平成23年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第14日

平成23年3月29日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長あいさつ
 5 管理者あいさつ
 6 閉  議
 7 閉  会


午前9時開議
 出席議員(13名)
     1番   梅  田  修  一  君      2番   上  條  哲  弘  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   角  野  由 紀 子  君
     7番   鈴  木  松  蔵  君      8番   鎌  田  忠  保  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   金  子  正  志  君     13番   大  鹿  良  夫  君
    14番   飯  山  直  一  君

 欠席議員(1名)
    12番   宮  原  一  夫  君

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  庄  司  博  光  君

   会  計  河  野  金  蔵  君
   管 理 者

   参  与  牧     光  治  君
   参  与  真  砂  和  敏  君
   参  与  栗  田  明  夫  君
   参  与  當  間  義  広  君
   事務局長  小  倉  康  治  君

   理  事  菅  谷  重  行  君
   総務課長  渡  辺  和  夫  君

   業  務  白  子  直  巳  君
   課  長

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長

   総務課長  金  井     誠  君
   補  佐

   業務課長  内  田  久  則  君
   補  佐

   業務課長  日 下 部  栄  子  君
   補  佐

   業 務 3  藤  井     智  君
   課長補佐

 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  野  口  智  樹
   書  記  赤  羽  貴  裕


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(飯山直一君) ただいまの出席議員は12名でございます。
  なお、12番、宮原議員からは病気療養により本日欠席する旨の報告がなされております。また、金子議員につきましては、あと5分ぐらいで到着という連絡が入っておりますので、よろしくご了承のほどお願いいたします。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開かせていただきます。
  去る3月11日発生しました東日本大震災により、多数の方々が亡くなられました。ここで、被害に遭われ不幸にも亡くなられた多くの被災者の方々を哀悼し、1分間の黙祷をささげたいと思います。
事務局(籾山光明君) 皆様、ご起立願います。
  黙祷始めます。
                 〔黙  祷〕
事務局(籾山光明君) 黙祷終わります。
  皆様、ご着席をお願いします。
議長(飯山直一君) ありがとうございました。
  なお、事務局より参考資料を配付したいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時01分

    再開 午前 9時02分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(飯山直一君) 日程第2、議案第2号から議案第4号までの質疑をお受けいたします。
  議案第2号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に従い順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) おはようございます。よろしくお願いします。
  まず、総括なのですけれども、予算書の7ページになりますが、財源内訳に国とか県の支出金がないのですけれども、地方債を起こす工事に補助金等はありませんでしょうか。
  歳入ですが、9ページ、死亡犬猫取り扱いについて、八甫センターと菖蒲センターではどうされておりましょうか。
  11ページ、雑入の再商品化合理化拠出金、3センターの積算を示していただきたいと思います。
  同じ11ページで、雑入ですが、駐車場協力金、これを説明していただきます。
  よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 加藤議員さんの質疑の歳入9ページ、犬猫死亡取り扱い手数料についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターでは、死亡犬猫等については収集及び受け入れは行っておりません。両センター管内の市民が飼養していた犬猫等が死亡したときは、広域利根斎場組合メモリアルトネを利用していると考えております。また、市民から死亡犬猫等の問い合わせを受けた際は、広域利根斎場組合メモリアルトネをご紹介しているところでございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 続きまして、11ページの雑入、駐車場協力金につきましてのご質疑にご答弁申し上げます。
  駐車場協力金につきましては、駐車場の維持管理費用の一部を負担していただくという趣旨に基づき、また特定の職員が行政財産を占有するということでの使用料の徴収に準じた性格を有するため、久喜市におきましては車での通勤者から月1,000円を徴収している状況でございます。また、宮代町では、行政財産の使用料に関する条例及び同条例施行規則において、町職員が行政財産である土地に駐車する場合、1台当たり2,000円と規定して徴収しております。加えまして、近隣市町におきましては、800円から3,500円まで、金額のばらつきはございますけれども、徴収していない市町村がないという状況でございます。
  このような状況を踏まえまして、当衛生組合におきましても、平成23年度より車通勤者に対し月額1台1,000円、再任用で勤務日数の少ない方につきましては割り落とす予定でございますけれども、駐車場協力金を納付していただく方向で内部調整を進め、予算計上をさせていただきました。項目につきましては、清掃センターごとに計上させていただきましたが、久喜宮代清掃センターにおきましては、車通勤の職員33人と再任用の車通勤者4人で合計42万4,800円、これに委託業者の社員の通勤分の7名の8万4,000円を加えまして、50万8,800円と積算したものでございます。
  菖蒲清掃センターにおきましては、車通勤の職員4人と再任用職員1人、合わせまして5万5,200円に委託業者の社員7人分の8万4,000円を加えまして、13万9,200円となるものでございます。
  八甫清掃センターにおきましては、車通勤の職員6人と再任用職員1人7万9,200円に委託業者社員16人分の19万2,000円を加えまして、27万1,200円となるものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 金井課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 私からは、雑入の再商品化合理化拠出金、これにつきましてご答弁申し上げます。
  3センターの積算でございますけれども、平成23年度予算に計上いたしました再商品化合理化拠出金は、今年の9月に入金が予定されております平成22年度分の合理化拠出金でございます。積算でございますけれども、平成22年9月に入金されました平成21年度分の拠出金とほぼ同額を計上させていただきました。参考までに21年度分の拠出金を申し上げます。久喜宮代清掃センター6,253万2,227円、菖蒲清掃センター270万7,337円、八甫清掃センター9万5,807円、以上でございます。
議長(飯山直一君) なお、加藤議員の総括質疑につきましては、歳出にてご答弁させていただきますので、ご了承願います。
  再質疑をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 駐車場の協力金ですけれども、この久喜宮代センターには労働組合がありますが、職員の組合との話し合いといいますか、説明がどのようにされておりましょうか。
議長(飯山直一君) 加藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
  労働組合との話し合いの関係でございますけれども、給与改定の交渉のときからこの駐車場協力金のお話はさせていただいておりまして、約半年弱交渉を重ねてまいりました。その間、トータルで9回の交渉を持たせていただいたところでございます。その中で組合の方々におかれましては、この勤務地が公共交通機関からの駅、あるいはバス停等から著しく離れている、勤務しにくい状況等を考慮してほしいということでお話をいただいておりました。その中で衛生組合といたしましては、市の職員、町の職員にこちらとしては市及び町から業務を委託されて行っている一部事務組合でございますので、市の職員、町の職員に準じた取り扱い、こちらが適当ではないかというお話をさせていただきました。その中でいろいろ交渉を重ねてまいったところでございますけれども、ようやくこちらとしてもその1,000円を経過措置として800円からスタートとして、800円、900円、1,000円と本来の額にさせていただく譲歩案を出させていただきまして、平成23年4月のスタートに当たりましては、その800円スタートということでご了承をいただいた状態でございます。その後の取り扱いにつきましては、双方の主張がまだかみ合っておりませんので、まだ組合さんの了承がいただけていないという状況でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 加藤議員、再々質疑。
                 〔「ないです」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) まず、歳入の9ページですけれども、多量排出事業者、上位10社の平成22年度中の実績と地区、業種をそれぞれお願いしたいということと、それからその21年度比増減、減量計画に対する実績、それから10社以外で5トン以上ふえる見込みのある事業所。
  それから、(2)として、各事業所からの減量計画の集計と実績、その分析と見通しについて通告いたしました。先ほど資料が配られたのですけれども、まだ私見ておりませんので、その概要、それからその評価について説明いただければと思います。
  それから、9ページですけれども、ここに自動販売機に係る行政財産使用料がのっております。条例改正もあったのですけれども、この電気料についてはここに含まれているという考え方でいくのかどうか。それとも別に電気料がのっているのかどうか、説明をお願いをいたします。
  それから、再商品化合理化拠出金につきましては、先ほど前者に対して答弁がありましたので、今回の数字については理解いたしますけれども、22年の9月に入金された21年度分と同額を計上したということなのですが、これが今年、23年9月入金の22年度分の予定であるということから、そうするともう数字は確定しているわけですよね。それはただ把握できていないということでしょうか。それともほぼ同額で来るであろうというふうに算定をしているのか、そこら辺の説明をお願いします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 私からは、(1)、(2)及び(4)のご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、久喜市、宮代町の多量排出事業者、うち上位10社の平成22年度途中の実績、業種についてご説明申し上げます。
  お手元の参考資料1ページをごらんいただきたいと思います。平成22年度多量排出事業者搬入実績をあらわしたものでございまして、久喜宮代清掃センター管内の久喜市久喜地区と宮代町における平成23年1月末日現在の搬入実績を多い順から並べたものでございます。多量排出事業者45事業者のうち上位10社につきましては、太字で示しておるとおりでございまして、病院やレストラン、老人福祉施設、あるいはスーパーなどでございます。このうち22年度当初に設定いたしました減量計画の目標数値達成見込みの事業者数は3社となっております。また、21年度と比較して搬入量が減少しているのが表の減量化率、パーセントの欄で白三角で表示しております4社となっております。
  上位10社以外で5トン以上ふえる見込みの事業所でございますけれども、ナンバー15のサービス業、ナンバー17の外食産業、そしてナンバー21の老人福祉施設の3事業所でございます。
  次に、菖蒲清掃センター、八甫清掃センター管内の久喜市菖蒲地区、栗橋地区、鷲宮地区につきましてご説明申し上げます。こちらのほう、資料の3ページをごらんいただきたいと思います。菖蒲地区の多量排出事業者は4社、栗橋・鷲宮地区の多量排出事業者は19社でございまして、栗橋・鷲宮地区の上位10社は表の太字で示した部分でございます。このうち22年度当初に設定した減量計画の目標数値達成見込みの事業者数は、菖蒲地区におきましては4事業者すべて達成見込みとなってございますけれども、栗橋・鷲宮地区では4社でございます。なお、21年度との比較増減についてでございますけれども、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターでは、21年度の搬入実績の具体的な数字を確認できないことから、表に示してはおりません。
  次に、(2)、事業所からの減量計画の集計と実績につきましてご説明申し上げます。久喜市久喜地区、宮代町につきましては、多量排出事業者45事業者全体の搬入実績でございますけれども、表の一番下の合計欄に記載しましたように、22年度1,745トンに対し、21年度は1,833トンでありましたことから、差し引き88トン、率にいたしまして4.8%の減量となっております。
  個々の事業者についての分析でございますけれども、資料の2ページのほうをごらんいただきたいと思います。久喜市久喜地区及び宮代町の多量排出事業者を業種別にまとめたものでございますけれども、ナンバー1からナンバー8までがスーパーマーケットでございまして、小計@に記載しましたとおり、21年度比較で145.91トンの減量、率にいたしまして28%の減となっております。また、8社のうち7社が搬入減となっておりまして、表の一番右に減量計画書数値目標達成判定のとおり、そのうち5社が減量計画が達成できると判断させていただきました。
  次に、外食産業でございますけれども、11の外食産業が多量排出事業者となっておりまして、小計Aのとおり全体で85.17トン、率にいたしまして33.2%のこちらのほうは増となっております。この11事業者のうち8事業者が21年度に減量しておりまして、減量計画を達成できるのはこのうち5事業者でございます。
  次に、老人福祉施設でございます。5つの施設が多量排出事業者となっておりまして、こちらのほう、小計Bのとおり21年度比較で29.67トン、11.1%の増となっておりますけれども、減量計画を達成できる事業者につきましては、1社のみでございます。
  次に、医療機関でございますけれども、5つの医療機関が多量排出事業者となっておりまして、小計Cのとおり21年度比較で47.4トンの減量、14.9%の減となっておりますが、減量計画の達成見込みは現段階では残念ながらないというふうに判断しております。
  次に、サービス業でございますけれども、4事業者ありまして、小計Dのとおり全体では16.3トンの増となっております。
  次に、食品製造業でございます。こちらのほうは3事業者ありまして、小計Eのとおり13.24トンの減となっております。
  次に、娯楽産業でございますけれども、2事業者ありまして、小計Fのとおり16.76トンの増となっております。
  以下、小計Gのコンビニエンスストアから小計Kの更生施設まで記載してございますけれども、こちらのほうの説明は省略させていただきたいと思います。
  次に、23年度の事業系ごみの減量見通しでございますけれども、久喜宮代清掃センターでは管内の久喜市久喜地区の医療機関の開業等によりまして、ごみの搬入量が増加すると思われることから、23年度は4,900トン程度になるものと見込んでおります。菖蒲清掃センターにおきましては、23年度は1,800トン程度、また八甫清掃センターにつきましては、2,000トン程度と見込んでございます。
  次に、先ほどの再商品化合理化拠出金でございますけれども、この拠出金につきましては、先ほどご答弁いたしましたとおり、前年度のものが翌年度に入金されるというシステムになってございます。ほぼ同額上げたわけですけれども、まだ八甫さんのほうがプラスチックのほうはスタートしていないと、今年からスタートするわけですから、昨年の段階ではプラスチックはスタートしていないということで、21年度のものを基本として今回上げさせていただきました。数字につきましては、若干例えばペットボトルなんかの増、あるいはプラスチックの増もあるかと思われますけれども、前年度並みということで計上させていただきまして、また昨年が9月の下旬に入金されております。今年度が9月のいつになるかちょっと不透明でございますけれども、早い段階で金額が明らかになりましたら、補正予算のほうで精算させていただきたいと、このように考えております。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) それでは、私から猪股議員のご質疑の(3)、自動販売機に係る行政財産使用料で、電気料についてはどうなるのかという点につきましてご答弁申し上げます。
  行政財産使用料につきましては、今議会に上程させていただきました久喜宮代衛生組合行政財産の使用料に関する条例の基準により、使用する久喜宮代衛生組合の土地、建物、工作物の種類、使用区分、単位に応じて使用料を納付していただく予定としております。
  ご質疑の電気料でございますが、条例案の別表の下段にございます備考の1をごらんいただきますと、その使用料の算出方法として記述がございまして、土地、建物、工作物の使用について、電気、ガス、水道、下水道等を使用させる場合など、必要経費がある場合の使用料の額は、この別表に定める使用料の額にそれぞれ電気、ガス、水道、下水道等の料金、その他の必要経費を加算した額とする旨の定めがございます。この項目によりまして、自動販売機につきましては、敷地使用料に機器の稼働に要した電気料を加算した額を行政財産使用料として納付いただく予定でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) それでは、再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最後の自動販売機について、私の見方が間違っていたわけですかね。では、その9ページの使用料、この12万と3万3,000円の中に電気料も含んで計上しているということで理解でいいわけですね。わかりました。それだけ確認をお願いします。
  それから、多量排出事業者の搬入量の分析について、事細かに説明していただきまして、ありがとうございます。毎年毎年これはお願いして、予算のときと決算のときの両方でお願いをしていて、かなり細かい分析ができていて、ということはきちっと個別個別の指導もされている。そのことによって搬入量の減量が進んでいるのだということで、これは本当に評価したいと思います。
  ちょっと気になる点、幾つかお伺いしたいのですけれども、まず1つには、参考資料の1ページの上位10社以外で、これでいくと15、17、21のところでかなり増になるという見込みですけれども、ここら辺の理由についての分析、理由の把握はどうなっているかをお願いしたいのが1つ。
  それから、2ページの表で、スーパーマーケットについては、もう本当に減量が進んできていて、これも努力の成果だろうというふうに思っています。ところが、外食産業で物すごいふえているところがありますよね。その1社のために全体がふえているというようなふうにも見えるのですけれども、この理由の分析はどのようにされているのかお願いします。
  それから、老人福祉施設は、これはほとんど紙おむつだろうというふうに思いますので、苦しいですが、やむを得ないのでしょうかね。これについてもどう考えているのかお伺いします。
  ただ、1つだけ減量計画を達成しているところがあります。もっとも実数としては増になっているのですけれども、そこら辺の成果、取り組みの内容についてお願いします。
  それから、下のほうの官公署なのですけれども、これはどちらが久喜市でしょうか。これは言っても構わないでしょうね。久喜市役所はどちらでしょうか、お願いします。
  それから、もう一方のほうは宮代町役場なのでしょうか、お願いします。
  それから、2番のほうはかなり大幅に減っているのですけれども、この取り組み内容、それから久喜市役所の今後の見通し、どのように把握していらっしゃるかお願いします。
  それから、菖蒲センターと八甫センターにつきましては、21年度まで把握していない、それは私も承知していますので、こういう数字になりますけれども、23年度の取り組みを期待したいところですが、ちょっと見ますと、これは私のうがった見方でしょうか。減量目標自体が何か過大に出されているのではないかというふうにも見えるのですけれども、この減量計画の数値についてはどのように指導していらっしゃるか、お願いします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  9ページの行政財産使用料につきまして、電気料を含んで計上しているのかというご質疑でございますが、この予算額を積算する時点では、詳細な積算方法がまだ未確定でございましたので、概算として計上させていただいてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) たくさんございますので、答弁漏れがあるかもしれませんけれども、その都度ご指摘いただきたいと思います。
  まず、参考資料1ページの15、17、21の5トン以上ふえている理由でございますけれども、その前に、実は上位10社の中でも2番、3番、7番、8番、9番はふえております。ふえておるのですけれども、ちょっとご質問にはないのですけれども、この2番の外食産業、こちらのほう大変ふえております。こちらのほうなのですけれども、当初の予想を上回るテナント数の入店があって、全体の来客数も順調に伸びているということからふえているということでございます。
  それから、3番の老人福祉施設なのですけれども、こちらのほうふえておりまして、減量計画は達成できないわけですけれども、後のご質問と重なる部分があると思うのですけれども、やはりそのおむつの関係ですね。利用者の皮膚トラブルの予防や解消のために布のリハビリパンツから紙のリハビリパンツと尿取りパットの併用に変更したため、おむつごみというのですか、そういったものがふえたと、それから利用者の重度化により、自立してトイレに行ける方が減ってしまって、おむつの着用者がふえたということでございます。
  それでは、15番のほうですけれども、こちらのほう、非常にふえております。ふえているのですけれども、結果として減量計画の目標判定が丸という形になっているのですけれども、これはその計画そのものに誤りがあったというふうに思っております。
  それから、17番と21番、こちらはやはり減量計画を達成できるという形になっております。こちらの17番と21番につきましても、減量計画書を作成する段階でよくご理解いただけなかったのかなと、私どもも反省しておりますけれども、今後個別に減量計画書の記入の仕方を丁寧にご説明してまいります。
  それから、17番ですけれども、こちらのほうは、前年度よりも毎月2%から20%の幅で売り上げが伸びたということでございます。
  それから、スーパーの三角ですね。これはいわゆる食リ法に基づいて、衛生組合の搬入がなくなったという形で減っております。
  それから、老人福祉施設の中で1つだけ減っている……よろしいですか。
  それから、官公署なのですけれども、これは久喜市役所ですか、残りは町役場ですかというご質問でございますけれども、これはどちらでもございません。失礼しました。資料の2ページなのですけれども、この官公署2つ、2番目のほうが久喜の市役所です。前回も申し上げていますので申し上げますけれども、その上は久喜の警察です。官公署の1番が久喜警察で、2番が久喜の市役所でございます。市役所のほうは非常に減量が進んでおりまして、資源の搬入は一切ございません。今後も久喜の市役所のほうは、多分減量が進んでいくものと私どもも期待しております。
  一番最後に、課題ではというご質問でしたけれども、そういった減量計画書の計画そのものに誤りがあったということで課題となってしまったと判断しておりますので、今申し上げた事業所につきましては、引き続き23年度におきましても多量排出事業者になることが確定しておりますので、個別に廃棄物管理責任者と直接お話をいたしまして、減量計画書の記入の仕方、それからお店としての基本的な考え方、あるいは本社としての基本的な考え方をお伺いして、次の23年度の減量計画のほうにつなげたいというふうに考えております。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 1つだけお願いしておきます。
  特に多量排出事業者の搬入量の把握が始まった菖蒲と八甫のセンターにつきまして、特に今答弁の中にも少し触れられておりましたが、目標の立て方自体が認識されていないのではないかという節が私としては感じられますので、ぜひそこら辺の細かい指導、個別の指導をお願いをして、特にこれから取り組んでいくところの減量を進めていただくようにお願いをいたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 要望でよろしいですね。
                 〔「はい」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、私のほうから2点です。
  9ページにあります有価物売り払い代金の菖蒲清掃センター分422万2,000円の内容と、それから今年度改善すべき課題に上ったものがあるのかどうかお願いします。
  それから、2点目は、10ページ、11ページの送電線の線下補償料ですね。251万6,000円の積算内容と、ほかのセンターでの内容は、菖蒲、それから八甫などは、この点についての補償料はないのかどうか、この2点です。お願いします。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 木村議員さんのご質疑の予算書10ページにございます送電線線下補償料251万6,000円の積算内容、それとほかのセンターにはないのかというご質疑について答弁をさせていただきます。
  久喜宮代清掃センターの敷地内を通過しております高圧送電線につきましては、昭和51年4月1日付をもって東京電力株式会社との間で送電線路架設契約を締結しておりまして、3年に1回、東京電力から線下補償料として支払われるものでございます。今回の予算計上額につきましては、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間の補償料となりまして、その積算内容は、契約面積が1,251.82平米、契約単価が1平米当たり年間で670円でございますので、1,251.82平米掛ける670円の3年間という積算でございます。
  次に、菖蒲清掃センターと八甫清掃センターについてでございますけれども、両センターとも敷地内を通過しております高圧送電線がございませんので、線下補償料は発生しないものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 9ページ、有価物売り払い代金の菖蒲清掃センター分422万2,000円の内容と、今年度の改善などあるのかについてご答弁申し上げます。
  内容としましては、資源物収集の際の缶類、紙類、それから古着類等と燃やせないごみの分別により発生しましたアルミ類、鉄類の売却代金でございます。今後の改善としましては、平成23年度より紙類、古着類の収集回数を現在月1回でございますけれども、月2回とふやすことによりまして、資源化が進むのではないかと思われておるところでございます。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 今の答弁の有価物の売り払い代金のところなのですけれども、これは月1回だったのが2回にするということなのですけれども、これによって全体としては大体2倍ぐらいになるのか、そういうのを積算しているのか。
  それから、月1回から2回ということで、これは住民への周知とか、それはもう既にされているのか、お願いします。
議長(飯山直一君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 紙類、古着類の収集回数を2回にするということであって、金額が倍になるかと言われておりますけれども、こちらにつきましてはそれほどの増は見込めないとは思いますけれども、若干の資源化が進むという考えは持っております。
  それから、周知につきましてですけれども、こちらは、23年度から予定しているということで、住民への周知につきましては、組合だより、それからホームページ等で周知するという形になると思いますので、よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、木村議員の質疑を打ち切ります。
  次に、角野議員、お願い……よろしいですか。
  角野議員の質疑は打ち切ります。
  これをもちまして、議案第2号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第2号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、上條議員、お願いいたします。
                 〔2番 上條哲弘君登壇〕
2番(上條哲弘君) 2番、上條哲弘でございます。
  議案第2号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、3点ほど質疑をさせていただきます。
  まず初めに、29ページの塵芥処理費、委託料の中から、1点目として、久喜宮代センターの資源(瓶、缶、ペットボトル)異物等処分業務1,247万円の業務内容と、またどういう異物を処分するのかをお伺いをいたします。
  2点目といたしまして、久喜宮代清掃センターのプラスチック類、容器選別業務及び残渣処分業務1億1,340万の業務内容と業務別の金額についてお伺いをいたします。
  次に、3点目、33ページの中から、八甫清掃センターの循環型社会形成推進地域計画策定業務270万1,000円の業務内容についてお伺いいたします。
  以上3点、よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) それでは、上條議員の質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) それでは、私のほうからは塵芥処理手数料について、久喜宮代清掃センターの資源異物等処理業務の内容と同センタープラスチック類容器選別業務及び残渣処分業務の内容と業務別の金額についてのご質疑にご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターでは、住民の皆様へ資源リサイクルの回収日に、瓶、缶、ペットボトルをまとめて1つの袋での排出をお願いしております。回収後は、容器包装リサイクル法に基づきまして、再利用処理を行いますことから、各品目別に選別を行う必要がございます。ところが、当組合には選別を行う施設が備えておりませんので、業務を委託しまして、回収された資源物等の入った袋を除袋しまして、ベルトコンベヤーにより選別ラインに乗せまして、品目別に透明瓶、茶色瓶、その他の色の瓶、アルミ缶、スチール缶、ペットボトルにそれぞれに分別を行っております。その選別により発生しました資源化できない異物や残渣を最終処分する業務でございます。異物の内容でございますが、選別作業により除去されました資源として再利用できないもので、細かく破損された瓶類のかけら、缶類のふた、それを最終処分を必要とする残渣でございます。
  次に、プラスチック類容器選別業務残渣処分業務の内容と業務別の金額についてご答弁申し上げます。初めに、業務の内容でございますが、回収いたしましたプラスチック類を久喜市内に工場がございます株式会社ウィズウェイストジャパンの清久工場へ搬入いたしまして、容器包装リサイクル法に基づき、容リ法にのるものとのらないものを選別してございます。容リ法にのらないプラスチック類につきましては、残渣処分業務といたしまして、千葉県成田市の民間焼却場で適正に焼却処理をお願いしております。
  業務別の金額でございますが、委託金額契約につきましては、選別と焼却残渣処分を一括契約といたしまして、1トン当たり4万2,000円を計上させていただいております。年間のプラスチック類選別量につきましては2,700トン、そのうち焼却処理量といたしまして、550トンを見込んでいるものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 引き続きお答え申し上げます。
  上條議員さんの33ページ、循環型社会形成推進地域計画策定業務の業務内容についてのご質疑にお答えいたします。
  これまで廃棄物処理施設を市町村が施設整備を行う際には、国からの補助金や地方交付税で財源を確保してきましたが、国の三位一体改革が行われ、補助金の廃止や地方交付税の見直しが進み、施設整備補助金も廃止されることになり、環境省は施設整備を支援する新しい制度として、循環型社会形成推進交付金制度を創設し、2005年、平成17年4月よりスタートしました。交付金制度は、市町村が策定する循環型社会形成推進地域計画に対する支援制度でありまして、廃棄物の3Rを総合的に推進するため、国と地方が協働し、広域的かつ総合的に廃棄物処理施設の整備を推進することを目的としております。
  特徴といたしまして、次の3つが挙げられます。地方の実情に即した柔軟な計画と予算配分が可能、2つ目として、明確な目標設定と事後評価を重視、3つ目として、国と地方が構想段階から協議し、循環型社会づくりを推進すること。その内容でございますが、計画期間は5年から7年とし、当該市町村等のごみ処理基本計画と整合することとなっており、循環型社会形成推進のための目標設定や施設の内容、そして計画のフォローアップと事後評価について等でございます。つまり、国の循環型社会形成推進交付金を受けるためには、この循環型社会形成推進地域計画を作成し、環境大臣の承認を得る必要があります。さらに、基幹的設備改良事業につきましては、国の交付申請の段階で長寿命化計画の策定が必要要件となっております。また、基幹改良の場合は、稼働に必要なエネルギーの消費に伴い排出されるCO2が一定以上削減されることが条件となっております。その交付率は、CO2を3%以上削減の場合が3分の1、20%以上削減のモデル施設的整備の場合が2分の1となっています。20%というのは発電設備の導入が必要なため、施設的にも経費的にも無理がございますので、3%以上削減での交付率3分の1を目指して計画を進めていく考えでございます。
  以上です。
議長(飯山直一君) それでは、再質疑をお受けいたします。
  上條議員。
                 〔2番 上條哲弘君登壇〕
2番(上條哲弘君) わかりました。
  まず、歳出としまして、まず1点目につきましては、割合、そして委託先をちょっとお伺いさせていただきます。
  2点目の選別についてなのですが、ここはちょっと理解しづらい部分なのかなと思うのですよね。久喜宮代センターでは、菖蒲センターあるいは八甫センターから……失礼しました。10月からこういった形で住民のほうに周知しているように、住民が選別するのですよね。金額にしまして、約3,600万円でこれができるわけですね。ところが、この久喜宮代センターにおいては、1億1,340万かけて混合収集ということになっているのですよね。ですから、こういった意味では、分別という考え方からすると、住民負担にかなりこれ不公平が発生してしまっている状態だと思います。仮にこれが再商品化としても6,242万ぐらいでしたかね、たしか、それを考えてもちょっと金額的に多過ぎるのではないかなというふうに思います。ここのところを組合ではどう考えているかということについてお伺いをさせていただきます。
  次に、3点目といたしましては、循環型社会形成地域計画につきましては、なるべく多くの補助金がもらえるように努力をしていただければというふうに思います。
  以上2点、ちょっと再質疑お願いいたします。
議長(飯山直一君) 上條議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 上條議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  異物処理業務の契約先は、株式会社ウィズウェイストジャパンでございます。割合としますと、平成22年度の平均しますと、回収量の約15%でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  2問目のプラスチックの選別におきまして、1億1,340万と金額的に大きいと思うが、組合でどう考えているかというご質疑にご答弁させていただきます。
  久喜宮代清掃センター、当時久喜宮代衛生組合で平成6年からプラスチック類の分別回収を行いまして、プラスチック類と呼ばれるものを、一緒くたに回収をしてございました。それにつきましては、ダイオキシンの問題が浮上いたしまして、焼却場でプラスチック類を焼却しないということが始まりでございます。それから今年まで一括してプラスチック類を回収しているわけでございますが、これを例えば八甫、菖蒲のように分別回収いたしまして、そのプラスチック類を当衛生組合へ搬入して処理する場合、現在の焼却炉では古い焼却炉でございまして、プラスチック類を焼却するのが非常に困難であるということから、今現在も業者のほうに選別をしていただいて、そのプラスチック類を千葉県の成田市のほうに運搬を行いまして焼却をお願いしているというのが現状でございます。ということから、今現在、その分別をやることによって、ここで処理ができるかといった場合、非常に難しいというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  上條議員。
                 〔2番 上條哲弘君登壇〕
2番(上條哲弘君) 多分そのようなことだろうなというふうには思ってはいたのですけれども、いずれにしましても今後基本計画というのを策定していくわけですけれども、そういった中で長い目で見て何がいいのか、そしてどの形が住民にとって負担がなく、そしてこの環境にいいのかということをよく考えていただいて、計画を策定していただければと思います。
  1点目のところでちょっと確認なのですが、15%ほど異物が混入しているということなのですが、八甫清掃センターの例というか、私がふだん出している例ということになるのですが、鷲宮地域は、コンテナとネットで住民がやっぱり分けているのですね。久喜さんは、まとめてさっき収集しているということだったのですが、鷲宮に関しましては、アルミ、そしてスチール、そしてペットボトルはネットということで、やはりここも住民が仕分けをしているということなのですね。やはりこれもどっちがいいかということをよく考えていただいて、今後の計画策定の中でお願いをしていきたいと思います。
  最後、2点目のところなのですが、行く行くはこれやっぱり計画の中で統一ということになってくるのですが、そういった中で、今どういった方向でとりあえず考えているのかという、ちょっとアウトライン的な話で結構なのですが、そこのところが大体わかれば教えていただければと思います。
議長(飯山直一君) 上條議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、再々質疑にご答弁申し上げます。
  今後のプラスチック類の処分の分別の方法でございますが、今後、ごみ焼却施設の建設に伴いまして、それに合わせまして実施をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして上條議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。なお、再開は10時20分とさせていただきます。

    休憩 午前10時05分

    再開 午前10時20分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
  次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。
  13ページですけれども、廃棄物減量等推進審議会についてですけれども、当年度の審議項目、その進行計画を示してください。項目ごとに当局から試案といいますか、たたき台というのは示されるのでしょうか。
  それから、この審議会の委員ですが、各清掃センター管内から何名出ていらっしゃいますでしょうか。
  17ページ、委託料について伺います。財務会計システム保守業務と端末追加業務についてご説明ください。
  19ページ、使用料で八甫のコピー機賃借料とその使用料についてご説明ください。
  同じページ、負担金、敦賀市民間最終処分場代執行負担金についてですけれども、ご説明で民間業者の倒産にかかわってということですが、当年度限りの支出でしょうか。
  同じページ、負担金、幸手関係地区住民環境衛生負担金についてご説明ください。
  同じ負担金、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の負担金についてご説明いただきます。
  25ページの久喜宮代センター、現業職員数の過去10年の推移についてご説明ください。
  同じページで菖蒲センターですが、現業職員数とまた同じ過去の推移についてお願いします。
  同じページの賃金ですが、久喜宮代センターと八甫センターの臨時職員の仕事の内容についてお願いします。
  27ページ、委託料及び使用料で、久喜宮代センターの収集管理システム保守と収集管理システム電算業務の関係について説明してください。
  29ページ、委託料の久喜宮代センター分、焼却灰路盤材原料化、ばいじん路盤材原料化の安全性の確認についてはいかがでしょうか。
  同じページの委託料で、生ごみ減容化について、1日の投入量と年度内に拡大していく考えはいかがでしょうか。
  31ページ、委託料の地球温暖化対策計画書について、どのような内容を盛り込むのでしょうか。委託先には技術や学術知識、専門性などでどのようなことが求められるのでしょうか。
  同じ31ページ、委託料で一般廃棄物処理基本計画ですが、当年度の委託の内容について、また委託先にはどのようなところをお考えでしょうか。
  33ページの委託料ですが、これは先ほど前段者が伺ったことですけれども、循環型社会形成推進地域計画策定業務、この内容はわかりましたが、八甫センターだけのものなのでしょうか。その点お願いいたします。
  33ページの工事請負費、各センターの改修工事の内容をご説明ください。
  35ページの工事請負費、久喜宮代センターのし尿処理施設整備工事について、内容をご説明ください。
  以上、よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) それでは、加藤議員の質疑に対する答弁を求めますが、先ほどの総括より順次答弁願います。
  藤井課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) それでは、加藤議員さんのご質疑の7ページ、工事請負費の財源内訳についてご答弁申し上げます。
  工事費の財源内訳でございますが、工事の内容が機器の機能維持を目的とした定期修繕工事でございますので、国、県の交付金等の対象ではございません。したがいまして、地方債として計上してございますのは、埼玉県ふるさと創造貸付金9,000万円で、そのうち5,000万円が八甫清掃センター分、4,000万円が菖蒲清掃センター分でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、廃棄物減量等推進審議会に関するご質疑につきましてご答弁申し上げます。
  廃棄物減量等推進審議会におきましては、審議事項といたしまして、6項目の諮問をさせていただいております。一般質問でもお答えいたしましたけれども、既に検討の終わった粗大ごみの手数料に引き続き、先月から審議を開始していただいた2項目めが家庭系廃棄物(可燃、不燃)の排出時におけるごみ袋の指定について、3項目めとして、家庭系廃棄物の自己搬入時における処理手数料の徴収について、4項目めとして、犬猫等動物死体の取り扱いの廃止について、5項目めとして、事業系廃棄物の手数料の見直しについて、そして最後に6項目めといたしまして、新たな廃棄物ごみ処理基本計画に盛り込む今後の排出抑制、資源化、収集運搬についてでございます。以上の6項目につきまして、順次ご審議をいただくことになりますけれども、できれば平成23年度中に残りの5項目すべてを終了したいと考えるものでございます。
  なお、原則として審議会は2カ月に1度のペースと考えておりますけれども、審議におくれが生じた場合には、委員さん方のご了解がいただければ、必要に応じて審議回数の増加もあり得ると考えております。
  また、項目ごとに当局の試案を提示するのかとのご質疑でございますけれども、原則としてお示しする方向で進めてまいりたいと考えております。その理由でございますけれども、組合といたしましても今までの経過を踏まえて内部検討した原案がございます。したがいまして、原案があることからお示しするべきであると考えられるとともに、この原案に対し市民の目や識見者の客観的視点から適否等のチェックをしていただき、必要な場合には、別の視点からの検討等も加えながら、成案として取りまとめていくことが審議会の進め方として効果的であると考えられるからでございます。仮に何の方向性もなく、一からご審議いただくとした場合、非常に不効率であり、また委員さんにとっても非常に進めがたいものと考えられるものでございます。
  なお、清掃センターごとの審議会委員さんの人数でございますけれども、ここ久喜宮代清掃センター管内は12人、内訳を申し上げますと、久喜地区から6人、宮代町から6人でございます。菖蒲清掃センター管内の菖蒲地区は3人、八甫清掃センター管内が5人で、内訳を申しますと、栗橋地区からお二人、鷲宮地区から3人となっております。
  次に、31ページ、委託料、一般廃棄物処理基本計画の当年度委託内容、委託先にはどのようなところを考えるかとのご質疑でございます。具体的な内容でございますけれども、当衛生組合の現状把握及び課題の抽出、久喜市、宮代町民へのごみ処理に関するアンケート調査、計画の素案、原案の作成、そしてパブリックコメントへの支援、こういったものを考えております。
  続きまして、委託先企業の選定でございますけれども、昨年の12月においてプロポーザル形式による業者選定を実施したところでございます。このプロポーザル形式は、企業からの企画提案を求め、最もすぐれた企画を提案した企業と随意契約を結ぶ方式でございますけれども、久喜市や宮代町における同様の事例に倣い、この一般廃棄物処理基本計画の策定においても実施したものでございます。実施に当たりましては、一般廃棄物処理基本計画の策定実績がある企業の3社、一般廃棄物処理基本計画の策定はないものの、市町の総合計画等の策定実績がある企業の2社、合計5社に参加を呼びかけたものでございまして、そのうち2社から提案辞退の申し入れがありましたことから、策定実績のある企業2社と策定実績のない企業1社、合計3社から企画書の提出及びヒアリングを実施したところでございます。
  審査項目といたしまして、技術力や的確性、取り組み姿勢等を設定し、審査員は衛生組合の事務局長、理事、総務課長、総務課長補佐、担当職員の5名による採点評価としたところでございます。結果といたしまして、最も評価が高かった株式会社日本環境工学設計事務所と随意契約を結んだところでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 私からは、17ページの委託料、財務会計システム関係と、25ページの久喜宮代清掃センターの現業職員の関係につきまして、2点ご答弁を申し上げます。
  まず、財務会計システムの保守業務と端末追加業務についてご答弁を申し上げます。財務会計システム保守業務につきましては、久喜宮代衛生組合で使用している財務管理のための会計システムの保守について、リース元でございます株式会社内田洋行とリース期限の平成25年10月31日までの長期継続契約を結んでいるものでございます。財務会計システムのプログラムに不備、不調等が起こった場合の対応操作につきましての支援を行っていただいているものでございます。
  次に、端末の追加業務でございますけれども、財務会計システムは、職員のパソコンで操作することとなりますけれども、プログラムを使用するための契約上の権利といたしまして、使用できるパソコンの数量の限定がございます。現在の契約では、16台のパソコンで財務会計システムが使用可能でございまして、財務担当の総務課庶務係の職員及び各係の伝票担当者に割り当てて使用している状況でございます。このため予算の執行状況の把握や予算編成業務等におきまして、管理職を初め現在財務会計システムが自分のパソコンで利用できない職員につきましては、担当者に聞くか、もしくは帳票を出力してもらわなければ現在の処理状況、あるいは財務状況が確認できないという不効率な状況が生じております。このため使用できるライセンスをさらに16台追加し、事務職員すべてが財務会計システムを使用できますよう、各パソコンにシステム設定を行うものでございます。
  以上でございます。
  それと、続きまして、25ページでございます。久喜宮代清掃センターでの現業職員数の過去の10年間の推移についてご説明を申し上げます。各年度の4月1日現在で申し上げます。まず、10年前でございます平成13年度、正職員36人、14年度、正職員31、再任用3、合計34人、15年度、正職員29、再任用2、合計31人、平成16年度、正職員26、再任用3、計29人、平成17年度、正職員26、再任用2、計28人、平成18年度、正職員25、再任用1、計26人、平成19年度、正職員21、再任用5、計26人、平成20年度、正職員18、再任用6、計24人、平成21年度、正職員15、再任用6、計21人、平成22年度も同じく正職員15、再任用6、計21人でございます。これら人員減になった部分につきましては、業務の見直しと、それと民間への業務委託によって対応してございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 加藤議員さんの質疑に順次お答え申し上げます。
  まず、19ページの使用料及び賃借料、コピー機賃借料、コピー機使用料についてご答弁申し上げます。賃借料は、月額2万3,520円の12カ月分を計上していまして、1台分の予算を計上させていただいております。賃借機器は、リコーデジタルカラー複合機で、コピー機、ファクス機能等を有するものでございます。契約は5年契約で、平成20年4月1日から平成25年3月31日まででございまして、5年間の契約をしております。
  続いて、使用料は、月額4万1,580円の12カ月分を予算計上させていただいておりまして、この中には保守の基本料金月額5,000円を含んでいるものでございます。
  続きまして、19ページの負担金の関係についてご答弁申し上げます。まず、幸手関係地区住民環境衛生負担金105万円ですが、旧栗橋・鷲宮衛生組合と隣接する幸手地区住民、4地区ございますが、との間で昭和59年3月26日に締結しました覚書に基づきまして、幸手地区4自治会に支払っている負担金でございます。当初は150万円でありましたが、平成14年3月29日に負担金の変更についての覚書を締結しておりまして、平成14年からは80万円となっております。これは1地区20万円で4地区に支払っており、各自治会の運営費に充てられております。そのほかに八甫清掃センター、旧栗橋・鷲宮衛生組合に最も近い千塚地区には、千塚衛生環境保全協議会が約20世帯で組織されておりまして、旧栗橋・鷲宮衛生組合とこの協議会の間で平成12年4月19日に、千塚衛生環境保全協議会研修旅行の経費負担の支払いについての協議書が交わされておりまして、千塚衛生環境保全協議会研修旅行の経費の一部として25万円を支払うものでございます。
  次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金ですが、旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で、平成11年5月20日に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会住民研修旅行の経費支払いについての協議書を交わしておりまして、これに基づきまして予算の範囲内で負担金、平成22年度の実績では146万5,000円、住民参加者は52名でしたが、を支出しております。
  さらに、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間では、協議会の運営に必要な経費を負担する協議書を平成12年12月15日に交わしておりまして、年間100万円を負担しております。
  以上が両負担金の内容でございます。
  続きまして、33ページの循環型社会形成推進地域計画策定業務についての質疑にお答えいたします。まず、この循環型社会形成推進地域計画策定業務は、八甫清掃センターの焼却施設の延命化を図るために、国の循環型社会形成交付金制度を活用するために策定するものでございます。計画の内容につきましては、組合全体のごみ処理基本計画に準ずる内容となりますが、循環型社会形成推進交付金事業の実施計画は、八甫清掃センターだけのものになっているものでございます。
  私からは以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、加藤議員さんの19ページ、負担金、敦賀市民間最終処分場代執行負担金について、当年度限りの支出ですかとのご質疑にお答え申し上げます。
  敦賀市民間最終処分場につきましては、久喜宮代衛生組合では平成4年度、平成5年度に発生した焼却灰等の埋め立て処分をいたしております。その処分場は、平成8年ごろから福井県の許可を受けずに違法に処分場を増設し、平成12年11月には、処分場外の河川からビスフェノールAが高濃度で検出された経緯がございます。そのため福井県が処分場に対し行政指導を行いましたが、処分場を経営していた会社が行政指導に従わなかったため、県が代執行により止水対策を実施いたしました。その後、平成13年度に処分場の経営していた会社が倒産に至り、現在におきましても福井県が代執行により浄化促進工事を行っている状況でございます。
  このようなことから一般廃棄物を搬入した自治体においても、搬入量に応じた代執行の工事費、維持管理費の負担金を平成14年度から敦賀市より求められております。しかし、当組合は、委託していた時期においては適正適法に処理されていたものと認識してございましたことから、現在まで敦賀市の請求に応じてこなかったものでございます。しかしながら、平成20年12月には、環境省から関係府県へ敦賀市民間最終処分場問題についての回答の中で、委託が適正であっても、結果的に不適正な処分がなされ、生活環境保全上の支障が生じた場合、処分場の廃止に至るまで市町村の処理責任は生じているものであるから、排出市町村はその支障の除去等を行わなければならず、みずから支障の除去を行わない場合は、費用負担を行う必要があると示されたことと、各自治体の動向を踏まえまして、平成23年度から負担金を支払うこととしたものでございます。
  以上のことから、負担金につきましては、最終処分場の廃止に至るまで市町村の責任は生じるものとなってございます。そのようなことから負担金につきましては、工事完了の平成24年度分までに総額200万円程度と考えてございます。
  次に、29ページ、委託料(久喜宮代清掃センター分)焼却灰路盤材原料化、ばいじん路盤材原料化の安全性確認についてご答弁申し上げます。現在、路盤材として原料化してございますのは、栃木県にございますメルテック株式会社及び埼玉県資源循環工場内の株式会社埼玉ヤマゼンとなってございますが、両社とも溶融スラグ等の安全を確認するため、重金属の溶出試験と含有量試験を実施し、確認してございます。安全性につきましては、問題はないものでございます。
  次に、29ページ、委託料、生ごみ減容化、1日投入量と年度内に拡大の考えはとのご質疑にご答弁申し上げます。1日投入量につきましては、平成22年4月から平成23年2月末日の実績で申し上げますと、3,200キログラムから3,700キログラムとなっており、8月と1月につきましては、平均4,100キログラムとなってございます。
  次に、年度内に拡大の考えはとのご質疑でございますが、現在の施設は1日当たり4トンの処理施設でございますことから、現施設での拡大につきましては、日量4トンを上回る月もございますことから困難であると判断いたします。
  次に、31ページ、委託料、地球温暖化対策計画書について、どのような内容を盛り込むのか。委託先には技術や学術知識、専門性などでどのようなことが求められるのかとのご質疑にご答弁申し上げます。計画書の策定に当たりましては、地球温暖化対策の推進に関する法律及び埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づくものであります。業務の内容といたしましては、基本的な事項の決定、温室効果ガス等の総排出量の把握、実行計画に盛り込む内容の検討、措置の目標、温室効果ガスの総排出量に関する数量的な目標の検討、実行計画の実施、運用、実行計画の推進、点検、評価方法の検討、評価、公表等の手続等となってございます。
  また、久喜宮代衛生組合では、事業所が3カ所となってございますが、3清掃センターを取りまとめ、計画書を作成するものでございます。
  次に、委託先には、技術や学識知識、専門性などでどのようなことが求められるのかとのご質疑でございますが、計画書作成に当たりましては、国の実行計画策定マニュアル及び埼玉県の地球温暖化対策計画制度の概要に基づき作成するものでございますことから、特に技術や学術、知識等につきましては必要といたしませんが、委託先につきましては、過去に計画書の作成実績がある業者での入札により執行してまいりたいと考えてございます。
  次に、33ページ、工事請負費、各センターの改修工事の内容はとのご質疑にご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターでの粗大ごみ処理施設機器改修工事の内容でございますが、老朽化に伴います修繕や機器類のオーバーホールが主な内容となってございます。具体的に申し上げますと、供給コンベヤー、破砕機、搬送コンベヤーの修理、圧縮フィーダー、磁力選別機、アルミ選別機、風力選別装置等の点検とオーバーホールを予定してございます。
  工事の主な内容でございますが、燃焼設備改修工事、燃焼ガス冷却設備の改修工事、排ガス改修工事、余熱利用設備改修工事、通風設備改修工事、灰出し設備改修工事、電気計装設備改修工事となってございます。
  次に、35ページ、工事請負費、久喜宮代清掃センターのし尿処理施設整備工事について内容をとのご質疑にご答弁申し上げます。工事につきましては、定期的な機器類のオーバーホールと老朽化いたしました電気設備の修理、更新が主な整備となってございます。具体的に申し上げますと、第1反応槽曝気装置、熱交換機、冷却装置、急速ろ過塔のオーバーホール、老朽化した電源盤の更新を予定してございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 蓮見業務課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) それでは、加藤議員さんのご質疑の25ページ、菖蒲清掃センター現業員数、過去の推移についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターの現業員数でございますけれども、現在1名となっております。過去の推移ですが、平成元年4月の菖蒲清掃センター稼働時から平成2年度まで2名でございます。平成3年度から平成22年度までは現在と変わらず1名の現業となっております。
  次に、33ページ、工事請負費、菖蒲清掃センターの改修工事の内容についてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターの改修工事の内容でございますが、主なものとしまして、受け入れ供給設備では、ごみクレーンのバケットの交換でございます。燃焼設備では、炉内耐火物の交換補修でございます。排ガス処理設備では、焼却炉2炉のうちの1基分のろ布の交換でございます。それから、破砕設備では、破砕機のライナーの交換がございます。粗大ごみ切断設備では、切断機の刃の交換を予定してございます。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、日下部課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 加藤議員さんのページ25、賃金で久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターの臨時職員の仕事の内容のご質疑についてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターの臨時職員2名の仕事につきましては、主に台貫受付所ですけれども、直営収集車、委託業者、事業者、許可業者、あと一般家庭から持ち込みされるごみ、それとし尿、浄化槽汚泥等の搬入、搬出に関する受け付けと計量業務、それと収集管理電算システムによる事務所収集料金係との日々データの送受信事務等を行っておりまして、この2名のうち1日置きで対応しているものでございます。
  また、八甫清掃センターの臨時職員1名につきましては、委託業者、許可業者、事業者等によるごみの搬入時の台貫所での受け付けと計量業務の対応でございます。
  次に、ページ27、委託料及び使用料の久喜宮代清掃センターの収集管理システム保守と収集管理システム電算業務の関係でございます。その質疑についてご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターでは、電算業務によりまして、台貫からごみ、し尿の搬入量のデータの取り込みと集計、粗大ごみ、臨時ごみ、し尿くみ取りなどの予約の地図の検索や地図の打ち出し、し尿、ごみ処理手数料の納付書の発行及び請求書の発行と入金管理の収集と料金に関する業務を電算で行っております。その電算システムに関するプログラムとソフトウエアの保守の部分を13節の委託料で予算計上いたしまして、電算機器の賃貸借を14節使用料及び賃借料で別々に計上したものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、藤井業務課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) それでは、引き続きまして、八甫清掃センター改修工事の内容につきましてご答弁申し上げます。
  まず、ごみ処理施設機器改修工事につきましては、A炉、B炉の2系列ございますことから、第1期と第2期に分けまして施工しております。主な工事内容でございますけれども、ごみクレーンの定期整備、焼却炉、ガス冷却室の耐火物の打ちかえ補修、それから焼却炉の炉下シュートの交換、不燃物搬出装置の整備、集じん機の灰排出コンベヤーの交換、伝送機類の交換が主な工事内容でございます。
  次に、第3期工事といたしまして、A系、B系の共通部でございます脱臭送風機の整備、それから不燃物搬送コンベヤーの整備、炉内圧力調節ダンパーコントロールボックスの更新でございます。
  次に、粗大ごみ処理施設の機器改修工事でございますけれども、不燃ごみ供給コンベヤーの修繕、それから破砕機の修繕、金属プレス機の修繕が主な工事内容でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) それぞれ詳しく説明いただきまして、ありがとうございました。
  13ページの減量等推進審議会の23年度じゅうにこれだけの審議をしていただきたいということで示されましたけれども、6点目の基本計画についてですけれども、これについてはここの3カ所の処理場、行く行くは焼却施設も統合していくのだと思うのですけれども、そうした内容についてはいかがなのでしょうか、お示しをいただきたいと思います。
  19ページの負担金について、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金ということで、これは研修会の負担金ということでお聞きしましたけれども、予算の範囲内でというご説明だったのですけれども、これについては地域から要求される額を用意するのでしょうか。
  29ページの委託料であります。路盤材の原料ということで、安全性は確認されているということだったのですが、その前の敦賀のほうで、ビスフェノールAが検出をされたということがありましたけれども、そうしたものについてはいかがなのでしょうか。分析をされているのかどうか、お願いしたいと思います。
  31ページの一般廃棄物の処理基本計画の委託料ですけれども、やっていただく内容については説明されましたけれども、この基本計画の原案までつくられるということですけれども、ご説明にありました現状把握、それから課題の把握と、アンケートもやるということなのですが、もう少し詳しく、原案ということですので、基本計画の内容についてちょっと踏み込んでご説明をいただければと思います。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) それでは、加藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
  ごみ処理基本計画の策定の作業の中で、ごみの焼却炉の統合についてまで定めていくのかという再質疑をいただきましたので、この点でございますけれども、一般質問の中でもお答え申し上げた内容でございますけれども、炉の規模、あるいは処理方式、建設場所、建設スケジュール等、具体性を持ったところまで踏み込めるかどうか、その点が不確定な部分だと思われます。できる範囲の中で整理検討ができましたレベルで盛り込んでまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 金井課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) ごみ処理基本計画のアンケート調査項目についてでございます。まだ確定の段階ではございませんけれども、主なものについて申し上げたいと思います。
  まず、@としまして、基本属性という形で回答者の性別、年齢、世帯人数、住居形態、住居地区ということで、アンケート調査のほうは、一応予定としては1,000世帯、旧の1市4町という形になると思いますけれども、そちらのほうに、固まった数字ではないのですけれども、200世帯ずつ抽出いたしまして、当然これにつきましては市、町のご協力は願わなければならないのですけれども、そういった形で1,000世帯程度のアンケートを実施いたします。
  次に、家庭から発生するごみや資源物についての調査、それから3番目として、ごみの減量やリサイクル活動等への取り組みについて、幾つか項目ございますけれども、例えばごみの減量やリサイクル等のごみ問題の関心はどうなのかと、生ごみ処理機の使用状況、あるいは今後の予定、そういったものを聞いてまいりたいと思います。
  それから、行政の施策といたしまして、私どものごみ処理行政のサービスの満足度、あるいは今後私どもがどのような情報提供を行えばいいかと、あるいは生ごみの分別回収と資源化についてのお考え、それからこれから清掃、リサイクル事業にとって重要と考えることはどんなことがあるのですかというそういったご意見もアンケートとして吸収していって、それをごみ処理基本計画の中に反映させていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 渡辺総務課長。
  今、答弁の訂正をさせていただきたいという申し出ありましたので、許可します。お願いします。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 先ほど私の答弁の中で誤りがございましたので、訂正をさせていただきます。
  財務会計システムの追加16台というご説明を申し上げましたけれども、台数を再任用職員の分の除外等を見直しておりまして、14台の誤りでございました。訂正させていただきます。
議長(飯山直一君) 続きまして、内田補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、再質疑にご答弁申し上げます。
  路盤材についてビスフェノールAは確認しているのかというご質疑でございますが、路盤材につきましては溶融処理で処理してございますことから、測定のほうはしてございません。しかしながら、そこからの含有物等の重金属の分析等を行っているものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 引き続いて、加藤議員さんの再質疑にお答えいたします。
  鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の負担金で、その負担金の額が予算の範囲内であるが、地域から要求があるのかというお尋ねでございました。先ほど答弁したように、負担金は2つに分かれていまして、協議会の運営に必要な経費が100万円、それから研修費のほうについては参加者によりまして負担が変わりますので、参加負担金1人5,000円もいただいておりますが、そちらのほうが流動的であるために、予算については残り200万円を充てていると、これは最近の実績に基づいて計上させていただいたところでございます。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、加藤議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告順に質疑してまいります。
  まず、第1点目なのですけれども、減量等推進審議会についてです。前回一般質問の中でこの減量等推進審議会が非公開で行われたということを聞きまして、大変びっくりしたのですけれども、これまでそんなことはなかったはずなのですよね。すべて原則公開、原則公開というのは、よほど問題なければ公開にするということです。まず、通告書にも書いたのですけれども、まず委員さんは非常勤特別職の公務員なのです。政策にかかわる公務員、政策を審議していて、その一定の方向性を出すときに、それが非公開になるなんていうことはあり得ないと私は考えています。ちなみに構成団体の久喜市の審議会等の公開に関する条例というのがありますけれども、ここでは第7条で、非公開とすることができる会議として、法令または条例の規定により公にすることができないであるとか、個人に関する事項とか、法人に関するその事業内容の事項であるとか、市または国との協議の内容に関する事項であるとか、もう厳密に規定をされているのですよね。でありますから、それ以外は非公開にすることはできないし、公開では自由に発言できないなんていう、前回言われたようなそんな理由の非公開はあり得ないと私は考えています。非公開にさせるべきではないと思っています。この点についてまず見解をお願いしたい。
  委員の裁量に任せるのではなくて、住民の知る権利を保障する責任があるのですから、行政は公開を前提にこの審議会を進めるべきだと思うのです。お願いいたします。
  2つ目です。衛生組合のプロパー職員51名に対して市の派遣職員が何人今いるのかをお願いします。
  それから、大変事業内容も拡大し、職員体制も拡大をしてきたのですけれども、派遣が必要な理由と派遣職員の位置づけを説明してください。
  それから、15ページですが、廃棄物減量等推進員の選任状況を各地区ごとにお願いをいたします。報告書の提出と活動状況もお願いいたします。
  19ページですが、これについては先ほどいわゆる幸手地区、鷲宮・栗橋周辺地区への迷惑料についての説明がありましたので、積算についてはわかりました。説明の中でも研修会という話もあったのですが、この地区との協議書の中でも、きちっと研修に充てる、あるいは環境問題に関する講習に充てるということが規定をされていますよね。そういう目的のためにきちっと使われているのだということを確認をしているかどうかだけお願いします。
  それから、次が、(5)は、これは結構です。
  6番目、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否の経緯についてお願いをいたします。これまでの経過です。
  それから、7番目で各市町・地区ごとの事業所の管理責任者の選任状況、23年度の個別指導の計画についてお願いします。
  8番目ですが、電気式生ごみ処理機、生ごみ処理容器、EM処理容器の補助金の見込み、この積算をお願いしたのですけれども、それから22年度までの各地区の実績の一覧表もお願いしたのです。一覧表が提出をされましたけれども、大変減ってきているのですよね。これは3年間だけの数字を出してもらったのですが、減ってきている。これについてはなぜ減ってくるのだろうか、もう行き渡ってしまったということなのだろうか、関心が薄れたということなのだろうか、ちょっと疑問もあるのですけれども、この点についてはどのように考えていますでしょうか、お願いします。
  それから、次が9番目、業務用生ごみ処理機の補助金、22年度の実績と23年度の見込みについて、もし協議している内容などあればお願いをいたします。
  それから、10番目、3センターごとの焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分、セメント固化のリサイクル量と処分先の計画を一覧にしていただきたいということについては、資料提出をしていただきました。大体これで理解をいたします。
  それから、11番目、地球温暖化対策計画書策定のこれまでどのように取り組んできているのだろうか、ちょっとよくわからないのですけれども、前者からの質問もありましたけれども、今後の策定計画等についてお願いいたします。
  12番目、これは、歳入のほうでは拠出金の説明あったのですが、31ページ、容器包装再商品化業務の経費、委託料についてそれぞれのセンター分について説明をお願いいたします。
  それから、13点目、循環型社会形成推進地域計画策定については、大体前者の答弁で理解をいたします。1つだけお願いしたいのですが、この循環型社会形成推進交付金制度、17年度から始まっているわけですけれども、これまで久喜宮代衛生組合がその交付対象になってこなかったのがちょっと今考えると不思議な気がするのですよね。これはなぜだったのでしょうか。これまでこの地域計画の策定をなぜしてこなかったかということにもなるのですけれども、この説明をお願いをいたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 猪股議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、減量等推進審議会の公開のご質疑につきまして答弁をさせていただきます。附属機関でございます審議会の公開につきましては、議員のご指摘のとおり原則として公開であるものと考えるものでございます。このため委員の皆様には、基本的に公開である旨と例外として非公開とできる場合の取り扱い等の制度につきましてご説明を事務局からさせていただき、審議会の運営をお願いしているものでございます。このたびの粗大ごみ手数料の検討における非公開の取り扱いにつきましては、当組合では審議会の公開に関する条例がございませんので、議員のご質疑にもございました市の規定を準用させていただき、審議会の開会時に会議に諮り、先ほどご質疑の中では第7条というふうにお聞きいたしましたけれども、現条例で確認いたしますと第5条第4号ではないかと思われます。第5条第4号の非公開要件に該当するものとの考え方によりまして、非公開の決定をいただいたものでございます。
  具体的な内容で申し上げますと、第5条第4号の規定につきましては、市の審議検討する事項において、公にすることにより率直な意見の交換等が不当に損なわれるなどのおそれがあるものという内容でございますので、粗大ごみ手数料の審議におきまして、現在の3センターの管内の状況におきましては、場合によりましては値上げとなるケースも想定されましたため、傍聴者の入場によりまして高目の金額にすべき等のご意見が出しにくくならないよう、忌憚のない意見交換を行うことを目的とし、非公開の判断をいただいたものでございます。
  なお、ご質疑において住民の知る権利を保障するべきとのご指摘がございましたが、議事録におきましては審議経過や委員の皆様の意見の内容等を記録して公開し、提出資料もすべて添付して、あわせて公開させていただいておりますので、住民の皆様に答申に至る過程の会議情報を提供させていただいているものであり、一切の知る権利を制限するような状況ではないことをご理解いただきたいと存じます。
  また、現在お願いしているごみ袋の指定の審議につきましては、審議会のご判断により公開として取り扱っていただいておりますので、今後も事務局といたしましては、必要な情報提供をさせていただくことにより、適正な審議会運営につながるよう努めてまいりたいと存じます。
  続きまして、(2)の衛生組合のプロパー職員51人に対して派遣職員は何人か、また派遣が必要な理由と位置づけについて説明をされたいというご質疑にお答え申し上げます。
  まず、ご質疑にありました51人というのは、組合採用職員、いわゆるプロパー職員だけでなくて、久喜市及び宮代町からの派遣職員も含めた職員の総数でございます。市町村総合事務組合負担金、退職手当関係の負担金でございますけれども、それ以外の人件費につきましては、派遣職員分も含めまして当組合から負担することとなってございますため、あわせて予算計上をさせていただいているものでございます。
  平成23年度予算に計上されましたこの51人の内訳を申し上げます。プロパー職員が30人、派遣職員が21人でございます。この派遣職員のうち久喜市からの派遣が18人、宮代町からの派遣が3人となっております。この状況をさらにセンター別で見ますと、久喜宮代清掃センターではプロパー職員27人、久喜市からの派遣職員8人、宮代町からの派遣職員3人、菖蒲清掃センターではプロパー職員1人、久喜市からの派遣職員4人、八甫清掃センターではプロパー職員2人、久喜市からの派遣職員6人となっております。
  また、派遣が必要な理由と派遣職員の位置づけとのご質疑についてご説明申し上げます。派遣職員につきましては、管内の清掃行政に関する構成市町との情報の共有、構成市町の職員との交流による活性化、人材交流による業務手法等の質的向上、衛生組合における人員不足や人材不足の補てん等の理由で派遣がなされるものであり、派遣された職員につきましては、衛生組合の正職員としての職位が付され、プロパー職員と一体となった業務運営が求められるものでございます。
  しかしながら、一方では、派遣職員という立場上、構成市町の人事上の事情等もあり、長期間在職することが難しいという状況もございますので、施設や設備の維持管理など相当の熟練期間や経験が必要な業務や長期的な計画の推進等においては、プロパー職員の存在が非常に重要になるというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 私からは、ご質問の(3)と(6)から(9)及び(12)についてご答弁申し上げます。
  まず、ご質疑の(3)、廃棄物減量等推進員の選任状況、市町ごと、地区ごと、報告書の提出と活動状況についてご答弁申し上げます。廃棄物減量等推進員の選任状況でございますけれども、久喜市久喜地区が242人、宮代町が117人、久喜市菖蒲地区が34人、栗橋地区が43人、鷲宮地区が55人となっております。
  次に、報告書の提出と活動状況についてでございますけれども、まず報告書につきましては、この報告書3カ月に1回提出が義務づけられております。それでは、地区ごとの提出率について申し上げます。久喜市久喜地区、4月から6月、97.9%、7月から9月、99.2%、10月から12月、95.9%となっております。宮代町は、4月から6月、95.7%、7月から9月、94.9%、10月から12月、92.3%となっております。久喜市菖蒲地区は、4月から6月、97.1%、7月から9月、100%、10月から12月、94.1%となっております。栗橋地区は、4月から6月、90.7%、7月から9月、93%、10月から12月、83.7%となっております。鷲宮地区は、4月から6月、83.6%、7月から9月、83.6%、10月から12月、78.2%となっております。地区によって提出率のばらつきはございますけれども、徐々に提出率が上がってきておりますので、報告書の提出義務につきましては、ご理解いただいているものと思われます。
  次に、活動状況でございますけれども、担当地域のごみ集積所の分別状況の確認や分別指導のほか、資源持ち去りの情報提供、また昨年7月には5日間に分けまして、久喜宮代清掃センターにおきまして施設見学会を実施いたしました。111人の推進員が参加をしてございます。また、10月のノーレジ袋キャンペーン月間では、10日間で延べ26人の推進員さんが店頭でのPR活動に参加をしていただいております。
  なお、今年1月に実施いたしました意見交換会におきましては、久喜市久喜地区が73人、宮代町が46人、久喜市菖蒲地区が20人、栗橋地区が23人、鷲宮地区が23人の推進員さん、合計いたしますと185人の方々が意見交換会に参加してございます。また、参加できなかった推進員さんに対しましては、意見交換会の議事録を送付してございます。
  次に、(6)、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否の経緯でございますが、ごみの分別が不十分な事業所に対します指導等につきましては、当組合の廃棄物の処理及び再利用に関する条例第6条に基づくものでございまして、平成22年度では6事業者に対しまして文書指導を実施いたしました。そのうち多量排出事業者が3事業者ございました。また、条例13条に基づきます改善勧告につきましては、延べ17の事業者に行っております。内訳でございますけれども、すべて多量排出事業者でございました。勧告書の内容でございますけれども、まず一般廃棄物管理責任者の選任義務及び減量計画書の作成義務を期限内に履行しなかった事業者に対して行っておりまして、久喜市久喜地区では4事業者、宮代町が1事業者、久喜市栗橋地区で3事業者、鷲宮地区で2事業者へそれぞれ勧告書を送付いたしました。なお、久喜市菖蒲地区につきましては、送付の実績はございませんでした。
  また、22年度の減量に対する取り組み状況の報告を期限までに提出しなかった多量排出事業者5事業者に対しまして、勧告書を送付してございます。内訳でございますけれども、久喜市久喜地区が2事業者、宮代町1事業者、久喜市菖蒲地区が1事業者、栗橋地区が1事業者、鷲宮地区はございませんでした。
  次に、(7)、事業所の管理責任者選任状況、23年度の事業所に対する個別指導の計画についてでございますけれども、平成22年度に多量排出事業者となりました久喜宮代清掃センター管内45事業者、菖蒲清掃センター管内4事業者、八甫清掃センター管内19事業者の合計で68事業者すべてから管理責任者が選任されております。また、事業者に対する個別指導の計画でございますけれども、衛生組合各清掃センター管内の多量排出事業者上位10社、また上位10社以外で前年度比較で5トン以上搬入量がふえている事業所に対しまして実施してまいります。
  次に、(8)、電気式生ごみ処理機、生ごみ処理容器、EM処理容器補助金の見込みと積算でございますけれども、久喜宮代清掃センター管内では、電気式生ごみ処理機は20年度64基、21年度34基、22年度は2月末日で20基となっております。また、生ごみ処理容器は、20年度が29基、21年度が34基、22年度は2月末日で26基でございます。EM処理容器につきましては、20年度23基、21年度が12基、22年度は2月末で14基となっております。
  予算計上に当たりまして、過年度実績を勘案しておりまして、特に議員ご指摘のとおり電気式生ごみ処理機については、補助件数が減少しておりますので、23年度の補助金の交付対象基数を50基と想定し、予算に計上させていただきました。あわせまして、生ごみ処理容器及びEM処理容器をそれぞれ20基想定し、予算計上させていただきました。
  次に、菖蒲清掃センター管内では、電気式生ごみ処理機は20年度3基、21年度実績なし、22年度は2月末で5基となってございます。生ごみ処理容器につきましては、20年度7基、21年度は実績なし、22年度も2月末で実績はございません。EM処理容器につきましては、この3年間実績はございません。23年度では、補助金の交付対象基数を電気式が8基、生ごみ処理容器が4基、EM処理容器を10基ということで予算計上してございます。
  八甫清掃センター管内におきましては、電気式が20年度34基、21年度20基、22年度は2月末で15基の実績がございます。生ごみ処理容器につきましては、20年度4基、21年度は9基、22年度は2月末で9基でございます。EM処理容器につきましては、20年度37基、21年度23基、22年度は2月末で6基となってございます。23年度でございますけれども、電気式を45基、生ごみ処理容器を8基、EM処理容器を45基という形で予算計上させていただいております。
  次に、(9)、業務用生ごみ処理機補助金、平成22年度の実績と平成23年度の見込みにつきましてご答弁申し上げます。まず、22年度の実績でございますけれども、八甫清掃センター管内の久喜市栗橋地区にございますなずな保育園、こちらほうに購入費用の2分の1、24万7,000円を交付しております。能力的には1日処理量が5キロのものでございます。なお、久喜宮代清掃センター管内及び菖蒲清掃センター管内では、残念ながら実績はございません。
  続きまして、23年度の見込みでございますけれども、業務用生ごみ処理機補助制度につきましては、衛生組合の広報紙「衛生組合だより」やホームページへの掲載、多量排出事業者への訪問時における制度の紹介を実施しておりますけれども、メーカーのお話ですと、まず費用の面、そしてできた堆肥の利用先を考えると、なかなか導入に踏み切っていただけないというお話を多く伺っております。衛生組合といたしましては、廃棄物減量等推進審議会にも諮問しておりますように、現行の事業系のごみ処理手数料の見直し、これについてご審議いただくことがこの制度に普及につながるのではないかと期待しているところでございます。
  最後でございますけれども、(12)、容器包装再商品化業務、久喜宮代153万円、菖蒲17万円、八甫31万円につきましてご説明いたします。まず、各清掃センターの内訳をお答えする前に、容器包装再商品化にかかわる品目ごとに定められております平成23年度の再商品化実施委託単価について申し上げます。まず、プラスチック製容器包装の再商品化実施委託単価につきましては、トン当たり5万2,000円、そのうち市町村負担率が1%でありますことから、トン当たり520円となります。また、茶瓶につきましては、トン当たり5,600円、そのうち市町村負担率が21%でございますので、トン当たり1,176円となります。その他瓶につきましては、トン当たり8,900円、市町村負担率が10%でございますので、トン当たり890円となります。最後に、無色瓶につきましては、トン当たり4,200円、市町村負担が5%でございますから、トン当たり210円となります。今申し上げた単価に23年度各清掃センターから排出される予定の再商品化対象物の搬出量を乗じまして、予算計上させていただきました。
  それでは、各清掃センターの内訳を申し上げます。久喜宮代清掃センターでは、プラスチック製容器包装が2,169トンございますので、520円掛ける2,169トンで112万7,880円、茶瓶の搬出予定数量が275トンということで、1,176円掛ける275トン、32万3,400円、その他瓶が93トンございますので、890円掛ける93トンで8万2,770円、合計いたしますと、153万4,050円となりまして、予算書では153万5,000円計上させていただきました。
  次に、菖蒲清掃センターでございますけれども、プラスチック製容器包装が210トン予定しておりますので、520円掛ける210トンで10万9,200円、茶瓶が45トン予定しておりますことから、1,176円掛ける45トンで5万2,920円、その他の瓶の搬出予定が11トンございますので、890円掛ける11トンで9,790円、無色瓶が15トン予定しておりますので、210円掛ける15トンで3,150円、合計いたしますと17万5,060円となり、17万6,000円予算計上したものでございます。ただし、今申し上げました白瓶の3,150円につきましては、23年度からウィズウェイストと調整した結果、管内の白瓶につきましては、すべて無償で引き取ることになりましたことから予算には計上してございますけれども、執行の予定はございません。
  最後に、10月から開始予定の八甫清掃センターでは、プラスチック製容器包装の搬出予定数量を347トンと見込んでおりますので、520円掛ける347トン、18万440円、茶瓶が89トン予定してございますので、1,176円掛ける89トンで10万4,664円、その他瓶の搬出予定が33トンございますので、890円掛ける33トン、2万9,370円、合計で31万4,474円となりまして、切り上げて31万5,000円予算計上をさせていただいたものでございます。
  なお、先ほど生ごみ処理機が減っているということですけれども、先ほど資料でもお渡ししましたけれども確かに減っております。ただ、今まで、特に電気式生ごみ処理機につきましては、久喜地区とそれから宮代町につきましては、2分の1の限度額を3万ということで交付しておりまして、合併後、菖蒲、栗橋、鷲宮も2分の1の限度額を3万と引き上げたのですけれども、なかなかそういった実績が伸びない。当然私どものPR不足もあるかと思いますけれども、なかなか景気の低迷にも影響があるかなと思います。たただ、このご質問をいただきまして、4月の「衛生組合だより」、こちらのほうでさらにもう一度生ごみ処理容器のPRをしてまいりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 続きまして、内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員さんの11、地球温暖化対策計画書策定のこれまでの取り組み、今後の策定方法とスケジュールとのご質疑にご答弁申し上げます。
  今までは計画書の策定につきましては義務づけはございませんでしたが、施設に係るCO2の削減といたしまして、効率よく運転することにより、燃料の使用量を削減すること、また分別により焼却量の削減を図るなどに努めてまいりました。今後におきましては、地球温暖化対策に関する法律に基づき、毎年温室効果ガス算定算出量等の報告が義務づけられていること、また埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づき、エネルギーの使用量が原油換算で1,500キロリットル以上である事業所は、地球温暖化対策計画書の策定及び報告が義務づけられますことから、業務委託によりまして3事業所を取りまとめました計画書の策定をいたしまして、CO2の削減に努めてまいるものでございます。
  また、今後のスケジュールでございますが、平成23年4月下旬には入札により発注いたしまして、約5カ月後の9月下旬ごろには計画書の作成を完了したいと考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 引き続き、猪股議員さんの質疑にお答えいたします。
  19ページ、(4)の質疑でございますが、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の住民研修負担金の使途、内容が適正に使用されているのかというご質疑でございますが、平成22年度は、福島県の荒川クリーンセンターを視察をしております。また、21年度は八王子市の清掃センター、これはもう有料化をしているところでございますが、も視察をしてございます。そういったことから適正に支出されているというふうに考えております。
  続きまして、31ページの循環型社会形成地域計画策定の関係で、久喜宮代衛生組合は17年からの交付金対象とならなかったのはなぜかというご質疑にお答えいたします。環境省では平成17年度より循環型社会形成交付金制度が創設されましたが、久喜宮代清掃センターで平成18年度、19年度に実施いたしました焼却炉排ガス高度処理設備整備、2号炉ほか大規模改修工事につきましては、当初の交付金対象となる熱回収整備工事、つまり発電設備ですね。でなかったことから、交付金の対象外でございましたので、申請はしなかったものでございます。ちなみに今回八甫清掃センターで交付金を申請するようなものについての基幹的設備改修についての交付金につきましては、平成21年度から始まっているというふうに聞いてございます。
  以上です。
議長(飯山直一君) それでは、再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) まず、最初の減量等推進審議会の公開の関係なのですけれども、まず会議の経過は公表されているということなのですけれども、ホームページ見ても会議録としては出ていませんよね。意見がこういう意見があったというのは出ていないと思うのですが、それ私の見間違いでしょうか、ちょっと教えてください。きちっとこういうのは会議録を出していれば、実質的に知る権利を保障しているとなるけれども、そうではないと思うのですが、まず1つお願いします。
  それから、この久喜市の審議会の公開に関する条例、これの第5条、私はさっき数字を間違いましたが、その第4項で、市及び国等の内部または相互間における審議検討または協議に関する事項で、公にすることにより率直な意見の交換もしくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがある。それから、不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれがある。また、特定の者に不当に利益を与える。こういうものについては非公開にしてもいいということになっているのですよ。料金を上げるか下げるのか、幾らにするのか、その答申を出す過程の審議、これを金額を出すと話しにくいから非公開にするなんていう話は聞いたことがない。少なくても久喜市においてはそんなことはやっていないはずです。今現に水道料金とか国保の料金とかそういう審議会はやっていますけれども、すべて公開ですよね。幾らにするのが適当なんていうこと、それからどういう条件で上げるか下げるか、幾らかというそういう議論は当然公開で傍聴者の前でやっているのですよ。この久喜宮代衛生組合においても、かつてこういう理由で非公開にしたことないはずなのです。宮代でもこんな条例ないけれども、非公開はしていないということを聞いています。突然この粗大ごみの料金を上げるということを審議するから、話しにくいから傍聴者がいては困ると、そういうやり方はおかしいと思うのですよね。
  少なくともこの第5条の第4項で、これを根拠にして審議会での審議自体を市民に聞かせないなんていうことはできないと私は理解している。もう既に非公開でもう決めてしまったのだけれども、今後こういう理由での非公開ということはしないということを強くお願いしたいのですよ。それは、審議会の委員の皆さんが自分たちが、私は発言しにくいから非公開でなくては嫌だよなんていう、これは市民に対して公務員としての責任を果たしていないということですよ。少なくても非常勤特別職の公務員になっているのだから、それが市民に対して聞かれては困るようなことを言うとしたら、その人は委員として選任する資格はないということですよ。それほど重大な問題だと思いますよ。その考え方、今後の対応についてお願いします。
  それから、大体答弁で理解をするのですけれども、1つ、プロパー職員と市の派遣職員の人数は言ってもらいました。派遣職員を入れている理由は、人事交流とか人員不足、人材不足、私ないと思うのだけれども、それの補充だというような説明があったのですけれども、やっぱりプロパー職員をきちっと育てていく、プロパー職員が中心になってやっていくという体制が本来あるべき姿だろうと思うのですよ。これだけ大きな組織になってきて、しかも専門的な、まさに専門的な知識と職能を持った皆さんなのだから、だんだんそちらのほうに重きを置いておくべきだろうと思うのですけれども、この基本的な考え方だけここではお願いします。
  それだけですかね。以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
  まず、1点目の審議会の公開に関してでございますけれども、会議録のご質問がございましたけれども、会議録につきましては要点筆記で公開のみでございます。
  それから、例規の解釈あるいは運用についてという内容でのご質問でございますけれども、このたびの委員会の審議におきましては、委員会で諮った際の懸念といたしましては、すべての方が状況に関係なくご発言できるにこしたことないのですけれども、委員によっては気の弱い方もいらっしゃって、プレッシャーにより発言や採決に影響が出る場合も懸念されるという状況の判断によるものでございます。いずれにいたしましても、解釈あるいは運用の関係でございますので、これは市あるいは町からも情報をいただき、担当者からも情報をいただき、また市や町の審議会との均衡も図らせていただくよう、今後の運営におきまして適正に助言してまいりたいというふうに、情報を収集し助言してまいりたいというふうに考えてございます。
  続きまして、もう一点、プロパー職員を育てていくべきというご質疑についてお答えを申し上げます。組合におきましては、ここのところ合併等の関係もございまして、今後の運営のあり方、あるいは内部運営につきましてもさまざま不確定な状況があったという背景がございますので、今後これらのあり方につきまして、組合の考え方、あるいは市、町の考え方を市、町と意見交換させていただきまして、組合としての今後の職員の育成の仕方、あるいは派遣による職員の人事交流等について意見を交換して整理してまいりたいというふうに考えます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 審議会の公開の点です。最後の答弁で、ちょっとすっきりはしないのですけれども、今後市、町の情報、解釈の問題等について情報など解釈をきちっと聞いた上で適切に助言していくという言葉がありましたから、一応それで今後期待しますけれども、少なくとも今答弁の中にあったような、委員の中には気の弱い人がいて、発言や採決に影響及ぼす懸念がある。そういう人は委員になる資格ないです。すぐやめさせないよ、そんな人は。当たり前でしょう。少なくとも責任を持って、自分の信念を持って発言し、採決に加わる、そういう人でなければなってもらっては困るのですよ。市民の生活に対して影響を与えることを審議しているのだから、当たり前のことでしょう、それは。責任持てない人を委員にさせるべきではありません。今後そういうことはきちっと本当に強い助言、それこそ審議会のあり方、市民参加のあり方にかかわる問題なのだから、最も根本的なところですので、きちっと助言、指導、対応していただきたいと思います。そうした責任を持って発言できないような人に対しても、特に強い対応を求めておきます。
  以上です。答弁要りません。
議長(飯山直一君) 以上を持ちまして、猪股議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。なお、再開は午後1時とさせていただきます。

    休憩 午前11時55分

    再開 午後 1時00分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、通告しています内容についてお願いします。
  最初は、15ページにあります総務関係なのですけれども、各センターの臨時職員の業務内容についてお伺いします。
  それから、2番目は、17ページの旅費の部分で、八甫センターの19万5,000円の予定内容についてお願いします。
  それから、同じページの役務費の関係で、産業医保険料がありますが、他のセンターではこれがなかったと思うのですけれども、どのような対応をしてきたのか、今後は統一あるいは全体をカバーする形になるのかどうかも含めてお願いします。
  次は19ページにあります使用料及び賃借料の中の会場使用料、久喜宮代と八甫の内容についてお伺いしたいと。
  同じページで、負担金補助及び交付金の中で、日本廃棄物処理技術管理者協議会負担金1万円、八甫センターなのですけれども、その内容についてお願いします。
  それから、次は21ページにあります役務費の関係ですけれども、庁用車保険、車検整備代で対応業者先と各センターでの一元化、検討してもいいのではないかなと思うので、この点についていかが。
  それから、同じページの役務費でインターネットの接続について、他センターの状況と連携してこれも取り組む必要性についての考え方をお伺いをします。
  それから、次は23ページの備品購入費、地上波デジタル対応テレビの内容と各センターの対応はどのようになっているのかお伺いをします。
  それから、次の25ページの臨時職員については、雇用内容はお聞きしましたので、賃金内容についてだけお答えいただければと思います。
  次の27ページの電気式生ごみの処理の関係については、全体像は前者でお伺いしました。ただ、その中で答弁にもあったのですけれども、PR不足というようなところなのですけれども、このPRについてはもう少し内容というのは、どういう補助がされるかというのも含めて、もう少しいろんな機会をとらえてPRをする必要があるのではないかと、きょうも玄関のところにあるのですけれども、いろんなところで講習会やったり、実際はこんな形になるというようなことも含めて、さらにPRをする必要があるのではないかと思いますので、今までどんな形の機会を通じてやってきたのか。それから、これまでの補助金以降、実績としては総合計でどのくらいになっているのか、わかればお願いします。
  それから、次の29ページは、前者の質疑でわかりました。結構です。
  それから、31ページの磁性物・鉄くず運搬処分業の内容についてお願いします。
  それから、33ページの委託料、同じようにネズミ駆除業務の38万4,000円、これは八甫だけだと思いますけれども、これは内容についてお願いします。
  次は35ページの工事請負費、2号井戸揚水設備修繕工事内容についてお願いします。
  それから、39ページ、最後のほうにあります職員数の増減、採用、退職などの全体の状況について説明をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。
議長(飯山直一君) それでは、木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 木村議員のご質疑に答弁させていただきます。
  まず、15ページの各センターの臨時職員の業務内訳、業務内容につきまして取りまとめてご説明を申し上げます。まず、久喜宮代清掃センターにつきましては、事務職の臨時職員2名の雇用を予定してございます。総務課、業務課各1名の予定でございます。仕事の内容でございますけれども、共通する業務といたしましては、電話による粗大ごみの受け付け、あるいはごみの分別方法の問い合わせの対応、それから事務職員の補助業務でございます。それから、業務課の臨時職員につきましては、加えましてし尿の臨時くみ取りの受け付け、あるいは電算システムへの入力等を予定してございます。いずれも補助的業務を担っていただくものでございます。
  また、菖蒲清掃センターにおきましても、臨時職員1人を雇用する予定でございます。この臨時職員の業務につきましては、ごみ搬入者の受け付けや搬入量の統計データの入力、そのほかに書類の分類整理等の事務補助が主なものとなっております。
  続きまして、八甫清掃センターの臨時職員の関係につきましてご説明申し上げます。八甫清掃センターの管内である栗橋地区及び鷲宮地区では、プラスチック容器包装と布類ですね。布、衣類の資源の分別が新たに本年10月から開始される予定でございます。これによりまして、市民の皆様からの問い合わせ、あるいは現地での対応等が増加して、職員が対応に追われるケースが想定されるところでございますので、事務の補助といたしまして臨時職員を採用するものでございます。臨時職員の職務内容は、事務所での電話受け付けやデータ入力等の職員の補助事務でございまして、勤務体制は月曜日から金曜日までの1日5時間、10月の資源回収の前後6カ月以内での雇用を考えているところでございます。
  続きまして、17ページの役務費、産業医の関係のご質疑に答弁申し上げます。産業医につきましては、ご存じのとおり労働安全衛生法により一定規模の事業所に選任が義務づけられておりまして、仕事の内容につきましては、労働者の健康指導、衛生教育、職場の責任者に対する専門的な助言あるいは指導、事故防止のための職場の巡視などがございます。
  産業医の選任につきましては、事業所の規模としてとらえた場合、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターともに一定規模の基準となります従業者数50人未満でございまして、単独で判断した場合には選任義務がなくなることになります。しかしながら、当組合の実績といたしまして、つまり過去の久喜宮代清掃センターでは、職員数が50人を超える時期が長く続いてまいりましたので、産業医の選任をいたしまして、事業所として事故防止やあるいは衛生管理の徹底に取り組んできた経緯がございます。現在は、3センターを包括してお一人を選任し、同様の取り組みを継続している状況でございます。今後におきましても良好な職場管理のため、現在の体制で対応してまいりたいと考えてございます。
  続きまして、21ページの庁用車の保険、車検整備代の一元化等のご質疑にお答えを申し上げます。総務費の財産管理費に計上しております事務用の庁用車につきましては、現在久喜宮代清掃センターで3台、菖蒲清掃センターで2台、それから八甫清掃センターで3台でございます。これらの任意保険につきましては、合併前に久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターが加入しておりました同じ保険会社の保険に菖蒲の清掃センターの分を加えて、合併時の22年3月23日に一元化をいたしました。
  続きまして、車検整備についてでございますけれども、原則として購入した販売店やディーラーなど、各清掃センターの地元の事業者に車検整備を依頼している状況でございます。その理由といたしましては、地元の産業振興に寄与する観点に加えまして、事故の発生や部品交換等の必要な場合に、地元のほうが速やかに対応できる等のメリットを考慮したものでございます。このような背景がございますので、組合といたしましては、車検整備の業者については一元化をしていない状況でございますが、一元化できなかったものにつきましても、経費削減あるいは効率化について可能な工夫を行ってまいりたいと考えてございます。ご理解を賜りたいと存じます。
  続きまして、同じく21ページのインターネットの接続に関しましてご答弁を申し上げます。インターネットの接続につきましては、光回線により久喜宮代清掃センターで接続している状況でございまして、菖蒲、八甫の清掃センターにつきましては、久喜宮代清掃センターとの間に構築されております庁舎間のネットワークを利用して久喜宮代清掃センター経由でインターネットを利用していただいておりますので、既に一体的な運用となってございます。ホームページにつきましては、菖蒲清掃センターの記事に関しましては、合併前に独自のホームページを持っていなかったことや、あるいはセンターにおいてホームページを作成、更新するようなソフトを用意していないこと等から衛生組合のホームページ上で掲載する内容を久喜宮代清掃センターで菖蒲清掃センターの分も含めて、作成、更新をしているという状況でございます。八甫の清掃センターにつきましては、栗橋・鷲宮衛生組合時代に独自のホームページを持っておりましたことから、これを利用して更新するような形で八甫清掃センターにおいて記事の作成、更新をしておりますので、衛生組合のホームページからリンクでそちらを開くというような形で実施させていただいております。ホームページの統一につきましては、久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターでは、そのホームページの電算業者といいますか、管理している業者が違うために、そのままの移行ができないようなことがございます。それから、久喜宮代清掃センターの現契約のホームページの容量が既に限界に近くなっておりますので、八甫清掃センターの分を加えますと、容量の心配がございますこと、それから八甫清掃センターが栗橋・鷲宮衛生組合時代からホームページ上で使用しております独自のプログラムがこちらが業者変更、あるいは統合しても稼働するかどうか等の不確定なことがございますので、現行の形を当分間続けてまいりたいというふうに考えてございます。
  続きまして、23ページの備品購入費の地上波デジタル対応テレビの内容と各センターでの対応状況でございますけれども、久喜宮代清掃センターでは、緊急時の情報取得などのためにテレビが設置されておりますけれども、本年7月からの地上波デジタルテレビへの移行に対応しておりませんでしたので、地上波デジタル対応テレビの32型程度のものを2台購入したいという予定でございます。菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにつきましては、合併前にもう既にテレビを購入しておりますので、地上波デジタル対応につきましては、既に実施済みでございます。
  それから、25ページの賃金、臨時職員の関係でございますけれども、賃金だけというご質疑でございましたので、賃金についてご説明を申し上げます。こちらの1人の雇用内容ということでご質疑をいただいておりますので、こちらは八甫の清掃センターの臨時職員に関するご質疑としてお答え申し上げます。
  業務内容は、主に計量受け付けの業務でございます。賃金につきましては、組合の臨時職員取り扱い要綱の規定を適用させていただくものでございまして、こちらの職員につきましては、時給で1,022円という予定をしてございます。なお、8時半から5時15分まで勤務する日勤の職員につきましては、日額7,920円という状況でございます。
  続きまして、39ページの職員数の増減、採用、退職などの状況ということでご質疑をいただいておりますので、こちらについてご説明を申し上げます。予算書39ページの給与費明細書、給料及び職員手当の増減額の明細に記載している職員数につきましては、外書きになります採用職員を除く職員の人数でございます。前年度の数値は、平成22年度当初予算の数値でございますので、これは合併前の久喜宮代衛生組合、現在の久喜宮代清掃センターの当時の単独の予算でございましたので、菖蒲、八甫センターの業務拡大による久喜宮代清掃センターの追加人員の分等は反映されておりません。平成22年度予算におきましては、事務職員17人、現業職員15人の32人で計上してございました。平成23年度当初予算におきましては、予算書の13ページ及び25ページの給料欄の説明にございますとおり、再任用職員除く事務職員として久喜宮代清掃センター19人、菖蒲清掃センターが3人、八甫清掃センターが7人、現業職員が久喜宮代清掃センター15人、菖蒲清掃センター1人、計の45人となりまして、平成22年度当初予算と比較いたしまして13人の増という状況でございます。
  それから、採用、退職等の状況についてご説明申し上げます。平成22年度の退職職員は、1人でございまして、これは久喜宮代清掃センターの事務職員が定年退職するものでございます。人員の不足につきましては、構成市町との協議により派遣による増員をお願いしているところでございます。
  それから、平成23年度の退職予定者数は、これも1人でございまして、久喜宮代清掃センターの現業職員が定年退職の予定でございます。採用については予定がございません。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、藤井業務課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 続きまして、木村議員さんのご質疑の16ページ、旅費の内容につきましてご答弁申し上げます。
  予定しておりますのは、埼玉県清掃行政研究協議会開催の研修会参加旅費及び資格取得に伴う講習会、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会視察研修会参加に伴う宿泊費と日当でございます。
  続きまして、19ページ、日本廃棄物処理技術管理者協議会負担金の内容でございますけれども、協議会の会員としての年会費でございまして、会員の特典といたしましては、機関誌の受領及び廃棄物処理施設の維持管理等に関します講習会受講料の割引等がございます。また、そのほか情報収集等の手段といたしておるものでございます。
  続きまして、33ページ、ネズミ駆除業務の内容につきましてご答弁申し上げます。ネズミ駆除の施工箇所といたしましては、ごみ処理施設内の受配電室、それから手選別室、食堂等におきまして薬剤の散布、粉末バルファリン及び粘着板の設置により駆除するものでございまして、年2回ほど予定してございます。
  次に、35ページ、2号井戸の揚水設備修繕工事でございますけれども、主な内容ですが、水中モーターポンプ及びケーブルの更新、それから井内のしゅんせつでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、19ページの使用料及び賃借料のうち会場使用料、久喜宮代と八甫の内容についてのご質問でございます。久喜宮代清掃センター分につきましては、毎年1月ごろに開催しております廃棄物減量等推進員意見交換会の会場使用料のためのものでございます。久喜総合文化会館小ホール及び宮代町立図書館ホールの使用を予定しております。八甫清掃センター分につきましては、ごみの分別の変更、具体的にはプラスチック製容器包装と布類の分別回収に伴います説明会の会場使用料を計上しております。鷲宮西コミュニティセンターと栗橋コミュニティセンターの使用を予定しております。なお、菖蒲清掃センター分につきましては、廃棄物減量等推進員さんの意見交換会の会場につきまして予算計上してございません。菖蒲清掃センターの会議室を利用しているからでございます。
  次に、生ごみ処理容器関係でございます。ちょっと質疑、とりあえず、では再質疑という形でお答えしてしまいます。まず、先ほど猪股議員さんのときにお話ししましたPR不足ではないかということでございます。一応広報関係につきましては、毎年1回は出しております。特に21年の4月1日に出しました広報では、県内のすべての状況を明らかにしまして、久喜宮代は県内でベストファイブに入っているというお知らせをさせていただきました。また、22年の4月1日号では、この合併に伴います生ごみ処理容器の補助金の関係の一覧を広報で出してございます。また、組合のホームページのほうでは、随時ごらんになれます。それから、もう恐らく配布してございます、今年からカレンダー方式になりました日程表、そちらのほうにも詳しく書いてございます。
  それから、今までの実績がわかるかというお話でございますけれども、わかります。まず、久喜宮代清掃センターでございますけれども、電気式が1,145基、それから生ごみ処理容器が3,779基、EM処理容器が953基です。続きまして、菖蒲清掃センターでございますけれども、電気式が173基、生ごみ処理容器が94基、EMにつきましては今まで実績はございません。それから、八甫清掃センターでございますけれども、電気式が249基、生ごみ処理容器が1,071基、EMが660基でございます。今年の2月末までの実績でございます。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 蓮見業務課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 木村議員さんのご質疑の31ページ、委託料、磁性物・鉄くず運搬処分業務の内容についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターでは、搬入された燃やせないごみ、それから粗大ごみですね。これ手選別ですね。それと、破砕機にかけたことにより選別され、発生した鉄くず等ですね。これが有価物とならない場合、運搬処分業務をここで予算計上したものでございます。これが有価物となる場合は、この予算についてはすべて不用額となるものでございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、再質疑をします。
  19ページの日本廃棄物処理技術管理者協議会負担金の内容はわかりました。これについては今まで八甫だけなのですけれども、これは全体の中で年会費も含めて今後講習会等も含めた援助もあるみたいですけれども、これは全体の中で今後は考えていくということなのかどうか、お願いします。
  それから、それ以降、21ページ以降、私は車検とか庁用車保険、インターネット、それから地上デジタルもそうなのですけれども、一元化することによってかなり削減をされるというような状況があるのではないかと思います。これについてはもう既にされていた部分と、しかし地元業者にもそれなりの状況を勘案してやらなければいけないということなのですけれども、これについてはやはりこれ以外にも合併後、一元化することによって削減できる部分もかなりあるだろうと思うのですね。機種が違ったり、あるいは容量がいっぱいだというようなことであればやむを得ない部分はあるかと思いますけれども、今後一元化に向けてやっていける部分、これから大きな部分であれば、どんな点が考えられているのかお願いします。
  それから、電気式生ごみ処理機の問題なのですけれども、今言われたようにPRで、それなりにいろんな形で広報なんかも通じてやっていると思うのですけれども、そのほかに先ほど私がちょっと言ったのは、実際どういう現物、これを利用することによってこんな効果が得られる、あるいは例えば電気生ごみなんかでも小さくなるわけですよね。実際見るとこんな大きなものがこんなからからになるのだというようなことが、さまざまな機会を通じてやっぱり知らせていくことも必要かなと思いますので、そんな機会を例えば視察に来る人も含めて、もっと広げていってはどうかと思いますが、その点はどうでしょうか。
  それから、33ページのネズミについてなのですけれども、これは八甫だけでかなり今いわゆる薬剤とか粘着というようなことを考えて、これだけの金額をとっているのですけれども、ここの部分については少しはネズミがいるのだけれども、これほどのことをしなくても大丈夫なようなことを言っていますので、八甫については特殊なそういう状況があるのか、かなりこれによって効果というより、捕まるネズミが多いのかどうかも含めて、ちょっとお願いしたいと思います。その状況を教えてください。
  それから、最後の職員の関係なのですけれども、私はやはり事務、現業も含めて臨時職員、あるいはいろんな形で委託に頼るのではなくて、きちっと現状を継続する、あるいは内容についてもしっかり守っていくという意味では、その方向で考えてほしいと思うのですけれども、今不足については派遣も含めた増員をということを言われているのですけれども、具体的にはどんな派遣で何名増員を考えているのかどうかも含めて答弁をお願いします。
  以上です。
議長(飯山直一君) それでは、木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  藤井課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) それでは、木村議員さんの再質疑についてご答弁申し上げます。
  まず、日本廃棄物処理技術管理者協議会の関係ですけれども、こちらは全体として考えていくのかというご質疑だと思いますが、これにつきましては一応八甫清掃センターとして会員にはなっております。ただし、こちらに入っている関係での維持管理業務につきましての情報とか、そういったものにつきましては、それから並びに講習会に参加したときの参考資料ですとか、その辺の関係につきましては、久喜宮代清掃センター、それから菖蒲清掃センターと共有してまいりたいというふうな考え方でおります。
  それから、2点目のネズミ駆除の関係でございますけれども、ほかの両センターはやっていないということですけれども、八甫清掃センターにおきましては、過去におきまして何回かネズミに断線されまして、投入扉等があかなくなってしまった事故が結構ありまして、それからそれらの関係でネズミ駆除を実際に施工しております。それで、えさとか散布につきましては、天井裏ですとか、あと受電設備の高圧の電気を受けているようなところもございますので、一応専門の業者さんにやってもらっている関係で、多少金額的には高いかなというイメージがあるかと思いますけれども、その辺でご理解いただければと思います。
議長(飯山直一君) 続きまして、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 生ごみ処理機のPRの関係なのですけれども、今考えているのが実際に購入されて使用されている方、そういった方を実際に管内たくさんいらっしゃるわけですから、そういった方をちょっと戸別に訪問させていただいて、写真を撮って、こんなメリットがあるのですよというようなお話を写真つきで、写真オーケーで広報に久喜宮代それぞれお一人ずつぐらい載せてみたいなというような、そういった今考えております。よろしいでしょうか。
議長(飯山直一君) 渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
  まず、一元化による事務の効率化、経費の削減というご質疑でございますけれども、こちらにつきましては先ほど幾つか申し上げましたような内容で取り組んでいるところでございまして、事務的にも事務経費につきましても、今後もできる部分につきましては、一元化、削減工夫をしてまいりたいと思います。そのほかに業務部門で例えば燃料の購入ですとかあるいは灰の処分、あるいはいろんな測定業務、そういったもの等におきましても一元化の可能性がございますので、そういった点もあわせて内部検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。
  それから、職員の派遣についてのご質疑でございますけれども、平成22年度末での退職は、事務職員の1名でございまして、こちらは久喜宮代清掃センターでございます。この関係で久喜市に派遣のお願いをさせていただいたわけでございますけれども、この分の補充といたしまして久喜宮代清掃センターへの派遣、それから合併時の配置としてやや不足がございまして、現在も人員のやりくりが非常に厳しい菖蒲のセンターに増員をお願いしたところでございます。その結果、内示といたしまして、久喜宮代清掃センターで1名、菖蒲の清掃センターで1名、2名の事務職の派遣の内示をいただいたところでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) よろしいですか。
  以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  次に、角野議員、お願いいたします。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 6番の角野でございます。
  歳出の31、33ページの4項目については、前段者の答弁で了解いたしました。29ページの委託料の処理困難物運搬処分業務20万円の内容について1点お伺いいたします。
議長(飯山直一君) 角野議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、角野議員さんのご質疑の29ページ、処理困難物運搬処分業務20万円の内容についてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターでは、廃タイヤ、廃消火器、バッテリーにつきましては処理困難物となってございまして、収集は行ってございませんが、しかしながら集積所に不法投棄された場合、集積所を利用される方々にご迷惑をおかけいたしますことから、清掃センターで回収いたしまして、専門業者に委託し、処分するための費用といたしまして20万円を計上させていただいたものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 再質疑お願いいたします。
  この質疑をしたのは、今まで、31ページの八甫清掃センターのほうには去年の予算もそうですが、処理困難物運搬処分ということで36万円が計上されております。久喜宮代清掃センターのほうにはこういうのはこれまで計上したことはなかったと思われます。今回初めて計上されているということで、その集積所にそういうものがあるから、それを運ぶというふうに今伺いましたが、ということは分別だとか集積所がそんなふうないいかげんな状態になってきたということなのかどうか。また、これまでその処理困難物というのがあったのかどうかお伺いします。
  去年、議員の研修でそれぞれの清掃センターを見させていただきました。その中で八甫清掃センターの処理困難物運搬というのは、消火器を大阪のほうに120本出しているというお金も入っているのかなと思われましたので、お伺いしましたが、それとの絡みで再質疑いたします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  昨年までのそういった処理困難物につきましては、一般廃棄物最終処分業務委託の中で一括して計上させていただいておりましたので、名称的には出てきておりませんでした。それと、昨年まででございますけれども、集積所以外にも市町村等で不法投棄されますタイヤ等がございまして、こちらのほうも久喜宮代清掃センターのほうへ運んでいただきまして、一括処理をしてきたということでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
  次に、鈴木議員、お願いいたします。
                 〔7番 鈴木松蔵君登壇〕
7番(鈴木松蔵君) 7番、鈴木松蔵です。議案第2号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について質問いたします。
  まず、1番といたしまして、臭気対策、久喜宮代センター内のことでございますが、の予算はどこに措置されているのか、どのように措置されているのかをお伺いいたします。
  2番目、34、35ページにございます工事請負費、脱臭設備工事の内容について説明をお願いします。
  3つ目、28、29ページの13節委託料、生ごみ減容化及び堆肥化処理施設運転業務、本年の取り組みについてお伺いいたします。
  それから、30、31ページ、委託料、堆肥化成分分析業務の内容についてお伺いします。
  続いて、34、35ページ、委託料、久喜宮代センターのし尿及び浄化槽汚泥最終処分(堆肥化)業務の内容についてお伺いいたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 鈴木議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、鈴木議員さんのご質疑について順次ご答弁申し上げます。
  1の臭気対策、久喜宮代清掃センターの予算はどこに措置されているかとのご質疑でございますが、臭気対策の予算措置はしてございません。ごみ焼却施設での臭気につきましては、収集されましたごみをピットに投入いたしますが、このごみピットから発生します臭気がございます。この臭気対策といたしましては、ピットの上部から空気を吸い込み、燃焼用空気として850度以上の炉内に吹き込み、悪臭物質を分解してございます。また、炉の停止時におきましては、ピットの上部から空気を吸い込み、脱臭設備での活性炭処理を行いまして、におい対策を行ってございます。
  次に、2、34ページ、35ページ、工事請負費、脱臭設備整備工事の内容について説明をとのご質疑にお答えいたします。久喜宮代清掃センターのし尿処理施設に設置されてございます脱臭設備につきましては、アンモニアや硫化水素などのし尿処理特有の臭気を化学薬品を使用して除去しております。この設備につきましては、毎年1回の定期的なオーバーホールを実施してございます。具体的には、装置内部の閉塞物の清掃、消耗品の交換、電動機器類の点検整備、老朽化した装置の補修や更新が主な内容となってございます。
  次に、3、28ページ、29ページ、13委託料、生ごみ減容化及び堆肥化処理施設運転管理業務、本年の取り組みについて伺うとのご質疑にお答え申し上げます。生ごみ減容化処理につきましては、平成21年度より本格稼働いたしましたHDM処理方式によります微生物を利用した施設でございます。平成22年度におきましては、約1万世帯の方々に協力をいただき、生ごみ回収といたしまして年間処理量約700トンを見込んでございます。堆肥化につきましては、HDM処理方式で処理された残存物を定期的にふるいにかけることにより、堆肥として利用できますことから、剪定枝資源化設備で生産いたします堆肥、有機1号と1対1の割合で混合いたしまして、堆肥生産を行ってございます。この堆肥につきましては、堆肥取締法に基づきまして、埼玉県へ堆肥名称「エコ彩来」として登録をしてございます。また、平成22年度堆肥製造量は、3月現在におきまして約19トンを製造いたしまして、協力していただいております1,322世帯の方に堆肥を3月上旬に配布させていただいたものでございます。
  次に、30ページ、31ページ、委託料、堆肥化等に伴う成分分析業務の内容についてでございますが、久喜宮代清掃センターで生産いたします堆肥は、剪定枝堆肥「有機1号」、生ごみ堆肥「エコ彩来」の2種類がございまして、堆肥を配布する際には、堆肥取締法に基づき最新の分析結果を表示することになってございますことから、毎年年1回の分析を実施してございます。分析の内容でございますが、炭素、窒素、燐酸、カリウムなど16項目を実施しているものでございます。ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、34ページ、35ページ、13委託料、久喜宮代清掃センターし尿及び浄化槽汚泥最終処分業務の内容についてでございますが、し尿や浄化槽汚泥につきましては、し尿処理施設において浄化処理されますが、その過程で脱水汚泥が発生いたします。一般的には焼却処理されますが、脱水汚泥には窒素、燐酸、カリウムといった肥料成分が含まれておりますことから、久喜宮代清掃センターでは平成8年から堆肥として民間工場に委託いたしまして、再資源化に取り組んでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  鈴木議員。
                 〔7番 鈴木松蔵君登壇〕
7番(鈴木松蔵君) 再質疑いたします。
  まず、臭気対策ということでいろいろ臭気に対する取り組みをされているということでございます。この久喜宮代清掃センターの近隣の方から、時々ひどいにおいがするということを聞いておりますので、地域の方の声に耳を傾けていただきますように要望しておきます。
  それから、3番目の委託料、生ごみ減量化及び堆肥化処理施設運転業務ということでやられているということでございますが、これは市内から出る生ごみを全量堆肥化するという大きな目標のもとに取り組んでいると承知しているのですが、そういった意味での本年度の取り組みということで、そのことについてお伺いしたいと思います。
議長(飯山直一君) 鈴木議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、再質疑にご答弁申し上げます。
  生ごみの全量堆肥化ということでございますけれども、今回ご答弁させていただきましたのは、今年度の取り組みでございまして、全体的の全量堆肥化に向けましては、ごみ処理基本計画の中で定めてまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(飯山直一君) 以上で鈴木議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第2号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第3号 久喜宮代衛生組合行政財産の使用料に関する条例についての質疑をお受けいたします。
  まず、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。
  行政財産の使用料に関する条例ですが、説明ですと、当組合にこの条例がなかったので、新たに制定するということなのですが、これまでの財産の使用の料金については、これまでどう扱ってきたのでしょうか、お願いしたいと思います。
  それと、別表の使用料の設定ですけれども、その根拠についてお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) それでは、加藤議員のご質疑の議案第3号 久喜宮代衛生組合行政財産の使用料に関する条例のご質疑の@、行政財産の使用とその料金について、これまでどう扱ってきたのですかというご質疑からご答弁申し上げます。
  これまでの当衛生組合における行政財産の使用料につきましては、衛生組合としての徴収する根拠が定めておらず、使用料としての徴収をしておりませんでした。このため久喜宮代清掃センターにおきまして、どのような対応をしてまいったかという点をご説明をいたします。
  まず、東京電力の電柱、支線あるいは支柱等の使用料につきましては、電気通信事業法施行令にございます基準に基づき、1本1,500円で3年ごとに3本分を雑入として収納してまいりました。なお、今回条例制定に際して電柱等の設置状況をすべてチェックし、再確認したところ、このほかにも電柱5本、支柱2本等の手続が漏れておりましたのが確認されたところでございます。
  それから、ほかにテプコケーブルテレビの電柱等につきましては、同様に雑入といたしまして1本1,264円で5年ごとに収納しておりました。このほか自動販売機につきましては、5台ございますけれども、売り上げに応じ雑入という形でございますが、設置手数料というような名目で使用料、それから電気料相当額を収納しておりました。
  このような状況を受けまして、平成22年度分につきましては、電柱等の関係でございますけれども、すべての電柱等を整理して請求いたしましたが、条例施行前でございますので、科目といたしましては引き続き雑入の取り扱いとさせていただくものでございます。なお、過去の未請求分も含めて請求が漏れた分に関しましては、5年間請求するということで、東京電力との調整を済ませたところでございます。
  そして、この行政財産の使用料に関する条例を制定させていただきますことによりまして、平成23年度以降適正に事務を執行することが可能となってまいりますため、年度当初において行政財産の使用許可申請をいただき、許可証を発行する。また、別表の種別に応じまして使用料を徴収してまいりたいというふうに考えてございます。
  続きまして、Aの別表の使用料設定の根拠につきましてご説明を申し上げます。この条例の作成に当たりましては、久喜市の行政財産の使用料に関する条例を参考とさせていただいております。そこで、別表の土地についての使用区分の2でございます。鉄塔、電柱、街灯柱、支線、標識、地下埋設管もしくは地上施設管、またはこれらに類するものの用地として使用させる場合のうち、道路法32条及び道路法施行令第7条で掲げる工作物や物件等につきまして、こちらでございますけれども、久喜市の道路占用料徴収条例の別表の2級地、市街化区域以外の区域の単価の金額を準用させていただいたものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 加藤議員。
4番(加藤幸雄君) ありません。
議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第3号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第4号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例についての質疑をお受けいたします。
  初めに、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。
  この条例は、粗大ごみの収集手数料というものを菖蒲管内の方々へも適用しようというものでございます。1つ500円をいただくということなのですけれども、菖蒲管内住民への説明ですとか、意見聴取はどうされてきたのでしょうか。その1点をお願いします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) ご質疑に答弁させていただきます。
  条例の改正に当たり、住民への説明、意見聴取はどうしていますかというご質疑でございますが、まず菖蒲地域では旧菖蒲町の時代に集積所の分散化を進めまして、平成12年度から粗大ごみの収集を中止し、個人が直接清掃センターに搬入する方式となっておりました。このようなことから菖蒲清掃センターでは、平日の搬入が困難な方のために休日の受け入れも実施してまいったところでございます。しかしながら、菖蒲清掃センターに届く声といたしましては、住民の皆様から高齢化等により個人での搬入ができないという例も聞かれるようになっておりました。また、今回の検討に当たりましてアンケート等による住民意向調査は実施しておりませんけれども、条例改正に先立って実施されました審議会の検討におきまして、委員さんとして菖蒲地域から選出された方が3人いらっしゃいます。この方々から住民の皆様の代表として菖蒲地域の現状や住民の皆様の考え方を審議会で述べていただいております。このことにより他の委員さん方もご理解をいただいた上で、粗大ごみ手数料の統一として取りまとめていただきました。
  単一単価、処理手数料1点500円、また戸別収集を全域実施という形で、委員さんの全員賛成という決議をいただいたものでございます。これらによりまして菖蒲地域の住民の皆様のご意見も反映できたのではないかというふうに考えてございます。
  それから、今後の粗大ごみ、予定では本年10月から実施いたします粗大ごみの取り扱いについての住民への周知でございますけれども、組合のホームページ、それから衛生組合だより、窓口の対応等によりお知らせをさせていただくとともに、廃棄物減量等推進員の皆様にもご協力をいただきながら、地域への浸透、周知を図ってまいりたいと考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) ただいまのご説明ですと、審議会に菖蒲管内から3人の方がでていらっしゃるということで、その方々のご意見を聞いたと、この3人が菖蒲管内の住民の代表だとおっしゃいましたけれども、恐らく菖蒲の住民の方々は、この3人の方々を代表として送ったとは思っていないと思います。こういう住民に負担をお願いするときというのは、やはり十分な説明、納得いく説明をされるべきだと思うのですけれども、その努力はされてこなかったように感じたのですけれども、いかがでしょうか、その点。
議長(飯山直一君) 加藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) お答え申し上げます。
  今回の粗大ごみ手数料の関係につきましては、合併に伴う3センターの取り扱いの統一ということで審議をさせていただきました。その中で3センターのあり方という形で、特に菖蒲地域のみに負担をしていただくという趣旨ではなく、取りまとめてまいりましたので、そういった形でまとめさせていただいたものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 2点お願いします。
  今まで旧菖蒲で無料で対応してきた経過となぜ合併によりサービス低下や負担増とする提案となったのか。
  それから、これまでも論議ありましたけれども、その内部調整の経過と非公開の中、答申とした理由というのを改めてお聞きしたいと思います。
  2つ目は、特に菖蒲地域での住民の意向はどのように把握し、それを反映したのか、お伺いします。
  2点です。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。まず、今まで無料で対応してきた経過をなぜ合併によりサービスの低下や負担増とする提案となったのか。内部調整の経過と非公開の中、答申とした理由はとのご質疑でございますけれども、ご承知のとおり、久喜宮代清掃センターや八甫清掃センターでは、粗大ごみは定義や手数料の額に差がありますけれども、有料でございます。一方、菖蒲清掃センターにおいては、直接センターへ搬入する一般家庭ごみにつきましては、粗大ごみを含めて10キロまで130円、10キロを超えるごとに130円を加算すると、こういった条例の規定がございます。今お話ししましたように、3センターにおきましては三者三様の手数料が存在することから、メンバー8人から成ります合併に伴う17の事務事業について、協議調整を図り、統一するためのプロジェクト会議を開催し、その中で検討した結果、粗大ごみ処理手数料の統一については、プロジェクト会議では決められないので、廃棄物減量等推進審議会に諮問すべきであると、こういった結論に至ったわけでございます。
  衛生組合だより、平成23年2月1日発行第134号で、管内住民の皆様に周知しましたとおり、第1回廃棄物減量等推進審議会は、昨年12月17日に開催し、委嘱式終了後、早速粗大ごみ処理手数料の統一に向けた意見交換をしていただいております。第2回の審議会は年が明けまして、今年の1月21日に開催しておりまして、引き続き粗大ごみ処理手数料の統一についてご審議をいただいた後、議長でございます会長による意見の集約、整理といたしまして、単一料金、処理手数料の額を500円とする案に対し、採決を行った結果、出席委員全員、17人ですけれども、が全員賛成いたしまして、2月15日に開催されました第3回審議会において、審議会会長から田中管理者に答申書が提出されております。
  この答申書には、付記として、高齢化社会を見据え、管内全域における戸別収集を実施することを要望しますとの附帯意見が記されておりまして、執行部といたしましても、この要望に積極的にこたえるべきと考えたところでございます。このことによりまして、菖蒲地域においてはサービスの低下ではなくて、むしろ粗大ごみの自己搬入が困難で戸別収集を希望する世帯に対しまして、戸別収集が実施できるようになるために、サービスの向上につながると、こう確信しております。この答申を尊重いたしまして、今回議案として条例の改正案を上程し、ご議決をお願いするものでございます。
  また、非公開の中、答申した理由とのご質疑でございますけれども、これは先ほど猪股議員さんのほうにご説明してありますので、省略させていただきます。
  最後に、菖蒲地域での住民の意向はどのように把握し、反映していったのかとのご質疑でございます。先ほど総務課長のほうからもお話がありましたけれども、アンケートによる意識調査は実施しておりません。手数料の審議検討において、審議会の委員さんとして菖蒲地域から選任させていただきました方が3人おります。この方々が住民の代表として菖蒲地域の現状や住民の考え方を審議会で述べていただいております。他の委員さん方にも理解していただいた上で、先ほど申し上げましたとおり、粗大ごみ処理手数料の統一として取りまとめ、単一単価、処理手数料1点500円により、委員さん全員の賛成でご議決をいただいております。3名をもってすべてとは申し上げませんけれども、間接的ではございますけれども、菖蒲地域の住民の皆様のご意見も反映できたものというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 1点目のその今までの経過なのですけれども、自己搬入で、これについては少なくても無料だったわけですよね。一部についてですよ。その点について、その負担増になるということ、それから全体として、合併によって今までもスケールメリットをはかって、さまざまなサービスの向上とか負担増をなくしていくという姿勢がやはり示されるべきだと私は思うのです。そういう点で、全体的な中での統一の中で、今までもいろんな形のサービス低下がしたり、負担増となるような経過については、しっかりとした論議を進める必要があるのではないかと私は思います。そういう点で、今庁内でもプロジェクト会議をつくりながら、それをそのまま皆さんに提示することはできなくて、推進委員会に諮問しているわけですよね。その内容が非公開のまま行われて、いろんな面で知る権利を奪っているということは、先ほどの猪股議員の中でも明らかなように、やっぱりそういう経過をすべて公開した上で、委員もそうだし住民もさまざまな形でいろんな意見がやっぱり交流されると、あるいはそれを踏まえた上で答申される必要があると思うのですけれども、その点について、例えば住民へのアンケートなどは、これはかなり生活にかかわる、あるいは具体的に日常の形にかかわるものがなぜできなかったのか、そういう点での努力をやはり欠いていたのではないかと私は思いますけれども、その点についてはその委員が住民を代表するという形ですべてカバーできると思っているのでしょうか、お願いします。
議長(飯山直一君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にご答弁いたします。
  ちょっと私の説明が早口でわからなかったかもしれませんけれども、菖蒲清掃センターは無料はありません。すべて10キロまでは130円です。それを超えるとまた130円取られる。負担増になるというお話ございましたけれども、ご承知のとおり私どものほうは500円、八甫清掃センターのほうは、定義には若干異なるものの700円でございます。500円、700円で菖蒲は10キロまで130円ということで、メリットがあるところとデメリットがあるものもございます。確かに目方によっては菖蒲さん、例えば自転車を20キロとすれば、今まで260円払えば自転車は引き取ってもらっていたものが500円出さなければならないという、そういった不公平な部分も確かにあると思います。ただ、合併後3年以内に統一するということで、手数料を見直すのではなく一本化するということで審議会のほうには諮問しておりますし、事務事業の中でもそういった経営投資ということで位置づけられているわけでございます。したがいまして、今さらではございますけれども、アンケートをとって、住民の意見をどうするこうするというそういったものはこの際割愛させていただいたわけでございます。逆にかえってアンケートとることによって、不都合が生じてくる場合もありますので、削除させていただきました。
  それから、3人の代表イコールその地区の意見かといいますと、それはもちろん違うと思いますけれども、それでしたら審議会の委員さんも定数20人ではなくて何百人、何千人といったものを踏まえていかなければなりません。そうしますと統一できませんので、そういったことを踏まえまして、ぜひともご理解を賜りたいと思います。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) よろしいですか。
                 〔「はい」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第4号に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(飯山直一君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第2号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤でございます。私は、議案第2号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、反対の立場で討論を行います。
  本予算は、第1に、議案第4号の菖蒲清掃センター管内の粗大ごみ収集について、今までも有料化ではありましたが、その料金を高くするということでございます。粗大ごみ収集有料化、この減量等推進審議会の答申を受けたものとしておりますが、住民の意見聴取はしておりません。住民に負担をお願いする際には、十分な説明が欠かせないと思います。
  第2に、久喜宮代清掃センターのごみ収集委託を拡大する方針を盛り込んだ内容であります。私どもは従来からごみの収集処理は直営でと主張してまいりました。
  第3に、職員から駐車料金を徴収するということであります。労働組合の主張のように、当組合は公共交通機関から遠く離れており、通勤には車が必要です。料金徴収はするべきではないと考えます。
  以上を指摘して本案には反対です。
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 次に、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(飯山直一君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  次に、議案第3号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合行政財産の使用料に関する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(飯山直一君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  次に、議案第4号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 議案第4号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例に反対の討論をします。
  旧菖蒲町では、これにより粗大ごみについて500円へと負担増となります。同町では、指定ごみの指定袋が有料化であり、この点の負担感がさらに増すものとなります。しかも、この問題を検討する審議会が非公開で行われるなど、透明性に欠ける論議過程となりました。合併による住民サービスの低下や負担増にもつながるもので、合併によるスケールメリットさえ生かされていないことになります。また、住民への説明などきめ細かく十分に行い、多様な意見の収集などを行うことは、日常生活に密接にかかわることにもかかわらず不十分であり、本議案に反対します。
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(飯山直一君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  以上をもちまして、提出議案の審議はすべて終了いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長あいさつ
議長(飯山直一君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者あいさつ
議長(飯山直一君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第1回定例会にご提案を申し上げました議案第1号ないし議案第4号までの4議案につきまして、議員の皆様には、慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
  質疑、質問の中で承りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。今後とも議員の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
議長(飯山直一君) ありがとうございました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時21分

    再開 午後 2時23分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(飯山直一君) これをもちまして、平成23年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 2時23分