平成24年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第15日

平成24年10月16日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 管理者追加提出議案の上程(議案第10号)
 3 提案理由の説明
 4 議案に対する質疑(議案第6号〜議案第10号)
 5 討論・採決
 6 議長あいさつ
 7 管理者あいさつ
 8 閉  議
 9 閉  会
午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   鈴  木  精  一  君      2番   梅  田  修  一  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   大  鹿  良  夫  君      8番   盛  永  圭  子  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   飯  山  直  一  君     12番   石  井  眞  一  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   小 河 原     正  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人

   管 理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  庄  司  博  光  君

   代  表  榎  本  善  司  君
   監査委員

   会  計  榎  本  貞  夫  君
   管 理 者

   参  与  飛       守  君

   参  与  清  水  雅  之  君
   参  与  中  島  千  春  君
   参  与  横  溝  秀  武  君
   事務局長  小  倉  康  治  君
   総務課長  高  橋  暁  尋  君
   業務課長  真  田     稔  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長

   業  務  藤  井     智  君
   3 課 長

   総務課長  金  井     誠  君
   補  佐


   業務課長  内  田  久  則  君
   補  佐
   業務課長  日 下 部  栄  子  君
   補  佐
   業 務 3  大 久 保  達  也  君
   課長補佐


 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  海 老 原  剛  章


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
〇議長(小河原 正君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  執行部から追加議案提出の申し出がありましたので、ただいまから議会運営委員会の開催をお願いいたします。
  なお委員の皆様には決算書と決算審査意見書をお持ちください。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時00分

    再開 午前 9時08分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
〇議長(小河原 正君) ただいま会議室におきまして議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。
  猪股委員長。
                 〔議会運営委員長 猪股和雄君登壇〕
〇議会運営委員長(猪股和雄君) ただいま議会運営委員会を開催しました。その概要を報告いたします。
  管理者追加議案を提出したいとの申し出がありました。議案第10号としまして、埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について、本日の日程に追加し、審議をすることになりましたので、ご報告を申し上げます。
  もう一つ、決算審査意見書で数字の誤りが見つかったということで、これについて訂正をするということで了承をいたしました。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎日程の追加
〇議長(小河原 正君) お諮りいたします。
  議会運営委員長の報告のとおり、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加したいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) ご異議なしと認めます。
  よって、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎決算審査意見書の訂正
〇議長(小河原 正君) 局長より決算審査意見書について訂正の申し出がありましたので、お願いいたします。
  小倉事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) おはようございます。議員の皆様におわびを申し上げます。
  決算審査意見書の数字に誤りがございました。訂正をお願いしたいと存じます。この内容につきましては、鈴木精一議員から議案質疑の中でご指摘、ご質問をいただいたものの中で発見したものでございます。
  11ページをごらんいただきたいと思います。(5)をごらんいただきたいと存じます。決算審査意見書の11ページ、(5)でございます。むすびの上から7行目、下から3行目になります。久喜宮代清掃センターの金額でございますが、「9,677万1,929円」と記載してございますけれども、「9,671万1,929円」の誤りでございます。謹んでおわび申し上げますとともに、訂正をお願い申し上げます。
  なお、これから正誤表をお配りいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。申しわけございませんでした。
〇議長(小河原 正君) ただいまより訂正について正誤表及び追加議案を事務局をして配付させます。
  また、執行部より資料を配付したいとの申し出があり、これを許可しましたので、あわせて配付させます。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時11分

    再開 午前 9時15分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎管理者追加提出議案の上程
〇議長(小河原 正君) 日程第2、管理者提出追加議案、議案第10号を上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
〇議長(小河原 正君) 日程第3、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) それでは、追加議案の提案理由につきましてご説明申し上げます。
  議案第10号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてでございます。白岡町の市制施行及び蓮田市白岡町衛生組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものであります。
  なお、詳細につきましては事務局長をして説明いたさせますので、速やかにご議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 次に、議案第10号の補足説明を求めます。
  事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) それでは、議案第10号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更につきまして補足説明をさせていただきます。
  追加議案書の1ページをお願いいたします。変更理由といたしまして、白岡町の市制施行及び蓮田市白岡町衛生組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合の規約を変更するものでございます。
  別表第1中「蕨市」を「蕨市 白岡市」に、「宮代町 白岡町」を「宮代町」に、「蓮田市白岡町衛生組合」を「蓮田白岡衛生組合」に改めるものでございます。
  別表第2第4条第1号に掲げる事務の項中「ふじみ野市」を「ふじみ野市 白岡市」に、「宮代町 白岡町」を「宮代町」に、「蓮田市白岡町衛生組合」を「蓮田白岡衛生組合」に改め、同表第4条第2号に掲げる事務の項中「蕨市」を「蕨市 白岡市」に、「宮代町 白岡町」を「宮代町」に改め、同表第4条第3号に掲げる事務の項中「加須市」を「加須市 白岡市」に、「宮代町 白岡町」を「宮代町」に改めるものでございます。
  別表第3第1区の項中「蕨市」を「蕨市 白岡市」に改め、同表第2区の項中「宮代町 白岡町」を「宮代町」に改めるものでございます。
  附則といたしまして、この規約は埼玉県知事の許可のあった日から施行し、変更後の埼玉県市町村総合事務組合規約の規定は平成24年10月1日から適用することを定めております。
  以上が議案第10号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更につきましての補足説明でございます。よろしくお願い申し上げます。
〇議長(小河原 正君) 以上で補足説明を終わります。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
〇議長(小河原 正君) 日程第4、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第6号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、第6号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、歳入の質疑をいたします。
  1つは、9ページにあります塵芥手数料の自己搬入(現金)、家庭系の内容と滞納繰越金との関連について内容をお知らせください。
  それから、11ページ、物品売払収入の単価の上昇がかなりあった部分で、スチール缶、段ボール、雑誌、雑紙、増額の理由、その内容も含めてお願いします。八甫センターでのアルミ缶プレスの増額の理由もあわせてお願いしたいと思います。新規の古着類の状況、それから前年新規として廃自転車などがありましたけれども、その辺の状況についてはどう検討されたのかお願いしたいと思います。
  それから、13ページの再商品化合理化拠出金の八甫センターが少ない理由、それからペットボトルの有償入札拠出金の菖蒲センターが少ない理由はどういう点があるのかお願いいたします。
  それから、15ページの清掃費補助金の瓦れきの最終処分の内容はどういうものか、それからトン量とか補助金の内訳はどのようになっているのかお伺いします。それから、放射線濃度の測定のモニタリングの内容と、この点について八甫が少し高いのですけれども、そういう理由も含めてお願いいたします。
  以上です。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) おはようございます。私のほうからは、歳入、9ページの塵芥手数料の自己搬入と滞納繰り越しの関連ということと、11ページの物品売り払いの単価の上昇の増額のご質疑についてご答弁申し上げます。
  塵芥処理手数料の自己搬入分につきましては、調書の13、14ページに記載してございますが、久喜宮代清掃センターにつきましては、事業系ごみの扱いを組合収集、自己搬入と自己搬入(現金)との3段に分けて記載してございます。上段の組合収集につきましては、平時1日10キログラム未満の排出業者で、一般家庭ごみの収集にあわせて有料で集積所に排出することができる事業者でございます。2段目の自己搬入は、組合へ登録をしまして定期的にごみを搬入する事業者でございまして、2カ月に1度、請求書の発行により料金の徴収を行っております。3段目が議員さんご質疑の自己搬入(現金)でございますが、事業者登録をせずに、搬入時にその都度現金で精算を行っている事業者でございまして、搬入件数が旧久喜市で322件、宮代町で140件、収入済額が399万400円となっております。なお、久喜宮代清掃センターの一般家庭系ごみは粗大ごみ以外は無料となっておりますので、よろしくお願いします。
  次に、菖蒲清掃センターの自己搬入(家庭系)につきましては、一般家庭の自己搬入分でございます。処理手数料、10キロまで130円を搬入時に徴収しておりまして、平成23年度の搬入件数が3,947件で、収入済額が270万9,850円となっております。
  次に、八甫清掃センターの自己搬入(家庭系)につきましては、引っ越し等に伴い臨時的に搬入された一般家庭ごみで、処理手数料10キログラムにつき100円を搬入時に徴収しておりまして、平成23年度の搬入件数が7件、収入済額が3万8,400円となってございます。また、菖蒲清掃センターと八甫清掃センターでは、自己搬入分の家庭系ごみの料金につきましては搬入時にその都度精算を行っておりますことから、収入未済はございません。
  決算書にございます滞納繰り越し分の収入未済額1万400円につきましては、久喜宮代清掃センター管内の事業系の滞納分でございます。
  次に、物品売払収入についてのご質疑にご答弁申し上げます。物品売り払いの売買契約に当たっては、3清掃センターの新聞、段ボール、雑誌、雑紙、飲料用紙パック、古着類と久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターの分のスチール缶とアルミ缶を、久喜宮代衛生組合で久喜宮代資源リサイクル事業協同組合と3カ月に1度見積書を徴しまして売買契約を交わしております。
  まず、スチール缶の売却でございますが、久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターの売却単価が、平成22年度はトン当たり525円から1,575円で売却しておりましたが、平成23年度につきましては、4月から12月の売却単価は前年並みの1,575円で売却しておりましたが、1月から3月までトン単価が4,725円に上昇して売却を行っております。
  内訳でございますが、久喜宮代清掃センターでは、平成22年度の売却量が222.89トンで、売却額が29万1,201円、平成23年度の売却量が210.44トンで、売却額が47万8,328円でございまして、売却量は12.45トン減少いたしましたが、単価の上昇により18万7,127円の増額となっております。
  次に、菖蒲清掃センターでは、平成22年度の売却量が33.86トンで、売却額が4万3,519円、平成23年度の売却量が34.07トンで、売却額が7万6,939円でございまして、売却量の0.21トンの増と単価の上昇で3万3,420円の増額となっております。
  次に、段ボールの売却についてでございますが、売却先は3清掃センターとも先ほど申し上げましたように協同組合に売却しております。平成22年度の売却単価がトン当たり7,875円から23年度には8,925円と上昇しております。内訳でございますが、久喜宮代清掃センターの平成22年度の売却量が996.05トン、売却額が784万3,893円で、平成23年度の売却量が1,027.27トン、売却額が916万8,384円で、これは単価の上昇と売却量の増により132万4,491円の増額となっております。
  次に、菖蒲清掃センターでは、平成22年度の売却量が79.47トン、売却額が62万5,827円、平成23年度の売却量が93.08トンで、売却額が83万739円、これは売却単価の上昇と売却量の増により20万4,912円の増額となっております。
  次に、八甫清掃センターでは、平成22年度の売却量が233.55トン、売却額が183万9,206円、平成23年度の売却量が27万9,065トン、売却額が249万5,875円で、これも売却単価の上昇と売却量の増により183万9,206円の増額となっておりまして、3清掃センターとも単価の上昇と売却量がふえたことによるものです。
  次に、雑誌、雑紙の売却についてでございますが、雑誌、雑紙についても売却先は3清掃センターとも同じでございまして、平成22年度はトン当たり5,775円から6,825円で売却しておりましたが、平成23年度は7,875円に上昇しました。これの内訳を申しますと、久喜宮代清掃センターの平成22年度の売却量が1,897.14トンで、売却額が1,169万9,084円でございまして、平成23年度の売却量が2,036.08トンで、売却額が1,603万4,130円でございまして、433万5,046円の増額となっております。
  次に、菖蒲清掃センターの平成22年度の売却量は112.4トンで、売却額が69万2,449円でございまして、平成23年度の売却量が135.22トンでございまして、売却額が106万4,858円で37万2,409円の増額となっております。
  次に、八甫清掃センターの平成22年度の売却量は468.97トンでございまして、売却額が289万869円で、平成23年度の売却量が621.15トンでございまして、売却額が489万1,557円で200万688円の増額となってございまして、これも雑誌、雑紙につきましても、3清掃センターともに単価の上昇と売却量がふえたことによるものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) おはようございます。それでは、木村議員さんのご質疑の八甫清掃センターでのアルミ缶プレスの増額の理由、新規の古着類の状況、前年新規の廃自転車の状況につきましてご答弁申し上げます。
  初めに、八甫清掃センターにおけるアルミ缶プレスの増額の理由についてでございます。八甫清掃センターでの金属類の売却については、平成22年度まで全て随意契約により売却をしておりましたが、平成23年度から入札を実施しましたところ、1トン当たりの売却単価が平成22年度は5万2,500円だったものが、平成23年度は10万1,850円から12万8,100円となりましたことから増額となったものでございます。
  次に、布、衣類の状況についてでございます。八甫清掃センターでは、平成23年10月から分別収集を開始し、平成24年3月までの6カ月間で約93トンを回収したところでございます。売り払い単価につきましては、3清掃センター一括で久喜宮代資源リサイクル事業協同組合と契約してございます。1トン当たりの売り払い単価は1,050円となっており、93トンで9万7,712円でございます。
  次に、廃自転車の状況についてでございます。廃自転車につきましては、粗大ごみとして排出されたものを鉄として平成21年度から1トン当たり1,050円で売却をしているところでございます。
〇議長(小河原 正君) 日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 済みません、数字に読み違いがありましたので、訂正しておわびさせていただきます。
  八甫清掃センターの段ボールの売却量を279.65トンと訂正させていただきます。
  それと、菖蒲清掃センターの雑誌、雑紙の売却量、「112.4トン」と申し上げましたが、「112.44」トンの間違いでございます。訂正しておわびします。
  済みません、279.65トンでございます。済みません、数字が絡んで申しわけございませんでした。失礼します。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) おはようございます。それでは、木村議員さんの13ページと15ページのご質疑についてご答弁申し上げます。
  再商品化合理化拠出金及び有償入札拠出金は、各清掃センター別に拠出されるものではなく、いずれも久喜宮代衛生組合に一括して拠出されます。このため、拠出金は再商品化事業者への引き渡し量に応じて案分しております。
  成果調書の19ページをごらんいただきたいと思います。平成22年度の拠出金を清掃センターごとに記載してございますけれども、ご質疑の八甫清掃センターの再商品化合理化拠出金が少ない理由は、平成22年度におきましてはプラスチック製容器包装の分別回収を行っておりません。したがいまして、ペットボトルのみの拠出金ということで非常に少ない額となっております。また、菖蒲清掃センターのペットボトルの有償入札拠出金でございますけれども、51.11トンと引き渡し量が少ないことから、拠出金も少なくなっております。
  次に、15ページの清掃費補助金につきましてご答弁申し上げます。初めに、東日本大震災に係る災害等廃棄物処理事業費国庫補助金につきまして申し上げます。平成23年3月11日に発生した東日本大震災に係る災害等廃棄物処理事業につきましては、同年5月に環境省から通知がございました東日本大震災に係る災害等廃棄物処理事業実施要領、これによりまして、ごみ処理事業等に係る解体工事費、機械器具修繕費、処理処分費及びごみ処理事業者への委託料等、国庫補助の対象となる事業がございます。
  組合で実施いたしました事業のうち、域内家庭から各清掃センターに持ち込まれました震災により破損した屋根瓦あるいは塀などの瓦れき類につきましては、ウィズウェイストジャパン株式会社と業務委託を締結いたしまして、組合から同社の群馬県草津町にございます最終処分場へ運搬し、埋め立てを行う業務委託料が今回本国庫補助の対象となったものでございます。このうち、最終処分費の内容につきましては、瓦、瓦れき等を現地に埋め立てるための処分費用でございます。瓦れき類の量につきましては、合計が55.24トンでございます。なお、瓦れきの種類ごとの集計はとってございません。
  また、補助金の内訳といたしまして、委託の総事業費、金額で申し上げますと220万4,076円、これに対しまして、環境省からのヒアリングを受けて決定いたしました査定率、これは90%でございますけれども、これを掛けた国庫補助基本額の2分の1の額により算定されました補助金総額が97万3,000円でございました。この総額を各清掃センターで受け入れましたトン数によって案分した金額でございます。
  私のほうからは以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) 引き続きまして、放射線濃度の測定モニタリングの内容と八甫が高い理由についてご答弁申し上げます。
  初めに、モニタリングの内容についてでございます。放射性物質濃度測定につきましては、平成24年1月1日に施行されました放射性物質汚染対策特別措置法第16条第1項の規定により、特定一般廃棄物処理施設における焼却灰等の放射性物質濃度測定義務が生じたものでございます。この補助金は、廃棄物処理施設モニタリング事業費補助金交付要綱に基づきまして、廃棄物処理施設から排出される焼却灰及びばいじん等の焼却後の残渣、焼却中に発生する排ガス等に含まれる放射性物質濃度の測定を行った経費に対して補助されるものでございます。また、義務づけされた放射性物質濃度測定は、特別措置法施行規則第32条第2号により、条件を満たせば申請により調査義務が免除されます。このことから、3清掃センターでは条件を満たしておりましたので、平成24年2月14日付で申請し、平成24年2月16日付で免除となる通知書をいただいたところでございます。
  次に、補助金額の違いについてでございます。3清掃センターでそれぞれ、焼却灰及びばいじん等の測定を2回分、排ガス中の測定を2回分予定して補助金の申請をしておりましたが、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターでの2回目の排ガス測定が調査義務免除となった日の後に実施されたものでありますことから、補助金の対象外となっております。八甫清掃センターでは、排ガスの2回目の測定につきましても免除前に実施ができましたことから、申請どおり全額補助の対象となり、補助金額に違いが生じたものであります。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、再質疑します。
  最初の塵芥手数料の関係なのですけれども、今詳しく述べていただいたので、その様子がわかりました。ただ、この中で、繰り越しの関係で、組合と自己搬入については100%はいっていないという形のものがあるのですけれども、これについての指導というのはどういうような形で今後含めてやるのか、1点。
  それから、登録をする形と、それから登録をせずにということなのですけれども、自己搬入の場合の登録はどういう形でやっているのかと、件数を含めてお知らせをいただきたいと思います。
  それから、物品売払収入の関係は、単価が上昇したということで、私も見て、特に大きく変化したところの様子をお聞きしたのですけれども、これは3カ月に1回見積もりしながら努力をされているという、そういう成果だと思うのですけれども、例えばスチール缶の場合、これは1月から、1,575円が4,725円、かなり単価が上がったということなのですけれども、事前に情報なんかを得ながらやっていると思うのですけれども、一般的にこんなに上がるということの、どうしてそんなに上がる、よいことなのですけれども、そういう状況は、市場との関係があると思うのですけれども、その辺についてお聞きしたいのと、ほかの段ボールとか雑誌については量、単価とも上がったと。そうすると、スチール缶なんかの場合は、そういう点を踏まえながらもっと周知をして、もっと持ってきてほしいと、例年以上にということを考えることもできるのではないかなと思いますので、その点についてお聞きをします。
  それから、八甫センターのほうのアルミ缶のプレスの関係なのですけれども、これは随意契約から入札をしたということで、2万円ぐらい単価を上げているということでこの上昇の様子がわかったのですけれども、これについてほかに随意契約をされている部分があるのか、入札に変えることによって単価が上がっていく分野があるのかどうか、その点についてお伺いをします。
  それから、再商品化合理化拠出金については、今説明があったところで、状況がよくわかりました。ただ、ペットボトルについての、菖蒲清掃センターは確かに少ないのです。桁が違うのです。これについては、例えばそれをもっといわば収集する、あるいは集めるという形の努力というのはこの間されてきたのかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。
  それから、最後のモニタリングの関係なのですけれども、これは2回目ができたところとできなかったところと、それについて期限が切れた、その後ということなのですけれども、これについてはもう少し精査をして、その状況をつかまえてこういうことができなかったのか、やっぱりそういう規定の中でやむを得なかった部分があるのか。でも、できている部分があるので、その辺の対応の仕方はどのような形で行われたのか。
  以上、お聞きしたい。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 木村議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  収入未済で100%ではないというご質問なのですけれども、組合収集で1件、これは5,200円ございました。自己搬入については1件、1万6,500円です。これは、5月31日の出納閉鎖期間内に収納できていなかったので、実際はもらっておりますが、これは6月には徴収しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  あと、登録する場合と、この自己搬入の現金といいますのは、まとめて、何回もごみを持ってくる業者さんではなくて、月に何回とか持ってくる方で、通常の有料カードというので計測しているのです。それで、登録業者、カードを使って登録している業者は、ここの組合収集の件数として、久喜の分が241件と宮代が94件、自己搬入の415件と宮代139件、これは登録事業所でございます。登録する場合には、うちのほうに申請をしていただいて、カードで発行しまして、2カ月に1度の請求書による料金の徴収をしているものでございます。
  次に、スチール缶の急上昇なのですけれども、久喜宮代では専門紙をとっていまして、それを参考に業者のほうに、専門紙をコピーして、今これだけ値が上がっているよということで、そういうのも出したりして、市場価格を参考に契約をしているので、12月に高値になったのかなというふうに考えております。今上がった段ボール、雑誌、スチール缶等については、広報等で周知してお知らせをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑の菖蒲のペットボトルが少ないということと集める努力をすべきでないかというご質疑でございますけれども、ご承知のとおり、私どものほう、年4回で燃やせるごみの組成分類、それから現在年1回ずつでのプラスチック類の組成分類、これを実施しております。焼却につきましては、燃やせるごみにも、それからプラスチック類にもペットボトルは入っておりませんので、そういったことから、少ないというのはそれだけ購入しないあるいは店舗のほうに戻していると、そういうことだと思いますので、ペットボトルがふえたからいいというものでは私はないと思います。
〇議長(小河原 正君) 大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、再質疑にご答弁申し上げます。
  初めに、金属類の売却の関係でございます。八甫清掃センターでは、平成23年度につきましては、アルミ缶プレスの入札と、それと鉄プレスについても入札を実施いたしました。その結果、それぞれ単価が上昇しております。そういうことがございましたので、本年度から全て入札方式を導入したところでございます。
  それから、続きまして、モニタリングの関係でございます。排ガス測定の2回目の分が免除申請後の測定になったことについてでございますけれども、免除申請が当初、申請をしてから相当期間がかかると言われておりました。そういう状況がございました中で、排ガスの測定については平成24年2月17日に予定をしておったところでございますが、免除申請に、免除となる通知が予想よりも早く来てしまったことから、1日違いで補助金の対象にならなかったという状況がございましたので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
〇3番(木村奉憲君) (再々質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の歳入の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 23年度の決算の歳入について、歳入のほうで質疑をいたします。
  まず、清掃センター別、多量排出事業所ごとの搬入量、22、23年度の量と増減について、一覧表にして配付してください。業種ごとの増減はどうなっていますか。それらの増の原因について評価をお聞きしたいのですけれども、どのように把握しておりますか。
  2つ目ですが、多量排出事業所の減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量との比較増減はどうなっていますか。それらの達成、未達成の分析と評価をどのようにしているかを明らかにしてください。
  もう一つは、3つ目です。再商品化合理化拠出金です。それと、ペットボトルの拠出金の算定、量、配分額内訳の前年度比較を一覧表で示してください。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご質疑の@、業種ごとの増減と原因の把握でございますけれども、議案質疑参考資料の2ページ、4ページ、6ページ、そちらのほうに各センターごとに平成23年度多量排出事業者業種別対前年度搬入実績ということで、こちらに記載してございます。
  まず、2ページの久喜宮代清掃センターについてご説明申し上げます。平成22年度と比較して平成23年度にごみ持ち込み量が増加または横ばいの業種は、小計Cの老人福祉施設、小計Dのサービス業、それから小計Fの娯楽産業となっております。老人福祉施設の増減につきましては、トータルで申し上げますと、小計Cに記載しましたとおり、平成23年度の搬入量が359.27トン、平成22年度の搬入量が349.76トンとなってございまして、9.51トンの増、率にいたしますと2.7%の増加となってございます。5つございます施設のうち、ナンバー1、ナンバー2、ナンバー3、ナンバー5とふえておりますけれども、増加の理由の共通点といたしましては、やはりおむつが廃棄量全体の大半を占めており、衛生面を考慮し、布おむつから紙おむつへ移行する利用者が増加しているということでございます。
  次に、サービス業の増減につきましては、小計Dに記載しましたとおり、平成23年度と平成22年度の搬入量が94.51トンと、偶然でございますけれども、同じ数字になってございます。
  次に、娯楽産業の増減につきましては、小計Fに記載しましたとおり、平成23年度の搬入量が105.28トン、平成22年度の搬入量が105.18トンとなってございまして、0.1トンの増、率にいたしましても0.1%の増となってございます。ナンバー1の減量化の取り組みといたしまして、お客様へごみの持ち帰りのお願いを放送で流したり、紙の量を減らすため、両面コピーや裏面再利用を徹底しているとのことでございます。
  なお、小計@からB、E、G、J及びLにつきましては、平成22年度と比較いたしまして平成23年度のごみ持ち込み量は減量しているという実績が出ております。
  続いて、資料の4ページをお願いいたします。こちらは菖蒲清掃センターでございますけれども、まずスーパーマーケットの増減につきましては、小計@に記載しましたとおり、平成23年度の搬入量が84.16トン、平成22年度の搬入量が90.97トンとなってございまして、6.81トンの減、率にいたしますと7.5%の減となっております。なお、小計Aの販売業につきましても減量しております。
  最後に、資料の6ページ、八甫清掃センターでございますけれども、平成22年度と比較いたしまして平成23年度にごみ持ち込み量が増加している業種は、小計Aの老人福祉施設、小計Cの外食産業、小計Dの医療機関、小計Fの娯楽産業となっております。老人福祉施設の増減につきましては、小計Aに記載しましたとおり、平成23年度の搬入量が210.94トン、平成22年度の搬入量が183.57トンとなってございまして、こちらのほうは27.38トンの増、率にいたしますと14.9%の増となってございます。5つございます施設のうち、ナンバー3、ナンバー4、ナンバー5とふえておりますけれども、減量化の取り組みといたしまして、使用済み用紙の再利用の徹底や紙タオルから布タオルへ移行すると、こういったことでございました。
  次に、外食産業の増減につきましては、小計Cに記載しましたとおり、平成23年度の搬入量が70.88トン、平成22年度の搬入量が61.09トンとなってございまして、9.79トンの増、率にいたしますと16%の増となってございます。3つございます施設のうち、ナンバー1のみふえておりますけれども、減量化への取り組みといたしまして、消耗品の無駄遣いを減らし、エコ箸へ切りかえて減量するといったことでございました。
  次に、医療機関の増減につきましては、小計Dに記載しておりますけれども、平成23年度の搬入量が233.55トン、平成22年度の搬入量が210.65トンとなっておりまして、22.9トンの増、率にいたしますと10.9%の増となってございます。
  次に、娯楽産業の増減につきましては、小計Fに記載しましたとおり、平成23年度の搬入量が66.61トン、平成22年度の搬入量が53.06トンとなってございまして、13.55トンの増、率にいたしますと25.5%の増となってございます。この中で、ナンバー1は13.29トンふえておりますけれども、減量化への取り組みといたしまして、ペーパーレス化を促進し、印刷物の削減による減量を進めてまいりますということでございます。
  なお、@、B、Eにつきましては、平成22年度と比較して平成23年度のごみ持ち込み量は減っているという実績が出てございます。
  次に、ご質疑のAでございますけれども、久喜宮代清掃センターにつきましては、申しわけございませんけれども、戻っていただきまして、配付資料の1ページをお願いいたします。平成23年度多量排出事業者搬入量順前年度搬入実績比較一覧(久喜宮代清掃センター)と書いてございますけれども、まず一番下の合計の欄に記載してございますけれども、平成23年度におきます多量排出事業者に該当する事業者が44ございまして、その搬入実績につきましては1,970.51トンでございました。これに対しまして、平成22年度の搬入実績が2,048.82トンとなっておりまして、これを比較いたしますと78.31トンの減、率にして3.8%減量しているという結果になっております。
  久喜宮代清掃センター管内で減量計画書を達成できました事業者でございますけれども、一番右の欄にございます減量計画書数値目標達成判定の欄に記載しましたとおり、44事業者のうち丸がついております25の事業者、率にいたしまして56.8%の事業者が減量計画を達成したという結果でございました。参考までに申し上げますと、平成22年度は52.3%でございます。また、平成22年度と比較いたしまして搬入量が下回った業者につきましては、多量排出事業者44のうち29事業者、率にして65.9%の事業者が減量しているという結果が出てございます。この値は、平成22年度と同様のパーセンテージでございました。
  次に、菖蒲清掃センターでございますけれども、資料の3ページをお願いいたします。一番下の合計欄に記載してございますけれども、平成23年度における多量排出事業者に該当する事業者が3事業者ございまして、その搬入実績につきましては93.06トンでございました。これに対しまして、平成22年度の搬入実績は109.49トンとなっておりまして、これを比較いたしますと、16.43トンの減、率にいたしますと15%の減という結果になっております。
  菖蒲清掃センター管内で減量計画書を達成できた事業者につきましては、一番右の欄にございますけれども、3事業者のうち丸がついております2つの事業者が、率にいたしますと66.7%の事業者が減量計画を達成したという結果が出ております。また、平成22年度に比べて搬入量が下回った事業者につきましても、多量排出事業者のうち2事業者ということで、こちらのほうも66.7%が減量しているという結果でございます。
  次に、八甫清掃センターにつきましては、配付資料の5ページをお願いいたします。まず、一番下の合計の欄に記載してございますが、平成23年度における多量排出事業者に該当する事業者が25ございまして、その搬入実績につきましては1,083.05トンでございました。これに対しまして、平成22年度の搬入実績量は1,197.31トンとなっておりまして、比較をいたしますと、114.26トンの減、率にいたしまして9.5%減量しているという結果になっております。
  八甫清掃センター管内で減量計画書を達成できた事業者につきましては、こちらのほう、一番右の欄にございますけれども、25事業者のうち丸がついておりますのが12でございまして、率にいたしますと48%の事業者が減量計画を達成したという結果でございます。なお、参考までに申し上げますと、平成22年度は63.2%でございました。また、平成22年度と比較いたしまして搬入量が下回った事業者につきましては、多量排出事業者25のうち16事業者、率にいたしまして64%でございました。なお、平成22年度は73.7%でございました。
  最後に、分析、評価というご質疑でございますけれども、まず久喜宮代清掃センターについて申し上げますけれども、ちょっと重なる部分があるので、お許しいただきたいと思います。平成23年度に多量排出事業者に該当した事業者は44事業者でございました。その搬入量は、平成22年度が約2,049トン、そして平成23年度が約1,971トンと、微減ではございますけれども、減少傾向にございます。また、事業系一般廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合が、平成22年度では5,295トン中2,049トン、率にいたしまして38.7%、これに対しまして、平成23年度では5,301トン中1,971トン、率にいたしまして37%となっておりまして、こちらのほうも減少傾向にあると言えると思います。
  続きまして、菖蒲清掃センターでございますけれども、平成23年度に多量排出事業者に該当した事業者は3業者でございまして、多量排出事業者のごみの搬入量が、平成22年度が109トン、そして平成23年度が93トンと減少傾向にございます。また、事業系一般廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合は、平成22年度が1,804トン中109トン、率にして6%、平成23年度が1,632トン中93トン、率にして5.7%となっております。
  また、八甫清掃センターでは、平成23年度に多量排出事業者に該当した事業者は25業者でございました。その搬入量は、平成22年度が1,197トン、平成23年度が1,083トンとなっております。また、事業系一般廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合が、平成22年度では2,278トン中1,197トン、率にして52.5%、平成23年度では2,415トン中1,083トン、率にして44.8%となってございまして、こちらの八甫清掃センターのほうでも減少傾向にございます。多少、業種や店舗によって減量に対しての取り組みの違いはありますけれども、いずれのセンターにおきましても、廃棄物管理責任者を筆頭にごみの減量に協力していただいているものと評価している次第でございます。
  それから、3の合理化拠出金でございますけれども、先ほど執行部のほうから資料としてお配りしてございますので、よろしいでしょうか。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 細かな説明ありがとうございました。
  多量排出事業者の状況につきましては、毎年毎年、非常にきめ細かく把握しておるし、個別の事業所に対しての聞き取りですとか状況把握もきちっとできているのだなということを改めて感じました。そうしたことが毎年毎年行われていて、その成果として多量排出事業者の減量が進んでいったということを改めて評価しておきたいと思います。
  次にお聞きしたいのは、聞きたいというか、資料として配られた2ページに久喜宮代センターの多量排出事業者の状況が出ておりますけれども、これは老人福祉施設一般に言えることなのですが、毎年これはどうしてもふえてきているのです。その理由として、布おむつから紙おむつに移行しているのだといつも説明を受けるのですが、これはもう最初からそのようになっているのだろうと思う。今どき老人福祉施設で布おむつを使っているという話を私はちょっと聞いたことがないのですけれども、それは理由になるのか、ならないのか、ちょっと疑問があります。むしろ、おむつの使用者がふえてきているということになるのかなと思います。そこら辺、把握の仕方が違うのか、私の考え方が違うのか、それをちょっとひとつお伺いします。細かくなって申しわけありません。
  あとは、久喜地区で一番大きなスーパーマーケットは、堆肥化で昨年からがくっとごみの量が減りまして、また今年度も減ってきている。これについても、事業者及び衛生組合当局の努力の成果だと思われます。その反面、スーパーマーケットの1番目のところで、これはどうしても、去年、今年もふえてきているのです。ここら辺の理由についてはどのように把握しているか、個別の問題ですから、言えないこともあるかもしれません。言える範囲でお願いします。
  それから、官公署では久喜の市役所が大幅に減ることができてきています。もう一つの役場のほうが若干ふえてきているようですから、ぜひ努力をお願いしたいと思います。
  それから、菖蒲清掃センターと八甫清掃センター、ちょっと確認でお願いしたいのですけれども、学校給食の給食センターは多量排出事業者には入っていないということでしょうか。とすれば、久喜地区の給食センターが毎年大量に、大きく出している、今年は減りましたけれども、菖蒲と八甫の給食センターはどうなっているのかお願いをいたします。
  それから、もう一つの合理化拠出金のほうなのですが、今回出された資料が平成22と21年度の数値になっているのですが、これは何ででしょう。去年出された資料は、去年が21年、22年で、ほぼ同じ資料になっているのです。22と23年度の数値が出てくるかと思ったのですが、なぜなのでしょう、お願いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質疑にご答弁いたします。
  老人福祉施設の関係で、毎年同じ答弁で、おむつの話ばかりではないかということでございますけれども、特に老人福祉施設の中で8.42トンふえている施設があるのですけれども、こちらのほうは、理由を書いていただいたので読ませていただきますけれども、施設の方針として、利用者の衛生面に配慮し、布おむつから紙おむつへと移行する利用者が増加したということで、これはちょっと猪股議員さんのおっしゃるとおり、おむつではないかというお話でございます。それから、つくり過ぎによる残飯を減らそうと努力したのだけれども、日によってはたくさん出てしまったということで、やはりお年寄りの人も好き嫌いがあるようなので、どうしても残飯が残ってしまうというお話でございました。
  それから、スーパーで1カ所ふえているところがございまして、こちらがスーパー、ナンバー1でございますが、こちらのほうなのですけれども、5.57トンふえてございますけれども、ちゃんと理由を明記してございまして、入居テナントの増加したこと、それから食品スーパー売り上げの増加ということでふえていますけれども、こちらのスーパーさんは非常によく取り組んでいただいておりまして、廃棄物管理責任者とも年に二、三回お会いするのですけれども、非常にしっかりした方でございまして、当然、一番最初に減量計画書をどこの業者さんよりも速やかに提出していただいておりまして、月1回、店長会ということで、そういったものを開催してごみの減量に努めているということで、今後、このスーパーさんにつきましては私ども多少期待はしておるところでございます。
  それから、給食センター、菖蒲、八甫、多量排出事業者ではないのですかということですけれども、一応、私どもでつかんでいるそれぞれのセンターにおきましては、多量排出事業者には当たらないということでございます。ただ、私ども今質疑されて疑問に思いましたので、今後ちょっと調べてみたいというふうに思っております。
  それから、合理化拠出金でございますけれども、猪股議員さん、確かにそれは去年配ったではないかということですけれども、拠出金というのは翌年度にあらわれるのです。ですから、その拠出金は実は補正予算のときに上げたと思うのです。ですから、そのときには、補正のときにはもう金額が確定していたということでございますので、私どもの間違いではございません。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
〇9番(猪股和雄君) (再々質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の歳入の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第6号の歳入に対しての質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。再開は10時35分といたします。

    休憩 午前10時20分

    再開 午前10時35分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、議案第6号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、鈴木精一議員、お願いいたします。
                 〔1番 鈴木精一君登壇〕
〇1番(鈴木精一君) 議席1番の鈴木精一です。議案第6号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について質疑します。
  歳出全体で伺いたいと思いますけれども、2ページのところに全体の不用額が出ています。合計で2億4,000万円を下回る、その金額でありますけれども、この不用額の意味するところを伺いたいと思います。不用額が出てくる理由として一般的に考えられるのは、予算に対してコスト削減努力をしたか、それによって出てくる不用額、もう一つは予算組みの甘さから生じてくる不用額、普通はこのどちらかだと思っていますが、ただ、ほかの一部事務組合の決算数値を見てみますと、ここでも多額の不用額が発生をしています。大ざっぱな言い方で言えば、消防で3%から5%、斎場で10%から15%、それからすると、衛生組合が5から10でありますから、離れた数字とは言えませんが、普通の市町村の一般会計の数字からすると飛び出た数字と言えるかもしれません。場合によっては、不用額の考え方というのは、居心地のよい不用額というものが一部事務組合には存在するかもしれない、そのような仮説も一応成り立ちますが、この不用額に関しての見解を伺いたいと思います。
  また、意見書にある数字に対しては訂正がなされましたので、了解するところでありますけれども、一言申し上げさせていただきたいと思います。今回は、この不用額の数字がほかの権利関係、商取引には影響しませんでしたけれども、仮にこういうものが権利関係だったり商取引だったりすると当然問題が生じてくる。小さな緩みが大きな事故につながるということもありますので、人のやることですから、間違いは仕方がないわけでありますけれども、間違いを減らす取り組みは怠るべきではありません。仕事に向かう際には気を緩めないで、職務に当たっていただきたいということを申し上げさせていただきます。
〇議長(小河原 正君) 鈴木精一議員の質疑に対する答弁を求めます。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 決算書2ページ、不用額のご質問についてご答弁申し上げます。
  平成23年度の不用額は2億3,768万9,432円で、前年度1,011万3,323円の減、前年比で申しますと4.1%の減となっております。予算額に対する不用額の比率は7.1%で、これは前年度と同じ比率でございます。23年度の大きな不用額を出しておりますのは、清掃費の2目塵芥処理費の中で、消耗品の購入、修繕、業務委託や工事請負に係る執行残によるものでございます。
  組合の予算編成に当たりましては、これまで年度途中での組合の負担金の増額が難しいものと考え、歳出予算、特に衛生費の委託料や工事請負費等について多少余裕を持って編成してまいりました。このため、毎年9月議会におきまして、不用額によって生じた実質収支の残額を繰越金として計上し、次年度の組合負担金を減額する方法で精算してきたところでございます。しかしながら、景気低迷による地方税収の落ち込みや社会保障費の関係の増加等によりまして、財源不足が生じた地方財政は依然厳しい状況でございます。こうしたことから、平成25年度の当初予算の編成に当たりましては、毎年多額の不用額が生じております科目、業務等につきましては特に徹底した精査を行うなど不用額の削減に努め、組合負担金の減額のほうを図ってまいりたいというように考えております。
  それと、先ほど訂正について、議員の皆様にはおわびを申し上げたところでございますが、議員ご指摘のとおり、数字の誤りについてはあくまでもこちらのミスでございまして、こういったミスを減らすように、再度数字についてはきめ細かく点検のほうを行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  鈴木議員。
                 〔1番 鈴木精一君登壇〕
〇1番(鈴木精一君) 答弁のほうは大体了解をいたしました。前年比減だからという話から始まりましたので、前年比減だから大丈夫なのだという感覚で捉えていただいては正直困るなというふうに思います。
  あと、これはぜひ事務局長から伺いたいというふうに思っているのですけれども、不用額が多く出るということは、私は単に悪いことだと正直思っていないのです。それは、予算組みの甘さという不用額であれば、これは指摘をされるべきですし、改善をしなければいけないことだと思うのですけれども、今本当に、地方の自治体でも血のにじむような削減努力だとか、それからコスト削減の取り組みをやっています。それは一般会計のほうにはあらわれていますけれども、このような一部事務組合のほうにはあらわれにくい仕組みになっています。ですから、不用額がどのような取り組みによって発生をしてきたのか、そのような成果が見える仕組みをつくっていくべきだと思います。そうすることによって職員の意識も高まるでしょうし、実際に1年間トータルで決算をとったときに、これだけの不用額はこれだけの努力によって結実をしたものだということが言えると思うのです。単に今不用額が年間7%、8%出ているのですよという形ではなくて、そのような取り組みをすべきだと思うのですけれども、お考えをお伺いいたします。
〇議長(小河原 正君) 鈴木精一議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  小倉事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 不用額を削減する取り組みということでございます。
  不用額の削減につきましては、先ほど総務課長のほうからお話をさせていただきましたとおり、いろいろ、私どものほうでも、こちらの組合については増額補正するには市と町の負担金をどうするのか、いろいろな問題がございまして、予算を組む段階で少し膨らませてしまったと言ったら言葉が悪いかもしれないですけれども、そういう気持ちが少しはあったのかなというように私どものほうも考えてございます。
  これは、鈴木議員さんのほうからご質問いただいた後、私どものほうも中でその辺につきましては話し合いをいたしました。今後、このような不用額が大きく出た場合にはどうしようかということで話し合いをいたしました。その中で、結果的に不用額が出てしまった場合には減額をするというのは、これは必要だろうということで、今までこういうこともやってきておりませんでしたので、こういう取り組みも必要だろう、いろいろ職員の中からはそういう話が出ておりますので、そういうものも組合としてまとめて、それと新年度予算を組むに当たりましては、まだ組む前でございましたので、組むに当たりましてはそういうものも取り入れて、いろいろ議員の皆様にご心配をかけないような形でやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
〇1番(鈴木精一君) (再々質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で鈴木精一議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 木村奉憲です。それでは、歳出のほうをお願いします。
  最初に、17ページの総務費なのですけれども、事務職の給料の各センターごとの人数と前年度との比較についてお願いをします。
  それから、17ページから19ページに係る職員手当等の久喜宮代センターと八甫センターでの時間外勤務等の手当の増額、かなりあると思うのですけれども、その理由についてお願いします。
  それから、19ページの臨時職員賃金の各センターの、これは増減がありますので、その理由と、八甫では初めてと思いますので、その内容についてお願いします。
  それから、23ページの委託料、職員健康診断業務の人数と今回減額になっている理由についてお願いします。
  それから、次のはページが、済みません、間違って31になっていますけれども、29ページにあります清掃総務費の現業職給料のそれぞれの人数と前年度との比較についてお答えをいただきたいと思います。
  それから、31ページにある賃金、臨時職員賃金の人数と前年度との比較について同じようにお願いします。
  それから、33ページにあります電気式生ごみ処理機、生ごみ処理容器、EM菌生ごみ処理容器補助金の前年度減になっていますが、その理由と菖蒲センターでの新規の内容での状況をもう少し詳しくお知らせください。
  それから、35ページにあります塵芥処理費、資源化率について、今回は調書には記載がないのですけれども、なぜ記載できなかったのか。そういう点で、全国、県の平均、23年度はどのような努力をされたのかお伺いをします。
  次に、35ページから37ページ、委託料の分類で前年度と変更したところがあります。その理由と、ごみ処理施設汚泥処分、処理困難物運搬処分、それから廃スプレー缶の処分のそれぞれの新規とした後の内容についてお願いします。
  39ページの中間処理業務の内容についてお願いします。
  それから、39ページは八甫センターのごみ処理の施設の手選別の業務で、シルバーとデイケアにお願いしていると思うのですけれども、それぞれの内訳、それから単価についてお願いします。
  それから、41ページで、大変気になるのですけれども、ネズミ駆除業務、これはずっと見たのです、八甫センターだけだったのですけれども、ほかはどういう状況なのかということです。
  それから、41ページのごみ焼却施設機器修繕工事、八甫センターの内容についてお願いします。
  それから、41ページの放射線測定器のそれぞれの単価が違うのですけれども、恐らく機種との関係もあると思うのですけれども、その違いについてお伺いします。
  それから、43ページ、これは前年度、八甫センターのし尿処理施設精密機能検査業務、これは今年度はないのですけれども、年度によってあけてやるものなのか、その内容についてお願いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 木村議員さんのご質疑にご答弁いたします。
  まず、事務職給料の各センターごとの人数と前年度との比較内容でございますけれども、平成23年度事務職員の各センターの人数を申し上げます。久喜宮代清掃センター、事務職員が19人、これは前年度と同様でございます。菖蒲清掃センター、こちらのほうは事務職員3人でございまして、前年度よりも正職員が1人ふえております。短時間再任用職員は1人減、八甫清掃センターにおきましては、事務職員が7人、短時間再任用職員がお一人で、こちらは前年度と同数でございます。
  なお、菖蒲清掃センターにおきましては、平成22年度が、事務職員お二人、再任用職員お一人のほかに、菖蒲清掃センター稼働時から勤務する現業職員の方がお一人いらっしゃいまして、この給与を合併時の菖蒲町からの引き継ぎによりまして一般管理費、いわゆる事務職員と同じところの科目から支出しておりました。これを平成23年度からは、私どものほうの現業職員と同じように衛生費の清掃総務費、こちらのほうから支出しております。このため、支出額が平成22年度よりも減っているということでございます。
  次に、久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターの時間外勤務手当の増減の関係でございますけれども、久喜宮代清掃センターにつきましては、平成24年4月から導入されました燃やせるごみ、燃やせないごみに係る指定袋に関する対応、それと今年の4月から開始されました粗大ごみ予約センターによる一元化の準備及び同センター用の機器導入に伴う事務室内の配置変更等に伴いまして、主に平成24年3月の時間外勤務が大幅な増となったものでございます。八甫清掃センターにつきましては、平成23年10月から容器包装プラスチック類、それから衣類、布類の分別資源化開始に伴う説明会が開催されましたことから増となっております。
  次に、臨時職員賃金の各センターの増減の理由と、それから八甫清掃センターでの内容でございますけれども、平成23年度の久喜宮代清掃センターの臨時職員につきましては、週5日勤務職員お一人、それから週3日勤務職員がお一人ということで2人でございます。勤務条件及び賃金につきましては、平成22年度と変わっておりません。賃金につきましては日給となっておりまして、金額の変動につきましては実際に勤務した日数の増減によるものでございます。
  菖蒲清掃センターの臨時職員につきましては、週5日勤務職員がお一人となっておりまして、平成22年度と比べますと、週5日、5時間勤務の臨時職員がお一人減となっております。平成22年度は、菖蒲清掃センター勤務の正職員が3人、再任用短時間勤務職員が1人という勤務体制で、正職員が1人不在な場合でも業務に支障が出るおそれがあったことから、平成22年10月18日から平成23年3月末までの任期で週5日、5時間勤務の臨時職員を雇用しておりましたけれども、平成23年度の人事異動で菖蒲清掃センター勤務の職員1人が増員されましたことから、現在正職員4人となっております。したがいまして、平成23年度につきましては臨時職員のほうは雇用しておりません。
  八甫清掃センターの臨時職員につきましては、八甫清掃センター管内におきまして、平成23年10月から開始されました容器包装プラスチック類、衣類、布類の分別資源化に伴う説明会がございました。このようなことから、職員がセンターに不在になることが非常に多くなりましたことから、そういったことで、職員不在時の電話対応、このために週3日、5時間勤務の臨時職員を平成23年10月6日から平成24年3月末までの期間に新たに雇用したものでございます。内容につきましては、電話対応及び簡単な事務作業となっております。なお、平成24年度につきましては、分別開始から半年が経過し、説明会などで職員が不在となることも非常に少なくなりましたことから、またさらに粗大ごみ予約をこちらの久喜宮代清掃センター内で粗大ごみ予約センターに一元化したことによりまして、電話数も非常に減っているというようなことから現在は雇用しておりません。
  次に、委託料、職員健康診断業務の人数と減額の理由でございますけれども、職員健康診断業務の人数につきましては、こちらの調書の23ページのほうに表として記載しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。健康診断の対象職員は平成23年度は56人となっておりまして、実際には51人ということで、5人の方が当日受診しておりませんけれども、このうち、5人のうち3人が人間ドックで同等の検診を受けております。また、残りの2人のうち1人は、持病の関係で毎月病院で検査を受けている状態でございます。その後、その方は私病で約60日間、長期入院したことから、健康診断としての検診は受診しておりません。
  委託料の減額についてでございますけれども、まず平成22年度の受診者が54人でございましたけれども、平成23年度が51人ということで3人減っております。それから、受診に係る単価、これが23年度は22年度よりも90円安くなっているというようなことから減っております。
  次に、現業職給料の各センターごとの人数と前年度との比較内容についてでございます。平成23年度の各センターの人数は、久喜宮代清掃センターが正職員15人、それから短時間再任用職員が4人、平成22年度と比較いたしますと、短時間再任用職員が2人の減、それから菖蒲清掃センターが、正職員が先ほど言ったとおりお一人ふえています。理由につきましては、久喜宮代清掃センターの短時間再任用職員2人は任期満了による退職、それから菖蒲清掃センター職員1人は、先ほど事務職員の給料のほうのご質疑でも触れましたけれども、平成22年度に合併時の菖蒲町からの引き継ぎにより、総務費の一般管理費で給与を支出していたけれども、23年度からは当組合の職員と同じように衛生費の清掃総務費から給与を支出するといったことからでございます。
  次に、清掃総務費、臨時職員賃金の人数と前年度との比較でございますけれども、平成23年度の清掃総務費、臨時職員については、久喜宮代清掃センターが、台貫、受付、あそこで勤務する方が、交互勤務でございましてお二人、平成22年度も同数で、勤務内容も変更はございません。八甫清掃センターでは、計量業務、受付としてお一人、人数は平成22年度と同数でございますけれども、勤務時間の見直しを行いまして、平成23年10月からの勤務を、それまでの週4日、7時間勤務から週5日の5時間勤務に変更しております。変更前と比べまして、勤務時間が週3時間減となっておりますことから、22年度と比較いたしますと賃金が減額になっているということでございます。
  次に、電気式生ごみ処理機等に関するご質疑でございますけれども、まず電気式生ごみ処理機では、平成22年度が40基、支払い額が111万1,500円、これに対しまして、平成23年度は33基ということで、金額にして95万6,600円と減少してございます。次に、生ごみ処理容器につきましては、平成22年度が39基、8万5,900円でございまして、平成23年度では57基、11万5,700円となりまして、こちらのほうは比較いたしますと18基、2万9,800円増加をしてございます。また、EM菌生ごみ処理容器につきましては、平成22年度の24基、2万7,800円に対しまして、平成23年度は21基と、3基、金額でいいますと5,400円ほど減少しております。減少している理由でございますけれども、まず市民の皆様に対する周知が不足していることが挙げられると思いますけれども、周知につきましては、組合だよりや組合のホームページでほかの団体との比較などを掲載いたしまして、周知、PRに努めてまいりたいと思います。
  次に、やはり景気が低迷していることも理由の一つであると思われます。特に電気式生ごみ処理機は、購入費用の2分の1が補助されるわけですけれども、本体そのものが最低5万円から最高で7万円を超えるものもあると、非常に高価であることから、購入したくても、2万5,000円から4万円以上の自己負担が伴うとなると、なかなか購入する決断ができないのではないかと思われます。今後、管内の取り扱い店を訪問いたしまして、特に生ごみの減容化に有効であります電気式生ごみ処理機のPRをしていただけるようお願いしてまいりたいと思います。
  また、菖蒲清掃センターの新規実績につきましては、平成22年度は生ごみ処理容器とEM菌生ごみ処理容器の補助実績がなく、電気式生ごみ処理機のみの実績でございましたけれども、平成23年度におきましては、生ごみ処理容器が6基、それからEM菌生ごみ処理容器が4基の補助金申請がございましたことから、補助金の対象件数が増加となってございまして、菖蒲清掃センター管内で生ごみ処理容器購入費の補助制度の周知が、若干ではございますけれども、進んだ結果ではないかと考えております。
  最後に、35ページの資源化率の関係でございますけれども、議員ご指摘のとおり、平成22年度は、久喜宮代清掃センターの数値を成果表に掲載いたしましたけれども、廃棄物処理の実態を集計しております国におけます一般廃棄物処理実態調査では市町村単位での集計として取り扱いをされておりますことから、平成23年度の状況についてもまた今後調査が実施されますけれども、一般廃棄物処理実態調査に準じての扱いをさせていただきたいと考えてございます。
  また、資源化率の向上につきましては、組合全体として取り組んでまいりますことから、各清掃センター単位での記載は見合わせていただくことといたしました。平成23年度の組合全体での資源化率につきましては32.2%となってございます。なお、全国平均、県平均ということでございますけれども、平成23年度分につきましては今後集計が実施されますことから、平成22年度の実績でお答えをいたしますと、全国平均で20.8%、県平均で24.2%となっております。また、同年度、22年度の組合数値は32.1%でございます。今回の成果書には記載しませんでしたけれども、平成24年度の決算に係る成果書、こちらにつきましては組合としての資源化率を掲載になりますので、ご理解を賜りたいと思います。
  次に、どのような努力をしたのですかというご質疑でございますけれども、資源化率の向上のためには、排出段階では分別の徹底、ごみ排出量の削減、それから処理段階といたしましては、粗大ごみ処理施設での処理過程における破砕選別、そして焼却灰、ばいじんの再生利用、こういったものがポイントになると思います。特に八甫清掃センターにおきましては、昨年10月からプラスチック製容器包装及び古衣料を資源として分別回収を開始したところでございます。また、久喜宮代清掃センターで行っております生ごみの減容化及び堆肥化処理あるいは剪定枝の資源化もございます。これらにつきまして、「衛生組合だより」やホームページでの周知あるいは廃棄物減量等推進員を通じまして分別指導などを実施してございますけれども、平成23年度につきましては、ご承知のとおり、福島第一原子力発電所の事故に起因いたします放射能の関係で、焼却灰、ばいじんの再生利用先から搬入を一時とめられたことがございまして、久喜宮代清掃センターにおきましては、焼却灰、ばいじんの溶融固化量が587.25トン、平成22年度の1,188.05トンから600.8トンの減少となったことがございますことから、資源化率につきましては0.1ポイントの増加にとどまると、こういった結果になったところでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、木村議員のご質疑の35ページから37ページ、委託料の分類で前年度と変更した理由とごみ処理施設汚泥処分、処理困難物運搬処分、廃スプレー缶処分の新規とした内容についてご答弁申し上げます。
  初めに、分類で前年度と変更いたしました理由でございますが、平成22年度までの決算書では、一般廃棄物最終処分業務といたしまして、35ページ、委託料の焼却灰最終処分業務から37ページの処理困難物運搬処分までの10業務を一括して明記させていただいてございましたが、委託業務の内容ごとに決算額を明確にするため、業務の項目ごとに明記することで3清掃センターで統一を図ったものでございます。また、ごみ処理施設汚泥処分、処理困難物運搬処分につきましては、平成22年度の決算書では一般廃棄物最終処分業務の中に含まれておりましたけれども、委託業務の内容ごとに決算額を明確にするため、業務の項目ごとに明記をさせていただいたものでございます。なお、内容につきましては従来と同じでございます。
  次に、廃スプレー缶処分業務につきましては、平成22年度までの決算書では、廃スプレー缶も金属類でございましたことから、廃金属類処分業務と記載してございましたが、内容につきましては廃スプレー缶のみの処理でございますことから、業務内容と名称を統一したものでございます。
  次に、私のほうから、41ページの放射線測定器の機種と単価の違いはとのご質疑にご答弁を申し上げます。初めに、機種を申し上げます。各清掃センターとも、株式会社堀場製作所製、ラディー、PA―1000の同機種でございます。購入時期を申し上げますと、久喜宮代清掃センターでは平成23年8月10日に購入したものでございます。次に、菖蒲清掃センターでは平成24年3月16日に購入したものでございます。次に、八甫清掃センターでは平成24年2月15日に購入したものでございます。単価の違いでございますが、購入時期の違い、それと在庫状況によりまして購入金額に相違が生じたものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 私からは、木村議員さんのご質疑の中で中間処理業務の内容についてご答弁を申し上げます。
  この中間処理業務につきましては、プラスチック製容器包装回収、運搬、中間処理業務でございます。業務の内容につきましては、プラスチック製容器包装廃棄物を回収し、株式会社ウィズウェイストジャパンの清久工場へ運搬する業務に加え、資源物を破袋し、異物を取り除く業務でございます。なお、異物を取り除いた資源物については、容器包装リサイクル法に基づくルートによりリサイクルをしております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員さんのご質疑の八甫清掃センターのごみ処理施設手選別業務のシルバー分、デイケア分のそれぞれの内訳と単価についてご答弁申し上げます。
  初めに、シルバー人材センターに委託しております粗大ごみ処理施設選別業務委託でございますが、業務内容は、燃やさないごみの選別、それから粗大ごみの分解及び選別作業、またその他の軽作業でございます。平成23年度の粗大ごみ処理施設の稼働日数は249日、そのうちシルバー人材センター作業員の就業日数は243日、就業時間は延べ1万1,604時間でございました。時給単価は830円でございます。なお、シルバー人材センターへの支払い金額は、8%の事務費を加えた1,040万1,822円となっております。
  次に、デイケア施設趣味の家に委託しておりますごみ処理施設手選別業務委託でございますが、業務内容は、飲料用瓶、缶を選別ライン上で手選別する作業でございます。平成23年度の就業日数は131日、就業時間は延べ1,837.8時間でございました。時給単価は610円でございます。なお、デイケア施設趣味の家への支払い金額は、作業員の予防接種等の経費2万8,000円を含めて114万9,058円でございます。
  次に、ネズミ駆除業務の実施は八甫だけかについてご答弁申し上げます。ネズミ駆除業務委託は、八甫清掃センターのみで行っている業務でございます。八甫清掃センターでは、平成3年に施設内の変電設備におきまして、ネズミが原因と見られる機器の故障が発生いたしました。このため、平成4年度からネズミ駆除を年2回実施しておりまして、それ以来、変電設備等での機器の故障は発生してございません。
  続きまして、ごみ焼却施設機器改修工事の内容についてご答弁申し上げます。八甫清掃センターのごみ焼却施設につきましては、A炉、B炉の2系列ございますことから、機器改修工事は炉ごとに第1期工事と第2期工事に分けて工事をしております。機器改修工事の内容でございますが、受入供給設備におきまして、ごみクレーンの定期整備、脱臭用送風機の整備、焼却設備におきまして、給じん機の整備、焼却炉の耐火物の打ち替え補修、不燃物取り出し装置の整備、それから排ガス冷却設備におきまして、ガス冷却室の耐火物の打ち替え補修、減温用送風機の整備、排ガス処理設備におきましてろ過式集じん機の整備、通風設備におきまして空気余熱器下ロータリーバルブの整備、電気計装設備におきまして炉内圧力調整ダンパの調整が主な工事の内容でございます。第1期工事の工期は平成23年6月24日から23年8月31日まで、第2期工事の工期は23年11月8日から24年1月14日まででございます。金額につきましては、第1期工事が5,334万円、第2期工事が7,906万5,000円で、合計1億3,975万5,000円でございます。
  続きまして、前年度あった八甫清掃センターのし尿処理施設精密機能検査業務、これについては23年度はないのかについてご答弁申し上げます。し尿処理施設精密機能検査業務は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則に基づき3年に1回実施することとなっておりますことから、平成23年度の実施はなかったものでございます。なお、次回の検査は25年度に実施をいたします。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、再質疑をします。
  最初に、事務職の各センターの人数と前年度との比較をしていただきましたけれども、臨時職員を含めて、その辺の状況というのは、かなり厳しい中で行われているというような状況も話されたかと思いますけれども、この点について、本来、しっかりとした職員を置き、現業職員を含めて支えていくと。1市3町合併後の状況を、かなりそういう面では前向きに捉えて改善とか、それから新たに発生した状況、それからごみ処分についても新たに改善をしていくという方向については、やはりこの点については減らしていくというより、むしろ丁寧に対応するということが必要ではないかと思いますけれども、残業時間の増なんかも思うと、この点の住民への周知徹底、住民説明会をかなりやられたということなのですけれども、その辺では十分やり切れたのかどうかというのは私は非常に不安があるのですけれども、その点について、今後、事務職も含めた形の職員をやっぱりしっかりと増員していく、あるいは新採用をしていくという方向性をやっぱり考えるべきではないかと思いますけれども、その点についての23年度についてはいかがな検討をされたのか、ちょっとしつこいようになりますけれども、お聞きをしたいと思います。
  それから、職員の健康診断で調書のところも含めてご説明をいただいたのですけれども、人数的には減っていると、それから単価も減っているということですけれども、この中では、今治療中ということを含めて、これをしっかりとやっぱり100%やっていくという方向と、それからこの検査において、要再検あるいは要注意も含めてでしょうけれども、そういう実態はどの程度あらわれて、それへのフォローはどのようにされたのかお聞きしたいと思います。
  33ページの電気式生ごみ処理機、それからEM菌の形での、やはりこれについては周知も必要でしょうし、今後、単価がなかなか高くて大変だという答弁もありましたけれども、やはり新しく始める各センターもあるわけで、そういう点ではしっかり周知あるいは説明をして、具体的にこれをやっていろんな効果を生み出すということを宣伝をする必要があるのではないかと。この伸び率は最近、圏域で見るとかなりやっぱり減ってきているということについては考えていく必要があるのだろうと思いますし、そういう点では、例えば補助金をもう少し率を多くするとか、そういうやっぱり検討をする時期に入っているのではないかと思いますが、その点についてはいかが考えているのでしょうか、お願いします。
  それから、35ページにあります資源化率について、調書での記載がないということで、今説明、国の実態調査で市町村単位になっているというようなことで把握しているがということで、今後については、24年度についてはやるということなのですけれども、なぜそれによってリサイクル率をここに計上することができなかった、いまいち、ちょっと説明の中では私はわかりませんので、もう一度説明をいただきたいということと、やっぱりリサイクル率を引き上げていこうということで全体的な努力をしているわけで、そういう点については、成果からすると、やっぱり数値を出すことによってそれが見えるという方向性をしっかり定めていく必要があるのではないかと思いますので、今言ったようなリサイクル率の変化についても、全体ではいつもホームページとか便りには載っているのですけれども、そういう中身についてやっぱりその都度知らせていくということが必要ではないかと思いますので、その点については、今後はしっかりやっていくということなのですけれども、この年度にあえて書かなかったということが、国だけの状況の中でやれなかったというのはちょっと私のほうで理解しかねますので、改めて答弁をお願いしたいと思います。
  それから、後半にかけてかなり、項目については、今回きめ細かく項目について出していただいたということで理解はしましたけれども、この点については、今後ぜひ、決算の中でもわかりやすい内容について今後考えていただきたいということで、努力を今後続けていただきたいと思っています。要望をしておきます。
  それから、放射能の測定器の機種の関係なのですけれども、単価がやっぱり随分違うというので、私は機種まで違うと思って、これは時期によって随分違うことはよくわかったのですけれども、それにしても何か随分、そんなに間をあけていないところでの単価の違いは、やっぱりその当時はあったのかどうかというのをもう一度お願いできればと思います。
  それから、ネズミ駆除の関係なのですけれども、これは配電盤のところで、特に八甫ということですけれども、これは全般的にほかのほうの、久喜宮代も含めて、そういうことは、ネズミはいそうだけれども特にそういうことについて対応しなくても大丈夫なのかどうかということについて、わかりましたら答弁をいただきたい。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 私から健康診断の関係でお答えしたいと思います。
  当然、100%、全員職員が受診をしなければいけないわけですけれども、人間ドックを受けた場合にはこれのかわりとなります。それで当然、健康診断をやれば注意とか要再検とか出てくると思います。それにつきましては、健康診断での結果をもとに私どもの産業医でございます岡部先生、そちらの先生に衛生組合に来ていただいて、健康診断の結果を見て、それで、その方は、こういう持病があるから検査をすると、受けなければいけませんよということで、私どものほうはその職員に、個人情報ですけれども、通知を出して、こういった結果が出ているので、病院、かかりつけがあれば行ってもらうし、なければ私どもの産業医である岡部先生のほうに行って受診してくださいという、人数については今手元にございませんので、お許しいただきたいと思います。
  それから、電気式生ごみ処理機、先ほども言いましたけれども、伸び率が減ってきている、これはどこでもそうなのですけれども、スタートした時点は非常に売れるのです。やはり、ご指摘のとおり減ってきているということで、あわせて補助金をアップしたほうがいいのではないかということでございますけれども、埼玉県内で補助率が一番高いところというのは三郷市でございまして、そちらのほうは購入費用の2分の1で5万円まで出すのですけれども、実際には5万円出しても、実績としてはうちのほうが1.5倍ございます。ですから、5万円出してもやっぱり買わないのです。さっき言いましたとおり、自己負担を伴いますよね。10万円ですと5万円出ますよということで、10万円近いものももちろんございます。そこをご理解いただきたいと思います。
  それから、なぜ今回、調書に資源化率を載せなかったのか、これは大変申しわけなく思っておりまして、一応、先ほど今後は掲載しておきますということで、24年度からはそれぞれの調書にセンターごとに記載して比較できるようにしてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 小倉事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 木村議員さんの職員の関係につきまして答弁させていただきたいと思います。
  ご質問の中で、丁寧に説明会等の関係で、臨時職員にお願いする部分等がございまして、その中で丁寧に周知すべきだということでございましたけれども、八甫清掃センターで昨年、平成23年10月から容リ法に基づきます分別、また布、衣類等の分別がございました。この分別に当たりましては、八甫清掃センターで100回以上、10月に入る前に100回以上の地区で説明会等を実施したということがございまして、臨時職員をこのときにはやらせていただきました。それで、八甫清掃センターではなくて、久喜宮代清掃センターからの、私、総務課長については出席をさせていただきまして、挨拶をさせていただいて、それから実施しております。そのように、それぞれ清掃センターでやる事業につきましては、互いに協力し合ってその辺は対応させていただいております。また、こちらで指定袋の導入時にもございましたけれども、今年の3月までの間に1地区からご要望がございまして、指定袋の説明会等、これにつきましてもやらせていただきました。また、粗大ごみの受け付けの関係がございまして、こちらの関係では、職員がそれに対応するための機器の更新、また室内での事務室の改修等がございまして、いろいろな面がございまして超勤もふえております。
  そういう中で、では今後職員をどうするのだというお話でございましたけれども、久喜宮代清掃センター、衛生組合の職員の退職に当たりましては、現在久喜市と宮代町から派遣職員で対応させていただいておりますけれども、将来、では採用する方向でやっていくのかという問題も出てきますので、この辺につきましては、現在久喜市の職員担当にも私のほうから話はさせていただいておりますけれども、今後久喜宮代衛生組合として職員をどのようにしていくのか、これについては久喜市と宮代町にお話をさせていただいて、その中で結論を見出していくべきものというように考えておりますので、今年の、今後、これから久喜市、宮代町とその辺については話し合いをさせていただいて結論を出していくべきものというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、再質疑の同じ放射能測定器で購入金額が違い過ぎないかというご質疑にご答弁を申し上げます。
  本来であれば、一括して購入することで購入金額が安くなるものと考えてございますが、当初は1台購入し、各清掃センター持ち回りで測定をする予定でございましたが、平成24年1月1日施行の特措法による管理基準に基づき、7日に1回、施設の境界での空気線量を測定するなどの規定があったことなどを考慮いたしまして測定器を購入したものでございまして、購入しました時期等によりまして、納期に長いときは2カ月以上かかるときもございました。そのことから単価が異なっているものでございます。ご理解を賜りたいと存じます。
〇議長(小河原 正君) 大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員さんのネズミ駆除に関する再質疑にご答弁申し上げます。
  3センターでの対応についてでございますが、まず久喜宮代清掃センターでは、ネズミ駆除に関しまして、殺鼠剤を購入いたしまして、それらを自前で設置して対応しているということでございます。それから、菖蒲清掃センターでございますが、平成12年、13年の大規模改修前まではネズミによる被害等があったものでございますが、改修後はそれらの被害が出ていないということで実施はしていないということでございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 今のネズミ駆除の問題、それから放射能の測定器の問題はわかりました。
  あと、健康診断の問題では、産業医との連携を図っているということですので、これについてはしっかりと今後、産業医との連携と、あとは注意とか要精検については、事務局のほうでもしっかり把握して、何人が要精検になっているのか、その後そういう形で産業医あるいはほかの病院なんかに行って相談をしていたというところまで把握する必要があるのではないかと、やっぱり職員の健康をしっかり守っていくという立場にぜひ立ってほしいと思いますが、そのニーズの調査も含めて報告ということをしっかりやっていただきたいと思いますので、その点についての、今後何らかの形で議会にはやっぱり報告してほしいと思いますが、いかがでしょうか。
  それから……
                 〔何事か言う人あり〕
〇3番(木村奉憲君) 労働組合とは全然関係ありません。
 資源化率の問題について、各センターに気を使ったということなのですけれども、むしろ各センターごとに違いがあって当然だし、今プラスチックとかいろんなことでそれぞれが努力されているわけですから、全体としてレベルを上げていくと、また各センターごとのやっぱりそういう数字を見ながらやっていくということが必要だと思うのです。そういう視点にやっぱり立つべきだと思うのです。確かに私が何か、久喜宮代衛生組合でやっていた数値がずっと下がると、平均でいうと。しかし、それはそれとして、現状をやっぱり分析していくという立場にぜひ、気を使うような形ではないと思うのですけれども、その点についてもう一度改めてお願いをしたいと思います。
  それから、職員の職場との関係、臨時職員なんかも含めて、今局長のほうから丁寧に説明会をやろうということで、確かに八甫なんかも含めて一生懸命やっておられたのはよくわかるのですけれども、逆に言うと、そこでなかなか正職員、臨時職員だけの対応がやっぱりある関係があると思うのですけれども、十分そこで処理できない、あるいは説明ができないというケースがかなりあったのです。それについては、こっちのほうに直接電話してくれというような投げやりな形だとか、そういうことについて再度回答が欲しいというのがずっと遅くなったというようなことも聞いておりますので、そういう点では、やはり全体的なそういう説明においてはしっかりと対応できる、やっぱり対応していくということが必要だということと、職員をやはり採用を計画的にやっていくということが基本になると思います。
  22年度は職員の採用はなくて、その後、そのときに短期間採用職員を8人でその分をカバーした形になっているのですけれども、最近の衛生組合で出した資料によっても、年齢別の職員の構成、随分変わってきているのです。23歳までは一人もいません。24歳から27歳まで1人だけ、それから32歳から35歳が1人、あとは36歳から39歳が6人、40歳から43歳で7人、44歳から47歳が6人、その後高年齢化をしているのです。56歳から59歳までが12人、若手が全然いないというような状況です。それではやっぱり、引き継ぎも含めて、しっかりと今まで久喜宮代衛生組合で支えてきた現業職員も含めた対応がやっぱり十分できなくなってくるというのがこの年齢構成からいっても明らかだと思うのです。そういう点では、今局長がいろいろそういうことで相談を、話し合いを持つということなのですけれども、やっぱりそういうことも含めて話し合いをしっかりして、新採用も視野に入れた形でやるべきだと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 木村議員さんの再々質疑に答弁いたします。
  健康診断の関係でございますけれども、大変おくれて申しわけございません。平成23年度は、要受診者は17人でございます。うち、女性は1人ということでございます。
  それから、資源化率の関係なのですけれども、せっかくいい機会で最後の答弁でございますので、今回3センターの資源化率を申し上げて答弁にかえさせていただきたいと思います。まず、久喜宮代清掃センター、38.4%、菖蒲清掃センター、16.8%、八甫清掃センター、27.4%でございます。八甫清掃センター、27.4、これはプラの分別回収を始めて半年で27.4でございますので、相当期待が持てるのではないかと思います。菖蒲清掃センターについては相当の、私も含めまして、推進員さんと連絡を密にとって、資源化率が上がるように努力していきたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 小倉事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) こちらの衛生組合の職員の採用の関係でご質問いただきました。
  先ほども申し上げましたように、衛生組合の職員につきましては、現在プロパーの職員と久喜市、宮代町からの派遣の職員でございます。現在、補充につきましては、久喜市と宮代町に私どもからお願いをして、許可していただいた場合には補充をお願いしているような状況でございます。今後の方針につきましては、先ほど申し上げましたけれども、これは衛生組合だけで結論を出すべきものではなくて、久喜市、やっぱり宮代町ともいろいろ話し合って、その辺については今後どうするのか決めてからでないとできませんので、この辺については、特に菖蒲と八甫についてはすべて久喜市からの派遣職員でございますので、その辺については十分に話し合いをさせていただきたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の歳出の質疑を打ち切ります。
  次に、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 質問をさせていただきます。
  まず最初に、抽象的な質問で申しわけなかったと思うのですが、謝っておきたいと思います。p15の、最初に職員研修負担金についてちょっとお伺いいたします。昨年度、平成22年度決算では、八甫の研修決算では7,350円となっているが、本年度の決算では11万5,000円となっています。同様の内容みたいですが、違いは何なのでしょうか、1つ目です。
  2つ目として、昨年度の調書と本年度調書、p24を見ましたら、本年度は平成23年6月に交通安全、健康管理と平成24年2月に人権、同和問題研修が行われています。この2つの中身をまず教えていただきたい。
  2つ目です。p27、樹木剪定業務についてお伺いいたします。22年度決算、久喜宮代清掃センターでは樹木剪定業務67万2,000円となっていましたが、平成23年度では215万8,208円となっている。どうして大幅な増額になったのか、ちょっと教えていただきたい。
  それと、3つ目ですが、29ページです。AEDについてお伺いいたします。今回、菖蒲清掃センターで取りつけられたということなのですが、ほかの清掃センターでは取りつけられているのか。またあと、AEDについて、職員に取り扱いの訓練は行われているのかお伺いします。
  あと、2つ目ですが、なぜレンタルでAEDを設置なのか、ちょっとそのこともお聞きしたいと思います。大勢の人たちが出入りする清掃センターです。自前で設置したらいかがなものでしょうかということです。
  p31、4番目として、光熱水費についてお伺いいたします。22年度決算と比較して、久喜宮代清掃センターだけ電気料、水道料が上がった理由とガス料金が下がった理由を教えてください。
  それと、5番目として、p25、幸手関係地区住民環境衛生負担金と鷲宮・栗橋生活環境衛生負担金についてお伺いします。これは、前回質問の内容にあった人も、議員の中にいましたが、今回、本年度、その使い道はどんなふうになっているのか、再度お聞きしたいと思っております。
  あと、この負担金については毎年度同じ金額となっているようですが、これは見直しとかそういう、見直しなく持続されるものなのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思っております。
  以上です。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 山下議員さんのご質疑のうち、職員研修負担金、それから樹木剪定業務、それから光熱水費につきましてご答弁申し上げます。
  職員研修負担金のうち久喜宮代清掃センター分につきましては、近隣地域の3市1町共同研修会に参加するに当たっての負担金でございまして、研修内容により負担金が異なりますけれども、23年度につきましては、在職2年目から5年目の職員を対象とした初級職員研修1名でございます。これは私ども   だけでございます。
  次に、樹木剪定業務でございます。このうち、久喜宮代清掃センター分についてご答弁申し上げます。一般道や場内搬入路の支障となっております樹木の剪定は毎年実施しております。これに加えまして、平成23年度は、用水に面した樹木から用水に枝葉が落ちまして、周辺の住民の皆様にご迷惑をおかけしていることから、こちらの清掃センター及び大地のめぐみ循環センターの樹木について大規模な剪定及び伐採を行ったものでございます。用水に面した樹木剪定、伐採業務は株式会社高山造園に委託しまして、委託料はこちらに書いてあるとおり210万円、それから道路上の枝の剪定業務につきましては宮代町シルバー人材センターに委託しておりまして、委託料は5万8,208円となっております。
  それから、最後に光熱水費でございますけれども、久喜宮代清掃センターの増減ということでお答えいたしますけれども、久喜宮代清掃センター分の光熱水費6,986万5,863円ございます。調書のほうには、24ページをごらんいただきたいと思うのですけれども、ご指摘のとおり、22年度と比較して非常に増加しているということでございまして、その要因についてご説明申し上げますと、まず電気料でございますけれども、平成22年度の電気料金は6,239万7,100円、使用量は438万8,857キロワット時、平成23年度の電気料金は6,756万8,176円で、電気の使用量は440万2,159キロワット時でございます。平成22年度と平成23年度を比較いたしますと、料金で517万1,076円の増、率にいたしますと約8%の増となっております。また、使用量を見ますと、1万3,302キロワット時の増、率にいたしますと約0.3%の増となってございますけれども、電気料が増加した要因でございますけれども、電気料金の単価と使用量がふえたということでございまして、平成22年度の平均単価ですけれども、1キロワット時当たり約14.2円であったものが平成23年度では平均単価が15.3円でございました。金額的にはわずか1円足らずということになると思いますけれども、使っている量が非常に大きな量でございますので、こういったことでございます。なお、特に平成23年度は、原油価格の高騰によりまして電気料金の単価が上昇したことによりまして、今申し上げたとおり電気料が増加したものでございます。
  それから、水道料でございますけれども、水道料が多いではないかというお話ですけれども、久喜宮代清掃センターの水道料ですけれども、これにつきましては、猪股議員さんのほうのご質疑で出ているのですけれども、まとめて答えさせていただきますと、水道料金が増加した要因というのは実は漏水によるものでございまして、年度当初に使用量が例年の倍以上になっていたということで、これはおかしいということで漏水の調査を実施いたしましたらば、粗大ごみ処理施設の埋設給水配管で漏水が発生しておりました。修繕の実施後は例年どおりの使用量となってございますから、今申し上げたとおり漏水により使用量が増加したということでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 続きまして、私のほうからはAEDの賃借料につきましてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターでは、場内で作業する委託業者や自己搬入された方及び施設見学者、この方たちの緊急の場合に備えましてAEDを設置しております。ほかの各センターでは、菖蒲よりは早く購入して設置していると聞いております。菖蒲につきましては、平成23年11月から5年間の長期継続契約として、業者はセコム株式会社と契約しております。賃借料につきましては、月額税込みで5,565円となっております。
  それで、どうしてリースになったかということですけれども、当初買い取りも検討したのですけれども、買い取りで30万4,500円ぐらいはしました。それで、これをリースにしますと、1回当たり5,565円   5,565円、60回で33万3,900円、若干高くは感じられますけれども、これには5年間について、消耗品、バッテリーが約1年から2年で交換、それから電極パッドも使わなくてもやっぱり1年半から2年で交換、それを考えますとリースのほうが割安かなということで、リースのほうで契約させていただきました。
  それと、訓練の関係ですけれども、こちらにつきましては、消防のほうの講習会、これに職員が随時参加して、今は全員が使えるようになっています。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 八甫清掃センターでございますけれども、職員研修の負担金についてご答弁申し上げます。
  八甫清掃センターの職員研修負担金11万5,000円は、廃棄物処理施設技術管理者講習1名分の受講料でございますけれども、この講習は廃棄物処理法の第21条に規定されております廃棄物処理施設の技術管理者を育成するために開催されるものでございまして、講習日程は10日間という長期にわたりましての講習でございました。
  続きまして、幸手関係地区、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金につきましての内容と今後金額等の見直しはあるのかということでございますけれども、初めに幸手関係地区住民環境衛生負担金の105万円でございますけれども、まず旧栗橋・鷲宮衛生組合と隣接する幸手市4地区との間で昭和59年3月26日に交わされました覚書に基づきまして、幸手4地区へそれぞれ20万円ずつ80万円を支出しておりまして、各地区の運営費に充当されております。また、残りの25万円につきましては、施設に最も近い千塚地区に組織されております千塚衛生環境保全協議会と平成12年4月9日に交わされた協議書に基づきまして、平成23年度の研修旅行経費48万8,835円の一部として支出しております。
  次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金につきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で平成15年5月20日に交わされた協議書に基づきまして、住民研修旅行にかかった経費から参加者負担金を除いた140万9,000円を支払っております。また、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間では、協議会の運営に必要な経費を負担する協議書を平成12年12月15日に交わしておりまして、これに基づき年間100万円を支出してございます。
  次に、この負担金の額ですけれども、毎年同額で支出されるのかというご質問でございますが、これにつきましては、過日提出がなされました住民監査請求の内容及び監査結果を真摯に受けとめ、現在、24年度以降の負担金につきましては、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会と負担金の見直し等につきまして、減額も含めて今協議を進めておるところでございます。さらに、幸手地区の関係につきましてもその後協議を進める予定でございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) ここで休憩いたします。再開は1時といたします。

    休憩 正  午

    再開 午後 1時00分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  午前中の部で答弁の訂正があるようでありますので、藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 申しわけございません。
  先ほどの山下議員さんのご質疑の25ページ、幸手関係地区、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金についての私のほうの答弁の中で間違いがございましたので、1カ所訂正させていただきたいと思います。旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で「平成15年5月20日」と申し上げましたけれども、これは15年ではなくて「11年」の間違いでございました。おわび申し上げまして、訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) それでは、再質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) それでは、再質疑させていただきます。
  最初のp25の職員研修ですか、そのことについてお聞きしたいのですけれども、大まかなことはわかりました。ただ、交通安全と健康管理と、それと24年に人権、同和問題を行っているのですが、この2つの中身をまだお答えしていただいていないので、この問題について中身を教えていただければと思います。
  それと、樹木剪定業務ですか、株式会社とあと人材センターにやっているというのですけれども、この委託先はどんな方法で決めているのか、ちょっとお伺いしたいなと思っております。
  それと、AEDについては大まかはわかりました。ただ、職員にいざというときには使えるように訓練だけはお願いしたいなと思っております。ここでは、消防組合のほう、私も消防団に入っていたものですから、人の命に対しては大切だなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
  あと、p31の光熱水費のガス料、ガス代だけが久喜宮代衛生組合では下がっていると思うのです、去年より。その理由をちょっと教えていただきたいなと思っております。
  負担金については、詳しく説明いただきました。見直しを行っているということで、これはどんなふうに見直しされるのか、見直しされてからちょっとお聞きしたいなと思っておりますので、これについてはこれで終わりたいと思います。ただ、何ていうのですか、今質問されたその中でちょっとお願いしたいなと思っております。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 山下議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、職員研修なのですけれども、調書に出ている職員研修につきましては費用負担は伴ってございません。
  続きまして、樹木剪定、それからシルバーの関係、これは選定方法なのですけれども、シルバーとは随契でございます、随意契約。それから、樹木剪定につきましては入札を実施しております。入札の結果、先ほど申し上げました業者に落札しております。
  それから、ガス代が下がっているという、午前中、答弁するのを忘れてしまいまして大変申しわけございません。昼休み中に担当といろいろと調査したのですけれども、結論からいいますとよくわかりません。ただ、去年との比較、22年と23年を比較しますと、7月、8月、9月、それが23年度のほうが下がっている。ガス代というのは、業務というよりも、通常、こちらにご案内のとおり湯沸かし室がございまして、そういうことで、お茶を沸かしたりするだけでございますので、22年度が約24万6,000円、23年度が22万8,000円ということで、1年間にしますと大した金額ではないので、申しわけございませんけれども、理由はちょっとわかりません。済みません。
〇議長(小河原 正君) 事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 研修の関係でございます。
  まず、交通安全の関係でございますけれども、23年6月29日に実施をしております。これは、杉戸警察の交通課の係長さんにおいでいただきまして研修を実施してございます。それと、2月1日に実施をいたしました人権、同和問題の研修会につきましては、たしか県の同和教育課ですか、そちらの嘱託の方だったと思うのですが、その方にこちらにおいでいただきまして研修を実施させていただいております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 今の問題だけのことで、1つだけですが、研修のことだけです。
  これは、八甫だけで行われているのか。それで、なぜこれは八甫だけが行う必要があるのか。そうすると、八甫の人たちというのは人権や同和にちょっと疎いのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思っております。1つ、それだけちょっとお聞きしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) ただいま、先ほど申し上げました研修につきましては、久喜宮代衛生組合として実施した研修でございまして、八甫だけという、そういう意味ではございません。職員で、事務職、現業職含めまして研修を実施させていただいております。
〇議長(小河原 正君) 以上で山下議員の歳出の質疑を打ち切ります。
  次に、鈴木松蔵議員、お願いします。
                 〔13番 鈴木松蔵君登壇〕
〇13番(鈴木松蔵君) 13番、鈴木松蔵です。
  議案第6号、一般会計決算について、37ページ、下から8行目、生ごみ減容化及び堆肥化処理施設運転管理業務について、1つとして、生ごみ全量堆肥化に向けての平成23年度の成果を伺うということでございます。どのような形で、どのような結果になったのかについてお伺いします。
  それで、43ページ、下から15行目、し尿及び浄化槽汚泥最終処分(堆肥化)業務の内容、それから成果を伺うということでお伺いします。堆肥化に向けての部分を特にお聞きしたいと思います。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 鈴木松蔵議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、鈴木議員の生ごみ全量堆肥化に向けての平成23年度の成果を伺うとのご質疑にご答弁申し上げます。
  現在、久喜宮代清掃センターでは、生ごみ堆肥化推進地区の約1万世帯の皆様にご協力いただきまして生ごみ減容化及び堆肥化事業に取り組んでいるものでございます。平成23年度の実績、成果を申し上げますと、生ごみ堆肥化推進地区世帯数が9,834世帯で、このうち参加世帯数が約4,800世帯、参加率で49.5%でございまして、平成22年度の50.8%と比較いたしますと1.3%の減となってございます。
  次に、生ごみの回収量につきましては、平成22年度が714.65トン、平成23年度が727.31トンで約1.8%の増となってございます。
  次に、堆肥生産量でございますが、久喜宮代清掃センターで生産しております堆肥につきましては、剪定枝堆肥とHDM堆肥の1対1の混合で生産しておりましたことから、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質の問題から、堆肥の生産を平成23年8月以降中止をいたしました。その後、9月末からHDMのみで堆肥生産を行いまして、平成23年度において30.7トンを生産しております。HDMのみで生産した堆肥につきましては、平成24年6月に堆肥取締法に基づき、新たに特殊肥料生産業者届け出をいたしまして受理をされております。なお、平成23年度につきましては、ご協力いただきました世帯の皆様にHDMのみで生産した堆肥をお配りしてございます。堆肥の配布世帯数で申し上げますと1,148世帯、重量で11.48トンとなってございます。
  次に、し尿及び浄化槽汚泥最終処分(堆肥化)業務の内容、成果についてご答弁申し上げます。初めに、業務の内容でございますが、し尿処理の過程で発生いたします脱水汚泥を委託して堆肥として処理したものでございます。し尿や浄化槽汚泥の水分はし尿処理施設で浄化して河川に放流しますが、固形分でございます脱水汚泥は焼却処理をして灰を埋め立て処分することが一般的ですが、汚泥中には窒素、リンなどの肥料成分が含まれておりますことから、堆肥として資源化を行ってございます。久喜宮代清掃センターでは平成8年度から汚泥の堆肥化処理を委託で行ってございますが、平成23年度の脱水汚泥の処分量を申し上げますと672.65トンでございまして、全量を埼玉県寄居町及び長野県佐久市の堆肥製造業者に処分を委託しております。生産されました堆肥につきましては、長野県、千葉県、茨城県などの農家で使用され、またゴルフ場で使用されているものでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  鈴木議員。
                 〔13番 鈴木松蔵君登壇〕
〇13番(鈴木松蔵君) 再質問いたします。
  ごみの問題は、非常に行政にとって重要な問題でございます。久喜宮代衛生組合が掲げております生ごみの全量堆肥化、これは強力に進めていただきたいと思います。
  さきの3月の議会で同じことを質問したところでございますけれども、今後どう進めていくかという部分に対しては非常に、ごみ処理の基本計画の中で策定をしてまいりたいというようなことでございます。全量堆肥化を行っていくのか、行わないのか、変更するのかということでございますけれども、平成23年度のこの業務の結果を見て、この結果というか、業績といいますか、これをどのように生かしていくのかということについて、平成23年度の結果を見て考えているのかお伺いしたいと思います。
  それと、生ごみの減量化に対して、約1万世帯のうちの49.5%が協力していただいているということですけれども、やはり全量化ということを考えると、これになるべくといいますか、生ごみを出す家庭から、生ごみを出すについてのやはり問題点といいますか、そういったことも考えてやられたのだろうと思うのですが、その辺について平成23年度どのような結果であったのか、今後それを全員にといいますか、全部の家庭にふやすにはどうしたらいいと考えておるのかお伺いします。
〇議長(小河原 正君) 鈴木松蔵議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) まず、ご指摘の平成23年度の結果を見てどのように堆肥化を生かしていくかということでございます。
  先ほどご答弁申し上げましたように、平成23年度は平成22年度と比較して協力世帯が減ってございます。しかしながら、衛生組合では、生ごみ減容化及び堆肥化の事業、これにつきましては、今年度、平成24年6月に協力世帯数の調査をいたしましたところ、協力世帯数の参加率が53.8%ということで、過去最大の協力率となっております。このことから、4.3%の増となったわけでございます。また、平成24年度9月までの生ごみ回収量を昨年と比較いたしますと、平成23年度が363.16トンに対しまして、平成24年度が419.8トンとなってございまして、約57トンの増加でございます。率にいたしまして15%の増となってございます。こういったことから、住民の方々には、平成23年度におきまして、協力をしてくださいということで回覧板のほうでお願いをしたところでございます。
  平成23年度の実績を見て、今後全世帯へふやしていくのはどうするのかということでございますが、私どもといたしましては、今やっている事業を幅広く、協力世帯だけではなく、全住民の方にこういう事業をやっていますよということと実績を組合だより等でお知らせをしながら協力を求めていきたいというふうに考えてございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  鈴木松蔵議員。
                 〔13番 鈴木松蔵君登壇〕
〇13番(鈴木松蔵君) ごみの問題、全量堆肥化ということで、非常に重要な問題でございます。
  率直に申し上げまして、前回の質問とあわせますと、全量堆肥化という、非常にいい方向だと思います。これをより力強く進めていただきたいと思うのですが、どうも何か奥歯に物が突っかかったようなことでございますけれども、より力強く進めていただきたいと思います。それについての考えのほどをもう一度お伺いします。
〇議長(小河原 正君) 鈴木松蔵議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 生ごみの全量堆肥化のご質問でございます。
  この点につきましては、焼却炉の関係とも当然に関係する事業でございます。それで、現在策定しております計画の中では、生ごみの全量堆肥化を前提として焼却炉の規模等も考慮していくということで考えてございます。ということは、焼却炉の建設が竣工する1年か2年前までには生ごみを全量堆肥化に向けて進めるという考えでおります。そういう計画を今後計画の中に織り込んで、久喜宮代衛生組合として取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で鈴木松蔵議員の歳出の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 通告順に質疑してまいります。
  まず最初に、決算書25ページですけれども、前者から質疑がありました幸手関係地区住民環境衛生負担金、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金、これで、一応そのような説明があったのですけれども、その使途、どのようにそれぞれ使われているか、その使途の詳細な把握をしているかどうか。衛生組合当局の事務局として、報告書を提出してもらうなりしてその詳細な把握をきちっとしているのか、そこのところを確認したいと思います。
  2つ目ですけれども、31ページです。多量排出事業者に対する個別指導の経過は、歳入のほうでも関係する質疑をしたのですけれども、個別指導の経過と実績、その成果をどのように捉えているか。
  3つ目が、23年度における事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果、3月の議会でも指摘しているのですけれども、最終的にどうなったのかをお願いいたします。
  4つ目ですが、光熱水費につきましては先ほど前者からも質疑がありました。久喜宮代センターについてはわかりました。八甫センターについても200万ほどふえているのですけれども、やっぱり電気の単価の上昇ということでしょうか、ご説明をお願いします。
  それから、35ページです。塵芥処理費委託料の不用額9,437万円、これは一番最初の質疑がありまして、全体としての不用額については考え方は示されました。この35ページ、委託料の不用額の内訳をお願いいたします。
  それから、調書の33ページの久喜宮代センター、38ページの菖蒲センター、42ページの八甫センター、業務委託費の委託先と委託料の内訳をお願いします。
  次に、3センターの最終処分場の状況、これは前年度比較をお願いします。
  次に、久喜宮代センターの焼却灰処分、これは視察してきたこと、それから一般質問で私がやったこととも関連はしてくるのですけれども、埋め立て量を減らしてセメント固化など資源化の割合をふやすことができないものだろうかということでお願いをいたします。
  次に、剪定枝資源化作業の業務、堆肥化の実績、これは3.11の問題がありましたから、その後できていないのか、現状はどのようになっているのかを説明してください。
  それから、次が10番目、生ごみの減容化、堆肥化事業です。これも前者から質問があったことと関連いたしますけれども、モデル地区の世帯数と実際の参加世帯数、参加率、搬入量の推移、これは今数値が言われたと思いますので、大丈夫です。それはいいです。それで、モデル地区内の参加率の評価、22年度から23年度で2%近く下がって、24年6月の調査では4%、逆に上がったということですけれども、私は23年度に下がったということを聞いていたものですから、その理由をどのように評価しているのかを聞きたかったのですけれども、経過、どのように捉えているか説明をお願いします。
  それから、台所資源の堆肥化、設置型と家庭用と衛生組合の減容化、堆肥化事業による処理量、堆肥化量の推定をお願いします。
  それから、設置型なのですけれども、現状どうなっているのか、今後の見通し、だんだん機械も老朽化していきますし、今後の見通しはどのように考えているのかお願いします。
  それから、11番目、これも前者から質疑がありました。八甫センターのごみ処理施設内選別業務、シルバーの分とデイケアの分、委託料の、一方はシルバーのほうが増加し、デイケアのほうが減額になっている、その原因について説明をお願いします。
  それから、12番目、これは調書の29ページ以降の表で出てくるのですけれども、それぞれのセンターのごみ、資源の搬入量を比較いたしますと、特に菖蒲と八甫において燃やせるごみが減少しつつあるのですけれども、逆に燃やせないごみがふえてきているのです。それから、資源の収集量、ごみ全体に占める資源の量で計算してみますと、これは久喜宮代センターでは資源の量が34%にも上っているのですけれども、菖蒲のセンターと八甫のセンターではそれぞれ、ごみ、資源全体に占める資源の収集量、率は、量も13%ぐらいにとどまっています。若干ふえてはきています。これらについて、評価をどのようにしているかをお伺いいたします。
  それから、次が、これも33ページ以降かな、ごみ質分析で比較してみますと、菖蒲のセンター、それから八甫センターで紙、布類の割合が50%前後、極めて高い状態にあります。とどまっています。ほとんど減ってきていません。一方で、ビニール、プラスチックの割合ですけれども、八甫では年度後半から顕著に減少しています。これは容リ法の分別を始めた関係がありますけれども、一方で菖蒲についてはほとんど変わらない状態です。これらの経過についてどのように評価をしているかをお願いいたします。
  次が、調書の37ページと41ページ、菖蒲センター、八甫センターで特に飛灰中のダイオキシン濃度が高くなっています。昨年も質疑したのですけれども、容リ法のプラ分別が開始されて、それによる変化があるのかないのか。
  それから、これらについてはいずれも薬剤処理やセメント固化で処理しているということで、一応環境上は問題ないのだけれども、県からは削減を示されておりますけれども、この高いという数値、数値が極めて高いという事実はある。それは、そのままで埋め立てできないほどの数値になっているわけです。ダイオキシン低減の対策をどう考えているのか、あるいは現在の炉では困難あるいは不可能と考えているのかについて見解をお願いいたします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) それでは、まず幸手関係地区住民環境衛生負担金と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の負担金につきましての使途、目的の確認につきましてご答弁申し上げます。
  それぞれの使途の目的、確認等につきましては、各地区の決算報告書並びに協議会の決算報告書等によりまして確認をいたしております。
  続きまして、八甫清掃センター分の光熱水費の増額の理由についてご答弁申し上げます。さきの山下議員にお答えしましたとおりでございますけれども、光熱水費5,640万971円の内訳につきましては、調書の27ページをごらんいただきたいと思います。平成22年度と比較して増加要因となっております電気料についてご説明申し上げます。平成22年度の電気料は5,372万4,575円で、電気使用量は382万1,726キロワット時で、平成23年度の電気料は5,591万4,095円で、電気使用量につきましては355万1,740キロワット時でございます。平成22年度と平成23年度を比較いたしますと、料金で218万9,520円増、率にいたしますと約4.1%増となります。また、使用量では26万9,986キロワット時の減、率にいたしますと約7.1%の減となります。電気料が増加した主な要因といたしましては、電気料金の単価の上昇によるものでございます。平成22年度の平均単価は1キロワット時当たり約14円10銭で、平成23年度平均単価は約15円70銭でございました。平成23年度は、原油価格の高騰により電気料の単価が上昇したことにより電気料が増加したものと考えております。
  次に、塵芥処理費委託料の不用額9,437万円の理由、内訳についてご答弁申し上げます。八甫清掃センターの塵芥処理費委託料の不用額は4,604万576円でございます。主な不用額を申し上げますと、破砕残渣最終処分業務で263万349円の不用額でございます。これは、当初560トンの処理量を予定しておりましたが、425トンと約76%の実績となり、不用額が生じたものでございます。
  次に、ばいじんセメント原料化業務で733万6,007円の不用額でございます。当初1,000トンの処理量を予定しておりましたが、布、衣類、容リプラの分別を開始したことにより焼却量が減少し、ばいじん排出量が866トンと当初見込みを下回ったことから不用額が生じたものでございます。
  次に、紙類回収業務で938万7,000円の不用額でございます。これは、平成22年度、10コースで回収業務を行っていましたが、平成23年度に8コースに再編いたしました。回収コース数の変更による収集業務の影響を想定し、当初予算額に臨時的な収集業務分を見込んでおりましたが、回収業務に大きな支障を及ぼすことなく業務が行われたことから不用額が生じたものでございます。プラスチック製容器包装回収業務で254万1,000円、布類回収業務で126万3,000円の不用額でございまして、これにつきましても、八甫清掃センター管内で新たに開始した収集業務であったことから、回収業務に支障が生じた場合を想定し、臨時的な収集業務分を見込んでいましたが、特に問題なく回収業務が行われましたので、不用額が生じたものでございます。
  続きまして、八甫清掃センターの燃やせるごみの量、燃やせないごみの量についてのご質疑にご答弁申し上げます。初めに、燃やせるごみ量の減少についてですが、平成22年度と比較いたしますと、約704トン、約5%の減少となっております。内訳は、家庭系ごみが平成23年度1万2,653トン、平成22年度1万3,494トン、差し引きますと841トン、約6%の減、家庭系ごみ以外につきましては、平成23年度2,415トン、平成22年度2,278トン、差し引きますと137トン、約6%増となってございます。燃やせるごみの量の減は、家庭系ごみの減少が主な要因となってございます。これは、平成23年10月から分別収集を開始したプラスチック製容器包装及び布、衣類が資源として回収を開始したことによるものと考えているところでございます。平成23年度は6カ月間でございましたが、平成24年度は1年間の回収となることから、さらなる燃やせるごみの減量化を期待しているところでございます。
  続きまして、燃やせないごみの量についてですが、平成23年度と平成22年度を比較しますと、約58トン、約8%の増となってございます。増加した要因としましては、八甫清掃センターでは、これまで燃やせないごみの袋が20リットル袋、30リットル袋の2種類でしたが、平成23年4月から45リットルの袋を追加したことによって、今まで袋に入らず粗大ごみとして出されていたものが燃やせないごみとして出せるようになったことが影響し、燃やせないごみが増加したものと考えてございます。
  次に、飛灰中のダイオキシン濃度に関するご質疑についてご答弁申し上げます。初めに、容リプラ分別が開始されて、その変化はあるかとのご質疑でございましたが、本年度のダイオキシン濃度測定につきましては、委託により9月5日に焼却灰、ばいじん、排ガスの採取を行いましたが、現在分析中でございまして、結果が出ておりませんことから、今のところ変化の有無は確認できてございません。
  次に、ダイオキシン低減対策についてでございます。炉内で発生したダイオキシン類の除去方法としましては、ろ過式集じん機内での粉末活性炭吸着除去と触媒によります分解除去がございますが、粉末活性炭による排ガス中のダイオキシン類の吸着捕集の割合が多かったために、測定結果も基準値を超えた値を示したものと考えております。八甫清掃センターの焼却炉から排出されますばいじんにつきましては、現在吸引車を介してセメント材料化しておりまして、ダイオキシン類が大気中に飛散することはございませんので、ダイオキシン類対策特別措置法における基準値3ナノグラムの数値を超えていても特に問題はございませんけれども、今後、運転方法等を工夫することにより幾らかでも測定数値が下げられますよう検討してまいりたいと考えております。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 猪股議員のご質疑にお答え申し上げます。
  まず、Aでございますけれども、多量排出事業者に対しましては、減量計画書を作成するに当たりまして参考となるように、ここ、久喜宮代清掃センター管内につきましては、過去3年間の搬入量のデータを年度当初に各多量排出事業者へ送付してございます。さらに、当年度の現在の搬入量が比較できるように、過去2年間の搬入量及び当年度の4月からの搬入量のデータを各事業者に送付して、年度当初に提出していただきました減量計画書を達成できるように、4カ月に1度、資料として送付させていただいております。菖蒲清掃センター及び八甫清掃センター管内につきましては、許可業者による報告数量を参考にいたしまして各月の搬出数量をまとめまして、こちらもやはり4カ月に1度、搬入量のデータを多量排出事業者のほうに送付しております。また、年度末におきましては、各清掃センター管内の各多量排出事業者へ、減量計画数値目標に対しまして、それが達成できるかどうかにかかわらず、事業者が減量のために実施した取り組み状況について報告書の提出を求めております。
  指導と成果につきましては、事業者によってごみ減量化に取り組む姿勢に温度差はありますものの、各事業所がみずからごみ減量化に取り組む意識を少なからず持っておりまして、衛生組合からの指導につきましては、あくまでも支援的な効果にとどまるものと考えております。
  次に、Bのご質疑でございますけれども、未分別による文書指導につきましては、久喜地区が4件、宮代町で1件、合計で5件でございましたが、いずれも改善されております。
  次に、勧告の関係でございますけれども、久喜地区で8件、栗橋地区で6件、鷲宮地区で7件、宮代町で3件、合計24件でございました。このうち22件につきましては多量排出事業者に対するものでございまして、減量計画書や減量に関する取り組み状況の報告書が提出されておりませんことから勧告書を送付したものでございます。また、残りの2件につきましては多量排出事業者以外でございまして、ごみの分別がなかなか徹底されないことから勧告書を送付したものでございます。勧告書送付後は、多量排出事業者からは報告書が提出され、また分別が徹底されていなかった事業者は分別が改善されております。管理者名で、さらに公印が押してあると事業者も真剣に取り組むようでございます。なお、平成23年度において受け入れ拒否に該当した事業所はございませんでした。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員さんご質疑の5から10についてご答弁申し上げます。
  5の塵芥処理費の不用額9,437万円の理由、内訳でございますが、久喜宮代清掃センターで申し上げますと、不用額は3,854万8,934円となってございます。主な不用額を申し上げますと、焼却灰、ばいじんの最終処分業務で、当初路盤材原料化を見込んでございましたが、放射性物質の問題から急遽処分先を変更したことにより処分単価が安価となったことから、約1,560万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、資源(瓶・缶・ペットボトル)異物等処分業務において、当初選別量を320トン見込んでございましたが、選別量が295.89トンでございましたことから約24トン減となり、約160万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、ごみ処理施設ばい煙等検査業務委託の入札の結果、入札差金といたしまして約160万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、ごみ処理施設(1・2号炉)運転管理業務につきましては、当初予算で1億1,758万円を見込んでございましたが、入札の結果、入札差金といたしまして733万円の不用額が生じたものでございます。以上が主な不用額でございます。
  6、7でございますが、一覧表につきましては、別紙配付資料を参照していただければと存じます。
  次に、8、久喜宮代清掃センターの焼却灰は埋め立て量を減らし、セメント固化など資源化の割合をふやすことができないかとのご質疑でございますが、平成23年度、焼却灰の埋め立て量は624.75トンでございます。本来、放射性物質の問題がなければ、栃木県のメルテック株式会社において、路盤材原料としてそのうちの約250トンが資源化されていたものでございます。平成25年度の焼却灰の処理につきましては、資源化の割合をふやすことを目的にセメント原料化や路盤材原料化の受け入れ先の業者並びに自治体と協議をしてまいりたいと考えてございます。
  次に、9、剪定枝資源化作業業務、堆肥化の実績についてご答弁申し上げます。平成23年度につきましては、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質の問題から、安全を見込みまして、9月、10月に搬入された剪定枝については堆肥生産をせず焼却処理をいたしましたことから、平成23年度剪定枝堆肥生産量は78.61トンとなってございます。平成22年度と比較いたしますと、約20トンの減となってございます。
  次に、10のモデル地区内での参加率の評価でございますが、平成23年6月に協力世帯数の調査を実施した際は、協力世帯数は前年度と比較し減少傾向となっておりましたが、生ごみ回収量は増加傾向にございましたことから、最終的には世帯数も増加したものと考えてございます。また、衛生組合では平成15年度から協力世帯数を調査してございますが、平成24年度が参加率で53.8%で、過去1番の協力率となってございます。
  次に、台所資源の堆肥化で、設置型、家庭用、衛生組合の減容化事業による処理量、堆肥化量の推定、設置型の今後の見通しについてご答弁申し上げます。初めに、設置型でございますが、生ごみの処理量を約20.8トンと推定し、堆肥化量につきましては2.6トンでございました。
  次に、家庭用でございますが、生ごみ処理機の補助制度を利用された世帯数の過去10年間をもとに1人当たりの生ごみ排出量を乗じまして算出したもので、生ごみの処理量を約174トンと推定し、堆肥化量といたしましては約22トンと推定いたします。
  次に、減容化施設での処理量でございますが、727.31トンで、堆肥生産量は約30トンとなってございます。
  次に、設置型の現状と今後の見通しでございますが、設置後12年が経過してございますが、現状での処理機につきましては、大きな故障もなく、毎年定期整備を行ってございますことから、あと数年は使用できるものと考えてございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) それでは、私から猪股議員さんのご質疑の5番、それからKからMについて順にご答弁いたします。
  まず初めに、D、菖蒲清掃センターにつきましての不用額9,437万円のうち約987万円でございます。初めに、塵芥処理費、委託料の中で、1点目が焼却灰及びばいじん最終処分業務で約320万円でございます。平成22年度と焼却量を比較いたしますと、約200トンの減となっております。可燃性のごみが減少したことによる焼却灰の減でございます。
  次に、廃プラ等廃棄処分業務が約167万円でございます。こちらにつきましては、契約方法をこれまで容積により算出していましたけれども、これを1トン当たりの重量及び運搬台数による算出方法に変更したことにより減額となったものでございます。残りの金額につきましては、入札差金によるものでございます。
  続きまして、Kのごみ、資源搬入量の比較についてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターの燃やせるごみの量の減少についてですが、平成22年度と比較しますと約97トン、約2%の減少となっております。内訳は、家庭ごみが平成23年度約3,906トン、平成22年度約3,839トン、差し引きますと約67トン、約2%の増、家庭系ごみ以外については、平成23年度約1,593トン、平成22年度約1,757トン、差し引きますと約164トン、約9%の減となってございます。燃やせるごみの量の減は、家庭系ごみ以外の減少が主な要因となってございます。
  続きまして、燃やせないごみの量についてですが、平成23年度と平成22年度を比較しますと、約17トン、約7%の増となってございます。増加した要因ですが、菖蒲清掃センターでは、平成23年10月から、粗大ごみを分解して45リットルの袋に入るものは集積所に出すことができるようになった影響によるものと考えております。
  続いて、Lのごみ質分析についてのご質疑にご答弁申し上げます。初めに、紙類及び布類の回収量についてご説明申し上げます。紙類の回収量は、平成23年度と平成22年度を比較いたしますと、平成23年度が約382トン、平成22年度が約338トンで、約44トンの増で約13%の増でございます。布、衣類については、平成23年度と平成22年度を比較いたしますと、平成23年度が約69トン、平成22年度が49トンで、20トンの増で約41%の増でございます。
  燃やせるごみのごみ質の分析結果は、紙、布類の平均値が53.5%となっておりますが、回収量も増加していることから、資源として集積所に出すのに恥ずかしい衣類や汚れのひどい衣類、また個人情報の記載された紙やにおいのついた紙、布類などのリサイクルにならないものと考えております。続いて、ビニール、合成樹脂類の割合についてですが、プラスチック製容器包装でも汚れの落ちないものなどであると思われるため、数値に大きな変動は望めないと考えているところでございます。
  続きまして、M、飛灰中のダイオキシン濃度が高いということについて答弁申し上げます。菖蒲清掃センターでは、ダイオキシンの低減を図るための対策といたしまして、平成12年、13年度に基幹改修工事を実施したところでございます。ダイオキシン類対策特別措置法施行規則第7条の2では、ばいじん1グラムにつき3ナノグラムとする基準があります。附則の経過措置第2条第3項では、「平成12年1月15日において現に設置され、又は設置の工事がされている廃棄物焼却炉である特定施設から排出される当該特定施設の集じん機によって集められたばいじん及び焼却灰その他の燃え殻については、次に掲げる方法により処分を行う限り、第7条の2の規定は適用しない。」と規定されております。第2号では、「薬剤処理設備を用いて十分な量の薬剤と均質に練り混ぜ、重金属が溶出しないよう化学的に安定した状態にする方法」となっております。菖蒲清掃センターでは、この第2号の方法で処理を行っているため、現在も埋め立てによる処分を行っているところでございます。しかしながら、ダイオキシン濃度が高いことはよくないことでございますので、どうすれば濃度を低く抑えられるか、焼却の運転方法等を検討してまいりたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 恐れ入ります。済みません、先ほどJ番が抜けてしまいましたので、ご答弁させていただきます。
  J番の八甫清掃センター、粗大ごみ処理施設内選別業務の増、ごみ処理施設手選別業務の委託料減の理由についてご答弁申し上げます。初めに、シルバー人材センターへ委託いたしました粗大ごみ処理施設選別業務の委託料は、平成23年度1,040万1,822円、平成22年度1,008万6,289円で、31万5,533円の増となっております。増額の理由でございますが、平成22年度には、粗大ごみ処理施設に搬入される燃やせないごみ、資源ごみ、粗大ごみの搬入されない日が月に2日間ほどございまして、この日につきましてはシルバー人材センターの作業員は休日としておりましたが、平成23年度から容リプラ及び布類の分別収集が年間のごみ収集体制に加わり、収集計画を組みかえました結果、粗大ごみ処理施設に搬入される燃やせないごみ、資源ごみ、粗大ごみの搬入されない日がとれなくなり、結果、就業日数が22年度は223日、平成23年度は243日となりまして、20日間増加いたしました。また、就業延べ人数が22年度は1,393人、23年度は1,445人となりまして、延べ52人増加したことから委託金額が増加したものでございます。
  次に、久喜市心身障害者地域デイケア施設趣味の家に委託いたしましたごみ処理施設手選別業務でございますが、平成23年度は114万9,058円、平成22年度は160万9,095円で、46万37円の減となってございます。減額の理由でございますが、手選別ラインは通常作業員6名で実施しておりますが、22年度は、選別ラインに新任者育成のため1名を加えた7名で作業を行っていたところ、作業効率が通常1時間当たり約1.5トンの処理量に対し、約1.3トンに減少してしまいました。平成23年度については、通常の6名体制に戻しておりまして、1時間当たりの処理量も約1.5トンに戻っております。この結果、年間の作業時間が、平成22年度が2,539.5時間に対しまして、平成23年度が1,837.8時間と、701.7時間減少しましたことから委託料が減額となったものでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 丁寧な答弁ありがとうございました。
  まず最初の幸手関係地区住民環境衛生負担金、それから鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金ですが、それぞれの決算報告書で確認をしているということで言われました。それは当然なのですけれども、私のほうできちんと確認しておきたいのは、決算報告書でまとまった形だけでなくて、領収書を確認しているとか、つまり何に支出されたのかということをきちっと細かく把握しているのかということです。しているのか、いないのか、領収書の確認はしているのか、いないのか。
  それからもう一つは、ちょっとこの負担金という性格がよくわからないところがあるのですけれども、過去にそういう協定を結んだのですから、ずっと長年支出してきたのだから、過去の経緯があるのだということを言われます。ただ、私たち、きちっと把握しておきたい、主張したいのは、それが研修の負担金として支出されているのか、あるいは飲食に使われていないのか、そういうところは、公金を支出するのですから、きちっと説明していただきたいと思うのです。もし飲食も問題ないのだということで考えていたのだったらしようがないかもしれないのだけれども、飲食への支出、それから領収書の確認をしているのか、いないのか。
  それからもう一つは、研修目的以外に地区運営費としての支出があります。これについては、それが何に使われているのかということで確認できているのでしょうか、いないのでしょうか、お願いします。
  それから、余りないのですが、35ページなのかな、私の質疑のほうでいくとGなのですけれども、焼却灰の処分について、セメント原料化、それから路盤材ですか、これらへの、こうした処理方法をふやしていくために受け入れ先自治体と協議をしていくということで言われました。これについては、具体的にもう協議をしていくということですから、具体的な協議、24年度はなってしまっていますけれども、していて、予定をふやしていける方向で進めているのかどうか、それをひとつお願いいたします。
  それからあと、ダイオキシンの関係でお伺いをいたします。八甫も菖蒲も、センターにダイオキシンが極めて高い。ただ、いずれも、特に菖蒲のセンターのほうの答弁で気になったのですけれども、確かに高いけれども、薬剤処理を行うということで、規制値が適用されないから、それでいいのだというようなふうに初めには聞こえたのです。そうではないですよね。高い数値が出てしまったから、薬剤処理をやむを得ずしているわけですよね。私はそう思ったのですが、違いますか。初めから高い数値が出てもいい、薬剤処理をすることを前提にやっているということなのでしょうか。その見解をちょっとお聞きしたいのです。
  それで、もし数値が低ければ、もっと反対に低い数値におさまっていれば、わざわざ薬剤処理とかしなくても済めば、それはそれでいいわけですよね。そのために、最終的な答弁は運転方法等を検討していくということで言われました。これは、八甫のほうでも同じように運転方法等を工夫していくというふうに言われたと思うのですけれども、運転方法を工夫して下げられるように努めていくという答弁だったと思うのですけれども、具体的にそういうことは可能だというふうに考えているのですね。その点確認したい。この3ナノグラムという規制値よりももっと下げられる見通しを持ってそういうことを言われているのか、無理だろうと考えてやっているのか、その辺の内容、検討手法の差があると思いますので、お聞かせをいただきたいと思うのです。
  それからもう一つ、やっぱりこれは菖蒲のセンターのご答弁で大変気になったのですけれども、可燃ごみのごみ質分析で紙類、布類が50%を超えている、そのことについて、汚れた紙だから、あるいはプライバシーの問題があるから、あるいは汚れたものだから仕方がないというようなふうに私、答弁で聞こえたのだけれども、これもできるだけ減らしていくべきものですね、資源化していくべきものですよね。直接比較しては申しわけないのだけれども、過去の経過、歴史があるから申しわけないのだけれども、紙類、布類でいえば、例えば久喜宮代清掃センターだと40%を切っているわけです。これが十分なのか、もっと下げられるのかは別の問題としても、少なくとも八甫にしろ、菖蒲にしろ、もっともっと、紙類、布類というものを資源に回していくための努力、工夫というものが必要なわけで、それをどう住民に働きかけていくかということがやっぱり衛生組合行政のとるべき方向ですよね。住民に働きかけていくということ、それをどのように進めていくのか。それによって、少なくとも50%以下に持っていく、さらに下げていくという、そのことについての考え方をお伺いしておきたいと思います。
  あとは結構です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 猪股議員さんの再質疑につきましてご答弁させていただきます。
  まず、協議会の負担金の関係につきましてでございますが、まず支出に対しての領収書等で確認しているかどうかにつきましてでございますけれども、まず鷲宮・栗橋生活環境保全協議会につきましては、決算書とともに領収書等でも確認はしてございます。それから、同じく鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の視察研修の経費につきましても、支出報告書並びに領収書につきましては確認をしてございます。
  それから、幸手関係地区でございますけれども、1地区20万、4地区80万円に対しての地元の運営費の支出でございますけれども、こちらにつきましては、決算報告書は上げていただいていますけれども、領収書等の確認はちょっと不可能でございまして、確認はいたしてございません。それから、同じく25万円の幸手地区の旅行研修費につきましても、報告書はいただいておりますけれども、領収書については確認はいたしてございません。
  それから、2点目ですけれども、この支出の中に飲食代等はどうなのですかということでございますけれども、まず鷲宮・栗橋生活環境保全協議会のほうの関係でございますけれども、これにつきましては、定例会議費といたしまして、総会ですとか忘年会、新年会等におきましての、定例会終了後、飲食代等として支出がございます。それから、同じく協議会のほうの視察旅行につきましては、こちらにつきましては、1人頭、1人から1名参加者分として5,000円の会費を集めておりますけれども、視察旅行の宴会代並びに昼食代につきましては、1人当たりの参加費5,000円、22万円では全部で達しておりませんで、約6万8,000円ほど飲食代が140万9,000円の支出の中に生まれております。以上でございます。
  それから、2点目のダイオキシンの抑制対策、これは運転方法を工夫して可能なのかということでございますけれども、こちらにつきましては、先ほどもご答弁の中で申し上げましたとおり、活性炭を噴霧した際に吸着捕集されてしまいますので、それを測定しております関係から、どうしても測定数値が高目の数字に出てしまうということで、今のところ、一応検討しておりますのは、活性炭の噴霧を大幅に減らしまして、その後についております触媒脱硝塔、そこでの処理を期待して何とか数値が下げられるのではないかということで、試験運転等も検討しているところでございます。ただし、これにつきましては、さらに深く追求しまして、ある程度の確証がとれた段階で試験運転をしませんと、試験運転中の測定中に触媒脱硝塔で十分に除去されずに煙突に出てしまいますと大変なことになりますので、これは今後、もう少し確認できてから、試験運転等も検討して、何とか数値を低くできるようにしたいと思っています。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  Gの関連の再質疑でございますけれども、焼却灰の25年度、量を増加できるのかということでございます。平成25年度の事前協議につきましては、平成25年1月から2月にかけて予定されてございますが、事前に受け入れ業者に対しましては増量することが可能かどうかという確認はさせていただいてございます。増量が可能であるというお話は伺ってございます。ただし、その増量の詳しい話はこれからでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 猪股議員さんの再質疑にご答弁します。
  ごみ質分析の関係で、紙・衣類が多いということですけれども、久喜宮代清掃センターで40%台、菖蒲のほうが50%台と10%の開きがございます。これにつきましては、過去の実績等もあると思いますけれども、これからまたホームページや組合だより、また推進員さんの協力を得まして、分別を徹底するようPRしてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
  それから、ダイオキシンの関係なのですけれども、薬剤処理で菖蒲はしているわけですけれども、これは平成12年、13年度の基幹改修、このときにもう既に薬剤処理で菖蒲の清掃センターは行うということで決定されておりましたので、途中で数字的に高くなったので、薬剤処理をしたということではございません。もともとがそういう施設をつくったということですので、ご理解をしていただきたいと思います。
  また、これは低くするのは可能かということなのですけれども、今までは3ナノグラム以内でおさまっておりましたので、運転方法だけではないと思いますが、ごみ質にもよりますので、その辺も加味しながら運転のほうも研究してまいりたいと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
〇9番(猪股和雄君) (再々質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の歳出の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第6号に対する質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。再開は2時半といたします。

    休憩 午後 2時18分

    再開 午後 2時30分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、議案第7号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次お受けいたします。
  鈴木精一議員、お願いします。
                 〔1番 鈴木精一君登壇〕
〇1番(鈴木精一君) 議席番号1番、鈴木精一です。議案第7号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について質疑します。
  補正予算書8ページから9ページになりますけれども、繰越金が大幅な補正になっています。これはもう議案6号の決算を見れば当然こういうふうな形になることは当然なのでありますけれども、ただ、意見書の中には、これまでこのような不用額だったり繰越金が繰り返された、このようなことに対して、過去の実績を十分に検証すべきだという指摘がなされています。
  そこで伺いたいわけでありますけれども、これまでどのような検証を行ってきたのか、また平成25年度予算に向けて十分な検証を行うべきと考えますけれども、見解を伺いたいと思います。
  それと、先ほどの6号議案のときに、今後について事務局長より答弁がございましたけれども、どう改善すべきと捉えているのかお願いします。
〇議長(小河原 正君) 鈴木精一議員の質疑に対する答弁を求めます。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 補正予算8、9ページ、繰越金のご質問についてご答弁申し上げます。
  平成24年度予算の繰越金となる平成23年度決算の実質収支は2億9,608万2,000円でございますが、歳出の要因となります不用額は2億3,768万9,432円で、残りは歳入予算の財産収入のうち資源回収物売却代金及び雑入のうちペットボトル有償入札拠出金が当初の見込みよりも多く入ったことによるものでございます。実質収支額を歳入総額の34億2,781万3,000円で割った不用額率は8.6%でございました。県内で清掃業務を行っております17の一部事務組合の団体平均の同比率は、平成20年度が5.3%、平成21年度が7.9%でございまして、当組合の比率は若干高目ではございますが、突出したものではないと認識しているところでございます。これは、一部事務組合の歳入の多くが構成市町村の負担金により賄われており、年度途中での増額手続が難しく、多少甘目の予算編成になっていることによるものと考えております。
  先ほど平成23年度の決算の不用額についての答弁でも申し上げましたが、景気低迷による地方税収の落ち込みや社会保障費関係の増加等により、財源不足が生じた地方財政は依然厳しい状況がございます。こうしたことから、当組合におきましても、平成25年度の予算編成に当たりましては、例年多額の不用額が生じている科目、業務等につきまして徹底して精査を行いますとともに、全ての業務について再検証を行うなど、適正な見積額の把握に努めてまいりたいというふうに考えております。歳入につきましても、財産収入等の効果的な確保に取り組みますとともに、市場動向に十分配慮して適正な見積もりに努めてまいります。また、予算編成過程において厳密かつ的確な予算の査定を実施し、久喜市、宮代町の負担金額の適正化を図ってまいります。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
〇1番(鈴木精一君) (再質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で鈴木精一議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第7号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第8号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例については、質疑の通告はございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第9号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について質疑をお受けいたします。
  通告順に順次お受けいたします。
  初めに、山下議員、お願いいたします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について質問させていただきます。
  最初に、新旧対照表の2ページから8ページについての一部負担増となっているが、どんな議論が執行部で交わされたのか、まず最初にお聞きしたいと思っております。
  そして、p6の事業活動に伴って300円を空欄にした理由を教えていただきたいと思っております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) それでは、山下議員の質疑に順次ご答弁申し上げます。
  初めに、どんな議論が執行部で交わされたのかとのご質疑にご答弁申し上げます。久喜宮代衛生組合では、久喜市の合併協議におきまして、清掃行政についてはおおむね3年以内に統一を行うことで方針が定められてございます。3清掃センターそれぞれで異なる料金の取り扱い等を審議いただくため、平成22年12月に廃棄物減量等推進審議会を立ち上げまして、ごみ処理手数料の統一等の6項目につきまして委員の皆様にご審議いただきました。審議会はこれまでに15回開催し、順次答申をいただいております。
  今議会に提案いたしますごみ処理手数料に関連いたします項目は、一般家庭からの排出されます廃棄物の自己搬入時における処理手数料、事業系廃棄物の手数料、犬猫等動物の死体の取り扱いについての3項目でございます。今回改正案を提出しております一般家庭の自己搬入につきましては、久喜宮代清掃センターでは無料、菖蒲、八甫清掃センターでは有料となっておりまして、久喜宮代清掃センターでは年間1万件以上の自己搬入がございます。家庭系ごみは集積所へ排出することが基本であること、安易な持ち込みを減少させることで排出抑制にもつながるとの結論から、審議会からは10キログラムにつき200円の答申をいただきましたが、久喜宮代清掃センター管内ではこれまで無料であったことから、いきなり200円とするのではなく、平成25年10月から10キログラムにつき100円、平成27年10月から10キログラムにつき200円とする激変緩和措置として、段階的に3清掃センター間で統一した金額の設定をさせていただくものでございます。事業系ごみの処理手数料につきましても、審議会から答申をいただいた内容から、収集運搬処分に係る取り扱い方法の見直しと3清掃センターの料金の統一を検討いたしまして、事業活動に伴って発生するごみの減量化や排出抑制に積極的に取り組んでいただくため、料金の改定をさせていただくものでございます。
  犬猫等動物の死体の取り扱いにつきましても、審議会からの答申を受けまして検討を行いました。現行では、久喜宮代清掃センターでは有料で収集運搬処分を行っておりますが、菖蒲、八甫清掃センターでは取り扱っておりません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、動物の死体は一般廃棄物となりますことから、3清掃センターにおいて同様に取り扱うこととし、料金につきましては、収集運搬の料金は久喜宮代清掃センターが委託しております委託料3,000円に見合う料金としたものでございます。処分料につきましては、現行では、子犬、小動物500円、成犬1,000円となっておりますが、10キロ未満が500円、10キロ以上30キロ未満が1,000円の従量制に改定しております。したがいまして、収集運搬処分につきましては、10キロ未満が3,500円、10キロ以上30キロ未満が4,000円といたしまして、料金区分の明確化を図ったところでございます。
  次に、定例会議案p6の事業活動に伴って300円を空欄にした理由はとのご質疑についてご答弁申し上げます。事業活動に伴って生じた事業系一般廃棄物で、1日10キログラム未満の排出事業所の集積所収集につきましては久喜宮代清掃センターのみが行っておりますが、事業所に対する公平性の観点から、平成27年10月からは3清掃センター間で統一いたしまして、全ての事業所が、事業所や組合で許可した業者が直接搬入することとし、衛生組合で収集運搬を行わないこととなりましたことから、収集運搬を伴う処分料の規定がなくなるものでございます。したがいまして、300円から空欄にしたことについては法制執務上の取り扱いによるものでございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 今のお答えで、私はちょっと物足らないところもあります。ちょっと幾つばかりまた質問させていただきます。
  まず最初に、1年間に一般ごみの持ち込み量と事業系に対しての持ち込みの件数、先ほど資料の中に書いてありましたけれども、またあと動物の処置の件数が1年間にどのくらいあるのかな、さっきちょっと言っていましたか、どのくらいあるのか。
  それと、去年の持ち込み量が、同じ件数とか持ち込み量が同じ場合は、組合として手数料はどのくらいの増額となるのでしょうか。
  それと、私は、ちょっとこれは法的な考え方です。一般家庭のごみはふだん集積所に出して、それは無料で収集されているが、一般家庭の中でも、急な転居や改築、建てかえなどの場合、それと世代交代などの場合、一時的に一般家庭からも大量の廃棄物が出ることが想定されています。日常的にあることではないですけれども、そうした場合の出費が、一般家庭では出費が家計に痛手となることで、出費で、一つはそういう考え方があります。
  2つ目としては、事業のごみです。自己搬入を10キロ100円を10キロ200円にする、それは事業所分、10キロ200円を300円にすると言っていますけれども、これは現下の大手のスーパーとか、そういう大量に出すところは別としても、小さな零細企業、例えば食べ物屋をやっているとか年収二、三百万しかならないような事業所、そういうところも同じようにやっているのかどうか。これは、処分料も上がれば事業にとっても大変な脅威となってしまうのではないかと思う。
  3つ目としては、ペットの問題です。飼育は、余裕のある人がペットを飼っているというわけではないと思います。近年は、ひとり暮らしなんか、大勢の老人とかが心の支えにしている、そういう方が、ペットを飼っている人が多く見られます。心の支え、その死に対して処分料を値上げすることは、そういう人たちのペットを飼う意欲、また生きる意欲を諦めさせることになってしまうのではないかな、3つ目として考えております。
  それとあと、4つ目です。あと、ごみ袋の有料化、今回春に行いましたけれども、今回のごみ処分の値上げに通じて、今後数年以内、数年から10年以内だと思いますけれども、課題になってくる新しい焼却炉建設と、その運営にごみ処理料金を充てようと計画しているのではないでしょうか。これは私のちょっと考え方です。
  また、今の新焼却炉の建設の形では、国は100トン以上でないと補助をしてこないということになっております。久喜宮代では、もっと小さな炉を考えてきていると思います。国の考えが変わらない限りは、3カ所集めて100トン以上にすると考えると国の補助はない、自前でもやるとなると住民に負担をかけることを考えているのかどうか、その辺のところをちょっとお聞きしたいなと思っております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) それでは、再質疑に対しましてご答弁いたします。
  まず初めに、持ち込みの件数ということでございます。これにつきましては、平成23年度の事業系の持ち込みというようなことで、自己搬入につきましては554件、それから自己搬入の現金分につきましては462件、合計で1,016件となってございます。
  それから、続きまして、動物の死体処理の件数でございます。これにつきましては、22年度で133件、それから23年度につきましては146件となってございます。
  それから、家庭系ごみで排出される引っ越し等のごみの取り扱いというようなことの考え方ということでございますが、基本的に家庭系のごみにつきましては、集積所へ搬出していただくものが基本というように考えてございます。引っ越しやあるいは大掃除等で排出されるごみ等につきましては、特殊な事情によるものというようなことの考え方から、料金のほうを徴収させていただくというようなことでございます。
  それから、事業系、零細企業に対する取り扱いというようなことでございます。事業系のごみにつきましては、事業者みずから処理することが基本であります。きちんと分別をして、リサイクルをしている事業者とそうでない事業者と存在すると思われます。そのような中で、ごみの発生抑制や処理コストの低減に貢献している皆様とそうでない方の不公平を解消し、またごみの発生抑制に努力している皆様が報われるためにも、受益者からの手数料の徴収は必要というふうに考えてございます。
  それから、ペットの問題として、心の支えになるのではないかというようなことでございますが、これにつきましては、犬猫の死体につきましては、先ほど申し上げましたとおり、法の定めによりまして廃棄物というような扱いになってございます。しかしながら、宗教的な考え方やあるいは動物に対する愛着心、そういったものから、場合によってはメモリアルトネ等で火葬を行うような方もいらっしゃるかと思いますので、その辺の取り扱いは、衛生組合といたしましてはあくまでも廃棄物というような処理というような形で考えてございます。
  それから、施設の建設に当たりまして、100トン以下の場合には補助の対象にならないかというようなことでございますが、100トン以下の施設であっても、発電、熱の再利用ですか、そういったものを備えていれば補助の対象になるということで聞いております。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 事業系のごみ554件、それと一般ごみ462件でよろしいのですね。全部で千何件と言っていましたが、私、この千何件の中、また一般家庭で、先ほど言ったように、普通は無料のところへ出せばそれで済むかもしれません。しかし、週2回、急な場合はこれには間に合わないというのが現状であります。そのために持ち込んで、周りの人に迷惑かけたくはない、それがごみの出し方のルールということになれば、ここへ持ってくるしかないということでなっていると思います。そのために、これは年中あるわけではありません、確かに。ただし、持ち込みに対して今大変な時期になってきている、事業分もそうです。一般の家庭でのいろんな人たちが今生活で苦しんでいる、そういう中で値上げするということはいかがなものかと私は考えております。
  それと、先ほど動物のことを言っていました。これは本当に、先ほど言ったように、動物を愛するというのではなくて、生活する上で、ひとり暮らしのお年寄りなんかは猫とかそういう小動物を飼って心の慰めにしている、それが亡くなったとき、持ち込んできて何千円取りますことは、出すときはお金がかかる。その辺に対して、やっぱりちょっと私は酷ではないかなという感じがします。
  それと、事業系ごみ、先ほども私、大きなスーパーとかそういうのはかなり力がある、そういうところは、これは仕方ない自分たちで処理するのが当たり前かなと思いますけれども、ただ、小さな事業所、先ほども言ったように、公平を期するのではなくて、やはりそれで生活をしている事業者、1年間働いても200万、それでやっても、そういうもとを、税金だとかいろんなのを払ったら手元に数万円しか残らないような事業者もいます、実際に。そういうところからも値上げをして取っていくのかどうか、公平というのであれば、やはり所得に応じた公平を求めるべきではないかなと思っております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 何点かご質問いただきましたけれども、まず動物の関係でございます。動物を本当にかわいがっている方につきましては、当然、ごみと一緒に焼却するのではなくて、メモリアルトネ、そういうものがございますので、やっぱりそれなりの供養をしてあげるというのが本来の姿ではないかということで考えております。
  ただ、なぜ条例の中にこれが入っているかといいますと、先ほども申し上げているように、動物といえども、死んでしまえば、これは法律ではごみという扱いがございます。そうしますと、あのごみ袋の中に入れて出されてしまえば、私どものほうはそれを受けて処理をせざるを得ない、それであれば、条例を定めて、お金をいただいて正規に処理をする。というのは、久喜宮代清掃センターについては24時間焼却していますので、問題はないのですが、菖蒲のように8時間焼却となりますと、3時ごろ入れた犬猫の大きいものについては半焼きという状況も出てくる可能性が考えられます。そういうものもございまして、朝、投入して夜、4時までに全て焼いてしまうという、そういう仕事もやらなければならない。そうすると、では土曜、日曜はどうするのかという話も出てきます。そうすると、冷蔵庫も用意しなくてはならないのではないかとか、いろいろな問題が出てきます。そういうものを総体的に考えて、この費用については応分の負担をしていただこうという考えでございまして、申しわけございませんが、その辺はご理解をいただきたいと思います。また、事業系のごみにつきましても、事業活動の中で生じたものでございますので、やっぱり事業活動の中で得たお金でその分の応分の負担をしていただきたいというのも、こういう私どもの考えでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 前者からの質疑もありましたけれども、そもそもこの条例が今回出された、その理由をお伺いしてまいります。
  まず、これまで久喜宮代清掃センターでは一般家庭ごみの直接搬入は無料でありましたが、それが25年10月から10キロ100円となります。理由と政策目的をきちっと説明していただきたい。今、前者への答弁で、一部断片的に集積所に出すのが基本である、それから安易な持ち込みを減らす、それから3センターの料金の統一と言われましたけれども、やっぱりこれは私たち、今この議会で質問が出たからではなくて、やっぱり市民に説明しなくてはいけないことですよね。そこのところを、これまで無料だったものを有料にする、その理由と目的を説明していただきたいと思います。
  それから、無料であったことによる問題をどのように説明を考えていて、その問題点は有料にすることによってどのように解消すると考えているか。
  ウとしまして、直接搬入の延べ件数と量がどう変わると考えているか。資料が配付をされていますけれども、持ち込みを有料にするということは、直接搬入が大きく減るということを当然想定しているということになります。その見込みについて、資料に基づいて説明をお願いいたします。
  それから、受け入れ態勢です。これまで台貫のところで受け付けしていますけれども、そうした体制が変わっていくのかどうかお願いをいたします。
  大きな2つ目です。菖蒲のセンターでは、逆に一般家庭ごみの直接搬入が値下げとなります。直接搬入、こちらの場合には延べ件数と量はどう変わると考えているかお願いをいたします。基本的には、ごみの減量と、それから分別の徹底ということが大きな前提になっていなければいけないと思うのです。それで、逆に値下げになるということは逆にふえてくる可能性があるわけですけれども、そこら辺も資料に基づいて説明をしていただければと思います。
  それからまた、菖蒲のセンターの受け入れ態勢がどう変わるかということです。
  3つ目、八甫のセンターでは、一般家庭ごみについてはこれまで引っ越し等の一時的なものだけを受け入れていました。来年からは一般持ち込みも認めることになります。これによって持ち込み量が大幅にふえるのではないかというふうに思うのですけれども、その点をどう考えているか、資料に基づいて説明をしていただきたい。
  これまでの一般家庭ごみの直接搬入の実績からして、有料化後の増加する見込み、受け入れの見込みをお願いいたします。受け入れ態勢はどう変わるかもお願いします。
  4つ目です。これは久喜宮代と菖蒲なのですけれども、私は本来、原則的な立場に立つならば、一般家庭ごみの直接搬入は、これまで八甫センターでやっていたみたいに、原則として認めないというふうにはっきりさせたほうがいいのではないかと考えています。この点については、今回の受け入れる、ただし有料でということなのですけれども、八甫のほうも受け入れの方向になっていくのですけれども、なぜそういうことになっているのか、減量とかいう立場からすれば逆行ではないかと思いますけれども、お願いをいたします。
  5番目です。一般家庭ごみの直接搬入ですが、25年10月からは100円、27年から200円、有料化、値上げを2段階に分けた理由は何でしょうか。これも、直接搬入を減らすという政策目的に沿うならば、一遍に200円にすべきではなかったでしょうか。わざわざ100円という段階を置く必要は私はないと思いますけれども、いかがかお願いをいたします。
  それから、6番目です。事業活動に伴って生じた一般廃棄物ですが、これは久喜宮代センターと菖蒲センターでは値上げということになります。久喜宮代センターの事業系のごみの受け入れ、どのぐらいの減少を見込んでいるか、事業所数と受け入れ量の現状と減少見込みについて説明をしてください。菖蒲センターについてもお願いいたします。
  7番目、事業活動によって生じた一般廃棄物は、久喜宮代センターでは27年10月から、全て事業者がみずから、または業として行うものに委託しなければならないということになります。つまり、集積所には出せないということになります。その理由と政策目的を説明してください。
  影響を受ける事業所の件数、これはどのぐらいありますか。
  それから、減量推進審議会の審議に当たって、商工会や商店会、あるいは対象となる事業所等への意見聴取はどのように行ってきたか、理解を得られたと考えているか。私も、これは今回、衛生組合当局が出した方針はまさにそうあるべき正しい方向だと思っていますけれども、ただ、そういうものの理解を得てからやらなくてはいけないと思っています。その点はいかがか。今後、該当する事業所への説明をどのように進めるか。
  それから、これによって収集体制の変更、直接搬入の受け入れ態勢の変更はどのように考えているかお願いをいたします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) それでは、猪股議員の議案第9号に係るご質疑につきまして、私のほうからは久喜宮代清掃センターに関するご質疑にご答弁申し上げます。
  初めに、1のアについてでございます。直接搬入する一般家庭ごみの手数料の改正につきましては、廃棄物の減量化の促進及び手数料の管内統一を目的といたしまして、廃棄物減量等推進審議会に諮問をいたしました結果、久喜宮代清掃センターにつきましては有料となりますが、直接搬入の場合には10キログラム当たり200円とするとの答申をいただいております。審議に際しましては、ごみの排出抑制効果を考慮するとともに、本来家庭からのごみは集積所に出していただくことが基本となっておりますが、引っ越しや大掃除などの自己都合による自己搬入は特別な事情による排出方法となるため、受け入れに必要な費用の一部を受益者から手数料として負担していただくべきとの考え方によるものであります。この答申をいただき、当組合といたしましても慎重に検討させていただいた結果、排出抑制、税の公平負担、また自己搬入の場合でも収集に係るコストが削減されることはなく、逆に受け入れに係る人員の配置や手間などによりコストを要するものとなりますことから、統一した手数料を設けることとしたものでございます。
  金額の設定に際しましては、県内の自治体の状況や現在の処理経費を勘案するとともに、経済的な排出抑制に向けての誘因として、現在の処理経費よりも高い手数料の設定をさせていただくものでございます。また、現在の久喜宮代清掃センターにおきましては、家庭系ごみの収集車のほかに事業系ごみの運搬業者の車両が多数来場してございまして、施設管理上、危険防止や混雑緩和のためにも、一般車両の来場は必要最小限にとどめさせていただきたいと考えてございまして、手数料負担の原則、ごみの発生抑制、持ち込み抑制の趣旨からも、有料とすることで安易な持ち込みを減少させ、組合の受け入れ態勢の省力化にも資するものと考えてございます。
  次に、イについてご答弁申し上げます。家庭系のごみを久喜宮代清掃センターへ搬入される方には、地元の皆様との関係から直接集積所へ排出することができない等の特殊な理由から、定期的においでになる方や、中には自転車で搬入される方もございまして、平成23年度には1万6,224件の搬入がございました。久喜宮代清掃センターには、個人の搬入や直営、委託車両のほかに事業所が自己搬入する車両、それと許可業者の搬入がございまして、1日350台から400台が出入りしております。平成23年12月には、場内におきまして救急車を呼ぶような事故も発生しております。さらには、持ち込み車両の多い日には、計量所から町道に車両が連なり、渋滞を引き起こすこともございました。また、久喜宮代清掃センターでは安易に搬入ができることから、排出抑制の効果が薄れる一因にもなっております。今回の家庭系ごみの自己搬入の有料化により、安易な持ち込みを減少させることで排出抑制にもつながり、また自己搬入者が減ることで場内での車両事故等のトラブルも減少するものと考えております。
  次に、ウについてご答弁申し上げます。家庭系ごみの自己搬入に係る有料化後の見込みにつきましては、お配りしております参考資料の15ページのとおりでございますが、現場での受け入れ職員からの聞き取りにより、現在搬入されているごみのうち、集積所へ分別して排出できると思われるごみの量が約8割とのことでございます。有料化後の家庭系ごみの自己搬入につきましては、その半数と見込みまして、件数、量とも4割程度減少すると見込んでおります。
  次に、エについてご答弁申し上げます。現在、久喜宮代清掃センターの受け入れ態勢につきましては、職員3名と再任用職員1名で、粗大ごみ処理施設の運転業務と搬入時の受け入れを職員が交代で行っておりまして、搬入状況によってはほかの施設からの補助がございます。有料化に伴い、家庭系ごみの直接搬入は、先ほども申し上げましたが、減少するものと考えておりまして、今後は事業所からの搬入や許可業者による事業所搬入分の個々の分別、指導を徹底してまいりたいと考えてございます。受け入れにつきましては、現在の体制で対応してまいりたいと考えております。
  次に、4についてでございます。久喜宮代清掃センターは、これまで自己搬入する場合には、分別がされているもので住所の確認ができれば搬入を受け入れていたことで年々自己搬入者がふえてまいりました。原則搬入を認めないとすべきとのことでございますが、収集日にごみを出せない等の特殊な理由をお持ちの方もございますので、これらを考慮しますと、原則認めないとすることは困難と考えます。本組合では、家庭から排出される全てのごみにつきましては、決められたごみを決められた場所、決められた日に排出していただく定曜日収集を行っておりますことから、今回の有料化を機に、自己搬入をされる方にはチラシ等で極力集積所への排出をお願いしてまいります。
  次に、5についてご答弁申し上げます。家庭系ごみは集積所へ排出することが基本であること、安易な持ち込みを減少させることで排出抑制にもつながるとの結論から、審議会からは10キログラムにつき200円の答申をいただきましたが、久喜宮代清掃センター管内ではこれまで無料であったことから、いきなり200円とするのではなく、平成25年10月から10キログラムにつき100円、平成27年10月から10キログラムにつき200円とする激変緩和措置として段階的に金額を設定させていただくものでございます。
  次に、6のアについてご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターの23年度の事業系ごみの搬入状況につきましては、登録事業所による搬入と許可業者による搬入が554件ございました。このほか、搬入時にその都度精算いたします現金扱いの事業所が462件で、合計1,016件ございまして、受け入れ量は4,480.16トンとなっております。受け入れ量の減少と見込みでございますが、平成23年4月1日から事業系一般廃棄物処理手数料を改正いたしました吉見町にあります埼玉中部環境保全組合では、50%の値上げにより受け入れ量が2.2%減少した実績がございます。本組合では、料金の改定によりまして料金が倍額となりますことから、排出抑制、資源リサイクルの推進につながることなどを考慮いたしまして、3から4%の減少を見込んでおります。
  次に、7のアについてご答弁申し上げます。事業系ごみの手数料の改正につきましては、廃棄物の減量化の促進及び手数料の管内統一を目的といたしまして、廃棄物減量等推進審議会に諮問をいたしました結果、10キログラム当たり200円で統一するとの答申をいただいております。審議に際しましては、ごみの排出抑制効果を考慮するとともに、営利活動に伴って発生する廃棄物の処理という側面から、本来は事業者が負う廃棄物の適正処理に関する自己責任を考慮し、相応の受益者負担を求めることが基本であり、処理コスト及び家庭系ごみの直接搬入時の手数料との均衡を考慮する必要があるとの考え方によるものであります。この答申をいただき、当組合といたしましても慎重に検討させていただいた結果、ごみの排出抑制効果による減量化を進めるための金額の設定、家庭系ごみの直接搬入時の手数料との均衡性、分別を徹底し、資源物をリサイクル業者に排出するなどの創意工夫により、積極的に減量化に取り組んでいる事業者とそうでない事業者との公平性確保の観点からも、高目の手数料として、経済的な排出抑制に向けての誘因として手数料の設定をさせていただくものでございます。
  この改正に当たりまして、現在、久喜宮代清掃センターにおきましては、事業者みずから運搬するか収集運搬許可業者による清掃センターへの排出方法の例外といたしまして、1日10キログラム未満の排出事業者につきましては、燃やせるごみに限りましては、地域の集積所に排出することで組合での収集運搬を行うこととしておりますが、平成27年10月からはこの組合収集を廃止させていただくこととしてございます。この廃止につきましては、事業系ごみの取り扱いの根本的な考え方でございます「事業者は、その事業活動に伴つて生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。」と規定しております廃棄物の処理及び清掃に関する法律第3条の考え方に基づくものであります。菖蒲や八甫清掃センターでは事業系一般廃棄物を集積所に出すことは認めていないことから、久喜宮代清掃センターのみの例外規定を削除し、取り扱いを統一させていただくものでございます。しかしながら、現在の社会経済情勢下において、急激に取り扱いを変更した場合には事業運営に及ぼす影響が大きくなると考えられますことから、激変緩和措置といたしまして、移行期間を設けて管内の統一を図ってまいりたいと考えてございます。
  次に、イについてご答弁申し上げます。影響を受ける事業所の件数についてですが、現在登録しております組合収集による1日10キログラム未満の排出事業所は、平成24年4月現在で、久喜市で236件、宮代町で92件、合計で328件でございます。
  次に、ウについてご答弁申し上げます。廃棄物減量等推進審議会におきましては、総合的な廃棄物の減量の推進と再利用の促進を図ることを目的といたしまして、住民組織の代表として、久喜市では、合併前の旧市、町の地域からの区長の選出、廃棄物処理に関する識見者、廃棄物処理業者、商工業者、一般公募による住民とさまざまな分野から委員の選出を行っておりまして、特定の分野に偏った審議とならないようにしてございます。今回の事業系一般廃棄物のごみ手数料の審議に際しましては、合併後の新たな衛生組合となって、事業系ごみの手数料をどのような方向で統一することがよいのか答申をいただくことで審議をお願いしてございまして、そのためにさまざまな分野の方々の意見を集約して答申をいただいておりますことから、直接利害関係のある方々からの意見聴取は行っておりません。なお、本改正条例の議決をいただきました後には、「衛生組合だより」やホームページによる周知のほか、現在衛生組合にごみの排出をされております各事業者に対しましては、個別に手数料の改正の案内をさせていただくことで考えてございます。
  次に、エについてご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターが収集を行っております事業所は、ほとんどの事業所が地域の住民の皆様と同じ集積所を利用しておりますことから、収集コースが大きく変わることはございませんので、収集体制の変更は考えてございません。また、直接搬入の受け入れ態勢でございますが、10キログラム未満の排出事業所の集積所排出が直接搬入に変わることにより増量が見込まれますが、一般家庭からの自己搬入につきましては搬入量の減少が見込まれますことから、受け入れにつきましては現在の体制で対応してまいりたいと考えてございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 猪股議員さんのご質疑の2のア、イ及び6のイについてご答弁申し上げます。
  まず初めに、2のアの直接搬入はどう変わると考えているかについてご答弁申し上げます。配付させていただきました参考資料の16ページをごらんいただきたいと存じます。平成20年度から平成24年度までの一般家庭ごみの直接搬入の実績値と見込みの数値を一覧にしました表でございます。平成20年度と平成21年度実績値を比較しますと、約54トンの増で、率にしまして約24%の増となっております。平成21年度と平成22年度の実績値を比較しますと、約7トンの減で、率にしまして約3%の減となっております。平成22年度と平成23年度実績値を比較しますと、約33トンの減で、率にしまして約12%の減となっております。平成23年度と平成24年度の予測値を比較しますと、約109トンの減、率にしまして約46%の減となることが見込まれているところでございます。なお、平成23年10月から粗大ごみの戸別収集を実施したことにより、粗大ごみ手数料が重量によるものから1点500円に変更されたことも減少しました一つの要因と考えるところでございます。
  搬入件数につきましては、平成20年度と平成21年度の実績値を比較しますと、764件の増、率にしまして約20%の増となります。平成21年度と平成22年度の実績値を比較しますと、56件の増、率にしまして約1%の増となります。平成22年度と平成23年度の実績値を比較しますと、773件の減、率にしまして約16%の減となります。平成23年度と平成24年度予測値を比較しますと、981件の減、率にしまして約25%の減となることが見込まれるところでございます。今後、平成24年度の数値から想定しまして、直接搬入量は手数料の値下げ、値上げに関係なく減少していく傾向にあると考えているところでございます。
  続きまして、イの受け入れ態勢はどう変わるかでございますが、直接搬入量と搬入件数ともに減少傾向になっていることから、現状のままの対応を考えております。
  続きまして、6のイ、菖蒲清掃センターの事業系ごみの受け入れはどれくらいの減少を見込んでいるか、事業所数と受け入れ量の現状と減少見込みについてでございますが、平成23年度の受け入れ事業所数が約200件でございます。受け入れ量につきましては、平成22年度が約1,805トン、平成23年度が約1,632トンで、約173トンの減でございます。率にしまして、約10%の減となっております。しかしながら、菖蒲清掃センター管内におきましては、現在出店途中でありますフォレオ菖蒲に店舗の出店が予想されております。また、製造業や流通業の会社も進出が予定されておりますので、減少は見込めないと考えているところでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 引き続きまして、猪股議員さんのご質疑の3のア、イについてご答弁申し上げます。
  初めに、アの直接搬入の延べ件数と量はどう変わると考えているかについてでございます。直接搬入の受け入れを開始した場合の延べ件数と搬入量につきましては、何分にも初めての試みでございますので、非常に予測が難しいところではございますが、菖蒲清掃センターにおきまして既に有料による直接搬入の受け入れを行っておりますことから、差し当たってはその実績を参考にして予測を立てることにいたしました。その予測内容につきましては、別紙資料17ページにお示ししたとおりでございますが、菖蒲清掃センターの年間搬入件数から1日当たりの搬入件数を割り出し、1日当たりの搬入件数を平均15件といたしました。さらに、菖蒲区域の世帯数約8,370世帯と栗橋、鷲宮地域の世帯数2万4,520世帯を比較しますと菖蒲区域の約2.9倍に当たりますので、八甫清掃センターの1日当たりの搬入件数を約40件としております。
  次に、搬入量でございますが、同様に菖蒲地区の1件当たりの量を平均62キログラムといたしまして、八甫清掃センターでの1日当たりの搬入量を平均2.5トンと予測しております。なお、この予測数値におきましては、資料にございますとおり、10月の受け入れ開始時を約2割として計画しております。
  次に、受け入れ態勢はどう変わるかについてでございます。直接搬入の受け入れにつきましては、これまでの引っ越し等による特別搬入時の手順を基本といたしまして、まず事務所において受け付けを行い、計量後、荷おろしをして空車計量し、事務所において料金の支払いをお願いする予定でございます。特に従来と違うところは、事前の電話等による連絡はなしに直接搬入となることです。なお、家庭ごみの受け入れ施設の整備が必要となりますが、その場所につきましては、有害倉庫の脇に空きスペースがございますので、そこを利用いたしまして、できるだけ費用はかけないで行っていきたいと思います。
  なお、過去の直接搬入の実績を申し上げますと、21年度が9件、22年度が5件、23年度が7件となっております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 大体理解いたします。
  久喜宮代清掃センターでこれまで一般家庭の直接搬入を無料だったのを有料にする、その目的については理解をいたします。激変緩和措置ということで、全体的には、25年からは100円、それから27年から200円、激変緩和措置をとるということについても、私としては一遍に上げても問題ないと思っていますし、きちっと説明さえすれば理解は得られると思っていますけれども、執行部の考え方については理解をいたします。それから、久喜宮代清掃センターの管内において、27年から事業者については集積所に出さないということについても、むしろ早くやったほうがいいと私は思いますけれども、これも移行期間を設ける、激変緩和を置くということで理解をいたします。
  ただ、ちょっと内容的に、経過、先ほど内容でよく理解できないところがあるので、幾つか質問いたします。これは私もそう思いますし、執行部の答弁でも何回も言われておりましたが、排出抑制ということが大きな目的としてあるのだけれども、菖蒲のセンターでは一般家庭ごみの直接搬入が事実上値下げになるわけですよね。私はそれによって直接搬入はふえるのではないかというふうに考えたのですけれども、今の説明では、これまで21年度から24年度までずっとやってきているので、今後も値下げ、値上げにかかわらず減少していくだろうというふうに言われたのですけれども、ちょっとこれは安易過ぎませんか。どうしてそういうことが簡単に、減っていくだろうということが安易に言えるのか、ちょっと理解できないのですけれども、それはどういう根拠から言っているか説明していただけませんか。
  それから、事業系ごみについては、これから出店数も増加してくるので、これは菖蒲ですか、減少は見込めないというふうに言われていましたが、現在までの事業系ごみの出していた方々は減少していくわけですよね。それに対してどのぐらい今後出店がふえてくるのか、その推測は行っていないのでしょうか。その推測は私は受け入れ態勢など考えていくためには必要ではないかと思うのですけれども、行っていないのかということと、なぜ行わないのかということと、その内容についてご説明をお願いします。
  それから、むしろ一番大変なのは八甫のセンターだと思うのです。これまで一般家庭ごみの直接搬入は引っ越し等以外は受け入れていなかったのが、その場所を設けなければならない、それから久喜宮代清掃センターと同じように受け入れの、人も張りつかなくてはいけないのだろうと思うのです。当然、持ち込んできたものを、以前こちらでもそうでしたけれども、どんどん勝手にピットに放り込んでいくことによってかなりの分別の不徹底が拡散してしまったことがありましたし、きちっと人をつけて、そこで持ち込んできた人たちに対して指導をしなければならない、それはここでは3人ないし4人が常に張りついているわけですよね。そういう体制についてはどのように考えているのでしょうか。現在の職員でそれが対応できるのかということについてもお願いをします。
  それからもう一つ、久喜宮代清掃センターで27年から集積所へ出すのは認めないことになるわけですが、答弁では、審議会の中に各分野から委員が入っていて、そこで審議しているのだから大丈夫というようなニュアンスで説明をされました。しかし、あそこ、確かに商工会や区長さんたちの代表さんもいましたけれども、必ずしもというか、ほとんど不参加の団体、構成員に話はいっていませんよね。そこら辺の理解をきちっと得なければいけないと思うのですけれども、27年で先の話だから、それまでの間にやればいいやということなのでしょうか。その理解を得る努力ということについてはどのように考えているか、それだけお願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 猪股議員さんの再質疑にお答えいたします。
  一般家庭ごみの直接搬入の手数料が菖蒲につきましては値下げになるということですけれども、しかし、ごみがそれでふえるのではないかということを言われていると思うのですけれども、今現在、24年度を半年ばかり過ぎまして、ごみの持ち込みというのがかなり減っております。理由を申しますと、そういうことから、差額の10キロ当たり30円と、余り金額的には変わらない感覚でございます。来たときには、集積所に出せば無料で出せるのだということもPRしておりますので、こちらのほうはそれほどふえないかと考えております。
  あと、事業系の関係なのですけれども、出店の件数とか予測ですね、こちらは菖蒲の今、南部開発、北部開発、それとモラージュ菖蒲、隣のフォレオ菖蒲、こちらがありまして、今の段階ではうちのほうにも開発の予定、件数とかそれに合わせてどのぐらいの企業が入ってくるか、どういう形態のお店なり会社が入ってくるか、ちょっと予測できないものでございます。ただ、件数がふえるということは多分直接搬入量もふえるのではないかということで、今現在では減っておりますけれども、これからはまた横ばいあるいはふえてくるだろうということで答弁申し上げました。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 続きまして、再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、八甫清掃センターの受け入れ態勢に関しまして、現状での職員の数で対応できるのかと、こういうご質疑かと思いますけれども、これにつきましては、先ほど搬入件数、搬入量を申し上げましたけれども、実際のところはどの程度来るのかというのはかなり難しい部分でございまして、1名程度の増員は考えてございます。
  あと、これに対しましても、施設内の安全表示と先ほど言われました荷おろしの、アームロールの荷台、備品、こちらの3点を考えております。今のところ、金額等につきましてはまだ検討段階ですので、なるべく費用をかけないで安全に受け入れができるように考えてやりたいと思います。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 10キロ未満の排出事業所への理解を得る努力というようなことでございます。
  これにつきましては、平成27年10月から、2年後に実施をするというような、一定期間を置くという一つの中に、その間に理解を得るということが1つございます。また、登録事業所につきましては、全て事業所に個別に案内を行い、理解を求めてまいりたいというふうに考えております。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
〇9番(猪股和雄君) (再々質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第9号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第10号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について質疑をお受けいたします。ありますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 質疑なしと認めます。
  質疑がないようですので、議案第10号に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
〇議長(小河原 正君) 日程第5、これより討論・採決を行います。
  議案第6号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。議案第6号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について討論します。
  平成23年度は、歳入総額34億2,781万3,000円、歳出総額31億2,766万5,000円、実質収支は2億9,608万2,000円となり、多くの不用額も出ました。平成23年度は、合併によりプラスチックごみ収集やごみ分別の統一化や拡大に向けて、多くの支払いとその実施のため、各分野での時間外勤務手当の増加の中でその運営の努力がなされてきました。
  しかし、もともとその基本は、正規の事務職員や現業職員がきめ細かく対応しております。年々減らされ、その一方で民間に委託する方法で進めてきた問題点も出てきています。退職者が補充されず、平成23年度では職員数45人中、35歳以下がわずか2名など、世代の引き継ぎさえできていません。久喜宮代衛生組合が長年にわたって培ってきた住民や利用者とともにつくり上げる改善、充実させる点では不十分であることを指摘し、本案に反対します。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第6号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  次に、議案第7号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第7号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第8号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第8号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第9号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。議案第9号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例に反対の討論をいたします。
  今、日本の国民生活は大変な環境に置かれています。働き盛りを襲う電機大手の正規、非正規労働者の大リストラ、2011年以降約13万人、2010年以降では20万人の大リストラです。これは、届け出のあった分だけです。また、宮代町では5世帯に1世帯の世帯が国民健康保険料が払えない状態です。この上、今年度より指定袋による住民負担増があり、また条例により、持ち込み一般ごみ、動物の死体も処理の手数料が引き上げられれば、市民生活に少なからず影響が出ます。衛生組合の手数料の統一というならば、高いところに統一するのではなく、低いところに統一し、住民負担を低くするべきではないでしょうか。衛生組合人口比では、賦課すれば多数が負担増となります。これ以上の住民負担増には反対いたします。
  以上の理由により、この一部を改正する条例案には反対であります。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第9号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第10号についての討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第10号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長あいさつ
〇議長(小河原 正君) 以上をもちまして、本議会に付託されました案件はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者あいさつ
〇議長(小河原 正君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第3回定例会にご提案いたしました議案第6号から議案第10号までの5議案につきまして、議員の皆様には、慎重にご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  今後とも、議員の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げ、御礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
〇議長(小河原 正君) これをもちまして、平成24年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時44分