〇 招  集  告  示

久宮衛告示第19号

 令和元年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を次により招集する。

  令和元年10月1日

                       久喜宮代衛生組合管理者  梅  田  修  一

                   記

1 期  日  令和元年10月9日

2 場  所  久喜宮代衛生組合大会議室

                  〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   野  原  洋  子  君      6番   丸  山  妙  子  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   大  橋  き よ み  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   田  島  正  徳  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   角  野  由 紀 子  君

不応招議員(なし)

令和元年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会 第1日

令和元年10月9日(水曜日)
 議 事 日 程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 議事日程の報告
 4 会議録署名議員の指名
 5 会期の決定
 6 管理者提出議案の上程(議案第10号〜議案第15号)
 7 提案理由の説明
 8 組合に対する質問
 9 次会の日程報告
10 散  会

午前9時開会
 出席議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   野  原  洋  子  君      6番   丸  山  妙  子  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   大  橋  き よ み  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   田  島  正  徳  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   角  野  由 紀 子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  梅  田  修  一  君
   副管理者  新  井  康  之  君

   代  表  佐  藤     晟  君
   監査委員

   会  計  渡  辺  一  弘  君
   管 理 者

   参  与  川  上  和  宏  君
   参  与  渋  谷  龍  弘  君
   参  与  荻  野  和  久  君
   参  与  齋  藤  和  浩  君
   事務局長  宮  内  敦  夫  君
   総務課長  井  上  正  己  君
   業務課長  青  柳  浩  行  君
   施設課長  小  島  靖  之  君

   総 務 課  諏  訪  忠  司  君
   主  幹

   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   補  佐

   菖蒲清掃  河  野  一  郎  君
   センター
   所  長

   八甫清掃  関  根  慶  樹  君
   センター
   所  長

   施設課長  松  本     玲  君
   補  佐

 本会議に出席した事務局職員
   総務課長  松  本  弘  文
   補  佐

   書  記  松  本     学
   書  記  安  本  真  希



    ◎自己紹介
議長(角野由紀子君) 開会前ではございますが、10月1日に新たに宮代町副町長が就任され、本日、本組合の参与として出席をいただいておりますので、自席で自己紹介をお願いします。
                 〔渋谷副町長自己紹介〕

                        ◇                      

    ◎開会の宣告                           (午前 9時02分)
議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、これより令和元年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を開会いたします。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告
議長(角野由紀子君) それでは、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議事日程の報告
議長(角野由紀子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

                        ◇                      

    ◎会議録署名議員の指名
議長(角野由紀子君) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において
    5番  野 原 洋 子 議員
    6番  丸 山 妙 子 議員
 を指名いたします。

                        ◇                      

    ◎会期の決定
議長(角野由紀子君) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  成田議会運営委員長。
                 〔議会運営委員長 成田ルミ子君登壇〕
議会運営委員長(成田ルミ子君) おはようございます。令和元年第4回定例会につきまして、さきの10月1日、火曜日、午前9時より当組合会議室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要につきましてご報告を申し上げます。
  本定例会に提出される議案は、管理者提出議案が6件でございます。また、一般質問は5人を予定しております。
  以上のことから、会期につきましては、本日10月9日から10月25日までの17日間ということで決定いたしました。
  次に、本定例会の議案質疑の締め切りにつきましては、10月16日、水曜日の正午までとすることで決定いたしました。
  なお、執行部から臨時会を開催したいという説明がありまして、令和2年1月17日、金曜日、午後9時から開催することになりました。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) お諮りいたします。
  今定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日10月9日から10月25日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたしました。
  なお、本定例会の議案質疑書の締め切り日につきましては、先ほど委員長から報告がありましたとおり、10月16日、水曜日の正午までとすることで決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎管理者提出議案の上程
議長(角野由紀子君) 日程第6、議案第10号から議案第15号までを一括上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(角野由紀子君) 日程第7、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いします。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 皆さん、改めましておはようございます。本日、令和元年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集賜り、ご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
  それでは、本定例会にご提案申し上げております議案の説明を申し上げます。
  本日、本定例会に提案いたします議案は6議案であります。
  初めに、議案第10号 平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。地方自治法第233条第3項の規定により、平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付するということで調製をいたしております。
  決算書の2ページでございます。まず、歳入であります。予算現額36億1,352万7,000円、調定額36億3,271万1,154円、収入済額36億3,267万4,264円、不納欠損額1,350円、収入未済額3万5,540円でございます。
  次に、歳出でございます。4ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額は、歳入と同額の36億1,352万7,000円でございます。支出済額が34億8,692万6,219円となってございます。翌年度繰越額594万円、不用額が1億2,066万781円です。
  次に、議案第11号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)についてでございます。別冊で調製してございますので、補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でございますが、歳入歳出予算の補正ということで、歳入歳出それぞれ1,691万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億5,762万5,000円に改めたいという内容などであります。
  続きまして、議案第12号 久喜宮代衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例です。地方公務員法及び地方自治法の一部改正により創設されました会計年度任用職員制度を導入することに伴い、来年度から移行することとなります会計年度任用職員の報酬や給料等につきまして定めるものであります。
  続きまして、議案第13号 久喜宮代衛生組合一般職の任期付職員の採用等に関する条例です。先ほど申し上げました地方公務員法及び地方自治法の一部改正により、一般職の職員の任用等のルールが厳格化されましたことから、任期付職員の採用や給料等について定めるものでございます。
  次に、議案第14号 久喜宮代衛生組合会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例でございます。会計年度任用職員制度の導入に当たりまして、人事行政の運営等の状況の公表に関する条例や一般職職員の給与に関する条例等につきまして所要の改正を行うものであります。
  議案第15号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布により、一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして所要の改正を行うものです。
  以上が本定例会に上程いたします議案6件です。なお、詳細につきましては事務局長をして補足説明をいたしますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 続きまして、提出議案の補足説明を求めます。
  事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 宮内敦夫君登壇〕
事務局長(宮内敦夫君) おはようございます。それでは、議案第10号から議案第15号の補足説明をさせていただきます。
  まず、議案第10号 平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定につきまして、補足説明を申し上げます。お手元の決算書並びに決算に係る主要な施策の成果に関する調書に従いましてご説明を申し上げます。
  初めに、事項別明細書によりご説明させていただきます。歳入歳出決算書の8ページ、9ページ、成果調書は7ページをごらんいただきたいと存じます。1款分担金及び負担金でございます。予算現額、調定額、収入済額、いずれも28億8,422万5,000円でございます。組合規約第13条の規定に基づく負担金でございまして、組合歳入の根幹をなすものでございます。各清掃センターの運転経費の増加により、平成29年度に比べ約1,474万6,000円増額となってございます。構成市町及び支払い区分別の内訳につきましては備考欄の記載のとおりでございまして、久喜市が約24億円、宮代町が約4億7,000万円を負担してございます。
  2款使用料及び手数料でございます。予算現額2億5,047万6,000円、調定額2億6,563万8,350円、収入済額2億6,560万1,460円でございます。主なものは、成果調書8ページ、2項の手数料による収入でございまして、2項手数料、1目塵芥処理手数料でございますが、収入済額2億5,452万9,000円となりまして、久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターにおける搬入事業所数や事業系ごみの搬入量が増加したため、平成29年度の収入済額に比べ1,038万8,000円の増となっております。
  また、成果調書10ページ、2目し尿処理手数料でございますが、全体的な処理量は年々減少傾向にございますが、平成28年度から段階的に手数料の改定を行っておりますことから、収入済額が1,092万6,470円となり、平成29年度に比べ52万7,150円の増となっております。
  一方、手数料全体では3万5,540円が収入未済額となっております。その内容でございますが、1目塵芥処理手数料の2万3,400円、うち1件、2万1,000円につきましては既に収入済み、残りの2件につきましては店舗の閉鎖により徴収が困難な状態となっております。
  また、2目し尿処理手数料におきましては、現年度分の収入未済額1件分、420円、また過年度分の滞納繰り越し分17件、1万1,720円、合計で1万2,140円となっております。また、不納欠損額1,350円でございますが、地方自治法第236条第1項の規定に基づき、調定年度終了後5年を経過し、消滅時効となりましたことから、不納欠損とするものでございます。
  次に、決算書10ページ、11ページ、成果調書は11ページをごらんいただきたいと存じます。3款財産収入でございます。予算現額7,773万9,000円に対しまして、調定額、収入済額とも7,976万2,826円でございます。備考欄にございますとおり、各清掃センターにおける資源回収に伴う有価物及びごみ処理過程から発生した有価物の売払代金でございます。平成29年度に比べ、全体的に売却量が減少、また一部物品では単価も減少したため、収入額は対前年度で983万659円の減となっております。清掃センターごとの売却量や売却額の内訳につきましては、成果調書の11ページから13ページに記載してございます。
  次に、4款繰入金でございます。成果調書は14ページでございます。予算現額、調定額、収入済額、いずれも5億2,000万円でございまして、歳入と歳出の調整を行うため、財政調整基金から取り崩し、繰り入れしたものでございます。
  次に、決算書12、13ページ、成果調書は15ページをごらんいただきたいと存じます。5款繰越金でございます。予算現額6,269万5,000円に対しまして、調定額、収入済額とも6,269万7,278円でございます。平成29年度決算での余剰金のうち、地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金に積み立てをした残りを平成30年度の歳入として収入したものでございます。
  次に、6款諸収入でございます。予算現額739万2,000円に対しまして、調定額、収入済額とも938万7,700円でございます。主なものは、2項雑入、1目雑入でございまして、備考欄にございますが、有料広告掲載料や駐車場協力金、八甫清掃センターのペットボトル有償入札拠出金が主な歳入でございます。衛生組合の広報媒体等に掲載した広告の掲載料、有料広告掲載料が40万2,000円、前年度に比べて25万2,000円増となった一方で、容器包装リサイクル法に基づき資源物を処理するに当たり、現に要した費用が想定額を下回った場合に指定法人から拠出される再商品化合理化拠出金が減額となるなど、雑入全体で1,900万円余りの減となりました。
  決算書14、15ページ、成果調書は16ページ、7款組合債でございます。予算現額、調定額、収入済額とも2億7,900万円でございます。ごみ焼却施設、粗大ごみ処理施設、それぞれの改修に伴う事業債でございます。久喜宮代清掃センターでは、焼却施設整備事業債1億5,100万円、粗大ごみ処理施設整備事業債1億300万円、八甫清掃センターでは、粗大ごみ処理施設整備事業債2,500万円となってございます。借り入れ先はいずれも埼玉県でございまして、償還期問は1年据え置きの5年間、年利は0.01%でございます。
  以上、歳入合計でございますが、予算現額36億1,352万7,000円に対しまして、調定額は36億3,271万1,154円、収入済額は36億3,267万4,264円、不納欠損額は1,350円、収入未済額は3万5,540円でございます。収入済額に対します予算現額の比率は100.5%、同じく調定額の比率は100%でございます。以上が歳入の概要でございます。
  引き続き、歳出につきまして補足説明を申し上げます。決算書の16ページ、17ページをごらんいただきたいと存じます。まず、1款議会費でございます。予算現額234万6,000円に対しまして、支出済額が194万7,383円、執行率は83%でございます。組合議員14名の報酬や視察研修、会議録の調製など議会を運営する経費でございます。
  議会運営事業につきましては、成果調書の17ページに記載してございますが、平成30年度は、臨時会、定例会、それぞれ2回開催させていただき、平成29年度決算、平成31年度予算など合計9議案をご審議、ご議決いただいたところでございます。また、視察研修でございますが、平成30年7月19、20日に、当組合が焼却灰、ばいじんの再資源化処分を委託しておりますメルテックのメルテックいわき株式会社におきまして焼却灰の溶融固化処理を見学、またエフピコ株式会社の千葉県八千代町の工場見学と資源リサイクルの取り組みを視察いただきました。
  次に、2款総務費でございます。予算現額1億1,582万円に対しまして、支出済額が9,994万3,624円、執行率が86.3%でございます。内容は、衛生組合の総務に関する事業全般の経費でございます。
  まず、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、予算現額9,254万9,000円に対しまして、支出済額8,493万9,902円、執行率91.8%でございます。
  決算書17ページからの備考欄、成果調書は18ページをごらんいただきたいと存じます。まず、1の一般事務管理事業(共通)でございます。主な内容でございますが、正副管理者などの報酬、事務局長を初め総務課職員の給与費などの人件費、人事給与システム、財務会計システムの保守業務など衛生組合全般の事務に係る経費でございまして、決算額は7,415万3,311円でございます。平成29年度の決算額に比べ、公会計制度対応のための委託業務、財務会計システム改修を終えたため、660万5,436円の減となりました。
  また、決算書21ページの備考欄(5)、周辺地区環境整備事業(久喜宮代)、19節負担金、補助及び交付金でございます。こちらにつきましては、久喜宮代清掃センター周辺の宮代台、沖の山、下早見、太田袋、それぞれ4地区との協定に基づき、平成29年度から5年間で各地区とも総額で700万円を限度に補助金を交付するものでございます。平成30年度は、沖の山地区に418万8,000円、太田袋地区に61万688円、宮代台地区に175万円、合計654万8,688円の補助金を交付いたしました。
  (6)、周辺地区環境整備事業(八甫)、19節負担金、補助及び交付金でございますが、まず幸手関係地区住民環境衛生負担金につきましては、幸手地内関係4地区への環境衛生負担金でございまして、1地区当たり20万円で合計80万円、また鷲宮・栗橋生活環境保全協議会への負担金として100万円、合計で180万円の負担金を支出したものでございます。
  1目一般管理費に係る19節負担金、補助及び交付金の支出済額は895万7,810円となり、423万9,190円が不用額となっております。理由といたしましては、久喜宮代清掃センター周辺への補助金でございまして、太田袋地区で当初予定していました整備事業の一部を翌年度実施へ変更したことによるものでございます。
  次に、決算書20ページ、2目財産管理費でございます。予算現額2,305万3,000円に対しまして、支出済額が1,479万5,622円、執行率は64.2%でございます。これは衛生組合の財産を管理するための経費でございまして、決算書21ページから27ページの備考欄にございますように、各清掃センターの事務庁舎や公用車等の資産全般の管理に要する経費、各清掃センターの除草や樹木の剪定など場内整備にかかった費用でございます。成果調書では21ページになりますが、各施設とも老朽化が進行しているため、毎年度の修繕工事の実施を余儀なくされているところでございます。なお、久喜宮代清掃センターの事務所外壁改修工事については、躯体の状況から、安全性を確保しながら撤去するために不測の日数を要したことから、やむなく翌年度へ繰り越してございます。
  続きまして、決算書26、27ページ、成果調書は22ページになります。2目公平委員会費でございます。予算現額2万6,000円に対しまして、支出済額2万5,900円、公平委員3名分の報酬になります。
  次に、2項監査委員費でございます。予算現額19万2,000円、支出済額18万2,200円、監査委員2名の報酬でございます。
  次に、3款衛生費でございます。予算現額32億5,271万1,000円に対しまして、支出済額31億6,058万3,400円、執行率は97.2%でございます。衛生組合全体の清掃事務経費でございまして、1目の清掃総務費、2目の塵芥処理費、3目のし尿処理費で構成されております。
  まず、1目清掃総務費でございます。予算現額5億2,199万9,000円に対しまして、支出済額が4億9,882万1,225円、執行率は95.6%でございます。主な内容ですが、決算書27ページから37ページの備考欄にございますとおり、業務課・施設課職員、清掃現業職員及び菖蒲・八甫清掃センターにおける人件費、各種負担金、光熱水費などの清掃事務の管理に係る費用、また廃棄物減量等推進員及びごみの減量に向けた各種施策に要する費用でございます。この清掃総務費につきましては、成果調書23ページから33ページに掲載してございます。
  次に、決算書36、37ページ、2目塵芥処理費でございます。予算現額24億7,142万3,000円に対しまして、支出済額24億1,299万1,554円、執行率97.6%でございます。主な内容でございますが、37ページから47ページの備考欄にございますとおり、各清掃センター管内における資源やごみ全般など一般廃棄物の収集業務や回収業務、各清掃センター施設の管理や運営に関する業務委託、さらに施設の修繕に係る工事請負、各清掃センターから発生する焼却灰やばいじんなどの資源化や処分に要する費用でございます。
  決算書37ページからの塵芥収集料金事業でございますが、一般廃棄物収集等に係る清掃センターごとの委託料を見てみますと、久喜宮代清掃センターが4億2,319万6,121円、決算書39ページ、菖蒲清掃センターが1億1,715万3,919円、決算書41ページ、八甫清掃センターが3億2,867万6,022円となっております。
  また、決算書41ページからの清掃センターごとのごみ処理施設管理運営事業でございますが、(4)、久喜宮代清掃センターにおける管理運転事業費は6億4,516万8,594円、そのうち委託料は3億637万3,892円、工事請負費は、ごみ焼却施設機器修繕工事1億8,921万6,000円、粗大ごみ処理施設機器修繕工事1億2,916万8,000円、合計で3億1,838万4,000円となっております。
  次に、決算書43ページ、(5)、菖蒲清掃センターでの管理運営事業費は2億79万1,607円でございまして、そのうち委託料は8,030万2,007円、工事請負費はごみ処理施設機器修繕工事1億1,448万円となっております。
  また、決算書45ページ、(6)、八甫清掃センターでの管理運営事業費は4億5,373万8,118円となっており、そのうち委託料は3億8,623万7,982円、工事請負費は粗大ごみ処理施設機器修繕工事5,616万円となっております。
  次に、決算書45ページからの塵芥処分事業でございますが、焼却灰やばいじんなど路盤材やセメント原料などへの資源化や最終処分など塵芥処分に係る経費でございます。清掃センターごとの決算額ですが、(7)、久喜宮代清掃センターでは1億2,997万9,954円、47ページ、(8)、菖蒲清掃センターでは2,987万9,881円、(9)、八甫清掃センターは7,194万6,650円となっております。
  以上申し上げました2目塵芥処理費でございますが、成果調書の34ページから47ページに記載しております。
  次に、決算書46から49ページ、成果調書は48から50ページ、3目し尿処理費でございます。予算現額2億5,928万9,000円に対しまして、支出済額が2億4,877万621円、執行率が95.9%となっています。主な内容といたしましては、決算書47ページから49ページの備考欄にございますが、久喜宮代並びに八甫清掃センターでのし尿処理全般に要する経費でございます。久喜宮代清掃センターでは、し尿収集料金事業といたしまして1,200万8,192円、その全額がし尿の収集業務委託料でございます。
  決算書47ページ、し尿処理施設管理運営事業でございますが、1億3,181万5,963円でございます。このうち、施設の運転管理や汚泥の堆肥化による最終処分などの委託料は1億3,084万6,376円となっております。八甫清掃センターでのし尿処理施設管理運営事業は1億494万6,466円でございます。このうち、施設の運転管理や焼却灰の最終処分などの委託料は9,052万2,094円となっております。また、し尿処理施設機器修繕工事として1,339万2,000円を支出しています。平成29年度決算に比べ、いずれの施設も管理運営事業費が減となっておりますが、施設の工事費等が昨年度に比べ減少したことによるものでございます。
  次に、決算書48から51ページ、4款公債費でございます。予算現額2億2,445万4,000円に対しまして、支出済額が2億2,445万1,293円、執行率は99.99%でございます。内容でございますが、ごみ処理施設機器改修整備事業等の償還元金ですが、3施設の合計支出済額といたしまして2億2,394万2,000円、また利子につきまして50万9,293円となってございます。公債費並びに償還実績など、成果調書の51から53ページに記載してございます。
  次に、決算書50、51ページ、5款諸支出金でございます。予算現額4,000円に対しまして、支出済額が519円でございます。これは、財政調整基金の積み立てにより発生した利子を一般会計に収入後、基金に積み立てたものでございます。
  次に、6款予備費でございます。各清掃センターにおける緊急の修繕工事に対応するため、当初予算額2,000万円に対しまして180万8,000円充用しています。
  以上、歳出におけます合計予算現額36億1,352万7,000円に対しまして、支出済額34億8,692万6,219円、執行率は96.5%となってございます。
  続きまして、決算書54ページの実質収支に関する調書をごらんいただきたいと存じます。歳入総額36億3,267万4,264円、歳出総額34億8,692万6,219円、歳入歳出差引額1億4,574万8,045円、躯体の状況から、安全性を確保しながら撤去するために不測の日数を要した久喜宮代清掃センター事務所外壁改修工事594万円を翌年度へ繰り越したため、実質収支額といたしましては1億3,980万8,045円でございます。地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額でございますが、実質収支額の2分の1以上になります6,990万5,000円を財政調整基金に繰り入れてございます。
  続きまして、決算書56、57ページの財産に関する調書をごらんいただきたいと存じます。まず1、公有財産の(1)、土地及び建物につきましては、前年度からの増減はございません。
  58ページの2、物品につきましても、前年度からの増減はございません。
  次に、3、基金につきましては、前年度末現在高5,383万1,000円、決算年度中増減高1,070万円の増となりまして、決算年度末現在高は6,453万1,000円でございます。
  以上が議案第10号令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての補足説明でございます。
  続きまして、議案第11号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)につきまして補足説明を申し上げます。別冊の補正予算書2ページをごらんいただきたいと存じます。第1表のとおり、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,691万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億5,762万5,000円とするものでございます。
  次に、3ページをごらんいただきたいと存じます。債務負担行為の補正でございます。新年度における契約事務を執行するため、第2表のとおり追加するものでございます。共通経費分では、議会会議録調製業務委託の限度額107万円、ホームページ保守点検業務委託の限度額40万円を定めさせていただくものでございます。
  久喜宮代清掃センター分でございますが、総合受付業務委託の限度額として880万円を定めさせていただくほか、一般廃棄物の収集業務委託や資源回収業務委託など25件でございます。
  菖蒲清掃センター分でございますが、直接搬入等受付計量業務委託の限度額を330万円、一般廃棄物の収集業務委託や資源回収業務委託など18件になります。
  八甫清掃センター分でございますが、同じく直接搬入等受付計量業務委託の限度額を330万円、一般廃棄物の収集業務委託や資源回収業務委託など18件になってございます。
  次に、10ページ、11ページ、事項別明細書の2、歳入、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございます。前年度決算による繰越金の確定に伴い、負担金3,682万円を減額補正するものでございます。構成市町及び区分別の内訳につきましては、説明欄に記載いたしましたとおりでございます。
  次に、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。平成30年度決算繰越金の確定によるもので、1,990万1,000円を増額するものでございます。
  次に、歳出でございます。12、13ページをごらんください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費620万1,000円の増額でございます。本年4月1日付の人事異動に伴い、総務課職員の構成が変わったため給料や手当などを見直したこと、また地方公務員法の改正に伴う地方自治法施行規則の改正に対応するため財務会計システムの改修が必要となったため、(1)、一般事務管理事業(共通)を増額するものでございます。
  次に、14、15ページ、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費813万8,000円の減額でございます。総務費と同様に、4月1日付の業務課、施設課の事務職員及び現業職員の人事異動等に伴う増減のほか、各事業の上半期の実績に基づく予算補正でございます。内訳でございますが、(1)、清掃事務管理事業(共通)につきましては485万5,000円の減額で、人事異動等による減のほか、このたびの新元号施行に伴う収集管理システムの改修を行う経費を計上してございます。
  (2)、清掃事務管理事業(久喜宮代)につきましては、人事異動等と委託業務の請負差金により344万1,000円の減額、同様に(3)、清掃事務管理事業(菖蒲)につきましては37万9,000円の増額、16ページ、(4)、清掃事務管理事業(八甫)につきましては45万7,000円の減額となっております。
  次に、(5)、企画政策・統計事業につきましては、衛生組合だよりなどの印刷製本業務委託に係る入札差金などにより16万2,000円を減額するものでございます。
  (6)、減量推進事業(久喜宮代)では、ごみ集積所に設置する看板の配布枚数が見込みより多くなったため、その追加作製に係る経費を増額するほか、資源集団回収実証実験における回収量の増、市況価格の変動によるそれぞれ報償金、補助金の増額により35万6,000円の増でございます。
  (7)、減量推進事業(菖蒲)1万5,000円の増額、(8)、減量推進事業(八甫)2万7,000円の増額についても、資源集団回収実証実験における市況価格の変動に伴う回収事業者への補助金を増額するものでございます。
  補正予算書18、19ページ、2目塵芥処理費1,294万5,000円の減額でございます。ごみの収集業務や資源回収業務など業務委託の入札差金による減額が主なものでございまして、内訳としましては、(1)、塵芥収集料金事業(久喜宮代)では、ごみの収集、資源回収などの委託料が853万3,000円の減額、また本年10月からごみ処理手数料に消費税を転嫁したことから、粗大ごみ処理券の還付制度を設けましたことから、還付に係る予算を補正してございます。
  同様に、(2)、塵芥収集料金事業(菖蒲)では136万3,000円の減額、(3)、塵芥収集料金事業(八甫)では同じく123万6,000円の減額でございます。
  20、21ページ、(4)、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)では、粗大ごみ処理施設内選別業務などの委託料163万1,000円の減額、(5)、ごみ処理施設管理運営事業(菖蒲)では委託料6万円の減額、(6)、ごみ処理施設管理運営事業(八甫)につきましても委託料12万2,000円を減額するものでございます。
  次に、3目し尿処理費198万9,000円の減額でございまして、し尿処理施設精密機能検査業務委託等の請負差金により、(2)、し尿処理施設管理運営事業(久喜宮代)96万8,000円、(3)、し尿処理施設管理運営事業(八甫)102万1,000円をそれぞれ減額するものでございます。
  以上が議案第11号 令和元年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)の補足説明でございます。
  次に、議案第12号から第14号につきましては、令和2年4月1日から施行されます改正地方公務員法により、いわゆる会計年度任用職員制度が創設されるため、これに伴う関係条例の制定及び改正を行うものでございます。
  久喜宮代衛生組合議会令和元年10月定例会議案参考資料1ページをお開きください。現行制度では、地方公務員の臨時・非常勤職員は一般職、特別職、臨時的任用の3つに分けられていますが、本来、非専務的、非労働者的な者が任用されるべき特別職において、専門性の低い職員の任用や一般職に課されている守秘義務などの服務規律等が課されない者が存在することや、緊急の場合等に選考等の能力実証を行わずに職員に任用する例外的な制度である臨時的任用において、趣旨に沿わない運用が見られたこと等の課題があったことから、平成29年5月に地方公務員法、地方自治法の一部改正が行われ、特別職については専門的な知識、経験等に基づき助言、調査等を行う者に、臨時的任用は常勤職員に欠員を生じた場合に、それぞれ任用を厳格化し、あわせて一般職の会計年度任用職員に関する規定を設け、その採用方法や任期等を明確化することとされたものでございます。
  初めに、議案第12号 久喜宮代衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例でございます。議案書の3ページをお開きいただきたいと存じます。本条例は、会計年度任用職員に対する報酬、費用弁償、諸手当等について定めるものでございまして、第2条では、地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する、1週間当たりの勤務時間が常勤職員の通常勤務時間に比べて短時間の職員、いわゆるパートタイムの会計年度職員について、第4条は、同法第22条の2第1項第2号に規定する、常勤職員の通常勤務時間と同じフルタイムの会計年度職員について、それぞれ報酬等を定めるものでございます。
  なお、会計年度任用職員に対する報酬等の詳細については、お配りした参考資料の7ページ、久喜宮代衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する規則において定めてまいります。久喜宮代衛生組合では、会計年度任用職員として、別表に事務補助員を規定し、行政職一般職職員の給料表1級1号給を基本とするものでございます。
  議案書6ページをお開きください。議案第13号 久喜宮代衛生組合一般職の任期付職員の採用等に関する条例でございます。本条例は、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づき、高度の専門的な知識経験またはすぐれた識見を有する者を一定の期間活用して遂行することが特に必要とされる業務に従事させる場合の職員の任期を定めた採用及び給与等について定めるものでして、このたびの会計年度任用職員制度の創設によりまして職員任用の仕組みが整理されたことから、同法に規定するケースが生じた場合に備え、あわせて関係規定の整備を行うものでございます。
  議案書10ページ、あわせまして別冊の条例の一部改正等に伴う新旧対照表の1ページをごらんいただきたいと存じます。議案第14号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例でございます。こちらは、標題のとおり、会計年度任用職員制度の導入にあわせて関係条例の所要の改正を行うものでございます。
  内容についてご説明いたします。第1条は、久喜宮代衛生組合の人事行政の運営等の状況の公表の対象から、第2条は、久喜宮代衛生組合の職員定数から、それぞれ臨時の職員を対象から除く旨を規定するものでございます。
  新旧対照表2ページ、第3条並びに第4条は、会計年度任用職員についても分限、懲戒の処分対象となりますことから、その範囲等について規定するものでございます。
  新旧対照表3ページ、第5条は、会計年度職員の育児休業の取り扱いに係る規定の追加でございます。
  議案書12ページ、新旧対照表7ページ、第6条は、関係法令の改正による条文のずれ等を整理するほか、制度の趣旨にのっとり、会計年度任用職員の給与について、他の職員の給与との権衡を考慮する旨を追加するものでございます。
  議案書13ページ、新旧対照表9ページ、第7条は、会計年度任用職員についても従事する業務によっては特殊勤務手当の対象となることから、これを規定、第8条、久喜宮代衛生組合単純労務職員の給与の種類及び基準に関する条例では、今般の条例改正にあわせて、条例の名称中「単純労務職員」から「技能労務職員」に改めるものでございます。
  議案書14ページ、新旧対照表の10ページをごらんいただきたいと存じます。続きまして、議案第15号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。本議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、所要の改正を行うものでございます。
  以上をもちまして、本定例会に提案いたします議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(角野由紀子君) 以上で補足説明を終わります。
  ここで、監査委員より平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の審査についての報告を求めます。
  佐藤代表監査委員、お願いいたします。
                 〔代表監査委員 佐藤 晟君登壇〕
代表監査委員(佐藤 晟君) おはようございます。ご指名いただきました代表監査委員の佐藤でございます。
  令和元年7月29日、久喜宮代衛生組合会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計決算に係る審査を執行いたしました。
  初めに、審査の対象といたしましては、平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算、続きまして、平成30年度実質収支に関する調書及び平成30年度財産に関する調書でございます。
  次に、審査の方法といたしましては、平成30年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類等に基づきまして、その計数の正否や予算執行状況の適否について審査を執行いたしました。
  その結果、審査に付された久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類は、いずれも法令に準拠して調製されており、計数も関係諸帳簿と照合した結果、正確であり、予算執行は適正になされているものと認められたことを報告いたします。
  詳細につきましては、お手元に配付させていただきました決算審査意見書のとおりでございますが、13ページのむすびの中段からちょっと読ませていただきます。
  当組合の各処理施設は、久喜宮代清掃センターのごみ処理施設1号炉が44年、最も新しい菖蒲清掃センターでも30年が経過しています。また、各清掃センターの粗大ごみ処理施設も同様に約30年が経過しているところであります。これらの施設は老朽化が著しく、これまで計画的に大規模改修工事等を実施し、延命化を図ってまいりましたが、稼働の限界が実は近づいております。
  このことから、久喜市では令和5年度の稼働を目標に新炉建設計画を進めてまいりましたけれども、近隣市町からごみ処理の広域化(受け入れ)に関する要望があり、その可否の検討に相当の期間を要しましたことから、稼働目標が令和6年度に延長されました。本組合では、久喜市の新処理施設の稼働予定である令和5年度を目標として処理施設の延命化工事を進めていましたけれども、今後、令和6年度を目標として延命化対策を進める必要があり、その方法及び費用について早急に検討していただきたいと思います。
  また、久喜市の新炉稼働までの間、各施設の維持管理においては、住民生活に多大な悪影響を与えるような事態が発生しないよう、施設の日々の点検なども十分配慮していただきたいと思います。
  最後に、組合の財政運営に当たっては、構成する久喜市及び宮代町の厳しい財政状況の中、大局的な見地から行政コストを捉え、適正かつ効率的な執行に努められるよう要望するものであります。
  以上でございます。

                        ◇                      

    ◎組合に対する質問
議長(角野由紀子君) 日程第8、組合に対する質問をお受けいたします。
  通告順にお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告に従って一般質問をしてまいります。
  まず最初は、し尿処理施設整備基本構想についてです。ここで3月に明らかにされて、この議会の場所でも今後のスケジュール等々を質問いたしました。それから、久喜の市議会のほうでも委員会で質問してまいりまして、このし尿処理施設の関係がどうなっているのかということを聞いてきているのですけれども、私の内部でいま一つ整理できていないところがあります。そこで、特に事業主体、今後のスケジュールについてここで改めて確認をして、質問をしておきたいと思います。
  まず、3月で明らかにされた、決定をされた基本構想におきまして、久喜市と宮代町で共同処理する、八甫処理施設を適正規模に拡大して延命化していくというケース4が最も効率的かつ効果的な案として示されて、事実上、この方向で決定をされたと理解をしています。ただ、それを進めるためには、地域住民への説明と理解を進めることが最優先となります。現在までは久喜市において策定をした基本構想だったわけで、久喜市が事業主体、事業主体という言い方、これは説明の主体というふうになるかと思うのですけれども、地域住民の説明と理解を得る努力を、取り組みを久喜市が進めていくというふうに理解しております。そういうことだと思いますが、確認をお願いしたい。そこに衛生組合は、これのバック、下支え、バックで支えるという立場になっていくということだろうと思っているのですが、そういうことでよろしいのかどうかです。
  それから次に、これまでの質問で、基本構想について地域住民の皆様方のご理解が得られた後は、組合で長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生活環境影響調査の業務委託を行うというスケジュールが明らかにされています。その後は、そうすると、その段階で衛生組合が事業主体というふうになっている、前面に出ていくということになるのか、行政の主体は、法人の主体としてあくまで違うのですけれども、説明の段階までは久喜市が主体になっていて、それが理解が得られたら、今度は事業を実施するのは衛生組合になっていく、そういう行政手続がどのように行われていくのか、ちょっと私、いま一つ理解できないでいます。その件について説明いただきたい。
  それから、それと関連するのですけれども、住民の理解が得られた段階で事業主体が移行するということになる、そうすると改めて衛生組合の基本構想あるいは基本計画になるのでしょうか、として策定をし直さなければならないのかどうか。久喜市が策定した基本構想に基づいて、そのまま衛生組合が自動的に引き継いでいくという形になるのかどうか、行政手続としてどうなのかを説明していただきたいと思います。
  それから、(4)ですけれども、組合で長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生活環境影響調査の業務委託、業者選定を経て基幹的設備改良工事を行うというのですけれども、その準備期間は4年程度と想定をされています。これまでの質問で、住民理解が得られた年が初年度なのだというふうに言われています。それは一体いつごろと考えているのか、あるいはいつごろを目指すのか、お願いをします。
  そこから、それを踏まえると、今度は(5)ですけれども、整備完了は2024年、つまりこの衛生組合が解散をする、新ごみ処理施設が完成をして衛生組合が解散をすると想定をされている、そこにし尿処理施設の整備完了も同時期に間に合うというふうに考えているのか、それよりもおくれると考えているのか。4年ということですから、来年度ぐらいには、もう初年度、取りかかっていかないと間に合わなくなっていくわけですけれども、一体どうなるのか。おくれる場合には、衛生組合の解散時期にも影響が出てくると思うのですが、いかがでしょうか。
  それから、(6)です。基本構想に関する地域住民への説明と理解を得る取り組み、その後どのように進められているのか、その見通し、理解が得られる見通しとあわせて明らかにしてください。
  2つ目です。資源集団回収の実証実験が昨年の10月から取り組まれています。昨年の第3期と4期、それから2019年度の1期と2期の実績を明らかにしてください。9地区、それぞれの地域における住民の参加、地区別、品目ごとの回収実績、報奨金の申請積算と交付額、登録業者の補助金の申請額と交付額、その合計を明らかにしてください。
  それから、従来の資源集団回収報償金制度によった場合の回収団体の報償金あるいは回収業者の収入、その合計との比較も明らかにしてください。
  (2)ですけれども、この実証実験は、資源集団回収、団体収集の方式を改めることが住民にとっても、また衛生組合にとってもプラスになるという判断で取り組まれてきているというふうに考えていますけれども、この約1年間の実績と成果をどのように評価をしていますか。あるいは、問題点と課題をどう認識していますか。
  大きな3番目ですが、災害廃棄物処理の基本的考え方です。災害廃棄物処理の計画も今年の3月に策定をされたわけですけれども、久喜市で策定をしたわけですけれども、災害発生時に一般廃棄物は衛生組合において処理する、瓦れき等の災害廃棄物は衛生組合で処理することは事実上困難というふうに理解するしかない、私はそう読んでいます。その計画では、久喜宮代衛生組合3施設の年間処理能力8万3,540トンとしています。それに対して、現在の処理量は3万3,594トンですから、その差の約4万トンの余力があるということで、災害ごみ約10万トンを2年半で処理するという、そういう計画です。
  しかし、果たしてこれが現実性、実現性があるのかどうか。久喜宮代清掃センターだけをとってみても、現在のここで処理しているのは1万3,000トンですけれども、災害廃棄物3万5,000トン、3倍近い量を処理するという計画、数字が上げられているのですけれども、果たしてこれができるのか、不可能だと私は考えているのですけれども、いかがでしょうか。
  としますと、久喜市のほとんどの災害廃棄物は市外の広域処理に頼らざるを得ないと考えています。衛生組合の認識を問います。
  (3)として、広域処理を進めるとすれば、埼玉県との事前調整あるいは災害時に設置をされる災害廃棄物処理推進協議会との調整をしておかなければなりませんが、これはどのように進めるのでしょう。処理はこの計画では衛生組合でやることになっているのだけれども、計画自体は久喜市でつくっている、広域処理の協議を進める主体は衛生組合なのでしょうか、久喜市なのでしょうか、どのように整理をしているのかお願いをいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  項目1、総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) 猪股議員ご質問の大項目1についてご答弁を申し上げます。
  初めに、(1)でございます。久喜市が本年3月に策定いたしましたし尿処理施設整備基本構想は、処理施設の3カ所分散と老朽化、さらには将来におきますし尿及び汚泥の搬入量減少といった課題に対しまして、久喜市として今後のあり方をまとめたものでございます。
  本基本構想では、現在の八甫清掃センターのし尿処理施設を改修して延命化を図り、久喜市全域と宮代町のし尿処理を八甫清掃センターに統合する方法が最も効率的かつ効果的であるとの方向性に至ったことから、この基本構想を策定いたしました久喜市が主体ではございますが、衛生組合も同席いたしまして、関係する地域住民の皆様へ説明をしているものでございます。
  次に、(2)でございます。今後、本基本構想に基づきますし尿処理の八甫清掃センターへの統合が地域住民の皆様にご理解を得られた場合には、当該処理施設の所有者が当組合でありますことから、施設の改良にかかわる業務、長寿命化総合計画策定支援業務委託、基幹的設備改良事業に係る生活環境影響調査業務委託及び基幹的設備改良工事などにつきましては、当組合が主体となって実施することになります。
  次に、(3)でございます。久喜市のし尿処理施設整備基本構想に基づき、施設の改良にかかわる業務を当組合で行いますことから、当組合でのし尿処理施設整備基本構想の策定及びこれに伴う行政手続は要しないものと考えております。
  次に、(4)でございます。八甫清掃センターし尿処理施設の整備は、し尿処理を八甫清掃センターへ統合することが地域住民の皆様にご理解を得られた後となりますので、現在では初年度がいつになるか明示することはできませんが、仮に今年度中にご理解をいただくことができました場合には、来年度、令和2年度から長寿命化総合計画策定支援業務委託、生活環境調査業務委託、業者選定支援業務委託を実施いたしまして、基幹的設備改良工事を実施する運びとなります。
  次に、(5)でございますが、これらの業務委託、それから工事が円滑に進められた場合の計画期間として4年間を見込んでおります。供用開始の時期につきましては、これも仮定となってしまい、恐縮ですが、最短で2024年度、令和6年度になると見込まれているところでございます。今後も、進捗状況を見ながら解散時期なども含めて検討し、対応してまいりたいと考えております。
  次に、(6)でございます。地域住民の皆様に対しましては、基本構想策定段階であった昨年8月から、答弁の冒頭で申し上げた久喜市のし尿処理の現状と課題、これを改善するために、現在の八甫清掃センターのし尿処理施設を改修して延命化を図り、久喜市全域と宮代町のし尿処理を八甫清掃センターに統合する方法が最も効率的かつ効果的であるとの基本的な考え方について順次説明をしてまいりました。この結果、地域住民の皆様からはさまざまなご意見やご要望をいただいておりますので、衛生組合といたしましても久喜市とともに検討を重ねておりまして、一つ一つ丁寧にお答えをしてまいりながら、ご理解を得られるよう努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) おはようございます。猪股議員ご質問の大項目2についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。久喜宮代衛生組合資源集団回収実証実験実施要綱に基づき実施しております資源集団回収実証実験の昨年度第3期と第4期及び本年度第1期の実績につきましては、本日お配りいたしました別紙参考資料のとおりでございます。なお、本年度第2期につきましては、回収団体報償金及び回収業者補助金の申請受け付け期間が今月1日から20日までとなっており、現状では実績の把握が困難でございますことから、別紙参考資料には反映しておりませんので、ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。
  また、従来の資源集団回収報償金制度によった場合との比較でございますが、まず回収団体への報償金は、従来の制度と実証実験の報償金単価は1キログラムにつき7円と同額でございますことから、衛生組合の支出額に変動はございません。一方の回収業者への補助金は、従来の制度には設定されておりませんことから、昨年度第3期から本年度第1期までの補助金の合計額13万3,950円が支出増となります。
  次に、(2)でございます。衛生組合では、本年5月にモデル地区及び回収業者に対しアンケート調査を実施いたしました。まず、モデル地区につきましては、集団回収に要する労力や報償金収入は想定どおりとの回答が多く、全9地区が実験終了予定である令和4年3月まで継続が可能との回答をいただいております。
  一方、回収業者につきましては、想定どおりの労力であるとの回答が過半数あったものの、事業収入につきましては、利益が出ているが1業者、経費は賄えているが、利益が出ていないが3業者、経費を賄えていないが1業者でございました。そして、経費を賄えていないと回答した業者から、今後も事業収支の改善が見込めないとの理由により、要綱第8条第2項の規定に基づく業者登録廃止届が提出されており、組合はこれを受理しております。これにより、同条第3項の規定に基づき、本年度末時点で同社は実証実験から撤退することとなります。現在、他の回収登録業者に対し、当該業者実施分につきましてその承継を働きかけているところでございますが、万が一この働きかけが不調に終わり、実証実験の継続が困難となる場合、早期終了も視野に入れて今後のあり方を検討する必要があるものと考えております。
議長(角野由紀子君) 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) おはようございます。続きまして、大項目3についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。久喜市において策定いたしました災害廃棄物処理計画では、3センターにおいて災害廃棄物12万5,040トンを2年半で焼却処理することとなっております。組合といたしましては、施設の老朽化等により、定期修繕工事や保守点検を適正に実施いたしましても、この計画どおり処理することは困難であろうと考えております。
  次に、(2)でございます。災害により災害廃棄物が発生した場合には、災害廃棄物の量や種類などに応じて、久喜市及び宮代町が災害廃棄物処理実行計画を策定することとなっております。このような中、災害により当組合のごみ処理施設が被災した場合や膨大な災害廃棄物が発生したことなどにより、組合のみでは処理できないことが想定されることから、久喜市では埼玉県や他自治体からの連携、支援を得られるようにするため協定書を締結しておるとのことでございます。このことから、災害発生後、災害廃棄物処理実行計画を策定する段階におきまして、組合のみで災害廃棄物の処理が困難であると判断された場合には、協定書に基づき、久喜市において埼玉県や他自治体へ連携、支援の要請を行うとのことでございます。
  次に、(3)でございます。被災状況や災害廃棄物量などにより、組合のみで処理することが困難と判断された場合には、久喜市及び宮代町が主体となり、埼玉県や災害廃棄物処理推進協議会などと調整を図りながら支援要請を行うこととなります。また、広域処理を進めるに当たりましては、当組合も加入しております埼玉県清掃行政研究協議会と埼玉県を初めとする県内の市町村、一部事務組合及び県内の廃棄物処理業者で構成する埼玉県一般廃棄物連合会との間において、災害廃棄物等の処理について協力や相互支援に関する協定を締結しておりますことから、これらの協定書に基づきまして、久喜市及び宮代町が主体となり、支援要請を行うことになります。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最初のし尿処理施設の基本構想についてなのですけれども、衛生組合自体の解散が今からだと5年後に、今までの見込みでは5年後だということになっているわけで、そこにちょうど重なってくるということから微妙な時期なのです。2024年までに、し尿処理、八甫の施設の整備、長期延命化が完成をして、新しい体制で事業がスタートできるということであればぴったり合うのですけれども、それがどうなのかというのが、見通しが私、わからないのです。地元の方々のいろんな話が飛び交っていて、聞くと、とてもだめだよという話も一方から聞くし、いや、いわゆる迷惑料という形で、ごみ処理の施設の周辺に、最近は協定を結んでお金も出すようになってきていますけれども、そうしたことが一つの条件になるのではないか、話し合いの余地があるのではないかという話も一方では聞くし、いずれにしろ、2024年に間に合わせるということが一つの大前提だと思うのですけれども、その点いかがなのか、お願いしたい。
  それから、2024年まで、話し合い、地元の住民の理解を得る努力というのは久喜市がやっているので、ここは直接ではないので、そこもまた聞きにくいのだけれども、当然、一体でやっているのだと理解して聞くのですが、今年度中あるいは来年も早々には理解が得られて、整備にかかっていけるのだと、そういう見込みを持っているのか、あるいはそれを目標に進めているのか、それとも目標は目標としてあっても、実際にはやってみないとわからないというようなことなのか。行政として責任持ってやらなくてはいけないので、ある程度は明確な見通しを示していただきたいと思うのです。それが2つ目。
  それから3つ目としては、2024年に間に合わないということが考えられるのですけれども、その場合には一体どうなるのだろう。今ご答弁の中で、解散時期を含めて検討していくという言葉があったのだけれども、そうすると、し尿処理施設の整備が間に合わないから、解散時期を延ばすということもあり得るのか、あるいは解散しても、その事業はそのまま、今度は久喜市のほうに引き継ぐということになっていくのか、そこら辺の、当然、何らかの、どちらの方法をとるにしてもかなりの手続が必要になってこようと思うのですが、そこを含めてどういうふうに考えたらいいのか、説明をしていただきたいと思います。
  それから、2つ目の資源集団回収の実証実験のほうですけれども、今のご答弁、最後の話を聞くと、1業者が撤退をすることになる、そうすると、ほかの事業者に引き受けていただくのが可能かどうか、それが継続可能かどうかということで、実証実験の早期終了も視野に入れていかなくてはならないという答弁があったのだけれども、その言葉だけだと非常に悲観的なのです。せっかく取り組んだのに、それから新座のほうでは大変うまくいっていると聞いているのに、なぜ久喜市はだめだったのだろうというふうになってしまうのですが、見通しとして、何とか引き受けてもらって継続していこうという考え方なのか、それとも難しいということなのか、もうちょっとはっきりご答弁いただきたいと思うのです。
  それから、一番肝心なのは、回収団体のほうでは収入のほうは想定どおりであるというふうに答弁があった、団体のほうとしては、過去やってきた方式と労力も収入も全く変わらないということだとしたら、継続してもしなくても、どちらでもいいということになってしまいますね。それから、業者のほうについては、利益が上がっているというところと利益はないというところがある、もう一つの経費も賄えないところは撤退するのだ、これは別としまして、それをちゃんと業者の利益として上げていけるかどうか、今後も上げていけるかとかというのが課題になってくるわけです。そういう、実はお金としてはっきり出てくるものですから、これまで約1年間やってきての成果が上がっているというふうに、そこら辺を全体として総括するのか、それとも何らかの問題があってうまくいかないというふうに総括する方向なのか。まだ正確には1年たっていないので、はっきり言えないかもしれませんけれども、今のところは、この段階では考え方、これまでの総括をどのように考えているかお示しいただきたいと思います。
  それから、どうもうまくいっていないような傾向というふうに受け取るのだけれども、それは新座との違いは一体何なのだろうか、そこら辺の分析はしていますでしょうか。まだ最後のまとまっての総括とまでは言えないかもしれないけれども、そこら辺、どのように考えているのかもお伺いをしておきたいと思います。
  それから、3つ目の災害廃棄物なのですけれども、これについては、久喜市がつくった計画どおりの処理は困難であるとはっきり言われてしまったので、そうなのだろうなというふうに思います。非常に、特に久喜宮代清掃センターの老朽化した炉で通常処理している量の3倍近い量を処理するなんていうのはほとんど不可能だろうと私も思います。だけれども、何でそんな計画が出てしまったのでしょうか。それがわからないのです。ちゃんと衛生組合として、きちっと数字の根拠も資料も出しているはずなのだけれども、何でそんな計画になってしまったのか、責任はここではないかもしれないけれども、どのようにそこら辺を考えていますでしょうか。それが1つです。
  それから、そうすると、広域処理を依頼し、協議をしていかなければならないわけですけれども、これは私は久喜市のほうしか知らないのだけれども、衛生組合でも同様の災害廃棄物処理の計画をつくっているというふうに理解してよろしいのでしょうか。そうすると、これも答弁の中に触れられていましたが、久喜市及び宮代町がそれぞれ災害廃棄物の処理についての協議、広域処理を依頼していくのだということで理解していいのかどうか、確認になりますけれども、お願いをします。
  それから、もう一つです。当然、災害廃棄物の処理だから、事態が起こってからだめなので、事前に協議を進めていかなければならないのだけれども、ほとんど久喜宮代衛生組合のほうでは処理し切れないのだ、災害の規模にもよりますけれども、広域の処理をお願いしていかなくてはならないのだということがほぼもう確定しているのだとしたら、そういう協定というものを早期に結んでおかなくてはなりませんよね。そういう手続というのはどのように進められていくのでしょうか。それも衛生組合ではなくて、それぞれの市、町でやっていくということになるのでしょうか、お願いします。
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時20分

    再開 午前10時30分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 井上正己君登壇〕
総務課長(井上正己君) 猪股議員のご質問に対しまして答弁を申し上げます。
  まず1点目、八甫清掃センターへのし尿の統合を2024年を目指すのかというお尋ねでございます。一般的にし尿処理施設につきましては、その耐用年数が30年程度というふうに伺っております。この八甫清掃センターのし尿処理施設につきましては、既に24年が経過しておりまして、今回延命化のお話が出ているところでございます。したがいまして、当組合といたしましても、この施設を少しでも早く延命化を図りまして改修をしてまいりたいというふうに考えております。しかしながら、年度の目標につきましては、やはり地元の皆様のご理解を得た後となりますので、一日も早く解決をしたいということで考えているところでございます。
  その見込みでございます。2点目、その見込みにつきましては、これまで八甫地区の周辺地区の皆様への説明といたしましては、昨年8月から地区の周辺環境の整備の会中心に行ってまいったわけですが、本年5月からは、周辺環境地区、4地区ございまして、地区別の説明会に移らせていただいております。ここでもいろいろと意見をいただいているわけですが、手順といたしましては、周辺環境のところから、今度は各地区別ということで、予定どおりの運びで参っておりますので、何とかご理解をいただけるよう、引き続き説明を続けてまいりたいというふうに考えております。
  それから、3点目の2024年とされる組合の解散見込み、これに対するスケジュールの関係でございます。ご質問のとおり、仮にこのし尿処理施設の整備が間に合わない場合は、その事業主体をどうするのかという問題が残りますので、解散の時期を延長するのか、あるいはご質問のとおり移管をするのかということは、方法論としてはとり得るものというふうに思います。ただ、し尿処理に限らず、衛生組合を解散する時期につきましては、例えば解散のときの組合の跡地の利用とか、さまざまな要素も含んでおりますので、総合的に判断されるべきところだと思っております。非常に複雑かつ難しい問題でありますが、今後、久喜市、宮代町とともに、その時期あるいは方法について慎重に協議をしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 猪股議員の再質問に対しましてご答弁申し上げます。
  まず、今後の見通しはどうかということでございますが、現在、撤退する業者、1業者を除く4業者に対しまして、撤退する業者が担当していた事業範囲について、事業を引き継いでいただけるかどうかの働きかけを行っているところですが、今のところ承諾を得られていないところでございます。今後、引き継ぎをできない理由についてヒアリングを行うとともに、再度引き継いでいただけるよう働きかけを行ってまいりたいと考えております。
  続きまして、成果が上がっているのかということについてでございます。平成30年度の成果と、収支と収集量につきましての成果といたしまして、まず収支につきましては、モデル地区につきましては行政回収を停止しておりますので、実験を開始した10月から、下期につきましては回収区域が縮小し、新たに回収業務委託を実施いたしました。その委託料は、上期と比較しまして73万1,160円の減額となります。一方、平成30年度の支出といたしましては、回収団体報償金が67万446円、回収業者補助金が7万8,420円、合計で74万8,866円でしたので、委託料の減額分から報償金、補助金の支出額を差し引くと1万7,706円の支出増となりました。また、半年間の実証実験に回収した資源物、これが9万5,778キログラム、これを衛生組合が行政回収により対応した場合、衛生組合で得たであろう売払収入は92万3,654円でございます。このことから、先ほどの1万7,706円を加えた94万1,360円が支出増となりまして、実証実験での半年間の、平成30年、半年間の収支になると考えています。結果的に、実証実験を終えまして、94万円が支出増となったわけでございますが、これは対象区域が非常に限られた狭い範囲ということなので、いたし方ないかなというふうに考えております。
  また、収集量についてでございます。平成30年第3期の回収量が5万1,324キログラム、第4期が4万4,454キログラム、合わせて9万5,778キログラム、これが平成30年度の実証実験での回収量です。これを一月当たり、1世帯当たりの回収量に置きかえますと6.3キログラムになります。一月1世帯6.3キログラムの資源を排出したと。これに対しまして、平成30年の公共回収による資源化量、これが481万1,450キログラムです。これを一月当たり、1世帯当たりの回収量に置きかえると約5キロとなりまして、このことから、実証実験を行ったことにより、積極的に実証実験に参加をいただいたということがうかがえるとして、成果として上げられるというふうに考えています。
  3点目の新座との違いということでございますが、今回、回収業者に対してアンケート調査を実施いたしまして、1業者のみ利益が出ていると回答しておりますが、この回収業者は古紙問屋を兼ねておりますことから、その分利益が上がっているというようなところです。この業者につきましては、新座市でもやっておりまして、また新座市の回収業者というのはほとんどが古紙業者であるというふうに聞いております。こういったことが1つの大きな理由なのかなと。それと、新座市の人口が16万3,000人、久喜市、久喜宮代管内が18万7,000人と、人口的にはそれほど変わりはありませんが、面積ですと新座市が22.78平方キロメートル、久喜が98.36平方キロメートルということで、新座は4分の1の面積しかございませんので、そういった効率の面からという点も考えられるというふうに考えています。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 猪股議員の再質問に対しご答弁申し上げます。
  災害廃棄物の処理についてでございます。まず、1点目でございます。なぜこのような困難な計画となったのかということでございますけれども、久喜市に確認いたしましたところ、災害廃棄物処理計画における焼却施設の災害対応表、先ほど2年半で10万トンという処理ですけれども、そちらにつきましては、埼玉県清掃行政研究協議会で策定いたしました市町村災害廃棄物処理計画策定マニュアルに基づき作成したものでございまして、施設の老朽化などは加味していないとのことでございます。
  続きまして、組合でも災害廃棄物処理計画をつくっているのかとのご質問でございますけれども、久喜市で策定いたしました、また、ただいま宮代町で策定しております計画に基づきまして実施することから、当組合での策定は考えておらないところでございます。
  続きまして、組合でも協定を結ぶべきとのご質問でございますけれども、協定につきましても、久喜市及び宮代町で締結いたしましたものに基づきまして実施するものと考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 1つ目のし尿処理施設の関係につきましては、これ以上は、微妙な問題も含んでおりますし、ここでは聞きません。
  2つ目の資源集団回収の実証実験なのですけれども、今細かい説明をいただいて、いろんな事情があるということもわかりました。それから、成果もそれなりには上がっているということもわかりました。それから、新座との違いについてもきちっと分析しているなと思いました。この実証実験を開始するに当たって一番問題だったのは、9団体、9地区しかできなかったということであると思うのです。先ほど答弁の中でも区域が限られていたということをおっしゃられましたけれども、例えば決算のほうでもまたやりますけれども、資源集団回収の紙、布について、久喜市全体で1億6,000万円も委託料を出しているわけです。それから、そのほかに資源集団回収の、これは実証実験とは別の、これまで従来の報償金も出しているわけです、それが約1,000万にも上る。それを、本当はそのお金全部を使って、つまり、1億6,000万、1億7,000万全部を使って全地区一斉に切りかえていければ、それが減っていくのかどうか、あるいはそれぞれの団体の取り分が増えていくのか、あるいは同じなのかということが判断できるのだけれども、それができないので、実証実験という形で、モデル地区という形で始めざるを得なかった。1億6,000万円の資源集団回収、紙、布類の委託料が出ている、そのうちの幾ら分が今回の9地区に当たっていて、9団体分に当たっていて、それがプラスになっているのか、マイナスになっているのか、そういう算定ができているのだろうか、そういう意味での、つまり組合からの支出が減っていく、あるいは同じであっても、市民団体、住民団体のほうの利益が少しでも上がっていく、それから業者のほうも上がっていければ全部が得になるわけですから、そういう計算ができるのかどうかをちょっと聞きたいのです。そういう比較をしないと、この実証実験が成果が上がっているかどうかというのは判断できないわけですから。先ほどもコスト計算も少し言われたけれども、そういう算定をこれから、まだやって丸1年たっていないわけですので、少なくともこれから半年間あるいは2年目、やるのだとしたら、その中で判断していかなくてはならないだろうと思うのです。そういう算定というのはできますか。今すぐでなくてもいいです。そういう比較というものをしていく、その上で実証実験の成果を判断するということになるのかと思いますが、いかがでしょうか。
  それから、災害廃棄物についてなのですけれども、2年半で10万トンという計算が単なる本当の机上の空論、机上の計算で出されたらしいということが今わかりまして、ちょっとあっけにとられているのですけれども。そうすると、久喜市の災害廃棄物の計画というのは、そういう机上の空論でつくった計画ということになってしまいます。これは無理だよということをはっきり言ってやらなくてはいけない、あれですよね。こういう計画で久喜市が安心しているとしたら、何とかなるだろうというふうに考えているとしたら、市民に対して責任が果たせなくなってしまうので、そこら辺のアドバイスといいますか、意見というのは言っているのですか、それともこれから言うのですか。ちゃんとした計算、それから老朽化も加味した上での災害廃棄物処理計画を、基本構想をつくらなくてはいけないよ、つくり直す必要があるよということをアドバイスしてあげていただきたいと思うのですけれども、いかがなものでしょうか。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 猪股議員の再々質問に対しまして答弁申し上げます。
  先ほどの質問のありました試算についてでございますが、特にそういった試算というのは現在のところちょっとしていないところでございまして、回収団体と行政が全てプラスになればいいところなのですが、今のところ業者が損をしているというところになっているところでございます。資源集団回収を全面的に移行するということで試算というのをやっておりまして、平成30年度の半年間における実証実験の実績をもとにして算出をいたしますと、およそ8,000万円の費用削減ができるというところとなっております。これはあくまでも行政がこれだけ費用が削減できるということで、業者につきましては減額になるというふうに考えております。
議長(角野由紀子君) 施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 猪股議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  災害廃棄物処理に関して、老朽化も考えた処理について久喜市にアドバイスすべきではとのご質問でございます。組合といたしましては、どの程度までなら処理できるかを算出させていただきまして、久喜市に資料提供したいと考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、渡辺議員、お願いいたします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。一般質問をさせていただきます。
  PTAの除草、または垣根の剪定作業をした後のごみ処理についてお伺いをいたします。今年度なのですが、垣根、そして草が非常に伸びて、ボランティアを年間2回で済んでいるところがかなりやらなければならないような状態で、いろいろな方に協力していただいているのが現状なのですが、学校のPTAやボランティアの方々が行った除草作業や剪定作業の後のごみ処理、これが大変で困っているのです。回収について、現状ではどのようになっているのかお伺いをいたします。改善ができるところがあるのかお伺いをいたします。
  (2)です。現在のごみ袋では、大変入れづらくて困っているところがあります。ちょっと小さいのと取っ手がついているというところで、ごみ、特に枝ですか、草はまだいいのですけれども、枝を入れるときにごみの袋が破れてしまって非常に困っているというところがあるので、この改善ができないかお伺いしたいのですけれども、よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 渡辺議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 渡辺議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。現在、学校の除草作業により発生した草は、燃やせるごみの指定袋に入れていただき、通常使用しているごみ集積所への排出をお願いしております。また、剪定作業により発生した枝木は、規定の長さや太さに切っていただき、燃やせるごみの指定袋に入れていただくか、そのまま束ねていただき、ごみ集積所への排出をお願いしており、週2回の燃やせるごみの収集日に周辺地区の収集とあわせて対応しております。しかしながら、草や枝木が多量に発生し、ごみ集積所の使用に影響を及ぼすことが考えられ、事前に連絡をいただいた場合には清掃センターへの直接搬入及び集積場所の変更をお願いする場合もございます。学校関係者やPTAの方々からは、このような衛生組合の対応について特段の要望はいただいておりませんことから、現行の対応を継続してまいりたいと考えております。
  次に、(2)でございます。埼玉県の調査によりますと、家庭系可燃ごみの排出に当たり、平成30年3月時点で県内全63市町村のうち26市町が指定袋を使用しているとのことでございます。当組合を含む21市町の指定袋の大きさは最大45リットル、残りの5市町は、一部事務組合を組織している組織ですが、最大35リットルの指定袋を使用しているとのことでございますことから、当組合の指定袋は標準的な大きさであると考えています。また、より大きな指定袋の導入は、1袋当たりの重量の増加につながり、収集作業員の腰痛など故障のリスクが高まることが考えられます。つきましては、より大きな指定袋の導入は現在のところ検討しておりませんので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 現行の対応をお願いしているということなのですけれども、現行の対応でみんなやってきています。私もボランティアで参加したときには、袋に入れて、そして収集場所、小学校でありますと、小学校のところに収集場所に置いておくということでしているところなのですけれども、作業しているボランティアの方たちから出ている声なのです。結局、くね刈りとかをしながら落ちてしまったものを1つにまとめるのですけれども、まとめる袋が結局、枝がひっかかるとぴいっと破れてしまう、すごく、しゅっと破れてしまうのですけれども、そういう状態で、取っ手がついているので、非常に入れづらいというのがまず1つあるのです。
  それから、ごみをできたら袋に入れるのではなくて、直接搬入ができるとすれば非常に手間が省けるので、現行の対応ではなくて、やれれば、二度手間というか、その部分がなくても済むというので、対応ができないのかというところなのですけれども、以前電話したときには相談に応じるというお話もしていただいたのですけれども、いろいろなところで相談に応じていただけるような対応をしていただければありがたいなと思うのですけれども、その点の確認をさせていただきたいのですが。
  それから、枝というのは、切ってやるような太い枝はそのようにしているのですけれども、細かい枝ってしばらく出てきませんよね。剪定すれば細かい枝は必ず出るのですけれども、ぽきぽきと折りながら入れるのですけれども、袋が弱いのです。ですから、ちょっと強目の袋というのをつくること、それから取っ手のないものというのはつくるというのはできないのですか。もう一つ種類を増やしてもらうというのは難しいのでしょうか、お願いします。
議長(角野由紀子君) 渡辺議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 渡辺議員の再質問に対しましてご答弁申し上げます。
  まず、搬出時の対応についてでございます。基本的には、家庭ごみと同様に指定袋での排出をお願いしているところでございます。しかしながら、学校の敷地は広いですので、当然、除草に伴うごみというのは多量となるのが常でございます。そういった場合には、事前に連絡をいただければ個別に対応している状況です。現在でも個別に対応している状況ですので、特別、学校に対して搬出時のルールを決めるということは考えていないところでございますので、個別に対応させていただきたいというふうに考えております。
  続きまして、衛生組合の指定袋に関してでございます。衛生組合の指定袋の厚みは、10リットルが0.02ミリメートル以上、20リットル以上が0.025ミリメートル以上となっておりまして、製造業者に確認したところ、現行の材質で厚みを0.005ミリメートル増した場合には、10枚当たりの販売価格が15円程度上昇するという見込みの回答を受けております。燃やせるごみの指定袋の材質というのは、重さに強い特性を持つ高密度ポリエチレンというものでして、十分な強度は確保されているというふうに考えておりまして、仕様の見直しですとか取っ手を変えるとかといった、そういった考えは、今のところ考えていないところでございますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 相談に応じていただけるということですので、よろしくお願いしたいというのと、ぜひ、私の地元は清久なのですけれども、清久小学校は菖蒲の焼却炉がすぐそばですので、本当に車で5分以内で行けるようなところなのですが、収集場所についても相談に応じていただけるのかどうかの確認をひとつさせてください。
  それから、ごみの袋が現状のものでということなのですが、現場でやっている者の声というのはやっぱり聞いてほしいなとすごく思うのですけれども、現状でやっていながら、これはというふうに思いながらやっているので、そういう声はやっぱり、ちょっと今後拾っていっていただきたいというのは要望とさせていただきます。1つだけ、その対応がどうなのかお伺いします。
議長(角野由紀子君) 渡辺議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 渡辺議員の再々質問に答弁申し上げます。
  区域外の清掃センターに持ち込みたいということでございますが、3清掃センターがそれぞれ所掌している範囲は合併前の担当地域を引き継いでいることから、本来の処理区域内の清掃センターをご利用いただくようお願いしたいと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で渡辺議員の質問を打ち切ります。
  次に、斉藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) 議席番号4番、斉藤広子です。通告に従い、質問させていただきます。
  「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」を官民協働の広告媒体に変更し、財源の縮小を。現在、久喜宮代衛生組合では複雑なごみ収集に応じてごみ処理カレンダーを作成しているが、これを官民協働の事業者の広告媒体の事業に変更し、財源縮小の取り組みをするべきと思う。
  (1)、現在の発行部数と財源について伺います。
  (2)、現在の「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」も広告を募集しているが、何社で幾らぐらいか。
  (3)、久喜市でも、「暮らしの便利帳」「介護サービス事業者ガイド」「子育てガイドブック」「保健事業日程表」など官民協働のものに変えているが、「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」の変更についての考えを伺います。
議長(角野由紀子君) 斉藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 斉藤議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。本年度版の「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」の発行部数は10万1,200部、一般財源から充当しており、328万8,384円の支出となっております。
  次に、(2)でございます。本年度版の収集カレンダーへの広告の掲載実績は、5社、22万円でございます。
  次に、(3)でございます。衛生組合では、地域によりごみの収集日が異なりますことから、収集カレンダーにつきましても、久喜宮代清掃センター分が6種類、菖蒲清掃センター分が2種類、八甫清掃センター分が8種類、合計で16種類を作成しているところでございます。同一の内容により全域を網羅しております「暮らしの便利帳」などの印刷物とは少々異なる状況にあるものと考えております。しかしながら、この官民協働による印刷物の発行は費用面でもメリットがあるものと認識しておりますことから、今後も情報収集に努めてまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  斉藤議員。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) では、再質問を行わせていただきます。
  「暮らしの便利帳」とか「子育てガイドブック」とか、久喜市では進んで財源を節約するためにそういう官民のものも取り入れながら取り組んできています。早く言えば、それをやることによって予算がゼロになるわけなのです。それは、やはり市民にとっても町民にとってもプラスになることだと思うのです。その点で今回質問をさせていただきました。正直言って、いろんなものも官民協働に変えた時点で、直営でつくっていたよりも、カラーになったり、少しグレードがアップしているという、そういうプラスのこともあります。それで、今のお答えだと大変複雑だということで、ごみ処理に関してある程度の人口が出ているところはどこの地域も複雑だと思います。一遍で同じ曜日に捨てられるわけではありませんから。その中で、官民共同の、私もごみ処理のそういうものがあるのを確認してから今回質問をさせていただいておりますので、研究というのは大きいのですけれども、そういう小さい幅ではなく、やっぱり意欲的に研究していくことが大事だと思いますが、その点はいかがでしょうか。
  あとは、やはり皆様の血税の、税金を少しでも安くする。カレンダーの目的と使命というのは、結局、的確にごみを決まった時間に出してもらうことを、わかりやすく皆さんに理解を共有していくということが大きな目的であるということを考えていっていただきたいなと思いますが、その点もどのようにお考えでしょうか。
  そして、先ほど財源についてお聞きいたしました。328万少し出ておりますけれども、やはり大変これは大きいと思います。その中で、本当に衛生組合でも、22万円、5社から広告をとっておりますけれども、一生懸命努力されていることはわかるのですけれども、いつも思うことは、広告をとるのに、やはり直営でやっている仕事というのは募集を待っているという、そういう感じで、こちらから営業を仕掛けるという、そういうものではないのですけれども、官民協働の場合は、いろんなことに私もかかわらせていただいてきたのですけれども、業者が広告をとってきてくれる、ましてやごみと関係ないものではなく、関連事業者に、みんなに見ていただきたいということで広告をとってくる。そして、結構、業者にとっても、どうしても皆さん、カレンダーを見ながら、確認しながらということで、全市民に、全町民に与える広告というか、カレンダーは大きいものだと思うのです。そのことをわかりやすく、やっぱり理解してもらうのを前提の考えとして、適正、効果的に研究していくということに関してもう一度お答えください。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 斉藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 斉藤議員の再質問に対しましてご答弁申し上げます。
  今後の研究のあり方についてでございますが、先ほどの答弁にもございましたとおり、費用面でかなりメリットがあるということで、私どもも今後業者に話を聞いたりとか、積極的な検討をしてまいりたいと思います。
  他の自治体の例を見ますと、「ごみ分別ガイドブック」に特化した例というのが、栃木県の大田原市ですとか、近隣ですと羽生市、幸手市などで実施をしているようでございます。「ごみ分別ガイドブック」、これはごみの分別とかごみの出し方に特化した、そういったものを「暮らしの便利帳」みたいな形で冊子として全世帯にお配りしていると、そういった検討が1つと、あとは「ごみ収集カレンダー」、これは先ほど16地区もあって難しいという答弁も申し上げましたが、まだこれは官民協働で作成している例というのは今のところ見つかっていない状況なのですが、これも業者等に確認をして、実施ができるかどうかの可能性について研究してまいりたいというふうに考えております。官民協働については非常に有効な手段だというふうに考えておりますので、引き続き研究をしていきたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けします。
  斉藤議員。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) 前向きに検討していただけるということですので、もう私のほうは言うことはないのですけれども、1つ要望といたしましては、今皆さんが毎日ごみを出すときにカレンダーを見ているわけではないです。自分の地域は何曜日で、どういうごみをあれということで、ちょっと確認をしたいときにカレンダーを見るというのが皆さんの感覚かなと思いますので、そういう部分では、今、私もいつも使わせてもらっているのですけれども、ごみ分別アプリの中にもごみカレンダーが出ていて、これからはどちらかというとそういう、スマホで見る方が多い部分もあると思います、紙の媒体も残しておかなくてはいけない部分もありますけれども。そういうことを考えたときに、ごみ分別アプリのほうも活用くださいということをやっぱり皆さんにもう一回周知していくことも大事かなと思いますので、その点もよろしくお願いします。
  以上です。ありがとうございました。
議長(角野由紀子君) 以上で斉藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、新井議員、お願いいたします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  超高齢化社会を迎え、これからの在宅医療廃棄物の排出量増加への対応に関し、以下の点についてお伺いいたします。(1)です。医師・看護師などが患者宅へ出かけて行う往診・訪問診療等での使用、患者や家族が医師の指導管理のもと家庭での使用により生じた医療廃棄物である在宅医療廃棄物の衛生組合管内での収集状況についてお伺いいたします。
  (2)です。これまでの家庭ごみから医療用の注射針等の混入が見つかった事案や関係作業員に刺さるなどの事故事案の有無についてお伺いいたします。
  (3)です。これまでの注射針等の不法投棄の有無についてお伺いいたします。
  (4)です。在宅医療廃棄物のごみの出し方について、現時点で明確なルールを定め、住民に周知できているのか、衛生組合の見解をお伺いいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 新井議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 新井議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。一般家庭から排出される医療系廃棄物のうち、血液の付着など感染のおそれがあるものにつきましては、医療機関や薬局にご相談いただきますようお願いをしております。また、ビニール製のバッグや医薬品が入った瓶、チューブ、ガーゼや包帯など、感染のおそれがないものにつきましては、材質により分別していただき、それぞれのごみの収集日にお出しいただいております。
  次に、(2)でございます。使用済みとなった針先が鋭利な注射器や注射針につきましては、医療機関や薬局への返却をお願いしておりますこともあり、ごみへの混入は現在のところ確認しておりません。また、作業中における針刺し等の事故につきましても同様でございます。
  次に、(3)でございます。これまでの注射針等の不法投棄でございますが、詳細な統計はありませんものの、昨年度、久喜市内の集積所に収納タイプの注射針が多数投棄された事例がございます。
  次に、(4)でございます。収集カレンダーの25ページ「清掃センターで処理できないもの」として、感染性のおそれのある医療系廃棄物の処理につきましては、医療機関や薬局へご相談いただきたい旨を記載するとともに、お問い合わせをいただき次第、個別にご案内しているところでございます。在宅医療に伴う廃棄物は今後も増加していくことが考えられますことから、よりわかりやすく詳細な内容により、収集カレンダー、広報紙やホームページなど、さまざまな媒体を通じて周知してまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 丁寧にご答弁いただきまして、ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。
  先ほどのご答弁の中でも、医療廃棄物の処理について、適正に処理は、衛生組合の中でも案内をしているというお話もあったのですが、先ほども、収集カレンダー等では感染性のおそれのあるものについては医療機関や薬局にお出しくださいというような案内をしているというふうには今もお聞きしたのですが、一般の市民の方というのは多分それだけだとよくわからないと思うのです。先ほど細かく、注射針とか、そういったものは医療機関とか薬局で、それもチューブとか感染性のおそれのないものは組合のほうで処理しますというふうにお答えいただいていたのですけれども、住民の方々には多分そこまで細かい取り扱いというのがまだ届いていないと思うのです。そういったものをやっぱりもう少し詳しく周知するという活動が当然必要になってくると思います。これから衛生組合だよりとかホームページとか、多分そういったところでも周知をしていただけるとは思うのですが、具体的にどのような内容をもって周知を図ろうと考えているのかというのを教えていただきたいなというのが1つです。
  2つ目は、少し、ちょっと具体的に聞きたいのですが、針のついていない注射の筒とか、よくシリンジと呼ばれているものとか、あとインスリンの注入器とかインスリンのカートリッジ、針のついていないもの、そういったものの扱いというのは具体的にどうなのか教えてほしいと思います。それは、各自治体の衛生組合とか、そういうところによってちょっと扱いが違うみたいなのです。医療機関とか薬局に返してほしいとしているところもあるし、組合とか行政のほうで処理できますと案内をしているところもあるのですが、この久喜宮代衛生組合ではどうなのかというのをお聞きしたいと思います。それが2点目です。
  もう一つ具体的に聞きたいのは、医療廃棄物を衛生組合に出すときに、透明の袋に別に入れてとかと、そういう何か細かい指定というのはあるのでしょうか。そのまま、普通にほかの生ごみとかと一緒に入れればいいという扱いなのでしょうか。ちょっと、その辺の具体的な取り扱いがどうなっているかというのをお聞きしたいと思います。
  それで、次に聞きたいのは、今市内の薬局で、注射針を回収している薬局も中にはあるのです。私の調べた中では、これは久喜の市内なのですけれども、わかば薬局、アイン薬局、あけぼの薬局と、病院のすぐ隣にある院外薬局になるのですが、そういったところは注射針の回収をしているのです。ほかの自治体とか組合なんかも、東京都内とか草加市なんかは取り組んでいるのですけれども、薬剤師会とか医師会も含まれるのかもしれませんけれども、そういったところと協議をした上で、市内とか町内の薬局にご協力いただけるような体制、そういったものを構築して注射針等の回収を行っているのです。そういったことがこの久喜市、宮代町でも取り組むことはできないのかという観点でお聞きしたいと思います。すぐにやるというのは多分難しいと思うので、まずは協議の席をつくって、情報を共有して、では理解を皆さんがしたので、薬局で回収するとか、どうなるかわかりませんけれども、そういった協議の場をつくるというのはできないのかと思います。これは組合だけではなくて、久喜市や宮代町の担当課が当然入ってきますから、健康医療課とか健康介護課とか、多分そういったところもかかわってくる話なので、行政の中でも横の連携をしながらそういったものができないかというのをお聞きしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 新井議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 青柳浩行君登壇〕
業務課長(青柳浩行君) 新井議員の再質問に対しましてご答弁申し上げます。
  まず1点目の住民へのお知らせを具体的にということでございますが、新井議員おっしゃるように、たしか今現在では収集カレンダーの25ページに、感染性のおそれのある医療系廃棄物の処理につきましては、医療機関や薬局へご相談いただきたい旨を記載しているだけでございまして、確かに住民からいたしますと、ほかのものは、医療系廃棄物はどういうふうに排出したらよいかわからないということがあるというふうに考えております。その点につきましては、近隣自治体におきましてもわかりやすい、絵を使ったりとか写真を使ったりとかして、燃やせるごみはこういったもの、燃やせないごみはこういったもの、針のついているものは医療機関というふうにきちんと分けて、そういったわかりやすい収集のお知らせをしているところもございますので、今後そういったわかりやすい周知方法を、ルールづくりをしていきたいというふうに考えております。
  続きまして、針のついていないものの取り扱いでございます。現在におきまして、針先が鋭利な注射器や注射針は医療機関、薬局への返却をお願いしておりますが、針が完全に本体やケースに収納されるなど、安全性が確保されているものにつきましては衛生組合でも受け入れをしているところでございます。
  それと、袋の指定はあるのかということでございますが、医療廃棄物に関して特別に袋を指定しているということはございませんで、燃やせるごみ、燃やせないごみ、そういった中に一緒に入れていただいている状況でございます。
  続きまして、医療機関等との協議をということでございますが、ご指摘のとおり、現在医師会ですとか薬剤師会とかとの協議等はしていないところでございます。今後、排出について明確なルールを策定していく中で、医師会等と意見交換をしながら策定していきたいというふうに考えております。
                 〔「薬局と店頭回収も含めて、そういう協議をするのでし
                   ょうか。それをさっきちょっと聞いたのだけれども」
                   と言う人あり〕
業務課長(青柳浩行君) 医師会と薬剤師も、その中に薬剤師会も入るのかなというふうに考えております。意見交換をさせていただきたいというふうに思っております。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) わかりました。ありがとうございます。
  医師会、薬剤師会とも協議の場を設けていくという話もいただいたので、その中で特に薬局の店頭回収、そういったところについてもご相談をまずは投げかけていただきたいと思います。それは先方の都合も当然あるので、どうこうというのはまだわかりませんけれども、住民の方が気軽に寄れる薬局で店頭回収を協力いただけるところがあれば、そういったところもご協力できませんかねというのもひとつ協議の中に、内容に入れていただきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で新井議員の質問を打ち切ります。
  次に、大橋議員、お願いいたします。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) 10番、大橋きよみです。通告に従い、質問させていただきます。
  1、焼却炉・処理能力の適正について。ごみ問題は、生産・消費活動に常につきまとうものです。そして、さまざまな問題を引き起こす危険性が潜んでいるため、環境問題の中で特に重要だと言えます。適正に処理していくことが持続可能な社会につながることだと考え、以下伺います。
  (ア)、エネルギーロスを減らすには、焼却炉の処理能力が適正であることが大事だと考えます。今後、久喜市と宮代町の焼却処理量の推移をどのように考えているのか伺います。
  (イ)、ごみの減量が進んでいけば、稼働率の低下に対し何らかの対策をしていく必要が出てきます。考え方を伺います。
議長(角野由紀子君) 大橋議員の質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 大橋議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。久喜市及び宮代町から発生したごみの焼却処理量の過去3年間の実績は、平成28年度が3万6,524.38トン、平成29年度が3万5,892.79トンで、前年度と比較して約1.7%の減、平成30年度が3万5,045.06トンで、前年度と比較して約2.4%の減でございます。今後につきましても、循環型社会の形成に取り組んでいくこと及び人口が減少傾向にあることなどから、焼却処理量は減少していくものと考えております。
  次に、(2)でございます。現在、久喜宮代清掃センターでは、1日当たり24時間運転で75トン焼却処理できる炉が2炉ございまして、原則1週間に7日間連続して稼働しております。菖蒲清掃センターでは、1日当たり8時間運転で15トン焼却処理できる炉が2炉ございまして、原則1週間に月曜日から金曜日の5日間稼働しております。また、八甫清掃センターでは、1日当たり24時間運転で52.5トン焼却処理できる炉が2炉ございまして、原則1週間に月曜日から金曜日までの5日間連続して稼働しております。しかしながら、これらの焼却炉は常にフル稼働しているわけではなく、燃やせるごみの搬入量を確認しつつ、残量が少量の場合には、効率性等を考慮し、2炉中1炉のみの稼働をさせるなどして処理を行っております。今後につきましても、燃やせるごみの量が減少した場合には、1炉での稼働日を増やす、また焼却炉の稼働休止日を設けるなどいたしまして、適正で効率的な運転に努めてまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) 答弁ありがとうございました。
  焼却処理量は計画どおりだったかということをお聞きしたいのと、あと現在の稼働率、焼却炉に対しての稼働率が何%かお聞きしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 暫時休憩いたします。

    休憩 午前11時27分

    再開 午前11時31分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  ここで休憩をとります。

    休憩 午前11時32分

    再開 午前11時45分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  大橋議員の再質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 大橋議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず1点目、処理量は計画どおりかというご質問でございますけれども、久喜市及び宮代町一般廃棄物ごみ処理基本計画と比較いたしますと、昨年度の実績で申し上げますと、若干計画よりも減少傾向にあると考えております。
  続きまして、稼働率でございます。稼働日数における3センターの稼働率を申し上げますと、久喜宮代清掃センターが約27.3%、菖蒲清掃センターが75.0%、八甫清掃センターが53.6%、3センターを合計いたしますと約40%でございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔10番 大橋きよみ君登壇〕
10番(大橋きよみ君) 稼働率が低いと、投入エネルギーのロスと無駄なCO2の排出があるということで、地球温暖化につながるということを本で読んだのですけれども、現在燃やせるごみの中に以前だめだった靴やボールとかがありますが、これらのものが燃やせるのなら、今後燃やせるごみの種類が増える可能性があるのか、またそれとは逆で、将来ごみの分別が久喜市、宮代町はとても進んでいると思うのですけれども、それによって燃やせるごみが減少すると考えたとき、今後新しいごみ処理施設の焼却炉を決定する委員会等に炉の大きさの資料提供、こういったことの細かい資料提供をする考えがあるか伺いたいと思います。
議長(角野由紀子君) 大橋議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 小島靖之君登壇〕
施設課長(小島靖之君) 大橋議員の再々質問に対してご答弁申し上げます。
  今後の燃やせるごみの減少に伴いまして、新たなごみ処理施設への助言といいますか、アドバイスでございますけれども、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、ごみ処理基本計画よりも焼却量は減少している状態でございます。このことにつきまして、久喜市に助言し、資料を提供してまいりたいと考えております。
議長(角野由紀子君) 以上で大橋議員の質問を打ち切ります。
  以上で組合に対する質問を終了いたします。

                        ◇                      

    ◎次会の日程報告
議長(角野由紀子君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
  次会の日程を申し上げます。次会は、10月25日、金曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論、採決を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。
  また、成田議会運営委員長からも報告がございましたとおり、議案質疑書の締め切りは10月16日、水曜日、正午までとなっております。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係のない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容を理解しやすいように、具体的にわかりやすく記入くださるようお願いいたします。
  なお、議案質疑通告書につきましては、持参、ファクス送信、メール送信のいずれも可といたします。

                        ◇                      

    ◎散会の宣告
議長(角野由紀子君) 本日はこれにて散会いたします。
    散会 午前11時51分