平成20年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第15日

平成20年3月27日(木曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長あいさつ
 5 管理者あいさつ
 6 閉  議
 7 閉  会
 
午前9時開議
 出席議員(13名)
     1番   清  水     隆  君      2番   園  部  茂  雄  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   石  井  眞  一  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   川  辺  美  信  君      8番   角  田  礼  子  君
     9番   内  田     正  君     11番   野  口  秀  雄  君
    12番   加  納  好  子  君     13番   猪  股  和  雄  君
    14番   小 河 原     正  君

 欠席議員(1名)
    10番   飯  山  直  一  君

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君   副管理者   榊  原  一  雄  君
   参  与   浅  子  秀  夫  君   参  与   加  藤  茂  男  君
   参  与   矢  嶋  行  雄  君   参  与   室  田  慶  一  君
   事務局長   早  野  正  夫  君   総務課長   当  間  義  広  君
   業務課長   岡  野  晴  一  君   総務課長
   補  佐   金  井     誠  君
   業務課長
   補  佐   内  田  久  則  君  

 本会議に出席した事務局職員
   総務課長
   補  佐   野  本  俊  男   書  記   近  藤  初  江
   書  記   赤  羽  貴  裕  


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(小河原 正君) ただいまの出席議員は13名でございます。
  10番の飯山直一議員から欠席の届け出がなされております。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  なお、先ほど執行部から議案質疑に対する参考資料を配付したいとの要請があり、これを許可いたしましたので、ただいまから配付いたさせます。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時01分

    再開 午前 9時02分

議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(小河原 正君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  まず、議案第1号 平成20年度久喜宮代衛生組合一般会計予算に対する質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  最初に、関議員、お願いいたします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
6番(関 弘秀君) 6番議員の関と申します。歳入の関係で質問させていただきます。何分、今回初めて衛生組合のほうの議員になりましたので、ちょっと細かい部分でわからない部分だけ簡単にさせていただきます。
  最初に、6ページのところなのですが、財産収入の部分で物品売払収入ということで入っているのですが、この内容についてというか、どういった部門の収入かということと、続きまして9ページのほうにまいります。雑入の形の部門で入りまして、容器包装リサイクル協会有償入札拠出金、この内容の部分についてと、19年にはなかったのですが、その下の部分の送電線線下補償料ということですか、これが19年なかったのですけれども、今回20年に入っているということと、19年にはあったのですけれども、20年になくなっている部分で、リサイクル品売り上げということの部門のこの3点につきまして、よろしくお願いしたいと思います。
議長(小河原 正君) 関議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) おはようございます。それでは、関議員さんのご質問にお答えいたします。
  まず、物品売払収入の内容についてでございます。品目ごとに数量、税込みのトン当たりの単価、金額の順にお答えいたします。まず、新聞、2,900トン、8,400円、2,436万円、雑誌、2,800トン、5,775円、1,617万円、段ボール、1,120トン、7,350円、823万2,000円、牛乳パック、60トン、6,300円、37万8,000円、アルミ缶、190トン、11万5,000円、2,185万円、スチール缶、280トン、1,050円、29万4,000円、廃家電類、18トン、これは品物によりまして単価が変わりますので、トータルで24万円を見込んでおります。それから、破砕鉄、500トン、2,100円、105万円、未処理鉄、50トン、1,050円、5万2,500円、破砕アルミ、20トン、2万1,000円、42万円、アルミサッシ、1トン、8万4,000円、これも同じく8万4,000円、それから被覆線、15トン、1万500円、15万7,500円、銅、1トン、21万円、21万円になります。ステンレス、0.2トン、7万3,500円、1万4,700円、リターナル瓶、0.5トン、5,000円になります。合計で、1,000円未満を切り捨ていたしまして、当初予算7,351万7,000円を計上させていただいておるところでございます。よろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 総務課長補佐。
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、容器包装リサイクル協会有償入札拠出金についてご答弁いたします。
  平成7年6月、循環型の新しいリサイクル社会の構築を目指す容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律、通称容器包装リサイクル法が制定されしまた。今まで国内で処理されておりました容器包装廃棄物、とりわけ使用済みペットボトルにつきましては、アジア諸国の急速な経済発展に伴う輸出需要の高まりとともに、市況の変動によりまして、近年では有価物として取引されている状況でございます。その結果、法に定める指定法人であります財団法人容器包装リサイクル協会を通さない独自処理ルートを行う自治体がふえたことで、リサイクル協会の取引量が減少しているのが現状でございます。
  リサイクル協会では、市町村ごと、品目ごとにそれぞれ再商品化事業者からの入札を毎年度実施しているところですが、平成18年度からペットボトルにつきましては、これまで認めていなかった有償入札、わかりやくす申し上げますと、今まではリサイクル協会が再商品化事業所に委託料を支払い、再商品化をお願いしておりました。しかし、このペットボトルにつきましては、再商品化事業所がリサイクル協会にお金を出して買う形での入札を認めることとなりました。これに伴いまして、リサイクル協会に発生した収入を引き渡し落札単価と引き渡し量の実績に応じて市町村に配分されることになったのが、この拠出金制度でございます。これは、リサイクル協会ルートで処理をしている市町村を金銭的にバックアップすることで、リサイクル法以外の独自処理ルートへの排出を抑制するという対応を協会がとったものと考えております。
  平成20年度の積算に当たりましては、平成18年度の落札単価1万6,200円と平成19年度の落札単価2万6,250円のおおむね平均である2万1,550円に協会引き渡し予定量450トンを乗じまして、その中から協会必要経費等控除分の15%を差し引いた金額が824万2,000円となっております。数式で申し上げますと2万1,550円掛ける450トン掛ける85%ということになります。なお、ペットボトル、ガラス瓶、紙製容器包装、プラスチック製容器包装、いわゆる分別基準適合物の落札単価につきましては、例年、年度明けの4月中旬にインターネットで公表されますけれども、この拠出金につきましては当初予算額よりも上回るであろうというふうに考えております。
  以上です。
議長(小河原 正君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) おはようございます。私のほうからは、送電線の線下補償料の内容につきましてお答え申し上げます。
  衛生組合敷地内を通過しております高圧線は、昭和59年4月1日付で東京電力株式会社との間で送電線路架設契約を締結しておりまして、3年に1回、東京電力から線下補償料として支払われるもので、20年度におきましては平成20年4月1日から平成23年3月31日までの3年分の線下補償料251万6,000円が収入となる予定でございます。
  次に、リサイクル品売り上げの予算計上がないとの理由でございますが、19年度予算では1万円を計上させていただきまして、リサイクル品展示即売会を平成20年2月23日の土曜日に実施しまして売り上げた代金が収入となっております。しかしながら、展示即売会を実施するためには、住民の方が購入を希望されるようなリサイクル品、小物類を選定し保管しておくことが不可欠でありますことから、現段階におきましてリサイクル品等が例年より少なく、即売会の実施が不確定であったため、今回当初予算を見送りさせていただいたところでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  関議員。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
6番(関 弘秀君) 再質問ではなくて、明快な回答ありがとうございました。終わりにさせていただきます。
議長(小河原 正君) 次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 質疑いたします。
  まず、第1は毎年聞いております、6ページ、多量排出事業者、特に上位10社の平成18、19年度の実績と増減ということで通告しておいたのですが、先ほど資料を配っていただきました。この資料で、かなり細かく分別といいますか、18年度、19年度の比較、増減も全部出ています。減量化率も出ております。それから、減量計画の数値も出ております。それに対して、目標達成の可否ということも見通しが書いてありますけれども、どのように評価しているかをまずお伺いをいたします。
議長(小河原 正君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご答弁させていただきます。
  資料を2枚ほど用意させていただきました。一応質疑通告書にございます内容で答弁させていただきます。評価の関係でございますけれども、実は平成18年度まで当組合で開催しておりました資源化会議にかえまして、昨年の12月から今年の2月にかけまして、48の多量排出事業者すべてを戸別訪問させていただきました。その中で、減量計画書の数値目標を達成できない事業者に対しまして、その理由をお聞きしたところ、減量した数値を記入しなければ行政から何か言われると思ったということで、表現的には適切ではないかもしれませんけれども、いわゆる努力目標を記入した事業者がほとんどでございました。それから、増として、売り上げが伸びたからという事業者もございました。逆に、減量目標を達成できる事業者でも、その理由として、たまたま売り上げが落ちたことによって達成できたのだというだけで、積極的に減量に努力したわけではありませんと、正直にお話をくださる責任者の方もございました。
  私ども、この戸別訪問時において減量目標が明らかに達成できない事業者に対しましては、単なる努力目標で終わるような減量計画書を作成せず、廃棄物責任者として達成可能な減量計画書の作成をお願いしたい。さらに、ふえる予定があるならば、その理由をきちんと記して提出していただきたいとお願いしてまいりました。このお願いした成果につきましては、20年度の実績としてあらわれるのではないかと期待しておるところでございます。
  以上です。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 実情の一端がうかがい知れるわけですけれども、この減量目標と実際の減量化の達成というのは、1つには事業所がそれぞれ目標を掲げて、単なる努力目標という言い方が当たっているかどうかわかりませんけれども、目標を掲げて努力をしていくことに意味があるのだと思います。達成できたか否か、それだけで判断はできない。そんな単純なものではないということも理解しているつもりです。ただ、この実績で見ますと、減量化率、18年度に比べて19年度が減量してきた事業所が10以内で見ますと、3つしかないということが数字上は出てきます。そのほかはほとんどが、数字の多い、少ないはありますけれども、むしろ増量している、排出量がふえてきているということがあります。
  もう一つ、ちょっとこれ見て違和感を持つのは、減量計画書の数値が、18年度の実績に対して減量計画の数値そのものがみんなほとんど多いわけです。18年度よりも、実績よりもふえる減量目標になっているということ。例えば一番上のスーパーで言いますと、18年度の実績が315トンに対して、目標が362トンということ。ずっと目標のほうが上回っていて、目標が下回っているのは9番の医療機関のところだけですよね。こういう数値目標、減量計画書の数値目標のあり方からすると、先ほどの答弁であったような、単なる目標として掲げた、あるいは減らさないと指導、怒られると思ったというか、そんなことではなくて、目標自体が高く設定されていることになる。こういうことがちょっとおかしいのではないかなというふうに思うのです。そのことについてどう思うか、どう考えているかをお伺いしておきたいです。よろしくお願いします。
  それと、19年度が実績としてはほとんどふえてきているという、そこの理由についてもうちょっと、単に売り上げがふえたから、売り上げが減ったからということだけではなくて、どのように分析しているのかをもう少しお伺いをしたいと思います。
議長(小河原 正君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質問にご答弁いたします。
  先ほど直近で資料のほうを渡したので、ご理解いただけなかったのかもしれませんけれども、この資料の題目に書いてあるとおり、4月から1月という形での比較でございますので、18年度の実績というのは、あくまでも4月から1月までの実績ですので、言葉不足で申しわけありませんけれども、19年と18年の同時期の比較ということでご理解いただきたいと思います。
  それから、特に多量排出事業所についてというよりも、全事業所戸別訪問いたしまして、それぞれコメントをいただいてきておりますので、ナンバー1からナンバー10までの多量排出事業所についてのコメントをさせていただきます。
  まず、1番のスーパーマーケット、これは約15トン減っているのですけれども、この理由につきましては、生ごみ残渣が出ないような仕入れを行っているということで減っております。それから、2番目の医療機関でございますけれども、こちらのほうは14トンふえておりますけれども、こちらのほうは19年度からベッド数が110ふえたということにより、ふえているということでございます。3番の学校でございますけれども、これも2.4トンふえておりますけれども、学生の個人情報が含まれている書類が多いというようなことからなかなか減らないということでございます。それから、4番目、老人福祉施設、これは7トンほどふえておりますけれども、これはまず、40のベッド数がふえたと。それから、好き嫌いによる食べ残しが非常に多いということでなかなか減らない。5番目のスーパーマーケットですけれども、これは約2トンふえておりますけれども、これは売り上げの増によるものですということでした。
  それから、6番目、スーパーマーケット、これは34トンほど減っております。減っている理由ですけれども、売れ残りが出ると商品から生ごみを取り除く作業が大変であり、余計な仕事になるから、従業員にはすべて売り尽くすように指導していると。さらに、茨城県内全店と久喜店、春日部店では生ごみの堆肥化をしていますというお話でした。それから、7番の老人福祉施設でございますけれども、こちらのほう、約10トンふえております。ノロウイルスの影響で、タオルを初め使い捨てのものが多くなっている。高齢であることから、おむつの使用量が多くなっているからふえているということでございました。それから、8番目、スーパーマーケットですけれども、2トンほどふえておりますけれども、これは売り上げの増によるものですということでした。それから、9番目、これは医療機関です。1.6トンほどふえております。衛生面で大変厳しくなっており、洗って使用していたタオルから使い捨てのタオルに変更するよう保健所から指導があったということでふえております。それから、10番目、これもスーパーマーケットですけれども、これは1.3トンほど減っております。売り上げに関しては非常に厳しく、したがってごみも減っているという状況でございました。
  以上です。
議長(小河原 正君) 猪股議員、よろしいですか。
13番(猪股和雄君) はい。
議長(小河原 正君) それでは、以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、加藤議員の質問をお受けいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) おはようございます。ページで6、7ページでございますが、粗大ごみ処理手数料、700万円の計上でありますが、この積算について教えていただきます。
  それから、先ほど同じページで物品売払収入、前段者の議員で各項目の単価等いただきましたけれども、全体で177万9,000円、前年比減額となっておりますが、この理由について教えてください。
  8、9ページの雑入、先ほどの容器包装リサイクル協会の拠出金はわかりました。これは、前年比、18年度の決算と比べてみますと156万円の増額となりますが、この理由について教えてください。
  それから、同じ雑入で全国市長会個人年金共済制度運営費2万5,000円がありますけれども、これの内容を教えていただきます。お願いいたします。
議長(小河原 正君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、加藤議員さんの粗大ごみ処理手数料の積算についてのご質問にお答えいたします。処理手数料のこの積算につきましては、過去3年間の実績と平成19年度の収集状況を参考にいたしまして、1万4,000点、700万円を予算計上させていただいたものでございます。参考に申し上げますが、平成19年度、今年度2月末で、現在1万3,368点の件数が集められてございます。
  次に、物品売払収入の前年度比減少の理由の関係でございますが、これにつきましては、177万9,000円減ということで計上させていただいております。この理由といたしましては、新聞の持ち去り等の影響等によりまして収入減を見込んだところでございます。
議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご答弁いたします。
  拠出金の156万円増の理由でございます。平成18年度の落札単価は、先ほどお話ししましたとおりトン当たり1万6,200円、これに実際の引き渡し量でございます485トンを乗じまして、その中から協会の必要経費を約15%引いた金額、これが668万2,000円ということで、平成18年度決算の歳入に計上させていただいたわけでございます。20年度の積算に当たりましては、18年度の落札単価1万6,200円、19年度の落札単価2万6,250円の平均に引き渡しを予定しております450トンを乗じまして、その中から協会の必要経費15%を差し引いた金額が824万2,000円となっております。その差が156万円となったものでございます。
  以上です。
議長(小河原 正君) 当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 最後の全国市長会個人年金共済制度運営費についてでございますが、こちらは全国市長会が実施しております個人年金に加入している職員の平成19年度の掛金総額の0.45%が事務取扱手数料として収入となるものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 粗大ごみ処理手数料ですけれども、1万4,000点の計上ということでしたけれども、ここ数年の粗大ごみの処理件数の動向はいかがでしょうか。この点、教えていただきます。
議長(小河原 正君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、再質問にお答えいたします。
  ここ数年の粗大ごみの処理件数の状況でございますが、平成16年度から申し上げますと、平成16年度が手数料収入が643万6,500円、点数にしますと1万2,873点でございました。それから、平成17年度は669万8,000円、処理件数が1万3,396点でございました。平成18年度、これにつきましては740万8,000円で、1万4,816点でございました。先ほど申し上げましたように、平成19年度、今年度につきましては、2月末の数字で1万3,368点ということになってございまして、大体5年間ぐらいで見ますと1万4,000点前後で推移しているかというふうに見ております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 加藤議員、よろしいですか。
4番(加藤幸雄君) はい。
議長(小河原 正君) 加藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。
  私のところは、前者の説明で概略わかりましたのですけれども、一応お聞きしたいのですけれども、この必要経費の15%というのは、ずっと経年的にその数字がなされて、この間、その割合については変化したことがないのかどうか。今後この数字はこういう予定で進まれていくのかどうか、1点お聞きしたい。
  それから、先ほどペットボトルの再商品化の問題で出ていましたけれども、この点についてはペットボトル以外で今後対応、あるいは検討されているものがあるのかどうか、その点をお聞きしたいと思います。
  以上です。
議長(小河原 正君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、お答えいたします。
  協会への15%というお話ございましたけれども、18年度は15%でした。19年度のほうも拠出金としてお金は入っているのですけれども、その割合を見ますと10%になっています。19年度につきましては10%になっています。その理由については承知しておりませんけれども、そういった算出方法で今のところは来ております。
  それから、ペットボトル以外の拠出金でございますけれども、今のところ、お金を出してまでそういったものを買うという業者はございませんので、当面この拠出金についてはペットボトルだけなのかなと思います。ただ、このペットボトルにつきましても、インターネットなんか見ますと、北京オリンピックまでかな、今年いっぱいなのかなというような、どこまで信用していいか、ちょっとわからないのですけれども、そんなような情報もネット上では見られますので、この拠出金については20年までは一応予算としては計上しましたけれども、今後については未定だと思います。
  以上です。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 先ほどの算出方法なのですけれども、これ19年度は10%といって、その年度によってはいろいろ変化があると。今後そういう形のものが来るのだろうと思う。算出方法については、一方的に向こうから来るのか。こっちとの関係での、どうなのですか。情報交換等、それから要望とかそういうことも含めたそういう話し合いというのはなされていないのかどうか。
議長(小河原 正君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、お答えいたします。
  この率につきましては、端的に言いまして一方的です。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  続きまして、歳出についてお願いいたします。
  最初に、角田議員、お願いいたします。
                 〔8番 角田礼子君登壇〕
8番(角田礼子君) 質疑をいたします。
  17ページです。1点目は、現業職員の数が24人で、うち再任用が6人という説明がありました。次ページの委託料にもかかってきますけれども、組合と委託の割合はどうなりますか。面積と人口世帯とでどうなりますか、お伺いをいたします。
  2点目で、13節の委託料の生ごみ施用業務の内容についてお知らせください。
  19ページになります。委託料の中で、燃やせるごみ収集業務、燃やせないごみ収集業務、再商品化業務、生ごみ回収業務、有害ごみ収集業務、それぞれの積算と内容についてお聞かせください。
  あと、21ページの工事請負費です。生ごみ堆肥化処理施設整備工事、粗大ごみ処理施設整備工事、屋外ごみ受け入れ場所屋根設置工事、この内容とスケジュールについてお伺いをいたします。
  また、し尿処理工事請負費の脱臭設備整備工事、増の理由についてお伺いをいたします。
  以上です。
議長(小河原 正君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、17ページの現業職員の関係のご質問についてお答えいたします。
  現業職員につきましては、平成19年度は臨時職員3名を含む29人体制でございましたが、平成19年度末で定年による退職者3名、再任用職員の退職者1名、臨時職員の退職者3名、合計で現業職員7名の減となるところでございます。しかし、定年による退職者3名のうち2名が再任用を予定しておりますから、平成20年度の現業職員につきましては、平成19年度と比較しますとトータルでは5名減、24名による業務体制を予定しているところでございます。
  このため、燃やせるごみ収集業務につきましては、組合収集7台体制から3台減車しまして4台体制といたしまして、委託を4台から2台増車の6台としまして積算させていただいております。
  それから、燃やせないごみ収集業務につきましては、現在、第2水曜日3台、第3水曜日3台、第4水曜日2台を委託しておりますが、第4水曜日を1台増車しまして3台の委託としまして積算してございます。
  また、生ごみ回収業務につきましては、現在委託2台でございますが、火曜、金曜のコースを宮代町の生ごみ堆肥化モデル地区の収集を組合収集から委託収集としまして、業務委託をふやしまして積算してございます。
  有害ごみ収集業務につきましては、現在一部を委託6台しておりましたが、平成20年度から職員減に伴いまして、すべての有害ごみの収集業務を委託12台ということで積算してございます。
  このように、現業職員の減に伴いまして、委託収集による台数がふえることになりますけれども、ご質問にございました面積と人口と世帯とでの組合収集と委託収集の割合につきましては、地域によって組合収集と委託収集がかなり入り組んでいる箇所がございまして、例えば委託業者につきましては、主に4トン車で収集しておりまして、具体的には久喜市で言いますと、公団青葉、県営青葉、ライオンズガーデン、中央ハイツなどの集合住宅、また宮代町では、宮代台団地、学園台、姫宮南、北団地などの集合住宅や道路幅の広い市街地の集積所を中心に収集をさせていただいております。
  逆に、組合のほうの収集につきましては、4トン車ではなくて2トン車が主な車両となりますので、現在は比較的距離のあります、要するに収集地域が広い農村部や道路幅の狭い市街地の中の集積所を中心に収集しておりまして、この収集車の大きさを勘案いたしまして、効率的に収集できるようなコースを委託と組合で組ませていただいているところでございます。
  したがいまして、ご質問にありましたように、面積と人口世帯の割合の数値によってお示しすることがちょっとなかなか難しいところでございます。しかしながら、比較ということでは収集量で申し上げたいと思いますが、収集量でございますと、燃やせるごみに関しましては、平成19年度、今年度は組合収集と委託収集の割合は大体半分程度、5割程度になっております。これが平成20年度になりますと、組合が、先ほど申し上げましたが、3台減車して4台体制、委託が2台増車しまして6台体制になりますので、委託の収集量が当然ふえてくるというふうに見込んでおります。以上のようなところでございますが、ご理解いただきたいと思います。
  続きまして、同じく17ページの生ごみ堆肥施用業務の内容についてお答えいたします。堆肥化施設から生産しました生ごみ堆肥の一部は、現在農家において試験的に利用していただいております。農家においても高齢化などが進みまして、生ごみ堆肥を多量に散布することがなかなか難しくなっておりますことから、堆肥を利用していただける農家への散布の業務委託として、平成20年度は1.3ヘクタール分ということで15万円を計上させていただいたものでございます。
  次に、工事請負費、生ごみ堆肥化処理施設整備工事の関係でございますが、この堆肥化施設につきましては毎年点検整備を行っておりますが、腐食や老朽化がかなり進んでいる状況でございまして、そのためにこの整備工事を行うものでございます。主なものとしましては、各種コンベヤー整備ということで2,906万7,000円を計上させていただいております。それから、撹拌移送装置を660万円、それから濃縮装置571万8,000円、排水設備130万円、トータル、総額で申し上げますと4,329万5,000円を計上させていただいております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、私のほうからは再商品化業務についてお答えいたします。
  この再商品化業務は、通称容器包装リサイクル法に基づきまして法に定める指定法人であります、財団法人容器包装リサイクル協会との間で、法律に定めます分別基準適合物の引き取り及び再商品化について交わされる契約でありまして、前年度に引き続き、瓶類、ペットボトル、プラスチック製容器包装物の引き取りを委託するものでございます。その委託費用につきましては、再商品化委託単価掛ける市町村負担比率掛ける市町村の引き渡し量で算出されます。
  それでは、平成20年度予算に計上いたしました再商品化業務費用につきまして、品目ごとにトン当たりの再商品化委託単価、それから負担比率、引き渡し申込料、委託費用の順に申し上げます。まず、茶瓶、4,900円、25%、300トン、36万7,500円、その他瓶、6,700円、10%、120トン、8万400円、プラスチック製容器包装物、7万5,100円、4%、2,520トン、757万80円、こういった内訳になってございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、21ページの粗大ごみ処理施設整備工事についてのご質問にお答え申し上げます。
  工事の内容といたしましては、燃やせないごみの供給コンベヤー整備、破砕機本体整備、破砕されたごみを地下1階から地上4階まで搬送いたしますNo.1搬送コンベヤー整備、振動コンベヤー整備、ダンピングボックス整備が工事の内容となってございます。いずれも適正な運転維持管理には欠かせない工事となってございます。
  工事の増額の理由でございますが、平成19年度当初予算と比較いたしますと637万5,000円の増額となってございますが、粗大ごみ処理施設につきましては、平成2年から稼働し、今年で18年が経過するもので、老朽化が進んでいますことから工事費が増額となったものでございます。
  次に、屋外ごみ受け入れ場所屋根設置工事の内容、スケジュールはとのご質問でございますが、現在、粗大ごみ処理施設場内におきまして、事業系持ち込み、一般家庭の持ち込みごみ及び資源ごみの受け入れ業務を粗大ごみ処理施設運転業務に携わっております4名の職員が交代で対応し、分別指導と資源化に努めているところでございます。作業環境といたしまして、年間を通じ、直射日光、暑さ、雨、風、そういったものを遮るものがないままでの受け入れ作業となってございますことから、作業環境を改善すべく受け入れ場所の屋根設置工事を計上させていただいたものでございます。
  工事の内容といたしましては、鉄骨建てで、間口が13メートル、奥行きが5メートル、高さが3.7メートルに屋根を設置するものでございます。なお、今後の工事のスケジュールでございますが、先ほど申し上げましたように、暑さや雨ということを考慮いたしますと、4月中に発注をいたしまして、7月下旬を目標に工事が完了するよう進めてまいりたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  参考に申し上げますと、平成20年度の持ち込みの件数が、事業系が1日平均272件、一般家庭が1日平均50件の持ち込みとなってございます。
  次に、し尿処理施設工事請負費、脱臭設備整備工事の増額についてお答え申し上げます。し尿処理施設の脱臭装置については、毎年定期点検整備を実施しているところでございますが、平成20年度につきましては、毎年の定期整備のほかに平成11年度に施設を高負荷膜分離脱窒素処理方式に改造いたしましたことから、既設の高濃度脱臭装置を使用しなくなり、年々腐食が進んでいますことから、安全を考慮いたしまして脱臭装置の解体撤去及び排気ファンの移設工事を追加したもので、935万4,000円の増額となったものでございます。内訳といたしましては、点検整備費が467万円、ファン移設が596万4,000円、解体が362万円、合計で1,425万4,000円となったものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔8番 角田礼子君登壇〕
8番(角田礼子君) 再質問をいたします。
  1点目は、生ごみ堆肥化処理施設整備工事でご説明がありましたけれども、20年度の予算なので、これからもこれぐらいのお金がかかるお考えなのかどうか、お聞かせください。
  あと、先ほどの再商品化業務で負担率がそれぞれ違っておりました。これは加藤議員への説明のときにもお話がありましたが、向こうが言ってくるという数字なのかどうか、確認をさせてください。
  以上です。
議長(小河原 正君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、角田議員さんの生ごみ堆肥化施設整備工事の金額の関係でお答えいたします。
  平成19年度、本年度、また来年度、20年度、約4,300万円の予算を計上させていただいておりますが、今年は、今の大地のめぐみ循環センターが竣工してから5年目、6年目に入るところでございまして、老朽化がかなり進んでいる設備機器がございまして、そのために4,000万を超える予算計上させていただいているところでございます。しかしながら、業者のほうに、今後10年間の点検整備計画について資料の提出を求めましたら、やはり5年、5年ごとに4,000万を超える整備工事がかかるようでございます。その間の期間につきましては、点検整備等で細かな部品交換等も必要になりますので、やはり3,000万円ぐらいの費用がかかるというようなことで整備計画はいただいているところでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、角田議員の再質問にご答弁いたします。
  いわゆる市町村負担の比率についてでございますけれども、詳細にはわかりませんけれども、この負担比率につきましては、財務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、それぞれの省庁に品目ごとに毎年、それについては見直されているということでございます。それ以上は、済みません、わかりません。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
  次に、関議員、お願いいたします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
6番(関 弘秀君) それでは、歳出のほう、ページ数、11ページのほう入ります。
  前年度よりも議員数のほうは減っているのですけれども、金額に変更がないということです。議会費のほうですか。申しわけありません。ちょっと数字の見間違いですね。済みません。
  同じページで申しわけありません。生ごみ堆肥化委員会委員謝礼の内容についてでございます。
  あと、13ページのほうに入りまして、ノーレジ袋月間PR用品配送料の内容について、財務会計システム電算機賃借料の増額について、あとバスの借上料の増額について、それから市町村総合事務組合特別負担金の計上について、あと15ページに入りまして、インターネット接続料の増額につきましてと、ウイルス対策データ更新料の増額につきましてのご説明をよろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 関議員の質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 議会費の関係なのですけれども、議員定数につきましては、平成19年5月1日から、今までの20名から14名へと6名の減となっております。したがいまして、19年の4月は20名の議員さんが在職しておりまして、19年5月から14名となったもので、20年度の当初予算では14名分の報酬を計上させていただき、前年度に比べますと4月分の月額報酬分3万円が減額となっているものでございます。
  続きまして、財務会計システム電算機器賃借料の増についてでございますが、現在使用しております財務会計システムのリース期間は平成20年度末をもって終了となる予定でございます。現行のソフトは平成7年版で、現在の出回っております新型のウィンドウズタイプのパソコンへの対応ができませんので、またソフトの老朽化及びプログラムでトラブル等が発生した際にメーカー側で対応できなくなる現状におきまして、新たに財務会計システムを導入する必要があると考えております。したがいまして、21年度からの会計処理は新システムの稼働を予定しております。導入時期は20年の10月からを予定しておりまして、20年度の会計処理については現行のシステムと、20年度下半期からは新システムとの並行稼働となりますことから賃借料が増額となっているものでございます。
  次に、市町村総合事務組合特別負担金の計上についてでございますが、平成20年3月31日付で定年退職を予定しております事務職員1名の退職手当に係ります特別負担金で、これは勧奨及び定年により退職した場合は、埼玉県市町村総合事務組合負担金条例第3項の規定によりまして、支給額と自己都合で退職した場合の支給額との差額分を特別負担金として市町村総合事務組合のほうへ納付するもので、586万4,000円を計上させていただいたものでございます。
  次に、インターネット接続料とウイルス対策データ更新料の増額でございますが、衛生組合では、平成18年度まではインターネットが利用できるISDN回線のパソコンが1台だけでございました。本年度におきましては、パソコンの全面的入れかえを行うとともに、各職員20台分のパソコンからインターネット接続及び接続速度の高速を図ったところでございます。また、インターネットの接続につきましては、新たに光回線を導入しておりますので、インターネット接続料が増額となっているものでございます。
  さらに、ウイルス対策ソフトも外部と接続できるパソコンが1台だけでございましたが、職員用のパソコン20台分及びサーバーにウイルス対策ソフト並びに有害サイト等閲覧防止のフィルタリングソフトも導入したことによりまして、今回の増額となっているものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ノーレジ袋月間PR用品配送料の内容につきましてご答弁させていただきます。
  毎年10月、1カ月間をノーレジ袋月間といたしまして、のぼり旗の設置とポスターの掲示を約300の事業所にお願いしております。しかしながら、実際にご協力していただける事業者は、平成18年度で173、また平成19年度では151ということで、参加率が下がっております。このようなことから、平成20年度につきましては、宮代町の商工会からも会員の皆様の名簿もいただきまして、会員の皆様個々にのぼり旗設置、そしてポスターの掲示の協力要請をしてまいりたいと考えております。
  ご質問の配送料の件でございますけれども、のぼり旗とポスターの配布を宅配業者に依頼する費用でございまして、平成20年度は本気になりまして、500の事業所が私どもの取り組みに賛同して参加していただけるものと積算し、予算計上したものでございます。
  次に、バス借上料の増額でございますけれども、平成19年度につきましては、廃棄物減量等推進審議会の視察研修分としまして、バス1台分、7万4,000円を予算計上させていただきました。20年度につきましては47万3,000円ということで、差し引き39万9,000円の増となっておりますけれども、これは1年置きに実施しております廃棄物減量等推進員、これの視察研修につきまして6台分を予算計上させていただいたということから増額になっております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、11ページの生ごみ堆肥化委員会謝礼の内容についてお答えいたします。
  生ごみ堆肥化委員会委員の謝礼でございますが、これにつきましては今年度、平成20年3月をもちまして委嘱期間が終了いたします久喜宮代有機農業推進協議会、そこから報告がございまして、その報告を踏まえまして、平成20年度は循環型社会を目指した当組合として持続可能な堆肥化事業の推進が図れますよう、専門的な立場から総合的に審議、検討いただく新たな委員会を設置することを考えてございます。
  委員といたしましては、地域におけます生ごみ堆肥化事業の専門的な知識を持つ有識者の方々、また外部の専門家を考えておりまして、日額6,000円程度でお願いしたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  関議員。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
6番(関 弘秀君) 1点だけ、今の生ごみ堆肥化委員会の謝礼の部分、これは委員の人数と、あと委員会の内容的なものと回数等わかりましたらお願いいたします。
議長(小河原 正君) 関議員の再質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) 失礼しました。生ごみ堆肥化委員会の謝礼の積算の関係でございますが、先ほど申し上げましたが、日額6,000円を予定しておりまして、6人で、5回ほどの開催を予定しております。それから、外部の専門家の方にも参加いただきたいということで、3万円掛ける5回ということで15万円。合計で33万円、予算計上させていただいております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で関議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。10時30分まで休憩いたします。

    休憩 午前10時07分

    再開 午前10時30分

議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
議長(小河原 正君) ここで、内田議運委員長の報告がありますので、よろしくお願いいたします。
                 〔議会運営委員長 内田 正君登壇〕
議会運営委員長(内田 正君) ただいま議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果の概要につきましてご報告を申し上げます。
  平成20年度の議会議員視察研修につきましては、日程を7月14日月曜日及び7月15日火曜日の2日間、視察研修地につきましては、福島県、山形県方面を予定しております。また、視察研修の詳細につきましては議長名でご通知を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) どうもありがとうございました。

                                              

議長(小河原 正君) 続きまして、歳出の質問をお願いいたします。
  猪股議員、お願いいたします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 通告順に質疑してまいります。
  まず1つ目は、10ページ、11ページですけれども、廃棄物減量等推進員の選任状況を、市、町ごとにお願いをいたします。
  2つ目ですが、これは昨年、廃棄物減量等推進審議会を設置することになっていたのですが、それが設置をされていないようですが、一体どのようになっているのか。そして、新年度においてもそれ予定がないのですけれども、どのようになっているのか、説明をしてください。
  それから、3つ目の有機資源農業推進協議会については、先ほど前者に対する答弁で、3月で報告書を出して終了ということでした。その報告書はもう既に提出されているのか、確認をさせていただきたいと思います。それから、既に解散をしたということなのか、それも確認をさせていただきます。
  それから、4つ目ですけれども、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否の経過、19年度の経過についてお願いします。
  5つ目です。事業所の管理責任者の選任状況を説明してください。減量等推進会議につきましては、これは先ほどの答弁で、19年度は集めるのではなくて、1つずつ行政のほうから出向いて事情を聞いていった、また指導を行っていったということであります。20年度も同じようにやっていくということでよろしいのか。これも確認だけさせていただきます。
  6つ目です。合併の絡みで一般質問でお聞きをしたのですけれども、久喜市など1市3町の合併協議に衛生組合事務局として実質的に参加していくという答弁がありました。実質的にというのは、どういう意味だか、よくわからないのですけれども、久喜宮代衛生組合が1市3町の市域全体のごみ処理行政を担当していくという答弁も管理者からありましたから、そうしますと、合併協議会に提案をしていく事項、事務調整に直接かかわらないとならないと思うのですけれども、そういうことで理解してよろしいかどうか、お願いいたします。
  7番目です。1市3町の合併協議においてどのような立場を主張していくかを、これも確認になると思うのですけれども、お願いをしたいと思うのです。ごみ減量化、できるだけ燃やさないごみ処理、それから新市域の生ごみの全量堆肥化を目指すということを合併協議会に提起をする、主張をしていくということで確認してよろしいかどうか、お願いをいたします。
  それから、12ページ、13ページの総合事務組合負担金、先ほど特別負担金586万については答弁があったと思うのですが、ちょっと私もあいまいでごめんなさい。919万のほうの説明もお願いをいたします。積算をお願いします。
  それから、16ページ、17ページ、こちらにも総合事務組合負担金1,563万と特別負担金1,664万のっておりますので、これのそれぞれの積算をお願いいたします。どういう掛け算をしてこの数値が出てくるのかをお願いいたします。
  それから、次に業務用生ごみ処理機補助金、19年度の実績と平成20年度の見込みについてお願いをいたします。
  それから、次に18ページ、19ページですが、燃料費4,000万円ということで、昨年度比500万円の減額になっております。昨今の石油高騰、ガソリン代高騰の影響がないのかどうか。むしろふえていかざるを得ないのではないかと思っているのですが、その石油高騰の影響についてどのように見込んでいるのか、お願いいたします。
  次に、それぞれの最終処分場への排出量と金額、これが資料で配付をされました。この数字自体はこれで理解をいたしますが、全体として減額になっているその理由についてお伺いをしたい。つまり、排出量も減量になってきているということですけれども、そのように見込んだ根拠を説明してください。
  それから次に、13番目の収集委託料の増の理由につきましては、先ほど説明がありましたので、結構です。
  次が、ばい煙等検査業務委託費が増額になっています。その一方で、ダイオキシン測定業務の委託料が減額になっています。その理由について説明をしてください。
  それから、プラスチック容器選別業務委託料がかなり大幅な増額になっていますけれども、説明をしてください。
  次が、堆肥化処理施設調査業務の内容です。これも一般質問でもお聞きをいたしまして、答弁がありました。新年度においてこうした調査業務を行っていくということですが、その事業の計画、積算をまず説明していただきたいのと、それから外部コンサルという話も出ておりますが、調査全面的に一括委託でやっていくお考えなのか、調査の進め方について現在の考え方を説明してください。
  それから次が、職員数が減少してきました。これも先ほど前者の質問に対して答弁がありましたが、職員数の減少による人件費の減額分は幾らになるのか。それに対して、職員の減に伴って業務委託が拡大をしているわけですが、その職員数減に伴う業務委託の拡大による委託料の増額は幾らということになるのか、お願いをいたします。
  それから次に、19年度に生産された堆肥の状況を明らかにしてください。それぞれ1次発酵槽、2次発酵槽、戻し堆肥、製品保管場所、モデル地区への配布、施用分について量をお願いいたします。
  それから、20ページ、21ページ、これは前者に対する答弁がありましたので、19番目、生ごみ堆肥化処理施設整備工事、これは結構です。粗大ごみ処理施設整備工事、これも結構です。
  次のし尿・汚泥最終処分業務の委託料の内容について、説明をしてください。
  最後のし尿処理の工事費、これについては答弁ありましたので、結構です。
  以上、よろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、私のほうからは、(1)、(2)、(4)、(5)、そして(10)につきましてご答弁いたします。
  まず、(1)、廃棄物減量等推進員の選任状況でございますけれども、今年3月1日現在での推進員数は、久喜市、243名、宮代町、121名、合計で364名でございます。おおむね100世帯に1名の選任をお願いしておりますので、久喜市、約2万8,000世帯に対しまして選任率が87%、宮代町は約1万3,000世帯でありますことから、選任率は93%となっております。なお、現在委嘱しております推進員につきましては、この3月末をもちまして2年間の任期が満了いたします。したがいまして、4月からの新たな推進員の委嘱につきまして、現在準備を進めているところでございます。
  次に、(2)、廃棄物減量等推進審議会はどうなっているのかとのご質問でございます。廃棄物減量等推進審議会は、19年度におきまして予算計上し、審議を行う予定でございました。その人選につきましては、昨年19年の衛生組合だより6月1日号に家庭ごみの発生抑制と減量化及び住民の費用負担についての審議ということで、久喜宮代衛生組合廃棄物減量等推進審議会委員6人を募集しましたが、応募者がございませんでした。衛生組合だよりでの募集と同時期、19年の6月に環境省から送付されました有料化のガイドラインでは、経済的インセンティブを活用した一般廃棄物の排出抑制や再生利用の推進、排出量に応じた負担の公平化及び住民の意識改革を推進するため、一般廃棄物の有料化を図るべきであるとされております。また、一般廃棄物会計基準も同省から送付されておりますことから、再度衛生組合だよりで募集する予定でございました。しかしながら、有料化導入に向けての検討に際しましては、審議会へ諮問する前段において、改めて組合内部における現状の把握、実態の分析、一般廃棄物会計基準に基づく廃棄物の原価計算の分析が必要であるとの考えから、当分の間、住民の皆様、各事業所に対しまして、ごみの発生抑制についてPRを実施していくことを優先し、その結果、改めて審議会に諮問してもよいのではないかとの考えから、審議会の設置を見送ったものでございます。
  次に、(4)、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否につきまして、ご答弁いたします。ごみの分別が不十分な事業所に対します指導等につきましては、久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例に規定されておりまして、第6条には指導及び助言、第13条では改善勧告を、また第14条では受け入れ拒否をそれぞれ規定してございます。手数料が定額制以外は、各事業所が直接または許可業者に依頼いたしまして衛生組合に搬入するわけでございますけれども、分別の状況については、現業に従事しております施設職員がチェックしております。チェックの結果、分別が不十分なもの、特に事業所が直接搬入する場合には持ち帰っていただき、再度分別してから搬入するように指導しております。ただ、許可業者が搬入したもので、分別が不十分ではあるが、袋の数が少ない、一、二個程度ですけれども、そういったものにつきましては、減量推進係で分別状態をカラー写真に残しまして、排出事業者あてに「分別の徹底について」という件名で文書指導と証拠となるカラー写真を同封いたしまして送付しております。それでも改善が見られない場合には、期限を定めまして改善するよう勧告書を送付し、「期限内に改善されない場合には受け入れを拒否する場合があります」と付記しております。それでも無視して搬入する場合には、改善されるまでの期間、受け入れを拒否するという、こういった、条例的には流れになっております。
  平成19年度は、久喜市で6件、宮代町で1件、計7件となっておりまして、いずれも文書指導を実施しております。18年度が指導、勧告、受け入れ拒否を合わせまして12件でございましたので、事業者も分別のルールを守るようになってきていると思われます。なお、平成19年度からは、電話による注意では不十分であることから、たとえ1回でも明らかに分別が悪いと判断した場合には、改善を促す意味でも公印が押してあります文書指導としております。
  次に、(5)、多量排出事業者への平成20年度の予定でございますけれども、まず4カ月に1度の割合で搬入量のデータとともに減量計画書と比較した場合の達成度合いのコメントをつけまして郵送いたします。したがいまして、年3回、コメントつきのデータを郵送いたします。戸別訪問につきましては、4月から11月までの搬入量実績から判断させていただきまして、減量計画書数値目標達成不可能な事業所からは、その原因と理由を、また前年度よりも10%、または5トン以上減量できるであろう事業所につきましては、その取り組みの内容についてお話を伺ってまいりたいというふうに考えております。
  最後に、10番、業務用生ごみ処理機補助金の関係でございますけれども、平成19年度の実績ですけれども、昨日、久喜市内のファストフード店から申請がございました。現在、申請書類を今審査しているところでございます。なお、平成20年度予算では減額いたしまして、従来の半分、250万円を計上させていただいたところでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 私のほうから、(6)と(7)の点につきまして答弁をさせていただきます。
  1市3町の合併協議におきましては、事務調整の場では各市、町間で行われるものでございますが、この場に参加をしてまいりたいというふうに考えてございます。
  次に、ごみの減量化、できるだけ燃やさないごみ処理を基本といたしまして、生ごみの堆肥化、減容化を目指す環境に優しい資源循環型のごみ処理行政の推進という基本理念を踏まえて協議を図ってまいりたいと考えております。よろしくご理解いただきたいと存じます。
議長(小河原 正君) 当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) (8)、総合事務組合負担金919万円、特別負担金586万円の積算についてお答え申し上げます。
  総合事務組合負担金は、職員の退職時に支給されます退職手当金の財源として衛生組合が負担しているもので、負担金には一般負担金と特別負担金がございます。一般管理費の919万円は、事務職員19名のうち、久喜市、宮代町からの派遣職員6名、再任用職員2名を除きます11名分の職員の退職手当に係る負担金で、給料総額のうち現給保障額として支給しております差額分を除いた給料総額に平成20年度の負担率1,000分の205を乗じて得た額を一般負担金として計上させていただいたものでございます。
  特別負担金586万円は、前段の議員にお答えいたしましたとおりでございます。
  次に、(9)、16ページの清掃総務費の総合事務組合負担金1,563万円は、現業職員18人分の職員の退職手当に係る負担金で、18名の給料総額、こちらも現給保障額の差額分を除いた額に一般管理費と同様、平成20年度の負担率1,000分の205を乗じて得た額を一般負担金として計上したものでございます。
  特別負担金1,664万円は、平成20年3月31日付で定年退職を予定しております現業職員3名の退職手当に係る特別負担金でございまして、こちら前段でもお答え申し上げましたが、勧奨及び定年により退職した場合は埼玉県市町村総合事務組合負担金条例第3項の規定により、支給額と自己都合で退職した場合の支給額との差額分を特別負担金として市町村総合事務組合へ納付するもので、1,664万円を計上させていただいたものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、18ページの堆肥化の関係のご質問、(16)と(18)につきましてご答弁させていただきます。
  初めに、(16)の堆肥化処理施設調査業務の内容につきましてお答えいたします。これまで5年間のモデル事業を通しまして明らかになりました生産コストの削減を含むさまざまな課題を解決するため、現有施設でございます大地のめぐみ循環センターを活用してのバイオマス、メタン発酵の利用や活用の可能性、またEM菌などの活用による生ごみ減容化と堆肥生産のシステムについて、総合的に調査研究、実験、検討するための経費として、概算で200万円を計上させていただきました。
  外部コンサルタントの関係でございますが、外部コンサルタントに調査を全面的に一括委託する考えではございませんでして、EM菌などの活用、またはバイオマスの利活用など、一部についてコンサルタントの活用を検討しておるところでございます。
  次に、(18)の19年度に生産した堆肥の量と内訳についてお答えいたします。まだ確定ではございませんが、堆肥生産量は、平成19年度、約19トン、モデル地区への配布は2月4日から配布いたしまして、約11トン、地域の農家へ圃場試験用として約4.5トン使用してございます。
  また、3月24日現在の堆肥化施設の現況を申し上げますが、1次発酵槽のほうには約80トン、2次発酵槽に約7トン、またこれまで使った副資材は約140トンでございます。平成19年4月からは、戻し堆肥ということでは使ってございませんでして、副資材として剪定枝を使って発酵処理を行っているところでございます。それから、現在の製品保管量でございますが、0.3トンでございます。
  続きまして、(17)の職員数減少による人件費減額は幾らで、それに対して職員減に伴う業務委託の拡大による委託料の増額は幾らかにつきましてお答えいたします。退職等によります人件費減額は3,517万9,000円でございます。職員減に伴う業務委託料の増額は3,151万8,000円となってございます。また、組合の収集経費には、収集業務に従事する現場職員の人件費のほか、収集車の燃料費や車両の維持管理費、収集事務に携わる一般職員の一般管理経費等がございますので、これらを含めますと、業務委託により収集経費の削減が図られているというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、18ページの11、12、14、15、20ページの21についてご答弁申し上げます。
  初めに、11、燃料費4,000万円。500万円の減。石油高騰の影響はないかとのご質問でございますが、原油の高騰によりまして、平成19年度当初、重油1キロリットル当たりの購入費が5万6,000円であったものが、現在1キロリットル当たり8万1,000円となってございます。約45%の増額となってございます。平成20年度予算につきましては約500万円の減額となってございます。主な理由といたしましては、ごみ処理施設の大規模改修工事に伴い、重油使用量を平成19年度と比較いたしまして年間170キロリットルの減量を見込んでございますことから、約500万円の減額となったものでございます。
  次に、(12)の最終処分の減額の理由でございますが、今年度と比較いたしまして約150万円の減額となってございます。主な理由といたしましては、最終処分量を平成19年度と比較いたしますと、ばいじんが300トンの増となっておりますが、汚泥が230立米の減、焼却灰が200トンの減となってございますことから全体で150万円の減額でありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、(14)、ばい煙等検査業務委託費の増、ダイオキシン類測定業務の減についてお答え申し上げます。初めに、ばい煙等検査業務委託費の増でございますが、平成19年度までは環境大気にかかわりますダイオキシン類測定業務として予算を計上させていただいておりましたが、平成20年度につきましては、大気汚染防止法に基づきます排ガス中、環境大気中のダイオキシン類測定をばい煙等検査業務と一括して計上しましたことにより、委託費の増額となったものでございます。内訳といたしましては、ばい煙等測定が400万円、ダイオキシン類測定が315万円、合計715万円となってございます。
  また、ダイオキシン類測定調査業務として予算計上させていただいております71万4,000円につきましては、焼却施設内における作業環境中のダイオキシン類濃度を労働安全衛生規則592条の2に基づき、施設内空気中のダイオキシン類測定を行うことから計上したものでございます。
  次に、(15)のプラ容器選別業務委託の委託料増の理由でございますが、今年度と比較いたしますと1,420万6,000円の増額となってございます。増額の理由といたしましては、プラ容器選別後のその他プラスチック類処分先でございますが、現在栃木県鹿沼市に立地いたします民間の焼却施設で処分を行っておりますが、平成20年度につきましては、千葉県成田市に立地いたします民間の焼却施設において処分をいたしますことから、運搬距離が現在の2倍以上となり、1トン当たりの処理単価が約4,300円の増額となります。全体で約1,400万円の増額となったものでございます。
  次に、21、し尿・汚泥最終処分業務の内容についてお答えいたします。し尿の濃縮汚泥につきましては、現在脱水汚泥として長野県の佐久市にございますクリーンユーキ株式会社において堆肥化をしているところでございます。平成20年度におきましても同様に堆肥化処理を考えておりまして、処理量は年間約800トンを見込んでございます。処理単価につきましては、トン当たり2万7,300円でございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 再質疑いたします。答弁された順番にやっていきます。
  減量審議会につきましては、当面設置を見送るということで説明をされましたけれども、そうすると平成20年度は予算もとっていないし、当面というのは、やらないということになるのかどうか。こういったことを検討する場は20年度においては設けない。将来、いつになったらやるのか、やらないのか。それらの考え方をお伺いしておきたいと思います。
  それから、業務用生ごみ処理機なのですけれども、20年度、何基分を見込んでいるのか、お願いをします。
  それから、合併協議会への参加で何を主張していくかということなのですけれども、多分言葉として漏れただけかなと思うのですが、生ごみの全量堆肥化、1市3町新市における生ごみの全量堆肥化も当然主張していく内容には入るわけですよね。先ほどこの言葉が触れられなかったので、ちょっとおかしいなと思ったのですが、その確認をお願いいたしたいと思います。
  それから、総合事務組合の負担金の説明がありました。その数字をはっきり出していただきたいのです。まず、事務職員の11名分について、給料総額幾らに対して1,000分の205を掛けたのか。その数字、掛け算をきちっと明らかにしてください。
  それから、現業職員18人分のほうについても、給料総額幾らに対して1,000分の205を掛けた数字なのかを明らかにしてください。
  それから、特別負担金について、これは支給額との差額ということですけれども、支給額が幾らで、その結果として差額が1,664万円になったのか、その引き算を明らかにしてください。
  それから、次が堆肥化処理施設の調査業務についてなのですけれども、外部コンサルタントへの委託は全面委託ではないということで言われました。バイオマスとかEM活用についてコンサルタントを活用するということで説明されたと思うのですけれども、そのほかは、そうすると行政事務局のほうで行っていく。その内容はどういうことを具体的に調査をし、それから調査結果を分析し、まとめていく、総合的な結論を出していく、それは事務局のほうで全部対応するということでよろしいのかどうか、お願いをします。
  それから、最終処分場への処理の委託料なのですけれども、それぞればいじんの300トン増、灰の200トンマイナスということで言われました。先ほど配られました資料の委託料のところのそれぞれの単価をお願いいたします。単価がそれぞれ幾らになるのかをお願いいたします。それぞれの単価は19年度とほぼ変わらないのだろうと思いますけれども、変わらないのか、それとも少しは変動あるのか、その説明をお願いいたします。
  それから、ちょっと戻りますが、燃料費のところなのですけれども、私が勘違いしていたのかもしれません。ごみ処理施設に係る重油の燃料代ということで、5万6,000円から8万1,000円に値上がりしたけれども、使用量が減ったので、減額になったという説明でした。これは、車のガソリン代などはここには入らないのでしょうか。そのガソリン代はどこに入って、それはかなりの負担増になるのかなと思いますけれども、その算定はどうなっているのかも説明してください。
  それから、プラスチック容器の選別業務で、結果として1,400万円の増額になったことの説明がありました。鹿沼市から成田市へ処理の先を変えた。いずれにしても焼却をせざるを得ない、焼却してしまっているわけですけれども、その単価をそれぞれ、今までトン当たり幾らで、今度は幾らになったのか、その単価を明らかにしてください。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(小河原 正君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、猪股議員の再質問にご答弁いたします。
  審議会を見送るということで、当分の間というのはいつまでなのかということでございますけれども、ごみ処理基本計画でお示ししております1人1日当たりのごみの排出量を見直す必要が生じた場合というふうに考えております。具体的に申しますと、計画よりも1人当たりの排出量が5%以上ふえた場合については審議会というふうに考えてございます。
  それから、業務用生ごみ処理機、500万円から250万円に半分に減額したわけなのですけれども、その積算は一体何基分なのかということでございますけれども、確かに要綱上では限度額は2分の1、最高250万円ということで計上してございますけれども、先ほどご答弁いたしましたように、昨日、久喜市内のお店のほうから来た申請書を見ますと、10キロ型なのですけれども、その購入費用、設置費用を含めまして110万円。したがいまして、私どものほうの補助対象額は55万円になるのですけれども、この250万円につきましては何基分というのは具体的には申し上げられませんけれども、過去におきまして1基に対して250万円を支出したことはございませんので、2基以上ということでご理解いただければと思います。
  以上です。
議長(小河原 正君) 岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、猪股議員さんの再質問にお答えする前に、先ほどちょっと答弁漏れがありましたので、それを先にお答えさせていただきます。
  有機資源農業推進協議会の解散の関係でご質問いただいておりました。申しわけありませんでした。これにつきましては、3月17日に協議会を開催いたしまして、そのときに報告書を提出いただいております。3月31日をもって任期満了となりますので、解散ということになりますので、よろしくお願いいたします。
  それから、バイオマスの関係とEM菌の関係で外部コンサルタントを活用していくというご答弁を差し上げましたが、組合ではどういうような取り組みをしていくのかということのご質問だったと思いますが、組合といたしましては、今現在考えているところを申し上げますが、まずは実験としまして、民間堆肥化処理施設のほうへ生ごみを持ち込みまして、そこで実際、EM菌等を活用して処理ができるかどうかを実験したいというふうに考えております。
  それからまた、メタン発酵の関係についても、これについても調査研究をいたしまして、組合として、まず基礎データを集めさせていただきまして、その基礎データをもとにいたしまして組合としてできるだけ取りまとめましたものを、先ほどご答弁差し上げました有識者による委員会のほうに報告いたしましてご審議いただくようなことを今考えているところでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 合併協議の基本的立場ということで、全量堆肥化ということでございますけれども、ごみの減量化、できるだけ燃やさない処理を図ることを基本的姿勢ということでご答弁申し上げましたけれども、そのためにも生ごみを燃やさない処理としての堆肥化であるとか、生ごみの減容化を図ることを目指すということが重要であると認識しておりますので、この点につきましても合併協議の中では基本的立場として考えていきたいと思っております。
議長(小河原 正君) 当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 退職手当負担金の計算方法でございますが、まず一般管理費の919万円につきましては、給料総額4,485万3,000円に1,000分の205を乗じたものでございます。特別負担金586万円でございますが、退職者1名ということで、個人の退職手当に影響するもので、支給率の差額だけでよろしいでしょうか。定年退職時の月数が58.188月でございます。また、自己都合で退職した場合は46.3月分でございまして、この差額を給料月額に乗じて総合事務組合特別負担金として納付するものでございます。
  次に、清掃総務費の総合事務負担金の1,563万円の積算でございますが、給料総額7,627万3,000円に1,000分の205を乗じて得た額でございます。清掃総務費の特別負担金でございますが、こちら3名おりますが、同じように定年時の支給率と自己都合の支給率の比較を申し上げます。1名は勤続32年で、定年支給率は54.444カ月でございます。その場合の自己支給率は43.9月となります。もう一名は、勤続35年で、定年支給率は59.28月となります。自己支給率は46.3月でございます。3人目は、勤続34年で、定年支給率は58.188月でございます。その場合の自己支給率は46.3月となります。この3名分の支給率の差額分が特別負担金として算出したものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 最初に、最終処分の委託費でございますが、まずジークライト株式会社、こちらのほうが3万3,600円となってございます。次に、ウィズウェイストジャパン、焼却灰でございますが、トン当たり3万1,395円となってございます。次に、青森県三戸、こちらのほうもウィズウェイストジャパンでございますが、3万4,650円となってございます。続きまして、埼玉県環境整備センターでございますが、こちらのほうが2万2,725円。次に、太平洋セメント株式会社、こちらのほうが2万7,405円。それと新和企業、これは北茨城市ですが、4万8,825円。それと、不燃残渣がございまして、ウィズウェイストジャパン3万1,500円。それと、ばいじんでございますが、栃木県の小山市にございますメルテック株式会社、こちらのほうが4万9,350円となってございます。
  続きまして、重油の燃料でございますが、平成19年度予算では年間550キロリットルを計上してございましたが、平成20年度予算で年間360キロリットルを計上いたしましたことから、640万円の減額となってございます。堆肥化施設での灯油で60万円の増額、収集車両の燃料で12万7,000円の増額となっておりまして、全体で約500万円の減額となったものでございます。
  それから、成田に変更して金額はということでございますが、現在鹿沼市のほうへ委託しております1トン当たりの単価が3万8,735円、平成20年度予定しております成田市の民間で処分をした場合、4万3,050円となってございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再々質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 幾つか残ったところ、再質疑いたします。
  まず、合併協議会での何を主張していくかということについて、要望だけしておきますが、当然これまでの久喜宮代衛生組合の立場からすれば、生ごみ全量堆肥化、1市3町の新市全域にわたる生ごみ全量堆肥化を目指すという、そのことは明確にしていただきたい。そのことは明確に主張していっていただきたい。これは要望しておきます。
  それから、堆肥化処理施設の調査情報なのですけれども、具体的なものについてはまた改めて機会を得てお聞きしていきたいと思うのですが、今回この調査業務に入る。そして、バイオマスとEMを活用した調査も行っていく。取りまとめは組合として取りまとめたものを有識者の委員会に報告をして審議してもらうということですが、これまで堆肥化について検討してきた。例えばアイルに委託して実験もしてきたわけですよね。アイルへの委託調査、実験については、事実上、今後のこの調査業務においては生かされない。役に立たなかったという評価になるのでしょうか。そのアイルにおける実験はどのようにここにつながってくるのか、あるいはつながってこないのか。どのように評価するのかについて説明をしていただきたいと思います。
  それから、ちょっと前後してしまいますが、有機資源農業推進協議会の報告書が出されたということですけれども、この報告書は公開されますよね。それは確認だけさせていただきたい。その報告書の内容、ごくごく大ざっぱな、大まかな概要で結構ですので、この報告、説明していただけますでしょうか。細かくは結構ですけれども、大まかな内容について、もしできればお願いをいたします。公開できるかどうかについてもお願いします。
  それから、最終処分場への委託料の中身、単価を説明してもらったのですが、今読み上げてもらったところで幾つか漏れていませんか。埼玉県環境整備センターの焼却灰の単価、言われたでしょうか。それから、太平洋セメントの単価は言われたでしょうか。
                 〔何事か言う人あり〕
13番(猪股和雄君) 失礼。言われたのでしたら、結構です。後で聞きに参りますので。ちょっと私が書き漏らしただけかもしれません。申しわけないですが、よろしくお願いします。
  それから、それらの金額は19年度と比較してどうだったのか。これもお願いいたします。
  以上です。よろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、猪股議員さんの再々質問にお答えいたします。
  まず、有機資源推進協議会からの報告書の関係でございますが、これにつきましては公開をさせていただきたいと思います。方法として今考えているのは、衛生組合だよりに概要、またはホームページでは報告書、各専門委員会、3つの専門委員会から報告書が出ておりまして、その全文をホームページでは掲載させていただきたいというふうに考えております。
  それから、内容でございますが、簡単に申し上げたいと思います。協議会のほうの会長さん、副会長さんのほうからもご意見、またご要望等もいただきまして、会長さんからのご要望ということでいただいた内容を今ちょっと読ませていただきますが、「焼却処理に多量の化石燃料を使用する状況が生まれている中で、この問題を解決するためにも堆肥化事業の拡大が必要です。しかし、本実証プラントの方式をそのまま延長、拡大することは経済性から困難であると思われます。そこで、本実証プラントをベースにして、より経済性と生産効率の高いシステムを構築するため、今後も取り組みの継続を要望いたします」というような内容になってございます。それを踏まえまして、組合としましても20年度、先ほどご答弁した内容で取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。
  それから、アイル・クリーンの実験の関係での評価でございますが、これにつきましては、アイル・クリーンテックの場合は生ごみの投入基準が厳しくて、要するに生分解性の袋をそのまま持ち込むことはできないということで、それを前処理ということで、組合のほうで袋を破って、汚水も処理して持ち込まなくてはいけないということもございまして、実際的にはなかなかそこの活用というのは難しいという結論に達しております。そのため今回、EM菌等の委託処理について今検討しているところでございますが、そこにつきましては、生ごみの生分解性の袋をそのまま持ち込んでも発酵処理ができるというふうに聞いておりますので、経費の面からもかなり節減できるのではないかというふうに考えておりまして、予算化をお願いしているものでございます。よろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、先ほどの埼玉県環境整備センターの金額でございますが、トン当たり2万2,725円、次に太平洋セメントでございますが、2万7,405円となってございます。昨年と金額はとのご質問でございますが、三戸にございますウィズウェイストジャパンの処分費が今年度と比較いたしますと3,255円の増額となってございます。ほかの処分場につきましては同額となってございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上です。
議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。前段者で聞かれたことは飛ばしますので、お願いいたします。
  まず、10ページ、11ページのほうで、地域手当の説明、これは後の議案で聞きたいと思います。
  同じ10ページ、11ページの一般管理費、ここに共済費のほうで労働保険料はのっておりますが、社会保険料の記載がございませんので、この理由についてお願いしたいと思います。
  そして、その下、賃金の関係で臨時職員について伺います。数、それから仕事内容、勤務の形態についてお願いします。
  12、13ページの関係ですけれども、一般管理費の中の委託料、給与計算電算業務、そしてその下の給与計算ソフト保守業務、ご説明の中で衛生組合独自でというふうに聞いたと思うのですけれども、この経過、いきさつを説明してください。
  その下のはいいです。
  14、15ページ、聞きますが、一般管理費の負担金等のところで、北茨城市環境保全協力負担金、これでございますが、年々減額になっていっているのかなと思いますが、そうなのか。また、いきさつをお願いしたいと思います。
  16、17ページのほうですけれども、清掃総務費の現業職の再任用6名ですけれども、この勤務形態を説明してください。また、同じところで現業職、この配置、作業内容による配置をお願いしたいと思います。
  共済費のところに社会保険料がありませんが、これについてご説明ください。
  18、19ページになります。塵芥処理費の委託料ですが、堆肥化施設運転業務の積算についてご説明ください。
  同じページ、堆肥化施設調査業務、この内容についてご説明ください。
  燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務委託、これまでのこの調査による成果についてご説明をいただきたいと思います。
  20、21ページ、工事請負費のほうで、トラックスケールカードリーダー交換工事というのがありますが、この工事の内容。また、いきさつについてお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(小河原 正君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 私のほうから、通告順に該当箇所をお答え申し上げます。
  まず、一番最初の一般管理費、社会保険料がない理由でございますが、社会保険の被保険者の適用は、所定労働時間が常勤職員のおおむね4分の3以上、30時間以上の方が適用となるもので、事務職の臨時職員2名は、週3日の24時間勤務でありますことから、社会保険の適用とはならないため計上はしていないところでございます。
  次に、臨時職員の数、仕事、勤務形態でございますが、職員数は2名を予定しており、仕事の内容は、臨時職員の業務といたしましては、電話による粗大ごみ収集の受け付け、ごみの分別方法の問い合わせへの対応及び事務職の補助業務でございます。
  勤務形態でございますが、勤務時間は常勤職と同じ8時間でございますが、週3日勤務、2名体制で、問い合わせの多い月曜日に2名が出勤し、火曜日から金曜日までは1名ずつ交代で勤務する体制を予定してございます。
  次に、委託料の給与計算業務、給与計算ソフト保守業務の経緯でございますが、衛生組合の給与計算業務につきましては今まで委託処理で行ってきたところでございます。これは、構成市町であります久喜市及び久喜地区消防組合も同様に委託し、大口契約扱いということで委託料が安く抑えられてこられました。しかしながら、19年度から久喜市が独自で給与計算を行うことになりまして、委託契約を取りやめたことから、衛生組合との契約が大口契約とはなりませんで、委託料が増額となってしまったところから、20年度からは久喜市と同様に給与計算を衛生組合独自処理することとしたものでございます。
  なお、給与計算ソフト業務につきましては、平成19年度に購入いたしました給与計算ソフトに関する保守及び職員に対する操作方法等の講習等に係る費用でございます。
  次に、清掃総務費、共済費に社会保険料がない理由でございますが、先ほどご説明申し上げましたが、一般管理費の臨時職員と同様に、清掃総務費の臨時職員も週3日、24時間勤務でありますことから、社会保険の適用とはならないため計上していないものでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、私のほうから、14ページ、負担金、北茨城市環境保全協力金、20ページ、工事請負費、トラックスケールカードリーダーの交換についてご答弁申し上げます。
  まず、北茨城市環境保全協力金が年々減額になっているのではとのご質問でございますが、北茨城市と協定を締結いたしました平成15年度から毎年同額の11万5,000円を計上させていただいてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、20ページの工事請負費、トラックスケールカードリーダー交換の工事内容でございますが、現在使用していますトラックスケールは平成8年度に設置いたしまして、今年で12年を経過するものでございます。搬入、搬出時に使用しますカードリーダーの老朽化も進み、また事業系搬入者の方々から料金を徴収しておりますので、故障及び誤表示はあってはならないものでございます。現在使用していますカードリーダーを旧式の穴あきカードから、新たに最新型のICカードに変更するものでございます。主な内容といたしましては、ICカードリーダー、ボックススタンド型2台交換、金額が220万円、データ処理ソフト195万円、ICカード900枚購入、162万円となってございますことから、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、16ページから17ページの清掃総務費、現業職再任用の勤務形態、また現業職の配置についてご答弁させていただきます。
  現業職再任用の勤務形態でございますが、再任用職員6名の勤務形態につきましては週3日勤務を考えてございます。作業内容につきましては、収集車の運転手または助手、剪定枝葉の堆肥化施設の業務、ごみ焼却施設の投入ピット等の監視の業務を考えてございます。勤務につきましては、週の前半の月火水と、週の後半の水木金で割り振りを予定してございます。
  次に、現業職24人の配置につきましては、施設業務は正職員8名と再任用職員1名の計9名で考えております。収集業務につきましては、正職員が10名、再任用職員が5名の15名を予定しているところでございます。
  それから、18ページの堆肥化施設調査業務の内容についてのご質問をいただきましたが、これにつきましては先ほどの前段の議員さんにお答えいたしたとおりでございます。よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、私のほうからは燃やせるごみと湿ベース組成分類の成果についてご答弁させていただきます。
  この組成分類につきましては、平成14年度を初年度といたしまして、燃やせるごみについては、5月、7月、11月、1月の年4回、久喜、5カ所、宮代で3カ所、計8カ所、ごみステーションから排出されました燃やせるごみの分別状況を調査しております。また、プラスチックにつきましては、平成15年度から年1回、同様のごみステーションに出されましたプラスチック類の分別状況を調査しております。これらの調査結果につきましては、衛生組合だよりでお知らせするとともに、視察者用に作成しております衛生組合の概要にも掲載してございます。
  ご質問の成果でございますけれども、燃やせるごみの分析結果では、平成18年度の分別率が94.2%であったのに対しまして、平成19年度は94.9%と、0.7ポイントではございますけれども、分別率が上がってきておりまして、住民の皆様の分別に対します意識がさらに向上しているものと思われます。組成分類の調査結果につきましては、住民の分別に対する協力姿勢がはっきりと数値となってあらわれますことから、分別率を低下させないためにも継続して実施していく必要があると考えております。
  また、プラスチックにつきましては、異物混入率が平成18年度は7.1%であったのに対しまして、平成19年度は9.6%と混入率が1.9ポイントふえておりますけれども、一方、不要と思われるレジ袋、ポリ袋につきましては、平成18年度より40ポイント減っておりまして、レジ袋等の削減につきましてはご協力していただいているものとの結果も出ております。こういった組成分類の結果につきましても、川辺議員の一般質問でご答弁いたしましたように、20年度からは随時衛生組合だよりでお知らせし、さらなる分別の徹底をお願いしてまいりたいと思います。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) 失礼しました。18ページの堆肥化施設運転業務の積算についてご答弁申し上げます。
  生ごみ堆肥化施設運転管理業務につきましては、平成19年度と同様に3名体制で業務委託を実施するものでございます。内訳といたしまして、給与、手当、法定福利費で年間2,111万3,000円、それから事務通信、防臭保護服などの物件費として278万4,000円、その他諸経費を加えまして、合計で2,686万4,000円を積算し、計上させていただいております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 今ご説明いただきました堆肥化施設運転業務、3名体制ということですけれども、これは毎日3名が勤務するのかどうか、その点をお願いしたい。
  それから、燃やせるごみの組成でございますが、燃やせるごみの場合、久喜5カ所、宮代3カ所ということですけれども、この場所が直営収集、また委託収集、どういう場合に当たるのか、これをご説明ください。
  プラスチックの異物混入率が7.1%から9.6%とちょっと上がっているようですけれども、これの理由についてお願いをしたいと思います。
議長(小河原 正君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、堆肥化施設運転業務の3名体制の関係のご質問にお答えいたします。
  この3名につきましては、月曜日から金曜日までの5日間の勤務を3人で行ってもらうものでございます。
  以上です。
議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 先ほど答弁で誤りがございましたので、訂正していただきたいと思います。異物混入率が平成19年度は9.6と申し上げましたけれども、9.0でございます。申しわけございません。
  この9.0%、何がふえたかと申しますと、今回の衛生組合だよりの4月1日号の中でも取り上げているのですけれども、一番多いのが、よくなべ焼きうどんとか、そういったものに使いますアルミホイルがプラスチックだと思われる方が結構いらっしゃるようなのです。火にかけたときにわからないのかなと思うのですけれども。それから、紙パック、それからトイレットペーパーのしんなんかも結構入っているのです。恐らくわかっているとは思うのですけれども。率的には1割には満たないけれども、現実としてこういったものが改善されないというようなことから、今回の衛生組合だよりの4月1日号にも掲載してございます。
  それから、直営と委託ですけれども、先ほど8カ所というふうに申し上げましたけれども、直営が久喜2カ所、それから宮代で2カ所、委託のほうが久喜が3カ所、宮代が1カ所になっています。
  以上です。
議長(小河原 正君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、お聞きします。
  最初の臨時職員の積算についてはわかりましたけれども、一応単価がありましたらお願いしたいのが1点です。
  それから、現業職員の減との関係なのですけれども、これは次の燃やせるごみ収集業務との関係もあると思いますけれども、これについて実質5人減ということなのですけれども、現業の職員なんかとどのような話し合いが、この間されてきたのか、お聞きをしたいと思います。
  それから、燃やせるごみ収集業務の関係なのですけれども、この委託をふやしながら、入り組んでいる部分について、当然現業職員も減っている中で、きめ細かな、あるいは具体的な対策をとる必要があるだろうと思いますけれども、この辺についてどのような具体的な話し合い、それからコース等を考えているのか、お聞きをしたいと思います。
  それから、再商品化の問題は結構です。それから、その次の堆肥化処理施設調査業務についても結構です。
  あと、燃やせるごみの組成分類の関係なのですけれども、今答弁あったように異物混入が7.1%から9.0%、かなりの率だと思うのですけれども、この原因が、今述べたようにアルミとか紙パックとか、トイレットペーパーのしんということなのですけれども、これだけでこれだけの量がふえるのか。そのほかにはないのか。その結果を踏まえて、どのような対策をお知らせ、当然しているようなのですけれども、その他のことも踏まえて、どのような見通しを立てているのか、お聞きをしたいと思います。
  それから、次の生ごみ堆肥化処理施設の関係は結構です。
  それから、その次の屋外ごみの受け入れ場所の関係なのですが、これは新しくやって、間口とか高さなんかお聞きしたいのですけれども、これについてはその場所の延べ面積を伺いたいのと、最大どのくらい、何トンとか、そういうような最大の量はどのように見込んでいるのか。そして、現在では大体平均でいくと、今度の見通しとしてはこの半分ぐらいを埋めるような予定だとか、そういうことも含めて今後の見込み、それについてお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(小河原 正君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、一般管理費の臨時職員の積算でございますが、時給単価の関係でございます。時給は870円で積算してございます。
  次に、現業職員の減の内容でございますが、平成19年度の現業職員は、常勤職員21名、再任用職員5名を合わせた26名でございました。19年度末の定年退職者が3名で、20年度の現業職員数は常勤数が18名、再任用職員が6名の合計24名体制となるものでございます。再任用に当たりまして、毎年希望調査をとってございます。今年度につきましては、定年退職者3名のうち再任用希望者が2名ございました。また、再任用職員の更新に際しましては、5名の再任用職員がおりましたが、来年度は4名希望したということでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 屋外のごみの受け入れ場所の設置工事ということで、どのくらいの面積かということでございますが、先ほども申し上げましたように、間口が13メーター、奥行き5メーター、高さ3.7メーターに屋根を設置するものでございますが、65平方メートルの屋根を設置する予定でございます。また、受け入れにつきましては、5台の受け入れが可能となってございます。それと、1日当たりでございますが、事業系が約272件の持ち込み、一般家庭が約50件の持ち込みとなってございまして、これを1日で対応するということでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) お答えいたします。
  異物の混入率が非常に、1.9ポイントといって、結構高いではないかというご指摘でございます。先ほど異物につきましては幾つか例をとらせていただきましたけれども、そのほかに紙おむつ、使い捨て懐炉、保冷剤、こういった重いものが入っているのです。湿ベースですので、重いものが1つでも入っていれば、そういった異物の混入率の割合が高くなるということでございますので、今回広報にも載せましたけれども、こういったものは繰り返し、繰り返し、広報あるいはインターネット等で周知してご理解いただく方法しかないのではないかと思っておりますので、継続して実施してまいりたいと思います。
  以上です。
議長(小河原 正君) 岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、燃やせるごみの関係で、来年度の収集体制の決め方に関しまして、これまで現場職員とどのような話し合いをされてきたのか、またコース等、委託と直接の組合収集の関係でのご質問いただきましたが、これにつきましては、これまで職員が5人減になるということで、実際のところ、かなり来年度の収集体制を組むことに関しましては事務局としても苦慮していたところでございますが、その点も含めまして現場職員と何度も話し合いをさせていただきまして、最終的には燃やせるごみの収集車、3台減車しまして委託を2台ふやすというようなことで、今話し合いがされているところでございます。
  また、委託と組合の収集の割合の関係でございますが、コース等も来年度は見直しを考えておりまして、その点につきましても現場の職員の意見を聞きながら、分別収集、特にこの点についてはしっかり今後も継続していけるように話し合いをさせていただいているところでございます。
  以上でございます。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(小河原 正君) 岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) コースの関係でございますが、見直しを行いまして、ちょっと今、具体的にどこがどういうふうに変わるかということをご説明できないので、申しわけないのですが、もうある程度職員との話し合いは済んでいるというふうに伺っているところでございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 現業職員の減の関係なのですけれども、基本的には減ることによって、どうきちっと住民のサービス、あるいは収集に向けてのことが今後継続、あるいはそれ以上の効果ができるかどうかということだろうと思うのです。その点については、再任用についてはいろんな話し合いも含めた形で行われているというふうにお聞きしましたけれども、この現業職員からは、現在の5名減で、委託を含めた形でそれが今後どのように効果がきちっと上げられるのか。あるいは、現状以上にそのような収集業務を含めた形できちっとできるかどうかという話し合い、あるいはそういう意見等はどのような形に出されてきたのかということについて再度答弁をいただきたいと思います。
  それとあわせて、具体的に入り組んでいる場所とか、そういうのは今度きめ細かな形で対応しないといけないと思いますので、十分それについては委託と現業職員との関係で話し合いを含めて、今以上な効果がきちっともたらされるような方法で今後ぜひ考えてほしいと思います。これは要望します。
  それから、異物混入については、やはりこれももう少し中身も含めて具体的なケース、そういう紹介も継続的にぜひやっていただいて、むしろ下げていくような方法を努力していただきたいということで、これも要望させていただきます。
  以上です。
議長(小河原 正君) ここで休憩いたします。再開は13時5分といたします。

    休憩 正  午

    再開 午後 1時01分

議長(小河原 正君) 再開いたします。
  木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  岡野業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、木村議員さんの再質問にお答えいたします。
  燃やせるごみの収集体制の関係でのご質問をいただきましたが、収集体制につきましては、3月24日、組合との交渉を行いました結果、妥結しまして、直営4台ということで、委託として2台増車の6台ということで体制は決定させていただいております。
  また、コース等についても、現場の職員と話し合いを続けました結果、決定しているところでございますので、よろしくお願いいたします。
議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  次に、加納議員、お願いいたします。
                 〔12番 加納好子君登壇〕
12番(加納好子君) 12番、加納です。前段の議員さんから質問が何回か出されて、わかりました。
  市町村総合事務組合特別負担金のほうで、もう少し質問をさせていただきます。のみ込みが悪いので、確認の意味合いもあるのですが、勧奨退職と自己都合退職の差額分を負担する。それが事務職のほうでは1人分で、現業職員のほうは3人分がこの計上されている金額ということで、その差額が計算すればわかってしまうのですけれども、それでその差額分を計上したということを基本にもうちょっと質問させていただきます。
  現業職員3人のうち再任用が2人ということですよね。そうすると、勧奨退職だったですか、それで退職されて、再任用で2人、また仕事に出る。そうすると、就業時間によって保険料とか、そういったものが発生してくるということで、例えば職員の4分の3以上、何十時間という、その規則を超えると期末手当が、全部ではなくても期末手当の割合が発生するのか、保険料とかそういったものを払うという、そういうことが再任用の場合にも発生してくるのかということをお聞きしたい。
  それから、再任用は何歳までとか、退職した後何年とか、そういうある程度の決まりはあるのか。それもちょっとお聞きします。
  それから、総合事務組合では毎年のようにその負担率を上げて、1,000分の15ずつ上げてきた期間と、今回、昨年度が1,000分の195で、今年度は1,000分の205、来年は1,000分の215、再来年は1,000分の225、その次が1,000分の235というふうに負担割合を上げていくのですが、その場合の普通の退職と、それから負担金の試算と、それから勧奨退職、自己都合退職、その両方での負担金の試算はしているのでしょうか。それをお伺いします。
議長(小河原 正君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 市町村総合事務組合の特別負担金のご質問でございますが、まず再任用職員につきましては、当衛生組合の再任用職員の勤務形態は、週3日の短時間勤務職員でございます。市町村職員退職手当条例第2条第1項に規定されております常時勤務することを要する職員ではないため負担金の納付義務はなく、退職手当の支給もないものでございます。
  再任用職員の社会保険料のご質問だったと思いますが。
                 〔「保険料と期末手当の割合」と言う人あり〕
総務課長(当間義広君) 再任用職員の保険料につきましては、共済組合の任意継続組合のほうへ加入することから社会保険料は発生してございません。
  再任用職員の期末勤勉手当の関係だったと思いますが、予算書の26ページのところにエとしまして、期末手当・勤勉手当を掲載してございます。括弧内が再任用職員の支給率でございまして、本年度におきましては年間で2.35月分になってございます。
  それと、再任用職員の勤務年数でございますが、久喜宮代衛生組合職員の再任用に関する条例に基づきまして、本則では65歳まで再任用として雇用することは可能でございますが、附則で、現時点におきましては平成19年4月1日から平成22年3月31日までに退職される方は63歳まで再任用として雇用することができるということを条例で規定してございます。
  総合事務組合の負担金率につきましては、手元に平成14年度から負担率の資料を持ち合わせてございますが、平成14年度の負担率は1,000分の135でございました。議員ご指摘のように15ずつ上がりまして、平成15年度が1,000分の150、16年度が1,000分の165、17年度が1,000分の180、18年度は1,000分の195、19年度が1,000の195で、20年度は1,000分の205で今回予算計上しているところでございますが、今後の退職手当の負担率につきましては、1,000分の205のまま推移するということを聞いております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  加納議員。
                 〔12番 加納好子君登壇〕
12番(加納好子君) 再質問をいたします。
  まず、忘れないうちに申し上げておきますけれども、事務局は知らないのでしょうか。通達が来ていないのでしょうか。総合事務組合では、今年度1,000分の205で、次年度215、225、1,000分の235で、平成27年までこれで1,000分の235で推移するということは、もう通達が来ているはずです。それは確定したことですから、議会でも承認されていることですから、確認します。
  そうすると、1,000分の235というと、大体基本給の4分の1をこれから負担金として総合事務組合にずっと払っていくということですが、それは決まりだから、大変な額だなとは思ってもしようがないのですけれども、退職に関しては、その年度の基本給掛ける条例で決まった月数を掛けて退職金が出てくるということになりますと、勧奨退職か自己都合退職かとか、そういったことが物すごい金額の差額になってくるということで、やはり今年度通達が来て、235まではいくわけだということが来ているわけですから、当然そこいら辺の大まかな数をつかんでいなければいけないと思うのですが、どうでしょうか。お願いします。
議長(小河原 正君) 加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 申しわけございません。ただいま資料を検索中でございますが、議員ご指摘の1,000分の235までに上がるということでございますと、当然そのような形で予算計上を行わなければならないということでございます。
  以上です。
議長(小河原 正君) 以上で加納議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして議案第1号に対する質疑を打ち切ります。
  議案第2号については、通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。
  次に、議案第3号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、質疑をお受けいたします。
  初めに、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 地域手当を現在100分の6のところを100分の5にするという提案でありますけれども、この100分の5にする理由についてご説明をいただきたいと思います。
  それから、この件について労働組合との話し合いをどうしているのか、その経過をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(小河原 正君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) まず初めに、100分の6を100分の5にする理由でございますが、地域手当は平成17年度に民間賃金の地域間格差が適切に反映されるよう調整手当にかえて、主に民間賃金の高い地域に勤務する職員に対しては地域手当を支給するため新設されたものでございます。
  国の基準では、地域手当の支給割合は3%から最大18%までの6区分となっておりまして、平成22年3月31日までに制度を完成することとされております。構成市町の久喜市、宮代町は、国の基準では6級地の3%の地域に位置づけられておりますが、衛生組合におけます給与体系は久喜市に準じておることから、久喜市においては平成20年度において5%に下げるとのことで、衛生組合でも支給割合を100分の6から100分の5、5%に引き下げるものでございます。
  次に、労働組合との話し合いでございますが、地域手当の改正について労働組合に提示し、説明を行いまして、地域手当の支給割合を100分の6から100分の5に変更する本議案の提出については了解を得、3月24日に合意に達しております。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 経過はわかりましたけれども、これまで調整手当という形で、給与、生活給の一部として支給をされておったのですけれども、この地域間の民間の給与格差、これを反映するということで、このあたりは3%だということなのですけれども、これからさらに、今度5%ですけれども、3%に下げていく考え方なのかどうか、この点をお願いしたいと思います。
  それから、労働組合に説明して合意を得たということでしょうか。もう一度ちょっとお願いします。
議長(小河原 正君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 3%に向けて実施していくのかということでございますが、今後も久喜市の動向に合わせながら、国基準の支給率としてまいりたいというふうに考えてございます。
  労働組合との話し合いの合意でございますが、3月24日に合意に達したところでございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 同じく地域手当の問題なのですけれども、先ほど理由と経過についてお伺いしたのですけれども、2番目の県内の状況も含めてお伺いしたいのですけれども、この点で今の答弁の中では、久喜市の状況に合わせることと、それから国基準に沿った形で3%へということも視野にということなのですけれども、例えば県の職員のところでは、この4月に5.5、それから将来は7というところまでの方向性も考えている中で、どうして100分の6から5に引き下げていくというような理由が、その一方だけの理由が通るのかということも含めてお願いいたします。
議長(小河原 正君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 県内の状況と今後の方向性ということでお答え申し上げます。
  初めに、県が集計いたしました平成19年10月末現在の調査結果の県内での取り組み状況でございますが、回答のあった69団体のうち、国基準にした自治体が全体の41%に当たる28団体、国基準に向けて調整中の自治体が10団体、全体の15%、組合交渉中の自治体が2団体で、全体の3%、組合協議のための準備作業中の自治体が3団体で、全体の4%、また検討中の自治体が5団体で、全体の7%で、その他が30%に当たります21団体であったとのことでございます。
  したがいまして、今後の方向性でございますが、現時点におきまして県内自治体の状況を見ましても、国基準に沿うようにするとの団体が56%、国基準にするために組合交渉中の準備中並びに検討中の団体が14%ということで、県内の70%の団体が国基準に向けて努力をしていくという方向で考えております。先ほど申しましたが、久喜市の動向に合わせながら国基準の支給率としてまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 先ほど説明あったように、地域手当は本来は本俸にきちんと位置づけられるものが、調整手当の関係があって、民間との格差が最近、国の指導もあって、どんどん、どんどん、その点での格差が逆に公務員の労働をやっぱりきちっと保障する立場にはないというふうに私は思います。そういう点で、国基準に従って今後方向性を決めるということが、公務労働としての今までの労働をきちっと評価する方向性になっていくかどうかということについては非常に疑問に思います。先ほど県の職員の動向なんかを見ても、逆にそういう地域手当については確保していくという方向性も今実際論議が進められている中で、なぜ国基準に市あるいはここの組合についても考えていかなければいけないということは、単に県内の状況がそういう方向に向かっているからそれに従うということについては一面的な見方ではないかなと思いますが、改めてその点についてお願いいたします。
議長(小河原 正君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 地域手当のそもそもの新設した理由というのが、賃金構造基本統計調査による賃金指数を用いた指定基準を基本として支給地域及び支給割合を決定されていると考えてございます。議員ご指摘の県の支給率が5.5%から7%に引き上げを検討しているというご指摘があったかと思いますが、この支給地域の基準6区分につきましては、自治体に向けた基準でございまして、埼玉県が基準に該当になったということではないものでございまして、県内の総合的な支給地域の率を5.5から7%に引き上げていくものだと推測しております。
  したがいまして、自治体、構成市町であります久喜市と宮代町におきましては3%地域に地域手当の率が基準として設けられておりますので、国の基準に従って支給していくのが正論かというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第3号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第4号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任に対する質疑は省略します。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(小河原 正君) これより日程第3、討論・採決を行います。
  議案第1号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番、加藤です。平成20年度久喜宮代衛生組合一般会計予算案について、反対討論を行います。
  反対する理由の第1は、直営収集の現業職員の退職に伴う補充を行わず、なし崩しに委託収集を拡大する方針についてであります。当組合が誇る高いリサイクル率は、事務方の指導とともに、収集現場と処理場における現業職員の現場での分別の努力と住民の協力によるものであります。とりわけ収集現場からの具体的提案とその実行によるところは大であります。その現業の努力、貢献を認めず、まずは民間委託の拡大を優先させるために、退職による正規職の補充をせず、その分、民間委託を拡大し、それができない場合は臨時職員の雇用で対応してきました。
  来年度予算案においても、燃やせるごみ収集を収集車で2台増の6台へ、生ごみ回収では収集日の拡大、有害ごみ収集をすべて委託にして12台と、民間への委託を拡大しようとしています。このように民間委託拡大を続けるなら、これまで積み上げてきた分別とリサイクル、さらに今後の生ごみ全量堆肥化に至るまでのノウハウや到達点が崩されてしまう危険は大きなものがあります。また、直営の収集と処理をやめ、すべてを民間委託とするとき、その経費は売り手市場にほうり込まれて、ごみ処理費用の増大につながることも大いに懸念されるところであります。
  理由の第2は、新焼却炉や生ごみ全量堆肥化施設の建設計画が極めてあいまいにされていることであります。平成14年度に策定した一般廃棄物処理基本計画では、新焼却炉も生ごみ全量堆肥化施設も、新粗大ごみ処理施設も平成18年には完工し、19年度には稼働することになっていましたが、現実には現時点においても、それぞれ6年から7年のおくれとなっております。しかも、構成市町の合併の思惑から、基本計画の改定素案でも現在の焼却炉の大規模改修で今後10年は維持できるであろうとの推測から、その期間内に何とかなるだろうとの極めてあいまいな考えから、平成27年度稼働を予定しています。
  市町村合併で構成両市町の動向とその結果は大事なことではありますが、現実に課題となっている当衛生組合の新焼却炉と生ごみ堆肥化施設をどうするのかの住民全体への提示は責任ある態度が求められております。この点で正副管理者の態度と方針は極めてあいまいであり、住民への責任は果たせない。このことを指摘しまして、本案には反対をいたします。
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 平成20年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  続きまして、議案第2号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 久喜宮代衛生組合職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  続きまして、議案第3号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 議案第3号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、討論します。
  今回、地域手当の支給割合を100分の6から100分の5に引き下げることは、本来本俸で基本的に確保すべきものを地域手当を補うことで地域間格差是正と総合的な対応をとってきたものをさらに後退するものです。県職員では4月から5.5に、将来100分の7まで引き上げたいとの意向を示している中、民間格差を優先して他の自治体との格差が生じることで雇用の確保や能力のある人、これについての確保が十分できなくなることも予想され、よって本案に反対します。
議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(小河原 正君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 1時35分

    再開 午後 1時36分

議長(小河原 正君) 再開いたします。
  それでは、議案第4号につきましては討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 1時36分

    再開 午後 1時37分

議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議長あいさつ
議長(小河原 正君) これをもちまして提出議案の審議はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただきまして、ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者あいさつ
議長(小河原 正君) それでは、管理者のごあいさつをお願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会平成20年第1回定例会にご提案申し上げました議案第1号ないし議案第4号までの4議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
  ご質問、ご質疑の中で賜りました意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方には今後ともよろしくお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。
議長(小河原 正君) ありがとうございました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 1時38分

    再開 午後 1時39分

議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(小河原 正君) これをもちまして、平成20年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 1時40分