○提出議案処理結果一覧表
議案番号 件         名 上程年月日 議決年月日 議決状況
議案第 9 号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について 2・10・1 2・10・30 認  定
議案第10号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について 原案可決
議案第11号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について 2・10・30 同  意
○組合に対する質問
発言番号 議席番号 氏   名 質   問   の   要   旨
新 井   兼 1 充電式電池等による処理設備内の火災リスクの低減につい
 て
  近年のモバイルバッテリー等の混入が原因と推測される火
 災による設備破損のリスク低減に関し、以下の点について伺
 う。
 (1) モバイルバッテリー、電子たばこ等の充電式電池は、衛
  生組合では「有害ごみ」として回収している。充電式電池
  は、資源の有効な利用の促進に関する法律により「指定再
  資源化製品」に指定されているが、回収後の再資源化はど
  のように行われているのか、処理状況について伺う。
 (2) 一般社団法人JBRCに加盟する会員企業の使用済み充
  電式電池は、家電販売店、ホームセンター等の産廃排出協
  力店で回収を行っており、組合ホームページでも当該内容
  が掲載されている。当該内容の住民への周知が十分と考え
  ているのか、衛生組合の見解を伺う。
 (3) 家電販売店、ホームセンター等の産廃排出協力店だけで
  なく、市町の各公共施設にも「リサイクルBOX缶」を設
  置し、回収ができたほうが各清掃センター処理設備内での
  火災リスクの低減に資すると考える。組合と市町が連携し
  て、一般社団法人JBRCの一般廃棄物排出者登録に加わ
  ることはできないか、衛生組合の見解を伺う。
2 会計年度任用職員を含むストレスチェックの実施について
  組合採用職員や構成市町の派遣職員は各々の派遣元の市町
 でストレスチェックを受けているところである。労働安全衛
 生法令上の趣旨に則れば、常時勤務する労働者に対しては、
 会計年度任用職員を含めてストレスチェックを実施すること
 が適切と考えるが、衛生組合の見解を伺う。
斉 藤 広 子 1 既存のシステム等を活用して
 (1) ごみ分別アプリは、ごみの分別促進やごみの排出がわか
  りやすく、ごみの捨て方や捨てる日付など毎日アプリを確
  認されている方がいる。そこで、ごみ分別アプリにごみ処
  理に関するスローガンや標語、連絡事項を「今日の一言」
  を載せる事は、大変有効と思うが対応は、可能か伺う。
 (2) 毎日、市内や町内で目にするごみ収集車(パッカー車)
  や久喜宮代衛生組合の公用車のボディにごみ処理に関する
  スローガンや標語をラッピングやステッカーにして広報活
  動を行っていくべきと思うが如何か。
2 2年延長された新ごみ処理施設に対して
 (1) 久喜宮代清掃センターの焼却炉1号炉は45年、2号炉
  は40年と、大変老朽化が著しいが、久喜市の新ごみ処理
  施設2年延長について、今後耐震の延命化についてどの様
  に考えているのか伺う。
 (2) 久喜宮代清掃センター・焼却施設の今後の年間メンテナ
  ンス、修理などに係る経費について伺う。
 (3) 万が一、新ごみ処理施設の開設に間に合わず故障した場
  合の処置についての取り組みについて伺う。
園 部 茂 雄 1 搬入ごみの地域指定を撤廃すべき。
  合併し10年が経過しているが、未だ搬入ごみの地域指定
 があるが、近くに清掃センターがあるにも関わらず、合併以
 前の行政区割りで、搬入ごみの受付が行なわれている。
  市民目線であれば、何処へ持ち込んでも受け入れをすべき
 であり、地域指定を早急に撤廃すべきである。
2 指定ごみ袋を買い物レジ袋として活用すべき。
  レジ袋の有料化に合わせて指定ごみ袋をレジ袋として活
 用、少しでも無駄を無くす取り組みを北本市、吉見町が行い
 マスコミに取り上げられた。
  久喜宮代衛生組合管内でも商業者に協力を要請し、指定ゴ
 ミ袋をレジ袋として活用する取り組みを導入すべきだが伺
 う。
浅 倉 孝 郎 1 コロナ禍におけるごみの排出量について
  コロナ禍におけるごみの排出量に関して、以下の点につい
 て伺う。
 (1) 3月時点でごみ量が増えたという報告があったが、その
  後も増え続けているのか。4月、5月、6月、7月、8月
  は例年と比べどれくらい増えたのか。
 (2) どんなごみが増えたのか、また減ったごみもあるのか。
 (3) 増えたごみに対し、現在、どう対処しているのか。また、
  今後、どう対処していくのか。
 (4) どれくらい処理コストが上がっているのか。
2 廃プラスチックについて
  廃プラスチックに関して、以下の点について伺う。
 (1) 日本では拡大生産者責任が浸透していないが、欧州など
  では拡大生産者責任により、プラスチックの生産や利用業
  者が回収・処理をしている。組合管内で拡大生産者責任や
  ごみ処理経費を削減するため、管内の大規模店舗で資源物
  の回収を義務付けるべきだと思うがいかがか。
 (2) 国は「小売業に属する事業を行う者の容器包装の使用の
  合理化による容器包装廃棄物の排出の抑制の促進に関する
  判断の基準となるべき事項を定める省令」を改正し、小売
  業に属する事業を行う事業者は、商品の販売に際して、消
  費者がその商品の持ち運びに用いるためのプラスチック製
  買物袋(いわゆるレジ袋)を有料で提供することにより、
  プラスチック製買物袋の排出抑制を促進するため、7月1
  日から全国で一律にプラスチック製買物袋の有料化を開始
  した。組合ではレジ袋有料化により、廃プラスチックの削
  減効果は出ているのか。
3 生ごみの減量について
  生ごみの減量に関して、以下の点について伺う。
 (1) コロナ禍で内食、中食が増え、生ごみの排出量が増加し
  ていることが推測される。生ごみの減量について、さらな
  る取り組みが必要だと思うがいかがか。
 (2) 組合では、家庭用生ごみ処理容器について補助を出して
  いるが、コロナ禍以後、補助した台数は増えているのか。
4 資源物集団回収について
  資源物集団回収に関して、以下の点について伺う。
  「資源物回収に係る実証実験報告書」によると「紙類、布、
 衣類」の市況がコロナ禍や中国の輸入規制により、市況が下
 落傾向にある。コロナ禍は長期化することが予想され、たと
 えコロナが収束したとしても景気がすぐに戻るとは思えない
 ことから、「紙類、布、衣類」の市況も厳しい状況がしばらく
 続くことが予想される。
  一方で資源物集団回収を行っている自治体などの団体で
 は、リサイクルの意識の向上や地域コミュニティの深まり、
 報奨金の有効活用など、住民にとってのメリットは大きい。
 今後、資源物集団回収を続けるために、どのような対策を行
 っていくのか。
5 家庭用剪定枝粉砕機について
  家庭用剪定枝粉砕機に関して、以下の点について伺う。
  どれくらいの利用件数があるのか。また、利用者はどのよ
 うに利用しているのか。選定枝の排出抑制につながっている
 のか。
6 跡地利用について
  組合の解散後における跡地利用に関して、以下の点につい
 て伺う。
  組合が解散した後の跡地利用の検討は始まっているのか。
 始めていないのであればいつ頃から検討を始めるのか。
7 地球環境問題について
  地球環境問題に関して、以下の点について伺う。
 (1) マイクロプラスチック問題について
   不法投棄されたプラスチックによる、海や河川へのマイ
  クロプラスチックによる汚染が指摘されている。野生の動
  植だけではなく、人体からもマイクロプラスチックが検出
  され、国を挙げてマイクロプラスチック対策に取り組み始
  めている。組合としてもマイクロプラスチック問題に取り
  組み、住民に周知する必要があると思うがいかがか。
 (2) 地球温暖化について
   今夏は特に熱く、また大型の台風が早期に発生するだけ
  ではなく、野菜の高騰やサンマの不漁など、私たちの生活
  に大きな影響を与えている。地球温暖化の原因となってい
  る温室効果ガスは、ごみ処理施設からも排出されている。
  世界を上げて温室効果ガスの排出抑制を行っている中で、
  組合として温室効果ガスを削減し、地球温暖化防止に寄与
  していくべきだと考えるがいかがか。
渡 辺 昌 代 1 令和2年5月5日の粗大ごみ処理施設の火災の復旧につい
 て
  令和2年5月の八甫清掃センター・粗大ごみ処理施設の火
 災から3か月が経過したが、復旧の現状とこれまでの対応に
 ついて伺う。
 (1) 2か月で復旧は可能と説明がありました。現在の復旧の
  現状はどうか伺う。
 (2) 市民への周知とお願いはどのようにされたか伺う。
 (3) 工事期間中の一時保管した廃棄物の現状を伺う。
2 久喜市の新たなごみ処理施設の焼却方針について
  久喜市の新たな方針として、新ごみ処理施設の焼却内容が、
 生ごみ全量焼却、容器プラスチック含むプラスチックの全量
 焼却が打ち出された。このことについて久喜宮代衛生組合で
 はどのように受け止めたのか以下伺う。
 (1) これまでの久喜宮代衛生組合では、焼却ゴミの減量化
  容器プラスチックのリサイクル化にはどのような考えでど
  のように取り組んできたか伺う。
 (2) 地球環境問題、地球温暖化にはCOの排出が最重要とな
  る。ごみの焼却には環境問題は切り離せない今の現状を踏
  まえ、根本的に取り組む姿勢について、組合としてはどの
  ように考えるか伺う。
 (3) 久喜宮代衛生組合は、容器包装リサイクル法に則ってリ
  サイクル協会へ資源としての活用を進めてきた。今回の方
  針は容器プラスチックの取り扱いを止めてしまうことにな
  る。久喜市では、リサイクル協会で進めるマテリアルリサ
  イクルとケミカルリサイクルの熱処理が、「燃やしてCO
  を出すのだから、久喜市で燃やしてサーマルリサイクルと
  して利用しても同じである」というような説明があったが、
  衛生組合では同様に受け止めているのか。
 (4) 「環境型社会形成推進基本法」の基本的な考え方は、(廃
  棄物・循環資源の優先順位を法制化している)これはこれ
  まで久喜宮代衛生組合が従い実践してきた内容と考える
  が、今回久喜市から出された方針は法に則ったものではな
  い。これまで進めてきた容器プラのリサイクルが、すでに
  実行して進めているものを止めて、熱回収にすることはお
  かしいと考えるがいかがか。3Rを進めるべきではないか
  伺う。
 (5) 環境省・経済産業省が進めている「プラスチックの全資
  源化」についてどのように考えるか伺う。
 (6) 「ごみ処理施設整備基本計画検討委員会」の会議に衛生
  組合も参加していると思うが、これまでの衛生組合の取り
  組みや地球環境問題に対する考え方の説明はどのようにさ
  れたのか伺う。
 (7) 今回の久喜市の方針は、焼却ゴミを増やして、リサイク
  ル率を引き下げるということであり、これまでの久喜宮代
  衛生組合の取り組みと真逆の方向であるが、これでいいの
  か考えを伺う。
大 橋 きよみ 1 コロナ禍におけるごみ処理について
 (1) 新型コロナウイルス感染症の現状と対策について伺う。
  ア 現在、施設内・収集時の対策をどのように徹底してい
   るか伺う。
  イ 施設の人員に新型コロナウイルスの感染が確認された
   場合、2次感染を防ぎつつ、施設を稼働させるための配
   置など対策を考えているか伺う。
    また、その場合何割の稼働を想定をしているのか伺う。
13 猪 股 和 雄 1 久喜市において、新ごみ処理施設の整備が2年間先送りと
 なる方向が示されているが、衛生組合の対応を明らかにされ
 たい。
 (1) これまで、久喜宮代衛生組合の解散は2024年と見込
  まれていたが、2年間は衛生組合としてのごみ・し尿処理
  を続け、解散の時期も2年間先送りとなるか。
 (2) 久喜市、宮代町とどのように協議し、合意してきたか。
 (3) 久喜宮代清掃センターのごみ焼却炉は、2年間の処理期
  間延長に耐えられるか。新たな延命化、寿命延長のための
  改修が必要になることも想定されるが、対応を示されたい。
2 八甫清掃センターのし尿処理施設整備について、これまで
 の経過と今後の見通しを明らかにされたい。
 (1) これまでの周辺住民への説明の経過と、指摘されている
  問題点と課題を明らかにされたい。
 (2) 今後の話し合いの予定、見通しを明らかにされたい。
 (3) 今年度に計画していた、長寿命化総合計画策定支援業務
  委託、生活環境調査業務委託、業者選定支援業務委託の進
  捗状況を明らかにされたい。
 (4) 今後の事業計画の進め方と整備スケジュールを明らかに
  されたい。
 (5) 久喜市において、新ごみ処理施設の整備スケジュールが
  2年間先送りになる見通しだが、し尿処理施設の整備も、
  2年間先送りと理解してよいか。
3 3清掃センターにおける、地球温暖化・温室効果ガス、C
 Oの排出をどのように把握しているか。
 (1) 3センターそれぞれの、ごみ処理施設、し尿処理施設の
  排出量、ごみ収集車による温室効果ガス、COの発生量を、
  把握していれば、明らかにされたい。2013年、および
  その後の直近の排出(発生)量を示されたい。(表で提示さ
  れたい)。
 (2) 排出(発生)量の推移について、評価を明らかにされた
  い。
 (3) これまで、衛生組合として、温室効果ガス、CO2の発
  生抑制のための計画、または取り組み方針、指針などを策
  定してきたか。あれば、その内容、取り組みの実績とその
  評価を明らかにされたい。
 (4) 久喜市は環境基本計画、区域施策編で温室効果ガス、C
  O発生抑制の方針と計画、数値目標を策定しているが、衛
  生組合として、これにそった取り組みがなされているか。
4 レジ袋の分別収集の現状について、伺う
 (1) 久喜市議会で、レジ袋の分別収集の実態についての一般
  質問の答弁で、「レジ袋有料化に伴う本市のレジ袋削減量に
  ついて、久喜宮代衛生組合に確認したところ、レジ袋は他
  の燃やせるごみといっしょに出していただいているため、
  レジ袋の削減効果及び削減量は把握できないとのことでご
  ざいます」と述べられているが、事実関係を問う。