令和2年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会 第30日

令和2年10月30日(金曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 管理者提出追加議案の上程(議案第11号)
 3 提案理由の説明
 4 議案に対する質疑
 5 討論・採決
 6 議長挨拶
 7 管理者挨拶
 8 閉  議
 9 閉  会

午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   春  山  千  明  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   成  田  ル ミ 子  君
     5番   浅  倉  孝  郎  君      6番   泉     伸 一 郎  君
     7番   大  橋  き よ み  君      8番   斉  藤  広  子  君
     9番   園  部  茂  雄  君     10番   鈴  木  松  蔵  君
    11番   川  野  武  志  君     12番   塚  村  香  織  君
    13番   猪  股  和  雄  君     14番   丸  山  妙  子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  梅  田  修  一  君
   副管理者  新  井  康  之  君

   会  計  渡  辺  一  弘  君
   管 理 者

   参  与  荻  野  和  久  君
   参  与  齋  藤  和  浩  君
   事務局長  宮  内  敦  夫  君
   総務課長  佐  藤  賢  治  君
   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   施設課長  諏  訪  忠  司  君

   総 務 課  松  本  弘  文  君
   主  幹

   業務課長  赤  羽  貴  裕  君
   補  佐

   菖蒲清掃  河  野  一  郎  君
   センター
   所  長

   八甫清掃  関  根  慶  樹  君
   センター
   所  長

   施設課長  松  本     玲  君
   補  佐

 本会議に出席した事務局職員
   書  記  森  田  洋  輔
   書  記  松  本     学
   書  記  安  本  真  希



    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(丸山妙子君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎管理者提出追加議案の上程
議長(丸山妙子君) 管理者から追加議案について提出の申出がありました。
  議会運営委員会の委員におかれましては、次の休憩時に議会運営委員会の開催をお願いいたします。
  では、休憩といたします。

    休憩 午前 9時01分

    再開 午前 9時10分

議長(丸山妙子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
議長(丸山妙子君) ただいま議会運営委員会が開会されましたので、議会運営委員会委員長の報告を求めます。
  斉藤議会運営委員長。
                 〔議会運営委員長 斉藤広子君登壇〕
議会運営委員長(斉藤広子君) おはようございます。ただいま議長から要請を受けて議会運営委員会を開催いたしましたので、その概要についてご報告申し上げます。
 管理者提出追加議案1件を提出したいとの申出がありましたので、協議の結果、議案第11号といたしまして久喜宮代衛生組合監査委員の選任についてを本日の日程に追加し、議題とすることを決定いたしました。
 以上でございます。

                        ◇                      

    ◎日程の追加
議長(丸山妙子君) お諮りいたします。
  委員長の報告のとおり、管理者提出議案1件を本日の日程に追加したいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) ご異議なしと認めます。
  よって、管理者提出議案1件を本日の日程に追加し、本日の議題とすることに決定いたしました。
  議事日程については、あらかじめ配付させていただきましたので、ご了承をお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(丸山妙子君) 追加日程第2、議案第11号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任についてを上程し、議題といたします。
  追加日程第3、管理者より議案第11号の提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 皆さん、改めましておはようございます。本日、追加議案を提出いたしましたところ、ご了承を賜りご審議いただきますことを厚くお礼申し上げます。
  それでは、追加議案第11号の提案のご説明を申し上げます。追加議案書の1ページをお開き願います。議案第11号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任についてです。
  久喜宮代衛生組合の識見者たる監査委員に欠員が生じましたことから、後任を選任することについて議会の同意を得たいので、久喜宮代衛生組合規約第12条第2項の規定によりまして、この案を提出するものです。
  後任といたしましては、住所、埼玉県久喜市久喜東2丁目23番6号、氏名、保坂弘、生年月日、昭和30年12月1日生まれを選任したいという内容であります。
  以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 議案第11号については、補足説明を省略いたします。
  なお、議案第11号に対する質疑については、通告を省略し、議案第10号に対する質疑の後にお受けいたします。
                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(丸山妙子君) 日程第4、議案に対する質疑をお受けいたします。
 議案第9号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
 なお、この議案につきましては、歳入歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
 まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いいたします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 通告に従いまして質疑をしてまいります。
  19年度一般会計決算の歳入についてであります。まず最初に、決算書の10、11ページなのですけれども、物品売払代金です。資源回収物がここのところ売却でも減少が続いています。この理由をどう分析しているかお願いします。
  小型廃家電リサイクルなのですけれども、売却量が2018年度比で大幅減となりました。久喜宮代センターのほうは19年度よりは増えているのですけれども、この理由をどう分析しているかをお聞かせください。
  それから、12ページ、13ページです。調書では15ページに載っています。容器包装再商品化合理化拠出金が18年度の大幅減に続きまして、19年度は3センターともゼロになっています。品質基準、低減額貢献度に基づく配分もなしということなのですけれども、この理由をどう分析しているかお聞かせください。また、今後の見通しはどうなのかもお願いいたします。
  3つ目です。ペットボトル有償入札拠出金ですが、八甫センターで排出量が170トンで8%の減、拠出金額は827万円、プラス27%となっています。単価が大幅に上がっているというふうに思うのですが、37%増の理由と評価を示していただきたいと思います。
 4番目です。東電福島第一原発事故に関わる放射線測定費用等の賠償金についてです。(1)としまして、放射線測定費用賠償金が前年度とほぼ同額になっています。久喜宮代28万円、菖蒲17万円、八甫20万円ですけれども、その根拠と内容を説明してください。
  (2)としまして、これまでの放射性物質検査費用、検査機器の購入費用、人件費等の請求内訳、支払いの内訳、特に未払い分の内訳についても明らかにしてください。昨年と同じように一覧表で配付していただきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) おはようございます。業務課長補佐の赤羽と申します。よろしくお願いいたします。私からは、猪股議員のご質疑のうち、1の前段、2、3についてご答弁申し上げます。
 初めに、1の前段、物品売払収入、資源回収物売却についてでございます。令和元年度と前年度との資源売却量を比較いたしますと、新聞がマイナス8.66トン、1.6%の減、雑誌・ざつがみがマイナス4.09トン、0.3%の減、段ボールがプラス9.62トン、1.2%の増、飲料用紙パックがマイナス2.48トン、6.4%の減、布・衣類がマイナス21.99トン、4.2%の減、ガラス瓶(無色)がマイナス24.37トン、8.7%の減、アルミ缶がマイナス4.84トン、2.7%の減、スチール缶がプラス6.83トン、5.4%の増、ペットボトルがプラス8.66トン、2.0%の増となってございます。
 売却量が減少したもののうち、まず新聞、雑誌・ざつがみにつきましては、新聞の発行部数や雑誌の販売部数が減少傾向にあることから、住民から排出される新聞、雑誌・ざつがみ自体の総量が減少しているものと考えられます。
  次に、飲料用紙パックでございますが、主たる製品である牛乳の生産量は、ほぼ横ばいとなっておりますことから、減の理由は、管内住民の趣向の変化や店頭回収の利用者の増加が考えられるところでございます。
  次に、布・衣類でございますが、経済産業省の資料によりますと、国内の衣類の供給量は増加傾向にございますものの、当組合の売却量は、昨年度から減少に転じております。現在は、ネットなどでの個人売買や中古品買取り業者へ売却するルートもございますが、はっきりとした理由は不明でございますことから、今後の推移を注視してまいりたいと考えております。
  次に、ガラス瓶(無色)でございますが、ガラス瓶の生産量が減少傾向にありますので、住民からの排出量も減少しているものと考えられます。
  最後に、アルミ缶でございますが、アルミ缶全体の需要は前年度とほぼ横ばいとなっていることから、減の理由は、やはり管内住民の趣向の変化や、店頭回収の利用者の増加が考えられるところでございます。
  続きまして、2でございます。再商品化合理化拠出金は、容器包装リサイクル法に基づき再商品化された容器包装対象物について、リサイクルに係る実際の費用が指定法人である公益財団法人日本容器包装リサイクル協会の想定額を下回った場合に、その差額の2分の1を原資として、市町村が引き渡した容器包装対象物に対し、品質や低減額貢献度の割合を算出し、翌年度にリサイクル協会から配分されるものでございます。令和元年度の再商品化合理化拠出金の根拠となる平成30年度引渡し分については、当組合が引渡しを行っている茶色ガラス瓶、その他ガラス瓶、ペットボトル、プラスチック製容器包装の全てにおいて再資源化に要した費用が想定額を上回り、再商品化合理化拠出金の原資が発生いたしませんでしたことが拠出金の配分がなかった理由でございます。
  また、今後の見通しでございますが、今年度の合理化拠出金については、リサイクル協会から昨年10月28日付で全ての素材において発生しない見込みであるとの通知を受けておりました。しかしながら、本年9月4日付でリサイクル協会から、当組合が引渡しを行っております品目のうち、プラスチック製容器包装につきまして、令和元年度に再資源化に要した費用が想定額を下回ったため、本年度の再商品化合理化拠出金が発生したと通知がございました。その後、9月18日に117万3,699円が拠出金として入金済みでございます。来年度以降の拠出金については、現在のところリサイクル協会から見通しの発表がされておりませんことから、今後も情報収集に努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、3でございます。令和元年度に衛生組合が日本容器包装リサイクル協会に引き渡したペットボトルは、平成30年度と比較して減少しているものの、落札価格の上昇に伴い、有償入札拠出金の収入額は増額となりました。ペットボトルの入札は1年に2回、半期ごとに実施されておりますが、1トン当たりの税抜き落札単価が、上期が4万5,000円、前年度同期比較でプラス1万1,800円、約36%の上昇、下期が5万100円、前年度同期比較でプラス1万1,900円、約31%の上昇となってございます。ペットボトルの入札単価の上昇した理由として、リサイクル協会からは再商品化製品の販売が好調であり、特に飲料用ボトルやフィルム・シート、繊維などのリサイクルの用途が大きく増加したことが要因であると伺っております。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) おはようございます。猪股議員ご質疑の1のうち、小型家電リサイクルについてご答弁申し上げます。
  小型家電リサイクルにつきましては、海外での廃棄物の輸入規制などの影響により、再資源化に要する事業者側の費用が増大していることから、小型家電リサイクル法施行令で掲げております28分類の品目のうち、平成30年度は、粗大系の大きいサイズの製品や、木質、布類、プラスチックなどが主体となっている製品で金属含有率の低いものが売却不可能となりました。令和元年度は、売却不可能となる品目がさらに拡大され、デジタルカメラやビデオデッキ、オーブンレンジなどの金属含有率が高い51製品以外は全て売却不可能となったことから、菖蒲及び八甫清掃センターの売却量が減少したものと考えております。
 また、久喜宮代清掃センターにつきましては、売却品目が制限されたものの、売却可能な小型家電及び重量の大きな小型家電の搬入が平成30年度より多かったことにより重量が増加したものと考えております。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) おはようございます。猪股議員ご質疑のうち、歳入の4についてご答弁を申し上げます。
  まず、(1)でございます。令和元年度歳入決算に計上してございます放射線測定費用賠償金につきましては、平成30年度中に測定業務を実施し、支出したものについてその費用を東京電力に対して請求し、支払いを受けたものでございます。
 お手元の議案質疑参考資料の1ページを御覧いただきたいと存じます。久喜宮代清掃センターにつきましては、ごみ処理施設において焼却した焼却灰や、し尿処理施設において発生いたしました脱水汚泥など、計20検体について放射性物質濃度測定を実施し、これに要しました費用29万1,600円を賠償金として請求いたしました。これに対しまして、東京電力は、生ごみ堆肥の測定費用については対象外であるとして、その支払いに応じていただけなかったことから、これに係る費用1万4,580円を除いた27万7,020円を収入したものでございます。菖蒲清掃センターにつきましては12検体を測定し、その費用17万4,960円を、八甫清掃センターにつきましては、し尿処理施設から発生した汚泥焼却灰も含め計14検体を測定し、その費用20万4,120円をそれぞれ賠償金として請求、全額が支払い対象として認められ、それぞれ収入したところでございます。
  続きまして、2でございます。議案質疑参考資料の2ページ以降に記載のとおりでございます。請求未払いの内容は、参考資料の11ページをお願いをいたします。平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故の発生以来、平成30年度末までの間に実施いたしました放射性物質検査、その他の費用、合計725万6,659円の全額を東京電力に対して請求をしてございます。内訳は、放射性物質検査で687万2,009円、検査機器の購入で33万3,375円、人件費関係で5万1,275円となっております。これに対しまして、放射性物質検査費用における8万8,598円及び人件費関係の5万1,275円が、現在のところ未払いという状況でございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 細かく丁寧に答弁いただきましてありがとうございます。
  まず、物品売払代金資源回収物の売却量の減が続いているということで、1つ目質問させていただきました。ご答弁いただいて、個別の品目について、理由をきちんと分析しているということは理解をいたしました。ただ、私たち全体的に見て、資源として市民の方、住民の方々が排出してくれる、それをその量自体、その資源回収に対する市民の意識がどうなっているのだろうか、それが低下していく傾向にはないのだろうか、そこが一番心配なわけです。この調書の11ページ以降、資源回収物売却の表が出ていますけれども、売却量自体が一部分で減ってきているということが、そういう住民の方々の資源回収に対する意識の問題になっていないだろうか、そこら辺をどう分析しているかというのを一つお聞かせいただきたいです。これは全体としてです。個別の品目についてではありません。それが1つ。
  それから、小型廃家電リサイクルについては、売却自体ができなくなっているということ、これは市場の問題ですから、やむを得ない面があるのだろうと思いますので、理解をいたします。ただ、久喜宮代センター管内ではそれが増えているということで、これはどういうふうに捉えたらいいのか、もし分析をしていらっしゃったら、全体としては減っているのだけれども、久喜宮代センター管内では傾向が違う、そこら辺をどう考えたらいいのか、分析をお願いをできればと思います。
  それから次に、容器包装リサイクルの関係なのですけれども、これも実際の数値、これはある意味では機械的に計算をして支払われてくるものですから理解をいたしますが、ペットボトルもそうなのですけれども、品質が悪くて引き取ってもらえないというような状況にはないわけですよね。それは市民の方々、住民の方々が協力をして、できるだけきれいなものを出してもらう。入り口ではじかれるというようなことはないのかどうか、それだけお願いをいたします。
  それから、東電の賠償金なのですけれども、今ご説明いただきました11ページに、全部未払いのもの、その内容が書かれています。特に生ごみ堆肥の検査費用については、未払いのままずっと平成25年から累積をしてきているわけですけれども、生ごみと剪定枝堆肥です。これは、東電のほうで一方的に決めてくるわけなので、久喜宮代衛生組合として払ってくれという請求はしているけれども入ってこない。それは理解するのですが、県内外のほかの地区、やっぱり同じように請求しているわけですよね。そういうところの情報交換、共同で請求をするという体制はどうなっているのか、お願いをいたします。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、猪股議員の再質疑に対してご答弁を申し上げます。
  まず、資源全体として市民の意識が低下してきているのではないかとのご質疑でございます。確かにこちらのほう、資源の回収量、行政回収量のほうを見ますと、資源の総量というのは年々減少しているような傾向にございます。ただ、現在、管内の店舗等で店頭回収ですとか、あとは衣類とか、そういったところで自主的にリサイクルするようなルートができてございます。私どものほうで燃やせるごみの湿ベースの組成分類のほうを行っております。本来そちらのほうの意識が低下してくれば、そのような燃やせるごみの中に資源のほうが混入する率が上がってくると考えられるところでございますけれども、私ども今回の調書の33ページのほうに結果が掲載されてございますが、燃やせるごみの適合率については、令和元年度は平成30年度よりも全ての清掃センターにおいて上昇しているところでございます。ただ、ちょっとざつがみですとかそういったものの混入が多く見られることから、今後もこちらの分別のほうは、住民のほうにお願いをしてまいりたいと考えてございます。
  続きまして、ペットボトルやプラスチック、こちらのほうを容器包装リサイクル協会のルートに出す際に、こちら品質が悪くて引取りを拒否されるようなことがないかというようなご質問でございました。こちらのほう、容器包装引渡し物の品質の向上については、こちらの拠出金の有無にかかわらず非常に重要であると考えております。本年、ペットボトルとプラスチックのベール品の検査のほう、こちらのほうは全て終了しておりまして、結果が出ております。ペットボトルにつきましては、前年度に引き続きAランク、プラスチックについても、こちらのほう適合率が94.67%でAランクという結果でありましたことをご報告させていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員再質疑のうち、小型家電リサイクルにつきましてご答弁申し上げます。
  小型家電リサイクルにつきましては、当初より3センターとも同じ方法で回収をしておりまして、小型家電のみでの収集はしておらず、燃やせないごみ、または粗大ごみで搬入されました廃棄物の中から、人手によりましてピックアップ方式で売却可能な小型家電を抽出している状況でございます。そのようなことから、3センターとも同じ条件でございますので、久喜宮代清掃センターのみ重量が増加しているという明確な理由は判明してございませんが、令和元年度小型家電売却の51製品の中には、デジタルカメラ、ビデオデッキ、携帯型ゲーム機、オーブンレンジ、電子レンジ等ございまして、同じ1品目といたしましても、デジタルカメラと電子レンジ等を比べますとかなり重量が異なってまいります。そのようなことから、久喜宮代清掃センターにつきましては、売却品目が制限されたものの、売却が可能となる小型家電や重量の大きな小型家電の搬入が他のセンターより多かったものと想定しております。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  私のほうからは、東京電力の賠償金の関係でございます。まず、生ごみ堆肥、大きくは生ごみ堆肥の測定費用でございますが、東京電力側といたしましては、生ごみについては、食品衛生法に基づく検査を経て流通した食品残渣から生成されるもので、改めて測定を行う費用については、賠償の対象ではないという考えで請求には応じていただけないものと私どもは理解をしているところです。
 衛生組合といたしましては、食品残渣につきましては、全てが市場流通食品とは言えないこともございますことから、今後も生ごみ堆肥の測定費用は、福島第一原発事故に起因するものという立場で請求をしてまいる考えでございます。
 共同で対応できるかということでございますが、こういった賠償金が、いわゆる共同請求ができるものなのかどうか、そういった手法が取れるかどうかという問題はあるかと思いますが、まずは同じような請求、考えを持っているところを、近隣また県内等々の調査から取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 最後の東電の未払い金の関係につきましては、久喜単独ではどうにもならないということは理解しますし、むしろ東電のほうにその責任があるわけですから、最後に触れられたように、近隣あるいは県内外の同じように請求している団体と連絡を取り合って、どのようにそれが各団体で処理されているのかということを調査するところから始めていただきたいと思います。できれば共同請求というよりも共同戦線を張ってやって請求していく必要が本当はあるのだろうと思います。そこら辺も検討してください。
  それから、プラスチックの容器包装リサイクル、あるいはペットボトルもそうなのですが、この調書の33ページにはプラスチック組成分類結果、少し触れられましたが、出ています。こちらで調査した結果、久喜宮代、菖蒲、八甫、それぞれプラスチック製容器包装99%、あるいは低いところでも96%という非常に高い適合率になっております。住民の方々がこれだけプラスチックの分別に高い意識を持って協力をしてきているという事実がこれまであるわけですから、これはぜひ管理者、それから久喜のほうもそうなのですけれども、こういうところを踏まえて、今後のプラスチック分別について行政として考えていく必要があるだろうということだけは申し上げておきます。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、浅倉議員、お願いします。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 議席番号5番、浅倉孝郎です。通告に従いまして質問いたします。
  1、3款財産収入、1項財産売払収入、1目物品売却収入について、決算書10ページになります。物品売払代金、内容についてになります。新聞、雑誌、段ボールの売却額が大幅な減収となっているが、何か影響があるのか。
 また、久喜宮代清掃センターで小型家電リサイクルにおいて、平成30年度と令和元年度では売却量が倍近く増えているが、なぜかということです。小型家電リサイクルにつきましては、前段議員と全く質問が同じですので、影響のほうだけお願いいたします。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、浅倉議員のご質疑の1の(1)のうち、新聞、雑誌・ざつがみ、段ボールの減収についてご答弁申し上げます。
  物品売払収入のうち、成果調書11ページから12ページの3清掃センターにおける資源回収物売却につきましては、四半期ごとに3清掃センター分を一括して売却単価の契約をしておりますことから、売却単価につきましては、3センター共通となっております。
 新聞の売却単価は、令和元年度は平均で1トン当たり税込み8,710円で、前年度の1万1,880円から値を下げてございます。これに加え、3センターとも売却量が減少したことを受け、売却額も減額となってございます。
  次に、雑誌でございますが、令和元年度の売却単価は、平均で1トン当たり税込み4,080円で、前年度の6,210円から、こちらも値を下げてございます。これに加え、3センターとも売却量が減少したことを受け、売却額も減額となっております。
  次に、段ボールでございますが、令和元年度の売却単価は、平均で1トン当たり税込み6,800円で、前年度の1万2,420円から、こちらも値を下げております。このため売却量が前年度より微減となった菖蒲清掃センターだけでなく、売却量の増加した久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターにおいても売却額が減額となってございます。
 これら新聞、雑誌・ざつがみ、段ボールの紙類の売却単価が大幅に下がった要因について、売却先である久喜宮代衛生組合資源リサイクル事業共同組合に確認をいたしましたところ、新聞と段ボールは日本製紙連合会の会員企業である日本製紙株式会社など、国内市場向けに衛生組合の荷は流通させているところでございますけれども、中国を主体とする海外市場の需要が少ないことから、国内市場に流通する紙の量が多くなり、結果として紙全体の需要が落ち、売却価格が下落してしまっているとのことでございました。
 また、雑誌・ざつがみにつきましては、中国が2020年末をもって未選別古紙、いわゆるミックス古紙の輸入を全面的に禁止することを発表し、段階的に輸入を制限したことも下落の一因と考えております。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 再質問させていただきます。
  新聞、雑誌、段ボールの売却額が大幅な減収となっておりますけれども、恐らく今後も中国がこの雑誌、新聞、段ボール等々、ミックス古紙も含めまして、解禁するということは考えられませんし、またコロナ禍におきまして景気が後退すれば、またこちらも出てくる量が減ってくるのではないかと思っています。私がちょっと聞きたいのは、今後どんどん減収になっていくかと思うのですけれども、それによりまして久喜宮代衛生組合として何か、例えば財源が減っていくようなこととか、影響があるのかということをお聞きしたいので、その1点だけお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 浅倉議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  浅倉議員ご指摘のとおり、こちらのほうの有価物売却代金のほうが下がりますと、衛生組合の収入全体にこちらのほうが下がってくるということになってございます。こちらのほうの収集、リサイクル等に係る事業、こちらのほうは金額が決まっておりますことから、こちらのほうに充当するそちらのほうの金額が下がるということになりますので、その分、久喜市、宮代町の負担金が増額になるということにつながってくると思われます。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 以上で浅倉議員の質疑を打ち切ります。
  次に、渡辺議員、お願いいたします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。議案第9号、歳入歳出決算認定について、歳入の部分についての質疑をさせていただきます。5点あります。
  1です。8ページにあります使用料及び手数料、塵芥処理手数料の中です。10月からの消費税の税率引上げに伴って一般廃棄物処理手数料の値上げが行われました。それぞれの処理手数料の収入済額のうち消費税分は幾らなのかお伺いをいたします。
  2番目です。8ページ、同じく使用料及び手数料、塵芥手数料です。成果に係る調書の9、10ページにあるように、粗大ごみ手数料の販売の枚数がかなり伸びております。理由は何と捉えているのか。また、どういった品物が多かったのかお伺いをいたします。
  3番です。10ページ、財産収入、物品売払収入、前者の方も質問をしておりましたけれども、前年度も資源回収の売却ですけれども、売却単価がかなり下落したのではないかと思っております。昨年度、要するに平成30年度も下がり、令和元年度も下がっております。前年度比で1,614万5,227円の減です。特に新聞、雑誌・ざつがみ、段ボール、アルミ、スチールの単価はどのような状態だったのかお伺いします。前者の質問で、新聞、雑誌、段ボールは分かりましたので、アルミとスチールについて、2つお伺いします。
  4番です。10ページ、財産収入、物品売払収入です。廃自転車類の売却についても調書13ページにあるように、台数は3センターともに増加しておりますけれども、売却額が下がっておりますので、説明を求めます。
  5番です。12ページ、雑収入、雑入のところで、指定法人ルートで進められております八甫のペットボトル有償入札拠出金は、令和元年度増額となりました。説明を求めます。また、再商品化合理化拠出金は、前年度段階では数万円ということで予算ではありましたけれども、令和2年度の予算のときに説明があったとおり、市町村への配分はないということで捉えると、令和元年度前半もなしであり、今後もずっとないとなるのかお伺いします。前者のところで説明ありましたけれども、すみません、質問させていただきますので、お聞きします。よろしくお願いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、渡辺議員ご質疑のうち、1、2、3、5について順番にご答弁申し上げます。
  初めに、1でございます。塵芥処理手数料収入済額のうち、消費税につきまして、決算書の8ページ、9ページに掲載されている順番に沿って順番に申し上げます。
  まず、1節、現年度分、久喜宮代清掃センターの消費税分が523万2,740円、菖蒲清掃センターが236万8,520円、八甫清掃センターが323万7,500円。2節滞納繰越し分につきましては消費税分はございません。3節死亡犬猫等取扱手数料、久喜宮代清掃センター4,800円、菖蒲清掃センター300円、八甫清掃センター500円。4節粗大ごみ処理手数料、久喜宮代清掃センター82万9,000円、菖蒲清掃センター13万8,650円、八甫清掃センター52万4,850円でございます。これらを合計いたしました塵芥処理手数料全体における消費税分は1,233万6,860円となっております。
  続きまして、2でございます。粗大ごみ処理券の販売枚数が伸びている理由としては、粗大ごみの予約品数が、令和元年度が3万9,986品となっており、前年度の3万7,868品と比較いたしますとプラス2,118品、5.6%の増となってございます。粗大ごみ処理券は、基本的に1品に1枚必要でありますことから、品数の増加により販売数も増加したものと考えております。品数の増加の理由は、世帯数が久喜市、宮代町とも増加していることに加え、いわゆる断捨離が話題になっていることも影響していると考えております。
  また、処理が多かった品目につきましては、粗大ごみ収集予約の品目別集計で見ますと、一番多かった品目が布団、2番目が自転車、3番目がテーブル、4番目が座椅子、5番目が衣装ケースとなっております。
  続きまして、3でございます。アルミ、スチールの単価というようなお話でございましたが、こちらにつきましても、四半期ごとに3センター分を一括して契約しておりますことから、単価につきましては3センター共通となっております。
 アルミ缶につきましては、令和元年度が平均で1トン当たり税込み7万6,300円で、前年度の7万5,600円から微増となっております。しかしながら、こちらは10月からの消費税引上げによるものでございまして、税抜き単価は前年度と同額でございました。
  最後に、スチール缶につきましては、令和元年度が平均で1トン当たり税込み1万2,260円、前年度が1万4,310円でございますから、こちらのほうは値を下げているところでございます。
  続きまして、5でございます。ペットボトル有償入札拠出金につきましては、こちらのほうは令和元年度、私ども当組合が公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に引き渡したペットボトルにつきましては、平成30年度と比較して減少しておりますものの、落札価格の上昇に伴い、有償入札拠出金の収入額は増額となっております。
 ペットボトルの入札は1年に2回、半期ごとに実施されておりますが、1トン当たりの税抜き落札単価は、上期が4万5,000円、前年度同期比較でプラス1万1,800円、約36%の上昇、下期が5万100円、前年度同期比較でプラス1万1,900円、約31%の上昇となってございます。
 ペットボトルの入札単価の上昇した理由として、リサイクル協会からは、再商品化製品の販売が好調であり、特に飲料用ボトルやフィルム・シート、繊維等のリサイクルの用途が大きく増加したことが要因であると伺っております。
  次に、再商品化合理化拠出金でございますけれども、こちらのほう前段の議員でもご答弁いたしましたが、リサイクル協会から昨年10月28日付で全ての素材において発生しない見込みであるものの通知を受けておりましたが、本年9月4日付でリサイクル協会から、当組合が引渡しを行っております品目のうち、プラスチック製容器包装につきまして、令和元年度に再資源化に要した費用が想定額を下回ったため、本年度の再商品化合理化拠出金が発生したと通知がございました。その後、9月18日に117万3,699円が入金済みでございます。
 来年度以降の拠出金については、現在のところリサイクル協会から、こちら見通しが発表されておりませんことから、今後も情報収集に努めてまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員ご質疑の4についてご答弁申し上げます。
  廃自転車類の令和元年度売却台数につきましては、ご質疑のとおり3センターとも平成30年度より増加しており、久喜宮代清掃センターでは227台の増、菖蒲清掃センターでは113台の増、八甫清掃センターでは144台の増となっております。しかしながら、廃自転車類1台当たりの売却単価が、平成30年度の825円に対し、令和元年度は625円と200円安価となったことから、令和元年度の売却額が平成30年度よりも下がったものでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質疑をさせていただきます。
  消費税ですが、非常に多く、現年度分と書きました持込みの部分になると思うのですけれども、これが随分と多いなという気がしております。私ここ聞き忘れてしまって、もし大丈夫だったらなのですが、し尿のところは消費税分というのはありますよね。それ出なかったらいいです。通告していませんので、ごめんなさい。もし出たらで構わないのですが、教えていただけるとありがたいなと思います。
  それと、今回消費税分、全体的にこの使用料、手数料が増えていますけれども、その全体の中の消費税分の増えた分の中の何%ぐらいになるか、何割ぐらいになるかというのは分かりますか。分かれば教えていただきたいと思います。全体的に増えていますよね。この塵芥処理手数料が要するに前年度に比べて増えている。その前年度に増えているのが消費税分がほとんどなのか、それとも量が増えたということによるのかというところがちょっと比較したいので、もし分かれば教えていただきたいと思います。
  2番目、粗大ごみ手数料が増えていたのが、理由が何なのかちょっと分からなかったのでお聞きしたのですけれども、物品が伸びているということで、布団、自転車、テーブル、座椅子、衣装ケース、使えないものもあるのかなとは思いますけれども、自転車などは廃自転車の売却のほうに回っているのかなと思いますので、こういうものを利用できるものは利用したいという考えの下で聞きます。今は、保管場所がないとかいろいろな理由がありますので、リサイクルは無理だということを言っていましたけれども、今後検討していただけるのかどうか。こういうものについては検討していただきたいなと思います。これだけ増えてきているのだから、いい品物も出てくるのではないかなと思いますが、いろいろな清掃センターでリサイクルということをやっていますので、物品の粗大ごみで出てきた中の品のいい物というもののリサイクルというのは、私は考えていったほうがいいと思いますが、検討していただけるかどうかお願いします。
  3番です。全体的に下がってしまっていて大変だなと思うのですが、今回のこの下落は、予算とのずれというのはどのくらいありましたでしょうか。予算とのずれはどのくらいあったのかお伺いをいたします。
  廃自転車です。この廃自転車は、かなり増えたのでびっくりしたのですけれども、廃自転車は今後も増える、そういう増加傾向なのか。今回値が下がってしまったので、これは致し方ないかなと思うのですが、廃自転車に対してのお考えはどうなのかなと思いますが、今までどおり一本化してやっていっていただいていますので、このまま続けていただきたいなと思いますけれども、使えるものは使っていただきたいということでお願いしたいと思いますが、今後どのように考えているのか。このまま継続していくのかお伺いをいたします。
  5番です。やはりペットボトルの値がどうなるかというところが非常に大きく左右してしまうのですけれども、今のお答えの中で、再商品化の商品、リサイクルの用途が増加したということで、すごくいい傾向なのかなとすごく思って、再商品化が進んでいただければ、久喜市のペットボトルやプラごみは、ケミカルにほとんど全て行っていると聞いているのですけれども、ケミカルで用途が増えたということで捉えていいのかどうか確認をさせていただきたいのと、それから、これ二通りやっていますよね、独自ルートと、それから再商品化合理化拠出金。以前に聞いたときに、これ一本にするつもりはありますかとお聞きしたら、まだ検討で考えてはいないというのですが、今後どうしていくのか。今、有償化のほうが値が増加したから、こっちのほうがいいのかなと思ったら、再商品化のほうも9月からお金が下りてきたということがあるので、あれどうしたらいいのかなというのが私も分からないのですが、どのようなお考えを持っているのかお聞きしたいと思います。今後についてです。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、渡辺議員の再質疑に対する答弁のほうをさせていただきたいと思います。
  まず最初に、消費税の関係でございます。消費税の関係ですけれども、まずし尿処理手数料の消費税分はというようなお問合せでございました。こちらのほうなのですけれども、し尿処理手数料、久喜宮代清掃センターが41万785円、八甫清掃センターが12万1,960円、合計で53万2,745円でございます。引き続きまして、こちらのほうの増加分に対するパーセンテージはというお話なのですが、ちょっと申し訳ないのですけれども、こちらのほうは今手元に用意してございませんので、後ほどお示しさせていただければなと思っております。申し訳ございません。
  次に、粗大ごみ処理手数料の関係で、リサイクルできるものはリサイクルセンターみたいなものでこちらのほうを販売できるような体制を整えたらどうかというようなご質疑でございました。現在、こちらの衛生組合管内、また周辺市町村のほうにもリサイクルストアなどのこちらリサイクルできるところが点在しておりまして、多くの方にご利用いただいているものと考えております。また、近年ではスマートフォンのフリマアプリなどを利用して、利用者同士が不要となった品物を直接やり取りをすることが一般的になるなど、行政が関与せずとも一昔前に比べまして様々な手段によりまして品物のリサイクルがされている、こういった現状が見て取れると考えております。
 また、かねてからお話をさせていただいているとおり、衛生組合では現在ではリサイクル品の整備や引渡しに係る場所、そして人員の確保が困難な状況でございます。また、久喜市のほうで新施設の建設のほう進んでおりますけれども、このような状態で新たにお金を投資してこういった粗大ごみ処理施設のところなどにリサイクル品の住民への引渡しの実施のほうをお金をかけてやるというのは、なかなかこちらのほうは難しいものと考えております。現在のところは考えていないところでございます。
  続きまして、ペットボトルの売却の関係でございます。処理ルートの統合の考えはというようなお話がございました。現在、衛生組合が回収したペットボトルは、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターにおいては、他の資源と同様、独自ルートにおいて売却をしております。また、八甫清掃センターにおいては、容器包装リサイクル法に基づき再商品化を行っております。このように複数の処理経路を持つことは、安定した廃棄物の処理における危機管理とも考えられますことから、現在のところ処理経路統合は考えてございません。
  あと、こちらのほう、売却価格が増加した理由ということで、容器包装リサイクル協会のほうからお聞きしたところによると、再生の販路が広がったというようなお話で、令和元年度はそのような状況でございますけれども、今年度につきましては、やはりコロナ禍等の影響で価格が非常に、独自ルート、こちらの容器包装リサイクルルート、両方とも大幅に下落しております。こちらのほうなのですけれども、まず容器包装リサイクルルートのほうが、今年度上期が5万4,000円、下期が2万1,323円、独自ルートのほうにつきましても、今現在1トン当たり6,000円、このように非常に値が下がっているような状況でございます。令和元年度につきましては、そのように販路が広がったことにより非常に好調であったのですけれども、令和2年度につきましてはコロナ禍の影響、またこちらのほう、原油安などの影響でペット製品のほうが、再生品のフレークを使うよりもバージンの通常の原油から作ったほうが安くなってしまっている現状があって、なかなか再生品が売れなくなっている状況があるというようなことを聞いております。ですので、ちょっとこちらのほう、昨年度と今年度では状況が大きくさま変わりしているということをご報告させていただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  廃自転車類の売却につきまして、今後も増える見通しかどうかということでございますが、平成29年度の売却実績から令和元年度までを見てみますと、平成29年度が3センターの合計で1,954台売却しております。平成30年度が1,826台で前年度比でマイナス128台と減少しております。令和元年度は2,310台ということで、前年度比から484台増加という状況でございまして、年々増加というわけではございませんことから、今後このまま増えていくかどうかというのは、なかなか断言できないような状況でございます。ちなみに、単価につきましては、令和元年度につきましては平成30年度より下がっておりますが、令和2年度、今年度につきましては、1台当たり682円と若干上がっている状況でございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 失礼いたしました。1点答弁漏れがございました。
  物品売払収入の予算との比較はというようなお話がございました。こちらにつきましては、決算書の10ページ、11ページのほうをお開きいただきたいのですけれども、こちらの10ページのほうのちょうど物品売払収入の段のところに予算額のほうがございます。7,373万9,000円に対し、収入済額が6,320万9,424円、こちらのほうを比較いたしますとマイナス1,053万円ほどとなるかと思われます。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) すみません、消費税のほうは初めに聞けばよかったですね、申し訳ございません。後で教えてください。
  粗大ごみは、やる検討はなしということなので、非常に私としては残念なのですけれども、リサイクルのやり方は10年前と変わってきているというのがありますが、ほかのところのリサイクルセンターでシルバーさんの人たちが生き生きと活動しているのを見たりすると、こういうこともあるのだなと思って、雇用の面も含めてやっていただけるとありがたいなとすごく思いますので、要望はさせていただきます。
  それから、予算とのずれで、ごめんなさい、私計算すればよかった。1,000万以上差が出てしまったと。これだけやはり予算でも厳しく見たのだけれども、これだけ値が下がってしまったという現状だと思うのです。来年その後見るのが非常に難しい、この後が非常に難しくなると思うのですが、予算段階では厳しくやはり見ていただきたいなとすごく思いますので、ずれがあまりないような形を取っていただかないと収支が狂ってしまいますので、そこは厳しくお願いしたいと思います。これは要望させていただきます。
 ただ、新聞や雑誌やこういうものは、やはり資源化ということが住民の皆さんには引き続きということを要求していかないと、しなくてもいいという状態ではないと思います。先ほど湿ベースの話がありまして、要するに上位のパーセンテージでごみを出しているという現状がありますので、これは維持していただきたいと思いますので、要望させていただきます。
  廃自転車は分かりました。やはりこれも値が分からないというところで。今回が増えていたので、びっくりしたのですけれども、なぜ増えたのかなというところがあるのですが、やはりここのところにつきましても、同じように動向をよく見ながら考えていただきたいなと思います。
  最後なのですが、今のお答えでいくと両方とも、要するによいところ、悪いところというか、メリット、デメリットがあるということですか。それで両方とも続けていく。今後1つに一本化したときのごみ処理場でも両方のルートをそのまま維持していくというようなお考えで続けていくのでしょうか。そこはちょっと今よく分からなかったので、メリット、デメリットがあるのだったら両方とも、どういうメリットがあってデメリットがあるのか、ちょっと教えていただきたいと思いますが、2つのルートのやり方をしていますので、その点についてだけお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 渡辺議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  ただいまペットボトルの処理ルート、複数の処理ルート、現状の今後の見通しという趣旨のご質疑だったと思います。今後につきましては、こちらのペットボトルの処理を含めて、その他もろもろのリサイクルの経路等につきましては、久喜市の新施設等の考えに、そして基本計画等のもろもろの久喜市の動向に関わってくるものと考えております。そちらの判断につきましては、久喜市におきまして適切に判断をされるものと考えております。
議長(丸山妙子君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  次に、成田議員、お願いいたします。
                 〔4番 成田ルミ子君登壇〕
4番(成田ルミ子君) 引き続き議案第9号の歳入について質疑いたします。
  10ページ、財産収入、財産売払収入、物品売払収入、調書11ページから12ページの各センターからの内訳のうち、布・衣類について伺います。きれいなものを資源回収物として売却するためにも、雨天時の回収を含め、見直すべきではないでしょうか。今年度は問題がなかったか伺います。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 成田議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、成田議員ご質疑の1についてご答弁申し上げます。
  現在、住民の皆様に分別していただいた布・衣類につきましては、まとめてひもで縛って出していただくようお願いしております。また、雨の日は、できるだけ次の回収日に出していただくようお願いしておりますが、もし出される場合には、ぬれないように45リットルまでの透明、半透明のビニール袋に入れていただくようお願いをしております。これは、雨にぬれた布・衣類は乾きにくく、カビの発生や臭いの付着により製品価値が大きく下がり、場合によっては廃棄されることとなるためでございます。回収方法を見直すべきではとのご質疑でございますが、布・衣類が回収された後、梱包に用いられたビニール袋やひも、その他不適物については、資源物を引き取る業者が自費で処分のほうを行っております。仮にひもによる排出からビニール袋による排出に変更した場合、それらの処分費用も増加し、資源の売却価格を引き下げる要因となります。また、ビニール袋を使用することによる不適物の混入の増加も懸念されるところでございます。さらに、布・衣類は、現在コロナ禍の影響で市況が相当悪化しており、令和2年10月現在、業者にはゼロ円で引渡しを行っている状況でございます。このような状況で、業者の処分費用の増加につながるビニール袋による排出を進めることは困難であろうと考えております。
 回収方法の問題点といたしまして、住民の皆様の一部からは、ひもで結ぶのが面倒ですとか、小さいものは束ねにくいといったご意見をいただくこともございますが、総じて回収方法には問題がないものと認識しております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
 成田議員。
                 〔4番 成田ルミ子君登壇〕
4番(成田ルミ子君) 再質疑いたします。
  まず、衣類や布が今ゼロ円だというお話も聞きました。本来、衣類や布のリサイクルの目的、そういったものにそぐわない、雨の日に出したものはカビになるから廃棄物になるとお話が出ましたが、本来の目的にそぐわない量の布回収した中にどのくらいあるのかが分かればちょっと教えてもらいたい。廃棄物となる分が。そこまでもし把握していればお願いしたいと思います。
  あとは、ビニールの処分が大変というお話を伺ったのですが、雨の日にひもに縛ったまま出してある衣類というのも何度も見かけています。それを見るたびに、先ほど来お話しされているカビによる廃棄される衣類が大分私は多いのではないかなと思いまして、以前にも質問したことありましたが、ビニール袋に入れて出す、その方法をもう一度考える、あるいはぬらさない工夫、住民の意識、そういったものをもう少し継続して、きれいな状態で出す意義を継続して伝える必要があるのではないかと思っています。それについて2点目お伺いします。
  あとは、成果表33ページ、組成分類結果が出ていたのですけれども、布に関しましては大分低いと思うのですが、それもちょっと説明を伺いたいと思います。
  その3点をお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 成田議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 成田議員の再質疑に対するご答弁のほうを申し上げます。
  まず最初に、雨でぬれたもので再利用できずに廃棄されているものがどれぐらいあるかというご質問でございます。こちらのほうにつきましては問屋のほうに卸しまして、問屋のほうでもうどうしようもない、リサイクルできないと判断したものについては、衛生組合のほうに戻ってきまして、こちらのほう焼却処分をしております。令和元年度の実績で申しますと、久喜宮代清掃センターのほうが年間2.14トン、菖蒲清掃センターのほうが0.15トン、八甫清掃センターのほうは戻りはございませんでした。このような結果となってございます。
  次に、こちらのビニール袋の排出のほうをというようなご質疑であったと思いますけれども、まず雨天時にビニール袋で出さずにひもで縛って出ているのを御覧になっているというようなお話もございました。実際に私どものほう、8時半までにこちらのごみのほうを排出してくださいとお願いしておりますが、その時点で雨が降っていなくて、その後に雨が降ってきたりした場合、こちらのほうはぬれてしまうと。ただし、こちらの分別のほうは間違っていないわけでございますから、私どもとしては、そちらの回収のほうは行っているというところでございます。
  雨天時のほうにつきましては、こちらのほうが排出されるときには、ビニール袋というのは、こちらのほうはカレンダー等でも周知しているところでございますけれども、そちらの意義のほうをもう一度お話をしてお願いするとともに、ちょっと天気が怪しいときにはなるべく控えてもらうように、ちょっとこちらのお話のほうをさせていただこうかと考えてございます。
  最後に、こちらの組成分類のほうの布・衣類の関係ということでございます。こちらのほうは、ほぼほぼ紙類等に比べると入っていないような状況にございます。実際に燃やせるごみ等に入っている物で、多いのは紙類、プラスチック類、そちらのほうになるので、布・衣類の混入のほうは、さほど問題がないものと考えてございます。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  成田議員。
                 〔4番 成田ルミ子君登壇〕
4番(成田ルミ子君) 布・衣類の混入については問題ないということだったのですが、ただ組合のほうに、雨等でぬれて廃棄物として戻ってくる量が2.14トンということもありますので、やはりこれは住民の皆様に資源回収したリサイクルする意義をやっぱり継続してお伝えしていただきたいなと思います。リサイクルショップ等に持っていく方ももちろんいらっしゃるのですが、そういうところにはぬれたもの、汚いものは持っていかないですよね。ですから、行政回収も同じなのだということをぜひお伝えしていただきたいと思います。できればビニール袋に日常より入れてもらえれば、天気の問題というのは本当に難しいですから、降っていなくて出して雨が降るということはよくあることですから、できれば私は、きれいな状態で出すためにもビニール袋と思ったのですが、業者の都合もありますので、その辺は組合のほうでもうちょっと考えていただいて、住民の意識、そういったものを継続できる方法を考えていただきたいなと思います。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 以上で成田議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第9号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時30分

    再開 午前10時45分

議長(丸山妙子君) 再開いたします。
  次に、議案第9号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 歳出について通告順に聞いてまいります。
  まず最初は、決算書21ページですけれども、周辺地区環境整備事業です。久喜宮代地区、八甫地区の補助金使途内容を一覧表で示されたい。
  2つ目です。これは、決算書の23ページに大地のめぐみ循環センター電源低圧化工事というのが載っているのですけれども、今回40万円をかけて工事が実施をされました。この工事の内容と目的を説明してください。それから、生ごみ堆肥化実証実験やHDMの生ごみ処理も終了いたしました。循環センターの今後の位置づけと、それから建物は残っているわけですが、その処分または活用方針を明らかにしてください。
  3つ目、28ページから清掃総務費なのですけれども、清掃センター別多量排出事業所ごとの搬入量、2018年、19年度の量と増減について一覧表にして配付してください。それから、昨年度の減量指導の成果や特徴などをどのように捉えているかを説明してください。業種ごとの増減やそれらの増の原因についてどのように把握しているかお願いをいたします。
  4つ目です。各多量排出事業所の減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量の比較増減はどうなっているか、それらの達成、未達成の分析と評価を明らかにしてください。
  5番目です。多量排出事業所に対する個別指導の経過と実績、その成果をどのように捉えているか。
  6つ目です。久喜市役所本庁舎、それから各庁舎、総合支所、宮代町役場、学校給食センター、その他の公共機関、施設のごみ排出量についてどのように把握しているか。特に市役所本庁舎、学校給食センターなど公共機関でごみ排出量の多い施設の実態を明らかにしてください。どのように減量指導をして、どのような成果を上げてきたか、あるいは上げられなかったところがあるのかどうか、お願いいたします。
  7つ目です。事業所への注意、指導、勧告、受入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果を明らかにしてください。
 8つ目です。決算書だと30ページ以降、調書だと24ページに各センターの電力購入契約はミツウロコグリーンエネルギー、2018年から20年の3年間契約で結ばれてきております。19年度の各施設について、東電本来の料金に比較して電気料金の削減効果を一覧表で示して説明をしてください。それから、ミツウロコと、これは20年度までですけれども、見積り合わせ参加各社の再生可能エネルギーの導入、前回の入札時点ですけれども、再生可能エネルギーの導入状況を明らかにしてください。それから、3センターの中で八甫清掃センターだけが電気使用量が増となっているのですが、理由は何でしょうか。
  9番目です。ノーレジ袋運動の現状と評価について説明してください。協力店舗(事業所)数、昨年度からの増減をお願いをいたします。
  10番目、決算書は35ページ、調書だと29ページになります。生ごみ処理機購入補助、各地区ごとのコンポスト、EM容器の地区ごとの普及状況、活用状況、処理実績の成果を一覧表で示してください。それから、業務用生ごみ処理機購入補助は、19年度はなかったのでしょうか。事業者からの問合せ、購入検討、相談などがあれば経過を明らかにしてください。
  11番目、35ページ以降ですが、資源集団回収の報償金です。八甫地区で団体数、回収実績とも減になっています。その理由と今後の見通しをどのようにつかんでいるかお願いをいたします。
  12番目、塵芥処理費です。ごみ総排出量、ごみ総排出量の原単位、家庭系ごみ総排出量とその原単位(ごみと資源の内訳)、1人1日当たりの焼却処理量、それから1人1日当たりの最終処分量、直近3年間の表を配付してください。
  13番目です。塵芥処理費に係る各センターの業務委託費の業務ごとの委託料を一覧表でお願いいたします。
  14番目です。3センターの最終処分の状況、最終処分先、それから量、単価、委託料、前年度比較を一覧表でお願いいたします。それとともに前年度からの変更などがあれば説明をしてください。
  15番目、調書の43ページにダイオキシンの測定数値が記載されております。ちょっと気になるのが菖蒲清掃センターなのですが、焼却炉1、2号炉でダイオキシン発生量が3.6ナノグラムとなりました。八甫よりは低い数値でありますし、それから八甫もそうでしたが、薬剤処理しているので、この菖蒲についても19年度薬剤処理したので、規制値は適用されないということで、環境への影響はないということになるわけですけれども、昨年度までの規制値3ナノグラムに対しては、超過してしまっているわけですよね。この菖蒲の焼却炉でダイオキシン発生量が近年にない高い数値を示した、その原因をどのように分析しているかお願いをいたします。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員のご質疑のうち、歳出の1、2、8について順次ご答弁を申し上げます。
  初めに、1でございます。お手元に配付いたしました議案質疑参考資料の12ページ、13ページ、周辺地区環境整備事業を御覧いただきたいと存じます。
 最初に、1の久喜宮代清掃センター分の周辺地区環境整備事業でございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、令和元年度に太田袋、沖の山、宮代台地区の3地区、445万7,364円でございます。
  次に、2の八甫清掃センター分の周辺地区環境整備事業、(1)、幸手関係地区住民環境衛生負担金でございます。幸手関係地区住民環境衛生負担金は、令和元年度に上千塚、下千塚、円藤内、松石の4地区に各20万円を交付いたしました。なお、補助金額は毎年定額でございます。
  続きまして、(2)の鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金でございますが、令和元年度に100万円を交付いたしております。この負担金につきましても毎年定額で交付しているものでございます。
  続きまして、2でございます。大地のめぐみ循環センター電源低圧化工事の内容、目的でございますが、これまで処理設備のために高圧電源を引込みをしてございましたが、生ごみ堆肥化に係る事業が終了いたしましたことから、低圧電源に変更する工事でございます。この低圧化によりまして電気料金が若干節約できること、また電気事業法による定期点検が不要になることから、経費の節減をしたところでございます。
 大地のめぐみ循環センターにつきましては、倉庫代わりとして活用するなど、臨時的なものを除きまして現状のところを活用する考えはないところでございます。今後、本衛生組合の解散に向けて検討してまいりますが、大地のめぐみ循環センターの撤去時期などにつきましても、それに合わせて検討してまいります。
  続きまして、8でございます。令和元年度の電気料金削減効果につきましては、お手元の議案質疑参考資料の21ページを御覧いただきたいと存じます。令和元年度の電気料金の合計は1億8,561万2,648円で、東京電力を利用した場合でございますが、約3,045万円、削減率は14.1%でございました。
  次に、再生可能エネルギーの導入状況でございます。平成29年度からの電気購入契約に当たりましては、5社による見積り合わせにより実施したところでございます。見積り合わせ参加事業者5社の平成30年度における再生可能エネルギー導入比率でございますが、令和2年2月に東京都が公表いたしました各小売電気事業者のエネルギー状況報告書によりますと、エフビットコミュニケーションズ株式会社ゼロ%、株式会社関電エネルギーソリューション4.42%、東京電力エナジーパートナー株式会社12.51%、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社7.0%、株式会社リミックスポイントゼロ%となってございます。
  次に、八甫清掃センターの令和元年度の電気使用量についてでございます。八甫清掃センターでは、前年度と比較して1.3%増の405万5,434キロワットアワーとなったところでございます。電気使用量の増減の要因といたしましては、ごみ等の増減による稼働時間の変化、ごみの質による焼却炉の燃焼状態や機器の稼働状況の変化などが考えられるところでございます。令和元年度につきましては、特定はできないところでございますが、これらの要因が複合的に影響しているものと考えているところでございます。
  また、各清掃センターでは古くなった施設で効率的に処理するため、適宜運転管理方法を見直しておりますことから、その結果、電気使用量などが増減、変化しているところでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、猪股議員のご質疑のうち、私から3から7、9から12についてご答弁申し上げます。
  初めに、3でございます。清掃センター別多量排出事業者ごとの搬入量といたしまして、前年度と比較した資料を本日お手元にお配りしてございますので、ご確認いただきたいと思います。該当ページは14ページから20ページまでとなってございます。
 まず最初に、多量排出事業者に対する減量指導及びその成果でございますが、多量排出事業者に対し、搬入量の通知や業務用生ごみ処理機のPR、埼玉県作成の排出事業者向けリーフレットの配布や新規多量排出事業者を対象とした事業系ごみ減量化ハンドブックの送付、また大型商業施設のごみ保管施設への職員の現地確認等を通じてごみの減量化のご理解を深めていただく取組を行いました。その成果といたしまして、多量排出事業者90事業者のうち前年度搬入量より減少した事業者が49事業者、前年度と同量が1事業者、5トン以内の微増に抑えた事業者が29事業者、合わせて79事業者に減量、排出量の抑制に取り組んでいただけました。これは、前年度の多量排出事業者、同数であります90事業者のうち、減少または5トン以下の微増であった事業者の合計76事業者と比べますと3事業者増加しており、より多くの事業者の皆様にご協力いただけたものと考えております。
  続きまして、多量排出事業者の搬入量の比較増減でございます。センターごとにその総量並びに業種ごとの内訳の順に申し上げます。また、業種内の順番につきましては、削減量の多い順とさせていただき、大幅な増加がありました事業者に対してその理由を調査するとともに、減量化に向けて取り組んでいただけますようお願いしておりますので、併せてご報告申し上げます。
  初めに、資料14ページから15ページ、久喜宮代清掃センター管内でございます。令和元年度における多量排出事業者は45事業者、搬入実績は2,115.46トンでございました。業種ごとの増減及び増の理由でございますが、表に記載された順番で申し上げます。初めに、老人福祉施設でございます。該当事業者は7業者でございます。小計のとおり、対前年度比較でプラス9.72トン、2.0%の増となってございます。7番目の事業者の増の理由は、施設の一部見直しに伴う整理を行ったためと伺っております。
  次に、医療機関でございます。該当事業者は6業者でございます。対前年度比較でマイナス21.36トン、4.6%の減となっております。全ての事業者で前年度から減となっております。
  次に、スーパーマーケットでございます。該当事業者は7事業者で、対前年度比較で39.65トン、9.8%の増となっております。増の理由は、5番目の事業者が店舗改装により売上げが増加したため、また6番目の事業者及び7番目の事業者につきましても売上げの増加が主な原因と伺っております。
  次に、外食産業でございます。該当は9事業者、対前年度比較でマイナス26.52トン、10.1%の減となっております。6事業者が前年度から減、2事業者も微増となっております。9番目の事業者の増の理由でございますが、こちらは新規テナントがオープンしたため、並びに生ごみの水切りが徹底されていなかったためと伺っております。
  次に、サービス業でございます。該当事業者が3事業者、対前年度比較でマイナス36.62トン、21.4%の減となっております。2事業者が前年度から減、1事業者が微増でございます。
  次に、娯楽産業でございます。該当事業者が2事業者、対前年度比較でマイナス19.2トン、14.6%の減となっております。2事業者とも前年度から減となっております。
  次に、学校でございます。該当事業者は2事業者、対前年度比較でマイナス2.36トン、3.2%の減となっております。1事業者が前年度から減、1事業者が微増でございます。
  次に、交通施設でございます。該当事業者が3事業者、対前年度比較でマイナス3.97トン、7.2%の減となっております。3事業者とも前年度から減となっております。
  次に、食品製造業でございます。該当事業者は2事業者、対前年度比較でマイナス4.89トン、10.9%の減となっております。2事業者とも前年度から減となっております。
  次の児童福祉施設から給食センターまでは、前年度から減または微増となっております。
 続いて、資料16ページ、菖蒲清掃センター管内でございます。令和元年度における多量排出事業者は17事業者、搬入実績は1,241トンとなっております。業種ごとの増減及び増の理由でございます。初めに、大型商業施設でございますが、1事業者で対前年度比較でマイナス13.15トン、2.6%の減となっております。
  次に、老人福祉施設でございます。該当事業者3事業者、対前年度比較でプラス26.245トン、12.4%の増となっております。いずれの事業者につきましても増の理由といたしまして、入所者の介護度重度化に伴うオムツ使用量の増加、感染者対策の強化による廃棄物の増加といったことを伺っております。
  次に、スーパーマーケットでございます。該当事業者は3事業者、対前年度比較でマイナス9.95トン、4.8%の減となっております。1事業者が前年度から減、2事業者が微増でございます。
  次に、交通施設でございます。該当事業者が2事業者、対前年度比較でプラス1.42トン、1.4%の増となっております。2事業者とも微増でございます。
  次に、外食産業でございます。該当事業者は2事業者、対前年度比較でマイナス0.93トン、1.5%の減となっております。1事業者が前年度から減、1事業者が微増でございます。
  次に、コンビニエンスストアでございます。該当事業者は2事業者、対前年度比較でマイナス0.28トン、0.7%の減となっております。1事業者が前年度から減、1事業者が前年度と同量となってございます。
  次の食品製造業から薬品製造業までは、前年度から減または微増となっております。
  続いて、資料17ページ、八甫清掃センター管内でございます。令和元年度における多量排出事業者は28事業者、搬入実績は1,986.982トンとなっております。
 業種別の分析でございます。初めに、老人福祉施設でございます。該当事業者は7事業者、対前年度比較でプラス10.203トン、2.1%の増となっております。7番目の事業者の増の理由は、入所者数の増加、介護度重度化によるオムツ使用量の増加といったことを伺っております。
  次に、スーパーマーケットでございます。該当事業者は7事業者、対前年度比較でプラス20.317トン、4.4%の増となっております。7番目の事業者の増の理由は、店舗改装に伴い売上げが増加したためと伺っております。
  次に、大型商業施設でございます。1事業者で対前年度比較でマイナス2.36トン、0.5%の減となっております。
  次に、医療機関でございます。該当事業者は2事業者、対前年度比較でマイナス8.834トン、4.7%の減となっております。2番目の事業者の増の理由は、感染症対策の強化により廃棄物が増加したためといったことを伺っております。
  次に、外食産業でございます。該当事業者は4事業者、対前年度比較でプラス1.275トン、1.2%の増となっております。2事業者が前年度から減、2事業者が微増でございます。
  次に、娯楽産業でございます。該当事業者は2事業者、対前年度比較でマイナス3.96トン、4.8%の減となっております。1事業者が前年度から減、1事業者が微増でございます。
  次に、食品製造業でございます。該当事業者は2事業者、対前年度比較でマイナス14.27トン、16.4%の減となっております。1事業者が前年度から減、1事業者が微増でございます。
 最後に、給食センターから学校までは、前年度から減または微増となっております。
  続きまして、4でございます。多量排出事業者における減量計画の達成状況といたしましては、お手元の資料の18ページから20ページの表中、右の欄にマル・バツで記載しておりますとおり、衛生組合管内全90事業者中38事業者、42.2%が減量計画を達成しております。また、減量計画は達成できませんでしたものの、排出量が減少した事業者を加えますと、49事業者、54.4%で、前年度よりも6.6ポイント増加しております。一方、計画が未達成、かつ排出量が同量または増加した41事業者のうち、5トン以下の微増までにとどまりました30事業者を含めますと、79事業者、87.8%となりまして、これは前年度よりも3.4ポイント増加しております。多くの事業者において、前年度以上にごみ排出量削減のための努力をいただいたものと考えております。
  続きまして、5でございます。多量排出事業者につきましては、減量計画書等の提出を義務づけており、計画等に疑義が生じた場合には個別に指導を行っているところでございます。令和元年度において個別指導を行った案件はございませんでしたが、計画作成の段階で質問等のあった2事業者を職員が訪問し、作成の支援や保管場所の確認等を行っております。
 また、久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例施行規則第5条第3項の規定に基づき、平均月間搬入量が20トンを超える2施設について、現状把握と減量の意識づけのため、当組合職員が実地確認を行い、ごみ保管施設の管理状況、分別状況等について良好な状態であることを確認しております。
  続きまして、6でございます。公共施設のうち、総合文化会館や体育館等、指定管理制度を導入している場合や、給食センターにおける調理委託等により民間事業者からごみが発生する場合は、清掃センターに直接搬入をいただくことでごみの排出量を把握しております。また、それ以外の公共施設につきましては、行政収集の一環として衛生組合が収集しておりますが、多量のごみの排出が見込まれる久喜市役所本庁舎、総合支所、鷲宮学校給食センター、宮代町役場に対しましては、月締めでごみの計量を依頼し、その結果を報告していただき、各施設の排出量を把握しているところでございます。これらの公共施設のうち、令和元年度の多量排出事業者に該当しておりますのが4施設ございました。久喜市につきましては2施設、鷲宮学校給食センター60.786トン、菖蒲学校給食センターが18.25トン、宮代町が2施設、宮代町総合運動公園が13.69トン、宮代町立学校給食センターが17.86トン、以上の4施設でございます。
 なお、この4施設のうち鷲宮学校給食センターのごみ搬入量は、前年度比較でマイナス4.045トンの減少、菖蒲学校給食センターにつきましては、前年度比較でマイナス2.63トンの減少、宮代町総合運動公園は、前年度比較でマイナス22.13トンの減少、宮代町立学校給食センターは、前年度比較でマイナス4.59トンの減少となっており、いずれの施設も減少しております。
 なお、久喜市役所本庁舎及び各総合支所、宮代町役場については、いずれも多量排出事業者の基準に達しておりません。
  当組合では、公共施設から発生するごみは事業系ごみと認識しております。公共施設に対するごみ減量の指導といたしましては、小中学校を含めた管内の98の施設に対し、埼玉県が毎年10月に実施している事業者系ごみ削減キャンペーンのリーフレットを送付いたしまして意識啓発を図るとともに、引き続き剪定枝粉砕機貸出制度の紹介など、具体的にごみの減量に取り組んでいただきますよう呼びかけを行ったところでございます。
  続きまして、7でございます。久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第6条の規定に基づく事業者への指導といたしまして、令和元年度は久喜宮代清掃センター管内において1件、八甫清掃センター管内において1件、計2件を実施いたしました。久喜宮代清掃センター管内におきましては、磁気テープ等の産業廃棄物を搬入しようとした事業者に対し、法令を説明の上、注意を行ったものでございます。また、八甫清掃センター管内におきましては、事業所で発生したごみを地域の集積所に排出していた事例がございまして、事業所に衛生組合職員が訪問し、事業系ごみを直接または許可業者に依頼して清掃センターへ搬入するよう指導を行ったものでございます。いずれの事案につきましても、現在では改善されていることを確認しております。
 なお、条例に基づく改善勧告、受入れ拒否等はございませんでした。
  続きまして、9でございます。例年10月にノーレジ袋キャンペーンを実施しておりますが、令和元年度の協力店舗は262店舗、前年度からプラス4店舗でございました。協力店舗につきましては、レジ袋の削減がごみの削減につながることをご理解いただくとともに、店頭にキャンペーンのぼり旗を掲げ、来客者に対するアピールにご協力いただいているところでございます。また、キャンペーンの効果測定といたしまして、マイバッグの使用に関するアンケート調査を実施しております。昨年度の調査において、マイバッグを、いつも使っている、ほとんど使っているとの回答が85%でありましたことから、マイバッグの普及やレジ袋削減について、多くの方に意識的に取り組んでいただいているものと考えております。
 なお、本年7月からレジ袋の有料化が義務づけられましたが、その効果は、ノーレジ袋キャンペーンの趣旨である不要なレジ袋をもらわないことによる家庭系廃棄物の排出抑制及びごみの減量意識の高揚と大きく重なるものと考えております。
 例年ノーレジ袋キャンペーンの一環としてマイバッグの使用に係る意識調査を実施しておりますが、本年度について現在集計中でありますものの、今回の調査では、日常的にマイバッグを使用していると回答された方が9割を超えております。昨年度の85%から上昇しておりますことから、レジ袋有料化を機に、新たにマイバッグを使い始めた方が多くいらっしゃることが考えられます。今回のアンケート結果の集計結果を基に、今後のキャンペーンの必要性につきまして判断してまいりたいと考えております。
  続きまして、10でございます。初めに、家庭用生ごみ処理容器等購入費補助制度に係る各地区ごとの電気式生ごみ処理機、コンポスト、EM容器の普及状況等につきましては、資料22ページにお示しをさせていただきました。よろしくお願いいたします。
  続きまして、業務用生ごみ処理機購入費補助制度でございます。処理機の製造販売メーカーから補助に対する問合せが数件ありましたものの、昨年度においては事業所からの具体的な相談はなく、補助実績はございませんでした。
  続きまして、11でございます。資源集団回収の登録団体数につきましては、八甫地区は43団体と前年度と比較して4団体減少しております。1団体が資源集団回収実証実験に移行したため、1団体が解散、そして残りの2団体が回収活動を終了でございます。回収量の減少につきましては、先ほど申しました実証実験へと移行した団体の影響が大きかったものと考えております。
  また、新聞や雑誌の発行部数が減少傾向にあることも回収量減の一因であろうと思われます。今後の見通しでございますが、実証実験が昨年度末をもって終了したことに伴いまして、八甫清掃センター管内で実証実験に参加いただいた全4団体については、今年度から資源集団回収に移行し、活動を継続していただいております。このことから、回収量増が見込まれるところではありますけれども、一方でコロナ禍の影響により、これまでどおりの回収活動が行えていないような団体もございますことから、現時点における推測は困難であろうと考えております。
  続きまして、12でございます。ごみ総排出量等の直近3年間の実績につきましては、資料の23ページ、こちらのほうにお示しをさせていただきました。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員ご質疑の13から15についてご答弁申し上げます。
  初めに、13でございます。塵芥処理費に係る各センターの業務委託費の業務ごとの委託先につきましては、参考資料24ページから27ページのとおりでございます。ご確認のほどをお願いいたします。
  次に、14でございます。3センターの最終処分の状況につきましては、参考資料28ページから30ページのとおりでございます。ご確認をお願いいたします。
  また、平成30年度からの変更点でございますが、菖蒲清掃センターのごみ処理施設から排出されておりますばいじんにつきまして、平成30年度は埋立て処分をしておりましたが、令和元年度からは路盤材原料化による再資源化処理に変更しております。
 なお、この変更によりまして、当組合3センターのごみ処理施設から排出されておりますばいじんの資源化率が、平成30年度の87.71%から100%となりましたことから、令和元年度の焼却灰及びばいじんの処理につきましては、全量が再資源化処理となってございます。
  次に、15でございます。ダイオキシン類濃度につきましては、ごみ質及び焼却炉の燃焼状態に左右されるものと考えております。ダイオキシン類におきましては、塩素成分を含んだごみを焼却した際に発生する塩素と、不完全燃焼により発生する一酸化炭素とが結合し、生成されますことから、完全燃焼させることによりダイオキシン類の発生を抑えることが可能となってございます。しかしながら、搬入される燃やせるごみは多種多様で、そのごみ質は日々異なりますことから、燃焼状態は常に変化しております。それに伴いましてダイオキシン類の発生量も変化いたしますことから、濃度に差が出るものであり、令和元年度のダイオキシン類濃度が近年と比べて高い結果となったものであると考えております。
 環境省の通達におきましても、ダイオキシン類の削減対策として、高濃度の一酸化炭素の発生回数を極力抑え、燃焼温度を高く保ち、完全燃焼を継続させることが重要とされております。このことから、当組合といたしましても、規制値が適用されないものであっても、埋立て処分などをする場合の規制値であります1グラムにつき3ナノグラム以下を目指し、ごみの攪拌作業を十分に行い、均質化を図ることに加え、焼却炉へのごみの定量供給を行うことで完全燃焼を継続できるよう、常に問題意識を持って引き続き低減対策に取り組んでまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) まず最初に、大地のめぐみ循環センターなのですけれども、今ご答弁で、倉庫として臨時に使う以外は用途はないということで言われたのだと思います。そうしますと、これはもう不要の施設、無用の施設ということになるわけですよね。実態として、その臨時の倉庫として使うという言い方されたかな、使用度合いといいますか使用割合といいますか、どの程度使っているものなのですか。あるいはそこがなければ倉庫が足りなくてどうしようもないというような状態なのですか。ほかにも置いているのだけれども、施設があるのだからそこに置いているということなのでしょうか。そこら辺の説明をちょっとお願いしたいのです。
 それで、もし不要の施設だったとしたら、ただ置いているだけで維持管理費がかかるわけですよね。光熱水費、光熱水まで行くかどうか分からないけれども、光熱費もかかるわけですよね、わずかであっても。これはもう早急に取り壊すべきだろう。いずれ取り壊さなくてはならないわけですから、それを今やるのか、それともこの組合の解散に合わせてやるのか、どちらにしろ負担は久喜市と宮代町に係ってくるわけですから、検討すべきだと思うのです。これを検討していないということなのか、説明をお願いいたします。
  それから、ちょっとよく分からないのだけれども、補助金の関係はもうすっかりなくなった、補助金返還の関係はないということでいいのかどうか、確認だけこれはお願いします。
  それから次に、多量排出事業者の各事業者ごとの説明をいただきました。大変細かく把握していただいている、毎年毎年本当にきめ細かくやって、一生懸命減量に取り組んでいるなということで、本当に評価させていただきたいと思います。これだけ個別の事業所の把握するのは、本当に大変だろうと思いますが、これからもぜひ努めてください。お願いします。
 1つ2つお聞きしておきたいのは、どうしても減量がなかなかうまくいかない、あるいは減量計画が達成できないというところが、一つは老人福祉施設、これは高齢化、重度化に伴ってオムツの使用量がどんどん増えていく、これはやむを得ない面があるのだろうと思います。別に考えなければいけないことなのだろうと思います。それはしようがない。それと、スーパーマーケットが増えているところが結構ある。特に久喜宮代清掃センターだと大規模なところほど減量できていないわけですよね。それから、減量計画の目標達成もできていないわけですよね。こういうところについての指導を特に強める必要があるのだろうと思うのです。久喜宮代だけに限りません。菖蒲もそうだし、八甫もそうだし、だから、その一方で大型商業施設は、これは明らかに減量できていて、目標も達成できている。そういうところからすると、個別のスーパーマーケットがうまくいかないというのが、原因があるのだろうと思う。そこについての指導を特に強める必要が、ある程度ここまで来ると絞って指導していく必要があるのだろうと思うのです。もちろん現場でその指導を担当する職員の方々は、本当に大変だと思いますけれども、ぜひそれをお願いしたい。そういう絞って、特にスーパーマーケットなんかに対して個別に指導を強めていくということについては、どのように考えているかをお願いしたいと思います。
  それから次に、ノーレジ袋運動の現状と課題、4つ、4店舗が増えたのですね。毎年毎年の募集というのはどういうふうにしているのでしょうか。店舗に対しての働きかけ、これを説明をしてください。ノーレジ袋の取組をやめてしまった店舗というのは、年間でどのぐらいあったのでしょうか。これも数値をお願いしたい。それは、理由をもしつかんでいたらお願いをします。説明してください。
  それから、業務用の生ごみ処理機の補助制度の活用がなかったということについて、本当に残念ですけれども、これはそれぞれの施設の考え方があるからしようがないし、衛生組合としては、それなりに働きかけはきちんとやっていただいた上での取組がなかったということですけれども、ぜひこれもより幅広い宣伝啓発を各施設に対してお願いをしたいと、これは要望だけしておきます。
  それから、最終処分の状況を説明してもらいました。菖蒲清掃センターのばいじんについて、今度資源化に回したということで、いよいよ埋立てが長いことお世話になっていた企業、施設ですけれども、埋立てがいよいよなくなりつつある、なくなる方向へ向かっているということになると思います。それで、ただちょっと気になるのは、菖蒲清掃センターでダイオキシンが3ナノグラムを超えてしまった、その関係で埋立てができなくなったので、資源化ということなのでしょうか。それとも最初から資源化をするということでいて、たまたま3ナノグラムを超えてしまったということなのでしょうか。その理由によっては、かなり考え方違ってくるのです。本来、答弁の中でも言われましたが、当然3を下回らせなければいけないということなので、その処分方法を変えたことについて、理由について説明をしてください。
  それから、菖蒲清掃センターで3を超えたということ自体が、環境への影響は今回ないということだから、了解といいますか、しようがない面はあるのですけれども、今までにない高い数値になってしまったということがたまたまということなのか、悪い条件が重なったということなのか、それとも運転上何か問題があったのか、そこら辺の分析というのはされているのでしょうか。結局は分からないということになるのでしょうか、お願いをいたします。
  すみません、一番最初のほうに戻りますけれども、周辺地区環境整備事業で、久喜宮代清掃センターの周辺地区の関係ですが、資料の12ページに整理されていますが、残事業費が605万円あります。それで、それぞれの地区で金額も明確に出されてきておりますが、これは今後の予定というものは明確にあるのでしょうか。内容を言ってもらう必要はないのだけれども、例えば2年度に何と何に幾ら使う、3年度以降に何と何に幾ら使うという、その明確な計画が出されているのかどうか、それをお願いをいたします。
  以上です。お願いします。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、1の周辺地区環境整備事業につきまして今年度以降残事業費の見通しということでございます。まず、こちらの12ページの表でご説明申し上げますと、まず太田袋地区、本年度2年度が175万860円、残事業全額でございます。こちらは令和元年度からの引き続き駐車場整備事業、こちらの残った工事を行うということで申請をいただきまして、こちらもう既に地元の役員さんから終わったということで報告を受けて、今完了の審査をしているところでございます。
  続きまして、沖の山地区、残事業80万543円のうち本年度が50万円ということで、地域コミュニティ事業といたしまして集会所関連の維持管理費用、整備費用等々で申請をいただいているところでございます。すなわち残りましたのが令和3年度以降30万543円となっているところでございます。3番目、宮代台地区でございます。こちら2年度以降350万円でございますが、本年度175万円で申請をいただいているところでございます。今年度につきまして、宮代台地区につきましては、夏祭り等々の事業をご申請いただいているところですけれども、コロナ禍の関係でなかなかちょっと事業を行っていくのが難しいと相談を受けてございまして、今地元の役員さん等々と一緒に、どういった形で進めていくのか、現在相談をして一緒に考えているところでございます。175万円、こちらが今年度申請どおりということになりますと、3年度、最終年度でございますが、175万円ということとなってございます。
  続きまして、2番の大地のめぐみ循環センターを使用しないのであれば撤去すべきという再質疑でございます。大地のめぐみ循環センターにつきましては、議員ご指摘のとおり、当然ながら微量たりとも維持管理がかかるということで、今後いつの時期に取り壊していかなければならないか。また、取り壊すのであれば、先行して単独で壊していくのか、また組合の解散が見えている中で、こちらの全体の建物の中と一緒に取り壊すべきか。また、取り壊した場合、ご質疑いただきました例えば補助金の返還などというデメリットが生じないかどうか、こういったことを総体的に考えて、いつ壊すべきかというのをまさに検討をしてまいりたい、これから検討してまいりたいと考えてございます。
 ただ、ちょっと今現在、特殊事情といたしまして、本年度コロナ禍ということの中で、布類がなかなか業者さん引取りができない、そういった困難な状況に陥っておりまして、場合によっては使わなくなった循環センターに一時保管をしたり、そういった案も実際事務方ではあったところでございます。現状といたしましては、こういったコロナの関係、社会情勢が変わっていく中で対応しなければいけないという状況もございますので、その一つの備えといたしましても、当面のところは現状を維持しまして、今後センターの撤去、解体を検討していくということになろうかと思います。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員の再質疑に対してご答弁申し上げます。
  まず、多量排出事業者、スーパーに対して厳しく指導のほうを行っていくべきではないかというようなこちらのご質疑でございました。スーパーマーケットにつきましては、私ども特に増量になった事業所に対して理由の聞き取りのほうを行っているところですが、店舗改装等に伴ってやはり形態そのものが変わってしまったところというのは、致し方ない部分があるとは思っております。こちらのほうの指導なのですけれども、私どもこのスーパーに限ったことではございませんが、上半期、下半期、こちらの減量計画書のほうを作成していただいていますが、9月までの実績のほうを基に、あなたはこちらのほうの減量計画書、このままのペースですと達成できません、できますといった見込みを送りまして、こちらのほう達成に対して努力いただくよう働きかけを行っているところでございます。
 また、今後なのですけれども、ごみの減量化パンフレット、事業系のほうのこちらのほうがございますが、こちらのほうの改定を今考えているところでございます。こちらの改定のほうを行いましたらば、多量排出事業者の全てに新たな事業系のパンフレットのほうを送付し、減量に対してのご協力をお願いしたいと考えているところでございます。
  続きまして、ノーレジ袋キャンペーンのこちらのほうのまず協力方法、協力店舗の募集なのですけれども、こちらのほうは、広報紙等に掲載させていただいているほか、久喜市商工会や宮代商工会の加入店舗を基として、加入されていない店舗にも呼びかけのほうは行っております。基本的に前年度こちらのほうご協力いただいた店舗には再度こちらのほうはご協力いただけるよう働きかけのほうは行っていただいているところでございます。
 こちらのほうで途中でやめてしまった店舗はあるかというようなご質疑でございましたが、総事業所のほうは押さえてはいるのですけれども、途中でやめた店舗等というのは特には押さえてございません。申し訳ございません。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  ダイオキシン類濃度につきまして、菖蒲清掃センターの濃度が3ナノを超えたことによって資源化を行ったのかというご質疑でございますが、菖蒲清掃センターのばいじんにつきましては、平成30年度まで埋立て処分をしておりました。埋立て処分をする場合のダイオキシン濃度でございますが、薬剤処理を行わずにそのまま埋立てをする場合、3ナノを超えてはならないという基準でございます。菖蒲清掃センターにつきましては、万が一3ナノを超えた場合に法的に抵触してしまう可能性がございますから、以前より薬剤処理を行って埋立て処分をやっております。令和元年度の資源化に移行するに当たりましては、平成30年度に債務負担行為によりまして予算化してございます。令和元年度のダイオキシン類濃度測定を実施した時期が令和元年10月でございまして、この時点ではもう既に資源化は実施されておりますので、3ナノを超えたことによる資源化ではないものでございます。
  次に、ダイオキシン類濃度が高い原因につきましてでございますが、先ほどご答弁申し上げましたとおり、塩素成分を含んだごみを焼却した際に発生する塩素と不完全燃焼により発生する一酸化炭素が結合して生成されますことから、日々ごみピット内で攪拌作業を十分に行いまして、ごみの均質化を図ってから焼却炉に投入しているわけでございますが、実際のところ、明確な原因としては判明はしておりませんが、塩素成分を含んだごみが、攪拌を行ったにもかかわらず多量に入ったことなどによって、たまたまこの測定した日については濃度が高くなったことも考えられる状況でございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 1つは周辺地区環境整備事業なのだけれども、1つ私懸念があるのです。というのは、衛生組合の解散が本来だと4年後という予定でした。それを前提としてこの特に久喜宮代清掃センターなのですけれども、定額、上限を決めてやったわけですよね。これは、4年後にはもうなくなるという前提があったのだと私は理解しているのです。それが久喜の新しい処理施設があと6年後に、2年延びる見通しになったということによって、この整備事業の補助事業はさらに見直しの必要が出てくるのかどうか。出てくるのではないかということを非常に私は懸念しているのだけれども、どう考えているか。あるいは周辺からそういう声が出てきた場合にはどう対処するのか。八甫のほうについては、これは毎年毎年定額で出しているので、2年延びたその支出が2年増えるだけなので、あまり関係ないと思うのだけれども、その点一つお願いします。
  それから、もう一つは、大地のめぐみのほうなのですが、今臨時に倉庫として使っている布類ということになるのでしょうか、それは理解しました。まず、壊す場合に補助金の返還とかは出てくるのかどうか、これは確認しています、確認していますよね。それいかがか、まずお願いします。
  それから、今年か来年かということはまた別ですけれども、解散まで行かずにちゃんと解体すべきなのだろうというふうに私は思っているのだけれども、考え方だけ、これをお願いします。
  以上、それだけです。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、周辺地区環境整備事業で、周辺の地区の皆様から、久喜市の新炉完成が2年延びたことによって、その前提が違って、そういった状況が変わったのではないかというご質疑でございます。現在のところ、議員ご指摘のとおり、令和6年の解散が令和8年という形で、お話合いの前提が変わったところでございます。現在の協定書を見ますと、5年間で700万円という取決めではございますが、今後状況、状況を地元に情報提供する中で、現在のところ地元の方からまだ増額してほしい、延長してほしいというお声はいただいていないところでございますが、情報提供をしていく中で、そういったお声がありましたならば、当然衛生組合といたしましても、地元の意見として真摯に向き合って検討していかなければならないのかなと考えているところでございます。
  また、大地のめぐみの循環センターの撤去時期、解体時期でございます。当然防災、防犯、そういったことを考えますと、使用しないものはないほうが当然好ましい。また、経費的にも多少なりともやはり経費がかかっていくものでございます。今現在、何年何月までに循環センターを撤去していこうとか、明確な時期をまだ検討はしてございませんが、先ほど答弁申し上げましたとおり、解散が令和8年度という目途ができたところで、組合といたしましても、今後全体の中で、例えば一緒に壊したほうがいいのか、それとも先行して壊したほうがいいのか、これから考えていかなければならない。それが今年度、来年度に向けてのまずは課題なのかなと認識しているところでございます。
                 〔「補助金の返還……」と言う人あり〕
総務課主幹(松本弘文君) 失礼しました。大地のめぐみの補助金の返還、こちらについては、まだ去年の秋ぐらいですか、完全に後処理が終わりまして、コロナ等々で当面はちょっと倉庫で転用できないか、使わなければいけないかという考えもありまして、まだそこまでは詳しくは調査していないところでございますが、今後そこら辺も含めて研究してまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、浅倉議員、お願いいたします。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 議席番号5番、浅倉孝郎です。通告に従いまして歳出について質問いたします。
  1つ目です。3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費についてです。こちら決算書の31、33ページ、水光熱費になります。菖蒲清掃センターの水道使用量が毎年増加しているのはなぜでしょうか。また、八甫清掃センターの電気使用量が毎年上がっているのはなぜでしょうか。電気使用量につきましては、前段の議員のところで答弁されておりますので、こちらの答弁は結構です。
 各清掃センターにおいて、A重油は年間どれくらい使っているのか、最も多く使う月はいつなのか、また使用量を減らすための対策を講じているのかお願いいたします。
  3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費についてです。35ページになります。資源集団回収事業報償金についてです。各清掃センターの資源回収実績が毎年下がっているのはなぜでしょうか。資源回収量を増やすためどのような対策を講じているのでしょうか。
  続きまして、3款衛生費、1項清掃費、2目塵芥処理費についてです。37ページになります。13委託料、塵芥収集料金事業、久喜宮代、菖蒲、八甫についてです。清掃センターごとの燃やせるごみ収集業務委託、燃やせないごみ収集業務委託は、前年度と比較して増額になっていますが、増額の理由をお聞かせください。
  続きまして、(2)の41ページになります。ごみ処理管理運営事業についてです。可燃ごみのごみ質分析は湿ベースか乾ベースかです。こちら成果書のほうの33ページに湿ベースで書いてありますけれども、こちらの質問は40ページ、42ページ、44ページのごみ質分析についてお聞きいたします。また、各清掃センターの可燃ごみに入っております紙・布類ですけれども、こちらの紙・布類の中で資源物として本来有効活用できるものがどれくらい混入しているのかということをお聞きいたします。
 続きまして、(3)、41ページ、ごみ処理施設管理運営事業についてです。11修繕費と15工事請負費ですが、清掃センターごとの修繕箇所と内容及び工事請負費の内容を教えてください。
 (4)、47ページ、塵芥処分事業についてです。久喜宮代清掃センターの焼却灰の人工砂化及びセメント化が平成30年度と比べ令和元年度が増えているのはなぜでしょうか。
 5、最後になります。令和元年度における各種施策の成果についてです。(1)、減量推進事業の目的と成果、顕著や評価を教えてください。
 (2)、ごみ処理施設管理運営事業の目的と成果、それと顕著な評価はどこだったのか教えてください。
 以上になります。 
議長(丸山妙子君) ここで休憩といたします。

    休憩 午前11時53分

    再開 午後 1時00分

議長(丸山妙子君) 再開いたします。
  浅倉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 浅倉議員ご質疑の2の(1)のうち、総務課所管の水道使用量につきましてご答弁を申し上げます。
  初めに、菖蒲清掃センターの水道使用量についてでございます。菖蒲清掃センターにつきましては、施設の冷却水に上水道を使用しておりまして、令和元年度は前年度と比較して12.2%増の1万2,176立方メートルとなっております。使用量が増えた要因でございますが、要因の一つといたしまして、老朽化した焼却炉でより効率的に処理を行うため運転管理手法を見直しながら、それに伴い冷却水の使用が増加したものと考えているところでございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 浅倉議員ご質疑の2の(1)のうち、A重油、4の(2)から(4)及び5の(2)についてご答弁申し上げます。
  初めに、2の(1)のうち、A重油についてでございます。当組合のごみ焼却施設では、焼却用の助燃剤としてA重油などの燃料を使用しております。令和元年度の年間購入量の実績につきましては、久喜宮代清掃センターが158キロリットル、菖蒲清掃センターが27キロリットル、八甫清掃センターが76キロリットルでございまして、特定の月に使用量が最も多くなるようなことは見受けられない状況でございます。しかしながら、毎年実施している機器修繕工事に伴う焼却炉の停止期間や耐火物修繕後の乾燥炊き実施時期などにつきましては、使用量が変動する場合もございます。また、使用量を減らすための対策といたしましては、焼却施設のごみピット内でごみを十分に攪拌し、均質化した後に焼却炉に投入することにより、焼却効率のよい運転を行うことで使用量の削減を図っております。
  次に、4の(2)でございます。ごみ焼却施設管理運営事業で実施している可燃ごみのごみ質分析につきましては、乾ベースでございまして、各清掃センターとも年4回実施しております。各清掃センターの紙・布類の割合につきましては、令和元年度に4回実施した平均値で、久喜宮代清掃センターが57.0%、菖蒲清掃センターが56.5%、八甫清掃センターが52.0%となってございます。この数値は、資源物としてリサイクル可能な状態か否かは問わず、可燃ごみの中に含まれる全ての紙・布類の乾ベースの重量割合でございまして、ご質疑にございます各清掃センターに搬入される燃やせるごみの中に混入している紙・布類の資源物につきましては、清掃総務費の減量推進事業で実施している燃やせるごみ湿ベース組成分類において把握しております。この湿ベース組成分類の令和元年度の結果を見てみますと、燃やせるごみの中に混入しているリサイクル可能な紙・布類の割合は、久喜宮代清掃センターが3.5%、菖蒲清掃センターが9.9%、八甫清掃センターが6.6%となっております。
 次に、4の(3)でございます。ごみ処理施設管理運営事業における修繕工事の内容及び工事費でございますが、久喜宮代清掃センターの主な修繕工事内容及び直接工事費といたしましては、1号炉バグフィルターのろ布交換及びブロータンク更新が約2,511万円、2号炉バグフィルターのろ布交換が約2,001万円、灰出しコンベヤチェーン更新が241万円、助燃・再燃バーナー修繕が306万円、ごみクレーン修繕が約565万円、耐火物修繕が約3,075万円、1号炉ロータリードライヤ修繕が約933万円、空気予熱器・減温装置修繕が約809万円、トロンメル修繕が約627万円、振動コンベヤ修繕が約2,248万円、可燃物ホッパ修繕が約1,069万円、磁性物ホッパ修繕が約1,069万円、真空掃除機交換が約1,558万円、高圧盤修繕が約1,025万円でございます。
 菖蒲清掃センターの主な修繕工事内容及び直接工事費といたしましては、ごみクレーン修繕が約533万円、耐火物修繕が約2,172万円、集じん器修繕が約878万円、集じん器ケーシング修繕が約762万円、No.2ダスト搬出装置修繕が約636万円、制御盤修繕が約459万円、データロガ修繕が約624万円、トロンメル修繕が約368万円でございます。
 八甫清掃センターの主な修繕工事内容及び直接工事費といたしましては、No.1破砕物コンベヤ修繕が約193万円、金属プレス機修繕が約173万円、No.1磁性物コンベヤ修繕が約125万円、No.2磁性物コンベヤ修繕が約122万円、No.3磁性物コンベヤ修繕が約116万円、No.1残渣コンベヤ修繕が約103万円でございます。
  次に、4の(4)でございます。久喜宮代清掃センターから排出される焼却灰の人工砂化及びセメント原料化量の令和元年度実績が平成30年度より増加した要因といたしましては、当清掃センターに搬入される燃やせるごみの量が平成30年度よりも増加したことや、平成30年度末に終了いたしました生ごみ減容化堆肥化事業のHDM処理施設で生ごみの減容化に使用しておりました木片チップを焼却処理したことなどにより、焼却灰の発生量が増加したものと考えております。
  次に、5の(2)でございます。ごみ処理施設管理運営事業につきましては、当組合に搬入される廃棄物を適正処理するため、施設の安定稼働を図ることを目的としております。各ごみ処理施設ともに老朽化が進んでいる状況におきまして目的を達成するため、日常の保守点検や計画的な修繕工事などを実施することで施設の処理能力を保ってまいりました。それにより住民や事業者の皆様から排出される廃棄物の搬入を止めることなく適正な処理を継続できましたことが、当事業全体での主な成果と考えております。
 また、評価といたしましては、当事業に係る各施策を適正に実施することで施設の安定稼働を図り、廃棄物の適正処理を行えたことから、目的は達成できたものと考えております。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、浅倉議員のご質疑のうち、私から3の(1)、4の(1)、5の(1)についてご答弁申し上げます。
  初めに、3の(1)でございます。資源集団回収事業報償金における回収実績の前年度減につきましては、資源集団回収実証実験に移行した団体の影響が大きかったものと考えております。また、新聞や雑誌の発行部数が減少傾向にあることも回収量減の一因であろうと思われます。また、回収量を増やすための対策といたしましては、自治会やPTAなどに新たに資源集団回収を始めていただけるよう広報で定期的に資源集団回収に関する記事を掲載しております。この結果、昨年度中に2つの自治会から問合せがあり、本年度に資源集団回収団体として新たに登録をいただいたところでございます。さらに、資源集団回収を行っていない小学校のPTAに対しまして制度については案内を行い、周知に努めているところでございます。
  続きまして、4の(1)でございます。燃やせるごみ収集業務委託料及び燃やせないごみ収集業務委託料の増の理由の一つは、他の収集業務委託と同様に、昨年10月の消費税の引上げでございます。また、作業員の労務単価、燃料費、消費者物価指数についても前年度より全て上昇しておりますことから、委託料に反映されたものと考えております。加えて、久喜宮代清掃センターの燃やせるごみ収集業務委託の増額の理由といたしまして、平成30年度末をもって生ごみ堆肥化モデル事業が終了したことに伴い、モデル地区の生ごみが燃やせるごみとして排出されることになったことに伴う増車対応でございます。
  続きまして、5の(1)でございます。減量推進事業は、当組合で処理する廃棄物の減量及びリサイクルの推進を目的とした事業でございます。主たる事業として、廃棄物減量等推進員制度、燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務委託、容器包装再商品化業務委託、生ごみ処理容器等購入費補助制度、資源集団回収事業報償金制度がございます。廃棄物減量等推進員制度につきましては、分別を徹底するための住民への協力要請や集積所の巡回及び状況報告を推進員からいただくことにより、分別の向上や集積所の清潔維持が図られているところでございます。
  次に、燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務委託では、管内の集積所から燃やせるごみとプラスチック類を回収し、内容物の組成調査を年2回実施しております。この調査により分別の状況を把握するとともに、結果を広報紙で公表し、住民の皆様に分別の徹底のお願いをしているところでございます。
  次に、容器包装廃棄物再商品化業務委託は、当組合が日本容器包装リサイクル協会に引渡ししている茶色瓶、その他瓶、プラスチック製容器包装、ペットボトルの再生費用のうち、市町村負担分について支出する業務委託料でございます。リサイクルを推進することにより限られた資源を有効活用するとともに、焼却や破砕施設での中間処理並びに最終処分量を減らすことにも寄与しております。
 次に、生ごみ処理容器等購入費補助制度では、生ごみ処理容器等を購入された方に対してその購入費用の一部を補助することにより、その普及を図る制度でございます。購入された生ごみ処理容器で家庭内の生ごみを処理していただくことで燃やせるごみの減少へとつながるとともに、住民のリサイクルに対する意識の啓発を進めるものでございます。補助基数につきましては、前段の議員のところで資料としてお配りいたしましたお手元の資料22ページのほうに記載してございます。
  そして、資源集団回収事業報償金制度につきましては、自治会、PTA、婦人会など、地域住民で構成する営利を目的としない団体が、自主活動として各家庭から出る紙類や布・衣類といった資源物を回収日を決めて一定の場所に集め、当組合に登録した業者に引き渡す取組に対し、キログラム当たり7円の報償金を交付することにより活動を支援する事業でございます。当組合への廃棄物排出の抑制効果に加え、住民のリサイクルに対する意識の啓発及び推進を行うことができたと考えております。
 また、顕著な評価はとのご質問でございますが、生ごみ処理容器等購入費補助制度の電気式生ごみ処理機の補助条件、及び資源集団回収事業報償金制度の報償金単価は、県内でも比較的高額となっております。多くの住民の皆様に当組合の施策に積極的に取り組んでいただける動機づけとなっているものと評価しております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) それでは、幾つか再質問させていただきます。
  まず、菖蒲清掃センターの水道使用量が毎年増加しているということですけれども、老朽化していることで運転効率を見直して冷却水が増加したということなのですけれども、老朽化するということは、何か炉内の温度が上昇しやすいといったような傾向があるのかどうかお聞かせください。
  それと、ごみ収集業務の委託のほうなのですけれども、こちら今後、地球温暖化防止のため、パッカー車のハイブリッド車両の導入などは行っていくのか。また、委託業者に今後、地球温暖化対策や省エネなどを求めていくのかお聞かせください。
  それと、各清掃センターの可燃ごみのごみ質分析を年4回これしておりますけれども、これ4回ごとに行っていく中で、何か傾向みたいのはあるのでしょうか。例えば夏場は含水率の高い生ごみが出ているので集荷類が多いとか、そういった傾向を把握していましたら教えてください。
  それと、ごみ処理施設管理運営事業についてですけれども、今後の取組としまして、環境配慮のための施設や省エネ機器などを取り入れていくのかどうかお聞かせください。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 浅倉議員の再質疑に対してご答弁申し上げます。
  まず、燃やせるごみ等の収集業務委託のほうで、ハイブリッドカーなどを導入する予定は。また、それを委託業者のほうに進めていくべきではないかというご質疑であったと思われます。まず、私どものほう、ハイブリッドカーまたは天然ガス車というのが低公害車として考えられるところでございますが、まず天然ガス車につきましては、現在管内にガスを充填できるスタンドがございませんことから、導入は難しいものと考えております。また、ハイブリッド車につきましては、実際に現在業務委託をしている委託業者のほうで数台保有している事業者がおりますことから、軽油の使用量について照会をいたしましたところ、通常のパッカー車とほとんど使用量は変わらないとの回答でございました。理由を確認いたしましたところ、事業者も推測での話とのことでございましたが、収集車の荷台部分、こちらのほうにつきましてはモーターでは稼働せず、エンジンを動かしている必要があるため、集積所で停車し、積込み作業を行っている間はエンジンが稼働し続けている状態であるためではないかということでございました。当組合管内の集積所は、本年4月1日の段階で6,867か所存在しております。短い距離に集積所が点在していることから、収集作業の効率という面では、数十世帯で1か所というような地区と比べれば時間もかかろうと考えております。このことが、ハイブリッド車にもかかわらず燃費的にはあまり変わらないとの結果となっているものと思われます。現在のところ、当組合といたしましては、ハイブリッド車の導入及び委託業者にハイブリッド車の導入の呼びかけを行うことは考えてございません。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 浅倉議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  初めに、菖蒲清掃センターの炉内の温度につきまして老朽化した場合、上昇するのかということでございます。菖蒲清掃センターの焼却施設につきましては、焼却炉内の劣化が著しく焼却時に一度に集中して炉内に大きな負荷をかけた場合、損傷する可能性がございますことから、炉内への負荷を軽減し、安定した運用を図るため、平成30年度に運転管理業者と協議を行いながら、ごみの搬入量の調整など、運転方法の改善を試みてきたところでございます。この改善方法を試みる中で使用量が増えてしまったという結果につながっているものと考えておりますが、老朽化自体で炉内の温度が上昇してしまうということは、考えづらいものかと思われます。
  次に、ごみ質分析年4回の傾向の把握でございますが、年4回実施している中で、四季によってこういった傾向があるといったようなデータというのは把握していないところでございまして、各季節ごとにデータを取りまして、そのデータを運転管理業務委託をしている受託業者のほうにフィードバックいたしまして、効率のよい運転を図るといったことで実施しているものでございます。
  次に、省エネ機器への更新につきましてでございます。修繕工事においてモーターや減速機などを更新する際には、高効率の機器を導入し、電気使用量の削減に努めております。令和元年度のごみ処理施設での更新実績を基に1年間の電気削減量を試算いたしますと、久喜宮代清掃センターが2万668キロワットの削減、菖蒲清掃センターが2万5,973キロワットの削減、八甫清掃センターが7,110キロワットの削減、合計で5万3,751キロワットの削減となっております。これを二酸化炭素排出量に換算いたしますと26.61トンの削減となっているものでございます。今後も引き続き高効率の機器への更新に努めてまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 丁寧なご答弁ありがとうございます。最後に1点だけ質問させていただきます。
  事業者のほうにハイブリッド車の導入を求めないということです。こちらは理解しました。ただ、よくスマホを作ったアップル社が部品メーカーさんに、例えば再エネを使っていなければおたくとは取引しませんよといったようなことをすることによって、部品メーカーさんだけではなくて、そういった周辺業者さんが環境に配慮した取組をしていくということもありますので、委託事業者さんに、今後地球温暖化防止に取り組んでくださいねとか、施設内の省エネに取り組んでくださいねといったようなことを求めていったほうがよろしいかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、浅倉議員の再々質疑に対する答弁のほうをさせていただきます。
  浅倉議員のご質問にございましたとおり、こちらのほう、環境に配慮するということは、私どもやはり廃棄物行政ということで環境に直結しているところでございますから、そちらのほうの意識を図るというのは当然のことだと考えております。今後お話しする機会ですとか契約の際に、そういった環境のほうになるべく配慮していただくようお願いをするというようなことで対応はさせていただきたいと思っております。
議長(丸山妙子君) 以上で浅倉議員の質疑を打ち切ります。
  ここで、先ほどの渡辺議員の再質疑において答弁を保留としていた部分につきまして、執行部より答弁したいとの申出がありましたので、発言を許可します。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、先ほど歳入の渡辺議員の質疑のところで、消費税分の増額分における割合についてというようなご質疑がございました。こちらについて答弁のほうをさせていただきたいと思います。
  決算書の8ページ、9ページにあります手数料、こちらのほうの並び順にお話しさせていただきたいと思います。まず、手数料の現年度分(久喜宮代)でございますが、こちらのほう令和元年度と平成30年度の比較をいたしまして、増額が436万140円でございました。消費税の影響額が523万2,740円でございますことから、消費税のこちら上乗せがなければ、こちらのほうは歳入が逆に減少していたと、そのような状態でございます。
  次に、菖蒲清掃センターにつきましては、令和元年度と平成30年度の差額が416万5,320円、消費税の影響額が236万8,520円でございますことから、約57%を占めてございます。
  次に、八甫清掃センター、こちらのほうの差額が433万4,500円、消費税に当たる影響額が323万7,500円でございますことから、率にいたしまして75%が消費税の影響によるものということになってございます。
  次に、死亡犬猫でございますが、こちらのほうの久喜宮代でございますけれども、こちらの差額のほうが、実はマイナスの1万8,200円、こちらのほうは消費税のほうの増額分を入れてもマイナスでございました。
  次に、菖蒲清掃センター、こちらの差額が1万300円、消費税の影響額が300円でございますことから、こちらのほうは約3%の影響という形でございます。
 八甫清掃センター、こちらのほうも比較いたしますとマイナス3,000円でございますので、こちらのほう、消費税の影響額を加えましても減額であったというようなことでございます。
  次に、粗大ごみ処理手数料でございますが、こちらの久喜宮代が差額が232万3,000円、消費税の影響額が82万9,000円でございましたことから、おおよそ36%が消費税に係る増額分というようなことになってございます。
 菖蒲清掃センター、こちらの差額が15万9,150円、うち消費税に係る影響額が13万8,650円でございましたことから、こちらは87%が影響しているというふうに考えております。
  最後に、八甫清掃センター、こちらのほうの差額が170万3,850円、消費税に係る影響額が52万4,850円でございましたことから、31%が消費税分による増額分と、そのような影響になっていると考えてございます。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 次に、泉議員、お願いします。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 議席番号6番、泉伸一郎でございます。第9号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、決算歳出について5点の質疑をさせていただきます。
  1、成果書の19ページの周辺地区環境整備事業(久喜宮代)の不用額について、内容と理由の説明を伺います。
  2、成果書の20ページの場内整備事業(久喜宮代)の不用額について、内容と理由の説明を伺います。
  3、成果書の23ページの清掃事務管理事業(久喜宮代)の不用額について、内容と理由の説明を伺います。
  4、成果書の25ページの水道料の中で、久喜宮代の水道使用量と水道料金が大きく減額になっている理由を伺います。
  5、決算書の43ページと45ページの作業環境中ダイオキシン類測定調査業務委託について、久喜宮代と菖蒲に比べて八甫の委託料が2倍以上になっている理由を伺います。また、49ページのし尿処理施設において、久喜宮代では調査委託がありませんが、理由を伺います。
  以上、よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 泉議員の質疑に対する答弁を求めます。
 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員のご質疑のうち、1から4について順次ご答弁を申し上げます。
  初めに、1でございます。令和元年度におきます久喜宮代清掃センター周辺地区環境整備事業におきましては、対象地区が久喜市の太田袋地区、宮代町の沖の山地区、宮代台地区の3地区でございます。補助金額の予算計上に当たりましては、まず前年度に要望額を各地区からお伺いをいたしまして、それを基に予算を積算をしているところでございます。令和元年度分の補助金につきましては、対象の3地区のご要望を基に、太田袋地区に415万9,000円、沖の山地区30万円、宮代台地区175万円、3地区合計で620万9,000円の予算を計上したところでございます。令和元年度に入りまして実際の補助の申請をいただくわけでございますが、太田袋地区予算額415万9,000円に対し、交付申請額240万7,364円とマイナス175万1,636円でございまして、この額が不要となったものでございます。沖の山地区、宮代台地区におきましては、要望額どおり交付申請をいただいたところでございます。
 太田袋地区での予算額に対して交付申請額が少なくなった理由でございます。平成30年度中にいただきました要望では、集会所駐車場、駐輪場整備、自治会備品購入、立ち木の伐採、剪定を行うというご要望でございましたところ、令和元年度に入りましていただきました交付申請では、集会所駐車場、駐輪場整備のうち、駐車場部分の盛土と外構工事を行うとの申請をいただきまして、結果、要望額より交付申請額が少なくなったところでございます。太田袋地区では、要望時点におきまして、令和元年度中に駐車場、駐輪場の整備を終了すると考えていらっしゃいましたところ、実際の交付申請時になりまして、工事に必要な法定手続、また工事のスケジュールを考えますと、単年度で完了することは難しいとのことで、地元の皆様からご相談をいただき、一緒に考えましたところ、やはり令和元年度の1年ではなく、整備を2年に分けたほうが無理なく実施できるとなりまして、要望額より少なく申請をいただいたところでございます。
 なお、結果として不用額になった分につきましては、本年度に実施していただいているところでございます。
  続きまして、2でございます。場内整備事業(久喜宮代)につきましては、需用費と委託料で構成してございます。需用費、こちらは庁舎管理用の消耗品でございますが、当初予算額18万8,000円に対しまして支出額1万4,907円、不用額17万3,093円でございました。こちらは、主に積雪時の塩化カルシウムの購入を予定しておりましたところ、降雪の予報が少なく、在庫で間に合ったことから購入をしなかったことによるものでございます。
 委託料でございますが、当初予算では除草業務委託、樹木剪定業務委託を予定し、当初予算額98万円に対しまして支出額49万4,500円、不用額48万5,000円でございました。委託料につきましては、予定しておりました中低木の剪定については職員で対応したことにより、樹木剪定業務委託を実施しなかったことによるものでございます。
  続きまして、3でございます。久喜宮代清掃センターに係る清掃事務管理事業につきましては、補正後の歳出予算額1億8,508万8,000円に対しまして、決算額は1億7,581万2,334円と927万5,666円の不用額を生じたところでございます。この不用額の内訳でございますが、11節需用費876万1,813円、13節委託料21万921円、3節職員手当等15万2,329円、4節共済費9万3,657円などでございます。この不用額927万5,666円のうち876万1,813円が久喜宮代清掃センターに係る電気料金でございます。不用額が生じた原因でございますが、電気料金の予算の見積りに当たりましては、見積り時点で原油価格の変動を見通すことが難しく、燃料調整費による減額、いわゆる値引き分を見込まなかったことから、結果としてその分が不用額となったものでございます。今後も光熱水費などにつきましては、処理施設の稼働なども見極めながら、過不足なく必要な予算を計上するように努めてまいります。
  続きまして、4でございます。久喜宮代清掃センターの水道使用量が前年度比32.7%の減となった理由でございます。これは、平成30年度におきましてし尿処理施設で漏水が発生し、平成30年度の水道使用量が大きく増加いたしましたことから、結果として令和元年度の水道使用量と比べますと大きく減少したところでございます。水道料金につきましても同様でございます。
 なお、平成30年度の漏水の水量は1,200立方メートルと推計しており、実際の使用量から差し引きますと2,898立方メートルとなりまして、これを令和元年度と比較いたしますと約5%の減となるところでございます。
 また、大地のめぐみ循環センターの使用を取りやめたことや、し尿の搬入量が減少したことなどが使用量減少の要因として挙げられるところでございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 泉議員ご質疑の5についてご答弁申し上げます。
  作業環境中ダイオキシン類測定調査業務委託につきましては、廃棄物の焼却施設における焼却炉などの運転、点検等作業に従事する労働者のダイオキシン類へのばく露を未然に防止するため、法令に基づき焼却炉を稼働している施設内の作業環境中ダイオキシン類濃度を年2回測定しているものでございます。八甫清掃センターの委託料が他のセンターより高額となっている理由でございますが、久喜宮代及び菖蒲清掃センターでは焼却施設の1階にストーカー式の焼却炉が設置されておりますことから、1階部分の測定調査を実施しているものでございますが、八甫清掃センターの焼却炉は、ストーカー式よりも非常に高さのある流動床式でございますことから、2階から4階ほどの位置に設置されております。このため八甫清掃センターでは複数の階で測定調査を実施しており、久喜宮代及び菖蒲清掃センターに比べ測定箇所が多いことから、委託料が高額となっているものでございます。
  また、し尿処理施設につきましては、八甫清掃センターでは、し渣及び脱水汚泥を当し尿処理施設内の焼却炉において焼却処理を行っておりますが、久喜宮代清掃センターでは当し尿処理施設内で焼却処理を行っていないことから、作業環境中ダイオキシン類濃度測定調査の対象となっていないものでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 答弁ありがとうございました。よく分かりました。
 それで、まず1番なのですけれども、この予算額というのは、前年度に要望があって、その後地元の自治体の申請によって変わるということでよろしいわけなのですね。今回のこれというのは、では新型コロナウイルスのそういう影響というものは、あまりなかったということでよろしいのでしょうか。
 また、2年度においては、今回は新型コロナウイルスの影響が結構あると思うのですが、それによっての減額というものがまたあるのでしょうか、お聞きいたします。
  2番目はよく分かりました。
 あと、3番目なのですけれども、この電気料金の見方というか見積りによっては、その原油による影響というものが大きいということでよろしいのでしょうか。一応あとちょっと細かくなって申し訳ないのですけれども、こちらの成果書によりますと、例えば清掃事務管理事業の久喜宮代が927万5,666円と書いてあるのですけれども、もう一つの監査書の資料のほうでは876万1,813円ということで、51万3,853円の違いがあるのですけれども、これもどういうことだかを教えていただきたいと思います。
 同じく菖蒲のほうでは、やっぱり12万911円、あと八甫のほうでは18万6,788円の違いがあったりしているのですが。
 あと、4番の水道料金もよく分かりました。
 あと、5番目も、私てっきり八甫のほうで何か問題が生じたのかなというちょっと憶測をしてしまったものですから、こういうことで安心できるということが分かりました。
 先ほどの2点だけよろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 泉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 暫時休憩いたします。

    休憩 午後 1時47分

    再開 午後 1時49分

議長(丸山妙子君) 再開します。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再質疑に対しましてご答弁を申し上げます。
  まず、1点目の周辺地区環境整備事業でございます。コロナの影響はということでございますが、令和元年度、いわゆる昨年度については、特にコロナの影響というものは伺っていないところでございます。ただ、本年度につきまして、やはり1件、宮代台地区の役員の皆様から、今回夏祭りとかそういったコミュニティ関連事業がちょっと中止になっている、そういったご相談もいただきながら、今現在、では175万で2年度は申請をいただいているところでございますが、それで今補助要綱に照らして、充てられる事業があるかないか、一緒にちょっと考えながら、地元でも相談をいただいている状況でございます。ですから、今年度半ばが終わりまして、今年度につきましては、例えばどうしても充てられない、175万が今年度の申請額が消化できない、事業が行えないという場合もあるかと思いますが、現在のところは、今地元のほうでご検討をいただいているという状況でございます。
  続きまして、清掃事務管理事業の不用額でございます。まず、決算審査の資料にございます清掃事務管理事業の不用額876万1,813円と記載しており、先ほど私が答弁申し上げた額と異なるということでございます。こちらは、上から2段目、左から6番目の行、節の11需用費、こちらが清掃事務管理事業は、例えば人件費等々も入ってございまして、こちらは施設単位で不用額を計上したもの、記載したものでございまして、私の答弁は事業単位で、人件費とかを含めて不用額を申し上げたところでございます。
議長(丸山妙子君) 以上で泉議員の質疑を打ち切ります。
  次に、大橋議員、お願いいたします。
                 〔7番 大橋きよみ君登壇〕
7番(大橋きよみ君) 議席番号7番、大橋きよみです。引き続き決算認定について質疑させていただきます。
  1番、27ページ、総務費、財産管理費、4、場内整備事業(久喜宮代)、13委託料、樹木剪定業務費委託料が令和元年度決算書に記載がありません。菖蒲、八甫清掃センターにおいては樹木剪定業務委託料が記載されています。理由を伺います。
  2、29ページ、衛生費、清掃総務費、13委託料、分別アプリ保守業務委託について、(1)、令和元年度の分別アプリ登録件数、推移を伺います。
  (2)、分別アプリの周知方法をどのように検討されたのか伺います。
  3番、35ページ、37ページ、衛生費、減量推進事業、19負担金、補助及び交付金、生ごみ処理容器等購入費補助金、(1)家庭用生ごみ処理容器等購入費補助制度のホームページを見ると、お試し用の貸出しをする電気式生ごみ処理機のリンクがあります。高い買物になるため、とてもいい取組だと思います。貸出し料が無料となっていますが、令和元年度の貸出しの数、購入に至った台数を伺います。また、壊れて返却されたことはないのか伺います。
  (2)、アンケート検討を見ると満足度がとても高いです。アンケート結果をどのように活用しているのか伺います。
  (3)番、令和元年度は前年度比で全部で9基減少していますが、今年度コロナ禍において価値的な事業と考えます。どのように検討されたか伺います。
  4番、37ページ、39ページ、41ページ、塵芥処理費について、13委託料の収集業務委託料に含まれるふれあい収集について伺います。
 (1)、令和元年度ごみ処理施設3か所それぞれの申請数と実施数、また実施しなかった世帯がある場合、主な理由を伺います。
  (2)、現在ふれあい収集を実施している世帯を伺います。3か所それぞれでお願いいたします。
  (3)番、申請し許可が下りれば自宅の門前、または玄関前にごみ出しの許可が出ていますが、アパートなど集合住宅にお住まいの方の対応はどのようになっているのか伺います。また、その利用者数を伺います。
  以上です。お願いします。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 大橋議員のご質疑のうち、1についてご答弁を申し上げます。
  各清掃センターの樹木につきましては、適宜、剪定伐採など適切な管理を心がけておるところでございます。久喜宮代清掃センター内の樹木につきましては、当初予算で予定をしてございました中低木の剪定につきましては、職員で対応したことにより樹木剪定業務委託を実施しなかったところでございます。菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにつきましては、当初予算で予定しておりましたとおり、樹木剪定を業務委託により実施したところでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、大橋議員のご質疑のうち、2から4についてご答弁申し上げます。
  初めに、2でございます。まず、(1)についてでございます。令和元年度の分別アプリの登録件数は2,502件でございます。その推移といたしましては、転入件数が多いと思われる4月と3月に1か月当たり約300件、他の月が150件から200件ほどの登録をいただいているところでございます。
  次に、(2)についてでございます。より多くの住民の皆様に分別アプリをご利用いただけますよう、当組合ではホームページや広報紙、家庭ごみ・資源物収集カレンダーに記事を掲載して周知を図っているところでございます。また、アプリの設定方法や機能などを紹介した専用のチラシを作成し、久喜市民まつりや宮代町民まつり等のイベントや、組合を施設見学される小学生や一般の方々に配布をしているところでございます。
  続きまして、3でございます。初めに、(1)でございます。家庭用生ごみ処理機、こちらのほうの無料貸出しの貸出し件数につきましては、令和元年度は7回の貸出し実績がございました。このうち購入に至った台数は1台となってございます。また、貸出し期間中に故障等をした機器というのは、今までございません。
  続きまして、(2)でございます。家庭用生ごみ処理容器の使用状況に関するアンケート調査につきましては、昨年度に平成28年7月から31年3月までに補助制度を利用された方を対象に実施し、集計結果をホームページに掲載しております。このアンケート調査では、多くの方から各種処理容器のメリット、デメリットについてご意見をいただき、集計結果にまとめさせていただいております。今後、補助制度を利用しようとする方が処理容器の個々の特徴を理解した上で選択できるよう、ホームページ等で情報提供を行ってまいりたいと考えております。
  続きまして、(3)でございます。家庭用生ごみ処理容器等購入費補助制度の昨年度の利用状況でございますが、電気式生ごみ処理機が前年度と比較してマイナス6基、コンポストがマイナス3基、EM処理容器が増減なし、合計マイナス9基の減でございました。地区により補助基数の多少の減少は見られますものの、おおむね前年度と同程度の補助実績として一定の成果を上げることはできたと考えております。
  なお、コロナ禍の影響後と考えられる本年2月から9月までの補助基数につきましては、合計76基となっております。前年同期の補助基数は46基でございますことから、プラス30基、65%の増となっております。当組合では、広報紙に制度の記事を、前年9月と本年2月、9月に広報紙に掲載しているほか、家庭ごみ・資源物収集カレンダーやホームページ、分別アプリでも周知を図っております。今後もより多くの方に制度をご利用いただけますよう、広報紙やホームページ等で周知に努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、4でございます。初めに、(1)でございます。久喜宮代清掃センター管内の令和元年度のふれあい収集申請数は51件、実施数が46件でございます。未実施の5件のうち3件は、申請者自ら申請を取り下げたものとなっております。また、残りの2件につきましては、共同住宅の管理者から共有スペースの使用の承諾を得られることができず開始することが困難だった方が1件、ふれあい収集の条件に該当しなかった方が1件でございます。
  菖蒲清掃センター管内におきましては、申請数が6件、実施数が4件でございます。未実施の2件は、申請者自ら申請を取り下げたものとなっております。
  八甫清掃センター管内は、申請数20件、実施数19件でございます。未実施の1件は、申請者自ら申請を取り次げたものとなっております。
  続きまして、(2)でございます。令和元年度末現在、ふれあい収集をご利用いただいておりますのは、久喜宮代清掃センターで178世帯、菖蒲清掃センター管内で10世帯、八甫清掃センター管内で47世帯、合計で235世帯でございます。
  続きまして、(3)でございます。アパートなどの集合住宅にあっても、戸建ての住宅と同様、原則としてご自宅の玄関前にお出しいただくことになります。ただし、集合住宅は通路が居住者の共有スペースとなるため、実施には集合住宅の管理者の承認が必要となります。承諾をいただければ、作業員が集合住宅の敷地内に立ち入り、二階以上の高層階でも玄関前での収集を行っております。令和元年度末現在で集合住宅にお住まいでふれあい収集をご利用いただいている方は、久喜宮代清掃センター管内で13世帯、菖蒲清掃センター管内におきましてはゼロ世帯、八甫清掃センター管内で1世帯、合計14世帯となってございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔7番 大橋きよみ君登壇〕
7番(大橋きよみ君) 再質疑させていただきます。
  1番ですけれども、今回は職員で剪定作業を行ったということなのですけれども、危なくない程度でしたら結構だと思うのですが、やはり慣れていない方がやられるというのは、危険も伴うことなのかなとも思いますし、もしくは菖蒲、八甫のほうの職員が、こちらのほうは職員でやらないという、この不公平感は生まれないのかなというふうに思います。そちらのほうはどのように考えているかお聞かせください。
  あと、分別アプリのほうは、本当に利用者が多くて毎月150件から200件ということで、もう本当に求められているサービスなのだなということを、この件数を聞いただけでもとても実感いたしました。今後も周知のほうをよろしくお願いしたいと思います。
  あと、生ごみ処理機のほうなのですけれども、こちらなのですが、随分今回も65%増えたということで、今後もっと市民が増えた場合、この電気式生ごみ処理機の上限が3万円というふうに書いてあったのですけれども、もともとの全体的な予算の上限というのは、令和元年度は検討したかということをお聞かせください。
 あと、電気式生ごみ処理機の無料貸出しについて、アンケートに回答することが、ある意味貸出し料だと思うのですけれども、七十何%の回答率で、その回答されなかった方がいらっしゃると思います。そちらのほうの対応の仕方とかというのを検討されたかどうかお聞かせください。
  あと、3番のふれあい収集についてですけれども、高齢者等のごみ出し支援を実施している自治体が全国で387市町村ということで、全体の23.5%、その中でも久喜宮代衛生組合と同じごみ収集の一環として実施している自治体は、その中の84.7%なのですけれども、中にはNPOなどの支援、あと実施している自治体、社会福祉協議会などに委託している自治体、あとシルバー人材センターに委託している自治体もあるようなのですけれども、先ほど数をおっしゃったときに、申請して管理者の方の許可が得られなかったからできなかったというお話がありましたけれども、その方は一体ごみをどのようにしているのかというのがとても気になりました。どのように対応したのか、把握していたらで結構ですので、教えていただきたいと思います。あと、自ら取り消されたという方も各地域にいらっしゃいました。皆さんそれぞれ理由が違うと思うのですけれども、把握していたらお願いいたします。
  あと、今後の高齢化率を考えると、今235世帯ですか、どれぐらいの人数まで今の取組のまま実施が可能だと考えているのか、検討していたら教えていただきたいと思います。
  また、令和元年度に総務省から発表されました高齢者等世帯に対するごみ出し支援に対する特別交付税の措置が講じられて、経費5割を措置することとなっていることが発表されていますけれども、この中で個別収集を行う場合は、必要な増加経費、人件費とか車両関係費などもこの中に含まれるということなのですけれども、このことを令和元年度検討されたかどうかだけ教えてください。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 大橋議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  私のほうからは、1の樹木剪定業務委託に関してでございます。まず、昨年度でございますが、令和元年度、中低木の剪定というものを予定してございまして、職員が現地を確認しましたところ、その職員が対応できるという判断の中で、今回は経費節減のためにも職員が行ったものでございます。
 また、久喜宮代清掃センターは、職員で対応するということではなくて、やはり切る木を毎年見て、例えば当然ながら危なくて職員が対応できないものは、業者さんのほうにお願いをしていくということになろうかと考えてございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、大橋議員の再質疑に対してご答弁申し上げます。
  まず、一番最初に生ごみ処理機の関係でございます。まず、こちらの生ごみ処理機の予算の上限について考えられたかというようなことがございましたが、これまで私ども久喜宮代衛生組合のほうで家庭用生ごみ処理容器の購入費補助制度の予算を超えて申請があったというようなことはございません。令和元年度につきましても予算の範囲内で収まっているというようなことでございますので、今のところそちらのほうの上限の検討というようなことはしておりません。
  次に、アンケートでございますけれども、こちらのほうなのですが、今現在、衛生組合のホームページに掲載しておりますのは、実際購入された方の補助制度に対するアンケートでございます。この貸出しのほうでも、実は終わった後にアンケート等も取っているのですが、そちらのほうは全員回答はいただいているところでございます。それで、ホームページに載っている補助制度を利用された方のアンケートにつきましては、こちらの回答率、確かに回答されない方もいらっしゃいましたが、こちらのほうは無記名での回答ということになっておりますので、回答されなかった方がどなたかというのは、ちょっとこちらのほうでは把握していないところでございます。
  続きまして、ふれあい収集の関係でございます。まず、こちらの共同住宅の関係で、こちら承諾が得られなかったという方がどのようにされているかというところでございますが、まずこちらのほうの共同住宅で承諾を得られなかった理由でございますけれども、こちらのほう、消防法の関係で廊下、階段などの避難経路に避難に支障となるものを放置してはならないとなっていることを理由に、こちらの管理者の方が廊下にごみを排出することを許可いただけないと、そういった事例がございます。今回はそのような事例でございました。そこで、ちょっとお断りをさせていただいたのですけれども、その後どうなっているかというのは、私どものほうでは、どのようにごみを出されているのかは把握はしていないところでございます。
  次に、取下げ6件の概要、申請されてからこちらのほうを自分で取下げられた6件いらっしゃったのですけれども、こちらのほうの概要なのですが、一番多いのが、申請から受理されるまでの間に施設に入所されたりですとか、あと病院に入院されたりなど、こちらのほう、状況が変わってしまった方、そういった方が一番多いというような形になってございます。
  次に、ふれあい収集、こちらのほうを現在どの程度まで続けることができるのかのようなご質問であったと思われます。こちらのほう、予算書、決算書等にございますとおり、ふれあい収集の業務委託というものは現在ございません。こちらのほう、どのような対応になっているかと申しますと、私どもそれぞれふれあい収集のお宅を一つの集積所と考えて、それでそれぞれの委託業者のほうに回っていただくという形で、こちらのほうそれぞれ委託料の中に含まれているというような感じでございます。現在のところ、この数であれば通常の収集業務の範囲内の一つということで対応はできるというようになっております。しかしながら、こちらのほうが将来的に爆発的に増加するようなことがございましたらば、現状のままの委託では対応し切れなくなる可能性もございます。そのときには検討のほうをさせていただこうかなと考えております。
  最後に、国のほうの個別収集に関するこちらの対応について検討したのかというようなご質問でございましたが、こちらの個別収集に関する検討のほうは、現在行ってございません。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔7番 大橋きよみ君登壇〕
7番(大橋きよみ君) 再々質疑させていただきます。
  先ほどの、やはり管理者の許可が得られなくてということでお話しいただいて、その後どうなったか分からないというお話でした。その方が果たしてそうなっているかといったら疑問ですけれども、ごみ屋敷とかそういうことというのは、やはり毎回毎回ごみが出せなくなってきて、こんなにたまってきてということだと思いますので、周りの人がどうにかとか、あと収集業務されている方だけで補えることなのかということも、やはり消防法は守っていかなければならないですし、そういうふうに考えたときに、近くのシルバー人材センターに登録されている方にお願いするとか、そういったことも今後考えていくべきだと思います。そちらはどのように考えますか。質問させていただきます。検討するかしないかだけお願いいたします。
  あと、やはり将来的に増えてくると思いますので、先ほどのような事例がやはり多くなってくると困りますし、早め早めの検討をお願いしたいと思います。
 1点だけお願いします。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 大橋議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  高齢者等でごみ出しにお困りの方で、かつ私どもの制度での対象に残念ながら当てはまらなかった方、こういった方で日常的にごみ出しに困られている方、こういった方の例として、シルバー人材センターの方々の活用ということで例を挙げてご質疑をいただいております。久喜市、そして宮代町、それぞれのシルバー人材センターにおきましては、私どもの一般廃棄物の収集運搬業の許可業者、許可を出している業者でもあります。ですので、一般の方が排出する一般廃棄物を、その方が契約をして当組合等に運搬をするというのは、私どもの許可を下ろしている業務の一つですので、運搬に関して業ということでは対応が可能となっております。もしそのような方で、ごみを出すのが困ってしまう、そういった紹介等ございましたら、このような対応もありますよということで、その旨のご案内ももちろんできようと考えております。
議長(丸山妙子君) 以上で大橋議員の質疑を打ち切ります。
    ここで休憩といたします。

    休憩 午後 2時15分

    再開 午後 2時30分

議長(丸山妙子君) 再開いたします。
  次に、渡辺議員、お願いいたします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。引き続き議案質疑させていただきます。歳出についてです。
  1番、16ページ、総務費、一般管理費、全体についてですけれども、令和元年度の正職員の数と再任用職員の数、臨時職員の数、これらについて、昨年との増減もお聞きをいたします。毎年聞いております。正職員の数をこれ以上減らすべきではないと考えるがいかがか。また、ごみ処理施設運転管理委託やごみの運搬業務委託など、かなりの業務が現業職員から委託に移行されていることを考えれば、委託業務先の職員の労務状況や現状の確認は必要であると考えます。されていたか伺います。また、臨時職員の時給は幾らであったか伺います。
  2番です。18ページ総務費、一般管理費、昨年も聞いております。職員の健康診断の受診状況と職員ストレスチェックの受診状況はどうであったか伺います。臨時職員についてもどうであったかお伺いをいたします。
  3番です。22ページ、総務費、一般管理費、工事請負費の庁舎2階トイレ改修工事で洋式化が進んだと思いますが、衛生組合全体のトイレの洋式化率はどのくらいになったのかお伺いをいたします。
  4番については、前者で分かりましたので答弁は結構です。
  5番について、30ページ、衛生費、清掃総務費、光熱水費についての1番、(1)と(2)については、前者で分かりましたので答弁は結構です。
  (3)についてだけお伺いします。調書の26ページにあるとおり、プロパンガスについてですけれども、前年度比で久喜宮代が21.2%の増加、八甫が34.4%の増加、菖蒲はガス料金となっておりますが、前年度比で34.4%の増加になっております。全体的に多いのですが、説明を伺います。
  6番です。34ページ、衛生費、清掃総務費、減量推進事業でお伺いします。(1)です。廃棄物減量等推進員の委嘱が今回も久喜宮代でマイナス7名となっております。たしか前年度も10名の削減だったと思います。見直しが行われたということで説明を聞きましたが、各地域は大丈夫だったのか、お伺いをいたします。
  2番については、前者の質問で分かりました。ぜひともこれは推進していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  (3)です。調書33ページにあるように、プラスチック類の湿ベース組成分類結果ですけれども、久喜宮代は、前年度99.2%だったすばらしかったものが95.9%へ、菖蒲は、前年度99.2%だったものが96.7%へ下がってしまいました。要因は何と考えているか、今後の対策もお伺いをいたします。
  7番です。36ページ、衛生費、塵芥処理費のところでお伺いします。調書34ページにあるように、ごみの搬入量ですが、3清掃センター合計で5万5,220.34トンと増加しております。特に燃やせるごみは3清掃センターを合計すると1,389.56トンとかなりの増となってしまいました。原因と今後の取組をお伺いします。
  8です。40ページ、衛生費、塵芥処理費、久喜宮代のごみ処理施設管理運営事業の全体では不用額が3,566万153円と多く出ておりました。予算の見積りが甘かったのか、それとも何らかの修繕がなくなったのか、原因をお伺いいたします。
  9です。44ページ、衛生費、塵芥処理費、塵芥処分事業の委託料、全部見させていただいたのですが、マイナスのところもありましたけれども、3センターともにほとんどの委託料が上がっておりますが、これについては要因は何か。燃やすごみと燃やせないごみの増については、先ほど消費税の分とか生ごみの堆肥化が終わり、燃やすことになったことが原因となっておりますが、大体このごみの搬入量の増が影響しているということになるのか、お伺いをいたします。
  以上です。お願いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 渡辺議員のご質疑のうち、歳出の1から3、5の(3)に対しまして順次ご答弁を申し上げます。
  初めに、1でございます。令和元年度の本衛生組合の職員数でございますが、平成31年4月1日におきまして、一般事務職員が24名、一般事務職再任用職員がゼロ名、技能労務職員が9名、技能労務職再任用職員が2名、合計で35名でございます。平成30年度と比較いたしますと、一般事務職員が同数、一般事務再任用職員が1人の減、技能労務職員が同数、技能労務職再任用職員が1人の減であり、合計で2人の減でございました。常時勤務しております臨時職員につきましては、令和元年度は3人で、前年度と同数でございます。職員数についてでございますが、本衛生組合では組合採用を凍結しておりますことから、業務量に見合う人員の派遣について、久喜市、宮代町と協議してまいります。
  ごみ処理施設運転管理業務委託や燃やせるごみ収集業務委託など、委託業者の職員の方の労務管理につきましては、本衛生組合では特段の確認をしておらないところでございます。
 臨時職員の賃金でございますが、平成31年4月1日から時給900円、令和元年10月1日から時給930円でございます。
  続きまして、2でございます。令和元年度におきましては、令和元年7月3日に常勤職員を対象といたしまして健康診断を実施したところでございます。この健康診断では、主要な施策の成果に関する調書18ページに記載いたしましたとおり、対象職員35人中33人の職員が受診いたしました。残りの2人は人間ドックを受診したことから、この健康診断は受診しなかったものでございます。
 ストレスチェックにつきましては、令和元年12月に組合採用の常勤職員17人を対象としてメンタルヘルスチェック業者に委託して実施し、対象職員全員が受検したところでございます。なお、構成市町から派遣されました常勤職員は、それぞれの派遣元の市町でストレスチェックを受けております。
 令和元年度に組合で採用した臨時職員でございますが、雇用形態が半年の短期契約であること、1週間当たりの勤務時間が常勤職員の4分の3未満であることから、令和元年度の健康診断及びストレスチェックの対象とはしておらないところでございます。
  続きまして、3でございます。本衛生組合の施設におけるトイレの洋式化の状況につきましては、通常一般の方も使用することができるトイレが50%、処理施設内にございますトイレにつきましては41.7%でございます。なお、八甫コミュニティセンターにつきましては33%でございます。
  続きまして、5の(3)でございます。それぞれ各清掃センターのプロパンガスでございますが、久喜宮代清掃センターでございます。技能労務職員が使用しております風呂場の給湯に焼却炉の余熱を利用しておりましたが、令和元年12月に給湯管が故障いたしまして、修繕が完了するまでの間、プロパンガスを使用したことにより使用量が増加したものと考えてございます。
 菖蒲清掃センターでございますが、従来のプロパンガス供給業者が廃業をいたしまして、平成31年1月から供給業者が替わり、基本料金の月額がそれまでの1,000円から1,620円となったところでございます。具体的に申し上げますと、平成30年度につきましては、4月から12月の9か月間が毎月1,000円、1月から3月の3か月間が毎月1,620円、令和元年度につきましては、4月から10月の7か月は毎月1,620円、11月から3月の5か月が毎月1,650円、合計1万9,590円でございます。
 八甫清掃センターにおきましては、平成30年度し尿処理の際の水質検査を一時期ガスバーナーを使用しない検査手法で行っておりましたことから、平成30年度のプロパンガス使用量が例年より少なくなってございます。令和元年度につきましては、通年を通してガスバーナーを使用する通常の検査手法に戻ったことから、例年より少なかった平成30年度と比較すると増加したものと考えてございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、私から渡辺議員のご質疑のうち、6の(1)と7についてご答弁申し上げます。
  初めに、6の(1)でございます。廃棄物減量等推進員の減の理由につきましては、推進員の病気、死亡、転居に伴う途中退任後、後任の選出がなかったことによる減が3名、区、自治会で推進員の廃止を決定したことによる減が4名となっております。そして、いずれの自治会であっても、今後は利用者の当番制で対応するというような回答をいただいております。このように、推進員の減の理由は、地域の実情に応じて判断いただいたものであり、今後につきましても集積所は適正に管理されていくものと考えております。
  失礼いたしました。6の(3)でございます。6の(1)と申しましたが、6の(3)もございました。申し訳ございません。
 続きまして、6の(3)でございます。プラスチック類の湿ベース組成分類結果のうち、久喜宮代清掃センターにつきましては、前年度と比較いたしまして不適物として、主に雑誌、厨芥類、再生できない紙類の混入が増加しております。また、菖蒲清掃センターにつきましては、主に容器包装以外のプラスチック類や再生できない紙類の混入が増加しております。この調査は、年に2回、管内の数か所の集積所からのサンプルを対象として実施しているものでございますことから、細かな数値の変動はあり得るものと考えております。
 今回のプラスチック類の調査では、いずれの清掃センターにおいても適合率は95%以上と高い水準を保っているものと認識はしておりますものの、今後も広報紙や収集カレンダー等を活用し、正しい分別が行われるよう住民の皆様に周知、啓発のほうを続けさせていただきたいと考えております。
  続きまして、7でございます。燃やせるごみが増加した主な原因といたしましては、管内世帯数の増加に伴う排出量の増加と考えております。また、久喜宮代清掃センターにおいては、生ごみ減容化及び堆肥化事業実証実験の前年度の終了に伴い、生ごみを燃やせるごみへと分別方法を変更したことも原因となっております。今後も広報紙やホームページ等において、生ごみ処理容器等購入費補助制度の周知や、食品ロス等の記事を掲載することにより、住民の皆様にごみの発生抑制を訴えてまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員ご質疑の8及び9についてご答弁申し上げます。
  初めに、8でございます。ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)の令和元年度の不用額につきましては、平成30年度と比較いたしますと2,226万6,747円の増となっております。令和元年度の不用額が増加した主な要因といたしましては、委託料のプラスチック類容器選別業務委託及び飲食料用びん・缶・ペットボトル選別業務委託の処理量や処理単価の実績が当初の見込みを下回ったこと、また工事請負費のごみ焼却施設機器修繕工事及び粗大ごみ処理施設機器修繕工事の予算額と請負金額との差額が平成30年度よりも大きかったことによるものでございます。
  次に、9でございます。各清掃センターともに塵芥処分事業の令和元年度の委託料が平成30年度と比較して増額となった主な要因といたしましては、ご質疑にございますとおり、各清掃センターに搬入されるごみの量が平成30年度よりも増加したことや、消費税法の一部が改正され、令和元年10月1日以降、消費税及び地方消費税の率が8%から10%になったことによるものでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 1番は、本当に毎年言っているのですけれども、やっぱり現業の職員等を含めて減らすべきではないということは言わせていただきます。
 それから、委託の先の労務管理も、やはりこれまで要するに委託をする前に行っていたものを委託として行っているところに関しては特にですけれども、昨年の物すごい暑さとかいろいろなことを加味すると、やはり労務環境管理、それから給与も含めてですけれども、しっかりと把握しておくべきではないかなと思うのです。必要があれば改善もしなければならないとは思うのですけれども、そういうことも助言していくべきだと思うのですけれども、一切しないのでしょうか。私はするべきだと思うのですけれども、その点についてもう一回お伺いをします。
  それから、2番のところであります臨時職員については、前回新井議員のほうが一般質問のほうで、ストレスチェックのほうはできる限り広げていきたいということが答弁としてあったと思うのですが、ストレスチェックを広げていただく、非常にありがたいし、評価すべきことですけれども、健康診断については行わないのですか。これも行っていただきたいと思うのですけれども、いかがなのでしょうか。2点。
  それから、もう一点、プラスチック類の湿ベースの中の数字が微妙な関係なのですけれども、年に2回きり調べていないということで今返答がありましたけれども、やはりこれは下がってはいかないような措置を、これからも市民に対して呼びかけがかなり必要だと思うのです。下がってしまったということもお知らせしながら、やはり皆さんでこれまでやってきて、すごいいい成績だったということもお知らせしながらやっていかなくてはいけないのではないかなと思いますので、やはりこれは対応が必要だと思います。ごみの廃棄物減量等の推進員がマイナスとなっているところは、今回やっぱりこういったところも影響するのかなとすごく思ってしまうのですけれども、推進員の皆さんが声かけるということも大きくあると思うのです。要するにプラスチックなんかの分別をし始めたときには、推進員の方がごみの袋を持って、これはお宅のですかとかということもやりましたよね。というその徹底した一生懸命努力をされたというところがありますので、やっぱり減量推進員の方がなくなってしまったところが4か所で、後任がいなかったところが今後は出るのかもしれないけれども、昨年が10になっているので、17の減ということに私は思っているのですが、この改善は今後はどうするのか。この減量推進員の改善と、それから99%台に持っていくというその努力の方法、どうするのかということをもう一度お伺いをいたします。
  ごみの量も増えてしまったのは、生ごみが燃やせるごみとなったということが、私もそこが大きく影響しているのだなとすごく思います。でも、今後やはり増えてしまったからしようがないではなくて、先ほども課長補佐がおっしゃられたように、食品ロスのこととか、それから生ごみの抑制を訴えていくということは、十分必要だと思いますので、そのことは要望させていただきます。お願いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 渡辺議員の再質疑に対してご答弁申し上げます。
  まず第1点、労務状況の確認、こちらのほうをやはり行うべきではないかというようなご質疑でございました。当組合では、収集業務関係でございますけれども、こちらのほうの仕様の項目の一つには、労働関係等の関係法令を遵守する事項がございます。委託業者につきましては法令を遵守し、労務管理が行われていると認識しております。また、衛生組合に提出されている財務諸表により、給料や各種手当だけでなく、賞与、退職共済金、法定福利費、厚生費、労務管理費等の諸経費の支出を確認しておりますことから、それぞれの委託業者は最低賃金の遵守も含め、待遇面においても適正に労務管理がなされているものと認識をしております。
 また、作業面につきましては、仕様で収集時間を定めているほか、委託業者には毎月毎日の収集作業時間と作業員数を組合に報告することを義務づけております。実際、そちらのほうの書類で適切な作業時間、員数で作業をされていることを確認させていただいておるところでございます。
  続きまして、プラスチックのこちらの分別のほうを向上させるための取組、推進員の関係も含めてということになります。まず、この湿ベース組成分類の関係ですけれども、こちらのほうは集積所に出されたごみを、こちらのほう、たとえ分別が悪くて未分別で本来だったらば置いてくるようなものであっても全て回収して、それで分析をしているものでございます。ですので、こちらのほう、100%合っているというようなものから抜き出したものではないというのをご承知いただきたいと思います。その上で、こちらのほう、プラスチックの分別なのですけれども、95%以上という高い適合率を保ってはいるものの、やはり下がっている現状もございますので、そちらにつきましては、ちょっと繰り返しになりますけれども、広報等で、高い分別率ではあるのだけれども、ちょっと下がっているので、そこら辺のところは注意してくださいというようなことを、こちらのほうをお話しさせていただこうと思っております。
 また、推進員につきましては、こちら毎回選任のたびに各区、自治会のほうには選任依頼のほうを全て送らせていただいて、こちらのほうを提出いただかない場合にはどのようなことでというようなお話も聞いております。そこら辺のところをお聞きしますと、やはり地域のご事情でなかなかそういった推進員といった取りまとめの役をつくることが難しいというようなお話も伺っております。では、野放しでやっているかというわけではなくて、それぞれのところでそれに代替するような手段で、集積所はそれぞれの住民の方が管理して、きれい、清潔を保つようにするというような話も伺っておりますので、こちらのほうでどうしても出してくださいというようなことは言えないようなことだと考えております。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 渡辺議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  2番の健康診断の対象を今年度の会計年度任用職員に拡大すべきというご質疑でございます。令和元年度につきましては、勤務条件等々の条件から対象外としたところでございます。令和2年度におきましては、会計年度任用職員という制度がスタートいたしまして、一般常勤職員と同じ服務規程が設けられたということもございまして、試験的に健康診断の対象と本年度はしたところでございます。その結果、3名全員の方に受診をいただいたところでございます。来年度以降につきましても、健康診断、またストレスチェックも同様でございますが、できる限り立場の違いは置きまして、できる限り対象を広げてまいりたいと考えているところでございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 今の職員の関係ですけれども、今のお話を聞きますと、勤務の状況は報告もあるし、労務管理はしっかりとなされているものとして確認しているということなのですけれども、ということは、初めの答弁とはちょっと違うのですか。いや、しませんではなくて、やっているというふうなことなのですか。絞って現業職員について、要するに委託している収集業務と、それから一部のことについてはしているけれども、ほかの委託業者のことについてはやらない。要するに炉を管理しているところの委託業者とか、そういうところはやっていないという状態になるのですか。よく今のちょっと分からない。何が該当していて何が該当されていないのか、ちょっと分からなくなってしまったのですけれども、私としては、多くそれを広げていただきたいというのもあるし、やっているならやっているというふうにお答えを初めからしていただきたいなと思います。
  それとあと、労務管理とか様々なことを、要するに表にしてやっているのであれば、先を見据えて公契約条例まで考えたらいかがかなと思うのですけれども、そういうお考えはないのですか。一つお願いします。
  それから、推進員のところは難しいという、強制はできないというところがあるのですけれども、それは難しいというのは分かります。ただ、今現状としては、ほかの人も見てもらっているということがあるのですが、今後を見据えていけば、やはり協力体制というのは必要になるのかなとすごく思います。例えば衛生組合として今やっているけれども、もしこれがほかのものに変わっていったとして、そこと住民との間をパイプ役としてするのは、やはりこの減量推進員の皆さんみたいな形になるかなと思うのですけれども、となったときに、この地区はいるけれども、この地区はいないということになると、それが行き渡るかどうかというのは、やっぱり問題が出てくるかなとすごく思いますので、極力やっぱり出てもらうという状態をお願いするしかないのですけれども、やっていっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 渡辺議員の再々質疑のうち、推進員の関係について私から答弁させていただきます。
  議員のおっしゃられるとおり、やはりこちらの推進員のほうは、私どもと地域とのパイプ役というような側面も確かにございます。ですので、今後もそちらの出ていない地域につきましても推進員のほうを選任していただけるよう、こちらからも声かけは続けてまいりたいと思っております。
議長(丸山妙子君) 業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 渡辺議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
  委託業務の職員の労務状況、現状の確認は必要であるという質疑につきまして、当初の答弁におきまして、本衛生組合では特段の確認をしておらないところと答弁を差し上げておりますことは、そのとおりでございます。実際にこちらの特段の確認ということですけれども、こちらの委託職員の労務状況ということで、例えば待遇面であったりとか、そういったもろもろの勤務条件とか、こういったことに関しての直接の確認というのはしておりません。ただしかしながら、先ほど再質疑の答弁のとおり、業務委託に関しましてそういった財務諸表等で様々な給与等人件費、それから労務管理、それらの費用が適切に支払われている。そして、収集業務におきましては、日頃の作業の状況、こういったものについて間接的に確認をしているということで、直接その内容について業者に問うということはしておりませんが、そのようなことは、間接的に委託業務の労務状況等については確認をしておると、このような状況でございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
  労務状況につきまして焼却炉などの運転管理業務委託についてはどのようかというご質疑でございます。3センター各処理施設の運転管理業務委託につきましては、勤務に当たり労働基準法を遵守するよう契約書にて定められておりまして、当業務に従事する委託職員の労務管理につきましては、受注者側の責務となっているものでございます。しかしながら、詳細な労働条件につきましては、こちらで管理してはございませんが、日々の日報を提出していただきまして、勤務状況等は把握しているところでございます。
議長(丸山妙子君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  次に、成田議員、お願いします。
                 〔4番 成田ルミ子君登壇〕
4番(成田ルミ子君) 4番、成田ルミ子です。引き続き議案第9号、歳出について質問させていただきます。
  22ページ、総務費、財産管理費、工事請負費、庁舎2階トイレ改修工事286万円について、工事内容の概要について伺います。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 成田議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 成田議員の歳出のご質疑についてご答弁を申し上げます。
  庁舎2階トイレ改修工事につきましては、久喜宮代清掃センター事務庁舎2階の男性用トイレが、老朽化によりまして悪臭や水漏れなどの衛生環境が悪化したことから修繕工事を行ったものでございます。具体的な内容は、床の塗り替え、壁面の塗り替え、古くなった便器の交換、またそれらに伴います配管等の交換工事を行ったところでございます。また、この改修工事に合わせまして大便器を和式から洋式に変更をいたしました。
 なお、受注者は株式会社中村工業所で、契約方法は随意契約でございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  成田議員。
                 〔4番 成田ルミ子君登壇〕
4番(成田ルミ子君) 庁舎2階の男性トイレということで承知いたしました。先ほど渡辺議員のほうから洋式化率について質疑があったと思うのですけれども、それでは男性トイレはもう和式の場所がないということ、1室だけということでよろしいのですか。それを1つ聞きたいことと、あとは、先ほど洋式化率を問うたところで、一般も使えるところが50%だというようなご答弁をいただいてあるのですけれども、この清掃センターの中で一般が使えるトイレというのがどこに当たるのかということ、あとはそれに伴い女性が使えるトイレというのはどこなのかなということも伺いたいと思います。
 そしてあと、今回の改修工事に際し、女性トイレの洋式の便器が少ないので、そういったものをリフォームする、それを直すような検討というのはなかったのかどうなのかということも伺います。お願いします。
議長(丸山妙子君) 成田議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 成田議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、一般の方も使えるトイレというのが、いわゆる一般の来客者の方、例えば久喜宮代清掃センターでいいますと、この事務所棟を指してございます。その中で、久喜宮代清掃センターの女性トイレの洋式化率、まずは場所でございますが、女性用のトイレにつきましては、この事務所棟の2階の女性用トイレと、この1か所となってございます。そのうち洋式化率が、便器が3つございまして、洋式が1、和式が2でございます。今後でございますが、現状洋式が1つということで、ある一定の成果は得ているのかなと考えているのですけれども、今後またこの衛生組合の解散時期が、もう目途が見えている中、洋式化を目途とした改修工事というのは、現在のところ考えておらないところでございますが、例えば老朽化によって直さなければならない、そういった場合には、当然洋式化も考えていくのかなというふうに考えてございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  成田議員。
                 〔4番 成田ルミ子君登壇〕
4番(成田ルミ子君) これから解散が目の前に迫っているとはいえ、令和8年ということになりますと、毎日使うところですから、それに大規模、女性トイレは割ときれいですから、とてもきれいですから、便器の交換とか、そういうことはそんなにお金かけなくてもできると思うので、ぜひ今後、要望になりますけれども、ちょっと検討したほうがいいのではないかなと思います。今回トイレの改修ということで、男性トイレだということなのですけれども、あそこ3室しかないのです、女性トイレ。そのうち1つが洋式で、あと和式が、ちょっと高いところに上るタイプの和式なのです。やはりここに来館される方ももちろん、あとは職員の方も使いやすくしておく必要があると思いますし、先を見越しても令和8年までだとまだまだちょっとありますし、毎日のことで、一日何回も使う場合もありますから、ぜひちょっと検討だけでも、検討というか来年度予算で便器の交換ぐらいはしたほうがいいのではないかなということは要望させていただきます。
 あとは、これも1つ要望なのですけれども、女子トイレもちょっと水の流れが悪いのです。水のたまりが悪いというか水圧が。それもちょっとここで報告しておきますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 以上で成田議員の質疑を打ち切ります。
  次に、鈴木議員、お願いいたします。
                 〔10番 鈴木松蔵君登壇〕
10番(鈴木松蔵君) 10番、鈴木松蔵です。議案第9号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算についてお伺いいたします。
  35ページ、6、減量推進事業(久喜宮代)、7、減量推進事業(菖蒲)、8、減量推進事業(八甫)についてお伺いいたします。このことについては、ほかの議員からの質問がありましたけれども、私からもさせていただきます。具体的な取組と成果が分かりにくい。説明を求めるというものであります。減量推進員等の任命とございます。また、減量推進事業を行いましたが、参考資料の23ページの報告によりますと、ごみ排出量総数も増加傾向、そして家庭系ごみ総排出量も増加傾向、家庭系ごみ原単位ごみについても増加傾向、また人口については減少傾向ということでございます。また、集団回収事業について、また堆肥化中止による影響を考えますと、この成果が非常に分かりにくいということでありますので、分かりやすく説明をしていただきたいと思います。
  それから、多量排出者については、他の議員の質問がありましたので、これについては触れなくて結構でございます。
  それと、この(2)といたしまして、市民に減量推進の意識を持ってもらう、このことは必要ではないかと思いますが、見解を求めるものであります。
議長(丸山妙子君) 鈴木議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、鈴木議員のご質疑にご答弁させていただきます。
  減量推進事業につきましては、当組合で処理する廃棄物の減量及びリサイクルの推進を目的とした事業でございます。主たる事業として廃棄物減量等推進員制度、燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務委託、容器包装再商品化業務委託、生ごみ処理容器購入費補助金制度、資源集団回収事業報償金制度があるところでございます。前段の議員でもこちらのほうご答弁申し上げましたが、廃棄物減量等推進員制度については、分別を徹底するための住民の協力要請や集積所の巡回及び巡回報告を推進員からいただくことにより、分別の向上や集積所の清潔維持が図られているところでございます。燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務委託では、管内の集積所から燃やせるごみとプラスチック類を回収し、内容物の組成調査を年2回実施しております。この調査によりまして分別の状況を把握するとともに、結果を広報紙で公表し、住民の皆様に分別の徹底のお願いをしているところでございます。
  次に、容器包装廃棄物再商品化業務委託は、当組合が財団法人日本容器包装リサイクル協会に引き渡している茶色瓶、その他瓶、ペットボトル、プラスチック製容器包装の再生費用のうち、市町村負担分について支出する業務委託料でございます。リサイクルを推進することにより、限られた資源を有効活用するとともに、焼却や破砕施設での中間処理並びに最終処分量を減らすことにも寄与しております。
  次に、生ごみ処理容器等購入費補助制度は、生ごみ処理容器等を購入された方に対して、その購入費用の一部を補助することにより、その普及を図る制度でございます。購入された生ごみ処理容器で家庭内の生ごみを処理していただくことで燃やせるごみの減少へとつながるとともに、住民のリサイクルに対する意識の啓発を進めるものでございます。補助基数については、お手元の資料の22ページのとおりでございます。
 集団回収制度につきましては、先ほど議員のほうからもありましたとおり、ここのところにつきましては、省略をさせていただこうと思います。
 議員からご指摘のありました23ページの表、こちらのほうで人口が減っているけれども、1日当たりの排出量が増えているのではないかというようなご質問がございました。こちらにつきまして私どもで分析しているところでございますが、こちら人口が減少しているにもかかわらず排出量が増加している背景には、世帯数の増加が関係しているものと考えてございます。表の基準日である10月1日の各年度の世帯数でこちらのほうを見ますと、平成29年度が7万9,708世帯、平成30年度が8万807世帯、令和元年度が8万1,570世帯と増加傾向にございます。世帯は生活の基準であり、ごみも世帯単位で排出されることが多いと思われます。世帯数の増加によってごみ排出量が増加することは考えられるところでございます。
 なお、先ほど申した世帯数により、1世帯1日当たりの家庭系ごみの原単位を計算いたしますと、平成29年度が1,477.6グラム、平成30年度が1,459.3グラム、令和元年度が1,448.2グラムと、こちらのほうになりますと減少傾向になってございます。人口が減少する一方で世帯が増加するということは、大人数の世帯が減り、少人数または単身者の世帯が増加しているということで、1世帯当たりの排出量も減少するという側面はございますものの、住民の皆様には減量に一定のご協力をいただいているものと考えているところでございます。
 実際に、こちらの燃やせるごみと湿ベース組成分類の結果を見ましても、こちらの燃やせるごみのほうに資源が入ったりとか、そのような大幅な上昇は見られていないところでございます。また、家庭用の生ごみ処理器、この関係でございますけれども、アンケートの結果を見ますと、購入後1年以上たたれた方であっても、9割以上の方が連続して使用していただいております。また、こちらのほう、5年に1基または2基補助ができるという制度になっておりますが、またこちらの補助の対象になったら利用したいという方も相当数の方がいらっしゃいます。そのようなことから、利用されている皆様につきましては、燃やせるごみの排出削減のためにご協力をいただいているものと考えております。
 続きまして、2でございます。議員ご指摘のとおり、廃棄物の減量を推進するには、住民に減量推進の意識を持っていただくことが肝要であろうと考えております。減量推進事業については、そうした減量推進の意識づけのための啓発的な制度もございます。生ごみ処理容器補助制度ですとか、あと資源集団回収制度ですとか様々な制度がございます。しかしながら、住民の皆様が制度の存在をこちらのほう知らなければ、効果は見込めないものでございます。当組合では、これらの制度につきまして、広報紙やホームページ、分別アプリやカレンダー等を活用して、より一層周知することで啓発を図ってまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  鈴木議員。
                 〔10番 鈴木松蔵君登壇〕
10番(鈴木松蔵君) 再質問いたします。
  先ほどの質問の中、また答弁の中にございましたけれども、ごみの総排出量、家庭ごみの排出量等は増える傾向にあるということでございます。これは、ごみ減量推進事業がまだ十分でないとする見方もありましょうし、ごみ減量推進事業をやっているからこれで収まっているのだという見方もあろうかと思います。そうはいっても、増加の率はそれほど大きいものでもないということがあります。これ決算でございますので、これらをどう踏まえて次に備えるかと、来年に備えるかということでございますけれども、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。
議長(丸山妙子君) 鈴木議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 鈴木議員の再質疑に対してご答弁申し上げます。
  これまでこちらのほうで結果として出てきましたごみの排出量の増量傾向、そちらのほうを踏まえまして、今後主に周知活動のほうが必要だと考えております。特にこういった今回の分析結果で見ますと、やはり単身者世帯等が増えているような傾向にございます。そういった単身者世帯につきましては、自治会に未加入であって、広報紙等がもともとお手元に届かないというような方もいらっしゃるように感じます。ですので、従来の広報紙だけではなくホームページや分別アプリなど、現在そういった単身者の方が利用しやすい、そういった媒体を使いまして、なるべくこちらの周知活動のほうを高めてまいりたいと考えているところでございます。
議長(丸山妙子君) 以上で鈴木議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第9号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第10号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)についての質疑をお受けいたします。
  猪股議員、お願いします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 議案第10号、令和2年度一般会計補正予算(第2号)についてでございます。12ページ、13ページです。八甫コミセンの改修計画作成支援事業と載っているのですけれども、今回の改修事業は、八甫清掃センターのし尿処理施設大規模改修延命事業に関する地元及び周辺地域住民団体の理解を得るための条件整備、そのための改修というふうに捉えているのかどうか、それが1つ。
  それと、一般質問のほうでもお伺いをしているのですけれども、地元及び周辺地域住民団体との合意というのは、もう固まっているのかどうか、その内容が出ていましたら明らかにしてください。
  それから、合意文書の公表もお願いしたい。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員のご質疑にご答弁を申し上げます。
  八甫コミュニティセンター改修計画作成支援業務委託の内容でございますが、建物外観や内観調査、設備機器の耐用年数による確認など、建物と附帯設備の劣化調査を行った上で目標とする使用年数を設定し、施設を適切に維持するための改修計画案の作成、概算工事費の積算などを行うことを考えてございます。
 八甫コミュニティセンターにつきましては、建築後31年が経過し、建築された経緯、またこれまでの地元との約束を考えますと、八甫清掃センターの施設が稼働している間は、地元の皆様に使用していただくものと考えてございます。現在、令和5年度中の完成を目標に、八甫清掃センターのし尿処理施設の基幹的設備改良事業を進めておるところでございますが、完成後15年間、し尿処理施設を運転すること、またし尿処理の集約化に当たり、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会からご要望をいただいていることを踏まえまして、本年度において改修計画を作成し、来年度にはこれをたたき台といたしまして、地元の皆様のご意見などをお伺いしてまいりたいと考えているところでございます。
  地元及び周辺地域団体との合意の内容でございますが、現在鷲宮・栗橋生活環境保全協議会からいただいたご要望にできるだけ応えることができますよう、久喜市と協議をしているところでございます。合意が調いましたならば、久喜市、また鷲宮・栗橋生活環境保全協議会のご了承をいただき、情報提供をしてまいりたいと考えてございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 大体分かりました。来年度にたたき台を持って地元住民の皆さんの意見を伺っていくということを言われましたが、そうすると改修工事自体は、来年あるいは再来年、2年後ぐらいということに見込んでいるのかどうかお願いします。
  それと、私の認識不足もあってよく分からないところがあるのですけれども、この施設というのは、建物ですから実質永久に残っていきます。そうすると、し尿処理施設は15年間使うということですけれども、その使用をやめた後でも、この建物は地元に移管をして、地元住民の方々が使えるような施設としてなっていくのかどうか。そこら辺の協定上はどういう扱いになっているのか教えてください。
  それと、その後にまた改修とかの必要が生じた場合には、やっぱり組合あるいはそれを立てた、引き継ぐのがどこか分かりませんけれども、行政のほうでずっと維持管理はしていくことになるのでしょうか。あるいは維持管理は移管したとしても、改修とかの必要が生じた場合には行政のほうで持っていくことになるのでしょうか。そこら辺が過去の協定の中でどのように位置づけられているかについても明らかにしてください。
  それから、合意については、率直に聞きますけれども、いつ頃に合意がされる見込みですか。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず1点目、コミュニティセンターの実際の改修工事の目途でございます。やはり地元の皆様の、例えば私どもが計画を策定しても、やっぱり実際に使用していただいている地元の皆様が、例えばトイレだったらこっちが先がいい、その他もろもろのご意見はあろうかと思います。そういった中で、まずは丁寧に地元の皆様にプランとして説明をお示しをして、それを基に地元のご意見をまとめていただいて、協議をしてまいりたいと思っています。結果としまして、議員おっしゃるとおり、恐らく少なくても来年、再来年度以降本格的な工事に着手できるのかなと考えてございます。
  続きまして、八甫コミュニティセンターの存続期間でございます。当然し尿処理施設が延命化をしまして15年間、久喜市のし尿処理施設として使用する。その間、またそれ以降につきまして、八甫保全協議会の地元の皆様からは、その後も使わせてほしいというようなご要望をいただいているところでございます。今まさにそこら辺の関係、例えばご質疑の中でございました、地元に移管をして存続をしていくのか、いろんな手法があろうかと思いますが、そこも含めて今検討をしているところでございます。そこも含めて何年まであるのか、令和8年には組合がなくなってしまいますので、恐らくまずは施設は久喜市に移管をして、久喜市と地元の皆様で、またそこは協議をしていかなければならないのかなと考えているところでございます。
  続きまして、合意がいつ頃調うのかというところでございます。私どもが伺ってございますのが、例年ですと秋口に役員会というのでしょうか、保全協議会の集まりがあると伺ってございます。ただ、ちょっとコロナの関係で、なかなかそれが集まることができないということを伺っているところでございます。私どもとしましたならば、できる限り早く久喜市、また保全協議会と合意をして事業を進めてまいりたいと考えているところでございますが、そこら辺はまたいつ頃になるかというのが、現実的にまだ未定と申し上げる状況でございます。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第10号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第11号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任についての質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 質疑がないようですので、議案第11号に対する質疑を打ち切ります。
  休憩いたします。

    休憩 午後 3時32分

    再開 午後 3時32分

議長(丸山妙子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(丸山妙子君) 日程第5、これより討論・採決を行います。
  議案第9号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定の討論をさせていただきます。
  令和元年度の衛生組合内のごみ資源の3センター合計は5万5,220.34トンで、前年に比べて616トンの増加となりました。燃やせるごみの増加が最も多く、3センター合計で1,389.56トンに及んでおります。多量排出事業者は、減量はかなり努力されていることについては、評価をさせていただきますが、前年度に比べて人口が増えているものではない中での焼却ごみの増加は、生ごみの焼却が増加したとはいえ、真っ先に取り組むべき課題であり、同時にプラスチック類の湿ベース組成分類結果の低下も、住民への呼びかけと徹底、協力に再度力を入れ改善すべきと考えます。廃棄物減量等推進員の確保もして、住民との連携、調整、協力要請の力になってもらうことも重要と思います。ごみの減量化と再生利用、リサイクルは、ごみ行政の最大の課題であり、実施しなければならない事業であります。
  また、衛生組合職員の削減が続いておりました。解散までに現業職員はかなりの削減を目指しているようですが、解散までは同様に作業は続くのであって、職員削減の理由にはならないはずです。すべきではありません。そして、かなりの事業が現在委託業務となっております。久喜市、宮代の税で事業を委託しているのであり、本来なら衛生組合職員がこれまで行ってきた業務もかなりあります。委託先の労務の労務管理、環境、報酬、給与等の実態把握は、今お答えの中では、直接的にしているわけではないが間接的に行っているということでしたが、しっかり直接的に行えばいいではないかと思います。公契約条例の考えを聞きましたが、返答はありませんでした。今後において条例について検討すべきと申し上げます。
 さらに、令和元年度には使用料、手数料の塵芥手数料に、し尿もそうですけれども、消費税を導入してしまいました。金額にして1,233万6,860円、し尿処理手数料では53万2,745円と答弁がありました。増加分に対する消費税分の割合も多いと考えます。これまでの久喜宮代衛生組合が消費税を導入せずに努力をされてきたことの後退となります。残念でなりません。消費税は逆進性があります。所得の低い人に重くのしかかる税です。導入すべきでなかったと指摘して、反対討論とさせていただきます。
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第9号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(丸山妙子君) 挙手多数であります。
  よって、本件は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  次に、議案第10号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第10号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第11号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第11号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、原案どおり同意することに決定いたしました。
  休憩といたします。

    休憩 午後 3時38分

    再開 午後 3時40分

議長(丸山妙子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
議長(丸山妙子君) 以上をもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なご審議をいただき、誠にありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
議長(丸山妙子君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 久喜宮代衛生組合議会第4回定例会にご提案いたしました議案第9号から議案第11号につきまして、議員の皆様には慎重にご審議の上、ご議決をいただきまして、大変ありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。今後とも議員の皆様方のご理解とご協力をお願いを申し上げまして、御礼のご挨拶といたします。大変お世話になりました。
議長(丸山妙子君) ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(丸山妙子君) これをもちまして、令和2年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時41分