令和5年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第37日

令和5年10月31日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長挨拶
 5 管理者挨拶
 6 閉  議
 7 閉  会

午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   樋  口  智  洋  君      2番   榎  本  英  明  君
     3番   大  橋  き よ み  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   塚  村  香  織  君      6番   泉     伸 一 郎  君
     7番   新  井     兼  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   貴  志  信  智  君     10番   杉  野     修  君
    11番   川  野  武  志  君     12番   小 河 原     正  君
    13番   猪  股  和  雄  君     14番   丸  山  妙  子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  梅  田  修  一  君
   副管理者  新  井  康  之  君
   参  与  酒  巻  康  至  君
   参  与  渋  谷  龍  弘  君
   参  与  荻  野  和  久  君
   参  与  大  場  崇  明  君

   代  表  保  坂     弘  君
   監査委員

   会  計  坂  東  勝  則  君
   管 理 者

   事務局長  渋  谷     修  君
   総務課長  柴  ア  記 代 子  君
   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   施設課長  諏  訪  忠  司  君
   総 務 課  松  本  弘  文  君
   主  幹

   業務課長  野  口  智  樹  君
   補  佐

   菖蒲清掃  小  林  利  夫  君
   センター
   所  長

  八甫清掃  月  安  高  広  君
  センター
  所  長

   施設課長  赤  羽  貴  裕  君
   補  佐


 本会議に出席した事務局職員
   書  記  高  山  幸  人
   書  記  山  口  光  雄
   書  記  伊  奈  貴  洋



    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(丸山妙子君) 改めまして、おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(丸山妙子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第12号 令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  猪股議員、お願いします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) おはようございます。決算認定につきまして質疑してまいります。
  まず、1つ目ですけれども、決算書の10ページ、11ページです。物品売払い代金です。3センターとも資源回収物が、売却量がマイナス0.5%なのですが、売却額が大幅な増となっています。金属類売却では、売却量がマイナス15%に対して売却額、これもやっぱり大幅に増えて、プラス70%となっています。
  (1)です。資源物、金属類とも一部の物品を除いて売却量が減少しているのですけれども、まずその理由についてどのように分析しているか、お願いします。
  2つ目です。一部を除いて売却額が大幅増となっておりますのは、各物品の売却単価がこれだけ高騰したということなのでしょうか、分析について説明してください。
  2つ目です。ペットボトルの売却について、これは決算書では12ページ、13ページ、調書のほうではペットボトルについて15ページ、それから資源物の久喜宮代、それから菖蒲については12ページのほうに出ているのですけれども、まず(1)です。ペットボトル有償入札拠出金の八甫ですけれども、これが1,568万円、前年比で約2.5倍と大幅に増えました。調書には、落札単価が上がったというふうにあるのですけれども、量と単価を明らかにしてください。
  (2)です。資源物売却、これは調書12ページですけれども、ペットボトル、久喜宮代も1,626万と出ております。これは、422トンで単価が3万8,500円ということで内訳が出ておりまして、量は去年よりも10トン減少しているのですけれども、単価が約2.5倍、大幅に上がっています。菖蒲はどうかといいますと、301万円で、ほぼ量は同じなのですけれども、単価が3倍近く上がっております。これと八甫での単価が上がった、これとの比較について明らかにしてください。
  それから、久喜宮代、菖蒲共に単価が前年比で倍以上、さっき言いましたように、久喜宮代では2.5倍、菖蒲では3倍近くにまで上がっているのですけれども、その理由について明らかにしてください。単価が、どうして菖蒲と久喜宮代、こんなに違うのかについても教えていただければありがたい。
  3つ目です。東電福島第一原発事故に関わる放射線測定費用等賠償金について。これは、比較のために毎年毎年聞いているのですけれども、放射線測定費用賠償金、3センター合計で55万63円、マイナス8.3%でした。対象経費と積算を説明してください。
  (2)です。歳出では、43ページ、放射性物質測定業務、3センターでごみ処理施設各種検査業務委託に含まれています。それぞれの検査費用を明らかにしてください。一覧表での提出をお願いしてあります。これまでの放射性物質検査費用、検査機器の購入費用、人件費等の請求内訳、支払いの内訳、新たに支払われたもの、未払い分の内訳を明らかにしてください。これも一覧表でお願いしてあります。
  東電への要望書の提出、協議経過も明らかにしてください。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) おはようございます。猪股議員のご質疑のうち1と2についてご答弁申し上げます。
  まず、1の(1)でございます。資源回収物売却につきまして、主に紙類や布、衣類の回収量の減少が、売却量の減少につながったものと考えております。新聞や雑誌の流通量が減少傾向にありますことが影響していると考えております。また、金属類売却につきましても、主に燃やせないごみの搬入量の減少に伴うものと考えております。加えて八甫清掃センターにつきましては、令和2年度に発生した粗大ごみ処理施設破砕物コンベヤーの火災による影響等により、令和2年度から3年度に処理が繰り越された不燃系搬入物の関係で、令和3年度の処理量が増加したことも、令和4年度が減少している要因となっております。
  次に、(2)でございます。売却額の増加は、多くの品目の売却単価が上昇したことに伴うものでございます。新聞や雑誌につきましては、発行部数の減少に起因する古紙流通量の減少が需要を引き上げたこと、アルミ缶や金属類につきましては、ウクライナ情勢等に関連した資源確保の動きが世界的に起こったこと、そしてペットボトルにつきましては昨年10月からボトルtoボトルによるリサイクルを開始したことを主な理由として、それぞれ単価が上昇したものと考えております。
  次に、2の(1)でございます。公益財団法人日本容器包装リサイクル協会へのペットボトルの昨年度の引渡し量は192.53トン、前年度と比較してプラス5.9トンでございました。また、リサイクル協会が実際したペットボトルの入札における本衛生組合の1トン当たりの税抜き落札単価は、令和4年度上期が6万5,082円、前年度同期比較でプラス4万1,522円、そして下期が12万円ちょうど、同じくプラス6万7,000円と大きく上昇いたしました。飲料メーカーをはじめとするペットボトルのリサイクルに伴う材料確保の影響を強く受けたものでございます。なお、今年度の落札単価は、その反動により上期が5万1,667円、下期が4万8,000円と、昨年度に比べて大きく下落しているところでございます。
  次に、(2)でございます。リサイクル協会から支払いを受けた有償入札拠出金を搬入量で除して得られる昨年度のペットボトルの1トン当たりの拠出金単価は8万1,465円と、久喜宮代及び菖蒲の売却単価を上回っております。また、久喜宮代と菖蒲のペットボトルの売却は、他の資源物とともに3清掃センター共通単価により契約を締結しております。昨年10月から、ペットボトルの一部を対象にボトルtoボトルによるリサイクルを開始したことから、売却単価が大きく上昇したものと考えております。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) おはようございます。猪股議員のご質疑のうち、歳入の3についてご答弁を申し上げます。
  まず、(1)でございます。令和4年度歳入決算に計上しております放射線測定費用賠償金につきましては、令和3年度中に放射性物質度測定業務に要した費用、また協議の結果、未払いであった過年度支出分について東京電力から請求したものでございます。
  お手元の議案質疑参考資料の1ページを御覧いただきたいと思います。放射線測定費用賠償金3センター合計で55万63円となった内訳でございます。前年度との比較でご説明を申し上げます。久喜宮代清掃センター分につきましては、放射性物質濃度測定業務に係る費用が5万8,139円の増、旅費、給与費が1万5,261円の減、合計7万3,400円の減でございます。菖蒲清掃センター分につきましては、放射性物質濃度測定業務に係る費用が1万9,699円の増、八甫清掃センターにつきましては放射性質濃度測定業務に係る費用が3,896円の増、3センター合計で4万9,805円の減となったものでございます。
  続きまして、(2)でございます。同じく議案質疑参考資料1ページでございます。久喜宮代清掃センターにつきましては、ごみ処理施設において発生した焼却灰やし尿処理施設において発生した脱水汚泥など計12検体について、放射性物質濃度測定業務を実施し、これに要した費用20万4,111円を、菖蒲清掃センターにつきましては計8検体を測定し、その費用14万2,899円、八甫清掃センターにつきましてはし尿処理施設から発生した汚泥焼却灰も含め、計12検体を測定して、その費用20万3,053円をそれぞれ賠償金として請求し、全額が支払い対象として認められ、それぞれ収入したところでございます。
  これまで放射性物質検査等の費用及び内訳につきましては、議案質疑参考資料の2ページから14ページを御覧いただきたいと存じます。平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故の発生以来、令和3年度末までの間に実施した放射性物質検査その他の費用を合計891万3,359円の全額を東京電力に対して請求をしております。内訳は、放射性物質検査で852万8,709円、検査機器の購入で33万3,375円、人件費関係で5万1,275円となっております。これに対しまして、放射性物質検査費用7万848円及び人件費関係の4万114円が現在のところ未払いという状況になってございます。
  続きまして、(3)でございます。議案質疑参考資料の2ページから14ページを御覧いただきたいと存じます。東京電力への放射性測定費用賠償金の請求に当たりましては、毎年度請求書と同時にこれまでの未払い分全額の支払いと、地域内住民の皆様への一層の安全、安心を確保する取組を行うことについて要望書を提出しているところです。令和4年度につきましても、本衛生組合の立場、請求内容をご説明申し上げ、支払いをお願いしたところでございます。東京電力からは、現在賠償金の支払い対象となっている検査費用につきましても、法令や政府指示の改正等により今後の支払いが困難となる場合があるとの説明があったところでございます。
  今後におきましても、引き続き東京電力と協議し、賠償金の請求はもとより、安全、安心を確保する取組を継続して行うことについても要望してまいりたいと考えてございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 細かく説明していただきました。
  大体説明は理解したのですけれども、2つ目です。ペットボトルの売却のところで、まず1つが、私これちゃんと書き切れなかったのかどうか、(1)で令和4年度上期が5万1,672円と言われたかな。ちょっと数字を確認お願いします。
  それから、(2)の答弁の中で、八甫の売却単価が8万1,465円と言われたかな。これが久喜宮代と菖蒲を上回っているというふうに言われたのですが、これはリサイクル協会に売却の有償入札拠出金の報酬の違いによってそれなりの違いが出てくるということなのか、これも確認になります。
  それから、久喜宮代と菖蒲、現在共通単価でやっているということなのですけれども、たしかボトルtoボトルでやっているのは菖蒲だけだと思うのですけれども、これが共通単価、ちょっと意味がよく分からなかったので、説明をお願いします。
  それから、今後も菖蒲についてボトルtoボトルをやっていくわけですから、その単価は高く維持されていくということで理解していいのかどうか。ちょっとごめんなさい。理解が間違っているかもしれませんが、説明をお願いします。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) おはようございます。猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、1点目でございます。リサイクル協会における当組合のペットボトルの引き渡した1トン当たりの税抜きの落札単価の確認ということにつきましてご答弁申し上げます。令和4年度の上期が6万5,082円、そして下期が12万円ちょうど。失礼しました。これはいずれも税抜きでございます。対して、本年度、令和5年度の上期が5万1,667円、下期が4万8,000円、こちらが容器包装リサイクル協会への落札単価となっております。
  続きまして、2点目でございます。久喜宮代清掃センター、そして菖蒲分のペットボトルの売却単価を八甫清掃センター内のペットボトルの売払いに係る収入を上回っている。こちらの理由につきましては、引渡しの方式による差が強く出ているものでございます。ご承知のとおり、久喜宮代及び菖蒲に関しましては独自ルートでペットボトルを売却する一方、八甫清掃センターにおきましては容器包装リサイクル法を通じた引取りを行っております。先ほどのご答弁ございましたとおり、昨年度下期の容器包装リサイクル協会の落札単価につきましては非常に高い単価となっております。これは、いわゆるボトルtoボトルの全国的な進捗に伴いまして、ペットボトルの争奪戦が起こったものと言われております。そこで、いわゆる思惑外によりまして昨年度下期の入札価格が非常に高い上昇を見せたと言われております。今年度の落札単価、先ほど申しましたとおり、5万円前後となっておりますことからも、そのように分析がされるところでございます。これに伴いまして、独自ルート、そして容器包装ルートに関する収入の差が生じたものと考えております。
  続きまして、3番目でございます。久喜宮代、そして菖蒲、こちらに関しましては先ほど私の答弁のとおり、独自ルートでいずれも売却をしております。しかしながら、それぞれの清掃センターの引渡し量、そして収入金額、こちらから算出しました単価につきましては、議員ご指摘のとおり、単価に差が生じているところでございます。こちらに関しましては、この売却単価が昨年度は前半の6か月が税抜きで2万円、そしてボトルtoボトルが始まった後半の6月が5万5,000円と、非常に前期と後期で差が生じております。上期、そして下期のペットボトルの引渡しの割合、比率によりまして、久喜宮代と菖蒲に差が生じたものと考えております。差が多い下期に多く引き渡しますと、同一の契約単価でありながら、下期に引き渡しますとその分単価が通年としては高くなる。久喜宮代に関しては、比較的安い上期に比較して菖蒲よりも多かったことから、通年を比較しますと、菖蒲と比較すれば単価は低くなる。このように理解をしております。
  4つ目でございます。今後のボトルtoボトルに関しましてですけれども、実際にこちらの契約に関しましては今後も同様な形でやっていきたいと考えております。ボトルtoボトルに関しての契約でございますが、こちらに関しては先ほどの前段者の答弁のとおり、ボトルtoボトルの経路に伴う処理、そして独自処理に関して、いずれにしましてもこれはペットボトルの売却した後の処理の経路の話になってまいります。私どもは、売り渡した時点での統一単価ということで、経路のいかんは取りあえず、統一単価にて契約しております。そういうことなので、経路ごとに単価は設定しておりません。これは、今現在売却をしております、特に紙類なんかでも複数の処理経路がございますが、単価は一本化して処理をすると、こちらと同じ考えによるところでございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 単純にお伺いします。ボトルtoボトルを今後増やして、久喜宮代センターの分をボトルtoボトルに回していくということはできないのでしょうか。
議長(丸山妙子君) 業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 猪股議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  こちらのボトルtoボトルの今後でございますが、実際にボトルtoボトルに関しましては水平リサイクルということで、限られた資源の有効活用という面に関しましては非常に有益な取組であると、組合は評価しているところでございます。そして、私どもを取り巻く状況といたしまして、容器包装リサイクルルートに伴います本年度下期の落札業者、こちらは実は今年度、組合議会の議員視察で見学をいたしました茨城県にございますボトルtoボトルによるペットボトルのリサイクルを行っている業者、こちらが容器包装リサイクル法の下期の落札業者となっております。そちらに引き渡しておりますので、私どもの意図したというか、あれですけれども、入札の結果ということでボトルtoボトルが大きなボリュームで実現をしている、拡大をしていると、そういった側面もございます。
  今後につきましては、ボトルtoボトルが今限られた業者の先進的なリサイクル手法ということで私ども認識しているのですが、今後需要の高まりとともに、さらに一般化していくのかなと考えております。ということで、それは日進月歩で進んでおりますので、こういった状況を見ながら、久喜市の協定に基づく私どもとしてのボトルtoボトルの拡大、こちらに関しましては私どもを取り巻く状況を見ながら、必要に応じた判断をしてまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第12号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第12号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) それでは、続きまして歳出について質疑をいたします。
  まず、1つ目、一般管理費、21ページです。周辺地区環境整備事業(八甫)の補助金使途内訳を一覧表でお願いします。
  2つ目、清掃総務費です。36ページ、清掃センター別多量排出事業所ごとの搬入量、21年度比の増減について一覧表でお願いします。昨年度の減量指導の成果や特徴などをどのように捉えているか、業種ごとの増減やそれぞれの増の原因についてどのように把握しているかについてもお願いします。
  3つ目、各多量排出事業所の減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量の比較増減がどうなっているか、それらの達成、未達成の分析と評価を明らかにしてください。
  4つ目、多量排出事業所に対する個別指導の経過と実績について、その成果をどのように捉えているか、お願いします。
  5つ目、久喜市役所本庁舎、各庁舎、それから総合支所、宮代町役場、学校給食センター、その他の公共機関、施設のごみ排出量についてどのように把握していますか。特に市役所本庁舎、新設の久喜市学校給食センターなど、公共機関でごみ排出量の多い施設の実態を明らかにしてください。22年度においてどのように減量指導をしてきて、どのような成果を上げたか、あるいは上げられなかったのか、お願いします。
  6番目、事業所への注意、指導、勧告、受入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果をお願いします。
  7つ目、光熱水費です。決算書33ページ、調書だと25ページになります。3センターの光熱水費のうち、電気料金の高騰が大変大きいです。基本料金、季節別料金、単価高騰の内訳を説明してください。
  (2)、3センターの電力購入契約はミツウロコグリーンエネルギー、八甫コミセンは出光グリーンパワーと契約していると思いますが、東電との通常契約と比べて電気料金削減効果を示してください。
  (3)、1年契約とのことでしたが、23年度の契約の経過を明らかにください。もう契約は済んでいると思うのです。それから、電力会社名、単価、22年度の比較を明らかにしてください。複数年契約はできないのかについてもお願いします。契約方法、入札あるいは見積もり合わせ、参加各社の提示金額と再生可能エネルギーの導入状況を一覧表で示してください。
  8つ目、減量推進事業です。生ごみ処理機購入補助です。過去5年間、各地区ごとのコンポスト、EM容器、業務用生ごみ処理機の地区ごとの普及状況、活用状況、処理実績の成果を一覧表で示してください。以前は、過去の累積を聞いていたのですけれども、大体5年ぐらいで寿命が来るだろうというふうに思いまして、5年間でお願いします。買い替えや更新、廃棄が進んでいると思われますけれども、この活用状況、特に5年以上過ぎたもの、どのように捉えていますか。
  次に、塵芥処理費です。9番目、ごみ総排出量、ごみ排出量原単位、家庭系ごみ総排出量、家庭系ごみ総排出量原単位、ごみと資源の内訳、1人1日当たりの焼却処理量、1人1日当たりの最終処分量、直近3年間の表を配付してください。久喜市と宮代町に分けた数値もお願いをします。
  10番目、塵芥処理費に係る各センターの業務委託費の業務ごとの委託先を一覧表で示してください。
  11番目、各3センターともごみ、資源の搬入量が2年続けて微減となっております。資源化量も久喜宮代、菖蒲が2年続けて微減、八甫が増から微減に転じています。この分析、評価を示してください。
  12番目、小型家電再資源化業務委託、小型家電リサイクルについてです。小型家電再資源化委託業務委託料が前年よりも大幅に減額となりました。その理由をお願いします。改修方法、処分方法が変更となったのでしょうか。衛生組合でのピックアップはもうやめているのでしょうか、お願いします。
  13番目、3センターの資源化、最終処分の状況、資源化、処分先、企業名、処分地、量、単価、委託料、前年度比較を一覧表で示してください。し尿汚泥の最終処分についても併せて示してください。前年度からの変更などがあれば説明をしてください。
  14番目、し尿処理費です。調書の48ページで、久喜宮代センター、し尿搬入状況、八甫センターでし尿搬入状況の表、久喜市分と宮代分に分けた表で示していただきたいと思います。
  それから、(2)、八甫センターのし尿汚泥焼却量は、前年の焼却量とどうなっているのか、今後全てリサイクルに回すことになるのですけれども、実際に焼却量と増減がどうなっているかについて数字を明らかにしてください。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 月安高広君登壇〕
八甫清掃センター所長(月安高広君) おはようございます。猪股議員ご質疑のうち、1についてご答弁申し上げます。
  お手元に配布いたしました議案質疑参考資料の15ページから16ページ、周辺地区環境整備事業(八甫)についてを御覧いただきたいと存じます。最初に、1の幸手関係地区住民環境衛生負担金でございます。幸手関係地区住民環境衛生負担金は上千塚、下千塚、円藤内、松石の4地区に各20万円、計80万円を交付いたしました。なお、補助金額は毎年定額でございます。
  続きまして、2の鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金でございますが、100万円を交付いたしました。この負担金につきましても毎年定額で交付しておりまして、使途はごみ分別啓発活動費やごみ集積所の不法投棄防止用防犯カメラなどでございます。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 続きまして、猪股議員のご質疑のうち、2から6及び8から11についてご答弁申し上げます。
  まず、2でございます。お手元に配布いたしました議案質疑参考資料の17ページから19ページ、令和4年度の多量排出事業者対前年度搬入実績比較一覧を御覧いただきたいと存じます。多量排出事業者における減量の成果といたしまして、前年度より搬入量が減少した事業者が41社、5トン以内の微増に抑えた事業者が24社、合わせて65社と多くの事業者において、ごみの減量へのご協力や心がけをいただいたと考えております。また、その特徴といたしまして、多量排出事業者数が91社から80社へと減少したことが挙げられます。コロナ禍における事業活動の縮小の影響を受けたものと考えております。
  続きまして、多量排出事業者の搬入量の業種ごとの増減及び増の原因でございます。初めに、資料17ページ、久喜宮代清掃センター管内でございます。搬入量が増加した業種は、社会保険・社会福祉・介護事業、医療業、宿泊・飲食サービス業、製造業、そして教育・学習支援業の5業種であり、その他の3業種は減少しております。そして、増加した5業種のうち、前年度と比較して5トン以上増加した事業者に対し、その理由を伺っております。
  まず、社会保険・社会福祉・介護事業の10番目及び11番目の事業者は、入居者の増加及び新型コロナウイルス感染症対策のために使い捨て用品が増加した。そして、医療業の3番目及び4番目の事業者は、職員の増員及び感染症対策のために使い捨て用品が増加したとのことでございます。
  また、宿泊業・飲食サービス業の7番目の事業者は、年度途中の搬入から年間を通じて搬入を行ったことにより比較して増加したとのことであり、教育・学習支援業の2番目の事業者は、コロナ禍を経て教育活動が通常に戻り、学校行事が増加したとのことでございます。
  続いて、資料18ページ、菖蒲清掃センター管内でございます。搬入量が増加した業種は、社会保険・社会福祉・介護事業と宿泊・飲食サービス業の2業種であり、その他の2業種は減少しております。そして、増となった2業種のうち、前年度と比較して5トン以上増加した社会保険・社会福祉・介護事業の3番目の事業者は、入居者の高齢化に伴い紙おむつ等の使用料が増加した。また、宿泊業・飲食サービス業の2番目の事業者は、コロナ禍を経て来客が増加したとのことでございます。
  続いて、資料19ページ、八甫清掃センター管内でございます。搬入量が増加した業種は、社会保険・社会福祉・介護事業と宿泊・飲食サービス業の2業種であり、その他の5業種は減少しております。そして、増となった2業種のうち、前年度と比較して5トン以上増加した社会保険・社会福祉・介護事業の8番目の事業者は、感染症対策のために使い捨て用品が増加したとのことでございます。
  次に、3でございます。多量排出事業者における減量計画目標値の合計は4,822トン、対して実際の搬入量の合計は4,686トンと、目標値を136トン、2.8%下回って達成しております。また、事業者ごとの達成状況といたしましては、お手元の資料20ページから22ページの表中、一番右の欄に達成であれば丸印、未達成であればバツ印をそれぞれ記載しておりますが、全80社中34社が達成しております。
  そして、その分析でございますが、事業者の規模よりも、業種により傾向に差があると捉えております。卸売業、小売業の計画達成率が61.5%と高い一方、社会保険・社会福祉・介護事業は低く、27.3%でございました。入居者の増加や感染症対策による使い捨て用品の増加等が背景にございますことから、やむを得ない事情があるものと考えております。
  また、全体的な評価でございますが、減量計画を達成できた34社、そして減量計画は達成できませんでしたものの、搬出量が減少または5トン以下の微増でございました32社、合わせて66社、83%と、多くの事業者においてごみ減量へのご協力や心がけをいただいたと考えております。
  次に、4でございます。令和4年度に多量排出事業者に対する個別指導を行った案件はございませんでしたが、平均月間搬入量が20トンを超える2つの事業所に職員が伺い、ごみの保管場所及び保管方法等が良好な状態であることを確認するとともに、ごみ減量への一層のご協力を依頼したものでございます。
  次に、5でございます。公共施設のうち、総合文化会館や体育館等、指定管理者制度を導入している場合や、給食センターにおける調理委託により民間事業者からごみが発生する場合は、清掃センターへの直接搬入によりごみの排出量を把握しております。また、それ以外の公共施設につきましては、行政収集の一環として本衛生組合が対応しておりますが、久喜市役所本庁舎及び各総合支所、そして宮代町役場に対しましてはそれぞれごみの計量を依頼し、月締めでその結果を報告していただくことで、排出量を把握しております。また、これらの公共施設のうち、久喜市立学校給食センターの排出量は157.0トン、宮代町立学校給食センターは22.9トンでありましたことから、多量排出事業者として減量計画書の提出を求める等の取扱いを行っているものでございます。
  そして、公共施設に対するごみの減量の指導といたしまして、小中学校を含めた管内88の施設に対してごみの減量に努めていただくよう通知するとともに、埼玉県が作成した事業系ごみ削減キャンペーン用のリーフレットを送付いたしました。その結果、前年度比較で久喜市役所は全体でマイナス1.38トン、宮代町役場はマイナス0.14トン、そして宮代町立学校給食センターはマイナス0.29トンと、搬入量が減少しておりますことから、一定の成果が表れているものと認識しております。
  次に、6でございます。久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第6条の規定に基づき、久喜地区の1事業者に対し直接搬入したごみの適正な分別に関する指導を行ったものでございます。その結果、状況が改善されたことを確認しております。また、条例第13条に基づく改善勧告及び第14条に基づく受入れ拒否はございませんでした。
  次に、8でございます。生ごみ処理容器等購入費補助制度の補助基数等の地区ごとの状況につきまして、お手元の資料26ページのとおりでございます。そして、家庭系処理機の活用状況につきましては、補助対象者に対する買い替えや廃棄等の追跡調査は行っていないことから把握はしておりませんが、以前補助対象者に対して実施したアンケートによりますと、8割以上の方が実際使ってみて満足しているとの回答でございましたことから、現在ご利用されている方々も積極的にご活用いただいているものと考えております。
  また、業務用処理機につきましては、導入事業者に対し補助金の交付決定から6年間にわたって実績報告書を提出いただくことにより、処理機の活用状況を把握しております。そのうち2業者は、処理機の買い替えを行っておりますことから、長きにわたり生ごみの減量化に取り組んでいただいているものと考えております。
  次に、9でございます。ごみ総排出量等の直近3年間の本衛生組合全体と久喜市、宮代町の実績につきましては、お手元の資料27ページのとおりでございます。
  次に、10でございます。塵芥処理費に係る各センターの業務ごとの委託先につきましては、お手元の資料28ページから30ページのとおりでございます。
  次に、11でございます。令和4年度の搬入量の減少は、令和2年度のコロナ禍における巣籠もり需要や断捨離による搬入量の増加に対する反動が続いているものと考えております。加えてSDGsの意識の高まり、容器の軽量化や容器包装の簡素化、新聞や雑誌の発行部数の減少、フリマアプリの普及等も背景にあると分析しております。この搬入量の減少は、環境負荷の低減につながるものと評価しております。また、資源化量の減少につきましても、同様の理由による資源の搬入量の減少が大きく影響しているものと考えております。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員のご質疑のうち、歳出の7についてご答弁を申し上げます。
  (1)でございます。各年度の電気料金につきまして、電気料金の積算に必要な単価等につきまして資料を作成いたしましたので、お手元の議案質疑参考資料の23ページ、電気料金単価比較表を御覧いただきたいと存じます。まず、1の電気受給契約単価でございます。基本料金につきましては、平成30年4月1日は1キロワットアワー当たり550円のところ、令和5年4月1日は2,570円で2,020円の増、約4.7倍となってございます。従量料金のうち夏季、夏でございますが、平成30年4月1日は1キロワットアワー当たり17円5銭のところ、令和5年4月1日は26円77銭で9円72銭の増、約1.6倍、その他季につきましては平成30年4月1日は1キロワットアワー当たり15円92銭のところ、令和5年4月1日は25円3銭で、9円11銭の増、約1.6倍となってございます。
  次に、2の燃料調整費でございます。燃料調整費は、原油や液化天然ガスなど発電燃料の価格変動を電気料金に迅速に反映させるため、その変動に応じて電気料金を調整するものでございます。燃料調整費は、単価に電気使用量を乗じて積算しますので、表中の数字の表記がマイナスの場合、電気料金単価が安くなるものでございます。燃料調整費の各年の推移につきましては、平成30年4月は1キロワットアワー当たりマイナス2円46銭のところ、令和5年4月はプラス90銭と、3円36銭の増となってございます。なお、表中の最大値は、平成4年10月のプラス7円80銭、最小値は令和3年4月のマイナス4円17銭、その差は11円97銭となってございます。
  次に、3の再生可能エネルギー発電促進賦課金でございます。再生エネルギー賦課金は、再生可能エネルギーの普及拡大を目指し、再生可能エネルギーの固定価格買取りに要する費用を電気の利用者が負担するもので、単価に電気使用量を乗じて積算するものでございます。再生エネルギー賦課金の各年の推移につきましては、平成30年5月が1キロワットアワー当たり2円90銭、令和5年5月が1円40銭で、1円50銭の減でございます。
  なお、表中の最大値は、令和4年5月の3円45銭で、最小値との差は2円5銭となってございます。単純比較のため従量料金単価、燃料調整費、再生エネルギー賦課金を合計し比較いたしますと、平成30年4月は基本料金が550円、従量料金単価は15円92銭、令和5年4月は基本料金単価が2,570円、従量料金単価は25円3銭、基本料金単価は4.7倍、従量料金単価は約1.6倍となっているところでございます。
  続きまして、ご質疑の(2)でございます。令和4年度の電気料金削減効果につきましては、お手元の議案質疑参考資料の24ページを御覧いただきたいと存じます。令和4年度につきましては、東京電力の場合の電気料金を上回り、合計で8,078万円の増となったところでございます。
  次に、(3)でございます。初めに、各清掃センターでございます。契約相手方は、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社、契約期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日までの1年間で、久喜宮代、菖蒲、八甫清掃センターの3センター一括で契約を締結しております。税込みの基本単価は、基本料金単価が1キロワット当たり2,570円、従量料金単価は夏季が1キロワットアワー当たり26円77銭、その他季が1キロワットアワー当たり25円3銭でございます。
  令和4年度との比較でございます。令和4年度は、電気料金の高騰を受け、当初契約のほか、6月以降適用の変更契約がございます。まず、当初契約、令和4年4月との比較でございます。基本料金単価が1キロワット当たり1,140円の増、従量料金単価は夏季が1キロワットアワー当たり9円90銭の増、その他季が1キロワットアワー当たり9円27銭の増でございます。
  次に、変更契約後の単価、令和4年6月との比較でございます。基本料金単価は同額、従量料金単価は夏季、その他季ともに1キロワットアワー当たり46銭の増でございます。令和5年度の電力購入契約の契約者決定に当たりましては、7者による見積もり合わせを実施したところでございます。
  次に、八甫コミュニティセンターでございます。契約相手方は、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社、契約期間は令和5年4月16日から令和6年4月15日までの1年間でございます。税込みの契約単価は、従量電灯の基本料金単価が1キロボルトアンペア当たり286円、従量料金単価は電気使用量が120キロワットアワーまでが1キロワットアワー当たり19円78銭、電気使用量が120キロワットアワーを超え300キロワットアワーまでが1キロワットアワー当たり26円38銭、電気使用量が300キロワットアワー超過が1キロワットアワー当たり30円47銭でございます。低圧電力の基本料金単価が1キロワット当たり1,065円90銭、従量料金単価は夏季で1キロワットアワー当たり17円28銭、その他季共通で1キロワットアワー当たり15円71銭でございます。令和4年度と比較いたしますと、従量電灯の基本料金単価が1キロボルトアンペア当たり121円の増、重量別の使用料金単価は第1段階が1キロワットアワー当たり6円52銭の減、第2段階が1キロワットアワー当たりゼロ円8銭の増、第3段階が1キロワットアワー当たり4円17銭の増、低圧電力の基本料金単価が1キロワット当たり311円90銭の増、従量料金単価は夏季が3円32銭の減、その他が1キロワットアワー当たり4円89銭の減となっております。令和5年度の電力購入契約に当たりましては、2者による見積もり合わせを実施したところでございます。
  次に、電気需給契約の複数年契約についてでございます。過去におきましては、複数年契約を締結しておりましたが、電気料金が上昇してきたことから単年契約と複数年契約で経済比較いたしましたところ、単年契約のほうが安価であったことから、現在単年度契約としているところでございます。今後来年度の設計、見積もり合わせを行い、電気需給業者を決定してまいりますが、単年契約か、複数契約か、いずれにしても有利な形で決定してまいりたいと考えております。
  令和5年度の契約単価、前年比較などにつきましては、お手元の議案質疑参考資料の23ページ、見積もり合わせ参加事業者の提示金額及び再生エネルギー導入比率につきましては、同じく25ページを御覧いただきたいと存じます。
議長(丸山妙子君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) おはようございます。猪股議員のご質疑のうち、12、13、14についてご答弁申し上げます。
  初めに、12でございます。小型家電再資源化業務委託料が前年度から減少した理由は、委託業者の変更に伴い、処理費用の算定方法が変更となったことによるものでございます。具体的には、これまで取引重量1トン当たり55万円でございましたが、令和4年度は取引に要した車両台数1台当たり7万1,500円に変更したものでございます。搬出実績は、久喜宮代清掃センターが1台、菖蒲清掃センターと八甫清掃センターが同日搬出により1台、計2台でございました。この実績に単価1台当たり7万1,500円を乗じて、久喜宮代清掃センターの委託料が7万1,500円、菖蒲清掃センターと八甫清掃センターがおのおの3万5,750円となったものでございます。なお、回収方法や処分方法等については、令和3年度から変更はございませんでした。
  次に、13でございます。お手元の議案質疑参考資料31ページから33ページのとおりでございます。ご確認をお願いいたします。なお、前年度からの変更点として、小型家電再資源化業務委託の受託業者が永和鉄鋼株式会社に変更となってございます。
  次に、14でございます。(1)でございます。お手元の議案質疑参考資料34ページのとおりでございます。ご確認をお願いいたします。
  次に、(2)でございます。令和4年度の八甫清掃センターし尿処理施設のし尿汚泥焼却量は193.48トン、令和3年度の焼却量が191.52トンでございまして、前年度比プラス1.96トン、1.02%の増となってございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) まず、多量排出事業所の中、特に行政関係でお伺いしておきたいのですけれども、給食センターですが、久喜の学校給食センター、宮代の学校給食センターが多量排出事業者に該当するということで確認してよろしいでしょうか。
  それで、これは行政関係だから言ってもらってもいいと思うのですが、17ページの中のどれが給食センターに当たるのか、教えてもらえるかどうか。
  宮代の給食センターはマイナスの0.29トン、久喜の給食センターはどうなったのでしょうか、お願いします。特に久喜のほうでは、残菜の堆肥化も提案はしているのですけれども、そうした話合いはこちらでやっているかどうか。前にも予算のときにも言いましたけれども、いかがか、お願いをいたします。
  それから、各多量排出事業者に対する指導については大変細かくやられていて、実情も把握されているようなので、ぜひそれは続けていただきたいということを要望しておきます。ただ、コロナ禍からの回復で、むしろこれまで抑制されていた排出量が大幅に増えてくるということが想定をされるわけですが、それについてはどのように、見込みのことで、今ここであまり詳しくしゃべれないと思いますけれども、どのように見込んでいらっしゃるかについても聞かせていただきたい。
  それから、小型家電についてなのですけれども、委託方式が変わったということで、これまでよりも大幅に委託量が削減をされた。そのこと自体は大変いいことだとは思うのですけれども、ちょっと減り方が大き過ぎるので、それで事業者さんのほうがよくオーケーしたなと。これは要請をして、交渉の結果、そうなったのでしょうか。それとも、事業者のほうで小型家電について経費がそれだけ少なくなったということを意味しているのか。何でこんなに大幅に減らすことができたのか、理解できないのです。例えばゲートとかで無償での引取りが、もう一つ、幾つかの業者が始めたようですから、そういった無償のほうが拡大しているということも影響しているのかどうか。ここについても事情を教えてもらえますでしょうか。把握していればお願いします。
  それだけお願いします。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  私からは、公共施設のごみ排出に係る2点をご答弁申し上げます。まず、1点目でございます。給食センターでございます。こちらに関しては、ご質問のとおり、久喜市立学校給食センター、そして宮代町立の学校給食センターの両センターが多量排出事業所となっているところでございます。ちなみにお配りいたしております議案質疑参考資料17ページ、令和4年度業種別の施策一覧、こちらの表中の該当でございますが、久喜市立学校給食センターにつきましては表の中段、宿泊業、飲食サービス業、こちらの7番目に該当いたします。ちなみに令和4年度は157トンでございます。また、宮代町立学校給食センターにつきましては、同じく宿泊業、飲食サービス業の上から2番目、令和4年度の排出量は22.90トン、こちらでございます。
  続きまして、給食におけます残菜の処理の話合い、働きかけでございます。私どもといたしましては、給食センターの供用開始に先立ち、以前から教育委員会、そして給食センターの運営受託者とごみの処理につきましていろいろ私どもからご提案等は、業務用の処理機の導入につきましては様々な機を捉えてご案内等、それから働きかけというのは行っておりましたものでございます。ただ、こちらの学校給食センターにおけますそういった残菜の処理につきましては、久喜市におきまして総合的に判断していただくものと認識をしております。今後でございますが、多量排出の事業者の通知等に併せまして、従前の業務用処理機の導入につきましての働きかけを続けてまいります。加えまして、久喜市及び運営受託者から処理機、そして食品リサイクルに係る情報提供等ございましたら、組合の持っている情報の提供に努めてまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 猪股議員のご質疑のうち、多量排出事業者においてコロナ禍からの回復からごみの量が増えてくる、その想定はというご質疑だったかと思います。そちらにつきましては、議員ご指摘のとおり、やはりコロナ禍において抑えられていたものがだんだん増えてくるというものは想定しております。具体的に令和5年度、まだ半期ですので、具体的な数値というのは、すみません、手元にはないのですけれども、やはりこちらの搬入量の業種でいきますと、卸売業、小売業などにつきましてはコロナ禍で抑えられていたものが、消費のほうが拡大傾向にありまして、その拡大傾向は引き続き卸売業や小売業のごみの増加につながっていくものではないかとは考えております。そこにつきまして想定いたしておりますので、早めの減量指導というところで対応していきたいと考えております。
  以上です。
13番(猪股和雄君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員再質疑のうち、小型家電再商品化業務委託の関係についてご答弁申し上げます。
  令和4年度に契約いたしました永和鉄鋼株式会社は、新たに令和3年度中に国の認定事業者に登録された事業者でございます。令和4年度に永和鉄鋼株式会社から当組合に小型家電の引取りについて照会があり、前年度と同じ搬出条件で見積もりを徴しましたところ、引渡し重量にかかわらず取引に要した車両台数1台当たり7万1,500円という、令和3年度の受託業者よりも著しく有利な条件を提示したため、契約を締結したものでございます。なお、同業者は、本年9月にも令和4年度と同単価にて小型家電の引取りを行ってございます。委託単価は、適正に算出されたものであると認識しております。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、泉議員、お願いします。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 議席番号6番、泉伸一郎でございます。通告に従いまして質問させていただきます。
  令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計決算、歳出について質問させていただきます。1、決算書、ページ23、新型コロナウイルス感染症対策事業(久喜宮代)、需用費、消耗品費、備品購入費、空気清浄機について詳細を伺います。
  2、決算書、ページ23、庁舎等管理事業(久喜宮代)、修繕料について詳細を伺います。
  3、決算書、ページ45、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)、ごみ焼却施設機器修繕工事と粗大ごみ処理施設機器修繕工事について詳細を伺います。
  4、財産に関する調書、ページ58、物品、塵芥収集車及び貨物自動車の減について詳細を伺います。
  以上、よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 泉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員のご質疑のうち、1と2について順次ご答弁を申し上げます。
  初めに、1でございます。本衛生組合におきましては、業務継続性を維持するため、各種の新型コロナウイルス感染症対策の取組を進めてきたところでございます。令和4年度につきましては、需用費の消耗品として抗原検査キット24個、3万4,795円、アクリルパーティション7枚、2万5,410円、サージカルマスクや消毒液など備蓄用消耗品一式5万9,964円を購入したところでございます。また、備品購入費といたしまして、サーキュレーター3台、9,834円、空気清浄機8台、26万4,000円を購入したところでございます。この空気清浄機につきましては、職場におけるクラスター発生防止を目的といたしまして、事務職員の常駐する事務室、技能労務職員が常駐する粗大ごみ処理施設の中央操作室、小学生の社会科見学に使用する会議室などで使用しているところでございます。
  次に、2でございます。久喜宮代清掃センターにおける修繕料につきましては、会議室ドアクローザー修繕1件、4万4,000円、埋設給湯管漏水修繕2件、22万4,400円、外灯修繕1件、1万5,950円、浴室修繕1件、954円、事務所等階段手すり修繕1件、72万6,000円、門扉修繕1件、5万6,100円、合計7件で106万7,404円でございます。
議長(丸山妙子君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員ご質疑のうち3についてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事の主な内容につきましては、前受入れ供給設備修繕、燃焼設備修繕、燃焼ガス冷却設備修繕、排ガス処理設備修繕、通風設備修繕、灰出し設備修繕、学校修繕等を実施しております。工期は、令和4年5月17日から令和5年3月24日、施工業者は三機化工建設株式会社でございます。
  次に、粗大ごみ処理施設機器修繕工事の主な内容につきましては、受入れ供給設備修繕、破砕機修繕及び破砕機ハンマー交換・カッター反転、高圧電動機修繕、一次磁選機修繕、アルミ選別機修繕、貯留設備修繕、集じん設備修繕、搬送コンベア修繕、シュート・ダクト部摩耗部修繕を実施しております。工期は、令和4年8月25日から令和5年3月24日、施工業者は川崎重工業株式会社と破砕機ハンマー交換・カッター反転が株式会社SKKでございます。
  なお、これらの修繕工事は、各施設を適切に維持するために長期整備計画に基づき実施したものでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 泉議員のご質疑のうち、4についてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターにおける塵芥収集事業につきまして、直営職員数の減少に伴い、連盟委託に切り替えましたことから、燃やせるごみの収集に使用しておりました塵芥収集車1台と粗大ごみの収集に使用しておりました貨物自動車1台、計2台を売却したものでございます。なお、売却額につきましては、成果調書13ページのとおりでございます。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。
  まず、1番目です。細かく説明していただきましたので、分かりました。この空気清浄機なのですけれども、久喜宮代には載っているのですが、菖蒲、八甫に関しましては載っていないということで、こちらのほうは菖蒲、八甫で購入されていない理由を伺います。
  それから、2番目、これはよく分かりました。
  3番目です。ごみ焼却施設と工事ということになるのですけれども、これは先ほどの説明ですと、ほとんど定期修繕という形になっているようにお聞きしたのですけれども、事故とか、また故障や損傷、こういったものの修繕はなかったのかどうか。また、そういうものがもしあった場合には、発生する割合が増加しているのかどうかということもお伺いいたします。
  4点目なのですが、2台ということで、これに関しましては職員の減少ということだったのですが、故障とかそういったもので処分したというわけではなくて、売却もして減っているということでよろしいということです。この台数なのですけれども、例えば3年度におきましては塵芥収集車が3台、それから貨物自動車が1台、あとショベルローダーが2台、やっぱり減少していたのです。合計しますと、令和2年度から比べると8台も減っているのですけれども、これは運搬作業などに関して差し障りがないのかどうかをお伺いいたします。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 泉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再質疑に対してご答弁を申し上げます。
  私からは、1の新型コロナウイルスの空気清浄機の関係でございます。まず、空気清浄機、久喜宮代清掃センターで計上させていただいたところでございますが、使用頻度、例えば社会科見学である、例えば研究会、またいろいろな市、町の会議の多くがこの久喜宮代の清掃センターを使うものですから、まずはここに置いてございます。ただ、例えば菖蒲清掃センター、八甫清掃センターで会議がある。人数等を勘案すると空気清浄機が必要であろうというときには、同時にやることは大体ございませんので、大体こちらから持っていったり、そういった形で機器を運用しているところでございます。
議長(丸山妙子君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員の再質疑のうち、施設の修繕の関係についてご答弁申し上げます。
  泉議員からご質疑のありました修繕工事ですが、こちらにつきましては議員ご指摘のとおり、定期修繕工事の内容となってございます。それ以外に突発的に修繕が必要なものが発生しました場合、まず久喜宮代清掃センターの焼却施設につきましては、突発修繕の費用というのは委託業務のほうにございますごみ処理施設運転管理業務委託、こちらのほうに含まれてございます。3年間の概算でこちらのほう、突発修繕費というものを委託業者のほうが持っておりまして、機器の点検の中で修繕が必要となりましたところにつきましては、業者からこちらのほうに報告がございまして、修理の指示を出しまして、委託業者のほうで修理を行っていると、そのような形となってございます。
  次に、粗大ごみ処理施設につきましては、こちらのほうは直営で運営をしております。こちらのほうで修繕が必要になったときには、こちら決算書の43ページにございますごみ処理施設管理運営費、10の需用費のところにございます修繕料、こちらで修繕のほうを行ってございます。現在のところ焼却施設、粗大ごみ処理施設につきましても運転を停止せずに、搬入された廃棄物のほうは全て順調に処理がされてございます。こちらのほう、定期修繕工事で適切な修繕のほうを行いまして、突発修繕のほうもそれほど多くはないというような形で認識してございます。
議長(丸山妙子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 泉議員の再質疑のうち、4の車両の売却の関係でご答弁申し上げます。
  車両の売却につきましては、答弁のとおり、直営職員数の減少に伴い、全面委託に令和4年度切り替えました。車両の維持につきましては、やはり重量税や車検などの維持費用、経費がかかりますことから、やはり必要最低限の車両を持つべきと考えております。そのため、令和3年度に引き続き、令和4年度につきまして売却のほうを行ったものでございます。それに伴い、収集のほうは全面委託しておりますので、実際のところ本衛生組合の直営のほうで収集運搬の作業というのはほぼないのですけれども、やはり取り残しやその他のイレギュラーな収集の際にはその作業がありますので、それに対応する運搬の車両を引き続き残し、それ以外のほうは売却ということにさせていただきました。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) ありがとうございました。それでは、2点ほど再々質問させていただきます。
  新型コロナウイルスなのですが、5類に移行されまして、皆さん結構緩んでいるということがあります。私の知り合いでも、やはり新型コロナウイルスに感染してしまった方が出たりしていまして、実際的にはまだ増加傾向にあるのではないかと思うのですが、そういう緩んでいる場合はごみなんかも出すときに油断してしまって、感染する可能性もあると思いますので、今後の感染症対策はどのように考えているのかということをお伺いいたします。
  それと、あと先ほどの3点目のほうなのですけれども、施設の老朽化の中で機能をできるだけ長く維持するために長期の修繕計画に基づいて工事が進められていると思います。ごみ処理施設と粗大ごみ処理施設の運用、新ごみ処理施設の完成まで維持しなくてはなりませんけれども、修繕工事、定期修繕、これにつきまして大体見てみますと、今回のごみ焼却のほうですと1億5,554万円で、これですと大体前年度に比べると2,760万円ほど安くなっております。粗大ごみのほうは、逆に5,068万8,000円ということで前年度には2,387万円でしたので、大体2,681万8,000円増加しているのです。こういう中で、よく合計を比べますと、例えば3年度は2億647万円でした。本年度が2億622万8,000円ということで、同じぐらいに設定されておりまして、よくできているなと私は感じたわけなのです。こういう形で定期修繕されているということなので、今後の計画は何年先まで立てられているのかということをお伺いいたします。
  以上、2点です。
議長(丸山妙子君) 泉議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
  私のほうからは、1の新型コロナウイルス感染症の関係でございます。議員ご質疑の中にありましたとおり、確かに本年5月、例えば定点観測になったので、総数というのはちょっとはかりかねるのですが、5月には埼玉県の報告数は新規感染者数1,150件に対しまして、8月半ば、8月14日の1週間でございますが、4,685件あったと。確かに最近で見ますと10月の16日でいいますと884まで減ってきているところですが、確かに今年度大きく増えている状況もあったところでございます。
  本衛生組合の取組でございますが、まず令和5年4月まで、こちらについては様々な取組を続けてございました。例えば時差通勤、フレックス勤務であったり、また予防接種時の職免の付与、また職場環境の改善としましてパーティション、もしくは咳エチケットの徹底といった様々な取組をしてございました。先ほど申し上げました最近の感染状況を見ると、いずれにしましても本衛生組合、例えばごみの収集、処理を行ってございますことから、日々業務を継続するということが第一目的になってございまして、そういった状況を考えますと、例えば必要な人事上の対策、職場環境の改善、そういったものは当然続けていかなくてはいけないかなと考えてございます。また、具体的には私ども内部の会議といたしまして、年5回、安全衛生会議という、労働安全法上の規定では対象外でございますが、そういったものを会議を開きまして、コロナに対する危険性、もしくは危険排除の取組について職員で共有化をして取り組んでまいりたいと考えてございます。
議長(丸山妙子君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  まず、工事費の増減でございますが、施設には毎年修繕整備を行わなければならない設備のほかに、耐用年数や使用頻度などの理由により数年に1回の修繕設備で足りる設備がございます。この数年に1回の修繕設備で足りる設備の修繕時期により、年度間で経費に増減が発生するものでございます。そして、長期整備計画でございますが、こちらにつきましては令和8年度まで計画のほうは策定しております。この長期整備計画につきましては、大幅な見直しを前回令和3年度に実施いたしましたが、人権や物件費が令和3年の時点から上昇していること、また本年度が長期継続契約を締結しております各施設の運転管理業務委託の更新のタイミングに当たりますことから、現在計画の修繕内容や経費について、各施設の現状や令和8年度末に予定される施設停止を踏まえつつ、見直しを進めているところでございます。
議長(丸山妙子君) 以上で泉議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩といたします。

    休憩 午前10時35分

    再開 午前10時50分

議長(丸山妙子君) では、再開します。
  引き続き、歳出に対する質疑をお受けします。
  大橋議員、お願いします。
                 〔3番 大橋きよみ君登壇〕
3番(大橋きよみ君) 議席番号3番、大橋きよみです。引き続き歳出に対しての質疑をいたします。
  1番、35ページ、清掃総務費、9、清掃業務運営事業、分別アプリ保守業務委託について、(1)、アプリのダウンロード数について伺います。
  (2)、前年比から増えた数を伺います。
  (3)、内容で改善されたもの、更新されたものを伺います。
  2番、39ページ、41ページ、43ページ、塵芥処理費、12、委託料の収集業務委託料に含まれるふれあい収集について、(1)、令和4年度ごみ処理施設3か所それぞれの申請数と実施数について伺います。
  (2)、アパートなど集合住宅にお住まいの方の対応について、令和4年度の取組について伺います。また、その利用者数を伺います。
  3番、45ページ、塵芥処理費、ごみ処理施設管理運営事業、先ほど久喜宮代のほうは答弁で分かりましたので、菖蒲のほうだけお願いいたします。ごみ処理施設機器修繕工事の内容について伺います。お願いいたします。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 大橋議員のご質疑のうち、1と2についてご答弁申し上げます。
  まず、1の(1)でございます。昨年度の分別アプリのダウンロード数は4,648件でございました。
  次に、(2)でございます。前年度と比較してプラス491件でございました。
  次に、(3)でございます。内容の大きな改善はございませんが、ごみの分別検索や粗大ごみ処理券販売店の更新を随時行うなど、常に最新の情報をお伝えするよう努めております。
  次に、2の(1)でございます。昨年度の状況といたしまして、久喜宮代清掃センターでは申請51件に対し実施が46件、菖蒲清掃センターでは申請8件に対し実施が7件、八甫清掃センターでは申請27件に対し実施が22件でございます。
  次に、(2)でございます。集合住宅の場合、ごみを廊下や通路等の供用部分に排出することから、集合住宅の管理者に承諾を得る等の取組を行ってまいりました。その結果、昨年度は新たに久喜宮代で1件、八甫で3件、合計4件の利用を開始しております。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) 大橋議員ご質疑のうち、3についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器修繕工事の主な内容につきましては、焼却施設の修繕として受入れ供給設備修繕、燃焼設備修繕、燃焼ガス冷却設備修繕、排ガス処理設備修繕、通風設備修繕、灰出し設備修繕、給排水設備修繕、排水処理設備修繕、電気計装設備修繕、コンプレッサー修繕を実施しております。粗大ごみ処理施設の修繕として、破砕圧縮設備修繕、乾燥設備修繕、集じん設備修繕、コンプレッサー修繕を実施しております。工期は、令和4年8月5日から令和5年3月24日、施工業者はJFEエンジニアリング株式会社でございます。
  なお、各センターのごみ処理施設機器修繕工事は、各施設を適切に維持するために長期整備計画に基づき実施したものでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔3番 大橋きよみ君登壇〕
3番(大橋きよみ君) 再質疑を行います。
  1番はよく分かりました。前年から増えた数が491件ということで、大変増えた数も多いかなというふうに思います。1つお聞きしたいのは、最新の情報をすぐに載せているというお話でしたけれども、これは簡単に載せられるのかということだけちょっとお聞きしておきたいと思います。
  あと、2なのですけれども、こちらの申請数をそれぞれ伺いました。実施件数が若干少なくなるということで、主な少なくなった理由を。51件中46件とか8件中7件、47件中22件というお話でしたけれども、少なくなった主な理由、以前も施設に入ったとか、そういうお話を聞きましたけれども、大きなまたほかの理由とかがあれば教えていただきたいと思います。
  あと、(2)番なのですけれども、アパートの対応してくださっていることは分かりましたが、申請数を教えてもらえますか。実施も教えていただきましたけれども、申請数がどれぐらいあったのかということを教えていただきたいと思います。
  ふれあい収集なのですけれども、やはり高齢化に対応することが今後も多くなると思うのですけれども、本当に大切な事業だと思います。声かけ等の見守り等を含めた事業を東京の北区などは進めているのですけれども、そういった声かけの検討とかということされたかどうか、伺います。
  あと、3番なのですけれども、菖蒲のほう、こちら定期修繕だというお話でしたけれども、突発の修繕が今回なかったのかどうかだけ教えていただければと思います。お願いいたします。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 大橋議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、分別アプリについてですが、こちらのほうは随時最新の情報を更新するということなのですけれども、職員のほうで随時更新ができますので、簡単に即応してできるものとなっております。例えばお知らせ版としまして、珪藻土の受入れの開始など、即時住民の方にお知らせしたいものにつきましては載せられるものとなっております。
  続きまして、ふれあい収集の関係です。こちらのほうにつきましては、申請数と実施数が、申請数があって実施数が申請分ない、少なくなった理由ということだったかと思うのですけれども、こちらのほうなのですけれども、実際の申請数、久喜宮代の5件の内訳につきましては、申請後の入院や死亡による取下げが3件、本人の意思による取下げ及び一時保留が2件ございました。また、菖蒲の1件につきましては、本人の意思による取下げでございました。そして、八甫の5件の内訳ですが、本人の意思による取下げが1件、認知症の進行による実施不能と判断したものが1件、現地調査によりごみ出し可能と判断したものが3件ございました。なお、実施しないとなった場合につきましても、申請者には状況が変わって、自力のごみの排出がまた困難になったときには、再度申請していただくようお願いし、ご理解をいただいております。
  続きまして、集合住宅の実施数はご答弁申し上げたとおりなのですが、申請数はということだったかと思うのですけれども、こちらのほうは同数になっております。申請数がそのまま実施数になりましたので、同数となっております。
  あと、ふれあい収集の見守りというところにつきましては、こちらのほうはやはり近隣の市町村でそういった同様の事業をやっておるということで、うちのほうもどうかという検討はあったものなのですけれども、やはり収集事業自体が令和6年度から事務移管となりますので、取りあえず見守りにつきましては現状のふれあい収集につきましては、それは特に対応はしなかったものでございますが、来年度以降につきましては事務移管先の久喜市及び宮代町のほうで検討していくものと考えております。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) 大橋議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターの各施設におけます突発修繕につきましては、委託料にございますごみ処理施設及び粗大ごみ処理施設運転管理業務委託の中に含まれてございます。令和4年度につきましても、こちらの突発修繕のほうは発生しております。主にどのような経緯でこのようなものが発生するかと申しますと、こちらのほうの運転管理業務委託の中で委託業者のほうが機器の点検等を行ってございます。そこのところで例を申しますと、例えば配管のところで液漏れが見えるですとか、機械のほうで異音がする。そういったところで、まず委託業者のほうが応急処置のほうを行います。応急処置のほうを行って、施設は運転しているのだけれども、行く行くはそちらのほうは修繕が必要になろうというような報告が私どものほうにございます。そちらのほうで修繕をすべきだと判断したときには、突発修繕をするようにというような指示を出していると、そのような経緯になってございます。
議長(丸山妙子君) 以上で大橋議員の質疑を打ち切ります。
  次に、杉野議員、お願いします。
                 〔10番 杉野 修君登壇〕
10番(杉野 修君) 10番、杉野でございます。引き続き決算認定について、歳出部分の質疑をいたします。
  通告どおりでございます。塵芥処理費、(1)、久喜市学校給食センターは、2022年度から年間稼働になりましたが、食品残渣減量化の取組状況がどのように変化をしてきたのか、どうであったのか、伺います。
  また、現在の1センター方式になる以前と比べて、残渣量の違いはどのようか、伺います。
  (2)、各清掃センターにおいて、粗大ごみにつきましては再生可能な品目等があったのだろうか。また、粗大ごみの再生、リユースに関して久喜市との協議は行ったのか、その内容を伺います。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 杉野議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 杉野議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、(1)でございます。久喜市立学校給食センターでは、食材の使い切りを考えた献立の工夫や残材の脱水により、減量化に努めていることを把握しております。加えて久喜市学校給食課から各学校に対し食べ残しを減らすなどの指導、啓発を依頼していると伺っております。また、久喜市が現在の1センター方式になる前は、給食残渣の処分を地域ごとに様々な方法により実施していました。その一部は、本衛生組合以外での処理を行っており、その処分量は把握していないことから、現在との比較はできないものでございます。
  次に、(2)でございます。本衛生組合に搬入される粗大ごみについて、再生可能かどうかの判断を行っておりませんことから、詳細は不明でございます。また、粗大ごみの収集業務及び処分業務は、令和6年度以降も引き続き本衛生組合が所管いたしますことから、粗大ごみの再生やリユースに関して、久喜市との協議は行っておりません。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  杉野議員。
                 〔10番 杉野 修君登壇〕
10番(杉野 修君) 給食センターの関係ですけれども、旧久喜のところで比較ができない部分があるということでした。つまり全農食品さんでしたか、個別にやっているところが今回は1センター、久喜市のセンター方式のほうに一括して入っているわけですけれども、そうしますと量的には参考資料の17ページの、先ほど猪股議員のときに示された17ページの真ん中より下の宿泊業、飲食サービス業のところで令和4年度15万7,000トン、増加分がプラスの5万8,470トン、この増えた分が旧久喜のところの量ということで理解していいのでしょうか。また、そのほかの鷲宮、菖蒲等の残渣の状況と、1センターになったときの比較というのはしているのでしょうか。つまり1センター方式になったことによる食品残渣の現状の取組ですとかがどのように変わったかということを視点でお伺いしているものですから、先ほどご答弁で食材の使い切りに向けた献立、それから残菜の脱水等のご答弁がありました。それで何割ぐらいの効果が導き出せているのか、お願いします。
  また、2点目の粗大ごみの関係ですが、これは引き続き久喜宮代衛生組合のほうでやっていくので、久喜市とは再生化、リサイクル等に向けては協議しないということでしたが、そうしますと再資源化、リサイクルという方針は当組合としては持っていないし、今後も全量破砕焼却という方針でいくのでしょうか。それだけお伺いします。
議長(丸山妙子君) 杉野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 杉野議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  私からは、給食センターの関連につきまして答弁をいたします。まず、1点目でございます。1センター方式の現行以前とのごみの比較量で増減に関してでございます。先ほどの再質疑、議員からご指摘いただいたこちらの資料17ページの宿泊業、飲食サービス業、こちらの7番目が久喜市立学校給食センターの排出量になるわけでございます。こちらの令和3年度との比較、58トン余りがいわゆる全農食品分に相当するのかとのご質疑であったと考えております。
  1センターに集約する前の給食残渣の処分でございますが、久喜地区に関しては杉野議員ご指摘のとおり、全農食品のほうで独自で処理をしておりました。こちらに関しては、組合では量は把握をしていない。そして、鷲宮地区に関しましては、給食センターからの排出量、それぞれ報告をいただいておりましたので、組合としては把握をしております。菖蒲地区の給食センターに関しましては、旧の給食センターから菖蒲清掃センターへ搬入をしておりましたので、実数を把握しております。そして、栗橋地区なのですが、一部自校方式が残っていた部分に関しましては、学校のごみということで給食の残滓はそれの一環ということで、公共収集、ごみの集積所への排出ということで処理をしておりましたので、清掃センターで処理はしておったのですが、その内訳としての給食の残渣の量というのは把握をしておらないところでございます。また、栗橋地区の一部学校につきましては、センター方式で市外の業者から調達をしてと、そういったお話も聞いております。そちらの量に関しましては、全農食品と同じく、業者による自己処理ということで処理をされていたと思いまして、それに係る処理量は把握をしていないところでございますので、こちらの表、17ページにございます58トン余りの増減が全農食品であるかと、この差につきましては必ずしもそれだけではないのだと、そのような答弁とさせていただきます。
  続きまして、2点目でございます。学校で取り組んでいただいております食べ残しを減らすといった促進、そして残菜の脱水、そして食材の食べ切りの献立の工夫等、様々な取組をしていただいておりますが、そちらの各施策に関してのごみの減少、その効果の数値等に関しましては、私どもとしては把握をしていないところでございます。
議長(丸山妙子君) 答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 杉野議員の再質疑のうち、粗大ごみのリユースに対する組合の考えはというご質疑があったかと思いますので、ご答弁申し上げます。
  現在当組合管内、そして周辺の市町村に多くのリサイクルストアがありまして、多くの方に利用されております。また、近年ではフリマアプリなどにより利用者同士が不要となった品物を直接やり取りすることが一般的になるなど、行政が関与せずとも様々な手段によりリユースされている現状があると考えております。当組合といたしましては、ホームページ等の広報によりリユースについての周知を行ってまいりたいと考えております。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けします。
  杉野議員。
                 〔10番 杉野 修君登壇〕
10番(杉野 修君) 給食のほうは、旧久喜のほうは、全農関係のほうはなかなか把握していないということ、比較ができない、難しいということでございましたが、例えば栗橋の場合、それから菖蒲、鷲宮の場合は比較できると思うのです。その辺の比較は精査をしていただきたいと思います。やはり多量排出者でありますので、減量をどう推進していくかということは大きな課題であることは変わらないと思いますので、その辺お願いします。
  また、粗大ごみの関係ですけれども、再資源化リサイクルという方法は、県でしていかれると思いますので、それはもう何でも破砕して燃やすということではなくて、使えるものは使うという方向できめ細やかな行政をぜひお願いしたいと思います。これは、行政の課題として整理していただきたいと思います。ご答弁結構です。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 以上で杉野議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第12号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第13号 令和5年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)についての質疑をお受けいたします。
  猪股議員、お願いします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 議案第13号、補正予算(第1号)について質疑いたします。
  まず、1つ目がページ数でいきますと歳出16ページ、17ページです。3センターの光熱水費で、これは久喜宮代センターがプラスの5%、菖蒲が6.1%増、八甫が4.7%増額となっています。一般的に電気料が上がっている、燃料費が上がっているということは言われていまして、積算根拠を説明してください。
  18ページ、19ページです。各センターの収集業務委託料が減額補正となっています。これは委託料ですから、委託業者のほうのお金が少なくなったということですけれども、その理由を説明してください。なぜかといいますと、各センター電気料金や設備料が燃料代の高騰で増額となってきている中で、委託業者の事業コストは減っているということで理解してよろしいのか。ほかに委託料金、処分量が減っている等考えられますけれども、その原因について説明してください。委託業者の事業に影響はないのかということです。
  3番目です。ごみ処理施設管理運営事業で19ページです。久喜宮代センターと八甫センターは増額となっているのですが、菖蒲のセンターはここに載っていないということは増額にはならないということなのか、説明してください。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員のご質疑のうち、(1)についてご答弁を申し上げます。
  補正予算(第1号)に計上いたしました清掃一般事務管理事業、久喜宮代、菖蒲、八甫の光熱水費につきましては、全て電気料金の増額でございます。令和5年度当初予算額に計上いたしました電気料金につきましては、令和4年度の契約額と同額で見積もったところでございますが、確定した契約額で再積算した上で、本年度前半の電気使用量の状況を見まして見積もったところでございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、夏季、夏でございます。7月から9月でございますが、従量料金がキロワットアワー当たり46銭の増、電気使用量が4万5,014キロワットアワーの増、またその他季、4月から6月、10月から3月につきましては従量料金がキロワットアワー当たり46銭の増、電気使用量が21万1,940キロワットアワーの増、合計830万8,000円の増額でございます。
  次に、菖蒲清掃センターでございますが、夏季につきまして従量料金がキロワットアワー当たり46銭増、電気使用量が2万2,507キロワットアワーの増、またその他季につきましては従量料金がキロワットアワー当たり46銭の増、電気使用量が10万5,970キロワットアワーの増、合計403万4,000円の増額でございます。
  次に、八甫清掃センターでございますが、夏季につきましては従量料金がキロワットアワー当たり46銭増、電気使用量が4万5,014キロワットアワーの増、またその他季につきましては従量料金がキロワットアワー当たり46銭の量、電気使用量が21万1,940キロワットアワーの増、合計842万8,000円の増額でございます。
議長(丸山妙子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 猪股議員のご質疑のうち、(2)についてご答弁申し上げます。
  3清掃センターにおいて単年度契約を締結しております収集業務委託料につきまして、本年度の契約額が確定いたしましたことから、その執行残額を減額したものでございます。そして、車両燃料費の動向でございますが、昨年1月から行われている石油元売り事業者に対する燃料価格の激変緩和措置について、先月から新しい制度の発動によりさらなる燃料価格の抑制が図られましたことから、今後の委託業務につきましても円滑に履行いただけるものと考えております。
議長(丸山妙子君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
施設課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員ご質疑のうち、(3)についてご答弁申し上げます。
  燃料費の補正額の算定に当たっては、前年度及び本年4月から7月までの燃料購入実績と燃料販売業者から聞き取りを行った燃料油価格激変緩和補助金終了後の価格上昇見込額により算定しております。菖蒲清掃センターでは、当初予算の算定において主な購入燃料であるA重油の年間購入量を36キロリットルで計上しておりました。補正予算時の算定においては、今年度の購入実績を反映し、年間購入量を30キロリットルに減じて見直しを行ったものでございます。この見直しに伴い、燃料油価格激変緩和補助金終了後の価格上昇を反映しても、当初予算でも対応が可能と判断したことから補正を行わなかったものでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 大体理解いたしました。
  ただ、ちょっともう一つ確認しておきたいのですけれども、各センターの業務委託料の減なのですが、燃料代の激変緩和措置によって燃料代の抑制が図られたということで説明がありました。そうすると、当初予算で計上したときよりも燃料代が安くて済んだというふうに考えていいのですか。業務委託の処分の量、回収量、搬入量、量が減ったということではないわけですね。そこら辺の説明をお願いします。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 野口智樹君登壇〕
業務課長補佐(野口智樹君) 猪股議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  清掃センターの収集の委託料につきまして、当初予算で設定いたしました石油単価があります。そちらの当初予算の燃料費と激変緩和措置を経て、現在の設定してある燃料費のほうがほぼ同額であると考えております。
  続きまして、量が減ったことにつきましてなのですが、収集業務委託につきましては量による単価とかの契約ではございませんので、総量でございますので、量が減った、収集量が減ったことについて委託料が減るということはございません。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第13号に対する質疑を打ち切ります。
  暫時休憩いたします。

    休憩 午前11時25分

    再開 午前11時25分

議長(丸山妙子君) では、再開いたします。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(丸山妙子君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第12号は討論の通告がありませんでしたので、直ちに採決に入ります。
  議案第12号 令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  議案第13号についても討論がないということでよろしいでしょうか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 議案第13号は討論の通告がありませんでしたので、直ちに採決に入ります。
  議案第13号 令和5年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決といたしました。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
議長(丸山妙子君) 以上をもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なご審議をいただき、誠にありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
議長(丸山妙子君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案いたしました議案第12号及び議案第13号につきまして、議員の皆様には慎重にご審議の上、ご議決を賜り、誠にありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては十分検討して、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えています。今後とも議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼の挨拶といたします。大変ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(丸山妙子君) これをもちまして、令和5年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午前11時31分