどうか、まずはそこをお聞きしたいなと思っております。それと、この有料化によってどうなるのかというと、2割ぐらい削減になったと言っておりますけれども、隣町の杉戸を見ましても、決して1人頭のごみの量というのは450キロぐらいが平然としてこの3年間では行われている。決して有料化になったからといって、削減になっているわけではありません。宮代はそれ以上にリサイクル向上で削減になっている。これを突き詰めていけば、もう少し有料化しなくても、住民の意識というのは高いのですから、久喜宮代衛生組合の住民に対しては。その辺のところで指導するべきではないかなと私は思っております。以上の点をもう一度お聞かせ願いたいと思っております。
議長(加納好子君) 山下議員の再質問に対する答弁を求めます。
  事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 山下議員の再質問に対しましてご答弁を申し上げます。
  現在示された計画については、市のほうで案として示したものでございます。今後久喜市、宮代町との協議を進める中で、今議員おっしゃっていること等々のことが協議された上で決定されるものと思いますので、今ここで仮にその組合で行った場合とかということで答弁のほうは差し控えるという形にさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 続いて、総務課長、お願いします。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、山下議員の再質問についてお答え申し上げたいと思います。
  まず、1点目のリサイクル率が10%程度向上した場合に、どのくらい費用が削減できるのかということでございますが、当組合としましては経費削減をするためにリサイクルを向上させるということで直結した考えで考えていない部分もございます。また、そういう点で試算は行っておりませんので、この場でお答えはできませんので、大変申しわけありません。
  それから、次の有料化についてのことでございますが、住民との話し合いについてということでございますが、これは昨年度の9月議会においても山下議員のほうから同様の質問をいただいているかと思いますが、やはりこういう市民、町民の方、多くの方に影響を与えるものにつきましては、慎重に行う必要もあるかと思います。ごみの指定袋の導入もされて間もないということもございますので、そういう状況がやはり埼玉県内ではまだ導入しているところも少ないということもございまして、そういう状況がある程度整った場合には、丁寧な形でいろんな形でやっぱり市民、町民の方とのお話し合い、あるいはアンケート調査、そういうこと等々を行って、それから減量推進員の皆様のご意見も伺わなければなりませんし、当然のことながら審議会にもかけるというようなステップを何重にも踏むというようなことになるかと思います。
  それから、2点目の杉戸町の例がございましたが、2割減るというのは、先ほど埼玉県の例もありましたが、これは実は東洋大の教授が全国の規模で同様な調査をしておりまして、その結果からもやはり2割減というような答えが出ています。その他、やはり中には有料化した場合のごみの袋で、金額が高ければ高いほど減量化の効果は大きいという結果も出ております。したがって、それは市民にとって当然受け入れがたい選択にはなるかと思いますが、一概に隣の杉戸町がやって効果がなかったということでなくて、あくまでもこれは県全体ではとか、全国のレベルではということでございますので、そういったことを踏まえて考えるということかなというふうに受けとめております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 処理場の建設計画については、今後宮代町と久喜で話し合って、それ以後決めていくということで了解いたしました。
  至急、この辺のところは町民及び市民の方も関心事が高いことでありますので、ぜひなるたけ早くその方向性を見出して、この場で協議ができるようにしてほしいものです。以上です。
  あと、2番目のことなのですけれども、こういう一緒に真似をしろということで私は言っているわけではないので、こういうリサイクルとかをやって、全国平均でも半分に経費ができましたよということがあるわけなので、やっぱり税金をかけるだけがごみ処理の処理方法ではないということでは改善したいなとは思っております。効率的に安い経費でやる方法をぜひ考えてもらいたい。これはあくまでも税金でやるわけですから、その辺のところを考えて、少しでも税金を使わないでやって欲しいなと思っております。以上でこの1、2番目の質問については終わります。
  あと、基本計画の中のごみの有料化なのですけれども、これ高くなれば高くなるほど削減化になるのだよということを言っていますけれども、結局高くなっても、それは最初のうちだけで、削減は。リバウンドというか、それがまたはね返ってくる。特に今杉戸町の例を言いましたけれども、有料化しても、ごみの袋で高い金をかけて有料化という名目なのですけれども、やっても、この久喜宮代衛生組合までいっていない。久喜宮代衛生組合では三百何十キロと先ほど答弁ありましたけれども、それ以上の100キロも多いごみの排出量があるのだということを肝に銘じて、本当にそれが全国平均でなっているからということではなく、高いところから平均2割減っても、結局リサイクルだとかそういうのをやっていかなければごみの量は減らないのだよということだと思います。ぜひその辺のところでリサイクル率を高める。そういう市としても、町としても、市民に啓蒙活動というのですか、そういうことも含めて、衛生組合でも最初に分別したときの勢いを持ってやってもらいたいなと思っております。
  以上です。
議長(加納好子君) 以上で山下議員の質問を打ち切ります。
  次に、新井議員、お願いいたします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  初めに、大項目1番、生ごみ処理容器等購入補助金の活用状況についてです。平成25年3月に策定された久喜宮代衛生組合一般廃棄物ごみ処理基本計画、第2章、ごみ処理に係る課題として、家庭系ごみの減量と事業系ごみの減量がうたわれております。本文中、特に家庭系ごみの減量に効果が大きいとされる資源物の分別徹底と生ごみの減量に向けて重点的に取り組む必要がありますとあることから、これまでの生ごみの減容、減量、資源化に関する取り組みに係る補助金の活用状況についてお伺いします。
  (1)です。久喜宮代衛生組合では、家庭用生ごみ処理容器等購入補助金制度を運用しておりますが、過去3事業年度、平成23年度から平成25年度までの間に補助した基数及び補助金額について、次に掲げる区分ごとにご協議ください。ア、EM菌生ごみ処理容器、イ、生ごみ処理容器、コンポスト、ウ、電気式生ごみ処理器。
  (2)です。久喜宮代衛生組合では、家庭用だけではなく、業務用生ごみ処理容器等購入補助金制度も運用しておりますが、こちらの制度についても過去3事業年度、平成23年度から平成25年度までの間に補助した基数及び補助金額についてご教示ください。
  (3)です。自治体、一部事務組合等の中には、家庭用生ごみ処理容器等購入補助金に類する制度を廃止する団体もあります。例えば朝霞市では、生ごみの減量化について周知が進んできたことから、電動式生ごみ処理器購入補助制度を平成25年度末に廃止。また、南足柄市は、制度利用数が減ってきたことから、コンポスト購入費補助を平成21年6月末に、あわせて電動生ごみ処理器の購入補助を平成23年度末で廃止した事例がございます。このように廃止した事例は、地域性などの理由があるとは思いますが、久喜宮代衛生組合管内におけるこれまでの事業に対する評価も踏まえて、衛生組合の所見をお伺いいたします。
  (4)です。平成23年7月に実施された久喜宮代衛生組合議会研修視察において、上田市のエコサポート21が実施するわくわくボックスぱっくんを視察されたことと存じております。これは、言わずもがな、園芸用資材としてよく使われるピートモスともみ殻くん炭を生ごみとともに段ボールに入れ、減量、堆肥化を行う機材であります。メリットとしては、容器として使用する段ボール箱が安価かつ入手が容易であること、堆肥化に必要とされる保温性と余剰水分を壁面から排出できる水分調整機能を持つことから、経済面と機能面ですぐれているとされております。さらなる生ごみのリサイクルを促進するために、段ボールコンポストの購入に対する補助金の拡大、または無償配付について実施すべきと考えますが、衛生組合の所見をお伺いいたします。
  次に、大項目2番、ごみの減容、資源化に関する啓発活動についてです。久喜宮代衛生組合一般廃棄物ごみ処理基本計画第4章、ごみ処理基本計画において、減量化、資源化計画の具体的な施策として、ごみを出さないライフスタイルの普及がうたわれております。特に細目にあるごみの減量化に向けた意識の向上、環境教育、意識啓発の推進を実現していかなければならないことから、衛生組合が実施するごみの減容、減量、資源化に資する各種取り組みの啓発活動についてお伺いいたします。
  (1)です。幅広い年齢層の地域住民に向けて、ごみ処理の現状、課題の周知やごみの減容、減量、資源化を訴求する啓発が重要と考えます。意識啓発の取り組みについて、衛生組合の所見をお伺いいたします。
  (2)です。循環型社会をさらに推進していくためには、特に次世代を担う児童、生徒への環境教育が重要と考えます。市及び町の教育委員会等と連携した児童生徒へのごみ教育啓発について、衛生組合の所見をお伺いいたします。
  (3)です。啓発活動を行うに当たり、悩ましいのは自治会等に未加入の世帯への啓発です。一般廃棄物ごみ処理基本計画に掲載されている住民アンケートでは、従来の分別パンフレット、広報、チラシ、ホームページなどによる情報提供が有効と示されておりますが、自治会等に未加入の世帯への効果的な啓発方法について、衛生組合の所見をお伺いいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 新井議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、新井議員のご質問に対してご答弁申し上げます。
  まず、大項目1のご質問に順次ご答弁申し上げます。初めに、(1)についてでございます。当組合では、管内に住民登録があり、組合指定の販売店から生ごみ処理容器等を購入した方に対しまして、生ごみリサイクルの促進や生ごみの発生源での減量、住民のごみ処理に対する認識を高めることを目的に、その購入に係る費用の一部を補助しているところでございます。また、当該制度における補助金額といたしましては、購入経費の2分1とし、限度額はEM菌生ごみ処理器につきましては1基につき1,500円、生ごみ処理容器、いわゆるコンポストにつきましては1基につき2,500円、電気式生ごみ処理器につきましては1基につき3万円となってございます。
  続きまして、過去3年間の家庭用生ごみ処理容器等購入補助金制度による補助基数及び補助金額について、それぞれの機器ごとにご答弁申し上げます。まず、アのEM菌生ごみ処理容器についてでございますが、平成23年度の実績につきましては補助基数が21基、補助金額が合計で2万2,400円、平成24年度実績につきましては補助基数が39基、補助金額では合計で4万5,800円、平成25年度実績につきましては補助基数が10基、補助金額は合計で1万2,800円となっております。
  次に、イ、生ごみ処理容器についてでございますが、平成23年度実績につきましては補助基数が57基、補助金額は合計で11万5,700円、平成24年度実績につきましては、補助基数が47基、補助金額は合計で9万6,100円、平成25年度実績につきましては、補助基数が31基、補助金額は合計で6万8,400円となっております。
  最後に、ウの電気式生ごみ処理器についてでございますが、平成23年度実績につきましては補助基数が33基、補助金額は合計で95万6,600円、平成24年度実績につきましては補助基数が31基、補助金額は合計で91万4,500円、平成25年度実績につきましては補助基数が31基、補助金額は合計で88万7,100円となってございます。
  次に、(2)についてでございます。当組合では、業務用生ごみ処理容器を設置する管内の事業者に対しまして、生ごみの減量化及びリサイクルを促進、さらには資源循環社会の形成に寄与することを目的に、その購入に係る経費の一部を補助しているところでございます。また、当該制度における補助金額といたしましては、本体費用に設置費を加えた額の2分の1とし、限度額は1基につき250万円となってございます。ご質問の過去3年間の業務用生ごみ処理容器購入補助制度による補助基数及び補助金額につきましては、平成23年度実績が補助基数ゼロ基でございますから、補助金額はございません。平成24年度実績につきましては、補助基数が1基、補助金額は250万円、平成25年度実績につきましては、補助基数が2基、補助金額は合計で415万4,000円となってございます。
  次に、(3)についてでございます。初めに、それぞれの処理容器に対する過去3年間の実績につきましては、先にご答弁させていただいたとおりでございまして、基本計画策定時につきましては生ごみ処理容器の使用については関心が高かったものの、最近では議員ご指摘のとおり、伸び悩んでいるのが現状でございます。この背景には、制度を知らない、あるいは決まった店舗で購入しないと補助対象にならないなどさまざまな理由が考えられることから、現在、過去に当該制度を利用した方に対しまして、これはたまたまでございますが、追跡調査として利用状況のアンケート調査を、加えまして県内の各市町及び一部事務組合には補助制度に関するアンケート調査を実施しているところでございます。当組合といたしましては、これらの結果を踏まえまして、さらに使いやすい制度を目指して、要綱の改正を予定しているところでございます。改正後は、衛生組合だより等を活用しまして住民の皆様への周知を図るとともに、廃棄物等減量推進員の皆様との意見交換会などで、さまざまな機会を通じまして普及促進を図りながら、さらなる生ごみのリサイクルを促進していきたいと考えてございます。
  次に、(4)でございます。段ボールコンポストに対する補助金や無償配布の実施についてでございますが、現在当組合では段ボールコンポストについての補助制度は実施しておりません。段ボールコンポストは、紙である段ボールをもとにつくられるため、上手に管理することで3カ月から4カ月程度使用できるとのことでございますが、以前にも衛生組合だよりで段ボールを使ったコンポストのつくり方、使い方につきましては紹介しておりまして、専用の段ボールでなくてもコンポストとして使用できるものがあること、また混入価格が安価であることから、一部の自治体では補助対象としているところがあることは承知はしておりますが、当組合といたしましては今のところ補助の対象としては考えておらないところでございます。そのため、当組合といたしましては、衛生組合だよりやホームページ等を通じまして、さらに住民の方へのつくり方や使い方を紹介してまいりたいと考えているものでございます。
  続きまして、大項目2のご質問に対して順次ご答弁申し上げます。まず、(1)についてでございます。市民及び町民の方に向けてのごみの減容、資源化を訴求する啓発につきましては、広報として広報紙衛生組合だよりを発行し、隔月で偶数月に構成市町の広報と同時に配布をしているほか、インターネット上で久喜宮代衛生組合ホームページを公開してございます。このうち久喜宮代衛生組合ホームページにつきましては、現在大幅なリニューアルを計画してございまして、組合内で検討会議を設け、内容等について議論を重ねているところでございます。今後リニューアルいたしますホームページにつきましては、平成27年4月1日に公開することを目標に作成を進めていく予定でございます。また、リニューアルに当たりましては、ごみの品目からごみの分別及び収集日がわかるような検索機能等を新たに盛り込み、閲覧者が使いやすく、衛生組合の取り組みについて理解していただけるようなホームページとなるよう検討を進めております。また、これらの検索機能につきましては、スマートフォンからも当組合のホームページにアクセスしていただければ、スマートフォンからの検索も可能となるよう検討しているところでございます。さらに、リニューアルに合わせ、衛生組合からの情報発信につきましては、今後速報性に優れるホームページを主として作成していけるよう、職員の研修や作成に当たっての組織体制の見直し等を通じて行ってまいりたいと考えております。
  次に、その他の市民及び町民の方に向けてのごみの減容、資源化を訴求する啓発でございますが、まずレジ袋の削減及びマイバッグの普及を目的に、毎月10月をノーレジ袋月間と位置づけ、管内の商業施設で啓発活動を行うとともに、趣旨に賛同していただきました店舗にはのぼり旗の掲示をお願いしております。また、年1回、マイバッグ作成講習会を開催し、傘の布をリサイクルしたマイバッグのつくり方の講習の希望者を募り、行っているところでございます。その他、久喜市民まつり並びに宮代町民まつりでは、組合としてのブースを設置させていただき、分別クイズやリサイクル品の無料抽せん会、生ごみのHDM処理施設からつくられた堆肥の配布など通しまして、ごみの分別やリサイクルの啓発を行っております。また、久喜市並びに宮代町で実施しております出前講座のメニューにも久喜宮代衛生組合として登録を行っており、申し込みがあった場合には、説明会の開催や施設見学を実施しているところでございます。
  次に、(2)の質問についてでございます。市及び町の教育委員会等と連携した児童、生徒へのごみの教育啓発でございますが、現在管内の小学校4年生の社会科見学で学校から希望があった場合は、組合施設の見学を実施しているほか、中学校で行っている職場体験学習につきましても受け入れ事業所として中学校から依頼があった場合、受け入れを行っております。また、久喜市では、小学4年生の副読本で衛生組合について掲載し、授業を行っているとのことでございました。
  次に、(3)についてでございます。自治会等に未加入世帯への効果的な啓発方法でございますが、自治会に未加入の場合、基本的には市、町の広報は配布されないという形になりますが、衛生組合では年1回発行している家庭ごみ資源物収集カレンダーにつきまして、管内にある集合住宅の主要な管理会社に対しましてカレンダーを配布し、管理する集合住宅に入居する住人の方に対しまして配布していただくよう、お願いをしているところでございます。また、衛生組合だよりにつきましては、管内の主要な公共機関で入手できるほか、衛生組合のホームページにも掲載を行ってございます。ホームページでは、そのほかにも収集カレンダーを全地区掲載しているほか、50音別のごみ分別早見表なども掲載しております。また、先ほども申し上げましたが、ホームページにつきましては現在全面的なリニューアルを予定してございまして、より閲覧する人が使いやすく、見やすいホームページとなるよう検討を進めているところでございます。このような活動を通じまして、自治会未加入の方に対しましても啓発活動を行ってまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 丁寧な答弁、ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。
  まず、大項目1から生ごみの処理容器等購入補助金の活用状況についてです。いろいろ答弁していただき、内容も伺いました。そもそも私がなぜこの質問をしたかというのは、現状のこの制度がうまく活用できているかというのがまず初めに疑問にあったから聞いたことでございます。特にやっぱり他の自治体の状況も勘案すると、結構この補助制度を止めてきている団体もあります。先ほども答弁の中にもありましたけれども、利用の件数はちょっと下がり気味だというところもあって、本当にこれが有効な制度で、今現在機能しているかというところです。特に朝霞市なんかですと、電動の機械の部分、機器の部分は廃止をしました。南足柄市も電動あるいは普通のコンポストもやっているのですが、多分価格が高い。そもそも購入するときに価格が高いものは、そんなに多分利用者の方も積極的に買おうかなという気持ちになっていないのかなということも考えるところでございます。
  先ほどもお話があったとおり、今現在埼玉県のほうと連携しながら追跡調査、アンケート調査をしていきますということで、多分その辺でいろいろ利用状況というのが生の声がわかると思うのです。私もいろんな方にお聞きしたところによりますと、結構問題点としてあるのが、やはり先ほどの中でいきますと、EM処理容器に関しては、EMで有機物を発酵させるときに使う資材のEMボカシ、何かこれが継続して使うに当たってランニングコストがかかるというのが一つありました。コンポストに関しては、容器を設置するための庭とか畑の確保、ある方はいいのでしょうけれども、ない方はちょっと使えないなという声もありました。あと、電気式の生ごみ処理器に関しましては、処理器購入費のコスト、先ほどもお話ししたコスト面がちょっとあるなということです。そういうこともあって、利用をちょっとためらっていらっしゃる方もいらっしゃるかなと。そういうところを踏まえて、やっぱり生ごみを減量するというのは非常に重要な取り組みだと思うのです。
  先ほども新焼却炉建設の話もありましたけれども、新しい焼却炉ができるまでの間は現行の処理施設を使わなければいけませんので、当然延命化とかという観点では極力ごみが少ないほうが当然負荷はかからないわけですからいいわけですし、あるいは最終処分場の延命化という観点からも少ないほうが当然いいわけです。そういう観点から積極的に家庭でも生ごみの減容化、堆肥化というのをしていただきたいと。ただ、先ほどもお話ししたとおり、補助制度にはちょっと利用をためらってしまうところも問題があるので、今回段ボールコンポストという、非常に安価で使えるものですし、簡単に使えるものですから、こういうものをぜひ使っていただきたいなというふうに思っております。
  先ほどもお話にあったとおり、衛生組合だよりのほうでは段ボールコンポストの使い方をいろいろ掲載して、周知はしていますという話なのですが、多分実際に使う方というのは、見ただけですぐ使いますということにはならないと思うのです。そういう意味では、例えば神戸市なんかですと親子で段ボールコンポストのつくりと題したイベントをやっていたりもするので、何かそういうものも講座を開くみたいな感じもやったらどうなのかなというところがありますが、その辺はいかがでしょうか。
  続きまして、大項目の2番です。啓発活動、ごみの減容、資源化に関する啓発活動についてご答弁いただきました。衛生組合だよりも引き続きやっていきますということですし、ホームページのリニューアルを見込まれているということで、非常に積極的にやっていただけるというのは認識をいたしました。あとは、もう少し情報をうまく拡散するという観点から、例えばこれは久喜市のほうと連携になるのですが、久喜市のフェイスブックとか、あとは宮代のツイッターとか、そっちのほうと連携をしながら情報発信するというやり方も、お金もかかりませんので、そういうやり方もできたらいいのではないかなと思いますが、ここはいかがでしょうかというのが1つ。
  あとは、教育委員会と連携した、教育委員会というか、児童生徒へのごみの教育啓発に関しましては、いろいろ取り組んでいただいているのが分かりましたので、そこは承知いたしました。
  あとは、自治会の未加入世帯、ここの部分に関しましては、住宅管理会社を通じて収集カレンダーをお配りしていただいているとか、非常に努力はされているのだなというのはわかりました。多分ここ自治会未加入世帯にどう啓発していくかというのは、いろんな手を多分尽くしていかなければいけないと思うのです。1つのやり方だけでいいということは多分ないと思いますので、例えばこれもちょっと市と連携をする形になるのかもしれないのですが、転入時に何かしら情報をお渡しできる。ごみの処理に関して何かお渡しできる資料があればそこで渡すとか、あるいは地元のスーパーとコンビニと連携して、そういう啓発に関する情報を張っていただくような感じ、形のものができないかとか、あとはちょっとなかなか多分人員的な問題もあると思うのですが、地元の自治会の方と連携しながら戸別訪問というのも、なかなか難しいとは思うのですが、その辺を検討等されているのかどうか、教えていただければと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 再質問への答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、ただいまの新井議員からの再質問についてお答え申し上げたいと思います。
  まず最初に、生ごみ処理容器の関係でございますが、これにつきましては恥ずかしながら、最近、今回の議会で質問が出る前に実はこの補助制度の活用について疑問を感じまして、疑問を感じたというのは、先ほどご質問者からもご質問がございましたとおり、やはり利用状況が若干横ばいになっているかなということを感じまして、やはりそういうものに対しては最初の取りかかりとしましては原因究明と申しますか、現状分析をしていくのが第一であるかと思います。それをやはり分析した上で、何が問題なのかということをある程度明らかにしまして、その対策というものを考えていくのが、基本であると思います。確かにご指摘のように、他の自治体で止めたところがあるようには聞いておりますが、そういった自治体はなぜ止めたのか、利用者が減ったからただ止めるというのでは、それは仮にそういうことであれば、少し安易な選択ではないかなというのもございますので、やはり原因を分析した中でやれるべき対策を講じて、それでもなかなかこれでは利用できないということであれば、それはまた次の考え方ということになるのではないかというふうに考えるものでございます。したがいまして、段ボールコンポストが決して悪いということではございませんので、そちらにつきましても常時ホームページ等で見れるような、そういう対策も考えていきたいというふうに思います。
  また、最後のほうにご提案としていただきました、やはり減容化しても、それを実際に家庭菜園とかで使うとなりますと、なかなかそこまでのハードルが高いという部分もございまして、それについてはいろいろな取り組みをしている自治体もあるようでございますので、今後の検討課題というふうにさせていただければというふうに思います。
  続きまして、大項目2の啓発の関係のホームページの関係でしょうか、市、町との連携ということでございますが、残念ながら衛生組合にはなかなか市、町と違いまして、ホームページ等に精通した職員が、専門でいるわけではございません。ただ、民間の力を借りまして、今回全面リニューアルを図っておりまして、ただいまご提案していただいたことが今回のリニューアルの中でできるかどうかにつきましては、検討をしてまいりたいというふうに考えております。
  それから、3点目の自治会未加入者の問題についてでございますが、これは非常に難しい問題ではございますが、恐らく記憶が間違っていなければ、市、町においても転入された方がいる場合には、ごみの分別カレンダーにつきましては配布しているというふうに思います。その他自治会未加入者の問題につきましては、廃棄物等減量推進員の方との意見交換会の中でもそういう意見等が寄せられているものもございます。今後廃棄物等減量推進員の皆様の中には、いろいろと日ごろ現場でご苦労をされていて、すばらしい取り組みをされている地区もありますことから、そういった問題に対して優れた取り組みをしているところの事例等も集めながら、それをまたさらに減量推進員等の皆様へフィードバックしていくというようなことを含めまして、周知徹底を図れればいいかなというふうに考えておりますので、ご理解を賜れば思います。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) ありがとうございました。
  段ボールコンポスト等に関しては、先ほどお話しいただいたとおり、今後検討の一つの材料として見ていっていただければというふうに思います。参考なのですけれども、今年の6月の読売新聞に、実は多摩地区の30市町村の段ボールコンポストの普及啓発という記事が載っていました。八王子市の半数の15市町が積極的な普及啓発に取り組んでいるという状況だそうです。普及啓発の方法としては、講習会、八王子市などの10市が取り組んでいまして、あとはごみ情報紙、8市が啓発をしていたりとか、広報で7市がやっていたりしています。あとは、補助の部分に関しては、八王子市など9市町が無償配布を実施しているということと、日野市と多摩市は2,500円のセットの半額程度を補助していらっしゃるというような状況だそうです。この辺は先進的な事例も参考にしながら、今後アンケート調査を踏まえた上で有効な手段の一つになり得るのであれば、導入のほうも検討をお願いしたいというふうに思います。
  あとは、ごみの減容資源化に関する啓発活動、お話しいただいたとおり、転入届時の受け付けのときには配布しているような状況というのもわかりました。あとは、廃棄物の減量推進委員会の方と連携しながら、いろいろ取り組むということもわかりましたので、この辺は承知をいたしました。
  あとは、ホームページのリニューアルとともに、フェイスブックとかツイッター等も検討の一つに考えていただいて、現状市のほうがそれぞれのフォロワーというか、見ている方が多いので、一から始めるよりは多分連携のほうがいいのかなというのはちょっと思うのですが、その辺のほうもちょっと検討していただいて、頑張っていただければというふうに思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 以上で新井議員の質問を打ち切ります。
  以上で組合に対する質問を終了いたします。

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    ◎次会の日程報告
議長(加納好子君) 本日の日程は終了いたしました。
  次会の日程を申し上げます。次会は、10月15日水曜日午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論・採決を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。
  また、園部議会運営委員長からも報告がございましたとおり、議案質疑書の締め切り日は10月7日火曜日午前9時までとなっております。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容を理解しやすいように、具体的にわかりやすく記入してくださるようお願い申し上げます。
  なお、議案質疑通告書につきましては、持参、ファクス送信、メール送信のいずれかも可としますが、特にメール送信を希望する方につきましては、事務局から議案質疑様式のデータを送信します。所定の手続でお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎散会の宣告
議長(加納好子君) 本日はこれにて散会いたします。
    散会 午後 3時18分