○提出議案処理結果一覧表
議案番号 件         名 上程年月日 議決年月日 議決状況
議案第 1 号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)について 3・3・2 3・3・23 原案可決
議案第 2 号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について 原案可決
議案第 3 号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について 同  意
議案第 4 号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について 同  意
議案第 5 号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について 同  意
○組合に対する質問
発言番号 議席番号 氏   名 質   問   の   要   旨
斉 藤 広 子 1 家庭系ごみの直接搬入について
 (1) 久喜宮代衛生組合では、毎週火曜から金曜日、月に一回
  日曜日に家庭系ごみの直接搬入を受け付けているが、搬入
  した方から、行き先や流れが解りにくいとの要望がある。
  もっと解りやすいフローチャート的な案内図を示すべきと
  思うが如何か。
 (2) 持ち込みごみの計量や料金の支払いなど、事業所の方は、
  慣れているが、はじめて利用する市民もいる。路面標示な
  どで解りやすく出来ないか伺う。
 (3) 久喜宮代衛生組合のHPには、家庭系ごみの直接搬入に
  は、時間帯と値段の表示のみであるが、家庭系のごみの搬
  入の流れを表示すると、イメージもつくと思うが如何か。
2 ごみ行政にピクトグラムの活用
  ピクトグラムとは、何らかの情報や注意を示すために表示
 される視覚記号(サイン)です。
 (1) 生ごみの約80%は水分であり、排出時の水切りは、ご
  みの減量だけではなく、環境負荷の低減にもつながります。
  そこで、松山市では、廃棄物の発生抑制(リデュース)に
  対する市民の関心を高めることを目的として、生ごみ水切
  り啓発の「ピクトグラム」のコンテストを行い、分かりや
  すく印象的なデザインを使用した啓発活動を行っていま
  す。久喜宮代衛生組合でもピクトグラムを募集し誰でも解
  るピクトグラムを活用すべきと思うが如何か。
 (2) 環境省は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会
  で発生する廃棄物を効果的、効率的かつ持続可能性に配慮
  した方法で処理することを目指しています。久喜宮代衛生
  組合でも、ごみ分別区分の考え方、分かりやすいごみ分別
  にピクトグラムを活用する事により、外国人、障がい者、
  高齢者などに配慮した取り組みを行っていくべきと思うが
  如何か。
浅 倉 孝 郎 1 3者協議について
  久喜市、宮代町、久喜宮代衛生組合で行っている3者協議
 について質問します。
 (1) どれくらいの頻度で協議をしているのか。
 (2) これまでどのような話し合いをしてきたのか。現在、ど
  のような話し合いをしているのか。また、今後、どのよう
  なことを決めていくのか、合意形成はどのように図ってい
  くのか。
 (3) 3者間ですでに決まったことはあるのか。
2 コロナ禍におけるごみ処理について
 (1) 昨年の9月以降、例年と比べ、ごみの排出量はどうだっ
  たのか。どのようなごみが増えたのか、また減ったごみは
  あるのか。
 (2) 昨年の9月以降、増えたごみに対し、現在、どう対応し
  ているのか。また、今回の緊急事態宣言によってごみの排
  出量の増加が予想されるが、ごみの排出量が増大した場合、
  どう対応していくのか。
 (3) 昨年の9月以降、ごみ処理コストに変化はあるのか。
 (4) 菖蒲清掃センターに勤務する職員が、新型コロナウイル
  ス感染症に感染したということだが、その後、どうなった
  のか。現在、感染防止策をどのように行っているのか。ま
  た感染者が出た場合、どのような対応をしていくのか。
 (5) 委託をしている事業者に対し、コロナ対策などを要請し
  ているのか。
 (6) ワクチンの接種が始まると、注射針、ワクチンのビンな
  ど、大量の医療廃棄物が発生するが、組合として処理に関
  して指導、助言などをしていくのか。また、何らかの協力
  をしていくのか。
 (7) コロナ禍における、家庭でのごみの排出抑制の仕方を新
  たに普及、啓発すべきだと考えるが、いかがか。
3 今後のプラスチック資源循環施策のあり方について
  令和3年1月28日、中央環境審議会循環型社会部会プラ
 スチック資源循環小委員会、産業構造審議会産業技術環境分
 科会廃棄物・リサイクル小委員会、プラスチック資源循環戦
 略ワーキンググループ合同会議において、「今後のプラスチッ
 ク資源循環施策のあり方について(案)」が示されました。そ
 の中で家庭から排出されるプラスチック資源の回収・リサイ
 クルについて以下のような、あり方を示しました。
 〈家庭から排出されるプラスチック資源の回収・リサイクル〉
  家庭から排出されるプラスチック製容器包装・製品は、市
 町村での分別回収及び事業者による自主回収を一体的に推進
 し、最新技術で効率的に選別・リサイクルする体制を確保す
 ることが重要である。
 (市町村による分別回収)
 ・家庭から排出されたプラスチック製容器包装・製品につい
  ては、プラスチック資源として分別回収することが求めら
  れる。
 ・消費者に分かりやすい分別ルールとすることを通じて資源
  回収量の拡大を図るとともに、効果的・効率的なリサイク
  ルに向けて、プラスチック製容器包装・製品をまとめてリ
  サイクルすることや、市町村とリサイクル事業者で重複し
  ている選別等の中間処理を一体的に実施することが可能と
  なる環境を整備する。
 ・具体的には、家庭から排出されたプラスチック製容器包装
  とプラスチック製品について、これらプラスチック資源の
  分別収集の質的確保を前提に、容器包装リサイクルルート
  を活用して、まとめてリサイクルできるよう措置する。
 ・また、市町村とリサイクル事業者の双方で行ってきた異物
  除去等の選別工程について、プロセス全体でコスト低減が
  見込まれ、かつ、リサイクルに支障がない場合には、市町
  村及びリサイクル事業者が連携して選別工程の一体的運用
  が行えるよう、合理化のための措置を講じる。
 ・また、家庭ごみの有料化徹底等を通じて消費者の資源分別
  を促し、こうした分別努力に応じた市町村に対するインセ
  ンティブ等を通じて、分別収集体制を全国的に整備する。
  以上の国の素案を鑑みて、組合として、今後のプラスチッ
  ク資源循環施策をどのように取り組んでいくのか。
大 橋 きよみ 1 珪藻土(けいそうど)バスマット等の石綿(アスベスト)含有の対応につ
 いて
  日本では、肺がんなどの健康被害をもたらすことから20
 04年10月1日から石綿(アスベスト)使用の「原則禁止」
 を実施。2012年1月25日には石綿(アスベスト)使用
 の「全面禁止」を実現している。
  だが、2020年11月27日、12月4日、12月15
 日、12月22日…と相次いで厚生労働省から、「石綿(アス
 ベスト)含有品の流通とメーカー・販売者による回収につい
 て」が発表された。2021年にも、石綿(アスベスト)含
 有のメーカーの発表が続いている。すでに大規模のリコール
 になっているが、今後も、関係業界による一斉点検や厚生労
 働省による流通している同種製品のサンプル分析から、新た
 な事例がみつかる可能性がある。
  久喜宮代衛生組合では注意喚起を1月14日にアプリのお
 知らせで発信。2月7日にはHPにメーカーの問い合わせ先
 も含めた注意喚起を発信している。
  昨年11月から12月にかけて、次々と発表される販売店
 名に不安に思う市民が、対象製品以外の珪藻土製品を、ごみ
 として処分したのではないかと考える。
  久喜宮代衛生組合の対応を伺う。
 (1) アスベスト含有の珪藻土製品が報道された後の、初動対
  応について伺う。(注意喚起等)
 (2) アスベスト含有の珪藻土製品に関しては販売店が回収し
  ているが、注意喚起後、販売店回収の含有製品がごみとし
  て出されていないか伺う。また、販売店がわからない時は
  どのように廃棄すればいいか伺う。
 (3) 正規品として出されている珪藻土バスマット等のごみと
  アスベスト含有製品は区別ができるのか、又、回収後の処
  分方法について伺う。
2 電気自動車(EV)のごみ収集車導入について
  2050年カーボンニュートラルの実現に向け、久喜市は
 環境基本計画に基づき、地球温暖化防止の施策として、市内
 循環バスの「電気バス」を自動車環境総合改善対策費補助制
 度を活用し1台導入。給食配送車にも「電気トラック」の採
 用を1台決めている。
  所沢市や川崎市では、電気自動車(EV)のごみ収集車を
 2019年に導入し、ごみ焼却熱で発電した電力を走行に利
 用することで、再生可能エネルギーの活用や二酸化炭素(C
 O2)の排出削減につなげている。
  EVごみ収集車は、走行時のCO2排出がなく、モーター
 で走行するため騒音や振動が小さいという特徴があり、車載
 の交換式電池は、災害などの停電時に避難所の非常用電源と
 しても活用できるという。
  「新たなごみ処理施設」の整備完了に向け、EVごみ収集
 車導入の考えを伺う。
 (1) 現在いろいろな会社がEVごみ収集車を発表している
  が、どのようなEVごみ収集車なら導入可能か伺う。
 (2) 1度の充電で何キロぐらいの走行を想定しているのか。
  またごみ収集は走ったり止まったりの繰り返しのため、想
  定している走行時間も伺う。
 (3) EVごみ収集車1台と現在使用しているごみ収集車とで
  は、CO2の削減はどのくらいか。また、メリットデメリ
  ットを伺う。
 (4) 新たなごみ処理施設は令和8年に整備完了予定だが、そ
  の前にEVごみ収集車を1台導入し、検証していくべきだ
  と思うが如何か。
13 猪 股 和 雄 1 八甫清掃センターのし尿処理施設整備について、周辺住民
 (組織)との協議の状況と今後の見通しを明らかにされたい。
 (1) これまでの周辺住民への説明の経過と、“協定書”締結の
  状況(見通し)、その内容について説明されたい。
 (2) 協定書に、「15年」での事業停止、移転の項目は明記さ
  れるのか。
 (3) 今年度に計画していた、長寿命化総合計画策定支援業務
  委託、生活環境調査業務委託、業者選定支援業務委託の現
  状を明らかにされたい。
 (4) 今後の事業計画の進め方と整備スケジュールを明らかに
  されたい。
2 容器包装プラスチックの処理状況について説明されたい。
 (1) 久喜宮代衛生組合で回収された容器包装プラスチック
  は、2019年度は全量がケミカルリサイクルとして利用
  されたが、前年までは一定量がマテリアルリサイクルに利
  用されてきた。20年度も15%くらいがマテリアルリサ
  イクルに利用されている。
   マテリアル、ケミカルの利用方法の違いは、分別の質に
  よるものか、他の理由によるものと考えられるか。
 (2) 久喜宮代センターで回収したプラスチック資源(201
  9年度)約3000tの内、資源化量は約2400tであ
  るが、残りの約600tが容器包装以外の製品プラスチッ
  クとみてよいか。
   これがナリコー、オリックスで(熱処理・発電)、ツネイ
  シカムテックスで路盤材に利用されているという理解でよ
  いか。
3 衛生組合のごみ・資源処理量、最終処分量、リサイクル率
 の推移について、久喜市・宮代町の区分集計を出していただ
 きたい。
 (久喜宮代衛生組合の総計、久喜宮代センター、菖蒲センタ
  ー、八甫センターの区分集計は出ている。)
渡 辺 昌 代 1 ごみ処理施設の重油の使用の現状について
  現在のごみ処理施設、久喜宮代・菖蒲・八甫の重油の使用
 について以下伺う。
 (1) 久喜宮代清掃センター・菖蒲清掃センター・八甫清掃セ
  ンターの本年度の重油の使用量はどのようであったかそれ
  ぞれ月ごとに伺う。
 (2) 重油はこれまで、ごみの焼却を始めるときに火力が弱い
  場合と保守点検や施設整備をしたときに点検のために空運
  転をする場合に使用すると聞いているが、あらためて、重
  油はどのようなときにどの位の量を使用するのか、使用目
  的を伺う。
 (3) それぞれの施設では毎日使用するのか、月ではどの位の
  回数使用するのか伺う。
 (4) 最近市民の方から「今後プラスチックを燃やせば重油を
  使わなくなるので税金が浮く」と聞いたが、事実であるか
  伺う。
 (5) 新たなごみ処理施設でプラスチックごみを燃やすことに
  なった場合の重油の役割はどのようになるのか伺う。
2 新たなごみ処理施設の今後の粗大ごみ処理施設について
  今後新たなごみ処理施設では、粗大ごみ処理施設の建設も
 進むことになる。これまで八甫清掃センターでは2度の火災
 を起こしている。3度の災害を出さないための施設が必要に
 なることは明らかである。衛生組合としてはどのような施設
 が望ましいと考えているか伺う。