令和2年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第16日

令和2年3月27日(金曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長挨拶
 5 管理者挨拶
 6 閉  議
 7 閉  会

午前9時開議
 出席議員(13名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   浅  倉  孝  郎  君      6番   泉     伸 一 郎  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   大  橋  き よ み  君
    11番   川  野  武  志  君     12番   塚  村  香  織  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君

 欠席議員(1名)
    14番   丸  山  妙  子  君

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  梅  田  修  一  君
   副管理者  新  井  康  之  君

   会  計  渡  辺  一  弘  君
   管 理 者

   参  与  川  上  和  宏  君
   参  与  渋  谷  龍  弘  君
   参  与  荻  野  和  久  君
   参  与  齋  藤  和  浩  君
   事務局長  宮  内  敦  夫  君
   総務課長  井  上  正  己  君
   業務課長  青  柳  浩  行  君
   施設課長  小  島  靖  之  君

   総 務 課  諏  訪  忠  司  君
   主  幹

   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   補  佐

   菖蒲清掃  河  野  一  郎  君
   センター
   所  長

   八甫清掃  関  根  慶  樹  君
   センター
   所  長

   施設課長  松  本     玲  君
   補  佐

 本会議に出席した事務局職員
   総務課長  松  本  弘  文
   補  佐

   書  記  松  本     学
   書  記  安  本  真  希



    ◎報告等
副議長(鈴木松蔵君) おはようございます。本日、丸山議長が体調不良のため欠席との連絡がありましたので、私のほうで進行を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  開議前に執行部から報告があるとのことでございます。
 事務局長、お願いいたします。
                 〔事務局長 宮内敦夫君登壇〕
事務局長(宮内敦夫君) おはようございます。貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。既に配付をさせていただいておりますが、1件ご報告を申し上げます。
 監査基準の制定についてでございます。令和2年4月1日施行の改正地方自治法第198条の3、また第198条の4の規定により、監査委員は職務執行に当たり、合議により監査基準を定め、これを議会、関係行政委員会に報告することとなります。この改正は、地方自治体の監査機能を強化し、より適正で的確な監査を執行するための改正でございまして、本衛生組合におきましても、昨年11月から本格的に監査基準の制定に向け、監査委員さんにご協議を頂いてきたところでございます。このたび、監査基準の制定につきまして合議が調い、議長宛て通知がありましたことから、議員の皆様にご報告するものでございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告                           (午前 9時02分)
副議長(鈴木松蔵君) ただいまの出席議員は13名でございます。
  なお、14番、丸山議員からは、欠席の届出がなされております。
 定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
副議長(鈴木松蔵君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第3号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第4号)についての質疑をお受けいたします。
  渡辺議員、お願いいたします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。補正予算について質疑をさせていただきます。
 1番、歳出の中の衛生費、塵芥処理費の中で、ごみ処理施設管理運営事業(菖蒲)の燃料費が約200万円の減ということになっております。説明をしてください。
 それから、2つ目です。同じく歳出の衛生費、し尿処理費の処理施設管理運営事業(久喜宮代)の委託料203万3,000円の減の説明をお願いします。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) おはようございます。渡辺議員のご質疑についてご答弁申し上げます。
 初めに、1でございます。菖蒲清掃センターごみ処理施設の燃料費の減額理由でございますが、菖蒲清掃センターの焼却施設につきましては、焼却炉内の劣化が著しく、焼却時に一度に集中して炉内に大きな負荷をかけた場合、損傷する可能性があることから、炉内への負荷を軽減し、安定した運用を図るため、平成30年度に運転管理業者と協議を行いながら、ごみの投入量の調整など運転方法の改善を試みる中で、燃焼カロリーの調整などにより、助燃用の燃料である重油の使用量が多くなったことから、この実績を加味し、令和元年度の当初予算を見込みましたが、施設への負荷軽減と重油使用量の抑制など、バランスの取れた運転方法を確立したことで、重油使用量が当初の見込みよりも減少したことから、減額するものでございます。
 次に、2でございます。久喜宮代清掃センターし尿処理施設の委託料の減額理由でございますが、し尿処理施設各種検査業務委託につきましては、契約額が確定したことにより、予算残額を減額するものでございます。また、し尿処理施設槽内清掃業務委託につきましては、槽内清掃での汚泥処理量が確定したことにより、予算残額を減額するものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質疑をさせていただきます。
 今のご説明で、菖蒲のごみ処理施設のほうが大変老朽化があり、30年度からどのようにしていったら一番よいかということで試行錯誤をしていたというふうに受け取ったのですけれども、それで今回のバランスのよい方法が確立して、重油の量も確定したということなのかなと今聞き取ったのですけれども、実はほかの施設というのは、そういう、要するにここだけが余りにも200万円というふうに多い減というふうに、補正で出るくらいだったので、ほかの施設も老朽化をしておりますので、その点のバランス等はどうなのかなと。要するに菖蒲は大丈夫だったけれども、ほかのところはもうこれ以上の出費はないというふうに受け取ってよいのかどうなのかなというところがありましたので、ほかの施設の関係をちょっとお聞きしたいなと思って質問させていただいたのです。
 それで、結局ごみの量というのは、そうそう減ってきているわけではない。要するに削減に努力しているけれども、極端に減ってきているわけではないというふうに私は捉えているのですけれども、人口がかなり減になれば減になると思うのですけれども、今までの過去の状態を見ると、事業者のごみが非常に増えていますので、その分を考えると、やはりごみの量がすごく削減されているわけではないので、バランスを取るのは非常に難しいのかなと思いますが、この間の様子で、菖蒲については安定したので、この金額でいけるという形でよろしいのか、その確認もお願いします。
 それから、し尿処理のほうなのですけれども、今の契約確定の予算であるというのですけれども、清掃が、予算が削減されるとちゃんとできたのかなというふうに思ってしまうものですから聞いたのです。予定している清掃をちゃんと全部やった上で減となっても大丈夫なのか、そこのところの確認をお願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
 まず、ごみ焼却施設につきまして、ほかのセンターとのバランス、燃料のバランスはどうかというご質疑でございますが、毎年各センターとも炉内の清掃や点検を行っております。その中で菖蒲清掃センターにつきましては、耐火物の損傷具合等が激しくなってきましたことから、平成30年度から菖蒲清掃センターにつきまして運転方法の調整等を試みてまいりました。その中で、調整する過程で助燃用燃料の消費量が平成30年度は拡大してしまったということでございます。調整終了後、処理方法が安定してまいりましたので、今年度につきましては燃料費をそれほど多く使う必要がなくなったということから、減額させていただいていまして、ほかの2センターにつきましては、今までと同じような感じで、著しく損傷しているというところはなかったことから、運転方法の調整等は試みておりません。
 次に、し尿処理施設の槽内清掃での汚泥量が減った理由につきましてですが、し尿処理施設の槽内清掃業務では、し尿処理施設の受入槽や貯留槽の中の清掃時に、堆積した汚泥を引き抜き、脱水から埋立て処分までを行うものでございますから、槽内に沈殿した汚泥の堆積状況によりまして処理量の調整を図っております。令和元年度当初は、108立方メートルを見込んでおりましたが、28立方メートル減の80立方メートルで済みましたことにより、174万円の減額を計上したものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第3号に対する質疑を打ち切ります。
 次に、議案第4号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、新井議員、お願いいたします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。議案第4号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の歳入について質疑します。
  (1)です。12ページ、4款財産収入、1項財産売払収入、廃自転車類売却は、売却単価の増により、対前年比増となったものと思料するところですが、市況状況などについてお伺いいたします。
 (2)です。14ページ、7款諸収入、2項雑入、1目雑入、令和元年度当初予算に計上されていた再商品化合理化拠出金が令和2年度当初予算から削られた理由についてお伺いいたします。
 (3)です。14ページ、同じところ、雑入です。ペットボトル有償入札拠出金(八甫)が対前年比増として積算された根拠についてお伺いいたします。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 新井議員の質疑に対する答弁を求めます。
  施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 新井議員ご質疑の(1)についてご答弁申し上げます。
  廃自転車類売却の予算額が令和元年度より増額となった理由といたしましては、ご質疑のとおり、令和元年度の売却単価が当初の見込みよりも高額であったことから、実績を加味し、令和2年度は令和元年度より単価を高く見込んで計上したことによるものでございます。
 市況状況といたしましては、過去3年の廃自転車1台当たりの買取り単価見積額の最低額と最高額を見ますと、税抜きで、平成29年度が最低額120円、最高額200円、平成30年度が最低額125円、最高額825円、令和元年度が最低額92円、最高額625円となっておりまして、見積もり金額が事業者により大きく異なっており、幅がございますことから、市況全体の買取り金額が上昇しているとは言い難く、ほぼ変動していないものと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 次に、業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 新井議員のご質疑のうち、(2)、(3)についてご答弁申し上げます。
 初めに、(2)でございます。再商品化合理化拠出金は、容器包装リサイクル法に基づき、再商品化された容器包装対象物について、実際に再商品化に要した費用が、指定法人である公益財団法人日本容器包装リサイクル協会の想定額を下回った場合に、その差額の2分の1を原資として、翌年度にリサイクル協会から市町村に配分されるものでございます。しかしながら、リサイクル協会から、昨年10月28日付で容器包装対象物の全ての品目について、市町村への拠出金は発生しない見込みである旨が公表されておりますことを受け、再商品化合理化拠出金の予算計上を見送ったものでございます。
 次に、(3)でございます。ペットボトル有償入札拠出金は、引渡し見込量掛ける落札見込単価により積算しております。引渡し見込量は182トン、令和元年度の191トンから若干の減少を見込んでおりますものの、落札見込単価を令和元年度予算のトン当たり単価3万5,700円に対し、2年度予算は直近2年間の落札実績を平均しました4万1,625円として積算いたしましたことから、増額となったものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けいたします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) ご丁寧にご答弁頂きまして、ありがとうございました。
  (1)の廃自転車につきましては承知いたしました。
 それで、1点だけ、(2)番の部分で確認だけさせていただきたいのですけれども、私も調べてみたところ、市町村への配分というのはもう年々減ってきている状況だと思います。平成28年は約25億200万円、平成29年度は約3,400万円、平成30年度は約111万円、30年度につきましては多分紙類だと思うのです。扱いがあるところは配分があったとは思うのですけれども、久喜宮代衛生組合はないということだと思います。この状況というのは、変わっていかないという認識で、例えば次年度、令和3年度の予算編成も、これはもう見込めないという認識で衛生組合は考えているのでしょうか。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 新井議員の再質疑にご答弁申し上げます。
 再商品化合理化拠出金の今後の見通しでございますが、こちらにつきまして先ほどご答弁申し上げましたが、まず原資があることが大前提となってくるものでございます。ところが、昨今の状況でございますと、指定法人が想定をした金額と実際にかかった費用がほぼ均衡しておることによりまして、こちらの原資が発生していない、こういった状況が続いているというところでございます。今後につきましても、こちらの傾向は恐らく続いていくものなのかなと考えております。
 また、翌年度の合理化拠出金の支出の見通しにつきましては、本年度と同様に、また事前に市町村に対しまして見通しということでリサイクル協会から何らかの通知が例年出ております。今後につきましても、同様に通知を頂けるものと考えております。予算計上につきましては、その通知の内容に応じまして対応してまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で新井議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 一般会計予算の歳入について質疑いたします。
  まず最初、1つ目ですが、11ページ、循環型社会形成推進交付金843万円です。歳出との関係で見ますと、し尿処理施設基幹的設備改良事業、これは計画策定の支援業務と生活環境影響調査、両方含んでいるわけですが、これの3分の1の補助となっています。これは新年度出るということで交付決定されたというふうに理解していいのか。それとも、工事自体が行われるかどうか確たるものはまだ出ていないわけですけれども、今後決定した場合に交付決定されてくるであろうという見込みの段階でのせているのか。状況について、国との協議も行われていると思いますので、その状況について説明してください。
  それから、基幹的設備改良工事、工事も行われていくわけですが、それを含めて3分の1の補助というふうに考えてよいかどうか、お願いいたします。
  2つ目です。物品売払収入で、全体でマイナスの1,644万となっています。その内訳の売却代金、ほとんど減額の見込みとなっていますが、その理由について説明してください。
  廃自転車の関係は、これは先ほど前者のご答弁がありましたので結構です。
  (3)についても理解しましたので、結構でございます。
  (4)です。駐車場協力金ですけれども、これも前から聞いているのですけれども、事実上、ここにしろ、八甫にしろ、菖蒲にしろ、車での通勤しかできない、あるいは車の通勤以外困難な場所にあって、協力金を義務付けるというのはやめたほうがいいのではないかというふうに私は思っています。いわば職員もそうですし、事業者に対しても断りにくい、断ることができない立場の者に対して一方的に協力金という名前で強制的な徴収をしているということになると思うのです。見直していくべきではないかと思いますが、いかがか。現在取っている協力金徴収の根拠規定はどのようになっているのかを説明してください。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員ご質疑の(1)についてご答弁申し上げます。
  令和2年度の循環型社会形成推進交付金につきましては、例年の流れですと、令和2年4月に交付申請を行いまして、交付決定は令和2年7月から8月となりますことから、現在のところ交付決定はされておりません。令和2年度の予算額につきましては、環境省の循環型社会形成推進交付金交付要綱に規定されている施設整備に関する計画支援事業として行う生活環境影響調査業務委託及び廃棄物処理施設における長寿命化総合計画策定支援事業として行う長寿命化総合計画策定支援業務委託の交付限度額でございます、事業費の3分の1を計上しているものでございます。
  また、今後予定しております基幹的設備改良工事につきましては、循環型社会形成推進交付金の廃棄物処理施設の基幹的設備改良事業といたしまして、現在の計画では交付率を3分の1と見込んでおりまして、工事費のうち、地球温暖化対策の強化に資する設備改良に係るものに限り交付対象となるものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 猪股議員のご質疑のうち、(2)についてご答弁申し上げます。
 物品売払収入は、前年度比でマイナス1,644万3,000円となっておりますが、うち公共回収による資源回収物の売却が1,535万6,000円と多くを占めております。その積算は、それぞれの品目に係る3清掃センター共通の売却単価に、各清掃センターにおける売却量を乗じて算出をしております。
 まず、売却単価につきましては、衛生組合での直近の実績を基に設定しておりますが、特に紙類の単価が大きく下落しております。回収された古紙は、問屋に買い取られた後、多くが海外に流通しておりましたが、主要な輸出先である中国において、2017年、平成29年から古紙類を含む廃棄物の輸入に対する規制強化を実施しておりますことが、日本国内での古紙のだぶつきを招き、市況の悪化につながったものと考えております。
 一方、売却量につきましては、資源集団回収実証実験の終了の影響を考慮して、紙類を中心に220トン程度の増加を見込んでおりますものの、先ほどの売却単価の下落が大きく影響し、物品売払収入を減額としたものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員ご質疑の(2)についてご答弁申し上げます。
  減額となっております物品売払収入のうち、金属類売却の予算額につきましては、3センターの合計で令和元年度より17.9%の減となっております。減額となった理由といたしましては、令和元年度の売却単価が当初の見込みよりも低額であったことから、下半期の実績を加味し、令和2年度は令和元年度より単価を低く見込んで計上したものでございます。なお、売却数量につきましては、令和元年度とほぼ同量を見込んでおります。
副議長(鈴木松蔵君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 猪股議員のご質疑のうち、歳入の(4)の駐車場協力金につきましてご答弁申し上げます。
 駐車協力金は、自動車を利用して通勤する職員並びに委託業者から月1,000円を納入頂いているところでございます。この駐車場協力金につきましては、地方公共団体の所有する行政財産は、専ら行政目的のために使用するという本旨にのっとりますと、財産の目的外使用と言えること、また駐車場として整備、維持管理のために相応のコストをかけていることを踏まえますと、駐車場協力金という形で納入をお願いしているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最初のし尿処理施設の改良事業の補助なのですけれども、交付申請がこれから4月になってから行われるということですから、その前段としては地元との協議があるわけですけれども、地元との協議が4月には調って、これを申請するということになると理解していいのでしょうか。あるいは協議、理解がそこまで調わない場合には、この申請自体がさらに遅れていくということになるのか。その関係をお願いしたいのです。あるいは環境影響調査については、地元との建設の合意が至らなくても調査と計画策定自体は進めていくということになるのかどうか。ちょっとその関係、地元との協議の関係が分かりませんので、説明をしてください。
  それから、4つ目の駐車場協力金なのですけれども、目的外使用というふうに位置づけているということであれば、私ちょっと理解できないところがあるけれども、位置づけとしては分かりました。その1台1,000円の協力金をもらうという、その規定というのはちゃんとつくってあるのですか。それは示してもらえますか。どのようになっているのか。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  八甫し尿処理施設の改良工事に関しまして、交付金の申請時期と地元協議との関連でございますが、交付金の申請につきましては、4月に行わないことには、地元との協議が調った場合でも速やかに進めることができませんことから、地元との協議が調う、調わずにかかわらず、申請は4月に行っていく予定でございます。その後、地元との協議が調いました後に、速やかに事業を進めていくわけでございますが、仮に事業か進まない場合につきましては、交付金の実績としてはゼロという実績で報告を進めていくという流れになっております。
副議長(鈴木松蔵君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 猪股議員の再質疑に対しご答弁を申し上げます。
  駐車場の規定はあるのかということでございますが、規定のほうは作成してございません。協力金という形で納入を頂いているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 1つ目の八甫のし尿処理施設の改良事業なのだけれども、地元との協議にかかわらず、申請はするのだと。だけれども、ちょっと順序立てて説明してほしいのですけれども、協議が調わない場合には、計画策定の支援業務の委託も行わないし、環境影響調査にもかかれないし、そうすると結局事業は行わないから交付申請自体を取り下げるという形になるのですか。それとも交付が決定されて、それを未執行であったという報告だけになるのですか。地元との協議が調わない場合にはどうなるのかということと、事業自体をしないのかということと、交付申請の取り消しあるいは結果として行わなかったという報告だけ、そこら辺の関係を、行政実務としてはどういうふうになるのかも含めて教えていただきたいのです。
 それで、これは当然新年度において事業を行っていくことを前提として交付申請するわけだけれども、ある程度の、これはこの間の一般質問でも説明してもらったのだけれども、行っていくという前提に立っているというふうに理解していいのでしょうね。全く分からないけれども、一応予算だけ上げておくよではないですよね。その説明と見通しについてお願いをいたします。
 それと、地元との協議がずっとずれ込んでいった場合、これは交付申請は4月にやっていくわけだから、決定が7月か8月になされていって、それが年度がずっと遅れていった場合には、年度内にとにかくこの事業が行われれば交付はされるというふうに理解していいのですか。補助金の仕組みということも含めてお願いをいたします。
 それから、もう一つは、駐車場の協力金なのですけれども、私は職員と事業者が、これがなければここにそもそも来ることが不可能とは言わないけれども、大変難しいところにあるわけですから、駐車場は用意するのが当たり前だと思っているけれども、それは目的外使用ということで位置づけているのは分かりました。協力金だから規定は何もないということでいいのでしょうか。事実上の、これ強制徴収ですよね。事実上ですよ。規定がない、しかも協力金という名前だからとなると、払わなくてもいいでしょう、払いませんよと言われたらそれまでですよね。そのことはちゃんと説明しているのですか。それとも頂きますよということですか。もし後者だとしたら、これは強制ですから、当然不利益を与えるのだから、規定がなければいけないと私は思うのだけれども、ご見解をお伺いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 猪股議員の再々質疑に対しましてご答弁申し上げます。
  まず1点目ですけれども、地元との協議が調わなくても実施するのかということでございますけれども、両方の業務委託とも調わない限り、実施はいたしません。補助金の今後ですけれども、実施しない場合ですけれども、交付決定が出てきましても、実績報告の中で、先ほど答弁申し上げましたとおり、ゼロで報告ということですから、未執行という形で報告するようになります。
  また、今後行っていく前提で予算を組んでいるのかということでございますけれども、当然のことながら、一般質問のほうでもご答弁させていただきましたけれども、協議が調い次第、速やかに着手できるよう、予算のほうは計上したものでございます。
  また、交付金が年度内に行われれば問題ないのかということでございますけれども、年度内に完了すれば交付金については特に問題ないということで県との調整は進んでおります。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) 猪股議員の質疑に対しましてご答弁を申し上げます。
 駐車場の協力金でございますが、確かにこの衛生組合の場所というのは、駅という点から見れば決して近いところではないと認識いたしております。しかしながら、通勤の方法というのは、職員それぞれ個々の事情に応じて選択をされているものと考えます。例えばですが、多少遠くても自転車で来ている職員もあります。また、近くても車で来る職員もあるわけです。こうしたことから、選択肢ということでありますので、職員に対しましてはあくまで協力という形でお願いしておりますので、諸収入として収入をさせていただいているものでございます。
 以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最初の循環型社会形成交付金なのですが、年度内に完了すれば交付金は問題ないということですけれども、この計画策定と、それから環境影響調査が年度内に完了しないということも当然考えられますよね。住民との協議がずれ込んで、年度後半あるいは年度末にまでかかっていくということもあり得るので、その場合にはどうなるのですか。繰越しというような扱いになっていくのですか。お願いします。
  それから、駐車場の関係ですけれども、ではこれは協力金だから出しても出さなくてもいいということでいいのですね。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 猪股議員の再々質疑に対してご答弁申し上げます。
  長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生活環境影響調査業務委託が年度内に完了しない場合でございますけれども、長寿命化総合計画策定支援業務委託につきましては繰越しという形になります。また、生活環境影響調査業務委託につきましては、当初から2カ年での執行を予定していることから、そちらの場合は特に問題はないのかなと考えております。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) 先ほどの駐車場協力金でございますが、名前のとおり、あくまで協力金でございますので、強制をしているものではありません。
 以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。議案第4号について質疑をさせていただきます。
  歳入の1番です。10ページの使用料及び手数料について、手数料に転嫁した消費税分は幾らと試算したのか、お伺いをいたします。
 2番についてですけれども、前者の質問でほぼ分かったのですけれども、1点再質疑したいところがありますので、お聞きをいたします。国庫支出金の衛生費国庫補助金の循環型社会形成推進交付金は、長寿命化総合計画策定支援業務委託に充てられるのか。その目的とどれくらいの割合で交付されるのか、内容をお伺いします。
 3番です。12ページの財産収入です。物品売払収入の資源回収物売却ですけれども、市況はかなりの厳しさ、前者のお答えでもありましたが、積算根拠をお聞きしますので、予算段階での新聞、段ボール等を幾らと想定したのか、積算根拠をお願いします。
 2番(2)、それから4番の(1)、(2)は、前者の質疑で分かりましたので、取り下げをさせていただきます。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員のご質疑のうち、1、3の(1)についてご答弁申し上げます。
  初めに、1でございます。令和2年度予算における一般廃棄物処理手数料に転嫁した消費税相当額は、塵芥処理手数料2,215万4,000円、死亡犬猫等取扱手数料1万7,000円、粗大ごみ処理手数料272万5,000円、し尿処理手数料103万4,000円、合計で2,593万円でございます。
 次に、3の(1)でございます。物品売払収入のうち、資源回収物における紙類の1トン当たりの税抜きの売却単価でございますが、飲料用紙パックは4,500円、前年度から増減はありませんものの、新聞紙は7,500円、前年度の1万1,500円からマイナス4,000円、35%の減、雑誌・ざつがみは3,500円、6,500円からマイナス3,000円、46%の減、段ボールは5,500円、1万1,500円からマイナス6,000円、52%の減と国内における古紙のだぶつきを理由とした市況の悪化の影響を強く受けたものとなっております。
 なお、紙類以外の品目の1トン当たりの税抜きの売却単価でございますが、布・衣類は1,500円、前年度と変わらず、無色ガラス瓶は92円、変わらず、アルミ缶は7万円、変わらず、スチール缶は1万500円、1万4,500円からマイナス4,000円、28%の減、そしてペットボトルは2万円、前年度と変わらずとなっております。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員ご質疑の2についてご答弁申し上げます。
 令和2年度の循環型社会形成推進交付金につきましては、八甫清掃センターし尿処理施設の長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生活環境影響調査業務委託の令和2年度分に充てられるものでございます。これらの事業の目的といたしましては、延命化に係る基幹的設備工事を今後施工するに当たり、事前に行う必要がある業務で、延命化に必要となる改良工事の検討、延命化の効果の確認及び生活環境への影響を調査し、分析、評価などを行うものでございまして、交付金の限度額につきましては、事業費の3分の1となっております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 1番につきましては、消費税分がすごく大きいので、書き取りが最後までできなかったのですけれども、ごめんなさい。後で教えてください。
 粗大ごみにつきましては、やはりこれまでやってこなかったところが消費税分の転嫁になったと私は思っておるのですけれども、その部分につきましては、かなりの金額なのですけれども、これ久喜宮代と菖蒲、八甫と、それぞれに分けて予算建てをしたのでしょうか、そのこともお願いいたします。私としては転嫁すべきではなかったなとすごく思っているので、細かいところまでお聞きいたします。
 それから、2つ目の循環型社会の形成の推進交付金、大体前者のところで聞きたかったこと、分かったのですけれども、ごめんなさい。前者の引き続きになってしまって申し訳ないのですが、今回地元の方の同意が得られない場合は、今のお話でいうと未執行となってゼロというふうに計上されるというお話がありました。とすると、来年度もう一度、要するに2年度がだめだとすると3年度にもう一度この交付というものを申請して、その次にずれるということが行われるのかどうかということを確認させてください。
 それから、今回の国から来ている金額ですけれども、843万3,000円ですよね。この843万3,000円というのは、両方の事業、委託する事業に来るというふうに今お話を聞いたのですけれども、これどちらの割合がどのようになっているのか、お聞きしたかったのですけれども、要するに生活環境調査委託は、2年に分けてと今お話がありましたよね。2年に分けてということは、この費用は1年目だけに、国のほうの生活環境調査のほうは1年目だけにつくというのがちょっと分からないので、説明してください。よろしくお願いします。
 それから、新聞等々、本当に変わらないものもありますけれども、かなりのマイナスだということで、かなり厳しいというのはいろいろなところで聞いていますので、大変だということは聞いております。これは予算段階で決めた数字というか、予算上上げたものですから、かなり早い段階だと思うのですけれども、今の現状とはどのくらい差がありますか。それをお伺いします。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、1点目でございます。塵芥処理手数料中、粗大ごみ処理手数料にかかります消費税の転嫁分といたしましては、こちら粗大ごみ手数料以外の一般廃棄物の処理手数料全般につきまして、久喜宮代、菖蒲、八甫それぞれセンターごとに計算をして積算をしているところでございます。特に粗大ごみ処理手数料の消費税転嫁分、私先ほど272万5,000円と申し上げましたが、その内訳でございますが、久喜宮代清掃センター分150万円、菖蒲清掃センター分25万円、八甫清掃センター分97万5,000円、合計で272万5,000円でございます。
 続きまして、資源売却の単価でございます。こちらにつきまして、今手元に品目ごとの直近の単価というのが、まだ見積もり等が出そろっておりませんのであれなのですけれども、状況といたしましては、紙類を中心に一層冷え込みがという傾向は続いておるようでございます。加えて、特にアルミ類につきましても、この4月からは減額の傾向ということで話を、見積もり徴取の段階から話を聞いております。
 一方で、ペットボトルにつきましては、容器包装リサイクル協会におきます落札の単価も実は少々わずかながら上昇傾向でありますことを受け、この4月からは若干の、私どもの売却単価におきましても若干その傾向を反映されるものと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  交付金の関係でございますが、地元同意が得られない場合、未執行となった場合の来年度以降、どのような申請となるかということでございますが、仮に来年度に事業が移った場合は繰越しという形になります。さらに次年度になった場合は、未執行ということで、今回の申請は未執行になりまして、さらに改めて申請という形になりまして、来年度につきましては繰越しで対応できるものでございます。
  交付金の事業ごとの内訳でございますが、長寿命化総合計画策定支援業務委託につきましては、国庫支出金の金額を330万円で見ております。生活環境影響調査業務委託につきましては、国庫支出金としまして513万3,000円を見てございます。
  続きまして、生活環境影響調査業務委託の令和3年度の予算につきましては、令和2年度一般会計予算の債務負担行為におきまして、当該年度以降の支出予定額といたしまして660万円を計上してございます。そのうち国庫支出金としましては220万円を予定してございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番でお聞きしました現状と予算段階での差ということで、厳しいなというのが非常によく分かるのですけれども、ちょっとこれは出のほうとかかわってしまうのですけれども、現状として紙の値とか、それから新聞紙の値、段ボール、アルミ、いろいろなものが減額になってくると、要するに集団回収で頑張っている方たちも、やめてしまおうかなみたいな声もちらっと聞いたのです、私。それなので、非常にそれはやめられては困る状態であります。さらに進めてほしいものですから、そのことにつきましては、やはり値が下がっていても、要するに環境を守るという意味でやっていただきたいということを呼びかけていってほしいのですけれども、そのことについての来年度の計画みたいな、広報で知らせる、そういうことについてはどのようにお考えか。ちょっと出と絡んでしまって申し訳ないのですけれども、どのような計画でいるのか、今の段階で計画があればお知らせください。もうやめてしまおうかなという団体の方たちがいらっしゃったものですから、それは困るなと思ったので、引き続きお願いしたいということを言っていただきたいと思います。
  それから、2番でありました、今のご説明でいきますと、生活環境調査というのは2カ年でやりますけれども、1年目と2年目ということで2回国からのほうの、要するに交付金はあるというふうに予想しているということで私たちは捉えてよろしいのか、そのことの確認です。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  資源集団回収制度におきましては、来年度につきましても制度は変えずに、団体にお支払いをさせていただきます報償金の単価も現状の1キログラム7円、これは変わらずに交付をさせていただきたいと考えております。今後につきましても、また定期的に私ども資源集団回収制度の広報につきましては広報紙等で行っておりますが、こういった制度の内容等の周知につきましては、今後とも継続をしてまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
  交付金の歳入につきましては、令和2年度及び令和3年度の2カ年を見込んでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  次に、浅倉議員、お願いします。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 議席番号5番、第5号の通告に従いまして質問させていただきます。
 14ページの1の雑収入のペットボトル有償入札拠出金についてです。ペットボトル有償入札拠出金の金額の過去5年間の推移について、増えているのか、減っているのか、また横ばいなのかをお聞かせください。
 また、分別状況なのですけれども、こちらも現在どんな分別状況なのか、お聞かせください。
 また、市町村によっては公共施設でのペットボトルの飲料の販売を、こちらマイクロプラスチックの海洋汚染がやはり世界中で問題になっているということで、販売を自粛する動きがありますけれども、ごみを処理、資源化する立場から、衛生組合として久喜市、宮代町に対してペットボトル飲料の取扱いについて要請などをする予定があるのかというところをお願いいたします。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 浅倉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 浅倉議員のご質疑についてご答弁申し上げます。
 ペットボトル有償入札拠出金の過去5年間の推移でございますが、平成26年度902万5,720円、27年度512万5,081円、28年度382万9,720円、29年度706万2,106円、30年度649万7,529円となっており、近年は増額傾向にあるものと考えております。
 また、指定法人が実施する品質調査におきまして、昨年度に引き続き、本年度もAランクの評価を頂いておりますことから、ペットボトルの分別状況は良好に保たれているものと考えております。
 そして、久喜市や宮代町でのペットボトル飲料の取扱いにつきましては、市や町においてそれぞれ適切に判断を頂いているものと考えておりますことから、当組合からの特段の要請などを行う考えはございません。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 再質疑というかお願いなのですけれども、やはり久喜宮代衛生組合というのは、久喜市と宮代町のごみを処理、資源化している施設でありますので、やはり昨今問題になっているペットボトル飲料についても、何かしらやっぱり存在感を出すというか、衛生組合でもいろいろやっていますよというような立場というか、そういった姿勢がやっぱり必要なのではないかなと思いまして、何かしら要請をしていただければなということでお願いをして、終わりにいたします。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で浅倉議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第4号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第4号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、新井議員、お願いします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 引き続き、議案第4号の歳出について質疑を行います。
  (1)です。20ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、(2)、一般事務管理事業(共通)です。12委託料中、職員ストレスチェック実施業務委託が対前年比3倍となった積算根拠についてお伺いいたします。
  (2)です。44ページ、3款衛生費、1項清掃費、2目塵芥処理費、(6)、ごみ処理施設管理運営事業(八甫)、14工事請負費中、粗大ごみ処理施設機器修繕工事の内容についてお伺いいたします。
  (3)です。48ページ、3款衛生費、1項清掃費、3目し尿処理費、(4)、し尿処理施設基幹的設備改良事業(八甫)、12の委託料中、長寿命化総合計画策定支援業務委託、生活環境影響調査業務委託の内容についてお伺いいたします。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 新井議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 新井議員のご質疑のうち、(1)の職員ストレスチェック実施業務委託につきましてご答弁申し上げます。
  職員ストレスチェックは、労働安全衛生法第66条の10の規定により、厚生労働省の定めるところにより、短期間、短時間勤務の者を除き、全労働者にストレスチェックを受けさせなければなりません。衛生組合におきましても、組合採用の職員を対象として、毎年定期にストレスチェックを行い、その結果をもとに職場環境の改善に努めているところでございます。
  令和2年度におきましては、これまで事務職員、技能労務職員の職種2分類による集団分析を、分類を細分化し、所属ごとの分析や比較など、分析方法を充実させることにより、一層健康的で能率的な職場環境の改善を行ってまいりたいと考えており、実施業者から見積もりを徴したところ、令和元年度と比較し、約3倍の額の予算計上となったものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 新井議員ご質疑の(2)及び(3)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(2)でございます。八甫清掃センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事の主な内容につきましては、No.3破砕物コンベヤの修繕、金属プレス機の修繕、アルミ選別機の修繕、No.1残渣コンベヤの修繕、供給フィーダの修繕でございます
  次に、(3)でございます。長寿命化総合計画策定支援業務委託につきましては、補修履歴などの維持管理データを収集、整理し、現状を把握した上で効果的に施設を保全管理していくための施設保全計画を策定するとともに、施設保全計画を基礎として、延命化に必要となる改良工事を検討し、延命化の効果を確認して延命化計画を策定するものです。
 生活環境影響調査業務委託につきましては、事業の特性及び地域概況を把握後、調査項目及び調査対象地域を選定し、現況を把握するための現地調査として、大気質、環境騒音、道路交通騒音、環境振動、道路交通振動、悪臭及び水質などを測定、調査し、これらを基にして予測及び影響の分析を行い、総合的な評価を行うものです。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けいたします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 分かりました。(1)のストレスチェックに関しましては、詳細がよく分かりましたので、ありがとうございました。
 それで、(2)に関しましては、内容、多岐にわたって修繕をしなければいけないというのも分かりましたので、これからも適正な運行ができるようにしていっていただきたいなと思います。
 それで、(3)番について質疑をしたいと思うのですが、まず前提条件みたいな感じにちょっとお話ししてしまうのですけれども、これは衛生組合で今取り組んでいく話だと思いますし、また久喜市のし尿処理施設整備基本構想にも絡んできますので、相互に関連しながら今後やっていくのかなという思いがあります。その基本構想の77ページに、(2)、施設整備方案の選定に係る留意事項、「施設整備事業は市民の理解と協力が何よりも重要であることから、整備方案の決定にあたっては、宮代町との協議調整だけでなく、市民と市が情報を共有したうえで互いに信頼関係を構築し、協働で推進していくこととする」というお題目がまずあります。これにのっとってやっていくとは思うのですけれども、それで具体的にちょっとお聞きしたいのですが、長寿命化総合計画に関して、八甫清掃センターし尿処理施設というのは、平成6年度に竣工してからもう26年目を迎えることになります。施設の老朽化に伴う性能とか水準低下ということに対して地域の住民の方というのは不安を持っている方もいらっしゃいます。そういったことを勘案して、地域住民に対して処理施設に対する信頼感の確保とか、理解が当然必要になってくると思います。今後劣化とか、故障とか、寿命の予測とか、そういったものに関してリスクを組織的に管理しながら、損失とか回避、低減というのですか、リスクマネジメントをしていく必要があると思いますけれども、今回の長寿命化総合計画を策定することによって、そういったものを地域住民の方に示すことができるのでしょうかというのが1点目。
 2点目に関しましては、生活環境影響調査に関してです。先ほどのご答弁の中でも、調査の流れというのがあって、その中で現況把握の部分に関してなのですけれども、現地調査は今後実施されるのでしょうか。机上だけで調査というものを行っていくのか、実際の現場に行って調査をするのかというのを教えてほしいです。その場合、地域住民に事前説明を行うなどの丁寧な対応を行っていただけるのかどうか。これも確認したいと思います。
 もう一点、生活環境影響調査のところでお聞きしたいのは、この調査が終わった後に生活環境影響調査書というのが多分作られると思うのです。その作られた後に、公表の方法とか公表の時期または意見聴取をしていく流れというのですか、どういった想定が今後されていくのか教えていただきたいと思います。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 新井議員の再質疑に対する答弁を求めます。
 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 新井議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
 まず、長寿命化総合計画につきまして、八甫清掃センターし尿処理施設での今後の老朽化に伴うリスク低減を示せていけるのかというご質疑でございますが、今回の計画におきましては、施設の延命化に係る期間といたしまして、15年の延命化を考えております。つきましては、その15年間においては適正に処理できる計画を見込んでおるところでございます。
 環境影響調査につきましては、現地での調査をするのかというご質疑でございますが、現地での調査を予定してございます。公表の時期等につきましては、現在詳細に確定はしてございませんので、今後調整してまいりたいと考えてございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) ありがとうございます。
 それで、ちょっとお答え頂いていないところがあったので、再度お聞きしたいのですけれども、現況把握に伴って現地調査を行うということなのですが、しっかりと地元の方々、保全協議会も含めて事前に丁寧な説明をしていただけるのかどうかというのをもう一度確認させてください。
 もう一点は、長寿命化総合計画もそうですし、生活環境影響調査についても同じなのですが、地元の方というのは専門的な知識を持っている方ばかりではありません。そういった意味では、ある程度そしゃくしてあげるという言い方がちょっといいのか分かりませんけれども、どういった基準であれば問題ないとか、どういったものが指針としてあるのかというのに対して現状こうだ、将来はこうだという、うまく、簡略化というよりは、ちゃんとこの説明が理解できるようなものを、ぜひ地元の方々にも説明ができるように準備をしていただきたいのですけれども、その点に関しましてご見解を頂きたいと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 新井議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 新井議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
 現地調査に入るに当たり、地元と調整をするのかというご質疑でございますが、今後調査方法等が明確になりまして、地元との調整が必要となった場合には、地元への説明を行っていきたいと考えております。
 続きまして、環境影響調査につきましての影響をどのように把握するのかというご質疑でございますが、今回改良工事に伴いまして処理能力を増大させる予定でございますから、処理能力が増えたことによりまして、法令等と照らし合わせまして、問題なく処理ができるような内容かどうかというところも含めまして、法規等に基づき、調査のほうを行っていきたいと考えております。
                 〔「地元の方というのは専門的な用語とか、そういう判断基
                   準がないので、そういうものを分かりやすく説明できる
                   ようにしていただけるかどうかというところ」と言う人
                   あり〕
施設課長補佐(松本 玲君) 法令等の基準に照らし合わせまして分かりやすく行ってまいります。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で新井議員の質疑を打ち切ります。
 休憩いたします。

    休憩 午前10時20分

    再開 午前10時35分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 歳出について、通告に従って質問してまいります。
  まず最初、22、23ページですけれども、これは毎年確認をさせていただいております。周辺地区環境整備事業(八甫)です。幸手地区に80万円、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会に100万円ということで、新年度も支出を予定しておりますが、対象事業の新年度計画を説明してください。
 2つ目です。各センターの街路灯LED化、また43ページ以降には、ごみ処理施設の水銀灯のLED化、49ページには、し尿処理施設の水銀灯のLED化が計上されています。今回、まとめで聞くのですけれども、LED工事は、衛生組合管理施設内は新年度で全て完了するというふうに理解してよろしいのか、お願いをいたします。
 それから、33、34ページです。各清掃センターごとにごみ・資源、それぞれが搬入量の増減見通しをどのように持っているか、資料として提出お願いしますということで通告をしておりました。特に家庭系ごみの減量見通しについての認識を示してください。
 4つ目です。35ページ以降に業務用生ごみ処理機補助金、各センターの元年度の実績と2年度の見積もり件数、相談や働きかけている事業所の見通しがあれば示してください。
 5つ目です。35ページからですが、資源集団回収事業報償金です。久喜宮代が減額になっておりまして、菖蒲は微減、八甫が増額というふうに見込んだその理由を説明してください。今回実証実験の影響があるのかよく分からないのですけれども、地域によってこれだけ増だったり減だったりするというのはどのような見通しでこういう計上をしたのかを説明していただきたいと思います。
 それから、39ページ以降ですが、3センターともごみ・資源の収集業務委託料の多くが増額となっています。わずかな増額から大幅な増となっているものもあります。それぞれそのように見込んだ理由を説明してください。収集量の変化あるいは人件費等の理由なのか、あるいは消費税増税の影響なのか、その他の理由なのか、お願いをいたします。
 それから、委託料の中でも特に久喜宮代清掃センターにおいて、燃やせないごみ収集委託料が44%の増という大きなものになっています。それから、粗大ごみ収集委託料、これが72%増という、これも大変大きくなっています。このように大きくなった理由を説明してください。
 7つ目です。43ページ以降ですが、各センターのごみ処理施設設備工事の内訳、内容を説明してください。まず、久喜宮代センターでは、ごみ焼却施設機器修繕工事で2億1,686万円計上されています。粗大ごみ処理施設機器修繕工事では9,674万円増額されていますが、前年度に比べますと2,000万円の減額となっています。この説明。それから、菖蒲のセンターでは、ごみ処理施設機器修繕工事が2億4,800万円計上されています。この内容。それから、八甫センターでは、前者も質疑していましたけれども、粗大ごみ処理施設機器修繕工事4,656万円が計上されています。特に聞きたかったのは、前者で説明されていたからある程度は理解できるのですけれども、前年度に比べて2倍になっているのですよね。この辺についても説明をお願いできればと思います。
 8つ目です。45ページですが、3センターとも残渣最終処分業務委託料、焼却灰、ばいじん、最終処分、原料化もあります。業務委託料がほとんどが少しずつ増額となっています。その理由を説明してください。これは委託業者の単価の上昇なのか、あるいは人件費の上昇なのか、消費税増税の影響なのか、お願いいたします。
 9つ目、45ページ以降ですが、塵芥処分業務です。3センターごとに焼却灰、ばいじん残渣等の最終処分または路盤材やセメント固化などのリサイクルも当然あります。その量と処分先の計画を、これは一覧の資料にして出していただくようにお願いをしてあります。路盤材等は、実際の工事等にどのように活用されているのか。活用先も明らかにしてください。昨年度と処分方法、処分先を変える、または処分量が大きく変わるところがあれば説明してください。
 最後、10番目ですが、49ページ、し尿処理施設長寿命化総合計画において、し尿、浄化槽汚泥のほか、農業集落排水の汚泥も処理する方針というふうに考えてよいかどうか。汚泥の最終処分はどのような方法を計画していらっしゃるかも説明をしてください。これは、現在の久喜宮代センターでは堆肥化だと思います。路盤材の原料化、八甫センターですね、をしているところもあります。または新ごみ処理施設での焼却ということも考えられるのですが、これについてはどのように考え、見通していらっしゃるか、お願いをいたします。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 関根慶樹君登壇〕
八甫清掃センター所長(関根慶樹君) 猪股議員のご質疑のうち、(1)につきましてご答弁申し上げます。
  周辺地区環境整備事業(八甫)の180万円でございますが、内訳といたしまして、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金としての100万円と、幸手関係地区住民環境衛生負担金としての80万円でございます。鷲宮・栗橋生活環境保全協議会につきましては、毎年年度当初に実施されている総会時において事業計画を決定しており、その内容につきましては、ごみ分別啓蒙運動やごみ不法投棄防止活動などの地域環境保全を柱とした活動経費と、地区交付金として各地区における集会所やごみ集積所に対する修繕費や維持管理等に充てられるものです。
 次に、幸手関係地区住民環境衛生負担金でございますが、年度末に負担金使途報告書をそれぞれ4地区に提出頂いております。その主な内容でございますが、集会所やごみ集積所の維持管理経費や清掃活動事業などに充てられているものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 猪股議員ご質疑のうち、(2)につきましてご答弁申し上げます。
 LED化工事につきましては、水銀による汚染防止を目指した水銀に関する水俣条約が平成25年10月10日に採択、署名され、それを受けて水銀による環境の汚染の防止に関する法律が平成27年7月に公布されるなど、国内法の整備が進められてまいりました。このような中、一般照明灯の高圧水銀ランプにつきましては、令和2年12月31日以降、製造、輸出入が禁止され、本衛生組合におきましても対応しなければならないところでございます。本衛生組合におきましては、各清掃センターの場内街路灯や各清掃センターの処理施設内の照明灯が該当しております。これらにつきまして、場内の車両運行の安全のため、また施設内の作業の安全のため、安定的な場内環境の維持が必要なことから、令和2年度の1か年で整備を考えているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 猪股議員のご質疑のうち(3)から(6)について、ご答弁申し上げます。
  初めに、(3)でございます。各センターにおけるごみ・資源の搬入量の増減見通しといたしまして、資料を調製し、本日皆様のお手元にお配りしてございますので、ご確認頂きたいと思います。議案質疑参考資料の1ページ目でございます。この増減見通しの算出方法でございますが、本年度分につきましては、1月末時点までの実績と前年度同期の実績から増減率を求め、前年度の年間実績に乗じて算出をしております。また、来年度分につきましては、先ほどの本年度の見込量に、先ほど算出いたしました増減率を乗じて算出しております。また、各清掃センターの搬入見込量における家庭系ごみの状況につきましても、配付資料に内書きとして記載しておりますので、併せてご確認頂きたいと思います。
 なお、久喜宮代清掃センターにおける本年度の搬入見込量といたしまして、ごみが4.4%の増加、資源が9.8%の減量となっておりますが、昨年度末をもって生ごみ堆肥化事業が終了しましたことに伴い、それまでモデル地区において資源として分別回収しておりました生ごみを、本年度から家庭系ごみとして計上しておりますことが主な理由でございます。参考に、この堆肥化事業の影響を除外して増減率を算出いたしましたところ、ごみはプラス0.9%、うち家庭系ごみがプラス1.1%、そして資源がマイナス1.7%となり、来年度にあっても、家庭系ごみの増加は続くものと試算をしております。この傾向は、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおいても同様であるものと考えております。
 この家庭系ごみの増加傾向につきましては、当組合管内の世帯数の推移が影響を与えているものと考えております。本年1月1日現在の世帯数を前年同期と比較いたしますと、久喜宮代管内では、プラス503世帯、菖蒲管内では、プラス75世帯、八甫管内では、プラス210世帯となっております。
 次に、(4)でございます。業務用生ごみ処理機購入費補助金の令和元年度の実績でございますが、現在のところ、交付実績はございません。また、令和2年度の見込み件数といたしましては、本年度と同様に当組合全体で、限度額250万円が2基、計500万円を予算計上してございます。
 なお、処理機の製造販売メーカーから補助制度に対するお問い合わせが数件あるものの、現在のところ、具体的な相談を受けている事業所はございません。
 次に、(5)でございます。資源集団回収事業報償金は、報償金単価掛ける回収量により積算しております。報償金単価は、1キログラム当たり7円と変更はありませんものの、回収量として、久喜宮代清掃センターは、直近までの実績を基に597トン、前年度からマイナス35トンといたしましたことから、マイナス24万5,000円の減額としたものでございます。また、菖蒲清掃センターにつきましても、146トン、マイナス22トンといたしましたことから、マイナス16万8,000円と減額をしております。
 一方、八甫清掃センターにつきましては、以前から資源回収制度を利用していた地区の一つが実証実験に参加頂いているところでございますが、本年3月の実験終了とともに、以前の集団回収制度を再開していただけるとのことを受け、回収量を979トン、前年度からプラス59トンといたしましたことから、41万2,000円の増額としたものでございます。
 次に、(6)でございます。ごみ収集業務の委託料の設計に当たり、県が公表しております土木工事設計単価表を参考にしておりますが、予算編成時点における一般運転手及び普通作業員の単価は、前年同期と比較して、ともに増額となっております。
 また、総務省統計局が公表しております予算編成時点における消費者物価指数も、前年同期と比較して若干ながら上昇しております。加えて、昨年10月に消費税率の引上げがございましたことから、これらの影響を考慮し、積算したものでございます。
 加えて、久喜宮代清掃センターにおきましては、本年度末の現業職員の退職に伴う収集体制の見直しにより、燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみの収集業務委託を拡大いたしますことも、委託料の増加の要因の一つとなっているものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員ご質疑の(7)から(10)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(7)でございます。各センターのごみ処理施設機器修繕工事の内訳につきまして、主な内容を申し上げます。久喜宮代清掃センターでございます。ごみ焼却施設機器修繕工事につきましては、1号炉及び2号炉の耐火物の修繕、約6,650万円、2号炉の減温用熱交換器エレメントの更新、約4,015万円、2号炉のガス冷給排水配管の更新、約1,650万円、微差圧及び差圧送電器の更新、約1,469万円、1号炉のロータリードライヤの更新、約1,265万円、ごみ及び灰クレーンの整備、約1,023万円でございます。
 粗大ごみ処理施設機器修繕工事につきましては、アルミ選別機の更新、約8,305万円、破砕機の修繕、約726万円、高圧電動機の点検整備、約121万円でございます。
 次に、菖蒲清掃センターでございます。ごみ処理施設機器修繕工事につきまして、焼却施設では、灰出し設備の修繕、約4,591万円、耐火物の修繕、約2,936万円、通風設備の修繕、約2,696万円、火格子の修繕、約1,735万円、燃焼ガス冷却設備の修繕、約1,722万円、粗大ごみ処理施設では、破砕機の修繕、約2,669万円、振動コンベヤの修繕、約267万円、トロンメル及び磁選機の修繕、約267万円でございます。
 次に、八甫清掃センターでございます。粗大ごみ処理施設機器修繕工事につきましては、No.3破砕物コンベヤの修繕、約618万円、金属プレス機の修繕、約604万円、アルミ選別機の修繕、約511万円、No.1残渣コンベヤの修繕、約418万円、供給フィーダの修繕、約364万円でございます。
  次に、(8)でございます。残渣最終処分業務委託料及び焼却灰・ばいじん最終処分(原料化)業務委託料につきまして、3センターとも同額となった主な理由といたしましては、消費税増税の影響によるものでございます。
 次に、(9)でございます。3センターごとの焼却灰、ばいじん、残渣などの最終処分量と処分先の計画につきましては、議案質疑参考資料2ページのとおりでございます。ご確認をお願いします。なお、処分方法、処分先及び処分量とも、昨年度と変更はございません。
 また、路盤材などでの活用先につきましては、議案質疑参考資料3ページのとおりでございます。こちらは処分業者が売却いたしました再生材の埼玉県内での利用先でございまして、路盤材や埋戻し材などとして利用されております。
 次に、(10)でございます。久喜市において平成31年3月に策定いたしました、し尿処理施設整備基本構想では、八甫清掃センターに統合する方法が最も優先度が高いとの方向性が示され、現在周辺住民の方々で組織されております鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の方々と協議を進めているところでございます。この統合では、久喜市及び宮代町全域のし尿、浄化槽汚泥、農業集落排水汚泥の処理を行いまして、脱水処理後の汚泥につきましては、現在の乾燥焼却設備を廃止し、久喜宮代清掃センターと同様に、業務委託にて堆肥化処理することとしておりますことから、協議が調いましたら、この統合方法に基づき、し尿処理施設長寿命化総合計画の策定を進めてまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 順番に行きたいと思います。
 まず最初の1つ目の周辺地区環境整備事業なのですけれども、これも例年どおりの確認ということになりますけれども、支出がその目的に沿って適正に行われたかどうかということは、ちゃんと最後に報告書なりを取って確認するということでよろしいですよねということが1つ。
 それから、特に鷲宮、栗橋のほうで集会所の修繕とか維持管理というのがここに入ってきているのですけれども、これは具体的にどういうところを修繕するので、あるいは維持管理に幾らかかるのでという、そういう内訳はちゃんと出てきているのかどうかを確認したいと思います。
 それから、幸手のほうで集会所、集積所の清掃活動に充てるということなのですけれども、清掃活動に、何か大々的な清掃活動をして住民の方々に何か出す、あとはそれだけの費用がかかるということで80万円が計上されているということなのでしょうか。その内容をお願いします。
 それから、2つ目ですけれども、各センターのLED化ですけれども、これは2年度で全部完了するのだということで、そうですね。これは結構です。
 それから、3つ目ですけれども、搬入量の増減見通しについて分析をきちっと説明していただきました。私は一番疑問に思っていたのは、ごみの量、特に家庭系のごみがここのところ増えてきているということなのです。1つには、久喜宮代センターで、新年度に、令和2年度に増える見通しを立てたのは、生ごみの資源化をやめて、それが今度ごみとして出てくるということで、それは分かりました。それで1.1%の増ということ、180トンの増ということを見込んでいるということは分かりました。その一方で、資源が1.7%減になったというのは、これはほとんどが、そうすると生ごみの堆肥化分ということで理解してよろしいのでしょうか。ちょっと年間133トンもその分だけで見込んでいるというのは、ちょっと多過ぎないかなと。今具体的に細かく算定できませんけれども、ちょっと多いのではないのかなと思うのですけれども、その理由についてお願いをいたします。
 それから、菖蒲と八甫については、生ごみが資源からごみへ移ったという事情は、菖蒲と八甫はないのだけれども、傾向としてはやっぱり同じように家庭系ごみが増えてくる。特に八甫のほうですよね。それから、両方とも資源が減ってくるということになっています。まず、家庭系ごみが増える傾向になっているということについては、説明の中では世帯数が増えているのだということを言われました。世帯数は増えているのだけれども、逆に人口は減っているのですよね、全体としては。宮代地区は増えているけれども、全体としては減っている。にもかかわらず、ごみの量が増えてくる。特に家庭系のごみの量が増えてくるということについて、ちょっと私自身の分析ができないでいるのです。それをどう考えているかを教えていただければありがたい。
 それから、資源の量が減ってきている。これ出してもらった資料でも分かりますけれども、去年も減っているのですよね。資源、これだけ一生懸命、ごみ減量化、減量、減量大作戦と言っているにもかかわらず、資源が減ってくるというのが、市民の協力が得られていないのだろうかというふうに思うのです。この点についてはどのように分析をされていらっしゃいますか、お願いをいたします。
 それから、4つ目ですが、業務用生ごみ処理機の補助金です。元年度の実績はなかったということで言われました。2年度250万円を2基予定しているということで説明されましたが、具体的に業務用、問い合わせはあったということを言われましたけれども、それが設置に結びつかないのでしょうか。あるいは特に今までだと高齢者の施設ですとかが対象として過去には設置をしてもらったということがあったと思うのですけれども、こういうものを、考えられるところとしては、そういう施設関係あるいは食堂とか給食センターとか、そういうところが考えられるわけだけれども、具体的に働きかけていく場所というのはあるのかないのか、お願いをしたいと思います。毎年毎年、ただ予算だけ組むけれども、実際に使ってもらえないということでは、ちょっと残念だなと思いますので、いかがでしょうか。
 それから、次が集団回収の事業報償金ですが、これについては説明していただいて、特に実証実験との関係で、それが復帰になったということで、八甫は増えている。そのほかの久喜宮代、菖蒲については、これもずっと減る傾向にあると思うのです。やっぱり前議員の質疑にもあったと思いますけれども、これを働きかけて増やしてもらうということが必要だと思うのですけれども、増えていくためにはどうしたらいいのか。衛生組合は直接住民とつながっている場面が少ないので、久喜市なり宮代町と協力をして、自治会、町内会、PTA等々、そのほかの団体と働きかけていただくしかないと思うのですけれども、そういう協力関係をどのようにつくっているのか。特に久喜市、宮代町に対して、そういう依頼というのは出しているのか。共同の取組が必要だと思いますが、いかがか、お願いをいたします。
 それから、6番目については、消費税の影響ということで理解をいたします。ただ、ちょっと分からなかったのは、久喜宮代センターで燃やせないごみ収集委託料と粗大ごみ収集委託料が、退職者が出たことによって委託の拡大をするということになる。その関係で燃やせないごみが44%、粗大ごみが72%も増える。それだけの理由というふうに考えていいのでしょうか。これはもしかすると、この燃やせないごみと粗大ごみは全部委託ということになりますか。おおよそでいいのですけれども、大体現状、直営の分と委託の分と割合的にもし分かればお願いをしたいです。
 それから、7つ目ですけれども、修繕工事について細かく言っていただきました。幾つか書き取ったのですけれども、なかなか書き取れません。説明してもらったことを議長、お願いなのですが、資料として後で頂ければと思うのですが。後で結構ですので、よろしくお願いします。
 それで、再質問でお聞きしたいのは、これらの修繕工事が通常の修繕工事と考えていいのか。特に老朽化が進んで劣化して、あるいは故障しての修繕ということではないというふうに理解していいのかどうか。特に1回目のときも申し上げましたが、八甫の粗大ごみの修繕工事が、元年度に比べて予算としては倍増になっているわけですよね。その倍増ということになった理由、これも計画的な修繕の範囲内ということかどうか、お願いをいたします。
 それから、間違えましたね。8つ目の最終処分のが増えているのは、これが消費税の影響ということでしたね。これについては理解をいたします。
 それから、最終処分あるいは資源化の量と処分先の計画、資料として出していただきました。令和元年度と計画としては同じだということです。これは結構です。分かりました。
 それから、し尿処理の長寿命化総合計画についても説明をしていただきまして、久喜市でつくった計画についても読ませていただいておりますので、大体は理解をしているつもりなのですけれども、この処分をした最後の乾燥汚泥を、今回堆肥化の委託を考えているということですけれども、例えば新しく造る久喜市のごみ焼却場で一緒に燃やしていくとか、そんなことは考えられないわけですね。全部堆肥化して資源化していくということでよろしいわけですね。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 関根慶樹君登壇〕
八甫清掃センター所長(関根慶樹君) 猪股議員の再質疑についてお答えいたします。
 まず最初の1番、支出が適正に行われているかどうか確認を取っているかというご質問ですが、こちらについては負担金の支出確認でございますが、事業報告書や収支決算資料を受けて、例年どおり適正に執行されていることを確認しております。
 2つ目の集会所の修繕の内訳は事前に分かっているのかどうかということについてですが、こちらについては構成している各地区、八甫本郷、それから八甫新田、新井地区、狐塚地区の集会所の修繕についてのことになりまして、事前にこちらのほうは把握しているというものではございません。
 次に、幸手地区の80万円の内訳、清掃活動を集団的に行っているというものに出しているかどうかというご質疑に対してですが、こちらに対しても80万円、こちら各地区20万円の支払いについては、使用について地区にお任せしているもので、必ずしも全地区で清掃するというものではございません。対象事業といたしまして、公共の用に供し、公益性を推進するものや地域コミュニティ、防災、防犯に関わるもの、並びに地元集会所の維持管理に関わるものも認めておりますので、その中で優先順位をつけて地元のほうが実施してもらっているというものになっております。
 以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
 4点頂いております。まず1点目でございます。家庭系ごみの搬入量の見込みに関してでございます。先ほどの答弁の中で、世帯数が増えているのも一つの要因でございますとご答弁をいたしました。一方で人口自体は減っている地区がほとんどとなっている状況ではあります。議員ご指摘のとおり、人口の減というのは、ごみの発生量の推移に大きく影響するところでございます。しかしながら、世帯数の増につきましても同様なことが考えられようと考えております。例えば管内に世帯数、4人世帯がお一方独立をすると。そうしますと、家財もある程度そろえることになります。それを廃棄するとなりますと、それなりのごみの量がかかってこようということはあり得る話かなとは思っております。加えまして、こちら一例ではございますけれども、今、市から離れたところに住む方から、管内にお住まいの高齢となった親族の自宅の片付けをしたいのだけれどもと、そういった類いの質問、お問い合わせにつきましても年々と、以前と比べまして増えてきているようにも考えているところでございます。このように生活自体のスリム化と申しましょうか、今までとはちょっと違うような形のごみの排出の動向というのが見られてきているものと考えております。
  資源の排出量の低下ということで議員からご指摘がございました。こちらにつきましては、市民の皆様のご協力が思わしくないということは全くないと考えております。資源の発生量と申しましょうか、私どもの排出量、発生量自体が減少傾向にあることが大きな理由だと考えております。全国組織であります全国出版協会・出版科学研究所の公表によりますと、平成30年度におきます出版物の販売金額は、紙媒体でマイナス4.3%、一方で電子媒体は前年度比でプラス23.9%と、このように特にデジタルメディアの普及は紙、これはイコール資源と私どもにとっては言い換えてよろしいかと思っておりますが、こういった流通量に影響を与えているものと考えております。
 2番目でございます。業務用処理機に係るご質疑でございます。具体的に問い合わせを頂いておりますものの、なかなか結びつかないというのは、先ほどの答弁、そして議員のご指摘のとおりでございます。実際に具体的なお問い合わせを頂いたのは、販売の代理店、それからメーカー、そういったところからの問い合わせでございます。補助制度も含めて知りたいということで、それをセールストークの一つとして、そういった材料をということでの問い合わせであるのだろうと考えております。一方で、管内の事業所からの具体的な引き合いと申しましょうか、そういったことは残念ながら、今現在についても頂いていない状況でございます。
 こちらの業務用の生ごみ処理機の事業所への働きかけといたしまして、こちらは多量排出事業所、例年、年度明けて6月ほどに確定をしまして、そして手続が進むわけでございますが、この中の私どもからの資料の一つということで、生ごみの業務用の処理機の案内のパンフレット、こちらを封入しております。実際に本年度につきましては、多量排出事業所92業者に配布をしたところでございます。
 そして、議員から、例えば高齢者の施設等につきましても、そういった業種等を絞っての働きかけはいかがかと、そのようなご提言を頂いたところでございます。実際に、今までの業務用の処理機の補助の実績のございます業種というのは、ある程度絞られてこようと考えております。こういった業種につきまして、先ほどの高齢者の施設等もこの中には含まれるわけでございますけれども、多量排出、これまでの多量排出への働きかけに加えまして、業種に絞ったさらなる働きかけというのは有用な取組ではあろうかなと考えておるところでございます。
 続きまして、3つ目でございます。資源集団回収の増の取組についてでございます。資源集団回収の登録につきましては、残念ながら今年度中におきましても減少の傾向にあるところでございます。こちらへの対応の取組といたしまして、本年度、こちら市や町との直接の協力、連携ということではないのですけれども、市立の小学校、中学校、町立の小学校、中学校かつ現在PTA活動におきまして、資源集団回収の実施をまだしていらっしゃらない、そういった団体につきまして、私どもから具体的な制度の紹介等の働きかけを行ったところでございます。今後につきましても、機会を捉えまして、いろいろ想定される、協力頂けそうな団体等につきましては当たっていきたいなと考えているところでございます。
 4つ目でございます。収集業務の委託に係るご質疑でございます。先ほど申しましたとおり、本年度末をもちまして退職の職員がございますことを受けまして、来年度から一部の収集業務委託、これは久喜宮代ですけれども、久喜宮代清掃センターにおきます収集業務委託の拡大を予定しているところでございます。具体的に申しますと、燃やせるごみの収集は、本年度、直営車両は2台稼働しておりましたが、来年度からは1台となります。今現在は、燃やせるごみの委託車両8台動いておりますので、8から9になる。直営が2から1になる、そういったことになるものと考えております。燃やせないごみにつきましては、2台減車いたしますので、こちらは全ての稼働車両が業務委託となるところでございます。
 また、粗大ごみの収集につきましては、こちらは実際に予約を頂いてから車が動きますことから、具体的な今の、具体的には何%なり、そういった具体的な数字は申し上げられないのですが、恐らく私どもの見込みでは、今は直営の収集の割合が多いのですけれども、来年度につきましては半々程度になるものと推測をしているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
 まず、工事内容の資料の提出でございますが、市及び町の議会事務局を通しまして提出させていただければと思います。提出いたしました件につきましてはメールでお知らせいたす予定でございます。
 次に、工事につきまして、計画的なものなのかどうかというご質疑でございますが、今回の工事につきましては、久喜市で進めております新たなごみ処理施設が稼働するまでの期間、適正に施設を維持するための計画的な定期修繕工事でございます。工事費が令和元年度より増減となった理由といたしましては、久喜宮代清掃センターごみ焼却施設の修繕工事につきましては、令和元年度をピークとして、平成30年度から令和2年度にかけて、例年定期的に行っている消耗部品の交換のほか、設備機器の老朽化に伴い、主要部品の交換等も計画しておりますことから、令和元年度より減額となったものでございます。
 次に、久喜宮代清掃センター粗大ごみ処理施設の修繕工事につきましては、こちらも令和元年度をピークとして、平成29年度から令和2年度にかけて定期的に行っている消耗部品の交換のほか、設備機器の老朽化に伴い、主要部品の交換等も計画しておりますことから、令和元年度より減額となったものでございます。
 菖蒲清掃センターごみ処理施設の修繕工事につきましては、令和2年度から令和3年度にかけて定期的に行っている消耗部品の交換のほか、老朽化に伴い、主要部品の交換も計画しておりますことから、令和元年度よりも増額となったものでございます。
 最後に、八甫清掃センター粗大ごみ処理施設の修繕工事につきましては、令和2年度から令和3年度にかけて定期的に行っている消耗部品の交換のほか、設備機器の老朽化に伴い、主要部品の交換等も計画しておりますことから、令和元年度より増額となったものでございます。
 続きまして、し尿処理施設での乾燥汚泥の処理方法につきましてですが、現在の計画では、全量堆肥化を予定してございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) まず、周辺地域の環境整備事業なのですけれども、たしか前にも聞いていますけれども、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会のほうは、きちっと細かいところまで報告書が出てくるというふうに思っているのですが、幸手のほうは、そういう細かい報告、何に幾ら使いましたよという内訳の報告というのはないわけでしたっけ。ちょっとこれは確認でお願いします。使用方法についてはお任せしているということでしたので、その点、確認をさせてください。
 2つ目ですけれども、LED化、ちょっと2回目で聞くのを忘れてしまったのですけれども、それぞれの今回の交換の基数、台数というのかな、基数を教えてください。
 それから、業務用生ごみの補助金ですとか、あるいはまた資源集団回収の量の減少ですとか、これらについては答弁の中で頂きましたけれども、衛生組合だけではなかなか進められないということもあるのだろうと思います。ぜひ久喜市あるいは宮代町の環境の担当課とも協力しながら、協力体制をつくりながら、市、町の行政の中でもそこら辺を増やしてくださいということをきちんと要請しながら進めていただきたいなというふうに思っています。もちろん私たちもこれから地元の議会等でもそのような働きかけ、要請というものはやっていきたいと思いますけれども、同じ対等の衛生組合と市、町の行政、対等の行政関係としてお互いに協力をしていく、協力を求めていく立場だよね、ここはね。ぜひそうした立場の取組をお願いしたいと思います。これは答弁は結構です。
 以上、お願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 関根慶樹君登壇〕
八甫清掃センター所長(関根慶樹君) 猪股議員の再々質疑についてご答弁申し上げます。
  幸手地区の報告書はないのかというご質問の件ですが、幸手地区の報告については、年度末に負担金使途報告書をそれぞれ4地区から頂いております。
副議長(鈴木松蔵君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 猪股議員の再々質疑に対しご答弁申し上げます。
  LED化の基数はというご質問でございました。私からは、街路灯のLED化の工事の内訳につきまして申し上げます。久喜宮代清掃センター11基、菖蒲清掃センター4基、八甫清掃センター10基、合計25基でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
  ごみ処理施設及びし尿処理施設のLED化の設置数につきましては、初めにごみ処理施設につきましてでございますが、久喜宮代清掃センターが18基、菖蒲清掃センターが37基、八甫清掃センターが20基となっております。
  続きまして、し尿処理施設の設置数につきましては、久喜宮代清掃センターが7基、八甫清掃センターが9基となっております。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  続いて、大橋議員、お願いします。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) 10番、大橋きよみです。引き続き歳出について質問させていただきます。
 1、22ページから24ページ、庁舎等管理事業、久喜宮代、菖蒲、八甫の各施設の街路灯LED化工事について伺う。先ほどアは聞きましたので、イから質問させていただきます。
 イ、各施設の工事スケジュールについて伺う。
 ウ、各施設LEDにしたときの電気料金のおおよその削減額を伺う。
 エ、令和6年度、新ごみ処理施設稼働後、持続性を持たせるのか伺う。
 オ、LEDにした街路灯の再利用の考えを伺う。
 2、40ページから45ページ、ごみ処理施設管理運営事業、久喜宮代、菖蒲、八甫のごみ処理施設の水銀灯LED化工事について伺う。アは大丈夫です。
 イ、各施設の工事スケジュールについて伺う。
 ウ、各施設LEDにしたときの電気料金のおおよその削減額を伺う。
 エ、令和6年度、新ごみ処理施設稼働後、持続性を持たせるのか伺う。
 オ、LEDの再利用の考えを伺う。
 3、48ページ、し尿処理施設管理運営事業、久喜宮代、八甫のし尿処理施設水銀灯LED化工事について、2番目と同じ質問内容で伺います。
 4番については、大体のことが分かりましたので結構です。
副議長(鈴木松蔵君) 大橋議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 大橋議員ご質疑のうち、1の庁舎管理事業、久喜宮代、菖蒲、八甫における各清掃センターの街路灯LED化工事につきましてご答弁申し上げます。
 各清掃センターでは、場内の車両の安全運行や防犯のため、水銀照明灯を設置しているところでございますが、水銀による汚染防止を目指した水銀に関する水俣条約が平成25年10月10日に採択、署名され、それを受けて水銀による環境の汚染の防止に関する法律が平成27年7月に公布されるなど、国内法の整備が進められました。このことにより、一般照明灯の高圧水銀ランプにつきましては、令和2年12月31日以降、製造、輸出入が禁止され、本衛生組合におきましても対応しなければならないところでございます。
 イの工事のスケジュールにつきましては、今後機器の製作期間や工事期間等を考慮いたしまして、令和2年度当初から準備を進めてまいりたいと考えております。
 続きまして、ウでございます。LED化した場合の電気料金の削減額でございますが、1キロワットアワー当たり19.1円と試算いたしましたところ、それぞれ1年間当たり、久喜宮代清掃センター、約16万8,000円、菖蒲清掃センター、約6万1,000円、八甫清掃センター、約6万9,000円、合計29万8,000円と試算したところでございます。
 続きまして、エでございます。久喜市におきまして整備予定の新ごみ処理施設の稼働後、本衛生組合の処理施設は、八甫清掃センターのし尿処理施設を除きまして廃止となりますことから、構成市町と調整の上、今後検討をしてまいります。
 続きまして、オでございます。各清掃センターに設置いたしますLED街路灯の再利用につきましては、構成市町と調整の上、今後検討をしてまいります。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 大橋議員ご質疑の2及び3についてご答弁申し上げます。
 初めに、2のイでございます。3センターともに、詳細なスケジュールにつきましては決定しておりませんが、機器の製作期間及び工事期間などを考慮し、令和2年度当初から準備を進めてまいりたいと考えております。
 次に、ウでございます。電気料金の年間削減額につきましては、久喜宮代清掃センターのごみ処理施設が約69万8,000円、菖蒲清掃センターのごみ処理施設が約45万2,000円、八甫清掃センターのごみ処理施設が約31万9,000円を見込んでおります。
 次に、エでございます。新ごみ処理施設の稼働に合わせて、現在の3センターのごみ処理施設を廃止することから、持続性はないものと考えております。
 次に、オでございます。現在の3センターのごみ処理施設が廃止となった後の、設置したLEDの再利用につきましては、現在のところ考えておりません。
 次に、3のイでございます。2センターともに、詳細なスケジュールにつきましては決定しておりませんが、機器の製作期間及び工事期間などを考慮し、令和2年度当初から準備を進めてまいりたいと考えております。
 次に、ウでございます。電気料金の年間削減額につきましては、久喜宮代清掃センターのし尿処理施設が約4万円、八甫清掃センターのし尿処理施設が約3万5,000円を見込んでおります。
 次に、エでございます。し尿処理施設につきましては、現在八甫清掃センターに統合する計画で進めておりますことから、統合となった場合には、八甫清掃センターのし尿処理施設は持続しますが、久喜宮代清掃センターのし尿処理施設は、統合後に廃止することから、持続性はないものと考えております。
 次に、オでございます。設置したLEDにつきまして、八甫清掃センターに統合となった場合には、八甫清掃センターのし尿処理施設において引き続き使用いたしますが、久喜宮代清掃センターのし尿処理施設が廃止となった後の再利用につきましては、現在のところ考えておりません。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けします。
  大橋議員。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) 質問いたします。
 LED照明をリースにする考えがあったかどうかをお聞きしたいと思います。今回の工事、環境的に考えたときに、取り壊しの施設に関してリースを選ぶべきなのではないかなと思いましたので、そこの考えがあったかどうか聞かせていただきたいと思います。
 2つ目が、街路灯に関しては再利用を検討していくというお話でした。全部とは言わないのですけれども、LEDの照明をリサイクルすべきと考えるのですが、その考えはいかがか伺います。
 あと、新しい施設ができたときに、今の施設の取り壊し計画はどのようになっているか。
 あと、更地になるまでの安全を考慮したときに、街路灯はつけておくべきだと考えるのですが、その辺の考えを伺いたいと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 大橋議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 大橋議員の再質疑に対しご答弁を申し上げます。
  まず初めに、LED照明のリースの考えはということでございます。今回予算化するに当たりまして、リースの検討はしてございませんが、リースの検討のほうも併せてしてまいりたいと考えております。
 次に、2点目、LED照明のリサイクルの話でございます。街路灯につきましては、先ほどご答弁のとおり、構成市町のほうと調整をしながら検討していきたいと考えているところでございます。
 あとは、防犯上、街路灯について残したほうがいいのではないかというようなご指摘を頂いたかと思います。3点目のご質問かと思いますが、そちらについても私どものほうでは防犯上の関係も考えておりまして、廃止してすぐに建物が取り壊しにならない場合ですとか、そういった場合も踏まえまして、防犯上の関係を考え、防犯灯を残す等についても今後検討していきたいと考えているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 大橋議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  ごみ処理施設及びし尿処理施設に設置いたしましたLEDの再利用につきましてでございますが、処理施設につきましては、高所に設置してある照明器具の取り外し費用や、取り外した照明器具の保管場所の確保などを考慮いたしますと、再利用は困難であると考えておりますが、新たなごみ処理施設を建設する久喜市と協議してまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けします。
  大橋議員。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) 施設のほうのリサイクルのほうなのですけれども、やはり少しでもいいので、置いておくところがというお話もちょっと伺ったのです。ただ、少しだけでもいいので、やはりリサイクルして、皆さんの税金で買ったものですので、リサイクルしていくべきだと思います。あとこちらもリースの考えがあるか、施設のほうですね、リースの考えがあるかということを、ちょっともう一度お聞きしたいと思います。
 あと、先ほど街路灯は残しておくというお話でしたので、やはり安全面も考えて街路灯をぜひつけておいていただきたいなというふうに思います。総務省の平成27年、ちょっと古い資料ですけれども、未解体となっている廃棄物処理施設が平成27年の時点で142施設ということです。やはり跡地利用が未定とか、あと予算の確保が困難ということでそのままになっているということが見受けられます。やはり取り壊しになる施設が自分の自宅のすぐそばにあるということを皆が想像して、このお世話になった施設をしっかりと解体していくというところまでしっかりやっていくということが大事だと思いますので、その前の質問だけちょっとお話ししていただければと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 大橋議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 大橋議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
 初めに、施設に設置したLED器具のリサイクルにつきましてでございますが、先ほどもご答弁いたしましたとおり、今後新たなごみ処理施設を建設する久喜市のほうと、LED器具につきましては、型式等もございますことから、新たな施設のほうで再利用が可能かどうかというところも含めまして、市のほうと協議してまいりたいと考えております。
 あと、施設に設置するLEDのリースの考えはあるかどうかというご質疑でございますが、現在のところリースをする予定はございません。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で大橋議員の質疑を打ち切ります。
 次に、渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。歳出について引き続き質疑をさせていただきます。
 5番からです。16ページの衛生費、(1)、一般管理費、職員給与費でお伺いをいたします。職員数は、事務職員、現業職員合わせて何人で、昨年に比べてどうなるのか。会計年度任用職員の採用はどのようになるのか、お伺いをいたします。
 (2)です。予算書を見る限りですけれども、予算書を見る上では、昨年の現業職員が再任用を含めて12人であったものが、今年、令和2年度9人に削減されております。減らすべきではないと考えますが、いかがか、お伺いをいたします。
 (3)です。会計年度任用職員の共通・業務課施設課の1人でありますが、予算上では期末手当が計上されておりませんでした。この方の場合、これまでのパートの収入計算よりも少なくなってしまうのではないか、お伺いをいたします。
 6です。20ページ、総務費でお伺いいたします。一般事務管理事業の職員健康診断と職員ストレスチェック実施業務の内訳をお伺いいたします。
 また、問題ありなどの診断の場合の指導、手当て、対応(メンタルヘルスケア)などはどのように行うのか、お伺いをいたします。
 7番です。22ページ、衛生費のところで、(1)、LED化ですけれども、前者のところで大体分かったのですが、入札についての説明をお伺いいたします。
 あと(2)で、八甫コミュニティセンターのLED化工事はないのか、お伺いをいたします。
 8番です。32ページ、衛生費、清掃一般事務管理事業の市町村総合事務組合特別負担金について説明をお伺いします。
 9番です。衛生費、プラスチックについて(3)までお伺いします。分からないところと令和2年度がどのようになるのかをお伺いをしていきます。
 塵芥収集料金事業の久喜宮代の資源(プラスチック類)回収業務委託からごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)のプラスチック容器の選別業務委託、さらに塵芥処分事業(久喜宮代)のプラスチック残渣処分業務委託まで、令和2年度はそれぞれどの業者になり、リサイクル率はどうなる見込みか、お伺いします。また、再資源化はどのように行い、焼却処分はどうなるのか、お伺いします。
 以前ここのところでお聞きしましたところ、リサイクル率は82%、最終処分は18%ということでお伺いしているのですが、令和2年度がどのようになるのか、お伺いをいたします。
 (2)です。塵芥収集料金事業(菖蒲)の資源、プラスチックですけれども、回収業務からごみ処理施設管理運営事業(菖蒲)のプラスチック製容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務、さらに塵芥処分事業の廃プラスチック運搬処分事業まで、令和2年度はそれぞれどの業者になり、リサイクル率はどのようになるのか。また、再資源化、それから焼却処分はどのようになるのか伺います。
 (3)です。同じように八甫で、プラスチック製の容器の回収業務、塵芥収集料金事業、それからごみ処理施設管理運営事業、プラスチック容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務まで、令和2年度はそれぞれどの業者になり、リサイクル率はどのようになる見込みなのか。また、再資源化と焼却処分のことについてお伺いいたします。
 以上です。よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 休憩します。

    休憩 午前11時53分

    再開 午後 1時00分

副議長(鈴木松蔵君) 再開します。
  渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 渡辺議員ご質疑のうち、5から8につきましてご答弁申し上げます。
 最初に、5の総務費及び衛生費における職員給与費等でございます。(1)の職員数等についてでございますが、令和2年度は本年3月の退職者を除き、本年度の同数で計上いたしまして、事務職員24人、技能労務職員9人、合わせて33人となってございます。なお、技能労務職員9人のうち2人は再任用でございます。平成30年度と比較いたしますと、事務職員が1名減、技能労務職員は3人の減でございます。
 事務職員の減につきましては、死亡退職1人でございまして、技能労務職員の3人の減につきましては、勧奨退職者1人、再任用期間が満了した者が2人でございます。
 会計年度任用職員は、令和2年度におきましては、合計4人の採用を予定しており、これに係る予算を計上してございます。昨年度とは、一部任用期間が異なることから、単純比較はできませんが、人数は同数でございます。
 続きまして、(2)でございます。令和2年度は9人分に係る予算を計上し、平成30年度と比較いたしますと減となっておるわけでございますが、本衛生組合では、平成29年度に策定いたしました第3次職員定数計画の方針に基づき、現業職員の採用を凍結し、業務委託への切り替えを進めてまいりますことから、補充は考えておらないところでございます。
 続きまして、(3)でございます。職員給与費、共通、業務課施設課に予算計上いたしました会計年度任用職員につきましては、令和2年度の4月及び5月、2か月間の短期間任用で、人数が1人を予定してございます。任用期間が2か月間で、会計年度任用職員の報酬等に関する条例第4条の規定に定める6月未満ということで、期末手当の支給対象外となるものでございます。この短期間の会計年度任用職員につきましては、月額報酬を時給に換算いたしますと998円でございまして、旧オフィスサポーター制度における賃金、時給930円と比較いたしまして上回っているところでございます。
 続きまして、6の一般事務管理事業(共通)の職員健康診断業務委託及び職員ストレスチェック実施業務委託につきましてご答弁申し上げます。令和2年度の職員健康診断業務委託につきましては、39万6,000円を計上しており、労働安全衛生規則第44条に定められた検査項目を含む定期健診、また胃がん検診、大腸がん検診を実施予定でございます。この定期健診等につきましては、常勤職員を対象としているところでございます。健康診断の結果、総合判定がD評価以下の結果となった職員に対しましては、産業医の指導に基づき、医療機関を受診するよう通知をしているところでございます。
 ストレスチェック実施業務委託につきましては、19万8,000円を計上しており、令和2年度の実施対象者は、常勤職員のうち、組合採用職員16人を予定しているところでございます。ストレスチェックを実施した結果、職員が高ストレス者と判定された場合、面接指導の対象となり、希望により医師の面接指導を受けることができます。担当医師から面接指導結果報告が提出されますと、速やかに就業上の必要な措置を行うものでございます。
 次に、7の(1)の総務課所管部分と(2)につきましてご答弁申し上げます。初めに、(1)でございます。水銀照明灯につきましては、水銀による汚染防止を目指した水銀に関する水俣条約が平成25年10月10日に採択、署名され、それを受けて水銀による環境の汚染の防止に関する法律が平成27年7月に公布されるなど、国内法の整備が進められました。このことにより、一般照明灯の高圧水銀ランプにつきましては、令和2年12月31日以降、製造、輸出入が禁止され、本衛生組合におきましても、対応しなければならないところでございます。総務課が所管いたします各清掃センターの街路灯でございますが、久喜宮代清掃センターが11基、菖蒲清掃センターが4基、八甫清掃センターが10基、合計25基を対象としております。
 工事時期につきましては、今後、機器の製作期間や工事期間等を考慮いたしまして、令和2年度当初から準備を進めてまいりたいと考えております。また、契約方法でございますが、指名競争入札を予定しております。
 続きまして、(2)の八甫コミュニティセンターは、該当する水銀灯がないことから、LED化工事は実施いたしません。
 次に、8についてご答弁申し上げます。清掃一般事務管理事業、久喜宮代の市町村総合事務組合特別負担金は、前年度退職者の退職手当の支給に対する負担金で、令和2年度予算に計上いたしましたのは、令和2年3月末で退職いたします職員2名分の負担金でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員ご質疑の7の(1)、ごみ処理施設及びし尿処理施設についてご答弁申し上げます。
 ごみ及びし尿処理施設管理運営事業のLED化工事につきまして、灯数と工事時期については省略させていただきます。
 入札につきましては、指名競争入札を予定しております。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員のご質疑のうち、9についてご答弁申し上げます。
 まず、(1)でございます。久喜宮代清掃センターにおける令和2年度のプラスチック処理に関連する業務委託につきましては、債務負担行為により、本年度と同じく、資源(プラスチック類)回収業務委託は共栄・太盛一般共同企業体に、プラスチック製容器選別業務委託は、株式会社ウィズウェイストジャパンに、そしてプラスチック残渣処分業務委託は、株式会社ナリコーにそれぞれ委託する計画でございます。
 また、行政回収されたプラスチック類のリサイクル率でございますが、プラスチック製容器選別業務委託における選別見込量が2,700トン、そしてプラスチック残渣処分業務委託における処分見込量が480トンでございますことから、約82%を見込んでおり、本年度に引き続き、容器包装リサイクル法に基づく指定法人への引渡しによる再資源化を実施いたします。なお、容器包装リサイクル法の対象とならないプラスチックにつきましては、本年度と同様に焼却処理を考えております。
 続いて、(2)でございます。菖蒲清掃センターにおきましても、本年度と同じく、資源(プラスチック製容器包装)回収業務委託とプラスチック製容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務委託は、株式会社ウィズウェイストジャパンに、そして廃プラスチック運搬処分業務は、株式会社エコ計画に、それぞれ委託する計画でございます。
 また、行政回収されたプラスチック類のリサイクル率でございますが、選別見込量が250トン、そして本年度実績を参考に算出した処分見込量が14トンでございますことから、約94%と見込んでおり、久喜宮代と同様、本年度に引き続き、容器包装リサイクル法に基づく指定法人への引渡しによる再資源化を実施いたします。なお、容器包装リサイクル法の対象とならないプラスチックにつきましては、本年度と同様に、焼却処理を考えております。
 続いて、(3)でございます。八甫清掃センターにおきましても、本年度と同じく、資源(プラスチック製容器包装)回収業務委託は、株式会社渡辺興業、栗橋町運送業有限責任事業組合、有限会社岡本商事の3業者に、そしてプラスチック製容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務委託は、株式会社ウィズウェイストジャパンに、それぞれ委託する計画でございます。
 また、行政回収されたプラスチック類のリサイクル率でございますが、選別見込量が800トン、そして本年度実績を参考に算出した処分見込量が47トンでございますことから、約94%と見込んでおり、他の2センターと同様、本年度に引き続き、容器包装リサイクル法に基づく指定法人への引渡しによる再資源化を実施いたします。なお、容器包装リサイクル法の対象とならないプラスチックにつきましては、本年度と同様に焼却処理を考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質疑をさせていただきます。よろしくお願いします。
  5番の(1)からもう一度お伺いいたします。33人ということで、今全部の職員数33人と聞いて、昨年度と変わらないとおっしゃっていたのがちょっと分からないので、お伺いいたします。昨年度は、ごめんなさい、予算書の54ページと55ページの職員のところの数で見ております。昨年度は、ここには34人と書いてあって、本年度は33でマイナス1というふうに書いてあるのですけれども、ここの1というのは、事務職員の1のことなのでしょうか。
  それから、昨年は、今のご説明でいくと37人だったということですか。ちょっとこの辺りが本当によく分からなくて、昨年度の予算資料をそのまま見させていただきますと、一般事務、それから総務と、それから共通、業務と全部合わせまして昨年は37になるのですよね。今年は33なのですね。退職者が、今のご説明で、事務職で1人、それから技能のほうでは3人、これは退職の方と再任用した方の退職と聞いているのですけれども、その後4名の採用を予定しているというお話があったのですけれども、この辺りの数がちょっと私よく分からなくなったので、今のを聞いてまた分からなくなってしまったので、申し訳ございません。分かりやすいように説明していただきたいのですが、今年の採用はあるのですか、まず。ないのではないかなと思ったのですけれども、ゼロではないのですか。そこと、それから昨年の人数と、それから今年の人数と、そのマイナスにはならないのか、なるのかというところをはっきりお願いいたします。
  それから、(2)番では、職員の定数の削減計画があるということなのですが、現業職員が減らされていけば、現場に出る職員、要するにここの職員が減らされる。要するに現場に出ていくここの職員がいなくなるということなので、私はすべきではないと考えているのですが、このお考えをそのまま踏襲して、全部ゼロにしていくつもりなのか、お伺いをいたします。
  それから、(3)のところで、998円という時給に関しましては、昨年度に比べて、昨年が930円ですから上がっているということで、これは了承いたしました。ほかの会計年度任用職員のところは、お給料という形で来るのでしょうか。費用はどういう形で、報酬という形ですか、報酬になるとちょっと給料ではなくなりますね。わかりました。報酬ですね。そこは納得しましたので、ありがとうございます。
  それから、職員の健康診断のほうはお伺いしました。通知をして、もし問題があった方には再受診をしていただいて治していただくというか、取り組んでいただくということで。
  ストレスチェックのほうでお伺いしたいのです。メンタルヘルスなのですけれども、先ほど職員の方も、本庁舎もそうでしたけれども、パワハラ等、問題があったりとかというのがあって、それを相談する場所、相談、それがここの中には、庁舎の中にはしっかりとあるのかどうか。それを受け付けてお話を聞いてもらえるようなところがあるかどうか、これ重要になってくると思うのですけれども、そこについてお伺いをいたします。
  そして、先ほど詳しくご説明を受けました。面接の指導を、要するにお医者さんにしっかりと見てもらうという状態も含めて、あった場合にはやるというのですけれども、その手前でやはり何か悩み事とか抱えるとかということがあったら、相談がうまくできやすい体制というのを取っていただきたいという意味でご質問させていただきますので、そういうお考えはどうなのか、お伺いします。
  LED化についてですけれども、入札は指名競争入札だということで、全てそうだとお伺いいたしましたけれども、これは一遍に行うのですか。LED化を進めるところの部署が全部一遍にやるのか、それともそれぞれのところで指名競争入札をするのか。そのあたりはどうなのか、お伺いをいたします。
  八甫のほうは、要するに水銀を使った照明がないのでLED化はしないというようなお答えだったのかなと思うのですけれども、それではなくてもLED化というのは進めることはしないのですか。そのあたりはどうなのかなと、お伺いをいたします。
  8番はわかりました。
  9番ですけれども、再資源化のほうにならないもの、焼却処分なのですけれども、そこをちょっとお伺いします。久喜宮代は、リサイクル率が82%を予定しているということなのですが、そこにならないものは焼却をすると。焼却は大体そうすると、全部です。久喜宮代も菖蒲も、それから八甫も大体何%ぐらいが焼却になるのか。そして、そこの焼却はどこでどうやって行うのかというところをお伺いいたします。お願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 渡辺議員の再質疑に対しご答弁申し上げます。
  渡辺議員からは、幾つかの再質疑を頂戴しております。順次ご答弁申し上げます。まず初めに、全体の職員数の関係でございます。平成30年度につきましては、再任用職員を含めて全体で37人でございます。令和元年度、平成31年度につきましては35人、新年度になります、令和2年度につきましては33人を予定しているところでございます。
 現業職員の今後の計画はどうなのかということで、2点目でご質問を頂いたかと思います。現業職員につきましては、定年退職を迎える方ということで順次減っていくという計画でございまして、具体的に申し上げますと、新炉が稼働予定されております令和6年度で申し上げますと、職員数のほうが、現業職員4人になる計画でございます。
 次に、ストレスチェックの職場内で相談する場所はあるのかというような3点目のご質問でございます。こちらにつきましては、先ほどご答弁を申し上げましたとおり、個人に高ストレス者がいた場合につきましては、その個人の方に通知が行く仕組みになってございまして、そちらの個人の方が医師等に相談をするという場所が設けられている状態でございます。したがいまして、特段職場の中でそういった場所が用意されているかというと、現段階では用意されておりません。しかしながら、前者の質問者にもご答弁申しましたが、集団分析という分析方法がございまして、個人とはまた別のものなのですけれども、傾向が出てまいります。こういったストレスを抱えた者がいるというような傾向が出てきますので、高ストレス者がその中でいるということになりますと、課長補佐以上の管理職にそういった概要をお伝えして、職場内でのミーティングですとか、何が問題なのかというような抽出、そういったものをやっていただきながら、ヒアリング等も含めて対応しているというような状況にございます。
 次に、4点目、LED照明の入札方法についてでございます。私どもの所管している街路灯、あと施設課の所管している施設のほうのLEDの関係がございます。こちらにつきましては、現在入札をどのようにして進めていくかというのは決まっていない状況にございます。一括して進める場合も考えられますし、おのおの進める場合も現状では考えられます。
 次、5点目でございます。八甫のセンターのほうのLED化の話でございます。八甫のセンターのほうにつきましては、LED化、もともと照明がない状態なのです。水銀灯がないということではなく、敷地内に照らすような照明がないということで、新たにLED化の照明を設置するとか、そういった計画はないということになろうかと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  プラスチック残渣につきまして、焼却をどのように処理しているかというご質疑でございますが、久喜宮代清掃センターにつきましてでございますが、選別量2,700トンに対しまして、残渣処分量として480トンの18%を焼却処理を見込んでおります。処分方法につきましては、選別後のプラスチック残渣につきまして、成田市に所在しております株式会社ナリコーでの焼却処理を予定しております。
  続きまして、菖蒲清掃センターでございますが、選別見込量250トンに対しまして、残渣処分量14トン、約6%を見込んでございます。こちらの処分方法につきましては、選別後の残渣につきまして菖蒲清掃センターに返却後、菖蒲清掃センターの焼却施設におきまして焼却処理する予定でございます。
  続きまして、八甫清掃センターでございます。選別見込量800トンに対しまして、残渣処分見込量が47トン、約6%となってございます。処分方法につきましては、菖蒲と同様に選別後、八甫清掃センターのほうに返却されまして、八甫清掃センターの焼却施設におきまして焼却処理をする予定でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) すみません。先ほどの質問で、職員のことですけれども、私のほうの聞き間違いだったのかなと思います。4人採用というのはないということですよね。はい、すみません。申し訳ないです。ということは、今回の減の数は、平成30年度から比べれば4人、元年、今年から比べれば2人ということで、その2人分は補うということはないということですよね。減が続いていくということですね。ちょっと私はそれはやっぱり、やり方を変えて、市や町のほうからの出向ではなくて、出向いてもらうという状態でも人数は確保すべきではないかなと思ったので、ちょっとそれは残念です。しっかり市の職員として働いていただきたいという思いがありますので、市、町の職員が頑張っていただくという、衛生組合の在り方であっていただきたいなとすごく思っていますので、ちょっとそれが補わないということなので、ちょっと残念であります。
  それから、指名のところなのですけれども、まだ決まっていないということだったのですけれども、一緒にこの1年でLED化を一遍に行うということを聞きましたので、やはり一緒にやったほうがコストの削減にもつながるのかどうかわからないですけれども、ある程度の量が見込めますので、できるのかなと思いますので、私としては一緒にやったほうがいいのかなと思いますが、決まっていないというのでお答えはどうにもなのですけれども、そのように要求させていただきたいなと思いますので、お願いいたします。
  それから、ストレスチェックのところです。今回のストレスの職員の実施が、先ほども前者の方が3倍に増えたということで、その中身のところが、いろいろなところを、要するに詳しくやっていくので増えたという中を一つご説明してくれたのかなと。集団分析のところ。その中で何かあったときには管理職を含めてミーティングをしながらヒアリングで対応していくというのですけれども、それは何かあったときで、そのときにやっていただきたいのは進めていただきたいと思います。それはぜひやっていただきたい。
  それと、ちょっとしたことですよね。何が引っかかりかわかりませんけれども、職員がメンタル的に、パワハラも含めてです。何かがあったときに、やはり相談できるところというのがあったほうが私はいいと思うのです。本庁舎でいうと人事課がありますので、その人事課のところでいろいろなことを直接聞くと言うことを久喜市ではやっておりますので、やはりそういったところが一つあるないでは違うと思いますので、何かを、もめごと等もあると思いますので、そういった人との対応するところで考えなければならないところは、相談できる場所みたいなところをつくっていただきたいと思いますので、その点だけもう一度お願いいたします。
  それから、最後の処分なのですけれども、プラスチック、要するに全部リサイクルした後の残ったものが、割合的には少なくはなっていますけれども、久喜宮代では18%が焼却、そして菖蒲と八甫では6%、6%が焼却処分となっておりますけれども、これをもっと少なくするための努力というか、そういうものに関しては、令和2年度どのように取り組まれるのか、お伺いをいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 渡辺議員の再々質疑に対しご答弁申し上げます。
  メンタルヘルスにつきまして相談できる場所があったほうがいいのではないかというようなことでございます。久喜市、宮代町においても同様かと思いますが、当組合におきましても、自己申告という形で申告はございます。自己申告の中で、総務課長のほうに、自己申告というのは人事の関係の自己申告になりますが、総務課長のほうにその申告書が届くことになりますので、その中でそこら辺の手当てをしていきたいと考えております。
                 〔「総務課長ですね」と言う人あり〕
総務課主幹(諏訪忠司君) はい。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 渡辺議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  分別されたプラスチック類のリサイクル、そちらの率を上げていくにはという再々質疑でございます。特に菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおきましては、先ほどの答弁のとおり94%、100点満点でいえば94点というところで、非常に割合としてはとてもすばらしい数字になっていようと思います。ただ、しかしながら、94点より95点のほうがよろしいわけでございます。今後も一層住民の皆様に対しまして、分別のご協力につきましては、事あるごとにお話をさせていただきたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  次に、浅倉議員、お願いします。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 議席番号5番、浅倉孝郎です。引き続き質問させていただきます。
 2つ目の質問から伺います。32ページ、清掃総務費、清掃事務管理事業の清掃事務管理事業の分別アプリ保守業務委託について。こちらの分別アプリなのですけれども、若い人、子育て世代が主に利用する傾向にあると聞いていますし、私も入れております。
 そこで、質問いたします。分別アプリの利用状況ですが、現在何人ぐらい登録しているのか。また、登録してもらうような工夫をしているのか。どれくらいの頻度で更新をしているのかをお聞きいたします。
 3つ目、35ページ、減量推進事業、負担金、補助及び交付金の生ごみ処理容器等購入費補助金についてです。久喜宮代衛生組合では、生ごみの堆肥化を、事業をやめたということで可燃ごみが増大しているというような話が先ほどありました。生ごみ処理容器の補助につきましては、生ごみの減量等をするための有効な手段だと思っております。そこで、衛生組合で紹介している機種は、サイズが大きくて、世帯の人数が少ないときは非常に使いづらいというような声を聞いております。現在小型の機種もあることから、世帯人数が少ない場合は、小型の機種のほうが使いやすいということもありますので、小型の機種を衛生組合だよりで紹介してほしいのですが、いかがですかということです。
 4つ目、34ページから37ページの減量推進事業です。減量推進事業の燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務委託についてになります。久喜宮代、菖蒲、八甫清掃センターの燃やせるごみ等湿ベース組成分類の分類の内訳はどうなのか。例えば生ごみは何キログラムで全体の何%、紙ごみはどれくらいのキログラムで全体の何%のような組成分類をしているのか。また、3センターで組成の違いはあるのか。
 5、44から46ページの塵芥処分事業のばいじん路盤材業務委託及び焼却灰セメント原料化業務委託についてです。こちら前段の議員が質問しておりました。また、詳細な資料も出ておりましたので、関連付けて質問させていただきます。資料を見ますと、人工砂は久喜宮代での利用はなしと。人工骨材については久喜市で1か所、宮代はないということなのですけれども、久喜宮代の使用が少ない、もしくはないというのは、何か使い勝手が悪いのか、それとも値段が高いのか、何か不満があるのかどうかということをお聞きいたします。
 以上になります。よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 浅倉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 浅倉議員のご質疑のうち、2から4についてご答弁申し上げます。
 初めに、2でございます。当組合の分別アプリの利用状況でございますが、配信を開始した平成28年9月1日以降、本年2月末日時点でのダウンロード数は9,105件となっております。そして、その周知といたしまして、収集カレンダー、広報紙やホームページを活用するとともに、機能や設定方法等を記載したチラシを作成し、久喜市民まつりや宮代町民まつりのイベント時や、当組合への来庁者に配布を行っているところでございます。
 また、アプリの更新頻度は、年に1度のごみ収集カレンダーの更新に加え、分別方法の変更、直接搬入日の日程、各種補助制度のご紹介や講習会のお知らせなど、必要に応じて随時更新を実施しているものでございます。
 次に、3でございます。家庭用生ごみ処理機の購入費補助制度につきましては、広報紙やホームページにより周知を行っているところでございますが、当組合では特定の機器の紹介はしておりません。しかしながら、処理機の購入前に、その効果を体験していただこうと実施しております家庭用処理機の貸出し機種の大きさが2人から6人用となっているところでございます。この大きさは、家庭用処理機として標準的なものではございますが、少人数の世帯を対象とした2人から4人用の大きさの機種も販売されているところでございます。今後の広報周知に当たり、使用人数に応じた複数の大きさの処理機が販売されておりますことをお知らせして、多くの皆様の購入につながりますよう心がけてまいりたいと考えております。
 次に、4でございます。当組合では、管内の一部の集積所をサンプルとして抽出し、その集積所に排出されたごみが適切に分別されているかの調査を、燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務委託として実施しております。燃やせるごみの調査における分類内訳は、厨芥類、木、竹類、再生できない紙類、再生できないプラスチック製容器包装、紙おむつ、梱包に使用した袋、そしてその他の7項目、また異物として、燃やせないごみ、有害ごみ、プラスチック類、びん・缶・ペットボトル、紙類、布・衣類に分類し、それぞれの重量を計測して組成比率の算定を行っております。
 この調査の対象となる集積所サンプルは限られておりますことから、この結果をもって3清掃センターにおける組成の特色とすることは難しいものと考えております。しかしながら、燃やせるごみの組成割合が、3センターのいずれも90%前後と高い割合となっておりますことを見ますと、いずれの地域におきましても住民の皆様にごみの分別について広くご協力を頂けているものと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 浅倉議員ご質疑の5についてご答弁申し上げます。
  ばいじん及び焼却灰の処理先の業者に確認いたしましたところ、製造した再生材は、資材の販売会社を通して使用者に販売しておりますことから、詳細な活用状況を把握するのは困難とのことでございましたが、セメントにつきましては、太平洋セメント株式会社のセメントを使用しております久喜市内のコンクリート販売会社に確認いたしましたところ、久喜市及び宮代町の公共工事に納めているとのことでございました。
  また、久喜市におきましては、未舗装道路の補修剤として、メルテック株式会社の再生砕石を使用されているとのことでございます。
 単価及び使用しづらいかどうかという内容につきましては、特にそういったお話は頂いておらないところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 再質問させていただきます。
 まず、2つ目の分別アプリなのですけれども、こちらの他市町村のほうのアプリをちょっと拝見しますと、ごみの分別とか収集、それ以上に、例えば家庭でのごみの減量の仕方とか、リサイクルの仕方、もしくは用語集なんかもつけたりして、かなり充実しているアプリもありますので、今後こういった新たな内容を入れるのかどうかというのをお聞きいたします。
 3番目の生ごみ処理容器の購入費補助金なのですけれども、こちらの資料のほうには2018年度までの実績が書かれておりますけれども、令和元年度の実績はどれくらいなのか。また、今後生ごみ処理機の役割が大きくなる中で、どう普及拡大していくのか。
 それと、これまで2018年度までに1,863台、生ごみ処理機を補助してきたというふうに資料には載っておりますけれども、自治体によっては、この生ごみ処理機が粗大ごみとして出されているといったような話を聞きますけれども、組合では補助された生ごみ処理機が適切に使われているのかどうか把握しているのかどうか、お聞かせください。
 4番目の減量推進事業なのですけれども、7項目とその他の項目で分類しているということなのですけれども、特にこの7項目で何が一番多いのか。ちょっと順位を聞かせていただければと思います。
 また、せっかく組成分類調査をしているので、こうした調査を生かして、どうごみ減量とかリサイクルにつなげているのかということをお聞かせください。
 5番目の塵芥処分事業につきましては、了解いたしました。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 浅倉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 浅倉議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず1点目でございます。分別アプリの機能の追加につきましてでございます。現在のところ、分別アプリの機能につきましての追加として、今のところはそのような予定はございません。しかしながら、アプリにつきましては、日々進歩して、スマホやそういった機種も進化しておるところでございます。アプリに関しても、それとともに進化していくのはもっともな話であろうと考えております。今後につきましても、他市町を含めながら、さらによいもの、アプリを住民の皆様にご提供してまいりたいと考えております。
 2点目でございます。生ごみ処理機の購入費の補助金の関係でございます。令和元年度の実績でございます。こちら2月末までの実績となります。家庭用の電気式生ごみ処理機の本年2月末までの11か月の実績でございます。久喜宮代清掃センターが24基、ちなみに前年度の同期は30基でございましたので、マイナス6基。菖蒲清掃センター3基、前年度同月3基、変わらず。八甫清掃センター11基、前年度同期12基、マイナス1基ということで、合計で38基、前年度同期45基と比較しましてマイナス7基となっております。
 また、使用状況の把握でございますが、こちら私どもで定期的に補助対象者につきましてアンケート調査を行っております。こちらで使い勝手はどうでしょうか。実際の使用状況はどうでしょうと、そういったところをフィードバックをしていただいているところでございます。そのアンケート等を踏まえまして、こちらの補助制度自体の改善も今後は図ってまいりたいと考えております。
 続きまして、3つ目でございます。燃やせるごみの組成分類、これの順位はというところでございます。清掃センターごとで統計を取っておりますので、久喜宮代全体でというわけではないのですけれども、やはりどちらのセンターでも一番多いのは厨芥類でございます。ちなみに令和元年度の結果でございますが、久喜宮代は38.8%、菖蒲は41.8%、八甫は38.9%となっております。そして、それは厨芥類が第1位で、2位と3位、こちらはセンターによって前後するのですが、木や竹類、そして再生できない紙類、こういったものが2位と3位となっております。この3つの項目だけで70%から80%弱を占めておると、そういった状況となっているところでございます。なお、こちらの調査結果の公表につきましては、例年広報紙におきまして皆様にお知らせをしております。本年度につきましても、6月発行号にて掲載を予定しているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 分別アプリにつきましては、ぜひともいろいろ更新していただければと思います。
 生ごみ処理機のほうも、こちらも了解いたしました。ぜひとも粗大ごみにならないように周知、使い方を、補助をもらって使っている方々にそういった周知をしていただければと思います。
 4番目の減量推進事業のごみの組成調査なのですけれども、1番から3番までということでよくわかりました。こうしたことを踏まえて、何か今後、これをどういった施策に生かしているのかというのをお聞かせください。この1点だけでお願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 浅倉議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 浅倉議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
 燃やせるごみの組成分類調査の結果をどのように施策に生かしていくのかというご質問でございます。こちらにつきましては、例年、毎年同様の検査を積み重ねているところでございます。このような年度の蓄積の中で傾向を把握しているところでございます。こちらの組成をもって何かしら、現時点での衛生組合としては、今の組成分類の結果をもって何かしら新しい施策をということは、今のところは考えておりませんが、極端な、もし結果が出るようであれば、何らかの対策なり、そういった改善に向けての取組というのはもちろんのこと必要になってくるものと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で浅倉議員の質疑を打ち切ります。
  次に、泉議員、お願いします。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 議席番号6番、泉伸一郎でございます。通告に従いまして質問させていただきます。
 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の歳出について3点質問させていただきます。
 まず、1点目なのですが、先ほどのご説明を伺いましたので、1か所における費用、1基に対する費用をお伺いしたいと思います。
 2点目は、43ページで、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)の12節委託料のごみ処理施設沈殿槽等清掃業務についてどのような内容なのか伺います。
 3点目は、同ページで、14節工事請負費のごみ焼却施設機器修繕工事と粗大ごみ処理施設機器修繕工事についての説明ということで、前段の議員さんでも説明を受けましたので、ここのところで、ごみ焼却施設機器修繕工事のところで、前年度と同じように今年度も1号炉、2号炉の耐火物修繕ということで、今年度は6,000万超えていますが、前年度は5,320万円かかっているのです。これは定期的な修繕になっているのかということで、これはまた来年度におきましても6,000万以上の修繕費が必要になるかということをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 泉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 泉議員ご質疑の1につきましてご答弁申し上げます。
 久喜宮代清掃センターの街路灯LED化工事でございますが、1基当たり約30万円となりますが、実際の工事費につきましては、来年度におきまして具体的な施工方法の決定や設計など、発注準備を進めていく中で決定してまいります。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 泉議員ご質疑の2及び3についてご答弁申し上げます。
 初めに、2でございます。久喜宮代清掃センターのごみ処理施設沈殿槽等清掃業務の内容でございますが、場内の洗車場から発生する汚水を浄化処理する過程において、汚泥が堆積する受水槽や貯留槽などの清掃及び清掃時に浚渫した汚泥の脱水処理から埋立て処分までを行うものでございます。なお、浄化処理後の水につきましては、ごみ焼却施設におきまして、燃焼ガスの冷却用水として再利用しております。
 次に、3でございます。ごみ焼却施設機器修繕工事の1号炉及び2号炉の耐火物の修繕費につきましてでございますが、修繕工事につきましては、施設の老朽化が懸念される中、久喜市で計画している新たなごみ処理施設が稼働するまでの期間、適正な処理を安定して継続できるよう、機能を維持することを目的に長期の修繕計画に基づき、毎年詳細な施工内容を精査して、定期修繕を実施していることから、前年度とは異なる内容となっておりまして、来年度、再来年度につきましても毎年点検等を実施していきながら、劣化や損傷している箇所につきまして耐火物の修繕をするものでございまして、毎年全体の耐火物を修繕するといったものではなくて、劣化、損傷している部分のみを修繕していくということから、その年度によりまして工事費が異なってくるものでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) ありがとうございました。
 まだ見込みということで、1基30万円ということだったのですが、これは菖蒲のほうにおいても同じになるのでしょうか。例えば工事の本数が多い場合は、1基当たりコストダウンしてもらえるとか、そういうことがあるのかどうかをお聞きしたいと思います。
 それから、2番目のごみ処理施設沈殿槽の清掃なのですけれども、これは何名で行われて、何時間ぐらいかかるものなのか。また、これは定期的に行われているのかをお聞きしたいのですが、昨年度の場合ですと253.4万円だったのです。今年度が511.5万円ということで約2倍になっていますので、これはどのような形でそうなっているか、お聞きしたいと思います。
 それから、3点目なのですが、先ほどの説明を聞いた中で、ごみ焼却施設の1号炉、2号炉の耐火物修繕だけがダブっていたので、先ほどお聞きしたわけなのですが。
 それとあと、この修繕工事なのですが、大体何日ぐらいかかるのか。その期間もごみ等は収集をされていると思うのですが、その対応はどうしているのかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 暫時休憩します。

    休憩 午後 2時02分

    再開 午後 2時05分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。
  泉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 泉議員の再質疑に対しご答弁申し上げます。
 LED化照明につきまして、菖蒲清掃センターでも同額なのかというご質疑と、まとめて発注すれば安くなるのではないかということで2点ご質疑を頂いたかと思います。各施設設置されている現在の水銀灯も異なりますことから、一概に30万円ですということは申し上げられませんので、その機器に合わせた金額ということになってくるかと思います。
 あともう一つは、まとめて発注するということでございますが、当然経費率等も変わってきますので、安くなることは想定できますが、まだ試算をさせていただいている状況ではございません。スケールメリットを考えながら、新年度発注を考えてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 泉議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
 ごみ処理施設沈殿槽等清掃業務の作業人数でございますが、詳細な人数につきましては、現在数字はございませんが、数人で半日程度をかけて清掃業務を行っております。
  予算額が倍増となった理由でございますが、久喜宮代清掃センターのごみ処理施設沈殿槽等清掃業務委託の予算額につきまして、久喜宮代清掃センターのごみ処理施設では、場内の洗車場から発生した汚水を浄化処理する過程で、受水槽などに堆積する汚泥の引き抜きを毎年50立方メートルずつ行ってまいりましたが、引き抜き切れずに残って蓄積する汚泥の量が年々増えてきていることから、来年度は100立方メートルの汚泥の処理を見込んだことにより、倍増となったものでございます。
 続きまして、工事期間でございますが、工事の内容によっても年度によりまして差はございますが、およそ2から3週間の炉の停止を見込んでおります。
 炉の停止期間中のごみ処理につきましてですが、2つの炉がございまして、両炉を止める期間をなるべく減らしまして、工事期間中につきましては片炉運転をできるだけ実施するようにいたしまして、ごみの焼却処理を行っていく計画でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) ありがとうございました。
  新しい施設ができるまで、本当に大事に運営していかなければならないと思いますので、やっぱり修繕費がなるべくかからないようにということで、メンテナンスのほうもしっかりされていると思うのですが、このメンテナンスに関しまして、チェック表というのですか、点検整備のチェックとして、毎日、あと1週間、あと1か月ごとの、そういうチェック表みたいなものは作られているのでしょうか。もしそういう報告書ができているとしたら、工場関係者だけではなくて、衛生組合の方のどなたが管理してチェックしていらっしゃるかをお聞きしたいと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 泉議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
 施設課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 泉議員の再々質疑につきましてご答弁申し上げます。
  各清掃センターごみ処理施設でのメンテナンスのチェック状況につきましてでございますが、ごみ処理施設につきましては、業務委託によりまして運転管理を行っております。そちらの委託の中で、毎年機器類の点検及び清掃業務等がございますことから、そちらの中で報告書として、点検状況は、担当部署であります当組合の施設課施設係のほうに報告がございます。その報告書等及び工事の報告書を確認いたしましてチェックをしておる状況でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で泉議員の質疑を打ち切ります。
  次に、成田議員、お願いします。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) 議席番号7番、成田ルミ子です。引き続き議案第4号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について質疑いたします。
  17ページ、2款の総務費、一般管理費、周辺地区環境整備事業についてお伺いしますが、先ほど八甫の事業についてはわかりましたので、久喜宮代の令和2年度実施の内容についてお伺いいたします。
  2番です。3款衛生費、企画政策・統計事業、需用費、消耗品費、啓発に係る消耗品の内容につきましてお伺いいたします。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 成田議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 成田議員ご質疑の1のうち、総務課所管部分につきましてご答弁申し上げます。
 令和2年度の久喜宮代清掃センター周辺地区環境整備補助金につきましては、来年度の計画を地元の皆さんに伺いながら、3地区の補助金を計上したところでございます。初めに、太田袋地区につきましては、集会所の駐輪場の設置費用や駐車場設備等の設置費用など175万860円を予定してございます。
 次に、沖の山地区につきましては、集会所の維持管理費用として50万円を予定してございます。
 3番目の宮代台地区につきましては、集会所の維持管理経費や夏祭り、文化祭など175万円を予定してございます。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 成田議員のご質疑のうち、2についてご答弁申し上げます。
 企画政策・統計事業の需用費、消耗品費103万3,000円のうち、啓発用物品として、例年10月に実施しておりますノーレジ袋キャンペーン時に使用するポケットティッシュやのぼり旗などの物品が78万2,000円、小学校の社会科見学の際に児童に配布する再生原料を使用したエコマークつきの蛍光ペンが8万3,000円、合計で86万5,000円を計上しております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質疑をお受けします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) 再質疑いたします。
 まず、1番のほうです。こちらの3地区、事業を予定されておりますが、こちらにつきましての報告も先ほどの八甫で質疑があったように、提出をちゃんと、紙の形で提出されるのかということをちょっと1つお聞きしたいのと、あと補助事業につきまして、完了予定を教えてください。
 それとあと、2番のほうです。ただいま10月のノーレジ袋のキャンペーンのときに使うものだとおっしゃっておりました。こちらについては、参加加盟店があると思うのですが、大体ティッシュにつきましては何軒に何個ずつ配付されるのか。そしてあと、趣旨説明、何のための啓発なのか。参加店ですから説明は一度は受けたことあると思うのですが、それについての趣旨説明も何度でも行わなくてはならないのではないかと思いますので、その辺の趣旨説明の方法をどうやっているのかということをお伺いしたいと思います。あとは、ティッシュをつくる単価も教えてください。お願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 成田議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 成田議員の再質疑に対しご答弁申し上げます。
 まず、実績報告の関係でございます。実績報告については、所定の決められたもので紙にて報告を頂いている状況でございます。
 2点目の完了予定でございますが、3地区共通でございまして、令和3年3月31日ということで事前の申請のほうを頂いているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 成田議員の再質疑にご答弁申し上げます。
 まず、10月のノーレジ袋キャンペーン時に配布するポケットティッシュの予算積算単価でございますが、税抜きで1個当たり14円、これを350事業所宛てに送付を考えております。
 また、ノーレジ袋キャンペーンに当たりまして、管内の事業所にどのような方法で説明をされているかというご質問でございます。こちらに当たりましては、基本的には前年度にご参加頂いた店舗につきまして、また改めてこちらのキャンペーンの趣旨を説明させていただきまして、ご参加頂けるか否かの通知をご郵送させていただいております。加えまして、それ以降に開店をされた店舗やもろもろやっていただきたい店舗等、私どもでプラスアルファの部分でそのような趣旨説明を加えて、ぜひキャンペーンにご参加頂きますようお声がけをしているところでございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質疑をお受けします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) すみません。ちょっと聞き方が悪かったので、1番のほうでお伺いします。
 補助事業は、もちろん3月の末で完了だと思うのですが、その後の、まだ残っている地区があるわけですか。令和3年度以降に持ち越す事業がどのくらいあるのか、それがもしわかれば教えてください。
 あとは2番のほうです。のぼり旗ですとかティッシュですとか、お話伺っていますと、郵送で通知するというようなことなのかなということがうかがい知れるところなのですが、今レジ袋有料化とか、あと自治体によってはレジ袋自体配布を禁止しているような、やっぱり流れになってきているのです。そういったことを考えたときに、毎年同じではないと思うのです。ぜひ私は、全部回るのはもちろん大変ですが、やっぱりどこかで周知をしていく必要があると思います。郵送すればいいというお話ではないと思うのですが、その辺につきましての考え方をお伺いしたいのと、あとはのぼり旗については、毎年新しく加盟された方だけに配っているのか、その辺もちょっとお伺いしたいと思います。
 あとは、ちょっと一般質問でもやったのですけれども、ティッシュが14円とかなり安いので、比べものにはならないかと思うのですが、久喜宮代衛生組合で使っているバッグがとてもいいということをお話ししたのですが、そういったことも含め、今後研究していったらどうかなと思います、啓発につきまして。例えば各商店が加盟していると思うのですが、そういったところから広告を頂くとか、やはりティッシュを配っているだけでは、啓発にはなかなかならないのではないかと思いますので、今回これ質疑させていただいたのですが、その点につきましてももう一度お願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 成田議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 諏訪忠司君登壇〕
総務課主幹(諏訪忠司君) 成田議員の再々質疑に対しご答弁申し上げます。
 3地区の今後の予定はということでございます。太田袋地区につきましては、令和2年度で終了予定でございます。残る沖の山地区、宮代台地区、2地区につきましては、まだ引き続き事業のほうが残ってございます。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 鈴木昌利君登壇〕
業務課長補佐(鈴木昌利君) 成田議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
 まず1点目でございます。ノーレジ袋キャンペーンの参加事業所に対します協力依頼の手法でございます。今年度につきましては、通知の発送という形で、ぜひご協力頂きたいという旨をお知らせしてご協力を募りたいと考えております。手段はいずれにいたしましても、事業所へ私どものキャンペーンの趣旨をしっかり伝えて、主体的に取り組んでいただく、そのような協力関係を築けることが一番肝要であると考えております。
 2番目でございます。のぼり旗の送付でございます。のぼり旗の送付ですが、こちらにつきましては、色も1年間等、場合によっては掲示をしていただく事業所等もあるようでございます。色あせ等の問題もございますので、基本的には新しいもの、そして文面ですね、標語も新しく変わりますので、そちらも踏まえて新しいものをその都度ご使用頂きますようお送りをしているところでございます。
 最後の今後のレジ袋の有料義務化等も踏まえたマイバッグに関する今後の取組というところでございます。本年7月からの実施となります、国のほうで実施いたしますレジ袋の有料義務化、こちらの目的といたしましては、プラスチック製買い物袋の過剰な使用を抑制することを目的として、消費者のライフスタイルの変革を促すとの経済産業省の話でございます。こういった取組につきましては、私どもが今現在行っております、当組合のノーレジ袋キャンペーンの方向性と重なる部分が非常に大きいものと認識しております。つきましては、先般の一般質問の中で議員からご指摘を頂いておりますSDGsの取組につきましても、このレジ袋の有料義務化、ノーレジ袋キャンペーンにつきましては、こちらの目標達成の一つの要素となるものとも考えております。こういったことも踏まえまして、広く事業所の皆様、そして住民の皆様にご協力頂けますよう、私どもも周知に努めてまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で成田議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第4号に対する質疑を打ち切ります。
 休憩いたします。

    休憩 午後 2時26分

    再開 午後 2時27分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
副議長(鈴木松蔵君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第3号について、討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第4号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
副議長(鈴木松蔵君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  次に、議案第4号についての討論をお受けします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 渡辺です。議案第4号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の討論をさせていただきます。
  令和2年度の久喜宮代衛生組合予算は、歳入歳出それぞれ39億1,267万9,000円となりました。昨年度の36億7,454万円に比べて2億3,813万円の増となっております。ごみ・資源の収集業務委託料の増や残渣最終処分、焼却灰、ばいじん最終処分業務などの委託料が増加したことが要因と思われます。消費税増税の影響もかなりあると考えます。
 そして、昨年の職員数から退職が2名あり、新規採用がない中で職員数は減となりました。特に現業職員の数は減らすべきではないと考えます。現状として、ごみの総量が減り、パッカー車が削減になり、職員が不必要となったとは思えません。他の議員の審議の中で、今年の職員の減につきましては、一部収集方法を見直して、収集業務を委託として増加させる、直営台数を減らすということをお聞きいたしました。直営をなくしてしまう方向には私は賛成できません。委託から伝え聞くのではなく、職員として自ら毎回現場を見ること、現業を行うことが必要と考えます。
 そして、審議の中で令和6年には4人になってしまうということも伺いました。今後、新ごみ処理施設が稼働する予定まで新規採用職員を採らなかったら削減される一方になってしまうということです。久喜市、宮代町職員からの派遣を増やしてでも対応すべきではないかと考えます。
 また、手数料については、昨年度の予算には計上されていなかった消費税が転嫁されてしまいました。粗大ごみの手数料では、久喜宮代が150万円、菖蒲25万円、八甫97万5,000円の増が消費税の転嫁分として今年度市民、町民の負担増となることがわかりました。これまで転嫁せずに頑張ってこられて、ごみの減量化や最終処理も焼却灰を路盤材資源化に切り替えるなど、努力なさっていることは評価させていただきますが、市民への負担増には賛成できません。
 また、今後、し尿処理場の決定までかなりの厳しさがあるかもれしませんが、よく市民の皆さんと対話と説明をされながら、地元の皆さんと両者が納得のいく結果が出せるように望みます。
 以上、反対討論とさせていただきます。
副議長(鈴木松蔵君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 次に、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
副議長(鈴木松蔵君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第5号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第5号 久喜宮代衛生組合監査委員条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
副議長(鈴木松蔵君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
副議長(鈴木松蔵君) 以上をもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なご審議を頂き、誠にありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
副議長(鈴木松蔵君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案いたしました議案第3号から議案第5号につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、誠にありがとうございました。質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  今後とも、議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶といたします。大変お世話になりました。
副議長(鈴木松蔵君) ありがとうございました。
  ここで休憩を取ります。

    休憩 午後 2時20分

    再開 午後 2時35分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
副議長(鈴木松蔵君) これをもちまして、令和2年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 2時35分