平成18年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第12日

平成18年3月27日(月曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 管理者あいさつ
 5 閉  議
 6 閉  会


午前9時開議
 出席議員(19名)
     1番   星  野  良  則  君      2番   内  田     正  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   川  野  昭  七  君      6番   鈴  木  精  一  君
     7番   高  岡  大  純  君      8番   中  野  松  夫  君
     9番   西  村  茂  久  君     11番   飯  山  直  一  君
    12番   原     進  一  君     13番   福  垣  令  由  君
    14番   角  田  礼  子  君     15番   川  瀬  剛  三  君
    16番   猪  股  和  雄  君     17番   榎  本  和  男  君
    18番   小 河 原     正  君     19番   戸 ヶ 崎     博  君
    20番   角  野  由 紀 子  君

 欠席議員(1名)
    10番   丸  藤  栄  一  君     

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君    副管理者   榊  原  一  雄  君
   収 入 役   樋  口  純  一  君    参  与   浅  子  秀  夫  君
   参  与   栗  原     聡  君    参  与   岡  部  年  男  君
   参  与   針 ヶ 谷  昌  三  君    参  与   新  井  春  夫  君
   事務局長   早  野  正  夫  君    総務課長   伊  藤  孝  治  君
                           総務課長
   業務課長   諏  訪  信  雄  君           石  井  信  幸  君
                           補  佐
   業務課長                    業務課長
          伊  東  雅  夫  君           金  井     誠  君
   補  佐                    補  佐
   施設係長   内  田  久  則  君

 本会議に出席した事務局職員
   総務課長
          野  本  俊  男       書  記   近  藤  初  江   
   補  佐
   書  記   日下部  栄  子                           

    ◎開議の宣告                        (午前 9時00分)
議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は17名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  なお、先ほど執行部から議案質疑に対する参考資料を配付したいとの要請があり、これを許可いたしましたので、配付いたさせます。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時01分

    再開 午前 9時10分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。

                                           

    ◎議会運営委員長報告
議長(角野由紀子君) ただいま小会議室におきまして議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。
  内田委員長、お願いいたします。
                 〔議会運営委員長 内田 正君登壇〕
議会運営委員長(内田 正君) おはようございます。ただいま小会議室におきまして議会運営委員会を開催をいたしました。その概要と結果につきましてご報告をいたします。
  本日の日程に管理者提出議案1件、議員提出議案1件の計2件を追加することと決しました。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) お諮りいたします。
  議会運営委員長の報告どおり、管理者提出議案1件、議員提出議案1件の合計2件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。
  よって、管理者提出議案1件、議員提出議案1件の合計2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。

                                           

    ◎追加提出議案の上程
議長(角野由紀子君) 追加提出議案の上程をいたします。
  議案第4号及び議第1号を一括上程し、議題といたします。

                                           

    ◎提案理由の説明
議長(角野由紀子君) 管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。それでは、議案第4号について、追加議案の提案理由を申し上げます。
  久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でございます。地方自治法の一部改正に伴い、手当の種類を変更したいので、この案を提出するものでございます。
  以上が追加提案させていただきます議案1件でございます。
  なお、詳細につきましては、事務局長をして補足説明をいたさせますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  ここで、収入役の選任についてのご説明をさせていただきまして、ご理解を賜りたいと存じます。
  ご案内のとおり、当衛生組合、樋口収入役におきましては、本年3月31日をもって任期が満了となります。久喜市では、行財政改革の一環として収入役を置かず、行政のスリム化、簡素で効率的な行財政運営を図るために、久喜市に収入役を置かない条例を2月定例市議会に提出をし、議決されたところでございます。この結果、4月以降、地方自治法第168条第2項のただし書きの規定によりまして、収入役の職務権限は助役が兼掌することにいたしました。また、収入役制度を廃止をするための地方自治法の一部を改正する法律案が今国会に提出されたところでございます。3月7日と承知をいたしております。このような中で、当衛生組合としては行政改革の一環として、また収入役制度の廃止が議論をされていることから、任期満了となる収入役の選任についての議案を提出をしないということとしたところでございます。
  なお、会計事務につきましては、地方自治法第170条第5項の規定によりまして、収入役の職務を代理する吏員として収入役の職務代理者を置き、行ってまいります。
  議員の皆様には、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
議長(角野由紀子君) ありがとうございました。
  続きまして、提出議案の補足説明を求めます。
  事務局長、お願いいたします。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) おはようございます。
  それでは、議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。
  この条例は、地方自治法の一部改正により、地方自治法第204条に規定されております調整手当が地域手当に改められ、平成18年4月1日から施行となるため、手当の名称の改正を行うものでございます。地域手当につきましては、平成17年の人事院勧告により民間賃金の地域間格差が適切に反映されるよう、現行の調整手当に変えて、主に民間賃金の高い地域に勤務する職員に対し支給する趣旨で新設された手当でございます。
  それでは、改正内容につきまして順次ご説明を申し上げます。初めに第1条、久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部改正でございます。第2条、見出しを含む第11条、第22条、第23条第4項及び第5項、第24条第3項第1号及び第4項並びに第26条第2項から第4項までにつきまして、調整手当を地域手当に改めるものでございます。
  次に、第2条、久喜宮代衛生組合単純労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正でございます。第3条第1項の規定中、調整手当を地域手当に改めるものでございます。
  続きまして、附則でございます。施行期日に関する規定でございます。条例の施行期日を平成18年4月1日とするものでございます。
  以上が議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の概要でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(角野由紀子君) 以上で補足説明を終わります。
  続きまして、議員提出議案の提案理由の説明を求めます。
  内田議員、お願いいたします。
                 〔2番 内田 正君登壇〕
2番(内田 正君) それでは、議第1号 久喜宮代衛生組合議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。
  提出者、私、内田正、賛成者、西村茂久。
  それでは、提案理由を申し上げます。久喜宮代衛生組合議会の議長、副議長及び議員が本会議に出席したときは、議長、日額3,000円、副議長、日額2,500円、議員、日額2,500円、それぞれ費用弁償として支給されることになっておりましたが、平成18年4月1日から第4条第2項を削ることによりまして、久喜宮代衛生組合議会議員が議会の会議等に出席した場合の費用弁償を廃止するため、この案を提出するものでございます。
  以上。
議長(角野由紀子君) 以上で提案理由の説明を終わります。

                                           

    ◎議案に対する質疑
議長(角野由紀子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  まず、議案第1号 平成18年度久喜宮代衛生組合一般会計予算に対する質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入歳出に分けて通告順に従い、順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  最初に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) おはようございます。一般会計予算につきまして質問いたします。
  大きく分けて二つでありまして、一つは多量排出事業者、上位10社の16年度、17年度の実績と増減についてお伺いをして、できれば資料をお願いしたいということで書いておいたのですが、先ほど配付されました。これについては、したがって答弁はもう出ているということになります。この表を今見させてもらいまして、ちょっと気になったところがあります。ちょっとというか、大変気になるところがあります。この上位10社の16年度、17年度の増減の数値を見ますと、かなり大幅にふえてきているのです。10社合計で、16年度1,060トンが今度1,193と133トン増になっています。これがどういうことかといいますと、16年度の決算でいただいた資料によりますと、この場合には50社出してもらったわけですが、大幅に減量になっていたわけです、16年度においては。そして、上位10社を比べてみても、合計すると新規開店などもありまして増にはなっていますが、ほとんどの事業者が減量を達成していたわけです。特にいつもここに必ず出てくる、断トツでトップを占めているスーパーマーケット、これは16年度は大変努力してもらったのだと思いますけれども、大幅な減量ができていたのですが、今回またそれがはね返って増量になっている。ほかの事業者もそうです。前回減量できたものが、今回また増量に転じているというところが大変多くなってきています。こうしたところをどのように分析していらっしゃるのかお伺いをしたいと思うのです。
  それから、二つ目ですけれども、各事業所からの減量計画書の集計と実績についてお伺いをしたいと思います。全体あるいは個々の事業所について、どのように分析をしていらっしゃるか。当然減量計画書は全部出ているはずですけれども、その内容についてどのように分析しているかについて聞かせてください。
  それから、これまでの経過を見て、18年度において事業系ごみの減量見通しがどのようになっていくか、どういうふうに分別評価しているかをお願いをしたいと思うのです。
  @のことから関連して言えば、18年度さらにふえていくことになるのかなというふうに思えるわけですが、いかがでしょうか、お願いします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) おはようございます。多量排出事業所関係についてお答えさせていただきます。
  まず、お配りさせていただきました資料の1ページをごらんになっていただきたいと思います。多量排出事業所の上位10社の実績がここに載っておりますけれども、この表について説明させていただきます。
  1番のスーパーマーケットにつきましては、いろいろ話をしたところ、減量には努めているのですけれども、量がふえているということで、そういう回答でございました。原因がわからないといいますか、プラスチック類とか、そういうリサイクルできるものは自分のところでできるだけリサイクルしているのですけれども、生ごみ系統がふえてきているということで、そういうようなお答えがございました。
  2番の医療機関につきましては、減量に一生懸命努めている。やっとごみ量が減ったということで話はいただいたのですけれども、4月からまた規模が拡大するので、ごみがふえるということで、できるだけ減量をお願いするということで、これはお話をしてございます。
  この3番のスーパーマーケットにつきましては、オープンが16年の12月なものですから、ちょっと比較はできないということで、単純に88トンふえたということでございます。
  4番の学校につきましては、一時ごみが減ってきたのですけれども、この学校、5,000人ぐらいの方が出入り、学生を含めているらしいのですけれども、学生の方がごみの分別が厳しいということで、寮に入ったりアパートに入っている人が大学にそのままごみを持ってきてしまう。お話ししましたら、最近になってから学内にあるごみ箱がいつもいっぱいになってしまうそうなのです。前には空き缶とか、そういうものが区別して、ごみ箱は3種類置いてあるのですけれども、何か学生が持ってきてしまうので、ふえているみたいだと。今私どももその対策に困っているのだとお話し伺っております。また、この学校につきましては、生ごみもふえているということで、ことしの3月、業務用生ごみ処理器のご利用いただきまして、3月から試験的に稼働を開始しております。1日100トンの生ごみ処理器を導入していただきました。
  5番のスーパーマーケットにつきましては、前年とほぼ変わらずということで減量しているということでございます。
  それと、6番の福祉施設につきましては、入居者が増加しているということで、ごみもふえているということを伺っております。
  7番のスーパーマーケットにつきましては、昨年までは減量傾向にあったのですけれども、この減量の方法としてスーパーから出る、要するに売れ残りといいますか、それを堆肥化を行っていたのですけれども、その堆肥化がうまくいかない。といいますのは、スーパーから出る野菜類、これを入れますと生ごみ処理器の中がどろどろに液状化して、なかなかうまくいかないということで、米ぬかとか、そういうものを購入して何とかやっていたのですけれども、ちょっとうまくいかないので、その生ごみのといいますか、野菜くずの堆肥化をやめたためにふえたということだそうです。
  それと、8番の医療機関につきましては、分別を徹底して、できるだけ減量化に努めるということでご回答いただいております。
  それから、9番の福祉施設につきましては、やはり同じく入居者が増加しているということでございます。
  それと、10番のスーパーマーケットにつきましても、ごみを一生懸命減らしているということを伺っております。こういうような状況と聞いております。
  それと、この中でごみが多量にふえた事業所につきましては、昨年10月に半年間の統計をとりまして、前年実績と比較する表をつけまして、ごみの減量をお願いしますということで協力をお願いしているところでございます。
  続きまして、多量排出事業所の減量計画の関係ですけれども、各事業所からの減量計画の集計と実績、また全体と個々の事業所についての分析ということですけれども、平成18年度の事業系ごみの減量見通しにつきましては、減量計画書は多量排出事業所43事業所からすべて提出されております。平成17年度の多量排出事業所43事業所の減量計画につきましては、計画量が43事業所で1,930.49トン、予測実績量が2,049.34トンで、計画量よりも118トン上回る予測となっております。平成17年度の数値は、2月末の数値で予測した数字ですけれども、計画を達成すると予測される事業所が12事業所、27.9%でございます。計画を達成できないと予測される事業所が31事業所、72.1%でございます。多量排出事業所、43事業所のうち前年の実績とことしの実績の予測、これを比較しますと、前年実績よりも減量すると予測される事業所が22事業所、全体の51.2%、増加すると思われる事業所が21事業所、48.8%でございます。平成16年度実績量が1,957.29トンでございます。平成17年度の予測量が2,049.34トン、約92トン増加しておりますけれども、これは平成16年12月にオープンしましたスーパーマーケット、この数字を除きますとほぼ同量でありますことから、事業所はそれぞれ減量に取り組んでいるものと考えております。
  続きまして、18年度の事業系ごみの見通しなのですけれども、この18年度の見通しにつきましては平成17年度実績と同程度か若干増加する、そのように推移するものと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 今特に上位10社については、個別に細かい事情も言ってもらいましたので、おおむね理解するのですけれども、そしてそれぞれの事業所において努力をされている。そして、当局としてもそれらを細かく事情をつかんでいるということについても当局の行政努力についても評価をしたいと思うのです。
  学校で学生さんが自宅のごみを学校に持ってきてしまうというのは、これは一般でもよくあって、駅のごみ箱とか、公園のごみ箱などに家庭のごみが捨てられるのはよくあるのですが、これは学校でぜひ努力をしてもらうしかないです。
  それで、一つ、特に毎年毎年そうなのですが、多量排出事業所の中で断トツの量を出している事業所、ここで数年前に事業を拡大して大幅にふえた。それで、少し減ってきたと思ったら、またふえてきた。そういう状態であります。確かに事業所内部で努力をしてもらっているのは私も聞いていますけれども、特に生ごみがふえているということ今説明でもありました。これについて事業所内部でその生ごみを処理してもらうということ、その協力をしてもらうということについては、どのように話されているのか。当然これは調整ができなくて、協力をしてもらうということになるわけですけれども、生ごみの堆肥化、独自に事業所としてやっていただく、あるいはその地域でやっていただくということについてはどうでしょうか、お伺いをしたいと思います。
  あとは……
                 〔「議長、傍聴者がうるさいんで、気が散りますので、注
                   意してください」と言う人あり〕
16番(猪股和雄君) 全然聞こえませんが。
議長(角野由紀子君) 傍聴者は、落ちついて無言で聞いてください。
16番(猪股和雄君) 以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) ちょっと訂正させていただきます。
  先ほど学校で生ごみ処理器の導入で1日100トンと言ったらしいのですけれども、1日100キロの間違いでございます。済みません、よろしくお願いします。
  それと、スーパーマーケットのごみの関係につきましては、私どもで搬入されるごみをよく調査してみますと、搬入されるごみというのは、生ごみとプラスチック類がほとんどです。ほかのものについては、どこの事業所でも減量といいますか、減少傾向にあるのですけれども、ふえているのが生ごみとプラスチック類でございます。この生ごみにつきましては、このスーパーさんにはいろいろノーレジ袋月間とか、そういうものでお世話になりますので、よく行って話はさせていただくのですけれども、生ごみの処理、そういうのも話の中で出まして、お願いしたことはあります。そのときのお答えが、大手につきましては本部の方で食品リサイクル法の関係で生ごみを処理している。ことしの4月に実施になりますけれども、その関係で20%の減量ということでやっているのですけれども、生ごみを飼料化したり堆肥化の肥料化した場合に、その使用とか、そういうものを考えますと、そういう使用が便利な北海道とか青森とか、そういうところの地域全体で生ごみの堆肥化を進めていまして、事業所の全体で見ますと、生ごみの処理というのは事業所処理が進んでいるのですけれども、なかなかこの首都圏になりますと処理そのものがなかなか難しいということで、進んでいないということをお聞きしております。そのときにも、できるだけ生ごみも何か処理をするようにお願いしますということをお話ししたのですけれども、本部の方にはそういう話があったということは伝えておきますということは伺っているのですけれども、私どももこれから生ごみの事業所処理といいますか、自己処理、それらを機会あるごとにお願いしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 方向性とやっていることについては評価します。それで大体理解します。
  ちょっとお伺いしたいのですが、今そのトップのスーパー、全体でやっているけれども、首都圏の事業所では使用が難しい、大変使用が難しいと言われたの。
                 〔何事か言う人あり〕
16番(猪股和雄君) 飼料ね。
                 〔「ええ」と言う人あり〕
16番(猪股和雄君) なるほど。そういう形で使うのが難しいので、例えば久喜の事業所では、特に積極的に生ごみそのものの処理については取り組めていないという、そういうことなのでしょうか。それを、では、その事情としては本部の方に伝えるということで今言われましたけれども、久喜の事業所として生ごみの堆肥化、自家処理を進めてほしいということを強く要請すべきだと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか、お願いします。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 1番のスーパーにつきましては、生ごみ処理器の導入、これにつきましては私どものパンフレットとか要綱、それらをお渡ししまして、導入をお願いしているのですけれども、なかなか実現しないというのが現状です。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、角田議員、お願いいたします。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 続きまして、歳入について質疑をいたします。6、7ページです。使用料及び手数料、塵芥処理手数料5,883万7,000円のうち、(1)として、現年度分5,190万円の内容について、また第4次久喜市行政改革実施計画(案)に、久喜市の方です。行政改革実施計画(案)に一般ごみの有料化の検討を一つの項目として市から衛生組合に検討を働きかけるとあります。そのことについてどうなのかお伺いをいたします。
  2点目として、粗大ごみ処理手数料675万円、平成17年度よりも51万円もアップしております。102件分の増と見ておりますけれども、傾向として増の傾向にあるのか、また衛生組合としてそのまま受け入れるのか。もったいないアピールをすべきと思うが、どうか、お伺いをいたします。
  3点目として、財産売払収入の物品売り払い代金4,589万4,000円の内訳を品目ごとにお願いをいたします。
議長(角野由紀子君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐、お願いいたします。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、角田議員さんのご質問にご答弁申し上げます。
  まず、1点目の塵芥処理手数料現年度分5,190万円の内容についてでございます。塵芥処理手数料につきましては、三つの区分により積算してございます。
  まず、1番目といたしまして、10キロにつき100円の処理手数料を徴収しております従量制、許可業者に依頼するか、または定期的に自己搬入する事業所として480事業所、搬入量4,154トン、金額にして4,154万円と見込んでございます。
  2番目といたしまして、同じ従量制でも衛生組合の事務所の窓口におきまして直接現金で支払っていく事業所、いわゆる臨時持ち込み事業所が650事業所、搬入量415トン、金額にして415万円を見込んでございます。
  最後に、3番目といたしまして、10キロにつきまして200円の収集運搬処理手数料を徴収しております定額制といたしまして440事業所、収集量310トン、金額にいたしまして620万円を見込んでございます。総量では、全体で4,879トンを見込んでございます。
  次に、粗大ごみ処理手数料の増加についてでございます。粗大ごみ処理券の販売実績は、議員ご指摘のとおり増加傾向にございまして、平成18年度におきましても粗大ごみ処理手数料は、今年度と比較して増加するものと考えてございます。
  また、粗大ごみの中には、まだ使用可能と思われる品物が少なからずございます。そうした品物の再利用につきましては、ごみの減量化のためのキーワードと言われております四つのRの一つでありますリユースにもありますように、再び使用することでごみの減量化にもつながるものと考えております。
  また、議員ご指摘のようにもったいないアピールをすることで、さらに粗大ごみの削減と資源の節約になるものと考えられますので、衛生組合だよりなどでこうしたアピールをいたしまして、住民の皆様に広く呼びかけていく方法などを今後検討してまいりたいと考えてございます。
  3点目の財産売払収入の内訳、品目ごとにということでございます。それでは、品目、数量、トン単価、売却金ごとに内訳を申し上げます。金額につきましては、税込みでございます。まず、新聞3,050トン、トン単価5,250円、売却見込み1,601万2,500円、雑誌2,800トン、トン単価3,150円、売却見込み882万円、段ボール1,200トン、トン単価3,150円、見込み378万円、牛乳パック55トン、4,200円、23万1,000円、古衣料620トン、525円、32万5,500円、アルミ缶167トン、8万4,000円、1,402万8,000円、スチール缶240トン、1,050円、25万2,000円、廃家電類18トン、これは品物によって単価が違いますので、売却見込みは24万円、プラスチック2,100トン、1,050円、220万5,000円、トータルで1万250トン、計4,589万4,000円というのが内訳でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) 私の方からは、一般ごみの有料化の検討についてご答弁を申し上げます。
  有料化導入の目的には、減量化、最終処分場の延命、資源物の回収促進、住民意識の向上、負担の公平化、財政負担の軽減あるいは施設の維持管理の確保などさまざまな目的がございます。
  一方、国におきましては、17年2月の中央環境審議会の意見具申を受けまして、廃棄物処理法の規定に基づき定めた基本方針を改正したところでございまして、基本方針では市町村が行うこととして、一般廃棄物の排出抑制や再生利用の促進、排出量に応じた負担の公平化及び住民の意識改革を進めるため、一般廃棄物の有料化の促進を図るべきとうたわれております。このようなことから、組合といたしましても今後一般ごみ有料化について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 再質疑をいたします。
  1点目の使用料及び手数料の中での現年度分の内訳を細かくご説明をいただきました。その中で総量がやはりふえる見込みで立てております。お金になるからいいということではなく、やはり減量化ということを最重要課題にすべきだと思うのですけれども、その辺の取り組みはリサイクル会社、厳しいかと思うのですけれども、減量化に向けてのこの取り組みをお聞かせください。その中での一般ごみの有料化の検討について今ご答弁がありました。住民の方への理解、協力が一番大事でございますし、一番の目的は、やはりごみを減らす、減量化が一番の目的だと思いますので、その点からの検討をぜひお願いをしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 角田議員さんの再質問にご答弁いたします。
  確かに17年度から比較しますと18年度は増になってございます。これにつきましてちょっとご説明させていただきます。実は、市役所、役場あるいは消防署等を含めまして、手数料を免除している事業所がございます。その免除している事業所につきまして、内部で会議を開きまして、手数料のあり方について検討させていただきました。その中で、公設であっても運営形態が民間に準ずる、そういった事業所につきましては一般の事業所と同様に有料化ということで決定をさせていただきました。その事業所というのが2事業所がございます。その事業所の分の合計しますと85トン、ですから金額にしますと85万円、そのようなことから今回17年度よりも若干事業系の量も手数料も増額になっているという内容になってございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) ごみの全体量の減量ということのPRといいますか、協力のお願いなのですけれども、私ども組合だより、隔月発行ですけれども、それらにつきましても減量をお願いしますということでPRしております。今回ごみの減量をもう少しPRしようということで、ごみ減量10カ条という、これは単純に10項目並べたものですけれども、生ごみの処理とか粗大ごみを大切に使ってくださいとかということで10カ条をつくりまして、4月の組合だよりにとじ込みで全世帯に配布の予定をしてございます。そのように、これからも少しずつでも減量の協力、それらのお願いとPR、それらをしていきたいと思いますので、ご理解のほどお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 済みません。ご答弁をいただきました。最初のご答弁の中に、民間に準ずる事業所、2事業所で85トンとご説明がありました。ここは、どこでしょうか、民間に準ずるということなのですが。
  また、もう一点、久喜市としては指定管理者制度が18年から入ってきます。それも民間に準ずる事業所と考えてしまうのかどうか、その辺をお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、再々質問にお答え申し上げます。
  先ほど申し上げました民間に準ずるということで、2事業所と申し上げました。具体的に申し上げますと、宮代町給食センターと公設宮代福祉医療センター、この2事業所でございます。
  それから、指定管理者制度が導入された場合云々でございますけれども、既に有料という形で手数料の方は徴収してございますので、問題はないと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。債務負担行為で限度額28億4,000万についてなのですけれども、まず第1点目は、なぜ10年間ということで期限を限定しながら、この債務負担行為をしたかということが一つ。
  それから、さっき配られた資料で売却、これから見なければいけないのですけれども、売却はなされていますけれども、例えばこの中で1号炉、2号炉などの具体的な……か、……だったかという表現がされていますけれども、項目についてはもっと具体的な積算根拠があるのだろうと思いますので、その資料をぜひ出していただきたいと。これについても一部抜粋ということですので、それに基づいた詳しいものがあるだろうと思いますので、その資料が提示できればぜひ、提示した上で総合的に検討すべきではないかと思います。もしそういうのを提示できないとすれば、1号炉、2号炉の、特に概要についての詳しい内容についてお聞きしたいと思います。
  それから、その中に、いわゆるプラントメーカーのヒアリング含めて3社の……を実施するということで、これに基づいて実施されたのだろうと思いますけれども、その手順を書いてあります、……った日に。初めて、これでわかりましたけれども、その途中経過、それから最終的に日本環境衛生センターでトータルで、前の一般質問のときに適当であるという一言でこれが許可された形の報告があったのですけれども、その具体的な適切であるという文書あるいは項目ごとのものが多分あるのだろうと思いますので、その内容について詳しく教えてください。
  それから、この中で、きょう配られた中で特に知りたいのは、いわゆる現場管理費、それから一般管理費という部分を出されていますが、この内容を、具体的にどういうことを指しているのか、それについてお伺いしたいのと、それから改修に当たっての今後の、例えば事務費とか保守点検なんかは、この中には入っているのかどうか、そういうことも見込まれていくのだろうと思いますので、その点についてもぜひ教えていただきたいと思います。
  それから、債務負担行為の最後になります。それについて、10年間の先ほどの経過も含めて教えていただきたいのですけれども、いわゆるこれについてはPFIも含めて検討するということが一般質問等のいろんな方の質問の中にありましたけれども、この検討の中で債務負担行為も考えて、こういう経緯をされたのか、さまざまな国、県の補助金なんかも適用できるものもあるのだろうと思いますけれども、そういうことを総合的に検討した上でのこの債務負担行為ということで数字が上がっているのか、それについてお伺いします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、木村議員さんのご質問にお答え申し上げます。
  通告があった件につきましてお答え申し上げます。3ページの債務負担行為の限度額の28億4,005万8,000円の積算根拠はとのご質問でございますが、こちらの方につきましては一覧表を配付させていただいておりますので、参考資料の3ページの方をごらんいただきたいと思います。資料の下から3行目に総事業費31億5,562万円のうち平成18年度予算として3億1,556万2,000円を計上させていただいておりますので、残額を債務負担行為限度額として掲載させていただいたものでございます。
  次に、10年の理由でございますが、今回の改修工事につきましては補助対象には該当しませんで、起債につきましても工事の新設部分に限られるためほとんど対象にならないこと、現在の久喜市や宮代町の厳しい財政状況では金額が大きく一度に捻出することは厳しい状況から、10年間の均等返済として提案させていただいたものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 今お答えいただいたのですけれども、これは私が通常に、今これも本当は事前にこういうのはやっぱり配ってほしいのですけれども、見た上で、この中で、いわゆる現場管理費、一般管理費も含めた積算しています。それについての内容を改めてお答えください。
  それから、検討された中身について、その手順どおりのものを含んだ……そういう内容にいって、その都度これだと確認、メーカーにヒアリング、必要に応じてということで、追加事項も含めて書いてあります。そういう手順は、どういう形で実際行われたのか。
  それから、これについての最終確認が、いわゆる適切だという一言です、今回説明あったのは。その具体的な中身については、当然この3者会議通った検討の中であったのだろうという詳しい内容を知らせてほしいと、あるいは文書にも残っているはずなのです。そういう内容について知らせてほしいということなのです。
  それから、先ほどの10年間の債務の中で、これは他の、例えばいろんな……な適用が新設でないとそれは適用できないと、起債ということでほとんどできないということを言われていますが、例えば一般廃棄物事業の中で、いわゆる古くなった炉でも起債ができるというような報告もあったわけです。そういう実態も聞いているのだろうと思いますけれども、そういうことも踏まえた上での今度結論なのか、その点についてお伺いしたかったのです。これ県の資料いただいたのですけれども、そういう実績でも75%起債できて、そのうち3割が国が補てんしているような条件があるわけです。私も条例のところで、ほかのところの条例を見ましたけれども、そういう形のものが適用されると。そうすれば、今お金がなくてということでしたけれども、効率的な形でこういうことを利用することによってむしろ長期にわたってこういう債務負担行為をしなくても済む、今後の方向については可能ではないかというふうに思いますので、そういった意味での検討をされたのかどうか。
  最後に私がPFIの方式について聞いたのは、PFI方式だとこういう形のものが一たんなった場合は、こっちのさまざまな経費について、あるいは改修についての膨大な発生してくる金額、今までの各地の事例なんかあるわけです。長期に考えた場合、改修とか、その後の運営、そういうことを考えれば、膨大な経費がかかってくるという実態もあるので、その点についてはやはりそれは出発に当たってきちっとそういうことを総合的に考えた上での予算割にすべきだというふうに思いますから、その検討してきた内容についてお答えください。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  4点のご質問がございましたので、順次お答え申し上げます。まず、見積書の関係でございますが、こちらの方は参考資料の5ページの方に掲載させていただいております。見積もり総額になりますので、大きな負担ということになりますが、こちらの方で5番に現場管理費、6番に一般管理費ということで掲げてございます。一般的に現場管理費ということになりますと、現場で工事をするわけですけれども、それにかかわる諸経費ということで理解がされているようです。また、一般管理費につきましては、これはある面では会社の利益ということになるのでしょうか、いわゆるこの中に利益分も含まれるという考えになると思います。そのほかに諸経費とか、そういった形のものが含まれるというようなことで考えられているようです。
  次に、最終的な確認、具体的な中身はどうなのか、炉についての見解はどうかということでございますが、こちらの方につきましては図書審査上の報告書を一部抜粋でお配りさせていただいております。こちらの方の12ページをお開きいただきたいと思います。こちらの方今まで11ページの中でいろんな形で比較検討をされているわけでございますが、まとめが掲載されております。その中で、整備の改修内容についてということで、施設の整備状況を踏まえ、プラントメーカーより提案された見積設計書の整備内容を検討した結果、三つございまして、早急に改善が必要と見られる項目、近いうちに改修が必要と考えられる項目、そして10年間支障なく稼働を続けていく項目と、こういうことを検討した結果、一番最後について妥当であるということを確認しますということのまとめでございます。
  次に、整備費の費用でございます。こちらの方は3段目でございますが、本施設の整備費用につきましては、他の施設の整備費を検討した結果、おおむね妥当ということで、前の資料を受けて書かれてございます。こちらの方が中身でございます。
  次に、新設炉が古くなった場合の起債ができるということでございますが、こちらの方、起債が借り受けられる場合につきましては、炉の本体を整備で取りかえる。この場合には地元の同意というものが必要になりますので、新設と同じような扱いになります。この場合には、地方単独事業で75%の起債が適用になりまして、代金のうちつまり地方交付税の方に元利償還の30%を算入するという決まりがございます。今回の炉の改修は、残念ながら地元の同意が得られないという状況の中で、県の方と協議をいたしまして、地元の同意の必要ない軽微な変更ということで対応させていただいております。これによりまして、起債は新設部分しか付かないということになりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
  次に、PFIの考えでございますが、こちらの方は一般質問の方でも再三ご説明させていただいておりますけれども、いろんな形で財源確保事案として検討させていただいているということでご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 1号炉、2号炉の具体的な改修の箇所と、それについての積算の見積もり、具体的な数字についてはぜひ資料として出してください。これ要望します。
  それから、先ほど事務費あるいは投資経費も当然かかってくるわけです。投資経費については、その中に含まれたかどうかお聞きしたいのですけれども、それについてお答えください。
  それから、整備内容について、その結果報告は妥当であるという、確認したという、今お聞きしました。この中に早急に必要と考える項目、それから来る三つの項目にわたった具体的内容について、この項目がそれに該当するということについてお答えください。
  それから、先ほど債務負担についてのさまざまな国、県なんかの様相ということで、期待ができると。ただ、地元の同意が必要だと。これは、新設でなくても今の旧炉についてもできるわけです、同意があれば。……は、そういうことも含めて今回の提案は、やはり早急です、僕らに対する提案そのものは。そういうことも含めてきちっとさまざまな形で検討する余地があるし、これからもやらなくてはいけない。大変な事業だし、その金額についても大変なことが今後町民、市民にかかってくるわけです。そういう面では、よりきちっとしたものを、それから精査した上での再提案を含めて考える必要があるのだと思うのです。そういう点では、そういう検討材料も今初めて私たちの前に明らかになった。そういう点では、事前にそういうことも含めて、やはり検討する必要がある。一般質問の私は、そのために総合審議会をつくってもいいではないかというような提案をしたわけで、こういう内容の資料も含めて、やっぱりきちっと私たちの前に事前に提起して、検討する必要があるのだろうと思うのです。そういう点では、今の最後のことを含めて再検討する余地がないのかどうか。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
  まず、見積書の中に保守点検は入っているのかどうかということでございますが、こちらの方には工事費ということで保守点検の方は入ってございません。ですので別に保守点検の方がかかってまいります。
  次に、改善の検討結果、どの項目かということでございますが、こちらの方は一部抜粋の8ページの方をごらんいただきたいと思います。項目的に三つの項目をいろいろ分けて書いてございますが、この中でA、B、Cというふうに書かれているものにつきましては、10年間もたせるためには交換が必要という部分でございます。こちらが2枚にわたって書かれておりますけれども、2枚目、つまり9ページの中ごろに排ガス自動測定器、1号炉、2号炉というのがございますが、こちらの方はDランクになっております。分析計については、今後10年間はもつだろうということでございますが、それ以外のものについては交換あるいは修理をしないと10年間が難しいという結果でございます。これを受けまして改修は必要という結論に至ったということでございます。項目につきましては、その辺について長い時間をかけて検討されていただいたということでご理解をいただきたいと思います。
  次に、古い炉でございますが、地元の同意があれば起債を使ってできるだろうということでございますが、こちらにつきましては地元の方からいろいろ難しい要望がございまして、炉のつけかえ、乗せかえについても、この辺が難しいという前提のもとに今回の改修の提案をさせていただいたということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
  そういったことで、4番目の再検討する余地はないのかということでございますが、住民の安心、安全を考えますとなるべく早く改修をしたいということでご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時12分

    再開 午前10時25分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。それでは、歳入、予算書と説明書、歳入部分について質問したいと思います。
  まず、3ページの債務負担行為について、前段議員での質問で、その積算等についてはこの提出していただいた見積書等でわかります。この18億5,000万の金額なのですけれども、ここに現場管理費、一般管理費ということで計上があります。この意味合いについては、先ほどお聞きしましたけれども、現場管理費でこの5,780万円というのが工事、1から4の工事費が合計で15億5,680万円になります。この現場管理費5,780万というのがその3.71%に当たりますし、一般管理費では1億4,740万というのが9.47%に当たります。これ合計しますと13.18%もの管理費という名目で支払う予定なのですけれども、果たしてこれが妥当なのでしょうか。この点について見解を求めたいと思います。
  それから、この大規模改修に起債ができるかどうかについてなのですけれども、先ほどのご説明では住民の同意が得られないから、だめなのだということでしたけれども、住民の同意が得られていないのは、新設炉について得られていないのであって、この改修工事については同意を求めようともしていないのではないでしょうか。その点、同意を求める努力をされたのかどうか。こういう工事をやりたいのだけれども、わかってくださいという説明したのかどうか、そのあたりについてご説明をいただきたい。
  それから、これができないので、県と協議をして軽微な改修とかおっしゃいました。この18億もかける工事が本当に軽微と言えるのでしょうか。初め全員協議会のときに説明していただいた、このA4の、この工事が、今度羅列してあると。それから、この図面、これをいただいて、これで判断せいと言うから、私もびっくりしてしまったのだけれども、これを見ましてもかなり大がかりな工事だなというのはわかります、私が素人でも。これを軽微な工事というか、そういうことは言えないと思うのです。かなりこれ中見ても、かなりの部分取りかえてしまうかなということですから、もう大がかりなリフォームということになります。ですから、そういうふうには言えない。住民同意を得た、住民説明して同意を得た上で有利な補助金、それから起債対象の事業等をするべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
  それと、先ほど工事を急がなければならないという理由で、環境衛生センターの報告書8ページ、9ページにありますように、A、B、C、Dとランクづけで、これを総合的に判断して早急に改修をするという結論に至ったということなのですけれども、この工事の中心であります集じん機の改修、ここはCランクになっております。Cランクというのは、10年程度支障なく稼働を続けていくために、整備、補修が必要と考えられるということで、今すぐにということではないのです。この電気集塵機のメーカーであり、またメンテナンスをしている業者さんは、この報告書でも、この……の改修は必要だけれども、今すぐだめだということではない、そういう話です。私も業者さんに電話入れて確認しましたので、その点ははっきりしておりますけれども、そういったところで発案から業者に……工事のために計画書を出してくれ、見積もりも出してくれ。それから、この環境衛生センターへその審査をお願いした。その審査と3月いっぱいにかけたいのだというのを、いや、もうそれではおそいから、とにかく半ばまでに出してくれ。そういうふうな処理の仕方をしたということで、もう、確かにその急がなくてはならないという工事はありますけれども、全体として見て、一挙にその……までかけてやる工事でもないと私は思います。そういうところで、なぜそう急いだのか。これ一般質問でも聞いたと思うのですけれども、これほどの工事、お金かかることに口頭で業者に計画書、見積書を依頼するなんていうことはあり得ない工事なのです。その辺のところが妙にあいまいですので、そのあたりの経過をもう一度説明していただければと思うのです。
  それから次にまいります。7ページのじんかい処理手数料につきましては、先ほどどなたか伺いましたので、わかりました。その同じ7ページの物品売払収入、先ほど全体のものは伺ったのですけれども、ご説明のときに紙類、アルミの単価の見直しがあったという話だったので、その内容についてご説明いただければと思います。
  それから、9ページの繰越金ですけれども、前年と同じ4,500万円の計上なのですけれども、実際に現年度、17年度の繰り越しの見通しはどうなのでしょうか。まだ決算が決まっていないですから、はっきりしたことは言えないでしょうけれども、おおよその見通しについてわかればなと思います。
  それから、……雑入のことで、生命保険料等取扱手数料、それから雇用保険料、これが前年比減になっておりますけれども、……についてお示しをいただきたいと思います。
  以上、お願いいたします。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  関連ということでお答え申し上げます。5点ほど質問がございましたので、順次お答え申し上げたいと思います。
  まず、現場管理費と一般管理費の関係でございますが、こちらの方は見積書を出すときに国の基準単価表というのがございますが、こちらの方に現場管理費と一般管理費の内容が書かれてございます。この基準に沿って出していただくということで求めておりますので、内容については適切というふうに判断しております。
  次に、改修工事の同意の関係でございますが、こちらの方、炉体本体を改修するということになりますと、新設と同じ扱いということになります。そのために、新設と同じように、つまり今やっているのと同じような事務をやらないと改修ができないという問題がございますので、現状を見ながら対応したところ、難しいという判断でございました。
  次に、軽微補修の判定の位置づけでございますけれども、こちらの方はCランクということで、全体的な評価がされておりますが、そのお隣の理由に書かれている内容を見てみますと、バグフィルターの老朽化が著しく、腐食が推移し、早急に交換が必要ということで書かれております。バグフィルター構成する……は大変多くございますが、この中で集じん機はやはり難しいという判断のもとに書かれておりますので、こうした判断がなされたというふうに思われております。それがランクづけの理由でございます。
  続きまして、経過がよくわからないというご質問がございましたが、経過につきましてはさきの一般質問におきまして十分ご説明したという考えでおりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 加藤議員のご質問にご答弁いたします。
  紙類、アルミなど資源物につきましては、衛生組合が直接決定すべきと考えておりますことから、平成18年度から見積もり合わせを実施いたしまして、有利な価格を提示した業者さんと衛生組合とで契約を締結してまいりたいと、そういうふうに考えております。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) お答え申し上げます。
  平成17年度の繰越金の見通しでございますが、先ほど議員さんもおっしゃったように、まだ3月、きょうは3月の27日でまだ確定しておりません。ということから、幾らになるかでございますが、前年並み程度、1億1,000万ぐらいになるのではないかなと、これはあくまでも予想でございます。
  それから、生命保険料と取扱手数料と雇用保険料が前年比減の理由でございますが、生命保険料と取扱手数料につきましては、平成17年度から全国市長会の団体生命保険を脱退したことによりまして、この保険の還付金が減額となったものです。
  次に、雇用保険料でございますが、雇用保険は週3日勤務、再任用職員及び臨時職員が加入しております。雇用保険料は、労災保険料とともに衛生組合が年度末に一括して埼玉労働局総務部労働保険徴収課に納入しておりますことから、本人負担分を毎月本人から徴収いたしまして、雇用保険料として雑入に戻入すべくものでございます。平成18年度につきましては、一般臨時職員が減少したことにより、雇用保険料が前年に比べて減額となったものでございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。まず、債務負担行為の方から伺いますけれども、今のご説明で新炉に準ずるというようなお話があったかと思いますが、この地元の同意について伺ったのですが、説明、同意について伺ったのですけれども、その点お答えがなかったようなのですが、明確に示していただきたいと思います。
  先ほど言ったように新設炉については、一部同意が得られていないけれども、この工事をするに当たって同意が得られれば、この補助と起債ができるのだろうと思うのです、先ほどからのご説明だと。ですから、その点、これはできればPFIで、債務負担行為でやっていくよりも随分と支出が少なくて済むというふうに考えますので、お答えください。
                 〔何事か言う人あり〕
4番(加藤幸雄君) 私が聞いているのだから、ちょっと黙っていて、あなた。非常に不愉快。議長、黙らせて。
  次にいきます。この見積書の管理費は、国の基準に照らして適切だとおっしゃいました。しかしながら、かなり、相当二つの管理費で2億になってしまうのです。ですから、このあたりで圧縮を図ってもらいたいと思うのです。それから、それぞれの工事の内容の積み上げでここまで来ているのですけれども、それぞれの工事について、かなりのところで運搬費というような計上があります。この運搬費は、1万円、2万円から10万円とか、かなり幅があるのだけれども、どうせやるなら一緒に……でないと私は単純だから、思うわけです。そういったところでもかなり経費を圧縮する努力をしていかないと、もう業者さん、言葉悪いけれども、業者さんの言うとおりの計上、これもそうなのですけれども、18億5,000万円というのも、そのあたりをよく検討してじっくりと吟味しなければいけないと思います。その点では、いかがでしょうか。姿勢についてお答えをいただきたいと思います。
  物品の売り払いについては、紙、アルミ類については組合の有利なように見積もり合わせをして、有利なところへ出すということでわかりました。
  9ページの雑入、雇用保険の方で、いろいろ仕組み等をよくさせていただいて、最後に18年度、臨時職員の減少ということで減額だということなのですけれども、この臨時職員については事務だか、それから収集等の職員が、何人が減少するのでしょうか、お聞きをしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。
  地元の同意の関連につきまして、補助と起債の関係はどうかということでございましたが、起債の方をご説明いたしますとちょっと長くなってしまいますけれども、今回の改修には補助金はないわけでございます。平成14年度までは、ダイオキシン対策ということで、2分の1の補助がございまして、補助裏の90%は起債、起債の元利50%は交付税という有利な制度がございました。これでありますと、実質5億円ぐらいでしたかという感じがいたしております。
  そこで、今回の改修以前に県の市町村課の方に何らかの形で、財源がないので、できないかということでご相談をいろいろ申し上げた経緯がございます。その中では市民公募債というのが使えるかということでお伺いしたわけですけれども、この件についても使えないということでございました。そして、そのときに起債は改修工事の対象にならないが、改造部分では新設が対象になるということでございました。これは、私どもの計画で照らし合わせますと、約2億円ぐらいの対象になります。起債は、一番の問題は金額ではございませんで、起債を一度借りると新設炉をつくるときに起債が借りられないという制限がございます。つまり2億円を借りてしまいますと、一般的に国の起債の償還は2年据え置き、10年償還ということになっておりますので、10年間は起債が使えないことになります。新炉の関係では、約40億円近い起債を使うという予定になっておりますので、この10年間は起債が使えないということになります。そうしますと、そういったハードな内容ということになりますと、今の同意が得られないと、また補助金がない、こうした見通しが整わないような中では、この2億円について借り入れした場合には相当不利になるということで起債の方については検討しなかったということでございます。
  また、見積書の管理費の関係でございますが、こちらの方は圧縮を図る、運転経費の計上、運搬費の計上についてというご質問でございましたが、これにつきましては加藤議員さんのご指摘はもっともというふうに思っております。入札などでこの点につきましては、相当競争状態が入ったときには、圧縮されるというふうに思っておりますので、その辺につきましてはご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) お答え申し上げます。
  雇用保険の関係で、減少の人数でございますが、事務職は減少はゼロでございます。
  それから、現業部門でございますが、フルタイム臨時職員10名となっております。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いしたいと思います。経費の圧縮について、入札の競争入札ですか、それをすれば、その経費については大分圧縮が図れるのではないかとおっしゃいましたけれども、この事業については随意契約の……
議長(角野由紀子君) 諏訪課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 今回の改修工事につきましては、金額が大きいということと公平・公正を確保するという観点から、随意契約ということではなくて、PFIの場合には公募、事業委託の場合については入札というような形で考えさせていただいております。
  ただ、契約が今の段階ですと8月末ごろになるものというふうに見込まれておりますので、この間につきましては、月別で運転管理委託を実施したいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、西村議員、お願いいたします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 9番の西村でございます。通告を、歳入に関して1点だけ出しておりますので、ただそれも既に中身が出ておりますから、繰り返しはいたしませんが、先ほどの有価物の売り払い代金の内訳、品目別、数量別に、あるいは売却額も含めてお話をいただきました。一応参考までにお聞きしたいのですが、平成18年度が昨年度に比べて1,500万ほど含めて、かなり大幅な増をしております。実際に見積もり合わせ等々含めて、かなり改善を進めている要素もありますけれども、参考までにお伺いいたしますけれども、この中で、各品目の中で売却額が高い新聞、それからアルミ、雑誌、段ボール、その程度に絞って結構でございますので、その単価と数量の動向について教えていただければと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご答弁申し上げます。
  ちょっとご質問とは違うかもしれないのですけれども、まず先ほど議員さんの方からお話しございました新聞、雑誌、段ボール、アルミ、これにつきましてちょっとお話ししたいと思います。平成17年度ですと、16年度と比較しまして、新聞につきましては738トンの増、それから雑誌につきましては16年度と比較いたしまして逆に486トンの減と予想してございます。さらに、段ボールにつきましても16年度と比較して140トンの減、アルミにつきましては逆に16年と比較しまして18トンの増というふうに見込んでございます。
  18年度予算に編成いたしました段階では、17年度の見込みということで、今申し上げました数字と一致しない部分もあるかと思いますけれども、ご理解賜りたいと思います。特に新聞につきましては、いわゆる横取りといいますか、条例を改正いたしまして、集積所に出していただいた資源については衛生組合に所有権があるのだよということを周知いたしましたところ、大変回収量の方が増ということで、さらに単価の方も上がっているということで、平成18年につきましてはすべて含めまして現18年度予算に計上する予算よりも1,000万円以上大幅な歳入が見込めるというふうに私どもは期待してございます。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、歳出についてお願いいたします。
  猪股議員、お願いします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 歳出で順番に聞いてまいります。
  まず最初に、収入役の廃止ということで通告をしたのですが、冒頭管理者から収入役を選任をしないということで表明がありました。前もってご答弁されたようで、大変ありがたく思いますけれども、今回選任をしないということと、それから国の法律の改正が予想されるので、そうすると廃止をするということを前提として選任をしないというのですね。ちょっと確認だけお願いします。
  二つ目です。管理者報酬の引き下げについてです。これ実は、私たち議員報酬も同じでありまして、ただその質問としては、当局の管理者、副管理者等についてのご質問という形でするしかないと思いましたので、こういう書き方になりましたが、本来であれば、各自治体の衛生行政ということで行われるもので、私たち議員を含めての衛生行政を、この衛生組合としてどうするのかということを質問しているわけです。というふうになれば、本来私たちの……の議員報酬の中にこの活動も当然含まれているというふうに思っています。管理者についても本来久喜市でやっている行政、……でやっている行政であれば、管理者報酬余計に出ることあり得ないわけです。ですから、廃止してもいいかなと私は思っているのですが、当面引き下げを考えたらいかがでしょうか。額としては、年間10万円、私たち議員は6万円、非常に少ないのですけれども、水路の問題と、それから考え方、政治姿勢の問題としてお伺いをしたいと思うのです。
  次に、12ページなのですが、有機資源農業推進協議会203万円出ております。18年度の開催計画をお願いをいたします。
  四つ目、廃棄物減量等推進員の選任状況、市町ごとにお願いをします。
  5番目、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受取拒否、これについて17年度の経過としてはどうなっているか、お願いをします。
  六つ目です。事業所の管理責任者の選任状況、当然全員選任をされていると思いますが、確認したいのと、減量推進会議、17年度開催状況とその参加状況と18年度の予定をお願いをしたいと思います。
  それから、……負担金補助の……ですが、私の通告で7番目、新規事業、生ごみ堆肥施用試験の取り組み計画の内容、16ページに出ております。ページ数を書くのを間違えました。16ページ、17ページに生ごみ堆肥施用の看板を立てるということで出ています。この施用試験の取り組み計画についての内容を具体的に明らかにしてもらいたいと思います。
  それから、次も同じページですが、現業職員26名ということです。この年齢構成をまず明らかにしてください。年齢構成、年代別の人数を明らかにしてください。これまでこの議会でも再三にわたって新規採用、……ないか、臨時職員だけで賄っていていいのか、まただんだん次第にいなくなっていくことへの……も……されています。当局としては、一切新規採用はしないで来ているわけですが、そろそろ方針を明らかにすべきだと思うのです。以前、これは何年前でしたか、職員の……で検討して、見直しをしていくということも言われたことがあったのですが、その後全く採用することなく来ております。このまま私たち見ていますと、これからだんだん、だんだん退職をしていって、……をしていって、そのうちになくなってしまうと。そうすると、まず明らかにしていただきたい。……が終わるのは何年後になりますか。
  それから、当局としては、現業職員がいなくなるまで新規採用しない、そういう方針です。その段階で収集全面委託という、そういう方針ですか。これまでの経過からすると、新規採用これまでもしなかったし、これからもしないのだというふうに見えるわけですが、そういう方針で確定しているならば、きちっと明らかにすべきだと思うのです。そう言わないで、ただ採用しない、採用しない。何やかんやからそうしていって、退職者がどんどん、どんどん……になっていると。それは、非常に不誠実な対応だと私は思います。いかがでしょう。お願いします。
  次に、18ページです。家電リサイクル券が今回5枚出ておりますけれども、17年度の実績、内容について明らかにしてください。今回18年度の5枚の根拠となる数字を明らかにしていただきたいということです。
  10番目、プラスチック固形燃料化業務委託料7,988万出ています。予定処理量の計画を明らかにしてください。
  それから、11番目、それぞれの最終処分場への排出量と金額については資料として提出をしていただきました。この資料でお伺いをしたいのですが、小野町では今回もうゼロということになっています。その間に同じ……で……ですか、の方へかなり大幅な量の搬入処理が委託が予定されていますけれども、この経過を明らかにしていただきたいと思います。
  それから、これまでと変わったところは、イー・ステージ、長野、これが今回載っていないわけですが、これはもうなくすということでよろしいのかどうかお願いします。
  それから、もう一つ、オリックス自然循環株式会社へ60トンという、その新規で入っているのですけれども、これについてはどういう内容のものなのかを説明してください。
  次が12番目、プラスチックRDFと再商品化、埋め立ての割合、それぞれの量をお願いします。17年度の実績と18年度の見込みをお願いします。
  13番目、堆肥化処理施設運転業務委託2,688万、それから施設整備工事費3,299万、これ21ページなのです。それぞれの内容説明、積算をお願いをしたいと思います。
  それから、今回予算が載っていないので、聞いておきたいのですが、生ごみ専用指定袋開発業務については、もう完了した、完成したということでよろしいのかどうかお願いします。
  15番目、生ごみ堆肥化のモデル地域の世帯数と参加世帯数、参加率、収集量、前年度比との増減の原因についてお願いをしたいと思います。
  16番目、これまでに生産された堆肥の状況を明らかにしてください。1次発酵槽にある量、2次発酵槽にある量、戻し堆肥として使った量、製品保管場所、その他試験的に使用したものなど量をお願いします。
  それから、施用試験を行っていくということで、先ほども説明はしたが、どのくらいを使う予定なのか、使えそうなのか、お願いをしたいと思います。
  それから、これは、先日の一般質問で出たのですけれども、堆肥化ビジョンの1号を先日視察してまいりましたアイルに試験的に委託をしたいということで言われていたと思います。これは、予算書に載っていないのかなと思うのです。載っていたら、どこに載っているか説明してください。そのアイルへの堆肥化の委託について、内容と考え方を明らかにしてください。
  それから、20ページで、最後に焼却炉大改修の問題でお願いをしたいと思います。まず、焼却炉の大規模改修のスケジュールを明らかにしてください。昨年11月に最初の説明があってから、これまでずっと成果がある。今回の……で一般質問、それからきょうの先ほどまでの質疑、答弁で、もうPFIで行っていくのだというふうに決定をしているように言われておりますけれども、しかし今、つい今さっきの答弁の中では、PFIの場合は公募、委託の場合は入札というような話がまた出てくる。どうもよくわかりません。一体何を決定しているのか、何を決定していないのか、これから何を検討し、決定しようとしているのか。その成果、成果と言われますけれども、町長の言っていること、話すたびに少しずつふやすのは違ってくるのです。だから、何から何まで聞かざるを得ないのです。もし決めているのだったら、PFIの場合は公募とか、委託の場合は入札なんていう言葉が出てくるはずはないでしょう。それが出てくるのです。一体どうなっているのですか。経過が、説明したと言われました。経過わかりません。明確にわかるように説明してください。まず、委託かPFIかの検討と報酬の決定、どういうふうにしていくのか、いつごろやっていくのか。また、その場合の入札とその場合の公募とか言われたけれども、それいつごろ決定するのか、業者の選定はいつまでやっているのか。私は、8月ぐらいなのかなというふうに思いました、そう書きましたけれども、これについても明確に予定を明らかにしてもらいたい。工事の近道、これは昨年の説明で15カ月間、19年の6月までということで書いてありますけれども、その間の工事予定について、もし決まっているのだったら、計画をできているのだったら、できていると思っているのだったら、その工事予定を明らかにしてください。
  それから、今回予算が通ってしまう。極めてあいまいな、よく土砂だかまだわからないようなのまで説明されてしまって、その後PFIになるのかどうかもわからない、議会へ報告がないまんまPFIへ出してしまったようになるようなふうに見受けられます。議会への報告、それから当然入札契約になるのか、PFIの契約になるのかわからないけれども、議案として理解なされるのですか。それは、いつごろになるのですか。それも明らかにしてください。こういうことを明確にこの場で、最初に説明があってしかるべきだと思うのです、予算の説明の中で。それがないのです。説明していない。本当は、その説明を前提として、これまでのすべての議論があってしかるべきだ。それがないのだ。説明をしてください。わかるように説明してください。
  それから、実施方針、実施計画、素案を明らかにしてほしいと書いたのは、また資料の中に書いてある、これがそうなのかなと思うのだけれども、これはいいわ、イに書いたのはいいです。結構です。
  ウとして書きました。これ17年度と18年度を間違えまして、失礼いたしました。18年度の予算が3億1,556万で、21億との関係については、これで書いてありますので、わかりましたので、結構です。
  19年度の組合負担、支出は幾らぐらいになりますか。
  あと、そのほかについては、これはいい。
  それから、先ほどまでの一般質問と、それから前者の質疑、答弁を踏まえて、これ聞いておかざるを得ないのですけれども、先ほどから当局の方で答弁で半分おかしなこと言っているのです。炉の本体を取りかえるということになると、地元の同意が必要になる。その場合には75%が起債額と言われたのです、さっき。まさに炉の本体を更新するわけでしょう。
  それから、地元の同意を得ることが条件であるので、地元の同意が得られないので、地元の同意が必要ない軽微な変更ということで今回計画、矛盾していません。もともと軽微な変更が炉の本体を取りかえるということなので、地元の同意が必要なのだということをみずから言っていながら、地元の同意も必要ない軽微な変更ということで計画をしてやってしまおうと。本来は、地元の同意が必要な工事なのに、そうでなくてやってしまおうということでしょう。とんでもない矛盾ではないですか。しかも、地元の同意が得られないのでと言ったけれども、地元で説明もしていないわけなのです。そういうことでしょう。地元の同意が得られないのでというのは、得ようとする努力をして初めて言えることです。それがこれまでは、新設炉の話でずっとやってきた。ところが、それについては、地元の同意がなかなか得られない。だから、今回変更せざるを得なくなったというふうに説明しているけれども、変更については説明もしていない、地元に対して。本当は、地元の同意が必要な炉の本体の取りかえ、大きな工事のはずなのに説明もしない。おかしいではないですか。単に町長の裁量で、大きな工事であっても地元の同意を得るのは大変だろうなと思ったら、軽微な工事とみなして、軽微な変更だとみなしてしまって進められてしまうのですか。この点はっきり説明してください。
  それから、こうも言っています。本体の改修となると、新設炉と同じになるのだというのです。そう言ったのです。新設炉と同じになるほどの大きな工事だということを認めているのです。それなのに、そうではなくて進めようとするという、その衛生組合同士で根幹にかかわってきます。これまで衛生組合の状況は、すべて住民に対してオープンにやってきた。すべて逐一説明しながら、そして同意を得ながら合意のもとに進めてきた。今回は、説明もせずに、合意を得ようとする努力もせずに、当局が軽微な工事と、変更とみなして進めてしまおうとする。このことが地元に対してどれほどの信用を引き落とすか考えたことありますか。新設炉の工事進めるために、地元の同意を得るのだ、得るのだ、努力をするのだということを一生懸命言っているというのがおかしい。今回地元の同意も説明もしないでやってしまうことが新設炉の工事をどのように得ようとしている過程なら、どれほどの影響を与えるかを考えてみたことありませんか。ぜひ答弁をお願いしたい。
  それから、もう一つ変なこと言われている。PFIか委託か、契約は8月末ごろになると言われました。それまでの間は、月別で運転管理委託を実施するというふうに言われました。運転管理委託は、もう既に決まっている、……ファイルに移るであろうと決まっている状態に、随意契約か何かでやってしまうのですか。それとも先に、全く別に委託の入札か何かしますか。もしこれまでPFIのところで名前が挙がっている業者に先行して運転管理委託をもう4月からやっていくのだとしたら、業者決めているのと同じことではないですか。これが正当、公正な行政と言えますか。その月別の運転管理委託を実施すると言われた、その内容をどうやってやっていくのか明らかにしてください。これが大改修、PFIだから、その……ページでは進むわけです。
  次に、エですけれども、今回の大規模改修を行っていく、これが事実上設備の全面更新になるわけです。近いといいますか、実際にはほとんど全面更新、それによって何年間ぐらい安定的な運転が可能と見ているのか。先ほど10年という数字がちらっと出ました。前回も10年という数字は出ました、一般質問の中で。ところが、10年、12年とか、これ以上延びた場合というような話も出ているのですけれども、今回の改修によってどのぐらいの時間を安定的なスケジュールと考えているのか。その場合、場合によっては、その後の2号炉で運転を正常としていく考えなのかどうか。以上です。お願いします。その場合の今回大規模改修をして、その後で運転をしていく。その限界を何年ぐらいと考えていらっしゃるのかお願いします。
  それから、オです。新設炉建設の目標を何年と考えていらっしゃるのか。これまでずるずる、ずるずると来てしまいました。3年おくれています。そこで、今回の大規模改修が出てきました。10年という話は出ました。そうすると、新設炉は10年後あるいはもっとその後ですか。目標を明らかにしてください。もしも10年より前だったら随分話が違ってきます。目標、造成としては、当然いつごろまでにという目標を立ててやっていくべきことでありますので、そのことを明確にお願いします。
  次に、カとして、今後10年間のうちに改修費用を精算しながら、同時並行で新設炉の建設を進めることになることも予想されます。当然そうです。新設炉に関して、地元合意が来年、再来年、3年後、4年後に移られた場合には、得られた場合には、それから3年、4年かけて、その後には建設にかかっていくわけです。そうすると、今回の大規模改修の債務負担行為と、それから新設炉建設のための費用の財政負担とか同時にかかってくるから、出ると。その間の財政というのは、どういうふうに、どのぐらいの負担、同時にかかってくるのかお願いします。もしそういう同時にかかってくることを想定しないのだとしたら、全く新設炉改修は10年以降先ということになってしまいますから、そんなことはあり得ないだろうと思うのです。お願いします。
  キとして、今回の大規模改修によって毎年の改修工事、これまで毎年毎年1億5,000万から2億かかってきました。これは、過去10年間やられたと思うのですが、10年計画も必要なくなるというふうに考えていらっしゃるのか。それぐらいの大規模改修でなければ逆に意味がないのであろうと思いますが、どのように考えていらっしゃるのか。
  それから、前回の一般質問でも大規模改修で行っていくべきか、そのオリックスに委託して処理した場合はどうかということで質問がありました。私も大変、そうかと思って一生懸命計算してみました。当局の答弁では、オリックスに委託した場合は、大規模改修よりもはるかに委託の処理の金額が大きくなるので、大規模改修の方が有利だというふうに説明されました。ところが、実際に、何年かかるかということで計算をしていきますと、つまり何年かかるかというか、大規模改修によって運転していって、それが新設炉の建設に移行する年ケースのことを言っています。五、六年間で新設炉ができて、大規模改修した炉が必要な……に考えた場合は、ほとんど負担が変わらないのです。それから、生ごみ堆肥化、全量堆肥化も当然これからまた進めていくはずなのです。それと、その生ごみ堆肥化を急いで実験をして、それと組み合わせてやった。つまり焼却炉を減らしている。つまりオリックスに委託する量を減らしていった場合のことを考えると、かえって大規模改修の方が費用負担が大きくなるのです、何年かかるかによっては。こうした計算をどのように行っているのか。そうした計算の上に今回の大規模改修に結論を出されるのか。検討した内容を明らかにしてください。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答えを申し上げます。
  まず、収入役の廃止を検討したらどうかでございますが、先ほど議員おっしゃったとおり、廃止を前提にやってございます。
  それから、管理者報酬を引き下げてはどうかでございますが、管理者報酬につきましては平成17年3月定例議会において管理者を20%、収入役を20%それぞれ減額したところでございます。衛生組合三役につきましては、構成市町10万8,000人のごみ処理行政を担っておりますことから、現段階におきましては引き下げについては考えておりません。ご理解いただきたいと存じます。
  次に、現業職員26名の年齢構成の年代別人数でございますが、3月1日を基準といたしまして30代が5人、40代が5人、50代が15人、今年度退職予定の60代が1人でございます。
  次に、漸減していって1けたを割るのは何年後かでございますが、今後の退職予定者につきましては、平成17年度1名、18年度4名、19年度が3名、20年度4名、それから23年度から26年度が各1名、29年度の1名退職で2けたを割り9名となります。
  いなくなるまで新規採用はしない方針かでございますが、このように年々定年退職により職員が減少していくわけですが、それに伴う新規職員採用につきましては、既に計画しているごみ処理施設、焼却炉、粗大ごみ処理施設、リサイクルプラザの稼働に合わせ、各施設の運転管理、ごみ等の収集について、職員の新規採用を含む、直営にするか、委託にするか、経費の問題、効率性、責任体制及び住民サービスの質の問題等、総合的に検討してまいりたいと考えております。
  その段階で収集全面委託していく方針かでございますが、収集業務における直営と委託の収集割合はおおむね半々となっておりまして、この先定年退職により減員となってくるわけですが、収集全面委託の指定につきましては、先ほどと同じですが、ごみ処理施設の稼働に合わせ検討してまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私の方からは、廃棄物減量等推進員関係、多量排出事業所、それと家電リサイクル関係をお答えさせていただきます。
  廃棄物減量等推進員さんの選任状況につきましては、今月3月1日現在で久喜市が235人、宮代町が118人、合わせまして353人となっております。平成16年度と比較しますと1名減になっております。1月までは3名多かったのですけれども、ことしに入りまして亡くなった方がおりますので、3月1日現在の数は少なくなったわけであります。
  続きまして、事業所に対する、廃棄物の処理及び再利用に関する条例の13条に基づく、注意、指導、勧告、受取拒否につきましては、電話での注意が13件、直接注意が1件、これは本人が搬入したときに注意したものでございます。文書による注意が8件、それと組合に来ていただきまして注意したのが3件、それから職員が出向いての注意が1件、合わせて26件でございます。なお、注意等の内容につきましては、すべてが分別が悪いということでございます。
  6番の事業所の管理責任者の選任状況と減量資源化会議の開催状況につきましては、多量排出事業所、43事業所すべてから一般廃棄物管理責任者、これは選任の届け出がなされております。
  また、多量排出事業所を対象としました減量化資源化会議につきましては、平成17年度11月の25日金曜日と12月の2日金曜日の2日間開催したところでございます。11月25日の参加事業所が9事業所……
                 〔「9」と言う人あり〕
総務課長補佐(石井信幸君) 9です。12月2日の参加事業所が9事業所、合わせまして18事業所の参加をいただきまして、参加率が41.9%となっております。
  会議内容につきましては、ごみ処理の現状、事業系ごみの現状、それからビデオ上映後にリサイクル、それらの意見交換を行いました。ごみの減量、リサイクル推進、業務用生ごみ処理機の設置、これらをお願いしたところでございますけれども、またこの中で意見交換につきましては業務用生ごみ処理機で油を大量に含有したごみが出ますけれども、それを処理できる業務用生ごみ処理機はありますかという質問とか、古い紙、これは倉庫の中に茶色になった書類があるのですけれども、そういうものはリサイクル可能かどうか。それから、一番多かったのが、駐車場にごみをしょっちゅう置いていかれるので、何かいい対策はございませんかという、そのような質問とか意見もありました。排出抑制とか減量とか、そういうものをお願いしたわけでございます。
  また、欠席した事業所につきましては、出席者と同様の資料を送りまして、減量資源化、これらをお願いしております。ことしというか、平成18年度につきましても開催を予定しておりますけれども、出席する事業所、これらが何とか多くなるように、また開催時期等、これらを検討していきたいと考えております。
  それと、家電リサイクル券の17年度の実績と内容ということですけれども、家電リサイクル券、これ不法投棄された物を処理するものですけれども、実績としましてエアコンが1基、前年に対して少なくなっております。テレビが6基、これは前年に対して4基少なくなっております。それから、冷蔵庫、これは1基です。それから、洗濯機が1基、これも前年に対して1基少なくなっております。合計しまして9基、前年の15基から6基少なくなっております。
  この処理に使った金額なのですけれども、エアコン、テレビ、それらを合計しますと2万8,665円、平成16年度が4万8,621円ですので、1万9,956円少なくなったということなのですけれども、数が何個かふえますと、すぐ金額がふえるものですから、5万円を計上させていただいたものです。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方は、堆肥化についてのご質問に対してお答えしたいと思います。
  まず、12ページの18年度の有機資源農業推進委員会の開催計画ということでございますが、引き続き久喜宮代有機資源農業推進協議会と流通・施用専門委員会、販売専門委員会、たい肥生産専門委員会の四つの協議会を併設、さらに専門委員会を組織し各会とも2カ月に1回程度の開催予定でございます。
  次に、17ページの生ごみ施用試験の計画と内容につきましてお答えします。生ごみ堆肥化、それから処理施設から生産されました堆肥を久喜市及び宮代町の一般家庭の農家の方々にご協力をいただきまして、水稲及び野菜の露地栽培、計10カ所で活用していただき、堆肥の効果等を確認していただく計画でございます。なお、詳細については、県農林普及部の指導をいただきながら、流通・施用専門委員会において審議いただき、実施をしていきたいと考えています。
  次に、18ページの堆肥化施設運転業務については、生ごみ堆肥化処理施設の運転管理を平成17年と同様に3名体制によって委託を行う委託経費でございます。内訳としまして、給与手当、法定福利経費など年間2,048万4,000円、事務通信費・防臭保護具の物件費として224万4,000円、その他諸経費を含めまして、合計2,686万円となります。また、施設整備工事につきましては、保証期間の3年が経過し、17年度の定期点検をもとに新規に計上しました整備工事でございまして、内容については各コンベア、破砕脱水機、前処理用磁選機、除袋機、堆肥受け入れホッパー、スクープ式攪拌移送装置、各送風機、後選別用磁選機、粒度選別装置、集塵機、自動袋詰装置、フレコンバック詰込装置、脱臭装置、排水処理装置、濃縮装置、計17種類の施設全般の機械整備工事でございます。
  なお、主な経費といたしましては、コンベア、脱水機、破砕機など前処理関係790万8,000円、スクープ送風機の発酵槽関係638万円、堆肥の袋詰めなど、後処理関係433万6,000円、脱臭装置79万1,000円、それから排水処理装置180万円、濃縮装置331万9,000円、その他諸経費含めまして3,299万1,000円の積算となっております。
  次に、生ごみ専用指定袋開発業務につきましては、平成16年度、17年度にて実施した事業でございまして、今年度で終了する事業でございます。今後については、3月末に提出される開発報告書をもとに、組合において仕様書を作成し、入札による生分解性袋の購入をとりたいと思います。
  次に、生ごみ堆肥について、モデル地区の質問でございますが、17年度2月のモデル地区自体は9,880世帯ございまして、18年2月現在で9,877世帯です。参加世帯は、17年2月が5,040、18年2月が5,037、参加率についてはおおむね51%です。回収量については、17年2月が765トン、18年2月が761トン、世帯数、収集量とも大きな変化がございませんでした。台所資源の分別排出にご協力をいただきまして3年が経過しています。排出世帯が定着、安定したものと思われます。今後、堆肥化事業の成果が上がって目に見えるようになり、モデル地域の皆さんへできた堆肥を還元するなどを実施、引き続き生ごみ堆肥化事業にご協力をいただきまして、参加率を上げていく努力をしてもらいたいと考えております。
  次に、これまで生産された堆肥の状況でございますが、18年2月現在の1次発酵にある量として約80トン、2次発酵槽にある量として約8トン、戻し堆肥、約8トン、製品保管場所の量30トン、それから試験的に利用した量0.5トン、その他施用試験の予定でございますが、約4トンを予定しています。そのほかモデル地区に配布する予定数量ですけれども、約2トンを見込んでおります。
                 〔「2トン」と言う人あり〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 2トン。
  最後に、一部堆肥の委託の考え方と内容のご質問でございますが、今後全量堆肥化を進める上では、現状の堆肥化事業の検討や改善を初め、あらゆる方向の意見等、研究が必要と考えています。また、新たな施設建設には約45億の事業費が見込まれることから、堆肥化の選択肢の一つとして彩の国循環工場内の生ごみ堆肥化工場の活用について、会社や関係者と協力をして生ごみ堆肥化委託の可能性について調査研究していきたいと考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、猪股議員さんのご質問にお答え申し上げます。
  初めに、18ページのI、プラスチック固形燃料化業務の予定数量でございますけれども、こちらにつきましては平成17年同様に2,100トン考えております。
  次に、それぞれの最終処分場への排出量と金額等についてでございますが、こちらの方、資料に一覧表の関係がございますけれども、さっきのご質問がありましたもの、順次お答えを申し上げます。まず、小野町の方はゼロになったのかということでございますけれども、こちらの方、昨年の10月に小野町の現地研修会がございまして、そのときに18年度からは三戸の方に切りかえてもらいたいということで、環境省より通知がございました。その関係で小野町の方から三戸の方に変えるということございます。
  次に、リース委託の関係でございますけれども、こちらの方につきましては今年度はありませんということでございます。先方の方から打ち切りたいという報告がございましたので、それに従ったということでございます。
  次に、オリックスの方は、どういう内容かということでございますが、こちらの方は、オリックスの表の上にエルテックという会社があると思いますが、今までは廃プラで処理委託につきましては処分先がないということで、山梨の方まで持っていっていたわけですが、オリックスの方が関係しまして、現物の方を確認していただきましたら、受け入れていただけるということで、県内の施設ということで切りかえをしてございます。
  次に、KのプラスチックRDFの関係でございます。最初に平成17年度の実績でございますが、18年2月集計分で申し上げますと、RDF固形燃料として2,014.22トン、再商品化用として848.82トン、最終処分として30.72トンでございます。また、平成18年度の見込みでございますが、RDF、固形燃料として2,100トン、これは先ほど申し上げた数字でございます。再商品化用として1,000トン、最終処分としては60トンと。
  次に、焼却炉関係でございますけども、これにつきましてお答え申し上げます。初めに、アの焼却炉の大改修のスケジュールを明らかにしてください。委託先や何かの検討と方針決定、入札等々についてでございますが、現在のところでは発注方法として委託ということで考えておりますけれども、この委託の中の事業委託という方法とPFIという方法、両方を同時に検討してございます。検討をするということにつきましては、どちらが……有利かということで契約書の方は相当多くなるものですから、この辺で時間がかかっているということがございますが、まず事業委託で進めた場合でございますけれども、この場合は今後10年間で進める基本協定書というものをつくるようでございます。この基本協定書を5月末ごろまでに取りまとめまして、6月末ごろ現場説明を行いたいと。そして、8月末ごろに入札業者の選定を予定しているということでございます。現場説明から業者選定まで期間が相当長いわけですが、積算期間がやはり必要ということで長くなっているということでございます。
  次に、PFIでございますけれども、こちらの方では実施方針の策定というのがあるようでございました。これにつきましては、事業委託の基本協定とほぼ同じ内容ということでございますので、やはり5月ごろまでに取りまとめを行いまして、6月末ごろ公募ができればというふうに考えております。そういたしますと、8月末ごろに選考、業者決定という形でなるかなというふうに思っております。
  また、工事の期間でございますが、当初4月から来年6月ということで15カ月を予定して、予算の方を進めていたわけでございますが、やはり時間がかかるということで、できれば9月から来年の11月ということで見込んでいるところでございます。
                 〔「9月からどのくらい」と言う人あり〕
業務課長(諏訪信雄君) 9月から来年の11月です。
  また、議会への報告、議案としての審議でございますが、PFIの場合では政令で定める基準に該当する金額の契約は議会の議決を経なければならないというふうに考えられておりまして、衛生議会の審議をお願いするということになると思います。
  また、事業委託方式でございますけれども、こちらの方は通常の委託契約ということになりますので、議決要件はございませんが、別途状況の報告をさせていただくということを考えてございます。
  次に、エの焼却炉の大改修は、何年くらい安定的な運転が可能と見ているのか、年間でどのように考えているのかについてでございますが、今回の改修に当たりましては、当初現在の焼却炉を今後5年間安全運転できる場合の経費と、10年の場合の経費とを検討いたしました結果、整備項目は5年も10年もほぼ同様で、工事費もほとんど変わらないということから、毎年度の財政負担を考慮して10年という期間を決定させていただきました。
  また、場合によっては、このまま2号炉で運転を継続するのかということでございますが、現時点では焼却炉の本体、こちらの方の耐用年数などを考慮いたしますと、10年の期間を超えての継続というのは相当難しいというようなことで見込んでおります。
  次に、カ、今後10年内に改修費用を精算しながら、同時並行的に新設炉の建設を進めることになるのか、その場合の財政計画ということでございますが、今後におきましては改修費用を精算しながら、あわせてごみ処理基本計画に基づく新炉建設を進めていくことになります。地元からは、直ちに実現が難しい要望等もございまして、新炉建設は不透明な状況にございますが、仮に建設の見通しがついた場合、現在の計画では新設炉建設費用としておおむね65億円程度の事業費を見込んでおります。そして、この財源といたしましては、国の循環型社会形成推進交付金が21億円、地方債が39億円、これは15年間償還ということになりますので、単年度の地方債償還額ということになりますと、約2億9,000万から3億円ぐらいになるというふうに見込んでおります。そして、一般財源が5億円程度でございます。
  次に、(キ)、今回の大改修によって、毎年の改修工事は10年経過後も必要なくなると考えているのかとのことでございますが、今回の改修につきましては改修後の保証期間が2年間というふうになっております。引き渡し後2年間は整備費はかかりませんが、3年度以降につきましては、いわゆるバグフィルターのろ布の交換など、新しい、新たな整備費用が出ますので、年間では8,000万程度という整備費を見込んでおります。
  次に、大改修にかかる負担経費とオリックスに委託して処理した場合では、五、六年の比較では余り変わらないということのご質問でございますが、現状で申し上げますとごみ処理基本計画に4年経過しまして、4年のおくれが生じておりますが、仮に生ごみ全量堆肥化が同じ4年おくれの平成23年となった場合で、6年間これを比較いたしますと、オリックスに委託して処理した場合は約54億円ぐらい。改修した場合は、約48億円ぐらいとなりまして、堆肥化の見込み量などの搬出状態によっては猪股議員さんからご指摘いただいたように、余り差は生じないというふうに思っております。しかしながら、オリックスに委託する場合で課題となりますことは、新たな保管施設の建設が必要になるわけでございますが、この施設の建設に当たっては現在の新設炉と同じように建設地の近隣500メーター区域の住民の同意が必要になります。住民の同意と4,000平米の土地の確保が仮に順調に進んだ場合でも、施設の完成までにはおおむね4年の期間は必要というふうに見込んでおりますので、実際に工事に入る場合は事前に十分な準備が必要というふうに考えております。
  最後に、炉体の関係のご質問でございますが、今回の工事は本体を交換する炉でないかというご指摘いただきましたが、炉体の交換ということになりますと、一般的には、いわゆる炉床、炉の床の部分ですが、いわゆる燃焼炉でございますけれども、こちらの方向から来る場合には新規と同じ方法というふうに言われているようです。それ以外のもの、つまり今回のバグフィルターの交換とかの内容につきましては、金額が大きくても県に相談いたしましたところ、それについては金額いかんにかかわらず、軽微な変更と。炉体、炉床そのものをいじっていませんので、軽微な変更だったらということで、住民同意は必要ないという説明をいただいております。
  次に、運転委託の管理の関係でございますが、こちらの方、先ほど申し上げましたように8月ということになりますと、その間に空白の期間が生じてきます。その間の委託につきましては、現在クレーンの委託をしておる三機化工という会社がございますので、これと一体となった管理ということで、こちらの方を考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) 私の方からは、Qのオについてご答弁を申し上げます。
  新設炉建設の目標を何年と考えたのですかでございますが、新設炉建設につきましては、既にご承知のことと存じますが、ごみ処理基本計画によりますと、平成19年度稼働となっております。現状では、都市計画決定の変更に伴う同意の遅れにより、4年程度の遅れが生じているところでございます。
  一方、建設における国の補助金制度が交付金制度に変わり、ごみ処理基本計画に基づく地域計画の策定が義務づけられたものでございます。このようなことから、施設の建設までに都市計画決定の変更、ごみ処理基本計画の見直し、地域計画及び環境アセス等の手続があり、施設の稼働となりますと6年程度かかるものと思われます。ご質問の施設稼働目標年度につきましては、現状では明確な年度を申し上げることはできませんが、仮に18年度に課題が解決し、順調にいった場合、24年度になろうと思います。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 再質問いたします。
  まず、答弁いただいた順番でいきたいと思います。現業職員の関係なのですけれども、平成29年度、あと11年後には10名割って1けたになるということです。新規採用、つまり職員数の委託にするのかということについては、総合的に検討しているということを言われました。全面委託にするのかどうか、新しい施設の稼働に合わせ検討するということで言われました。しかし、新しい施設の稼働というのは、つまりこれはごみ処理施設新設炉のことだと思いますけれども、それが今最後の答弁にありましたように一番早くても24年度に完成ということになります。ところが、これまでのよく経過を見てみれば、この見通しというものは全く不透明と言わざるを得ません。そして、ここで大規模改修をやっていって、それで私は10年はもたせるつもりだろうというふうに思いますけれども、考えますけれども、そういうふうに受けとれますけれども、そうしますと一体その直営にするのか委託にするのか、職員をどうしていくのかの結論を出すのは一体、実際にはいつごろなのですか。本来であれば、新設炉が完成してから検討するのではないです。新設炉をつくるということは、もう方針としては、計画としては出ているのであって、その計画はずれ込んでいるだけの話、この計画として出ている、その新設炉をつくる中で職員を一体どうするのか、この結論がいつ出すのかということぐらい明らかにしなくてはおかしいではないですか。もうその計画書はあるのだから、本来であればできた段階では職員は……こういうふうにします、全面委託にします、あるいはこれまでどおり半々、50、50にしますよという方針が私は出ているべきだと思うけれども、今の段階ではまだないと言われている。では、それをいつまでにそういう計画をつくるのか、見直しをするのか、検討するのか、それぐらいを明らかにすべきではないのですか。それが一向に明らかにならないで、ずるずる、ずるずる来たから、私はここで聞かざるを得ないのであって、いつまでに検討するのか、だから聞くわけ。
  それでは次に、事業所ごとの管理責任者は全部選任されている。減量資源化会議を開いて、40%の参加であるということを言われました。若干参加率は上がってきているのかなと思いますが、それでもまだ半分ぐらいしかおりません。欠席のところについても、資料を全部送付しているということでありますけれども、その資料をどういうふうに書かれたのかもわからないわけです。ちなみに、ここで明らかにしていただきたいのですが、その17年度は18事業所が参加をした。今まで全然参加をしていない事業所数。それから、少なくとも冒頭で資料出してもらいました上位10社の事業所は全部参加していますか。その点については、明らかにしてください。何でこんな細かいこと聞くのかなといいますと、やっぱり上位10社、多く出すところほど積極的に参加していただきたいし、参加してもらうべきだというふうにさえ言えると思うのです、これは。それが実際にどうなのかということをお願いをしたいと思います。
  それから次に、指定袋の開発です。16年度、17年度の実施で終了したのだということです。もう、これまで袋をいろいろ……つくっていて、いろいろな問題点が発生したのです。一生懸命改良し、交換してきたわけです。そうすると、今回の3月末に出されている、その開発報告書、これでほぼ完成と、もうこれで大丈夫ということが出るということでよろしいかどうか、これは確認になると思いますが、まだ……がないので、確認したいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
  それから、あと堆肥化についてです。堆肥化率、全量堆肥化という方針が既に出ています。それを市、町区域内3カ所、あと2カ所で堆肥化していくという方針が計画でこれまで進めてきました。前回の一般質問ですと、先ほど明らかにしてもらったのによりますと、今後は全量堆肥化を進めていかれる、その方法について検討するのだ。そのためにアイルに一部委託していく。アイルの活用について調査研究していくということになるようです。ということは、あと2カ所つくるという計画だった、その計画は、この計画自体から見直すということになりますか。そうしますと、これはごみ処理基本計画の重大な変更になると思いますけれども、この点についてどのように考えますか、お願いをしたいと思います。
  それから、アイルを活用、一部委託するということですが、その総予算はこのどこに載っていますか。
  それから、どのくらいの量を、現在台所資源収集している中の一部を回すということですが、どのぐらいの量を委託をして処理をするということになっている。
  それから、そこで委託をして、何のために委託をするのか。目的は何でしょうか。今久喜宮代でやっているのと同じような製品にするかどうか、その品質を見るためにですか。それとも、向こうで受け入れてもらえるかどうかを見るわけですか。この委託の一部委託をすると言われる、その内容を明らかにしてください。
  それから、焼却炉の大規模改修についてです。通告とは若干違って、前者までの答弁を踏まえて質問いたしましたので、違ったら大変申しわけないのですけれども、まず今の答弁だと、先ほど1回目の質問でも言ったのですけれども、さっきからの答弁ですと、当局は炉の本体を取りかえるので、地元の同意が必要なのだということを認めていらっしゃるのです。ところが、今の答弁だと、今度は床を取りかえなければ軽微な変更なのだという、軽微な変更の扱いになるのだというような、言っていることが話すたびに矛盾していませんか。当局自身が大規模な、地元の同意が必要なほどの改修なのだということを前者までの答弁で言われているのです。ところが、地元の同意を得るのが難しいから、軽微な変更とみなしてということを言っているのです。もともと軽微な変更だから、軽微の変更でやるのではないでしょう。そういうことしていないでしょう。もともと、一番最初の答弁で、例えば床の取りかえだけだから、炉床取りかえだけだから、地元ではもともと必要なのですよと説明されているのだったら、こちらはそうなのかと素直に理解する。だけれども、そうではないのです。地元の同意が得られないから、軽微な変更とみなしてしまった。おかしいのではないですかという、この矛盾をちゃんと説明してくださいという、これが一つ目。
  二つ目、地元に対して同意を得るのが難しいと言いながら、説明もしていないのです。これは、管理者にぜひ考えを聞きたいのだけれども、地元にも説明をする。これは、この衛生組合にとって、これまで最も大切にしてきた信頼関係ではないですか。それを理解は得られないだろうという前提のもとに立って、そういうことも言われました、さっき。説明をしない。そして、本来はやるべきことだったはずなのに、説明もしないで地元では必要ないのだと、理屈をつけて進めてしまおうとする、そうしたやり方というのはおかしいではないですか。当局の答弁の矛盾を私は聞いております。はっきりと説明してください。
  それから、この今回の改修をして、保証期間は2年間だと言われました。その後は、年間8,000万かかっていくということで言われました。そうすると、今からだと4年後からということになるのでしょうか。そのもともとの炉が老朽化しているわけですから、今回、今度全取っかえになるといっても、その後さらにどういう故障が出てくるか、改修がかなり必要になってくるのか、非常な不安があるのですけれども、そういうことはないというふうに考えていらっしゃいますか。その8,000万円程度、もちろんその後もまた出てきますけれども、その程度の補修でその後は推移をしていくだろうというふうに考えていらっしゃるのかどうか。
  それから、今回大規模改修をしていって、新設炉の建設がいつなのか、これはまだわかりません。しかし、最も早くて24年度、遅くとも通常私たちが考えれば今から10年後ぐらいには新設炉の建設ができ上がらないとおかしいだろうと。先ほど炉体の交換……炉床の交換の場合ですが、10年以上の運転は難しいだろうというふうに言われていますから、やっぱり10年後ぐらいをめどにして新設炉を建設しなければいけないことになる。そうすると、今回の契約、委託なのだか、PFIだかわかりませんが、経営の契約をしていって、お金を返していく。その重なってくる……なものでいます、新設炉建設で。それは、想定して幾つあるというのは難しいけれども、その想定される面積においてどのぐらいの負担が同時にかかってくるようになりますか。そうした試算はしていらっしゃいますか、お願いします。
  それから、さてそれで委託のときは委託を考えているけれども、委託の中で事業委託なのかPFIなのかということで検討しているということで言われました。まだ決まっていないわけですね。それを決めるのは、一体いつなのですか。その決めるのは、どっちにします、その方針は理解が、その段階で報告はないのですか。PFIの場合には、議決が必要になるから、当然臨時議会開かれる。委託の場合には、……があると言われました。11月に、せっかく早目に早目に報告して私たち議員の理解を得ようという努力をされて、今回いよいよ……として5月にはもう基本計画案なり実施方針の策定を進めようとしているわけです。行おうとしているわけです。その段階では、説明はしないで進んでしまうつもりですか。結果をこうすればいい、あるいは……の段階で説明をすればいい、そういうお考えですか、お願いします。
  以上、お願いします。
                 〔「休憩」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午後 零時10分

    再開 午後 1時00分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、再質問にご答弁申し上げます。
  現業職の新採用と委託の関係の結論をいつまでに出すのかということでございますが、新設炉建設のめどがついた段階には結論を出していきたいと、このように考えております。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所の減量資源化会議についてお答えさせていただきます。
  減量資源化会議、一度も参加しない事業所は何事業所ぐらいかというご質問ですけれども、多量排出事業所、今年度43事業所ありますけれども、毎年10事業所前後が多量排出事業所でなくなり、また新たな事業所が入ってきていますことから、一概に何事業所かちょっと言えないのですけれども、上位10社で申し上げますと、上位10社もここ二、三事業所が入れかわっているのですけれども、10事業所の中で一度も減量資源化会議に出席しない事業所は3事業所でございます。そのうちの1事業所は、まだオープンしてことしが初めてということで、そういう現状でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から堆肥化についてお答えします。袋の関係でございますが、当初袋の分解とか、それから強度の問題とかいろいろありました。しかしながら、最終的に当初の目的を達し、4月から最終的な結果をもって新しい袋で対応していきたいと思います。
  一部堆肥化の委託の問題ですけれども、基本計画については分散化ということで変更はございません。アイルの方でどういうことやるのだということのご質問ですけれども、私どもの生ごみだけの堆肥で本当に受け入れが可能か、またでき上がった堆肥が品質的にどうかということを会社と関係者を含めて検討していきたいというふうに考えています。
  以上で終わります。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  5点ほど質問がございましたので、ちょっと順不同になりますが、お答え申し上げます。最初に、2年間は保証期間、その後維持管理として8,000万では不安があるのではないか、推移はどうかということでございますが、これにつきましては毎年度のでこぼこはございますが、平均いたしますとおおむねこの程度で10年間は大丈夫というふうに見込んでおります。
  次に、地元の同意の関係で、地元の説明会はどうかということでございますが、事前に例えば宮代台の自治会との話し合いの中では、議会が終了して承認された後、工事着工前に説明会をしたいということでお答えを申し上げました。このような形で地元の方には、丁寧な説明をしていきたいということで考えてございます。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長(諏訪信雄君) ええ、ほかにつきましても同じような対応で説明させていただきたいというふうに考えてございます。
  次に、10年後の改修の場合で、今の金額とどんなふうに重なっていくのかということでございますが、先ほど説明いたしました30億円の起債の償還ということでございますと、15年、2年、繰り延べの場合につきましては、年間で2億9,000万から3億円ぐらいというふうに思っております。ですからダブりますとこの金額が重なってくるということだと思います。
  次に、議会の方でございますけれども、契約までに報告はしないのかということでございますが、こちらにつきましては現在の契約の方法、こちらの方の方針が決定いたしましたら報告をさせていただきたいというふうに考えております。
  最後に、一番最初の炉床の関係でございますけれども、こちらの方は図面を用意させていただきましたので、こちらの方でちょっと説明をさせていただきたいというふうに思います。
  今回の改修につきましては、集じん機の更新をきっかけに10年もたせるために18億円の改修を考えたわけでございますけれども、これは住民の同意を得る必要がない方法ということでございます。
  そこで、住民の同意が必要な方法と、新設炉と同じ扱いになるのはどういう方法かということでございますが、この図面のこの部分が炉体でございます。そして、下の緑の部分、3段にございますけれども、これはストーカーと言われるものでございまして、こちらの方、今2つございますが、これの形状を変更した場合、これが一つです。もう一点は、これを大きくしたり、あるいは小さくしたりして、処理能力に変更があった場合、エンジンなどでいいますと、このピストンの部分をいじってしまうとだめということで、この場合には住民の同意が必要になるということで言われております。今回には、これに当たりませんので、住民の同意が必要のない工事ということでご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 猪股議員、再々質問をお受けいたします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) まず、職員採用の関係です。どうしてもいつごろまでに結論を出すとか、めどをつけるのかということを言わないのです。言わないというか、言えないのです。……全面委託案あるいは5割、5割でいきますか、そういう結論を出してくるのは、新設炉建設のもめどがついた段階で……。では、新設炉建設のめどをつけるという、ではいつごろまでにめどをつける考えでいる、話は全く前に戻るのです。最初に戻ってしまうのですが、18年……合意をすれば……けれども、18年度に合意ができなかったら、それで……、そういうことです。答弁要らないです。……の委託化、……めどをつけるのも、もうすぐに……なくてはいけないですから。来年住民の同意が得られて、めどがついたのだったら、来年まで踏み込んだのです。そんなあいまいなものなのですか。そうではないでしょう。衛生組合、行政当局として、全面委託なのか、あるいは委託……方法でいくのか、それを基本的な考え方、方針というものを打ち出していく。それによって、また……の仕方とか、運営の仕方とか、全部変わってくるわけですから、先に検討を進めるべきものであることは当たり前ではないですか。それを言わないで、言えないで、そういうふうに考えざるを得なくなってしまうわけです。少なくとも今職員は毎年毎年、1人、4人、3人、4人というふうに退職していく、どんどん、どんどん減っていく状態です。それで、23年から26年に各1人減っていって、29年度に1人減って1人になる。私は、1人……ました。住民……の委託だと答えてもらったのですけれども、10人が、あるいは13人、14人であったとしても、もう今の5割、5割の体制は維持できないわけです。そんなこと、……わかるわけでしょう。では、29年度という10年に……る前に、もっと早い段階で結論を出して、見通しを出していかなくてはならない。方針を確定していかなくてはならないわけです。その結論を新設炉を建設するという、まだ不確定なものに、しかも新設炉建設のめどをつけるの、その目標自体も定まっていない、それに……を立てるというのは余りにも不誠実ではないですか。職員の方々は、毎年毎年退職するのです。その後どうなるのだということを心配しながらいるわけです。そういう職員の作業への、作業上の職員の理解、信頼というものについてはどう考えているのでしょうか。一体いつまでに結論を出そうとするのか。それは、新設炉のめどではなくて、何年ぐらいまでには結論をきちっと出すのか、来年なのか、再来年なのか、そのことをはっきり出してください。お願いします。
  それから、焼却炉のことです。今既に……て……の交換ではないから、そういう交換ではないから、住民の同意は要らないのだというような話です。話繰り返されれば繰り返されるほど、何かおかしな言い方になってくるのですけれども、今の答弁で……
                 〔何事か言う人あり〕
16番(猪股和雄君) 何ですか。
                 〔何事か言う人あり〕
16番(猪股和雄君) 何か途中で茶々入れられるのだけれども。
議長(角野由紀子君) 続けてください。
16番(猪股和雄君) 私に続けるではなくて、茶々入れないように言ってください。議長の責任として。
議長(角野由紀子君) 続けてください。
                 〔「続けろよ」と言う人あり〕
16番(猪股和雄君) 何ですか、議長さん。議長は、議場の整理、役目でしょう、まずは。
議長(角野由紀子君) 質疑を続けてください。
16番(猪股和雄君) 当局の答弁聞けば聞くほどおかしくなってくるのですが、ますます矛盾が出てくるのですが、住民の同意を得ない方法、得ないでやる方法を考えたということです、今最後に言われたこと。そのためには、一番……をいじらないで、交換しないでやる方法でいくのがいい。しかも、先ほどの何回も繰り返しされている答弁の中で、住民の理解を得るのが難しいから、それがそもそもの当局の発端なのです。なぜ住民に対して説明をしないのか、また住民の理解を得る必要ない状態にしたのかということは、理解を得るのが難しいからということなのです。それは、もう何回も理解しています。課長さん、あなたが言ったのです。そういう考え方で今回の大規模改修を進めていって、一体新設炉建設に向けての住民との話し合いを一生懸命やるということも同時に言っているわけでしょう。片方では、住民の理解が難しい……いい方法でやっているのだと。片方は、理解を得て、では決めましょうと。そういうことで、住民の信頼関係はどうなるとお考えですか。私は、その点について先ほど管理者にお答えいただきたいというふうに言ったつもりなのですけれども、伝わらなかったようですから、ぜひ管理者お願いしたい。住民との信頼関係の問題。説明をしていくという、そして理解を得ながらやっていこうという、それは新設炉にしても、大規模改修にしても同じことです。ぜひ見解をお願いをします。
  それから、住民への説明です。宮代台の自治会については着工前に説明するということでなっている。私の……声を上げたら、ほかも同じような方法、対応で説明していきたいという、ほかの地域に対して、そういうお話をされているのですか。しているのですか。していきたい。これは、主観的な当局の考えです。ところが、新設炉の話が実際に進んでいかない。同意得られない状態で今回……、そういう方法で住民の理解を得ないでやっていこうとして、では着工前だったら説明していきたい。その点についても、それはもう見解、認識の問題になっていますから、そこは。
  それから、具体的な問題、ちょっと私したいのですが、委託方式の中で事業委託とPFI方式ということで、まだ決まっていない、検討しているというふうに言われました。大変申しわけありません。私も質問する中で答えていただいているのかどうか全然わからないのですけれども、その事業委託かPFIかという、その結論はいつ出すのですか。それを答えていただきたい。答弁したのだったらごめんなさい。もう一度お願いします。
  それから、PFI方式の場合に議会審議となるというふうに言われました。それは、契約8月ぐらいと言われていますから、そうすると議会の審議が9月ごろということになりますか。
  それから、業務委託、事業委託の場合には、議決はないというふうにおっしゃられました。それは、私も勉強不足ですので、制度としてそうなっていると答えてくれればいいのですが、事業委託の場合には運転管理の委託についてはわかるのですが、大規模改修は、この工事請負契約の案件にはならないのですか。それも教えてください。
  それから、工事請負契約という案件になるのか、ならないのか。ならないのだったら、その理由を教えてください。
  それから、なるのだったら、それはいつごろ出てくるのかを教えてください。
  それから、PFIの場合には……出ています。事業委託の場合には、全く同じ数字でいくわけでしょうか、どうか。それとも数字、計算は変わってくるのでしょうか。債務負担行為28億円というのは、PFIを前提とした算定で出てきた数字だというふうに私はついこの間、と理解をしていたのですが、PFIでないことも検討されているということですから、その場合には別の数字、別の算定が出てくるのか、こないのか。出てこないのだとしたら、なぜなのか。PFI全く同じで……理由を教えてください。
  それから、行政の説明を聞いていると、例えば大規模改修もしないで、新設炉ができるまで民間委託方法はどうかとか、そういう計算、比較をした中で、大規模改修の方が安く上がるのだということを一生懸命説明されているのですが、例えば先ほどの年間8,000万円、改修後の維持管理に、補修に8,000万円かかっていくということを言われました。そういうことを加えていくと、さらに改修した場合の費用負担は上がっていくのではないのですか。もちろん、保証が終わった後の負担になりますけれども、4億か5億ぐらいプラスになってくるというふうに思うのですが、その点はいかがか。
  それから、保管施設が必要になるということで言われましたが、完成までに4年かかると言われましたが、そういうのを新たに建設というふうに考えれば、確かにそうなるのだけれども、例えば今の施設が丸々あくわけですから、そこを利用して積みかえる、利用するとか、安上がりに上がる方法を考えようとすれば、幾らでも出てくるだろうと思うのです。そういう、どうやったら安上がりに上がるか、改修しないで安上がりに上げる方法はないか。その方法を検討した上で今回の方針を出してきているのかどうか。何かきょう本当によくわからない。特に管理者さん、ぜひお願いします。この住民との信頼関係の問題。これについては、管理者の方からぜひお願いします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  管理者、お願いします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 猪股議員の住民との信頼関係につきましてお答えいたします。
  ごみ処理行政につきましては、さまざまな行政運営の中で、特に住民の皆様の生活に密接した事業であることから、住民の皆様のご協力とご理解をいただくことにより、早期の事業を完成できることになります。このような観点から住民の皆様との信頼関係のもとに事業が進められてきたという認識をしております。したがいまして、今回の焼却炉の改修に当たりましても住民の皆様や、そういうふうな決定を出す上にきちんと説明をさせていただくことによりまして、今までの考え方……
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問にお答え申し上げます。
  事業委託とPFIの方の結論でございますが、こちらの方は5月末ごろになるべく結論を見たいというふうに思っております。
  そして、PFIの場合、議会の議決はいつごろかということでございますが、こちら方は8月末ごろに業者が決まりますれば仮契約ということになりますので、期間を置かずに本契約と、この場合が議決ということでございます。
  議決要件、工事請負費、これについてはどういう関係なのかということでございますが、こちらの方は今回焼却炉の改修だけをとってみますと、これは工事請負費からの支出という内容でございます。したがいまして、工事請負費で執行する場合は建設工事請負契約で、いわゆる工事請負契約約款に基づきまして、契約書記載の工事を契約書記載の工期内に完成し、工事目的物を甲に引き渡すときは、甲はその代金を支払うものとするというふうに定めがございます。つまり工事完成後は、直ちに工事費の18億5,000万を払う必要が生じます。これにつきましては、現在の厳しい財政状況ですと、全額の支払いは大変困難という状況でございますので、改修工事を常時行っている施設の運転管理業務と一体化しまして、焼却炉改修管理事業ということで位置づけまして、分割払いが可能となる債務負担行為を設定した事業委託方式。もう一つはPFIによる業務委託契約でございますけれども、こちらの方で執行したいということで委託料の方の計上になったという経過がございます。
  次に、PFIと事業委託は同じ償還になるのかということでございますが、こちらの方につきましては契約方法が違うだけで、償還は同じでございます。
  次に、改修の関係で、今後6年間で年間8,000万の改修費を見ているのかということでございますが、こちらの方は試算したときに改修工事ということで8,000万を6年間見てございます。
  最後に、積みかえ施設の関係でございますけれども、こちらの方、新しくつくるということの結論までにはいろんな経緯を検討しました。一般的には、最新の焼却炉ですと、猪股議員さんがおっしゃっているように新しい焼却炉の場合はピットに積みかえ施設がもう既にできております。ピットをまたいで、10トン車が入れると、そこで今のクレーンを使って積みかえるわけですが、残念ながら衛生組合の施設はこうした施設がございません。改修することが、壁が立ち上がっておりますのでできないというのがまず一つと、あと車が10トン車は入れなくてせいぜい4トンぐらいなのです。4トン車ですと、遠くに運ぶ場合に効果がございませんので、やはり10トン車ということで、今のピットを利用する場合には難しいという結論になりました。これは、五、六年前にもそういった検討をされているようでして、そのときにもできないということで、やはり新たな積みかえ施設が必要という結論になったものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) 再々質問にお答え申し上げます。
  直営、委託、その辺の方針を具体的にすべきではないかということでございますが、都市計画決定の変更の同意、現在いただいておらないわけでございますが、この同意をいただきまして、建設整備日程が具体化した段階において決定できるよう、検討してまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、角田議員、お願いいたします。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 質疑をいたします。
  10ページ、11ページで、一般管理費の8目報償費の廃棄物減量等推進審議会委員謝礼50万4,000円の詳しい内容をお知らせください。会議回数、委員の人数、選任方法、期限等についてお知らせください。
  次に、12ページ、13ページですが、全謝礼、人数、町、市それぞれの人数はわかりました。この推進員の目的は何かをお答えください。
  3点目として、目標を達成したところから推進員を外す考えはないかどうかお伺いをいたします。
  次に、有機資源農業推進協議会委員謝礼203万6,000円について、これは前者の答弁でわかりましたので、削除、割愛いたします。
  次に、13節委託料の委員会会議録調製業務120万2,000円、この内容と、だれに配る会議録なのかをお知らせください。
  また、委員会と議会との関係について、どうお考えになっているのかご答弁をください。
  あと、18節備品購入費の視察対応用備品30万円の内容についてお知らせください。
  それから、19億円の予算規模を持つ機関として、またごみ処理機関としては、住民の理解、協力が不可欠なことは論をまたないが、推進委員、評議会、審議会等の予算に対する割合はどのくらいを適当と見ているのか。18年度予算では幾らになり、何%になるのかお答えください。
  また、各審議会、委員会で行われている事柄の議会への報告体制をどのように考えていらっしゃるかお答えください。
  ページ14、15になりますが、公平委員と監査委員の研修費減がそれぞれ出ております。議会に同行しての研修がだめであれば、他の研修方法を考えるべきではないのか。そっくり減額すべきものではないと思うが、どうかお答えください。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、廃棄物減量等推進審議会、それから減量等推進員、18節の備品購入関係をお答えさせていただきます。
  廃棄物減量等推進審議会の委員の謝礼につきましては、条例にあります事業系ごみとし尿くみ取り料金の見直しを行うものです。委員の人数につきましては12名、開催回数は7回を予定しております。期間につきましては、答申がなされるまでを予定しております。
  委員の選任につきましては、住民組織の代表者、商工業関係者、それから識見を有する者から選任したい、そのように考えております。
  廃棄物減量等推進員さんの制度につきましては、平成10年度から開始しまして、平成18年度で9年目になります。この推進員制度は、平成8年度に設置された廃棄物減量等推進審議会の答申によりまして制度化され、多様化するごみの分別の徹底のための住民への協力の要請、それとごみ集積所の清潔の保持の指導、ごみ減量及び資源化、これらを目的に設置されたものです。この推進員さんの取り組みと住民皆様の協力によりまして、2分類、15種分別の分別収集が徹底されまして、平成16年度の燃やせるごみの中に混入する資源類も5.5%という、かなり少なくなりまして、資源化率も43.2%と全国的にもトップクラスの数字になったものでございます。今後もこれらの数字とか、分別の徹底を維持するためには、今後もこの減量推進員さんに活動していただきたい、そのように考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
  18節の備品購入費の視察対応備品につきましては、視察、それから研修のときにテレビまたはビデオを使って説明等行うときありますけれども、この衛生組合のテレビとビデオ、かなり古くなりまして、故障が多くなってきたということです。それと、ビデオにつきましては、VHSテープのビデオなものですから、今最近はDVDとか、そういうものが多くなりまして、対応ができないということで、テレビとDVDレコーダー、これを1台ずつ購入するものです。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、19億円の予算規模を持つ機関として、またごみ処理機関としては住民の理解、協力が不可欠なことは論をまたないが、推進員、協議会、審議会等の予算に占める割合はどのぐらいを適当と見るか。18年度予算では、幾らになり、何%になるかでございますが、初めに推進員、協議会、審議会等予算に占める割合につきましては、廃棄物減量等推進員が912万円、有機資源農業推進員協議会が203万6,000円、廃棄物減量等推進審議会が50万4,000円、合計いたしますと1,166万円でございまして、予算に対する割合といたしましては0.6%となります。推進員、協議会、審議会につきましては、行政と住民とのパイプ役となったり、清掃行政に直面する課題等に対する住民の方々や専門的な知識を有する方々の意見等をいただきながら発展していくものと思いますことから、意義あるものと考えますので、ご理解賜りたいと思います。
  各審議会、委員会で行われている事柄の議会への報告体制をどのように考えるかでございますが、審議会や委員会での審議内容等につきましては、議会を初め住民の皆様で共有することによりごみ処理行政のさらなる発展に資するものと考えているところでございます。このようなことから、審議会や委員会における審議内容等の報告書等につきましては、これまで議会に対し配付をしたり、2カ月に1度発行いたしております衛生組合だよりや必要に応じて発行している臨時号へ審議会等の概要などを掲載しているところでございます。
  次に、公平委員と監査委員の研修費の減がそれぞれ出ているが、議会と同行の研修がだめであれば、他の研修を考えるべきで、そっくり減額すべきではないと思うが、どうかでございますが、公平委員と監査委員につきましてはこれまで議会主体によるごみ処理行政に対する視察研修に同行してきたところでございますが、17年度につきましては構成市町における財政逼迫の折、あらゆる方面で歳出の削減に努める中で、衛生組合におきましても歳出の削減に努めてまいったところでございます。
  公平委員会につきましては、職員の給与、勤務時間、その他職員の勤務条件に関する措置要求の審査、判定、必要な措置をとることなど、監査委員につきましては財務管理、事業の経営管理、その他行政運営についての監査が主な職務となっております。このようなことから、公平委員会、監査委員の研修につきましては、研修の方法も含め、それぞれの職務に合った研修について今後検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 再質疑いたします。
  2点目になりますか、12ページ、13ページの廃棄物減量等推進員謝礼912万についてなのですけれども、久喜市と宮代町それぞれ235人と118人、合計353人が配置されているということが前者の質問で明らかになりました。先ほども廃止の方向では全然考えていなくて、これが減量、また分別に対して非常に力を持っているというご答弁でございました。久喜市として本来何人が配置されなければならないのか、宮代町としては本来何人が配置されなければならないのか、その辺はどう見ていらっしゃいますか。
  また、その配置されていない箇所に対しての推進はどうされていらっしゃるのか。これだけ、先ほどのご答弁で非常に協力いただいて、分別もしっかりと進んで、資源化率もこれだけ向上しているというご答弁がありました。それであるならば、全市、全町に配置すべきことでありますし、いまだに置かれていないところもありますし、さきの一般質問の中でもある地域ではごちゃまぜになっているのを持っていってしまっているという、そのごちゃまぜになっているのをしっかりと指導する立場にある人が配置されていても、そういうことになっているというようなことに対してもどういう指導されているのかお伺いをいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 減量推進員制度についてお答えさせていただきます。
  先ほどちょっと答弁漏れがございましたけれども、廃棄物減量等推進員さん、例年予算は400人を計上していたのですけれども、近年によりますと約350人から360人ということで推移していますので、久喜市が何人、宮代が何人ではなくて、20人を減らしまして380人分の減量推進員の謝礼を計上したものです。
  久喜市の予定数につきましては、久喜市が275人のところを235人、宮代町が125人のところを118人の今推進員さんが活躍なされております。できるだけこの推進員さんの設置も予定数だけお願いしたいということで機会あるごとに区長さんとか自治会長さんにお話しするのですけれども、私のところはごみを取り残しされなくて、きれいに分別されているから、今ちょうど推進員さんの推薦をお願いしているところなのですけれども、そういうきれいに分別されているから、私のところは置かないというところと、ちょっとした団地になりますと自治会費で分別とか、そういうものを行っているので、減量推進員さんは今のところ置く考えはない、そのような回答といいますか、お答えもいただいております。ただ、減量推進員さんの推薦のときには、こういう趣旨をお話しして、できるだけ推薦をお願いしたいということで、今回もその旨を通知しまして、今推薦をいただいているところです。この推進員さんのおかげで、いろいろなごみの分別も他市町に比べてかなりよく、混入率といいますか、それもよくなっております。ただ、先日も一般質問でもございましたように、あるところではごみが余り分別されていないというところもございますけれども、そこのところを調べてみましたら、そこは減量推進員さんが選任されておりましたので、これからももう少しいろいろなところで勉強させていただきたい、そのように考えております。
  以上で終わります。
議長(角野由紀子君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
  次に、戸ヶ崎議員、お願いいたします。
                 〔19番 戸ヶ崎 博君登壇〕
19番(戸ヶ崎 博君) 戸ヶ崎です。私の方は17ページですが、職員手当でお尋ねします。
  職員手当の中で、一つは特殊勤務手当、何をどのくらい見て積算しているのかお尋ねします。また、特勤の考え方についてもあわせてお聞きします。
  それから、地域手当を何%見ているか。これは、条例も出てきておりますから、結構ですが、一応その100分の6ですか、6%見たその理由と根拠を明確にお尋ねします。
  それから、17ページの備品購入費ですが、生ごみ堆肥施用圃場看板について、この看板というのはどのような看板をつけるのですか。先ほどの前の説明で10カ所ということですが、その具体的な予定についてもお尋ねします。
  それから、18ページになりますけれども、需用費で消耗品費の内訳をお伺いします。
  それから、その下の燃料費についても内訳をお尋ねします。
  それから、同じく18ページの委託料で、再商品化業務、内容と委託先をお尋ねします。これは出ましたか。
                 〔何事か言う人あり〕
19番(戸ヶ崎 博君) いや、ごめんなさい。
  それから、剪定枝資源化作業の内容と委託先、これもお尋ねします。
  それから、21ページ、委託料で燃やせるごみ等湿ベース組成分析業務についてお伺いします。
  同じく21ページ、ダイオキシン類測定業務、その内容と積算についてお尋ねをします。
  それから、15番の工事請負費、生ごみ堆肥化処理施設整備工事について、内容についてお尋ねします。
  同じ21ページなのですが、工事請負費、これはし尿処理費の方の15番の工事請負費ですが、脱臭設備整備工事の内容についてお尋ねします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 戸ヶ崎議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答え申し上げます。
  初めに、特殊勤務手当は何をどのぐらい見て積算しているかでございますが、現業職における特殊勤務手当につきましては、現業職員手当、自動車運転手当、その他の運転手当の3種類ございます。現業職員手当といたしましては449万6,720円でございます。内訳ですが、平日の作業従事分として日額600円掛ける225日掛ける26人で351万円、国民の祝日に勤務した場合、日額6,720円掛ける9日掛ける14人で84万6,720円、年末年始分として日額1万円掛ける14人掛ける1日、14万円となります。
  次に、収集車の自動車運転手当として月額9,000円掛ける12カ月掛ける8人で86万4,000円、その他の運転手当として場内でのショベルローダー運転といたしまして月額4,500円掛ける12カ月掛ける3.6人で19万4,400円となっております。特殊勤務手当の考え方でございますが、特殊勤務手当につきましては著しく危険、不快、不健康または困難な勤務その他著しく特殊な勤務で、給与上特別の考慮を必要とし、かつその特殊性を給料で考慮することが適当でないと認められるものに従事する職員には、その勤務の特殊性に応じて特殊勤務手当を支給することになっておりますことから、支給しているところでございます。
  次に、地域手当の率とその理由でございますが、地域手当につきましてはこれまでの調整手当を地方自治法の一部改正により地域手当に改めるものでございまして、率につきましては6%となっております。衛生組合の給与につきましては、これまで構成市の久喜市に準ずる形で実施したところでございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 今ちょっとよく聞こえなかった。湿ベースのごみ組成分析の結果ですか。
                 〔「はい」と言う人あり〕
総務課長補佐(石井信幸君) わかりました。では、私の方から塵芥処理費の委託料の再商品化業務と燃やせるごみ等の湿ベースについてお答えさせていただきます。
  再商品化業務につきましては、平成18年度初めて計上したものです。これは、瓶、缶、ペットボトルで回収しております茶色の瓶とその他の色の瓶の再商品化の費用でございます。平成17年度までは、収集運搬業者が無料で再商品化をしていただいていたのですけれども、18年度からは逆有償といいますか、有料にしてくださいということで話がありましたので、指定法人ルートの再商品化の方に委託するものでございます。再商品化の費用といたしましては、茶色の瓶が1トン当たり4,800円、そのうち市町村の負担割合が21%で1,008円になります。収集量が372トン計画しておりますので、それを掛けますと37万4,976円。その他の色の瓶の再商品化費用が1トン当たり7,100円でございます。市町村の負担割合が12%で、ですから852円、この852円に収集予定量の121トンを掛けますと、その他の瓶が10万3,092円、両方合わせまして47万9,000円を計上したものでございます。この再商品化費用の市町村の負担割合というのは、小規模事業者とか、そういう再商品化費用を払わないところの分を市町村が補足するといいますか、負担するという制度でございます。
  続きまして、燃やせるごみの組成分類業務につきましては、燃やすごみと、それから資源プラスチック類の中にその他資源類等のごみがどのぐらい混入しているか、これらを湿ベースといいますか、ぬれたままの状態で調査するものでございます。久喜市内で5カ所、宮代町内で3カ所、合わせまして8カ所のごみの集積所に出されたごみを出された状態で分別といいますか、収集、それを分類を行いまして分別状況の把握を行っているものです。燃やせるごみにつきましては、春、夏、秋、冬の年4回を、プラスチック類につきましては秋1回行っているものでございます。この分類結果につきましては、毎年広報、組合だよりで住民の皆様にお知らせをしまして分別の協力をお願いしているところでございます。
  分別の状況につきましては、燃やせるごみの中に混入している資源類等の割合が平成16年度が資源類が5.5%、その他のものが0.1%、5.6%の混入、平成17年度につきましては6.8%の混入となっておりました。ただ、この6.8%、調査の中でちょっと調べた結果ですと、園芸の土が燃やすごみの中に巧妙に何か紛れ込んでおりまして、それを除きますと16年度と同じ5.5%、同じような数字になります。また、プラスチック類につきましても異物の混入割合が平成16年度で5.8%、平成17年度ですと9.1%になっております。この9.1%、数字が悪くなったのですけれども、これも調査の時点でビニールのバッグ類が十数個一緒に出されました。出した人は、分別は間違っていないと思います、ビニールのバッグですから。ただ、私どもが分類のときにそれに小さな金具がついていましたので、私どもはそれを燃えないごみとしてカウントさせていただきましたので、9.1%という数字になります。このバッグ類を除きますと、混入率が約3%から4%、このぐらいな数字になります。衛生組合では、乾ベースといいますか、ごみを乾かした後の分析、組成分析を行っております。それと、湿ベースの組成分析、両方行っているわけですけれども、湿ベースですと本当の実態に合った量が把握できるということなのです。ちなみに、一つの例を申し上げますと、乾ベースといいまして、乾かした状態で調査しますと、燃やせるごみの中の生ごみといいますか、厨芥類の割合は22.8%なのですけれども、それを湿ベースで調査しますと46.2%、倍ぐらいな数字の開きがあるということで、実状といいますか、現状把握するために湿ベースの組成調査を行うという、そのような状況でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から生ごみ関係についてお答えします。
  17ページの生ごみ堆肥施用圃場看板の関係でございますが、生ごみ堆肥化施設から生産された生ごみ堆肥を久喜、宮代町の農家の方々の協力をいただき、栽培試験をする圃場に設置する生ごみ堆肥化広報用の看板、60センチ掛ける90センチ、10枚分でございます。
  次に、18ページの剪定枝資源化作業業務委託の内容につきましては、剪定枝を設備に投入する作業及び設備を適正に運転するために必要な簡易な整備、清掃や消耗品の点検などを委託しております。委託先につきましては、社団法人久喜市シルバー人材センターを予定しています。
  次に、生ごみ堆肥化処理施設整備工事については、さきの猪股議員にお答えしたとおりでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、戸ヶ崎議員さんのご質問にお答え申し上げます。
  初めに、18ページ、需用費、消耗品費の内訳でございますが、主なものを申し上げますと、ごみ処理施設では主に焼却炉で使用する活性炭やキレート剤の薬品代で2,437万6,000円でございます。粗大ごみ処理施設では、破砕機のハンマーやドラム缶などで286万4,000円でございます。堆肥化施設では、生分解性袋や消臭剤などで2,462万6,000円でございます。設置型生ごみ処理器では、豚ぷん堆肥の購入などで34万2,000円でございます。ごみ収集業務では、収集車のタイヤやバッテリーなどで39万6,000円となりまして、合計では5,260万4,000円でございます。
  続きまして、燃料費の内訳でございますが、ごみ処理施設で使用しますA重油が3,291万8,000円でございます。堆肥化施設で使用します灯油、こちらの方が615万円でございます。ごみ収集で使用します軽油などガソリンが363万円でございまして、合計では4,269万8,000円でございます。
  次に、21ページのダイオキシン関係でございますが、平成18年度におきましては定期測定のほかに焼却炉の大規模改修に伴い、工事期間中だけのダイオキシン類測定業務を別途に行う予定でおります。内容といたしましては、2号炉を改修している期間は1号炉でのごみ焼却となるため、この期間中に1号炉の排ガス中ダイオキシン類を毎月測定いたしまして、安全を確認するもので、合計6回で262万円を見込んでございます。
  最後に、脱臭設備整備工事の関係でございますが、この設備につきましてはし尿処理過程で発生する臭気を除去するための設備でございまして、通年で稼働していることから、装置内部にごみが蓄積したり部品等が劣化するため、正常な機能を確保する目的で整備をするものでございます。工事の内容につきましては、薬液洗浄塔整備、活性炭吸着塔整備、脱臭ファン整備、循環ポンプ整備、センサー整備となっております。
  なお、18年度の整備につきましては、洗浄塔内のエレメント交換を行うため、対前年比で104万5,000円の増額となっております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  戸ヶ崎議員。
                 〔19番 戸ヶ崎 博君登壇〕
19番(戸ヶ崎 博君) 丁寧なご答弁ありがとうございました。何点か。
  一つは、燃料費なのですけれども、重油が3,291万円ほどかかっているという答弁がございましたけれども、これは傾向というか、18年度は積算したその根拠といいますか、だんだん値段が上がっているから、そういう値段になってきているのか、それともごみがなかなか減らないから、そういう重油も見ているのか、その辺のお考えはいかがですか、お尋ねしたいと思います。
  それと、剪定枝の資源化の作業なのですけれども、これはシルバーに委託ということですが、剪定枝をチップみたいにします。それをどこかに運んでいくのもその委託なのでしょうか。そこまで、どの辺まで衛生組合としては面倒見ているというか、どこまでやっているのでしょうか、確認の意味でお願いします。
  それから、湿ベースのこういう調査って非常に大事だと思います、私も。ただ、確認ではないのですが、毎年8カ所、さまざまなところで選んでやっているのだろうと思いますけれども、その辺の確認。
  それから、プラスチックのは、1カ所で大丈夫なのですか。今までの経験といいますか、今までの経緯で1カ所で大体久喜、宮代全体がわかるということになってきているのでしょうか。
  それから、施用の圃場看板なのですが、どんな看板なのでしょうか。試験的に事業をやる看板だということでありますけれども、長い期間掲げておくような看板をつくろうということなのでしょうか、確認の意味でお願いします。
議長(角野由紀子君) 戸ヶ崎議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 湿ベースの組成調査についてお答えさせていただきます。
  湿ベースの組成調査につきましては、久喜市を5カ所、宮代町を3カ所、これは燃やせるごみとプラスチック類も同じ8カ所で調査を行っております。燃やせるごみにつきましては、季節的に果物とか、水分が多い時期、少ない時期がありますので、年4回、プラスチック類につきましてはそんなに変動もないだろうということで年1回行っております。この8地区の選定につきましては、農村部、それから市街地、団地、そのようにちょっと違ったといいますか、そういう場所を選定して調査を行っております。ですから、このプラスチック類につきましても年1回の調査である程度の状況は把握できるものと考えておりますので、ご理解お願いいたします。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 剪定枝の関係でお答えします。
  剪定枝については、職員1名、シルバー人材センター2名で運転しています。でき上がりました堆肥については、アームロールの箱で、組合の入り口にあるところの橋の先にある左側の空き地に職員が運転して持っていっております。
  次に、看板の関係ですけれども、アルミの看板で60センチ掛ける90センチで、移動可能な看板でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  燃料費の関係で重油の内訳は、ごみが減っているか、値段が上がっているかということでございましたが、こちらの方につきましては単価の上昇が主な要因でございまして、平成17年度は1キロリットルで4万5,150円でございました。ところが、18年度に入りますと、これが5万9,850円というふうになりまして、1万4,700円の値上がりとなりました。約33%の値上がりということで、増額要因となってございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で戸ヶ崎議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時10分

    再開 午後 2時20分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  引き続き、歳出についての質問をお受けいたします。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。最初に15ページの職員の福利厚生費の減の理由についてお伺いしたいのですけれども、最近いろんな形でこの分野については減額が多い。そういう点では、今までいろんな形で福利厚生、それから職員のさまざまな形の積み上げがだんだんいろんな形で減ってきているということについては、危惧を抱くものなので、これは前回保養施設利用補助金も出ていましたけれども、これもカットになっているのですけれども、これとの関係もあるのかどうかも含めて、この職員福利厚生費の減についての理由をお願いします。
  それから、同じ15ページ、これ15の間違いです。庁舎の管理棟の、いわゆるアスベスト対策についての調査業務、これについての内容、それから今後の見通しについて、わかる範囲で結構ですので、お伺いをしたいと思います。
  それから次に、17ページの社会保険料が今回なくなっていると思います。この理由です。
  それから、同じく臨時職員の経費が減となっています。この理由についてお伺いしたいのですけれども、多分この間論議になっています10人の臨時職員の雇いどめの問題がこれに関係していると思いますけれども、この点についての内容をお伺いしたいのと、それから前回、私の方でこれに関して一般質問のときに、臨時職員については雇いどめの関係で労働組合が……へあっせんしていると。その間については、基本的にはこの合意がなされない限りは、それはとめるべきだと、いろんな法律的な解釈もあると思うのですけれども、それについての要望をさせていただきました。これについて、その後どのような経過で今至っているのか一つお伺いしたいのと、それからこの具体的な人数について、この間伺った直近の数字については、6人が内定しているという答弁いただいたのですけれども、その日の後で帰る階段のところで、まだ全然決まっていないよという報告をいただいたのですけれども、これについてはどのような形で6人が内定しているのかというのを答弁いただいたのか。
  それから、最近、それこそきょうの今の時点でその臨時職員についての内定の状況も含めてお答えいただきたいと思います。
  それから、これについても関連でお聞きしておきますけれども、運転委託について、これも一般質問で民間委託の場合は13人になると、直営の場合は17人で、その4人の差についてもお聞きしたのですけれども、これについてはそのための臨時職員の減ですから、関係ありますので、その点についてのその後の経過も含めて、直営の方が安いのではないかという試算も出されていますので、その点についてお伺いします。
  それから次に、19ページの鉄類の処分業務のこの点については大幅減になっていますが、この理由についてお伺いします。
  それから、21ページ、焼却炉の排ガスの高度処理施設での整備、それから2号炉の大規模改修等運営事業の積算根拠と理由なのですけれども、これについては先ほどもお伺いしたところで、1号炉、2号炉についてのきょういただいた資料は、大枠についての積算根拠が述べられていますが、その後、例えばこの間の全員協議会に渡された概要について、1号炉、バグフィルター新設工事、ガス冷却室敷設工事、こういう項目が上がっています。少なくともこの項目についての積算をぜひ提示していただきたいと思うのです。これについての提示をお願いしたいと思いますし、これができなかったらば、きょうの資料で設備整備範囲として1号炉、2号炉、共通部分について載っています、13ページに。この積算についての数字が提示できたらば、提示してほしいと思いますが、いかがでしょうか。
  それから、同じように検査業務の積算理由についてお伺いします。
  21ページのダイオキシンの測定の業務の内容については、前者の質問でわかりましたけれども、この中で一つ、1号炉について毎月6回ということでの大規模改修に基づいてのダイオキシンの、これは検査ということなのですけれども、これは2号炉については必要ないのかどうか。恐らく交互にやるという方式なので、1号炉、2号炉も関係あるのではないかと思いますが、1号炉でこれが事足りるのかどうかお伺いをします。
  それから、21ページの生ごみ堆肥化処理施設工事の積算についてお伺いしたい。
  それから、21ページ、同じ、し尿収集業務の増額の内容について。
  それから、同じページ、堆肥化用の備品の内容についてお伺いします。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、通告内容についてご答弁を申し上げます。
  職員福利厚生につきましては、平成16年度まで衛生組合から職員福利厚生協議会に対し、年間80万円の補助金を支出し、年間日帰り旅行2回、ボウリング大会2回、ゴルフクラブへの補助金などを実施したところでございますが、構成市町における歳出見直しにおける給与等の削減措置に追随する形で労働組合とも協議し、平成17年度から30万円に減額したものでございまして、年間日帰り旅行1回、ボウリング大会1回それぞれ実施しております。
  次に、庁舎管理棟石綿含有建材調査業務でございますが、調査内容につきましては検体採取、11検体、含有しているかどうかの分析を11検体、それから含有建材に対する含有率の分析、それを8検体となっております。石綿含有建材が確認された場合につきましては、報告書をもとに今後専門業者とも相談し、方針を立ててまいりたいと考えております。
  次に、社会保険料がなくなった理由でございますが、社会保険料は臨時職員の健康保険料及び厚生年金保険料の事業主負担分でございますが、加入対象者がいなくなったためでございます。
  臨時職員831万5,000円減となった理由についてでございますが、フルタイムの一般臨時職員10人が17年度末をもって終了となったことによるものでございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、し尿収集業務の増額の件につきましてご答弁申し上げます。
  し尿収集につきましては、平成11年度から一部を委託してきたところでございますけれども、定年退職によります職員の減から、平成18年度からはすべて直営で実施していきたいということでございます。
  さらに、し尿収集という職種そのものを希望する職員が皆無であることから、久喜宮代管内すべてを全面委託するものでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
  21ページの生ごみ処理施設整備工事の積算については、猪股議員さんにお答えしたとおりでございます。
  次に、堆肥化用備品の内容でございますが、水分測定器18万6,900円、高圧洗浄機63万円、それから温度測定器5万2,500円、チェーンブロック10万円、風速計、これは排ガスの風量をはかる風速計でございまして8万2,600円、合計で105万2,000円、主にコンベヤーなどの汚れによる腐食が進んでいるため、汚れを清掃し、機器を延命する高圧洗浄機、また温度、水分、風量など堆肥生産の必要な測定器の更新でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、木村議員さんのご質問にお答え申し上げます。
  初めに、19ページ、鉄類処分業務大幅減の理由でございますが、平成17年度当初予算では1トン当たりの処分費として破砕鉄が1万3,650円、未処理鉄が2万6,250円の逆有償で処分費を計上させていただいておりましたが、くず鉄類の単価の上昇により、本年度におきましては処分費がゼロ円になっております。くず鉄類の市況は、平成18年度におきましても同様な状況が続くものと見込まれますことから、破砕鉄、未処理鉄は運搬賃のみの計上となったために大幅な減額となっております。
  次に、焼却炉排ガス高度処理設備工事の関係でございますけれども、こちらの方につきましてはさきの衛生議会におきまして小河原議員さんにお答え申し上げましたが、参考資料の6ページの方に大枠の概要書を掲載させておりますので、そちらの方をごらんいただきたいというふうに思います。
  次に、21ページの検査業務の積算根拠でございますが、こちらの方につきましては大規模改修工事の完了検査におきまして組合が行う検査業務を専門的、技術的側面からの指導、助言、各種設計図書に沿った適正な施行状況の確認を実施するための業務でございます。積算の主な内容は人件費でございまして、現地での検査、報告書の作成、承認図書の検討などに伴う人件費管理費として288万4,000円でございます。直接経費として6万2,640円でございます。諸経費として6万円。以上、合計で改めますと300万円、これに消費税15万円を加えまして315万円でございます。
  次に、21ページのダイオキシン類測定業務の内容でございますが、2号炉は必要ないのかということでございますが、1号炉が稼働している最中は、2号炉は解体されておりますので、運転はしてございません。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 申しわけありません。先ほど答弁で誤りがございましたので、訂正させていただきます。
  先ほど定年退職による職員の減から、平成18年度からは直営と申し上げましたけれども、平成18年度から直営でし尿収集に必要な人員が確保できないことから委託というふうに訂正させていただきます。大変申しわけございません。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 職員の福利厚生費については、今後さまざまな、いろんな形の減額ということは、いわゆる組合との論議もあると思うのですけれども、やはりきちっと公務労働をしてもらうと。そういう面で、健康管理も含めたことを、やはり最低限度守る必要があるし、それを保障するという立場で今後ぜひやってほしいということを要望させていただきます。
  それから、アスベスト対策の問題なのですけれども、これも以前に、この庁舎も含めてどうだろうという質問もしましたけれども、現在のところ、その含有している材料についてのものがありそうだということでの調査かと思いますけれども、これについては、この本庁舎を中心とするものなのか、ほかの施設なんかについてもそのような調査をする必要がないのかどうかお伺いをします。
  それから、臨時職員については、今10人の雇いどめという形のもので、私が先ほど聞いたことについては、県労委のあっせんの状況についてお伺いをしたいのがありますので、それについてはお答えください。
  それから、10人についての、これは今まで、たとえ臨時職員であっても、この久喜宮代衛生組合のさまざまな形で先進的な役割の中で位置づけをしてもらって、頑張ってきてもらった職員です。本来は、私なんかは、こういう予算案も含めて最終的に決定した上でさまざまな措置をするのが普通だと思っているのです。そういう点で、もう既にここに盛られているわけです。そういう点での問題点があるのと同時に、そのような人たちに対して、どうフォローしていくかということは大事な問題だし、今その是非をめぐってもさまざまな裁判でも是非が問われているわけです。そういう点では、現状の状況をお知らせしていただきたいのと、前回答弁いただいたのは、恐らく内容的に精査しないまま、あるいは最終確認をしないままの答弁で、私は最初の質問で聞いたのですけれども、答えが、再質問ができないままで終わっているのです。そういう点では、それについての大きな食い違いもあるし、その後どのような状況で努力されているのかも含めて説明責任があるだろうと思いますので、ぜひ答弁をしてください。
  それから、これについては、前回直営でやる部分と、それから民間委託した場合の人数の違いと体制について答弁がありました。4人についての違いもその後私は再質問しました。しかし、その後、先日労働組合なんかも資料いただいて、今までの組合との関係では直営の方が安い、1人当たりの。それは、行政側も認めているわけです。そういう中で、今度の改正については、17人は現状のところでやった場合の話であって、13人でも新しい方式でさまざまな形にやるのだったらば、十分できるというような資料もいただいているわけです。そういうふうになれば、それを含めた形で10年間やると、試算出ていましたけれども、1億円以上のむしろ経費削減につながるというような調査も出ているわけです。そういう点では、あえてここで臨時職員を雇いどめして民間委託にする本当の効率的あるいは財政的な理由というのは、私はないのではないかというふうに思いますので、それも含めて13人では現状の臨時職員あるいは職員のところでは対応ができないという理由を明らかにしてください。
  それから、焼却炉の処理施設の問題なのですけれども、この6ページのものを見てくださいと言われているのですけれども、私たちの全協に示された中の概要についても、これこれのものがやっぱり必要だという提示がされているわけです。私たちは、この中身を含めて、これが本当に必要なのか、どのぐらい金額あるのか、そういうのを検討した上での判断が当然必要になってくるわけです。そういう点では、この6ページのものは1号炉について、2号炉、こういう形のものですので、せめて全協で示された1号炉、2号炉、5項目ぐらいずつあります。共通の部分もあります。これについての具体的な数字を整理する必要があるのではないか。その上での積み上げで、金額として合計で出ているわけですから、この点についての提示をぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。そういう点では、やはり私はどう考えても、こういうことも含めて検討がなぜ大規模改修なのかと、そういう点での納得がいかないまま、物事が進んでいくような気がしてなりませんので、そういう具体的な数字をぜひ上げていただきたいと、こういうふうに思いますが、いかがでしょうか。
  それから、それに関係して先ほどの論議の中で、いわゆるさまざまなPFIあるいは民間委託の事業形態あるいは債権をどのようにするかということをまだ決定はしていない中で検討しているわけですから、先ほどのさまざまな古い炉についての補助金の活用も視野に入れる余地がまだあるのではないかというふうに思います。先ほどのその後の関連の質問の中で、これは新設炉についてのもの、それから古い炉であっても適用になるもの、そしてその後その補助金を使った場合は他の債権が使えないというようなことがきちっと私たちの前でやっぱり整理整とんされて出てきて、その中で判断をすると、私たちも含めて。そういう提示が欲しいのです。そういう点では、県の、あるいは国の補助金を使った場合は、もっと安くなるという県の指示もあるわけですから、そういう点での検討もやはり真剣に考えていく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、再質問にお答えいたします。
  今回庁舎管理棟の含有建材調査でございまして、ほかの施設はどうなのかということでございますが、他の施設につきましては平成7年に調査をいたしまして、その同年度にアスベスト吹きつけはございませんでした。ただ、含有している建材、屋根のスレートとか、自転車置き場、やはり同じスレート、そういうものを使ってございまして、そちらの方は平成7年に一応改修というのでしょうか、終わっております。
  それから、労働組合の方で3月10日あっせんの申し立てをしておるわけでございますが、これによって臨時職員の雇用、これ拘束されるのではないかということでございますが、それにつきましては私どもといたしましては、それによって拘束されるものではないというふうに考えております。
  それから、一般質問の中で臨時職員の再就職先ということで6名ということでお答え申し上げましたわけですが、その後1名から条件がちょっと合わないということで、取り消しをしたいということで、現在聞いているところですと5名が内定しているというふうに聞いております。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  3点ほどございましたので、順次お答え申し上げます。第1点目の労働組合の資料では、13名でできる調査が出ているということでございますが、衛生組合におきましては公文書として内容は承知はしてございませんが、直営の場合では現在の3班体制のほかに1班が必要ということで、17名のご提案をさせていただいたということでございます。
  次に、金額でございますが、これ以上の細かい金額を提出をということでございますが、これ以上の金額になりますと、いわゆる金入り設計書ということになりまして、こちらの方は用意させていただいておりますけれども、これは入札書を書くための積算資料になりますので、お知らせの方ができないということでご了解をいただきたいと思います。
  次に、補助金の活用はどうかということでございますが、こちらの方につきましては組合の方でいろいろ調べた結果、補助金には該当しないということで確認をしておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 再々質問をします。
  最後の方なのですけれども、その補助金についての、これ手元に資料がありますので、これも含めてお話をしたいのですけれども、一般廃棄物処理事業75%起債できると、財源対策債が15%、合わせて90%起債が可能だと。しかも、どちらも50%の交付措置、つまり国が補てんするという形で今の1億5,000万の形にすると、これがかなりの部分で軽減ができるというのが県との話の中でこれがあるのです。そういう点についてのやはり確認もされたのかどうかわかりませんけれども、これはこういう事実が確認された上でのあえての判断なのか。また、こういう経過については、検討の中に入っているのかどうか、その点についてもう一度お伺いをしたいと思います。
  それから、臨時職員については、この間は6名だと。現在1名がそういう面ではやめて、5名という話なのですけれども、それは直近の数字として理解してよろしいでしょうか。というのは、その後、先ほども聞いたのです。そうしたらば、現在検討も含めて考えているというのが4名ぐらいなのです。しかも、きょう返事をするかどうかという人が3名その中に入っているという状況ですので、これはいつの時点で判断されて内定なのかというところも、私が聞いた範囲で随分数字が違いますので、例えば今5人が内定をしているのだったらば、内定している会社の名前、何人かと含めて、それができるのだったらオープンにしてください。そうしないと、現状で大いに食い違います。
                 〔「おかしいよ」と言う人あり〕
3番(木村奉憲君) おかしいのではなくて、これは臨時職員が、あす雇いどめの関係で将来についてもどういう対応できるかという苦慮している中での出来事ですので、私たちは少なくともこの予算の中でそれも含めて検討する必要があるし、やっぱりその対応については真剣にやっていく必要があるだろうというふうに思いますので、その点についてははっきりお答えをいただきたいと思います。
  それから、改修業務については、いわゆる私は具体的な中身について全部明らかにしてほしいというふうに言っているわけではなくて、この概要についても本当に概要です、全協にくるまれた。この概要についての大きな積算については、やはりオープンにしてもいいのではないかと思うのです。何でここまでの段階で入札とか、いろんな形のものでかかわってくるかというふうには私は思えないのです、どうしても。
                 〔「木村さんが思わなくたってしようがないでしょうよ」
                   と言う人あり〕
3番(木村奉憲君) だから、私は思わないと言っているわけです。だから、あえてこういう新設工事あるいはコンピューター施設の工事も含めたこの具体的な中身ではないです。これについてのまた積算があるだろうと思いますけれども、大枠について私は聞いているわけです。それについても、あくまでもそれも含めたことがオープンにできないということなのかどうかも含めてもう一度お答えください。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
  ただいま地方債といいましょうか、財源の中で起債について75%、残りが財源対策債15%、90%の地方債が使えると。そして、この補助裏につきまして地方交付税で50%の負担があるということでございますが、こちらの方につきましては新しい新設炉、これをつくった場合の補助基準でございます。今回の場合につきましては、これは該当しませんので、該当しないということで聞いておりますので、そちらの方についてはご理解をいただきたいというふうに思います。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長(諏訪信雄君) はい。ただいまの質問の中で75%、15%、90%と、こういった起債を使いますと、新しい炉については使えないということでご理解をいただきたいというふうに思います。一度使うと起債は使えないということになっておりますので……
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長(諏訪信雄君) こちらの方につきましては、3月の24日に県の方から通知がございまして、地方財政措置の扱いということで内容を承知しております。文書については、別途公開をしたいと思います。
  また、概算の金額でございますけれども、入札の関係の積算資料ということになりますので、これにつきましては細かい点につきましてはご容赦願いたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) 先ほどの臨時職員の内定5人ということで聞いているというお話を差し上げましたが、5人のうち回答を保留している人は3名となっております。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。お伺いをしたいと思います。
  11ページになります。ここの総務管理費、一般管理費の臨時職員賃金について、金額は382万ですけれども、人数、それからいつから雇用をしている職員なのか、新たな雇用なのか、この点ご説明ください。
  それから、その下の廃棄物減量等推進審議会です。これ説明の際に、事業系ごみとし尿手数料の見直しを審議していただくという説明がありました。では、その手数料の見直しについて原案をお持ちなのか、あればどういう案をお持ちなのかお示しをいただきたいと思います。
  13ページの11節需用費、食糧費が前年比で大幅増であります。理由をご説明ください。
  13節委託料、給与計算電算業務、職員健康診断、前年比で減になっております。この理由についてお示しをください。
  備品購入費、視察対応備品は結構でございます。
  それから、13ページから15ページにわたりまして負担金、補助金のところですが、保養施設利用補助金がありません。これは廃止したのかどうか、経過をご説明いただきたいと思います。
  福利厚生費については、前段の議員でわかりました。
  15ページの委託料、庁舎管理棟石綿調査、これに関して他の施設ということで先ほどの説明でわかりました。
  17ページ、7節賃金、臨時職員の賃金831万5,000円、人数、それから雇用の期間、いつから雇用しているかも含めてお願いします。それから、仕事の中身についてもお願いしたいと思います。
  同じところの需用費、印刷製本費、前年比増額であります。その説明をお願いしたいと思います。
  その下の役務費、筆耕翻訳料についてもお願いしたいと思います。
  堆肥施用業務についてはわかりました。
  19ページ、負担金のところですが、業務用生ごみ処理機補助金500万ということで、これは前年と同じかと思いますが、この業務用の生ごみ処理機の設置の動向はどういう傾向か、お願いしたいと思います。
  それから、その下の需用費についてはわかりました。
  委託料の鉄類処分、これは先ほどの説明で了解ですが、プラスチック固形燃料化業務、これも前年比減になっておりますが、この点ご説明いただければと思います。
  それから、委託料、ばい煙、水質等検査業務、ダイオキシン測定業務、前年比減であります。この点についてご説明いただきたいと思います。
  それから、同じページのクレーン及び飛灰搬出設備運転業務、これがありませんけれども、経過をお願いしたいと思います。
  再商品化業務については結構です。
  21ページにいきまして、同じ委託料、焼却炉排ガス高度処理設備、2号炉他大規模改修及び運営事業の全体像、各工事の期間とか中身について資料を出してくださいということで資料いただきました。その中で、この工事について、先ほどの前段者へのご答弁の中で、大体何月ごろ、何月ごろという提示がありましたけれども、もう少し詳しくは伺えないのかどうかお聞きをしたいと思います。
  それから、当年度、18年度の予定の事業、これについてご説明をいただきたいと思います。
  また、その下のこの事業の検査業務というのがありますけれども、この内容について、また実施機関等についてご説明をください。
  それから、この改修工事について設計図書の審査をやりました。衛生センターの報告書の写しを出してくださいということで出していただきました。
  ダイオキシン測定を工事期間中、月単位で実施する、この詳細をということで先ほどご説明がありましたので、これは結構です。
  同じページ、使用料のところで、剪定枝資源化設備賃借料、これが前年比で半減をしております。歓迎すべきことだとは思いますけれども、それについてご説明をいただきたいと思います。
  し尿処理費の委託料、失礼しました。その前の塵芥の方ですが、生ごみ改修業務、これは前年比で同額での計上なのですけれども、実証施設が稼働しまして、堆肥ができて、もうそろそろ県の方から報告もらえるということで、悪いことは聞いていないので、このまま改良しながらいけるのかなとも思っておりますが、そうしますと生ごみ全量堆肥化、また分散化という課題があるわけでして、それに向けてモデル地域の拡大等検討をされているのかどうか、いかがでしょうか。
  それから、同じページ、し尿処理費ですが、役務費、車検料、保険料上がります。この説明をお願いします。
  それから、このし尿収集全面委託の説明がありましたけれども、先ほど退職に伴ってし尿収集が直営ではできなくなったので、全面的に委託をするのだということのようでしたけれども、それでいいのかどうかお願いしたいと思います。私の受け方でいいのかどうかということです。
  その下の計装機器点検整備というものがあります。この点検の内容についてご説明をいただければと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答え申し上げます。
  総務管理費の臨時職員賃金について、人数、仕事内容、いつから雇用しているかでございますが、まず業務の内容につきましては電話受付事務や粗大ごみ、し尿くみ取り等の予約受付事務をお願いするものでありまして、2名程度の臨時職員を予定しております。18年度につきましては、新規雇用を考えているところでございます。
  次に、需用費の食糧費、前年比大幅増の理由でございますが、廃棄物減量等推進員さんにつきましては平成18年度が切りかえの時期でありまして、推進員さんが新しく変わりますことから、清掃事業、環境問題等、知識の向上を図るため、先進地等の視察研修240名を予定しておりまして、その際の昼食代等39万7,000円が大幅増となった理由でございます。
  次に、委託料の給与計算と職員健康診断が前年比減の理由でございますが、給与計算事務委託につきましては平成17年度におきまして機関システム導入に伴うプログラム改修費用として16万円の増額をさせていただきましたが、これは単年度支出でありますことから、平成18年度は毎月の給与計算事務と賞与計算事務の業務委託でありますことから、減となったものでございます。
  健康診断の受診につきましては、臨時職員を含む全職員が対象でございます。平成17年度の受診者数は職員45名、臨時職員16名で、合計61名でございましたが、18年度の受診予定者は職員45名と臨時職員9名でございます。したがいまして、前年比減は臨時職員減がその理由となります。
  保養施設の利用補助金でございますが、職員及び被扶養者が保養施設を利用した場合、共済組合からの利用補助金とは別に1泊につき1人2,000円の補助をするというものです。昨今の厳しい財政状況等を考慮いたしまして、平成17年度から補助金の交付を廃止したものでございます。
  最後に、臨時職員賃金についての人数、期間、仕事の内容でございますが、予算書に計上しております臨時職員の賃金について、人数につきましては週24時間勤務のOB臨時職員4名、週20時間勤務の臨時職員で、ごみの受け付けに2人の計6人分を計上しております。雇用期間でございますが、OB臨時職員につきましては再任用期間の2年間が終了後6カ月の任用事例となっております。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、廃棄物減量等推進審議会と業務用生ごみ処理機についてお答えさせていただきます。
  廃棄物等減量推進審議会につきましては、事業系廃棄物の手数料とし尿処理手数料の見直しを行うものです。なお、原案につきましては、審議会の中で審議するものでございますから、原案はございません。
  それと、業務用生ごみ処理機につきましては、広報、組合だより、それから多量排出事業所の減量資源化会議、市、町のイベント、事業系ごみの減量パンフレット等で補助制度の利用と設置PRしてまいりましたけれども、計画あるという事業所の声はあるのですけれども、高額であり、維持管理経費もかかりますことから、設置が余りなされないというのが現状でございます。平成17年度におきましては、宮代町の事業所で処理能力が1日100キロの生ごみ処理機が設置され、今現在補助金の手続中でございます。今後も生ごみ処理機の利用を機会あるごとにPRしたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、加藤議員さんのご質問にお答え申し上げます。
  最初に、プラスチックの固形燃料化業務でございますけれども、こちらの方につきましては平成17年度の運転状況をもとに人件費や修繕費用等の委託料の見直しを行った結果、対前年比で1,839万6,000円の減となったものでございます。
  次に、19ページ、委託料、ばい煙、水質等検査業務、ダイオキシン測定業務の前年比減の理由でございますが、ばい煙、水質等検査業務につきましては、測定項目について見直しを図ったところにより、対前年比で130万円の減となっております。
  また、ダイオキシン類につきましては、検体数の見直しを図ったことにより、対前年比で209万6,000円の減となっております。
  次に、19ページの委託料、クレーン及び飛灰搬出設備運転業務は廃止かでございますけれども、こちらの方につきましては平成18年度は大規模改修及び運営事業として焼却炉の運転と一体となって行うことになっておりますので、廃止をさせていただいております。
  次に、21ページで焼却炉の改修関係で、今年度の予定はということでございますが、今年度8月末ごろ業者を選定したいということで予定して見てみますと、9月から12月ごろまでに2号炉の新しいものをつくる準備に入るということになると思います。1月から3月にかけて2号炉が解体ということになるのかなということで考えてございます。
  次に、21ページの検査業務でございますけれども、こちらの方につきましてはさきの木村議員さんの方にお答え申し上げましたので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
  また、実施機関でございますが、現在のところでは図書の審査をしていただきました財団法人日本環境衛生センターを考えてございます。
  最後に、計装機器の点検、整備の内容でございますが、し尿処理施設につきましては多くのpH計、電磁流量計等の計装機器が設置されております。これらの計装機器類は、施設運転に重要な設備でございますことから、適正な運転管理、また施設の維持管理を継続できるよう機器類の調整及び部品の交換などを実施するものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、使用料、剪定枝資源化設備の賃借料の半減についてお答えします。
  剪定枝資源化設備については、平成12年10月1日から72カ月間の賃貸借契約を締結しており、平成18年9月30日をもって契約期間が満了いたします。そのため、賃借料は半減したものでございます。
  また、その後の設備の扱いにつきましては、久喜宮代衛生組合に無償譲渡となります。
  次に、生ごみ堆肥化の全量分散化に向けて検討しているかとのご質問でございますが、生ごみ堆肥化事業については3年が経過し、当初の目的であった台所資源だけの堆肥化づくりが達成できる見通しとなっております。また、本年3月末に埼玉県農林総合センターから生ごみ堆肥の試験結果報告書が提出されます。18年度については、管内の農家の方々に生ごみ堆肥を使用した栽培圃場の実施や堆肥化プラントにおける堆肥化生産について、稼働データを精査し、成果を検証するなど予定しております。全量堆肥化に向け、生ごみ堆肥化委託施設の活用を含め、引き続き委員会を設置して課題を審議していただきながら堆肥化事業を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、加藤議員さんのご質問でございます。
  17ページの需用費の印刷製本費の増額の理由、同じく役務費の筆耕翻訳料の増額の理由、この2件につきましては相互に関連いたしますので、一括してお答え申し上げます。
  ご案内のとおり現在の住民の皆様にご使用をいただいております資源回収、ごみ収集分別日程表は、壁などに張りつけてごらんいただきますようにポスター様の形態をしておりますけれども、これを大幅に刷新いたしまして、ごみに関するさまざまな情報を見やすく、かつわかりやすく住民の皆様に提供するために、冊子状態のものに改良する計画でございまして、それに伴って印刷費が増加するものでございます。
  また、日程表につきましては、管内在住の外国人向けに英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、韓国語の5カ国語に翻訳したものを配布しておりますけれども、日程表の改良に伴いまして、こういった外国人向けの翻訳内容の量も増加すると思われますので、翻訳筆耕料も増額したものでございます。
  続きまして、21ページ、し尿処理、役務費の車検料、保険料の説明をということでございます。こちらに12節役務費に計上してございます車検料、保険料ですけれども、これにつきましては主に施設に蓄積いたしました汚水のくみ取りや移送に使用するバキューム車1台分の経費でございます。
  最後になりますけれども、21ページのし尿処理施設全面委託の関係でございますけれども、これにつきましては前段の木村議員にご答弁したとおりでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 再質問をお願いしたいと思います。
  11ページの臨時職員で、電話の受け付け、粗大ごみの予約等、2名程度を考えているということで、新規の雇用となるということですけれども、現在事務方で働いていらっしゃる臨時職員についてはどうなのでしょうか、その点お願いしたいと思います。
  負担金、補助金の保養施設利用補助の廃止の件ですけれども、財政状況を勘案して改正をしたということですけれども、この職員の方々との相談といいますか、こちらには労働組合もありますので、そうしたところとの協議はどうであったのか、経過をお願いしたいと思います。
  17ページの清掃総務費の方の臨時職員、ご説明で何人雇用かわかりましたけれども、これは新規の雇用かどうなのかお願いしたいと思います。
  それと、この現業での仕事というのは、収集、それから運んできたものを整理したりするものも常時、常にある仕事なのです。地方公務員法で言う臨時というのは、緊急あるいは臨時的な仕事の際に雇用することができるというのですけれども、常に継続してある仕事をやってもらうためには、臨時対応ではなくて、正規の職員として雇用を図るべきだと私は思うのですけれども、そうはいかないのかどうかお願いしたいと思います。
  19ページの委託料でばい煙、水質等の検査業務でございますけれども、これは項目の見直しを図ったということなのですが、その点についてちょっと、どういう項目を廃止したとか、どう変えたとか、細かくなりますが、ご説明いただければと思います。
  焼却炉排ガス高度処理設備等の大規模改修及び運営ですけれども、9月から12月ごろに2号炉の準備に入ると。1月から3月ごろ2号炉を解体するということですので、これは当年度の工事としては2号炉を考えていらっしゃるということでよろしいのかどうか、お願いしたいと思います。
  それから、生ごみの全量堆肥化に向けてのことなのですけれども、農林総合センターの方から近々答えが出てくると。今施用とか、いろんな協議会ですか、そういうところで研究をしているということで説明ありましたけれども、この全量分散化に向けて、それがいろいろチェックをしながら進めていかなくてはいけないことはわかりますけれども、分散化ということについては、どの辺に当局のイメージの中では、久喜に1カ所、宮代に1カ所ということらしいのですけれども、どのあたりにつくったら効果的なのかとか、いろんなこと考える必要があると思うのですけれども、そういう検討には入られているのかどうか、その辺お願いをしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答え申し上げます。
  まず、総務管理費の臨時職員賃金のところで、今まで2人雇用していた方はどうなのかでございますが、一応お二方につきましては2月13日に雇いどめの通知をしたところでございます。
  それから、保養施設の利用補助金の関係でございますが、こちらにつきましては、その前の職員の福利厚生費の減額、それと同じ年度に一応労働組合の方と協議をいたしまして、一応合意に達したものでございます。
  それから、最後に臨時職員の賃金について、OB臨時職員につきましては週24時間で、任用の2年後に、あとその2年間やっているわけでございますが、こちらにつきましては労働組合との合意事項で2年間ということでやっているところでございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  まず、ばい煙、水質の比較でございますけれども、こちらの方を申し上げます。ばい煙測定、平成17年度、1号炉が4検体、2号炉が4検体、平成18年度、1号炉が4検体、2号炉が3検体、マイナス1でございます。灼熱減量、平成17年度が1号炉が12検体、2号炉が12検体、18年度が1号炉が12検体、2号炉が10検体、マイナス2でございます。溶出試験、これは焼却灰の方でございますが、1号炉が4検体、18年度はこれを1検体ということで、マイナス3ということで考えております。次に、2号炉の方につきましては、17年度が4検体、18年度が1検体で、マイナスの3ということで考えております。次に、ばいじんの方でございますが、1号炉は平成17年度が4検体、2号炉は4検体でございましたが、こちらの方18年度はそれぞれ1検体ということで、マイナス3、マイナス3ということでございます。次に、焼却灰の含有試験でございますが、こちらの方は1号炉が1検体、2号炉が1検体予定しておりましたが、18年度については焼却炉の改修関係もございましてこれはやらないということで、マイナス1、1ということになってございます。次に、ばいじんの関係でございますが、1号炉が平成17年度が1検体、2号炉が1検体でございましたが、こちらの方についても平成18年度は実施しないということで、マイナスの1、1ということになっております。ごみ質の検査につきましては、平成17年度6検体、平成18年度6検体ということで、変わらずということでございますので、これらを合計しますと平成17年度が58検体、平成18年度が39検体、増減として三角の19検体ということになります。次に、飛灰の方でございますが、こちらはダイオキシンの測定ということで、平成17年度は24検体を実施しております。平成18年度はこれを16検体ということで、マイナスの8検体を減額しております。平成17年度は、飛灰が3ナノグラムを超えたということで、回数を多く実施いたしましたが、今回は、これを計上してございません。
  次に、2号炉の関係で、どの程度の工事を見ているのかということでございますが、2号炉の方につきましては仮に8月末に業者が確定したということを考えますと、年明け、1月、2月、3月ごろには解体の工事に入れるかなという感じで考えております。これは、予定でございますので、今後変更があるかもしれませんが、そういう形で考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 生ごみ堆肥の全量分散化について具体的に検討しているかということでございますが、生ごみ堆肥化事業については、現在までの方法で十分なのか、堆肥の質については十分なのかということをまず検討させていただいてから、協議会等で具体的に場所の検討等をお願いしていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 3時35分

    再開 午後 3時45分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。

                                           

    ◎会議時間の延長
議長(角野由紀子君) ここで会議時間の延長をいたします。

                                              

議長(角野由紀子君) 小河原議員、お願いいたします。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 小河原です。今間違えられたのですが、ひとつ。冗談はともかくにしまして、ほとんど質問は大体終わっておりますが、幾つかされていないのもあるし、確認もさせていただきたいと思います。
  まず、11ページと17ページの関係ですけれども、共済費の地方公務員災害補償基金の負担金の問題ですけれども、私もよくまだ勉強はしていないのですが、民間では労災が発生すると、その発生件数によってこの補償金額等が決まってくるということも聞いておりますし、多分この労働災害補償というのは、労災に関する補償金だと思いますので、もしそうだったら、その内容についてもう少し具体的に教えていただければということです。もしそれが労災関係でしたら、当組合では多分労災は発生してはいないとは思いますが、もしした場合についての職員の対策等はどうやっているか。私たちがよく見ていますと、一般道路上で大変危険な作業やっているようなことも見受けられますので、こういう対策は大変職員を守る意味でも大切なことでありますので、もしが労災に関係していることでしたら、ひとつ一緒に答えていただければと思います。
  次に、同じ12ページの廃棄物減量推進審議会については、先ほど前段者が質問しましたので、内容的にはわかりました。しかし、私が考えるところ、また聞いている方に文句言われるかもしれませんけれども、現状維持であるなら50万円もかけて審議する必要はないので、想像はつきます、この審議の内容。もし具体的に、先ほどは答申の場で出してもらうということですから、それはわかるのですけれども、現状維持だったら審議することないと思うのです、50万もかけて。そういうことで、一言だけどういうのかなということだけ聞かせてもらえればと思います。
  次に、15ページのやはり庁舎の管理棟のアスベストの問題です。これは、たしか固定されているアスベスト、スレートなんかなら理解はある程度できるのですけれども、たしかこのアスベスト問題は去年、おととしあたりは社会的な問題になったと思います。特に人体の影響、これはもう本当に社会的な問題になっている。今でも政府との関係の問題もあるとは思いますけれども、こういう人体の影響のある問題については、たかがと言っては怒られるかもしれませんが、61万ぐらいの予算でしたら、私は専決処分ぐらいでやるような気構えがないと職員を守る気持ちがないのかなと私は疑わざるを得ないので、なぜ専決処分ぐらいでやらなかったか、それを聞かせてもらいたいと思います。これは、以上です。
  あと、次に4点目につきましては、やはり前段者が質問の中で私の言わんとするようなことを質問をされておりました。この委託料について、総予算の53.9%にもなっております。しかし、職員を確保しなければ、この現状維持の仕事を間に合わせるには委託または近代化、いい言葉で、労働組合から見れば合理化、こういう言葉が出ると思いますが、どちらかやらなかったら、これは現状の仕事は間に合わないというのが理解を私もできるわけです。ですから、先ほどの前段者の質問の中でも、今後については稼働に合わせて検討していくという答弁はしましたので、理解はできるのですけれども、ひとつもう少しどんどん、どんどん委託契約がふえていくのかなと、こういう心配も私もとれますので、もう少し具体的にもし説明ができれば、していただければと思います。
  次に、最後の問題なのですが、先ほど多くの方がいろいろ質問されておりまして理解はしたということにしておかないと前段者の質問が何かいろいろわからないと言った人もいますので、私もちょっと不明朗な点もあるかなとは思うのですけれども、理解はしたつもりです。ですけれども、その答弁の中で、契約の問題について今後議決または報告をしていく、こういう報告もされておりますので、こういうことについて、やはり絶対守ってもらって、最終的には議会でもう一回議論をさせていただければと私も思います。そういうことで、それらについてはそういう要望的なことで一応質問はやめたいと思いますので、以上5点ほど質問としてお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答え申し上げます。
  まず、共済費の地方公務員災害補償基金負担金の内容についてお答え申し上げます。地方公務員災害補償基金は、すべての職種の常勤の地方公務員が公務上の災害または通勤災害を受けた場合に支給するものでございまして、議員おっしゃるとおり、企業でいいますと労災に当たるものでございます。労働災害の対策でございますが、当組合におきましては職員の安全及び衛生に関し審議する安全衛生委員会を設けております。委員会は、総勢13名で構成されておりまして、事務局長を委員長とし、産業医、一般事務職及び現業職で構成をされております。活動内容でございますが、月1回の委員会の開催と年1回の交通安全講習と健康管理に関する講習を実施し、職員の安全衛生に関する意識の啓発を行っております。また、委員全員による年1回の処理施設の巡視を行いまして、作業環境の点検を実施し、職員の安全衛生に努めているところでございます。
  次に、庁舎管理棟石綿含有建材調査業務でございますが、先ほど前段の質問に対して答弁をいたしましたので、同じことは申し上げませんが、職員の健康管理は第一に考えなくてはいけないと認識をしております。
  それで、去年ここの調査等をやりまして、吹きつけアスベストがないと。ただ、見るところ、建材によってある可能性もあるということで、18年度予算で計上させてもらったわけなのですが、予算が通りましたら、18年の早期に発注をし、実施してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、廃棄物減量等審議会についてお答えさせていただきます。
  廃棄物減量等推進審議会につきましては、先ほど角田議員さんと加藤議員さんにご説明申し上げたとおりでございます。なお、方向づけにつきましては、事業系ごみの排出抑制に効果が上げられる適切な額の検討をお願いするものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、19ページ以降の各款の委託料の今後の推移はというご質問にご答弁申し上げます。
  今後の委託料の推移でございますけれども、委託事業内容に大幅な変更がない限り横ばいの状態が続くものと思われます。仮に増額の見積書等を提出した場合につきましては、その理由や根拠の説明を求めるとともに、当然のことではございますけれども、私どもが精査した上で適正な予算措置をしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  小河原議員。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 再質問させてもらいます。
  労災についてもう一回、具体的に聞かせてもらいたいと思います。説明はわかるのです。しかし、二度と同じような職員が災害起こさないというのは、これは相当真剣に検討対策をしないといけないことだと私は思っているわけです。ですから、原因対策の究明というのが一番大切かなと私は思うのですけれども、設備的な問題、人的な問題、いろいろ災害というのはあると思いますけれども、そこら辺について両方から検討しないと災害というのは防げないなと私は思っております。ですから、大体普通は、人的な責任をするのが多いというふうにも私は聞いておりますが、それないとは言えないかもしれませんけれども、ひとつ二度と絶対起きないというような検討の議論というか、そういう方法はどういうふうにやっているか、もう一回聞かせてもらえればと思いますので。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 小河原議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、再質問にお答えいたします。
  対策どのようにやっているかということでございますが、ちなみに平成17年度におきましては2件発生しております。1件目は、焼却炉内でドアに額とまゆ毛をぶつけてしまったということで打撲、それから収集中、いすがはね、腹部を打撲したと、この2件発生しておりまして、こういう発生した場合は、すぐ直近の安全衛生委員会にその内容をかけまして、防止対策、どういうふうにしたらいいのか、防げるのか、その辺の委員で協議というので、話し合いをして事故防止に努めているところでございます。
議長(角野由紀子君) 以上で小河原議員の質問を打ち切ります。
  次に、西村議員、お願いいたします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 9番の西村でございます。通告、歳出に関しては14項目出してあるのですけれども、時間の関係もありますので、一応三つに絞って質問をさせていただきます。あとは割愛をさせていただきます。
  今回の一般会計予算の歳出の中で、やはり一番大きな問題というのはこの炉の大改修だと思います。したがって、議案質疑の中でも相当ここに焦点が絞られておりますが、なかなか、私もそうなのですが、疑念が、疑問が解けないということがあります。確かに今の炉は、既にもう31年、26年と相当の年数経ていまして、腐食は進行しております。老朽化に伴って、これはもうどうしようもないところに来ているという事実認識はあります。職員の皆さん、これは事務、現場含めてそうですけれども、住民の安全、安心ということで、今回このような形で大改修を進めるということになったと思います。したがって、その必要性については認識をしておりますが、問題は一つはその手法であります。二つ目には、経費の抑制でどこまで努力をされたか、そして三つ目として組合の主体性というのがどうだったのかというところで問題はないかというところの視点を持って質問をさせていただきます。
  具体的に申し上げますと、ページ21の大改修及び委託費の内訳について、これは資料で出ておりますので、あえて伺いませんが、それとあわせて直営との経営比較の内容について、直営との経営比較については出ておりませんので、お示しをまずいただきたいと思います。
  それから、一つ飛んで、大規模改修を近々に実施する必要性については先ほど申し上げましたので、改めてお答えをいただく必要はないのですが、その委託に当たっての手順について若干質問をさせていただきます。
  まず、総経費抑制の観点から、衛生組合としては多分抜かりはないと思います。相当努力はされていると思いますけれども、できるだけ今回は大改修では18億、正確に言えば今年度分も、18年度分も含めますから、それ以上になるわけですけれども、この金額というのは大変大きな金額で、衛生組合の1年間の事業経費ということになります。この総経費抑制の視点からいきますと、国庫補助制度を活用できなかったか、あるいは起債について活用できなかったかという点があります。これについては、これまでの答弁で出ておりますから、ある程度は理解はするのですが、実際これだけ大きな事業となりますと、県と相当密接な調整を図るべきではなかったのか。現実にどの程度までその調査を図って、できるもの、できないものというやっぱりきちっとした仕分け、区分けを持って今回当たるべきではなかったのか。例えば答弁の中で2回おっしゃいましたけれども、1回この例えば起債にしても使うと、新しい炉を建設するときに、これは使えない、二度と使えないという答弁が2回ありました。しかし、それは、本当なのかどうか。それが可能になる方法はないのかどうか。きちっと私は、調整を図るべきだと思います。県の窓口によっても答え方が恐らく違う。これは、本来はいけないのですけれども、違うと思います。私は、組合のご答弁と、それから聞くところによる情報とでは真っ向から対立しているわけで、仮にその補助制度が活用できれば、こんなに一気に3億を出す必要はないわけで、その意味では大変重要な問題だと思いますので、改めてその点についてお伺いをしたいと。
  それと、もう一つは、今回大改修進めるに当たって事業委託かPFIか、これどっちにするか、どっちが有利かということで検討を進めていらっしゃる。したがって、なかなか答えが今のところ出ていないということですが、一方において経費を含めて、この事業委託、それからPFI方式をとっても何ら変わりはないという答弁をしているわけです。これは、もし変わりがないとすれば、何でそんなに検討に時間がかかるのか。決定的に私は違いがあると思うのです。今事業委託を衛生組合でも一つやっているそうなのです。それは、プラスチックの固形燃料化施設、これは債務負担行為をとって、それで事業委託の方式でやられているということなのですが、今回のこの予算の立て方を見る限りにおいて、この事業委託というよりも、どうもPFIを前提にした予算の立て方のように思います。
  質問は、事業委託とPFIというのは、どこがどう違うのか。ほとんど違いがないのであったら、すぐにでも決断を下せるのではないかということについてお伺いをしておきます。
  それから、今後のスケジュールについて、これもご説明がありました。大体5月に方法を決定して、最終的に契約に持ち込むには8月の末という、これはどちらの方式をとろうと、そうなるということで答弁をいただいておるわけですけれども、それでいいのかどうか。また、実際これでいきますと、9月から以降工事着手といいますか、工事の準備、その前から始めていると思うのですけれども、少なくとも9月以降に工事の着手が入るわけで、一つの炉をかえるのに5カ月かかっておりますから、その期間どうしても空白期間といいますか、職員の体制において空白期間ができると思うのですが、それについてはクレーンの職員で、三機化工と一体となってやられるということも聞いていますけれども、一体何人でこれやられるのか、ちょっと教えていただきたいかなと思います。
  それから、仕様書でございますけれども、仕様書、これ発注仕様書、厚いのいただいたのですけれども、どうも私は組合の主体性という問題で、そこのところ取り上げたいのですけれども、こちらの保証事項、一番いいのは、例示しますと、11ページの性能保証事項なんかは、ほかもそうなのですけれども、かなり私はこの三機化工、三機工業の出した計画書の数字とぴたりと1カ所を除いて一致をしているわけです。この発注仕様書というのは、どこがおつくりになった。どこかの恐らくコンサルタントだと思いますけれども、どこがおつくりになったのか、最初にそれを聞いておきます。
  それと、もう一つは、これは生ごみの堆肥化処理施設設備工事、21ページの内容は、中身はわかりました。かなり全面にわたっているわけです。これまでJFEがやっていまして、これは性能発注の機関が3月20日で終了するということで、今後整備工事については18年度からは組合がその費用を持つということなのですが、かなりこれ全面にわたっているのです。悪い言い方をすれば、JFEはやり逃げをしたのではないかと。ある意味において、この整備というか、次も使えるような形で引き継ぐといいますか、それを本来やるべき、全部とは言わないですけれども、やるべきことだと思うのですが、今回の整備工事の内容につきましては前処理、後処理、それから真ん中含めてすべてのところで今回整備をしなくてはいけないと、こういう形で3,300万ぐらいですか、予算として出ているわけですけれども、ちょっと私はこれは疑問を感じているわけですが、その点についてどうか、それだけまずお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、西村議員さんの質問にお答え申し上げます。
  前者の答弁を踏まえてということでございますので、4点ほど質問がありましたので、順次お答え申し上げます。
  まず、起債の関係でございますが、こちらの方、県と相談をしたのかということでございますが、こちらにつきましては平成16年度の時点で改修の必要があるというふうな大きい判断の中から、事前に県の方にはいろいろ連絡をとってございました。その段階で4月の25日に衛生組合がやろうとしている事業につきましては、新設部分が起債の対象になりますと。ただし、償還期限が10年、据え置き2年ということで、新しい施設をつくる場合には、改良施設の償還が終わってからが望ましいというようなお答えをいただいております。
  次に、PFIと事業委託の方法、どこが違うのかということでございますが、こちらの方につきましては13節の委託料ということで、基本的には同じでございます。事業委託の方につきましては、これは基本協定書というのをまず交わしまして、その中で毎年度、毎年度の予算を計上いたします。つまり基本協定書が大変重要な内容になりますので、この中で、例えば債務負担行為でやった場合には工事をした建物の所有権はどうなるのか、維持管理費はどうなるのかといった、そういった細かい問題が出てきます。こちらの方の詰めをすることが必要というふうになります。
  また、PFIでございますが、こちらの方は法律で9項目の制限がかかっておりまして、実施方針の作成というのが一番時間かかかります。この中では、衛生組合の方では使用料取りませんけれども、一般的にはそのリスクの分散とか、争いになった場合の考え方とか、そういったものを検討するというふうになっておりますので、内容は大変多くなりますので、やはり時間がかかるということでございます。
  次に、スケジュールの方でございますが、こちらの方は今まで議員さんにもご説明申し上げましたけれども、基本協定書ということでやった場合につきましては、5月の末ごろまでに方向を示したいと、まとめたいというふうに思っています。8月の末ごろまでには入札をして、業者を確定したいということになります。
  また、PFIの場合につきましては、実施方針の作成、これに時間がかかると思いますので、5月の末ごろできればいいなという感じで考えております。
  また、開札につきましては、9月ごろということで考えておりますので、スケジュールにつきましては両方とも大差はございません。
  次に、発注仕様書をどこがつくったのかということでございますが、これにつきましては標準的な発注仕様書の作成方法につきまして廃棄物関係自治体に配付がされております。これに基づきまして素案を衛生組合でつくりまして、今回の日環センターの方でいろいろ検討していただいたということになります。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、生ごみ堆肥化処理施設整備工事の内容についてお答えしたいと思います。
  3年が経過し、腐食等が非常に進んでいるということで、17年度点検整備をした中で、全般的に整備工事をする必要があるということで予算を計上したわけでございますけれども、実際に施工する場合、また再度確認等、精査をして工事を施工していきたいというふうに考えていますので、ご理解を願います。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) この総経費抑制ということで、県との話し合い、平成16年、一応決意をしてから、決意をしたのは平成16年なのですか、の4月25日に話を、相談をされて、新設ならということであるわけですけれども、最近聞いた話では、この窓口がどちらの窓口とご相談されたのかわかりませんけれども、直近の相談をしているのが資源循環推進課です。この資料をいただいておりますけれども、その中にはかなり市町村課を含めていろいろ調整をして、一応答えをもらっているようであります。そこでは、今ご答弁にあった新設でなくても当然これはできるという答えがあります。それと同時にこれを一度使っても新しい炉をつくる場合に使えないということはないということで答えが出ております。これは、資源循環推進課と、それから県の市町村課というところでの調整を経て、今回そういうことがあるということを聞いておりますが、その点についてどうなのでしょうか、ひとつお願いをしたいと思います。
  それと同時に、4月25日にそういうお話をされた、その後、具体的に平成18年度に入って、あるいは17年度の後半からこの大改修を決意をする、全員協議会で話をする、そういう時点において、その前にどうしてこういう話を県とやっていないのかということについて非常に強い疑問を持っておりますので、そこのところお願いいたします。
  それと、もう一つ、事業委託とPFIについてお話をいただいたのですが、依然としてわからない。事業委託については、毎年度毎年度と、幾ら払う幾ら払うというような形で基本協定の中に入れ込むと。それから、PFIについては、自主方式を策定するということなのですが、実際に今回恐らくやられている方式というのは、どうもPFIの事業スキームの中の方式にない方式だと私は理解をしております。どういうことなのか私はよくわからないのですが、いずれにしても大きな違いというのは、その工法を決定する、実施方式を策定する、この違いだけで、経費は同じ。そんなのだったら別に何も5月まで先延ばしする必要はないと思うのですけれども、改めてお伺いをいたします。
  それから、お答えがなかったのは、私の言い方も悪かったので、大変申しわけないのですが、通告に出ております直営との経費比較、つまり運営事業、委託費の委託をやるということで、直営との経費比較の内容についてお伺いしておりますが、そのお答えがありませんでしたので、お答え願いたい。
  それから、当初は、4月から工事に入るという形だったのですが、今回示された計画では9月以降になるわけです。そうすると、どう早くても年内は工事期間中ということになるわけです。そうしますと、職員は、既に雇いどめになって4月にはおりませんから、ではその間どうするのかということで、先ほど言ったような形で処理されるとして、では何人でこれやられるのかということをさっき落ちていましたので、あわせてお願いをいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。
  まず、県との調整の中で補助金や起債の使い方について、どのような形の考え方かということでございますが、こちらの方、補助金につきましては現在交付金ということでございますが、一つの計画の中で一つの処理場、焼却炉をつくった場合には、それが対象になり、一つの計画の中で二つ以上ということになりますと、これは国庫補助とか、県費とか、そういったものの対象にならないというふうに言われておりますので、計画の中でつくられたものについてが補助になるという考えでございます。
  次に、県との協議についてどうかということでございますが、こちらの方につきましては全体的な中では平成16年度にごみ処理精密機能検査報告で大がかりな改修が必要ということで、その中で事務レベルでいろいろ進めてございましたが、今回の改修につきましては実際の窓口は東部環境事務所でございますが、こちらの方といろいろ相談をしてございました。最後に相談をしたのは9月の12日でございまして、この中で先ほどお話をいたしました、地元との同意といいましょうか、そういった形で軽微な変更ということで認めていただいたという感じがございます。
  次の直営との関係でございますが、こちらの方につきましては今後10年間の比較の中で2億8,000万程度の経費が削減できるということでお答えをしてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 失礼いたしました。運転管理の人数について答弁漏れがございましたので、お答え申し上げます。
  今回の事業委託につきましては、13人の運転委託ということで考えてございます。
  以上でございます。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 失礼いたしました。4月からの人員につきましては、現在の直営と同じ9名で委託の方を考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 最後の質問をいたします。
  その全体の経費をどのように見積もり、どのようにそれを手当てするのかというのは、大変重要な問題だと思います。
  それで、今度最後の質問になるわけですけれども、ご相談をされたところ、それからそのときのお答えというのは、今ご答弁でありました。それは、改めて私の方からも確認をさせていただきますけれども、いずれにしても、もう絶対にこれは使えないのだよという100%の確信を持って今回こういう形にしたのだということは、そういうことで私はもう理解をいたしますけれども、仮にもしそうでなかったとしたら、大変な損失を住民に与えるということになると思います。そういう意味で、この県との調整というのは本当にとことん詰めた形でやっていただきたかったと思います。
  それと、業務委託とPFI、これはしつこいようなのですけれども、依然としてその違いが見えてこない。要するに、最終的に契約に至るまでの期間もほとんど変わりがないというようなところで、何でそのスタートを早目にやれないのかなという、どうして、どちらが有利かということは、有利な要素というのは何かあるわけです。その有利な要素というのは何なのかというのを最後に聞いておきます。
  それから、4月以降の空白期間、これ9人というふうになっています。実際に大改修をした後、中央制御室ができまして、そこにクレーンも合わせて集中して、それで13人という、その設定をしているわけです。それなのに今回改修をしている時点で9人で本当にできるのかどうか、ちょっと疑問に感じましたので、お聞きしておきます。
  これ再質問でやらなかったので、あれなのですけれども、前段者の質問の中であった、この委託費と大改修というのは、本来大改修というのは工事請負費、それから運営の委託は委託費というのが普通の予算の計上の仕方なのですが、今回は委託費一本化している。これについては、恐らくPFIという形、つまりセットなのです。工事と、それから維持管理と、これセットでやりますよというのは、もうPFIの一つの典型ですから、そういうことがあったのではなかったのかな。本来は別々に計上すべきではなかったのかなと思いますが、いかがでしょうか。
  以上、4点お願いします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
  まず、PFIの事業委託の関係でスタートがかかっているということで有利な要素は何かということでございますが、こちらの方は端的に申し上げますと、一度に財源を出さないで、分割して払えるということでございます。それにつきましては、PFIも事業委託も方法的には同じなのでございますが、手法的にどちらがいいか検討するということで時間をいただいております。
  次に、検討の関係で9人の関係でございますが、こちらの方につきましては今の人員が直営が9名、そしてクレーンの委託が4名ということで考えておりますので、合計では直営分につきましては9名でございますが、実際の委託につきましては13名ということになると思います。
  最後に、委託と工事請負ですか、こちらの方の関係でございますけれども、工事請負費につきましては請負契約の中で一括して払わなくてはいけないということがございます。その中で、一括して払うということになりますと、これも繰り返しになってしまいますが、財政負担が非常に多くなるということでございまして、一つの事業として実施する必要があるだろうということで検討させていただきました。その中に事業として検討する場合には通常の維持管理のものをセットする方法と、いわゆる運転管理の委託をセットする方法がございます。維持管理をセットする場合につきましては、これは毎年毎年維持管理の補修箇所が変わってきますので、向こう10年間を見たときに確実な数字が見込めないというデメリットがございました。一方、委託の方につきましては、大体運転管理定員が固定されておりますので、こちらの方を一緒に事業委託ということで考えた場合には、今後10年間の財政的なものがある程度大まかに示せるのではないかという考えがございました。こういった観点から、今回につきましては運転管理と改修の方を一緒にしたという経緯でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして議案第1号に対する質疑を打ち切ります。
  議案第2号から第3号については、通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。
  次に、議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) これをもちまして、議案第4号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議第1号 久喜宮代衛生組合議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきまして質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) これをもちまして、議第1号議案に対する質疑を打ち切ります。

                                           

    ◎討論・採決
議長(角野由紀子君) これより日程第3、討論・採決を行います。
  議案第1号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。私は、日本共産党議員団を代表しまして、議案第1号 平成18年度久喜宮代衛生組合一般会計予算案について、本案に反対する立場から討論をいたします。
  本予算案には、債務負担行為として焼却炉排ガス高度処理設備整備、2号炉ほか大規模改修及び運営事業が平成18年度から27年度までの10年間、28億4,005万8,000円の限度額で組まれております。そして、その18年度分として歳出に改修及び運営事業費用として3億1,556万2,000円、その検査業務として315万円などが計上されています。今までの一般質問を含む質疑から、平成15年度に実施した精密検査や毎年度の改修工事等の状況、17年度の電気集塵機点検などから数年から10年は維持可能な改修が必要との結論に至ったものと判断されます。そのかなり長期間にわたる維持の必要は、計画の新設炉が平成19年には稼働する計画がいまだ着工すらめどが立っておらず、実際の建設がいつになるか全く見通しのない中で導き出したものであろうと推測いたします。建設めどが立たない要因が周辺地区の同意が得られないこと、それは周辺地区の要求が大変に厳しい要求で、衛生組合としてはすぐに判断できない、こういう説明であります。しかし、これは、原因を一方的に周辺地区に押しつけるものであります。その地区との話し合いはわずかであり、衛生組合当局から膠着状態を打開するための積極的かつ真摯な働きかけが全く不足をしていると言わざるを得ません。相手方は、話し合いを拒否しているわけではありませんから、信頼関係をつくっていくためにも組合の側からアプローチすることを強く求めるものでございます。
  大規模改修について、事務方と現場職員で炉内を目視調査し、口頭で三機工業株式会社へ提案を依頼したのが10月初旬ということですが、そこから三機工業から提案書提出、議会全員協議会への説明、工事設計の審査依頼から報告、議会提案へと猛スピードでこの件を処理しようとしていることに疑問があります。大きな支出を伴うにもかかわらず、口頭で業者に依頼をしていること、業者からの提案と見積もりを内部で検討することなしに議会へ説明し、設計図書審査にしても、本議会に間に合わせるように急がせていることなど極めて不自然、不透明な手続であります。
  私が電気集塵機のメーカーであり、メンテナンスを行っている業者に問い合わせたところでも、電気集塵機は老朽化が進んでおり、大局的に見れば交換も必要との判断もあろうが、今すぐだめだという話ではない、こういうことでありました。現在の焼却炉の状態、業者からの提案、見積もり、審査結果、当局の考え、これらを住民に公表し、じっくりと内容を吟味する時間と手間をかけるべきです。
  債務負担行為の限度額は、工事費18億5,000万円にその事務費と10年間の運営費を上乗せした額ですが、工事から運営まで当局はPFI方式を模索しているようですが、十分に検討を重ねて、効率的な財政支出を図るべきです。当局は、大規模改修を機に炉の運転などを民間業者、当局の意の中には、三機工業株式会社あるいはその子会社の三機化工株式会社の、意の中には入っているようですけれども、こうした民間業者に委託をするとしておりますが、その理由に従来より高度な処理だからということを挙げていますが、そんな理由は通用しないと思います。さらなるごみの高度処理というならば、将来的にも衛生組合自身がその処理に精通し、技術の保存、育成を図っていくべきで、その道こそ安定運転と住民の安全、安心に寄与します。運転技術者は、研修で養成が可能であります。直営と委託の比較で17人と13人体制の違いを示されましたが、なぜ直営が人数を多くしているのかわかりません。恣意的な誘導ではないでしょうか。直営の方が経費的にも効果が高いと判断します。
  さらに、運転、運営を委託することにより、運転の職員が収集へ回り、収集業務に雇用してきた臨時職員10名を解雇する問題は重大です。臨時職員は、地方公務員法では緊急または臨時的な仕事に半年を限度に雇用できる、更新はさらに半年が限度で、最長でも1年とされています。当局は、収集職員の退職を正職員の雇用で対応することなく、継続してある収集業務であるにもかかわらず、賃金が安く、身分が不安定な臨時職員を雇用することで対応してきました。そして、臨時職員の現状は、1年未満の雇用は1人だけで、1年以上雇用が9人、そのうち1人は7年以上も雇用が続いているのです。地方公務員法で緊急または臨時の場合となっているのに、実際は継続してやっている収集作業に臨時として雇用すること自体が脱法であって、ここで委託導入に当たって都合がいいと雇いどめすることは、管理者と事務当局の重大な責任回避であり、容認できる姿勢ではありません。なぜこうなるのか。それは、当局の考えがまず委託ありきに徹しているからの矛盾です。全面委託を展望して、退職による正規補充をせず、その分委託を拡大し、それができない場合に臨時職対応とし、なし崩しに委託拡大と臨時雇用を続けてきたことによります。焼却炉の安易な運転委託はやめ、直営での運転と収集に正規職として臨時雇用の人たちをも含めて採用することを強く求めるものです。
  本予算案の人件費計上は、11月30日の臨時議会で議決した職員給与条例の改定を受けてのものです。平成17年度人事院勧告が給与構造の見直しを図るとして従来の年ごとの給与、手当に手をつけることにとどまらず、今後の根本方針として給料表の平均4.8%の引き下げや高齢層の給与抑制、調整手当は廃止して、代替として地域手当を創設、能力、成果主義の査定昇給の導入に踏み込みました。これら地方公務員給与の抜本改定は、750万公務関連の労働者に大幅な賃下げと公務と民間の賃下げの悪循環を招くこと、自治体職場の人材確保、地方交付税などを通じ地方財政のさらなる悪化につながるなど問題をはらんでいます。国家公務員は、地域手当の異動保障や広域異動手当など補てん措置がありますが、地方公務員は下がったままになります。公務員や民間労働者の暮らしの実態を無視した賃金引き下げはやるべきではありません。
  以上の点、指摘をして反対討論といたします。
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 平成18年度予算に対し賛成討論をいたします。
  まず、今年度予算に焼却炉の大規模改修費を10年間の債務負担行為として計上したことは、毎回の議会で炉の現状を聞くにつけ、危惧されていたことに対する措置として適正であると評価する。また、これによりダイオキシンの発生が5ナノグラムから1ナノグラムまで下げることができるということを大変なことと評価する。そして、業者選定に当たっては、よりよい方法をとられ、透明性、公平性を確保されることを要望する。
  さて、今までさまざまな委員会が衛生組合に存在してきた。最初にできたのが平成6年のごみ減量リサイクル推進懇話会であった。以来、廃棄物減量等推進委員会、新設炉建設検討委員会などが立ち上げられ、審議の後答申を出している。平成18年度に再び廃棄物減量等推進委員会が立ち上げられた。
  答弁にもあったが、事業系ごみの減量につながる答申を期待するというお話があった。組合としての確固たる方針が必要であり、その方針はごみ処理基本計画そのものであるし、その方針は揺らいではならない。そして、組合として幾ら住民の協力が必要だからといって、不必要な迎合はあってはならないと考える。
  最後に、あくまでも組合が行うべきはごみの処理であり、住民が行うべきはごみの減量である。いわゆるリサイクルや原材料化、減量化は二の次である。その視点から、住民に対し物を捨てない努力をお願いする、もったいない思想を普及させること、そしてその上で出されたごみを環境に優しい方法で処理をしていくことを組合の第一の事業と考えるべきことを強く要望し、本案に賛成する。
議長(角野由紀子君) 次に、反対討論をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) まず、業務の直営委託の問題であります。現業職員、現在26名で、今後退職によって3年後には14名となるということが明らかになりました。これまで直営、委託5対5の体制が維持できるかどうか。もう差し迫った状況に立ち至りつつあるということであると思います。直営、委託をどういうふうにしていくのか、その方針がいまだに示されない、明らかにしようとしない。新設炉の日程が定まった段階までにというふうに答弁はありましたけれども、その前の段階で、そのときにはもう既に5対5の直営、委託の割合が維持できなくなっている可能性すらあると考えます。当局の答弁は、全く誠意のないものであります。遠い将来の話ではなくて、これは極めて近い将来の衛生組合の姿であります。早急にこの点は、明らかにすべきだと思います。方針として確立し、公にすべきだと考えます。
  二つ目、焼却炉の大規模改修であります。18億5,000万円、10年間債務負担行為が28億円、運転管理委託も含めた総事業費は31億円となります。これほどの財政がかかる計画を昨年10月、私たちに明らかになったのは昨年10月の古河産機の報告書以降1カ月で事実上特定業者を前提としたPFI方式による改修の方針が明らかにされてまいりました。しかも、それにもかかわらず、今なお、きょうの段階でもPFIなのか事業委託なのかの方針が明確に言われない、語られない。極めて不思議なことであり、議会への明確な説明もないということは遺憾なことであると考えます。
  また、地元住民への説明もなしに結論を出してしまいました、あるいは結論を出そうとしている。このことも容認できないことであります。
  ちなみに今回の事業が決定をされれば、半年間の間1号炉だけで処理をしていくことになります。住民に不安を与えるものであります。ダイオキシンの毎月検査などということは当然のこととしましても、周辺住民はもとより市、町民、住民全体への不安、これに対して当局は説明をきちんとしていくべきであります。特に地元住民とは新設炉建設について同意を得るべく話し合いを続けてきている中で、突然こうした大きな方針の変更、大規模改修を打ち出してきて、しかも住民の同意を得るのが難しいから、そうでない方法を考えたという、そういうやり方も論外であると考えます。住民との信頼関係をないがしろにするものであって認められません。
  今回の改修は、とりあえず10年間という数字が出ておりますが、炉を延命させるものであるとされています。なぜそうせざるを得なくなったか。新設炉建設のおくれであります。地元住民の同意を得ることはできていないということであります。そのめどさえもついていないということです。これは、ここに至って管理者の責任と言わざるを得ないと、私はそう考えます。そして、新設炉の建設をずっと先送りをしてしまうことになるのではないでしょうか。改修後の炉の期限は10年と言われましたけれども、一般質問の答弁の中では、新設炉の住民同意が得られても、その後5から10年かかる、あるいは場合によってはさらに一、二年かかるという、そういうことも言われています。そうしますと、事実上10年間あるいはそれ以上大規模改修後のこの現在の炉で使うことを想定していることになります。新設炉の明確な方針も出せない中で、大改修をしていくこと、大改修すること自体はどうしても必要やむを得ないものと思いますけれども、そうした新設炉の建設を遠い将来の課題に棚上げすることにもなってしまいます。逆に住民合意が得られて、早期に新設炉の建設にかかることができるとすれば、二重投資となり、特に10年間の後半では不要な過大負担がかかっていくことになります。衛生組合のこれまでの基本方針を変更することになるものでありまして、ごみ処理基本計画にかかわる方針をなし崩しに変更する、そういうことにつながるものであると考えます。
  よって、反対をいたします。
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 平成18年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(角野由紀子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  続きまして、議案第2号について討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 埼玉県市町村職員退職手当組合の規約変更について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  続きまして、議案第3号につきまして討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
  続きまして、議案第4号について討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(角野由紀子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  続きまして、議第1号議案について討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議第1号 久喜宮代衛生組合議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  以上をもちまして提出議案の審議はすべて終了いたしました。

                                           

    ◎管理者あいさつ
議長(角野由紀子君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会平成18年第1回定例会にご提案申し上げました全議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
  ご質問、ご質疑の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  議員の皆様には、さらなるご活躍を心からご祈念申し上げまして御礼のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。
議長(角野由紀子君) ありがとうございました。
  ここで休憩をいたします。

    休憩 午後 4時50分

    再開 午後 4時57分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。

                                           

    ◎閉会の宣告
議長(角野由紀子君) これをもちまして、平成18年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会いたします。
    閉会 午後 4時58分