令和7年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第28日
令和7年3月27日(木曜日)
議 事 日 程 (第2号)
1 開 議
2 議案に対する質疑
3 討論・採決
4 議長挨拶
5 管理者挨拶
6 閉 議
7 閉 会
午前9時開議
出席議員(14名)
1番 樋 口 智 洋 君 2番 榎 本 英 明 君
3番 大 橋 き よ み 君 4番 斉 藤 広 子 君
5番 福 澤 和 美 君 6番 野 原 洋 子 君
7番 新 井 兼 君 8番 園 部 茂 雄 君
9番 貴 志 信 智 君 10番 杉 野 修 君
11番 小 島 あ け み 君 12番 鈴 木 次 男 君
13番 猪 股 和 雄 君 14番 丸 山 妙 子 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 梅 田 修 一 君
副管理者 新 井 康 之 君
参 与 酒 巻 康 至 君
参 与 渋 谷 龍 弘 君
参 与 荻 野 和 久 君
参 与 大 場 崇 明 君
会 計 坂 東 勝 則 君
管 理 者
事務局長 渋 谷 修 君
次 長 小 島 靖 之 君
総務課長 小 島 晃 君
業務課長 鈴 木 昌 利 君
総 務 課 松 本 弘 文 君
主 幹
業務課長 赤 羽 貴 裕 君
補 佐
菖蒲清掃 月 安 高 広 君
センター
所 長
本会議に出席した事務局職員
書 記 高 山 幸 人
書 記 有 賀 秀 樹
書 記 清 水 ゆ り え
◎開議の宣告 (午前 9時00分)
〇議長(丸山妙子君) おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。
定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
◇
◎議案に対する質疑
〇議長(丸山妙子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
議案第2号 令和7年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
まず、歳入からお受けいたします。
猪股議員、お願いします。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 一般会計予算の歳入について質疑いたします。
8ページ、9ページ、物品売払収入です。財産売払収入の物品売払代金についてです。ペットボトルのボトルtoボトルのリサイクルですけれども、昨年の議会の答弁で、24年度は菖蒲、久喜宮代両地区合わせまして30トン、月30トンですけれども、売却の予定というふうに言われておりました。その経過と実績を踏まえて、25年度の売却量、単価の見込みをお示しください。
それと、物品売払代金、久喜宮代が5,500万円で、失礼、これは資源回収物の売却ですけれども、5,500万円、菖蒲861万円となっているのですけれども、これにこのペットボトルのボトルtoボトル代金がどのように反映されたのかも説明してください。
2つ目です。10ページです。諸収入、雑入のところで、ペットボトル有償入札拠出金(八甫)が46%増と、大幅増と見込まれています。その積算根拠と再商品化合理化拠出金がプラス9%と見込まれているその理由について説明をしてください。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) おはようございます。猪股議員のご質疑にご答弁申し上げます。
初めに、(1)でございます。ペットボトルのボトルtoボトルは、昨年10月から久喜地区と菖蒲地区分に加え、新たに事業連携協定を締結した宮代町分を含め、1か月当たり40トンを目安に売却を行っております。
令和7年度予算におけるペットボトルの売却量は年間約476トン、売却単価は直近の実績である1トン当たり税抜き3万9,000円を見込んでおり、売却代金として久喜宮代は1,796万8,536円、菖蒲は244万5,300円をそれぞれ計上しております。
次に、(2)でございます。ペットボトル有償入札拠出金につきましては、令和7年度の引渡見込量179トンに、令和6年度の平均落札単価7万3,241円を乗じて算出しております。令和6年度予算では、引渡量180トン、平均落札単価4万9,833円でございましたことから、単価の上昇により増額としたものでございます。
また、再商品化合理化拠出金につきましては、水平リサイクルの活発化等に伴う引渡量の全国的な減少に対し、令和6年度の本衛生組合の引渡量は微増が見込まれ、拠出金の配分割合が相対的に上昇することから、増額としたものでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
猪股議員。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 確認なのですけれども、予算書の9ページにある資源回収物売却(久喜宮代)が5,500万、それからこの中に久喜宮代分の1,796万が入っているということで、それと40トンを、昨年の当初予算の審議では、月30トンと言われたのですけれども、ではこれが40トンに増えてきている。では、新年度も同じペースでいくという予定なわけですか。それらの確認をお願いします。
それから、菖蒲については、861万の中にこの244万が入っているということで理解してよろしいわけですね。それだけお願いします。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
初めに、ペットボトルの売却代金につきましては、議員ご指摘のとおり、こちらのほうの資源売却物のほうに含まれているということになってございます。
また、1か月当たり40トンを目安ということでございますけれども、こちらにつきましては、昨年は当初予算のときには、宮代町のほうがまだ協定を締結しておりませんで、その分が抜けておりました。今年度は宮代町の分が入りましたことから40トンとしたということになってございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第2号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第2号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
初めに、猪股議員、お願いします。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 歳出についてお願いいたします。
まず1つ目、21ページです。周辺地区環境整備事業(八甫)の180万円の対象事業の新年度計画を説明してください。25年度における八甫コミセン管理事業の内容、大規模改修事業の内容を説明してください。大規模改修事業は、26年度までで完了するということなのか、改修計画を説明してください。
2つ目です。33ページ以降ですけれども、光熱水費が久喜宮代が19%マイナス、菖蒲が13%の減、八甫が17%減と見込んだ理由、そのうち電気料金の見通しについて説明してください。
(3)です。34ページ以降です。久喜宮代、八甫清掃センター解体工事に向けた調査測量業務委託が載っています。24年度の成果と、それを踏まえて25年度の計画を明らかにしてください。これまでの議会で解体工事に向けた調査測量業務の組合解散までのスケジュール、概算費用を算出すると説明されていましたけれども、24年度の調査測量の結果の概要を報告してください。
そして、地下埋設物の調査、土壌汚染の調査は行われているのか。特に焼却残渣や処理困難物や有害物質の埋設、土壌汚染などが分かったことがあれば明らかにしてください。
埋設物の処理、施設の解体を進める上で支障になるおそれが明らかになったものはないか、説明してください。
それらについて、それを踏まえて今後、特に新年度の対応ですけれども、市町との情報及び課題を共有し、今後の対応についてどのように協議していくかを説明してください。
(4)です。34ページ以降です。塵芥処理費で、各清掃センターごとに、ごみ、資源、それぞれの搬入量と事業系及び家庭系ごみに分けて、増減見通しを明らかにしてください。資源の一部は市町で把握していますけれども、それらを含めて前年度比較を集計していただきたいです。
(5)です。40ページ以降です。ごみ処理施設管理運営事業です。八甫センターのごみ処理施設運転管理業務が5,000万円の減、10%以上の減と見込んだ理由をお願いいたします。
(6)です。38ページ以降です。ごみ処理施設管理運営事業です。3センターのごみ焼却施設、粗大ごみ処理施設の長期整備計画に基づいて修繕工事が進められてきています。昨年の議会で提示されました長期整備計画に対して、八甫センターの焼却施設修繕工事の予算が計上されていないので、その理由をお願いいたします。26年度までの修繕計画で変更になったものがあれば説明してください。
(7)です。40ページ以降。塵芥処分業務です。3センターごとに焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分または路盤材やセメント固化などの再資源化も含めて、その量と処分先の計画を一覧の資料で配付をお願いいたします。
昨年度と処分方法、処分先を変える、または処分量が大きく変わるところがあれば説明をしてください。
路盤材等は、久喜・宮代地区で活用されているのか、昨年も聞きましたけれども、把握しているものがあれば明らかにしてください。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) おはようございます。猪股議員ご質疑の歳出の(1)から(3)につきまして順次ご答弁を申し上げます。
初めに、(1)でございます。周辺地区環境整備事業(八甫)のうち、幸手関係地区住民環境衛生負担金は、地域の清掃活動やごみ集積所の維持管理経費等に充てられております。また、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金は、ごみ分別の啓発運動や不法投棄防止活動に関する経費、及び各地区でのごみ集積所の維持管理経費等に充てられております。
次に、八甫コミュニティセンター管理事業につきましては、修繕料、光熱水費、浄化槽の維持管理経費をはじめといたしました八甫コミュニティセンターの管理経費でございます。
次に、八甫コミュニティセンター大規模改修事業につきましては、和室改修工事、内装改修工事及びそれに伴う設計業務を計上しているところでございます。和室改修工事は、段差の解消と併せて、和室の床を改修し、洋室にすることを計画しており、内装改修工事は、主に経年により劣化したクロスの貼り替えを考えているところでございます。
次に、大規模改修工事全般の計画ですが、調査を含めますと令和2年度から実施しており、令和8年度の完了を目標としているところでございます。これまで屋根や外壁など外部改修、空調や照明などの設備改修を実施しておりまして、令和7年度は、先ほど申し上げました床やクロスなどの内部改修、令和8年度は故障もしくは劣化した備品等の交換や修繕、駐車場の舗装の補修などを行いたいと考えているところでございます。
なお、これらの工事の内容に当たりましては、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の希望などをお伺いし、協議しながら進めているところでございます。
次に、(2)でございます。清掃一般事務管理事業の光熱水費につきましては、各清掃センターにおける電気、ガス及び水道料金を計上しており、光熱水費の多くは電気料金でございます。
令和7年度予算の積算に当たりましては、令和6年度の電気料金単価を基に積算しておりまして、令和5年度の電気料金単価で積算した令和6年度当初予算と比較いたしますと、基本料金単価、従量料金単価ともに下がっていることから、減額となったものでございます。
電気料金の比較につきましては、議案質疑参考資料の1ページのとおりでございます。
また、電気料金の見通しにつきましては、令和4年の水準と比較すると、下がっては来ておりますものの、燃料価格など電力に関する社会情勢はまだ厳しい状況が続き、高い水準で推移するものと考えております。
次に、(3)でございます。解体工事調査測量事業の成果及び概要につきましては、久喜宮代清掃センター及び八甫清掃センターの廃棄物処理施設の建物、設備等の調査や解体に必要な各種手続、手順、課題等を整理し、太田市や神戸市など他の先進事例を基に、実施工程と概算事業費を算出しました。
その結果、久喜宮代清掃センターの解体には約24か月を要し、概算費用は調査設計費を含め、税込み約25億円、八甫清掃センターの解体には約24か月を要し、概算費用は調査設計費を含め、税込み約14億円と想定したところでございます。
なお、解体に要する期間、概算費用は、過去の事例から想定したものであり、労働人口の減少や人件費の上昇といった社会経済情勢の変化により変動するものでございます。
また、土壌汚染対策法第4条第1項、埼玉県生活環境保全条例第80条第1項の規定に基づき、地歴調査を実施したところでございます。調査の結果、両センターともにごみ処理施設、ストックヤードが設置された土地につきましては、施設の性質上、土壌汚染のおそれが比較的多い、その他の土地については少ないと評価されたところでございます。
令和7年度予算におきましては、具体的な調査を行うため、敷地の測量、有害物質の先行調査及び工法などの検討を行う経費を計上しているところでございます。
また、課題等につきましては、国の交付金の活用、土壌汚染対策、基礎ぐいの取扱いなどの工事施工に関する事項とともに、八甫清掃センターにつきましては、新幹線高架橋が近接していることからJR東日本との協議に時間を要することなどが挙げられているところでございます。
今後は調査の結果を基に、久喜市及び宮代町と課題を共有しながら協議してまいります。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員のご質疑のうち、(4)から(7)についてご答弁申し上げます。
初めに、(4)でございます。各センターのごみ、資源の搬入量見通しの比較集計につきましては、参考資料2ページのとおりでございます。
次に、(5)でございます。八甫清掃センターのごみ処理施設運転管理業務委託につきましては、昨年3月に、令和6年4月から3年間の長期継続契約を締結しております。このことから、令和7年度予算は実際の契約額を計上し、令和6年度当初予算では、事前に徴した参考見積額を基に計上したため、当初予算比較では減額となったものでございます。
なお、令和6年度当初予算は、後に減額補正を行っております。
次に、(6)でございます。八甫清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事に係る費用は、運転管理業務委託に含めておりますことから、個別の予算を計上しておりません。以前は他の施設と同様に予算を計上しておりましたが、基幹的設備改良工事の実施により、老朽化に起因する修繕を考慮する必要がなくなったことから、平成30年度契約分から変更したものでございます。
なお、整備計画における主要な工事内容の変更はございませんでした。
次に、(7)でございます。令和7年度当初予算における3センターごとの焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分量と処分先の計画につきましては、参考資料3ページのとおりであり、大きな変更はございません。
また、路盤材等の活用状況でございますが、久喜市が道路修繕要に再生骨材を購入したことを確認しております。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けします。
猪股議員。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 久喜宮代センター及び八甫センターの解体工事に向けた調査測量業務委託なのですけれども、大体去年もお聞きいたしまして、新年度の予定としては、昨年度地歴調査を実施した、ストックヤードで汚染の可能性が高い、今年度は、7年度は具体的にはどういう調査を7年度において行うことになるのでしょうか。
私自身は、外から見ていると全く動きが見えないということなのですけれども、実際地下に何か有害な埋設物があるのかどうか、可能性が高いのはもう前から分かっているのですけれども、その具体的にどのように、例えばボーリングなどして調査を行っていく、そういうことは7年度予定しているのか。それとも、単なる地歴調査という形で進めていくということだけなのか、その具体的な調査の仕方についてもお願いしたいのです。
それから、7年度、8年度と進んでいくわけで、7年度は地歴調査として、8年度においては、では具体的にはボーリングだとか、そういうことは予定しているのか。それと、その概算で久喜宮代、八甫とも24か月かかるよ。それから、久喜宮代が25億円の費用がかかる、設計費を含め、八甫は14億円だということで、数字が出されましたけれども、具体的なその計画というのは、では7年度、8年度までに解体計画、その概算は概算なのでしょうけれども、費用負担を含めて何にどのぐらいかかるかという、そういう計画というのは出来上がるのでしょうか。それとも、それは解散後の話、久喜でつくっていくということになるのでしょうか。お願いします。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
まず、7年度当初予算に計上した内容でございますが、7年度につきましては、主に敷地測量、有害物質の先行調査等々、また具体的などのような工法、どのような順序、どのような工法を進めていくかというような比較検討を行うような経費を計上しているところでございます。
7年度におきましては、まずご質疑の中にありました土壌汚染の関連でございますが、有害物質の先行調査ということで、土壌汚染を含め、またダイオキシン、アスベスト、またPCBなどといった解体工事を実際に施工するために必要な調査、これらをどのように進めていくのか、ここら辺を検討も含めて実施をしていきたいなと考えてございます。
ですから、7年度予算が成立しましたならば、どのような形で進めていくのか、もしくは何を行うのか、具体的な設計段階で検討してまいりたい。また、ここら辺も市町と協議をしながら進めていかなければならない部分もございますので、そこら辺も検討して進めていきたいと考えているところでございます。
8年度でございますが、8年度につきましては、調査設計の中には、例えば今後やっていかなければならないこと、例えば解体をするためには具体的な詳細な設計が必要となってございます。そのためには、やはり何を壊してどのような状態にするのか、そういったものも久喜市、宮代町と協議をしながら進めていくことになろうかと思います。
ですから、8年度につきましては、まだまだちょっと具体的にどのようなことを取り組んでいくのかというのは、現状ではまだ未定といったところでございます。
また、最後、具体的な解体の計画でございます。例示では、やはり先進事例等から、先進事例の施設規模等から約24か月かかるのではないかというふうな算出をしました。事業費につきましても、先進事例から施設の規模、その他を含めて概算をはじいたところでございます。ですから、やはりここら辺は今後例えば跡地をどうするのかとか、様々な検討が必要になってくるかと思います。そのためには、土壌の汚染がどのような状態なのか、そういったものも検討していかなければ、実際には工事の施工がまだまだ難しいという状況でございまして、そこら辺につきましても今後7年度、先行的な調査をしながら、また久喜市、宮代町と協議を、一つ一つしていきながら進めていかなければならないのかなと、進めていきたいと考えているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
猪股議員。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) まだ具体的な工法とか、工事の進め方が出てこないようですが、端的に幾つか聞いておきたいのですが、特に地下埋設物が非常に気になるところですよね。その調査するために、建物が建ったまんま事業を進めた中で、実際にどういうふうにやっていくか、かなり調査は難しいことあると思うのですけれども、先ほども聞きましたボーリングですとか、そういう作業というのは行うのでしょうか。それとも、単なる地歴調査という形での検討、地歴調査と検討ということになるのでしょうか。具体的なその工事、ボーリング調査等は含めた検討を行っていかなければ、将来の本当に有害物質があるのかどうか、それをどう処分したらいいのかという対処方法が出てこないと思うのですけれども、それについてひとつお願いします。
それから、実際に工事をしていく場合に、私素人でよく分かりませんが、やっぱり基本設計なり実施設計というものが必要になってくると思うのですけれども、それはこの組合が解散する前の段階では、その基本設計、実施設計まで進むこともないと考えられるのか。つまり今答弁の中であったのは、跡地をどういうふうに利用していくかということも当然絡んでくるわけで、それによってはどのように処分していくかと、方法も当然違ってくるわけですから、その跡地利用という方針が決まらなければ、具体的な基本設計、実施設計というものが進めないということで理解していいのかどうか、そこら辺について説明をしてください。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
まず、地下埋設物、ボーリングを具体的に行っていくのかどうかというご質疑でございました。ここら辺も、例えば土壌汚染というような観点でいいますと、やはりこれは新たに土壌汚染が発生するような、すなわち処理をしている状況で、そこの土壌汚染はできない。やってもまた二度手間になってしまうという観点から考えますと、新たに恐らく処理施設内等々の土壌汚染の調査は、まだまだできないもの。ただ、そこら辺も含めて跡地利用等々も関連してくることですから、どの程度、またそういったサンプリング等にとどまるのか。また、そういったどの程度やるのかも含めて検討していきたいというふうに考えてございます。
続きまして、次に工事の詳細設計の関連でございます。当然工事を行うためには詳細な設計、幾らぐらい何を行ってどのような形にするのか、解体工事を最終的にどのような形にするのかという詳細なそのための数量を拾ったり、詳細な設計をしなければならないということでございます。ご質疑の中にもありましたとおり、これは当然跡地をどうするかによっても変わってまいります。例えば細かいことで言いますと、フェンスは残すのかとか、そういったものを検討していかなければならない。橋をどうするのか、そういったものも協議をして、久喜市、宮代町と協議の次第で変わってくるという状況でございます。
ですから、ここら辺はまた今基本的な調査結果を基に、久喜市、宮代町と何を壊して、どのような形にするのか、ここら辺を協議をしながら進めていかなければならないといったところです。すなわちその協議次第によっては、それも実施設計ができるのかできないのかというのもなってくるということで、今のこの段階で誰がどうやるということではなく、これは協議の進み次第、これからの協議の進め次第なのかなというところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
杉野議員、お願いします。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) 10番、杉野です。通告どおり質疑をさせていただきます。
同じく一般会計予算について、34ページ、35ページ、先ほど来ありました前者とも少しかぶった部分ありますが、ご答弁お願いします。
清掃費の14、解体工事調査測量(久喜宮代)、15、同じく八甫、(1)、それぞれの清掃センター解体工事に関しては、解体作業以外に法定事項として、ア、周辺のダイオキシン濃度、イ、土壌中のダイオキシン濃度、ウ、集じん機排気中のダイオキシン濃度などを施工前、施工中、施工後の時点での調査が求められております、法定事項として。それぞれどのような工程でそれは予定されていくのか伺います。
(2)、久喜宮代、八甫清掃センターの調査の入札については、これは別々なのか、一体の入札なのか伺います。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 杉野議員のご質疑にご答弁を申し上げます。
初めに、(1)でございます。廃棄物処理施設の解体作業に当たっては、従事する労働者のダイオキシン類への暴露防止対策を図るため、解体事業者は廃棄物処理施設内作業におけるダイオキシン類暴露防止対策要綱に定められました空気中のダイオキシン類の測定及びサンプリング調査を行う必要がございます。
本衛生組合の廃棄物処理施設の解体につきましては、久喜市において実施することとされており、必要なダイオキシン類への対策等につきましては、適切に実施されるものと考えております。
次に、(2)でございます。久喜宮代清掃センター、八甫清掃センターの調査等に当たりましては、遠隔地であること、施設の構造その他が異なることなどから、別々発注することを想定しておりますが、設計段階におきましてスケールメリットなどを総合して検討してまいります。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
杉野議員。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) ありがとうございました。適切に行われるということで、そのとおりだと思うのですが、この周辺住民との関係では、やはりこういう法定事項も含めた解体工事の環境への影響いろいろあると思いますので、一貫して情報提供を丁寧にやりながら行われると思うのですが、この施工前、施工中、施工後のこの調査についての内容は、例えば主な特徴、施工前の調査の特徴、施工中、施工後、どういうふうな調査になっているのか、概略で結構ですから簡単にお願いします。
それから、調査結果によっては、先ほど来出ておりました跡地利用ということにも影響してくるのかなと思うのですが、そのダイオキシンも含めたいろんな環境に影響を与えるようなものがどの程度公害に出てくるかにもよりますけれども、跡地利用に制限がかかるような結果というのはどういった場合が考えられるでしょうか。
それから、跡地計画については、周辺住民の要望というのはどういうふうに生かされていくのか、その辺もお願いします。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 杉野議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
まず、焼却炉のダイオキシン類の関連でございます、の具体的な調査内容でございます。今のところ要綱、ダイオキシン類暴露防止対策要綱に定められた内容でいいますと、まず焼却炉内の焼却灰、炉壁の付着物、廃熱ボイラ付着物等々、また集じん機その他の付着物、いわゆる飛灰、ばいじんですね、そういったものを対象物を、例えば調査年月日を明らかにし、どのような構成、ダイオキシンがあったのか、そういったものをまずサンプリングを行って、同様の継続的な調査、これを施工中、失礼しました、サンプリングを行ってどのように除却をするか。例えばある程度多かったら、このような形、防護具でこのような工事を、除染工事を行う、まずそれを決めまして、その内容のとおり施工中、施工後というような決められたとおりの、失礼しました、防止要綱の中で定められたところで調査を行って工法を確認をしていく、そういった内容でございます。
次に、跡地利用の影響に対する結果でございますが、こちらにつきましては、失礼しました、跡地利用ができなくなるような調査結果が出たらどのようにするかということでございます。基本的には、ご質疑の中のダイオキシン類、こちらにつきましては、基本的には建物、焼却炉とかに付着したものが労働者の作業環境の作業危険の排除のために必要なものでありまして、基本的には除染を行う、ダイオキシンの除染工事を行ってから解体工事を行うもしくは飛散防止の手順を踏んで、解体工事を行うということでございますので、このダイオキシン類の調査の結果、跡地利用に影響を及ぼすというようなことがないのではないかというふうに考えてございます。
また、跡地利用の地元の皆様のご要望をどのようにお伺いするかということでございます。こちらにつきましても、まだまだこの解体工事、その他をどのようにやっていくのか検討段階でございまして、跡地利用につきましては、久喜市、宮代町、適切な時期で判断されるのかなというところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
杉野議員。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) ありがとうございました。最後、要望にもなりますけれども、今回ダイオキシンに絞って、法定事項がありましたので、ダイオキシンに絞ってお伺いしましたけれども、アスベスト等の場合も現場作業で働いている労働者だけの被曝ではないのです。ちゃんと処理をしないで自宅に帰宅した場合、その作業着に一部ついたものがご家族に被曝、間接被曝をして、それでご家族を、その場合は奥様でしたけれども、被曝をして結構重症になったということもありますので、その辺手順どおり除染あるいは防護をやるとしても、そういうご家族等に影響が至らないような、そういう細かい手だてをよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 以上で杉野議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして議案第2号に対する質疑を打ち切ります。
議案第4号から議案第6号、久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任についてに対する質疑は、通告がございませんでしたので、議案第4号から議案第6号までの議案に対する質疑を打ち切ります。
暫時休憩します。
休憩 午前 9時42分
再開 午前 9時43分
〇議長(丸山妙子君) では、再開いたします。
◇
◎討論・採決
〇議長(丸山妙子君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
議案第2号は、討論の通告がありませんでしたので、直ちに採決に入ります。
議案第2号 令和7年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
議案第4号は、討論の通告がありませんでしたので、直ちに採決に入ります。
議案第4号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本案は同意といたしました。
議案第5号は、討論の通告がありませんでしたので、直ちに採決に入ります。
議案第5号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本案は同意といたしました。
議案第6号は、討論の通告がありませんでしたので、直ちに採決に入ります。
議案第6号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本案は同意といたしました。
◇
◎議長挨拶
〇議長(丸山妙子君) 以上をもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
本日は、提出議案に対する慎重なご審議をいただき、誠にありがとうございました。
◇
◎管理者挨拶
〇議長(丸山妙子君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
〔管理者 梅田修一君登壇〕
〇管理者(梅田修一君) 久喜宮代衛生組合議会第1回定例会にご提案いたしました議案第1号から6号につきまして、議員の皆様には慎重にご審議の上、ご議決をいただき、大変ありがとうございました。
質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討して、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えています。今後とも議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼の挨拶といたします。大変お世話になりました。
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◎閉会の宣告
〇議長(丸山妙子君) これをもちまして、令和7年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
閉会 午前 9時45分