平成23年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第15日

平成23年10月17日(月曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑(議案第5号〜議案第8号)
 3 討論・採決
 4 管理者追加提出議案の上程(議案第9号)
 5 提案理由の説明
 6 議案に対する質疑
 7 討論・採決
 8 請願の上程(請願第1号)
 9 紹介議員の説明
10 請願に対する質疑
11 討論・採決 
12 議長あいさつ
13 管理者あいさつ
14 閉  議
15 閉  会
午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   梅  田  修  一  君      2番   上  條  哲  弘  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   角  野  由 紀 子  君
     7番   鈴  木  松  蔵  君      8番   鎌  田  忠  保  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   金  子  正  志  君     12番   宮  原  一  夫  君
    13番   大  鹿  良  夫  君     14番   飯  山  直  一  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君

   副管理者  庄  司  博  光  君

   代  表  榎  本  善  司  君
   監査委員

   会  計  岡     孝  夫  君
   管 理 者

   参  与  牧     光  治  君

   参  与  真  砂  和  敏  君
   参  与  栗  田  明  夫  君
   参  与  横  溝  秀  武  君

   事務局長  小  倉  康  治  君
   総務課長  渡  辺  和  夫  君
   業務課長  白  子  直  巳  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長

   総務課長  金  井     誠  君
   補  佐

   業務課長  内  田  久  則  君
   補  佐

   業務課長  日 下 部  栄  子  君
   補  佐

   業 務 3  藤  井     智  君
   課長補佐

 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  野  口  智  樹



    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(飯山直一君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  執行部から追加議案提出の申し出がありましたので、ただいまから議会運営委員会の開催をお願いいたします。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時01分

    再開 午前 9時16分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
  執行部から10月3日に配付いたしました一般質問に関する資料を再提出したいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時17分

    再開 午前 9時20分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
議長(飯山直一君) ただいま会議室におきまして議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。
  猪股委員長。
                 〔議会運営委員長 猪股和雄君登壇〕
議会運営委員長(猪股和雄君) ただいま議会運営委員会を開催してほしいという要請がございましたので、会議室におきまして議会運営委員会を開きました。その概要のご報告を申し上げます。
  1つには、人事案件の追加議案を提出したいということでございます。1件の追加議案が提出され、本日の日程に追加し、審議することになりました。
  2つ目は、請願の署名人数、まだ確定していなかったのですが、最終的に3,050人になったという報告がございました。
  それから、臨時議会が予定をされておりますが、この日程についても協議いたしまして、11月26日、土曜日なのですけれども、午後1時半から開会することになりました。
  以上、ご報告をいたします。

                        ◇                      

    ◎日程の追加
議長(飯山直一君) お諮りいたします。
  議会運営委員長の報告のとおり、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加したいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) ご異議なしと認めます。
  よって、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(飯山直一君) 日程第2、議案第5号から議案第8号までの質疑をお受けいたします。
  議案第5号 専決処分の承認を求めることについての質疑につきましては、通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第6号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 22年度一般会計歳入歳出決算の歳入につきまして質疑をいたします。
  まず1つは、ページでいくと1ページと2ページですが、清掃センター別、多量排出事業所ごとの搬入量、21、22年度の量と増減について、一覧表にして配付していただきたいということです。業種ごとの増減、それからそれらの増の原因についてはどのように把握しているかも説明していただきたいと思います。
  2つ目ですけれども、多量排出事業所の減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量の比較増減がどうなっているか、それらの達成、未達成の分析と評価についても明らかにしてください。
  それから、10ページ、11ページですが、物品売り払い代金があります。調書でいくと、16ページに載っております。まず1つは、久喜宮代センターでリターナブル瓶の項目がなくなっているのですけれども、これがなぜなのかをお願いします。
  それから、菖蒲センターの物品売り払い代金が21年度には調書に掲載されていなかったのですが、前年度まではどのように扱っていたのかを説明してください。
  それから、八甫センターの物品売り払い代金、21年度にかえますと16倍になっていて、物品数もふえていますけれども、どう違ってきたのか説明をしてください。
  それから、久喜宮代センター、菖蒲センター、八甫センターの売却量と売却額が違います。それは違うのは当たり前なのですが、人口比あるいは全体のごみの量の違いよりも、売却量、売却額とも大幅に違いが大きくなっているのですけれども、そこら辺の違いを説明してください。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 改めまして、おはようございます。それでは、猪股議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  @、清掃センター別、多量排出事業所ごとの搬入量、21、22年度の量と増減について、業種ごとの増減はどうなっているかとのご質疑でございますけれども、多量排出事業者ごとの搬入量につきましては、お手元に配付してございます参考資料の1ページから3ページに、各センターごとに記載してございます平成22年度多量排出事業者搬入量順対前年度搬入実績比較一覧表をごらんいただきたいと思います。ご質疑の業種ごとの増減と原因の把握でございますけれども、同じ資料の4ページから6ページに、各センターごとに記載してございます平成22年度多量排出事業者業種別対前年度搬入実績一覧に基づき説明をさせていただきます。業種の順番につきましては、多量排出事業者に該当している事業者数が多いものから説明をいたします。
  まず、4ページ、久喜宮代清掃センターにおける外食産業の増減につきましては、トータルで申し上げますと、小計@に記載しましたとおり、平成22年度の搬入量が270.02トン、平成21年度の搬入量が273.58トンとなってございまして、3.56トンの減、率にいたしますと1.3%の減量となってございます。10事業者のうちナンバー1とナンバー5がふえておりますけれども、特にナンバー1は12.2トン、率にいたしまして35.9%もふえておりますけれども、その原因につきましては、毎月2%から20%の幅で売り上げが伸び、仕入れ量がふえたためとのことでございました。
  次に、スーパーマーケットの増減につきましては、小計Aに記載しましたとおり、平成22年度の搬入量が548.28トン、平成21年度の搬入量が614.53トンとなっており、66.25トンの減、率にいたしますと10.8%の減量となってございます。9事業者のうち、ナンバー1が91.93トン、そしてナンバー3は49.72トンと著しくふえておりますことから、それぞれ戸別訪問をさせていただきまして、廃棄物管理責任者とお話をさせていただいたところでございます。ナンバー1は、当初の予想を上回るテナント数の入店があり、事業所全体の来客数も順調に伸びていること、またコンビニや飲食店の出店により、計画していた排出量を上回ったためふえたとの理由でございましたけれども、減量のための対策も考え、実施しているとのことで、具体的には、分別の徹底のお願いのお手紙を作成し、各テナントへの訪問や電話で協力を呼びかけました。あるいは、可燃ごみに含まれる雑紙の分別を促すため、専用のボックスを設置いたしましたとのことでございました。
  ナンバー3は、平成21年の暮れにオープンした事業者でございますけれども、平成22年度に提出していただきました減量計画書そのものが増量計画書となっておりましたので、その理由をお聞きしたところ、衛生組合への搬入量を記載すべきところを誤って事業所からの総排出見込み量を記載したためとのことでございましたので、今後、記入例をよく見て提出するようお願いしてきたところでございます。
  次に、医療機関の増減につきましては、小計Bに記載しましたとおり、平成22年度の搬入量が319.7トン、平成21年度の搬入量が370.8トンとなってございまして、51.1トンの減、率にいたしますと13.8%の減量となっております。
  次に、老人福祉施設の増減につきましては、小計Cに記載しましたとおり、平成22年度の搬入量が349.76トン、21年度の搬入量が323.17トンとなってございます。26.59トンの増、率にいたしますと8.2%の増加となってございます。5つございます施設のうち、ナンバー1、ナンバー3、ナンバー4がふえておりますけれども、いずれも利用者の介護度が上がり、おむつの利用頻度がふえたため、あるいは利用者の皮膚トラブルの予防や解消のために布のリハビリパンツから紙のリハビリパンツと尿とりパッドの併用に変更したため、おむつの量がふえたとのことでございました。
  次に、サービス業の増減につきましては、小計Dに記載しましたとおり、平成22年度の搬入量が111.89トン、21年度が102.8トンとなってございまして、9.09トンの増、率にしますと8.8%の増加となってございます。ナンバー1が10.12トンふえておりますけれども、この理由はテナントの増加ということでございました。
  次に、食品製造業の増減につきましては、小計Eに記載しましたとおり、22年度の搬入量が96.53トン、21年度が108.08トンとなってございまして、11.55トンの減、率でいいますと10.7%の減となってございます。
  次に、コンビニエンスストアの増減につきましてですけれども、小計Fに記載しましたとおり、22年度の搬入量が36.63トン、21年度が37.29トンとなってございまして、0.66トンの減、率にいたしますと1.8%の減となってございます。
  次に、娯楽産業の増減につきましては、小計Gに記載してございますけれども、22年度が105.18トン、21年度が91.2トンとなってございまして、13.98トンの増、率にいたしますと15.3%の増となってございます。特にナンバー1につきましては11.54トンふえておりますけれども、その理由でございますが、5月のゴールデンウイークの入園者の増加、夏季プールの営業期間中の入場者の増加によるものとのことでございました。
  次に、官公署の増減につきましては、Hに記載しましたとおり、平成22年度が47.04トン、21年度が71.29トンとなってございまして、24.25トンの減、率でいいますと34.0%の減となってございます。なお、小計Iの学校、Jの給食センター、Kの更生施設につきましては、前年度よりも減量しているという結果が出てございます。
  続きまして、資料の5ページをお願いいたしたいと思います。菖蒲清掃センターにおけるスーパーマーケットの増減につきましては、小計@に記載いたしましたとおり、22年度が90.97トン、21年度が96.28トンとなっておりまして、5.31トンの減、率で5.5%の減となっております。なお、小計Aの食品製造業、Bの衣料品製造業、Cの給食センターにつきましてもそれぞれ減量しているという結果が出てございます。いずれの業種につきましても、前年度比較で増となった事業者はございませんでした。
  次に、6ページをお願いしたいと思います。八甫清掃センターの関係でございますけれども、スーパーマーケットの増減につきましては、小計@に記載しましたとおり、22年度が257.96トン、平成21年度が308.4トンとなってございまして、50.44トンの減、率で16.4%の減量となってございます。この中で、ナンバー1につきましては26.85トンの増となっておりますけれども、その理由といたしまして、客数が増加したため、あるいは納品物の量がふえたためとのことでございますけれども、今年度、23年度では、半年間のデータではございますけれども、大幅に減量しております。
  次に、外食産業の増減につきましてですけれども、小計Aに記載しましたとおり、22年度が59.18トン、21年度が81.6トンとなってございまして、22.42トンの減、率で27.5%の減量となっております。
  次に、老人福祉施設の増減につきましては、小計Bに記載しましたとおり、平成22年度が145.24トン、21年度が174トンとなってございまして、28.76トンの減、率で16.5%の減量となってございます。
  なお、小計CからGのうち、Dの食品製造業の業種につきましては、21年度と比較いたしますと30.29トン増加しておりますけれども、平成23年度においては、事業縮小のため、搬入量は少なくなると思いますよという報告がございましたとおり、実際、平成23年度、半年間の実績でございますけれども、平成22年度と比較いたしまして2割強ほど減量しております。これ以外の小計C、E、F、Gにつきましては、減量しているという結果が出てございます。
  次のAのご質疑でございます各多量排出事業所の減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量の比較増減、分析、評価についてでございますけれども、久喜宮代清掃センターにつきましては、戻って申しわけございませんけれども、配付資料の1ページをお願いしたいと思います。タイトルが平成22年度多量排出事業者搬入量順対前年度搬入実績比較一覧でございますけれども、まず、一番下の合計欄に記載してございますけれども、22年度におきます多量排出事業者に該当する事業者は44社ございまして、その搬入実績につきましては2,033.79トンでございました。それに対しまして、21年度の搬入実績2,155.75トンとなっておりまして、比較をいたしますと、121.96トンの減、率にして5.7%減量しているという結果となってございます。
  それから、久喜宮代清掃センター管内で減量計画書を達成できた事業者につきましては、一番右上に記載してございます、減量計画書数値目標達成判定の欄に記載しましたとおり、44事業者のうち白丸がついております23の事業者が、率にいたしまして52.3%の事業者が減量計画を達成したという結果でございました。参考までに申し上げますと、昨年は47.7%でございました。また、21年度と比べて搬入量が下回った業者につきましては、多量排出事業者44のうち29事業者、率にして65.9%の事業者が前年度よりも減量しているという結果でございました。なお、昨年は59.1%でございました。
  次に、菖蒲清掃センターでございます。資料の2ページをお願いいたします。一番下の合計の欄に記載してございますけれども、22年度における多量排出事業者に該当する事業者が5事業者ございまして、その搬入実績につきましては140.24トンでございました。それに対しまして、前年度、21年度の搬入実績が171.79トンとなっておりまして、これを比較いたしますと、31.55トンの減、率にして18.4%減量しているという結果になっております。
  菖蒲清掃センター管内で減量計画書を達成できた事業者につきましては、一番右上の欄にございますけれども、すべての事業者が減量計画を達成したという結果となってございます。
  最後に、八甫清掃センターでございますけれども、申しわけございません、資料の3ページをお願いいたしたいと思います。まず、一番下の合計欄に記載してございますけれども、22年度におきます多量排出事業者に該当するものが19社ございまして、その搬入実績につきましては757.48トンでございました。それに対しまして、前年度、21年度の減量計画量は918トンとなってございまして、これを比較いたしますと、160.52トン、率にして17.5%減量しているという結果になってございます。
  八甫清掃センター管内で減量計画書を達成できた事業者につきましては、一番右上の欄にございますけれども、19事業者のうち白丸がついております12の事業者が減量計画を達成したという結果でございます。また、平成22年度の搬入量が下回った事業者につきましては、19のうち14事業者という結果でございました。
  最後に、分析、評価というご質疑でございますけれども、まず久喜宮代清掃センターについて申し上げます。過去3年の多量排出事業者の搬入実績を申し上げますと、平成20年度が2,177トン、21年度が2,156トン、そして平成22年度が2,034トンと、微減ではございますけれども、減少傾向にございます。また、事業系廃棄物総量のうち多量排出事業者の占める割合が、平成22年度が39.3%、21年度が39.5%、そして22年度が38.4%となってございまして、こちらも減少傾向にあることから、業種や店舗によって減量に対しての熱意に多少の違いはあるものの、廃棄物管理責任者を筆頭にごみの減量に協力していただいているものと評価しております。
  また、菖蒲清掃センターでは、すべての多量排出事業者が減量計画を達成していることから、高く評価をしております。
  また、八甫清掃センターにつきましては、減量計画を達成している事業者の割合が久喜宮代清掃センターより高く、7事業者ありますスーパーマーケットのうち5つの事業者が堆肥化に取り組んでいるなど、高く評価はしておりますけれども、全体の分析ということになりますと、今年度、平成23年度の実績を見てからということでご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、日下部補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) おはようございます。私のほうからは、猪股議員さんの久喜宮代のリターナブル瓶がなくなったのはなぜかと、売却量と売却額の違いを説明されたいというご質疑にご答弁申し上げます。
  リターナブル瓶につきましては、平成21年度まで、事業系や一般家庭から久喜宮代清掃センターへ直接搬入された資源ごみの中で破損のない一升瓶やビール瓶等を別にストックしておきまして、一定量たまりますと業者に売却を行っておりました。しかし、近年では、需要が瓶類からペットボトルや缶類がふえてきたことによりまして、量もまとまらないことや採算が合わないということで、平成22年度は買い取り業者からも引き取りを断られたことから売却がなかったものでございます。
  次に、売却量と売却額の違いのご質疑にご答弁申し上げます。売却量の違いにつきましては、久喜宮代清掃センターでは、事業系につきましても集積所での収集と施設への直接受け入れを行っておりますことから、事業系の資源ごみにつきましても売却量に反映されております。菖蒲清掃センターでは、平成22年度まで事業系ごみの紙類を一部燃やせるごみとして扱っておりました。八甫清掃センターでは、事業系の資源ごみは受け入れを行っておりません。3センターごとの管轄区域の世帯数の違い、事業系ごみの取り扱いの違い、それと資源の取り扱いが平成22年度においては統一されていなかった部分もございましたことから、売却量にも違いが出てございます。
  次に、売却額でございますが、資源物の古紙類の単価につきましては、3カ月ごとに業界の市場価格等を参考に売買契約を交わしておりますことから、3清掃センター同一の売却単価となっております。アルミ缶とスチール缶の売却は、久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターにつきましては、搬入先、処理方法が同じでありますことから、資源回収分についてのアルミ缶、スチール缶については売却単価も同じでございます。八甫清掃センターのアルミ缶、スチール缶につきましては、回収された後、施設内へ搬入されまして、手選別を行い、圧縮プレスをして売却を行っており、売却単価は久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センターよりも高額となっております。
  また、3清掃センターで施設内に搬入されたごみで燃やせないごみや粗大ごみの処理後に発生いたします有価物につきましては、それぞれ処理方法が異なっておりまして、久喜宮代清掃センターでは、機械処理後、一定量まとめて売却しております。菖蒲清掃センターでは、処理施設投入前にアルミ類や鉄類、なべ、やかんなど、手選別を行いまして売却を行っております。また、八甫清掃センターでは、ベルトコンベヤーへ乗せまして、アルミ類、スチール類を手選別を行いまして、それを圧縮プレスいたしまして売却を行っております。その他、3清掃センター施設内で処理できない未処理鉄の処理がございます。いずれも、買い取り業者に現物を確認の上、入札により売却をしております。そのようなことから、各センターでの場内発生の有価物の売却額にも違いがございます。ご理解を賜りたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) おはようございます。
  菖蒲清掃センターの物品売り払い代金は、21年度、調書に記載されていなかったが、前年度まではどう扱っていたかについてご答弁申し上げます。平成21年度までの物品売り払い代金の取り扱いにつきましては、本年度と同様に売却をしておりましたが、合併後の3月23日から3月31日までの間に売却代金がありませんでしたので、調書に掲載がなかったものでございます。
  なお、平成21年度と平成22年度を申し上げますと、平成21年度では9品目、売却量が595.65トン、売却額が354万3,860円でございます。平成22年度は10品目、売却量が569.77トン、売却額が533万5,566円でございました。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 藤井補佐、お願いします。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 改めまして、おはようございます。
  猪股議員さんの10、11ページ、八甫清掃センターの物品売り払い代金は、21年度比、16倍で物品数もふえているが、どう違ってきたかについての質疑にご答弁申し上げます。物品売り払い代金の大幅な違いにつきましては、平成21年度につきましては、合併後の3月23日から3月31日までの間に入金がありました売り払い代金でございますので、21年度と22年度では大きな違いとなってございます。
  なお、平成21年度と22年度を申し上げますと、平成21年度は11品目、売却量が1,718.9トン、売却額が897万8,265円でございます。それから、平成22年度はやはり同じく11品目、売却量が1,633.66トン、売却額が1,606万1,899円でございます。この金額の違いにつきましては、リーマン・ショックによるものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) それでは、再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 細かな説明、ありがとうございました。
  まず、最初の多量排出事業者のごみの減量、全体的にかなりきちっと進んでいるのかなというふうに受け取りました。行政のほうでかなりきめ細かな訪問活動などもしているし、減量計画書をきちっとチェックをし、それに基づいて一つ一つのそれぞれの事業者ともちゃんと協議をしている、そのあらわれ、成果として出てきているのだろうということで、これについては本当に評価したいと思います。
  1つお伺いしておきたいのが、まず、きょう配られた資料の4ページで、スーパーマーケットの2番に載っているところ、これまでずっとトップでごみの量が大変多かった、なかなか減らなかったところが今回大幅に減っているわけですけれども、これは減量の努力のあらわれと理解していいのか、それとも別の要因というふうに考えたらいいのか。行政の努力と事業者の努力の成果と受け取りたいところですけれども、説明をお願いいたします。
  それから、次の物品売り払い代金のところなのですけれども、3センターそれぞれの有価物の分別の仕方、またその前に収集の仕方も違う、事業所の持ち込みを認めているところ、認めていないところ、それから前年度までは紙類が燃やせるごみの中に入っていたとか、これは菖蒲センター、そうした違いがあるということでしたけれども、これについては、余り今後のことは深くは聞きませんが、有価物の収集体制、受け入れる品目、それから特に事業所のごみを受け入れていくのかどうか。それから、分別の仕方によって売却量がこれほど大幅に違ってくるとすれば、そこら辺の統一というのは図られていくのでしょうか、あるいは既に図られてきているのでしょうか。その点、ひとつ説明してください。
  それだけお願いします。
議長(飯山直一君) それでは、猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  資料の4ページ、スーパーマーケットの欄の2番ということで、22年度が82.82トン、前年度が266.71トンということで大幅に減量している、その理由でございますけれども、このスーパーは平成22年度から堆肥化を始めたことによるものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 3センターの統一が今までできていないのができているかということなのですけれども、八甫清掃センターが今月の10月から紙、布類、あとプラスチックの選別を開始しているところでございます。
  それと、有価物の取り扱いなのですけれども、久喜宮代清掃センターでは処理の施設内で選別ラインを設けていないということで、なかなか手選別というわけには、無理もあるのかなということで、機械処理後、破砕鉄で売却しているということから、ご理解を賜りたいと思います。それと、機械処理前に手選別を行うことも考えてはみたのですけれども、人員増とか費用対効果についても今後検討してまいるということで考えております。
  それと、事業系の受け入れにつきましてはただいま調整中でありまして、これは今後調整を図っていくというふうに考えております。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、猪股議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。
  まず、決算書9ページの塵芥処理手数料で現年度分の収入未済がございますので、その理由についてお願いします。
  また、その下のし尿処理手数料についても、現年度分の収入未済、この理由もお願いします。
  13ページですけれども、雑入で、久喜宮代センター、それから八甫センターで通信端末装置消費電力費というのが出ております。これはどういうものなのかご説明ください。
  同じ13ページの雑入、八甫センターで環境対応車普及促進対策費補助金というのがあります。これはどういうものなのか、内容をご説明ください。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) それでは、加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) それでは、私のほうからは、加藤議員さんの塵芥処理手数料、現年度分収入未済の理由とし尿処理手数料、現年度分収入未済の理由についてご答弁申し上げます。
  塵芥及びし尿処理手数料につきましては、偶数月に年6回、納付書を発行しておりまして、徴収方法につきましては、集金によります集金と銀行振り込み及び組合窓口での現金支払いとなっております。平成22年度の塵芥処理手数料未済分16件、15万1,000円でございますが、これは出納閉鎖期間後に収納しておりまして、入金となっております。
  また、し尿処理手数料につきましては、収入未済が17件で3万5,745円でございます。これも出納閉鎖期間後に11件、2万5,275円が収納しておりまして、現在、残り6件、1万470円が滞納となっておりまして、滞納の理由といたしましては、転居先不明が5件で3,270円、集金に伺っても、きょうはお金がないからということで、集金人が行ってもまだお金がもらえないというのが1件ありまして、この7,200円が滞納となっております。引き続き収納業務を行ってまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) それでは、私から、加藤議員のご質疑のうち13ページの雑入、通信端末装置消費電力費につきましてご答弁申し上げます。
  これは、東京電力が電力量の検針を自動化するために久喜宮代清掃センター及び八甫清掃センターに設置いたしました端末装置でございまして、検針員が確認しなくても自動的に電力量を計測し、通信回線を通じて東京電力へ報告する装置となってございます。この装置の稼働につきましては若干の電力を要しますことから、その装置の消費電力相当費用分を東京電力から納入いただくこととなっておりまして、その収入につきまして、関係の収入額が計上してございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) それでは、引き続きまして、加藤議員さんの環境対応車普及促進対策費補助金の内容はについてご答弁申し上げます。
  平成21年度に購入しました庁用車1台が経済産業省が実施しておりました自家用自動車を対象とした環境対応車への買い替え、購入に対する補助制度の対象となっておりまして、環境対応車普及促進対策補助金、いわゆるエコカー補助金の10万円でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、加藤議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。再開は10時10分とさせていただきます。

    休憩 午前10時00分

    再開 午前10時10分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
  続きまして、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。3点お願いします。
  11ページにあります各センターでの資源回収物の売却、そして金属類の売却もあるのですけれども、その昨年との比較で大きな変化、特徴についてご報告をいただければと思います。単価等もかなり変わってきているのではないかと思いますので、お願いしたいと思います。
  それから、2つ目は廃家電の売却なのですけれども、これについては、先ほども各センターごとに品目も違うのですけれども、菖蒲、八甫センターでの廃家電の売却はないのか、また今後、その方向性を考えているのかどうかも含めてお願いしたいと思います。
  それから、再商品化合理化拠出金の各センターの状況についてお伺いしたいのですけれども、先ほど配られた資料なんかにもその算定方式なんかは書いてあるのですけれども、各センターごとの状況も踏まえて報告をお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからは、木村議員さんの各センターでの資源回収物売却、金属類売却の昨年との比較で大きな変化と特徴についてということのご質疑にご答弁申し上げます。
  3清掃センターの資源物の回収の売却につきましては、古紙類の売却単価が、平成21年度につきましては年度途中からリーマン・ショックの影響で値下がり傾向にございましたが、平成22年度につきましては、古紙類の売却単価が21年度に比較いたしますと全体的に高値となっておりますのが大きな特徴となってございます。回収量につきましては2%程度減少いたしておりますが、売却額は40%程度上昇しております。金属類の売却についても、同様な理由から、売却額はかなり大きく増額となっております。
  以上です。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 木村議員さんのご質疑の菖蒲、八甫清掃センターでの廃家電等の売却はないのかについてご答弁申し上げます。
  廃家電等につきましては、燃やせないごみとして収集しておりまして、収集した廃家電等は破砕機により破砕処理し、不燃物と磁性物に分けて処分をしているところでございます。なお、磁性物につきましては売却処理をしております。また今後、3センターで廃家電の売却につきましては調整していきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんの再商品化合理化拠出金の各センターの状況についてご答弁申し上げます。
  資料の13ページのほうにも21年度と22年度の比較表を記載してございますけれども、それではまず久喜宮代清掃センターの拠出金の配分でございますけれども、ペットボトル459.1トンに対しまして10万7,312円、プラスチック製容器包装1,994.98トンに対しまして6,242万4,915円で、合計いたしますと6,253万2,227円となっております。
  次に、菖蒲清掃センターでございますけれども、プラスチック製容器包装166.268トンに対しまして270万7,337円の拠出金の配分がございました。
  最後に、八甫清掃センターでございますけれども、ペットボトル195.84トンに対しまして9万5,807円の拠出金の配分でございます。
  以上でございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 再質疑します。
  各センターでの資源回収物の売却については、それぞれのところで今までも含めて努力されてきたのだと思いますけれども、1つは、単価については、今年度かなり高い単価で売却ができたというような状況があると思います。これについては、先ほども答弁あったように、いろんな状況を調査しながら対応するということなのですけれども、これについて、今後もそういう形で状況を見ながらやっぱり対応する必要があると思いますけれども、その辺の今後の状況についてひとつお伺いしたいと思います。
  それから、各センターごとで品目が違います。久喜宮代は13項目、それから菖蒲が10項目、八甫が11項目なのですけれども、これについて、内容についてもそれぞれ異なったり、独自のものというようなことがあるのですけれども、やっぱりこれは各センターごとでいろんな連携をしながら広げていく、あるいは項目をふやせるところはやっていく必要があるのではないかなと思いますが、この点での今年の状況を踏まえた状況を、今後の状況も踏まえてお願いしたいと思います。
  それから、いわゆる廃家電について今状況がわかりました。ただ、これについては、各センターごとに不燃物、それから磁性物の関係で項目が異なって書かれているということなのですけれども、これについても、もっと丁寧に対応することによってその内容が違ってくるのではないかなというふうに思いますので、この点について再度質問をします。
  それから、再商品化の拠出センターの各状況については資料を提出していただきましたので、状況がよくわかりましたけれども、この中で例えば八甫清掃センターという形は、品質基準に基づく配分率というのはかなり低い数字です。それから、低減額、貢献度に基づく配分率も低い。それから、菖蒲についても低減率は比較的低いのではないかなと思いますけれども、この点での今年度の状況を踏まえて今後の対策等を検討されたかどうかお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 木村議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  私のほうからは、3センターの有価物の取り扱いについて今後も統一していく必要があるのではないかというご質疑ですけれども、平成22年度につきましては、先ほど申しましたが、資源回収分についてはこの10月から八甫清掃センターも加わったことによりまして統一されております。施設内におきましては、処理形態も違うということもありまして、統一できるものについては今後調整していきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いします。
                 〔「単価」と言う人あり〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 単価が高くなったものについては、先ほど申しましたが、リーマン・ショックの影響がありまして去年は低かったのです。今年については、新聞が、平成21年度は5,775円から7,875円でしたのが、今年、22年度は8,925円、スチール缶が、久喜宮代清掃センター分についてですけれども、525円、21年度ありましたが、22年度については525円から1,575円となっております。一番高い単価が、八甫清掃センターにおきます手選別によりますアルミ缶の売却額が、21年度は2万円でございましたが、22年度については5万2,500円の高値となっております。あと、みんな、全種類それぞれ値上がりしておりますので、よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 再質疑の廃家電の売却等につきましてですけれども、今のところ、菖蒲清掃センター、それから八甫清掃センター、こちらは扱っていないわけでして、先ほど申し上げたとおり調整していくということなのですけれども、施設のほうの受け入れ態勢、それと保存する場所とかもろもろございます。ですから、これからこの辺を調整していきたいということでご理解のほどお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 木村議員さんの再質疑にお答えいたします。
  菖蒲清掃センターや八甫清掃センターが21年度の拠出金が少ないということでございますけれども、まず、こちらの13ページの表にございますけれども、拠出金につきましては、品質とそれから低減額という、この2つがございますけれども、品質というのはほとんどの自治体で出ます。ほとんどというよりも、協会に出しているところは必ずお金が出ます。
  ただ、低減額、低減額といいますのは、ちょっとこの表で説明したいのですけれども、例えば平成21年度の久喜宮代清掃センターのプラスチックの落札単価を見ていただきたいのですけれども、そこがちょっと小さい字で申しわけないのですけれども、4万8,000円となっています。それに対しまして、菖蒲清掃センターのプラスチックを見ますと9万1,525円と書いてございます。よろしいでしょうか、そこまでは。実は、このプラスチックの想定単価というのは、一番下に書いてございますけれども、9万4,658円というのが想定単価、想定単価というのは、わかりやすく言いますと、行政でいうところの予定価格でございます。予定価格に対して幾らで落札したのかというのが落札単価でございまして、9万4,658円に対して4万8,000円で落札したわけですから、その差金というのは大きいわけです。ところが、菖蒲ですと、9万4,658円に対して落札した額が9万1,525円ということで、それだけ入札差金が少ないと。少ないということは、それだけ低減額に開きがないということは余り質がよくないということなので、そういったものが影響して、菖蒲清掃センターではプラスチックの低減額に基づく配分額が少ないことから合計が非常に少ない。
  それから、八甫清掃センターにおきましては、21年度はプラスチックのほうは協会のほうに出しておりません。今年の10月からということですので、今後、10月から始めましたプラスチックについては、若干でございますけれども、24年度に回るのではないかと思っております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、木村議員の質疑を打ち切ります。
  以上をもちまして、歳入を終わります。
  それでは、歳出につきまして質疑を始めます。
  まず最初に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告の項目数が大変多いので、恐縮なのですけれども、順番にやらせていただきます。
  1つ目です。まず、ページ数17ページ、廃棄物減量等推進員、久喜宮代426万、菖蒲が40万、八甫が110万になっていますけれども、地区ごとに人口比で定数といいますか、何人選任することになっているか、実際の選任人数が何人か、割合もお願いします。報告書の提出状況についてもお知らせください。
  今後の選任を促進しなければならないわけですけれども、増員を言いたいわけですが、理解は得られているのかどうかお願いします。
  2つ目、23ページですが、財産管理費、不用額3,318万出ております。内訳と理由をお願いいたします。
  25ページで、多量排出事業所に対する個別指導をどのように行ったか。この3と4につきましては、歳入とかなり重なっております。先ほど大体ご答弁いただいたような気はするのですけれども、一応もう一回お願いします。特に減量計画書の分析、排出の実績で、取り組みが不十分と判断される事業所に対してどのように指導、協力要請を行ってきたか、その指導と成果をどのように総括しているか。
  4番目が、事業所の減量責任者に対する指導、事業所への訪問しての指導の効果をどのように把握しているかお願いいたします。
  5番目です。事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果をお願いいたします。
  次が27ページですけれども、清掃総務費負担金で不用額が1,686万出ておりますが、理由と内訳をお願いいたします。
  次に、塵芥処理費ですが、まず29ページ、調書でいくと23ページになります。資源集団回収事業報償金が久喜宮代センターで11団体の減、267万円の減となりましたが、その理由をお願いします。報告書の提出を、内容を明確にするような指導を行ってきたわけですが、そうした理由によるものでしょうか。
  それから一方で、菖蒲は新規に出てきましたし、八甫センターでは団体数、回収量とも大幅増になっていますが、どのような団体でふえているのか、今後の見通しはどうかお願いいたします。
  ただ、歳入との関係でいきますと、21年度というのが合併後の1カ月に満たない時期だったということなのかなと推測いたしますが、そうだとすると、実質的にはそう変わっていないということになるのでしょうか、これもお願いいたします。
  それから、29ページです。塵芥処理費委託料の不用額8,156万円出ていますが、これについても理由と内訳をお願いします。
  9番目、調書の31ページなのですけれども、久喜宮代センター、菖蒲センター、八甫センターの業務委託費の委託先と委託料の内訳を一覧表で示していただきたい。
  10番目です。29ページ、久喜宮代センターの各最終処分場への搬出量、単価と金額、各処分場ごとの21、22年度の増減をお願いいたします。最終処分業務委託料が減となっていることの説明もお願いします。
  31ページで、菖蒲センター、八甫センターの焼却灰等処理運搬業務、最終処分業務の中身、処分先と委託料の内訳、それぞれ委託料が10倍増となっていますが、お願いをいたします。
  11番目、29ページですが、久喜宮代センターで廃金属類というのがあるのですが、これまでの鉄類から分類を、あるいは名称、呼び方を変えたということなのか、お願いいたします。
  12番目、資源異物等処分業務の事業内容、これは焼却という意味でしょうか、お願いいたします。
  13番目、31ページでプラスチック容器選別業務及び残渣処分業務、処分の内容をお願いいたします。
  14番目、剪定枝資源化作業業務、堆肥化の実績と、特に3.11後の対応をどのようにしているかお願いいたします。
  15番目、生ごみ堆肥化運転管理業務の委託料400万円増となっている理由、それから台所資源の堆肥化事業の参加状況についてですが、モデル地区の世帯数と実際の参加世帯数、参加率、搬入量の推移、21、22年度の変化をお願いします。モデル地区内での参加率について、適当と見ているか、少ないと見ているか、そこら辺の評価もお願いいたします。
  台所資源の堆肥化で、設置型、家庭用、衛生組合の減容化堆肥化事業による処理量、堆肥化量の推定をお願いします。
  それから、設置型について、だんだん減ってきているのですけれども、今後の見通しをどのように考えているかもお願いいたします。
  16番目、不燃物最終処分業務、処分先と委託料をお願いいたします。
  それから、17番目、31ページですが、菖蒲センター、焼却灰処理運搬業務の内容と10倍増の理由、これももしかしたら21年度が合併後の1週間ということのせいでしょうか、説明をお願いします。
  18番目もそうですが、八甫センターのごみ処理施設運転管理業務、選別業務、それぞれの委託料大幅増の理由をお願いします。
  19番目、33ページで、ペットボトル運搬圧縮業務委託料大幅増になっていますが、この理由です。
  20番目、焼却ばいじんセメント減量化業務委託料が10倍増になっていますが、この理由。
  21番目、塵芥収集業務2億2,052万となっています。21年度は、これは内訳が個別に計上されていたのですが、今回まとめた理由をお願いしたいのです。一括委託ということなのか、なぜそのようにしたのか。内容を明らかにするためには個別に計上していただきたい、そのほうがわかりやすいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
  それから、22番目、工事請負費不用額2,760万円の理由をお願いします。
  35ページで、八甫センターのし尿処理汚泥処分、これはどのように行われているのか説明してください。
  それから、24番目、調書で27ページで久喜宮代センター、それから33ページ、37ページ、それぞれのセンターのごみ、資源搬入量を比較してみますと、菖蒲と八甫のセンターで資源収集の取り組みが10%前後ということで非常に少ないのです。それから、ごみ質の分析が出ていますけれども、菖蒲と八甫で、これは燃やすごみの中ですが、紙、布類とビニール、プラスチックの割合が大変高い。燃やせるごみの中に資源が大量に含まれていることがこれによってわかります。これらの分別が今後の課題であります。もちろん、一部取り組みが始まっているのですけれども、この点について当局の認識と考え方を明らかにしてください。
  25番目、調書の35ページですが、菖蒲センターで飛灰中のダイオキシン濃度が高くなっています。久喜宮代センターに比較しますと10倍になっています。その原因を説明してください。炉の問題なのか、あるいは運転方法によって低減できる内容なのか。薬剤処理を行っているということも書いてあるのですが、規制値が適用されないというふうに書いてあるのですが、これは読み方によっては、だから抑制する必要はないというふうにもとれるのですけれども、そこら辺の意味、認識をお願いいたします。
  26番目、調書の39ページで、八甫センターのダイオキシンの数値も極めて高くなっています。その原因を説明してください。こちらはセメント原料化しているということが書いてありますが、参考数値なのだということですが、ということは、このままで問題はないのだと、対策は特に必要ないという認識になるのでしょうか。
  27番目、ごみ収集業者に対しての指導についてどうやっているかお願いします。合併前の久喜宮代衛生組合でも質問したことがありまして、つまり、収集時に分別されていないごみが排出されていた場合にシールを張って残してくるという、収集するのが仕事なのだけれども、場合によっては住民に対するごみ減量指導も行う、そういう責務を業者は負っているはずなのです。22年度においてどのようにそれが実施されたか、シールを張った実績、残してきた実績、業者の業務内容について、そうした活動をどのように行っているかについて報告を受けているのか、どのように評価しているのか、指導内容をお願いいたします。
  28番目、ふれあい収集の実績を各地区ごとに明らかにしてください。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 私からは、ご質疑の@とBからEまでご答弁申し上げます。
  まず、@、廃棄物減量等推進員の地区ごとの人口比での定数、選任状況及びその割合並びに今後の選任促進への理解についてご答弁申し上げます。廃棄物減量等推進員の選出につきましては、おおむね100世帯に1人を基準として、行政区長に推薦を依頼し、推薦に基づきまして管理者が委嘱いたしまして、任期は2年となってございます。
  地区ごとの定数とのご質問でございますけれども、この100世帯に1人という基準を当てはめますと、久喜地区が301人、宮代町が133人、菖蒲地区が91人、栗橋地区は102人、鷲宮地区が141人となります。この人数に対する実際の委嘱人数の割合でございますけれども、久喜地区が242人で80.4%、宮代町が117人で88%、菖蒲地区が34人で37.4%、栗橋地区が43人で42.2%、そして鷲宮地区が46人で32.6%となってございます。
  なお、久喜地区では、推進員を置かずとも既に集積所が清潔に保たれている、あるいは集合住宅で管理会社が常駐しているなどの地域の実情によりまして、区長様から推進員の推薦がない地区が4地区ございます。また、平成22年3月の久喜市の合併時に菖蒲地区は区単位で推進員お一人をお願いしたこと、栗橋地区、鷲宮地区では旧リサイクル推進員が廃棄物減量等推進員として引き継いだことから、100世帯に1人を基準として委嘱しておらず、久喜宮代清掃センター管内に比べ、委嘱人数の比率も大変低くなっております。このようなことから、平成24年度の委嘱がえの際は、100世帯に1人を基準として委嘱する予定としているため、この比率まで増加した場合には、菖蒲地区が57人、栗橋地区が59人、鷲宮地区が122人の増加が見込まれるものでございます。
  今後の選任促進につきましては、実は、推進員数が少ない菖蒲地区、それから八甫地区においては既に一部の区長さんから増員の希望も伺っており、来年度の委嘱がえに合わせまして、各行政区長に対し依頼し、おおむね100世帯に1人といった選任基準に沿って増員した人数の推薦をいただくということを予定してございます。
  最後に、22年度の報告書の提出状況でございますけれども、久喜地区が95.8%、宮代町94%、菖蒲地区91.9%、栗橋地区88.4%、鷲宮地区80.5%となっております。
  次に、B、多量排出事業所に対する個別指導をどのように行ったか、特に減量計画書の分析や排出量の実績で取り組みが不十分と判断される事業所に対してどのように指導や協力要請を行ってきたか、その指導と成果をどのように総括しているかとのご質疑でございます。多量排出事業者に対しまして、減量計画書を作成するに当たりまして参考となるように、久喜宮代清掃センター管内においては過去3年間の搬入量のデータを年度当初に各多量排出事業者へ送付しております。また、当該年度の現在の搬入量が比較できるように、過去2年間の搬入量及び当該年度の4月からの搬入量のデータを各事業者に送付して、年度当初に提出していただいた減量計画書の目標達成に向けての中間報告という形で、8月と12月にコメントをつけまして資料を送付してございます。菖蒲清掃センター及び八甫清掃センター管内については、各月の搬入数量をまとめまして、久喜宮代清掃センターと同様に搬入量のデータを各事業者に送付してございます。また、年明けの2月には、各清掃センター管内の各多量排出事業所へ、減量計画、数値目標に対して達成ができるのか、できないか、そういったことにかかわらず、その事業者が減量化のために実施してきた取り組みあるいは私どものほうで減量計画を達成できないだろうと判断した事業所に対しましては、その理由について報告書の提出を毎年求めております。
  指導と成果につきましては、事業者によってごみ減量化に対する取り組む姿勢に温度差とでもいいましょうか、そういったものもあるものの、各事業所はみずからごみ減量化に取り組む意識は少なからず持っておりまして、衛生組合からの指導につきましては支援的な効果が生まれているものと考えております。
  次に、C、事業所の減量責任者に対する指導、事業所へ訪問しての指導の効果をどのように行ってきたのかとのご質問でございますけれども、久喜宮代清掃センター管内におきましては、平成22年度多量排出事業者44のうち、排出量の上位10事業者に対しまして戸別訪問を実施いたしまして、前年度と同時期のごみ、資源の搬入量を比較して、増減についての理由、現在事業者がごみ減量化に向けて行っている取り組み状況の確認、そして事業系の生ごみ処理機の購入補助に対する説明を行ってきたものでございます。菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにつきましては、前年度は指導等は実施してございません。
  次に、5番、事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果につきましてのご質疑でございますけれども、未分別による文書指導につきましては、久喜地区が3件、宮代町で3件、合計6件でございます。この6件すべて、文書指導によりまして改善されております。
  次に、勧告の関係でございますけれども、久喜地区で6件、菖蒲地区で1件、栗橋地区で4件、鷲宮地区で4件、宮代町で2件、合計17件でございました。この17件すべて多量排出事業所に対するものでございまして、減量計画書が期限内に提出されておりませんことから、勧告書を送付したものでございます。なお、平成22年度において受け入れ拒否に該当した事業所はございませんでした。
  次に、E、清掃総務負担金、不用額1,686万円の理由、内訳についてのご質疑でございます。各清掃センターごとに不用額についてお答えしたいと思います。まず、久喜宮代清掃センターでの不用額は約652万円でございます。内訳でございますけれども、電気式生ごみ処理機の購入費補助金として60基分、金額で180万円を予定しておりましたけれども、実際には24基で69万円の支出だったというようなことから110万円の不用額が出てございます。また、業務用生ごみ処理機の補助金、250万円ほど予算を計上しておりましたけれども、申請がなかったことから、250万円全額が不用額となってございます。そして、資源集団回収事業報償金、1,850トン、金額で1,295万円を予算計上しておりましたけれども、数量で1,434トン、金額にいたしまして1,004万円の支出にとどまったことから、291万円が不用額となってございます。
  次に、菖蒲清掃センターの不用額は250万円でございまして、内訳は全額が業務用生ごみ処理機補助金分でございます。
  最後に、八甫清掃センターの不用額は約790万円でございまして、内訳といたしましては、電気式生ごみ処理機の購入費補助金を45基、135万円を計上しましたけれども、実際は11基、30万円の支出であったことから105万円の不用額が出てございます。また、業務用生ごみ処理機、こちらも250万円ほど予算に計上させていただきましたが、実際には申請事業者が1カ所ございましたけれども、補助が25万円ということで225万円の不用額、そして資源集団回収事業報償金、こちらのほうは2,194トン、金額で1,535万8,000円の予算に対しまして、数量で1,573トン、金額にいたしまして1,076万円にとどまりましたことから、460万円が不用額となってございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 私から、猪股議員のご質疑のうち、歳出のAの23ページ、財産管理費、不用額3,318万円の内訳と理由についてご答弁申し上げます。
  まず、こちらの3,318万円、需用費の不用額の内訳につきましてご説明を申し上げます。このうち、庁舎管理用品等の消耗品でございますけれども、消耗品の不用額が5万9,748円でございます。続きまして、庁用車等の燃料に関しましての不用額が33万2,169円でございます。続きまして、電気、水道等の光熱水費の不用額が3,230万5,210円でございます。最後に、修繕料の不用額が48万4,188円でございます。このような状況でございまして、ご質疑の不用額3,318万円のうち主なものは光熱水費の不用額3,230万円強でございまして、さらにこの光熱水費の中で電気料の不用額が3,084万5,110円ということで大半を占めております状況でございます。
  この電気料の不用額が生じた理由につきましてご説明申し上げます。久喜宮代清掃センターでは、過去の実績から電気の使用量見込みを年間462万キロワットと見込みましたが、実績におきましては434万9,603キロワットに抑えることができ、見込みを5.8%程度下回ったということで1,236万9,900円の不用額が生じたものでございます。
  続きまして、菖蒲の清掃センターにつきましては、やはり前年までの実績を参考に年間約118万キロワットの見込みを立てておりましたが、実績といたしまして115万2,008キロワットに削減できましたことから、210万8,785円の不用額が生じたものでございます。
  また、八甫清掃センターでは、同様に前年までの実績を参考に年間393万6,000キロワットを想定しておりましたところが、実績といたしましては352万4,402キロワットということでございまして、こちらも1,636万6,425円の不用額が生じたものでございます。
  今後の電気使用量につきましては、過去の実績や施設の稼働状況等を考慮いたしまして、より正確な算出に努めるとともに、また電気料金等の単価の変動につきましても、実情に合わせて精査させていただきまして、なるべく不用額を出さないような予算計上に努めてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りたいと思います。
  続きまして、歳出のFのご質疑でございます。資源集団回収報償金が久喜宮代清掃センターで減少した内容につきましてご答弁を申し上げます。資源集団回収事業の登録団体が、実施団体が減少した理由でございますけれども、平成22年3月の久喜市の合併に伴いまして、合併調整といたしまして、アルミ缶とリターナブル瓶の実情を考慮して報償金の対象を外させていただきました。こちらによりまして、アルミ缶だけを回収していた団体が4団体減少しましたほか、アルミ缶だけの回収ではございませんけれども、全体の回収量が少なく、不定期に申請してまいりました団体が久喜地区で3団体、宮代町で2団体ほど、22年度は申請がございませんでした関係での団体数の減少でございます。
  それからまた、報償金が減少した最も大きな要因でございますけれども、議員のご質疑のとおり、一部の実施団体におきまして、委託している事業者の伝票の数量に疑義があるという申し出が衛生組合にございまして、実情の聞き取り、関係団体からの聞き取りや実態調査を実施いたしまして、要綱改正による制度の透明化、運用の適正化を進めてまいりましたことにより、回収団体みずから報償金の申請を辞退するなどがございましたことから大きな減少となったものでございます。
  続きまして、菖蒲や八甫の清掃センターの報償金の関係でございますけれども、ご質疑にございましたとおり、平成21年度分につきましては合併後の9日間の実績でございましたので、これが通年化されましたことから大幅な増加となってございます。
  それで、実際の状況はどうなのかというご質疑もございましたけれども、成果に関する調書の24ページから26ページをごらんいただきたいと思います。前年度比較が数字でお示ししてございます。菖蒲、八甫のセンターともやや減少という状況が出ております。これは久喜宮代の清掃センターにも共通して言えることでございますけれども、近年、新聞、雑誌の量が減ってきておりまして、この辺の影響が出ているかなというところがございます。インターネット等の普及、それから活字離れということが言われておりまして、発行量を見てみましても落ち込んでいるというような状況がございます。それから、リーマン・ショック以降の消費そのものの冷え込み、こういったものもやや影響しているかなというふうには感じております。なお、菖蒲の清掃センターにつきましては、合併によりまして報償金の支払い単価がキロ5円から7円に上昇いたしましたため、交付額としては大幅に伸びているという状況がございます。
  また、今後の見通しでございますけれども、久喜宮代清掃センター管内では、当該適正化をいたしました影響もございまして、制度改正当初は関係団体の中で活動を中止したり、中断したりという団体も生じておりましたけれども、一度活動を取りやめた団体が形を変えて再出発していただけるなど新たな活動も生まれてきておりますので、今後も本事業の重要性を考慮いたしまして、団体の育成や制度運営の改善に努めてまいりたいというふうに考えてございます。菖蒲、八甫の清掃センター管内におきましても、同様に育成や制度の適正な運営に努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、私のほうから、ご質疑の8から11、13から15、22についてご答弁を申し上げます。
  8の塵芥処理費、委託料の不用額8,156万円の理由、内訳でございますが、各清掃センターごとに申し上げます。初めに、久喜宮代清掃センターでの主な不用額を申し上げますと、一般廃棄物最終処分業務委託料につきましては、焼却灰の当初計画搬出量を2,300トン見込んでございましたが、搬出量が1,887.73トンでございましたことから、約412トンの減となり、金額で約1,630万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、ばいじんにつきましては、当初計画搬出量を650トン見込んでございましたが、搬出量が608.93トンでございましたことから、約41トンの減となりましたことから、金額で約320万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、プラスチック容器選別業務及び残渣処分業務につきましては、当初選別量を2,750トンと見込んでございましたが、選別量が2,630.65トンでございましたことから、約119トンの減となり、金額で約510万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、ごみ処理施設運転管理業務につきましては、当初予算で1億1,838万8,000円を見込んでございましたが、入札の結果、856万8,000円の不用額が生じたものでございます。
  次に、菖蒲清掃センターでの主な不用額を申し上げますと、焼却灰処分運搬業務につきましては、当初計画搬出量を800トンと見込んでございましたが、搬出量が738.63トンでございましたことから、約61トンの減となり、約230万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、八甫清掃センターでの主な不用額を申し上げますと、不燃物最終処分業務につきましては、当初計画搬出量を560トンと見込んでございましたが、搬出量が441.3トンでございましたごとから、約119トンの減となり、約260万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、焼却ばいじんセメント減量化業務につきましては、当初計画搬出量を1,350トンと見込んでございましたが、搬出量が1,275.76トンでございましたことから、約74トンの減となり、約440万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、塵芥収集業務でございますが、複数の収集業務で当初2億3,425万9,000円を見込んでございましたが、入札差金等で約1,370万円の不用額が生じたものでございます。以上が主な不用額でございます。
  次に、9でございますが、各センターの業務委託の委託先と委託料の一覧表ということでございます。資料の7ページから9ページでお示ししてございますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、10の3センターの最終処分の状況につきましては、資料10から12ページの表でお示ししてございますので、ごらんいただきたいと存じます。
  次に、久喜宮代清掃センターで最終処分委託料が減となっている理由でございますが、平成22年度決算書においては、資源、瓶、缶、ペットボトルの異物等処分委託料を一般廃棄物最終処分業務から除き、別に記載いたしましたことから、21年度と比較いたしますと委託料が減となったものでございます。
  次に、11の久喜宮代清掃センター、廃金属類はこれまでの鉄類から分類を変えたのかとのご質疑でございますが、変更はしてございません。廃金属類といたしまして、廃スプレー缶の処分業務となってございます。
  次に、13、プラ容器選別業務及び残渣処分業務、処分の内容はとのご質疑にお答えいたします。プラ容器選別につきましては、資源(プラスチック類)回収業務により回収されたプラスチック類2,630.65トンを株式会社ウィズウェイストジャパンにおいて選別したものでございます。また、残渣処分業務の内容につきましては、株式会社ウィズウェイストジャパンにおいて容リ法に基づき選別された以外のプラスチック処分業務でございまして、494.73トンを千葉県成田市にございます株式会社ナリコーで処分を行ったものでございます。
  次に、14、剪定枝資源化業務、堆肥化の実績と3月11日後の対応についてご答弁申し上げます。剪定枝の堆肥化の実績につきましては、平成22年度の搬入量で130.06トン、資源化量は99.54トンでございました。
  次に、3月11日の対応についてでございますが、平成23年7月23日付で国から放射性セシウムが含まれる可能性のある堆肥等の施用、生産、流通の自粛についての通知を受け、久喜宮代清掃センターでは8月11日に採取した剪定枝堆肥の放射性セシウムの分析をいたしましたが、分析の結果は国で定める暫定許容値であります1キログラム当たり400ベクレルの約半分の201ベクレルが検出されました。堆肥につきましては、暫定許容値を下回れば使用できるものでございますが、原料となります剪定枝によっては放射能の数値にばらつきもあると伺ってございますので、安全を見込みまして、現在は剪定枝資源化設備の稼働を停止してございます。今後の対応につきましては、国の指導や放射性セシウムの測定結果に基づき、堆肥として安全に安心して使用していただけることが確認できるまでは製造を停止してまいりたいと考えてございます。
  次に、15、生ごみ堆肥化運転管理業務の委託料400万増の理由についてご答弁申し上げます。生ごみ減容化施設では、平成22年3月に袋と生ごみを分けるための機械であります除袋機を設置いたしました。除袋機の設置をしましたことから、通常の攪拌作業のほかに除袋機への生ごみ投入及び袋の搬出、機械の維持管理、点検整備作業が必要となり、委託作業員の増により400万円の増となったものでございます。
  次に、台所資源の堆肥化事業参加状況でございますが、平成22年度の生ごみ堆肥化推進地区世帯数は9,805世帯で、参加世帯数が約4,980世帯、参加率で50.8%となってございます。
  次に、搬入量の平成21年度と22年度の変化でございますが、平成21年度搬入量が750.46トン、平成22年が714.65トンとなってございまして、約4.7%の減となってございます。
  次に、モデル地区内での参加率の評価でございますが、少なからず協力世帯数が減少傾向となってございますが、過去の参加率を比較いたしましても大きな変化ではございませんことから、自然の変動内と考えてございます。今後におきましても、住民の皆様に協力いただけますよう努力してまいりたいと考えてございます。
  次に、台所資源の堆肥化で、設置型、家庭用、衛生組合の減容化事業による処理量、堆肥化量の推定、設置型の今後の見通しについてご答弁申し上げます。初めに、設置型でございますが、生ごみの処理量が約26.8トンで、堆肥化量につきましては3.36トンでございました。
  次に、家庭用でございますが、生ごみの処理量を約190トンと推定いたしまして、堆肥化量といたしましては約24トンと推定いたします。
  次に、減容化施設での処理量でございますが、714.65トンで、堆肥製造量は約20トンとなってございます。
  次に、設置型の今後の見通しでございますが、現在設置してございます設置型生ごみ処理機は、久喜市内に3カ所、宮代町内に1カ所の計4カ所に設置してございます。設置後11年が経過してございますが、毎年整備を行ってございますことから、今後におきましても数年は使用できるものと考えてございます。
  次に、22の工事請負費、不用額2,760万円の理由についてご答弁申し上げます。各施設の工事につきましては、発注の際に入札を行っておりますことから、この入札差金が不用額として生じたものでございます。不用額の内訳でございますが、久喜宮代清掃センターの不用額といたしまして643万3,000円、菖蒲清掃センターの不用額といたしまして317万2,150円、八甫清掃センターの不用額といたしまして1,800万3,250円となってございます。
  私からは以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) それでは、猪股議員のご質疑に答弁させていただきます。私からは、10番、16番、17番、24番、25番を申し上げます。
  猪股議員さんご質疑のI、それからP、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターの焼却灰等処理運搬業務、最終処分業務の中身、処分先と委託料の内訳、それぞれ委託料が10倍以上の理由についてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターでは、焼却処理によりまして発生しました焼却灰、ばいじんにつきましては、草津町にございます民間の処分場で埋め立てにより処理を実施しているところでございます。委託先につきましては、株式会社ウィズウェイストジャパンに委託しておりまして、委託料が2,365万5,897円でございます。内訳としましては、焼却灰が1,799万3,882円で、ばいじんが566万2,015円となっております。
  次に、委託料が10倍となった理由でございますが、平成21年度につきましては、合併前に業務が完了した分につきましては合併前に支払いを完了しておりまして、合併後に支払いをしたものは3月分の1カ月分のみの支出のため、本年度と比較しますと約10倍の決算額となったものでございます。また、八甫清掃センターにつきましては太平洋セメント株式会社に委託しておりまして、委託料は6,397万1,984円でございました。内訳としましては、焼却灰が873万6,999円で、ばいじんが5,523万4,985円となっております。10倍増の理由としましては、菖蒲清掃センターと同様に3月分のみの支出のためでございます。なお、平成21年度の実績につきましては、最終処分表のとおりとなっておりますので、ごらんいただきたいと思います。
  続きまして、16番、不燃物最終処分業務の処分先と委託料についてでございます。初めに、処分先でございますが、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターともに埼玉県環境整備センターに委託しております。委託料につきましては、菖蒲清掃センターが244万8,000円、八甫清掃センターが750万2,100円でございます。
  次に、24番、菖蒲と八甫において資源収集の取り組みが10%前後と非常に少ない、一方でごみ質分析を比較すると、菖蒲と八甫で紙、布とビニール、プラの割合が大変高く、燃やせるごみの中に資源が大量に含まれているのがわかる、これらの分別が今後最大の課題であるが、当局の認識と考え方を明らかにされたいについてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにつきましては、久喜宮代清掃センターと資源化率を比較しますと確かに低い数値となっております。また、年4回実施しておりますごみ質分析の結果を見ましても、紙、布類、ビニール類の割合が高い数値となっていることは認識しているところでございます。このため、平成23年度からは燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務を実施しております。この結果をもとに分類状況をより細かく把握し、資源の分別につきましては、減量等推進員と協力し、市民の皆様に分別の徹底をお願いし、資源化の向上を図ってまいりたいと存じます。また、八甫清掃センターにつきましては、平成23年10月から布類とプラスチック製容器包装の収集を開始したところでございまして、資源化率が向上することを期待しているところでございます。
  続きまして、25番の菖蒲清掃センターで飛灰中のダイオキシン濃度が高い(久喜宮代センターの10倍)が、その原因を説明されたい、炉の問題か、運転方法によって低減できるかについてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターの施設は、1日8時間の稼働により15トンの処理が可能な施設として建設されたものでございます。ダイオキシン類は燃焼温度が低いと発生しやすくなりますことから、燃焼温度を850度から900度で燃焼するように運転管理をしているところでございます。しかしながら、菖蒲清掃センターの燃焼施設は、毎日、炉の立ち上げ、立ち下げを行いますことから、燃焼温度を850度以上に保つことに苦労をしている状況でございます。このようなことから、菖蒲清掃センターでは活性炭と消石灰によりましてダイオキシン類の捕集をしているところでございますが、久喜宮代清掃センターのように24時間運転の施設と数値を比較しますと、ダイオキシン類の値が高くなる結果となっております。なお、捕集しました飛灰は、薬剤処理により大気中に放出しないよう養生し、処理しているところでございます。
  次に、薬剤処理を行っているので、規制値は適用されないとあるが、これは抑制する必要はないという意味かについてご答弁申し上げます。ダイオキシン類の発生抑制については、必要ないとの考えはございません。菖蒲清掃センターの焼却施設は、先ほども申し上げたとおり、1日8時間の運転という制限の中でダイオキシン類の発生を極力抑えるような運転を心がけているところでございます。なお、今のところ基準値を超える値は出ておりませんが、引き続き適正な運転管理に努めてまいりたいと思います。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、藤井業務3課長補佐、お願いします。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) それでは、私のほうから、Q番から(21)番まで、それから(23)番、(26)番につきましてご答弁申し上げます。
  猪股議員さんの31、33ページ、八甫清掃センターのごみ処理施設運転管理業務、選別業務、シルバー、デイケア、それぞれの委託料大幅増の理由についての質疑にご答弁申し上げます。平成21年度の委託料につきましては、合併後の3月23日から3月31日までの間に支払った3月分、1カ月分の委託料でございますので、大幅な増となっております。なお、21年度を申し上げますと、21年度は運転管理業務が2億380万5,000円、シルバー選別業務が1,036万4,123円、デイケア施設選別業務が136万4,160円でございます。平成22年度は、運転管理業務が2億380万5,000円、シルバー選別業務が1,008万6,289円、デイケア施設選別業務が160万9,095円でございます。さらに、ペットボトル圧縮委託料及び焼却ばいじんセメント原料化委託料の大幅増の理由につきましても、先ほど申し上げましたように、合併後の3月23日から31日までの間に支払った3月分の委託料でございますので、大幅な増となっております。なお、平成21年度と22年度を申し上げますと、平成21年度は、ペットボトル運搬圧縮委託料が1,009万9,425円、焼却ばいじんセメント原料化委託料が6,500万9,470円、平成22年度は、ペットボトル運搬圧縮業務委託料が1,061万7,600円、焼却ばいじんセメント原料化委託料が6,397万1,984円でございます。
  次に、塵芥収集業務2億2,052万、21年度は個別に計上されていたが、まとめた理由、一括委託か、それはなぜかにつきまして、内容を明らかにするためには個別に計上するべきであるがどうかのご質疑にご答弁申し上げます。この点につきましては、ご指摘のとおり、計上いたしまして内容を明らかにすべきであると考えております。平成23年度予算の塵芥収集業務につきましては、個別で計上しているところでございます。したがいまして、平成23年度の決算では個別に計上するように改めさせていただきたいと思います。なお、22年度分につきましては、まことに恐れ入りますが、主要な施策の成果表40ページにて一部を計上してございますので、そちらのほうをごらんいただきますようお願い申し上げます。
  次に、35ページ、八甫清掃センターのし尿処理汚泥はどのように行っているかについてのご質疑にご答弁申し上げます。八甫清掃センターのし尿処理施設での汚泥につきましては、施設内で汚泥の焼却を行っておりまして、焼却の際に発生した焼却灰につきましては、群馬県草津町にございます株式会社ウィズウェイストジャパンの最終処分場におきまして埋め立て処分を行っております。
  続きまして、成果表39ページ、八甫清掃センターのダイオキシンの数値も極めて高いが、その原因を説明されたい。セメント原料化しているので、このままで問題ない、対策は必要ないという認識かについてのご質疑にご答弁申し上げます。まず、数字が高い原因でございますが、ダイオキシンの発生量は炉内の燃焼状態の変動、すなわち一酸化炭素ピークの発生頻度に影響されますことから、機械炉が燃焼が緩慢であるのに対しまして、八甫清掃センターの流動床炉は燃焼完結に要する時間が短いので、炉内の変動が大きくなります。さらに、流動床炉の規模といたしましては比較的小さい部類に属し、炉内の燃焼状態が変動しやすいと言えます。また、八甫清掃センターでは、粗大ごみやプラスチック製ごみを受け入れて焼却しているために、高カロリーごみによる急激な燃焼及び部分的な不完全燃焼が生じることがございまして、炉内圧の変動、一酸化炭素ピークの発生頻度が多くなりまして、ダイオキシン生成の大きな要因の一つになっていると考えております。その結果、炉内で発生するダイオキシンの絶対量が多くなる傾向にあると考えます。
  また、炉内で発生しましたダイオキシンの除去方法といたしましては、ろ過式集じん機内での活性炭吸着除去と触媒によります分解除去がございますが、粉末活性炭による排ガス中のダイオキシンの吸着捕集の割合が多かったために、測定結果も基準値を超えた値を示したものと考えております。また、ばいじん及び焼却灰の処分先でございますが、特別管理一般廃棄物の受け入れ施設として埼玉県から許可を受けております太平洋セメント株式会社に委託し、セメントの原料として資源化を行っております。
  次に、このままで問題ない、対策は必要ないという認識かにつきましては、毎年焼却施設場内での作業環境測定も実施しておるところでございますが、いずれもその測定結果におきましては、ダイオキシン濃度の基準値内の測定結果でございますことから、特に問題はないものと考えております。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) それでは、続きまして、日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからは、K、(27)、(28)の猪股さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、K、資源、瓶、缶、ペットボトル、異物等処分業務の内容でございますが、久喜宮代清掃センターでは、資源リサイクルとして週1回、瓶、缶、ペットボトルをまとめて1つの袋での排出をお願いしております。回収後につきましては、容器包装リサイクル法に基づきまして、各品目ごとに再利用、処理を行うことから、委託先にてベルトコンベヤー上に流しまして手選別を行っております。その選別作業後に発生した、資源化できないもので細かく破損した瓶類のかけらや缶類のふた、その他異物等を一般廃棄物最終処分として埋め立て処分を行う業務でございます。
  次に、(27)、収集業者に対しての指導はどのように行ったかということでございますが、平成22年度の分別等のシール指導につきましては、3清掃センターでそれぞれシールの作成方法やシールの内容に違いはございますが、久喜宮代清掃センターでは15種類を作成しておりまして、22年度使用枚数約12万枚、菖蒲清掃センターでは1種類で約1万枚、八甫清掃センターでは6種類で約8,100枚を使用しておりまして、3清掃センター管内の集積所の数に違いがございまして、シールの使用枚数にも違いはございますが、3清掃センターともシールによる分別の徹底はなされているものと評価しております。
  また、委託業者の業務内容につきましても、日々の無線での対応や毎日の業務終了の報告、あと月締めには実績報告書の提出を行っております。住民からの問い合わせや苦情等につきましては、電話や無線等で速やかに対応するよう心がけているところでございます。特に問題のある集積所につきましては、直接委託業者を立ち会いのもと確認作業を行っております。それに、業務委託連絡会議を開催しておりまして、担当と委託業者にて、収集カレンダーに基づきまして分別指導や収集作業時の注意、指導等を行っております。
  次に、28、ふれあい収集の実績でございますが、平成22年度末、久喜地区におきましては、実施世帯数が44世帯、うち22年度中の申請が11世帯、年度内中止はございませんでした。宮代町につきましては、実施世帯数が33世帯、うち22年度中の申請は9世帯、年度内中止は1世帯ございました。菖蒲地区につきましては、平成22年10月から開始しまして、5世帯の申請がございまして、5世帯とも実施しております。栗橋地区につきましては、平成22年10月から開始しまして、4世帯の申請がございまして、4世帯とも実施しております。鷲宮地区につきましては、平成22年10月から開始しまして、5世帯の申請がございまして、5世帯とも実施をしております。合計しますと、平成22年度末の3清掃センターでのふれあい収集は91世帯となっております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) それでは、再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 細かくご説明いただきまして、ありがとうございました。
  ちょっと最初にお願いをしておきたいのですが、これは議長にお願いします。数値的なもの、内訳的、資料的なもの、こういうものは極力今後調書のほうに載せていただければ、わざわざここで聞く手間も、効率的に進められると思うのです。調書の内容は決まり切って動かせないものではありませんので、ぜひそのように進めていただきたいというふうにお願いをしたいと思います。議長からもぜひお取り計らいください。
議長(飯山直一君) かしこまりました。では、お願いいたします。
9番(猪股和雄君) それで、再質疑なのですけれども、まずAのところなのですが、財産管理費の不用額で、23ページ、不用額の内訳を言ってもらいましたが、特に大きかったのが光熱水費で、3,200万円のうち1,600万円が八甫清掃センターの分となっていて、理由については特に説明されなかったのですけれども、その理由をお願いします。見積もりが大き過ぎたということなのか、それとも節約をしたということなのか、ほかに理由があるのかお願いをいたします。
  それから、Eで27ページの清掃総務費負担金の不用額のところですけれども、特にどこのセンターでも業務用生ごみ処理機の導入が非常にないわけです。これは議会のほうでもお願いをして、せっかく予算化してもらったのだけれども、これまでに2件でしたか、今年度、22年度分を含めて2件かなというふうに、ちょっとあいまいな数字でごめんなさい。非常に少ないのですけれども、余り展望がない事業なのか、それともやり方によってはこれからもっと導入していただけるというふうに考えているのか、そこら辺の、業務用生ごみ処理機の補助制度自体についてどのように考えていらっしゃるかお願いをいたします。
  それから、IとOの内容なのですけれども、これも最終処分の委託先を全部ここに資料として出してもらいました。以前は例えば秋田のほうとか山形のほうとかも行っていたわけですが、特にウィズウェイストジャパンの分ですが、現在は草津だけでしょうか。その点、確認になりますが、お願いをいたします。それとも、ほかの県にも搬出されているのかどうかお願いいたします。
  それから、Nで生ごみ堆肥化運転管理業務に関連しまして、モデル地区の世帯数、実施の世帯数、参加の世帯数を言ってもらいました。これは、ずっとこの間、減少傾向が続いているというふうに思うのです。参加率も減ってきていると私は記憶しているのですけれども、先ほどのご答弁だと自然減と考えているということですけれども、そういうことで、ちょっと甘いのではないかという気がしないでもないのですけれども、参加率が減ってきていることについて真剣に考えるべきではないかと私は思っているのですが、その点の評価をお願いいたします。
  それから、(26)です。八甫清掃センターの飛灰を太平洋セメントでセメント原料化しているということです。ダイオキシン数値が高くてもセメント原料化できているということで、それはそれで済んでいるわけだし、そういうふうにしていかなければ処分のしようがなくなって大変困るのですけれども、今後の放射能の数値によってはそれもできなくなる可能性もあると思うのです。つまり、太平洋セメントが放射能の数値によっては受け入れできなくなるという、そうしたことから考えると、ダイオキシンの数値をかなり大幅に減らしていかないとまずいのではないかと思うのですが、その点については、太平洋セメントの受け入れについての見通し、考え方とダイオキシンの低減についての考え方をお願いいたします。
  それから、(27)でごみ収集業者の住民に対する減量指導の責務ということなのですが、もちろん3センターでこれまでの経過が違うし、業者、それから久喜宮代センターは一部直営だし、その進め方の違いはもちろんあったのだけれども、シールの使用枚数からいって、今言ってもらったように、久喜宮代センターでは12万枚、菖蒲清掃センターでは、もちろんこれは人口も違うけれども1万枚、八甫清掃センターはそれよりも少ない8,000枚ということからすると、収集業者のそういう責務が果たしてきちんと果たされているのかということについて数値上から大変疑問が出てまいります。この点について、久喜宮代センターでは業者を集めて、かなり懇切丁寧な指導やお願いや協力依頼もしてきてこういう数値になってきていると思うのです。その点、菖蒲、八甫についての今後の見通し、それからシールの形式も1種類とか、久喜宮代センターと比べると非常に少ないのだけれども、そこら辺をもっときちっと指導しやすくするような工夫とか、つまり種類をふやすとか、そういうことも考える必要があるのではないかと思うのですが、ご見解をお願いいたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) それでは、猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にお答えしたいと思います。
  業務用生ごみ処理機の補助制度、毎年予算のほうには250万ずつ上げてございますけれども、22年度は栗橋地区で25万円足らずということで、1基しか出てございません。久喜宮代清掃センターにおきましても、また菖蒲清掃センターにおきましても一基も出ていない状況でございます。
  この制度を立ち上げまして、今までに業務用生ごみ処理機の制度を利用した事業者というのは、実際は5件ございます。久喜地区で3件、宮代で1件、栗橋地区で1件ということで、5つの事業者がございます。5つあるのですけれども、このうち3つは多量排出事業者でございますが、2つは実は多量排出事業者ではございません。そういった、多量排出事業者ではないにもかかわらず、この制度を利用していただいているところがあるわけですけれども、現実的には、実は業務用生ごみ処理機を扱っている業者さんはたびたびうちのほうに見えます。業者さんを紹介してくれということなので、個別なお名前は差し控えさせていただきますけれども、いわゆる業種でこういったところを当たったらいかがですかというお話をして、業者もあちこち回っているようなのですけれども、結局、景気の低迷、それからもう一点が処理手数料の問題なのです。結局、業務用生ごみ処理機を買うよりも、衛生組合、現行ですと、こちらに持ち込めば10キロ100円ということなので、衛生組合へ持ち込んだほうが安いということなので、なかなか食いついて、表現がちょっと悪いのですけれども、その制度自体は知っているのだけれども、何か食いつきづらいということで、なかなか、せっかく予算に盛っているにもかかわらず、出ないというのが現状でございます。そういうことでご理解賜りたいと思います。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) A番の財産管理費の不用額のうち、八甫の電気料の関係につきましての再質疑にご答弁申し上げます。
  八甫の炉につきましては、流動床の炉ということで、比較的電気を使うということもございますし、また年によっては価格の変動等もございますため、やや安全を見過ぎて、大きく当初の予算を見過ぎていたということで八甫からは聞いております。今年度は、震災の影響等もございまして、夏場の15%カットも実施いたしました。これは、全施設とも適正に達成いたしました。また、そういった、10月から分別資源化の実施を八甫ではしておりますので、そういった要素でも大分節電、節約ができたというふうに考えてございまして、減少するものというふうに見込んでございます。その辺も考慮しながら、今後は適正な見込みをつくってまいりたいと存じます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) まず初めに、最終処分につきましてご答弁を申し上げます。
  草津だけかというご質疑でございますが、表につきましては、3月議会では各処分先の地名、場所、それを記入してございましたが、今回の議会におきましては搬出先が書かれていないということでございます。それで、草津町だけかということでございますが、最終処分場、単なる埋め立てでございますが、こちらにつきましてはウィズウェイストジャパンの群馬県草津町の最終処分場となってございます。それと、埼玉県環境整備センターの寄居の最終処分場となってございます。
  次に、生ごみ堆肥化モデル地区の減少傾向にあるということで、参加率も減少している、自然減少は甘いのではないかというご質疑でございますけれども、今後におきましても、アンケート調査を実施いたしまして、協力していただけるよう努力をしてまいりたいと考えてございます。また、袋につきましても、生分解性の袋からポリエチレン製の袋に変わってございますので、以前よりはというか、破けない袋になりましたので、協力を求めていきたいというふうに考えてございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからは、シール指導についてでございますが、菖蒲、八甫についての今後の見通しとシールの指導ということですけれども、久喜宮代のシール指導の15種類というのは、各品目ごとに、プラスチックが入っています、紙が入っていますという細かいシール指導を行っておりまして、それが使用枚数も各個々でやりますもので、枚数がふえていると思います。菖蒲清掃センター、八甫清掃センターについては、燃やせるごみの中に項目を全部入れまして、1枚にして指導していることから使用枚数も変わってきたかなと思うのですけれども、今後については、3センター、品目も統一できてきたことから、調整を図っていきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(飯山直一君) 続きまして、藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) ばいじんのほうのダイオキシンの数値が高いということで、今後太平洋セメントの受け入れは支障ないのかということと、あと今後対策を考える必要があるのではないかというご質疑についてご答弁申し上げます。
  まず、太平洋セメントの関係でございますけれども、こちらにつきましては、5月19日付で放射性物質の測定の依頼がございました。それに基づきまして、ばいじんにつきましては5月24日に採取いたしました。それから、焼却灰につきましては5月22日に採取いたしまして、濃度の測定を実施いたしました。その結果につきましては、ばいじんが4,100ベクレルございました。それから、焼却灰が420ベクレル、その後、2回目の測定を行いました。7月28日に採取いたしまして、測定を行いました結果、ばいじんが1,871ベクレル、それから焼却灰につきましては104ベクレルということで、かなり数値も下がっております。
  また、太平洋セメントのほうに問い合わせをいたしましたところ、特に焼却灰につきましては、セメント原料の3%程度の量であるということで確認いたしております。そのうちばいじんが1%でございますので、数値的には、表にあらわれる数値というのはかなり微量でございますので、余り影響はないということで、今後も引き続き受け入れのほうは続行いたしますということで確認を得ております。それから、最悪、汚染の関係で受け入れができないということになった場合は、当施設におきましても灰固化設備の施設がございまして、これは今現在使っていないのですけれども、月1回、点検等をしまして、いつでも使える状態にしておくということでございまして、最悪は埋め立て処分も可能でございます。
  それから、数値のほうに関しましては、どうしても、先ほど申し上げましたように、炉の性質上、流動床ということで、一気に燃やして一気に下げるという燃やし方でございますので、数値のほうはどうしても高くなってしまいます。それと、ごみ質の関係ですけれども、今、平成22年度までは、プラスチック類は全部、それから粗大から入ってくるプラスチック製品とあと木製品、これらを粉砕して焼却炉の中に入れるということでどうしても数字が高くなってしまいます。23年度の10月からは一応容器包装プラスチックの分別を始めましたので、プラスチックの容器包装類が一部排除されますことから、数値的には多少なりとも下がるのではないかと予想しております。
  以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。4番の加藤です。
  決算書15ページ、総務一般管理費の報酬というところで廃棄物減量等推進審議会があるわけですが、22年度の諮問事項、それから開催数についてご説明いただきたいと思います。
  同じ15ページの中の総務一般管理費の給料等、人件費の関係で、各センターの事務職員の人数についてご説明ください。
  17ページから19ページにかけての報償費、各センターでの廃棄物減量等推進員の、これは聞きましたね。これは結構です。
  19ページの管理者交際費についてなのですが、これから減額するお考えがあるかどうかお願いします。
  21ページ、使用料の関係で、久喜宮代、それから八甫で財務会計システム電算機賃借料が出ております。この内容、これはたしか提案説明のときに聞いたように思うのですけれども、ちょっともう一度ご説明ください。
  21ページから23ページにかけての負担金です。幸手関係地区住民環境衛生負担金の内容、それから鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金の内容についてご説明ください。
  25ページの清掃総務費で、現業職員の数なのですが、だんだんと減ってきておりますが、過去10年の推移についてご説明いただきます。
  27ページの委託料です。し尿、ごみ処理手数料徴収業務ですが、これは何人の方に委託をされているのかご説明ください。
  29ページから31ページ、塵芥処理費で委託料のところですが、久喜宮代センターのそれぞれの業務委託で22年度中に委託をふやした業務があるのかどうか、あるとすればその量はどうなっているのかご説明いただきます。
  31ページの塵芥処理費ですけれども、委託料で八甫センターで長寿命化計画策定業務というのが出ております。この内容についてご説明ください。
  35ページのし尿処理費ですが、し尿収集業務委託、これで22年度、委託の拡大はあったのかどうかご説明ください。
  よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) ここで休憩いたします。再開は午後1時とさせていただきます。

    休憩 午前11時49分

    再開 午後 1時00分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
  加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、加藤議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、廃棄物減量等推進審議会についてのご質疑でございますけれども、この審議会は、廃棄物の処理及び再利用に関する条例第7条の規定に基づき設置した審議会でございまして、新久喜市の誕生に伴う組合の区域の拡大により、各清掃センターにおけるごみの排出方法及び手数料を統一し、効率的な運営を図るとともに、新たな廃棄物処理基本計画の策定に向けての排出抑制、資源化、収集運搬計画の内容等の検討を行うため開催してございます。
  審議会に対しましては、6つの事項を諮問しております。1番目として、粗大ごみ処理手数料の統一について、2番目といたしまして、家庭系廃棄物(可燃・不燃)の排出時におけるごみ袋の指定について、3番目といたしまして、家庭系廃棄物の自己搬入時における処理手数料の徴収について、4番目といたしまして、犬、猫等動物死体の取り扱いの廃止について、5番目といたしまして、事業系廃棄物の処理手数料の見直しについて、そして6番目といたしまして、新たな廃棄物(ごみ)処理基本計画に盛り込む今後の排出抑制、資源化、収集運搬についてとなってございます。なお、検討事項を速やかに実施に移し、不公平感の是正等を早期に実現するため、諮問事項は項目ごとに答申をお願いしているところでございます。
  平成22年度の開催数につきましては、3回ほど開催しておりまして、第1回目を平成22年12月17日に開催いたしまして、会長、副会長の選出、そして諮問事項の1番目、粗大ごみ処理手数料についての審議を行ってございます。第2回は、年明け、今年の1月21日に開催いたしまして、粗大ごみ処理手数料についてのご審議のほか、各清掃センターの見学を行っております。第3回につきましては、2月15日に開催いたしておりまして、粗大ごみ処理手数料についての答申と諮問事項の2番目、家庭系廃棄物(可燃・不燃)の排出時におけるごみ袋の指定についての審議を行ってございます。
  次のご質疑でございます。廃棄物減量等推進員の人数についてでございますが、推進員は、ごみの分別、減量化、資源化の推進や集積所の適正な利用に関する指導などに携わっていただく地域のごみ減量のリーダーとして、各地域からの推薦により委託してございます。任期は2年とさせていただいておりまして、22年度、23年度の任期となっております。センター別の人数でございますけれども、久喜宮代清掃センター管内で359人、内訳といたしまして、久喜地区が242人、宮代町117人となっております。菖蒲清掃センター管内では34人、八甫清掃センター管内では98人でございまして、内訳として、栗橋地区が43人、鷲宮地区が55人となっております。3センター合わせまして、合計で491人でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 私から、15ページの人件費に関します事務職員の状況、それから19ページの管理者交際費の関係、それから21ページの財務会計システムの使用料関係、それから25ページの清掃総務費の現業職員数、こちらにつきまして答弁をさせていただきます。
  まず、各センターの事務職員の人数でございますけれども、平成22年度の各センターの事務職員の人数を申し上げます。久喜宮代清掃センター、正職員19人、八甫清掃センター、正職員7人、再任用職員1人、菖蒲清掃センター、正職員2人、再任用職員1人となっております。なお、菖蒲清掃センターにおきましては、事務職員ではございませんが、現業職員が1人配置されておりまして、収集等に専ら従事するわけではございませんが、委託業者の積み残し等のトラブル対応や事務所での廃棄物持ち込み受け付け、受け入れ業務、施設内の現場業務の支援、事務職員の補助などを行っております。
  続きまして、19ページの管理者交際費の関係についてご答弁申し上げます。管理者の交際費につきましては、議会議員の皆様や行政委員等の非常勤特別職の方々の関係を初めといたしまして、必要が生じた場合に支出する慶弔関係費でございまして、経費の性格上、年度によって支出の多寡が生じております。管理者交際費の減額を行う考えはというご質疑でございますが、合併によりまして組合の処理区域が拡大するなど新たな状況ともなっておりまして、また今年度に入りまして、久喜市や宮代町、同じ事務組合でございます久喜地区消防組合の基準を参考に久喜宮代衛生組合弔事費支出基準を改定いたしまして見直しを行ったところでもございますので、もうしばらく運用の様子を確認させていただきまして進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに存じます。
  続きまして、21ページの財務会計のシステム使用料の関係でございますけれども、まず久喜宮代清掃センターの電算機賃借料につきましては、久喜宮代衛生組合で使用しております財務管理のための会計システム及び機器のリースについて、リース先と平成20年11月から平成25年10月までの長期継続契約を結んでいるものでございます。平成22年3月23日の久喜市の合併に伴い、八甫、菖蒲各センターとも同じシステムを使用しておりますが、システムの本体は久喜宮代清掃センターにございまして、インターネットによるネットワークにより利用していることから、八甫、菖蒲のセンターでの支出はございません。
  次に、八甫清掃センターの電算機の賃借料につきましては、これは合併前の栗橋・鷲宮衛生組合で使用されていたものを平成22年9月末まで半年間の賃借をしていたものでございます。これは、栗橋・鷲宮衛生組合の平成22年度決算、これがございました関係で、久喜市の平成22年9月議会においてこちらの決算認定が行われましたので、それまでの取りまとめの業務のため賃借を行ったものでございます。
  続きまして、25ページの清掃総務費の現業職員の関係につきましてご答弁申し上げます。過去10年間の推移というご質疑でございますので、各年度の4月1日現在で申し上げます。平成13年度、正職員36人、平成14年度、正職員31、再任用3、合計34人、平成15年度、正職員29、再任用2人、合計31人、平成16年度、正職員26、再任用3、合計29人、平成17年度、正職員26、再任用2、合計28人、平成18年度、正職員25、再任用1、合計26人、平成19年度、正職員21、再任用5、合計26人、平成20年度、正職員18、再任用6、合計24人、平成21年度、正職員15、再任用6、合計21人、平成22年度、正職員15、再任用6、合計21人、以上でございます。人員減になった部分につきましては、業務の見直しあるいは業務委託において対応をしております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 加藤議員さんの21ページから23ページ、幸手関係地区住民環境衛生負担金及び鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金の内容についての質疑についてご答弁申し上げます。
  まず、幸手地区関係住民環境衛生負担金105万円ですが、旧栗橋・鷲宮衛生組合と隣接する幸手地区住民4地区との間で昭和59年3月26日に締結した覚書に基づきまして、幸手地区4自治会に支払っている負担金でございます。当初は150万円でありましたが、平成14年3月29日に負担金の変更をしておりまして、平成14年度からは80万円となっております。これは、1地区20万円で4地区に支払っており、各自治会の運営費に充てられております。そのほかに、施設に最も近い千塚地区には千塚衛生環境保全協議会が約20世帯で組織されておりまして、旧栗橋・鷲宮衛生組合とこの協議会との間で平成12年4月9日に千塚衛生環境保全協議会研修旅行の経費負担の支払いについての協議書が交わされておりまして、千塚衛生環境保全協議会研修旅行の経費の一部といたしまして25万円を支出しております。
  次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金ですが、旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で平成11年5月20日に鷲宮・栗橋生活環境保全協議会住民研修旅行の経費支払いについての協議書を交わしておりまして、これに基づきまして146万5,000円を支出しております。さらに、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間では協議会の運営に必要な経費を負担する協議書を平成12年12月15日に交わしておりまして、年間100万円を支出しております。以上が両負担金の内容でございます。
  続きまして、31ページ、塵芥処理費委託料の長寿命化計画策定業務の内容についての質疑についてご答弁申し上げます。長寿命化計画策定業務は、ごみ処理施設の延命化を図るための基幹的設備の改良工事に際して、国の循環型社会形成推進交付金制度を活用するために策定したものでございます。基幹改良工事交付金の交付条件としましては、施設がごみ焼却施設またはし尿処理施設であることやあらかじめ各施設の状況を把握の上、延命化計画が策定済みであることが前提となっております。また、基幹改良によるCO2削減率3%以上の場合には交付率が3分の1、さらにCO2削減率20%以上の場合には交付率が2分の1となっております。このCO2削減率を20%以上達成させるには発電設備の導入等が必要でございますけれども、発電設備導入につきましては経費が多大となりますので、削減率3%以上を前提として策定いたしました。
  なお、この計画策定の前段にあります施設の状況及び機能等を把握するための精密機能検査を21年度に実施しております。これを土台とし、さらに個々の設備、機器を適正に保全し、かつ機能診断、評価、改善することで、設備、機器の長寿命化、同時に施設全体としての長寿命化を図るための計画を策定したものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからは、27ページ、委託料、し尿、ごみ手数料の徴収業務、それと各業務委託の委託をふやした業務の内容、ページ29から31です。それと、35ページのし尿処理費の委託拡大はということでのご質疑にご答弁申し上げます。
  し尿処理、ごみ処理手数料の徴収委託業務につきましては、年6回発行いたします納付書の集金業務、また毎月発行いたします粗大ごみ処理券取扱店への集金業務を委託しておりまして、久喜区域につきましては、個人との契約が3件、事業所との契約が1件、宮代町につきましては、個人との契約が2件と事業所との契約が1件、合計で個人契約が5件と事業所の契約が2件でございます。
  次に、委託をふやした業務とその量はのご質疑についてでございますが、先ほど前段、猪股議員さんのご答弁に申し上げました生ごみ運転管理業務で袋を機械で取り除く作業を行うための人員増のほかについては、委託をふやした業務と量の増はございません。
  次に、し尿処理費の22年度の委託拡大の質疑についてでございますが、し尿収集委託業務につきましては、前年同様、合併前の久喜市、今でいいます久喜区域と宮代町のし尿収集委託業務を行っており、委託の拡大はございません。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 加藤議員、再質疑をお願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) それでは、お願いします。
  幸手関係地区住民環境衛生負担金ということで、幸手の4地区に20万円ずつ、それから千塚というところですか、ほぼ20世帯の研修旅費に25万円ということだったのですけれども、次の鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の負担金で、平成11年5月20日からですか、協定を結んで、研修旅行に146万5,000円プラス年の運営費として100万ということですけれども、こちらのほうの対象世帯数はどうなっているのかお願いしたいと思います。それとも、さきの幸手関係地区のように地区と自治会への負担なのかどうか、そのあたりをお願いしたいと思います。
  現業職員の10年の推移をお願いしました。その中で、職員が不足していくわけですから、業務の見直しと、また必要な場合には委託を拡大、こういうような説明がありましたけれども、例えば10年の間に、先ほど22年度の委託拡大について聞きましたけれども、10年の間にどれぐらいの委託が何%ぐらいふえたのか、このあたりはつかんでいらっしゃるでしょうか、もしわかりましたらお願いしたいと思います。
  塵芥処理費の八甫の長寿命化計画という、これを策定したということで、これは公表はどうなっておりますでしょうか、お願いします。
  よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 加藤議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の負担金のまず146万5,000円につきましては、こちらにつきましては、協議会の役員、それぞれ地域の住民の方の参加、約50名ほどございましたけれども、こちらにつきましての旅行費の負担金でございまして、こちらは事前に1名5,000円という形で、それぞれ参加者が5,000円を負担しております。
  それから、こちらの地区につきましての100万円の支出の関係で、これは協議会のほうなのか、あるいは自治会のほうなのかというご質問ですけれども、世帯数につきましてですけれども、こちらにつきましては、八甫新田地区、それから八甫本郷地区、こちらが鷲宮区域です。栗橋区域につきましては、新井地区、それから狐塚地区、全4地区ございます。こちらの地区につきましての自治会費等に充てるための負担金でございます。世帯数につきましては細かく把握しておりませんが、申しわけございません。よろしくお願いいたします。
  それからもう一点、長寿命化計画策定についての公表という形でよろしいのですか。こちらにつきましては、まだ、22年度作成いたしまして、具体的に公表はしておりません。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 現業職員の委託の関係でございますけれども、平成18年度にごみ処理施設運転業務を全面委託しまして、それからは、委託地域の拡大はございましたが、今現在、燃やせるごみは委託収集で7台、直営が3台稼働しております。燃やせないごみでは、委託が4台、直営が3台稼働しておりまして、有害ごみが平成19年だったと思いますけれども、これが全面委託になりまして、粗大収集については直営の職員で収集を行っておりまして、ここ2年ぐらいについては大きな変動はございません。
  以上です。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。
  鷲宮・栗橋生活環境保全協議会のほうですけれども、研修旅費ということで約50名が行かれたと。先ほど1人5,000円とおっしゃいましたけれども、これは個人負担の分でしょうか。この衛生組合が負担している研修への負担金ということで、こちらの補助といいますか、1人幾らを支出したのでしょうか、お願いします。
  それから、八甫の長寿命化計画ですけれども、これは22年度策定をして公表していないということですけれども、これから公表はするのでしょうか、お願いしたいと思います。また、もし公表しないのだということであればなぜなのか、その点もお願いしたいと思います。
  お願いいたします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 加藤議員さんの再々質疑にお答え申し上げます。
  まず、負担金の関係でございますけれども、5,000円は個人負担か、あるいは旧栗橋・鷲宮衛生組合からの負担であるかということですけれども、この5,000円につきましてはあくまでも個人負担ということで、個人に負担していただいております。
  それから、長寿命化計画策定の公表につきましては、特に公表しないという理由はございませんので、必要に応じて公表はする予定でございます。先ほどと、ちょっと申しわけありませんが、食い違ってしまいましたけれども、要望に応じては公表をいたす予定でございます。よろしくお願いいたします。
                 〔「協議会の研修旅費で、こちらが補助した額ですけれども、
                   それは1人幾らなのでしょうか」と言う人あり〕
業務3課長補佐(藤井 智君) あくまでも、補助した額は先ほど申し上げました146万5,000円でございます。
                 〔何事か言う人あり〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 申しわけありません。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、順を追ってお願いします。
  最初、17ページ、共済費の中で社会保険料についてなのですけれども、これについての八甫には該当がないのでしょうか。第1点です。
  それから、同じページで臨時職員の人数と、それから八甫についてもこれについては記載がないのですけれども、該当者がいないのかどうか、この点についてお聞きします。
  それから、17ページの職員の健康診断業務なのですけれども、これは成果表の22ページにあるのですけれども、これについての受診の状況、それから再検査あるいは要治療とか、そういうような状況がその後どのようになっているのか、詳しくお願いしたいと思います。
  それから、21ページは、これは単純に杉戸地区安全運転管理者協会負担金が1万8,000円ほど出ていますけれども、この内容についてお伺いをします。
  それから、23ページの光熱費の関係で、これも先ほど前者の状況の中で、八甫の電気料について高いというような状況についてはわかりましたので、ただ、この中で菖蒲センターでの水道料金がやはりかなり高いということについて、どのような理由なのかお願いしたいと思います。
  それから、29ページで、この中でEM処理器、それからコンポスト、電気式生ごみ処理機、この状況を、過去3年間の補助の対象の推移、それから今後どのような見通しを立てているのかお願いしたいと思います。
  それから、同じく29ページの、これも成果表の中で資源化率40.2%ということで記載があるのですけれども、これについて、全国平均あるいは県内での具体的な状況、それから1日1人当たりの資源、ごみ排出量、それの全国比較、県内での比較の状況についてお願いします。
  それから、31ページのプラスチック容器の選別業務の内容について、再商品化率についてお願いしたいと思います。
  それから、先ほどやっぱり答弁の中で、処分方法については答弁ありましたのでいいのですけれども、その状況についてお願いできればと思います。
  それから、31ページ、同じページですけれども、焼却灰等の処理運搬業務、この内容と、それから、これも先ほど概略、放射能の関係なのですけれども、この汚染状況とその後の対応についてお願いしたいと思います。
  それから、同じ31ページ、八甫センターのシルバー、デイケアでの選別業務の状況、これについてもあったのですけれども、全体的に、その人数、それから日当等についても、以前ふやしてほしいという要望もした中で変化があって、その後の状況についてお伺いをしたいと思います。
  31ページ、同じ、久喜宮代センターのごみ焼却施設改修工事の概要と、それから八甫センターでの焼却施設機器の修繕工事の概要についてお願いしたいと思います。
  それから、35ページの、これは先ほどと同様な関係なのですけれども、焼却灰の最終処分、放射能汚染の状況について、先ほどの答弁の中で最悪の事態があったらばというようなお話もあったのですけれども、どのような対応を今考えていて、今後そうなった場合の状況についてどのように考えているのかお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 木村議員のご質疑のうち、私から、17ページの共済費、社会保険料の関係、臨時職員の人数の関係、それから19ページの職員の健康診断の関係、21ページの杉戸地区安全運転管理者協会の関係につきましてご答弁を申し上げます。
  まず、社会保険料の状況と臨時職員の関係でございますけれども、これは関連がございますので、人数も含めてあわせてご答弁をさせていただきます。平成22年度の各センターの事務職員の補助をいたします臨時職員の人数でございますけれども、久喜宮代清掃センターが週5日勤務の職員1人、週3日勤務の職員1人、合計2人でございます。菖蒲清掃センターが、週5日勤務の職員1人に加えまして、先ほど正職員の状況もご説明を申し上げましたけれども、正職員の人員不足、事務職の人員不足に対応するため、平成22年の10月から週5日、5時間勤務の職員を1人追加採用しております。八甫清掃センターにつきましては、平成22年度は事務職の臨時職員の採用はしておりません。
  次に、社会保険についてでございますけれども、社会保険の加入基準が1カ月の勤務日数においておおむね職員の4分の3以上、かつ1日の勤務時間においても職員の4分の3以上という基準がございます。このことから、週3日勤務の臨時職員あるいは1日5時間勤務の臨時職員につきましては社会保険の対象外となるものでございます。このため、平成22年度の社会保険加入職員は、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターの週5日勤務の職員2人でございまして、八甫清掃センターでは対象がございません。
  続きまして、職員の健康診断の再検査の状況等につきましてご答弁申し上げます。衛生組合では、労働安全衛生規則に定められました定期健康診断の項目に胃がん検診あるいは大腸がん検診を加えた職員の健康診断を年1回実施しておりまして、平成22年度は6月30日に実施したところでございます。受診の対象者は、正職員のほか、再任用職員及び臨時職員につきましても対象としており、平成22年度の対象者は58人となっております。実際に受診した人数につきましては、先ほどご質疑にもございましたとおり、決算の主要な成果に関する調書の22ページに記載してあるとおりでございます。
  この表の内訳を申し上げますと、定期健康診断の項目を受診したのが正職員の44人中42人でございます。再任用職員は、8人中7人でございます。臨時職員につきましては、6人中5人、計54人でございました。未受診の者につきましては、全員が人間ドックを受診する等の別の機会を持つということの理由でございました。なお、採血を辞退した職員が2人おりましたことから、一部の項目につきましては受診者数が52人というふうになってございます。
  胃がん検診の受診者につきましては、正職員24人、再任用職員3人、臨時職員1人の計28人、大腸がん検診につきましては、正職員39人、再任用職員4人、臨時職員5人の計48人となっております。未受診の理由につきましては、既に医療機関において治療あるいは検査を受けている、また当日の体調等により受診ができなかったなどでございます。
  この健康診断の結果、精密検査を受診するのが望ましい、あるいは治療が必要であるという診断結果を実施機関から指摘されました職員は22人おりました。これらの職員につきましては、健康診断の結果を各自に通知後、しばらくして状況を確認いたしました。みずから医療機関において受診をしている、あるいは継続して治療を受けているという状況を確認いたしまして、結果を受けた後、なお未受診であった6人につきましては、当組合の産業医でございます岡部内科小児科医院の岡部先生にお願いをいたしまして、この6人全員の面談指導を実施しております。
  続きまして、21ページの杉戸地区安全運転管理者協会負担金の内容につきましてご答弁申し上げます。安全運転管理者の選任につきましては、道路交通法第74条の3第1項により規定されており、選任するものでございます。安全運転管理者協会につきましては、杉戸警察署管内の安全運転管理者選任事業所の交通安全の推進を目的といたしまして、運転業務の向上のための情報交換あるいは春、秋の交通安全運動を初めといたしました管内の各種イベントへの協力事業などを実施しておりまして、安全運転管理者協会の負担金につきましては、加盟事業所がその運営費として負担するものでございます。負担基準につきましては、1事業所の自動車の台数、管理する車両の台数において定めておりまして、20台未満が1万5,000円、20台以上39台までが1万8,000円、40台以上59台までが2万1,000円、60台以上79台までが2万4,000円などの負担基準となっておりまして、これにより当組合は1万8,000円を負担、納入しております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) それでは、木村議員さんのご質疑の水道料金とそれから焼却灰の運搬業務の内容についてご答弁申し上げます。
  まず、ご質疑の水道料金で菖蒲センターの高い理由はについてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターでは、ごみ焼却施設のガス冷却室及び急冷塔に大量の水を使用しておりますが、当センターでは井戸による地下水設備がなく、施設内で使用する水すべてが上水道を使用しているため、水道料金が高くなるものでございます。
  続きまして、焼却灰等処理運搬業務の内容と放射能の汚染状況についてご答弁申し上げます。初めに、焼却灰等処理運搬業務の内容でございますが、ごみを焼却することによって発生しました焼却灰とばいじんにつきまして、草津町にあります処分場で埋め立て処分をしておりますのがこの処理運搬業務でございます。
  次に、放射能の汚染状況についてでございますが、焼却灰とばいじんにつきましては、平成23年6月2日と8月1日に採取をして、2回の測定を実施してございます。測定結果につきましては、6月2日に採取した1回目では、焼却灰が480ベクレル、ばいじんが3,100ベクレルでした。また、8月1日に採取した2回目では、焼却灰が638ベクレル、ばいじんが3,940ベクレルでございまして、測定値すべてが基準値であります1キログラム当たり8,000ベクレルを下回っているものでございます。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんのご質疑にご答弁いたします。
  まず最初に、処理容器の関係でございます。EM、コンポスト、電気式、この順にお答えいたします。平成20年度、久喜宮代、23、29、64、計116、菖蒲、ゼロ、7、3、計10、八甫、37、4、34、計75。21年度、久喜宮代、12、34、34、計80、菖蒲、すべてゼロでございます。八甫、23、9、20、計52。22年度、久喜宮代、18、29、24、計71、菖蒲、ゼロ、ゼロ、5、計5、八甫、6、10、11、計27でございます。
  今後の見通しでございますけれども、今ご答弁申し上げましたとおり、補助制度の利用者が減少傾向にございます。しかしながら、生ごみの減量を一層推進する必要がありますので、生ごみ処理容器購入費補助金制度につきまして、引き続き「衛生組合だより」やホームページを通じて周知してまいりたいと考えております。
  次に、成果表28ページ、資源化率等についてのご質疑でございますけれども、こちらの成果表の資源化率40.2%につきましては平成22年度の実績でございますけれども、全国平均や県内の状況につきましては、まだ平成22年度の実績値が発表されておりませんので、平成21年度での状況をお答えいたします。まず、資源化率につきましては、全国平均で20.5%、埼玉県内でいいますと24.1%となってございます。また、1人1日当たりの資源、ごみ排出量につきましては、これも平成21年度の実績でございますけれども、全国では934グラム、埼玉県内では896グラムとなっております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、私のほうから、プラスチック容器選別業務で再商品化率などの状況、またその残渣の量と処分方法はとのご質疑にご答弁申し上げます。
  平成22年度のプラスチック類選別量が2,630.65トンでございます。そのうち、2,132.64トン、率にいたしまして約81%が再商品化されてございます。
  次に、残渣量につきましては494.73トンとなってございます。残渣の処分につきましては、千葉県成田市にございます株式会社ナリコーにおきまして焼却処理を行ってございます。
  次に、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設改修工事の概要でございますが、主な概要につきましてご答弁申し上げます。1号炉の主な改修工事でございますが、ロータリードライヤー内筒交換工事、ロータリードライヤーウオータージャケット交換工事、ロータリードライヤーシールゴム交換工事、炉体補修工事、主煙道ダンパー交換工事、炉下コンベヤー交換工事となってございます。
  次に、2号炉の主な改修工事でございますが、ガス冷却室清掃、4分析計点検整備となってございます。
  次に、共通部の主な改修工事でございますが、ごみ投入クレーン及び灰出しクレーン点検整備工事、灰出しコンベヤー整備工事、コンプレッサー点検整備となってございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) まず、電気料の関係でございますけれども、先ほど省略してもよいというお話がございましたので、省かせていただきます。
  それでは、次の31ページ、八甫清掃センターでのシルバーとデイケアでの選別業務の状況、人数、日当などについてのご質疑にご答弁申し上げます。初めに、シルバーの選別業務でございますけれども、主に粗大処理施設内のプラットホームにおいて燃やせないごみの選別、粗大ごみの簡易的な中間処理を行っておりまして、おおむね8名程度で作業を行っており、時給につきましては830円でございます。
  次に、デイケア施設でございますけれども、手選別ラインにおきます飲料用のアルミ缶及び瓶の選別を行っておりまして、おおむね6名程度で作業を行っておりまして、時給は610円でございます。なお、この時給におきましては、平成21年までは580円だったものを、微量ではございますけれども、610円に上げてございます。
  続きまして、31ページ、八甫清掃センターの焼却施設機器修繕工事の概要についてのご質疑にご答弁申し上げます。ごみ処理施設の機器修繕工事につきましては、A炉、B炉の2系列ございますことから、第1期工事と第2期工事に分けて施工しております。工事の概要といたしましては、受け入れ供給設備においてごみクレーンの整備、燃焼設備において焼却炉の耐火物の打ちかえ補修及び給じん機の整備、排ガス冷却設備におきましては減温用送風機の整備、通風設備において押し込み送風機及び誘引送風機の整備、電気計装設備においては炉内圧力ダンパーの調整及び中央操作盤の整備が主な工事の内容でございます。次に、第3期工事として、A系、B系の共通部であります灰出し設備のコンベヤの修繕、給水設備においてはプラント給水ポンプの交換を行っております。
  次に、35ページ、焼却灰最終処分業務の内容と放射能汚染での対応状況についてのご質疑にご答弁申し上げます。まず、焼却灰につきましては、全量を太平洋セメント株式会社においてセメントの原材料として再資源化を行っております。その内容といたしましては、ばいじんが926トン、焼却灰が350トンでございます。
  また、放射性物質濃度の測定につきましては、5月19日付で太平洋セメント株式会社から測定の依頼がございましたので、ばいじんを5月24日に採取し、焼却灰を5月27日に採取して濃度測定を実施いたしました。その結果は、ばいじんが4,100ベクレルで焼却灰が420ベクレルでございました。その後、7月28日に採取しまして、2回目の測定を行いましたけれども、その結果につきましては、ばいじんが1,871ベクレル、焼却灰が104ベクレルございました。測定結果につきましては、国の基準値でございます1キログラム当たり8,000ベクレルを下回っておりますことから、太平洋セメント株式会社へ通常どおり搬出しているところでございますけれども、なお、万が一の場合には、先ほども申し上げましたけれども、当施設におきましては灰固化の設備もございまして、月1度点検をしておりまして、いつでも使える状態にしてございますので、灰固化をして埋め立て処分するということにも変更可能でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、再質疑をします。
  職員の健康診断の関係なのですけれども、先ほどの答弁の中で、正職員、それから臨時、再任用も含めてやっているということで、その結果についても報告いただきました。この中で、未受診者と、それから人間ドックを受診されている関係もあって全員ではないということなのですけれども、これについては正職員、臨時、再任用の中も含めてこのような形で行っているのか、それが1つです。
  それから、要精検、それから検査ということで、22人ということで、かなり数字としては高いのではないかと思いますが、それについての衛生組合としてのいわば今後の対応も含めてどうしている。みずから確認して、その22人については継続しているような先ほど答弁もあったのですけれども、これについては、各、悪い状況、あるいは血圧とかいろんな形で継続されていることも、しっかりフォローされているのかどうかお願いしたいのと、それから、6人が未受診ということもあって、顧問の先生ということで受診されているみたいなのですけれども、これについてのその後の結果とか、現在はどういう形でそれがフォローされているかというのがわかればぜひお願いしたいと思います。やはり、健康管理、それから労働条件なんかも含めて総合的に判断していく必要があると思いますので、この点についてはぜひよろしくお願いしたいと思います。
  それから、光熱費の関係で、菖蒲センターが高いということで、井戸がなくて上水道を全部使っているというような状況が話されたのですけれども、これはほかのセンターではどのような形になっているのか、それから菖蒲センターでは今後やはり全面的に上水道を使わざるを得ないのか、井戸とかそういうのを活用する方法が検討されているのかどうかお願いします。
  それから、EM菌、コンポスト、電気式生ごみの状況というのが、3年間の状況を話していただきました。この中で、特に菖蒲、それから八甫の最近の状況というのはかなりそういう面では少ないのではないかというと、先ほど答弁では周知徹底しながら推進していきたいという形で言われているのですけれども、特に菖蒲などは、この内容についてもやっぱり経験とか経験者の声なんかも反映した形で、しっかりとそういう形で広報し、また宣伝をすべきではないかと思いますが、その点についてどうかお伺いしたいと思います。
  それから、資源化率については去年の数字ということなのですけれども、今年の22年度の数字については、やはりしっかりその辺のところについては、今までも大体僕らも全国的にトップクラスというようなところで理解はしているのですけれども、やはり全国の中で平均はどのぐらい、それから県内ではこういう形になっておるということをあわせて報道してほしいのです。そういう点で、今後、ホームページも含めてそのような改善をぜひしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
  それから、放射能の関係、これはホームページで報告されているので、私もよく見ているのですけれども、この点について、やはり、例えば焼却灰についての定期的な、6月と8月ということなのですけれども、この期間をもう少し、例えば1カ月ごとに検査するとか、あるいは今後継続的に検査する中でその変化を見ていく必要があるのだろうというふうに思っています。そういう面では、その結果の中で全体的に下がっている部分と、それから焼却灰、ばいじんなんかについては逆に上がっている部分もありますよね。そういう点でのやっぱり変化をきめ細かく見ていく必要があるのだろうと思います。8,000ベクレル以下といっても、6,700というのはかなり高い数字です。これについての、やっぱりホットスポットとか、そういうような状況も最近でもいろんな形で各地で問題になっていますので、やっぱりシビアにつかまえていく必要があるのだろうと思いますので、その点についてはぜひお願いします。
  それから、八甫センターでのシルバーとデイケア、選別業務の関係なのですけれども、シルバーについての人数については8人ということで、これは固定されているのかどうか。それから、デイケアの関係は、その日によって人数が違うということもあるのですけれども、これについては若干単価を上げていただいて、その後の評価、デイケア施設との関係もあると思いますけれども、どのような評価をしてもらっているのか、中にはもう少しやってほしいという声も私も聞いているのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
  それから、八甫の焼却施設の機器、それから回収についてのところですけれども、これは今までも計画が出されています。年次計画もやっと出した形で出ているのですけれども、それに沿った形で現在進んでいるのか、その後大きな変化があったのかどうか、その点についてお伺いしたい。
  以上です。
議長(飯山直一君) ここで休憩いたします。再開は2時10分とさせていただきます。

    休憩 午後 2時00分

    再開 午後 2時10分

議長(飯山直一君) 再開いたします。
  木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  職員の健康診断関係でございますけれども、人間ドックにつきましては正職員、また再任用職員が対象となりますので、共済組合の補助を受けて人間ドックを受診してございます。また、臨時職員の1名未受診の者につきましては、こちらは国保のドックを受けているというふうに聞いております。それから、22人につきましては、みずからで継続して受診をしている方、あるいは今回の結果により受診して問題点を把握された方でございます。その後の受診については、各自が対応しているという状況で聞いております。
  それから、6人の産業医の指導を受けた職員でございますけれども、こちらにつきましては、今回の健康診断結果のどこに問題があるのか、どういう点に今後気をつけなくてはいけないのか、あるいは受診する必要があるのか、そういったところを産業医の先生から指導いただきました。その結果で、ちょっと全員は確認できてございませんけれども、数名受診したというふうに聞いております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんの再質疑にお答えいたします。
  コンポストとかEM処理容器の関係、特に菖蒲区域につきましては非常に補助制度を利用する方が少ないわけですけれども、PRはもちろんのことでございますけれども、近々予定しております廃棄物減量等推進員さんとの意見交換会の中で、合併した影響によって補助が多くなったのだよ、ぜひその制度を利用してほしいということは申し上げていきたいと思います。
  それから、資源化率とか1人当たりの排出量、報道発表の関係なのですけれども、先ほど21年度の結果を発表しましたけれども、実は21年度の結果につきましては今年の3月に正式に発表になってございます。したがいまして、22年度の全国平均あるいは県内平均につきましては来年の3月に発表になると思いますので、その段階で組合だより等を使って状況をお知らせしていく、そういった方法をとりたいと思います。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) それでは、私のほうからは、木村議員さんの焼却灰の放射能測定の頻度につきましてのご質疑でございます。
  環境省の指導では、焼却灰、飛灰、どちらもなのですが、測定結果が8,000ベクレルを超えた場合に一定の間隔、1カ月程度で測定をすることが望ましいというような指導がございます。衛生組合では、今まで5月下旬から6月初めに1回、その後、4月下旬から8月初めに2回目の測定を実施しておりまして、1回目の最高値がばいじんで6,700ベクレルございました。2回目の測定では、4,020ベクレルと減少している傾向でございます。そのようなことから、次回の実施につきましては、国から等の指導がなければ3カ月程度あけて実施しようかというふうに実際考えてございます。
  そのような中に、10月7日に私どもの焼却灰の受け入れ先でございます草津町のほうから文書が参りまして、草津町のほうでは観光地ということで、風評被害等の問題もございますので、測定の頻度についての依頼がございました。相手先のそういう風評被害等の問題もございますので、それらの依頼にも十分対応しながら、測定頻度につきましても、相手の頻度、例えば何千ベクレルから何千ベクレルは何回やってくれとかという形もございますので、そういうものに合わせて頻度を変えていきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(飯山直一君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 木村議員さんの再質疑についてお答え申し上げます。
  水道料金の関係でございますけれども、久喜、それから八甫、こちらはどうなっているのかという形ですけれども、久喜ないし八甫清掃センターでは井戸水の利用を行っております。菖蒲だけが井戸のほうを利用していないわけですけれども、井戸とあとは工業用水、工水と言われるもの、こちらを検討してはいたのですけれども、井戸につきましては県条例のほうで規制がありまして、これで、今の時代、掘るのがちょっと難しいということになりました。それからまた、工業団地が近くにございまして、工水の利用もできるのではないかという検討も一時したのですけれども、工業団地自体で不足が生じるというようなことも伺っておりますので、工水の利用もちょっと難しいのではないかということになりまして、菖蒲清掃センターでは引き続き上水道を使用していくしかないのかなということになっております。
  以上でございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 木村議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、シルバーとデイケアの業務の関係でございますけれども、シルバーさんの人数、固定かどうかにつきましては、こちらは搬入量によって作業量が違いますので、毎月計画を立てまして、人数のほうは設定しております。ですから、固定ではございません。
  それから、デイケアの日当の関係でございますけれども、こちらにつきましては、あくまでも就労支援ということが前提にありまして、お互いの合意のもとに設定をしておりますので、また金額につきましては八甫清掃センターのほうから自主的に上げさせていただいておりますので、それなりの評価はいただいているのではないかと理解をしております。
  それから、2点目の修繕工事の関係でございますけれども、ほぼ計画に沿って修繕は行っております。機械物ですから、多少の前後はしますけれども、ほぼ計画どおりに修繕工事のほうは行っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  次に、角野議員、お願いします。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 6番、角野でございます。
  19ページ、役務費のところでございます。ノーレジ袋月間PR用品配送料の内容を教えていただきたいと思います。また、これまでのノーレジ袋への取り組みの成果はどのようであったのかお知らせいただきたいと思います。
  それから、29ページ、塵芥処理費の需用費でございます。久喜宮代清掃センターについて、消耗品費、これは減額とありますが、予算に対して大変低いのかなと思いますし、また21年度決算と比べましても大変低いかなと思いますので、この辺お知らせいただきたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 角野議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、角野議員さんのご質疑にご答弁いたします。
  ノーレジ袋月間PR用品の配送料につきましては、毎年10月に実施しておりますノーレジ袋キャンペーン月間の参加協力店舗にのぼり旗あるいは卓上のぼり旗、あわせてポケットティッシュを配送したものでございます。内容は、1事業者当たり単価が300円、久喜地区が151事業者、宮代町が110事業者、菖蒲地区が47事業者、栗橋地区が55事業者、鷲宮地区が29事業者、合計で401の事業者に配送してございます。
  これまでのノーレジ袋キャンペーンの取り組み状況につきましては、参加事業者数が平成21年度に、合併前の久喜市で163事業者、宮代町で117事業者、合計いたしますと280事業者でございました。平成22年度では、久喜地区が152、宮代が122、菖蒲地区が50、栗橋が56、鷲宮が30でございます。また、平成22年度は、管内大型店舗8カ所の店頭におきまして、延べ10日間、啓発用のポケットティッシュ等を配布してPRいたします店頭キャンペーンを実施しております。
  なお、ご質疑の取り組みの成果でございますけれども、例年実施しております久喜宮代管内のプラスチック類の組成分類の結果を見ますと、1世帯当たりで未使用のレジ袋を出す枚数は、平成20年度が3.2枚、年間にいたしますと約166枚、21年度は2.7枚、年間で140枚、22年度が2.4枚ということで、年間125枚と年々減少傾向にございますことから、取り組みの成果は、徐々にではございますけれども、上がっているものと考えております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、29ページ、需用費の久喜宮代清掃センター、消耗品の減額理由についてご答弁申し上げます。
  平成21年度と平成22年度の需用費の消耗品を比較いたしますと、平成22年度が672万4,318円の減額となってございます。減額の理由といたしましては、台所資源、生ごみ専用袋が平成21年度までは生分解性の袋を使用していましたことから、年間約1,300万円が支出されてございました。平成22年度からは、除袋機を設置したことによりまして、生分解性の袋からポリエチレン製の袋に変更したことにより、年間約540万円となったことが大きな減額の理由となってございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 再質疑をお願いいたします。
  ノーレジ袋月間、今やっているかと思いますが、黄色い旗がたなびいておりますが、これは徐々に取り組みの成果があらわれているということで、同時にマイバッグ運動もしているからかなと思いますが、そうしますと、この決算はどこに計上されているのかお伺いします。旗、卓上旗、ポケットは、今のところの配送料の中に入っているわけではないかと思われますので、お伺いします。
  それから、生ごみの袋ですが、前段者の質疑の中で参加率が大体半分だというふうにお伺いしましたが、生ごみの袋は全体でどれくらい生産してどんなふうに配られているのか、そして参加者が少ないということは、その袋は余っているところがあるのかどうかということをとらえているのかどうかお伺いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 角野議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  マイバッグ運動の関係、ノーレジ袋の関係の配送している品物につきましては、決算書の19ページ、一般管理の需用費、それぞれの清掃センターの消耗品の中で支出しております。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、再質疑の生ごみの袋の配布についてご答弁を申し上げます。
  年間で作製してございます袋の数は144万5,600枚となってございます。協力世帯数につきましては約1万世帯、そのうちの約半分の5,000世帯の方が協力をしていただいているわけでございます。今現在におきましては、この協力世帯、約1万世帯の中の9,800世帯の方へお配りをしているわけでございますけれども、1世帯当たり年間120枚ということで、今後、協力世帯数を十分把握しながら袋を配布していきたいというふうに考えてございます。
議長(飯山直一君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第6号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第7号 久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次お受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 議案第7号、一般会計補正予算について質疑いたします。
  ページは11ページです。久喜宮代清掃センターの分ですけれども、容器包装リサイクル協会の再商品化合理化拠出金2,200万円の減額となっております。その理由と、それから減額となったことによって幾らになるのかお願いをいたします。
  それから、22年度、ここに6,500万と書きましたが、決算で6,200万ですけれども、そこからかなりの大幅な減額になるのだろうと思います。その理由を説明してください。
  13ページです。菖蒲清掃センターで、給料の分が135万円の減額となっています。これの説明をお願いします。
  17ページです。久喜宮代清掃センター分で、ごみ処理基本計画の策定業務が51万円の増額となっていますけれども、これの理由を説明してください。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) ご答弁申し上げます。
  まず、1点目の容リ協会再商品化合理化拠出金の減額についてでございますけれども、容リ協会再商品化合理化拠出金につきましては、補正予算書10ページ、5款諸収入に容器包装リサイクル協会再商品化合理化拠出金といたしまして、3センター分合わせまして2,148万8,000円の減額を計上してございますけれども、この再商品化合理化拠出金につきましては、容器包装リサイクル法に基づきまして再商品化事業所に引き渡された容器包装対象物について、その年度の再商品化に必要と想定されていた費用に対し、実際にかかった費用が下回った場合、その差額の2分の1が拠出金として市町村あるいは衛生組合に支払われるものでございまして、品質基準に基づく配分と低減額、貢献度に基づく配分がございます。
  今回支払われるものにつきましては、平成22年度分の取り組みに対する拠出金でございますけれども、確定した金額につきましては参考資料の13ページのほうに記載してございますけれども、平成21、22年度、各清掃センター再商品化合理化拠出金比較表、こちらのほうに記載してございます。ちょっと見にくいと思うのですけれども、13ページでございます。これは一応、比較表に、先ほど木村議員さんのほうでもちょっとお答えしてあるのですけれども、こちら、久喜宮代清掃センター、一番上段に書いてあります。Aが21年度、Bが22年度ということで、久喜宮代清掃センター分が、合計の上から2番目が22年度でございまして、3,937万7,761円、菖蒲清掃センターですと358万8,961円、八甫清掃センター分ですと34万5,539円となってございまして、合計欄に書いてあるとおり4,331万2,261円、これが22年度分の拠出金の合計額でございます。
  この大幅な減額となりました理由につきましては、配分額のうち低減額、貢献度に基づく配分額、これは1トン当たりの想定単価を用いて算出されるわけですけれども、平成21年度と比べて平成22年度分は想定単価が安価となる手法による再商品化となったことが要因でございます。先ほども木村議員さんのほうでちょっとお話しさせていただいたのですけれども、13ページの下のほうにプラスチックのリサイクルについてという囲みがございますけれども、平成21年度はリサイクルの手法が材料リサイクルということで、1トン当たりの想定単価が9万4,658円でございました。それに対しまして、平成22年度は、メーンがコークス炉化学原料化ということで、想定単価が6万2,499円となってございまして、予定価格が非常に下がっているということで拠出金が減ったものでございます。今回補正をお願いした関係でございますけれども、平成21年度の再商品化手法、材料リサイクルと同じ手法でリサイクルされるだろうということを想定して予算計上したことから、今回大幅な減額補正をお願いすることになってしまったものでございます。申しわけございません。
  以上でございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 補正予算のご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、13ページの菖蒲清掃センターの給料の132万円の減額の関係でございますけれども、こちらは週3日勤務の短時間勤務再任用職員1人分の給料でございます。再任用制度につきましては、任期が1年で、現在のところ最大64歳まで更新ができる形となってございます。平成22年度に菖蒲清掃センターで勤務しておりました週3日勤務の再任用職員が平成23年度も勤務する予定として予算計上をさせていただきましたところでございますが、年度末になりまして、本人から、事情が変わったのだと思いますけれども、継続を希望しないと改めて申し出がございましたため減員となり、給料の減額を今回行ったものでございます。なお、菖蒲清掃センターにつきましては、平成23年度において事務職員が1人増員になりました。この関係もございまして、事務職の臨時職員1名を引き続き雇用しながら、この不足分をカバーしているという状況でございます。
  もう一点ございます。17ページにございます、久喜宮代清掃センター分のごみ処理基本計画策定業務の51万円の増額についてご答弁させていただきます。この増額理由でございますけれども、ごみ処理基本計画策定業務につきましては債務負担行為を設定させていただき、本年の3月にコンサルタント事業者と委託契約を締結いたしまして、現在策定作業を進めさせていただいてございます。今年度の主な委託業務といたしましては、基礎データの収集、分析、あるいは計画策定における基礎資料とするための住民アンケートの実施、現状や課題の分析に基づく計画項目の基礎的検討などを予定しておりましたけれども、当初予算の編成時点におきましては詳細が未確定でございまして、契約に向けた業務内容の整理をしているところでございました。そのため、当初予算におきましては概算の150万円の支出を計上させていただいたところでございます。3月の契約を経て、詳細な作業内容や作業量、作業日程等が固まりましたところで、平成24年度までの委託期間の期間延長と今年度分の支払い額総額が201万6,000円と確定できましたことにより、今議会におきまして債務負担行為の期間変更と今年度の支払い額の差額でございます増額の51万6,000円を補正予算に計上させていただいたものでございます。なお、契約総額は債務負担行為の限度額内でございます442万500円でございまして、残額は平成24年度の支出となる予定でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) まず、再商品化の拠出金のほうですけれども、21年度よりも22年度のほうが予定価格、想定単価がかなり、30%ぐらい減額になった。これは、燃やす燃料として使うということになるのでしょうか。ということは、もっと言えば、はっきり言えば、再商品化で集めてくるプラスチック、ビニールが質が悪いということを意味するわけでしょうか。これは、久喜宮代清掃センターの分が質が下がったので、そういうふうに使うから単価が下がったというふうに理解すればいいのですか。そこら辺の筋道を教えてください。
  もう一つですが、17ページのごみ処理基本計画策定業務ですが、私が聞きたいのは、久喜宮代清掃センター分でふえた、基本計画は全体ですよね、久喜宮代衛生組合。久喜宮代清掃センター分だけで51万がふえたというのはどうしてなのかということを聞きたいのですが、お願いします。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 猪股議員の再質疑にご答弁いたします。
  今までは材料リサイクルということで、パレットとか擬木、そういったものに使われておりました。今回はコークス炉化学原料化ということで、実際には、ちょっと調べましたら、異物の状況、破砕等の処理をし、コークス炉で用いる原料炭のかわりとすると。これを石炭と一緒にコークス炉に投入し、熱分解することでコークス、炭化水素油、ガスなどの工業原料が得られるというリサイクル法でございます。質が悪いからではございませんで、意外と材料リサイクルよりもこういったコークス、化学原料化するプラスチックがふえております。質ではございません。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  この51万6,000円につきましては、久喜宮代清掃センター分ということではなくて、この計画の予算、委託費そのものが久喜宮代清掃センター分として計上してございますので、中身としては、当初見込んでいた、予定しておりましたアンケート数より実際のアンケート数をふやしたり、そういった中身の変更がございまして、久喜宮代の管内だけの影響ではございませんけれども、項目として久喜宮代センター分として上げさせていただいているためにこのような表記となってございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 再商品化の合理化拠出金ですが、大体わかりました。
  合成ガス化あるいはコークス炉化学原料化、これは久喜宮代から出す再商品化のプラスチック、ビニールがその方向に使われているということですね。ほかの地域あるいは県、市町村などから出るもので、材料リサイクルに使われているものもあるわけですよね。ちょっとそこら辺、よくわからないので、聞いて申しわけないのだけれども、どちらに使われるかというのは、つまり単価の違いでかなり有利、不利が出てくるのですけれども、こちらのほうへということは選択することはできないのですか。協会のほうから、おたくのほうはこちらに回しますということで決められてきてしまうものなのでしょうか。そこら辺のことを説明をお願いします。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 猪股議員さんの再々質疑にご答弁申し上げます。
  リサイクルの手法については、公共団体は一切タッチできません。協会で決めた手法、単価がもう決まっているわけですから、久喜宮代のプラスチックをどの手法でやるかは、それは業者さん次第でございます。その中で、最も低価格で札を入れた業者がとるということですので、2年続けて材料リサイクルになったものですから、そういった計算をしてしまいましたけれども、残念ながらそういった想定単価の安い手法に落ちてしまったということでございます。
議長(飯山直一君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いします。
                 〔「議長、猪股議員への説明でわかりましたので、取り下げ
                   ます」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) では、加藤議員の質疑は打ち切ります。
  続きまして、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村奉憲です。いずれも15ページにあります3つの点です。
  各センターの集積所看板の内容について具体的にお願いします。
  2番目は、久喜宮代センターの修繕料の内容について。
  3点目は、久喜宮代センターの敷地の境界フェンス等整備工事の概要についてお願いします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 木村議員さんの集積所看板の内容についてご答弁申し上げます。
  今回補正予算に計上させていただきました看板につきましては、指定袋の導入に際しまして、その周知を図るために各清掃センター管内の集積所に掲示をさせていただくことを予定しているものでございます。具体的には、指定ごみ袋の使用及び分別関係の案内と、今回条例の改正がしてございますけれども、資源持ち去り厳禁、こういったものも掲載した看板を予定しておりまして、大きさ的にはB4判で5,000枚、この作成を予定しております。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 木村議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、15ページの修繕料19万円でございますけれども、こちらは庁舎の修繕でございまして、照明器具の交換と窓枠等の補修でございます。
  続きまして、久喜宮代清掃センターの敷地境界フェンス等整備工事でございますけれども、こちらの概要についてご答弁申し上げます。当組合では、本年の7月から8月にかけまして、一般廃棄物処理基本計画の策定に反映するご意見をいただくため、各施設の近隣住民の皆様との情報交換会を実施させていただいたところでございます。樹木剪定業務委託料の、13節にございますが、それとこちらの境界フェンスの工事につきましては、当施設に移管する、こちらの久喜宮代清掃センターに関する情報交換会を行った際に、沖の山地区、それから下早見地区の皆様から、植栽やフェンス等の施設管理が不十分であり、衛生組合内から河川を通して落ち葉が流れてくるので何とかしてほしい、あるいは周囲に配慮して伐採も含めた樹木剪定を早急にしてほしいなどのご指摘、ご要望をいただきましたことから、植栽及びフェンス等の外構の早急な整備が必要との判断をいたしましたので、今回の補正予算に計上させていただいたものでございます。
  境界フェンスの工事につきましては、当施設の北東側にございます町道に面したネットフェンスが一部傾くとともに、老朽化によりさびもひどくなっておりまして、またネットの破損、穴があくなどの破損も起こっている状態でございますので、これを撤去いたしまして更新させていただきたいと考えてございます。また、当センター内の北西側にございます、ちょうどこの庁舎の後ろ側になりますけれども、久喜市及び宮代町の境界となる水路沿いにございますフェンスにつきましても、自然に生えてしまいました雑木が絡みつきまして、フェンスの一部が破損する、あるいは水路に落ち葉が落ちるなどの原因ともなっておりますことから、フェンスの撤去を含めた伐採工事を行いたいと考えてございます。また、これらとあわせまして、場内至るところに自然と生えてしまった雑木類につきましても伐採し、整備したいと考えております。このような内容でございます。
議長(飯山直一君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  次に、角野議員、お願いいたします。
                 〔「取り下げます。わかりました」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第7号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第8号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例については、質疑の通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第5号から議案第8号までの質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(飯山直一君) 日程第3、これより議案第5号から議案第8号までの討論・採決を行います。
  議案第5号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第5号 専決処分の承認を求めることについて、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(飯山直一君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  次に、議案第6号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。共産党議員団を代表して、議案第6号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計決算の認定について、本案に反対する討論を行います。
  合併前の旧久喜宮代衛生組合時代から、当局は現業職員の退職に伴う補充をせず、なし崩しに収集や処理場の稼働に民間委託を拡大してきました。私たちはそれに反対を貫いてきました。22年度については委託の拡大はなかったとのことでありますけれども、今後も退職による補充はしないで委託を広げていく姿勢は変わりありません。この姿勢は容認できませんので、本案には反対をいたします。
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第6号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(飯山直一君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  次に、議案第7号についての討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第7号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(飯山直一君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  次に、議案第8号についての討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第8号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(飯山直一君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時54分

    再開 午後 2時55分

議長(飯山直一君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎管理者追加提出議案の上程
議長(飯山直一君) 次に、管理者提出追加議案、議案第9号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(飯山直一君) 管理者提出追加議案の提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) それでは、追加議案の提案理由につきましてご説明申し上げます。
  議案第9号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任についてでございます。久喜宮代衛生組合監査委員、榎本善司氏の任期が平成23年12月26日で満了となるため、榎本氏の再任について議会の同意を得たいので、久喜宮代衛生組合規約第12条第2項の規定によりまして、この案を提出するものでございます。
  住所、久喜市久喜中央二丁目8番28号。氏名、榎本善司。生年月日、昭和9年10月27日生まれでございます。
  榎本氏におかれましては、昭和35年3月に慶應大学文学部を卒業後、同年4月、全日本空輸株式会社に入社され、営業本部、エーエヌエーアクアツインズ株式会社代表取締役などでご活躍をされ、平成11年12月27日、久喜宮代衛生組合監査委員に就任されまして以来、3期、代表監査委員としてご活躍をいただいている方でございます。引き続きお願いを申し上げたいという次第でございます。
  以上が追加議案の提案理由でございます。慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 議案第9号につきましては、人事案件につき、補足説明は省略いたします。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(飯山直一君) 次に、議案第9号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 質疑がないようですので、議案第9号に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(飯山直一君) 次に、議案第9号について討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第9号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(飯山直一君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時58分

    再開 午後 3時02分

議長(飯山直一君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎請願の上程
議長(飯山直一君) 次に、請願第1号を上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎紹介議員の説明
議長(飯山直一君) 紹介議員の説明を求めます。
  猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 請願第1号 ごみ指定袋導入に反対する請願書が提出をされております。私のほうから、紹介議員といたしまして若干の説明をさせていただきます。
  紹介議員は、私、猪股和雄。請願者、久喜市久喜北2―24―3、矢野裕美。請願署名人数、3,050人であります。
  ごみ指定袋導入に反対する請願書。
  趣旨。旧久喜市及び宮代町は、他市に先駆け、ごみの減量化、資源化に取り組み、燃やせるごみを最小限に減らす努力をし、リサイクルを推進し、最終処分場での埋め立て量を減らしてきました。旧久喜宮代衛生組合の取り組みは一定の成果を上げ、市民の理解と協力を得、全国的にも高い評価を得て、全国から視察に訪れる団体も多いことは私たちの誇りでもありました。今回、久喜市の合併に伴い、家庭ごみの排出方法を統一する目的で全久喜市と宮代町にごみ指定袋が導入される模様ですが、これまでのごみの減量化に対する指定袋の導入をやめていただきたくお願い申し上げます。
  現在、指定袋を使っている地域におきまして、ごみ指定袋の中にレジ袋に入ったごみを入れている状態が多く見られます。指定袋を使わず、レジ袋のままごみを出すことでごみが少なくなります。久喜宮代衛生組合管内すべてでごみ指定袋導入をやめてください。
  なお書き以下は省略します。
  今回、指定袋制度が導入をされますのは久喜地区と宮代町の地区であります。指定袋は減量が目的ということでありますけれども、両地区ともこれまで大幅なごみ減量に取り組んできた経過があります。特に燃やせるごみと燃やせないごみにつきまして、1人1日当たり、菖蒲地区では535グラム、八甫センターの地区では603グラムであるのに対して、久喜宮代地区においては429グラムまで、つまり八甫センターに比べますと30%も少ないごみの減量を達成してきたのであります。これはもはや、指定袋導入によって減らせる範囲を既に超えていると私は考えております。
  旧久喜宮代衛生組合におきまして、10年以上も前に指定袋あるいは有料化という議論があったこともありますけれども、私たちはそれを採用しないで、レジ袋のままで減量化を進めてまいりました。今、この段階で減量をまず進めるべき最大の地域は、菖蒲地区と八甫センターの地区で減らすべきである。そして、プラスチックや紙、布、燃やせるごみに大量に含まれている資源、例えば菖蒲センターの地区におきましては、燃やせるごみのうちの47%が紙、布類になっています。また、20%がプラスチックになっています。八甫センターの地区では、40%が紙、布類、26%ものプラスチックが含まれています。これらを減らす対策が、まず今、久喜宮代衛生組合にとって急務であると考えます。その後に、同じ土俵で指定袋の導入するかしないかということの議論も行われるべきではないでしょうか。
  この間、住民からさまざまなことを聞かれてきております。広報の「衛生組合だより」10月号に指定袋が決定しましたという記事がでかでかと載りましたけれども、それを見た住民からは、議会でいつ決定したのかと聞かれます。また、住民の間では、まだまだこのこと事態を知らない住民も多くあります。議論不足であり、周知不足であり、このままでは住民の理解は得られないと考えます。また、宮代町議会におきまして早急な導入に反対する意見書を可決したと聞いております。この意見書の議決の意味も大変重いものがあると考えます。
  したがいまして、この請願書の趣旨、そして今後の取り組みを考えるならば、少なくとも当面、来年4月からの導入は見送って、改めて住民の間の議論を深めていく、議会における議論も深めていく、それが私たちのとるべき道ではないかと考えます。そうした趣旨から、この請願書の紹介議員となりました。ぜひ皆さんのご賛同をお願いいたします。
議長(飯山直一君) 以上で紹介議員の説明を終わります。
  ここで、請願者の署名及び陳情書につきまして、事務局より説明いたさせます。
事務局(籾山光明君) それでは、請願書の署名及び陳情書につきましてご報告いたします。
  まず、9月21日付、ごみ指定袋導入に反対する請願書が1,000人の署名添付で請願者より議長あてに提出されました。その後、10月6日付で1,000人、10月14日付で479人、10月17日付で571人、合計で3,050人の本請願書の署名が提出され、受理しておりますので、ご報告いたします。
  また、9月1日付で久喜地区において来年度以降も指定ごみ袋以外でのごみ収集が継続されることを求める陳情が陳情者より議長あて提出され、受理しております。陳情書の写しを事前に皆様のお手元に配付させていただきましたので、内容等詳細につきましては省略をさせていただきますので、ご了承いただきますようお願いいたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 陳情書に関しましては、去る10月3日の議会運営委員長の報告にもございましたが、請願書と同一の内容でございますので、審査に付さないこととなっておりますので、ご了承をいただきたいと存じます。

                        ◇                      

    ◎請願に対する質疑
議長(飯山直一君) 次に、請願第1号 ごみ指定袋導入に反対する請願書についての質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 質疑がないようですので、請願第1号に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(飯山直一君) これより請願第1号について討論・採決を行います。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 続きまして、賛成討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。私は、日本共産党議員団を代表して、今回のごみ指定袋導入に反対する請願に賛成する立場で討論を行います。
  8月の全員協議会において、3つの清掃センターの粗大ごみ処理料金の統一と家庭ごみ排出時の可燃物及び不燃物について当組合で指定する袋を使用すべき、その指定の袋は実費有償とすることが説明されました。指定袋については、5月24日、第5回廃棄物減量等推進審議会でごみ袋指定について答申が出されたことを受けて、来年4月より、以前より導入していた菖蒲清掃センター、八甫清掃センター管内に加え、旧の久喜市と宮代町による旧久喜宮代衛生組合管内の住民にも指定袋を導入し、この際、3つのセンター管内の指定袋を統一するというものです。
  日本共産党は、先週の10月13日にも久喜宮代衛生組合に申し入れていますが、久喜宮代清掃センター管内の指定袋には導入に反対の立場です。旧久喜宮代衛生組合管内の住民は、他市町に先駆けてごみ減量化に取り組んできました。平成22年度の資源化率は40.2%に達しています。指定袋でなくても高い資源化率を誇っているわけで、指定袋を導入している菖蒲及び八甫センター管内において、それぞれ16.2%、24.4%と資源化率はなっています。要は、指定袋ではなくても、分別と収集のやり方、ごみ行政当局のごみを減らし、リサイクルするのだという姿勢、それに賛同し、協力する住民の意識の向上にあります。久喜地域の合併でごみ袋を統一する必要があるのであれば、むしろ菖蒲及び八甫清掃センター管内の指定袋を廃止すべきです。
  当局の説明では、2つのセンター管内で指定袋を導入したと、減量効果があったとのことでありますが、引き続き今日までその効力が続いているのでしょうか。全国の例を見ても、指定袋や処分の有料化を始めて、減量効果は短期間であり、そのリバウンドでもとへ戻ってしまう、金を払っているのだから何を出してもいいという、リサイクルにもつながらなくなったという、こういう例が多いのが実態です。指定袋は全国的に趨勢と言われていますが、むしろ試行錯誤の段階です。
  陳情の中にもあるように、全国に先駆け、半透明の指定袋を導入した東京都特別区では既に指定袋を廃止しております。また、県内においても指定袋を導入している自治体は少なく、人口の多い市ほど導入していません。指定袋など、ごみ減量効果は広く認められていないのが現状です。いまだに指定袋を知らない住民が多いのがまた現在の実態です。
  私たちは、請願趣旨の現久喜宮代衛生組合管内においてごみ指定袋の導入をやめ、あるいは廃止することに賛成することを表明して、本請願を採択すること、その立場で討論をいたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 次に、反対討論はありますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) それでは、直ちに採決に入ります。
  請願第1号 ごみ指定袋導入に反対する請願書を採択することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手少数〕
議長(飯山直一君) 挙手少数であります。
  よって、本請願は不採択とすることに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長あいさつ
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、本議会に付託されました案件はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案等に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者あいさつ
議長(飯山直一君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案いたしました議案第5号から議案第9号までの5議案につきまして、議員の皆様には慎重にご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  今後とも、議員の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。

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    ◎閉会の宣告
議長(飯山直一君) これをもちまして、平成23年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時16分