〇 招  集  告  示 

久宮衛告示第1号

 平成26年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を次により招集する。

  平成26年3月5日

                       久喜宮代衛生組合管理者  田  中  暄  二

                   記

1 期  日  平成26年3月12日

2 場  所  久喜宮代衛生組合大会議室

                  〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
     1番   園  部  茂  雄  君      2番   梅  田  修  一  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   大  鹿  良  夫  君      8番   盛  永  圭  子  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   伊  草  弘  之  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   加  納  好  子  君

不応招議員(なし)

平成26年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第1日

平成26年3月12日(水曜日)
 議 事 日 程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 議事日程の報告
 4 仮議席の指定
 5 議長の選挙
 6 議席の指定
 7 会議録署名議員の指名
 8 会期の決定
 9 管理者提出議案の上程(議案第1号〜議案第3号)
10 提案理由の説明
11 議案に対する質疑
12 討論・採決
13 組合に対する質問
14 次会の日程報告
15 散  会

午前9時開会
 出席議員(14名)
     1番   園  部  茂  雄  君      2番   梅  田  修  一  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   大  鹿  良  夫  君      8番   盛  永  圭  子  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   伊  草  弘  之  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   加  納  好  子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君

   副管理者  榎  本  和  男  君

   会  計  橋  本     勉  君
   管 理 者

   参  与  飛       守  君

   参  与  清  水  雅  之  君

   参  与  中  島  千  春  君

   参  与  室  田  慶  一  君

   事務局長  若  山  忠  司  君

   総務課長  高  橋  暁  尋  君

   業務課長  真  田     稔  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長


   業  務  藤  井     智  君
   3 課 長


   総務課長  金  井     誠  君
   補  佐


   業務課長  内  田  久  則  君
   補  佐


   業 務 3  大 久 保  達  也  君
   課長補佐


 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明

   書  記  長  田  充  泰

   書  記  海 老 原  剛  章



    ◎報告等
副議長(鈴木松蔵君) おはようございます。副議長の鈴木でございます。辞職により議長が不在となっておりますので、私が進行役を務めさせていただきます。
  開会に先立ちまして、閉会中の議会の状況についてご報告いたします。議長を除く4人の宮代町選出議員から2月24日付で辞職願が提出され、同日、議長がこれを許可しております。
  同日付で議長から辞職願が提出され、同日、副議長の私がこれを許可いたしました。
  宮代町選出議員5人が欠員となっていることから、管理者から宮代町長に対しまして選出を依頼した結果、宮代町議会定例会において、小河原正議員、加納好子議員、山下秋夫議員、関弘秀議員、伊草弘之議員の5人が新たに選出されております。

                        ◇                      

    ◎自己紹介
副議長(鈴木松蔵君) 初対面の方もおありのようですから、皆さんに簡単な自己紹介を自席でお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) ご異議なしと認め、仮議席1番の園部議員から順にお願いいたします。
                 〔議員自己紹介〕
副議長(鈴木松蔵君) ありがとうございました。
  次に、執行部、お願いいたします。
  なお、副管理者である榎本町長におきましては、体調不良により病院にて検査中との連絡がございましたので、あらかじめご了承ください。お願いいたします。
                 〔執行部・事務局自己紹介〕
副議長(鈴木松蔵君) 最後になりましたけれども、私、副議長の鈴木松蔵でございます。
  それでは、議長選挙終了までの間、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎開会の宣告                           (午前 9時06分)
副議長(鈴木松蔵君) ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、これより平成26年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を開会いたします。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告
副議長(鈴木松蔵君) 直ちに本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議事日程の報告
副議長(鈴木松蔵君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

                        ◇                      

    ◎仮議席の指定
副議長(鈴木松蔵君) 日程第4、仮議席の指定を行います。
  宮代町議会選出議員の改選が行われましたので、仮議席を指定いたします。
  ただいまご着席の議席を仮議席として指定したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) ご異議なしと認めます。
  ただいまご着席の議席を仮議席に指定いたします。

                        ◇                      

    ◎議長の選挙
副議長(鈴木松蔵君) 日程第5、これより久喜宮代衛生組合議会議長の選挙を行います。
  選挙の方法は、投票、指名推選のいずれの方法といたしましょうか。
                 〔「指名推選」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 指名推選という声がありました。
  この選挙の方法は指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) ご異議ないものと認めます。
  よって、選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。
  お諮りいたします。指名の方法については、副議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) ご異議ないものと認めます。
  よって、副議長において指名することに決定いたしました。
  久喜宮代衛生組合議会議長に加納好子議員を指名いたします。
  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました加納好子議員を久喜宮代衛生組合議会議長の当選人と決定することにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) ご異議ないものと認めます。
  ただいま指名いたしました加納好子議員が久喜宮代衛生組合議会議長に当選されました。
  議長に当選されました加納好子議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

                        ◇                      

    ◎議長就任の挨拶
副議長(鈴木松蔵君) 議長に当選されました加納好子議員の就任のご挨拶をお願いいたします。
                 〔議長 加納好子君登壇〕
議長(加納好子君) 一言ご挨拶を申し上げます。
  ただいまは、ご推挙いただきまして、大変ありがたく、感謝申し上げます。
  私は、久喜宮代衛生組合とは、ほかの一部事務組合とは違って格段のかかわりを持ってまいりまして、このたび古巣に帰れたという思いで、これから一生懸命取り組んでいこうと思っていたところでございます。そこに議長という大任を仰せつかって、さらに身の引き締まる思いです。皆様のご協力をいただきながら、誠実に進めてまいりたいと思っております。
  全国のごみ行政を牽引してきたと思われる久喜宮代衛生組合ですが、これまで以上に住民ニーズを的確に把握し、そして住民の声を反映できる組合にしていかなければならないと思いますし、また直面するさまざまな問題を解決するためには、皆様の活発な、そして幅広い論議が必要かと思われます。微力ながら一生懸命やってまいりますので、皆様のお力を下さい。どうかよろしくお願いいたします。〔拍手〕
副議長(鈴木松蔵君) 以上をもちまして、議長選挙を終了いたします。
  ここで、議長と交代いたします。ご協力ありがとうございました。
  加納議長、議長席にお着き願います。
                 〔副議長、議長と交代〕
議長(加納好子君) これより私が議事進行を行います。よろしくお願いいたします。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時12分

    再開 午前 9時13分

議長(加納好子君) 再開します。

                        ◇                      

    ◎議席の指定
議長(加納好子君) 日程第6、議席の指定を行います。
  会議規則第4条第1項の規定により、議長において指定いたします。
  議席は、ただいまご着席の議席を本議席に指定いたします。
  なお、慣例によりまして、14番、議長席、13番、副議長席となっておりますので、ご了承願います。

                        ◇                      

    ◎会議録署名議員の指名
議長(加納好子君) 日程第7、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第93条の規定により、議長において
   12番  伊 草 弘 之 議員
    1番  園 部 茂 雄 議員
 を指名いたします。

                        ◇                      

    ◎会期の決定
議長(加納好子君) 日程第8、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  猪股議会運営委員長。
                 〔議会運営委員長 猪股和雄君登壇〕
議会運営委員長(猪股和雄君) 平成26年第1回定例会につきまして、さきの3月5日、議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要をご報告いたします。
  まず、宮代町選出議員の5名の辞職に伴いまして欠員となっておりました議会運営委員会委員に関委員、山下委員、伊草委員の3名が選出をされ、副委員長には関委員が選任をされました。
  本定例会に提出をされる議案は、管理者提出議案3件です。また、一般質問は3人が予定をしております。以上から、会期については、本日3月12日から3月26日まで15日間ということで決定をいたしました。
  次に、管理者提出議案のうち議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての議案については、市町村総合事務組合への協議書、議決書の提出期限が3月20日となっているそうでございます。したがいまして、先議してほしいという申し出があり、検討した結果、本日先議することに決定をいたしました。
  次に、本定例会の先議案件を除く議案質疑の通告の締め切りについては、3月18日、火曜日、午前9時までとすることで決定をいたしましたので、ご了承願います。
  以上です。
議長(加納好子君) お諮りいたします。
  今定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日3月12日から3月26日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) ご異議なしと認めます。
  よって、会期は15日間と決定いたしました。
  なお、会期日程につきましてはお手元に配付してありますので、ご了承願います。
  また、管理者提出議案のうち議案第1号につきましては、議会運営委員長から報告がありましたとおり先議することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) ご異議なしと認めます。
  よって、議案第1号を本日先議することに決定いたしました。
  なお、先議案件を除く議案に関する議案質疑書の締め切り日につきましては、議会運営委員長から報告がありましたとおり、3月18日、火曜日の午前9時までとすることにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) ご異議なしと認めます。
  よって、先議案件を除く議案に関する議案質疑書の締め切り日を3月18日、火曜日の午前9時までとすることに決定いたしました。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時18分

    再開 午前 9時19分

議長(加納好子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎管理者提出議案の上程
議長(加納好子君) 日程第9、議案第1号から議案第3号を一括上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(加納好子君) 日程第10、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。
  本日、平成26年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集賜り、ご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
  さて、衛生組合における久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターの3清掃センターの業務内容、手数料等の統一を図るという合併の調整方針に基づき、ごみの排出方法や手数料等においての効率的な運営を図るため、久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第7条の規定により設置した20人から構成されます廃棄物減量等推進審議会に対しまして諮問をし、その都度項目ごとに答申をいただいてまいりました。衛生組合としては、これらの答申を最大限尊重し、業務内容、手数料の統一を行ってまいりました。
  審議会の答申を振り返りますと、平成23年2月には「粗大ごみ処理手数料の統一について」の答申を受け、同年の3月議会において1点500円とする条例改正の議決をいただき、同年10月から施行いたしました。
  また、平成23年5月には「家庭系廃棄物(可燃・不燃)の排出時における「ごみ袋」の指定について」の答申を受けまして、一般家庭ごみにつきましては、平成24年4月から燃やせるごみと燃やせないごみの2種類は指定ごみ袋を使用していただくことといたしました。
  平成23年7月には「家庭系廃棄物の自己搬入時における処理手数料の徴収について」の答申を、11月には「事業系廃棄物の手数料の見直しについて」の答申を、さらに平成24年5月には「犬猫等動物死体の取り扱いについて」の答申を受け、同年9月定例会に廃棄物処理手数料改正の議決をいただきました。具体的には、平成25年10月から直接搬入する一般家庭ごみを無料から10キログラム100円とし、事業活動に伴って生じた一般廃棄物を、収集運搬処分を行うものを200円から300円に、直接搬入するものについては100円から200円に改めさせていただきました。また、犬猫等動物死体の取り扱いについては、久喜宮代清掃センターだけ受け入れていたものを他の2センターでも受け入れ可能としたところでございます。
  平成24年11月には「新たな廃棄物(ごみ)処理基本計画に盛込む、今後の排出抑制、資源化、収集・運搬について」それぞれ答申をいただき、ごみ処理基本計画に反映し、平成25年3月に「久喜宮代衛生組合ごみ処理基本計画について」の議案を上程し、議決をいただいたところでございます。
  平成25年2月には、審議会に対しまして「家庭系廃棄物の収集及びし尿の処理手数料等について」諮問しておりまして、これまで6回の審議会を開催しております。現在は、収集回数のあり方についてご審議をいただき、委員の皆様から活発なご意見が出ておりまして、今後意見の集約を行い、近々答申をいただけるものと考えています。
  次に、リサイクル率についてでございます。衛生組合全体といたしまして、平成22年度は32.1%、平成23年度は32.2%、平成24年度は33.3%と、若干ではございますけれども、上昇している状況でございます。引き続き、廃棄物減量等推進員の皆様と連携しながら分別の徹底を推進してまいります。
  次に、組合採用職員についてでございます。当衛生組合におきましては、組合採用の事務職員は8人となっており、年齢構成に偏りが生じております。市や町からの派遣職員が中心となっておりますことから、清掃行政に精通し、将来組合を担う人材が不足しているのが現状でございます。このため、施設、収集料金等の管理業務、組合独自の政策立案業務等の陣容強化を図るため、平成26年度から10年間の職員定数計画を策定し、定数管理に努めることといたしました。この計画に基づき、平成26年度に新採用職員1人を採用することといたしております。
  それでは、議案第1号から議案3号までの提案のご説明を申し上げます。まず、議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてご説明申し上げます。彩北広域清掃組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  次に、議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。別冊で調製してございますので、ごらんいただきたいと存じます。1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でございますが、歳入歳出予算の補正ということで、それぞれ3,057万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億1,723万1,000円に改めたいという内容でございます。
  次に、議案第3号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についてご説明申し上げます。別冊で調製してございますので、ごらんいただきたいと存じます。1ページでございます。歳入歳出予算、地方債及び一時借入金の3条から成っております。平成26年度は、歳入歳出予算の総額を39億4,300万円と定めるものでございます。
  2ページをお開きいただきたいと存じます。それでは、歳入の主なものについてご説明申し上げます。第1款分担金及び負担金でございます。平成26年度負担金といたしまして、27億8,917万9,000円を計上してございます。内訳につきましては、久喜市負担金が22億9,027万7,000円、宮代町負担金が4億9,890万2,000円でございます。
  次に、第2款使用料及び手数料でございます。2億1,846万7,000円を計上してございます。各清掃センターにおける事業系のごみ処理手数料、一般家庭から排出されます粗大ごみ処理手数料並びにし尿処理手数料等を見込んでございます。
  次に、7款組合債等であります。3ページに内訳がございますが、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器改修整備事業の1億2,000万円、菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器改修整備事業の5,800万円、八甫清掃センターのごみ焼却施設機器改修整備事業の7,000万円及びごみ焼却施設基幹的設備改良事業の3億4,840万円で、合わせて5億9,640万円計上してあります。
  続きまして、歳出の主なものについてご説明申し上げます。2款総務費では、スマートフォンへの対応等、利用者の利便性の向上を図るためのホームページ作成業務や公用車の長期使用による買い替えとしての経費を計上しております。
  3款衛生費におきましては、久喜宮代清掃センターの1号井戸調査業務、ごみ処理施設整備基本構想策定業務、循環型社会形成推進地域計画策定業務、菖蒲清掃センターの精密機能検査業務、八甫清掃センターの廃スプレー缶処分業務を計上してございます。
  工事請負費では、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事、菖蒲清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事や八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良工事等を計上してございます。
  なお、議案第1号につきましては、市町村総合事務組合への協議書、議決書の提出が3月20日となっておりますことから、先議にてお願いをさせていただくものでございます。
  以上が議案第1号ないし議案第3号までの3議案の提案説明でございます。なお、詳細につきましては事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(加納好子君) 次に、議案第1号から議案第3号までの補足説明を求めます。
  事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) おはようございます。それでは、議案第1号から議案第3号までの補足説明をさせていただきます。
  まず、議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について補足説明を申し上げます。議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。彩北広域清掃組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものであります。
  埼玉県市町村総合事務組合規約(平成18年指令市第745号)の一部を次のように変更する。
  別冊、埼玉県市町村総合事務組合規約の一部変更に伴う新旧対照表の1ページにございますように、別表第1及び別表第2、第4条第1号に掲げる事務の項中「彩北広域清掃組合」を「鴻巣行田北本環境資源組合」に改めるものでございます。
  附則といたしまして、この規約は平成26年4月1日から施行するものでございます。
  次に、議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)につきまして補足説明をさせていただきます。概要といたしましては、主に本年度における予算で今後の支出予定がないものにつきまして不用額の減額補正をさせていただき、それに伴い、歳入における久喜市、宮代町の負担金の減額をさせていただくものでございます。
  別冊の一般会計補正予算書(第2号)をごらんいただきたいと存じます。1ページをお願いいたします。第1条でございます。歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,057万2,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億1,723万1,000円とするものでございます。
  以下、補正予算につきまして、事項別明細書で説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。まず、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目の組合負担金でございます。3,057万2,000円を減額いたします。平成25年度の予算の歳出の不用額の減額に伴い、負担金の減額補正をするものでございます。構成市町及び清掃センター別の減額する負担金は、説明欄に記載してあるとおりでございます。
  続きまして、歳出でございます。8ページ、9ページをお願いいたします。1款議会費、1項議会費、1目議会費でございます。4万1,000円を減額するものでございます。内容といたしましては、旅費、使用料及び賃借料で、特に視察研修有料道路通行料の1万9,000円などの減額でございます。
  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございます。234万9,000円の減額でございます。主な内容は、報償費といたしまして、久喜宮代清掃センターの廃棄物減量等推進員謝礼などで31万3,000円の減額、需用費といたしまして、「衛生組合だより」の印刷製本費などで83万1,000円の減額、役務費といたしまして、廃棄物減量等推進員の保険料などで49万8,000円の減額、10ページ、11ページをお願いいたします。委託料といたしまして、八甫清掃センターにおける清掃用品借上料で5万3,000円の減額、使用料及び賃借料といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける視察研修バス借上料で18万円の減額、公課費といたしまして、汚染負荷量賦課金で47万4,000円の減額となっております。
  次に、2目財産管理費でございます。16万3,000円の減額でございます。内容は、役務費といたしまして、八甫清掃センターにおける庁用車保険料などで6万3,000円の減額、委託料といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける消防設備点検業務で6万3,000円の減額、備品購入費といたしまして、八甫清掃センターにおけるキャビネット類で3万7,000円の減額でございます。
  次に、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費でございます。60万2,000円の減額でございます。内容は、需用費といたしまして、八甫清掃センターにおける印刷製本費で54万円の減額、役務費といたしまして、久喜宮代清掃センターにおけるホームページSSL証明書発行手数料などで1万3,000円の減額、委託料といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける電気工作物保安点検業務で4万9,000円の減額でございます。
  次に、2目塵芥処理費でございます。2,396万円の減額でございます。内容は、需用費といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける消耗品費で500万円の減額、役務費といたしまして、久喜宮代清掃センターにおけるパソコンリサイクル料などで7万2,000円の減額でございます。
  12ページ、13ページをお願いいたします。委託料といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける焼却灰最終処分業務、菖蒲清掃センターにおける粗大ごみ収集業務、八甫清掃センターにおける燃やせるごみ収集業務などで1,061万1,000円の減額、14ページ、15ページをお願いいたします。使用料及び賃借料といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける設置型生ごみ処理機賃借料で3万7,000円の減額、工事請負費といたしまして、八甫清掃センターにおけるごみ焼却施設機器修繕工事などで742万5,000円の減額、備品購入費といたしまして、八甫清掃センターにおける直接搬入対応準備備品などで81万5,000円を減額するものでございます。
  次に、3目し尿処理費でございます。339万4,000円の減額でございます。委託料といたしまして、久喜宮代清掃センターにおけるし尿収集業務や八甫清掃センターにおけるし尿処理施設精密機能検査業務などで259万9,000円の減額、工事請負費といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける脱臭設備機器修繕工事などで79万5,000円を減額するものでございます。
  16ページ、17ページをお願いいたします。4款公債費、1項公債費、2目利子でございます。6万3,000円の減額でございます。内容は、償還金、利子及び割引料といたしまして、菖蒲、八甫両清掃センターにおける長期借入金利子で6万3,000円の減額でございます。
  以上が議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)につきましての補足説明でございます。
  次に、議案第3号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算につきまして補足説明をさせていただきます。別冊の平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算書をごらんいただきたいと存じます。1ページをお願いいたします。第1条でございます。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億4,300万円と定めるものでございます。前年度当初予算と比較いたしまして、1億6,100万円、4.3%の増となっております。
  それでは、事項別明細書に従いまして説明させていただきます。8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。まず、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございます。27億8,917万9,000円を計上してございまして、対前年度比1,779万6,000円、0.6%の減となってございます。構成市町の負担金につきましては、説明欄にございますように、久喜宮代清掃センターの久喜市負担金が10億2,028万9,000円、宮代町負担金が4億9,890万2,000円、菖蒲清掃センターの久喜市負担金が2億9,227万3,000円、八甫清掃センターの久喜市負担金が9億7,771万5,000円でございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料でございます。22万6,000円を計上してございまして、対前年度比2万3,000円、11.3%の増となっております。自動販売機に係る行政財産使用料等に関する収入でございます。
  次に、2款使用料及び手数料、2項手数料、1目塵芥処理手数料でございます。2億1,003万1,000円でございまして、対前年度比3,857万2,000円、22.4%の増となっております。
  2目し尿処理手数料につきましては、818万円を計上してございまして、対前年度比10万9,000円、1.3%の減となっております。
  10ページ、11ページをお開きいただきたいと存じます。3目許可申請手数料でございます。3万円を計上してございまして、対前年度比14万4,000円、82.8%の減となっております。
  次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目衛生費補助金でございます。1億6,648万6,000円でございまして、平成25年度からの2カ年事業でございます八甫清掃センターにおける循環型社会形成推進交付金でございます。
  続きまして、4款財産収入、1項財産売払収入、1目物品売払収入でございます。1億673万円を計上してございまして、対前年度比3,902万1,000円、57.6%の増となっております。内容といたしましては、3清掃センターにおける新聞、雑誌、段ボールなどの紙類及びアルミ缶などの有価物売り払い代金でございます。
  特にペットボトルの処理につきましては、容器包装リサイクル協会に委託し、これまで有償入札により収入があったところでございますが、昨年の11月議会におきましてもご説明させていただきましたが、今年度の入札では、入札が年1回から2回にふえたこと、当組合のペットボトルが瓶、缶との混合回収であることで、瓶のかけらの混入や汚れから敬遠され、1回目の入札では有償入札とならず、2回目の入札でも低額の入札となってしまいました。そこで、来年度は一部を独自ルートによる売り払いとすることといたしまして、ペットボトル有償入札拠出金として第6款の諸収入に全額計上しておりましたものを、瓶、缶と同様に一部財産売払収入に計上させていただいたことによるものでございます。
  次に、5款繰越金につきましては5,000万円でございまして、前年度と同額でございます。内訳といたしましては、久喜宮代清掃センターの2,300万円、菖蒲清掃センター500万円、八甫清掃センターの2,200万円を計上させていただいております。
  12ページ、13ページをお開きいただきたいと存じます。6款諸収入、1項組合預金利子でございますが、科目設定をさせていただいております。
  また、2項の雑入につきましては1,573万7,000円を計上しておりまして、対前年度比1,238万9,000円、44.0%の減となっております。これは、主にペットボトル有償入札拠出金の一部を財産収入に計上先を変更したことによるものでございます。
  次に、7款組合債、1項組合債、1目衛生債でございます。5億9,640万円を計上しておりまして、対前年度比1億1,230万円、23.2%の増となっております。内容といたしましては、ごみ処理施設機器改修整備事業債で、菖蒲清掃センターの5,800万円と八甫清掃センターの7,000万円、さらに八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業債で3億4,840万円でございます。また、新規といたしまして、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器改修整備事業債で1億2,000万円でございます。
  次に、14ページ、15ページをごらんいただきたいと存じます。歳出につきましてご説明申し上げます。まず、1款議会費でございます。249万6,000円を計上してございまして、対前年度比15万6,000円、6.7%の増となっております。議会費につきましては、議会活動に要する経費として、議員の皆様の報酬、議会開催に伴う費用、会議録の調製を初め調査研究のための先進地視察等の経費を計上させていただいております。
  次に、2款総務費、1項総務管理費でございます。まず、1目の一般管理費につきましては2億7,368万4,000円を計上してございます。対前年度比1,249万2,000円、4.4%の減となっております。一般管理費につきましては、正副管理者の報酬、3清掃センターの再任用職員を含む事務職員29人の人件費のほか、衛生組合全般にわたる事務局の諸経費を計上してございます。
  20ページ、21ページをごらんいただきたいと存じます。前のページから続いての13節委託料になります。上段の上から5行目になります。ホームページ作成業務として、スマートフォンへの対応を図るとともに利用者の利便性の向上を図るため、ホームページを一新することとして169万7,000円を計上させていただきました。
  次に、下段の19節負担金、補助及び交付金でございます。22ページ、23ページをごらんいただきたいと存じます。上段の上から3行目になります。敦賀市民間最終処分場代執行負担金32万3,000円につきましては、民間処分場の倒産に伴う代執行経費について関係自治体の負担が求められ、久喜宮代清掃センターにおける負担金の支払いの方針が決定しておりますことから、昨年に引き続きまして計上させていただきました。
  次に、2目財産管理費でございます。1,665万8,000円を計上してございます。対前年度比224万4,000円、15.6%の増となっております。
  24ページ、25ページをお開きいただきたいと存じます。18節備品購入費の中の貨物自動車155万5,000円でございます。これは、久喜宮代清掃センターにおける庁用車のバンにつきましては、購入後既に18年を経過しておりますことから、安全性を考慮し、買い替えのために計上させていただきました。
  次に、3目公平委員会費でございます。8万5,000円で、前年度と同額を計上しております。
  26ページ、27ページをお願いいたします。2款総務費、2項監査委員費、1目監査委員費でございます。6万5,000円で、前年度と同額を計上しております。
  次に、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費でございます。3億6,187万8,000円を計上してございまして、対前年度比909万5,000円、2.6%の増となっております。この清掃総務費では、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センターにおける再任用職員2人を含む現業職員15人の給料、職員手当、臨時職員の賃金等の人件費を初め、衛生組合のし尿、ごみ処理手数料の事務関係の諸経費及び粗大ごみ予約センターに関連する収集管理システムの電算経費等を計上してございます。
  特に11節需用費の光熱水費につきましては、電気料金の値上げ、消費税の増税によりまして、久喜宮代清掃センターにおきましては9,211万3,000円、28ページ、29ページをお願いいたします。菖蒲清掃センターにおきましては2,780万4,000円、八甫清掃センターにおきましては7,059万2,000円、3清掃センター合計で1億9,050万6,000円を計上してございまして、前年度と比較いたしまして、1,650万6,000円、9.5%の増となってございます。
  次に、30ページ、31ページをごらんいただきたいと存じます。2目塵芥処理費でございます。27億2,225万8,000円を計上させていただいておりまして、対前年度比1億5,332万1,000円、6%の増でございます。この塵芥処理費では、資源及びごみの収集経費、処理関係施設の維持管理費、維持補修費、最終処分に要する経費などを計上してございます。
  その中で、一番下の段になります、13節委託料の久喜宮代清掃センターでございます。32ページ、33ページをごらんいただきたいと存じます。下から11行目になります。1号井戸調査業務として237万6,000円、同じく下から3行目と2行目になりますが、ごみ処理施設整備基本構想策定業務として1,080万円、循環型社会形成推進地域計画策定業務として378万円、34ページ、35ページをお願いいたします。中ほどやや上になります。菖蒲清掃センターにおける精密機能検査業務として、3年に1度実施しております検査で140万円、36ページ、37ページをお願いいたします。上から10行目になります、八甫清掃センターにおける廃スプレー缶処分業務として151万2,000円などを新規事業として計上しております。
  次に、15節工事請負費でございます。施設改修費といたしまして、久喜宮代清掃センターごみ焼却施設機器修繕工事1億4,476万2,000円、菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器修繕工事7,000万円、八甫清掃センターの2年目となるごみ焼却施設基幹的設備改良工事5億4,857万9,000円などを計上してございます。
  次に、3目し尿処理費でございます。2億1,406万3,000円を計上させていただいておりまして、対前年度比112万6,000円、0.5%の減でございます。
  38ページ、39ページをお願いいたします。13節委託料でございます。久喜宮代清掃センターにおけるし尿及び浄化槽汚泥最終処分(堆肥化)業務1,965万6,000円、八甫清掃センターにおけるし尿処理施設運転管理業務1億238万4,000円などを計上しております。
  次に、4款公債費でございます。1項公債費、1目元金につきましては、3億3,571万9,000円でございまして、対前年度比2,014万7,000円、6.4%の増でございます。
  次に、2目利子につきましては609万4,000円でございまして、対前年度比34万5,000円で5.4%の減でございます。
  40ページ、41ページをお願いいたします。5款予備費、1項予備費、1目予備費でございますが、1,000万円を計上させていただきまして、対前年度比1,000万円、50%の減でございます。
  以上が議案第3号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算につきましての補足説明でございます。
  なお、議案第1号につきましては、協議書、議決書の提出期限が3月20日となっておりますことから、本日先議にてお願いするものでございます。
  以上をもちまして、本定例会に提案いたします議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(加納好子君) 以上で補足説明を終わります。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(加納好子君) 日程第11、議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 質疑なしと認めます。
  質疑がないようですので、議案第1号に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(加納好子君) 日程第12、これより討論・採決を行います。
  議案第1号について討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(加納好子君) 挙手全員であります。
  よって、議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更については原案のとおり可決することに決定いたしました。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時55分

    再開 午前10時10分

議長(加納好子君) おそろいですので、再開いたします。

                        ◇                      

    ◎組合に対する質問
議長(加納好子君) これより組合に対する質問をお受けいたします。
  通告順にお受けいたします。
  初めに、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。一般質問通告書に従いまして、4点ほど質問させていただきます。
  久喜宮代衛生組合の排ガス、焼却灰測定の結果をお聞きしたいと思います。ふじみ衛生組合で、水銀が排出されたことによりホームページに問題提起をされていました。専門家会議で問題解決に向けて討論がされていました。その中で、久喜宮代衛生組合でのダイオキシンの排出などは基準以下だと思われますが、水銀、その他の重金属類、硫黄酸化物、塩化水素、窒素酸化物などの測定結果を教えていただきたいと思います。
  また、基準以下であっても、もっと住民に安心を持たせるための施策などがあればよろしくお願いいたします。
  3つ目として、今の基準以下に測定値を下げるために住民に何ができるかとお考えでしょうか。また、広報などでの呼びかけなどあったら教えていただきたいと思います。
  2つ目です。ごみの収集方法と今後の課題ということでお聞きしたいと思います。近年、各自治体でも生活保護、これは主に高齢者や身体に障害を持たれている方が多いですけれども、住民税減免措置を受けられる方も多くなってきております。高齢者や身体に障害を持たれている方のごみの収集は現在どのような実態なのでしょうか。
  それと、2つ目として、受け付けなどは簡素化されているのでしょうか。
  3つ目として、各自治体でも安否確認を行っていますが、こうしたことを、衛生組合でも戸別収集での安否確認が考えられているのでしょうか。
  3つ目として、ごみ収集で指定袋になってからの、その後の結果についてちょっとお聞きします。結果として、ごみの総排出量は減ったのでしょうか。
  2つ目として、分別収集はきちんと守られているのでしょうか。
  3つ目としては、不法投棄などの苦情は何件ぐらい来ているのでしょうか。
  最後になりますけれども、4つ目です。事業系ごみの値上げについてお聞きします。1つ目としては、値上げ後、何件ぐらいの問い合わせなんか、苦情なんかが来ているのでしょうか。
  そして、その内容はどのようなものでしょうか。
  この4点をお聞きしたいと思います。答弁をよろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 山下議員の質問に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) おはようございます。山下議員のご質問に順次ご答弁を申し上げます。
  初めに、大項目1の@についてでございます。久喜宮代衛生組合におけるダイオキシン類の測定につきましては、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、1年に1回測定を実施しているところでございます。久喜宮代清掃センターの最新の測定結果を申し上げますと、平成25年11月8日に測定いたしました1号炉排ガス中のダイオキシン類濃度が0.6ナノグラム、平成25年12月2日に測定いたしました2号炉の排ガス中のダイオキシン類濃度が0.067ナノグラムとなってございます。いずれも国の基準値であります5ナノグラムを下回っているものでございます。
  次に、水銀、その他重金属でございますが、一般廃棄物では法令上の定めがないことから、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令に基づき、25品目の重金属の分析を実施しているものでございます。測定結果につきましては、全て判定基準値を下回っているものでございます。
  次に、硫黄酸化物、塩化水素、窒素酸化物などの測定結果につきましては、大気汚染防止法に基づき測定を実施してございます。硫黄酸化物濃度につきましては、1号炉が平成25年11月25日に測定した結果、排出基準1時間当たり30.6ノルマル立方メートルに対し、0.0031ノルマル立方メートルとなってございます。ノルマル立方メートルとは、摂氏零度、1気圧の標準状態での気体の体積を示す単位でございます。2号炉につきましては、平成25年12月5日に測定した結果、排出基準値1時間当たり28.9ノルマル立方メートルに対し、0.0042ノルマル立方メートルとなってございます。
  次に、塩化水素でございます。1号炉につきましては、平成25年11月15日に測定した結果、基準値1ノルマル立方メートル当たり700ミリグラムに対し、3.1ミリグラムとなってございます。2号炉は、平成25年12月5日に測定した結果、1ノルマル立方メートル当たり同じく4.3ミリグラムとなってございます。
  次に、窒素酸化物でございます。平成25年11月15日に測定した結果、1号炉が排出基準値が300ppmに対し47ppm、2号炉は排出基準値250ppmに対し140ppmとなってございます。いずれも国の基準を下回っているものでございます。
  次に、Aについてでございます。衛生組合では、測定結果等につきましては「衛生組合だより」やホームページで住民の皆様へ測定値を公表してございます。今後におきましても、測定基準に基づいた適正な測定管理に努めるとともに、「衛生組合だより」やホームページ等を活用いたしまして、随時住民の皆様へお知らせをしてまいりたいと存じます。
  次に、Bについてでございます。良好な測定値を保つためには、焼却量の減少と焼却不適物の混入を防ぐことが効果的でありますことから、住民の皆様にお願いできますことは、ごみの減量と分別の徹底を図っていただくことが環境への負荷を減らすものと考えております。最近では、焼却灰の中に乾電池等が混入していることが見受けられましたことから、平成25年12月号、平成26年2月号の「衛生組合だより」において分別の徹底をお願いしたところでございます。今後におきましても、ごみの減量と分別の徹底につきまして、あらゆる機会を捉えてお願いをしてまいりたいと存じます。
  次に、大項目2についてご答弁申し上げます。初めに、@についてでございます。久喜宮代衛生組合では、高齢者や障害をお持ちの方で地元の集積所へごみの排出が困難な方を対象にいたしまして、久喜市久喜地区及び宮代町におきましては平成14年度から、菖蒲、栗橋、鷲宮地区におきましては平成22年度からふれあい収集として戸別収集を行っているところでございます。平成26年2月末現在におきまして、合計136人の方を対象としてふれあい収集を実施しております。内訳といたしましては、久喜市久喜地区67人、菖蒲地区7人、栗橋地区10人、鷲宮地区10人、宮代町42人となっております。
  次に、Aについてでございます。ふれあい収集の受け付け手続につきましては、衛生組合各清掃センターへの直接の申請に加えまして、久喜市、宮代町の高齢者及び障害者担当課でも申請が可能となっております。また、ホームヘルパーや自治会、知人など幅広く代理人の方による手続を可能とすることで、実施決定までの手続が迅速に進むよう努めているところでございます。
  次に、Bについてでございます。ふれあい収集での安否確認につきましては、原則65歳以上のひとり暮らし世帯あるいは障害をお持ちの方だけで構成された世帯で、集積所までのごみの排出が困難な方を対象に、自宅の門の前あるいは玄関の前にごみを出していただき、ごみの収集をしておりますことから、数日間ごみの排出が確認されない場合、状況を市町の担当課に連絡することで情報の共有を図っているところでございます。
  次に、大項目3についてご答弁申し上げます。初めに、@についてでございます。指定ごみ袋制度につきましては、平成24年4月から久喜宮代清掃センターにおいても導入することにより、衛生組合管内における燃やせるごみ及び燃やせないごみの排出方法を一元化したところでございます。指定袋導入に伴う排出量の状況といたしまして、久喜宮代清掃センターにおける今年度1月までの収集量といたしまして、燃やせるごみにつきましては1万2,358トン、燃やせないごみは747トンでございました。前年度同期の収集実績は、燃やせるごみが1万2,092トン、燃やせないごみが739トンでありましたことから、前年比で燃やせるごみが2.2%、燃やせないごみが1.1%増加しているところでございます。指定袋を導入して2年目であります今年度につきましては、初年度に比較しまして若干の上昇傾向が見られるものの、導入前の平成23年度と本年度の同期実績を比較しますと、燃やせるごみが724トン、率にいたしましてマイナス5.5%、燃やせないごみが259トン、マイナス25.7%と減少しておりますことから、指定ごみ袋の導入による減量効果は継続しているものと考えております。
  次に、Aについてでございます。分別収集につきましては、多くの方々にごみの分別及び指定袋の使用など排出方法についてのご協力をいただきながら実施しているところでございます。平成25年度に久喜宮代清掃センター管内8地区で5月から本年1月まで4回実施をいたしました燃やせるごみの組成分類調査におきましても、95%以上の適正な分別がされているものでございます。また、実際の収集作業現場におきまして、分別不良のごみが排出されていた場合は、指導シールを張り、収集せずに置いてくるなど、さらなる分別の徹底にご協力いただけるよう、適正な収集業務に努めているところでございます。
  次に、Bについてでございます。集積所への不法投棄につきましては、連絡を受け、排出者が特定できた場合には文書等により衛生組合から直接指導を行っております。久喜宮代清掃センターにおける本年度の指導件数は、2月末現在11件でございました。なお、24年度の指導件数は28件でありましたことから、指定袋の使用を含めて適正な分別排出についての意識が多くの方々に浸透し、ご協力いただいたことが不法投棄の減少にもつながっているものと考えております。
  次に、大項目の4についてご答弁申し上げます。初めに、@についてでございます。平成25年10月から実施いたしました一般廃棄物処理手数料の改定により、3清掃センターにおける手数料を一元化したところでございます。事業系ごみの手数料の改定に当たりましては、管内約850の登録事業所及び搬入許可業者に対しまして、平成24年12月と平成25年7月の2回にわたり、直接手数料改定のお知らせを郵送するとともに、「衛生組合だより」への掲載や搬入受付での表示、チラシの配布などで周知を図ってまいったところでございます。これまでに問い合わせやご意見は、久喜宮代清掃センターが39件、八甫清掃センターが2件ございました。
  次に、Aについてでございます。内容といたしましては、手数料改定を実施した理由、金額が決定されるまでの経緯、手数料の算定方法の確認等につきましての問い合わせが多くございました。また、久喜宮代清掃センター管内で集積所を利用して排出している小規模事業者の方からは、手数料算定の根拠となります排出重量の再計量の依頼をいただく場合も多く、本年度につきましては2月末現在で19件の再計量を実施したところでございます。そのことにより、実情に沿った適正な手数料金額の算定を行っているところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 1番のところからやりたいと思います。
  ダイオキシン、その他とか、国の基準に合っているということを言われておりますが、ここで問題にしているのは、私は、水銀の問題なのですけれども、水銀が万が一体に入った場合の、汚染された場合、人間に与えられる害というのはどういう、どのくらいの基準なのか、まずそれを知りたいと思っております。
  それと、方策の問題なのですけれども、この基準値を衛生組合としてもう少し下げて、もう少し、皆さん、この近所の方、住民の方に安心をさせるということができるのかどうか、その辺のところもちょっとお聞きしたいと思っております。
  住民は分別その他について大変ご協力していただいて、まだまだ、95%と先ほど言いましたけれども、5%の方、もうちょっと、少し努力しなくてはいけない問題もあるかと思いますけれども、住民の方が安心できるような、そういう排出量を下げていく方策をみんなで考えていかなければいけないのではないかなと私は思っております。ひとつ、その辺のところをちょっと聞きたいなと思います。
  それと、ごみの収集方法です。宮代と久喜のほうで、先ほど言いました42名ですか、安否確認は出ていない方にやることなのですけれども、これは大事な問題で、あちこちで今住民が孤独死をしていることは報道されていますけれども、このことについては数日置きということになっておりますけれども、確かにごみ収集ですから、数日置きになるかなと思いますけれども、できるだけごみの収集に行ったときは声をかけるような方策も必要かなと私は思っております。ぜひ、その辺のところでは、皆さんが、みんなで一人の犠牲者も出さないような方策を、各団体、各、こういう自治体とか衛生組合、みんなでこれを考えていかなくてはいけないかなと思っております。
  それと、指定袋からの問題なのですけれども、幾らか今年に入ってからふえてきた、2.2%、1.1%増加してしまったということなのですけれども、今後もまたこれは見ていく、見きわめが必要かなと思っております。ごみの排出量を減らすことは、皆さんの、この衛生組合の経費を減らすことにもなりますし、またそういう、先ほど言ったダイオキシンだとか、そういうのも減らすことにもなると思いますので、ぜひ総排出量を減らす方向でやっていきたいなと思っております。
  分別収集についてはきちっと守られている方向でなっているのかなと思っていますけれども、まだまだ、95%ほど、先ほど言いましたけれども、その辺のところがまだ、また乾電池なんかも含まれて、入っているのかなという感じがしますので、ぜひ、こういう乾電池なんかでは今水銀なんかも使われておりますので、それが大気中に飛散するということは、やはり周りを汚すことですので、ぜひ住民も、またそういう分別ですか、やっていかなくてはいけないかなとは思っております。ぜひ、その辺のところをもう少し徹底する方向でやっていただきたいなと思っています。
  今回、8地区で4回測定をやったということなのですけれども、95%やっている、不良指導をすると言っておりますけれども、今年になって11件になっている、24年28件で、今年2月現在では約半分以下になったことは大変喜ばしいことだと思います。しかし、まだまだ、11件もまだ入っているとなれば、やっぱりこれはなかなか分別するものの、出てくるごみの中で電池を入れるということは、水銀が必ず飛散しますので、それをなくすためには徹底した宣伝だとか、そういうものが必要かなと思っておりますので、ぜひその辺のところも方策としてやっていただきたいと思っております。
  最後になりますけれども、事業系ごみの値上げについてです。私のところにも、事業系ごみについて、何でということでは来ております。直接的に言えば、共産党は反対したのかと言われたこともあります。そういうことですので、確かに今後消費税が8%になります。負担が大きくなってきます、どんどん。そういう中で、例えば小規模事業者はまだ景気を実感していないというのが、正直なところ、持っている方が大勢いらっしゃいます。850事業所の中で、やはり、どんな、この値上げ、問い合わせ等が、そういうのが久喜市で、この衛生組合で39件もあったということになれば、やはり、約10%ですか、10%強、それだけの人が事業者から問い合わせが来るということは、やはり負担が大き過ぎるのではないかなと私は思っております。そういう中では、やはりもとに戻すべきかなと私は思っておりますけれども、そういう中で、小規模事業者も再計量してほしい、そういうことを訴えている人がかなり、19件、小規模事業者の中ではいるということですから、それを考えてほしいと私は思っております。その辺のところも、もう一度、再考していただきたいと私は思っております。その辺についても、もう一度お答えをいただければと思っております。
  以上でちょっと再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 山下議員、確認します。
  問1の住民が安心するというところでは、これは要望でいいでしょうか。
                 〔「要望でいいですよ」と言う人あり〕
議長(加納好子君) はい。
  2番の安否確認についても、要望ということでいいでしょうか。これは答えを、あれですか。
                 〔「そうですね」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 要望。
  3の@についても、要望ということでいいでしょうか。
  それで、最後の、質問は1の水銀が体に与える影響、これは質問ですか。
                 〔「そうですね。質問ですから」と言う人あり〕
議長(加納好子君) それから、4番の事業系ごみの値上げについての苦情、これについては質問ですね。
                 〔「それも質問ですね」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 質問ですね。はい、わかりました。以上2点、質問というふうにいたします。
  山下議員の再質問に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 水銀の体に与える影響ということでございますが、当然、これにつきましては、地球規模での水銀を使わないというようなことで取り組みがされております。日本におきましては、水俣というのでしょうか、そういった公害関連等のこともあります。人間に与える影響というのは、これは地球規模で考えられるべきというふうに、悪いものだというふうには考えております。詳しい内容はわかりませんが、そういうことで、申しわけございません。
議長(加納好子君) 山下議員、再々質問はありますか。
                 〔「4番目の答弁」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 答弁漏れですか。お願いします。値上げの再考についてですね。
業務課長(真田 稔君) 事業系の料金改定に関してということでございます。
  特に小規模事業者等につきましては、本人から、実際の計量によってこれは料金の額を設定させていただいております。そのようなことから、本人から申し出があった場合には再計量等を行い、実際の排出量、そういうものを確認しながら料金のほうは決定をさせていただいているところでございます。ごみの排出につきましては、そういうことで、今回の改定に当たりましてはごみの排出量の削減というような大きな目的もございます。そのようなことから、ごみの削減に取り組んでいる事業者とそうでない事業者との不公平感を是正する意味からも今回の改定をさせていただいたものでございますので、料金の改定につきましては現在のままでお願いしたいと存じます。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 1問目のダイオキシンと水銀の問題なのですけれども、ダイオキシンは基準以下だということで言われていますけれども、水銀については、これは国でも規定というか、そういう出しているところがあります。水銀蒸気の低濃度のことによる影響のエンドポイントとしては、神経系だとか肝臓だとか免疫系への影響などがあるところで、これは国のほうでも言われております。実際、これはふじみ衛生組合でも討論されていた中でも出ていました。私はやっぱり、これを少なくしていくことは、人間の体は複雑にできているものですから、先ほども言いました水俣病とか、そういう中で手足のしびれだとか、いろんな今でも解決できない問題が出ていると思いますので、ぜひこれの濃度はきちんとはかっていただいて、周りに公害を広めないという立場でやっていただきたいと思っております。
  あと、事業系ごみのことなのですけれども、やらないということなのですけれども、確かに小規模事業者なんかは大変な今思いをしていると思います。消費税は上がって、今回やっていますけれども、1グラムでも2グラムでもそうやって努力をしている、しかし、行政でこういう値上げということでやってしまうと、やはり商売として成り立たなくなる可能性もある事業所もあります。この中で、850事業所の中で大きな事業所だったら、それは採算がとれるのかもしれませんけれども、小さな町の中にある商店だとか小規模企業だと、かなりその中の1%でも大変な思いをしている。そういうものが、先ほども言いました、19件の小規模事業所で問い合わせがあったということが事実を物語っているのではないかなと私は思っております。ぜひ、負担をふやすのではなくて、ごみを減らすという立場で取り組んでいただきたいと思っております。その辺のところは、最後に申し上げますけれども、指導で下げることはできないのかということで、ごみを減らすという立場で。そういうことで、事業系ごみの小規模をやっている人たちの思いも酌んでほしいと思っております。もう一度その辺のところを強調して、質問とさせていただきます。
議長(加納好子君) 山下議員の再々質問について、問4について答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 小規模事業者の方に対するごみの減額ができないかということでございます。
  これにつきましては、本人から申し出があった場合には、実際のごみの量を再計量いたしまして、そういう形で決めさせていただいております。再計量の際には本人にも立ち会いをいただいて確認をさせていただいておりますので、そういう申し出があった場合には、そういう形で、現状に合った形の排出量、金額というようなことでやらせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(加納好子君) 以上で山下議員の質問を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告、3点しております。
  1つ目ですけれども、久喜宮代清掃センターの焼却炉の建てかえについてです。何回かここでもお伺いしたし、久喜の市議会のほうでも質問を出しているのですけれども、これまで既定の計画を推進していく努力をするということは答弁されているのですが、現実には全く進んでいない。このままで、毎回毎回、ただ努力する、努力するという答弁では済まなくなってくるのだろうと思うのです。それで、現状と今後の取り組んでいく方針をちゃんと明らかにしていただきたいと思って1つ目の質問をします。
  (1)として、最近までのというか、現在まで周辺住民との協議の経過を明らかにしてほしい。いつ、誰が、どこへ、どのように訪問をして、その結果どうだったのか明らかにしていただきたいと思います。
  2つ目です。実質的な協議の場が持てていないのだろうと思うのですが、その原因は何だと考えているのか。
  3つ目です。近い将来において協議が行える見通しを持っているのかどうか。
  4つ目です。ごみ処理基本計画に示された計画ですと、26年度に住民の同意と用地確保と地域計画、施設基本計画の策定を完了することになっています。26、27年度で生活環境影響調査に入ることになっています。これまでの経過からしますと、26年度というのはもうこの4月からですから、この計画どおりの実施は困難だというふうに私は思うのですけれども、判断をするのですけれども、いかがでしょうか。
  5つ目です。それが困難だとしたならば、ごみ処理基本計画の年次計画を計画どおりに進めていくということができなくなってくるということを意味します。そうしますと、その場合、年度をおくらせて推進をしていこうと考えているのか、あるいはごみ処理基本計画の一部あるいは全体的な見直しを行わなければならないのか、そこら辺はどういうふうに考えているのでしょうか、お願いします。
  それをもっと具体的に言いますと、これまでの方針では、八甫センターで大規模改修をしていく、久喜宮代センターの更新を進めて、その後、生ごみ堆肥化施設の建設によってごみの大幅減量の条件を整備していく、そして八甫、菖蒲センターの統合、2炉体制へ移行していくという方針が計画で来たわけです。これを年次をおくらせながらこのまま推進していくのか、それとも久喜宮代センターの更新を棚上げして、再度大規模改修による延命を図った上で現在の3焼却炉の集約、統合を進めていこうと考えるのか、どちらかをいずれ選択しなければいけないのではないでしょうか。そういう意味で、計画の全面的な見直しを検討しなければならない事態に追い込まれつつあると考えますけれども、どう判断していらっしゃいますか。
  その点について、(6)として、早期に政治決断を下さなければならないのではないでしょうか、お願いいたします。
  2つ目です。紙おむつを指定袋の対象から除外することについて、昨年10月の議会で質問いたしました。そのときの答弁ですが、当局のほうから、現在は紙おむつは生活必需品であり、有料化によって減量していくのは困難だということを認めていらっしゃる、福祉政策としての側面が大きいということも言っていらっしゃいます。指定袋に入れないで収集することについて、久喜市、宮代町の福祉担当課と協議をしていくというふうに述べられています。その点はその後どのように検討をされてきていますか、お願いいたします。
  3つ目ですけれども、これは実は、ここで一般質問するのが適当かどうか、ちょっと私も自信がないのですけれども、答えるのが議長になってしまうのかわかりませんけれども、衛生組合の会議録のホームページへのアップが大変遅いのです。昨年の10月定例会の会議録が、けさ確認してもまだホームページにアップされていません。会議録作成の委託発注から調製が完了するまでの時間的経過を説明していただきたいと思うのです。
  それから、会議録がデータとして完成をするのは一体どのぐらいの時期になっているのか。
  3つ目ですが、会議録データをホームページにアップする時期がこんなに遅いのはなぜなのか。
  4つ目です。住民への責任を果たすために早期にアップすべきですが、いかがでしょうか、お願いをいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  若山局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 大項目1の久喜宮代清掃センターの焼却施設の建てかえについてのご質問のうち(1)から(3)についてご答弁を申し上げます。
  初めに、(1)の周辺住民との協議の経過についてでございます。平成25年度につきましては、4月、5月、8月、10月、12月、2月の6回、私が新設炉建設に反対の意向を表明している沖の山地区久喜宮代衛生組合連絡協議会の会長宅に伺い、どのようにすれば地元の皆様と協議の場が持てるのか等について話し合いをしてまいりました。会長の話では、沖の山地区は、昭和36年の組合設立以来、これまで臭気やばい煙、さらにはダイオキシンと多大な負荷をこうむってきたが、組合はこれら過去の負荷に対する我々の要望について何ひとつ応えてくれず、全く誠意が感じられない、50年も我慢してきたのだから、炉は別の場所に持っていってもらいたいというのが地元の総意であり、総会でここ2年続けて新設炉建設反対の決議をしているとのことで、地元としては今のところ協議のテーブルに着く気はないということでございます。
  次に、(2)の協議の場が持てない原因とはとのご質問でございます。沖の山地区では、50年余の長期にわたって迷惑施設を受け入れてきたにもかかわらず、組合には過去の負荷に対する具体的な対策を検討する姿勢が見られず、これまでの組合の対応に対して大変な不信感を抱き、ともかくこの地から出ていってもらいたいという強い意思に変わり、新設炉建設反対を地元の総意として決議されているとのことでございます。このようなことから、実質的な協議の場が持てない原因は、沖の山地区の皆様に新設炉建設反対という強い意思決定をさせてしまった、これまでの組合の誠意ある対応の不足にあるものと考えております。したがいまして、(3)のご質問にございます、近い将来の協議を行うことは難しいものと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、(4)、(5)について答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 猪股議員のご質問の大項目1の(4)、(5)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(4)についてでございます。久喜宮代清掃センターの焼却炉の整備につきましては、前回、平成25年第4回定例議会でご質問いただき、ご答弁申し上げましたとおり、近隣住民の皆様の同意をいただいた後に、用地確保、地域計画、施設基本計画策定などの事業を進めることになるものでございます。しかしながら、沖の山地区から「新設炉を建設することに反対することについて」申し入れ書が提出されておりますことから、現在におきましても進展は見られていない状況でございます。このことから、平成26年度中に同意が得られない場合には、建設スケジュールに沿った進行は難しいものと考えております。
  次に、(5)についてでございます。平成26年度中に住民同意が得られなかった場合は、計画スケジュールの全てが翌年度以降にずれ込むことになり、ごみ処理施設の稼働がおくれることが見込まれます。国のごみ処理基本計画策定指針にもございますように、計画策定の前提となっている諸条件に大きな変動があった場合は見直しを行うことが適当であるとのことから、ごみ処理基本計画の見直しは必要であるものと考えてございます。見直しに当たりましては、業務運営の効率化や財政負担なども考慮しながら、構成市町であります久喜市、宮代町にとりまして今後どうあるべきか、議論を十分重ねた上で最善の方法を検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、(6)の答弁をお願いします。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 猪股議員の大項目1、(6)につきましては私のほうからご答弁申し上げます。
  これまでにもご答弁申し上げてきたところでございますが、新たな焼却施設の建設につきましては、宮代町にとりましてはもちろんでございますけれども、久喜市にとりましても最も重要な課題の一つと認識をしております。
  清掃行政は、住民の皆様が快適な生活を営むための環境保全や公衆衛生上の観点からも、一日たりとも停滞することが許されない、極めて大事な事業でございます。このまま新たな焼却炉の建設が進展をしないということは絶対に避けなければならないことでございます。そのようなことから、現在の計画に基づく取り組みに向けまして、最大限努力をしてまいることがまずは必要というふうに考えておりますが、今後の状況を見きわめながら、副管理者でございまする宮代町長とも十分協議を行い、新設炉建設の実現に向けた方向性を見出してまいりたいと存じます。
議長(加納好子君) 続いて、大項目2の答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 次に、大項目2についてご答弁申し上げます。
  紙おむつの取り扱いにつきましては、前回、平成25年第4回定例議会でご質問いただき、福祉施策としての側面もありますことから、構成市町の担当部署とも協議をしてまいりたいとご答弁申し上げましたところでございます。
  そのようなことから、本年1月から2月にかけて、県内の各市町の状況を把握するとともに、久喜市及び宮代町の高齢者、障害者、乳幼児担当課に対し、事前に資料の提出をお願いいたしまして、3月3日に紙おむつの取り扱いに係る協議を行いました。内容といたしましては、現在市や町において実施しております紙おむつ購入助成事業などの助成制度の概要について情報交換を行い、紙おむつの排出に係る実態や意見をいただくとともに、乳幼児や高齢者等に広く使用されている紙おむつにつきましては、生活必需品であることから、指定ごみ袋制度の導入によるごみ減量効果を求めるのは困難であろうとの認識を共有したところでございます。今後、衛生組合といたしまして、使用済み紙おむつを燃やせるごみの指定袋の対象から除外した方法で収集する方向で進めてまいりたいと考えております。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、大項目3について答弁をお願いします。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 大項目3の衛生組合会議録につきましてご答弁申し上げます。
  (1)の会議録作成の時間的経過でございますが、議会終了1週間後に音声記録と議会資料一式を整理し、取りまとめたものを会議録作成委託業者に渡します。その後2週間で、校正原稿が業者から上がってまいります。これを担当者が音声記録と照合し、修正を行った上で関係職員に回覧し、最終校正を行います。この作業に約2カ月要しております。この校正原稿を業者へ引き渡し後、約2週間で印刷製本された会議録が納品されておりまして、議会閉会後、調製完了まで通常約3カ月から3カ月半かかっております。
  (2)の会議録データの完成時期でございますが、印刷製本された会議録の納品後約10日後、ホームページ用データが納品されております。
  (3)の会議録データをホームページにアップする時期がおくれた要因でございますが、衛生組合議会の会議録は掲載までには閉会後約4カ月を要しておりまして、これまで次の議会の開催までにはホームページに掲載しております。しかし、昨年10月の定例会につきましては、宮代町で町長選挙が行われましたことから、昨年よりも開催時期がおくれ、閉会が11月27日となったことで掲載がおくれているところでございますが、今月中にはホームページに掲載できるものと考えております。
  (4)番の住民への責任を果たすために早期にアップすべきではないかとのご質問でございますが、現在校正作業のほうが、音声データとの照合を2人の担当職員が慎重を期してそれぞれ行うなど、約2カ月を要しております。ご質問者ご指摘にございますとおり、会議録のホームページへの掲載はできるだけ早期にすべきものと考えております。今後は、音声データの照合や回覧方法など作業の見直しを行うことで校正時間を短縮しまして、会議録データのホームページへの掲載を早期にできるよう努めてまいります。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
  猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 1つ目の焼却炉の建てかえの問題ですけれども、これまでのごみ処理基本計画にのせてきたスケジュール、年次計画が困難だということは今はっきり認められた、見直しを行うことが必要であるということで、それで今後協議して、最善の方法を考えていくということで事務局からおっしゃられました。管理者から、現在の計画を最大限に努力していくことは重要だけれども、今後宮代町とも十分に協議して方向性を見出していきたいというお答えなのですが、それで一体どうするのですか。よくわからないのです。
  要するに、沖の山地区、地元住民の方々のこれほど強い反対意見があって、全く話し合いが持てていないし、話し合いを持てる見通しがないわけですよね。その状態で強行していくわけには絶対いかない。とすれば、その点はもう事実上、現在地周辺というのは困難だということを認めなくてはならないのではないのか。では、それを前提とした上で、どのように見直しをしていくのかということをもう打ち出さなくてはいけない時期になっているのだろうと思うのです。その点を一体どう考えるのかを明らかにしてほしいのです。
  管理者から、一日たりとも休むことはできない事業だと言われました。全くそのとおりです。であれば、これがずるずる、ずるずるいって、これから1年、2年たってから、やっぱりできませんでしたと判断するのでは遅過ぎる危険性があるわけですよね。まず、どこか別の場所を探すということを踏み切っていく、その決断をしなくてはならない時期が間もなくやってきます。それとも、その前に、この久喜宮代清掃センターの建てかえということをむしろ先に送って、一旦大規模改修でもう一回延命措置をとっておいて、建てかえではなくて2炉体制を目指していくという方向へ転換をするのか、そういう決断をしなければいけないのではないでしょうか。今年、またさらに1年間待ってというわけにいかないと思うのですが、その点どのように考えられますか。やっぱり、それは管理者でないと判断できないことですよね。事務局レベルで幾ら検討したって、結論は出ない問題ですよね。その点についての明快な答弁が今すぐというふうにいくかどうかわかりませんけれども、方向性ぐらいは今示すべきだろうと思うのです。特に最後の政治決断を下さなければならない時代に近づいている、それを一体、ではどういう、繰り返しになっては申しわけないけれども、いつごろまでに決断をするか、決断の内容は、さらにずらして、努力をしていくことが1つ、それから2つ目の方法としては、大規模改修と延命措置をとって、別の方法を、方針自体を、計画自体を転換するということ、そうした決断を下さなければいけないのではないかということです。
  それから、2つの目の紙おむつを現在の指定袋の対象から除外する方法で考えている、かなりはっきりと方向性を出してくださったので、これは理解いたしますけれども、これから考えているとすると、年度途中での変更ということがあり得るのでしょうか。それとも、1年後というようなことになるのでしょうか。その見直しの見通しについてお願いをいたします。
  それから、会議録のホームページへのアップですが、今回特に遅いのです。もちろん市議会のほうと直接比較はできないけれども、市議会の場合だと、議会が閉会をしてから、閉会する前に逐次音声データは出していますから、閉会してから大体1カ月、実質的には1カ月、2カ月たたないでアップされています。今回の場合だって、10月に、11月になったわけだけれども、少なくとも、既にデータは来ているわけだから、10月の議会、昨年の第4回の定例会のデータはいつ、ホームページ用のデータがいつ来ているのか、ちょっと明らかにしてください。
  それから、それを内容を詰めていると言われたのでしょうか。一体いつ納品されたのか、まずお願いします。
  それから、その後さらに何カ月もたって、まだアップされないのはなぜなのかをお願いします。
  それから、校正に2カ月かかるとおっしゃった、これはある程度やむを得ないのだろうということは理解はします。それにしても、現在までのこれは長過ぎるということで、なぜ今回だけこんなに遅いのか。もう、3月中にとおっしゃったけれども、2月中ぐらいに当然アップされてもいいのだろうと思うのですけれども、なぜできなかったのかがいまいちよくわかりません。お願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 焼却炉の関係でございます。
  ご質問者おっしゃるように、周辺の住民の皆様方のまだご理解をいただく状態にはなっておりませんで、職員も最大限の努力をしているわけでございますけれども、まだそのような状況にございます。焼却炉の大規模改修ということにつきましては、最近の考え方といたしまして、大規模改修することによって10年から15年は炉をもたせることができるということが一般的に言われております。そんなこともございまして、基本計画においては、久喜宮代清掃センターの大規模改修が平成18年、19年、2カ年にわたって行われたわけでございます。そのようなことを前提に基本計画をつくってきたということがあるわけでございますが、最近の考え方として15年程度は稼働することができるということも一方ではあるわけでございます。
  しかし、炉の改修につきましては、私が市長職をお預かりして以来、長い間取り組んできておるわけでございますので、私の任期中に何とかこれを解決すべきという、そんな使命感に近いものを私自身は持っております。したがって、幸いにも4月の市長選挙において市長職をお預かりすることができましたならば、副管理者でございまする宮代町長と協議をいたしまして、何とか解決に向けて、具体的に申し上げれば、建設工事の前段となります用地買収あるいは都市計画決定等に着手できるような、そんな決断もしなければならないのかなというふうに思っておりますが、全体として、ご質問者が案ずるこの集約等のことも含めて決断をしなければならないというのも、そもそも削減をこれはできる状況にはないということにつきましては十分承知をしておるわけでございます。いましばらく、当面、周辺住民の皆様方にはご理解をいただくよう努力をさせていただきたいというふうに思っております。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 紙おむつの指定袋の除外はいつからかというような再質問に対してご答弁申し上げます。
  紙おむつを指定袋から除外して収集する方法といたしましては、紙おむつ専用袋を作製して使用する方法や、特定の袋ではなく、各自で用意していただいた透明または半透明の袋を使用する方法、専用のシールを張った袋を出していただく方法あるいは専用の紙おむつ回収ボックスを設けて回収する方法等、幾つかの方法が考えられます。それぞれにメリット・デメリットがございますので、それらを整理させていただき、方向性を出してまいりたいと存じます。
  実施に当たりましては、廃棄物減量等推進員への事前の説明や関係者への周知の時期などもございます。また、現在廃棄物減量等推進審議会におきまして収集回数の見直し等のご審議をいただいているところでございます。収集方法等の変更がある場合には、住民の皆様が混乱を招かないためにも、できるだけ一度に実施をしたいというような思いもございます。そのようなことから、それらの状況を確認しながら、実施の時期につきましては検討してまいりたいというふうに考えてございます。
議長(加納好子君) 続いて、高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 猪股議員の会議録についての再質問についてご答弁申し上げます。
  納品の時期でございますが、タイムスケジュール的には、10月議会の閉会が11月27日、そこからデータを送付するのに1週間、それと送付したデータが校正原稿として上がってくるのに2週間程度かかっておりまして、12月中旬から下旬ごろに校正の原稿が上がってきておりまして、そこからちょっと長くかかってしまったのですけれども、2カ月ぐらい校正にかかりまして、2月の下旬には業者のほうに原稿を上げています。それで、そこから2週間で原稿が、最終的な製品が上がってくることになっておりまして、近々、もう来るのではないかというふうに考えております。それで、そこから10日でホームページ用のデータが上がってくるので、今月の下旬にはアップできるものと考えているところでございます。ちょっと2カ月の校正の時間が長過ぎるということでございますので、ここの時間をなるたけ短期にできるようにしていきたいのと、あとは久喜市と同じように、データを途中で、1回目のときに送るなりというようなことで時間の短縮を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 会議録のホームページアップについては、本当にできるだけ早くアップするようにお願いいたします。今回も、通告のときに調べようとして、あれ、ない、けさも確認してからと思って見たらまだない、こういう状態では私たちの議会活動にも大変不便を来しますので、よろしくお願いいたします。ましてや市民は、議会があったはずなのだが、何やっているのだろうということになりますので、よろしくお願いいたします。
  紙おむつについては、端的に言ってください。27年度から実施という考え方なのでしょうか。それだけ、紙おむつのことだけ先に切り離して先行実施というわけにはいかないのでしょうか。それだけお願いします。
  それから、焼却炉の建てかえですけれども、管理者から今せっかくお答えいただいたのですけれども、やっぱり結論は、いましばらく、当面の間、住民の理解を得られるように努力をしたいということで、結局、今の段階で、いつごろまでに決断が必要だ、計画の大幅な変更も必要かもしれない、そうした考え方が一向に伝わってこないのです。私はいろいろ、こういう方法、こういう方法と言いましたけれども、管理者、当局のほうからそこら辺の切実さというものがどうも伝わってこない。なぜなのでしょうか。切実さをきちっと、切実なのだということをはっきりと表明をして、方針転換をしていくということも打ち出さなければいけない時期になっているのではないのでしょうか。本当に、これ以上聞いても何も出ないかもしれませんが、そういうことを一体どうやって議会に、また住民に対して打ち出していくのか、ただずるずる、ずるずるいったのでは、このままいずれ、もしかしたらパンクしてしまうのではないか、まさかあり得ないと思うけれども、そんな危惧さえ出てきてしまう。いかがでしょう、もしお答えがあればお願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。紙おむつについてです。
  真田業務課長、お願いします。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 紙おむつの実施の時期ということでございますが、これにつきましては、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、内部での調整関係もございますが、平成27年度から実施をする方向で進めてまいりたいというふうに考えております。
議長(加納好子君) 続いて、答弁を求めます。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 猪股議員に言わせれば切実感が伝わってこないというお話でございますが、受けとめ方でございますので、そのことについて私から特に反論はいたしませんけれども、いつも執行するに当たって頭から離れない、大変重要な問題であるという認識は持っております。
  焼却炉につきましては、かつてのダイオキシン等々の、あの状況等々から見れば、炉も相当程度改善されまして、そういった意味では、大変、そのことについてはまだまだ、しかし、迷惑施設という、そんな印象がどうしてもあるわけでございまして、そのことに対する私どもの認識と、つまり、私どもといたしましては、昔とは違うのではないかという思いがどうしてもございます。ただ、そのことについて周辺の方々との意識のギャップというのが多少あったのかなということについては、先ほど担当、局長からお話ししましたように、反省の一つにはなっているわけでございます。具体的にそのような状況の中でどうするのだということにつきましては、方向性を今の現段階では、お話があったように、利用体制ということを前提に進めているわけでございますけれども、このことにつきましては、十分状況を勘案しながら、政治的な決断を下さなければいけないという状況も出てこようかと思いますけれども、大変大きな問題でございますので、じっくり宮代町長と協議を今後させていただきたいというふうに願っております。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村奉憲です。私のほうからは3点、今前者に係る問題もあるのですけれども、基本的なこととかこれまでの経過、そもそも論についても含めてお伺いをしたいと思います。
  1点目は、新設炉のこれまでの経過と今後の見通しなのですけれども、平成10年の10月に、2年間にわたった、第60回にわたる新設炉検討委員会の内容も含めて改めて読ませていただいたのですけれども、その中で新設炉の問題とか、それから3つの大きな柱に沿って、基本的なことと思われる部分があるのですけれども、お伺いをしたいと思います。
  その中で、1点目は、新設炉建設検討委員会、この答申の中で、基本的に継承されている大きな柱で結構ですので、これについてはどのような点があるのかというのが1点です。
  それから、建設候補地については、最初12カ所ということで、5カ所のところが3分の2以上にならないということで、それが今論議がまた、大規模改修の関係で時期的にもずれ込んできたということがあるのですけれども、この建設候補地については、今八甫とか菖蒲センターとの統合との関係もあって、それがいろんな形で私たちあるいは周辺のところでも論議になっていますので、そのこと自体がどのような形でその後なっているのかと。
  それから、3番目については、3本柱の中に全分別を達成するためのリサイクルプラザということが掲げられて、この3本は、1つは生ごみで、これは難産の上で一応達成、これは全種どうするかと、新設炉の問題とリサイクルプラザをどうするかということについてはその後どのような検討の中で進められているのか。
  それから、4番目は、これもみんな絡んでくるのですけれども、久喜市で1市3町が合併になった以降、こういう問題というのは、かなりやっぱり新しい課題を持ちながら、そこを踏まえた検討も必要だし、今後のあり方も必要だと思うのですけれども、その点についてのどのような基本的な考え方を持っているのかお伺いしたいと。
  それから、2番目の家庭系ごみの減量と有料化について、これはごみ処理基本計画が昨年の3月、その中で基本的には資源物の分別徹底と生ごみの減量化に向けての具体的な目標を掲げるということになっているのですけれども、その具体的な目標をもう少しお聞きしたいのと、その結果いかんによって費用負担のあり方、それから有料化も検討すると書いてあるのですけれども、影響はどのように出てくると考えているのか。
  それから3番目、その中に触れているのですけれども、他地域の事例や周辺地域の動向を踏まえるという形で、その検討の中で一例として述べているのですけれども、私は、今までの久喜宮代衛生組合で徹底的に分別をしながら家庭系のごみの減量化を図ってきたと、そういうことをきっちり踏まえて、その軸足の中でやっぱり考える必要があるのではないかというふうに思っているので、周辺の動向を踏まえた、他地域のやっぱり姿勢を考える以前に私たちのスタンスをきっちり定めていく必要があって、有料化をここの中の前提にするのはやっぱり大きな問題があるのではないかと思いますので、お願いします。
  それから、3点目は放射能の対策なのですけれども、昨年の1年間近くの放射能測定の結果がホームページに載っているのですけれども、これも夏に高くなったり、あるいは部分的にはセンターごとに違ってきたり、若干ふえたりというような変化があるように思えるのですけれども、その結果と見通し、それから今後継続してやっていくと思いますが、その内容について。
  それから、これについてのさまざまな損害賠償のこれまでの提示した中身、それから向こうとして補償されたもの、それから今後の見通しについてお伺いしたいと。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(加納好子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 木村議員のご質問の大項目1についてご答弁申し上げます。
  初めに、1)についてでございます。久喜宮代衛生組合新設炉建設検討委員会では、平成8年10月から2年間にわたり、60回に及ぶ新設炉の建設に向けての審議が行われ、平成10年10月に最終答申が提出されております。答申の内容といたしましては、大きく分けまして5項目ございます。1といたしまして、新設炉建設候補地について、2といたしまして、新設炉の規模及び機種について、3といたしまして、還元施設等付加施設について、4といたしまして、新設炉建設に伴う環境保全に必要な事項、5といたしまして、その他新設炉に関する事項となってございます。久喜宮代衛生組合として答申を受けましたこれらの内容につきましては、基本的な考え方といたしまして現在も継承しており、平成25年3月に策定しました一般廃棄物(ごみ)処理基本計画に反映しているところでございます。
  次に、2)についてでございます。新設炉建設検討委員会の答申にございました新設炉建設候補地につきましては、当時の久喜市、宮代町全地域を対象に複数の候補地を挙げ、十分に検討を重ねましたが、最終的な採決の結果、3分の2以上の議決が得られず、決定には至らなかったものでございます。このことから、答申後に衛生組合内部でプロジェクトチームを発足し、検討の結果、建設地については現在地及びその周辺が最もふさわしいという方向性を出したものでございます。
  次に、3)についてでございます。リサイクルプラザにつきましては、現在ではリサイクルセンターという名称が使われておりますが、ごみの減量化、資源化を推進する上で重要な施設として、一般廃棄物(ごみ)処理基本計画におきまして、ごみ焼却施設建設に合わせた建設計画となってございます。リサイクルセンターの整備に当たりましては、粗大ごみ、不燃ごみ、瓶や缶の選別といった処理施設に加え、ごみ問題に関する環境学習の場の提供として環境学習機能や、リサイクル品の展示や販売などのリサイクル工房としての機能をあわせ持った施設が考えられるところでございます。
  次に、4)についてでございます。平成22年3月の久喜市の合併に伴います1市3町の合併協議におきまして、当分の間、3炉体制で従前の処理区域のまま継続処理を行う方針が定められ、現在に至っております。現状では、建設後30年以上が経過する久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設につきまして更新を行い、将来的に3清掃センターの統廃合に向けた検討を行うとしている一般廃棄物(ごみ)処理基本計画に基づき進めてまいりたいと考えておりますが、さきのご質問者にもご答弁申し上げたとおり、計画の見直しが必要な場合は、構成市町であります久喜市、宮代町と十分協議を重ねた上で最善の方法を検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 大項目2、家庭ごみの減量と有料化のご質問につきましてご答弁申し上げます。
  1)の資源物の分別徹底と生ごみの減量化に向けての具体的な目標とのご質問でございますが、昨年策定しましたごみ処理基本計画では、ごみの減量化目標として、1人1日当たりの家庭系のごみ排出量を平成22年度の実績に対しまして平成39年度までに40%以上削減するとしております。また、資源化目標として、リサイクル率を平成39年度までに50%以上に引き上げるとしているところでございます。そのために、資源物の分別徹底と生ごみや剪定枝等の減量化、資源化に取り組むとしたところでございます。
  2)、その結果いかんによって費用負担のあり方や有料化に影響がどのように出てくるのかというご質問でございますが、家庭ごみの有料化の目的には、ごみ減量と資源化の推進とともに費用負担の公平性の確保がございます。当組合では現在、住民の皆様に、家庭から排出するごみの量に関係なく、税金という形でごみ処理費用を負担していただいております。この方法では、ごみの減量やリサイクルの推進に積極的に取り組んでいる住民もそうでない住民も、排出するごみの量に関係なくごみ処理費用を負担していることとなり、ごみを減量するという努力が報われないとともに公平性が確保できないという状況が生じております。こうした状況を考えますと、家庭ごみの有料化につきましても、他の減量化の取り組みと並行して検討していく必要があるものと考えております。
  3)番、他地域の事例や周辺市町の動向を踏まえて、有料化の検討ではなく、有料化せずに考える姿勢はないのかというご質問でございますが、当組合に隣接する市町では、加須市、蓮田市、幸手市、白岡市、杉戸町が有料化を実施しております。家庭系ごみの有料化につきましては、国が積極的に推進しておりまして、既に全国で6割を超える市町村が有料化を実施しております。また、近年、東京都や神奈川県の多くの自治体で有料化の実施または検討に合わせて戸別収集の検討を行っております。集積所収集方式から戸別収集方式に変えることで、住民が廃棄物を排出しやすい、高齢者の排出負担が軽減される、事業系廃棄物を切り離すことができる、排出マナーの改善が期待できる、分別排出が徹底される、個別の排出指導等が行いやすい、廃棄物排出に対する責任感の醸成が図られるなど効果が期待できるというところでございます。当組合では、ごみ処理基本計画に家庭系ごみの有料化の検討を位置づけておりますが、あわせて戸別収集の検討も行うとしているところでございます。近隣の状況や全国的な取り組みを見た場合、今後家庭系ごみの有料化の検討は必要になるものというように考えているところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  3番の1)、真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 次に、大項目3の1)のご質問にご答弁申し上げます。
  各清掃センターでの放射性物質濃度測定結果でございますが、平成25年度において、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターでは焼却灰6検体、ばいじん6検体の測定を実施し、八甫清掃センターでは焼却灰4検体、ばいじん4検体の測定を実施いたしました。
  測定結果の平均値を前年度との比較で申し上げますと、久喜宮代清掃センターの焼却灰の放射能濃度は、平成24年度が1キログラム当たり242ベクレル、平成25年度が1キログラム当たり124ベクレル、ばいじんは、平成24年度が1キログラム当たり1,287ベクレル、平成25年度が1キログラム当たり892ベクレルでございました。
  次に、菖蒲清掃センターの焼却灰の放射能濃度は、平成24年度が1キログラム当たり183ベクレル、平成25年度が1キログラム当たり91ベクレル、ばいじんは、平成24年度が1キログラム当たり766ベクレル、平成25年度が1キログラム当たり360ベクレルでございました。
  次に、八甫清掃センターの焼却灰の放射能濃度は、平成24年度が1キログラム当たり99ベクレル、平成25年度が1キログラム当たり41ベクレル、ばいじんは、平成24年度が1キログラム当たり745ベクレル、平成25年度が1キログラム当たり435ベクレルでございました。
  以上のように、各清掃センターにおいて国の基準であります8,000ベクレルを大幅に下回っており、放射能濃度は減少しておりますが、今後も測定業務を引き続き実施し、測定結果を注視してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 大項目3、放射能対策、2)の損害賠償のこれまでの総額についてのご質問についてご答弁申し上げます。
  東京電力からの損害賠償につきましては、放射能対策に係る事業を実施した翌年度に請求いたしまして、年度末に支払われております。平成23年度は放射性物質濃度測定業務及び放射線モニターの購入を行っておりまして、平成24年度に222万8,100円を、平成24年度も放射性物質濃度測定業務を行っておりまして、今年度89万190円の支払いが確定し、今月中に入金の予定でございます。総額は311万8,290円でございます。
  今後予定されるものでございますが、平成25年度の放射性物質濃度測定業務経費として来年度74万250円を請求する予定でございます。放射性物質濃度測定業務につきましては、今後も続けてまいる予定でございますので、それに係る経費を次年度以降も東京電力に請求してまいります。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) ありがとうございました。
  1点目については、全体の様子がわかりましたので、ただ、これからいろんな課題等、検討すると、見直しも含めて非常に大切な時期でもありますので、ぜひその点については、場所も含めて、住民との合意あるいは話し合いをしっかりした形でやっていく必要がいずれにせよあると思います。
  それから、3)番目のリサイクルプラザの件なのですけれども、これも意外と、基本的な3本の柱の中に位置づけながら、これについては、私なんかはむしろ、いろんな今の状況等ありますけれども、並行しながら、しっかりとこれについては前倒しも含めてやっぱりやっていくことによっていろんな、ごみ問題とか、そこから、あるいは環境教育、そういうことがやられる必要があるというふうに思っていますので、このリサイクルセンターも含めた形のものをやっぱりきちっと別建てにしながらも、みんなの、住民に提示をしていくと、構想も含めて、そういうことを図ってほしいと思いますが、これについてはいかがでしょうか。
  それから、2番目の家庭系の減量の有料化については、今までも何度かそういう形で質問をさせてもらっているのですけれども、要は、国の指導がある、あるいは6割でもう自治体でやっているからというような前提ではなく、やっぱり久喜宮代衛生組合がこれまで歩んできた基本的なところで、みんな、リサイクル率も含めて努力をし、全国に例のないようなやっぱり前進を図ってきているということをしっかり踏まえた形にすべきだと思うのです。今、費用の負担の公平性の問題が出されていて、本来は公的な形で無料を原則、それは今までの全国の自治体も含めてやってきた経過だと思うのです。それをやはり守っていくのが必要ではないかという点と、それから戸別収集をやるから、家庭系のことを、家庭系ごみについては有料化を図るということをなぜこんなに簡潔的に結びつけるのかということについてはもう一度答弁をいただきたいと思います。
  それから、3番目の放射能の問題なのですけれども、衛生組合でホームページに出されている中で、例えば久喜宮代清掃センターの焼却灰というのは全体的にはだんだん下がってきているとよくわかるのです。しかし、例えば25年の8月7日に行われた調査は、今までの部分がだんだん、だんだん低減化したものが一時的に高くなっているという状況があるのです。それから、逆に菖蒲清掃センターについては、平成25年の12月11日にやった調査だと、セシウム134、137も含めてかなり、今までの低減化したことがぐっと上がっていると、40台に上がっています。そういう点の変化をやはりきちっと見た上での経年的な対応の仕方とか見方をしていく必要があるのだろうと思いますので、その点についてはどのような見解を持っているのかお願いします。
議長(加納好子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) まず初めに、リサイクルセンターの件についてでございます。
  これにつきましては、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、ごみの減量化あるいは資源化を推進する上で重要な施設であるというようなことは認識をしてございます。そういうことからも、ごみ処理基本計画の中にも明記をされておりますというようなことで、今後におきましてもそのような方向で進めてまいりたいというふうに考えてございます。
  それから、放射能の濃度の関係でございます。25年度につきまして6回ほど実施をしておりますが、久喜宮代清掃センター管内でも8月7日に実施した分が高いというようなご指摘もございます。これにつきましては、要するにごみの質といいましょうか、燃やせるものによって変化というものがございます。どうしても、夏場の時期ということになりますと、枝葉あるいは草等の焼却がふえるというようなこともございます。そのようなことから、結果として高い数値が出たのかなというふうには考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 木村議員の再質問、有料化についてのご質問についてご答弁申し上げます。
  まず、1点目の家庭ごみの処理については税の負担を守るべきではないかというご質問でございますが、これまで全国の自治体、税金で賄ってきたところではございますが、結局、それに対して国が、やはりごみの減量化を考えた場合に、経済的なインセンティブを働かせて有料化をすることが適当であろうと、さらには減量化を取り組んだときに、住民の公平性の確保ができるにはやはり有料化を取り組むべきだということで国が方針を示し、それに対して6割の自治体がそれを受けて始めたところでございます。やはり、有料化を検討することは必要になってくるのではないかということでございます。あくまでも有料化を実施するということではなく、当組合で有料化をすべきかどうかを検討していくということは必要になってくるのではないかというふうに考えているところではございます。
  2点目の戸別収集と有料化を結びつけるのはなぜかというご質問でございますが、先ほど戸別収集の利点について申し上げたところではございますが、高齢者がふえてきまして、なかなか分別ができないとか集積所まで持っていくのが大変だとか、そういったところも出てきているところでございまして、そういったものを受けて、東京都や神奈川県では戸別収集を検討しております。その際、当然、戸別収集には費用負担が伴いますことから、有料化の実施とあわせてやっているところが多いというふうに聞いているところでございまして、そうしたことで今回ご答弁させていただいたところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問ありませんか。
3番(木村奉憲君) (再々質問なし)
議長(加納好子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  以上で組合に対する質問を終了いたします。

                        ◇                      

    ◎次会の日程報告
議長(加納好子君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
  次会の日程を申し上げます。次会は、3月26日、水曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論、採決を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださいますようお願い申し上げます。
  また、議案質疑書の締め切り日は、3月18日、火曜日、午前9時までとなっております。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容をわかりやすいように記入をお願いします。通知につきましては、既に配付しておりますので、よろしくお願いします。なお、提出方法は、持参するほか、ファクスやメールでの送信も可といたしますが、その際は必ず送信後の着信確認をお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎散会の宣告
議長(加納好子君) 本日はこれにて散会いたします。
    散会 午前11時43分