〇 招  集  告  示

久宮衛告示第2号

 平成19年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を次により招集する。

  平成19年3月9日

                       久喜宮代衛生組合管理者  田  中  暄  二

                   記

1 期  日  平成19年3月16日

2 場  所  久喜宮代衛生組合大会議室



                  〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(20名)
     1番   星  野  良  則  君      2番   内  田     正  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   川  野  昭  七  君      6番   鈴  木  精  一  君
     7番   高  岡  大  純  君      8番   中  野  松  夫  君
     9番   西  村  茂  久  君     10番   丸  藤  栄  一  君
    11番   飯  山  直  一  君     12番   原     進  一  君
    13番   福  垣  令  由  君     14番   角  田  礼  子  君
    15番   川  瀬  剛  三  君     16番   猪  股  和  雄  君
    17番   榎  本  和  男  君     18番   小 河 原     正  君
    19番   戸 ヶ 崎     博  君     20番   角  野  由 紀 子  君

不応招議員(なし)


       平成19年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第1日

平成19年3月16日(金曜日)
 議 事 日 程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 会議録署名議員の指名
 4 会期の決定
 5 管理者提出議案の上程(議案第2号〜議案第5号)
 6 提案理由の説明
 7 組合に対する質問
 8 次会の日程報告
 9 散  会


午前9時開会
 出席議員(20名)
     1番   星  野  良  則  君      2番   内  田     正  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   川  野  昭  七  君      6番   鈴  木  精  一  君
     7番   高  岡  大  純  君      8番   中  野  松  夫  君
     9番   西  村  茂  久  君     10番   丸  藤  栄  一  君
    11番   飯  山  直  一  君     12番   原     進  一  君
    13番   福  垣  令  由  君     14番   角  田  礼  子  君
    15番   川  瀬  剛  三  君     16番   猪  股  和  雄  君
    17番   榎  本  和  男  君     18番   小 河 原     正  君
    19番   戸 ヶ 崎     博  君     20番   角  野  由 紀 子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君    副管理者   榊  原  一  雄  君
   参  与   浅  子  秀  夫  君    参  与   栗  原     聡  君
   参  与   加  藤  茂  男  君    参  与   築  地  良  和  君
   参  与   新  井  春  夫  君    事務局長   早  野  正  夫  君
   総務課長   当  間  義  広  君    業務課長   諏  訪  信  雄  君

   総務課長   石  井  信  幸  君    業務課長   伊  東  雅  夫  君
   補  佐                    補  佐

   業務課長   金  井     誠  君    施設係長   内  田  久  則  君
   補  佐

 本会議に出席した事務局職員

   総務課長   野  本  俊  男       書  記   近  藤  初  江
   補  佐

   書  記   日下部  栄  子


    ◎開会の宣告                           (午前 9時00分)
議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は20名でございます。
  定足数に達しておりますので、これより平成19年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を開会いたします。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告
議長(角野由紀子君) 直ちに本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議事日程の報告
議長(角野由紀子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

                        ◇                      

    ◎会議録署名議員の指名
議長(角野由紀子君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第93条の規定により、議長において
   14番  角 田 礼 子 議員
   15番  川 瀬 剛 三 議員
 を指名いたします。

                        ◇                      

    ◎会期の決定
議長(角野由紀子君) 日程第4、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  内田委員長。
                 〔議会運営委員長 内田 正君登壇〕
議会運営委員長(内田 正君) おはようございます。
  第2回定例会について、3月9日に議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要につきましてご報告を申し上げます。
  今定例会に提出される議案は、管理者提出議案が4件、一般質問が4名予定をされております。
  次に、会期日程につきましては、本日3月16日から3月28日までの13日間ということで決定をいたしました。
  なお、今定例会の議案質疑書の締め切り日については、既に議長名で通知したとおり、3月20日、火曜日の午後5時までとすることで決定をいたしましたので、あわせてご報告をいたします。
  次に、議員定数の削減に関する久喜宮代衛生組合規約の変更につきましてご報告をいたします。久喜市及び宮代町両議会の議決をいただきまして、埼玉県に許可申請手続をした結果、議員定数の削減につきまして指令市第1942号により埼玉県知事から許可通知がございましたことをご報告をいたします。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) お諮りいたします。
  今定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日3月16日から3月28日までの13日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。
  よって、会期は13日間と決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎管理者提出議案の上程
議長(角野由紀子君) 日程第5、管理者提出議案の上程ですが、議案第2号から議案第5号を一括上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(角野由紀子君) 日程第6、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。本日、平成19年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましてはご健勝にてご参会を賜り、御礼を申し上げます。
  それでは、本定例会の開会の冒頭に当たりまして平成19年度組合運営に関する基本的な考え方、また予算面に盛り込まれました主な政策につきましてご説明申し上げます。
  我が国の歴史の中で人口減少の時期は何回かありました。古くは平安時代、近代では江戸時代の中後期とされています。こうした人口減少の時代は成熟の時代とも言われ、例えば平安時代には日本独自の国風文化が花開くとともに、世界最古の長編小説と言われる源氏物語を書いた紫式部や清少納言、和泉式部といった女性が活躍した時代でもありました。また、江戸時代の中後期では、新田開発に限界が来て、食糧供給が追いつかずに、人口の増加が事実上とどまった時期でありながら、地方では多くの藩政改革が行われる一方、あらゆる分野で創造的な事業、創造性の高い文化、芸術、学問等が育っていきました。私は、人口減少、超高齢化の時代にあっても持続可能な行政基盤の構築のため、さらなる行財政改革に取り組んでいくことはもとより、豊富な知識や経験を持った多くの住民の皆様が積極的に地域で活躍でき得る社会を築いていくことにより、より豊かで成熟した地域社会をつくっていくことができるものと信じております。社会経済構造が大きく変換していく中で、現状に満足することなく、不退転の決意で今後とも行財政改革に取り組んでまいります。引き続き財政運営の基本でありまする最少の経費で最大の効果が得られますよう職員一人一人が創意と工夫を持って事業に取り組んでまいる所存でございます。
  それでは、組合事業につきましてご報告をさせていただきます。初めに、排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事につきまして申し上げます。この事業につきましては、1月の平成19年第1回臨時会におきまして、契約方法は随意契約。契約金額は15億9,600万円。契約の相手方は、三機工業株式会社ということでご議決を賜りましたところでございます。その後の進捗状況でございます。現在排ガス処理設備のバグフィルター、減温装置、通風設備の空気余熱機、誘引送風機などの製品を作製しているところでございまして、本年3月末における進捗率は13%を見込んでおります。また、現段階におきましては、改修工事に入る準備段階でございまして、4月から仮設工事等に着手する予定で進捗をしているところでございます。4月以降、燃焼炉わきに現場事務所を設置いたしまして、打合会を設け、十分な進行管理によりまして改修工事に支障が生じないよう進めてまいりたいと考えております。また、近隣の住民への皆様への説明会を実施いたしまして、ご質問の中では工事期間中の工事車両の出入りに関するものが多いと聞いておりますので、安心、安全に努め、工事を進めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
  続きまして、生ごみ堆肥化事業でございます。平成15年度から平成17年度の3カ年間の実証期間が終了いたしまして、当初の目的でございました生ごみだけの堆肥に成功いたしまして、現在埼玉県への届け出も完了いたしました。肥料として管内農家の皆様に使用されているところでございます。しかしながら、生産コストが高いことがございまして、今後生産コストの削減が必要な状況にございます。
  次に、当組合におきましては、ごみ処理基本計画におきまして平成19年度を目標に生ごみ全量堆肥化を推進するとされておりますことから、現在までの実証プラントで得たデータをもとにいたしまして、総合的な検証が求められております。
  次に、生ごみ堆肥化事業にかかわる協議会、専門部会のご協力をいただきまして、流通、施用、販売及びコスト削減などに取り組んでいるところでございます。このようなことから、全量堆肥化の結果を得るまでには総合的な検証が必要でございまして、今しばらくの期間が必要でございますので、引き続き全量堆肥化に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
  それでは、本定例会に提案申し上げておりまする議案の説明を申し上げます。本日、本定例会に提案申し上げまする議案は4件でございます。
  まず、議案第2号 平成19年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についてご説明を申し上げます。別冊で調製をしてございますので、ごらんいただきたいと存じます。1ページでございます。歳入歳出予算、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用の4条から成っております。平成19年度は、歳入歳出予算の総額を31億500万円と定めるものでございます。
  地方債の関係でございますけれども、予算書の3ページにございますように、排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事事業債でございます。限度額は10億9,320万円を予定しております。
  2ページをお開きいただきたいと存じます。それでは、歳入の主なものにつきご説明を申し上げます。第1款分担金及び負担金でございます。平成19年度の負担金といたしまして18億2,190万円を計上してございます。内訳でございますが、久喜市が12億1,460万円、宮代町が6億730万円となっております。
  次に、第2款使用料及び手数料でございます。6,849万3,000円を計上してございます。事業系のごみ処理手数料、一般家庭から排出されまする粗大ごみ処理手数料並びにし尿処理手数料を見込んでおります。
  次に、歳出の主なものにつきましてご説明を申し上げます。1点目といたしまして、家庭系ごみの発生抑制と減量化及び住民の費用負担につきまして審議をする廃棄物減量等推進審議会委員の報酬を計上しております。
  2点目といたしまして、OA機器関連といたしましてパソコン購入を計上しております。
  3点目といたしまして、冒頭でも申し上げました排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事につきまして地方債を設定させていただいたところでございます。
  4点目といたしまして、プラスチック固形燃料化施設業務委託の廃止に伴い、プラスチック容器選別業務委託費を増額計上しております。
  5点目といたしまして、収集車の購入を計上しております。
  以上が平成19年度予算の主な事業でございます。
  次に、議案第3号 久喜宮代衛生組合管理者、副管理者及び収入役の諸給条例等の一部を改正する条例についてでございます。地方自治法の一部改正により、収入役制度が廃止されることに伴い、この案を提出するものでございます。
  次に、議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。国家公務員の給与制度の改正等に準じ、一般職職員の給料表の切りかえ等をしたいので、この案を提出するものでございます。
  次に、議案第5号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてでございます。江南町を廃し、その区域を熊谷市に編入したこと、江南町を廃し、その区域を熊谷市に編入したことに伴い、荒川南部環境衛生一部事務組合及び熊谷地区消防組合が解散したこと並びに地方自治法の一部改正に伴い埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することにつき協議をしたいので、地方自治法第290条の規定によりこの案を提出するものでございます。
  以上が本定例会に上程いたしまする議案4件でございます。
  なお、詳細につきましては、事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) ありがとうございました。お諮りいたします。
  これからの議案第5号につきまして、補足説明を省略してよろしいでしょうか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) では、省略いたします。
  続きまして、議案第2号から議案第4号までの補足説明を求めます。
  事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) おはようございます。それでは、本定例会にご提案申し上げます議案につきまして補足説明を申し上げます。
  最初に、議案第2号 平成19年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について補足説明を申し上げます。別冊に調製してございますので、ごらんいただきたいと存じます。
  まず、予算書の1ページでございます。平成19年度の予算の総額を31億500万円と定めるものでございます。前年度当初予算と比較いたしまして11億9,300万円、62.4%の増となっております。
  それでは、事項別明細書に従いまして説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお開きいただきたいと存じます。順次ご説明申し上げます。まず、1款分担金負担金、1項負担金でございますが、18億2,190万円を計上してございます。昨年と比較いたしまして6,900万円、3.9%の増となっております。この負担金につきましては、衛生組合規約第13条の規定に基づき、久喜市が3分の2、宮代町が3分の1の負担割合でありますことから、説明欄にございます額となってございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項手数料でございます。6,849万3,000円を計上してございます。前年と比較いたしますと121万7,000円、1.8%の増となっております。1目塵芥処理手数料は5,976万円でございまして、前年度と比較いたしますと92万3,000円、1.5%の増となってございます。2目し尿処理手数料は856万5,000円を計上してございまして、前年度と比較いたしまして13万5,000円、1.6%の増となってございます。3目許可申請手数料につきましては16万8,000円を計上してございまして、前年度と比較いたしまして15万9,000円の増となっております。これは、本年度が一般廃棄物収集運搬並びに浄化槽清掃業の許可申請時期となっているためでございます。
  続きまして、3款財産収入、1項財産売払収入でございます。7,529万6,000円を計上してございまして、前年度と比較いたしまして2,940万2,000円、64.1%の増となってございます。これは、新聞、雑誌、段ボール等の紙類及びアルミ等の価格上昇によるものでございます。
  次に、8ページ、9ページをお願いいたします。4款繰越金につきましては4,500万円でございます。前年度と同額を計上させていただいております。
  次に、5款諸収入、1項組合預金利子でございますが、50万円となっております。前年度と同額を計上させていただいております。また、2項の雑入につきましては61万1,000円を計上しております。前年度と比較いたしまして18万1,000円、42.1%の増額となっております。これは、一般臨時職員の雇用保険料の戻し入れが増となったものでございます。
  次に、6款組合債、1項組合債についてでございます。10億9,320万円計上しております。これは、排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事事業債によるものでございます。
  以上が歳入関係でございます。
  次に、10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。歳出につきましてご説明申し上げます。まず、1款の議会費でございますが、271万円を計上してございます。前年度と比較いたしまして79万5,000円、22.7%の減となっております。これは、5月1日から議員定数が削減されることによるものでございます。この議会費の関係につきましては、議会活動に要する経費でございまして、議員20名の報酬、会議録の調製を初め調査研究のための先進地視察の関係経費を計上させていただいております。
  次に、2款総務費、1項総務管理費でございます。まず、1目の一般管理費につきましては2億613万5,000円でございます。前年度に比較いたしまして122万8,000円、0.6%の減となってございます。この一般管理費につきましては、廃棄物減量等推進審議会委員報酬20人分を計上し、管理者等の報酬、再任用職員1名を含む事務職員19人の給与費等の人件費のほか、衛生組合全般にわたる事務局の諸経費を計上してございます。
  次に、12ページ、13ページでございます。お願いいたします。13節委託料のうち給与計算業務につきましては、今まで久喜市と同じく業務を委託、実施しておりましたが、平成19年度から衛生組合独自で業務を委託することとなり、増額となったものでございます。次に、18節備品購入費のうちOA関連機器につきましては、現在使用のパソコンを更新するため、パソコン本体を初めとするパソコン周辺機器及びパソコンソフトを購入する内容でございます。
  次に、14ページ、15ページをごらんいただきたいと存じます。2目の財産管理費でございます。7,652万2,000円を計上させていただいておりまして、前年度と比較して203万5,000円、2.6%の減となっております。財産管理費につきましては、衛生組合の財産にかかわる光熱水費、維持管理費が主たる経費でございます。次に、3目公平委員会費でございます。8万5,000円で、前年度と同金額を計上しております。委員報酬でございます。
  次に、2款総務費、2項監査委員費でございます。1目監査委員費につきましては6万5,000円で、前年度と同額でございまして、委員報酬を計上してございます。
  次に、16ページ、17ページをお開きいただきたいと存じます。3款衛生費でございます。1項清掃費、1目清掃総務費につきましては2億7,287万2,000円を計上してございます。前年度と比較いたしまして800万4,000円、2.9%の減となっております。この清掃総務費では、再任用職員5人を含む現業職員26人の給料、職員手当、臨時職員の賃金等の人件費を初め、ごみ、し尿手数料の事務関係の諸経費、収集管理システムの賃借料等を計上してございます。また、18節備品購入費説明欄の上から1番目でございますが、現在使用中の簡易無線局無線装置の更新のため367万5,000円を計上してございます。次に、18節の上から2番目でございます。救急体制の整備を図るため、AED、自動体外式除細動器を購入するための40万円を計上してございます。
  次に、18ページ、19ページをごらんいただきたいと存じます。2目塵芥処理費でございます。23億3,638万4,000円を計上させていただいております。前年度と比較いたしますと12億1,040万4,000円、107.5%の増でございます。この塵芥処理費では資源及びごみの収集経費、処理関係施設の維持管理費、維持補修費、最終処分に要する経費などを計上してございます。平成19年度の主な事業といたしましての排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事関係でございます。13節委託料の説明欄下段に排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事施工管理業務といたしまして765万9,000円を計上してございます。同じく説明欄、下から9行目でございますが、プラスチック容器選別業務1億2,785万9,000円を計上してございます。これは、プラスチック固形燃料化施設業務委託の廃止に伴いまして増額となるものでございます。
  次に、20ページ、21ページをお開きいただきたいと存じます。13節委託料の説明欄の上から7行目に排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事に伴う排ガス中、ダイオキシン類測定業務といたしまして252万円を計上してございます。大規模改修中におけるダイオキシン類の不安を解消するための測定業務でございます。次に、15節工事請負費の上から2段目の排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事といたしまして13億9,600万円を計上してございます。次に、18節備品購入費欄の下段、塵芥収集車700万円を計上しております。回転板式塵芥収集車1台を購入するものでございます。
  前戻っていただいて申しわけございませんが、18ページ、19ページの13節の委託料でございます。この中で再商品化業務643万9,000円を計上していただきます。これは、容器リサイクル法に基づく再商品化費用を計上してございます。
  次に、廃止事業といたしましては、プラスチック固形燃料化業務委託7,988万4,000円、剪定枝資源化設備賃借がリース期間満了のため500万円、それから廃プラスチック類最終処分業務委託434万7,000円がそれぞれ減額となってございます。
  20ページ、21ページをごらんいただきたいと存じます。3目のし尿処理費でございます。1億250万2,000円を計上させていただいております。前年度と比較いたしますと842万6,000円、7.6%の減でございます。ここでは、し尿の収集運搬及び処理関係施設の維持管理、維持補修、最終処分に要する経費等を計上してございます。
  次に、22ページ、23ページをお開きいただきたいと存じます。次に、4款公債費でございます。1項公債費、1目元金につきまして8,792万7,000円でございます。前年度と比較いたしまして92万1,000円、1%の増となっております。増額の理由といたしましては、平成10年度に借り入れいたしましたし尿処理施設整備事業分、平成14年度に借り入れいたしました清掃運搬施設整備事業、収集車でございます。及び平成14年度に借り入れいたしました生ごみ堆肥化処理施設建設事業の元金増によるものでございます。次に、2目の利子につきましては979万7,000円でございます。前年度と比較いたしまして216万3,000円、28.3%の増となっております。利子の増の主なものにつきましては、平成18年度に借り入れいたします排ガス高度処理設備整備・2号炉ほか大規模改修工事事業債の借り入れによるものでございます。
  次に、5款諸支出金でございます。1項諸費、1目過誤納還付金につきましては、昨年度と同様1,000円を計上していただきます。これは、ごみ及びし尿の処理手数料につきまして、過誤納金についての還付措置をするための科目設定ということで計上させていただいております。
  次に、6款予備費でございますが、こちらも昨年と同様に1,000万円を計上させていただいております。
  以上が議案第2号 平成19年度久喜宮代衛生組合一般会計予算につきましての補足説明でございます。
  続きまして、議案第3号 久喜宮代衛生組合管理者、副管理者及び収入役の諸給条例等の一部を改正する条例につきまして補足説明を申し上げます。議案書の2ページをごらんいただきたいと存じます。第1条は、久喜宮代衛生組合管理者、副管理者及び収入役の諸給条例の一部を次のように改正するものでございます。条例の題名につきまして、久喜宮代衛生組合管理者及び副管理者の諸給条例に改めるものでございます。
  次に、第1条中、「、副管理者及び収入役」を「及び副管理者」に改め、「収入役、年額5万8,500円」を削るものでございます。
  次に、第2条中、「、副管理者及び収入役」を「及び副管理者」に改めるものでございます。
  次に、久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部を次のように改正をするものでございます。第2条第1項第1号中、「、収入役」を削るものでございます。
  続きまして、附則でございます。この条例は、平成19年4月1日から施行するものでございます。
  続きまして、議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。議案書3ページをお開きいただきたいと存じます。一般職職員の給与につきましては、地方公務員法により生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員の給与、民間事業所の従業員の給与と健康を考慮し、定めるものとされております。本組合におきましては、従来から人事院勧告制度を尊重し、これに準じた給与制度を採用することで適正な給与水準の維持に努めておるところでございます。このような中、平成17年の人事院勧告によりまして約50年ぶりとなる抜本的な構造改革が勧告されたところでございます。この、いわゆる給与構造改革につきましては、経過措置を設けて、段階的に実施し、平成18年度から平成22年度までの5年間をかけて新制度を完成させるということとなっているところでございます。本組合におきましてもこうした状況を踏まえ、さらに構成市、町の動向等を注視しながら検討を行いまして、この条例を提案させていただいた次第でございます。
  それでは、改正内容につきまして順次ご説明申し上げます。初めに、第3条第1項の改正でございます。職員の分類を8級から7級に改めるものでございます。
  次に、第4条第6項から同条第10項までの改正でございますが、新たな昇給制度について規定するものでございます。第6項につきましては、職員の昇給は1年間の勤務成績に応じて行うことを定めるものでございます。第7項につきましては、昇給させる場合の号給数は勤務成績が良好な職員の昇給の号給数を4号給とすることを標準とする規定でございます。第8項につきましては、勤務成績が良好な55歳を超える職員の昇給の号給数については2号給とすることを標準とする規定でございます。第9項につきましては、昇給は職員の属する職務の級の最高号給を超えて行うことはできないことを定めるものでございます。第10項につきまして、昇給は予算の範囲内で行わなければならないことを定めるものでございます。
  次に、第4条中第11項を第12項とし、第11項として1項を加える改正でございます。職員の昇給に関し必要な事項についての衛生組合への委任規定でございます。
  次に、第4条の2でございますが、引用条項の整理でございます。
  次に、第9条第3項でございますが、扶養手当に関する規定で、扶養親族たる子、父母等の3人目以降の扶養手当月額を1,000円引き上げ、6,000円とする改正でございます。
  次に、第23条第5項でございます。期末手当につきましては、主任級以上の職員に対しましては職務の複雑、困難及び責任の度を考慮し、役職加算を行っているところでございますが、さきにご説明したとおりで、給料表を8級制から7級制に改めることにより、主任級が3級から2級に切りかわることから、対象となる職務の級を改めるものでございます。
  続きまして、別表の改正でございます。一般行政職の給料表を改正するものでございまして、現在8級に分類しております給料表を7級に改め、あわせて号給の細分化を行うものでございます。今回の給与構造改革による本組合の改定率は、平均マイナス5.1%でございます。一方、国家公務員の給与構造改革につきましては、平成18年度に実施されておりますが、改定率は平均マイナス4.8%という状況でございます。
  また、今回の給与構造見直しでは、特に中高年齢層の給与水準の引き下げを行っております。年齢層ごとに異なる引き下げ率を設定し、若年層、若手層には引き下げを行わず、中高年齢層の引き下げを高くすることにより、年功的に上昇する給与を抑制するとともに、職務、職責に応じた給与構造への転換を図るものでございます。また、現行の給料表の職務の構成は、1級及び2級が主事級となっておりますことから、新しい給料表ではこれらを統合し、新1級といたします。そして、現行の3級を新2級とし、現行の4級を新3級、以下同様の切りかえを行いまして、現行の8級を新7級とし、7級制の給料表にするものでございます。さらに、給料表の号給につきましては、今後職員の勤務実績に基づきまして、よりきめ細やかな昇給制度の運用を実施していくため、現行の1号給分を4分割しておりまして、号給数が非常に多くなっていることが特徴となってございます。
  続きまして、附則でございます。初めに、第1項でございますが、施行期日に関する規定でございまして、施行日を平成19年4月1日とするものでございます。
  次に、第2項でございますが、職務の級の切りかえ関係でございまして、切りかえ日となる平成19年4月1日以降の新級を附則別表第1に改めるものでございます。
  次に、第3項でございますが、号給の切りかえ関係でございまして、切りかえ日以降の新号給を切りかえ日の前日において職員が受けていた号給と経過期間に応じ、附則別表第2により定めるものでございます。
  次に、第4項でございますが、切りかえ日の前日に給料表の最高号給を超える給料月額を受けている職員の切りかえについての規定でございまして、当該職員の切りかえ措置につきましては別に衛生組合規則で定めることを規定するものでございます。
  次に、第5項でございますが、切りかえ日前の異動者の号給等の調整について規定したものでございます。これは、切りかえ日に昇格した職員と切りかえ日以前に昇格した職員との間で権衡を失することが生じた場合に必要な調整措置を行うことができる旨を定めたものでございます。
  次に、第6項でございます。附則第2項から第5項までの規定を適用する場合における基準を規定しているものでございます。
  次に、第7項でございますが、改正後の給料表により支給される給料月額が改正前に受けていた給料月額に達しない場合には、その差額に相当する額を給料として支給する、いわゆる現給保障の措置を規定したものでございます。
  次に、第8項でございますが、前項による差額の支給を受ける職員と差額の支給を受けない職員において、権衡上必要があると認められるときは、差額を受けない職員について前項の規定に準じて給料を支給する措置を規定したものでございます。
  次に、第9項でございますが、切りかえ日以降、新たに給料表の適用を受けることとなった職員において、前2項の規定による給料を支給される職員との権衡上必要があると認められるときは、当該職員について前2項の規定に準じ、給料を支給する措置を規定するものでございます。
  次に、第10項でございますが、給与条例第7条第1項、給料の調整額を給料月額の100分の25を超えてはならないと規定しているところでございますが、同項の規定の適用につきましては給料月額に前3項の規定による差額分の給料を加えた合計額とすることを規定したものでございます。また、給与条例第8条第2項における管理職手当につきましても、給料の調整額と同様の措置を規定するものでございます。
  また、第11項でございますが、規則への委任規定でございます。
  次に、第12項でございますが、久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部を改正するものでございます。同条例第28条は、海外旅行の鉄道賃に関する規定、第29条は船賃に関する規定、第30条は航空賃及び車賃に関する規定でございます。また、別表第1につきましては、日当、宿泊料及び食卓料、別表第2につきましては海外旅行の日当、宿泊料、食卓料及び死亡手当の額を定めてございます。職務の級が7級制となりますことから、これらの条項及び表中に適用する職員の区分を8級以下の職務にある者から7級以下の職務にある者に改めるものでございます。
  次に、第13項でございますが、久喜宮代衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものでございます。同条例第6条につきましては、職務復帰後における給与等の取り扱いについて規定しているところでございますが、給与条例の改正に伴いまして、昇給時期が年1回となり、昇給期間の短縮という考え方がなくなりますことから、所要の改正を行うものでございます。
  以上が議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の補足説明でございます。
  以上をもちまして補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(角野由紀子君) 以上で補足説明を終わります。

                        ◇                      

    ◎組合に対する質問
議長(角野由紀子君) 日程第7、組合に対する質問をお受けいたします。
  通告順にお受けいたします。
  最初に、原議員、お願いいたします。
                 〔12番 原 進一君登壇〕
12番(原 進一君) おはようございます。質問をいたします。
  生ごみの堆肥化ですけれども、一応正確を期すために衛生組合が出しているホームページを前提にして質問をさせていただきたいと思います。
  衛生組合が住民に公表している生ごみの全量堆肥化についてという項目の中には五つの方法が書かれております。一つは、家庭で堆肥化をする。二つは、地域で堆肥化をする。三つ目は、枝木類、剪定枝を堆肥化する。四つ目は、会社で堆肥化する。それぞれの今後の見通しについて、まずお答え願いたいと思います。特に地域で堆肥化の設置型については耐用年数が来ておりますけれども、まだ使えるということから、さらに使っていくのであろうと思いますが、今後の拡大の方法も含めてお答え願いたいと思います。時期と数量です。五つ目が、みんなで堆肥化、生ごみ堆肥化処理施設による堆肥化であります。これにつきましては、きょうの管理者の発言では、成功したが、コストが高いので、下げる努力をすると。全量堆肥化については、まだ時間が必要であるということでございました。コストの話につきましては、予算の方でやりたいと思いますけれども、いわゆる環境ということに関してのコストというのは、狭い意味でとらえるか、広い意味でとらえるかで大きく違ってまいります。地球規模でコストということになったら、安いか高いかということと、まず現実に収集処分、収集再処理処分または再利用というレベルだけで考えるコストということで言われていると思いますので、それは予算でやればいいことだろうと思っております。
  もう一つ、ホームページの中で公表しているすごくいい名称があるので、ご紹介いたしますけれども、この、いわゆるみんなで処理ということに関して、衛生組合のホームページでは、一つはクローズドシステムで、排水等については外に出さないという、そういう特色がありますということを言っております。もう一つの特徴は、生ごみだけで堆肥化を行うこと。その理由としては、副資材ないしは水分調整剤を安定的この地域で確保できないから、生ごみだけで堆肥をつくるということが住民に公表されているホームページの内容なのです。非常にこれは、理想的な中身が書かれておりまして、これに反対する人はだれもいません。当然これだけ理想的なことを進めてきたわけですから、コストがかかるのは当たり前であります。二つ目は、生分解性袋なのです。これも、ここでの議会の中でも議論になりましたけれども、再三試行を繰り返して理想的な袋をつくるため多大な予算を使いました。これもコストかかって当たり前なのです。ですから、そういう意味では理想で来て、それが成功したのだから、コスト云々というよりも、その理想を追求していくというのが、この文書から見えるわけですけれども、現実は何かコストでまた下げる努力をするということだから、別のこと何かやるのかなということを心配をしております。
  そこで、通告が全量堆肥化へ向けてどう取り組むかということでありますから、とりわけみんなで堆肥化の部分について今後どうしていくのかということを具体的にご説明をいただきたいと思います。
  二つ目、ごみ処理基本計画です。ごみ処理基本計画につきましては、基本方針からごみ処理基本計画まで5節に分かれております。これを見直すということが再三言われておりますけれども、いつ、どのような手段で、いつまでに、どこを見直すのかということについてお聞かせ願いたいと思います。まさか基本方針のごみ処理にかかわる理念を変えるということではないと思いますが、一応確認をさせていただきたいと思います。それと、目標年次、2節です。とりわけ5節のごみ処理基本計画の中でも排出抑制資源化計画や中間処理計画、最終処分計画等が変更になるのかどうか、その時期と見直し、方法も含めてご答弁いただきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) おはようございます。それでは、原議員さんの生ごみの全量堆肥化に向けてどう取り組むのかということにつきましてお答え申し上げます。
  生ごみ堆肥化事業につきましては、平成15から17年度までの3カ年の実証期間が終了いたしまして、当初の目標であった生ごみだけの堆肥づくりに成功しております。また、できた堆肥につきましても、埼玉県への届け出が受理されまして、管内農家において使用されているところでございます。しかしながら、一方では、現在のプラントの運転を通しまして堆肥の生産コストが高くなるということが判明しておりまして、今後生産コストの削減が必要な状況というところになっております。衛生組合のごみ処理基本計画では、実証プラントでの課題整理のための基本データを得た後、平成19年度を目標に生ごみ全量堆肥化を推進するとされておりまして、全量堆肥化に向けては現在までの実証プラントで得たデータをもとに総合的な検証が必要な状況というふうになっています。
  また、衛生組合では、堆肥化に係る協議会、専門部会の協力をいただきながら、現在堆肥の流通や施用、できた農産物の販売、そして堆肥生産のコストの削減などさまざまな課題にも取り組んでいるところでございます。現状では、これらの結果を得まして全量堆肥化へ進めるまでにはいましばらくの期間が必要でございますが、引き続き全量堆肥化に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
  次に、設置型の関係でございますが、こちらの方、現在のごみ処理基本計画の中では実証プラント、現在の実証プラントですが、こちらの方で約1,700トン、新たな堆肥化施設で5,000トン、そして事業化の堆肥、いわゆる事業所の堆肥として200トン、家庭の堆肥として300トン程度、そしてご質問の設置型として現在40トンぐらいが堆肥化されておりまして、これらの形で堆肥化を進めていくということになっています。こうした形で今後全量堆肥化を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
  また、みんなで堆肥化ということでございますが、こちらの方につきましては現在の施設を総合的に検証した上で、これを踏まえて進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) おはようございます。ごみ処理基本計画の見直しにつきましてお答え申し上げます。
  ごみ処理基本計画の期間は、平成14年度から28年度までの15年間の計画となっておりますが、おおむね5年ごと、または諸条件に大きな変動があった場合には見直しをするものとされてございます。平成18年度末で策定後5年が経過することになります。基本計画におきまして議決された事項で重点施策にうたわれております中間処理計画における焼却炉、堆肥化施設、粗大ごみ処理施設、リサイクルプラザの建設におきまして、いずれも19年度の稼働と位置づけられておりまして、計画に即して推進してきたところでございますが、建設稼働までには至っておらず、おくれが生じているのが現状でございます。さらに、基本計画策定後5年間の進捗状況の中で各年度の実績値に差異が生じてきております。したがいまして、今回の見直しは、基本方針、数値目標、重点施策そのものを見直すものではなく、状況等の変化している部分も見られておりますことから、年度別の数値予測、人口予測、ごみ排出量の予測などにおいての乖離も生じてきておりますことから、おおむね5年ごとの見直しに基づきまして数値の見直し、手直しが必要であると考えております。
  なお、数字の見直しに際しましては、過去5年間の実績を勘案して、目標年次の28年度、最終年度まで現状と整合性のある計画になるよう19年度において見直しを行っていきたいというふうに考えてございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  原議員。
                 〔12番 原 進一君登壇〕
12番(原 進一君) 順番を入れかえて、最初にごみ処理基本計画の方から質問をいたします。
  基本方針を変えるものではないということと数値目標を取りかえるだけだということでありますが、この基本計画をこの議会で私提案したときに、ごみ処理基本計画というのは、当時は焼却炉をつくるときの添付書類だったのです。同じ計画をつくりながら、それを添付しないと焼却炉の補助が認められないためにつくるという、そういうものでありました。それを基本方針として明確に自治体の中に位置づけて、それに基づいてごみ処理を長期的に進めていくのが必要であるということから、ここで提案して、その後、実行していただきました。
  今の答弁聞いていてまず感じるのは、中間処理施設とか焼却施設がこれだけおくれてきたのに対する痛みというのが全然感じられていないというか、それをそっちが悪いとかこっちが悪いとかという意味で、我々も含めてしっかり計画を立ててきたのに実行できなかったということに対して見直すときに、今度見直したら必ず実行するんだという、そういう強い決意を感じられないということを危惧しております。また、形は基本計画ですけれども、今の答弁聞いていますと、やっぱり添付書類程度のことなのかなという感じがします。
  そこで、お聞かせ願いたいのですが、この計画をもう一回練り直すのに数値を入れかえるだけだという言い方ではなくて、もう一回、住民も含めて議論を積み重ねながら基本計画を練り直して実効性があるものをつくって実行いくという、そういう手順を踏みますか、踏みませんか、お答え願いたいと思います。
  堆肥化の方に移ります。生ごみの堆肥化についてお答えをいただきました。ずっと時間が必要だということで述べてきて、またこれも平成19年の全量堆肥化は、もうここで望めないという答弁をされておりました。果たしてそれでいいのかということです。細かい内容については、皆さん丁寧に後で聞きますので、私は基本的なところだけ聞きたいと思いますが、住民に公表している、先ほど言いましたが、ホームページの中の、この言っている理想は、私みたく現実主義者からいうと理想過ぎるかなと思うぐらいの理想が書かれております。まず、自区内処理の原則というのをどこまでとらえるのかということですが、この住民に公表されている部分は非常に理想的な久喜、宮代という狭い地域を自区内とした本当に原則的な自区内なのです。私なんかたまに、現実主義者ですから、埼玉県内ぐらいまで自区内を広げてしまうことがあります。例えば最終処分場は、ここにできないから、三ケ山に持っていくように、福島だとか、遠くに持っていかないようにと市長、再三ここで繰り返すぐらい、その意味では広くとらえる傾向がありますけれども、ここで言っている自区内というのは非常に狭いのです。それを理想的に進めてきて、いわゆる袋も理想的に進めて実行したやつを何で広げないのか。コストだけの問題で広げないということであれば、私は予算の方でこれから通告いたしますけれども、予算の議会のときにほかの処理がどのぐらいコストかかるのか一つ一つ検証させていただきたいと思いますが、コスト論争に持ち込む話ではないのでしょう、これだけ理想やって実験してきて、あれだけ住民議論をして。確かに私は、まぜものなしのこの方式について賛成派ではなかったです。しかし、これで踏み切ったからには、理想的にこれでできたら、これを広げるべきではないですか、そこの点もう一回お答え願いたいのと、さっき下げる努力をするという中身について、どういう中身で下げる努力をするのか、例えば袋をポリバケツにかえて再利用していくとか、あと機械そのものをかえるとか、システム全部かえるとか、今の方向でいくのだけれども、そのコストを下げるように努力するのか、その意味が全然わからない。コスト論争するつもりではないですけれども、コストを下げるという前提で言っていますので、どういう方向でみんなで堆肥化をするという施設に対してコストを下げる努力をいつまでに、どのように実行していくのか、そこをお答え願いたいと思います。
議長(角野由紀子君) 原議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) ごみ処理基本計画の見直しにつきましてでございますが、今回の見直しは、先ほど申しましたが、基本方針そのものを見直すものではなく、過去の実績を勘案しまして、目標年次の28年度、最終年度までの現状と整合性のある計画となるよう19年度において数値の見直しを行うものでございまして、組合内部で検討をしていきたいと考えてございます。また、素案の段階で議会の方へご報告させていただきまして検討していただき、ご意見をお伺いしたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。
  生ごみ堆肥化に関連しまして、いわゆるコストの問題が出ておりますが、一般的には環境に対するコストということにつきましては、これは数値化することが大変難しいということは明白だというふうに思っております。ただ、一つの目安といたしますと、今の経費については堆肥化委員会等では、これを3分の1程度にならないかということを一つの目安として検討していただいております。そういった点で、いわゆる現在の厳しい財政状況を考えますと、堆肥化の事業費もおのずとこれは限界があるのではないかというふうなことも判断しております。そういったことを総合的に検討いたしまして、どのような形がいいのかしばらく時間をいただいてご議論いただきたいというふうに思っております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 原議員、再々質問をお受けいたします。
                 〔12番 原 進一君登壇〕
12番(原 進一君) ごみ処理基本計画の方から申し上げますが、住民が参加した形で議論を含めてつくらないで見直すと、また同じことになると思いますので、強く要望しておきますが、内部資料ではないわけです、基本計画ですから。役所の方の、まちの基本計画にうたってちゃんと議論をして、審議会も経て、それでつくり上げるわけで、見直しもするわけですから、中だけでやろうということはやらないでいただきたいと。それやったら、また実効性なくなりますので、ぜひそこは強く要望しておきます。住民参加の中で議論を踏まえて処理計画について見直しを行っていただきたいということを要望をしておきます。
  3分の1の生ごみ処理施設に堆肥化をするということですが、今のシステムでは可能ではないのではないですか。3分の1に目標下げるということは何を想定しているのか大体想像つきますが、確認をさせていただきたいと思います。委託または副資材をつくった、いわゆる水分調整剤を入れた従来の堆肥化等であります。そういうことを含めて検討を進めていくということを言っていらっしゃるのですかという確認です。
議長(角野由紀子君) 原議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
  現在の堆肥化施設のコストということになりますと、平成17年度の決算でございますが、こちらの方では1トン当たり10万1,000円程度かかっているという状況になってございます。これらの金額が高いか安いかということについては、また環境に対するコストということで、そちらの方で議論があるかと思いますが、堆肥化委員会あるいは内部の中で、これが市民の皆様方に受け入れられる数字かどうかということがやはり一つの問題かということを思います。そういった点を考えますと、一つの目安ということで、具体的にどこをどう切り下げるということではなくて、これが仮に3分の1程度ということが可能であれば、そういった方向で検討していった方がいいのではないかというふうに考えているわけです。具体的には、今後いろいろな形で分析をしまして、一つの目安の解決を図っていきたいというふうに思っておりますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。再開は10時15分といたします。

    休憩 午前10時02分

    再開 午前10時15分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、質問をしたいと思います。
  前者の質問とダブる部分ありますが、基本的に確認したいこともございますので、質問をしたいと思います。
  1点目は、ごみ処理の計画の見直しについてです。久喜宮代衛生組合、平成14年3月にごみ処理の基本計画を策定しています。そこで、環境に優しい資源循環型のごみ処理行政の基本理念を挙げています。それは、行政と住民の協力のもとに減量化に向けて大きな理念と計画を持つものです。その大きな2本柱として位置づけられたのが新設炉の整備と生ごみの全量堆肥化と、この推進があったと思います。今回久喜の2月議会でも、この基本計画についての見直しの方向と、それから数値の変更も含めた検討をということを述べていますので、それに基づいて、私は1点目として新設炉の見通しと見直しへの対応は、具体的にどのような基本を持っているのか。
  二つ目は、生ごみの全量堆肥化の見通しと見直しについて。
  3点目は、各年度の実績化の差異の現状、それを具体的に、またそれをどのように見直していくのかお聞きをしたいと思います。
  4点目は、以上のような見直し、私はかなり基本計画にかかわる見直しだと思いますが、これについては検討組織と新たな指針あるいは基本計画を策定するべきではないかと思います。
  それから、5番目は、基本計画の見直しをどう市民に周知あるいは徹底させるのか、この5点についてお伺いしたいと思います。
  2点目は、焼却炉の大改修計画についてなのですけれども、先ほども説明ありましたが、現在の進捗状況、その新たな検討課題はないのか、先ほどの説明では3月中に13%というような進捗率なのですけれども、これは当初の計画も含めた予定どおりのものかどうかも含めてお答えいただきたいと思います。
  それから、2番目は、入札した会社とその後どのような打ち合わせをしているのか、その状況についてお伺いします。
  3点目は、大改修での住民説明会。先ほど安心安全等の要望も出されて、その基本でやると言っていますが、さらに具体的な形でいろいろ要望、それから説明もあったと思いますので、その点についてお伺いしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、ごみ処理基本計画の見直しのうち、(1)、新設炉の見通しと(2)の生ごみ堆肥化の見通しにつきましてお答え申し上げます。
  新設炉の見通しでございますが、ごみ処理基本計画において重点施策にうたわれております中間処理計画において、焼却炉の建設はおくれが生じているのが現状でございますが、地元同意が得られますよう解決に向けて努力していきたいというふうに考えてございます。
  また、生ごみ堆肥化事業につきましては、実証プラントでの課題整理のための基本データを得た後、平成19年度を目標に生ごみ全量堆肥化を推進するとされておりまして、また堆肥化施設整備は新設炉の稼働に合わせて進めていくとされてございます。生ごみだけの堆肥化には既に成功しておりまして、今後は全量堆肥化に向けてさらに経費の削減を進めていく必要があると考えておりまして、引き続き関係者の方々のご協力も得ながら実現に向けて努力をしているところでございます。
  見直しへの対応につきましては、原議員さんにお答え申し上げましたとおりでございます。
  次に、(3)、各年度の実績値の差異の現状とその見通しでございますが、基本計画策定後5年間の進捗状況の中で、各年度の実績値に差異が生じてございます。年度別の数値予測、人口予測、ごみ排出量の予測などにおいても乖離が生じてきております。具体的には、当初の基本計画の策定に際しまして、ごみ総量の算出には人口をもとに排出量を算出してございます。この人口予測数が基本計画に比べ17年度末では約7,000人、率にしまして6.1%の減少となってございます。基本計画におけます人口の減少は、今後のごみの発生量、排出量、また施設におきます処理量、処分量に影響しますことから、19年度においては数値の手直しを行いたいと考えております。
  次に、(4)、見直しはどのような検討組織と新たな指針策定検討はどのようにするかでございますが、今回の見直しにつきましては、先ほども申しましたが、基本方針そのものを見直すものではなく、過去の実績を勘案いたしまして、目標年次の28年度、最終年度までの現状と整合性のある計画となるよう19年度においては数値の手直しを行うものでございまして、組合において検討していきたいと考えてございます。また、素案の段階で議会へ報告させていただき、検討していただいて、ご意見をお伺いしたいというふうに考えてございます。
  最後に、(5)の基本計画の見直しを市町民にどのように周知させるのかでございますが、衛生組合では基本理念に基づき、環境に優しい資源循環型のごみ処理行政の推進を図るべく、減量化には取り組んでいるところでございます。また、ごみ処理の基本方針であります住民、事業所、行政の協働によりごみの減量化を図るため、現状におきましても地域全体でのごみの減量化、リサイクルを推進するため、衛生組合だより等を活用いたしまして広報活動を実施しているところでもございます。したがいまして、今回の見直し結果につきましても衛生組合だより等への掲載を行いまして、ごみ処理の現状について啓発を行っていきたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、木村議員さんの焼却炉の大規模改修につきましてお答え申し上げます。
  初めに、(1)、現在の進捗状況と新たな検討課題でございますが、現在排ガス処理整備のバグフィルター、減温装置、通風設備の空気余熱機、誘引送風機などの製品を製作しているところでございまして、平成19年3月末における進捗率見込みは13%でございまして、これは当初の予定どおりの進捗でございます。現状では、現場に入る前段階であり、4月に入りまして仮設工事等に着手する予定となっておりますことから、現時点では課題につきましては見られないというような状況でございます。
  次に、(2)、入札会社とその後の打ち合わせ状況でございますが、平成19年1月18日に第1回の打ち合わせ会議を開催いたしまして、現在までに5回ほど実施をしてございます。今後焼却炉わきに現場事務所が設置される4月以降は、ほぼ毎日の予定で打合会を行うことになっておりまして、十分な進行管理により工事に支障がないよう進めてまいりたいというふうに考えております。
  次に、(3)の住民説明会の状況でございますが、4会場において実施をいたしました。まず、宮代台地区でございますが、平成19年2月3日、土曜日、午前10時から宮代台集会所で行いまして、参加者は22名でございます。
  次に、沖の山新田、ディアコート地区でございますが、2月4日、日曜日、午前9時半から和戸第2公民館で行いまして、参加者は24名でございます。
  次に、下早見地区でございますが、2月の14日、水曜日、午後6時から、下早見公会堂で行いまして、参加者は13名でございます。
  次に、太田袋地区でございますが、2月の15日、木曜日、午後6時から、太田袋集会所で行いまして、参加者は17名でございます。
  4会場における合計参加者は76名でございまして、いずれの会場におきましても工事概要書、工事工程表、改修工事フロー図面の3部をセットにした説明資料を作成いたしまして、出席者全員に配付して詳細に説明を行っております。
  なお、説明終了後に質問をお受けいたしましたが、特に工事期間中の工事車両出入り、搬入路等に関するものが多くありまして、衛生組合からは工事車両の搬入路は県道久喜春日部線からの1路線とすること。工事車両の搬入は、通勤時間帯を避け、なお大型車両の通行の際には必ず警備員を配置すること。地元の農作業などには支障を来さないよう十分に安全対策をとることなどをお答えしてございます。
  また、工事期間中のダイオキシン対策についてもご質問がありまして、工事期間中は旧厚生省の法令に基づき、解体物の分析、飛散防止、炉内の解体は煙突から飛散しないよう各炉の出口をふさぎ、解体工事を行うこと。建屋内部を減圧にし、外部にダイオキシン等が飛散しないよう工事を実施すること。さらに、焼却灰などが飛散しないよう常に施設内の清掃を実施すること。1号炉のみの運転期間中は、毎月大気中のダイオキシン測定を行い、近隣住民の皆様に不安が生じないよう対処することなどをお答え申し上げました。今後4月に入りまして本格的に改修工事に着手することになりますが、請負業者との打ち合わせを十分に行いまして、事故のないよう慎重に工事を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 先ほどの答弁も踏まえてなのですけれども、基本経営方針を変えるものではないが、5年ごとの見直しに合わせて数値目標を検討するということなのですけれども、今までも生ごみの全量堆肥化に向けては進捗状況をずっと聞いていて、住民も含めて、我々議員も含めて、その経過と成果についてはさまざまな論議をされてきているわけです。ですから、そこの中で、先ほど答弁にあったように総合的な検討が必要だとすれば、基本的な大きな見直しが今必要ではないでしょうか。そういう点では、新設炉も生ごみも計画自体が大幅に変わってきていると、そういうことで、基本計画をきちっと練り直して論議をし、また住民への理解も得るようなことが今必要ではないかと私は思うのです。そういう点で、前にも生ごみの場合は、それを検討するために特別委員会を設置してほしい、あるいは焼却炉を改修するに当たっても検討委員会をつくってほしいと何度も要望をしてきました。そういう点では、総合的な検討が必要であるとすれば、このためのきちんとした対応組織と検討組織、それとどう見直されていかなければ目標が達成できないかと。次の目標達成年度も含めて、きちっと議会にも住民にも知らせていく必要があるのだろうと思います。今までも既に数値目標も計画実施段階も変わってきているわけです。そういう点では、総合的に検討することが、私は今までいろんな形で宮代衛生組合は頑張ってきて、その労は多とするものなのです。ですから、それだけに、今までの成果のいろんな調書と、また今までやってきたけれども、実現できなかったということも含めてきちっとそれは基本的な見直しを今することがやっぱり必要ではないかと思いますが、その点についてお伺いをします。
  それから、検討組織をそれにあわせて、今、生ごみのいろんな専門委員会がずっと継続してやられていることもあります。そういう点での今まで基本計画を練ってきた、あるいは今続いてきているさまざまな検討委員会を総合的に集めたやっぱり検討組織をぜひつくってほしいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
  それから、二つ目には、焼却炉の改修計画についてなのですけれども、これについても今まで大改修が必要だったのか、それから計画案、それから実施主体、それから起債の問題とか、PFI、さまざまな入札も含めて、ここで論議をして、その間見直しも含めてやってきました。そういう点で、今までの問題点を洗い直ししながら、きちっとこれから対応するためにも現在の大改修をするに当たっての新設炉をどういう形で次は検討していくのかということも含めて住民に見えるような形で大改修についてに当たっての今後の見直しをやっぱり検討すべきだと思いますが、この点についてもお伺いしたいと思います。
  三つ目は、今までも各種の今実績について差異が生じてきたということで説明もありましたけれども、人口についての6.1%減、これは各市町村の今までの人口の推移、計画なんかも久喜市の場合は総合振興計画でもう変えてきています。当初の計画と大幅に違うと。そういう形でもう既に見直しがされてきているわけです。それなのに、今この5年後に当たって、5年の見直しのところになぜこのような手直しの大きな数値の目標として出てこなければいけないのか。これは、やっぱり方向性としては、対応がきちっとされてこなかったと思いますが、その点についてはいかがですか。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 総合的な計画の見直しだというご指摘でございますが、今回の見直しにつきましては、ごみ処理基本計画において議決されました基本方針に関すること、数値目標に関すること、重点施策に関することの中の数値目標そのものを変えるものではなく、総合的な計画にはならないということで考えてございます。あくまでも、おおむね5年ごとの見直しに基づきまして見直しをするもので、計画期間は15年間でというふうな策定でなってございます。5年ごとの見直しとは、期間中の見直しでございまして、策定後5年後が経過した19年度に見直しをさせていただくものでございますので、総合的な見直し計画にはならないというふうに考えてございます。
  検討組織の関係でございますが、先ほど来申し上げていますように5年ごとの見直しでございますので、組合におきまして検討していきたいというふうに考えてございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 私が先ほど答弁の中に総合的検証をするということがあったので、総合的に検証するならば、基本的な方針の見直しもあわせて、当然それを踏まえた見直しをする必要があるのではないかという形でお伺いしたのです。総合的検討するためにということで、総合的に見直しをしてほしいという形で述べたわけではありません。しかし、原議員も言いましたように、基本理念は私はきちっとそれを定めながら見直しについては大きな部分で、やっぱりきちっとされる必要があるのではないかということで質問をしたわけで、今の答弁の中では数値目標をもう変えなくてもいいような答弁もなかったですか。数値目標も含めて変えるわけでしょう。これは、そういう数値目標の手直しのところで、この計画がみんなに納得されるような形で説明はできるのかどうか。私自身は、それについての見直しがない限り、数値目標だけの見直しで今後進められるとさまざまな問題が出てくるというふうに思っているわけです。ですから、みんなの知恵を結集して総合的な検討するならば、対応組織を横断的につくって、住民の意向も聞いた上でやることが、今後住民と一緒に基本計画を進めていくわけです、理念も。そういう方向性を持たないと、単なる行政内部だけの検討でいいとするならば、この間の起債だって、そういう行政内部の検討の中で十分ではなかったわけです。そのようなことがまた起こらないとは限らないと思うのです。そういう点については、やっぱり検証は内部だけではなくて、大きないろんな関係者、それからここには大学のいろんな研究者も含めた検討をずっと経年的にやってきているわけです。そういう人たちのやっぱり知恵をかりていく必要があるのではないかと思います。例えば工事契約書で、これは生ごみの堆肥化がありますが、では私改めて見ましたけれども、フローシートに基づいて、こういう計画が経年的にやってきて、このとおりになっていません。なっていないのです。だから、それを各年度にいろいろ私たちもこんなふうな形で、例えば1次発酵が34日間でできますと書いてある。できなかったから、いろんな形で、いろんな検討もし、検証もしてきたわけです。そういうことの積み重ねをやっぱりやっていく必要があるのだろうと思うのです。
  それから、このごみ焼却炉の規模の算出のいろんな、これは厚生省の環境整備課で出している問題なのですけれども、計画目標の年次に当たってのいろんな指針があるのです。そうすると、稼働予定の7年を超えない範囲で、将来の予測の角度、それから施設の耐久年数、投資効果及び今後の施設の整備計画等を勘案して定めることと、こういう形になっているのです。こういう形に基づいて今までもやってきたのだろう。それをやっぱり実行すると、検証していくという方向性をやっぱり持つ必要があるのだろうと思うのです。そういう点では、ぜひ総合的に、横断的に検討する、やっぱり知恵を出し合う組織をぜひつくってほしいと思いますが、最後にその見解を伺います。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 基本計画の見直しに当たりまして検討組織ということでございますけれども、今回の基本計画の見直しにつきましては、過去5年間の実績、これが実績が乖離を生じてきているということで見直しを図るものでございます。現在の基本計画の計画方針に関すること、数値目標に関することにつきまして、重点施策に関することということで3点、基本計画の中で定められておりますけれども、ご質問でありましたような数値目標そのものを変更するとかいうことではございませんので、あくまでも実績との乖離ということで手直しを行うということでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 質問いたします。
  まず、第1には、これは実は2月の久喜の市議会でもお聞きして、市長から答えていただいたのですけれども、生ごみ堆肥化モデル地区の世帯数、それから参加世帯数の推移と現状及び台所資源搬出量の推移と現状についてお願いします。17年度までの数字は言っていただいております。今までも、この場所でも聞いてきているのですけれども、約1万世帯のモデル世帯、住民がいて、その中の参加世帯が次第に減少しつつあるということは、数字を大きいととらえるのか小さいととらえるのかは別としましても、減少しつつあるのは確かです。現状50%を割ってきている。この現状についてどう考えているか見解をまずお伺いします。
  それから、減少の原因、理由をどう把握しているかについてもお願いをいたします。
  私は、その背景、住民の方々、モデル地区の方々にも何人かお話を聞いているのですけれども、住民の中から生ごみ全量堆肥化の今後の展望についての疑問あるいは不信の声がもう生じてきています。本当に久喜宮代衛生組合は、全量堆肥化へ向けてやっていく気があるのだろうか。18年度、19年度の目標は、もう既に達成不可能となったわけですけれども、本当に地域内で、衛生組合手づくりでの全量堆肥化、そして分散型による全量堆肥化をやっていく気持ちがあるのかどうか、その基本的なところに対しての不信の声が上がってきています。そのことについてもどのような見解をお持ちですか、お伺いをいたします。
  二つ目ですけれども、アイルに生ごみ堆肥化を委託して実施を行いました。その経過について明らかにしてください。これまで、前者からもありましたけれども、衛生組合の施設における生ごみ100%、地区内での生ごみの処理、堆肥の循環をつくるというのが大きな方針であったはずです。ところが、18年度において民間企業への委託試験ということが行われた。これは、民間企業の委託処理への変更を見込んだものなのかどうかということ、これやっぱり明らかにすべきだと思うのです。一体何の目的でこれを行ったのか、そして全量堆肥化の方針がある中で、これが一体どういう意味を持つのか、検討範囲、選択肢の中に、大きな選択肢の一つとして入っているのかどうか、入っているのだろうと思っているのですが、そうであれば、そのことをきちっと明らかにすべきだと思うのです。単に全量堆肥化の方針変わりません。見直しは行っていきます。その言葉だけで、見直しという言葉だけで中身は何も言われない、そういう状態でこの間過ぎてきている。市民、住民に対しては本当に、市民、住民から見れば、何を考えているのかということがわからない、そういう状態です。ぜひその内実、内容、何を考えているのかを明らかにしていただきたいと思うのです。
  それから、アイルにおいて生産された堆肥について、今後その堆肥の分析、施用試験などを行っていく予定なのか、どのように行っていくのか、いつごろ行っていくのか。そして、その当然結果が出た場合には、新しい方策、つまり民間への委託による堆肥化ということを検討していくのかどうか、これについても明らかにしていただきたいと思います。
  それから、3番目の生ごみ全量堆肥化の方針、不変かと書きましたが、これは不変なのだろうと思います。ただ、どのように実現していくか、その中身が違ってくるのだと思います。全量堆肥化方針の変更があり得るのかということをここでも書きましたけれども、ないのだろうと思います。その確認をお願いします。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、猪股議員さんの生ごみ堆肥化事業につきましてお答え申し上げます。
  初めに、(1)、モデル地区の世帯数などの状況でございますが、改めて数字を申し上げますと、平成15年度、モデル地区世帯数9,696、うち参加世帯5,064、参加率52.2%、排出量894トン、16年度、モデル地区世帯数9,880、うち参加世帯5,040、参加率51.0%、排出量835トン、平成17年度、モデル地区世帯数1万16、うち参加世帯4,991、参加率49.8、排出量829トンでございまして、微減ではございますが、参加率に大きな変化は見られないという状況で認識をしております。
  なお、平成18年度でございますが、参加世帯は、これからの調査となっておりますが、生ごみの排出量につきましては平成19年2月末で784トンと昨年同期の762トン、これを22トンほど上回っておりまして、全体的な傾向ではほぼ横ばい状況にあるということで、モデル地区の皆様方にはおおむね引き続いてご協力をいただいているというような状況で認識をしてございます。
  次に、(2)、アイル・クリーンテックへの堆肥の委託試験についてでございますが、堆肥化の選択肢の一つとして埼玉県の彩の国資源循環工場内にある堆肥化施設アイル・クリーンテックの活用を検討してまいりました。その後、平成18年7月7日に衛生組合に設置されている堆肥生産専門委員会で施設を視察していただいた後、会社側と台所資源、生ごみ共同実験計画書を作成いたしまして、9月の28日に生ごみ250キログラムを搬入し、良質な堆肥が効率よくできるかどうかの実験をしているところでございます。アイル・クリーンテックでできた堆肥は、埼玉県農林総合研究センターにて分析依頼をしておりまして、昨日、3月の15日でございますが、この結果が書面にて報告されております。こうしたことから、今後この分析結果を踏まえまして堆肥生産専門委員会などでのご議論をいただき、また関係者の方々のご意見もお聞きしながら、手順を踏んでこの施設での堆肥化の可能性を検討してまいりたいというふうに考えてございます。
  最後に、(3)、生ごみ全量堆肥化の方向性についてでございます。平成14年3月に策定されましたごみ処理基本計画では、環境に優しい資源循環型のごみ処理を掲げ、分別の徹底により焼却量の削減と資源の有効利用を図るため、重点施策の中で生ごみの全量堆肥化を実施するというふうにされておられます。本計画では、平成14年3月の衛生議会において全員一致のもとに承認され、これを受けまして衛生組合では関係者の皆様方のご協力を得ながら一丸となって堆肥化事業に取り組んでまいりました。この結果、ご案内のように生ごみだけの堆肥化には成功し、生産農地への施用も行ったところでございますが、なお全量堆肥化に向けては経費の問題を初め解決すべき課題がまだ残っているという状況でございます。現在モデル地区を初め堆肥化に係る専門委員会や関係者の方々のご協力を得ながら、引き続き全量堆肥化に向けて努力をしている最中でございますので、いましばらくの期間とご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) モデル地区の参加世帯数については、微減であるけれども、参加率に大きな変化はないという理解が言われました。住民からの、したがって私の質問通告で書いた、その減少の原因、理由については何も言われていないわけですけれども、全然考えていませんか、分析していませんか。微減であるけれども、参加率に大きな変化はない。問題ない数値の範囲内、想定内の数字だというふうに考えていらっしゃいますか。それから、住民からの久喜宮代衛生組合の全量堆肥化の方針、具体的やり方についても疑問や不信の声が上がり始めていることについては全く把握していらっしゃいませんか、認識していらっしゃいませんか。していないのなら、それはそれでしようがないですが、お聞かせください。
  二つ目なのですが、アイルへの委託、民間へ委託しての堆肥化、これが選択肢の一つとして活用を検討してきた。それで、今後手順を踏んで検討していくということが言われました。この委託による堆肥化ということ、これは現在大地のめぐみでやっている、そのほかについてはすべてこれでやっていこう、この方式をとっていこうという考えなのでしょうか。先ほど前者への答弁で、コスト、コストとか随分言われました。それで、コストを3分の1ぐらいに切り下げられればということも出ました。大地のめぐみ、これと同じようなものを地域内に分散配置をしていくことによって、これが可能だと考えているのか、それとも不可能だということを考えているのか、これも先ほどの答弁の中で3分の1への切り下げ、どこをどう切り下げるということではなくて、引き下げを考えていると言われました。どこをどうということは、大地のめぐみの運転方式とか、あそこの堆肥化方法とか、そういう細かいことを検討して切り下げていくということではないという意味ですよね。そういう意味ですよね。その意味をまず教えていただきたいのですけれども。
  それと、3分の1という大幅な切り下げとなると、やっぱりだれの頭にもぱっと浮かんでくるのは民間委託です。残りは、全部そちらへ持っていこうということを今検討を始めようと、始めるではない、もう既にしているのかどうか、検討していこうという考えなのかどうか。やっぱりこの衛生組合は、これまで事業を進めて、その中で一番最大よかったのは、正直に住民にすべて明らかにしてきたということです、検討途中のことであっても、検討経過であっても。今、衛生組合として大地のめぐみは、あれはあれとして置いておいて、残り全部と考えているのでしたら、そのことはきちっと出して、それで議論を経るべきだと思います。まず、正直であるべきだと思います。いかがでしょうか。
  それから、もっとも県の農林センターからの分析報告が来たのはきのうだそうですから、これから検討していく。一体いつごろまでにその分析、衛生組合としての分析が終了します。それに対しての新方針をもしつくっていくのだとすれば、仮定の話ですが、いつごろと考えていらっしゃいますか。それは、また先ほども話が出ました、衛生組合事務局だけでやっていってしまいますか、そこら辺の考え方もお伺いをいたしたいと思います。
  それから、最後のところは、これ私確認だけのつもりだったのですが、生ごみ全量堆肥化方針、これ自体は不変ですよね、お願いします。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  平成15年度、16年度、17年度と参加世帯が微減ではありますが、減ってきているということでございますが、こちらにつきまして、この15、16、17におきましては具体的にこれがどういう理由かというような検討についてはまだしてございませんでした。おおむね横ばいということで、この当時にということであれば、堆肥化施設の運転はどうするかということに重点を置いていろいろ実施をしておりましたので、現状といたしましてはこうした分析はしておりませんが、微減というような形で考えてございます。
  次に、2点目の堆肥化のやり方について不信の声があるのではないかと、認識はどうなのかということでございますが、私どもが説明会等に行きますと、確かにそうした声もございます。お年寄りなんかですと、堆肥の袋が配付されると、これを協力しなくてはいけないので、負担があるというような声もお聞きしております。ただ、総体的な考え方から申し上げれば、現在衛生組合でやっている堆肥については、方向性としては資源循環型のものであるので、大まかな意見とすれば、これは継続してやっていくべきというふうな声が多いというふうに考えてございます。
  次に、委託による堆肥化の可能性を検討しているのかということでございますが、こちらの方、今の施設で大幅にコストを削減するというのは実証プラントという性格もございますので、なかなか難しいというようなことを考えております。ただ、これが仮に新たな施設で、そうした可能性があるのかどうかということについて、一つの目安として検討をさせていただいているということでございますので、具体的に今後これをどうするかというものについては、今この場ではお答えは持っていない状況でございます。可能性については検討していくということでご理解いただきたいというふうに思います。
  次に、アイル・クリーンテックの分析の結果と進め方でございますが、こちらの方、当初は3月の末ということで、それを踏まえて4月に入って検討するというようなことで考えてございました。昨日数値が来た関係で、こちらの方、中を見させていただいているわけですが、いろいろやはり検討する事項が多いというふうに思っております。そして、今の段階では、4月に入りましたならば、こちらの方、衛生組合とともに堆肥化委員の皆さんにこの数字をお示しいたしまして、確認をしていただきまして、手順を追って進めていきたいというふうに考えてございます。
  次に、最後に全量堆肥化の方向性でございますが、こちらの方につきましてはごみ処理基本計画に掲げているとおり、報告の変更はないということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、西村議員、お願いします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) それでは、最後になりますが、よろしくお願いをいたします。
  毎回同じテーマで大変恐縮なのですけれども、前進がないものですから、これはやむを得ないということで質問をさせていただきます。
  まず、堆肥化問題についてお伺いいたします。一つは、先ほどから説明がありますけれども、モデル地区の関係についてお尋ねいたします。モデル地区の期間延長要請というのが2月の23日に出されております。これは、モデル地区関係のところしか配られておりませんので、ちょっとその内容をわかりやすくするために、内容を簡単に読み上げてみたいと思います。
  衛生組合では、資源循環型のごみ処理行政の推進を基本理念に、ごみ焼却量の削減を図るべく生ごみ堆肥化を推進しており、既に台所資源、生ごみだけの堆肥化に成功し、県への届け出も受理されているところである。しかし、一方では、堆肥化施設の運転を通じて維持管理経費の軽減や堆肥の流通方法など、総合的な検証が必要であり、引き続きこれら施設を稼働することで課題に取り組んでいく必要がある。だから、大変恐縮ではございますけれども、19年度においても期間延長し、排出にご協力をお願いしたいと、そういうふうにお願い文が出ております。
  今読み上げましたけれども、いつまでという、そういった区切りがありません。要請文書では、一方で台所資源だけの堆肥化に成功したというふうに言っているわけですけれども、またその一方で経費の軽減及び堆肥の流通方法の検証が必要であると、そういう理由を挙げて、そのモデル地区協力住民に対する説明として行っているわけですけれども、全く具体性に欠けています。これで本当にモデル地区住民がこれを理解し、積極的に協力しようと、そういう形になるでしょうか。前段者の答弁で、15年から18年までの一応の経緯を数字的に説明がありました。全体的には横ばいであると。しかし、参加率は、これは減少しているわけです。そして、この出しているごみをどういう気持ちで出しているかということに関して言えば、全くそれはしんしゃくされていない。本当数字だけの話です。それでは、やっぱりいけないと思う。
  したがって、1点目にお尋ねしたいのは、確かに挙げていらっしゃる理由というのはわかるのですけれども、具体性がないのです。だから、住民がなるほどと思うような具体的な説明を、私は議員でありますから、その説明を聞いて、正しくそれを伝えたいと思いますので、ひとつ説明をお願いをしたい。
  それから、第2点目でございますが、これはまだ出ておりませんでしたので、ちょっとお尋ねしたいのですが、堆肥化施設の設置工事に当たって、その見積もりを2社にお願いをして出ていると思います。堆肥生産専門委員会の中で1社については説明があったようでございますけれども、JFE環境ソリューションズ及び荏原からの提出内容について明らかにしていただきたいと思います。
  3点目です。全量堆肥化についての方針は、全く変わらないという先ほどからのお話でございますけれども、この全量堆肥化に伴う分散配置に関して、現在稼働している実証プラントの扱いを含めて、今後の配置計画について改めて伺います。全く検討はされていないとは思いません。恐らく何かあると思います。今後の配置計画について伺います。
  大きく2点目でございますが、1点目については住民説明会の内容ですから、これは先ほど詳しく説明がありましたので、省略をいたします。
  2点目、新設炉建設の関係で、地元同意が得られるよう努力をするという先ほど来答弁があります。実は、この新設炉建設にかかわって都市計画変更同意に関して沖の山地区の意向に変化があったというように漏れ聞いております。本当かどうかわかりません。この辺の事実関係についてどうなのか、どういう話だったのか、またそれを受けて組合として今後どうしていくのか、その見通しについてお伺いするものであります。
  最後になりますが、プラスチックの分別についてお伺いいたします。過日、行政視察でビーカムを視察いたしました。これは、廃プラの再利用を行っている、再利用のための中間処理を行っている会社でございますけれども、その際二つの自治体から廃プラを回収しているわけですが、当組合のその分別、廃プラの分別の内容が、ほかのものと比べてよくないという話を聞いております。現在実施しておりますプラスチックの回収方法、そしてあわせてウィズウェイストジャパンで分別を行っているわけですけれども、それについて問題はないか、まず最初にお伺いをいたします。では、よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、西村議員さんの堆肥化問題につきましてお答え申し上げます。
  初めに、(1)、モデル地区の延長要請についてでございますが、この件につきましては堆肥化専門委員会等におきましても委員の皆様方からさまざまなご意見が出されておりまして、平成19年1月27日開催の第6回委員会にて、平成19年度のモデル地区について具体的なご協議をいただいております。この結果、多くの委員さんから平成19年度も継続して実施すべきとのご意見が出されるとともに、あわせてモデル地区の全世帯にその理由を文書をもってお知らせすべきとのことから、平成19年2月23日付にてモデル地区の期間の延長について通知をさせていただいたものでございます。通知に当たりましては、堆肥化事業の状況を分析いたしまして、現状でいいますと、1点目といたしましては、当初の目標であった台所資源だけの堆肥化に成功していること、2点目では、モデル地区には大地のめぐみ循環センターでつくられた堆肥を配付させていただいていること、3点目では、できた堆肥は埼玉県への届け出も受理されまして、管内農家で実際に使用されていること、4点目では、また堆肥を施用して生産されたお米や野菜の販売もしていること、しかしながら5点目といたしましては、実証プラントでの運転を通しまして処理単価が高くなることが判明していること、6点目では、今後全量堆肥化を推進するためには維持管理費の軽減や堆肥の流通方法などについて総合的な検証が必要であること、7点目といたしましては、こうしたことから、現在堆肥化に係る協議会や専門部会の皆様方に協力をいただきまして、引き続き施設の稼働を通して課題解決に取り組んでいること、なおこの解決には、いましばらくの時間がかかると見込まれること、8点目では、このためモデル地区の皆様には平成19年度も期間を延長し、生ごみの排出にご協力をお願いする必要があること、そして9点目として、期間延長に当たり各モデル地区でごみ分別等の説明会などを開催する際には堆肥化の状況についてもご説明をさせていただきたいというふうに考えていること。こうしたことを踏まえまして、また通知の対象が1万世帯という大変大がかりな配付になりますために、先ほど申し上げました項目を列挙するのではなく、ポイントをとらえたわかりやすい内容でモデル地区の皆様に通知をする必要があるとのことから、今回のお知らせをさせていただいたものでございます。
  次に、(2)、JFE環境ソリューションズ及び荏原製作所から提出があった内容につきましてお答え申し上げます。堆肥生産専門委員会におきましては堆肥の安定、安全生産、生産経費などのさまざまな課題についてご検討いただいておりますが、全量堆肥化に向けて現在の実証プラントの経験を生かし、なおかつ経費が削減できることを前提に今後の参考資料として実績のある2社に提案を求めたものでございます。この内容といたしましては、生ごみを日量20トン処理できる施設ということで、それぞれの概算建設費、施設の主な仕様、用地面積などをお願いいたしましたが、JFE環境ソリューションズからは概算建設費として約25億円、主な仕様として発酵槽の延長が60メーター掛ける4槽、スクープ方式、用地面積として約1万6,000平米という提案がございました。また、荏原製作所からは、概算建設費として約13億円、主な仕様として発酵槽の延長が70メートル掛ける2槽、パドル方式、用地面積として約9,000平米という提案でございました。なお、建設については、敷地の状況により大幅な変更があるなど現状ではいずれも試算の段階で、今後さらに内容を確認する必要がございますので、堆肥生産専門委員会においても引き続き可能性を検討してまいりたいというふうに考えております。
  次に、堆肥の施設の分散配置についてでございます。ごみ処理基本計画におきましては、施設は分散配置というふうに位置づけられておりますが、新たな施設の検討に入るためには、現在の実証プラントの運転状況などから維持管理費の軽減等の検証が必要な状況になっております。このようなことから、施設の分散配置につきましてはこの検証結果を得た上で、久喜市や宮代町と協議をしながら、基本計画の趣旨に沿って進めてまいりたいというふうに考えております。
  次に、プラスチックの分別につきましてお答え申し上げます。衛生組合では、平成6年10月から県内でもいち早くゴム製品やビニール類も含めたすべてのプラスチック類の混合回収を開始し、翌平成7年度から現在のプラスチック固形燃料化施設においてボイラー燃料として福島県にある株式会社エヌ・イー大熊への売却を行っているところでございます。その後、平成12年度からは容器包装リサイクル法に基づく容器包装プラスチックの再商品化事業に一部移行いたしましたが、回収については従来の混合回収を継続しておりました。これに対し、主として容器包装リサイクル法施行後に容リプラのみを対象として分別回収を行っている自治体では、衛生組合の混合回収と比較いたしますと、一般的には不適物、残渣物の混入率が少なくなっているという状況が見られます。こうしたことから、選別業務を委託しておりますウィズウェイストジャパンに対して衛生組合の混合回収という事情を考慮して、特に選別回収を精査するよう指示しておりましたが、この結果、評価が判明している平成15から17年度にかけましては、再商品化事業所での品質検査はすべてAランクと良好でございました。しかしながら、平成18年度に入りまして、5月24日に行われた財団法人日本容器包装リサイクル協会が委嘱した調査員の品質検査で初めてDランクという結果が出ましたことから、さらに分別精度を上げるべく委託業者に指導を行いまして、その後の検査ではAランクの品質を得ている状況でおります。このようにプラスチックの分別につきましては、容リプラを対象とした分別回収を検討していくことが理想的ではありますが、現状の委託先の指導によっても一定の水準は確保できるというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 私の方からは、2の(2)、都市計画変更同意書取得に関し、沖の山地区の意向の変化及び今後見通しにつきましてお答え申し上げます。
  都市計画決定の変更に必要な周辺同意につきましては、沖の山地区からの同意が得られず、協議を進めているところでございますが、いまだ進展が見られず、今日に至っているところでございます。18年度におきましては、非公式ではございますが、延べ6回、協議会会長を初め地区役員さんにお会いしまして、歩み寄りの道を探ってきておりますが、打開策を見出せていない状況でございます。
  議員ご質問の沖の山地区の意向の変化でございますが、同意の条件として示されております要求内容は一貫しておりまして、現状においては変更はないものと認識しております。今後におきましても引き続き組合構成市町とも相談しながら、周辺地区の地元同意が得られるよう努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) まず、堆肥化の方の関係で再質問いたしますけれども、堆肥化の実証プラントについては再三成功したということで、あとはコストの問題だということで、二つ質問をそこでいたします。
  一つは、今年度につきましても2月の下旬の段階で、発酵槽の温度は下がった。そのことによって1週間生ごみの投入を停止したということを聞いております。と同時に、16トン、それを焼却をしたと、皆さんから集めたやつ、そういうことがあって、一見成功したとはいいながら、まだやはり技術的には冬場を完全に乗り切る、そういう段階に至っていないのではないかという心配があるわけですけれども、この点についてちょっと状況の説明をお願いすると同時に、今後の対応をお聞きしたいと思います。
  それから、二つ目は、コストの問題です。先ほど来から経費削減、軽減ということで、目標が3分の1くらいにならないかという一つの目安が提示されております。それとあわせて、アイル・クリーンとの共同実験等があって、それに対する対応も説明がありました。実際にこのコストを見るときに、ではどういう視点でこのコストを見るのか、生ごみを全量堆肥化することによって環境のみならず、直接的には焼却量の削減につながるわけであります。いろんな意味で、この全量堆肥化することによって一定の影響があるわけで、そうしたものはなかなか数値化ができないとはいいつつも、ある程度は読めるわけです。したがって、直接的に全堆肥化をする費用が、例えばトン当たり10.1万円とか、10.1万円だよな、先ほどの話、というような、ただ単純に見るのではなく、まさに、先ほど来から組合の方で使っている総合的検証のもとでこの経費も見ていただければいいのではないかなと思います。その点について、3分の1というのは極めて難しい目安であります。これまでも実証期間で3年やってまいったわけですけれども、その間この経費の削減についても研究をされてきていると思います。今さらということにはならないと思うので、その点についてどう考えているのかお伺いをしたいと思います。
  それから、沖の山の関係についてはわかりました。なかなか難しいと、現状はそんなにいい方向には変わっていないということはわかったわけですけれども、この沖の山との交渉、話し合いを進める上で、管理者、副管理者が一回でもこの、例えば昨年6回やったというふうに一生懸命やっているのだと、事務局としては、やっているのだけれどもという形で言われているわけですけれども、やはり向こうの受けとめ方というのは、同じ内容のものでも、やっぱり正副管理者が腹割って話をしていただくことによって、その糸口は開かれると思います。そういう意味で、正副管理者が沖の山との話し合いに参加できれば、していただきたいし、今まで参加されたのかどうかお伺いをしたいと思います。
  それから、分散配置、ちょっと戻りますけれども、堆肥化の分散配置に関して基本計画の趣旨に沿って進めていくということでございましたけれども、前段の議員さんの方からもかなりこの基本計画の問題については、どこをどう直すのだということで話がございました。この基本計画そのものが基本方針とか数値目標等を変えるものではないと。いわゆる現状との整合性をやるのだということでの話だったのですが、この基本計画そのものは、ただ5年を経過した、人口の予測数が変わったとか、そういう問題だけではなくて、全く諸条件が大きく変動しているということを見落としてはいないのかな。つまり施設整備が全く進んでいない、こういう現状というのは基本計画で示された条件が変動しているというふうに見ていいと思いますけれども、その変動している基本計画、これから数値だけを変えるといったって、例えば今の整備計画、19年度稼働というやつを変えないわけはいかないので、当然変えるわけです。そうした場合に、どういう計画をそこでこしらえるかということがこの分散配置にも大きく影響してくるわけで、その点についてお伺いします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。
  まず、現在の施設の発酵槽の温度が下がったりしていて、技術的に問題が残るのではないかというご質問でございましたが、こちらの方、現在の施設、一番のポイントは発酵槽を管理する場合に、これが独立して管理ができないで、投入とセットになっているということがございます。つまり発酵温度をもう少しゆっくりしたいというときに、それが単にできるということではなくて、今までの投入をやめないと、それができないということのシステムでございます。そういった面からは、堆肥の発酵技術としては、もう既に確立をしておりますので、今回については発酵温度を上げるために発酵状態を1週間ほど置いたと。その結果、投入ができなかったということで、結果的に投入がされていないということでございます。これが今の施設の大きなマイナス点ということではございませんが、改良しなければいけない点ということだと思います。やはり発酵槽をつくる場合には、常に二つの発酵槽を持って、発酵ができる状態のときに別のものに投入するといったシステムが必要ということを今回の施設で、実証プラントで学んだということでございますので、技術的な確立は問題ないというふうに思ってございます。
  次に、堆肥化のコストの関係でございますが、生ごみ堆肥化施設、これだけをとってコストが高いという点については、やはり検討する余地はあるというふうには思ってございます。堆肥化施設を含めてトータルでごみ処理を出すべきという考えもございますが、基本的には、やはり限られた財源の中で堆肥化事業に充てるお金も限界があるという考えがあるというふうに思っております。そうした中で、どの程度の経費がいいのかということで今後検討をしていきたいということでございますから、その辺ご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 沖の山地区との交渉についてでございますけれども、これまで事務局長、私と担当課長と役員宅を訪問しまして、諸条件等のお話をさせて、協議をさせていただいている状況でございます。今後協議の中身、進展、それから企画といろいろあるかというふうに考えておりますけれども、正副管理者につきましては状況等、今すぐ直ちにということではございませんが、状況ときっかけというようなことが見通しが得られる場合につきまして交渉ということで話し合いの方を行ってまいりたいというふうに考えてございます。
                 〔「基本計画の関係で答弁がないんですけど」と言う人あ
                   り〕
議長(角野由紀子君) 事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 失礼いたしました。
  施設の分散配置につきましては、現在の堆肥化施設の方の検証等を結果を得た上で、久喜市、宮代町と協議しながら基本計画の趣旨に沿って進めてまいりたいというふうに考えてございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 基本計画の関係で、全く今のお答えは、質問を聞いていなかったと言うしか言いようがないと思います。最後でございますから、そういうことは別にしてと言ったら変ですけれども、恐らく答弁ができないのではないかなというふうに思っております。
  最後に、管理者にちょっとお話を総括的にお願いしたい部分があります。といいますのは、今久喜市議会の中において、その施政方針で、これは間違っていたら間違いというふうにおっしゃっていただければいいのですが、全量堆肥化は新炉とセットではなくて、切り離して進展させていくというお考えが示されたと聞いておりますが、その辺、久喜市議会でも当然お考えを出すのは必要ではございますけれども、当衛生組合の議会の中において今後全量堆肥化について、そして新しい炉についてどう進展させていくかということについて最後に管理者からお答えをいただければとありがたいかと思います。よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問にお答え申し上げます。
  焼却炉の大規模改修の影響で全量堆肥化をおくらせるのかということになるかと思いますが、再三申し上げているように、焼却炉の大規模改修は現在の焼却炉の電気集じん機の老朽化により、これをバグフィルターに交換し、あわせて処理能力を図るもので、堆肥化事業に影響を与えるものではございません。大改修で、今後10年間使用できるということでございますので、新設炉を棚上げにするとか、そういうことではなくて、新たな新設炉につきましても6年程度の期間がかかるというふうに言われておりますので、早急に沖の山地区の同意を得なければならないという状況には変わっていないわけでございます。引き続き地元との話し合いを進めていきたいというふうに思っておりますので、どうか深いご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) それでは、西村議員のご質問に私の方からお答えさせていただきます。
  そのような答弁を私議場でした記憶もございませんし、今それを事務局の方と確認をしたわけでございますけれども、ただいま課長が申し上げたとおりの答弁と申しますか、久喜市議会において発言をしたということで課長が申し上げたわけでございます。一連の問題につきまして4人の皆様方、委員の方々からご質問をいただいておるわけでございます。ごみ処理基本計画にうたった高い目標、それと現実のはざまで非常に今苦しんでおる、悩んでおるというのが現在の組合の実態であります。それは、議員の皆様よくご存じのとおりであります。しかし、高い目標に一歩でも近づける、そのために今何をしたらいいのかということで、私を先頭に副管理者と知恵を出し合いながら、また職員と一生懸命今取り組んでおるところでございますので、どうぞひとつご理解のほどをよろしくお願い申し上げる次第でございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  以上で組合に対する質問を終了いたします。

                        ◇                      

    ◎次会の日程報告
議長(角野由紀子君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
  次会の日程を申し上げます。次会は3月28日、水曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論、採決を行います。議員の皆様には定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。
  また、内田議会運営委員長からも報告がございましたとおり、議案質疑の締め切りは3月20日、火曜日の午後5時までとなっております。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が速やかに答弁できるように、具体的にわかりやすく記入くださるようお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎散会の宣告
議長(角野由紀子君) 本日はこれにて散会いたします。
    散会 午前11時35分