平成16年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第10日
 
平成16年3月26日(金曜日)
 議 事 日 程 (第2号)
 
 1 開  議
 2 提出議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長あいさつ
 5 管理者あいさつ
 6 閉  議
 7 閉  会

午前9時開議
 出席議員(20名)
     1番   星  野  良  則  君      2番   内  田     正  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   川  野  昭  七  君      6番   鈴  木  精  一  君
     7番   高  岡  大  純  君      8番   角  野  由 紀 子  君
     9番   西  村  茂  久  君     10番   丸  藤  栄  一  君
    11番   飯  山  直  一  君     12番   原     進  一  君
    13番   岡  崎  克  巳  君     14番   角  田  礼  子  君
    15番   松  村  茂  夫  君     16番   猪  股  和  雄  君
    17番   榎  本  和  男  君     18番   小 河 原     正  君
    19番   福  垣  令  由  君     20番   加  納  好  子  君
 
 欠席議員(なし)
 
 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君    副管理者   榊  原  一  雄  君
   収 入 役   樋  口  純  一  君    参  与   浅  子  秀  夫  君
   参  与   柴  崎  勝  巳  君    参  与   加  藤  尚  也  君
   参  与   篠  原  敏  雄  君    参  与   岡  村  和  男  君
   参  与   須  藤  三 千 夫  君    事務局長   中  村  恭  三  君
   総務課長   伊  藤  孝  治  君    業務課長   諏  訪  信  雄  君
   総務課長                    業務課長                
          石  井  信  幸  君           伊  東  雅  夫  君
   補  佐                    補  佐                
   業務課長                                        
          野  本  俊  男  君    施設係長   内  田  久  則  君
   補  佐                                        
 
 本会議に出席した事務局職員
   係  長   金  井     誠       書  記   小  林  登 茂 子
   書  記   赤  羽  貴  裕                           

 
    ◎開議の宣告                          (午前 9時00分)
議長(加納好子君) ただいまの出席議員は20名でございます。
 定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
 なお、先刻、執行部から議案質疑に対する参考資料を配付したいとの要請がありまして、これを許可いたしました。ただいまから資料を配付させていただきます。
 休憩します。
 
    休憩 午前 9時01分
 
    再開 午前 9時02分
 
議長(加納好子君) 再開いたします。
 
                                           
    ◎提出議案に対する質疑
議長(加納好子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
 まず、議案第1号 平成16年度久喜宮代衛生組合一般会計予算に対する質疑をお受けいたします。
 なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
 まず、歳入からお受けいたします。
 最初に、猪股議員お願いいたします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 通告順に質疑をいたしますが、多量排出事業所の上位10社の実績につきましては、今資料が配付されまして、詳しく数字が載っておりますので、ありがとうございました。一つ目の質問はこれで終わってしまったわけなのですけれども、ちょっとここで聞いておきたいのは、特に1番目のスーパーマーケット、断トツで多量排出の状態がもうずっと続いているわけなのですけれども、ここについては減量の計画というのはどういうふうに出ているのでしょうか。減量はできない、ずっと増加、増加ということでの計画が出ていて、それに沿った形での増加なのでしょうか。確かに一時は事業規模、店舗面積そのものを広げた、事業規模そのものを広げたということで増加もやむを得ないということで理解はしてきたわけなのですけれども、全く減っていかないわけです。減っていく努力がされているのかどうかということも私たち、わからないわけですね。その点についてどうなのかお伺いをいたします。
 それから、二つ目なのですが、若干重なるのですけれども、各事業所からの減量計画書の集計と実績がどういうふうになっているのか。それに対して事業系のごみの計画書が出されてくる。それについて全体と、また個々の事業所について、当局で分析をしているはずなのですけれども、その点についてお聞かせ願いたいと思います。それを踏まえて、16年度の事業系ごみの減量見通しについて、どのように押さえていらっしゃるか明らかにしてください。
 それから、三つ目なのですけれども、この予算書の6ページで塵芥処理手数料の数字が出ているのですけれども、現年分若干増額ということになっています。予算書において既にこうして増額が出されてくる。減量は困難というふうに見込んでいるということに理解できるのですけれども、その点はいかがなのかお願いをいたします。
 それから、特にこの中で粗大ごみ処理手数料が増加率としては大きいのですけれども、この点については理由を明らかにしてください。
 以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所関係でお答えさせていただきます。
 まず、1番の多量排出事業所上位10社の中で1番目の事業所、これがごみがもう断トツでふえているということなのですけれども、この事業所につきましては、13年度までは幾らか減少傾向でありました。その後、2系統だったものを1系統にしたということでごみがふえたということがありました。昨年来から連絡はし合っているのですけれども、今年もふえてきたということで連絡申し上げましたところ、営業時間、これを延ばしたということです。今11時まで営業を延ばしているということで、かなり事業、それらの関係でごみが必然的にふえてきたということでございます。この減量計画書につきましては、前年を下回った減量の計画で出されているのですけれども、そういう事業、そういうものの変化から、ごみの減量には努めているのですけれども、なかなかつながらないという返事といいますか、回答はいただいております。
 それと、多量排出事業所の減量計画書の関係なのですけれども、減量計画書は多量排出事業所49事業所すべてから提出されております。減量計画書の数値を集計しますと、計画量が1,951.01トン、それを15年度のこれは2月末で予測していますけれども、15年度の排出量が1,980.49ということで、約30トン計画よりも増となっております。多量排出事業所全体で見ますと、計画よりも減量した事業所が23事業所、全体の47%ですけれども、計画を達成できなかった事業所が26事業所、全体の53%となりました。計画を達成できなかった事業所のうち、前年実績よりも減量すると思われる、これをまだ2月末で推計しているものですから、あくまでも予測なのですけれども、減量すると思われる事業所が13事業所あります。減量した23事業所とその減量すると思われます13事業所、これを合わせますと36事業所、全体の73%の事業所になりますので、事業所それぞれが減量に取り組んでいるものと思われます。
 それと、個々の事業所についてということなのですけれども、中にはいろんな取り組みで大幅に減らしたところ、それから相当違って大幅にふえたところもあります。それらの内容を検討しますと、事業規模の拡大、これが大半の理由でございました。それでも減量計画を大幅に上回ったということで、今後もその減量について指導等、それらをこれからも続けていきたいと考えております。
 それと、平成16年度の事業系ごみの見通しにつきましては、最近規模の大きな事業所、これが増加していることから、1事業所当たりの排出量が増加傾向にあります。最近の推移を見てみますと、平成13年度が1事業所当たり5.1トン、平成14年度が5.56トン、平成15年度、これは予測ですけれども、5.64トン、そのように予測されますことから、平16年度の事業系ごみにつきましては、若干増加するものと考えられます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 歳入のB、塵芥処理手数料、現年度分は微増だが、減量化は困難という見通しか、粗大ごみ処理手数料の増の理由のご質問に順次お答え申し上げます。
 最初に、塵芥処理手数料現年度分は微増だが、減量化は困難かという見通しのご質問ですが、ごみ処理手数料として定額制、従量制、窓口に分けまして積算をしてございます。その内訳は、定額制、従量制及び窓口から申し上げます。定額制としまして、480戸掛ける2,200円掛ける6期掛ける0.99、イコール627万2,000円。15年度、500戸掛ける2,200円掛ける6期掛ける0.99、イコール653万4,000円。従量制といたしまして、340戸掛ける1万9,500円掛ける6期掛ける0.99、イコール3,938万2,000円。15年度が300戸掛ける2万円掛ける6期掛ける0.99、イコール3,564万円。事務所窓口としまして、83万円掛ける6期、イコール498万円。15年度、80万円掛ける6期、イコール480万円で、現年度分ごみ処理手数料を予算化しておりまして、微増ですが、直接搬入によります燃やせるごみ、瓶、缶、ペットボトル及びプラスチック類の増加等を見込んでございます。
 次に、粗大ごみ処理手数料増の理由についてでございますが、粗大ごみ処理手数料を年度別に平成12年10月の有料化後を見てみますと、平成13年度、614万8,000円、1万2,296枚販売しております。平成14年度は681万7,500円、1万3,635枚販売しております。平成15年度、1万2,400枚、これは1月末現在でございますが、販売をしております。こういうことで1年置きの販売金額の増減が予測されまして、あわせまして行政区域内の平成15年度10月の対前年世帯数の増減を見ますと、531世帯の増加がございまして、1万3,000枚程度販売を見込んでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
 猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) スーパーマーケットの1位のところで、この前2系統だったのが、1系統になったので増になったという説明があったのですけれども、よくわかりませんので、もう一度詳しくお願いします。
 それから、多量排出事業所49事業所の中で、計画書よりも減量したところが23事業所、47%、さらに達成はできなかったけれども、前年よりも減量した事業所が13事業所、合わせると73%が前年よりも減になっているという説明があったのですけれども、そうすると、その残りの13、約半分、20数%ですね、そこについては前年よりも減量していないし、ふえているし、減量計画書よりもふえているしということになるのですけれども、その分析はどういうふうになっていますか。事業規模の拡大というのは、確かにわかりますけれども、普通事業規模を拡大するというのは、計画書を出す段階で既にわかっていることなのだけれども、私たちから見ると、形だけ減量しますよという数字だけされた数字を書き込んできているように思えなくもない。意地悪な言い方かもしれませんが、具体的な根拠を持ってどうやったら減量できるのかという、そういう出し方になっているのかどうか。そのチェックはどういうふうになっているのか。お願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 1番のスーパーの関係なのですけれども、もう少し詳しくというなのですけれども、たしか平成14年になりまして、2系統で食品売り場がありました。そのときには2系統で別々にごみを処理していたと。それがその後14年度から1系統になりまして、一つでごみを処理するようになったことから、ふえたということでございます。
 それと、多量排出事業所の減量計画、それらにつきましてふえたところ、これらについての分析ということなのですけれども、ふえたところで大幅にふえたというのが、お配りしました資料の中にもあります4事業所が事業の規模拡大ということでふえているのですけれども、そのほかの事業所につきましては、そのふえたというと、大した増でないということでございます。実績比でちょっと比較しますと、49事業所のうち前年よりも減量した事業所が35事業所あります。ですから、ふえた事業所が14事業所なのですけれども、その中の4事業所、先ほどの資料の中にあります事業所なのですけれども、そのほかの事業所については、ふえてもそんな移動といいますか、大幅な増とか何かでないということで、それぞれ減量に取り組んでいるものと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
 次に、丸藤議員、お願いいたします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。わからない点が多々ございますので、お願いしたいと思います。
 まず、事項別明細書の5ページ、6ページの関係で、1点は、1款の分担金及び負担金についてでございます。議案の説明の中でも久喜市が3分の2、宮代町が3分の1という割合になっていると伺いましたが、どのような考え方で割り振られているのか確認をさせていただきたいと思います。
 それから、もう一点は、3款の財産収入の物品売り払い収入、内容としてマイナス8.1%、180万5,000円減額でございますが、この理由についてお示しを願いたいと思います。
 この2点でございます。
議長(加納好子君) 丸藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) おはようございます。お答え申し上げます。
 組合負担金の内容についてというご質疑だったわけなのですが、考え方ということでございますが、そちらにつきましては、ご承知かと思うのですが、組合規約第13条に、組合の経費は組合の事業により生ずる収入及びその他の収入をもってこれに充て、なお不足すると認められるときは久喜市が3分の2、宮代町が3分の1を負担すると定められており、これに基づきまして使用料及び手数料や財産収入といったいわゆる自己財源では賄い切れない財源について構成市町に負担をお願いしているものでございます。考え方でございますが、こちらにつきましては、36年設立当時からこの負担率というものは変わってございませんで、その当時の人口比率を見ますと、大体このような3分の2と3分の1というような負担、大体の人口割合になっていまして、その辺から決められてきたのではないかなというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 5ページの物品売り払い収入の内容と減額理由についてのご質問についてお答えいたします。
 最初に、資源回収委託回収分でございますが、ガラス瓶、無色でございます。390トン掛ける1,000円、イコール39万円、茶色の瓶ですが、400トン掛けるゼロ円です。その他の瓶につきましては、140トンのゼロ円、スチール缶350トン、これもゼロ円でございます。アルミ缶180トン掛ける7万円、イコール1,260万円、新聞2,200トン掛ける1,000円、イコール220万円、段ボール1,300トン掛ける1,000円、イコール130万円、雑誌3,000トン掛けるゼロ円です。布570トン掛ける3,000円、イコール171万円、ミルクパック40トン、ゼロ円です。
 次に、廃家電等の売り払い分といたしまして、19万円計上してございます。
 続きまして、固形プラスチック売却代金といたしまして2,100トン掛ける1,050円、イコール220万5,000円と見込んでございます。
 また、減額の理由でございますが、ガラス瓶無色が前年マイナス35トン、3万5,000円、アルミ缶マイナス20トン、140万円、新聞マイナス40トン、4万円、段ボール、マイナス150トン、150万円及び廃家電等、これがマイナス26万円などの減少を見込んだものでございます。
 訂正させていただきます。段ボールのところでマイナス150トン、15万円でございます。失礼をいたしました。
議長(加納好子君) 再質問をお受けいたします。
 丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 丸藤でございます。再質問させていただきたいと思います。
 まず、分担金及び負担金の関係でございますが、答弁では、確かに組合規約13条からなっているということで、しかし昭和36年から全く変わっていないようでございます。主に人口比率で見てきたということでありました。確かにこれまでは例えば人口について言えば、たまたまその比率がおおよそ久喜市と宮代町の比率が2対1できましたけれども、もし今後このバランスが崩れてしまう場合が起きないとも限りません。例えばあくまでも仮定の話でありますけれども、管理者から今回の議会の中でも一般質問の中で、合併後も久喜宮代衛生組合として存続していく、こういう答弁がございました。そこで伺うわけでありますけれども、宮代町を含めた1市3町による合併によって、埼玉東部の中核都市になるので、これから人口も税収もふえるとのことであります。具体的に旧市町のどこがどのようにふえるかについては定かではありませんが、こういった点でも今後久喜市につきましても、これは仮定の話ですが、合併しまして、ややはり人口の動態も変わるかもしれません。このままで果たしていいのか。今も綿密に言えば、2対1ではありませんね。ですから、この辺の考え方は確かにごみの量については、ごみの発生量、それからごみの排出抑制量を引いたものがごみ量としてなるわけですが、この負担金についてもその点では人口の比率で考えてきているということであれば、このあたりも見直しが必要なのかなというふうに思いますが、その点再度お聞きをしたいと思います。
 それから、物品売り払い収入についてでございますが、先ほどるる単価、答弁していただきました。これについての単価については、どのような形で設定されているのでしょうか。その点についてのみお願いしたいと。
 以上、2点よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 丸藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
 事務局長。
                 〔事務局長 中村恭三君登壇〕
事務局長(中村恭三君) おはようございます。再質疑に対しましての答弁を申し上げます。
 まず、私どもの方の当衛生組合の収集形態と申しますか、これを全部私どもで行っている。ほかの市町村によっては町でおのおの収集をし、中間処理だけを行うような組合、そういうのが全国的には多いわけでございまして、その辺の違いもあろうかと思います。そういうところは収集、持ち込み量によって負担金を算出しているのが多いようでございます。先ほど総務課長の方からご答弁申し上げましたように、昭和36年からもう40年を超え、非常にこの2対1の割合、今までが人口比でやってまいったというふうなことでございますけれども、久喜と宮代の非常に良好な関係が40年以上続いているのではないかというふうに私どもは思っております。その中でこの間の一般質問でも管理者の方からご答弁申し上げましたように、存続を前提にというふうなことで協議をしてまいりますというふうなことを申し上げてあるかと思います。それにつきましては今後のこの衛生組合のあり方について、全体的な見直しというか、また協議をさせていただかなければならないかなと。その中に今質問があった件についても、一つの問題点、あるいは協議事項になろうかというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 先ほどのご質問でございますが、前年度の実績と、それと安定的な取引を基本的に考えて積算をしてございます。
議長(加納好子君) 丸藤議員、再々質問はありますか。
 丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 丸藤でございます。
 この分担金及び負担金の関係でございますが、確かにこれまで良好な関係が続いてきておりますし、今事務局長から全体的な見直しの中でということ、答弁がございましたが、もちろん久喜市と宮代町のように地方自治体が並列的な立場において徴収する負担金につきましては、地方自治法や地方財政法上から明確な規定はありません。ですので、もう昭和36年からずっとこの形できておりますので、今後のことも考えれば、もうそろそろ人口比その他で考えてはいると思いますが、見直しが必要ではないかなと、そういうふうに思います。これは要望となりますが、ぜひそういう立場から見直しを図っていただきたいと思います。
議長(加納好子君) 以上で丸藤議員の質疑を打ち切ります。
 続きまして、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番議員の加藤です。
 塵芥処理手数料につきましては、前段者でわかりました。
 5ページ、6ページのし尿処理手数料、これが前年比で7.3%減になっております。この点についてご説明いただきます。
 物品売り払いにつきましては、了解しました。
議長(加納好子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) ページ5のし尿処理手数料、前年比減の理由につきましてお答えいたします。
 し尿処理手数料でございますが、内訳といたしまして人数制、従量制、臨時くみ取り、浄化槽汚泥処理手数料及び農業集落排水汚泥処理手数料に分けて積算をしてございます。人数制としまして1,140戸掛ける650円掛ける6期掛ける0.99、イコール440万1,000円、15年度、1,150戸掛ける700円掛ける6期掛ける0.99、イコール478万1,700円。従量制としまして、250戸掛ける1,800円掛ける6期掛ける0.99、イコール267万3,000円。15年度、250戸掛ける1,890円掛ける6期掛ける0.99、イコール280万6,650円。臨時くみ取りとしまして、150軒掛ける6期、イコール81万円。15年度、150軒掛ける6期、イコール81万円。浄化槽汚泥処理手数料として8軒掛ける6期、イコール136万円。15年度、8軒掛ける6期、イコール159万9,000円。農業集落排水汚泥処理手数料としまして、1,500トン掛ける200円、イコール30万円。15年度、1,520トン掛ける200円、イコール30万4,000円となります。これにつきましては、主に公共下水道の普及によりまして、全体として減少傾向にあると考えてございます。
議長(加納好子君) 再質問ありますか。
 加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 今のご説明の中で従量制について、250戸掛ける1,800円、それが前年度はこの単価は1,890円とおっしゃったと思いますが、この減額についてはどうしてなのか。
 それから、農業集落排水の方で16年度1,500トンなのですが、前年度は1,520トンということで20トン減っているのですけれども、最後のご説明のところで下水道の普及によるということでしたけれども、農業集落の方もこの20トン分が下水道の方に入っているのかどうか、その辺ご説明をいただきます。
議長(加納好子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) お答え申し上げます。
 1,800円の関係と、1,890円の関係でございますが、これは年度を合計しました平均単価を出しまして、その平均単価を計上してございます。
 それと、農業集落排水処理手数料の関係でございますが、これにつきましては下水道の方には入ってございません。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問はありますか。
4番(加藤幸雄君) 終わります。
議長(加納好子君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
 次に、西村議員、お願いいたします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 9番、西村でございます。ほとんどもうご答弁がありましたので、それになかったといいますか、改めて別の視点での質問をしたいと思います。
 その前に収入が伸びるという、手数料が伸びるということは大変ありがたいことなのですが、そのもとになっていますのが何といいましてもごみでございますから、それがふえるということについては、ごみの総量抑制をするという立場からすると、極めて残念なことであるわけですが、なぜ伸びたかということについては先ほどの質問、答弁の中で大体出ております。そこで、今回の16年度予算のもとになった事業所の排出総量をひとつお伺いしたい。金額的には7.5%の増なのですけれども、ごみ総量としてはどれぐらいを前年度と比較してふえているのか。その辺全体総量をお示しをいただきたい。
 それから、逆に企業努力の中で減量に努力されている事業所もかなりあると思います。ここの4番のディスカウントストアにつきましては、先ほど説明があったのかもしれませんが、大幅に削減、76トン削減をしておるわけなのですが、どういう形でこれだけ減ったのか。もし把握をしていらっしゃるのであれば、教えていただきたい。
 以上2点です。
議長(加納好子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 事業所関係のごみの総量なのですけれども、平成15年度の見込みです、これはあくまでも2月末の数値で見込みを出しておりますけれども、4,832トン前後になるものと、大体そのぐらいになるものと思われます。
 それと、先ほどの資料の中の4番、これのごみの減量化になった取り組みということなのですけれども、この事業所につきましては、昨年といいますか、大分ごみがふえてきまして、大分連絡をとり合ったのですけれども、その中でごみの減量化の一環として今までは店舗そのもので加工といいますか、行っていたのですけれども、センター化といいますか、ある1カ所に集めて、その処理といいますか、販売店まで届けるという、そういうセンター化によってごみの減量につながったということでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 西村議員、再質問ありますか。
 再質問をお受けします。西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 平成15年の2月末日での見込みとして4,832トンという答えなのですが、これは16年度予算を立てるに当たっての事業所排出総量を私は伺ったので、そこのところをちょっと教えていただきたいと思います。
議長(加納好子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 予算の関係の事業所のごみの総量でございますけれども、先ほどの中で16年度につきましては若干増加すると、そう考えておりましたけれども、予算につきましては15年の実績をもとに計上してございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 西村議員、再々質問はありますか。
9番(西村茂久君) ありません。
議長(加納好子君) 以上で、西村議員の質疑を打ち切ります。
 次に、小河原議員、お願いいたします。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 小河原です。前段の議員がし尿関係の質問をして、内容的にはわかったのですが、私がちょっとお聞きしたいのは、下水道による減少ということで最後の締めくくりの答弁があったのですけれども、予算上では、手数料では減額で、21ページにあります予算関係では、歳出の関係では増額になっている。この関係でちょっとどうなのかというのは、これからもだんだん浄化槽の関係でどうなるかわかりませんけれども、下水道の認可がどんどんふえて利用者がふえてくれば、当然し尿の関係については手数料が減ってくると予想される中で、歳出ではふえていく。このアンバランスをどうなっていくのかなと。これらについて今後の見通し、どうなっていくのかというのをどう考えているか教えていただきたいと思います。
 以上です。
議長(加納好子君) 小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答えいたします。
 し尿処理関係の手数料でございますが、これにつきましては先ほどご答弁申し上げましたように処理世帯がどんどん減っているということで、人口は料金的には減少傾向にございます。しかしながら、し尿処理の委託の方でございますが、これにつきましては施設が昭和48年、そして昭和58年、そして平成11年と3段階に分かれて今施設が建っております。この関係で48年当時の施設は大変古くなっておりまして、この維持補修費に相当なお金がかかるということでございます。今回につきましても約1,000万円以上の増額をお願いしておりますが、これらにつきましてはこういった古い施設の維持管理費にかかるということでご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 小河原議員、再質問ありますか。
 小河原議員。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 今の答弁で16年度の予算の関係ではわかりましたけれども、ではこの先、17年度、18年度、どのように見ているか。大分古いような施設だとなると、相当の金額がこれからかかると思いますので、それらについての見通しをどう考えているか、もう少し教えてもらいたいと思います。
議長(加納好子君) 小河原議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
 施設の方、3段階に分かれていまして、一番新しいものが11年ということでございます。それでこの施設につきまして、15年度予算でいろいろ調査をしたわけでございますが、これは財団法人の日本環境センターというところでお願いをしたわけでございます。その結果の報告といたしましては、現在の施設、これを48年と58年のものを新しく置きかえるのが一つ。もう一つは、やはり今の最新施設ということで全体的にこれを修理するのが一つ。二つの提案がございました。いずれにいたしましても相当お金がかかるものですから、中で内容をよく検討してこれらについて対応していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問はありませんか。
 以上で、小河原議員の質疑を打ち切ります。
 次に、岡崎議員、お願いいたします。
                 〔13番 岡崎克巳君登壇〕
13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎でございます。通告した内容にほとんどご答弁をいただいておりまして、塵芥手数料の現年度分の積算根拠につきましては、定額制、従量制、窓口ということでお答えをいただきました。そして、粗大ごみ手数料、16年度の見込みもおっしゃっていただきましたけれども、粗大ごみ手数料の現時点での実績、おわかりになれば、お示しをしていただきたいと思います。
 あと、物品売り払い代金の有価物売り払い代金内容については、了解をいたしました。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 15年度の1月末現在の状況をお知らせいたします。1月末現在で販売枚数が1万883枚売れてございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 岡崎議員。
13番(岡崎克巳君) 終わります。
議長(加納好子君) 以上で、岡崎議員の質疑を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第1号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
 ここで休憩といたします。再開は10時といたします。
 
    休憩 午前 9時50分
 
    再開 午前10時00分
 
議長(加納好子君) 再開いたします。
 続きまして、議案第1号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
 最初に、猪股議員、お願いします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 一般会計予算の歳出についてお伺いいたします。
 まず最初に、新設炉の関係と、それから衛生組合存続の関係について、ちょっと一つただしておきたいと思うのです。通告書では便宜上12ページというふうに書きましたけれども、むしろ全体にかかわること、それから近隣住民との新設炉建設にかかわる話し合いをどういうふうに進めていくかということにかかわってくるかと思うのです。先日の一般質問の中で隣接地住民の皆さんとの話し合いがどういうふうに進んでいるかということについては、大体説明していただきました。現在のところ、当初計画よりも2年おくれで進めているのだと、これからも2年おくれだけれども、進めていくのだという方針が示されたわけです。その前提となるのが管理者いわく、現実的な対応として衛生組合の存続を前提として、これからも事業を進めていくということがあるわけです。衛生組合の存続を前提としていく限り、新設炉については久喜と宮代の分、現在の久喜、宮代の地区住民の分、これを処理をするというその新設炉をつくらなければいけないということになります。その交渉を新年度において進めていくわけですが、果たしてそれで本当にいいのかということなのです。建前上としては衛生組合の存続を前提として、しかも近隣地区から一部言われているように現在の処理区域を広げないということですか、地域拡大を行わないということですか、それを前提として新設炉の計画もこれまでの計画どおり、予定どおりに進めるということになりますけれども、本当にそれでいいのかということです。
 といいますのは、将来的に久喜市としては新市全域のごみをこの久喜宮代衛生組合で行っているような処理の仕方で新市全域に広げていきたいという明確な方針を打ち出しています。久喜の方の合併協議会、宮代、春日部分も同じかもしれませんけれども、久喜市としてはその新市全域に広げていくのだというその前提で進めていくというふうに私たちは理解しています。であれば、存続を前提とされるその衛生組合は、当然新市全域のごみを処理していくための一部事務組合として位置づけなければならないということになってまいります、論理上。つまり久喜市グループからすれば、久喜、幸手、鷲宮グループからすれば、全体で20万人人口のごみ処理計画を策定していくということをすぐにかかっていかなければいけない。しかし、この久喜宮代衛生組合の存続を前提とするそこでは、現在の10万強の人口のごみしか処理しないことを前提とするわけですね。明らかにそこに矛盾が出てくるわけです。一体その矛盾をどう考えていったらいいのかということです。
 その見通しをはっきり出さなければ、現在の近隣住民と話し合いをしているという、その新設炉の建設計画、このまんまのこれまでのごみ処理基本計画に基づくその範囲内だけの問題として進めていっていいのかどうかということが当然かかわってきます。それがはっきりしなければ、新年度の、16年度の交渉も明確に進められないということになるのではないかと私は考えています。その点について見解を伺いたいと思うのです。つまり久喜、幸手、鷲宮の合併協議会にとりましては、ごみ処理方式、現在3方式あるわけです、やっているわけです、管内で。もし仮にこの久喜宮代衛生組合の存続をして、そこで久喜、宮代地区だけのごみを処理していくのだとした場合に、そのほかの地区のごみについては、現在の方式をそれぞれ続けていく。とすれば、3方式のごみが一つの市の中でやっていくわけです。極めて非効率的だし、将来計画が不透明ということにならざるを得ません。本当にこれで将来ずっと未来永劫いいのかという疑問が当然出てまいります。新市の基本的な問題として出てまいります。それについてどう考えていらっしゃるか見解をお伺いしたいと思います。
 それから、二つ目ですけれども、廃棄物減量等推進員の選任状況、これを各市、町ごとに現在どうなっているか、予定選任の人数と現在選任されている人数をお願いをいたします。
 それから、三つ目ですけれども、これは有機資源農業推進協議会委員名簿、これは出していただきましたので、いいのですが、新年度における会議開催予定とこの謝礼の積算、何回ぐらい開くということで積算をされているのか、お願いをいたします。
 それから、18ページになりますけれども、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け取り拒否、これはこの間、15年度においてはどのように行われてきているのかということについて、明らかにしてください。
 それから、各事業所の管理責任者の選任状況、減量推進会議の15年度開催状況と参加状況について明らかにしてください。16年度の開催予定についても明らかにしてください。
 それから、六つ目になりますが、18ページから20ページにかけてなのですが、最終処分業務から燃やせないごみ選別業務、20ページですね、上から四つ目ですね、ここまで各項目の委託料、ほとんど前年予算と変わらない積算になっているのですけれども、その積算の理由について。15年度の実績によるということであれば、それで理解できるのですけれども、そういうことなのか説明をしてください。
 それから、それらの中で廃乾電池の処分委託料が減少となっていますけれども、これについて理由を明らかにしてください。
 それから、燃やせないごみ選別業務、これが微増となっていますけれども、その理由について説明をしてください。
 それから、次の7番目の最終処分場への排出量については、資料提出していただきましたので、ちょっとこの内容で聞いておきたいことが一つ、二つございますが、まず一つは、私たち昨年、各処分場を視察させていただいて、実情をよく見てきたわけですけれども、その中で今後埼玉県環境整備センターにおける処分量を、そちらを主にしていく、できるだけ大きくしていくという、その方向を明らかにされてきていると思うのです。その一方で例えば具体的にこれは言わざるを得ないのですが、長野県のイー・ステージですか、よくある山の中の処分場ではなくて、平面を掘り下げた雑木林を全部切り取って、そこを掘り下げて、そこに埋めていく。説明では、そこから外部への有害物が漏れていくということはあり得ない。地下水への浸透もないのだということで言われていましたけれども、大変私たち素人目からすれば、非常に不安の残る処理の仕方です。そこの量は例えば焼却灰の方では、ばいじんの方は減っているのです。予定として16年度減らしているのですけれども、焼却灰の方が逆に倍増ということになっています、予定です。むしろでき得れば減らしていく方向にすべきだと思うのですが、予算上こういうふうに組んだということ、予定としてこれだけ組んだということで、実際には減らしていく方向なのかどうか、説明をしてください。
 それから、ウィズウェイストですけれども、群馬と福島、ことし16年度としては群馬の方はゼロということになっています。福島の方を倍増ということですね。これらの振り分けというのは理由を説明してください。
 それから、一番下、これはちょっと表現の仕方がよくわからないのですが、新和企業、タイヤ・バッテリーの「1式」という書き方があるけれども、どういう意味を指しているのか、ちょっと説明してください。
 それから、8番目です。プラスチックのRDF業務で先日見せてもらったのですけれども、RDF工場の前に100個ほどのこん包が積まれておりました。計画的に相手が引き取ってくれる、そういう量だけを生産していくのだということで今まで前回も説明があったと思うのですけれども、滞留がふえているのか、減っているのか。なぜ100個ほどもあそこにためられているのか説明をしてください。量の見込みと引き取り状況ですね。
 それから、9番目です。RDFとプラスチック再商品化の割合、それぞれの量、15年度の実績と16年度の見込みについて示してください。
 それから、アルミ類処分業務、それからプラスチック容器選別業務委託料のこれが増加になっています。その一方で剪定枝資源化作業業務委託が減額となっていますけれども、それぞれ増減の理由を説明してください。
 11番目です。生ごみ堆肥化のモデル地域の世帯数、モデル地域として指定されている中の世帯数が何世帯あって、その中で参加世帯数が幾つあって、参加率という言い方がいいのかどうかわかりませんけれども、率としてはどのくらいを占めているのか。それから、堆肥化のための生ごみの収集量がどうなっているのか、具体的に量を教えてください。その収集量なのですけれども、15年度中にも新たに参加した人たち、世帯もあると聞いているのですが、15年度中にどれぐらいふえてきているのか。15年度の当初と現在と今後の見通しについて示していただければありがたいと思います。
 それから、次に、これは22ページですが、堆肥化処理施設運転業務委託料……
                 〔何事か言う人あり〕
16番(猪股和雄君) ごめん、失礼、間違いました。ずれてしまった。生ごみ堆肥化処理施設運転業務委託料ですが、これが800万円増額になっているのですけれども、その理由について教えてください。運転経費がこの間なかなかうまくいかないということで、運転経費が増加しているということなのか。もしそうだとしたら、JFEの責任というのはどうなるのか、その分は久喜宮代衛生組合で負担しなければいけないということになるのかどうかお願いをいたします。
 それから、1次発酵槽の水抜きした汚水処理費はこの中に含まれている、どこに含まれてくるのでしょうか教えてください。前回説明の中で改造工事を行ってパンチングメタルにした。そこから水抜きしていくわけですね。その汚水処理費についてです。
 それから、次に生ごみ専用袋の開発が1,900万円ほど出ていますけれども、これはどうしてそういうふうにせざるを得ないのかということを一応説明してもらいたいのですが、現在の袋では分解しにくいということですね。私もこの間見せてもらって、その生分解性の袋、1次発酵の間に分解してしまうはずのその袋がいっぱいひっかかっていて、2次発酵槽に出した。その中にも袋の切れ端がたくさん見えている状態でした。現在使っているその生分解性の袋自体が分解しにくいということなのか。何かそれも設計の瑕疵があったのか。事前に実験もしたというふうに思うのですけれども、見込み違いとなった経過について明らかにしてください。対策として、今度新しい袋を開発していくということですけれども、それはどういう視点から、分解しやすいということに当然なるだろうと思うのですが、どういう方法によってそういう分解しやすい袋を開発していくのかお願いをします。
 それから、これまで生ごみ堆肥化の中で事業を行ってくる中で、堆肥化の製品として外部に出された量はごくわずかでした。1.7トンでした。これまでに投入した生ごみ800トン、12月までですね。そのほとんどが施設内に滞留しているということになるわけです、外部に出ていないわけですから。それで言ったら、量としてはもちろんはるかに少なくなりますけれども、1次発酵槽、2次発酵槽、それから2次発酵槽で増設した部分、製品の保管場所、これらにそれぞれ今ある量がどれぐらいなのか数字を明らかにしてください。
 それから、1次発酵槽の水抜きのための改造工事と、2次発酵槽の増設、これはたしかJFEが行ったというふうに聞いているわけですが、それ以外にも例えば今度出てくる製品堆肥化保管場所の建設、これはなぜこれが必要になってくるかというと、2次発酵槽を増設せざるを得なかった。本来であれば、製品保管場所として予定していた場所に2次発酵槽を増設したわけですね。したがって、保管場所がなくなってしまったから、他に建設しなくてはならなくなったのだと私は理解しているのですけれども、これらについては当然JFEの負担にすべきではないのかということが一つ。また、消臭装置の改良、これは、失礼、今言ったのは22ページですが、この消臭装置の改良工事もJFEの責任に帰するものではないのか。そうしますと、JFEの費用負担が当然なされるべきだと思いますけれども、どうなるか説明をしてください。
 それから、現在までのところ、堆肥になりかけといいますか、半分失敗作、あるいは半分疑問な、本当にこれが堆肥になっていくのだろうかというその半分疑問製品、これらをどのように処理していくのかということです。これまではすべて戻し堆肥として全部1次発酵槽に戻していくのだということでした。そういうことで今あそこの2次発酵槽、それから2次発酵槽に積まれているびしょびしょの水浸しの堆肥、それから2次発酵槽の増設した分に積まれているもの、そうしたものをすべて今後戻し堆肥として利用できるのかどうかということを説明してください。
 それから、当然JFEの責任でありまして、安定した堆肥化へ向けてJFEの方では別に実験とかそういうようなことをやっているのでしょうか。それともここの堆肥化施設を実験施設そのものとして言い続けてやっているのでしょうか。そこら辺説明してください。
 それから、安定的な堆肥製造まで二、三年かかるという、覚悟しなければならないというふうに、これは素人目にそういうふうに見えるのですけれども、そうしますと、JFEの設計上の瑕疵という言葉が前回も使われていましたけれども、これについて3年間の性能保証で済むのかどうかということです。それが疑問なのです。再協議、3年間というものをさらに延長するかどうするのか、再協議の必要はないのかお願いをしたいと思います。
 それから、1回新聞に堆肥ができないということがでかでかと報道されまして、その後、いや、ちゃんとできたのだということで広報して、堆肥もほんの一部配りました。しかし、その後どうなっているかということ、特にモデル地区の住民にそのごみを日々出しているその住民というのは、どうなっているかわからないわけです。私も時々聞かれるのですけれども、今度はいつ配るのだろうかと聞かれるわけですけれども、余りうまくいってないという状況について、ちゃんと市民、特にモデル地区で出してくれているそうした協力している市民に対して説明をしていく。そして、その見通しについても説明をしていく、そういう責任がこの衛生組合にはあるのではないかと思いますけれども、この点についてはどのように考えていらっしゃいますか。
 それから、昨年リサイクル品保管庫を建築しましたけれども、これの利用状況について説明をしてください。これも前回も質問したのですが、収集によるものだけでなくて、持ち込みを認めるということ、またこの衛生組合現地において、現場において定期的に頒布会を行うとか、売却会とか頒布会とか行ってはいかがということを前回も質問いたしましたが、どういうふうに現在考えていますか。お願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 事務局長。
                 〔事務局長 中村恭三君登壇〕
事務局長(中村恭三君) それでは、猪股議員さんの衛生組合の存続を前提とする場合のごみ処理行政の進め方につきましてご答弁申し上げます。
 この件につきましては、久喜市議会の代表質問でも久喜市長がご答弁申し上げましたように、一部事務組合はその処理方法はややもいたしますと、1市単独で実施する場合に比べて、事務執行上その調整に相当程度の時間と労力を要するため、迅速、的確な意思決定を行う上では問題があると思っております。一部事務組合は事務を共同処理するため設けられるものであり、そのねらいとするところはコストを中心とした事務処理の効率化でございますけれども、特にごみ処理問題など政策的として重要なものについては、理想的には一部事務組合で行うより自治体そのものの事務として取り扱うことが望ましいと考えてございます。久喜市グループにつきましては、平成16年1月13日開催の久喜市、幸手市、鷲宮町の首長会議におきまして、新市のごみ処理行政につきましては、久喜宮代衛生組合で策定しましたごみ処理基本計画の理念をもとに、新市のごみ処理行政を進めたいという提案をいたしまして、各首長の了承を得たところでございます。議員さんもご承知のように現在幸手市につきましては、杉戸町と委託方式で、また鷲宮町では栗橋と一部事務組合を設立し、ごみ処理行政業務を行っていることでございまして、それぞれ市町で業務の相手方があり、現段階ではどのような方向性で進めていくか確定しておりませんが、久喜グループの関係市町と十分協議してまいりたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) では、私の方から廃棄物減量等推進員、それから事業所に対する指導と、それと事業所の管理責任者、それと固形燃料化等の再商品化についてお答えさせていただきます。
 まず、廃棄物減量等推進員の選任状況、これは市町村ごとにということですので、平成15年度につきましては、久喜市が230人、宮代町が119人、合わせて349人となっております。廃棄物減量等推進員さんの委嘱期間が本年3月31日までとなっておりますことから、今現在新たな減量推進員さんの推薦を各区長さんにお願いしているところでございます。新しい推進員さんの状況につきましては、3月15日現在で久喜市で205人、宮代町で92人、合わせまして297人の今推薦が出されているところでございます。
 続きまして、事業所に対する条例等に基づく指導等につきましては、減量化の一環といたしまして、今まで以上に分別内容、これを厳しく指導したことから、今月3月19日現在で電話による注意が34件、文書指導が2件、合わせて36件となっております。また、事業系ごみの組成と自己搬入の状況、これらを把握するために、昨年12月に4日間、309事業所、延べ630事業所になりますけれども、それらの実態調査を行いまして、そのときに56件の注意、それと指導を行っております。なお、実態調査の結果なのですけれどのも、82%の事業所において分別が徹底されていたということでございます。
 それと、多量排出事業所の管理責任者の選出状況等につきましては、49事業所すべてから管理責任者が選任して提出されております。また、減量推進会議につきましては、昨年11月19日、21日の2日間行いまして、19日が5事業所、21日が10事業所、合わせまして15事業所となっております。会議通知を組合職員が持参しまして、出席をお願いしたわけなのですけれども、昨年と同様の出席率となってしまいました。会議の内容といたしましては、今の組合のごみ処理の現状、それから事業系一般廃棄物の実態、それと事業所ごみ減量ハンドブック、これらについてです。それと各事業所の過去3年間のごみの排出量の推移、それらを説明いたしまして、減量をお願いしたところでございます。
 また、平成16年度の減量推進会議なのですけれども、これからその予定を立てるわけですけれども、できるだけ多くの事業所が出席してくれるような方法で検討していきたいと考えております。
 それと、プラスチック類の固形燃料化ですか、それと再商品化の割合なのですけれども、平成15年度の実績と平成16年度の見込みにつきましては、平成15年度、これは予測量ですけれども、総収集量が3,142トン、固形燃料化が2,123トン、率にして67.6%でございます。再商品化、指定法人への再商品化ですけれども、987トン、31.4%でございます。それと処分ですか、再商品化にならないプラスチック類の処分として32トン。平成16年度の見込みにつきましては、総収集量が3,240トン、固形燃料化といたしまして2,100トン、64.8%でございます。それと指定法人への再商品化量、1,105トン、割合にして34.1%です。処分量が35トン、そのように計画しております。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁お願いします。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から生ごみの堆肥化の関係について順次お答えしたいと思います。
 最初に、有機資源農業推進委員会の謝礼の積算の件でございますが、日額で6,000円で、1カ月47名の委員さんをお願いしています。流通・施用専門委員会、販売専門委員会につきましては、毎月1回の開催を、久喜宮代衛生組合有機資源農業推進協議会につきましては、2カ月に1回開催を予定しております。
 次に、モデル地区の世帯、参加世帯、参加率、収集量の点でございますが、当初は8,600世帯でスタートいたしましたが、その後久喜市の県営青葉団地及び久喜東地区等が増加いたしまして、16年3月現在のモデル地区はおおよそ9,600世帯になっております。参加世帯につきましては、3月の12日から18日の間で生分解性袋の排出数を確認いたしました結果、5,067世帯分の排出がありました。参加率は52%、収集量は15年の推定でございますが、約900トンになるかと思います。なお、収集量の増加の件でございますが、世帯数で1,000軒、収集量では微増というふうな状況でございます。
 次に、堆肥化施設運転業務の委託増加の理由でございますが、設計における施設運転管理は3名でございますが、施設の立ち上げに伴い、作業量が一時的に増大したことから、平成15年9月の1日から臨時的に1名の増員をしております。平成16年度につきましても現状では安定運転に至っておりませんことから、引き続き臨時的に1名を増員するものでございます。
 業務委託の増加についてのJFEの責任でございますが、現実的には施設の立ち上がりに当初、設計で考えておりました以上の作業量となっておりますことから、臨時的に1名増員により、さらに施設の安定運転に努力していただくよう要請をしております。
 次に、1次発酵槽からの汚水の処理の件でございますが、1次発酵槽の底部からの汚水については、濃縮装置に送りまして水分を蒸発させ、濃縮汚泥状にして再度1次発酵槽の入り口へ投入しております。
 次に、生ごみ専用袋の生分解袋開発の件でございますが、生分解袋については、いわゆるグリーンプラマークを有しているものとしてのその都度入札により発注をしております。しかしながら、この方法ですと、競争価格によって落札会社が決まり、納入される袋が会社によってまちまちとなるため、生分解袋の形状が一定しない状況となっています。これらを解消するために現在の堆肥化施設に適合した生分解袋を開発する必要があるとの考えから、関係予算を計上させていただいたものでございます。
 次に、生ごみ堆肥として外部に出た量はわずかであり、投入された生ごみが滞留しているのではないかとの質問でございますが、現在1次発酵槽に約90トン、2次発酵槽に10トン、2次発酵槽増設部分に約20トン、それから場内保存といたしまして約30トンございます。
 なお、堆肥製造の期間でございますが、設計では1次発酵で34日、熟成期間40日の74日で完熟堆肥が製造できるわけでございますが、現状では1次発酵槽での発酵がおくれて、2次発酵槽で発酵している状況でございます。したがいまして、2次発酵槽で期間をかければ、製品堆肥はでき上がるものと考えておりますが、現在のところでは1次発酵槽で発酵温度が上がり、良質な堆肥ができるように全力を上げて努力しているところでございます。
 次に、日本で例のない生ごみだけの実証プラントについては、JFEの技術提案のもと、3年間の性能保証という契約内容で建設したものでございまして、改良が必要と認められた箇所についてはJFEの費用負担で改修してまいりました。お尋ねの1次発酵槽水抜き改良工事、2次発酵槽の増設については、すべてJFEの負担で改良しております。製造堆肥の保管については、保管場所を2次発酵槽増設箇所としたことに伴って建設するものでございまして、この建設に際してはJFEと費用等の協議をしてまいりたいと考えております。消臭装置の改良については、攪拌用のショベルローダーや生ごみ搬入の収集車両から路上に落下する生ごみや堆肥の汚水で臭気が発生するため、現在消臭液を人力で散布しておりますが、人手では均一に散布することが難しく、時間もかかることから、新規に機械散布に切り替えるものでございます。
 次に、堆肥にならないものについては、すべて戻し堆肥として利用できるかとの質問でございますが、現状では粒度選別機にかければ、ほとんどが戻し堆肥として利用が可能であります。また、安定した堆肥化に向けてJFEではどこかで実験などをしているかとのことでございますが、現時点ではそのようなことは聞いておりません。
 次に、安定的な堆肥製造まで2年か3年かかるのか、3年保証で済むのかとのご質問でございますが、この1年間の運転を通して良好な状態や思わしくない状態などさまざまな変化がございましたが、現時点におきましては改善すべき状態が速やかに改善して、性能保証内でできるだけ早期に安定的な堆肥製造の運転状況に移行するよう努力してまいりたいと考えています。
 次に、生ごみの堆肥の現状について、住民、特にモデル地区の方に知らせるべきではないかとのご質問でありますが、生ごみ堆肥化の状況については、組合だよりでお知らせしているところでございますが、先日久喜宮代有機農業推進協議会の堆肥専門委員会の審議の中で、モデル地区の方々に早急に現状をお知らせすべきとのご意見をいただきまして、モデル地区の区長及び廃棄物減量推進員の皆様には生ごみ堆肥化の現状をお知らせしたところでございます。また、平成16年2月の20日並びに16年2月の26日に、それぞれ久喜市、宮代町において開催されました廃棄物減量推進員意見交換会におきましても、生ごみの投入量や1次発酵槽の発酵温度をグラフ化して資料を用意しまして、現在の施設の状況を詳細にお知らせしたところでございます。今後についてもモデル地区を初め住民の皆様へ、生ごみ堆肥の時々の状況をお知らせして、ご理解とご協力をお願いしていきたいと考えております。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 猪股議員さんのE、最終処分業務から燃やせないごみ選別業務までの各項目委託料のご質問について、私の方からは一般廃棄物最終処分業務、鉄類処分業務、プラスチック固形燃料化業務、廃乾電池等処分業務、燃やせないごみ選別業務についてお答え申し上げます。
 まず、一般廃棄物最終処分業務につきましては、平成15年度と比較いたしますと、138万円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、不燃残渣の処理単価が3万4,500円から3万1,500円に、廃プラスチック類の処理単価が1万8,600円から1万6,800円に減ったことにより、減額となってございます。
 次に、鉄類処分業務でございますが、破砕鉄につきましては、処理単価が1万5,750円から1万4,700円に減額となり、スプレー缶につきましては、処理単価が5万2,500円から6万3,000円に増額となってございますことから、平成15年度と比較いたしますと、総体的に2万1,000円の減額となってございます。
 次に、プラスチック類、固形燃料化業務委託につきましては、業務委託内容の変更がございませんことから、委託料の増減はございません。
 次に、廃乾電池等処分業務につきましては、平成15年度と比較いたしまして69万9,000円の減額となってございます。減額の理由といたしましては、廃乾電池の処理委託単価が10万3,950円から8万4,000円に減額となったためでございます。
 次に、燃やせないごみ選別業務につきまして、平成15年度と比較いたしますと、69万9,000円の増額となってございます。増額の理由といたしましては、年間の委託日数を月17日から18日に1日ふやしたことによる人員の増でございます。
 次に、F処分場の排出量の関係でございますが、参考資料の3ページに詳細を書かさせていただきましたので、こちらの方をごらんいただきたいというふうに思います。この中でまず一番上のイー・ステージ株式会社でございますが、こちらにつきましては今後徐々に減らしていきたいということで、この数字につきましては、事前協議をもとに予算上組んだ数字でございます。
 続きまして、ウィズウェイストジャパン群馬とウィズウェイストジャパン福島の関係でございますが、こちらにつきましては、群馬に搬入をしているものを福島の方に振り替えたいというような要望がございまして、予算上計上させていただいたものでございます。
 次に、埼玉県環境整備センターでございますが、こちらにつきましては徐々にふやしていくというような方向で対応してまいりたいというふうに考えています。
 一番最後のタイヤとバッテリーの関係でございますが、こちらの方、本来であれば、集積所の方に搬出ができないわけでございますが、やむを得ず置かれてしまったというものを年に1回見積もりで処分をしてございます。今回につきましては、タイヤが約100本、バッテリーが100個、いわゆる不法投棄というようなことでございました。これにつきましての予算を計上させていただいたものでございます。
 次に、Gの廃プラスチックのRDF固形燃料化業務に関する量の見込みと引き取り状況についてのご質問でございます。平成16年度におきましては約2,100トンを固形燃料化する予定でございます。現在の引き取り状況でございますが、2月末までの売却数量は1,896トンでございます。また、場内に固形燃料は100個ほど保管されているとのご指摘でございますが、現在のところ、固形燃料は毎週おおよそ150個製造されています。それに対しまして搬出は毎週3回行われてございまして、常時50から100個ほど場内に保管されている状況でございますので、在庫としては特に過大な量ではないというふうに思われます。
 次に、Iのアルミ類処分業務、プラスチック容器選別業務委託料の増、剪定枝資源化作業業務委託減の積算、増減の理由とのご質問でございますが、順次お答え申し上げます。
 初めに、アルミ類処分業務委託でございますが、平成15年度と比較をいたしまして、5万9,000円の増額となってございます。増額の理由といたしましては、アルミ類の年間処理量を30トンから32トンに2トンほどふやしたことによるものでございます。
 次に、プラスチック容器選別につきましては、平成15年度と比較をいたしますと、315万円の増額となってございます。増額の理由といたしましては、資源プラスチック類の収集量が増加傾向により、100トンの増加を見込んだためでございます。
 次に、剪定枝資源化作業業務につきましては、平成15年度と比較をいたしますと、年間の運転予定日数で24日減を見込んでございますことから、35万1,000円の減額となったものでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 歳出のページ18から20のE、あとSについてお答えいたします。
 Eの最終処分業務のところで資源リサイクル回収選別加工業務、資源プラスチック類回収業務、燃やせるごみ収集業務、燃やせないごみ収集業務の各項目の委託料は、ほとんど変わらない積算になっておりますが、その理由についてのご質問ですが、平成16年度編成方針としまして、経常経費の節減合理化を図るために、引き続き一般行政経費の抑制に努め、平成15年度当初予算を上限とする編成としましたことから、平成16年度につきましては、平成15年度委託実績、委託単価が平成15年度と同規模であるために、ほとんど変わらない積算金額となっております。
 続きまして、S、リサイクル保管庫の利用状況、収集によるものだけでなく、持ち込みを認めること、現地で定期的に頒布、売却会を行ってはどうかのご質問にお答えいたします。
 最初に、リサイクル保管庫の利用状況でございますが、保管庫内には主に家具類とか自転車などでいっぱいでございます。また、ラジカセなどの家電製品は15年度を通しまして、少なくなっております。
 次に、収集によるものだけでなく、持ち込みを認めること、現地で定期的頒布、売却会を行ってはどうかについてのご質問ですが、今後もリサイクル品の確保に努め、収集業務によるリサイクル品回収だけでなく、直接搬入されたリサイクル品など衛生組合に持ち込まれたリサイクル品全般につきまして、リサイクルの促進に努め、ごみの減量化、資源化に努めたいと思います。
 また、現地で定期的に頒布、売却会を行ってはどうかとの件でございますが、先進地の事例や具体的な実施方法を参考にいたしまして検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
 猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 再質疑いたします。
 まず最初に、衛生組合の存続を前提にしてということと、それから久喜、幸手、鷲宮グループの合併の中では、そのグループの中の市町と十分協議していきたいということと、どうも整理されているのかどうかわからないのです。存続を前提として今の規模でやっていくのだということであれば、16年度において2年おくれだけれども、特に新炉建設の地元の交渉、話し合いをそのまま強力に進めていって、もう既につくられたその基本計画に基づく処理を淡々と進めていけばいいだけのことであって、ところが、特に久喜、幸手、鷲宮の合併協議会の中ではそれでは済まない面が出てくるでしょう。三つの方式が並列していくということがとうてい私としては理解できないのです。であれば、そちらの方と協議をしていきます、十分協議していくというお話もありましたけれども、本当に存続を前提として未来永劫これでいくのか。しかも、その処理区域はこの久喜、宮代全地区内だけでいいのかどうかという検討をしなければいけないのだと思うのです。そこのところが全く見えてこない。
                 〔「見えているよ」と言う人あり〕
16番(猪股和雄君) 見えているのですか。私としては見えてこないと思っているのです。それが今の段階で前回のご答弁と、それから今幸手、鷲宮とも十分協議していきたいということと、それから地元住民との話し合いということと大きな矛盾、絡み合いが出てきてしまうというふうに私は思っていますけれども、どういうふうに解きほぐしていくつもりなのか。方針が出てこないまんま、このまんま進んできていいのか。この場所で余り詰めようと思いませんけれども、もしお答えなることありましたら、お願いしたい。言うに言えない、もうこれ以上言えないということであれば、それでもしようがないです。お願いします。
 それから、次に、大体丁寧に答弁していただきましたので、余りないのですが、一つには、堆肥化のことについてのJFEの責任についてです。特に運転管理について、1人増員している、16年度も臨時的に1人増員していくのだということでした。設計段階よりも以上の作業量となっているからということでしたが、これについてはJFEの責任、つまり端的にいえば、JFEの負担増、運転にかかわる負担増の分については、JFEに負担してもらうというものが基本ではないかと私は思うのですけれども、その点はいかがですか。
 それと同じことが言えるのは、完成品の保管庫の建設についても、これはJFEと協議していくということで言われましたが、この建設費についてはそちらに負担をしていただくという方向で協議をするということなのかどうか、お願いをいたします。
 それから、一緒にお聞きしますが、JFEの3年間の性能保証、これは性能保証期間内で安定的な製造ができるよう努力していくということで、衛生組合当局としては努力していく答弁がありました。努力していくのはいいけれども、JFEがそれで3年内の性能保証で済むのかどうかということの疑問、済むというふうに確証できるのか。済まなかった場合に、3年間切れたから、それでおしまいですよというふうにはならないと思うのですけれども、そうした場合にはどうするのか。そもそも一番最初から設計上の瑕疵があったというふうに認めざるを得ないわけで、その点についてはJFEに対して強力な責任をとってもらうということを交渉していかなければならないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
 それと、2次発酵槽の増設にしましても、2次発酵槽のところで実際に今発酵が進んでいるわけです。1次発酵槽の中ではなかなか発酵が進まないということで、2次発酵槽で発酵してしまっているわけですね。そうすると、そもそもの当初の計画設計自体が全く違ったことが起こっているということですね。ところが、あそこの構造はそういうふうにつくられていないわけで、したがって、2次発酵槽の中に置かれたものから水がどんどん、どんどん汚水が流れ出ていて、それをスコップですくって、バケツに入れて、それで捨てるわけですね。全く当初の設計計画と違ったことが起こってしまっているわけです。そのことについてのJFEの責任というのはどういうふうになるのかということ。
 それと、もう一つは、袋の開発ですけれども、現在使われている袋がうまく分解しないということと思うのですけれども、それはなぜなのか。やっぱり1次発酵槽の中で発酵しないから分解しない、そういうふうに単純に考えていいのかどうか、お願いします。説明してください。
 それから、もう一つは、単純な質問で、最終処分場への排出量で一番下のタイヤ・バッテリー1式という、この「1式」という意味を聞きたかったのですけれども、この量にかかわらず一式20万円ということなのでしょうか。単純な質問です。これはお願いします。
 以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
 事務局長。
                 〔事務局長 中村恭三君登壇〕
事務局長(中村恭三君) 衛生組合の存続を前提にということで、ごみ処理行政の進め方についてご答弁申し上げます。
 先ほどご答弁申し上げましたように、久喜グループの相手というのがやはり鷲宮町の場合は栗橋町がありますし、また幸手市の場合は杉戸町があるというふうなこと。ちょっと聞き及んでいることを申し上げますと、幸手市の場合は平成14年4月1日からごみの委託を始めたようでございます、杉戸町と。その中で杉戸町の環境センターの方がそのごみを受け入れるために改造工事を行ったようなことも伺っております。また、栗橋、鷲宮衛生組合では平成11年度、12年度にダイオキシン対策という形で炉の改修を行っております。事業費が26億円というふうに伺っております。このようなこと、私の方では当然新設炉の建設という課題がございますけれども、このようなことを十分協議して、今後どうしていくかということをやらざるを得ないのだというふうに思っておりますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
 タイヤとバッテリーの処理方法でございますが、こちらにつきましては、処理単価を特に定めているわけではございませんで、業者の方が現場に赴きまして、現物を見て見積書を出すと、その都度処分ということで随時処分の金額を計上させていただきました。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 続いて答弁をお願いします。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 JFEの責任問題についてのご質問と思うのですが、契約に基づいて発注仕様書がございます。それによって性能保証ということで契約しておりますので、その発注仕様書に基づいてJFEに瑕疵のある場合はJFEの方に負担してもらうということでございます。特に製品の保管庫でございますが、実際に2次発酵槽から増設によって保管場所がなくなったということでございますけれども、その分を場内に建設するわけでございますが、その負担についても応分の負担をJFEの方にお願いしたいというふうに考えています。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 答弁漏れはありませんか。
16番(猪股和雄君) 袋の開発について。
議長(加納好子君) 生ごみ専用袋。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 済みません。生分解性袋の開発の件でございますが、開発の内容については、まず生分解袋は、現在のプラントにおいて完全には分解されておらないような状況でございます。実は開発の内容でございますが、金額的には約600万円ほどかかります。試作、テストということで原料を選定をしていただきます。そのほか添加剤を入れて、印刷、それから試作をして、安全、そういうのを確認をして、実際にモデル地区の方にその試験の袋を使ってもらいながら、分解の内容を確認して、最終的には久喜宮代衛生組合の成分組成となる袋にしていきたいというふうに思っています。
 以上であります。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
 猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) まず、袋のことで私が聞きたいのは、基本的なことなのですけれども、1次発酵槽が温度が上がらなくて、ああいう状態だから分解しないのか、本来ちゃんと温度が上がっていけば、きちんと分解して全く問題ないはずの袋を現在使っているのか。それとも1次発酵槽の中で分解していくのは、実際には無理というか困難な状況が明らかになってきてしまったから新しい袋を開発するのか。新しい袋を開発するという判断をした、決断をした、そこに至った政策判断、そこのところをまず聞きたいのです。とすると、そもそも今使っている袋が仮に分解しにくいものなのだとしたら、もっともっと分解しやすいものをつくらなければいけないし、そうすると、かなり微妙な問題になってきますよね。家庭で以前も3日間、4日間置いておいたのが底が抜けてしまったと。水を入れ過ぎて。水が多過ぎて抜けてしまったとかいうのがありましたけれども、かなり微妙な調整をしなければならないところがありますけれども、その前提となる政策判断について聞きたいということです。
 もう一つは、さっき落としたのですけれども、住民に対して現在の状態を知らしていくべきだということについて、推進意見交換会で説明をした、区長と推進員について説明したということですけれども、全体住民に対して区長とかあるいは減量推進員の方に説明をした、そこからまた聞きみたいな形で説明してもらうのではなくて、きちっと衛生組合として現在こういう状態ですということを文書なり、あるいは組合だよりなどで知らしていくべきではないかと思うのです。そうしないと、うまくいってないみたいだねといううわさだけが進んでいく。それから、どなたか区長さんの口を通して、その方の理解を通してまた説明をするということになると、間違った理解が実際あるのです。もううまくいかないらしいねという話を聞かれたこともあります。きちっと衛生組合として公式に一般に説明していくべきではないかと思いますけれども、この点についてはいかがでしょうか。
 それから、これもう一つ、2回目で聞き落としたのですが、1次発酵槽の中から出てきたパンチングメタルで汚水をさらに絞り取る、そこから出てきた汚水を濃縮装置へ送って汚泥状にして、1次発酵槽へ再度入れているということですけれども、そうしますと、これは濃縮装置で使う燃料費、これがふえてくるということになるのでしょうか。予算上は昨年度予算とそう変わらないと思ったのですが、その燃料費の関係はどうなるか説明してください。
 以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、猪股議員さんの再々質問の方にお答え申し上げます。
 まず、生分解性の袋の関係でございますが、こちらにつきましては、設計当初から生分解性の袋を使うということで実施をしてまいりました。現状では1次発酵槽の温度が上がらないから、こういうものを使うのかということもございますが、当初9月の時点では順調に温度が上がってございまして、1次発酵槽の中でも発酵温度がかなりのものでございました。その時点におきましても生分解性の袋につきましては、やはり少し分解が残ってしまうという状況がございました。その後、それが順調にいけば、袋の開発につながったわけですが、現状では安定運転に至らなかったということがございまして、状況が変わってきたわけでございます。袋につきましては当初から運転が順調にいった場合でも、若干の袋の残りがあると、それにつきましては、久喜宮代衛生組合の今の施設に合った安定した状態で運転した袋に合わせてやっていったらどうかというふうな考えのもとに予算をお願いしたところでございます。グリーンプラマークというのがございまして、これは60日で60度、60%の分解というようなことが言われておりますので、これよりもさらにいい袋が開発できれば大変いいのかなということで考えております。
 次が衛生組合だよりの関係でございますが、これにつきましてはご指摘のように直接お知らせをしてまいりたいというふうに考えております。
 また、燃料の関係でございますが、これはあの機械、当初からこれはJFEの基本技術ということでございましょうか。汚水の方を円盤の方に吹きつけまして、温度を上げて蒸発するというシステムでございます。その中で当初から燃料についてはその方法をとっておりますので、今回特に変わっているというものではございません。ひとつよろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
 次に、角田議員、お願いします。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 通告に従いまして質疑をいたします。ページ19、20と、後ろの方にも関連してきますが、堆肥化について伺います。
 1点目、前者と質問が重なるかもしれませんが、ご答弁お願いいたします。生ごみ専用指定袋開発業務1,956万円についての内容についてを伺います。まず、どこが開発するのか、何のための開発なのか、何を目的としているのか。今までも2回袋が変わっているが、2回目の袋はどこが開発したのか。なぜ1回目の袋がだめだったのか。2回目の袋は使われてまだそんなにたっていないが、なぜ新しい袋の開発が必要だと考えたのかお伺いをいたします。
 2点目です。生ごみ堆肥化処理施設定期点検483万円について、3年間の契約がありますが、その中に点検は入らなかったのかどうか。
 3点目、ごみ汚水槽清掃及び処分業務108万4,000円、この内容についてご説明をお願いいたします。
  4点目です。設置型生ごみ処理機器管理19万2,000円、久喜市の六万部地域の設置型生ごみ処理機の管理を地元に任せるとご説明がありましたが、この19万2,000円の内容についてと、また地元に任せるに至るまでの経過についてをお聞かせください。
 5点目ですが、生ごみ収集業務750万円、15年度よりも10万円減になっておりますが、その理由について。ただ単に契約による減なのかどうかお伺いをいたします。
 その次のページの21、22ページになりますが、製造堆肥保管庫建設工事500万円、建設の予定についてと、いつごろまでに、どこに建てるのかをお聞かせください。消臭剤噴霧装置改良工事52万5,000円について、改良工事の内容と、これによってにおいが消えるとお考えなのかどうか伺います。
議長(加納好子君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) それでは、20ページのごみ専用指定袋の開発の関係でございますが、先ほどの議員さんにもお答えしたように生分解袋については、いわゆるグリーンプラマークを有しているものとして、その都度入札で発注しております。しかしながら、この方法ですと、価格競争によって落札者が決まり、納入される袋については会社によってまちまちになるため、生分解袋の形状が一定しない状況となっています。これらを解消するために現在の堆肥化施設に適応した生分解袋を開発する必要があるとの考えから、関係予算を計上するものでございます。1回目の袋、2回目の袋に瑕疵があったのかというふうなことでございますが、先ほども言ったようにグリーンプラマークの仕様で入札したものですから、グリーンプラマークというのは、先ほど課長が言いましたように6カ月、60度、60%の分解率ということでございまして、その辺が開発の理由でございます。
 次に、生ごみ堆肥化の施設の点検が3年間の保証に入らないかとのご質問ですが、契約仕様書では当初から法定点検を実施する経費については保証の範囲外とされています。しかしながら、1年間については施設の立ち上がり等もありまして、JFEの負担により定期点検をお願いしたところでございますが、2年目以降につきましては、組合発注によって実施するものでございます。
 次に、ごみの汚水槽清掃及び処分の関係でございますが、生ごみ脱水機による汚水と1次発酵槽の汚水を貯蔵するごみ汚水槽については、次第に沈殿物が増加していくため、配管が詰まり、機能に障害を生ずるため、清掃して沈殿物を処分するものでございます。
 次に、設置型生ごみ処理機管理委託経費19万2,000円の内容でございますが、まず経過でございますが、六万部において区長、班長さんとの話し合いの中から、利用している住民の方で管理を行えば、分別や生ごみ堆肥に関心を増すとの意見がございました。その協議に従いまして地元による管理が15年の12月から、週2回、処理機の点検と清掃、清掃された1次発酵堆肥の保管がスタートしたわけでございます。点検の報告は月1回、予算としましては、委託料は年額4万8,000円で、今後4カ所ある場所にも広げていきたいというふうに考えています。
 次に、製造堆肥保管庫の建設については、いつごろまで、どこに建てるかとのご質問でございますが、堆肥製造が安定的に行われるようになった時点で、早い時期に現在の堆肥化施設の敷地内に建設する予定でございます。
 次に、消臭剤の改良につきましては、先ほどお答えしたように攪拌機のショベルローダーや生ごみ搬入の収集車から路上に落下する生ごみや堆肥で臭気が発生するため、現在消臭液を人力で散布しておりますが、人手では均一の散布は難しく、時間もかかることから、新規に機械散布に切り替えるものでございます。
 なお、これにより近隣の方々への臭気の発生影響が改善されると考えております。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) D番についてお答えいたします。
 生ごみ収集業務750万円、15年度より10万円減じているが、その理由について。ただ単に契約によるものなのかどうかのご質問にお答えいたします。生ごみ収集業務につきましては、平成14年度途中の1月20日から開始した事業でございます。平成15年度から年度契約を行いまして、生ごみ収集業務を実施しているところでございます。平成15年度よりも10万円の減につきましては、作業内容に変更もなく、平成15年度の契約実績730万8,000円を踏まえまして、若干の減額を行ったものでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
 角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 再質疑いたします。
 1点目の生ごみの専用指定袋開発業務についてですけれども、最初の質疑でも申し上げましたが、どこが開発をするのかということなのです。生ごみの堆肥化の施設の最初に投入されるところに破袋機がありますよね、袋を破いて取り除くという。その役割をどう見ているのか。先ほどもご説明ありましたが、グリーンプラマークで60度Cで60日間、60%にするという、そのために開発するという……
              〔「それを上回る……」と言う人あり〕
14番(角田礼子君) それを上回るね。その生ごみの堆肥をつくるために、その袋を視点をお伺いをしたいのですけれども、まず一つは、ごみの総量の減ずるという、その考え方。生ごみも堆肥化することで燃やさないということは必要だと思いますけれども、その生ごみの堆肥をつくることが主になっていはしないか。生ごみの出すもともとの量を減らしていくことの啓蒙、啓発活動をもっとしっかりとやらなければいけないのではないか。ごみをリサイクルする、そのことに一生懸命力を入れていって、袋の開発までこんなにお金をかけてやっていかなければならない状態になっているということが、すごく不思議な気がいたします。ごみを出す1回目の袋が水分が非常に多くて破けてしまったとか、裂けてしまったとか、いろいろ苦情があったりしている。そういうことに対して、もっと違うやり方、違う啓発活動があったのではないかという思いがいたしますけれども、その組合としての姿勢をお伺いをしたいのです。新設炉の計画として炉を小さくする。そのためにリサイクルに力を入れる。それはわかるのですけれども、そのリサイクルに力を入れる前の段階でごみの減量、もとの材料に戻す原料ではなくて、量を減らす減量に対して、もっと力を入れなければいけないのではないかという、そういう思いがしてしようがないのですけれども、その辺はどうお考えになるのか。そして、先ほどお話をした破袋機の役割をもう少し考えてもいいのではないかと思うのですけれども、それはどうなのでしょうか、お伺いをいたします。
 あと、最後の消臭剤のことなのですけれども、よく説明がわからなくて、再度伺って申しわけないのですが、生ごみを運ぶときに路上に落ちてしまう。それで悪臭が発生するので、消臭剤の噴霧が必要だということなのでしょうか。どこでその消臭剤を噴霧するのか、その辺をお伺いをいたします。
議長(加納好子君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から破砕機の関係、収集した生分解の袋をまず最初に、一番最初に破袋と言って細かく切るわけです。2軸の破砕機で破砕するわけでございます。その後、裁断した袋は除袋をします。約50%が除袋されます。その除袋された袋については、再度粉砕機によって戻し堆肥と一緒にもう一回粉砕をしまして、それを1次発酵槽に戻していくわけでございます。
 あと、消臭剤の件でございますが、議員がおっしゃるとおり車等で攪拌等しますと、タイヤに堆肥等がつきます。それをほっぽっておきますと、その路上についたやつがにおいを発します。それでジョウロ等で職員がやったものを機械に改善するというものでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、ご質問にお答え申し上げます。
 まず、袋の方、どこが開発するのかということでございますが、現在袋のメーカー、大小いろいろございまして、いろんな方式がございます。そこで衛生組合の方では例えばカネボウとか三井化学、あるいはユニチカといったいわゆる大手の会社に衛生組合に合った、先ほどのグリーンプラマーク以上の性能のものが技術提案でできないかということを呼びかけております。これらの会社から提案書をいただきまして、それをいろんな形で検討いたしまして決めていくと、そういった形で技術提案方式、いわゆるプロポーザル方式ということで考えております。
 また、次の生ごみの減量化についてちょっと筋がというか、趣旨が違うのではないかということでございますが、衛生組合の方では平成13年にごみ処理基本計画を定めております。この中ではいわゆるごみ総量の減量化ということで、大きな目標の中の一つということで位置づけをしております。現に堆肥化の説明会等におきましては、もちろん生ごみの出し方あるいは分別の方法はお知らせするわけでございますが、こういったところではごみそのものの減量をお願いしたいということで啓発活動を進めているところでございます。いろんな機会をとらえて、議員さんがおっしゃるようなごみ総量の減量化ということを話してまいりたいというふうに考えておりますので、ぜひご理解いただきたいというふうに思います。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 角田議員、再々質問はありますか。
14番(角田礼子君) ありません。
議長(加納好子君) 以上で角田議員の質疑を打ち切ります。
 次に、丸藤議員、お願いします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。何せわからない点が多々多いので、単純な質問も多々あるかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
 まず、事項別明細書の9ページ、10ページの総務費の関係でございますが、その一般管理費の中の給料です。事務職員20人ということであります。再任用職員も含めてでありますが、これは配置なども含めましてマイナス1人でありますけれども、どのような組織体制になっているのでしょうか。お願いをしたいと思います。
 続きまして、時間外勤務等手当についてであります。前年比49万3,000円の増であります。この時間外勤務手当についての積算根拠ですね、お示し願いたいと思います。
 それから、この中に時間外勤務等とあります。「等」とは何を指すのでしょうか。その点も含めましてお願いしたいと思います。
 続きまして、職員手当等の同じなのですが、その下の特殊勤務手当についても積算根拠をお示しいただきたいと。
 それから、賃金の臨時職員の関係でございます。この積算根拠についてもお示しを願いたいと思います。
 それから、続きまして、13ページ、14ページに移ります。財産管理費の委託料でございますが、庁舎管理業務の業務内容についてご説明いただきたいと思います。
 続きまして、15、16ページの衛生費の関係でございます。清掃総務費の給料ですが、これにつきましても現業職員29名とあります。配置も含めましてどのようになっているのかお答えいただきたいと思います。
 続きまして、職員手当等の関係でございます。この現業職員についての時間外勤務手当、それからその下の特殊勤務手当、夜間勤務手当、これらについての積算根拠をお示し願いたいと思います。大変細かくて恐縮ですが、お願いしたいと思います。
 続きまして、17、18ページの塵芥処理費の中の委託料でございます。これにつきましても前段の議員さんの中で説明もございましたが、それぞれどのような内容になっているのか。特に資源回収選別加工業務リサイクル、それから資源プラスチック類の回収業務、これらについてもご説明をお願いしたいと思います。
 それから、19ページ、20ページの上から4番目まで、燃やせるごみ収集業務、それから燃やせないごみ収集業務、廃乾電池等処分業務、燃やせないごみ選別業務、これらは前段の議員さんからもありましたので、廃乾と燃やせないごみ選別業務については結構でございます。ただ、廃乾電池等につきましては、今まだ北海道の留辺蘂の方に処分先はそちらになっているのでしょうか。その点だけお聞きをしておきたいと。
 続きまして、同じくプレーン及び飛灰搬出設備運転業務、これとその三つ下、プラスチック容器選別業務、これについての業務内容等についてお示しを願いたいと思います。
 それから、堆肥化処理施設運転業務、これについては昨年の9月1日から1名増体制だということで、了解しました。ただし、私も前段の議員さんと同じようにこれは仕様書の中でも3人体制ということになっていたかと思います。その点でのJFEとの関係でこの費用については、このまま久喜宮代衛生組合として負担しなければいけないのでしょうか。その点についてお願いをしたいと思います。
 それから、生ごみ専用指定袋開発業務でございます。話を聞いて、それから先日、施設を見せていただいたのですが、どの段階で、最終的にこの指定袋はどの程度堆肥されるのか。お願いをしたいと思います。最終的には見せていただきましたが、完全には処分されていないわけですね。どの段階でどのように今はなっているのか。その点お聞きをしたいと。
 それから、先ほど開発ということでまた新たに違う会社に委託するわけなのですけれども、これは信憑性、これまでも仕様書等々からこれでいけるという状況だったと思うのですが、それがなかなかうまくいっていない。では、本当に変えてうまくいくのかと、その点をお聞きをしておきたいと思います。
 それから、生ごみ堆肥化処理施設定期点検、これの保証期間が3年間ということなのですが、だとすれば、もちろん定期点検は必要でございますが、この定期点検というのはJFEの方の本来負担すべきものではないのでしょうか。その点についてもわかりませんので、お聞きをしたいと思います。
 続きまして、工事請負費のごみ処理施設1号炉、2号炉の整備工事の積算内容についてお聞きをしたいと思います。
 続きまして、21ページ、22ページの製造堆肥保管庫建設工事、この関係でございますが、前段の論議の中でもこれまで1.7トンはきちっとしたものができたと。その後800トン滞留しているような答弁でございましたが、これについては現在どのようになっているのでしょうか。また、建設場所については伺いましたので、結構でございます。
 それから、その下の消臭剤噴霧装置改良工事、この点につきましても前段の議員さんでわかりましたので、結構でございます。
 その下の備品購入費、塵芥収集車、これは前年度比1,052万1,000円マイナスでございます。それから、その下の貨物自動車、前年はパッカーコンテナとありましたが、これはどのようなものなのでしょうか。920万円前年比減となっております。その辺の説明をお願いしたいと思います。
 続きまして、し尿処理費の工事請負費、一番下のし尿処理施設整備工事、この増額理由は説明あったかと思うのですが、これについてのもう少し詳しい説明をお願いしたいと思います。
 それから、先ほど歳入でもありました、それから前段の議員さんのところでも……、それは結構です。再質問でお願いしたいと思います。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 丸藤議員の質問に答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) お答えを申し上げます。
 事務職員の配置内容についてお答えを申し上げます。現在、管理職といたしまして事務局長、総務課長、業務課長、総務課長補佐、業務課長補佐2名おりまして、以下総務課庶務係3名、総務課減量推進係3名、業務課施設係5名、業務課収集料金係3名、計20名となっております。この20名につきましては、15年度と同人数でございます。予算書に1名減ということになっておりますが、こちらにつきましては14年度に新設炉の建設の関係、それからダイオキシンの健康調査、これらの関係で14年度に久喜市から派遣職員1名まいっておったわけなのですが、炉の建設、現在凍結しておりますが、それと健康調査、その辺が終了いたしまして、14年度いっぱいで派遣の方、終わっておる状況でございます。
 それから、再任用1名でございますが、16年3月31日をもちまして、1名退職したわけなのですが、4月から短時間再任用職員として勤務することとなっております。
 次に、時間外勤務等手当の内容についてお答え申し上げます。予算書には時間外勤務等手当と記載されてございまして、これは組合の一般職職員の給与に関する条例第15条の規定による時間外勤務手当と同じく17条の規定による休日勤務手当を合算したものでございまして、それぞれ時間外勤務手当につきましては、組合職員の時間外勤務手当の支給割合に関する規則、休日勤務手当につきましては、組合の休日勤務手当に関する規則に定める割合を支給するものでございます。平成16年度の時間外勤務等手当につきましては、平成14年度の決算額をもとに積算をいたしてございます。それで、多少増額をしているのですが、こちらにつきましては今年度立ち上げました久喜宮代有機資源農業推進協議会や、市町村合併に伴う例規改廃等の関係で、業務量の増加を考慮いたしまして積算したものでございます。
 次に、特殊勤務手当の内容についてお答えを申し上げます。特殊勤務手当に支給要件といたしましては、組合の一般職職員の給与に関する条例第19条の規定に基づきまして、著しく危険、不快、不健康または困難な勤務その他著しく特殊な勤務で給与上特別の考慮を必要とし、かつ特殊性を給料で考慮することが適当でないと認められるものに従事する職員には、その勤務の特殊性に応じて特殊勤務手当を支給するとなっており、これに基づき支給をしているところでございます。支給内容でございますが、現業に従事した場合に、日額600円、それから1月1日から同月3日まで及び12月29日から同月31日までに勤務した場合、事務従事職員に日額5,000円、現業に従事した事務職員に日額1万円を支給するものでございます。
 次に、臨時職員の内容についてお答えを申し上げます。事務職の臨時職員につきましては、生ごみ堆肥化処理の建設に伴う事務の増加等から、平成13年度から2名を雇用しているものでございます。業務の内容といたしましては、粗大ごみの予約対応、し尿収集の依頼対応、簡単な文書のパソコンへの入力、データ整理等となっております。
 次に、庁舎管理業務の業務内容についてお答えを申し上げます。庁舎管理業務の内容につきましては、大きく二つに分かれておりまして、一つが定期的に衛生組合本庁舎粗大ごみ処理施設、し尿処理施設の清掃を行う庁舎清掃業務、もう一つが用務員業務でございます。これは平成13年度末に事務所に住み込みで勤務しておりました用務員が定年退職をした関係から、用務員業務を以前からございました庁舎清掃業務とあわせて庁舎管理業務という名前で、平成14年度から業務を委託したものでございます。
 次に、時間外勤務手当の内容についてお答え申し上げます。こちらは「等」の関係につきましては、先ほど説明したので、省略をさせていただきたと思います。金額につきましては、平成14年度の決算額をベースに積算したものでございます。
 特殊勤務手当の内容でございますが、こちらにつきましては、支給の要件につきましては、先ほどの説明で省略をさせていただきまして、細かい内容、そちらにつきましては、組合職員の特殊勤務手当に関する規則によりまして、通常勤務日に勤務した場合は日額600円、祝日に勤務した場合は日額6,800円、1月1日から3日まで及び12月の29日から31日までに勤務した場合は、日額1万円を支給するほか、収集車など公道を運転する運転手には自動車運転手当として日額9,000円、ショベル車など場内を運転する運転手につきましては、その他の運転手当として日額4,500円を支給するものでございます。
                 〔何事か言う人あり〕
総務課長(伊藤孝治君) 失礼しました。先ほどの「9,000円」と言ったところが月額でございます。次の「4,500円」と申し上げたのは、同じく月額でございます。16年度に予算計上してあります額につきましては、平成13、14年度の決算額をベースに職員の定年退職による減などを考慮に入れ積算したものでございます。
 次に、夜間勤務手当の内容についてお答え申し上げます。予算書にございます夜間勤務手当等は、衛生組合の単純労務職員の給与に関する規則第7条に基づき、正規の勤務時間として午後10時から翌日の午前5時までの間に勤務することを命ぜられた職員に対して、その間に勤務した全時間について、勤務1時間当たりの給与の額の100分の30を支給するものでございます。実際には焼却施設勤務職員が該当いたします。予算につきましては、13、14年度の決算額をベースに積算したものでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) ページ16、現業職員の配置内容について、18ページ、資源リサイクル回収選別加工業務の業務内容について。18ページ、資源プラスチック類回収業務の業務内容について、20ページ、燃やせるごみ収集業務の業務内容について、20ページ、燃やせないごみ収集業務の業務内容について、22ページ、塵芥収集車の内容について、22ページ、貨物自動車業務内容のご質問について順次お答えいたします。
 最初に、現業職員の配置のご質問でございますが、基本的には平成15年度と同じ編成方針で考えてございます。具体的には施設部門については、焼却施設、粗大ごみ処理施設、し尿剪定枝施設でございまして、正職員によりまして施設運転を実施し、臨時職員はその補佐的な役割を担っていただきたいと考えてございます。また、収集部門につきましては、正職員と臨時職員を組み合わせまして常務することで、現行の収集体制を維持していきたいと考えております。
 なお、具体的な職員の配置の内容でございますが、収集部門でございますが、正職員、運転手が11名、助手1名、再任用が2名、臨時職員が10名、合計24名。続きまして、焼却施設でございます。正職員9名でございます。し尿剪定枝施設、正職員が3名、再任用職員が1名の計4名でございます。粗大ごみ処理施設でございますが、正職員2名、再任用はございません。臨時職員3名の計5名、受付が2名、合計合わせまして44名でございます。
 続きまして、資源リサイクル回収選別加工業務の内容についてでございますが、水曜日を除く週4回、地域の集積所を巡回しまして、該当資源物を回収した上で、適正ルートへ受け入れ可能な状態になるように、その回収品を選別する業務を行ってございます。業務委託地域につきましては、行政区域内でございます。
 次に、資源プラスチック類回収業務の内容についてでございますが、やはり水曜日を除く週4日、地域の集積所を巡回し、該当資源物を回収する業務でございます。業務委託地域につきましては、先ほどの資源リサイクル回収選別加工業務と同じく行政区域内でございます。
 次に、燃やせるごみ収集業務の内容についてでございますが、同じく水曜日を除く週4日、地域の集積所を巡回し、該当するごみを収集する業務でございます。業務委託地域につきましては、直営収集地域と入りまじっておりまして、明確には分けられませんが、収集重量ベースで申し上げますと、今年度2月までの実績によりますと、行政区域内の約51%でございます。
 次に、燃やせないごみ収集業務の内容につきましては、第1、第2及び第3水曜日の1カ月当たり計3日、地域の集積所を巡回し、該当するごみを収集する業務でございます。業務委託地域につきましては、先ほどの燃やせるごみ収集業務と同じく、直営収集地域と入りまじっておりまして、明確ではございませんが、収集重量ベースで申し上げますと、今年度2月までの実績になりますが、管内の約30%でございます。
 次に、22ページの塵芥収集車の内容についてでございますが、燃やせるごみと同じ曜日に実施をしております。台所資源回収用といたしまして、今年度に1台、導入実績がございます2口、生ごみと燃やせるごみが一緒に投入できる収集車でございますが、このごみ塵芥収集車を1台予算計上させていただいております。
 燃やせるごみの直営ルートは、現在7ルートございますが、そのうち2ルートにつきましては、台所資源回収をあわせまして実施しているところでございます。しかしながら、そのうち1ルートにつきましては、通常の塵芥収集車にて対応しておりますので、本車両を導入することによりまして、さらに効率的な収集業務体制を構築すべく予算計上させていただきました。なお、当該車両は主に瓶、缶、ペットボトルの分別回収用に開発された経緯がありまして、生ごみや燃やせるごみの積載は本来の用途ではないことから、積み込み方法や汚水対策などに改良を望む声もありますので、当組合にふさわしい使用を考慮した上で車両の導入を考えております。
 次に、貨物自動車の内容についてでございますが、深ダンプ車を1台分予算計上させていただきました。現在粗大ごみ収集専用車両といたしまして、平ボディー車を1台、また深ダンプ車を1台、ともに2トン車を計2台保有しております。昨年10月から実施されましたNOx・PM法、ディーゼル車から出る粒子状物質減少装置を取りつける法律でございます。及び県条例によるディーゼル車の排ガス規制の関係で、本年度につきましては常にダンプ車2台を廃車しておりますことから、その代替車両として深ダンプ車の購入をするものでございます。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
 最初に、廃乾電池の処分先でございますが、従来は北海道の野村興産という会社にお願いをしておりました。しかしながら、平成15年9月の12日からは群馬県安中市にございます東邦亜鉛という会社にお願いしてございます。
 次に、20ページの燃やせないごみ選別業務の業務内容でございますが、燃やせないごみに混入しているスプレー缶等の処理不適物の選別除去業務、ベッド、ソファー等の粗大ごみの解体業務、有害ごみの選別業務、粗大ごみ処理施設の清掃業務となってございます。
 次に、20ページのクレーン及び集じん灰搬出設備運転業務につきましては、総人員で4名で平成15年度と同じ内容でございます。人数の内訳につきましては、クレーンの運転業務が3名、集じん灰排出設備の運転業務が1名でございます。
 次に、業務の内容でございますが、クレーンの運転業務につきましては、ごみ処理施設への適正なごみ投入業務、ごみ投入クレーンの点検、集計に関する業務、クレーン操作室、ごみ投入ホッパー周辺及び階段の清掃業務、集じん灰搬出設備につきましては、集じん灰の適正な搬出業務、集じん灰搬出設備の保守点検に関する業務、集じん灰搬出設備内の清掃業務となってございます。
 次に、20ページのプラスチック容器包装選別業務の内訳でございますが、衛生組合で収集いたしました資源プラスチック類から容器包装リサイクル法に基づく容器包装に該当するものを選別する作業を委託するものでございます。選別された容器包装は再商品化事業者に引き渡されます。また、容器包装を選別した残りのプラスチックにつきましては衛生組合に返却され、固形燃料の原料の一部として利用されます。
 次に、20ページのごみ処理施設1、2号炉の整備工事の内容についてのご質問でございますが、主な内容につきましてお答え申し上げます。まず、1号炉では、ロータリードライヤー整備工事、炉体整備工事、2号炉では炉体の整備工事、燃焼装置整備工事。共通部分では灰出しコンベア整備工事、電気計装設備ほか整備工事となってございます。
 最後に、20ページのし尿処理施設整備工事の増額についてのご質問でございますが、し尿処理施設整備はし尿処理施設内に設置されております機器、水槽及び建屋などを対象といたしまして、オーバーホール、補修、修理、改修等を行うものでございます。今回ご質問のとおりし尿処理施設整備工事費は増額とさせていただいておりますが、これは例年必要な機器類のオーバーホールに加えまして、老朽化に伴いまして水槽や建屋、これらに補修する箇所があるため増額をお願いしたものでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥化の方のご質問についてお答えします。
 最初に、堆肥化処理施設の運転業務の関係でございますが、設計上は3名でございます。先ほど答弁したように立ち上げ時で仕事量がふえている観点から、1名を臨時的に増員したものでございまして、今後も仕事が安定するまで臨時的に1名を増員していきたいというふうに考えています。
 次に、専用指定袋の関係でございますが、最終的には水と二酸化炭素に分解をします。短期間ではやっぱり今なかなか分解しないわけでございまして、それについてグリーンプラマークの指定以上に分解等、使用できるように開発をしていきたいと思っています。
 次に、生ごみ堆肥の定期点検の関係でございますが、先ほどもお答えしたように1年間についてはJFEの負担で私どもはしています。消耗品の交換や法定点検がございます。その主に人件費について組合の方で負担というふうになります。
 あと、堆肥の滞留の関係でございますが、1次発酵槽に90トン、2次発酵槽に10トン、増設の2次発酵槽に20トン、場内の保管庫に30トンということでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 丸藤議員、再質問はありますか。
 丸藤議員、お願いします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 済みません。10番議員の丸藤でございます。それでは、再質問をお願いしたいと思います。
 まず、13ページ、14ページの財産管理費の委託料というか、庁舎管理業務の関係で伺いたいのですが、済みません、事前にこの点については伺っておりませんのでお聞きしたいのですが、もちろん私ども宮代町でも公共施設等々、耐震診断をやっております。ここの久喜宮代衛生組合の庁舎につきましては、それが行われているのか。今、一般の木造住宅につきましても、昭和56年以前のものについては、今徐々に耐震診断も行われ、修繕するようになっておりますけれども、この久喜宮代衛生組合庁舎につきましては、どのようになっておりますか。その点心配でございますので、なければ結構なのですが、お伺いをしておきたいと思います、
 それから、19ページ、20ページの関係で塵芥処理費の関係でございます。これの生ごみ堆肥化の関係でございますが、確かに保証期間は3年間となっているわけでございます。それなのに定期点検、先ほど消品とか人件費ということなのですが、この仕様書におきましても組合の誤操作、天災などの不測の事故に起因する場合はその限りでないということなのですが、それ以外だったとすると、その辺はどうなのかなというふうに思いますので、その点もう一度確認をさせていただきたいと思います。
 それから、一番下の工事請負費、ごみ処理施設整備工事、あとその他し尿処理にしましてもいろいろある。これから予定されているかと思うのですけれども、この点について合併絡みでお聞きしておきたいのですが、もちろんこれはあくまでも合併はこれからですし、住民投票もありますので、先ほど来から言われている合併を前提としての話でありますけれども、宮代を含んだ1市3町における合併協議の中では、ごみ減量化、資源化推進事業の中に、これは特例債も含めて新設炉、久喜宮代衛生組合も含めまして、内訳ははっきりはしませんが、150億円と見込まれております。これは1市3町の方でありますので、もちろん久喜、鷲宮、幸手、こちらの方におきましても合併協議が進んでいるかと思います。また、住民投票も9月に行われると聞いておりますが、その点ごみ減量化、資源化推進事業として、久喜を中心とした方の事業としてどれぐらい含まれておりますか。わかりましたら金額等々お示し願いたいと思います。そのほかの考え方については、前段の中でのこれ以上の話はないと思いますので、お聞きはしません。
 それから、先ほど伺いましたこの堆肥化できないで滞留している問題なのですけれども、この処理についてはどのように行われておりますか。その点ちょっと漏れたのでしょうか。その点もう一度お願いをしたいと思います。
 それから、21ページ、22ページの備品購入費の関係でございますが、塵芥収集車につきましてはわかりました。貨物自動車についても、粗大ごみ、ディーゼル車排ガス等々の関係だということなのですが、これは粗大ごみの方の関係ということで確認させてよろしいのか。あとはほかに必要なことはないのかどうか、その点もあわせて確認をさせていただきたいと思います。
 以上でございます。よろしくどうぞ。
議長(加納好子君) ここで昼食休憩といたします。再開は午後1時です。
 
    休憩 午後 零時08分
 
    再開 午後 1時03分
 
議長(加納好子君) 再開します。
 丸藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) 丸藤議員さんの耐震対策についてご答弁を申し上げます。
 今現在私どもおります庁舎につきましては、昭和48年に建てて30年ほどたっております。それで、その当時の設計の地震の設計に用います耐震の関係、そちらと今現在とでは大きく変わっております。それで現状を申し上げますと、その辺の調査をしてないのが現状でございます。その辺を踏まえて今後その辺、調査、検討してまいりたいと考えております。
議長(加納好子君) 続いて答弁お願いします。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 貨物自動車深ダンプにつきましては、使用先についてお答えいたします。
 貨物自動車深ダンプについてでございますが、購入する貨物自動車深ダンプにつきましては、収集部門で使用いたしまして、現在使用中の深ダンプにつきましては、生ごみ堆肥化処理施設、大地のめぐみ循環センターにおいて使用する予定でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(加納好子君) 事務局長。
                 〔事務局長 中村恭三君登壇〕
事務局長(中村恭三君) 久喜グループの方の新市建設計画についてでございます。これについては現在策定中というふうに伺っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(加納好子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥化施設の定期点検の関係でございますが、発注仕様書の方の保証の中に定期点検の事項は入っておりませんが、1年間はJFEの負担で行ったということです。
 次に、堆肥の滞留分については、どのような処分をするのかということでございますが、堆肥は粒度選別機にかけるような状態にもっていきますと、製品堆肥、あとは戻し堆肥にいくものと、それから異物の方に分かれます。異物については焼却処分をしております。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問ありますか。
 丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。再々質問をお願いしたいと思います。
 まず、庁舎管理業務の関係で、先ほど伺いました昭和48年に建てて以来30年たっているということで、調査もしていないという答弁でございました。今後調査、検討していきたいということなのですが、もうご承知のようにここは公共施設であります。公の施設でまだ耐震診断、耐震対策もしてないというのは大きな問題だと思います。そういった点でこれは阪神大震災の大教訓でありますし、もう公共施設から率先してやらなければいけないと思います。そういう点で調査、検討していきたいということなのですが、これは即実施していただきたいと思います。そのことについての答弁をお願いしたいと思います。
 続きまして、答えた順にお聞きします。先ほど合併協の問題でお答えがありました。久喜枠の方では策定中だということであります。策定中と言われればそれまでなのですが、春日部枠の方でも正直言って、これは宮代町長も宮代の中で1市3町の合併になっても、ごみ減量化、資源化推進については引き続き反映させていきたいということでありますし、もちろん久喜宮代衛生組合存続ということで力を入れていきたいということで、内容等についてはこれからであります。そのとおり実際やっていただけるかどうか。
 それから、そういった点ではまだまだ問題もありますし、ハードルも大きなものがあると思います。しかし、一応は金額的にもこの150億円の中に新設炉、久喜宮代衛生組合も含まれているということで、一応は担保はとっている、そういう形にはなっているかと思います。先ほど来から議員さんの中でも未来永劫か、それとも当面かという、そういうお話もありましたが、とりあえず一応1市3町では担保はとっているわけでございます。そういった点で久喜枠につきましても、それ相応の合併を前提として存続していくということであれば、これは当然つくわけだと思いますが、その点は策定中ということなのですが、つく、つかないぐらいは答弁できると思います。これについては春日部枠の方では合併公約として出ているわけなのですね。そういった点でまだプロセスとしても久喜の方の枠につきましても、県との整合性はあると思いますが、その点ぐらいは答弁はできると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、堆肥化の問題でございますが、先ほど来からの質問で滞留している中の異物の方については、焼却処分をしているということなのですが、実際は日量4.8トンでしたか、そういうことで、そういう発注仕様書、計画にもなっていたはずです。私も先ほどるる質問しましたが、保証期間中に生じた構造上の欠陥とかというふうにありますので、そういった点でこの異物の方については焼却処分しているということなのですが、そうしますと、全体、これまでの生ごみの堆肥化の関係でどれだけ堆肥化、分解してできているのか。異物の方にはどの程度焼却処分されているのか。最後ですので、間違っても、一部分にしても廃棄物は埋めることはないとは思いますが、その点一応含めまして確認をさせていただきたいと思います。生ごみとはいえ中間処理しないで埋めるということになれば、これは廃棄物でありますから、問題でありますので、それはないとは思いますが、念のために確認だけさせていただきたいと思います。
 以上です。
議長(加納好子君) 丸藤議員の再々質問に答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) お答え申し上げます。
 丸藤議員おっしゃるとおり、こういう公共施設の建物については、率先してやるのが筋でございます。今になったということは、ちょっと私どもの不手際といいますか、あったことはお認めをいたします。今後これを踏まえて調査、検討してまいりたいと考えております。
議長(加納好子君) 事務局長。
                 〔事務局長 中村恭三君登壇〕
事務局長(中村恭三君) 合併協の新市建設計画についてでございます。私どもの方としましては、いわゆるごみ処理の細かな点については、市、町の方にも当然担当課があるわけでございますけれども、実際に処理しているものが私どもなものですから、そういう小さな細かな点のすり合わせ等は私ども実際にはやらさせていただいておりません。しかし、この新市建設計画になりますと、当然担当するところが市、町の中心でございまして、私どもとしてはそれを見守るしかないというふうに考えております。いずれにしても今市の方から聞いたところによりますと、いわゆる新市建設計画を今策定中であるというふうなことでございますので、私どもとしてはこれ以上のことはちょっとご答弁申し上げられないということで理解をいただきたいと思います。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答えさせていただきます。
 まず、保証上の欠陥ということでJFEの責任ということでございますが、これにつきましては仕様書の中で保証期間ということが定められてございまして、その中で保証期間中に瑕疵あるいは破損、そういったものが出た場合には、JFEの負担ということで3年間保証があるというふうに考えていただいて結構だと思います。
 また、次に堆肥がどのぐらいできたのか、残渣としてはどのぐらい処分したのかというご質問でございますが、今までにできた堆肥というのは4.9トンでございます。これは戻し堆肥として1次発酵槽に戻されておりますので、製品としてのストックは現在のところはございません。
 次に、残渣の方でございますけれども、これにつきましては当初、剪定枝のチップを入れました関係で、残渣が40トンほど出ております。この中で生ごみはどのぐらいかというデータはとってございませんが、これについては焼却処分ということで残渣処分ということでやってございます。
 最後のいわゆる場内のものにつきましてでございますが、実は1月中に大変状態が堆肥が悪くなりまして、場外に何トンか保存をしてございます。現在残っているのは30トンということでございますが、そのほかに約10トン程度、これは目算でございますが、10トン程度不良の堆肥がございました。いわゆる未熟堆肥ということでございます。これにつきましては場内に植木がございますので、そちらの方の堆肥ということで使わせていただきましたので、ご理解いただきたいというふうに思います。
議長(加納好子君) 以上で丸藤議員の質疑を打ち切ります。
 次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、通告に従って質問させていただきますが、大分ダブりもありますので、その点は前者の質問を考えながら、また質問していきたいと思います。
 10ページの最初の質問は、共済費の中でこれは新規として社会保険料、労働保険料、これは臨時の職員対応なんかも含めてということでしたけれども、この具体的な中身をお聞かせください。労災とか従来の雇用保険との関係があると思いますけれども、内容についてお知らせください。
 それから、18ページ、電気式生ごみ処理の補助金なのですけれども、これは例年削減されたような形になって、この積算根拠と最近の状況も踏まえてお知らせ願えればというふうに思います。
 それから、20ページの真ん中あたりに堆肥の分析業務として52万円ありますが、これは以前は、昨年は180万円ほどなのですけれども、この減とその内容についてお知らせください。
 それから、その五つぐらい後にあります堆肥の実験農園の維持管理ですけれども、これについても今後また堆肥の実験についての関係だと思いますけれども、これはどういう形でセッティングされているのかも含めてお願いしたいと思います。
 それから、その下の堆肥化の処理施設の運転業務についても出してありますから、今までの質問の中で1人増ということでお答えいただいたのですけれども、その中で確認も含めてお聞きしたいのは、先ほど答弁の中で設計以上の作業量のため、1人必要だということで要請したという形なのですけれども、これはいわゆる仕様書以外の形の作業量が出たということで、これはやむを得ないから1人要請して、それはこのいわゆるJFEの形の仕様書に含まれないから、こちらの方で積算しなければいけないのかということを改めてお聞きしたいのと、それから、一時的に増員が必要で安定するまでということなのですけれども、これもちょっと、ではいつごろまでこれが続くのかということも含めて、見通しで結構ですので、お知らせ願いたいと思います。
 それから、その下の生ごみの専用指定袋の開発業務についても、今までの答弁の中でかなり具体的に明らかになっていますけれども、その中で一つお聞きしたいのは、具体的にカネボウとかいろんな形で指定袋を提案してもらうということにしてありますけれども、こういう今度分解性の指定袋を要請する会社はかなり先進例を持っているのか。私は、このグリーンプラマークのこの基準以上に新しい形でしたいという気持ちがよくわかるのですけれども、これについてはかなり全国的に先進例があるのではないかなという感じがするのです。今までの実験の中で何度かそういう形になっているのですけれども、この生ごみだけでやるモデル実験と違って、かなりいろんな全国的に教訓があるような気がするのですれども、そういうことを踏まえて今度はそういう具体的な積算あるいはこういう予定にしているのかどうか。その辺をお聞きしたいと思います。
 それから、それにあわせて先ほど原料試作、それから安全確認をしながらモデル配布してということで、この指定袋についてはプールがあるという説明があったのですけれども、これは大体指定が決まってから大体どのぐらいの期間これが必要で、それが実際かなり効果があるかどうかというのを確かめられるのはいつ、大体何カ月ぐらいしたら確かめられるのかについてお聞きしたいと思います。
 それから、定期点検についてもお聞きしたのですけれども、これは仕様書に一応1年間は保証ということなのですけれども、一般的にお答え願いたいのですけれども、こういうモデル実験した場合、定期点検のものも含めて私は素人的にモデル実験が3年間といったら、3年間の中で定期点検も含めたいろんな過誤が生じてくるわけで、必要だと思うのですけれども、なぜ1年間だけの保証ということにしたのか。その辺のところの経過がわかりましたらお聞きしたいというふうに思います。
 それから、同じ、その下のごみ汚水槽掃除及び処分業務、この内容と、それから積算根拠についてお答えいただければと思います。
 22ページ、先ほど来、製造の堆肥化の保管庫の建設工事なのですけれども、これについて今までの答弁の中で応分の負担をしてもらうということで答弁あったのですけれども、大体応分の負担というのはどの程度なのか。また、この応分の負担がされた場合は、補正も含めてどういう形でされるのかということをお聞きしたいと思いますので、その点についてお伺いしたいと思います。
 その下の消臭剤の噴霧についても、大体よくわかりましたけれども、ただ私は、タイヤだけではなくて、車全体も含めて、かなりにおいが強いような感じがするので、一般的には入り口も含めてデパートなんかにシャッターで、エアシャッターみたいな形でやっているところもあるのですけれども、ああいう形のものが当初の計画の中には盛り込まれていなくて、結局は手作業でやるような状況だったようなのですけれども、そういう最初の建設の中の検討課題にはなかったのかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。
 以上です。
議長(加納好子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答え申し上げます。
 新規の社会保険料と労働保険料の内容についてお答えを申し上げます。まず、社会保険料でございますが、健康保険と厚生年金保険を総称して社会保険と呼んでおります。社会保険の加入条件でございますが、1日の所定労働時間と1カ月の勤務日数がどちらも正規職員の4分の3以上であることが条件となっております。一般事務の臨時職員2人につきましては、正規職員同様に週5日勤務を条件に雇用しておりますことから、社会保険に加入させるものでございます。したがいまして、現在加入されております国民健康保険と国民年金をこの4月からそれぞれ健康保険と厚生年金保険に切り替えまして、加入させるものでございます。保険料につきましては、月々の賃金額に応じた保険料を事業主であります衛生組合と被保険者であります臨時職員との折半で負担することになっております。
 次に、労働保険でございますが、労災保険と雇用保険を総称いたしまして、労働保険と呼んでおります。労働保険につきましては、いわゆる公務員の公務災害補償に該当するものでございます。臨時職員の負担はございませんが、賃金総額の1000分の12を事業主であります衛生組合で負担しております。また、雇用保険につきましては、いわゆる昔の失業保険でございますが、賃金の1000分の7を被保険者であります臨時職員が負担し、1000分の10.5を事業主であります衛生組合が負担をしております。
 以上です。
議長(加納好子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 電気式生ごみ処理機の補助の関係についてお答えさせていただきます。
 電気式生ごみ処理機の補助に関しましては、平成11年度から補助を開始しております。その後の補助基数の推移を見ますと、補助を開始した平成11年度が282基、12年度が191、13年度が129、平成14年度が75、平成15年度が約63基ぐらいと予測されますことから、昨年度よりも30基処理機の基数を減らしまして予算計上した関係で、前年よりも減額するようになったものでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥の関係についてお答えします。
 まず、堆肥の分析の内容でございますが、製造された堆肥につきましては、肥料取締法に基づく成分の表示が義務づけられていることから、剪定枝堆肥の有機1号、それから設置型生ごみ堆肥の有機2号、そして堆肥化施設から製造された堆肥の成分分析業務でございます。1検体約5万2,000円で10検体を予定しています。
 次に、堆肥実験農園維持管理費の内容でございますが、当組合で製造した有機1号、2号を利用して、有機野菜の栽培実験を久喜市上清久の井上武さん宅へ委託栽培をお願いしており、市民農園の収穫祭に出品いたしまして、良好な成果を上げております。その農園の維持管理費でございます。
 次に、堆肥化システムの運転業務の委託の関係でございますが、その設計以上の仕事といいますのは、具体的には立ち上がりの部分でいろいろとデータの測定が非常に重要になります。そのデータの使用が大きな処分料の増、あと除袋した袋でございますが、それを戻すために袋の粉砕機を新たに購入いたしました。その作業がございます。そのような内容が増加した内容でございます。
 次に、生分解袋、先進例はないのかというふうなご質問ですが、生ごみだけで堆肥化施設というのは全国的にもないわけでございまして、分解についてはさまざまな状況がございます。そういう状況も踏まえて開発をしたいというふうに思っています。
 次に、定期点検の関係でございますが、具体的には機能、法定点検を定期的にするわけですけれども、その1年間目については、JFEの方にこちらから要請してJFEの負担でやりましたけれども、2年目以降は仕様書の方に載ってございませんので、私どもの負担ということになります。
 次に、ごみ汚水の清掃と処分の関係でございますが、生ごみ脱水機と1次発酵の汚水は1カ所に貯留してございます。貯留しますと、次第に沈殿物が増加していくため、配管等が詰まり、機能に障害が生じるため、清掃をして沈殿物を処分するものでございます。
 次に、保管庫の関係でございますが、応分の負担ということでお答えいたしましたけれども、具体的にどうなのかということですけれども、保管場所の面積分を負担してもらおうというふうに考えています。
 あと、最後に消臭剤の噴霧装置の関係でございますが、事前にエアシャッター等を検討しなかったのかということでございますけれども、施設全体が安定運転、順調に運転する場合は、あそこからは臭気が発生しないということでございまして、エアシャッター等も一部意見にあったようですけれども、敷地の関係とか場所の関係で設置が難しかったと思います。
 以上であります。
議長(加納好子君) 木村議員、答弁漏れはありませんか。
3番(木村奉憲君) 指定袋の期間。
議長(加納好子君) そうですね。答弁お願いします。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) どうも失礼しました。生分解の開発の期間ということですけれども、約1年半、18カ月を見ております。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
 木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、再質問をします。
 最初の社会保険料と労働保険料については、よくわかりましたので、ありがとうございました。
 それから、電気式生ごみの状況なのですけれども、これは普及することによって大体減っていくのが普通だと思いますけれども、私はこれについてはもう少し広報なり、あるいは具体的な中身を知らせることによって、もう少し広げていく必要があるのではないかという感じを受けて、使っている人は電気もいろいろの種類もありますけれども、そういう点なかなか電気料は大変だけれども、非常に効果があるということもありますので、それについてのもっと広げていくというような状況をつくっていただきたいと思いますけれども、それについての検討はできないのかどうかお聞きしたいと思います。
 それから、堆肥の分析業務なのですけれども、これは内容はわかりましたけれども、昨年よりはかなり大幅な予算が減になっているのですけれども、今のところでこの事件ということで堆肥の分析は前年度とかなり違うので、内容的に変わっているのではないかと思いますけれども、同じでこの予算で大丈夫なのかどうかお聞きしたいと思います。
 堆肥化の施設の運転業務なのですけれども、これについて今立ち上がりのデータの測量、それから除袋の関係でそういう仕事量がふえたということですよね。一般的には立ち上がりはいろんなモデル事業をすれば当然だし、除袋の関係でもこれがかなり当初と違った形のものの作業がふえているような状況が私はあるのではないかなと。先日もちょっと見学させてもらったのですけれども、ここの部分についてはそんなに変化がないような感じがしたのですけれども、これについては保証の内容も含めた形のものでやるべき中身ではないかと思いますけれども、この2点についてやはりそれはこちらで費用負担するものかどうか、改めてお聞きしたいと思います。
 先ほどは定期点検の項のところで、一般的ないろんな施設のところで1年保証というのが普通かどうかというのをちょっとお聞きしたいのですけれども、改めてその点については一般的にそういう形の契約を結ぶのだと、それが普通ですよということだったらば、その旨お答えいただきたいと思います。
 それから、堆肥の保管庫建設、倉庫の関係なのですけれども、これは建物ではなくて、面積に相当部分は負担してもらうということで、これは確認ですけれども、そこの部分だけが向こうの応分の負担に入るということでいいのかどうか。
 それから、消臭剤の関係なのですけれども、見学して第2次発酵槽のところでバーナーなんかも今度乾燥する意味で取り入れて、それはJFEの方の負担になっているみたいなのですけれども、ああいう形で消臭についても私は当初からのいろんな形で必要な部分ではないかなというふうな感じがしますし、途中発酵が不十分なままでもし車なんかについて外に出るということになれば、それは内容的に十分発酵できなかった成分の問題もありますので、当然そのJFEの保証の中に入るような気もするのですけれども、それについて改めてお聞かせください。
議長(加納好子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 電気式生ごみ処理機の関係でお答えさせていただきます。
 電気式生ごみ処理機、平成11年度から補助を開始しまして、その後組合だより、または久喜市、宮代で行われますいろいろなイベント、それらにつきましては現物を展示しまして、利用、そういうもののPR、これを行っております。今後も組合だよりとかそういうイベント、それらにつきましては同じように展示して今後もPRに努めたいと、そう考えておりますので、ご理解のほどお願いいたします。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 分析の関係でございますが、これは成分分析の関係で金額的には昨年と同じだというふうに思っています。植害試験については別のところに委託させたいと思います。
 続きまして、堆肥化の施設運転業務の関係でございますが、確かに仕事量がふえています。その設計以上の仕事量については組合で負担するというふうに考えております。
 あと、保管庫の関係でございますけれども、議員のおっしゃるとおり面積による負担をお願いしていくというふうな考えでございます。
 それから、消臭剤の関係でございますけれども、攪拌をいたしますと、良好な状況でもタイヤに付着するということがございます。そういう関係で今回お願いをしているわけでございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、保証についての質問にお答え申し上げます。
 保証につきましては、こちらの性能発注仕様書の中に保証という欄がございまして、その中には保証期間、性能保証事項、そして性能試験というものが保証項目で挙がってございます。ご質問の定期点検でございますけれども、こちらにつきましてはこの性能発注仕様書の中に当初から入っていないということで、本来は当初から設計とは別に、組合の方で負担するということでございました。しかしながら、1年目につきましては、やはりJFEの方で責任を持って施行したものでございますので、組合の方から、1年目についてはこちらの性能仕様書にはないけれども、やっていただきたいということを強く申し上げまして、了解をいただきました。そのかわりといっては何ですが、2年目以降につきましては正規の性能点検ということで契約をお願いしたいということでございますので、今回予算に計上させていただいたということでございます。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
 木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 再々質問2件お願いしたいのですけれども、一つ、消臭剤の関係なのですけれども、これは先ほど答弁の中で施設全体が順調なら、そのような状況は発生しないという説明もあったと思うのですけれども、近隣にいろんな臭気の関係で苦情等あったと。これについても噴霧器を入れることによって解消されるだろうという答弁もあったのですけれども、私は建物からの臭気の流出も含めて、かなり真剣に考える必要がある気がするのです。そういう点でこの車のタイヤを人的にやったものを、これを噴霧器をやっただけで十分解消されるというふうには、ちょっと素人目なのですけれども、考えられないのですけれども、その辺のところは今後大丈夫なのかどうか、もう一度お答えいただきたいということと、それから、先ほど指定袋についての質問がされたのですけれども、18カ月ということで新しい除袋の袋、指定袋ですね、これについての結果がわかるのが18カ月後というと、今度の完全堆肥化の中の除袋あるいは破砕も含めたことの5月か6月ぐらいにできると、それを踏まえて実験を2カ月してからということの過程の中で、これはどういう形に絡んでくるのか。もっと先になるから、この結果については第1次発酵槽の成分関係等がかなりずれてくるような感じがするのですけれども、これはこれとして、指定袋は指定袋としての性能発注をして、その内容についての結果は、ほかの第1次発酵槽とかそういうところとかかわりなくやっていく業務なのかどうか。期間的には随分長いような気もするのですけれども、その辺についてお伺いいたします。
議長(加納好子君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 生分解袋の開発の関係でございますけれども、約18カ月かかるというふうに言いました。堆肥の袋は実験用の袋をモデル地区の方に配布しながらやっていきます。約2カ月で1次研究をしまして、実験袋を利用して、2回目にまたその袋を見まして、2回目の袋をつくって、それでまた改良するというふうなことで、計4回を予定しています。そういう関係で徐々に開発していくというふうなことで期間が1年半というふうに見込んでおります。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
 施設の脱臭の関係につきましては、基本的にはあの施設につきましては、気圧の内外差ということで、中の気圧を減圧させて、外に漏れないというものが基本でございます。そちらの気圧の減圧の部分をいわゆる備前前堀川に隣接する脱臭塔の方に吸引いたしまして、こちらの方で脱臭するということでございます。こういった形で施設の方は安定運転になれば、相当脱臭等の効果があるというふうに思われます。今回の予算に計上でお願いいたしましたのは、これとは別にあそこで作業をしております例えばショベルローダー、あるいは出入りをしております車につきましては、設計の中で手を使って出入りの車を消毒するということになっておりました。それによってやっても十分対応できるわけでございますけれども、いわゆる環境問題といいましょうか、においの対策については、住民の方にいろいろご協力いただかなくてはいけないという部分が大変ございます。そのようなことから今の方法よりももっと効果的にやる方法はないかということで、今回の機械の購入に至ったということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
 続いて、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番議員の加藤です。前の方でわかった部分についてはやりません。
 10ページの給料について、事務職員20人、うち再任用職員1人となっておりますが、1名減についてはわかりましたので、再任用職員さんの1人の勤務形態についてご説明をお願いしたいと思います。
 それから、同じ10ページの社会保険料、労働保険料の計上ですけれども、これは経過はわかりましたけれども、4月からこの保険料を支払うということですけれども、これまで支払っていなかった部分についてはどのようになるのか。これは払わなくていいものかどうか、その点についてお願いしたいと思います。
 それから、同じ10ページの臨時職員の仕事、これについては粗大ごみやし尿収集の依頼の対応、それからパソコンの打ち込み等ということで仕事についてはわかりましたけれども、何人を雇用するのかお願いしたいと思います。
 12ページの財務会計、電算機賃借料でありますが、これが前年比で52万円増になっていると思いますが、これについて理由をご説明いただきます。
 同じく12ページのその上になりますが、例規集のデータベース維持管理、これは前年も同じ額が計上されておりましたが、毎年同じ額の計上が必要なのかどうか、この説明をお願いしたいと思います。
 それから、同じく12ページの退職手当組合特別負担金について、543万円の計上でありますが、これについてご説明をお願いします。
 14ページでありますが、財産管理費、この需用費について。ここは3段目の光熱水費、これが前年比で593万円減になっておりまして、これがそっくり需用費の減になっておりますが、これについてご説明をいただきます。
 それから、16ページであります。現業職員の給料の件で現業職員、16年度再任用職員を含めて29人といいうことであります。これは前年と比較しまして、2人減員になります。また、前年についてはその前の年から2人減員になっておりまして、全く退職職員を再任用として引き続き雇用するということは、年金の関係でわかるのですけれども、それにしても次から次へと退職補充なしに減員をしていくと。これが続いていると思うのですが、その補充について、補充はしないのかどうか、そうしたことについて考えを伺います。
 また、その再任用職員の3人の勤務形態についてもお願いしたいと思います。
 その下、共済費の社会保険料、労働保険料のこれも事務職員の方でも聞きましたけれども、過去への課税といいますか、負担はどうなのかどうか、そのことについてお願いします。
 それから、賃金の臨時職員について。この仕事については収集だと思いますけれども、人数についてお願いしたいと思います。
 また、18ページ、負担金のところでこれも事務職の方で聞きましたけれども、退職手当組合特別負担金について、これがここは前年比で518万円増ですけれども、そのあたりについてご説明をいただきます。
 20ページであります。堆肥化処理施設の運転業務、この増額につきましては、先ほどから何人かの質問の中でいろいろ伺ってまいりましたけれども、この堆肥化施設の仕様書の中で組合の要求どおりにやり上げると、それが一貫した仕様書の中身だと思うのですけれども、この運転の1人追加につきましても、立ち上げの際のデータ収集とか袋の粉砕機に人手が要ると。現実的に安定運転に至っていないということで、どうしても1人追加をしたいということらしいのですけれども、これにつきましてもその仕様書との関係で、契約との関係で、極めてあいまいな姿勢ではないかと思います。その点について受注者の責任においてやり上げるというふうになっていますので、その点もう一度ご説明いただきます。
 専用の袋については結構であります。
 20ページのごみ汚水槽清掃及び処分業務でありますけれども、生ごみ脱水機等1次発酵槽の汚水を1カ所に貯留しているということで、この清掃についてはわかりますけれども、この汚水を再び1次発酵槽の中に入れていると思うのですけれども、それで間違いないかどうか。そうしますと、この生ごみだけの堆肥化ですから、初めからなるべく水分を切って入れたいということだと思うのですけれども、この水分をそこへ戻して入れるということの弊害についてはどうなのか、その点ご説明をいただきたいと思います。
 22ページに移ります。投入クレーン及び灰出しクレーンの整備工事でありますが、この内容についてご説明をいただきます。
 その下の電気集じん機及び塩化水素除去装置の整備工事についてもお願いします。
 粗大ごみ処理施設の整備工事についてもお願いしたいと思います。
 それから、汚水槽堆肥の保管庫、これにつきましては2次発酵槽の増設のために保管場所として用意してきた場所を、そこの2次発酵槽の増設に使ったということで、そこを結局つぶしてしまって新しく保管場所をつくらなくてはいけないということなのですけれども、これにつきましても設計仕様書の中に含まれている受注者の責任であることはもうはっきりしていると思います。それは先ほどの運転管理の方の1名増についても同じことなのですけれども、その点でも負担は受注者だと思いますけれども、説明では、保管場所の面積分を負担してもらいたいということですけれども、そのうちの当組合の姿勢が受注者に有利なように考えているのかなと思えなくないのですけれども、その点はっきりしていただきたい。先ほどの説明の面積分を負担してもらいたいという意味、面積分ということ。保管庫ですから、壁があったり、屋根があったりすると思うのですけれども、その点について、面積分というのは地面だけのお金のことなのかどうか。そのあたりちょっとご説明いただきたいと思います。
 そして、消臭剤の噴霧装置については、これをつくるという必要性はわかりましたけれども、この改良工事となっておりますが、実際には新設をする工事なのかどうか。その点ちょっと確認をさせていただきます。
 それから、貨物自動車の購入ですけれども、ダンプカー1台を買うということなのですが、先ほどの説明の中で窒素酸化物等の規制によってダンプ2台を廃車したと。そのかわりということなのですけれども、先ほどの説明の中で生ごみ処理施設の方で使いたいというようなことをおっしゃいましたけれども、今あるダンプをそちらの方に使うのか。その新しく買うダンプをこちらの方で使うのかということなのですが……
                 〔何事か言う人あり〕
4番(加藤幸雄君) いや、先ほど向こうに、生ごみ処理施設の方に私、このダンプについて確認に行ってきましたら、向こうにあるのです。聞いた話なのですけれども、1次発酵槽の水はけをよくするために穴をあけた鉄板か、ステンレス板かしれませんけれども、それを敷いたと。その工事をやる際にその中に入っているものはどこかにどかさなくてはいけないので、そのダンプを使って運んだらしいのですけれども、大変なにおいがして大変だったということを聞いたのですけれども、そして、そのままダンプが向こうに行ってしまっていると思うのですけれども、その辺の経過についてご説明いただきたいと。
 それから、22ページのし尿処理施設槽内清掃業務、これが前年比で102万円ほど増加をしておりますが、そのご説明。
 それから、工事請負費の中のし尿処理施設整備工事、これが前年比で1,739万円大幅な増額になりますが、この点についてご説明をいただきます。先ほど堆肥化の施設の方で残渣分40トン焼却処分をしたと。それから、余り質のよくない途中のものについては30トンが場内に保存してある。また、10トンは場内の植木に肥料としてまいたということなのですけれども、その1次発酵槽の水抜きのための工事をしたときのそれをどかしたものなのかどうか、それについてもご説明をいただきます。
 以上です。
議長(加納好子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、ご答弁申し上げます。
 事務職員の再任用職員1名の勤務形態でございますが、平成15年度末で定年退職をいたします1名の職員については、週3日勤務の短時間再任用職員として採用するものでございます。
 それから、社会保険料計上の理由のところで、過去にさかのぼって加入ができないかということでございますが、健康保険、厚生年金保険の保険料は源泉徴収できるのは、先月分だけに限られております。したがいまして、未加入期間については、遡及できないこととなっております。
 それから、臨時職員の人数でございますが、こちらにつきましては2名を予定をしております。
 次に、財務会計電算機賃借料、前年と比べまして52万円増となっている理由でございますが、財務会計電算機につきましては平成5年度に財務会計システムを導入した当時の機械を再リースということで、現在まで使用してきましたが、部品の生産が終了いたしまして在庫がないため、平成16年度から万一機器が故障した場合、修繕ができない旨業者から通知がございました。新型機器を導入することによりまして、年間52万円ほどの増額となるものでございます。
 次に、例規集データベース維持管理の金額は毎年同じ額必要かということでございますが、例規集データベース維持管理業務につきましては、現在衛生組合庁内LANで使用している例規集データベース及びホームページに掲載しております例規集データの維持管理業務でございまして、その内訳といたしましては、データベースシステムのシステム使用料及びシステム保守料が100万8,000円、例規の改廃に伴う追録更新データ作成及びデータベースへの組み込み、それにホームページ掲載用例規集データの作成料が定額制で42万円、合わせまして142万8,000円となっております。
 次に、退職手当組合特別負担金についてお答えを申し上げます。退職手当特別負担金につきましては、前年度、平成15年度に退職する職員が受け取る退職金相当額から仮にその職員が自己都合で退職したと仮定した場合の退職金相当額を差し引いた額が特別負担金の額となりまして、そのものを16年度に支払うものでございます。予算書に計上してあります543万1,000円につきましては、15年度末で退職する事務職1名分の退職負担金を計上してございます。
 それから、財産管理費の需用費、光熱水費、前年比593万円減の理由でございますが、これは平成15年度の光熱水費の積算段階で去年1月に稼働開始いたしました生ごみ堆肥化処理施設に関する光熱水費について、年間を通してのデータがないことから、やや多目に積算をしたためでございまして、16年度の光熱水費につきましては、15年度の生ごみ堆肥化処理施設を含む施設全体の運転実績に基づき計上いたしました。このようなことから平成15年度予算と比較しますと、大幅に減額されております。
 次に、現業職員の退職補充についてでございますが、退職補充につきましては、今までの答弁の繰り返しになりますが、合併特例法においては一部事務組合の職員の身分保証については、何ら規定はございません。したがいまして、退職補充につきましては組合の存続の問題を含め、経費の問題、効率性、責任体制、住民サービスの質の問題等、直営と委託のあり方について慎重に検討し、その方向性について検討してまいりたいと考えております。
 なお、平成16年度におきましては、現業職員の代表者との話し合いの結果に基づきました業務体制であり、住民サービスの低下を招かない体制となっているものと思います。
 再任用職員の勤務形態でございますが、再任用職員につきましては、3人で週3日の勤務をお願いするものでございます。業務内容につきましては、ごみ収集部門と施設部門にそれぞれ配置をする予定でございます。
 社会保険料計上の理由につきましては、先ほどの答弁とさせていただきます。
 それから、臨時職員の仕事と人数でございますが、まず人数でございますが、定年OBの方が6名、一般臨時の方が7名、受付業務2名、以上15人分を予算計上してございます。仕事でございますが、OB臨時6人の内訳ですが、収集4人、粗大施設2人。一般臨時7人の内訳ですが、収集が6人、粗大施設1人。受付の臨時2名の内訳ですが、これは受付2名になっていまして、交代でやっております。
 退職手当組合特別負担金でございますが、内容につきましては、先ほど答弁したものですが、予算書上、1,503万1,000円計上してございます。こちらにつきましては今年度末で退職する現業職員3名分の負担金を計上してございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
業務課長補佐(野本俊男君) 貨物自動車の件につきましてご答弁申し上げます。
 まず、PM法等につきましてお答え申し上げます。15年の10月にPM法が施行されまして、衛生組合にございます現有の車両につきましてはすべてクリアをしておりまして、問題ございません。また、これから購入するもの、現在あるものにつきましては、車検等の月日を勘案しながら、法律に適応できるようにやっていきたいと考えてございます。
 次に、貨物自動車の深ダンプにつきましての使用先でございますが、新規購入深ダンプにつきましては収集部門で使用し、現在使用しております深ダンプにつきましては、生ごみ堆肥化処理施設、大地のめぐみ循環センターにおきまして使用する予定でございますので、よろしくお願い申し上げます。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、加藤議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 最初に、22ページの投入クレーン及び灰出しクレーンの整備の内容とのご質問にお答えいたします。まず、第1号クレーンでございますが、こちらにつきましては走行装置関係の整備でございます。走行装置関係ですね。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長(諏訪信雄君) 走って行く装置ということで、クレーンを利用する機械があるのですが、そちらの方の関係の工事でございます。モーター等交換する予定でございます。
 次に、2号クレーンでございますが、こちらの方につきましては、クレーンのバケットの関係の整備の工事が予定されてございます。次に、灰クレーンでございますけれども、こちらの方につきましても、やはりバケットの交換、爪の交換をしたいということでございます。
 次に、22ページの電気集じん機及び塩化水素除去装置の整備内容についてお答えいたします。主な工事内容でございますが、まず内部の清掃、これは毎年行ってございますが、内部の清掃がございます。そして、集じん電極の整備。ケーシング関係整備、これは内側の壁の補修になりますが、そちらの方を予定しております。そして、塩化水素除去装置の関係につきましては、ルーツブロア塔の分解整備、空気圧縮機の整備を予定しております。
 次に、22ページの粗大ごみ処理施設整備についてお答え申し上げます。主な内容といたしましては、破砕機整備工事でございます。もう一点がベルトコンベアの方でございますが、こちらの方のコンベアのローラーを交換する工事を考えております。そして振動コンベア、こちらの方につきましても本体を交換する工事ということで考えてございます。以上が主な内容でございます。
 次に、22ページのし尿処理施設の槽内清掃費の増についてのご質問でございます。くみ取りされましたし尿や浄化槽汚泥には土砂などが含まれておりまして、し尿処理施設の処理水槽内で沈殿物として堆積してまいります。これらを放置しますと、処理水槽が土砂で埋まってしまうほか配管の閉塞、ポンプなどの機器の故障の原因となりますので、適宜清掃、除去する必要がございます。今回槽内清掃委託として増とさせていただきましたのは、砂類による影響と見られるポンプの摩耗、これが報告されましたので、清掃の頻度をふやしまして適切な管理をするということでございます。
 次に、22ページのし尿処理施設整備の増でございますが、こちらにつきましては先ほどお答え申し上げましたように施設の老朽化に伴いまして、水槽と建屋、こちらに補修する箇所がございましたので、増額をお願いしてございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥の関係についてお答えします。
 運転業務の増加の件でございますが、設計における施設管理については3名でございますが、施設の立ち上がり等に伴い作業量が一時的に増大することから、引き続き臨時的に1名を増員するものでございます。
 次に、生ごみ堆肥の定期点検の関係でございますが、機器の消耗品や法定点検など定期的に整備して良好に機器を運転するものでございまして、負担については仕様書に記載されてないことから、組合負担というふうに考えています。
 次に、ごみ汚水の関係でございますけれども、汚水をまとめて貯留するところがございます。長期的に使っていますと、底の方に沈殿物ができます。それを戻して1次発酵槽へ送ったらどうかというふうなことでございますが、とても送れないような状態になっておりますので、沈殿物として処分をしたいというふうに思っております。
 次に、保管場所の関係でございますけれども、建物に対しての面積負担というふうに考えています。
 あと、消臭剤の関係でございますけれども、これは一部現在も噴霧装置を利用した新設の機器でございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 加藤議員、再質問はありますか。
 加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 堆肥化関連なのですけれども、立ち上げで今いろいろ予想外の作業量がふえたからということは、それはわかるのです。ただし、この発注仕様書の中で作業は3名の作業員ということになっているのです。そして、この保証の期間中に改善、設備の改造が必要となった場合は、受注者の責任においてこれを行うということがはっきり書いてありますので、理由はわかるのですけれども、このやり方は仕様書のとおりになっていないということです。その点で先ほどからこのお答えを繰り返されているのですけれども、この仕様書との関係でどうなのかということを聞いております。その点だけお願いしたいと思います。
議長(加納好子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、加藤議員さんの再質問にお答え申し上げます。
 性能保証書、これは11ページの方に保証項目ということで、保証期間、性能保証事項、性能試験というふうに書かれてございます。こちらは保証期間の方につきましては、先ほど来申し上げておりますように3年間ということでございます。そして、2番の性能保証事項ということでございますが、こちらが保証の対象になる項目でございますが、これにつきましては5項目書かれてございます。内容といたしますと、いわゆる処理能力、そして騒音、振動、悪臭、緊急動作試験ということで、こちらが性能保証の範囲というふうになると思います。現実問題といたしまして、立ち上げに相当な人が要るということで、設計仕様書では3名ということでございました。こちらの性能保証の関係で私ども機械がふぐあいが起きた場合には、そちらの性能保証ということで工事をやっていただきたいということで、結果的に今まで8件で約2,000万円の工事をしております。そういった形で業者の方には厳しくそういった追及内容をしていることでございますが、ただ現実問題といたしましては、要求すべきところは要求すると。しかし、作業でやはり順調に安定運転ができない場合には、組合としてこれを認めて、やはり安全な運転、安全な作業体制、あるいは労働環境を確保する必要があるというふうなことも感じております。現に堆肥化施設では毎晩9時ごろまで作業をしているわけでございまして、なかなか立ち上げ時においては3人では難しいというのが実情でございます。こうした面は組合として負担すべきは負担すべきということで、今回4名の職員をお願いいたしました。ぜひともご理解いただきたいというふうに思います。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質問ありますか。
4番(加藤幸雄君) ありません。
議長(加納好子君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
 ここで休憩します。再開は2時40分といたします。
 
    休憩 午後 2時26分
 
    再開 午後 2時40分
 
議長(加納好子君) 再開します。
 西村議員、お願いいたします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 9番、西村でございます。質問通告に沿ってお尋ねをしたいと思いますけれども、すべての項目が既に前段の方で出されておりますので、しないわけにいきませんから、簡潔に、同じ質問は繰り返しませんから。
 まず、特殊勤務手当、これについて先ほど単価というやつはお示しをいただいたのですが、実はこれでは何も聞いたことにはならないので……
                 〔「前の質問で……」「重複している、みんな」と言う人あり〕
9番(西村茂久君) いやいや、答弁です。したがって、教えていただきたいのは、要するにそれぞれの項目で単価をいただきましたが、それが現実に何人いて、何日で、その項目がその種類がどれぐらいのウエートを占めているのかということをお尋ねしたい。といいますのは、特勤手当はこの期末勤勉を除いて最もウエートが高いのです。これは確かに条例、規則に従って出されておりますので、何ら問題はないわけですけれども、現実にやはりどのようにそれが出ているのかということについてまずお聞きしたい。
 それから、次は18ページになります。一般廃棄物の最終処分業務です。これについては資料で出されておりまして、大変ありがとうございます。これについてはあえて問いませんけれども、この最終処分については原則これは自区内処理というふうになっております。今現在それはできないということでありますから、現状こうなっていますけれども、将来どういう形でこの最終処分についてやろうとされているのかということについてお尋ねをしたい。
 それから、三つ目は、同じくプラスチック固形燃料化の業務についてですが、これも答弁をいただいておりますので、私の方からの質問としては、でき上がったRDF、これが今どこへ売却されているのか教えていただきたいのと、それでそこに売却していることによって、何ら今その売却先と衛生組合との間で問題はないかどうか。それについてお尋ねをしたい。
 それと、四つ目は……、今の、わかりますよね。
                 〔「大丈夫だ」と言う人あり〕
9番(西村茂久君) 20ページ、一つ飛ばします。最後になりますけれども、一番最後のごみ処理施設1、2号炉の整備工事について。これもご答弁がありましたので、早口だったのでよく内容がつかめなかったのですけれども、この1、2号炉とももう既に相当の年数を経過しております。そういう中で今の現状といいますか、現状について、今何がどこが問題になっているのか。整備工事をするというのは、そこに問題があるから工事をするのでしょうけれども、実際のところ、本当にこれがどこまで持つのか。私もよくわかりませんけれども、現実にだましだましこれは運転しているわけですから、そういう中で工事をするのはいいのですけれども、果たしてこの新しい炉ができるまでどうなのか。そこへ行くまでに何が問題が出そうなのか。また、それはどこなのかということについてお尋ねをしたい。新設炉建設に絡んだ関係予算がほとんど出てなかったと思うのですが、これは今の合併との絡みにおいてやむを得ない部分もあるのですが、これが出てないということについてちょっとお伺いをあわせてしたいと思います。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) お答え申し上げます
 質問内容につきましては、特殊勤務手当の内訳ということでよろしいでしょうか。まず、自動車運転手当、こちらにつきましては178万2,000円を計上してございます。こちらにつきましては人数ということなのですが、15年度の実績でちょっと上げてございます。
 それから、特殊勤務手当、こちらにつきましては、まず正職員ですが、600円掛ける218日の26人、足す再任用職員の方ですが、600円掛ける146日掛ける3人。トータルいたしまして366万4,000円。それから、祭日勤務手当、こちらにつきましては6,800円掛ける15人掛ける11日、112万2,000円。それから、年末年始手当でございますが、1万円掛ける28人、28万円。トータル684万8,000円となります。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
 業務課長。 
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、西村議員さんの質問にお答え申し上げます。
 まず、最終処分場の問題でございますが、こちらにつきましては平成13年度のごみ処理基本計画の中に最終処分の課題ということで書かせていただきまして、現在のところでは最終処分場を有していないため、最終処分はすべて委託処分としているけれども、自区内処分の原則に基づきまして、自区内に最終処分場の確保をし、安全で衛生的な埋め立て処分を行う必要があるということで記載させていただいておりますので、将来的にはこちらに向けて努力をしていくということでご理解をいただきたいと存じます。
 次に、RDFの関係でございますが、こちらにつきましては現在、福島県の大熊町にありますクリーニング工場に売却をしてございます。現在の報告では特に問題はないということで聞いてございます。
 最後に、1号炉、2号炉の問題でございますが、こちらの方、昭和50年、55年ということで相当老朽化をしてございます。現在の改修工事につきましては、部品の交換ということで改修というよりは部分的な新設のような感じで改修工事をしております。今後につきましてもできるだけこうした改修を行いまして、なるべく長く使えるように努力をしてまいりたいと思います。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
 西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 特勤手当、わかりました。ありがとうございました。
 それから、一般廃棄物最終処分の関係、それからRDFの関係、お答えをいただいたのですけれども、それとごみ処理施設、ちょっと私が期待しているような答弁がありませんでした。したがって、再質問をしたいわけですけれども、恐らくそれ以上のものは出てこないだろうというふうに私は思っておりますので、あえていたしません。
 ただし、最後に私の方から要望として出しておきたいことがあります。一般質問でも申し上げたのですけれども、新人の議員の場合は、例えばこの予算書を見ても、対前年と言われても、全く資料を持ってない。言うならば、予算説明書も何もありませんし、事前に資料が配られているわけでもありませんし、そうすると、なかなかわからないのです。
                 〔「勉強すればいい」と言う人あり〕
9番(西村茂久君) はい。勉強すればいいというのは当たり前なのだけれども、それは当然のことなのだが、こういう予算書を出すときは、そこまで丁寧にやっていただくことは、だから要望だというふうに言っているわけですが……
                 〔「勉強してないと……」と言う人あり〕
9番(西村茂久君) そう。そうすると、質問する事項も恐らく相当数減ると思うのです。中身が全然わからないものだから、質問をしなくてはいけないということで、また質問するときもそれがあれば、もう少し深い質問ができるということでありますので、ぜひ次回からはそういうところを何とか考えていただきたいということを要望いたしまして終わりにいたします。再質問はいたしません。
議長(加納好子君) 以上で西村議員の質疑を打ち切ります。
 次に、小河原議員、お願いします。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 小河原です。ほとんど今までの前段の議員が質問をして内容的にはわかりましたが、私なりの考えの質問が幾つか入っていますので、それだけお聞きしたいと思います。
 まず、職員の補充の関係ですけれども、前段の議員がやっぱり質問しておりましたので、ただ、私が聞きたいのは、欠員が資料を見ると、何か5人ほどふえるようですが、大体職員を減らすというのは大きなことを考えているというのが普通なのですが、執行側は何か考えているのかどうか。補充をしてないということですから。一、二年後に何か考えているのかどうか、それだけ聞きたいと思います。
 あと、12ページの廃棄物等堆肥化の問題については、やはり内容的にはわかったのですが、一つだけ、堆肥化推進員との関係をちょっとお聞きしたいのですが、一般質問等にも出ていましたけれども、温度が上がらないと。何か問題があるようですが、こういう内容ですと、推進員の中でも議論が熱が上がらないのではないかと私は思うのですが、そこら辺のすり合わせがあったのかどうか聞いておきたいと思います。
 あと、次に職員の健康診断の問題ですが、職員の健康の維持をするのは地方公務員法に基づいて当然あると思います。また、職員の健康管理も当然早期発見等で職員の健康維持、増進に役立てるとかというのは当然なことでありますが、これも近隣の人たちに聞きますと、大分粉じんとかばい煙がこの近くの人たちに飛んでくるそうです。そういう状況の中での仕事をやっている職員ですから、それなりの、もしあれば……
                 〔「ないでしょう」と言う人あり〕
18番(小河原 正君) いや、聞いているのです。あれば、そこら辺の健康診断は重要ですから、どういう健康診断をやっているのか。近隣の人が心配しているようなことが事実であるなら、当然それなりの対策も職員のためにやらなくてはいけないというのが当然なことだと思いますので、それらについてお聞きをしておきたいと思います。
 次に、ウイルス対策ですが、私、このウイルス対策、鳥インフルエンザのウイルス対策かなと思ったのですけれども、多分違うなと思いますけれども。でも今大きな問題になっていることですので、もしこちらの方にそういうことがあった場合は、こういう処理場へカラスの死んだのとか運ばれた場合大変ですから、それらの対策を考えているのかどうか聞いておきたいと思います。
                 〔何事か言う人あり〕
18番(小河原 正君) 鳥インフルエンザというのはウイルス病なのです、ウイルスなのです。知らないのですね。ウイルスなのです。あれ、鳥インフルエンザというのは。知らないのですね。もう少し勉強した方がいいですよ。そこら辺を兼ねてひとつお聞きしたいと思います。
 最後についてはいろいろ質問が出て、聞いておりますので、以上で省略したいと思います。以上です。
議長(加納好子君) 小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答え申し上げます。
 初めに、p9、職員の補充についてでございます。事務職員の補充ということでお答えの方をさせていただきたいと思います。16年度の事務職につきましては、正規職員が19名、再任用職員1名、臨時職員2名の計22人体制で業務を遂行する予算でございます。ご指摘の補充問題でございますが、当分の間、補充せずに現業職同様に事務の見直しを推進する等、住民サービスの低下を招くことのないよう努めてまいりたいと考えております。
 続きまして、健康診断の内容についてお答えを申し上げます。健康診断につきましては、年1回、財団法人埼玉県健康づくり事業団に依頼をしております。対象は臨時職員を含むすべての職員、16年度でいきますと、66人を対象に実施をいたします。健康診断の内容でございますが、全部で14項目ございます。重立ったものをちょっと読み上げますけれども、視力、視力は一般的ですね。尿検査、それから胸部エックス線撮影、血圧測定、貧血検査、肝機能検査、血中脂質検査、そのようなものを実施を予定をしております。
 続きまして、ウイルス対策の内容についてのお答えを申し上げます。現在衛生組合ではインターネットに接続できるパソコンを1台設置しておりますが、インターネットや電子メールを利用する際のコンピューターウイルスやハッカー対策として、ウイルス対策ソフトを導入しているものでございます。このウイルス対策ソフトは電子メールの添付ファイルに潜んでいるコンピューターウイルスを自動的に検出する等の機能がありますが、このウイルス検出機能で検出できるのは、ソフトのデータが作成された時点で存在するウイルスのみであり、新種のコンピューターウイルスに対応するためには、メーカーが作成する最新のデータに更新する必要がございますことから、このデータ更新料として年額3,150円支出するものでございます。
 以上です。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、堆肥化推進委員会の成果ということですけれども、現在堆肥化推進委員会ではなく、有機資源農業推進委員会というのに委嘱して、1月、2月、3月と毎週土曜日2時から開催されています。そこで堆肥化の施設の関係等を審議していただいております。そういうふうなことです。
 失礼しました。毎月1回でございます。済みません。
議長(加納好子君) 小河原委員、再質問はありますか。
18番(小河原 正君) ありません。
議長(加納好子君) 以上で小河原議員の質疑を打ち切ります。
 続いて、岡崎議員、お願いします。
                 〔13番 岡崎克巳君登壇〕
13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎でございます。通告に従いまして順次質疑をいたします。前者の質問と関連するところがありますので、そこの部分は了解いたしまして、確認をいたしたいと思います。
 12ページの堆肥化推進委員会謝礼ですが、16年度の予定ということで質疑いたしましたが、先ほどの答弁、毎月1回という表現だったのですが、そのことでよろしいのか確認をさせていただきます。
 続きまして、マイバック作成講習会講師謝礼、この内容についてお伺いをいたします。
 交際費の積算根拠につきまして、14年度は不用額が多かったようなのですが、積算根拠についてお伺いいたします。
 あと、親子施設見学会保険料の内容についてお伺いをいたします。
 続きまして、退職手当組合負担金、特別負担金の内容なのですが、これは了解をいたしました。説明の中で自己都合という表現がございましたが、自己都合と定年との差は、当然定年の方が割合負担が多いと思うのですが、そのことでよろしいのかどうか確認をさせていただきます。
 あと、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会負担金の減の理由についてお伺いをいたします。
 そして、14ページ、北茨城市環境保全協力負担金、これの積算根拠についてお伺いをいたします。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、有機資源農業推進委員会の専門委員会の件でございますが、毎月1回ということで。
議長(加納好子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 岡崎議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 最初に、14ページの埼玉県廃棄物広域処分対策協議会負担金の減の理由でございますが、今まで負担金につきましては、最終処分場の積立金が入っておりましたが、太平洋セメントによる資源化事業等で埋め立てによる処分を行うのではなくて、資源として再利用しようということで事業費の見直しを行いましたことから、平成16年度は負担金の最終処分積立金24万3,000円がなくなり、減となったものでございます。
 次に、14ページの北茨木市環境保全協力負担金についてのご質問でございますが、北茨木市は衛生組合が委託をお願いしております最終処分場の一つでございます。この協力負担金に関しましては、北茨城市から要請がございまして、一般廃棄物を最終処分する際には、生活環境の整備及び公害防止対策の経費の一部として、環境保全協力負担金のお願いをするというものでございます。負担金の内訳といたしましては、年間基本料と持ち込みに対する量による負担金から構成されておりまして、基本料としては年額10万円、搬入量1トン当たりの負担は500円でございます。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) お答え申し上げます。
 交際費の積算根拠でございますが、積算根拠につきましては、ございませんが、前年度と同額を計上させております。先ほど議員ご指摘のように14年度の決算におきましては、不用額が多く出たわけなのですが、今後は実績に合わせて計上してまいりたいと考えております。
 次に、退職手当の組合負担金と退職手当組合特別負担金の関係でございますが、先ほど定年退職と自己都合による退職、どちらが率が高いのかということでございますが、こちらにつきましては、定年退職の方が率が多くなっております。
 以上です。
議長(加納好子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私の方から、マイバックの作成講習会謝礼、それと親子施設見学会保険料について説明させていただきます。
 マイバック作成講習会謝礼につきましては、マイバックの普及によるレジ袋の削減のPRのために、不用となりましたかさ、そのような布を利用いたしましてマイバックをつくる講習会、それを開催するための講師の謝礼を計上したものです。内容といたしましては、講師1人お願いしまして、10人程度の参加者を対象に久喜市、宮代町、それぞれ講習会を2回程度開催する予定でありますことから、講師4人、1日の謝礼を6,000円として2万4,000円計上させていただいたものでございます。
 施設親子見学会の保険料の内容につきましては、毎年学校の夏休みを利用いたしまして、小学生を対象とした施設見学会を実施しております。その施設見学の後にペットボトルや不用となった箱、それらのものを利用いたしましてリサイクル工作、これを行っております。そのときに工作ですから、カッターナイフとかはさみ、それらを使用しますことから、20名を対象とした団体傷害保険、その保険料を計上させていただいたものです。
 以上でございます。
議長(加納好子君) 岡崎議員、再質問をお受けします。
                 〔13番 岡崎克巳君登壇〕
13番(岡崎克巳君) マイバックについてちょっとお伺いしますが、今後久喜と宮代、2回ずつということで、これは普及をしていきたいというご説明がありましたけれども、今後も継続してまたさらに普及、充実させていくような考えでいるのかどうかだけ確認をさせていただきます。
 あと、親子施設見学会、私、これはいいことだなと思いますので、これはぜひさらに広げていっていただけるよう、これは要望させていただきます。
 以上です。
議長(加納好子君) 岡崎議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) マイバックの作成の講習会につきましては、平成16年度に初めて計画したものですから、16年度の結果、それらを見まして、今後継続していくかどうか検討させていただきたいということでお願いいたします。
議長(加納好子君) 再々質問はありますか。
13番(岡崎克巳君) ありません。
議長(加納好子君) 以上で岡崎議員の質疑を打ち切ります。
 これをもちまして議案第1号の歳出に対する質疑を打ち切ります。
 次に、議案第2号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する質疑をお受けします。
 最初に、丸藤議員、お願いいたします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 丸藤でございます。1点だけ伺いたいと思います。
 議案第2号につきましては、一般職員の給与に関する条例の一部改正でございますが、参考まで、現業職員についてはどのようになるのか伺いたいと思います。
 以上です。
議長(加納好子君) 丸藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
                 〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答えいたします。
 現業職員につきましても、一般行政職との均衡を失しないよう給料表の切り替えを行います。したがいまして、現行の規則を改正いたしまして、一般職同様4月1日から施行をいたします。
 以上です。
議長(加納好子君) 以上で丸藤議員の質疑を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いします。
4番(加藤幸雄君) 私もそれなので、結構です。
議長(加納好子君) 加藤議員の質疑を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第2号に対する質疑を打ち切ります。
 次に、議案第3号から第6号については通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
 
                                           
 
    ◎討論・採決
議長(加納好子君) これより日程第3、討論・採決を行います。
 最初に、議案第1号について討論をお受けします。
 まず、反対討論をお受けします。
 加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番議員の加藤です。私は、日本共産党議員団を代表して、議案第1号、2004年度、平成16年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、反対の立場から討論します。
 まず、現業職員の補充の問題についてであります。16年度予算では、現業職員が再任用3人を含めても29人であり、15年度の31人からさらに2人減らしています。この間、私たちは現業職員の補充を求めつつ、なぜ削減し続けるのか、どこまで削減するのか聞いてまいりました。当局の答えはいつも、人員管理は重要な問題だが、合併の行方が不透明であること、直営と民間のあり方について整備をしていかねばならないと繰り返すばかりです。なぜ現業職員を減らし続けるのか、この問いに答えておりません。にもかかわらず、実際には確実に減らし続けているのであります。これまでも指摘をしてきたことでありますが、組合の先進の取り組みの多くが現業職員の提案や地区内住民との話し合いと共同でつくり上げてきたものであります。現業職員を減らし続け、直営と委託の業務量を委託に偏重させていくなら、組合の先進的取り組みは後退を余儀なくされ、また委託料も大幅な増加となっていくことは避けられない。このことを申し上げておきます。
 次に、生ごみ堆肥化についてであります。塵芥処理費では、生ごみ堆肥化関連で幾つかの業務が計上されておりました。これらの業務のうち施設の運転業務の人員増や製造堆肥保管庫の建設工事などについては、契約上、受注者が負担すべきでありますが、これがあいまいにされ、組合の負担がふえる結果となっています。いろいろご説明もいただきましたが、当組合の堆肥化施設は他の堆肥化施設の例と比べても、割高であるという指摘がされております。堆肥化を早期に安定生産するための配慮とご説明をされましたが、仕様書を逸脱して組合の負担とすることは、例えば人員配置の問題でも昨年9月から1名増員して、半年経過をしてもなお現実的には安定的に運転できていない。こうした状況を考えるとき、妥当であるとは言えないと考えます。
 以上の点を指摘して反対といたします。
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 賛成討論、なしと認めます。
 次に、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第1号 平成16年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(加納好子君) 挙手多数であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第2号について討論をお受けします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第2号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(加納好子君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第3号について討論をお受けします。
 まず、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第3号 久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(加納好子君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第4号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第4号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び久喜宮代衛生組合単純労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(加納好子君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第5号について討論をお受けします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第5号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(加納好子君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第6号につきましては討論を省略し、直ちに採決に入ります。
 議案第6号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(加納好子君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
 以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。
 
                                           
 
    ◎議長あいさつ
議長(加納好子君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
 本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただきまして、まことにありがとうございました。
 
                                           
 
    ◎管理者あいさつ
議長(加納好子君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
 管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会、平成16年第1回定例会にご提案申し上げました議案第1号ないし第6号までの6議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
 ご質問、ご質疑の中で賜りました意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映をさせてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様には今後ともよろしくご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。
議長(加納好子君) ありがとうございました。
 ここで休憩いたします。
 
    休憩 午後 3時21分
 
    再開 午後 3時22分
 
議長(加納好子君) 再開いたします。
 
                                           
 
    ◎閉会の宣告
議長(加納好子君) これをもちまして、平成16年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時23分