○提出議案処理結果一覧表
議案番号 件         名 上程年月日 議決年月日 議決状況
議案第10号 平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について 元・10・9 元・10・25 認  定
議案第11号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について 可  決
議案第12号 久喜宮代衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例 可  決
議案第13号 久喜宮代衛生組合一般職の任期付職員の採用等に関する条例 可  決
議案第14号 久喜宮代衛生組合会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例 可  決
議案第15号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 可  決
○組合に対する質問
発言番号 議席番号 氏   名 質   問   の   要   旨
猪 股 和 雄 1 し尿処理施設整備基本構想が3月に策定されたが、その後
 の取り組み経過と今後の整備スケジュールの見通しを明らか
 にされたい。
 (1) ケース4(久喜市・宮代町共同処理、八甫処理施設を適
  正規模に拡大して延命化)が最も効率的かつ効果的な案と
  して示されたが、地域住民への説明と理解を得ることが最
  優先となる。現在までは、久喜市において策定した「基本
  構想」であるから、久喜市が事業主体として、地域住民の
  説明と理解を得る取り組みを(久喜市が)進めていくと理
  解してよいか。衛生組合の立場と関わり方を説明されたい。
 (2) 「基本構想について地域住民の皆様方のご理解が得られ
  た後は、組合で長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生
  活環境影響調査の業務委託・・・を行う」というスケジュ
  ールが明らかにされている。住民理解が得られた段階で、
  衛生組合が事業主体となると考えてよいか。
 (3) 住民理解が得られた段階で、事業主体が移行する際には、
  衛生組合の「基本構想」として改めて策定することになる
  のか。どのような行政手続きが必要か、説明されたい。
 (4) 「組合で長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生活環
  境影響調査の業務委託、業者選定を経て基幹的設備改良工
  事を行う」、その整備期間は4年程度と想定されているが、
  初年度はいつ頃と考えているか。
 (5) 整備完了は、2024年度に供用開始と見込まれている
  ごみ処理施設と同時期と考えているか。それよりも遅れる
  と考えているか。遅れる場合には、衛生組合の解散時期に
  も影響が出てくるが、どう考えているか。
 (6) 「基本構想」に関する地域住民への説明と、理解を得る
  取り組みは、どのように進められているか。見通しと合わ
  せて明らかにされたい。
2 資源集団回収実証実験の経過と実績、評価を明らかにされ
 たい。
 (1) 昨年10月から開始された、資源集団回収の実証実験の、
  昨年第3、4期、2019年度第1、2期の実績を明らか
  にされたい。9地区、それぞれの地域における住民の参加、
  地区別、品目ごとの回収実績、報奨金の申請積算と交付額、
  登録業者の補助金の申請額と交付額の状況、その合計(市
  の支出額)を、期ごとに、一覧表で明らかにされたい。
   従来の「資源集団回収報償金制度」によった場合の回収
  団体の報償金、回収業者の収入、その合計(市の支出額)
  との比較を示されたい。
 (2) 約1年間の実績と成果をどのように評価しているか。問
  題点と課題をどう認識しているか。
3 災害廃棄物処理の基本的考え方を明らかにされたい。
 (1) 久喜市が策定した「災害廃棄物処理計画」によると、災
  害発生時には、一般廃棄物は衛生組合において処理するが、
  がれき等の災害廃棄物は衛生組合で処理することは事実上
  困難(不可能)と理解するしかない。
   「計画」では、久喜宮代衛生組合3施設の年間処理能力
  83,540tに対して、処理量33,594tだから、
  その差の40,016tを余力として、災害ごみ約10万
  tを2年半で処理するとしている。しかし久喜宮代清掃セ
  ンターだけをとってみても、現在の処理量1万3000t
  の3倍近い災害廃棄物を処理するのはとうてい不可能であ
  ると言わざるを得ないが、見解を問う。
 (2) とすると、久喜市のほとんどの災害廃棄物は、市外の広
  域処理に頼らざるを得ないと考えられるが、衛生組合当局
  の認識を問う。
 (3) 広域処理を進めるとすれば、埼玉県との事前調整、ある
  いは災害時に設置される「災害廃棄物処理推進協議会」と
  の調整は、どのように進めるのか。主体は久喜市か。
渡 辺 昌 代 PTAの除草や垣根の剪定作業をした後のごみ処理について
 (1) 学校のPTAが行った除草作業や剪定作業の後のごみ処
  理が大変で困っている。現状はどのようになっているのか
  伺う。改善点はないか伺う。
 (2) 現在のごみ袋では大変入れずらく困っている。もう少し
  大きいサイズで丈夫な袋を作ることはできないか伺う。
斉 藤 広 子 「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」を官民協働の広告媒体に
変更し財源の縮小を
 現在、久喜宮代衛生組合では、複雑なゴミ収集に応じてごみ
処理カレンダーを作成しているが、これを官民協働の事業者の
広告媒体の事業に変更し財源縮小の取り組みをするべきとおも
い伺う。
 (1) 現在の発行部数と財源について伺う。
 (2) 現在の「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」も広告を募
  集しているが、何社でいくらか。
 (3) 久喜市でも暮らしの便利帳、介護サービス事業者ガイド、
  子育てガイドブック、保健事業日程表なども官民協働のも
  のに変えてきているが、「家庭ごみ・資源物収集カレンダ
  ー」変更についての考えを伺う。
新 井   兼 1 これからの在宅医療廃棄物の排出量増加への対応について
   超高齢化社会を迎え、これからの在宅医療廃棄物の排出
  量増加への対応に関し、以下の点について伺う。
 (1) 医師・看護師などが患者宅へ出かけて行う往診・訪問診
  療等での使用、患者や家族が医師の指導管理のもと家庭で
  の使用により生じた医療廃棄物である在宅医療廃棄物の衛
  生組合管内での収集状況について伺う。
 (2) これまでの家庭ごみから医療用の注射針等の混入が見つ
  かった事案や関係作業員に刺さるなどの事故事案の有無に
  ついて伺う。
 (3) これまでの注射針等の不法投棄の有無について伺う。
 (4) 在宅医療廃棄物のごみの出し方について、現時点で明確
  なルールを定め、住民に周知できているのか、衛生組合の
  見解を伺う。
10 大 橋 きよみ 1 焼却炉・処理能力の適正について
   ごみ問題は生産・消費活動に常につきまとうものである。
   そして様々な問題を引き起こす危険性がひそんでいるた
  め、環境問題の中で特に重要だといえる。適正に処理して
  いくことが持続可能な社会につながることだと考え、以下
  伺う。
 (ア) エネルギーロスを減らすには、焼却炉の処理能力が適
  正であることが大事だと考える。今後、久喜市と宮代町の
  焼却処理量の推移をどのように考えるのか伺う。
 (イ) ゴミの減量が進んでいけば、稼働率の低下に対し何ら
  かの対策をしていく必要が出てくる。考え方を伺う。